2021年8月6日金曜日

8月6日金曜日/早稲田の箱根山

◇ 原爆の日

 朝早く目覚め、 TBSラジオをつけると、森本毅郎が夏休みで、喜入友浩アナが代打を務めていた。ラジオから、今日は広島の原爆の日だと気がつかされる。喜入アナがとても情緒的に語っていて、平成5年生まれだというので、そんなに若いのかと驚いた。いや、二十代後半は若いかどうかというところだが、ラジオだと顔が見えないから、若さがわからなかったりする。戦争との距離感が、われわれの世代ともまた違うだろう。子どものころにはその意味を特に考えることはなかったが、昭和50年代には、子どもが読むマンガにも戦争の影はかなりあった。(たとえば、「ドラえもん」でも。) ドリフでも、「ひょうきん族」でも、戦争のコントをよく観ていた。





◇ 箱根山

 朝から都内に。京浜急行の蒲田から空港線に乗り換え、天空橋という駅から、東京モノレールに乗り換える。モノレールに乗れるのが今日はちょっと楽しみで、何年か前に、根本敬の作品を観るため、京浜島に行ったとき以来に乗った。大井競馬場前駅で降り、八潮のほうに用があったが、どうやらオリンピックの会場が近くにあるようで、チケットの券売所があったが、なんの競技かはわからない。午後はまた大幅に移動することになり、大江戸線の若松河田の近くまで行くことになった。ドトールを見つけ、ひと休みしていく。アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。グーグルマップを確認すると、早稲田と新宿のあいだぐらいのところで、早稲田まで歩いてみたくなるが、大きな公園があり、せっかくだからそこを通っていこうと思った。戸山公園という、なかなか広大な公園だ。公園内には箱根山という山があり、これもせっかくだから登っていく。今朝は海のほうにいたのに、午後には山に登るとは思わなかった。




◇ 早稲田

 公園を抜け、早稲田まで降り、キッチンオトボケに入り、ジャンジャン焼き定食を食べた。630円。それから、マクドナルドに入り、もう一度ひと休み。のどがからからで、アイスコーヒーをMサイズにした。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4515人に。神奈川は 2082人となり、ついに二千人を超えた。大阪は 1310人。埼玉は 1220人。千葉も千人を超え、1057人に。

 マクドナルドは1時間ほどで出て、早稲田通りを高田馬場方面に、古本屋に順番に寄りながら歩いていく。この通りを歩いたことがないわけはないと思うが、どういうわけか、早稲田の古本屋をじっくりとまわったことは今までなかった。早稲田に用があるとすれば、早稲田大学で、演劇博物館か大隈講堂に行ったぐらいしか記憶がないが、そのときは、大学のなかを通っていったかもしれない。しかし、キッチンオトボケでは何度も食べているし、少し前までは早稲田にもブックオフがあった。どこをどう歩いていたのか。初めて寄る古本屋ばかりだったが、コツがつかめず、なにも買わなかった。そしてもちろん、古書現世にも寄っていく。3月以来の訪問で、向井さんとしばらく雑談し、近況をいろいろと教わり、村西とおるのサイン本を見せてもらった。また長居してしまったが、失礼する前に店内を見させてもらい、横山やすしの対談本を買っていく。800円だったが、500円に負けてもらった。








 高田馬場まで歩き、ブックオフにも寄るが、こちらでは買うものなし。 山手線で渋谷に出て、東横線の各停で、のんびりと眠っていく。 最寄り駅に着き、電車から外に出ると、まるで蒸し風呂だ。クリエイトに寄り、炭酸飲料と、アイスチョコモナカを買い、すぐに食べた。夜遅くに帰宅し、すぐに眠ろうとしていたが、またニュースを確認すると、小田急線で大変な刺傷事件が起きていた。23時過ぎに眠る。

2021年8月5日木曜日

8月5日木曜日/猛暑・雑誌・映画

◇ 雑誌

 深夜から眠らず、早朝、まだ暗いうちに、近所の郵便ポストまで投函に。この時間はこんなに涼しいものだろうか。夜明け前に眠り、10時頃に目覚め、ブログの更新をまずひとつする。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」に、なんと、小林信彦のインタビューが載っていた。連載は楽天マガジンではカットされていたが、このインタビューは読めるのだ。連載コラムの最終回にあたり、これまでをふり返るインタビューだったが、大島渚に映画監督になるように勧められたという話は知らなかった。過去にどこかで書いてるだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。昼になるとやはり暑く、猛暑のなかを歩いていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 5042人に。ついに五千人を超えた。神奈川は 1846人。埼玉は 1235人。千葉も間もなく千人を超えるだろう。大阪は 1085人。

 昨日、綾瀬のブックオフで買った、「ミュージック・マガジン」の5月号をぱらぱらと読んだ。デイヴィッド・バーンのインタビューを読みたかったから買ったのだが、もちろん、「アメリカン・ユートピア」について訊いているインタビューだ。「舞台上のものをすべてなくすことで、観客たちは目の前にいる人物たちとつながることができる。」という、この発言は、舞台の客席に座るものの感覚として、とてもよく理解できる。扮装や小道具を多用するコントがなぜつまらないか。


◇ 映画

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を1本。「デッド・ドント・ダイ」を観た。公開時に観そこねていた、ジム・ジャームッシュのゾンビ映画。デイヴィッド・バーンのインタビューにはジャームッシュの名前も出てきて、それで、今夜、観てみようという気になった。ジャームッシュの作品はあまり観ていないから知らないが、まあ、これは異色作か。抑制的な笑いが効いていて、ずっと可笑しかった。映画を観たあとは、ラジオを聴きながら眠るが、暑さで、朝までに何度も目が覚めた。

2021年8月4日水曜日

8月4日水曜日/金メダルをなぜかじる


◇ 四ツ木

 朝から都内に。横浜から横須賀線に乗り、錦糸町まで。墨田区から北に向かい、荒川を渡り、葛飾区に入っていった。ある商店街に「キャプテン翼」ゆかりの地という看板があり、京成線の四ツ木駅の近くだったと思うが、「南葛」というからそうなのか、と思ったが、しかし、静岡の話じゃなかったか。小学生のころに読んだきりで、記憶がはっきりしなかったが、ウィキペディアにあたると、マンガのなかの南葛は静岡にあり、架空の土地のようだが、高橋陽一はまさに四ツ木の出身で、ここの「南葛」を由来としているのだとわかった。それにしても、少し外を歩いているだけで、息苦しくなるほどの暑さだ。




