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2025年5月16日金曜日

5月16日金/投資の世界はわからない

◇ あんぱん・ラジオ

 早朝にゴミを出し、昨日の「あんぱん」をもう一度観て、日記の下書きを済ませてからようやく眠る。昼前に起きあがり、今朝の「あんぱん」を観る。朝、のぶ・今田美桜は布団のなかで目を覚ますと、隣りで寝ている蘭子・河合優実がいない。起きあがり、そっと蘭子を探しにいくと、蘭子は外の作業場で、豪ちゃんが残していった半纏を見ていた。半纏を触り、目を閉じ、ぎゅっと握りしめる。官能的な描写。のぶはそれを静かに見ている。ナレーション「豪の出征から数ヶ月が経ち、のぶたちが女子師範学校を卒業する日が近づいていました。」 昭和13年1月、のぶとうさ子・志田彩良が女子師範学校の廊下を歩いている。うさ子「お正月、うちに帰ったら、結婚せえ、結婚せえてもううるそうて。お見合い写真がこじゃんと…。のぶちゃんは?」「どこの学校に配属になるか、まだわからんがよ。母校に行けたらええがやけんど。」「のぶちゃんも大変やねえ。」 のぶたちが寮の部屋で慰問袋を作っていると、ノックをする音がして、黒井先生・瀧内公美が入ってくる。すぐに立ちあがる4人。うさ子「黒井先生、どうなさったがですか?」 黒井「朝田さん、気になる話を聞きました。柳井嵩子、という差出人の手紙を何通も受け取っていますね。」 黙るのぶ。「答えなさい!」「はい…」と小さく返事をする。「その手紙はどこに?」 のぶは答えられない。黒井「小川さん、朝田さんの引き出しを調べなさい。」「はい」といううさ子の声にかぶるように「自分で、開けます…。」 のぶが引き出しを開けると手紙が入っているのが見える。「手紙をすべて持ってきなさい。いいですね?」といって、黒井は部屋を出ていく。場面は教室になり、黒井が手紙の差出人の名をのぶに見せる。「これは偽名ですね?」「はい…」 教室には黒井先生とのぶのふたりだけ。「手紙の相手は?」「柳井嵩さんという、尋常小学校からの友だちです。」「女子師範学校生でありながら、ふしだらにもほどがある。」「けしてやましい関係ではありません。」「信じられませんね、男女間の友情など。」 黒井が手紙の中身を確かめる。銀座の街を楽しむたかしのイラストをじっと見ている黒井を見て、笑いがこみあげたのぶはうつむく。「なにが可笑しいんですか?」「わたしが子どものころ、このひとの絵に救われたんです。」「救われた?」 子どものころ、改札で父を見送るのぶを描いたたかしの絵を見せてくれた場面が回想される。「わたしがしんどいとき、いっつもそばにおってくれたひとです。」 そう話すのぶにはこみあげてくるものがある。「けんど…、もう手紙がくることはないと思います。」といって、涙をこらえる表情をすると、黒井も心情を汲みとった顔つきになる。「あなたはやっぱり弱い。」 のぶは先生の顔を見る。「結婚して、家庭に入り、子どもを産み、忠良なるニッポン国民に育てあげる。それも女性として、正しい、忠君愛国の道でしょう。そちらの道に行くなら、わたしはあえて、引き止めません。この手紙のことも、学校に報告するつもりはありません。」 黒井は手紙を机に置き、教室を出ていこうとする。のぶ「ひっとつ、うかがってもよろしいですか…?」 黒井は立ち止まり、ふり返る。「先生は、なぜそちらの道を選ばず、教師になったがですか?」 少しの間のあと、黒井はとつとつと語り始める。「一度…、結婚したことがあります。女子師範を卒業してすぐに、嫁ぎました…。3年間…、子どもができず…、婚家を追われました。」 話しながら、黒井はくちびるをふるわせる。のぶは眉間にしわを寄せて聞いている。黒井はまた強い口調に戻り、「ほかに質問は?」「いえ…」 黒井は教室を出ていく。黒井先生の背景が初めてうかがわれる場面だった。オープニングタイトルを挟み、寮の部屋、後輩ふたりとのぶが掃除をしている。「朝田さん、卒業後は決まったがですか?」「まだ。地元に戻れたらええがやけんどね。」「淋しくなりますね。」「泣いてもええがで。」 笑う3人。ノックの音、黒井先生が入ってくる。立ちあがる3人。「朝田さん、卒業後の配属先が決まりました。」といって、その通知をのぶに渡す。「ありがとうございます。」 黒井は出ていく。のぶは通知を開くと笑顔になる。「たまるかあ…!」 そこには「御免与尋常小学校訓導ニ任ス」と書いてあった。場面は道場に替わり、のぶとうさ子がなぎなたの稽古をしている。うさ子「引き分けやね。」 のぶ「うん。」「ありがとうございました。」と互いに礼をして、笑うふたり。ナレーション「うさ子は学校に残り、黒井先生のもとで、後輩たちの指導にあたることになりました。」 のぶ「黒井先生には感謝しちゅう。先生のおかげで、うちの進む道がはっきりわかったがよ。御免与尋常小学校の教師になれるらあて、最高や。きっと夏休みにうさ子ちゃんが一緒にいって、お願いしてくれたおかげや。」「のぶちゃん…、がんばってよ。」「うさ子ちゃんも。」「うん。うちは黒井先生を一生お支えする。」 笑顔のふたり。ナレーション「そして、卒業式の日。」 場面は教室、机にはそれぞれ、筒状に丸められ、リボンが結ばれた卒業証書が置いてある。黒井先生「2年間にわたる、女子教員としての修練を終え、本日、高知県立女子師範学校を卒業せんとするみなさん、まことに、おめでとうございます! いよいよこれからは、みなさんがこの学び舎でつちかった知識と、技能を実践し、祖国ニッポンの礎となり、宝となる、有為の人材を育成してゆく日々が始まります。熱き血と、涙をもって、しっかりおやりなさい!」「はい!」と生徒たち。「目下の大陸での戦いは、わが皇軍の大勝利で終わることは疑いありませんが、その日までは、まだしばらくかかるでしょう。さて、ここで改めて問います。みなさんは、この国家非常のとき、女子教員として、いかなる覚悟でおられますか? 小川うさ子!」「はい!」と立ちあがり、「わたしたちは、あらゆる苦難にもめげず、自身に課せられた教師の務めを、完遂する覚悟であります。」「朝田のぶ!」「はい!」と立ちあがり、「勝利の日まで、一命を落として銃後を支え、学びの庭で、がんばり抜きます!」 黒井「この戦いの、究極の目的はなんでありましょうか?」 生徒たちは声をそろえて、「東洋の平和、世界の安泰、御国の栄光!」「まさにそのとおり! みなさんは今ここに、本校を卒業する最後の資格を得られました。自信をもって、安んじていきなさい。わたしたちは、つねに、みなさんを見守ってます!」「ありがとうございます!」 場面は校舎の外、のぶが校舎から出てくると、黒井先生が校門の手前に立っている。黒井のすがたを見つけ、一瞬、歩くのが遅くなるが、黒井のほうに向かっていく。「黒井先生、2年間、お世話になりました。」といって、深くあたまを下げる。のぶが校門を出ていこうとすると、黒井が「朝田さん」と呼び止める。ふり向くのぶ。黒井「愛国の鑑たれ!」 のぶはもう一度、黒井先生におじぎをして、学校をあとにする。ナレーション「こうして、昭和13年3月、のぶは女子師範学校を卒業しました。」 のぶは朝田家に帰ってきた。祖父・吉田鋼太郎が「おお!」と声をあげる。のぶ「ただいま。」 祖父と祖母・浅田美代子が並んで座っている。その奥にいる母・江口のりこも「お帰り、のぶ!」 祖母「のぶう、この町で教師になるがやってえ?」 祖父「さすがわしの孫じゃ。故郷に錦を飾ったにゃあ。」「釜じい、くら婆、お母ちゃん、また実家暮らしになるき。よろしゅうお願いします。」 のぶは父の帽子に敬礼する。「お父ちゃん、ただいま帰りました。」 母も隣りで帽子に敬礼する。「あんた、のぶ、こじゃんとがんばりましたよ。」 場面は替わり、のぶは尋常小学校にやってきた。校門の前に立ち止まり、息を吸い込む。桜の花が舞っている。ナレーション「のぶは、母校の御免与尋常小学校で、新米教師として、第一歩を踏み出しました。」 のぶは廊下を歩き、3年1組の教室の前に立ち止まると、扉を開けて入っていく。笑顔ののぶが教壇に立つ。「おはようございます。今日から3年1組の担任をすることになった、朝田のぶです。みなさん、よろしゅうお願いします!」 ナレーション「新米先生、おはようございます! ほいたらね。」といって、今週は終わり。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。友田オレのラジオに出演したという松村が、友田オレのネタの歌を一緒に歌ったといって、ここでもまた歌いまくる。ラジオを聴きながら、ブログの更新を一気にふたつ。「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングまで聴いて、今朝の「あんぱん」をもう一度観る。