 昼には、綾瀬の近くまで行くことになり、バーミヤンに入り、ランチメニューの鶏肉と野菜の甘酢炒めランチを食べた。綾瀬なんてほとんど寄ったことのない街だと思っていたが、ブックオフを見つけ、ここは何度かきていると思い出した。いい本がいくつかあったが、傷んでいて迷い、結局、それらは買わなかった。読みたかった雑誌を2冊買っていく。綾瀬から千代田線に乗り、明治神宮前まで、熟睡して、一瞬も目覚めない。副都心線に乗り換え、東横線直通で横浜に戻ってくる。

◇ 読書

 東横線では読書をする。安藤礼二「吉本隆明 思想家にとって戦争とは何か」を読み終えた。読み始めてはみたものの、これは歯が立たないかと思い、序盤で何度も中断してしまったが、後半はわからないなりに調子よく読み進められた。吉本隆明が自らのうちにはらんでいた「詩人」と「批評家」の二面性。そして、吉本の批評につきまとう、わかりにくさの核心。吉本の批評は、対象となる作家と自らのあいだ、つまり、そのどちらにも帰属しない中間の領域にしか形成されないものであるとか、あるいは、親鸞のなかにある徹底的な解体への意思といった箇所に興味をもった。解体とは、知と愚、善と悪、生と死といった区別を解きほぐすことであり、最終的には「非知」に至るという。どうやら、「非知」に向かって着地することが、「知識」にとっての最終の課題らしいのだ。しかし、それが、最後は麻原彰晃の評価にたどりつきもした。

◇ ニュースなど

 横浜で、ヨドバシカメラに寄り、プリンターのインクを買っていく。有隣堂にも寄り、それから、ベローチェに入り、アイスコーヒーとあんぱんを食べた。ひと休みして、今度はビブレのブックオフに。ここでは4冊買う。地下のタワーレコードにも寄り、「bounce」をもらっていこうとするが、「bounce」はもうなく、代わりに「intoxicate」をもらっていく。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4166人に。大阪は 1224人。神奈川は 1484人。埼玉は 1200人。沖縄が 603人というのも、かなりまずいのではないか。文春オンラインからはまたオリンピック関連の記事があり、閉会式では、なんと、天皇陛下にマルバツクイズをやらせようという案があったのだと。そのほか、「クイック・ジャパン」の最新号が発売見送りというニュースも。

 夜に帰宅し、プリンターのインクをさっそく交換するが、インクのフィルムを剥がすと、インクが溢れ出したのかなんなのか、ふと気がつくと、指がインクまみれになっている。こんなことは初めてだ。その下に、たまたま今日もらってきた「intoxicate」があったからまだよかったが、その上にもインクがこぼれてしまった。売りものの本でも置いてあったら、とり返しがつかないことになっていた。

 また、ツイッターからニュースを見ると、河村たかしが金メダルをかじったという馬鹿としかいえないニュースがあった。映像でも確認した。すぐさま、「元気が出るテレビ」の高田純次を思い出したが、検索してみると、同じことを考えるひとはやはり多いようで、しかし、高田純次の場合は、レスリングの小林選手が電話ボックスに金メダルを置き忘れたという事件がまずあったから、バラエティ番組のネタにされたというわけで、そこを勘違いしてはならない。レスリングの小林選手は金メダルを大事にしているのか、とかなんとか、そんな企画だったように記憶しているが、高田純次が小林選手のアパートを訪ねていくと、たしか、押し入れの布団のあいだに金メダルが押し込んであった。そのアパートにはストロング金剛も連れていき、金メダルを手にしたストロング金剛が、感動のあまり、ちからが入り、金メダルを折り曲げてしまうというドッキリもあった。(もちろん、ニセモノとすり替えてのこと。)

 これもツイッターから、近田春夫に五輪開会式について訊くインタビューを読んだ。「Number」のサイトで、聞き手は下井草秀。この五輪開会式のドタバタのなかで、いちばん面白い動きをしていたのは近田春夫だと思った。いや、近田春夫ただひとりが面白かったといってもいいくらいで、これはとてもいいインタビューだった。近田「小山田圭吾にしても小林賢太郎にしても、自分から熱心に売り込んだわけじゃなく、あくまでも請負という認識だったと思う。そうだとしたら、責められるべきは彼らを選んだ組織委員会だよ。菅首相は、小林賢太郎のユダヤ人大量虐殺ネタに関し、言語道断だと言ってたけど、それだったら、森喜朗だって言語道断じゃん。俺、腹が立って『言語道断音頭』を作っちゃったよ」

 ラジオを聴きながら眠るが、1時間ぐらいで目覚めてしまい、深夜、ブログの更新をひとつ。それから眠りなおそうとするが、眠れず、映画を1本観ようとするにはもう夜が明けてしまいそうで、半端な時間だった。朝まで、録画していたテレビを観たりなど。

2021年8月3日火曜日

8月3日火曜日/ああそうかと思う

◇ 午前

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつして、タイムフリーでラジオを聴きながら、またしばらく眠っていた。「ザ・ラジオショー」をずいぶん聴きそこねていて、先週のぶんからつぎつぎに聴いていく。先週木曜のゲストはランジャタイ、金曜の中川家の日のゲストはおいでやす小田、昨日月曜のゲストはジグザグジギー。

 午前中、部屋で読書も。菊池寛「マスク」を読み終えた。文春文庫。昨年末に出た文庫オリジナルの短編集で、「スペイン風邪をめぐる小説集」という副題にするにはちょっと無理がないかとも思う内容だったが、菊池寛の小説を初めて読むきっかけとしてはよかった。フランスのロックダウンを経験した、辻仁成が解説を書いている。

◇ 午後

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家に寄り、ネバとろ牛丼を食べる。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄り、それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をしていく。読みかけの本、数冊をつまみ読み。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3708人に。大阪は 1079人。神奈川県の発表がなぜかいつもやや遅い時間になるのだが、1298人。埼玉は 1053人。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、石丸謙二郎がゲスト。登山が趣味だそうで、2年前からピアノを初めて、山小屋にピアノがあるとそこで弾いたり、あるいは、駅ピアノでも弾いたりしているという。石丸謙二郎が日本初のストリーキングだと知っていると、急にそういうことをするひとなのだと妙に納得する。昨夜の「しゃべくり007」は、映画で共演している、赤楚衛二、SUMIRE がゲスト。SUMIRE は浅野忠信と CHARA の娘だが、浅野忠信はくりぃむしちゅーと同じ事務所だったそうで、初めて知ったが、ああそうかと思う話だった。浅野忠信の父が石倉三郎やポール牧のマネージャーをしていたというのは有名な話で、父の関係でプライムワンに所属していたのだろうとは思うが、その関係が、検索してみてもよくわからない。ブログの更新をもうひとつして、読書をもう少しして、23時過ぎに眠る。

2021年8月2日月曜日

8月2日月曜日/スピーカー

◇ 遅延

 今日は朝から都内に。新橋に向かうのに、横浜から東海道線に乗り換えようとするが、遅延が発生しているようで、大混雑していた。横須賀線のホームが空いていたので、横須賀線で行こうと思い、そちらに進んでしまったが、停まっていたのはどうやら横須賀線のほうで、横須賀線の乗客が東海道線に流れてきていたのだった。しかし、この感染者が増えているというときに、満員電車に乗るのはいやだ。混雑を避け、京浜東北線に乗ることにすると、アナウンスで、新川崎で人身事故だとようやくわかる。それで、横須賀線が停まり、だから、相鉄線から武蔵小杉への直通電車も停まっていた。時間はかかるが、京浜東北線でなんとか新橋にたどりつけるかと思ったが、ところが、今度は京浜東北線で急病人が発生した。混雑のせいもあったのだろうか、大井町、品川と、二度も救護活動のアナウンスがあった。おまけに、東海道線では車両点検をしているというアナウンスもあり、どれに乗ろうが結局はだめだったのか。予定よりもだいぶ遅くなり、新橋から内幸町のほうに用があり、昼過ぎ、虎ノ門のあたりで、阿曽山大噴火とすれ違った。

 午後は新宿のほうに移動する。昼食は、京王モールのカレーハウス11イマサで、パーコーカレーを食べた。ぽつぽつと雨が降っていたが、地上に出ると、もう止んでいた。南新宿のベローチェに入り、アイスコーヒーとクリームパンを食べる。頭痛がひどく、今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴きながら、少し眠った。しばらく読書をして、それから、ブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買った。スピーカーも買わねばと昨日から思っていて、ヨドバシカメラにも寄るが、どうも決められない。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2195人に。月曜では最多だというが、それよりも、神奈川県の新規感染者数が 1686人にまで増えていることのほうが不安だ。



◇ 買いもの

 代々木まで歩き、ブックオフにもう1店。なにもないかとあきらめかけたところで、ひょいひょいといいものが見つかる。110円の新書と、220円の単行本を1冊ずつ買った。山手線で渋谷に出て、東横線に乗り換える。急行でも運よく座れ、横浜に早く戻ってこれた。横浜でもヨドバシカメラに寄り、スピーカーを見ていくと、新宿よりも安いものがあり、新宿で買わなくてよかった。ロジクールというメーカーの二千円台のものに決める。夜に帰宅し、買ってきたスピーカーをさっそくパソコンにつなぎ、Spotify で音楽を試し聴き。音質が心配だったが、いや、部屋で聴くぶんには充分すぎるくらいだ。今まで使っていたスピーカーがいくらしたのか忘れてしまったが、新しく買ったスピーカーのほうが音がいい。音楽をしばらくじっくり聴きたくなったが、疲れてしまい、22時頃には眠る。

2021年8月1日日曜日

8月1日日曜日/90年代は高田文夫

◇ ラジオ

 タイムフリーで聴いた、昨夜の「東京ポッド許可局」は「90年代に何を見ていたか論」。小山田圭吾を知らなかったという鹿島さんから始まったこのテーマだが、あとのコーナーでもこの話が続き、思い出したように、そういえば、90年代は高田先生に夢中だったということで3人が一致し、これには大いに膝を打った。たしかにそうだ、よくよく考えてみれば、高田先生の大活躍は 90年代に入ってからで、高田文夫といえば、どうしても「ビートたけしのオールナイトニッポン」がふり返られることになるが、より広く認知されたのは「北野ファンクラブ」(1991年開始)だったはずだ。あの番組をきっかけに、ある時期にはテレビにもたくさん出ていた。なにしろ、「平成教育委員会」や「笑ってヨロシク」のレギュラーだったのだから。そして、なによりも、われわれが熱狂したのは関東高田組だ。浅草キッド、松村邦洋、春風亭昇太、立川ボーイズ、大川興業といった面々を、束ね、率いていたのが高田文夫であり、この面々を追いかけ、テレビやラジオ(「ビバリー昼ズ」は1989年開始)から、ライブ(あるいは落語会)へと導かれていく、というのがわれわれが体験していた 90年代だ。ここに導かれるまでには、もちろん、まず、ビートたけしという圧倒的な存在があり、そこからさらに、高田文夫により、立川談志にも導かれていった。高田文夫が東京の笑いの基準だったともいえる。少なくとも、追いかけていたわれわれはそう思っていた。歴史を整理すると、1994年にはビートたけしのバイク事故があり、1995年にはダウンタウンが社会現象となる。その時代のお笑いをふり返ると、90年代はダウンタウンということになり、その後、松本人志により、笑いの基準が意識的に作られていくことになるが、われわれはそれ以前に、高田文夫から(東京の)笑いの基準(および、芸の基準)を学んでいたということだ。

 日曜の朝は「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を録画するため、録画残量を作る必要があり、忙しいときはこれがなかなかめんどうだ。消去する番組から観ていくという、つまらない作業に追われる。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。競馬コーナーに登場したリスナーは、五十代の男性で、娘が、地下の芸能界でバンドやお笑いをやっているというひとだったが、「イカのおすしちゃん」という名前で活動しているというので検索してみると、この娘さんはどうやら、NATURE DANGER GANG のモリィだ。地蔵中毒の公演に出演していたから認識していた。しかし、こんなに認識しづらい芸能活動を、ちゃんと認識しているお父さんも珍しい。