◇ はま寿司・投資

 夕方から外出。三ツ境のほうに歩き、eモールのはま寿司に。豚塩カルビ、合鴨、えび天握り、北海道産つぶ貝のキムチ和え軍艦、サーモン、まぐろ、まぐろレアステーキつつみ。770円。瀬谷の手前のマクドナルドに入り、読書していく。図書館で借りている「投資のきほん」をなんとか読み終えた。2023年刊、日経文庫。投資に関する入門書をなにか読んでみようとこの本を手にとったが、これが基本なのだとすると、投資の世界はわからないことだらけだ。いや、本を読んで知ろうとしてもだめか。自転車の乗りかたを本を読んで学んでも乗れるようにはならないのと一緒で、乗り始めてみるしか理解の方法はないのかもしれない。

 ブックオフに寄り、110円の文庫本、220円の単行本を1冊ずつ買っていく。クリエイトで買いものして、夜に帰ってくる。

◇ テレビ

 テレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」と、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・鎌田實)を観る。火曜の「The Wakey Show」は「コントライターズ」のコーナーだけ観ている。今回の作家はザ・マミィ林田、合唱のコントを書いていた。

 火曜に放送された「心おどる あの人の本棚」は牟田都子の回。大学時代に出会ったという本が「移動図書館ひまわり号」。夏葉社の本が出されていたが、大学時代だから実際に読んだのは復刻ではない本だろう。校正者の仕事をするうえで頼りにしている偉大な先輩たちの本のひとつが西島九州男の「校正夜話」。個人では200冊の本を校正してきた、そのなかで印象深かった本として、高橋久美子「いい音がする文章」をあげる。

 今夜の「ミュージックステーション」は、Jairo というヒューマンビートボックスのユニットのパフォーマンスから始まった。郷ひろみと「GOLDFINGER'99」のコラボがあって、そのまま、演奏ありの「GOLDFINGER'99」に突入した。提供バックの番組テーマ曲も今回は Jairo のヒューマンビートボックスだった。Number_i、XG、CUTIE STREET、&TEAM ら、ダンスグループが面白い。トークでは、イノッチが三宅健に偶然会ったという話から、郷ひろみは高倉健に会った話、タモリは陣内孝則に会った話をしていた。

 月曜から放送していた「THE SECOND」の事前特番は、今夜は東野幸治による解説の回だった。10分番組のあとに、今夜はもうひとつ1時間の事前特番もあった。ギャロップ、ガクテンソクのインタビューから始まるが、しかし、この番組は10分番組と内容が重複している。むしろ、10分番組のほうがこの番組のダイジェストなのか。こちらでは予選の対戦相手たちも多く映していた。