 東葛スポーツからメールが届いていて、なにかと思えば、今月後半にある公演の予約をしていたが、なんと、主宰の金山寿甲がコロナ感染のため、公演中止というお知らせだった。ああ、こういう時期だからこそ、いちばん観たい劇団なのに。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家に寄り、ネバとろ牛丼を食べた。二俣川に出て、銀行に寄り、それから、ドン・キホーテのヤマダ電機に寄った。パソコンにつないで使っているスピーカーが断線してしまい、買いなおさねばと思っているが、この店にはスピーカーが見当たらない。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。読書など、2時間ほど。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3058人に。増減の幅が大きくなっている。神奈川県は 1258人。西友で買いものして、夜に帰宅し、今日は早めに眠った。

2021年7月31日土曜日

7月31日土曜日/開会式ウラオモテ

◇ ラジオ・テレビ

 早朝4時には目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。からだじゅうが痛く、ラジオをつけたまま、しばらく横になっていた。「木梨の会」に、こんな朝早くから藤井フミヤが出演している。とんねるずのビクター時代の楽曲がサブスク解禁になったという話題にもなり、とんねるず、チェッカーズの曲をいくつかかけていた。少し眠りなおし、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。出水アナが濃厚接触者になったそうで、いつもは中継を担当している渡辺峻アナが代役を務めた。「常連さん」は、「ビリギャル」の坪田信貴が初登場。塙さんとは小学校の同級生なんだとか。

 ラジオは中断し、録画していたテレビを観る。昨夜の「タモリ俱楽部」は、世界の冷凍食品の特集。劇団ひとりが司会をしていて、タモリの番組に、「火薬田ドン」のTシャツを着て出ていた。それから、オリンピックの開会式を、一週間遅れでようやく観始めた。録画していたのはNHKで放送された生中継で、4時間弱の放送なので、さすがにいっぺんには観られない。とりあえず、午前中に半分まで。午後はまた、ラジオに戻り、「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、こちらのゲストも坪田信貴だった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、相州蕎麦に入り、かき揚げ天せいろを食べた。470円。くまざわ書店にも寄り、「週刊文春」を買っていく。店内もざっと見てまわるが、社会問題の棚に、オリンピック関連の本に混じり、「ファンタズマ」が表紙の「昭和50年男」と、小林賢太郎「こばなしけんたろう」が一緒に平積みしてあった。こういうことを考える店員さんは応援したくなる。ジョイナスプラザを出て、西友のイタリアントマトに入る。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4058人に。増加ペースがいよいよ加速していないか。神奈川県は 1580人。大阪も 1040人となり、千人を超えた。


◇ 雑誌・本

 「週刊文春」を買ったのは、五輪開会式の記事を読みたかったからだが、その記事は、「台本11冊を入手 開会式〝崩壊〟全内幕」というもので、目次のすぐあとに6ページにわたって掲載されていた。楽天マガジンも利用しているのだが、「週刊文春」はこういう目玉になる記事は電子版ではカットしてあり、非常にずるい。その内容だが、これを読むと、開会式がその当日に至るまで、当初の予定からどのように変貌し、どのような人物が関わり、どのような理由でそうなったかがよくわかる。演出責任者だった MIKIKO が排除されていった経緯はすでに報じられていたが、まあ、その号はざっと立ち読みしたような気もするが、この号でも改めて確認できた。IOCにプレゼンした幻の台本というものが存在していて、それが例の、「AKIRA」をモチーフにした場面で幕を開けるというものだ。ところが、そのプレゼンの1ヶ月後には、電通の高田佳夫らにより MIKIKO は排除され、佐々木宏が代わりに責任者に就く。MIKIKO案を白紙に戻したことで、億単位の費用が無駄になったということにまず呆れるが、佐々木宏が出した構成案は、MIKIKO の案を切り貼りしたものだったというからさらにひどい。そして、火消しと海老蔵は、それぞれ、小池百合子、森喜朗が押し込んだ政治案件であり、佐々木宏はそれらをあっさりと採用した。MIKIKO は辞任することになり、その後の台本の変遷もこの記事は伝えていて、山口智充、秋元才加、松重豊らの名もキャスティング案にはあがっていたようだが、しかし、今年3月には、佐々木宏が侮辱演出問題で辞任となり、その後任に小林賢太郎が就く。そして、本番直前のごたごたになっていくわけだが、先にネットに出ていた竹中直人の出演辞退はこの記事が報じたものだ。驚いたことがもうひとつ、競技紹介の場面はもともとは任天堂が監修するはずだったが、佐々木宏に代わったあとに、その場面はピクトグラムに変更された。入場行進にも任天堂の曲が使われていないのはそのような理由があったのだ。聖火ランナーも、松井は森喜朗によるゴリ押しで、王、長嶋、松井を最終走者にする予定だったが、森喜朗が会長を辞任したため、急遽、大坂なおみが選出されたという事情もこの記事は伝えている。

 週刊誌だけでなく、本も読む。小林信彦「昭和の東京、平成の東京」を読み終えた。2005年刊、ちくま文庫。「私説東京放浪記」「私説東京繁盛記」とともに、小林信彦自身が東京三部作と呼ぶ3冊を、今年に入ってから立て続けに読んでいった。東京についてのコラムやエッセイを集めた本であり、時代的には、前のオリンピックの時代からの東京が描写されていて、まさに、今年読まずにいつ読むのかという本だった。そこでくり返し書かれているのが「町殺し」だが、今年もやはり、コロナも重なったとはいえ、あとでふり返ってみれば、そういう年だったということになりそうだ。あとそれから、前から探していた、横浜の古本屋について書かれた文章もこの本に収められていた。一寒堂という古本屋について、111ページに書いてあったと、ここにメモしておく。

◇ 開会式

 夜に帰宅し、録画していた開会式の続きを観て、一週間遅れでやっとすべて観ることができた。朝と夜に分け、一日がかりで4時間すべてを観たわけだが、つまらないかといえばそんなこともなく、さまざまな興味は湧いた。MISIA の国家斉唱、森山未來のパフォーマンスに続き、真矢ミキが大工の棟梁を演じた火消しの場面は、政治案件だということを抜きにしても、あのタップダンスは、まるで、たけしの「座頭市」だ。独創性に問題があるんじゃないだろうか。それから、選手入場となるが、ドラクエのテーマ曲が鳴り、マンガの吹き出しをかたどったギリシャのプラカードが映った瞬間には、観ていて、なんともいえない恥ずかしさが湧きあがった。ここがよかったという視聴者も多かったようだから、少数派の感覚かもしれないが、つくづく、日本は幼稚な国だという気にさせられる。いや、ゲームやマンガが幼稚ということではなく、そのアピールの態度に、悲しいくらいの幼稚さを感じた。子どもが一生懸命、ゲームが上手いところをおとなに見てもらいたがっているというような。そして、多くの視聴者は選手入場が長くて退屈だったというが、たしかに退屈ではあるのだけど、ここは演出の意図とは関係のない部分で、たとえば、遠くの小国の選手たちが、はるばる日本までやってきて手を振っているのかと思うと、それはそれでいいものだと思い、感動もした。日本よりもむしろ、ああいう小さい国を贔屓にしてやりたくなるくらいだ。バッハのあいさつが長いのはどうすることもできないが、後半になると、なだぎ武が登場し、そして、例のピクトグラムと、小林賢太郎の色を強く感じる演出が続いた。ピクトグラムは無観客だからこうしたのかわからないが、あの大会場のなかでは、どうも貧弱さが否めない。そのあとの、劇団ひとりが登場する映像から、上原ひろみと海老蔵のコラボという流れはなかなか面白かった。聖火リレーも、王、長嶋が登場し、大坂なおみにつないでいく場面は感動的なもので、これも演出の意図とは関係がない。評判になっていたドローンだが、あの日、21時半までは千駄ヶ谷にいたが、もう少し残っていれば、あれを生で観ることができたのかと思うと、帰ったのがちょっと惜しい気もした。あの殺伐とした場はいったいどうなっていただろうか。

 23時からラジオをつける。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。クレイジーケンバンドのカバーアルバムの話題から、「俵星玄蕃」をいつか完コピしたいという話をこの番組ではたびたびしているが、今回のアルバムもその案はあり、だけど、あきらめたということか。剣さんの「俵星玄蕃」は、なかなか難しそうだが、いつか聴いてみたい。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、ブログの更新をひとつしてから、深夜0時過ぎに眠った。

2021年7月30日金曜日

7月30日金曜日/大森では

◇ 貧乏暇なし

 夜中に読書していて、早朝4時過ぎから眠ろうとするが、なかなか眠れず、脳が緊張状態にあるのだろうか。無理のないスケジュールにしたつもりでも、あとの予定がなにもない時間を作らなければ結局はだめだ。何度か目覚めながら、なんとか4時間ぐらいは眠った。

 雨降り。午前中から外出し、横浜から横須賀線に乗り、新日本橋まで。昼は時間がなく、コンビニでパンを買って食べる。神田まで用があり、そのあと、大森まで行くことになり、想定していた予定と違ってしまった。夜になってから、ようやくまともな食事に。前から気になっていた、西友の近くにあるターリー屋というカレー屋に初めて入ってみた。2色カレー定食というのがあり、数種類のカレーのなかから、シーフードときのこミックスを選んだ。ナンをおかわりし、2枚食べたら満腹になる。それから、西友のブックオフに寄る。アプリの100円引きクーポンがあり、ちょうどよかった。220円の雑誌の棚に、ふかわりょう「ミツバ学園」をひさしぶりに見つけた。ほかにも、110円の本を3冊買った。


 カバンにはいつも本を数冊入れてあるが、今日は神田のあたりで読むつもりの本を入れてあった。これがどういうわけか、大森では読む気がしない。街によって、読みたい本が変わるのだ。大森海岸から、京浜急行の各停で帰るが、読書をする気が萎えてしまい、電車内では、Spotify で音楽を聴いていた。満腹になり、眠気がひどくなり、南太田まで寝過ごし、横浜まで戻ってきた。22時を過ぎていたが、乗客はそれなりに多く、吊り革につかまり、立っているひともいる。こんな電車に乗るような生活をしていて、はたして、いつまで感染しないでいられるのか。そうてつローゼンで買いものして、22時半頃に帰宅する。疲労がひどく、23時頃には眠る。

2021年7月29日木曜日

7月29日木曜日/ブックの日は町田に

◇ 午前中

 何度か目覚めながら、朝7時頃まで眠り、目覚めてまず、日記を書こうとするが、あたまがまわらず、文章がすいすい出ない。メルカリの画面を何気なく見ていて思い出したが、振込申請を忘れるところだった。このままでは週末前に金がなくなってしまう。危なかった。雑務を片づけつつ、テレビとラジオをいろいろ。録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・川島明&陣内智則)と、「はなつまみ」(ゲストMC・錦鯉)を続けて観て、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・あばれる君)を聴き、11時半からはオンタイムで、清水ミチコとナイツの「ビバリー昼ズ」をつけておく。

◇ ブックの日

 午後から外出し、ブックの日(毎月29日)なので、今月もブックオフめぐりをする。先月はうまくまわれず、今度は町田方面を優先的にまわることにして、まずは、大和経由で鶴間に移動する。1店目から、いきなりたくさん買うものあり、これは嬉しい誤算だ。110円の文庫本を8冊と、220円の雑誌を1冊、それから、300円引きクーポンを利用して、800円。さっそく、荷物が重くなった。マルエツに寄り、飲みものを買ってから、今度は相模大野に移動する。ボーノ相模大野を通るが、何度も通っているのに、南棟があることに初めて気がついた。急に建ったわけではないと思うけど、北棟の飲食店は何度か利用したことがあるが、南棟にも飲食店があり、思っていたよりも大きい商業施設だった。ブックオフ、2店目は、220円の単行本からすいすいと2冊選び、荷物が増えてしまうことを心配したが、110円の文庫本は1冊しか買うものなし。しかし、あっさりと500円を超え、無駄に時間を食わずに移動する。