2025年4月30日水曜日

4月30日水/普通郵便で送ることにした

◇ テレビ・ラジオ

 早朝にいったん目覚め、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。朝、例の男が黒紋付き袴姿で朝田家を訪ねてきた。「ごめんください!」という声に出ていく母・江口のりこ。「朝早くからすみません。」「うちはいつも早いき、ええがですけんど。なんでしょうか?」「失礼します!」といって入っていく男に、外にいる祖父・吉田鋼太郎が「おいおい、おいおい、おい」と声を出す。座敷にあがり、手をつく男。「蘭子さんを嫁にください!」といって、あたまを下げる。蘭子・河合優実は「えっ?」と小さく声を出す。正面には祖父、上手に母と祖母・浅田美代子、下手には蘭子とメイコ・原菜乃華が座っている。「パン食い競争の手伝いにきちょった蘭子さんに、わしはひと目惚れをしました。郵便局で働くすがたも麗しく、ずっと、お慕いもうしておりました!」といって、またあたまを下げる。祖父はくちごもりながら「徴兵検査も受けんうちに、なんじゃ…。」「お言葉ですが、お祖父さま。」「お祖父さま?」「わしも、家業を継ぐ目処が立ちましたので、お願いにあがった次第です。」と大きな声を出す。母が「あんまり急なお話なもんで…。蘭子はまだ若いですし。」とやんわり言っても、「わしの母も、数えで十七んとき、父に見初められて結婚しました。まだ女学生やったき、人力車でうちから女学校まで通うたと聞いちょります。」といってゆずらない。「それはそれは」と祖母。「蘭子さんも、なんなら、うちから郵便局まで、運転手付きの自動車で通わせてもええです。」 祖父は驚きの顔をする。祖母「じ、自動車で郵便局…? たんまあ。」 様子をうかがう蘭子が「すみません、出勤する時間なので。」と立ちあがると、「じつにええにゃあ!」と男はまた大声を出す。蘭子が「はい?」と言うと、「蘭子さんのそういうきちっとしたところに惚れたがです!」と言われ、蘭子は余計に戸惑う。「失礼しました! 返事はまた改めて聞かせてください。」とあたまを下げて、男は帰っていった。緊張が解けた母「いやあ、びっくりしたわあ。」 メイコ「玉の輿かええ?」 祖母「田川さんて、材木の商いで、大成功しちゅうがあろ?」 立ちあがっていた蘭子は家族のほうを向き、間を置いてから「行ってきます!」といって出ていく。「行ってらっしゃい」と送る家族。蘭子が外に出ると、豪・細田佳央太が後ろ向きで仕事をしていた。豪の背中をじっと見てから、蘭子はそろそろと出勤していく。場面は女子師範学校に。なぎなたの授業風景、フォームがきれいなのぶ・今田美桜に比べ、うさ子・志田彩良はうまくできない。「のぶちゃん、すごい…」とつぶやくうさ子。先生・瀧内公美「たしかにスジはいい、初心者にしては。」 のぶ「ありがとうございます!」「小川うさ子! あなたにも真剣になってもらいます。素振りではつまらんでしょうから、試合形式で。」と言われ、うさ子は弱々しい声を出す。うさ子は先生を相手になぎなたをかまえる。先生の掛け声、すぐになぎなたを払われ、うさ子は手を放し、尻餅をつく。なぎなたの先端をうさ子に向け、「立ちなさい! これからのニッポン婦人は、温順貞淑なだけではいけません。いったん国家が非常時となったら、男は勇躍戦場へ。女も決然として、あらゆる道で祖国のために、尽くさなければならなのです! 立ちなさい、ボウフラ!」 見かねたのぶが飛び出し、尻餅をついているうさ子に寄り添う。「あんまりです、先生!」「あなたは自分が強いとでも思ってるんですか? 弱いものを守れると?」「勇ましさは持ち合わせちゅうつもりです。」 先生はうさ子に突きつけていたなぎなたを持ちなおす。「準備なさい。」 今度はのぶを相手に試合をする。のぶが「やあ!」となぎなたをふりまわすと、先生はそれをあっさりと払い、のぶになぎなたを突きつける。「やああ!」と再びふりかかると、なぎなたを一発でふり落とされ、のぶは床に倒れた。互いにじっと見るのぶと先生。「朝田のぶ! あなたはじつに弱い。ボウフラを守ることさえできない!」 先生は並ぶ生徒たちのほうに向き、「もっと強くなりなさい! 強くなければ、お国の役に立てません! 強くなれ!」「はい!」と答える生徒たち。のぶとうさ子は道場に残り、縁側に座っていた。「うちのせいで、いつもごめんで。」「ううん、でも、悔しいわ。」「ねえ、のぶちゃん。一緒に、強うならん?」「うちもおんなじこと考えちょった。」 場面は柳井家に替わり、たかし・北村匠海は勉強をしている。