 つぎはいよいよ町田に。まず、昼食。町中華という看板が目に留まり、真心と書いて「しんしん」と読む店に入る。チェーン店だろうか。油淋鶏定食を食べた。そして、本日3店目のブックオフ。3階から順に降りていくが、3階は買うものなし。2階ですいすいと 500円は超えたが、1階でまた、単行本に買うものがたんまりとあった。110円文庫本を3冊、220円単行本を7冊。町田店だけは、ブックの日はまず1割引きになり、それから 300円引きになる。カバンにも入りきらなくなり、袋も買った。今日はもう、これで充分。ベローチェに入り、アイスコーヒーとクリームパンを食べた。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3865人。神奈川県は 1164人で、2日連続千人超え。大阪も千人に迫ろうとしている。それらのニュースに挟まれて、オリンピックの速報が流れてくるのだから、もうめちゃくちゃとしか言いようがない。


◇ テレビ・ラジオ・読書

 夜遅くにに帰宅し、テレビとラジオをいろいろ。今日の「徹子の部屋」は追悼特集、田中邦衛、神田川俊郎、橋田壽賀子、福本清三、中村泰士の過去の放送のダイジェスト。昨夜の「キョコロヒー」は、ジョイマンと世界のダンスのコラボ(という書きかたで、あとで読みなおしたときに意味がわかるかどうか)。観そびれていた先週の「アメトーーク!」は「行ってらっしゃい光浦さん」。オアシズふたりのロケのVTRに、マグナム小林さんが電話出演していてびっくりした。オアシズとは寄席研の同期なのだ。今日の「アメトーーク!」は「実は歌出してる芸人」。先に「水曜日のダウンタウン」で似たような企画があり、番組内でも「水曜日」に触れていたが、たまたま重なってしまったということなのだろうか。アンタッチャブル柴田の「だまって俺についてこい」というCDはもっているのだが、てっきり、クレージーキャッツのカバーだと思っていて、堂島孝平の曲だとは知らなかった。このCD、買っただけで聴いてなかったんだと、今になって気がついた。それから、聴きそびれているラジオもいろいろあって、先週の「ナイツのちゃきちゃき大放送」も途中までしか聴いていなかった。11時台ゲストには喰始が登場し、これは聴き逃してはならなかった。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングも聴いた(パートナーは小島慶子、吉住)。大竹まことならば、竹中直人の件に触れるかと思ったが、まったく触れていなかった。

 深夜には読書も。本橋信宏「ベストセラー伝説」を、電車で読み始めて、一日で読み終えた。2019年刊、新潮新書。タイトルから想像するような、よく知られるベストセラーが扱われている本かと思っていたが、むしろ、対象は本そのものよりも、雑誌であり、出版社、編集者たちだった。扱われているものは、著者が幼少期に読んでいたマンガ雑誌に始まり、著者の個人史に沿って選ばれている。この著者だといかがわしい題材を期待してしまい、「平凡パンチ」と「週刊プレイボーイ」、それと、「ノストラダムスの大予言」の章は面白かったが、受験参考書の章などは自分の年齢ではまったく知らないものだった。もとは「新潮45」の連載で、連載中に休刊になってしまい、最後の章だけは書き下ろしになっている。雑誌が続いていたら、もっと、のちの時代も扱われ、違うかたちの本になっていたのかもしれない。

2021年7月28日水曜日

7月28日水曜日/ニュースが気になり


◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から都内に。昼食は四谷三丁目になり、なか卯を見つけ、鶏天おろしうどんを食べた。490円。それから、秋葉原まで行くことになり、とりあえず、ヨドバシカメラの脇のベローチェに入り、アイスコーヒーとクリームパンを食べた。日本橋あたりで映画でも観てから帰れないかと思ったが、金の計算をすると、考え込んでしまう。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3177人に。昨日は4連休明けだから検査数が多いんだという話もあったが、今日も多いのでは話が違う。神奈川県は 1051人に。ついに千人を超えた。気になるニュースがもうひとつ、竹中直人もオリンピックの開会式に出演予定だったが、「放送禁止テレビ」のネタを理由に、前日に辞退を申し出ていたという。小山田圭吾や小林賢太郎よりも、段違いに知名度がある竹中直人までがこうなると、捉えられかたはまた変わるのではないか。しかし、こうつぎつぎにおかしなことが起こると、読書がまるで進まない。

 ベローチェを出て、ブックオフに寄っていく。いいものがひょいひょいと見つかり、結局、映画を観るくらいの金をここで使うことになった。秋葉原から山手線に乗り、品川から京浜急行に乗り換え、特急で横浜まで戻ってくる。感染者数が三千人超えだというのに、電車が混雑していて、恐怖を感じる。

◇ 音楽・テレビ・ラジオ

 とんねるずのビクター時代の楽曲がついにサブスク解禁になり、Spotify で、聴きながら帰った。ビクター時代のCDはベスト盤しかもっていなくて、たとえば、「一気!」のB面、「バハマ・サンセット」などは今までじっくり聴いたことはなかったが、いやあ、これはコメディアンらしい名曲だ。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。日曜放送の「おかべろ」は飯尾和樹がゲスト。「かわおじ」現象についての会話はどうでもいいかと思って聴いていたが、40歳目前にして、家賃が払えなくなり、バイトをしていた時期があったという話と、それから、タモリから言われた「絶対に時代を追うな」という言葉のほか、内村、関根からのアドバイスの話はよかった。月曜の「紙とさまぁ~ず」は、有村架純がゲスト。ゲスト不在、ゲストのアンケートの答えだけを見ながら、おじさんふたりで勝手に盛りあがっているこの番組はやっぱり可笑しい。ラジオも、タイムフリーで、先週の「おぎやはぎのメガネびいき」を途中まで聴いた。小林賢太郎についてしゃべっていたというのがネットニュースになっていて、これは聴いておきたかった。聴きそびれた昨夜の「爆笑問題カーボーイ」も聴き、オンライン将棋を指し、深夜0時前には眠る。

2021年7月27日火曜日

7月27日火曜日/九段下


◇ 貧乏暇なし

 雨降り。睡眠不足。今日も朝から都内に。九段下に用があり、昼食は神保町まで足を延ばし、ボーイズにひさしぶりに入り、生姜焼きを食べた。850円。いや、カレーを食べようかと思って入ったのだが、メニューに見当たらず、ぱっと決めてしまったが、カレーは裏面に書いてあった。まさか、両面だったとは。生姜焼きが旨かったから満足だが、今度はカレーを食べてみよう。九段下に戻り、マクドナルドに入り、アイスコーヒーを飲む。雨はあがり、とても暑くなった。靖国神社をぶらぶらし、また神保町に戻った。