猫の鳴き声。様子を見に、叔父・竹野内豊が部屋に入ってくる。ノートを後ろから覗き込み、「うん、それが解けんがか?」 何分粘ったかと訊くと、半日と答えたたかしに「さっさと答えを見てみい。」と背中を叩く。「たかし、どういても数学が苦手やったら、数学は丸暗記や。」 叔父が1階に降りていくと、縁側に叔母・戸田菜穂が座っていた。「千代子?」「あなたのウイスキー、どんな味がするがやろかと思って。」 お盆に乗ったグラスのウイスキーをひとくち飲むと、叔母は咳き込んでしまう。「ようこんなもんが飲めますね?」 妻の様子を感じとり、叔父は近づき、叔母の隣りに座る。優しい口調で「どういたがな?」と声をかけると、「柳井医院は、ほんまに、あなたの代で終わってしもうてええがでしょうか?」「そのことはもうええ。」「あなたはいっぺんも責めんけんど、跡取りを産めんかった、わたしのせいです…。」「なに言うがな…。」 叔父は座りなおし、正座になる。「そんなん誰のせいでもない。」「けんど…」といって、叔母はため息をつく。叔父は「きみはこの家と結婚したがか? わしと結婚したがやないがか?」といって、叔母の顔を覗き込む。「わしより、この家に縛られたいがか? ん?」 叔母は黙っている。「わしは、千代子に惚れて、一緒になれて、これ以上の人生はないと思っちゅう。」 涙をこらえる叔母。「ひろしさん…。」 頬に手をあて、「そんなに見つめんといてください。」といって笑うと、叔父は叔母の肩を引き寄せる。夕方、場面は朝田家に替わる。帰ってきた蘭子が、重い石をもちあげようと苦労している豪を見て、「そんなん、ひとりじゃ無理やき。お祖父ちゃんは?」「また、腰痛めて休んじょります。」 蘭子は「豪ちゃん…」とかわいい声を出す。「うちの縁談、どう思う?」 豪はそう訊かれると、少し間を置いてから「お金持ちやし、ええ話やと思います。」と答える。蘭子は複雑な表情を見せるが、「そう…。そうでね。」といって、笑顔になる。豪は無表情。蘭子はその場を離れていく。朝田家には白衣を着たたかしの叔父がきていた。母「どうもありがとうございました。」 祖母「ありがとうございました。」 外に出てきた叔父に、蘭子が「先生、お祖父ちゃん?」と訊くと、「ああ、心配するほどのことはないき。」といって帰っていく。夜、そろばんを弾いている母のそばに「お母ちゃん」といって蘭子がやってきた。「ん?」といって、母はそろばんを続けていたが、そばに座った蘭子のほうを見る。「うち、あの話、お受けしようと思う。」 母は「ええ?」と驚きの声を出す。「よさそうなひとやし、こんなええ縁談もないかもしれんき。」「ちっと待ちなさい。蘭子はこのうちがいちばんええ言いよったやろ。」「ちゃんと考えて決めたがや。」「そんな大事なこと、あわてて決めたらいかん。ちっと待っちょき。」といって、母は赤い箱をもってくる。フタを開けると、なかには父からの手紙が入っていた。「お父ちゃんが出張に行くたびにくれた手紙や。」「たまるかあ。こんなにようけ…。」「なか読んだら、もっと驚くでえ。お父ちゃん、出張でほとんどうちにおらんかったけんど、いっつも手紙で伝えてくれた。お母ちゃんのこと、とればあいっつもいっつも思うちゅうか。」 蘭子は笑顔で話を聞いている。「蘭子にも、そういう大切なひとがおるがやない? うちのこと考えてくれるがはありがたいけど、自分をいちばん大切にせんと、いかんで。」「これ読んでいい?」と蘭子が訊くと、母は「あんたが本当に好きなひとと結婚するがやったら、読んでええ。」といって箱を差し出す。「ほいたらええわ。」「蘭子。」「うちもう決めたがよ。」といって、蘭子は階段をあがっていってしまう。手紙の入った箱を抱きしめる母。「結太郎さん…、どうしたらええですろうか…。」 母が悩むところで、今日は終わり。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはあぁ~しらき。ラジオを聴きながら梱包作業。大きなサイズの注文があり、今日は老健の面会に行くつもりでいたが、これを出さなければならなくなったからバスの時間には間に合わなくなった。ぼろぼろに傷んだ写真集なのだが、レターパックでは遅れないことはわかっていたが、いい値段をつけているからかまわないだろうと思って出品していた。測ってみると、長い辺は36センチを超えている。どう送っていいものか、郵便局のホームページを見ても判断がつかないから、とりあえず、梱包だけしておいて、郵便局で直接訊いてみるのがいいだろうと考えた。

◇ 郵便局・はま寿司・読書

 午後から外出。少し暑いくらいだが、金曜にまた寒くなるという予報なので、服を変えるのがめんどうになる。郵便局に行く前に、三ツ境の銀行に寄っていく。ゴールデンウィークに金の心配をせずにいられるとは、数年前からすると信じられないことだ。

 郵便局にて、梱包した本を見せ、どう送ったらいいかを相談すると、最初にまず、ゆうパックを提案された。これはホームページでも確認していて、ゆうパックならば1200円になるのだが、郵便局に直接持ち込むと100円ぐらい安くなる。ほかの方法としては、普通郵便でも送れるそうで、こちらは920円。届くのが連休明けになってしまうかもしれないというのだが、少しでも安いほうがいいから普通郵便で送ることにした。ただし、配送状況の確認はできず、そこは不安ではある。宛名のシールを記入し、お願いしたが、しかし、よく考えてみると、おそらく受取確認もないのだ。連休中に届かなかった場合、問い合わせでもあったらどう答えたらいいのか。

 荷物が軽くなり、eモールのはま寿司に。あぶらがれい、大葉真いか握り。肉じゃが、ハンバーグは初挑戦。えび天握り、豚塩カルビ、それと、今日までのクーポン券を使うため、濃厚ガトーショコラを初めて注文した。110円引きになり、924円。はま寿司にいるあいだに母から電話があり、しょうがないから出たが、要領をえない会話だ。老健の面会には明日こそ行くつもりだが、一週間以上空いてしまうのは施設の都合以外では初めてだ。

 瀬谷の手前のマクドナルドに入り、スイーツは食べてしまったから、ここではアイスコーヒーとポテトを食べた。320円。「bounce」をようやく読みながら新譜のチェック、少し仮眠をしてから、読書をする。

 図書館で借りている、速水健朗「1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀」を読み終えた。2023年刊、東京書籍。速水健朗が「田村淳のNewsCLUB」でこの本の話をしていたのを聴いて、世代が近いこともあって面白そうだと思ったのだが、実際に読んでみると、この世代が体験してきた流行や事件を時系列に並べてみせただけで、かなり物足りない本だった。それぞれのトピックは別に「1973年生まれ」だけが体験しているわけではないだろう。速水健朗自身の体験もときどき書かれているのだけど、自分よりは2歳上という差はあるものの、うちにも2歳上の兄がいたからまったく知らないわけではないが、どうもあんまり共感のできないものが多かった。幼少期の体験は家庭ごとの差が大きくなってしまう。

◇ テレビ

 夜になってから帰宅し、テレビ番組をあれこれと。「NHKニュース7」を観てから、今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは研ナオコ・野口典夫夫妻、夫婦での出演は4年ぶり、2021年以来。

 月曜深夜に放送された「耳の穴かっぽじって聞け!」では、久保田が2ヶ月ぶりに復帰した。元日に放送された東野幸治がゲストの回の続きがお蔵入りになっていて、それがようやく放送された。コンビを組もうと思ったことはないのかと井口に訊かれると、東野は「ない」と即答する。さんま、紳助がヒーローだったから、ピン同士のそのスタイルに憧れたという。今田耕司とは若いときはずっと一緒にいて、同じような感性だったが、今は離れて仕事しているから考えがまったく違うようになってきているそうだ。今田と違う思考になっているから、コンビではないこのやりかたが正解だと思うようになったという話だった。

 昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画の「芸能界もしものピンチ対策会議」。菊池風磨が出演。もらった著書を読んでなかったらどうするかという話題で、「ミュージックステーション」では、放送後にタモリの楽屋に並んでCDを渡すという流れがあるのだという話をしていた。Timelesz の新メンバー、原嘉孝もVTR出演。番組最後には、齊藤京子も出演している菊池風磨主演映画の宣伝があった。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」はフットボールアワー後藤がMCを務めた。ついに「電気イスゲームトーナメント」の決勝戦だが、浜田は決勝を観ることがなく、休養してしまった。1回戦で負けた劇団ひとりが今回はパネラー席に座っている。決勝は小籔千豊と千原ジュニアの対決。ジュニアがまず電流を食らうが、得点をリード。かと思えば、互いに電流を食らい、0点同士になった。接戦になるが、最終的には小籔が電流を3回食らい、千原ジュニアが優勝した。7回にわたった電気イスゲームがこれで終了した。この完成度の高いゲームをこれっきりで終わらせはしないだろうが、これだけのメンバーでやってしまったあとにはどんなメンバーを集められるだろうか。番組後半は「ハニートラップ1年後に「今度はホントに…」と誘えば再び食らわせることも可能説」。お見送り芸人しんいちをターゲットにしたドッキリの1年ぶりの続編にあたる。この企画も電流によってドッキリが明かされる仕掛けで、どこで電流に引っかかるかを仕掛ける「電気イスゲーム ハニートラップ特別編」になった。一発目から引っかかるしんいちだが、しかし、なぜかドッキリだとは気がつかない。だんだん状況を理解していくしんいちだったが、理解したのに、勝ったらエッチできるとまだ思ってるのがくだらない。仕掛け人の女性、三輪晴香も電流に当たり、なぜかいい勝負になってしまい、最終的には三輪晴香が勝利し、5万円を獲得した。

 今夜の「あちこちオードリー」は、先週は若林が声が不調のまま出演していたが、今週は不在になった。春日ひとりだけの「あちこちオードリー」に、ゲストは、ウエストランド井口、ラランドサーヤ、蓮見翔という3人。この特殊状況で「自作自演ですが、反論してイイですか?」という新企画になる。サーヤは「「Xはおしまい」言ったのに続けてて草」という自作の悪口に「あなたが怒りを向けるべきは政治なんです。」と反論する。蓮見は「ダウは演劇の感じが苦手で見てられない」と自作、それに対し、「全体の空気がもう終わってるんで、演劇って。」「お前らが客足途絶えさせたんだろっていう。ねえ、佐久間さん!」 蓮見の演劇界への悪口が止まらなくなる。

2025年4月28日月曜日

4月28日月/損を被るのは失う側のほう

◇ 雑誌

 早朝、楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」の巻頭グラビアページには渡邊渚のインタビューがあった。たけしの連載では初めてフジテレビ問題を語っている。「ホリエモンも当時とはだいぶ感じが変わったように見える。(略)今も過激なことは言うものの、改良されたというか少し老獪になった感じがある。(略)一方で、「テレビ局はおかしい」と堂々と言えた純粋さは今も残っているのか? まァ、課題の多いフジテレビを本当に変えられる存在になるのか楽しみではあるね。」 横山剣さんの連載コラムは前号で最終回を迎え、今号では岩崎宏美と対談している。そのほか、「あんぱん」の今田美桜に好意的な評価の記事が2ページ、英勉監督と國村隼がコメントしている。永野芽郁の不倫報道に早くも唐田えりか方式の禊を予測する記事や、浜田の復帰は「ごぶごぶフェス」の可能性、そこに松本のサプライズ登場があるのではという記事なども。「週刊現代」には早くも参院選の予測記事が出ている。

 「週刊プレイボーイ」では、ピエール瀧の新連載が始まった。もやしソバをテーマにした「ピエール瀧の萌え萌やしソバ探訪録」。第1回では、後楽園にある新三陽という店のもやしソバを紹介する。王貞治が通っていたという店だそうで、王さんはいつもなにを頼んでいたのかと店員さんに訊いてみると、奇しくも「もやしソバです。」という答えが返ってきた。この連載は写真は掲載せず、文章とイラストだけでもやしソバと店の様子を伝えている。

 「アサヒ芸能」のテリー伊藤の連載対談は尾藤イサオがゲスト。テリー伊藤はビートルズの武道館公演のときに尾藤イサオを観ていた。10歳から16歳までは曲芸師、それから、大橋プロダクションというナベプロの下請けみたいな事務所に所属し、「フランツ・フリーデルとファイア・ボール」というバンドに入り、前歌をやっていたという。事務所の先輩だった鹿内孝が忙しくなり、ブルー・コメッツが空いたら今度はフランツがブルー・コメッツで歌うようになって、それで「尾藤イサオとファイア・ボール」というかたちになるというわけだ。

 「SPA!」の「エッジな人々」にはチャンス大城が登場。旧知の仲だというデザイナーのMUNEがインタビュアーを務める。ハードコアチョコレートの代表を務めている人物なのか。