 いつもどおり、アットワンダーから、靖国通りを神保町の交差点方面に歩いていく。雨はあがり、おおむね、外にも均一箱やらを出している店が多かったが、矢口書店の外の棚はまだ閉めていた。交差点からすずらん通りに入り、東京堂まで行ってから、そういえば、レターパックを出さなければならなかったと思い出し、郵便局を検索すると、すずらん通りの交差点寄りにあり、そこまで戻った。それから、今度は靖国通りを小川町方面に歩いた。ツイッターで見かけた情報で、小宮山書店で根本敬の展覧会をやっていたはずだと思い、行ってみるが、シャッターが閉まっていた。緊急事態宣言の影響という貼り紙があったが、大半の店は開いているのに緊急事態宣言の影響なのか。このあとの予定をいったん考えようと、道路をわたり、ベローチェに入ろうとしたが、レジに行列ができている。これはだめだと思い、もう神保町駅を離れることにして、電車に乗ると、眠気がどっと出た。半蔵門線で渋谷に出て、東横線の各停に乗り、ぐったり眠りながら、横浜まで戻ってきた。とにかく疲れがひどい。まだ時間が早かったが、これ以上の寄り道はせず、帰ることにした。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2848人に。二千人はいずれ超えるだろうとは思っていたが、一気に跳ねあがった。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、ニッポン放送の三木鶏郎特番をようやく聴いた。先週火曜に放送された「三木鶏郎とニッポン放送」。パーソナリティは高田文夫、アシスタントは箱崎みどり。ゲストに、まず、泉麻人が登場し、後半には鈴木慶一が加わった。大瀧詠一と対談している80年代の音声も流れ、CMソングの大家であった三木鶏郎が、当時、新進気鋭の大瀧詠一に向かってしゃべる緊張感を、鈴木慶一が指摘する。鈴木慶一もまた、CMソングの作り手として、三木鶏郎にはじかに会っているのだ。三木鶏郎は、最後はコンピューターを使って音楽を作っていたという。90年代まで生きていたひとなのだと、改めて認識した。聴き終わり、19時半にはもう眠ってしまい、深夜3時過ぎに目覚めた。ようやくたっぷり眠れたという気がする。

2021年7月26日月曜日

7月26日月曜日/赤坂見附


◇ ランチ

 深夜から眠らず、そのまま、朝から都内に。赤坂見附で昼食になり、適当に歩いて見つけた、中国茶房8という店に入り、ランチメニューのホンコン風鶏モモかけご飯を食べた。550円。水が出てこないので、店員さんに訊いたら、セルフサービスだった。メニューをよく見ると、ドリンク、デザートなど、セルフサービスと書いてある。わからずに、まず、水を汲んできてしまったが、ウーロン茶やコーヒーもある。スープやサラダ、ご飯のおかわりも自由のようだ。赤坂見附という先入観もあったが、550円という安さで、こんなにめいっぱい食べられる店があるとは思わなかった。おかわりなしでも充分なボリュームで、これだけでも、550円は安いと思った。デザートは杏仁豆腐を自分でよそうかたちだが、ひとかけらがとてもでかい。ドリンクも3杯飲み、思いがけず、満腹になってしまった。それから、マクドナルドでひと休みするかというつもりだったが、アイスコーヒーはさっき飲んだばかりだ。しかし、ほかに安い店もなく、近くにベンチでもあればそこで休んだが、外にいても暑いので、結局、マクドナルドに入り、アイスコーヒーをまた飲んだ。それでも、合わせて 650円である。あとで、トイレに何度も行きたくなった。

 赤坂見附から、銀座線で渋谷に移動する。古書サンエー、まんだらけとまわるが、なにも買うものなし。金曜にまわったばかりで、あまり変化はなかった。東横線の各停で、眠りながら横浜に戻ってくる。地下の有隣堂に寄り、「ミュージック・マガジン」の昭和歌謡特集をぱらぱらと立ち読みする。これはいずれ、古本で見つけたらじっくり読みたい。ビブレのブックオフにも寄っていくが、しかし、ここも買うものなし。だめなときはだめだ。文庫の棚を一段増やしたようで、本の量はまだ追いついていないのか、棚はすかすかになっていた。時間がまだ早いが、ここ数日の疲れもあり、たまには早く帰ることにする。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。水道橋博士がゲスト。「藝人春秋」の新作をスモール出版から出すそうで、ひとりでやってるような出版社だというと、高田先生、「夏葉社みたいなもんだな。松本隆の本(以下、聴きとれず)」と、夏葉社の名前が突然登場した。博士も夏葉社のことはもちろん知っていて、松本隆の本も認識しているようだった。早めに眠り、深夜に目覚める。外は大雨。涼しい。

2021年7月25日日曜日

7月25日日曜日/茶化しているものは

◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から県央地区に。まっすぐ帰る気にならず、本厚木に寄るが、食欲もなく、それよりもひと休みしたく、ベローチェに入る。アイスコーヒーとベーコンマヨパンを食べ、読書するモードにようやくなれたというところだったが、どうも没入できない。疲れと、漠然とした、なにか不安感のようなものがある。すっきりせず、平日だったらカラオケにでも行ってしまいたかったが、ひさしぶりに、厚木戸室のブックオフまで足を延ばしてみることにした。少し歩くことになるから、めったに行こうという気にはならない店だ。20分ほど歩き、ブックオフに到着。110円の文庫本を3冊と、210円の単行本を1冊と、これだけじゃあ乏しいので、CDの棚も見ると、「座敷女」のCDブックを 290円で見つけて、これも買っていく。本厚木駅のほうまで戻り、アミューあつぎのブックオフにも寄ろうかと思っていたが、めんどくさくなり、やめた。歩いたせいか、ようやく食欲が出てきて、からやまに入り、焼き鳥定食を食べた。

 帰りの電車で、松本隆「エッセイ集 微熱少年」を読み終えた。2016年刊、立東舎文庫。親本は1975年刊。ということは、これが書かれたとき、松本隆は二十代だ。つい、現在の松本隆の語り口を思い浮かべてしまうが、まだ、歌謡曲のヒットメイカーにはなっていない、それ以前の、そうなることも知らない若い松本隆の文章だということを意識して読んだ。


◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。開会式の中継の裏番組に爆笑問題が出ることは知っていたが、長時間の番組なので、録画はあきらめてしまった。漫才の最中に、太田が小林賢太郎に「戻ってこい」とかなんとか、呼びかけたというのはその日のツイッターで知ったが、ここでも改めて、それについて、リスナーからメールが届いていた。優しさと指摘するメールに、太田は「あいつのことなんか、俺、好きでもなんでもないからね、言っとくけど。あんな気取ったコント…、そこがだめなんだよ、小林! アーティストぶってっから、お前は。だから戻ってこいっつってんだよ。」と、太田のラーメンズに対する態度は昔から一貫している。そのメールは、私(リスナー)も小学校時代に同級生に意地悪したことがあり、今、それを蒸し返されて、プロジェクトをひっくり返されたらたまらないという内容で、そのメールのほどのよいユーモアも含めて、オープニングのここまでの流れには、笑いというものの治癒の効果を強く感じた。傷をいじることがなぜ笑いになるのかというと、治癒になるからというのが、おそらく、その答えのひとつになる。そして、そのほうが、放っておくよりも回復が早いのだ。それから、14時台には、宮藤官九郎がゲストで登場した。まず始めに、「いだてん」が今回のオリンピックの騒動を予見していたという話になり、そのあとの、太田の「俺の家の話」の分析も面白かった。それからやっと、宮藤官九郎のプロフィールが紹介されると、太田「宮藤さんもね、過去のネタほじくり返されたらね…(笑)」 宮藤「やばいですよね。おとなしくしといたほうがいいですよ、ほんと。」 太田「あんまり、だからね、国に関わる仕事やんないほうがいいよ」 宮藤「やんないほうがいいことがわかりました。なんにもいいことないですよね。(笑)」 田中「だからみんな、辞退するだろうね、今後」 宮藤「今後、絶対やんないですよ誰も、たぶん。」

 早めに眠ろうとしていたが、深夜に目覚め、すぐに眠りなおそうとするが、気が立って眠れない。しかたがないから、ブログの更新をして、それから、録画していた「サンジャポ」を観た。この番組もまずは結果速報から。それから、開会式の様子を伝える。その日、青山通りの様子をレポートしているテリー伊藤を目撃したが、その場面はまったく使われていなかった。番組後半では、テリー伊藤は選手村からもレポートしていた。オリンピックミュージアムの前からは山本里菜アナがレポートしていて、あの花火の瞬間には自分もあの場にいたのに、ひとがいっぱいいたから知らなかった。開会式について、デーブ・スペクターは「現場でがんばったひとたちはさておいて、165憶円て言われている予算に値するコンテンツなんですかと、本当に訊きたいんですよ。」と、とても辛い評価で、そのとおりなのだが、デーブが例に出す代替案はひとつも面白くない。そして、開催までの解任のどたばたも、この番組ではしっかりと扱っていた。問題とされたラーメンズのコントについて、太田「解任はある程度、まあ、あれはしかたないのかなあっていうか、かといって、俺は当然だとはちょっと思えないんだけど、あれをこう、なんていうのかな、解任するときに、小林賢太郎がね、あのネタのなかで、ホロコーストとか大虐殺をあたかも茶化したかのようにとられてるのは、ちょっと説明してほしいなって、俺は、組織委員会とか政府に…、要するに、ユダヤの人権団体のひとに、解任するっていうことでもいいんだけども、ただ、あのネタの趣旨っていうのは、ちょっとそういうことではなくて、彼自身がそれを茶化してるってことではなくて、っていうのを説明してほしいと思うのは…、ただ、その説明っていうのがとっても難しい、外国人には」と、そのあとは、コントの説明を詳しくする。つまり、あのコントはNHKの教育番組のパロディであり、虐殺があったという事実を茶化したのではなく、教育番組の偽善性を茶化したのであり、善と正反対のものとしてあのセリフを選んだということ。「説明すんのは難しいけど、選んだかぎりは、ぱっと解任して切り捨てるんじゃなくて、少なくともその説明はしてほしい。それ、押しつけろってことではないんですけど、それはお願いしたいと思います、政府と組織委員会に。」と結んだ。

2021年7月24日土曜日

7月24日土曜日/疲れている

◇ 海老名

 昨夜の開会式は録画したが、まだ確認できず、朝から用があり、また県央地区まで出かける。昼食はやや遅い時間になり、海老名のらあめん花月で、豚そばつけ麺を食べた。マクドナルドでひと休み。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、オープニングは昨夜の開会式の話題になり、劇団ひとりが登場したことをここで初めて知った。一応、ニュースはツイッターで追いかけてはいたのだが、開会式の内容まではあんまり話題になっていないのだろうか。18時を過ぎると、やや涼しくなり、ららぽーと海老名まで足を延ばし、GUで買いものしてから帰った。


 夜に帰宅し、開会式を観ようかと思っていたが、明日も朝から予定があり、放送は4時間もあるので躊躇する。つまらないスケジュールになってしまった。ブログを書きかけたが、疲れがひどくてだめ。ただでさえ、夏バテする時期なのに、ここ数日のニュースによる疲労もあり、生活のペースを乱されている。22時前には眠ってしまい、目覚めると、深夜2時半頃。録画していた「Nキャス」を観ると、オープニングからいきなり、開会式について、たけしが、批判的というよりも呆れているようなコメントをしていた。解任のごたごたのニュースが今週はいちばんの関心事なのだが、まあ、当然だが、今日の試合結果を中心に報じていた。オリンピックの映像は使用に関する契約がかなり細かくあるらしく、その説明を冒頭で安住紳一郎がしていた。開会式もそうなのかわからないが、ダイジェストにもなっていないような映像しか流れない。これはやはり、生中継を録画しておいてよかったが、しかし、4時間の録画をいつになったら観ることができるだろう。開会式当日の周辺の様子も詳しくやっていたが、その日に実際に歩いてみた以上に、新たに知ることは少ない。解任のごたごたについてはまったく詳しく扱わず、小林賢太郎の解任なんてつい2日前の出来事なのに、日曜の番組ではどれだけ扱われるだろうか。番組ではそのあと、富野由悠季のインタビューがあり、これはこれで面白かった。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...