◇ テレビ・ラジオ・SNS

 早朝にゴミを出してから眠り、目が覚め、今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜がいよいよ女子師範学校の寮に入る。この回は制服姿で登場だ。家族に見送られるのぶ。桜の花びらが舞っている。祖母・浅田美代子「つろうなったら、いつでも戻ってきてええがやきねえ。」 次女の蘭子・河合優実「くら婆、大げさやき。奉公に行くわけやないき。」 笑うのぶ。弟子っ子の豪・細田佳央太も出てきて、家族の後ろからガッツポーズを送ると、のぶもそれに応える。祖父・吉田鋼太郎だけは仕事を続けていて、三女のメイコ・原菜乃華が「かま爺、のぶ姉ちゃん、もう行くで。」と言うと、祖父は「おう。」と答える。メイコ「たまるかあ。かま爺、めそめそしゆる。」 のぶ「朝田のぶ、ええ先生になれるよう、一生懸命きばってきます。行ってきます。」 制服に帽子をかぶり、風呂敷包みを抱えて歩いていく。たかし・北村匠海は物陰からそっと見送っていた。そこに自転車を押したヤムさん・阿部サダヲが通りかかる。たかしはのぶが歩いていくほうを見続けている。ヤム「片や新天地へ、片や浪人、みじめだなあ。花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生だ。」 これは井伏鱒二の言葉だ。「さよなら。がんばって。」とつぶやくたかしに、ヤム「お前もな! 二度と線路で寝るなよ。」「すいません」と謝るたかし。制服姿ののぶとうさ子ちゃん・志田彩良が女子師範学校にやってくる。ふたりは校舎を見上げ、のぶ「うさ子ちゃん、緊張するねえ。」 うさ子「うち、夕べ眠れんかったわ。」 場面は教室、着物姿の担任の先生・瀧内公美があいさつする。「みなさんには、ニッポン婦人の鑑たるべき、女性教師になっていただきます。覚悟はできていますか? 返事は?」「はい」という生徒たちを「声が小さい!」と叱りつける怖い先生だ。「ここでの2年の修練を経て、あなたたちは教師となります。ニッポン国の将来を担う、子どもたちを育成するために、あなたがたの役割はとても重要です! 肝に銘じること!」「はい!」と返事をしたときに、うさ子ちゃんが机に置いてあったペンを落としてしまった。緊張が走る教室。うさ子は身をすくませるが、隣りの席ののぶがゆっくりと立ちあがり、代わりに拾ってあげた。先生に礼をして、のぶが座ろうとすると、「あなたの覚悟を言ってみなさい。」と問われる。「はい! 私は、家族みんなの支えがあって、ここにきました。それに応えるための努力は惜しまんつもりです。」「家族のために?」「はい。」 先生は笑顔の表情から、さっと目を剥いてみせる。「愚かしい! みなさんの学費は官費です。お国のために尽くす覚悟がないものは、去りなさい!」 のぶは戸惑いの表情。寮の部屋に向かいながら、うさ子「ごめんね、うちのせいで。」 のぶ「強烈やね、あの先生。」 廊下の突き当たりには、メガネの背の低い女学生が腕組みをして立っていた。のぶ「あのう、203号のお部屋はどこでしょうか?」と訊くと、無言で右手を横に差し出す。部屋に入り、二段ベッドにうさ子が腰をおろすと、のぶも隣りに座る。うさ子「うち、くるとこ間違うたかもしれん。」 のぶ「えっ?」「先輩らあもみんな怖そうやし、ここで一緒に暮らすらあて、息が詰まって死にそうや。」 そこにさっきのメガネの女学生が、がちゃっと入ってきた。ふたりはさっと立ちあがる。のぶが部屋の真ん中に置いた荷物をどけると、女学生はため息をつく。女学生が二段ベッドの上に「タキさん、もう頭痛治りました?」と声をかけると、布団をはらって起きあがる。誰もいないのかと思ったら、ベッドで寝ていたのだ。「この新入りらあのせいで、ひどくなった。」といって、ベッドから降りてくる。「大変失礼致しました。1年の朝田のぶです。」「小川うさ子です…。」 大きな声ののぶと、消え入りそうな声のうさ子。メガネの女学生「2年のコウリヤマです。こちらは、室長のシラスさん。まず、廊下は私語禁止。先輩に会うたら一礼し、道をゆずること。」 うさ子が返事をしないでいると、「返事は?」とコウリヤマ。室長「このひとはもう、退学するがやと。」 うさ子「いえ、まだしません…。」 のぶ「先輩がた、よろしゅうお願い致します。」 うさ子「よろしゅう…」 コウリヤマ「声が小さい!」 ふたり「よろしくお願い致します!」 室長「うるさい!」 コウリヤマ「医務室でお薬をいただいてきましょう。」 コオリヤマは室長を連れて出ていく。翌朝、のぶが寝ていると布団をはがされて起こされる。寝ぼけながら「まだ6時前やろ…?」と言うと、室長「あたしらあは起床1時間前には起きちゅう。」 コウリヤマ「1年生は先輩より早う起きること!」 状況に気がつき、のぶは「はい!」といって、ベッドにぶつかりながら飛びあがる。ナレーション「朝は6時起床。先輩たちのお世話をしたあと、7時朝食、8時半登校。」 教室の風景になり、ナレーション「学校での授業を終えたあとは、寮に戻り、午後6時、夕食。」 廊下を歩いていると先生が通り、端に寄って一礼をする場面がある。ナレーション「7時から9時まで、自習。」 寮の部屋で、4人並んで自習をしている。のぶが声に出しながら覚えていると、室長「うるさい。呪文を唱えない。」「すみません。」 ナレーション「9時半、就寝。ようやく一日が終わったと思いきや…」 のぶが寝ていると、コウリヤマに起こされる。「室長がご不浄に行かれるき、洗面器。早う!」 ナレーション「先輩が夜中にご不浄に行くときは、洗面器に水を入れて待つのも、1年生の務めでした。」 のぶが抱えている洗面器の水で室長が指を洗い、のぶが手ぬぐいを渡す。いっぽう、浪人生のたかしは柳井家の食卓にいた。叔母・戸田菜穂がたかしにお茶を出しながら「ちひろさんは、ゆくゆくは4年生で全科目を修了して、1年早う、高知第一高等学校を受けることになったがよ。」「ちひろから聞きました。あいつはすごいです。」「弟に先を越されるかもしれませんよ。」「はい。」「あんなに優秀なのに、病院を継ぐ気がないなんて。たかしさん、もういっぺん、医大に行くことを考えてくれん?」 叔母はどうしてもたかしを医者にしたい。ちひろ・中沢元紀が「ただいま」と帰ってくると、叔母は「真剣に考えてみて」とたかしに言って、会話は終わる。たかしは部屋でマンガを描く。柳井医院の4コママンガを、「やっぱ違うな」と言って、まるめて捨てる。ちひろが部屋にやってくる。たかし「お前はいいよ。まずは高知第一高等学校に受かって、そのつぎは帝国大学の法学部か。」「そのつもりや」というちひろに「浪人生の兄を気遣って、少しは謙遜しろよ。」 ちひろは新聞をもってきた。「兄貴、共亜事件、知っちょうか?」「ああ…、うん。」とあいまいな返事をするたかし。「どう思う?」「大変な事件だよなあ。」「知らんことは知らん言うたほうがええぞ。」「すまん。」「拘留された政界や財界のひとたち、罪状を否認しゆう。無罪になるかどうか、まだわからんけんど。」 たかしは新聞を手にとる。ちひろ「わしは、正しいことが正しゅう認められる世の中にしたいがよ。そのために、一日も早う法の道に進みたい。民の味方になりたいがよ。」「そうか…。」「兄貴は、医者になりとうないがよ?」 たかしの表情が変わる。ちひろが「違うなにかを探しゆるがよ?」と訊くと、たかしは少しの沈黙のあと、もっていた新聞を机に置き、大きな声を出す。「こんな自分がいやになるんだよ! なんで生きてるのかわからないんだよ、俺は!」「ええぞ、兄貴。どんどん吐き出せ。」「このままなにもしないで死んでいくのかと思うと、怖くて夜も眠れないんだよ。」「そんなに悩みよったがか?」「叔父さんが言ってただろ? なんのために生まれて、なにをして生きるのかって。あれがぐるんぐるんまわってるんだよ、あたまんなか。俺は…、俺は…、」「なんな、遠慮せんで吐き出せ。」「ほんとは、絵を描きたいんだ。絵を描いて、生きていきたい…。」「それが、兄貴の答えか。」「叔父さんたちには絶対言うなよ。」というと、「そんな太い声出いたら聞こえじゃあ。」という叔父・竹野内豊の声。部屋の入り口には叔父と叔母が立っていた。叔父「たかし、本気なんがか?」 たかしの顔を映し、今日は終わり。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは怒髪天の益子直純。ラジオを聴きながら、1階の掃除をする。2階に戻り、ブログの更新をようやくひとつ。それから、「あんぱん」をもう一度観ていたら、あっという間に夕方になってしまった。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は千原ジュニアがゲスト。7年ぶりの出演。コント出身だが、改めて、話術の巧みなひとだ。下手に会話をしようとせず、ひとりしゃべりで完結させて、徹子さんを聞き役にさせてしまう。最後はジュニアが徹子さんに質問し、終始、ジュニアがイニシアティブを握っていた。

 昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」を観ると、この番組もようやく浜田が不在の回になった。「小手伸也丁半博打」という企画は、以前、浜田でやった企画の小手伸也版。レギュラーメンバーに加え、フットボールアワー後藤も出演。これは次週に続く。

 昨夜に放送された「NHKスペシャル」は、タモリと山中伸弥の「人体Ⅲ」第1集。MISIAと澤穂希がゲスト。これは眠気で朦朧としながら、倍速で観てしまう。

 昨夜の「べらぼう」はお休み、これまでの放送をふり返る「ありがた山スペシャル」という特番になっていた。出演者から、尾美としのり、水野美紀、中村蒼、ファン代表としてファーストサマーウイカが出演。

 TVer の配信が今月末で終わってしまう「素敵な選TAXI」を、最終回までようやく観終わった。先に小説版を読んでいたからその確認のように観てしまったが、主題歌を歌っている aiko が登場する場面は小説にはなかった。

 SNSから、令和ロマンくるまが吉本退所という驚きのニュース。令和ロマンの YouTube で語られているというのでその動画を観ると、くるまが自ら飛び出したのかと思ったら、吉本から契約解除になったということなのか。動画ではふざけながら楽しくしゃべっている。くるまが真似ている口調からすると、藤原寛との話し合いがあったのか。オンラインカジノの問題が出たときに、令和ロマンが出した謝罪動画が問題視されたということのようだが、しかし、これが吉本にとっては契約解除しなければならないほどの不利益なことなのか。さっぱりわからないな。令和ロマンにとってはたいしたデメリットがあるようには思えない。損を被るのはくるまを失う側のほう、吉本と劇場の観客たちだろう。

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8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌  今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニ...