2025年4月18日金曜日

4月18日金/「タイタンシネマライブ」

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで「あんぱん」を観る。柳井家、ちひろ・中沢元紀が食卓で本を読んでいる。叔父・竹野内豊がなにを読んでるのかと話しかけると、ちひろは「「法窓夜話」です。」と答える。叔父は「穂積陳重かい」と感心した声をあげる。「法学の本にしては、ほんまに面白いやろ。」 そこにたかし・北村匠海が帰ってくる。たかしの後ろには母・松嶋菜々子がついてきていた。母「ご無沙汰しております。」 ちひろの表情が曇る。叔母・戸田菜穂「あちらのおうちは?」 母「離縁致しました。いろいろございまして。」「ちひろさんも、こんなにたくましくなられて。」 ちひろは目を合わせない。朝田家の庭先では、和尚の斉藤暁と団子屋の小倉一郎がたかしの母のうわさ話をしていた。「離縁して、再婚したうちを追い出されたらしいで。」「気ィ強そうやしなあ。」「金遣いも荒そうやしのう。」と勝手なことを言っている。それを聞いているのぶ・今田美桜に、母・江口のりこが声をかける。「のぶ、たかしくんが心配なんがかい。大丈夫ちゃ、母親やき、息子に会いとうて戻ってきたが。やとええねえ。」 柳井家では、たかしと女中さん・瞳水ひまりを座らせ、母がマイペースにお茶をたてている。それを叔母が覗きにくると緊張感が走る。たかしは宿題があるといって、逃げていく。お茶に付き合う叔母。「いつまで、いらっしゃるがですか?」「主人は優しいき、なんちゃあ言いませんけど、一応、訊いちょかんとと思いまして。」 たかしの母は、お茶、お花、お琴、ひととおりのことは身につけたが、女がひとりで生きていくのは大変だと話す。「それに、わたしはたかしのことが心配なんです。」 叔母は呆れ顔になり、「再婚先で、親心も学んでこられたようですねえ。」 女中さんはいたたまれない顔をする。母「おかげさまで。薄茶もいかがですか?」 叔母「けっこうです。」 たかしは部屋で「のらくろ」を読んでいた。そこに母が入ってくる。たかしはマンガを隠し、勉強をしているふりをする。「ちゃんと勉強してる?」と訊かれ、たかしはううんと生返事をする。母はたかしの後ろに座る。たかし「ちひろはすごいです。勉強も柔道もがんばっています。」 母「そう…。からだも弱くて、いつもたかしの後ろに隠れてたちひろちゃんがねえ。」 たかし「できすぎなんです、あいつは。」 母「たかしもがんばらなきゃ、あなたもやればできるわ。お父さんの子ですもの。」 たかしは母の顔を横目で見て、机に視線を戻す。母はたかしのマンガが載っている新聞に気がつく。3コママンガのオチのコマが、視聴者にはここで初めてわかる。西郷隆盛にぶつかって、「サイゴウ・ドーン」というオチ。中園ミホは「西郷どん」の脚本家でもあるけど、これは実際にやなせたかしが描いたマンガとは違うものなんだろうか。母はマンガを褒め、たかしに顔を近づけ、あたまをなでる。場面が替わり、のぶがあんぱんを売ってきて、外を歩いていると、母とたかしが並んで歩いているすがたを目撃する。「ぎっこんばったん」の丸太のところに行くと、ちひろが座って本を読んでいた。のぶ「ちひろくん、珍しいね。」 ちひろ「なんか、うちに居づろうて。」 のぶ「ちひろくんは、お母さんのことどう思うちゅうが?」 ちひろ「兄貴みたいには、喜べんがやき。面と向こうたら、ひどいことを言うてしまいそうやき。」 母とたかしは甘味処にいる。母「たかしは怒らないのね。」 たかし「人生はいろいろあるから。」 母「あら、一人前なこと言って。優しいところも、きよしさんそっくりね。でも母さん、あのうちで肩身が狭いのよ。」 たかしは母に気にせずにいればいいという。そこにのぶがやってくる。「あら、あののぶちゃんなの? きれいになったわねえ。」 真剣な顔をしているのぶに、たかしが「どうしたの?」と訊くと、のぶは「うち、たかしのお母さんに聞いてほしいことがあります。」 のぶはあの日にたかしがどんな気持ちで母に会いに行ったかを語り始める。回想シーンになり、たかしはそのときのことを思い出す。のぶは震えるような声で、母に怒りをぶつける。たかしの眼からは涙が流れる。のぶ「今ごろ…、今ごろ、なにしに戻ってきたがね! これ以上、たかしを傷つけるのはやめちょってください…!」 たかしはのぶの言葉をさえぎるように「もうやめてくれ!」「のぶちゃんは…、母親に捨てられたことないだろ?」 母は黙って聞いている。「それでも会いたかった。ずっとこのひとに会いたかった。」 母はたかしを見る。たかし「のぶちゃんになにがわかるんだよ。」 のぶは悔し涙を浮かべながらこの場を立ち去っていく。柳井家では、母も含めた家族5人が食卓を囲む。ちひろが「お父さん、お話があります。」といって、おもむろに叔父に話を切り出す。「わしは医学ではのうて、法学を学ぶことにしました。」 叔父はちひろをじっと見る。ちひろ「将来は、法律家になりたいと思うちょります。」 ちひろは貧しいひとや社会で虐げられた女性たちを法のちからで救いたいという。叔父「けんど、どうして急に?」 ちひろ「世間の重しを跳ね返して、わが道を行くひとを見て、わしも、ああ生きよう、そういうひとらのちからになろうと思うたがです。お父さんの医院を継げんで、申し訳ありません。」 叔父「そんなことは、どうちゃじぇええがじゃ。」 叔母「どうちゃじぇようないでしょう。この医院はどうなるがですが?」 ちひろ「お母さん、申し訳ありません。」 叔母「わたしは納得できませんき。」 母「ご心配なく。いざというときにはちひろさんの替わりに、たかしさんが医者になりますから。」 勝手なことを言い出す母に、たかしは「は!?」と声を出す。「ひろし先生、この子はやればできる子なんです。たかし、自分を信じてみなさい。」 ナレーション「母の期待に、たかしは応えられるのでしょうか。続きは来週。ほいたらね!」といって、最後は明るく終わった。

 ラジオをつけておく。金曜の朝はTBSラジオの今田耕司の番組を聴くようになった。昼はニッポン放送の「ビバリー昼ズ」。12時台ゲストは山内惠介。

◇ 海老名・タイタンシネマライブ

 午後から外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を5冊返却する。二俣川からさがみ野に移動。海老名まで寝すごし、戻ってきた。松屋に入り、ニンニク野菜牛めしを食べる。890円。ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を2冊、単行本を1冊、雑誌を1冊買う。

 さがみ野から海老名に移動し、ビナウォークのドトールに入る。読書はあまりせず、アマゾンプライムのアプリをついにインストールして、「アン・シャーリー」を観始める。第1話はNHKの放送でも観たが、「爆笑問題カーボーイ」での太田の話を聴いたせいか、再見して、さらにこの作品にのめりこむことができた。松本侑子の指摘はどのくらい正しいのかわからないが、充分に面白いではないか。2話まで配信されていると思っていたが、3話ももう配信されていた。しかし、3話まで観る時間はなし。

 TOHOシネマズ海老名にて、2ヶ月に一度の「タイタンシネマライブ」を観る。今回も当日になってからチケットを予約した。4列目の通路脇の席。開演前には「タイタンライブレア」の配信動画からネコニスズの変遷がたどられた。19時半開演。出演順に、しびれグラムサム、阿部物語、まんじゅう大帝国、ネコニスズ、春とヒコーキ、キュウ、センチネル、シティホテル3号室、ママタルト、脳みそ夫、真空ジェシカ、ウエストランド、BOOMER、爆笑問題という14組。センチネルは大使館に寄付の服をもってくる男のコント。外国人なまりの演技をしている。ママタルトは「まーごめ」に始まり、ケーキ屋のネタ。檜原のツッコミはやや抑え気味だったか。真空ジェシカは「タイタンシネマライブ」のネタから始まり、脳が飛び出るネタ、最後は「まーごめ」で終わる。BOOMERは「東京リベンジャーズ」のオーディションのコント。タイタン勢では阿部物語が初出演、名前ではわからなかったが、ピン芸だった。春とヒコーキの声優ファンのコントは、ありがちなネタの一歩上を行っていて面白い。爆笑問題は広末に始まり、トランプのネタなどだが、ぼろぼろだったからまた「カーボーイ」で愚痴になりそうだ。タイタン勢はネコニスズもシティホテル3号室も売れてきたから、エンディングでは並んでいるだけでもなかなか華やかになってきた。ヤマゲンが出演するドラマの告知をすると、「職場ギャンブラー」というタイトルにオンラインカジノ問題が重なってしまう。まんじゅう大帝国は吉笑の真打昇進披露興行の告知をしたが、キュウも出るはずなのに、どちらもわかってないのかキュウにはふられなかった。ゲスト陣の紹介では、大鶴肥満と太田の「まーごめテニス」が始まる。川北が出てくると、マイクをもった川北が意外とタイタンメンバーにネタをふっていく。ヤマゲンは「タイマン」と間違えてタイタンに入ってきて、「タイマン死ねやライブ」だと思っているとか。キュウぴろの「クレイジーマン」は「タイタンライブ」では今まで見せたことのないすがただった。最後に出てきたBOOMER河田に、「クレイジーマン」をいきなりふる太田に笑う。21時40分頃に終演。

◇ テレビ 

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は新浜レオンがゲスト。スタジオではオリジナル曲ではなく「ギャランドゥ」が歌われた。番組後半では、母からの手紙が読まれる。

 先日の「日曜日の初耳学」をようやく観る。「インタビュアー林修」のゲストは桑田佳祐。林修がこの番組のセットの花を役所広司がたくさん持って帰ったという話をすると、桑田佳祐はその回を観たそうで、桑田は役所広司と同い年なのだ。「勝手にシンドバッド」のタイトルは志村けんが由来だということをここでも話していたが、「全員集合」に出演したときに仲本工事と加藤茶が「「勝手にシンドバッド」って俺たちのネタだよなあ」としゃべっていたのが舞台袖で聞こえたが、知らん顔していたという話は初めて聴くものだった。地元茅ヶ崎の地名が歌詞によく出てくるのはほかのことを知らないからだと桑田佳祐は話す。横浜の歌詞でも知ったかぶりで、「LOVE AFFAIR」の歌詞は横浜のガイドブックをマネージャーに買ってきてもらって作った。さらに、林修がその場で書いた歌詞に桑田佳祐が即興で曲をつける試みにもなるが、しかし、林修の書く歌詞が面白くもなんともないんだけど、桑田佳祐は「今でしょ」も付け足した。「いとしのエリー」の成功については、桑田「なんの責任感もなくっていうか、思想とかないわけですよ。こうしてやろうとかいうそういう、なにも企んでないんです。そういうものっていうのはやっぱり、あんまり意図しないものってやっぱり強いんですよね。だから、企み始めるとね、バレちゃうんですよ。失敗作って企み始めたときに、ちょっと知恵がつくとね、ときどきやらかすんですよね。」 「真夏の果実」には、映画を制作するなかでのネガティブな感情が反映された。レコーディングの貴重な映像には歌詞をなおしているすがたがあり、それについて訊かれると、桑田は子どものころにビートルズを聴いて感じた違和感を例に出し、「自分が感じた違和感っていうのはいろんなことがあるんですけど、ここだけはちゃんと決着つけとこうっていうのはあって、いくらプロのうちのスタッフが「大丈夫ですよぉ」って言ってもね、わたし、疑うときあるんですよね。だから、またスタジオに戻ってね、なおしたりっていうのは、しますねえ。お客さまとか、大衆はねえ、どっかでね、くちには出さないけど、変なところにこう違和感を感じてくださるっていうのはね、ああ、それって俺もあったよなあと思って。」 たとえば、「Ya Ya」を聴きなおすと「なんでこれを、この歌をOKにしたんだろう?」と思うのだという。「ドラムはでかいしとかね、なんでこういうバランスなんだろうとか、聴いててもう脂汗出る曲が何曲かやっぱりあります。」 2010年に病気になったときには50代半ばか、術後にサーフィンをするすがたを原由子が映像に収めていた。桑田佳祐のこのインタビューは次週も続く。

2025年4月17日木曜日

4月17日木/海岸で相撲をとるシーン

◇ テレビ・雑誌

 朝、NHKプラスで「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜は祖父・吉田鋼太郎に向かって夢を決意した。夜中に起きあがり、並んで寝ている妹たちに、パン食い競争のときに転びそうになったのぶの背中を押して助けてくれたひとがいたことを話す。あれは誰だったのだろうかとのぶは不思議に思っていた。のぶは歩きながらもノートを見て勉強していた。うさ子ちゃんと一緒に歩いていると、中尉が休暇が終わって海外に帰ってしまうことをうさ子ちゃんが教えてくれる。お礼を言ってなかったことを思い出したのぶは、走って、駅まで中尉を追いかけに行った。のぶは中尉のおかげで夢が見つかったことを話し、もうひとつ、転びそうになったのぶを助けてくれたのは誰だったかを訊くと、2等の学生だったと教えてくれた。助けてくれたのはちひろ・中沢元紀だったのだ。たかし・北村匠海は封筒の中身を覗きながら嬉しそうに歩いていた。朝田パンの前に座っていたヤム・阿部サダヲに呼び止められ、「お前のマンガ、面白かったよ。」と言われる。たかしは為替を換金してきたところだった。ヤムはその金を取って、のぶの妹たちに「たかしが奢ってくれるってさ。」「たまるかあ!」と大喜びする三女のメイコ・原菜乃華。たかし「だめ、だめです、このお金は。弟に小遣いやらないと。あいつのおかげで賞金もらえたから。だからだめ。」 のぶがそこに帰ってくる。「ちひろくんは?」と訊くと、ちひろは柔道部の合宿に行っているとたかしは答える。「ちひろくんに会うたら、ちゃんと言わんといかんことがあるがよ。」と言われ、たかしは複雑な表情になり、「そうなんだ。」と答える。メイコがのぶにたかしがマンガで賞金をもらったことを教えると、「ええっ!」と大きな声を出す。のぶ「たかし、すごいやんか。おめでとう!」 みんなに拍手されて、嬉しそうなたかし。うちに帰ってきたたかしは、自分のマンガが載った新聞を見る。つぎの日曜日、のぶが机に向かって勉強していると、母・江口のりこが部屋に入ってきて、パン食い競争のおかげで大口の注文が入ったと言う。ヤムおじさんと一緒に、のぶたち三姉妹は配達に行くことになった。配達を済ませたらしい4人、海岸に座り、かき氷を食べている。メイコが無邪気に「美味しい!」と声をあげる。ヤムおじさんが奢ってくれたようだ。そこにたかしとちひろもやってくる。ふたりはヤムに呼ばれたようだ。たかし「あれっ、のぶちゃんたちもきてたの?」 のぶ「うん、配達の帰りや。そっちは?」 たかし「ヤムさんに呼ばれて。」 次女の蘭子・河合優実「そういえば、お姉ちゃん。ちひろくんに言わんといかんことがあるがやって。」 ヤムは「さあっ、今日はたかしの奢りだ!」と勝手に決めてしまう。メイコ「じゃあ、たかしさん! ラムネもええですか?」 海岸にふたり、のぶとちひろが向き合う。「ちひろくん、ずっとお礼言いたがったがよ。」といって、パン食い競争で助けてくれたことをのぶはちひろに訊いた。「ありがとう。」「いえ、あのときはとっさにからが動いただけで。」 いつの間にかふたりきになっていたのぶとちひろに、ラムネをもって戻ってきたたかしと妹たちが遠くから気がつく。のぶはラジオのお礼を話し、それから、1等になれたおかげで大切なことを思い出したという。「おなごでも思いっきり夢を追いかけていいがやって。」 のぶは配達の残りのあんぱんを「食べて」といってちひろに渡す。「わし、大好きです。」 ちひろに言われ、のぶの表情が少し変わる。それを見ていたたかしの表情も変わる。少しの間のあと、「朝田パンのあんぱん。」 と言うちひろ。のぶとたかしの表情が細かく変化する。メイコ「たあまるかあ。お姉ちゃんのことかと思った!」 のぶ「たかしのぶんもあるで。」 小さくうなずくたかし。三姉妹が海岸をはしゃぎながら歩く。たかしはちひろに小遣いをあげる。「お前のおかげで賞金もらえたから。」「すまんにゃあ、兄貴。また頼むき。」 メイコが遠くから大きな声で、「たかしさん! かき氷とラムネ、ごちそうさまでした!」「どういたしまして!」 三姉妹は手をふって先に帰っていく。ちひろ「三人、仲ええねえ。」 たかし「なんか、俺、めちゃめちゃ暴れたくなった。」 たかしは立ち上がり、伸びをすると、たかしは笑顔で「ちひろ、かかってこい!」と言う。「子どものころ、お前はからだが弱かったから手加減したけど、今日は手加減しないから。」 海岸で相撲をとる兄弟、押し倒されるちひろ、投げ返されるたかし。三姉妹はそれをまだ遠くから見ていた。「男ってアホやねえ。」「ほんまやねえ。」 メイコは「おなか空いた。早よ、帰ろう。」 団子屋の店先、たかしがヤムさんと並んで座っている。ヤム「どうしたんだよ、浮かない顔して。なんなんだよ、そのため息は。」 たかし「ヤムさん、ジェラシー感じたことはありますか?」 ヤム「ジェラシー? 焼きもちか? 俺が焼くのはパンだけだ。」というと、たかしに「そうですか」と流され、ヤム「なんだよう」という呼吸が可笑しい。ヤム「焼いて焼かれて、だからこそ、人生は面白いんじゃないか。うん? ぴんときてない顔だなあ。」 そこにのぶが走ってやってくる。「あっ、ここにおった。」といって、ヤムを見つけると、「ヤムおいちゃん、たまにはうちでご飯食べたら?」と訊く。ヤムは「いや、やめとく。」 たかしに向き、「今日はごちそうさま。」「うん」といって、たかしが帰っていこうとすると、通りの向こうから歩いてきたのは母・松嶋菜々子だった。たかしに気がつき、「たかし?」と声をかける。「ひさしぶり、元気だった?」 たかし「お母さん…。」 母「たかし、こんなに大きくなって。」 ナレーション「8年間音沙汰のなかった、たかしとちひろの母、登美子が町に帰ってきました。」

 午前中にブログの更新をふたつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。楽天マガジンのチェックをすると、「週刊文春」では、能町みね子のコラムが古市憲寿の中居擁護の発言をちくちくと批判していて、内容には賛同する部分はあるが、「昭和」が悪口だと思っているのがよくわからない。能町の論理はまるで人間のすべての行動は意志に基づいているかのようだ。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選「痛快!「オンナ友達」に乾杯」。草笛光子と岸恵子(2011年)、中尾ミエと和田アキ子(2018年)、北斗晶と辻希美(2021年)という3組のダイジェストだったが、どの回も観た記憶があいまいで、中尾ミエと和田アキ子の回は徹子さんも含めた3人のやりとりが新鮮に面白かった。北斗晶と辻希美の回は観なかったのか、ひどいバッシングをされていた辻ちゃんを北斗晶が励ましてくれたといって、思い出して涙する辻ちゃんにもらい泣きしそうになった。

 昨夜の「ひっかかりニーチェ」にはニューヨーク屋敷が登場。ニューヨークやさらば青春の光はお笑い界の希望だといって、ニューヨークには初期のとんねるずみたいになってもらいという永野は、「ひっかかりニーチェ」のスタッフをいつか野猿みたいにしたいと言い始める。永野とさらば森田の違いは、森田はゴシップ好きだが、じつは悪口は言わない。永野は陰口が好きで、嫌いな言葉は「文句あるなら本人の前で言え」。芸人になったらおもてで会話をたくさんするようになるから、ひとの気持ちがわかるようになったという話も面白かった。三谷アナが「やべっちFC」をやっていたとき、矢部に子どもがいないころは毎週飲み会があったそうで、スポーツ選手との関わりがない永野は楽しくないのではと心配するが、次回のこの番組のゲストが槙野智章であることが明かされる。ゴールがわかっているのに行かず、いやなことを手前でずっと言ってるのが楽しいのに、槙野は解決してくれそうという勝手なイメージ、「警察がきたみたいな」という例えに笑う。この番組はくるまがいなくなってから、ゲストを迎える側になった永野の面白さをすごく感じられるようになった。

 TVer で、去年放送された「そのコントやってみます」という番組が配信されていた。オードリー、ハライチ、アルコ&ピース、ノブコブ吉村、ベッキーが出演、ナレーションはノブコブ徳井。お題に沿って、即興コントを演じる番組。設定は「恋愛リアリティショー」、途中のマスト演出として「「糸」の音楽に合わせて悲しい過去を告白」、オチのセリフは「全部、ベッキーのせい」というのが決まっている。観客を入れた公開収録なのだが、しかし、「スジナシ」なんかと比べるとあまり緊張感がないし、リアリティの擦り合わせもないままに進行してしまう。「さんまのお笑い向上委員会」とも違うのはコンダクターが存在しないからだろう。2本目のコントは「バカヤロウ、まだ始まってもいねえよ」というオチのセリフが決められたが、「キッズ・リターン」のセリフとしては不正確だ。マスト演出はミュージカルだったが、誰もミュージカルがわかっていないのもひどい。構成は樅野太紀、谷口マサヒト。

 今夜の「アメトーーク!」は「ボケツッコミ分かりにくい芸人」。アンガールズ、三四郎、ウエストランド、さや香、囲碁将棋が出演、MC側にはノンスタ石田、渋谷凪咲が座る。

 日付が変わり、深夜にも楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」の横山剣さんの連載コラムは最終回。最後はオフコース「さよなら」を取りあげる。オフコースのベーシストだった清水仁が在籍していたザ・バッド・ボーイズのライブの手伝いを、剣さんは17歳のころにやっていたことがあるという縁があるのだ。20代のころには付き合っていた女番長が熱狂的なオフコースのファンだったために、武道館公演に連れて行かれたことがあるって。聖光学院出身の小田和正と鈴木康博も横浜の出身。ウィキペディアを見ると、鈴木康博は屛風ヶ浦の出身なのだ。たけしの連載はトランプについて、後半には万博にも触れている。「そもそも今「万博」というものをやる意義みたいなものがぼやけているのが気になるんだよな。それは、この万博が「カジノ誘致」と密接に結びついていることが透けて見えてしまうからなんだろうな。」「カジノができたらどうなるか。いの一番に「パチンコ業界」が苦しくなるだろう。」

 「日経エンタテインメント」には今田美桜のインタビューがあり、「あんぱん」のオーディションの話をしている。「オーディションは、グループ審査やカメラテストがありましたが、最初のビデオ審査でけっこう悩みました。『アンパンマンのマーチ』の歌詞の1番から3番まで、それぞれに設定が設けられて、その感情に乗せてお芝居をするというもので、今まで受けたオーディションのなかで1番難しかったです。でも改めて、歌詞にある「そんなのはいやだ!」のフレーズがすごく好きだと思いました。」

 中園ミホ脚本作をもっと観たいと思い、アマゾンプライムで「ドクターX」を観始める。2012年放送。内容をほとんど知らずに観始めたが、ナレーションが田口トモロヲで、「プロジェクトX」を思わせる作りになっているんだな。

2025年4月16日水曜日

4月16日水/母の誕生日

◇ テレビ・ラジオ

 朝8時半頃に起きあがり、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜がパン食い競争で1等賞になったところで昨日は終わったが、ヒゲの先生が近寄ってきて、「のぶ、失格!」と告げられてしまう。「そもそも、おなごの出場は禁止やけえ。」「1等は朝田のぶ」と読みあげた中尉も「まあ、しかたないにゃあ。のぶもわかっちょって走ったがやろ。」 たかし・北村匠海は遠くから見ている。大喜びしていた妹たちも「えっ!?」と声を出して戸惑う。呆然とするのぶは平静を装っているようでもある。その場を離れていくのぶを、ちひろ・中沢元紀が目で追う。のぶが歩いていった先には、参加を断られた小さい女の子がいた。女の子が近寄ってきて笑うと、のぶも笑顔になる。夕方、「ぎっこんばったん」の丸太のところにのぶがいると、そこにたかしがやってきた。「失格なんてひどいね。」「うちがアホやった。」「のぶちゃんは悪くない。みんな、女子に負けて悔しいんだ。」 怒っているたかしを、のぶは珍しそうに見つめる。「たかしでも怒ることあるがやね。」「おなかくだしたなんてウソやろ。」 照れて否定するたかしに「ありがとう。ラジオはもらえんかったけんど、必死に走って走って、いちばんに着いたとき、うち、こじゃんと気持ちよかった。このからだが、風になったみたいやった。」 小さいときは走ったら風になってどこにでも行けそうだった、どんな夢でも叶いそうな気持だったというのぶに、たかしは「今は違うの?」と訊くが、のぶは答えない。たかし「そうか、「おなごはつまらん」か。」 そこにちひろがラジオを抱えてやってきた。1等になった男はひもをゆらした反則で失格になり、ちひろが繰り上げ1等になったのだ。「おめでとう」というのぶに、ちひろ「1等賞はのぶさんや。これはのぶさんが受け取ってください。」「うちには父のラジオがあるし、これは本当の1等賞ののぶさんがもらうべきや。」 たかし「のぶちゃん、よかったね。元気100倍だね。」 ちひろはラジオをたかしに渡し、去っていく。のぶ「たかし、ええ弟持ったね。」 たかし「できすぎだよ。」 朝田家では、ラジオをもらえなかった弟子の豪・細田佳央太が祖父・吉田鋼太郎に謝っていた。そこにのぶがラジオを持って帰ってくる。驚く家族。ちひろがゆずってくれたというと、「たまるかあ!」といって祖母・浅田美代子は大喜びする。「早よお、聴こう!」という三女・原菜乃華。さっそく、そっとラジオをつけ、ラジオを囲み、家族は放送に耳を傾ける。おおっと声をあげる祖父、はしゃぐ三女。聴こえているのはどうやらオリンピックの中継だ。次女・河合優実「お姉ちゃんは女吉岡や。」 のぶは笑顔でラジオを見る。つぎの朝、家族や近所の子たちを集め、のぶが前に立ち、みんなでラジオ体操をしている。かわいらしい光景。そこにたかしとちひろがやってくる。笑顔ののぶは、たかしに向かって「うち、見つけたかもしれん。」 のぶは走っていく。息を切らしながらえんえんと走り、パン食い競争の会場だった神社にたどりついた。のぶはあの女の子の顔を思い浮かべる。朝田家、のぶは祖父の前に正座し、決意を打ち明ける。母、祖母、妹たちものぶの後ろに正座している。「うち、お父ちゃんに最後に言われたこと、ずっと考えよったがよ。なりたいもんが見つかったら、思いっきり突っ走れ。お父ちゃん、そう言うてくれた。それがなにか、やっとわかった気がするがよ。なりたい夢が見つかったがやき、将来は、学校の先生になりたいがです。」 驚く母と祖母。祖父は「学校の先生じゃとお!?」と大声を出す。のぶ「はい、子どもらに、体操や勉強の楽しさを教えたいがです。」 祖父「いかんいかんいかん!」 女子師範学校は学費免除の制度もあるから迷惑をかけることもないといって、のぶはあたまを下げるが、祖父は「いかんいかんいかん! 嫁に行きそびれるに決まっちゅう!」 これからは店の手伝いをして、母に楽をさせないといけないといって祖父は怒っている。祖母も祖父に賛成する。母・江口のりこは神妙な顔をして黙って聞いていた。次女が「うちはお姉ちゃんを応援する。」と言うと、家族は次女のほうにふり向く。次女「パン食い競争でお姉ちゃんが走りゆうのを見たとき、なんか、胸がすーっとしたがよ。男のひとらをどんどん追い抜いて、かっこよかった。お姉ちゃんの夢はうちの夢や。」 祖父「蘭子もなに言うがな! おなごはおなごらしゅう…!」 母「お言葉ですけんど、お父さん! おなごらしゅうってなんですろうか?」 祖父はうろたえた声を出す。母「結太郎さんが亡くなる前に言いよったやないですか。海の向こうの国やったら、社会に出て男に負けんば活躍しゆる女のひとらがおる。日本もいつかそういう時代がくる。のぶ、自分の夢をあきらめるなんて…。」 母は祖父にあたまを下げる。「お願いします、のぶの夢をつぶさんといてください!」 のぶもあたまを下げる。次女は父の帽子を取り、かぶると、「お父ちゃんの代わりに、うちもお願いします。」 三女はその帽子を取り、祖父にかぶせ、「お爺ちゃん」といって祖父の顔を笑顔で覗き込む。外から見ていた弟子の豪も遠くからあたまを下げる。かわいい三女になにも言えなくなる祖父だった。場面は学校、のぶは数学の授業を熱心に聞いている。ナレーション「家族の助けも得て、のぶは学校の先生を目指すことになりました。」 ノートを見ながら歩いているのぶ、その後ろを学生服のたかしが歩いている。「のぶちゃんはもう、見つけたんだな。」 たかしがうちに帰ると、ちひろが封書をもってくる。たかしが新聞に応募したマンガの結果が届いていた。「がっかりしたくないから」といって開けたがらないたかしだが、ちひろが開けてみると、「兄貴、入選しちゅう。賞金10円の為替や!」「えっ」といって、たかしもあわてて封書を見る。「たまるかあ。」と声を出したところで今日は終わり。

 テレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は「バラエティ条約会議」という企画。ママタルト、ネコニスズが登場。これからバラエティに多く出演する2組のための密約を交わしておくという企画だった。昨夜の「勝手にテレ東批評」はラランドニシダがゲスト。「即今日話」「川島明の辞書で呑む」「アノ人、消しときました…」に出演している。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(12時台ゲスト・春風亭昇羊)をつけておく。ラジオを聴きながら作業したかったのだが、積みあげている本が盛大な雪崩を起こしてしまい、これを積みなおすだけで30分ぐらいつぶれた。

◇ 面会

 午後から外出。三ツ境のバスターミナルから横浜旭陵高校坂下まで。HACに寄り、飲みものとパンを買って食べておく。老健の面会だが、今日は母の誕生日なので、母のお友だちがいらっしゃることになっていたからいつもより早めにやってきた。3階にあがると、すでにお友だちのおふたりはいらしていて、母と一緒に面会の席にいた。職員さんが椅子をもうひとつもってきてくれる。母がテレビ局で働いていた時代のお友だちで、当時の写真をもってきてくれていて、自分にとっても初めて見る写真だった。お花とケーキも買ってきてくれて、ケーキを食べるために、みんなの紅茶を外の自販機まで買いにいってくる。テレビ局にいたころの話は母からもほとんど聞いたことがなく、その時代の話をいろいろと訊きたい気もしたのだが、どうしても、母の現状の話が多くなる。働いていたのは1年だけだということも今日まで知らなかった。おふたりはテレビ局の社員と結婚したそうだが、母はそのころにはもう父と出会っていたようだ。それが不幸の始まりだな。お帰りになる前に3人並んだ写真を撮影する係をする。自分のスマホでも撮りたかったが、言い出せなかった。何時からいらしていたのかも訊きそこねてしまった。

 花を部屋に置いていくために名前を書いたテープを貼ろうとしていると、職員さんがやってきて、花は置いていけないと言われてしまった。おふたりには悪いが、これはうちに持って帰るしかない。せっかくだから、母に花を持たせて写真は撮っておく。

 1階に降りていくと、ケアマネジャーさんに呼び止められた。入居時にも会っているお兄さんだが、今後のことについてお話があるというので、あとの予定もなく、入り口の横のテーブルで話を聞いていくことになった。こっちから訊ねなければなにも教えてくれないのではないかと思っていたので、こうして呼び止めてもらえて安心した。ついさっき、お友だちに母がいつから入居しているのと急に訊かれ、とっさには正確なことが思い出せなかったのだが、昨年の11月末からだった。母のここでの生活はもう5ヶ月になろうとしている。当初は足が治ったらうちに帰らせるというつもりでいたが、ケアマネジャーさんはうちの状況も考慮してくれて、つぎの施設に入ることを一緒に提案してくれるという話になった。正直にいえば、自分にとっては今の状況は楽ではあるのだが、今日のようにお友だちがきてくれたり、親戚がやってくるには不便で申し訳ないこと、それと、やっぱり、母がこの状況を望んではいないだろうということは話した。あとは予算の問題もあるが、それは詳しくは話さなかった。さらに、うちの掃除が思うように進まないことも話したが、しかし、片づいたところでこのうちは暮らしやすいだろうか。もっとうちから通いやすい施設があればとは漠然と考えてはいたのだが、これからどのように提案してもらえるだろうか。

 いつもどおり、はま寿司に寄っていく。ケーキを食べてしまったので少なめに、まぐろ、サーモン、牛カルビ、合鴨ガーリックソース、活〆ぶり、とろびんちょう。6皿、748円だが、クーポン券を使い、600円弱。鶴ヶ峰まで歩き、ドトールに寄っていく。

 SNSから、石橋貴明がコメントを発表したことを知る。全文を読むと、まず、病状についての報告があり、咽頭癌も併発していたことが書かれている。無事に手術を終えたが、集中治療室から一般病棟に戻ったのが一昨日で、それから報道を知ったということだ。第三者委員会の調査については、病気の発覚と重なり、検査と入院準備の時間に追われていたこと、また、心の余裕のなさから対応できなかったと謝罪している。報道の内容については、会食はした覚えはあるが、かなり深酒をしていたために詳細は覚えていないのが正直なところだという。そのまま受け止めれば、記憶がなくなるくらいに泥酔して、はめをはずしたということだろう。女性に対する謝罪もあり、叶うのであれば直接会って謝罪したいと書いている。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。「NHKニュース7」を観ると、石橋貴明が謝罪コメントを出したことが報じられていた。今日の「徹子の部屋」は城田優がゲスト。スタジオで歌を2曲、尾崎豊の「I LOVE YOU」と、美空ひばりの「川の流れのように」を歌ったのだが、「川の流れのように」は世代ではないが徹子さんに喜んでもらえるのではと思って選曲したといって、徹子さんもこの歌は大好きだといったが、あまりにも漠然とした印象に基づく選曲だ。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」にも浜田が出演している。浜田はいつまで収録してあるんだろう。まずは「電気イスゲーム」の続きから、準決勝第2試合は千原ジュニアと今田耕司。今田は1回戦とは打って変わって、最初に電流を食らわされ、ジュニアが終始リードし、5回で40点を先取した。番組後半は「鉄道マニア細分化されすぎててもはやどんな「◯◯鉄」が出てきても信じちゃう説」。囲碁将棋が鉄道博物館をレポートし、根建にドッキリが仕掛けられる。

 今夜の「あちこちオードリー」のゲストは、里崎智也、島谷敬、糸井嘉男、野球解説者3人が並ぶ珍しい回だった。あんまり興味ないなと思いながら観始めたら、けっこう面白かった。

2025年4月15日火曜日

4月15日火/食パンの角にあたまを

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画・SNS

 早朝から眠り、昼前に起きあがる。まず、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜がパン食い競争の出場を反対されたところで昨日は終わり。「タンクタンクロー」を読んでいるたかし・北村匠海、そこにのぶがやってくる。「ぎっこんばったん」の丸太にたかしは座っていた。叔母・戸田菜穂にマンガを読んでることを注意されたからたかしは外で読んでいた。のぶ「それでも、たかしはええなあ。おなごはつまらん。」「パン食い競争にも出られんがやって。だめながはわかっちゅう。けんど、死んだお父ちゃん言いよった。」 回想シーン、父・加瀬亮に言われた「おなごも遠慮せんと、大志を抱けや。」というセリフが思い出される。のぶ「けんど、おなごはつまらん。」 シーソー遊びをしながら会話をするふたり、子どものころから変わらない風景がある。そして、祭りの当日の朝、朝田家では、ヤムおじさん・阿部サダヲ、母・江口のりこと三姉妹がパンを作っていた。200個のパンが焼きあがる。神社の入り口にあるパン食い競争の受付、のぶは先生と一緒に出場者を募る声をあげている。そこにやってきたのはのぶの幼なじみたち、たかしの弁当をよこせと言っていたかつてのあの悪ガキたちだった。幼なじみたちはただで美味しいパンが食べられることに惹かれて参加する。ひとりの男はお手伝いをしている妹の蘭子・河合優実が気になる様子だ。ちひろ・中沢元紀も出場しにやってくる。そこへ小さい女の子がやってきて、名前を書こうとすると、先生が「おなごは出場できへんぞ。」「そうなんが?」とさみしそうな女の子。のぶは怒った声で「先生、あくまで子どもの部です。女の子が参加してもええがじゃないですか?」 先生「いかんいかん、おなごの参加はいかん。」 のぶ「どういてですか?」 先生「いかんもんはいかん。」 のぶは女の子に「ごめんね」と言って、せめてあんぱんをあげようと妹たちのところに行くと、あんぱんが足りなくなっていた。のぶはうちに走って、あんぱんの追加をもらいに行く。うちでは祖父母のそばで、弟子っ子の豪・細田佳央太が仕事をしていた。祖父・吉田鋼太郎は「豪に頼みがある」といって、パン食い競争に出て、優勝賞品のラジオをもらってきてくれという。のぶが追加のパンを走ってもっていくと、さっきの女の子はもういなくなっていた。ちひろたちが準備運動しているところにたかしもやってくる。たかしもいやいや参加するようだ。たかしも幼なじみの悪ガキたちに再会する。蘭子が受付をしていると、豪が参加しにやってきた。蘭子「応援するきね。」 豪「しないでください。わし、足は遅いがです。」 蘭子「ちからは強いのに。」 名前を書く豪を蘭子は見ている。中尉が会場にやってくると、女学生たちが色めきたつ。準備をしているのぶに中尉は声をかける、それを目にするたかし。来賓が座るテントには優勝賞品のラジオがどっしりと置いてあった。それを見ている子どもが「ラジオやあ」と声を出す。いよいよ始まったパン食い競争、まずは少年の部。のぶはパンを運ぶのに忙しく働いている。幕の影からさっきの女の子が覗いている。そして、青年の部。豪に声援を飛ばす祖母・浅田美代子と妹たち。足が遅い豪はビリになってしまったが、蘭子は小さく拍手を贈った。パン食い競争は最後の組になるが、それに出場するはずのたかしが変なところにいるのをのぶは見つける。のぶ「たかし、どういたがね?」と訊くと、たかし「僕は棄権する。」「はあ? たかし、たっすいがあはいかん!」と怒るのぶをなだめながら、たかしは「めちゃくちゃおなかが痛い。」と言って、タスキをのぶに渡して逃げて行ってしまう。最後の競争がスタートすると、その後ろに現れたのは雪駄を脱ぐのぶの足元。祖母と妹たちがちひろを応援しながら観ていると、その後ろからものすごいスピードで走ってくるのぶのすがたに気がつく。ここはコメディ的展開。「ハチキンおのぶじゃ!」と騒然とする来賓席。参加できなかった女の子もそれを観ている。引っ込ませようとする先生を「まあええやないですか」と中尉はなだめる。のぶにびっくりするちひろ。祖母たちはのぶに声援を贈る。パンがぶらさがるロープをひじで引っかけようとする男、それを見た三女のメイコ・原菜乃華「ああ! あのひと、ズルしよる!」 蘭子「こすい! 食パンの角にあたまぶつけて死んでしまえ!」 追いついたのぶ、なんでのぶがと驚く男たち。パンをかじったのぶが全速力で走っていく。たかしも見守る。ズルをした男を追い抜き、のぶが僅差で1等になってしまった。

 午前中にブログの更新をひとつ。インスタを開いたら、新しい学校のリーダーズのアカウントがストーリーズでたくさん動画をシェアしていて、ライブを撮影自由にしているのだ。そのまま、観客たちが撮ったたくさんのライブの動画を長々と観続けてしまった。こんなことで午前中が終わりかけてしまう。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは渡辺正行。

 午後、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は藤田ニコルがゲスト。10年前、17歳のときに出演した映像から始まる。徹子さんのことを「てつぽよ」と呼ぶ傍若無人ぶり。しかし、テレビをあまり観ていない時期だったから、このころの藤田ニコルの印象がまったくない。結婚式で父親役をやってくれたという梅沢富美男からコメントのVTRもあった。

 今朝の「The Wakey Show」は「コントライターズ」のコーナーだけを観る。第2回目はかが屋賀屋が担当。今のところ、このコーナーはかが屋のふたりでしかまわしていない。サンプラーを使ったコントだが、まったく、かが屋らしくないコントだ。演者がこれでは苦労するだろうな。

 昨夜の「激レアさんを連れてきた。」には変面を独学でマスターしたという少年が登場し、これはとても面白かった。河合優実、飯尾和樹という出演者陣もよく、録画しておけばよかった。昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」には、さらば青春の光がふたりそろって登場。昨夜の「松井ケムリの老後ドリーム」には、いとうあさこ、チャンス大城が出演。今回はスタジオで高級老人ホームを紹介する。昨夜放送の「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん」は浅丘ルリ子がゲスト。先週土曜放送の「人生最高レストラン」は岡部たかしがゲスト。この番組でも東洋館のチラシが出され、録画するチャンスを二度も逃してしまった。

 夕方、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を再見する。一回、普通に観て、それから、もう一度観なおし、日記用にメモを作るというのが習慣になってしまった。こんなことを半年続けるんだろうか。エックスでは「食パンの角」というのがトレンドにあがり、面白いセリフだから話題になったのかと思えば、「死んでしまえ」に批判的な投稿があったというのである。「豆腐の角にあたまをぶつけて死んでしまえ」という言いまわしをそもそも知らないのだろう。しかし、SNSでは年齢が見えないが、そんな言いまわしもわからないような若い世代にもこの「あんぱん」は観られているということではないのか。いい歳した人間がうろたえるような話ではない。それをネット記事にしているデイリースポーツの記者は馬鹿なのだけれども。

 夕方から2時間ぐらい眠り、夜、ブログの更新をもうひとつ。ひさしぶりに1日2本更新できた。楽天マガジンのチェックをすると、「週刊女性」にも広末の記事。そのほか、水道橋博士の「事務所辞めます」発言というのはぜんぜん知らなかったが、エイプリルフールの投稿に関して、その真意を本人に直撃取材している。「14歳」という新コンビを組んで漫才をやっているようだが、あいかわらず、なにやってるんだかなあ。「アサヒ芸能」のテリー伊藤の連載対談には藤原喜明が登場し、クマと戦った番組のことを話している。動物愛護団体から虐待だと言われたが、藤原喜明は「クマのほうが強いんだから虐待されるのは俺だ」と思ったって。

 アマゾンプライムで映画を1本。去年の話題作、「侍タイムスリッパー」をようやく観た。アマゾンプライムは今月から広告が入るようになったというニュースを見ていたが、最初に短いCMが入るだけで、作品が中断されるわけではなかったから安心した。古風な喜劇をていねいに作っている。時代劇への思い、誠実さを感じる映画だった。登場人物たちがガラケーを使っていて、いったいいつから撮影されていたんだろうか。無名の俳優たちばかり、助監督役の女優さんは実際の助監督だというのが話題になっていた記憶があるが、ウィキペディアにあたると肩書きは女優になっていて、むしろ、女優さんが助監督をしていたということか、さすがにシロウトだとしたら上手すぎる。山口馬木也という俳優は蜷川幸雄の舞台でデビューしているようだ。

 深夜1時からはラジオ。今夜の「爆笑問題カーボーイ」は田中の仕事の都合で生放送。聴きながら、オープニングを聴き終わらないうちに眠ってしまった。

2025年4月14日月曜日

4月14日月/東戸塚でカレーを食べた

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、NHKプラスで今朝の「あんぱん」を観る。3週目はオープニング曲からスタート。昭和10年、朝田石材店にパン屋が併設されて8年が経つ。ヤムおじさん・阿部サダヲもここに8年もいるということだ。朝の風景、庭で仕事をする祖父・吉田鋼太郎と弟子・細田佳央太。そのそばではヤムと母・江口のりこがパンを作っている。立派なレンガの釜がある。あんぱんだけでなく、食パンも作っている。ヤムと祖父はあいかわらず口ゲンカをしている。のぶ・今田美桜が起きてきて、学校に行くのぶにヤムがパンを手渡す。のぶは高等女学校の5年生になっていた。学校にはやっぱり走っていく。妹たち、次女の河合優実は地元の郵便局勤め、三女の原菜乃華は高等小学校の1年生。次女は落ち着いているが、三女もやっぱり走って飛び出していく。ここに性格の違いが表れている。女学校の教室、結婚の話に盛りあがる同級生たちだったが、友だちのうさ子ちゃんに卒業までにお相手は見つかりそうかと訊かれたのぶは「うちは小さいときから探してる夢が見つからんが。」 縁側で父と話した「おなごも大志を抱きや」という言葉が思い出される。体育の授業を、女の先生に連れられ、海軍の中尉が見学にくる。のぶを見つけ、中尉は声をかける。中尉はガキ大将のかっちゃんだった。場面は柳井家、最終学年の中学5年生になったたかし・北村匠海はうちでマンガを描くようになっていた。ちひろが新聞をもってきて、漫画募集の広告を見せる。応募を薦めるちひろだが、たかしは消極的だ。食事をする柳井家、たかしは考えごとをしていてフォークを落としてしまう。ちひろは医者を目指して勉強しているのに、中学5年にもなってまだマンガを描いていることを叔母・戸田菜穂に怒られる。叔父・竹野内豊に将来のことを訊かれると、たかしは「まだわかりません」と答える。ちひろはどうかというと、「この医院を継いでもらわんと」と叔母が代わりに答えるが、叔父はそんなことはどうでもいいという。「ふたりとも、今からしっかり考えちょけ。なんのために生まれて、なにをしながら生きるがか。なにがおまんらの幸せで、なにをして喜ぶがか。これやっというものが見つかるまで、なんべんでも、なんべんでも必死に考え。」 朝田家では、三姉妹が並んで父の帽子に語りかける。日曜の朝、ヤムと一緒にのぶはパンを売り歩きにいく。あんぱんは1個4銭になっていた。海軍中尉に会い、5個買ってくれるというが、お釣りがなく、うちに連れていく。歩きながら、祭りの催しにパン食い競争をやったらどうかと中尉に提案される。店番をしている次女のところに、たかしとちひろがあんぱんを買いにくる。そこにのぶと中尉がやってくる。パンを買ってくれた中尉を母たちと一緒に見送っている、たかしはそれをじっと見ている。三女が「のぶ姉ちゃんと中尉さん、お似合いやねえ。」とはしゃいだ声を出す。母「のぶもお年頃やけえ。」 のぶがたかしに気がつくと、動揺したたかしは先に帰ってしまい、のぶは不思議に思う。たかしはうちに帰り、叔父に診てもらっていた。「異常なし。たかし、この胸の痛みは治療できん。」「ドイツ語でナイツ、フランス語でアンビ、英語でジェラシー。世界中のひとびとが経験する、厄介な病気や。」 たかしは部屋でうつぶせになり、足をばたばたさせていた。ちひろに呼ばれて、あわてて飛び起きる。ちひろはあんぱんを持ってきてくれた。たかしはあんぱんにかぶりつき、あたまを掻きむしりながらマンガを描こうとする。朝田家では、のぶと母が父の帽子に報告をする。朝田パンのあんぱんがパン食い競争に使われることになった。そして、お祭りの前日、朝田家を中尉が訪ねてくると、祖父たちも深々とあいさつをする。家族みんなでパンを作っている。パン食い競争の優勝賞品がラジオと教わり、のぶは驚きの声をあげる。足に自身があるのぶは「うちも出場したいがです。」と言い出す。祖父「嫁のもらい手がのうなるぞ!」 突拍子もないことを言うのぶにあわて、祖父母と母は中尉に謝る。ナレーション「おなごが出てはいけないパン食い競争。ハチキンおのぶ、どうする?」 今田美桜の真剣な表情のアップで終わる。

 3週目は昭和10年。最初は昭和何年だったか確認できないかとホームページを見てみると、NHKプラスではまだ全話配信されていた。再放送されたんだろうか。第1話の冒頭を観なおし、昭和2年から始まっていると確認できたが、冒頭から惹きつけられるものがあり、また全話観なおしてしまいたいくらいになった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。昨日の「新しいカギ」を観ていた高田先生が、ゆうちゃみのダンスを絶賛する。高田先生は「キャスター」も観ていた。そして、仙台の「オール日芸寄席」の話もここで改めて、クドカンにとって唯一のエゴサーチは月曜の「ビバリー」だと言われたそうだ。会場に見覚えがあったクドカンは、子どものころにこの会場でたけし軍団を観たことがあったそうで、高田先生もそれに出ていたことを思い出す。12時台ゲストはお宮の松。

 楽天マガジンのチェック。「週刊現代」で連載されている御厨貴の「メイクルームの政治学」は宮澤喜一の2回目だが、聞き手の延江浩が亡くなってしまった。梅沢富美男の連載は「裏かぶり」について、「梅ズバ」が拡大放送されていることに気がつかず、「バラいろダンディ」と裏かぶりになり、急遽、楽屋にいたふかわりょうが代役をしてくれることになったというエピソード。対談連載「喫茶去」は山田邦子の担当、ゲストは川合俊一。バレーボールを引退して初めて出た番組が「やまだかつてないテレビ」。川合俊一は日本初のプロビーチバレー選手でもあり、メディアに出たのはその普及のためでもあった。みんなでよく飲んでいたころは、携帯電話がない時代だから集合場所は川合俊一が目印になっていたという。秋篠宮と万博の小さい記事もあり、両陛下がクルマで移動する際は信号をすべて青に切り替えておくのが慣例だが、秋篠宮家は一般の感覚に合わせて信号は変えないでほしいと要望を出すそうで、ところが、それが警備のトラブルを招いているようだ。

 「週刊プレイボーイ」には天竺鼠川原と浅野忠信の対談があり、書評欄にはタブレット純のインタビュー、そのほか、堂本光一によるF1日本グランプリリポート、チョコモナカジャンボがインバウンドに人気という記事など。紙ストローの闇を掘り下げた記事では、東京大学大学院の中谷隼准教授が取材に応えている。スターバックスが紙ストローをやめたのは、直接的な理由は客の評判がよくなかったことだが、根本的には、紙ストローが環境によいというエビデンスはないのだという。きっかけになったのは一匹の亀の動画だったが、CO2排出量では紙ストローのほうがプラストローよりも多いという話もあるのか。スターバックスはプラストローに戻したのだが、植物性の原料から作るバイオマスプラスチックのストローに切り替えたということだ。

◇ 東戸塚・読書

 夕方から外出。もっと早く出るつもりだったのに、ずいぶん遅くなってしまった。暖かい。パーカーを着ていく。二俣川まで歩き、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を3冊返却する。ついでに、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」を買っていく。南口のバスターミナルから東戸塚まで乗るのだが、バス賃が値上がりしてしまい、車内では本を読めないことを思うと、電車を使うのとどちらが得だろうか。車内では、Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。先週金曜のゲストは國分功一郎、中動態の話がとても面白い。

 二俣川から東戸塚に到着するまで、1時間近くかかった。オリンピックのフードコート、ピッコリーで昼食にする。牛ばらカレーを食べた。590円。ここで「週刊文春」に少し目を通す。同じフロアのブックオフにて、110円の文庫本を3冊、220円の新書を3冊、390円の単行本を2冊買う。もう1店、東口のブックオフにも寄り。110円の新書を1冊、220円の文庫本を5冊、390円の単行本を1冊買う。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーといちご大福パイを食べる。320円。キャッシュレス決済にもようやく慣れてきた。マクドナルドにいるあいだに、NHKプラスを使い、配信終了間近の「100分de名著」を観てしまう。扱う本は村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」、解説は沼野充義。

 マクドナルドで、図書館で借りている「武田百合子対談集」を読み終えた。2024年刊、中公文庫。親本は2019年刊。武田百合子が亡くなってだいぶ経ってから出された対談集だが、全体の半分が深沢七郎との対談で占められている。年代順に並べられていて、最初の深沢七郎との対談はどうやら武田泰淳が亡くなった直後の1976年、これがいきなり80ページ以上ある。2本目は1979年、金井久美子、金井美恵子の姉妹と鼎談。3本目はまた深沢七郎が登場、1981年の対談。4本目は1982年、吉行淳之介との対談。最後は1992年、亡くなる前年に岸田今日子を聞き手に話していて、これはNHKの放送をもとにしたもののようだ。文庫版はこれに金井久美子と金井美恵子の対談が語り下ろされていて、「犬が星見た」の帯文を書いた大江健三郎の「女性的な力」という褒め言葉をからかっている。美恵子「大江健三郎の書き方だと、百合子さんが泰淳さんみたいに読めちゃう。なんか「大文字的」な女性的力ということになって、それは違うでしょう。」(略)美恵子「その女性的な力とやらが、いかにも観念的でね。いろいろな小説に登場する「大文字」だよね。ガルシア=マルケスを代表に、流行ったものがたくさんあったでしょう。」 久美子「「女性的な力」というふうに、まとめられない人だもの、百合子さんは。もっとハチャメチャな人だということは、吉行さんとの対談や、深沢さんとの対談を読めばすぐにわかるし、『富士日記』やその他のエッセイ集を読めば、「女性的な力」というより、私は安岡章太郎の文章を思い出したりするのね。それを「本来の、女性的な力」っていわれてもねえ(笑)。」

◇ テレビ・雑誌

 帰りは横須賀線を使った。夜遅くに帰宅し、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は大和田獏と大和田美帆の親子がゲスト。昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」は「ふかわりょう一言ネタストラックアウト」という企画。この番組にもまだ浜田がいる。

 昨夜の「おかべろ」はかつみ♡さゆりがゲスト。かつみが岡村とスタジオで会うのは「オールザッツ漫才」以来だそうで、ナインティナインという名ではなく、「矢部・岡村」で出ていた時代があったのか。一瞬、かつみは帽子をかぶっているように見えたが、しばらく観ない間に、半分が金髪、半分が青い髪、下半分は黒髪のままという奇妙な髪型になっていた。55歳のさゆりが若さの秘密を語り、さゆりが観ていたテレビ番組で、満腹にさせた猿と7割しかエサを与えない猿を比較し、7割の猿のほうが若々しかったという実験をやっていたそうで、それを観たさゆりは、かつみと同棲したハタチのころからおなかいっぱい食べたことがないことに思い当たる。

 日付が変わり、深夜に楽天マガジンのチェック。「サンデー毎日」には田原総一朗と中森明夫の対談があり、中森明夫が田原総一朗に三浦瑠麗と再婚することを薦めているのが馬鹿馬鹿しい。田原総一朗が姓を変えて、「三浦総一朗」になれば大ニュースになるって。山田美保子の連載コラムは広末涼子逮捕の報道について、広末のお騒がせイメージを「ゴゴスマ」に出演していた松本明子が否定していたそうだ。

 「FLASH」にも広末の記事が4ページ。フジテレビのセクハラ疑惑が出た石橋貴明の記事もあり、過去の貴明の横暴をフジテレビのスタッフが暴露している。記事の最後には憲武に直撃取材をしていて、憲武は「自身のインスタかラジオで言いますから!」といって、クルマに乗って行ってしまったようだ。ほかのページには見栄晴がステージ4の下咽頭癌から生還したという記事もあり、見栄晴は「タカさんは、強い人ですから」と、食道癌の貴明にエールを贈っている。「オールスター感謝祭」で暴れた江頭の記事では、過去に「みなさんのおかげでした」で、荻野目洋子の前で下半身を露出したことが蒸し返されていた。相川七瀬の連載対談の2回目は、寺田恵子、中村あゆみ、杏子がそろい、「NAON の YAON」について語っている。

 「婦人公論」には戸田恵子と中園ミホの対談があり、中園ミホが子どものころにやなせたかしと文通していたことが語られていて、そういえば、「週刊文春WOMAN」の梯久美子との対談でもその話をしていたが、ドラマを観る前に読んだからそのことを忘れていた。朝ドラの依頼があったときに、やなせたかしのドラマを書きたいと提案したのも中園ミホだった。なるほど、やなせたかしへの理解が深いはずだ。中園ミホが10歳のときに父が亡くなり、悲しみに沈んでいたときに母が買ってきてくれたのがやなせたかしの詩集だった。まさに、のぶの幼少期に重なるようだが、その詩集に載っていた詩というのが、「たったひとりで生まれてきて/たったひとりで死んでいく/人間なんてさみしいね/人間なんておかしいね」というものだった。阿部サダヲのセリフはこの詩を引用したものなのだ。ほかのページには若村麻由美のインタビューがあり、無名塾の稽古場にあった「てんぷくトリオコント集」を読んでいたら、仲代達矢の妻である宮崎恭子に「あなたにはまだ無理ね」と言われ、シェイクスピアや岸田國士の戯曲よりも難しいんだと驚いたことが語られている。

2025年4月13日日曜日

4月13日日/万博の開会式など

◇ 音楽・テレビ・ラジオ

 早朝から眠ったんだったか、昼前に目が覚める。外は雨。今日はまたやや寒い。Spotify で、新しい学校のリーダーズと BIGYUKI のコラボ曲をくり返し聴きながら、ブログの更新をひとつ。

 テレビ番組をあれこれと。まず、TVer で、正午で配信が終了する「報道特集」を観てしまう。この番組は立花孝志の悪行をきちんと取材していてとてもよい。

 今朝の「サンデージャポン」は、新ドラマ「キャスター」の番宣で、阿部寛と道枝駿佑のあいさつから始まる。安野貴博、藤田ニコル、向井怜衣らが出演。まずは開会式があった大阪・関西万博の話題から、万博会場にいるゆうちゃみ、ゆいちゃみ、浦野芽良バージニアアナと中継をつなぐ。太田がいい加減な質問を連発。TBSも SASUKE のセットを展示していたりなどしているから、これだけたっぷり扱うのかな。続いては広末涼子の一件だが、広末のデビュー当時からの映像もたくさん出された。先月、ファンクラブのサイトに体調不良を感じさせる投稿をしていたようで、そこに書かれているクスリの影響があったのかというと、法科学研究センター所長の雨宮正欣という人物によると、それ以外のクスリの可能性があるのではと考える。スタジオでは秋山博康が解説。細野弁護士によると、「準薬物運転傷害罪」か「病気運転傷害罪」か、どちらに該当するのかを警察は見極めようとしているのだという。つぎはトランプによる相互関税について、スタジオでは湯浅卓と周来友が解説する。そのあとにはなんと、小沢一郎の独自インタビューがあった。若林有子アナが直撃するのだが、なぜ「サンジャポ」の取材を受けてくれたのかというと、小沢一郎は「スタ☆メン」に出たことを覚えていた。太田は選挙特番ではすぐに炎上してしまうと若林アナがいうと、小沢「なんかずけずけ言うからだろうね。」 後半にも万博会場と中継をつなぎ、会場には落合陽一が登場し、自身のパビリオンを説明する。

 今朝の「NHK短歌」は4月の2週目、ヒコロヒーは続投、選者は荻原裕幸という歌人に替わった。ゲストは向坂くじらという詩人。選者が替わると、選ばれる短歌の傾向も変わるようだ。俵万智は選ぶ短歌も選評もよかったんだけどな。荻原裕幸は日記や記録を書くように短歌を詠んでみようということを提案する。

 今朝の「ボクらの時代」は、ミキ亜生、蛙亭イワクラ、さや香新山という同期の3人がそろった。さや香の関係性は不仲ではなく、与野党議員の関係。

 今日の「TVタックル」では、コメの価格高騰の話題を扱う。バレーボールの中垣内祐一が出演したが、今は実家のコメ農家を継いでいるのか。そのほか、安部敏樹、眞鍋かをりらが出演。

 今日の「週刊さんまとマツコ」は、Mr.都市伝説、関暁夫特集の後編。関は、南海トラフ地震がきたら富士山の噴火も想定し、警戒しなければならないということを言っていて、二拠点生活をすべきだというのは、都市伝説でもなんでもなく、この部分に関しては当たり前のことを言っている。では、どこに避難すればいいかというと、「ここはオカルト的なものなのかもしれない」と断りながら、自然災害に感度の高いひとたちはなぜか軽井沢に集まっているというのだが、説明していることは充分に科学的な話だと思った。災害に備えて、笛を必ず持ち歩くべきだということも言っていた。長らく追いかけていなかったから、関暁夫がどういうスタンスのひとかわからなくなっていたが、今は自然災害や武力攻撃に備える活動もしていて、避難所も作っているのだ。ところが、番組最後には、新千円札に描かれている波と富士山は南海トラフ地震と富士山噴火を表しているということを言って、「信じるか信じないかはあなた次第です」と決めゼリフで締めくくる。

 昨夜の「Nキャス」は、まずは万博開会式の様子から伝える。京都駅では不審物騒ぎもあったのか。そして、フジテレビの経営改革が進むなか、村上世晃の娘が筆頭株主になったそうで、これについて堀江が取材に応えていた。これだけのことがありながら、フジテレビの株が上がっている。これを逆行高という。堀江は事業に関わりたいから株を買っているというのだが、村上ファンド系はなにもせずに売り抜けるのが目的だという。そのあとの特集も万博関連、地元大阪を取材する。万博に対抗し、「わんぱくイヤー」を開催しているひらかたパークのCMが流れたが、本物の岡田准一がこんなCMに出演していることを三谷幸喜が不思議がっていた。

 昨日、NHKで生中継されていた開会式も観てしまう。開会式のプロデューサーが小橋賢児だったことをここで初めて知ったが、ニュース番組や情報番組では小橋賢児の名前はぜんぜん出ていなかったんじゃないか。司会としてモニターに登場した imma という女性は、誰かと思えば、バーチャルヒューマンなんだそうで、初めての大役に緊張しますと言っていた。佐渡裕の指揮によるオーケストラ、大友良英による楽曲が演奏される。絢香の国歌独唱、そして、コブクロによるオフィシャルテーマソングが歌われる。歌のなかで「大阪万博が始まるぞ!」って言ってるけど、「大阪・関西万博」という言いかたでなくていいのか。吉村知事らのあいさつのあとのステージでは祭りをテーマにしたパフォーマンスがあった。沖縄のエイサーと和太鼓、Awich の共演はかっこよかった。入れ替わり、尾上菊之助が登場、中村隼人、中村莟玉とともに連獅子を披露する。和太鼓演奏は鼓童。森カリオペという Vtuber も出てきた。パフォーマンスが終わったあとには石破茂のあいさつ、天皇陛下のお言葉もあった。陛下は前の大阪万博のときは10歳。名誉総裁の秋篠宮が透明のパネルに手をかざすと、大阪・関西万博が幕を開ける。万博会場を紹介する映像が流れ、アバンギャルディ、海原やすよともこ、伊勢ヶ浜部屋の力士たち、新しい学校のリーダーズらが登場した。リーダーズは映像だけでなく、会場にもやってきた。大阪出身の MAINAMIND というアーティストが先導、実際に会場で行われる公演の一部がここで実演される。SUZUKA が画用紙に書いた「PARADE to the future」という言葉をAIが読み取り、音楽が生成される。ダンスはアドリブだろうか。ここに生演奏も重なっていく。imase も登場し、最後は SUZUKA の叫びで締められた。最終的には新し学校のリーダーズが主役だった。しかし、トータルで観ると、コブクロが日本代表のようにテーマソングを歌ってるのがいちばん謎だ。大阪代表からどこかで日本代表にコンセプトが変わったってことだろうか。意外なほど、関西の色は薄いと思ったが、本当ならダウンタウンが登場し、もしかすると、もっと大阪色コテコテでやるはずだったんじゃないだろうか。

 もうひとつ、配信終了間近の番組から「万博学ノススメ」という番組を観る。「万博学」という本を図書館で借りて読んだから、当然、この番組には興味をもつ。関東では先週日曜に放送されたのだが、この番組は関西地区では3月23日に放送したものだというテロップが出た。司会はノンスタ石田。あの本の執筆者だった万博学研究会の佐野真由子が登場し、石田にレクチャーしていく。会場図からは国際状況が読み解かれる。1967年のモントリオール万博では、日本の展示は見本市のようだと批判された。万博は商業目的ではないという初期からのルールを、日本はその理念を共有できていなかった。プリミティブな展示がウケる例として、愛知万博のヨルダン館では死海の水を展示した。万博の負の歴史、本にも書かれていた植民地のひとびとの展示についても紹介される。佐野「ただ、今の倫理観で、当時のその状況をいきなり批判するのではなくて、各時代の常識をまず現実として知るっていうことはとても大事で、そのありのままに知るために、万博学ってとっても有効なレンズになるんです。現在のことについても、50年後、100年後、ひょっとしたら思いもよらない角度から、その未来の倫理観で批判の対象になるかもわからないですよね。」

 配信終了間際の番組から、「Q~こどものための哲学」という番組を観た。パペットの番組なのだが、声を本田翼とガッツ石松が担当していて、ガッツ石松の意外な上手さに驚かされる。初めて観たが、ウィキペディアにあたると、2017年からやってる番組だった。放送リストを見ると、これも2017年放送の再放送だった。

 昨日の「ブラタモリ」は、先週に引き続き、伊勢路を歩く旅。ところが、伊勢路を離れて、鈴鹿サーキットに訪れる。ここで歴史から地形の話になるのだ。この旅はさらに次週に続く。

 配信終了が迫る番組から「有吉クイズ」を2本分。ハチミツ二郎の出演が少し話題になっていた。まずは先々週の放送から観ると、前半には島田秀平が手相を見る企画があり、ハチミツ二郎は番組後半に登場した。公園のベンチで待っている有吉のもとに、ハチミツ二郎が電動車椅子で現れる。以前、メダルゲームをする企画のなかで、「電動車椅子さんぽ」をやりたいという話をしていたのだ。今回の企画はBSレギュラーを目指したパイロット版というかたち。有吉のためにも電動車椅子を用意し、ふたりは電動車椅子に乗り、武蔵小山の街に出ていく。その翌週には、商店街で待っていたタイムマシーン3号関が合流する。関は徒歩でついていく。スタジオにいたジャンポケ太田によると、ハチミツ二郎は東京吉本の憧れの芸人だそうだ。

 3月に関西で放送された「R-1」後の特番があった。バカリズムと陣内智則が寿司を食べながら友田オレの素顔に迫る番組。友田には優勝を支えた人物がふたりがいるそうで、ひとりは音源を担当する幼なじみ、もうひとりは地元福岡の母。顔は隠されていたが、声が若い。今の事務所は友田の YouTube を観たマネージャーにスカウトされ、事務所の社長とマネージャーが福岡まできてくれたのだ。友田の懐メロ好きは父の影響。幼少期には秋川雅史の真似をしていた。友田からバカリズムと陣内には、思い描いていた自分になっているかという質問があった。陣内は理想ではないけれども遠くはないと答える。バカリズムは思っていたよりもテレビに出ていると答え、初期の段階ではもっとアングラなタイプだと思っていたという。ライブ中心、テレビに出たとしても深夜にマニアックなことをやるタイプだと思っていた。番組終盤には、ファイナリストのハギノリザードマン、田津原理音、ルシファー吉岡も登場した。場を掌握していた友田オレの空気を、ハギノ、田津原が証言する。

 今夜の「情熱大陸」は仲里依紗に密着。ドラマの撮影現場で、仲里依紗の妹が YouTube の撮影をしている。一緒にCMに出演する中尾明慶もインタビューに答える。

 夜になってから、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」をタイムフリーで聴いた。14時台ゲストは古舘祐太郎。古舘伊知郎の息子という認識しかなかったが、話を聴いてみると、想像もしていなかった面白さだ。つい最近に出版した「カトマンズに飛ばされて」という本の話題が中心になり、サカナクションの山口一郎に命じられてアジアを放浪したというその旅行記なのだが、太田が言うには旅を通じてなにも成長しないという本のようだ。太田はそのさまが田中に近いという。田中も太田から見れば激動の人生なんだが、田中はなんにも変わらないようである。古舘祐太郎は会話を聴いていてもなにか可笑しいひとだ。古舘祐太郎のバンドの曲も流されたが、これも想像を超えて面白い曲だった。THE 2というこのバンドは山口一郎がプロデュースしている。

2025年4月12日土曜日

4月12日土/親子丼とうどんとピザ

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。5時台でももうだいぶ明るくなってきた。眠りなおしてから、ブログの更新をひとつ。眠気がひどく、ラジオを聴きながらもう少し眠る。テレビ番組をいくつか。昨夜の「太田上田」はキンタローがゲスト。中島くんのものまねから、「ひとりサザエさん」のネタをこの場で固めていく。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」を観ると、まず、番組審議会では一連のフジテレビの問題について審議が行われた。岡室美奈子「特にフジテレビは、やはりその、バブルのころからですね、女性アナウンサーを「女子アナ」として売り出してきたっていう歴史があって、それがある種、成功してきたような認識が局としてあるのではないかというふうに思います。」 フジテレビの歴史を踏まえたうえで発言していたのは岡室美奈子だけだったのではないだろうか。番組後半は先週に引き続き、第三者委員会の調査結果を検証する音好宏と石田健の対談の後編があった。石田「人権大事ですねって、よくこういう結論になりがちですけど、それを超えた話をあえてすると、たとえばあの、「面白くなければテレビじゃない」と、今回、非常に槍玉にあがっていましたけれども、これはそのとおりだと思うんですね。メディアとかコンテンツっていうのはそういうものだと思うんです。ただ、「面白い」というものが、あまりにもこの社会とかこの会社において、硬直してないかというところだと思うんですね。さきほど言ったように、人権というのは非常に難しい概念で、非常に論争的な概念でもあるわけです。だからこそ、そういうものを正面に切り込んだドラマを作ってもいいですし、報道だってもっともっと突っ込んで、この今、フジテレビでなにが起こっているのか、そしてその関係者は誰だったのか、(略)こういったところをまったくその無視して、今、コンプライアンスきびしいからこういった番組を置きにいって作ろうという話をしていては、これは真に、われわれがコンプライアンスとか人権について考えているとはいえないわけですね。なので、やっぱり、「面白い」というものがけして人権を尊重する、コンプライアンスを守るということと、相反するものではない、むしろその延長線上に、われわれが、こういう見方がこの社会では今必要なんだとか、こういうものを通じてわれわれというものはなにかを学んでいけるんだというものを、しっかり正面から作ってほしい。それはやはり、属性が偏っているマネージメントではできないこともたくさんあるんだと思うんですね。」

◇ 面会・四季の森公園・中山・菊名

 午後から外出。暖かいが、曇っている。三ツ境のバスターミナルから横浜旭陵高校坂下まで。土日は中山行きはなかったんだったか。老健まで歩くのに、やはり時間がかかり、いつもより遅くなってしまった。3階にあがると、母がすぐにこちらに気がついてくれた。誕生日は来週だが、早くも誕生日のプレゼントに、色画用紙で工作した花がくっついたお祝いのメッセージカードをもらっていた。ありがたいことだが、しかし、介護の現場というものはなぜこうも高齢者を幼稚園児みたいに扱うのだろう。それでも母は機嫌よくしていて、来週の誕生日にはお友だちがきてくれることもくり返し伝えた。忘れないようにメモをしたいというので、レシートぐらいしか紙がなかったからレシートの裏に書いてもらったが、字をしばらく書いていないから字が下手になっている。記憶のためにメモは必要だろうとは思っていたが、字を書かないこと自体の影響はまるで考えていなかった。ぼやぼやしている間にどんどん月日が過ぎていく。

 四季の森公園を抜け、中山に歩いていく。歩きながら、タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は木村草太、そのあとのゲストにはてれびのスキマさんが登場。構成を手がけたハウフルスの菅原正豊の本の話が中心になる。スキマさんから淳への質問があり、どんな演出家がやりやすいかということを訊くと、淳は余白のある演出家が好きだと答える。特にやりやすかった演出家として具体的に名前をあげたのは、加地倫三、藤井健太郎と、もうひとり、「じつは亡くなってるんですけど」と断りつつ、「ザ・ベストハウス123」の「井上さん」という演出家をあげた。すぐに検索してみると、井上晃一というイーストにいたひとなんだな。

 中山のブックオフに寄り、110円の新書を1冊だけ買っていく。田嶋陽子が少し前に出した本だが、構成がなぜか笹山敬輔だった。中山駅北口のなか卯に入り、親子丼とはいからうどんのセットを食べる。700円。東急ストアのトイレに寄るついでに、文教堂も覗いていく。

 中山から菊名に移動し、菊名からアクロスプラザまで歩いていく。歩きながら、今度は先週土曜に放送された「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。亡くなった廣石恵一、佐藤秀光の思い出がこの週も多く、各コーナー、レギュラーメンバーそれぞれからも語られる。チャーリー宮毛の話がちょっとわかりにくかったのだが、廣石恵一が電撃ネットワークのギュウゾウと知り合いだったということなのか、おなじみのあのテーマ曲の第2弾を作りたいからというので、チャーリー宮毛が廣石恵一のうちに行き、打ち込みで作ったということを話していたのだろうか。

 アクロスプラザのブックオフにて、132円の文庫本と新書を1冊ずつ、220円の文庫本と新書を1冊ずつ買っていく。ここは110円がなく、132円が最低価格。220円の文庫本を2冊以上買うと、冊数が増えるごとに割引率が増えるキャンペーンをやっていたが、無理に選ぶほどのものではないかと思った。同じフロアのサイゼリヤに入ろうとすると、店の前に中高生ぐらいの子がたくさん立っていて、混んでいるのかと思ったが、並んでいる様子でもなさそうだから入ってみると、すんなりと席に案内された。店の前で群れてるのは迷惑だ。ドリンクバーとソーセージピザを食べる。600円。サイゼリヤで読書してから、大口駅まで歩いて帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」では、大阪万博の開会式の様子を伝えていた。それから、今朝の「あんぱん」のダイジェストを観る。

 今日の「ネタパレ」は、ちゃんぴおんずが大崎の地元、長崎県有喜町にて凱旋漫才をする。「さんまのお笑い向上委員会」は番組が11年目に突入。松井ケムリ、ノンスタ石田がいるのも珍しく、エバースが初登場。エバースは「明石家電視台」には出演したことがあるようだ。「ゲスト向上芸人」はバッテリィズ。錦鯉まさのりさんとエースのバカ対決になる。ホリケンは寺家を使った「あっさりシュール」。「すっかりにちようチャップリン」はピンク芸人特集、マユリカ、マッスルオペラちゃん、街裏ぴんく、ZAZY、ママタルトが出演。「ゴッドタン」は先週に引き続き、「ストイック暗記王」の後編。最後のラブレターズ塚本の挑戦には、うるとらブギーズ佐々木も登場。そういえば、塚本とは中学時代の同級生だったんだ。いじめの実話をもとにした寸劇になった。

 配信終了が迫る「伊集院光の偏愛博物館」を2本。第5回は神田の「絶滅メディア博物館」。ここでは伊集院のうんちくが止まらないが、館長も快活な話術で過不足ない解説をする。館長はコレクターが高じてというタイプではなく、コロナ禍の断捨離をきっかけに募ったら三千点が寄贈され、うまい具合に博物館にしてみせたということなのか。とても聡明さが伝わる人物だが、しかし、情熱も生半可ではない。ディスプレイにもアイデアが行き届いていて、企業博物館などをまわると栄光の歴史になるのだが、私設博物館だから自由に並べられるというところがあるのだ。公的に「絶滅メディア」を定義するということになると自分のテンションが下がるという。第6回は尼崎の「シャレコーベミュージアム」。外観からデザインに凝っている。館長は女性で、本業の関係で顔出しはできず、シャレコーベのマスクをつけている。現館長の父が初代館長にあたり、このひとは脳外科医なのだが、脳外科医という頭蓋骨の専門家だからかと思えば、展示されているものは完全に趣味の世界だ。シャレコーベに関するあらゆるグッズを収集し、文化に着目したものばかりかと思えば、上階にあがっていくと、しっかりと本物の頭蓋骨も展示されていた。初代の頭蓋骨もここにあるんですかと伊集院が訊くと、初代のものは生前に作ってあった3Dの複製が展示されているのだった。

2025年4月11日金曜日

4月11日金/ボードゲームは遊戯の思想

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝、ゴミを出してから眠り、昼前に起きあがる。NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。母を訪ねたたかし、お屋敷から母・松嶋菜々子が出てきたところで昨日は終わった。母に「なにしにきたの?」と訊かれ、たかしは「ちひろが熱を出して、母さんに会いたいって…。」と説明し始める。「ううん、本当のこと言うと、僕のほうが…。」 母は黙って聴いている。「母さん、ずっと会いたかった。」「たかし…、ここには…。」と、母が言いかけたところに、ここの主人が人力車に乗って帰ってきた。主人は娘を抱いている。「登美子、どういたがな?」と訊かれた母は「なんでもないんです。突然、親戚の子が訪ねてきて…。」 それを聞いたたかしの表情が変わる。主人は屋敷に入っていく。「お母さま?」と訊く女の子に「ちょっと待っててね。」というと、女の子も屋敷に入っていく。「お母さん」というたかしを母は抱きしめる。「たかし、いい? ここにきちゃもういけないの。叔父さんのところに帰りなさい。」 母が「おなか空いてるでしょ?」といって、お金を渡そうとすると、たかしはそれを払いのけて走っていってしまう。朝田家ではたかしを心配していた。そこにヤムおじさん・阿部サダヲが自転車でやってくる。たかしの叔父・竹野内豊と女中さんも集まっている。たかしがヤムとしゃべっていたのを目撃していた祖父・吉田鋼太郎がヤムを問い詰めると、「ああ、好きな女に会いに行ったんですよ。」 祖父「アホ! 小学生やぞ。」 ヤム「小学生の好きな女んて言うたら。」 祖母・浅田美代子「のぶかよ。」 母・江口のりこ「のぶはここにおります。」 弟子・細田佳央太「おかあ、ですろか?」 のぶ「ああ、やっぱり…。」 ヤム「ああ、高知の町中に行きたいっていうから、道を教えてやった。それだけ!」 そのころ、たかしはとぼとぼと海岸を歩いていた。叔父はうちに帰ると、叔母・戸田菜穂に「迎えに行かんでええでしょうか?」と訊かれるが、叔父は「あの子を信じて待とう。」 叔母「あんなかわいい子を捨てるなんて、信じられん!」 叔母は呉服屋さんからたかしの母の噂を聞きつけている。のぶはたかしに言ったことに責任を感じていた。どこかに行ってしまったヤムに祖父はまた怒っている。母「ヤムさんは売れ残ったパンを売りに行きました。」 弟子「ええひとですね。」 母「うん、くちは悪いけんど。」 祖父「まだ腹のなかはわからん。」 母はのぶに、うちらもあんぱんを売りに行こうと誘う。きれいな夕焼け。たかしはまだとぼとぼと歩いていた。母さんに会いたがっていたちひろ、そして、母の態度が思い出される。しゃがみこんだたかしにあんぱんが差し出される。たかしに出会えたのぶ親子。たかしはあんぱんをむしゃむしゃと食べる。のぶは水筒を差し出す。ここもまた、悲しいことをあんぱんを食べて乗り越える場面だ。帰ってきたたかしはヤムおじさんにあんぱんのお礼を言った。「ちゃんと金払えよ」というヤムを、祖母とのぶの妹たちがたしなめる。たかしは柳井家に帰ってきて、叔父と叔母に心配をかけたことを謝る。叔父「ちょっとした冒険やったにゃあ。」 熱を出して寝ているちひろに、たかしは約束を破ったことを謝る。夜、たかしはスケッチブックをめくり、母の後姿を描いた絵をびりびりに破ってしまう。翌朝、のぶとたかしは一緒に学校まで走っていく。画面は青空を映し、地上に戻ってくると、時代はあっという間に流れる。通学する学生は、本を読みながら歩くたかしと弟のちひろ、その後ろから着物の女の子が追いかける。「お先に失礼致しますう。」といって、女の子は追い越していく。「マンガ読みながらのろのろ歩きよったら遅刻するでえ、ボケ!」 ふり向いて、一瞬、おどけた顔をし、顔をあげる。成長したのぶ、今田美桜の顔がここで初めて映される。兄弟を置いて、走っていく今田美桜。成長したたかし、北村匠海の顔もここで初めて映される。「のぶは高等女学校の4年生になりました。ほいたらね!」というナレーションがあり、今週はここで終わり。ああ、あのかわいい子役たちとは今週でお別れか。

 昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴く。「ビバリー昼ズ」のオープニングは、仙台で行われた「オール日芸寄席」の話。クドカンの母は一之輔さんのファンなのか。楽天マガジンのチェックをすると、「FRIDAY」には例のフジテレビ社員と不倫関係にあったという元ADの女性が告白の記事が載っている。前号に引き続き、ブラザー・コーンのインタビューの後編があるほか、Mr.マリックがハンドパワーで究極の焼きそばを作ったという謎の記事もあった。

 テレビ番組をあれこれと。昨夜の「アメトーーク!」は「小物MC芸人2025」。ハライチ澤部、チョコプラ長田、パンサー向井、ダイアン津田、シソンヌ長谷川、せいやが出演、MC側には千鳥ノブが座る。5年前にもやっていたようで、観そこねたのか覚えていないのだが、若林の持ち込み企画で、千鳥ノブ、川島明、バカリズム、小峠が出ていたようだ。今回も面白そうなメンバーだったが、しかし、なんだか話を聴いてるうちに、だんだんただの職場の愚痴を放送してるだけなんじゃないかという気がしてきた。

 今夜の「ミュージックステーション」は「最強イントロソングBEST30」というランキング企画があり、昭和と平成以降、それぞれベスト15を発表した。木村カエラはCMソングを19年ぶりに披露。布袋が木村カエラをインスタでフォローしていた。木村カエラはME:Iのコラボも披露、ぜんぜん知らなかったが、木村カエラがプロデューサーなのだ。ちゃんみながプロデュースするHANAも登場。布袋寅泰は Char とコラボ。SNSで大バズり中の「イイじゃん」という曲もぜんぜん知らなかったが、M!LKというグループの曲で、サビになるとまったく違う曲になってしまう。こんな曲は「ハイそれまでョ」以来だ。

 今夜の「A-Studio+」はアンガールズがゲスト。広島で行われたアマチュアのお笑いライブに出演したときに、吉本にきたら採るかもしれないと言われたのを真に受けた。吉本のホンダ先生というのは本多正識だろうか。それぞれ別の相方と組んでいて、2組一緒に上京したのだ。山根の妻が取材されていたが、顔が隠されていて、山根はタレントと結婚しているような気がしていたから、ついウィキペディアを確認してしまった。おさると混同していたようだが、そんな勘違いがあるだろうか。

 NHKプラスで、配信終了間近の「名将たちの勝負メシ」を観た。歴史上の名将が食べていたメシをネプチューンが再現するという番組で、過去に何度か特番があり、今回からレギュラーということらしい。解説は本郷和人。初回は武田信玄、今日放送の回では上杉謙信を扱った。レコーダーを探すと、昨年5月に放送された伊達政宗の回が録画してあったまま、観そびれていた。この回はネプチューンのコントから始まっていて面白い。

 先週放送の「スイッチインタビュー」も配信終了前に観てしまうが、今回は坂元裕二と新海誠の対談だった。坂元裕二が新海誠を指名したそうで、まずは坂元裕二が新海誠の仕事場を訪れる。しかし、挿入される新海誠の作品が配信ではカットされていて、会話もそこで途切れてしまう。映像は消しても、会話だけは残してもらうわけにはいかないのか。今夜放送された後編も続けて観る。

 先週土曜に放送された「週刊情報チャージ!チルシル」という番組は、子ども向けのニュース解説番組。司会を佐々木希が務め、子どもがふたり出演している。影の声はみちょぱが担当。初回のゲストには小森隼が登場した。NHKの岸正浩という解説委員がトランプの関税引き上げを解説するが、なんだか説明があまり上手くないと思った。

◇ 読書

 夜、外は雷雨になった。図書館で借りている、與那覇潤・小野卓也「ボードゲームで社会が変わる 遊戯するケアへ」を読み終える。2023年刊、河出新書。ボードゲームというものはまったく知らない世界なのだが、「遊戯するケアへ」というサブタイトルに興味が湧く。小野卓也というひとは知らなかったが、ボードゲームジャーナリストという肩書きだが、寺院の住職でもある。與那覇潤は鬱状態からの回復をきっかけにボードゲームにハマった。日本では、東日本大震災をきっかけにボードゲームのブームが始まったとされているようで、2015年頃からボードゲームカフェの出店ラッシュがあり、「タモリ俱楽部」や「ガキの使い」でもボードゲームが特集されたようだ。「ボードゲームで社会が変わる」というのがこの本の主張だが、「社会のためになるから」というニュアンスが強すぎると、ゲームがゲームらしさを失い、悪い意味で「タスク」になってしまうという。有益さを強調することが副作用をもたらさないかも意識され、だから「遊戯」という言葉が出てくるのだが、「遊戯」は仏教用語で「ゆげ」と読むそうで、菩薩はいろんなひとを助けるが、それは遊びでやっているんだという思想を指す。つまり、崇高な目的を設定し、無理やがまんをしてでも貢献せよと唱える発想とは逆のものなのだということが語られている。第2章では、6人の識者がゲストに招かれ、それぞれ、6種のボードゲームを実際にプレイしてみた感想を寄稿している。三宅香帆が「ディクシット」を、辻田真佐憲が「主計将校」を、安田洋祐が「ナショナルエコノミー」を、小川さやかが「ハイソサエティ」を、安田峰俊が「ドラゴンイヤー」を、三牧聖子が「京都議定書」をプレイしている。これらのゲームはひとつも知らないが、それぞれの専門分野とリンクするゲームが選ばれているというわけか。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P32-33 小野「近日知って興味深かったのですが、ある地方都市のボードゲームカフェでは、お客さんどうしの「自己紹介は原則しない」というルールを設けているそうです。なぜかというと、お店で相席した初対面のメンバーでプレイする場合、自己紹介で相手の属性がわかると、自由に振る舞えなくなってしまうことがあるでしょう?」(略)與那覇「昨年刊行した『過剰可視化社会』で使った用語でいうと、「逆カミングアウト」になりますね。(略)重要なポイントは。まさにボードゲームと同じく、逆カミングアウトの効果は「対面」でないと十分に発揮できないことです。」

P163 與那覇「プレイヤーによって「なにを前提として話を聞くか」が違うので、それを見抜いてインストする側が合わせていかないと、うまく伝わらない。(略)」 小野「仏教の世界でも「人を見て法を説く」という言葉があります。(略)そうした対面での関係における「個別性」への配慮がないと、ダイバーシティ・アンド・インクルージョン(包摂)のうち、後者が落ちてしまうんですよ。」 與那覇「気になるのはいま社会的に、そうした「個別のケア」をないがしろにする傾向があることです。いわば、誰に対してもそのまま読み上げるだけでいい「究極の説明書」を作ってくれよと。それさえ読み上げたら、多様性に十分配慮したことになるので、後はもういいですみたいな。そうしたアリバイ作り的な形での「ダイバーシティのマニュアル化」が進んでいます。」

P168 與那覇「(略)つまり現実の社会がいま、あまりにも「実力と運」とを両極端の存在のように理解して、自力でコントロールできない偶然(親ガチャ)については「あがいてもムダだから、もう諦めよう」と。そうした空気に覆われてしまっています。これに対してボードゲームが教えてくれるのは、「完全な運」と「完全な実力」の間にグラデーション(濃淡を持った連続性)があり、もしプレイの最中にどちらかが偏ったとしても、修正する方法がいくつもあり得るということです。そうした中庸の感覚を取り戻すことが、ゲームの外でこそ、いま喫緊の課題ではないでしょうか。」

P172-173 小野「人生における選択って、往々にして「自分が主体的に行う」というよりも、今の私にはこれしか選べないといった形で「到来」するところがありますよね。ボードゲームが「カードは〇枚までしか出せない」のように、ルールの形で「選択できる範囲」を狭く規制するのは、どんな内容の選択――本人にとってのベストがプレイヤーに到来しても、ゲームが壊れないように守るガードレールを設けているわけです。」

2025年4月10日木曜日

4月10日木/基本は大きな声を出すだけ

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・音楽

 朝、目覚めてすぐに今朝の「あんぱん」を観る。昨日のラスト、たかしに母から手紙が届いた場面から始まる。朝田家では、ヤムおじさん・阿部サダヲと家族があんぱんを焼いている。あんぱんをひとつ、仏壇に供えて手を合わせる幼い三姉妹、それを母と祖母が見ている。「朝田パン」がついに開店する。あんぱんは1個3銭になっていた。しかし、なかなか誰も足を止めてくれず、それを見ている祖父・吉田鋼太郎は少し嬉しそうだ。そこにやってきたたかしの叔母・戸田菜穂が「この町のひとは、パンをいただく習慣がございませんきねえ。」といって、家族と看護婦さんたちのぶん、10個買っていく。10個1円だというヤムおじさんを押しやり、母・江口のりこは「1個3銭ですき、30銭です。」 ヤム「3銭じゃ儲けにもならん。」 母「みんなに買うてもろうて、まず、あんぱんの味を知ってもらわんと。」 祖母・浅田美代子の友だちが通りかかり、呼び止めるが、いっぺん食べたからというので断られてしまう。祖父は笑って見ている。そこにたかしがやってきて、のぶと一緒に学校に行く。楽しそうな顔をしているたかしに、のぶ「たかし、なんかええことあったがかえ?」 たかしは母からハガキが届いたことを教え、そのハガキをのぶに見せる。視聴者も同時に、ここでそのハガキに書かれたことを知ることになる。母と別れの場面が回想される。短い文面に「これだけかえ?」と訊くのぶだが、ナレーション「短い文面でしたが、それだけでもたかしの心は明るくなりました。」 場面は替わり、柳井医院、竹野内豊と戸田菜穂の叔父夫婦と診察されるちひろ。ちひろは扁桃腺を腫らし、熱を出していた。学校では、授業が終わるとのぶはすぐに教室を飛び出していく。うちに帰ると、のぶはまたパンを売る手伝いをする。妹の蘭子と一緒にあんぱんを売り歩く。たかしはうちで静かに絵を描いていた。別れて去っていく母の後ろすがた、そこにちひろが部屋に入ってくる。「母ちゃま」というちひろのおでこをたかしが触ると、熱があり、たかしは驚いた声を出す。おとなしく寝ているちひろの手を握り、たかしが話しかける。「ちひろ、母さんに会いたいか?」 ちひろ「うん、会いたい。母ちゃまに会いたいき。」 夜、布団のなかでたかしはなにかを考えている。翌朝、「ぎっこんばったん」と遊んだ丸太に座り、たかしは自分が描いた母の絵を見ている。あんぱんを売り歩くのぶがそこにやってきて、隣りに座る。のぶはちひろが熱を出したことを心配していた。たかしはちひろが母を覚えていたことをのぶに教える。「ちひろはお母さんに会いたいって言ってる」とたかしが言うと、のぶは「ほんだら、連れてきたら?」 ハガキが届いたということは住所がわかるだろうとたかしは教えられた。のぶ「会いに行って、連れてくりゃあええのに。うちならそうする。」 たかしは叔父夫婦と食事中に「ちょっと出てきます」と言って、出ていってしまう。たかしが歩いていくと、団子屋にいたヤムおじさんにも「どこ行くんだ?」と呼び止められる。「おじさん、高知の町中って歩いて行ける?」と訊くと、「汽車に乗ってればすぐだぞ。歩きでも、線路沿いに行けば着くだろうよ。」 ヤムおじさんは壊れた自転車をもらってきて、なおしている最中だった。「その自転車貸して。」と言うたかしに「子どもには乗れねえよ。」と返す。「高知までなにしに行くんだ?」と訊くと、たかしは「秘密」と答える。歩いていくたかし、のぶの祖父とすれ違い、たかしに気がついた祖父は目で追いかける。祖父はもう三角巾はしていない。たかしの叔父は熱を出して寝ているちひろを診ていた。叔母がたかしを心配していると、叔父は「あの子のことやけえ、どっかでスケッチでもしよんのがやろ。」 しかし、女中さん・瞳水ひまりがいうには、絵の道具はぜんぶ部屋に置いてあるという。たかしを探しに行く女中さんは朝田家を訪ねる。母がのぶに訊くと、のぶは「うちのせいかも…。」とつぶやく。祖父も、たかしが思いつめたような顔をしてヤムとしゃべっていたと話す。祖母はたかしの母が再婚したといううわさを聞いていた。場面は替わり、たかしはハガキを手にしながら見知らぬ町を歩いている。お屋敷を見つけ、立ち止まる。門の前から「ごめんください!」と声を出すと、奥から現れたのは母・松嶋菜々子だった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台には木曜には珍しいゲスト、藤田ニコルが登場。ラジオを聴きながら、楽天マガジンのチェック。

 「週刊文春」の欽ちゃんの連載では、3人の師匠について語っている。ひとり目は池信一。池信一に「どうしたら芸が上手くなりますか?」と訊いたら、「聞いて上手くなれるのは十年先。それまでできるのは、大きな声を出すことだけだよ。」と教わった。「いま思うと、これは本当に価値のある言葉でさ。なぜなら、大きな声を出すと、自然と体が動く。その動きが舞台では、とても大事なのだと教えられたから。(略)声と体がつながっているというこの感覚は、コメディアンを続けていく上での基本中の基本だったんだね。」 ふたり目は石田暎二。お婆さん役をやっているときに飛び跳ねたりしていたら「今から外を見てばあさんたちを観察してこい」「ばあさんは跳ばねェんだ」と注意された。3人目は東八郎。東八郎は舞台で「アクト講座」というショーをやっていた。踊り子さんたちに、打ち合わせなしのアドリブで踊りかたや歩きかたを教えながら、突っ込んで笑いにしていくという人気の出しもので、欽ちゃんもそれに一緒に出演していた。これはまさに欽ちゃんがのちにやっていたことそのものだ。そのほか、吉本のオンラインカジノに関する小さい記事もあり、「くるまは自宅に女性を含めた知人を誘い、飲み呆けている。ケムリは何とも思ってないようだが、周囲は『ケムリが可哀想すぎるだろ』と評判は失墜。自暴自棄になり、誰も手がつけられない状態です」という吉本関係者なる人物の証言が載っている。

 「週刊新潮」には、石橋貴明の癌公表を受け、「いま知るべき「食道がん」最新知識」という特集記事が4ページ。食道癌を経験した鈴木宗男らが貴明にエールを贈っている。そのほか、オウム最高幹部だった野田成人の告白記事が5ページ。野田はアレフの代表を継いだが、「麻原は死刑になるべきだ」と発言し、2009年に教団から除名される。その後はホームレスの支援事業を始めていた。「墓碑銘」の欄は芦屋小雁を扱う。巻末モノクログラビアには柳沢慎吾の一日署長の記事があった。

 「女性セブン」には広末涼子の逮捕に関する記事があった。このニュースをまったく追いかけていなかったが、広末が運転するクルマが大型トレーラーに追突し、搬送された病院で、看護師に暴行を働いたということだ。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はうつみ宮土理がゲスト。現在、82歳。9回目の出演、初出演は43年前、1982年放送のその映像が流される。愛川欽也が亡くなってからは10年が経ち、1987年、愛川欽也が52歳のときに出演した映像も流された。うつみ宮土理は徹子さんと、森光子、東山紀之らと一緒にすき焼きを食べたことがあったそうで、そのときに肉の分配をする徹子さんをものまねしながら再現してみせる。うつみ宮土理は好きな男性がふたりいるといって、「どなたですか?」と訊かれると、うつみ「春風亭一之輔さん」と答える。徹子「あら、いいですね。大好き、あたしも。」 うつみ「いっちゃん、うちの父にそっくりなんですよ。」 もうひとりは吉幾三。「このふたりが推しです。追っかけやってます。」 一之輔さんからのメッセージも読まれた。

 火曜の「さんま御殿」は3時間スペシャル。最初のブロックは二世特集。石ノ森章太郎の孫は星流という16歳の俳優なのだ。堀内孝雄の息子、堀内孝太は中学生のときに下北沢でさんまに遭遇し、北沢タウンホールの場所を教えたことがある。そのほか、Matt、大沢あかね、小園凌央らが出演。別室でモニタリングしていた親たち、松本伊代、野々村友紀子、新山千春、金子昇があとから入ってくる。2ブロック目は「体調がすぐ悪くなる有名人」。瀬戸朝香がこの番組には初登場。そのほか、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人、マユリカも初登場。「寝ることは悪」という定義を作ったというケンドーコバヤシ、新幹線でさんまに会ったときに、さんまはパソコンで映画を観ながら、片手で小説を読み、片手でスポーツ新聞を読んでいた。最後のブロックは「ひとり暮らしでお金の使い方ミスる人」。

 火曜に放送されたNHKの「心おどる あの人の本棚」には池澤春菜が登場。写真でしか見たことがないひとだったが、こういう声なんだと初めてわかった。自宅は玄関からさっそく本が積まれていて、スリッパ入れの扉がふさがれている。父親の本もあるのかと思ったら、夫婦で暮らしていて、ぜんぶ池澤春菜の本なのだ。

 水曜の「5時に夢中!」が TVer では翌日に配信されている。ヒコロヒーを登録してあるからマイページに出てきたのだが、水曜は、ヒコロヒー、松田ゆう姫、小原ブラスというメンバー、司会は垣花正と大島由香里。この番組は、以前、東出昌大が出演したときに一度観たことがあるだけだったが、ほかにお笑い芸人が出ていないせいもあるかと思うが、ほかのバラエティ番組に出ているヒコロヒーとはまた違う素に近い面が出ていて面白い。

 夕方から少し眠り、Spotify で、Ado のベストアルバムを聴きながら、夜になってからブログの更新をようやくひとつ。外は大雨。1階に降り、正月にひとつだけ残していた餅をようやく食べる。ラジオを聴きながら、台所を片づけ、明日出すゴミの用意をする。月曜の「伊集院光のちょいタネ」を聴いていると、今週のテーマは「私の好きなチェーン店」。伊集院がコメダのモーニングが好きで、小倉と玉子ペーストのどちらかを選べず、2人前食べてしまうという話をしていたのだが、この翌日に放送された「勝手にテレ東批評」では朝食に食パンを1斤食べるという話をしていたから、2人前では足りないんじゃないかと思ってしまった。

2025年4月9日水曜日

4月9日水/ネズミ騒動や類似事案など

◇ テレビ・ラジオ

 朝、「あんぱん」を観る。のぶは団子屋の小倉一郎に頼み、あんこをもってきてもらう。ヤムおじさん・阿部サダヲが朝田家に戻ってくると、祖父・吉田鋼太郎はそれを見て怒り出す。ヤムおじさんは庭で泥を踏みつけ、こね始めた。石を積み重ね、釜を作ろうとしている。弟子の細田佳央太をヤムが手伝わせようとすると、祖父に名前を呼ばれ、弟子は引っ込んでしまう。ヤムはパンを作り始める。ここは「土スタ」でも放送されていたパン職人の先生に習った手つきだ。小麦粉に玉子、そして、壺から秘密の液体を混ぜる。のぶとたかしはその様子を興味津々で見ている。庭にできあがった釜に、まるめたパンを入れていく。フタを外したつぎの瞬間にはあんぱんが焼きあがる。子どもたちは歓喜の声をあげる。祖母・浅田美代子は近所のひとたちを連れてきた。1個10銭だというヤムおじさんだが、母・江口のりこが横からすかさず「今日は特別にあんぱん1個2銭です!」というと飛ぶように売れた。のぶがお金を集める。たかしはあんぱんをひとつ持ち帰り、ちひろに食べさせた。たかしは父と母、みんなでパンを食べたことを覚えているかとちひろに訊くと、ちひろは「母ちゃま」と声を出す。たかし「母さんのこと、覚えてるのか?」 ちひろ「お兄ちゃん、母ちゃま、いつ帰ってくるが?」 夜、のぶがヤムおじさんに「これからよろしゅうお願いします。」とお礼を言うと、ヤムは「一回だけと言ったはずだ。」 母は「屋村さん、あてにパンの作りかたを教えてもらえませんりょうか。」 と訊く。阿部サダヲと江口のりこが、ジャムおじさんとバタコさんの関係になっていくことを予感させる場面だ。母はこのうちでパン屋を始めることを祖父にも頼む。「あてらにできることはこれしかないと思うがです。結太郎さんも夢枕に…」 祖母「結太郎が、立ったがか?」 母「もし立ったら、賛成してくれると思います。」 小さくズッコケる吉田鋼太郎。ヤム「待ってくれ、なんか話がまとまりそうな風向きになってるけど…。」 祖母「関係ないひとは黙っちょき!」 ヤム「どう見ても立派な関係者だろ、俺は!」 ヤムが「パン屋なめるなよ。」というと、祖父は「やかましわい!」と大声をあげる。反対するのかと思いきや、「つべこべ言わんとやれ!」と、のぶと母があたまを下げてる味方をする。さっそく、ヤムには弟子っ子と一緒に住む部屋を用意されるが、ところが、ヤムは夜のうちに出ていってしまう。翌朝、のぶはヤムおじさんを探しまわる。たかしも一緒に探しまわるが見つからない。しかし、そこにヤムおじさんはまた戻ってきた。ヤムはパンを焼くための道具を用意していたのだ。祖父は庭に立派な釜を用意した。ヤムがパンをこねる。見ている子どもたちにもパンをちぎって、一緒にやらせる。ヤムの「このクソ頑固ジジイ!」という掛け声を、子どもたちも一緒になって真似ながらパンをこねる。場面は柳井家に替わり、たかしはみんなでパンをこねている光景を絵に描いている。隣りではちひろが覗いていたが、お薬を飲む時間だと言われ、ちひろは女中さんに連れていかれた。そこに叔母・戸田菜穂が母からの手紙をたかしにもってくる。

 テレビ番組をほかにもいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は新企画「捨てられないものとお別れの会」。紅しょうが、Aマッソむらきゃみが出演。熊元プロレスは男性を家を呼び込むために買った照明をもってきた。その品に関するエピソードをしゃべったあとに棺に入れるセレモニーがある。齊藤京子はこの番組がきっかけで買ったミニセグウェイを、ヒコロヒーは森本サイダーにもらったペヤングのクッションを、稲田は仲のいいおじさんに買ってもらった炊飯器を、むらきゃみはコロナ禍でなにか発信したいと思って集めたトイレットペーパーの芯を、熊元プロレスからはもうひとつ、彼氏の誕生日に彼氏のために屋台を開催したときに作った、そのときのヨーヨー風船と輪ゴム銃をもってきた。熊元プロレスは、音がしないように水に沈めて水風船を割る技術を披露する。

 昨夜の「勝手にテレ東批評」を観る。佐久間が「ひっかかりニーチェ」でしゃべっていたことがネットニュースになったのを伊集院が読んだようだ。ゲストは、新ドラマ「やぶさかではございません」に出演する松村沙友里。伊集院が朝食にトーストを1斤食べるという話に、佐久間と中根アナが驚愕する。

 TVer で、配信終了が迫る「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん」を観る。この番組は今まで観たことがなかった。ゲストは浜村淳。現在、90歳。この回は鶴瓶と阿川佐和子が大阪のお店に行って収録している。浜村淳はナベプロの渡辺晋に呼ばれて上京し、「いちばん引っぱってくれたのがミッキー・カーチス」という言いかたをしていた。最近観たおすすめの映画を鶴瓶が訊くと、浜村淳は「ゴールデンカムイ」をあげた。

 NHKプラスでは、最近、「高校講座」を観るようになったのだが、「NHK高校講座」のホームページを内容の確認のために初めて覗いてみたら、なんと、ここですべての動画が公開されている。配信が終了すると思い、急いで観ていたのに、ホームページで観ればよかったのか。しかも、ここですでに公開されているということは、新番組ではなく再放送なのか。毎年新番組が放送されているわけではなく、何度も再放送がされているのだ。しかし、そういえば、Eテレは教育テレビの時代からそういう放送局だった。

 昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」から「ビバリー昼ズ」を聴く。午後は文化放送、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」をつけていて、「長野智子アップデート」まで聴いてしまった。

◇ みなとみらい・映画

 夕方から外出。暖かい。横浜に出て、平沼のブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊だけ買う。すき家に入り、にんにく牛カルビ焼肉丼を食べる。770円。ネズミ騒動後に初めて入ったが、すき家は今がいちばん清潔だろう。みなとみらいに進み、グランモール公園のドトールに入る。

 SNSを見ると、今度は石橋貴明の名が出ている。フジテレビ問題の報告書にある類似事案のひとつが石橋貴明だったと「週刊文春」が報じたようだ。記事は有料だから読まないが、ダウンロードしてある報告書にここであたってみると、ふたつある類似事案のうち、石橋貴明だと思われるのは、中居が同席したスイートルームのほうではなく、10年以上前の出来事だが、件のフジ社員はやはり関与し、女性社員を置き去りしている。ふたりきりになったときにいきなり下半身を露出したのはまずいが、そのあと、部屋を出ていく女性社員を「番組出演者は引き止めるということもなく、ぽかんと見ていた。」と書いてある。これはもちろん、その女性社員による描写だろう。

 ローソンユナイテッドシネマにて、「エミリア・ペレス」を観る。20時ちょうどの回。メキシコの麻薬王が女性として新たな人生をやりなおす物語。複雑なドラマをミュージカルで乗り越えてしまう部分は面白かった。


◇ テレビ

 帰宅は深夜になる。テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は加藤登紀子がゲスト。現在、81歳。ギター弾き語りで「遠い祖国」という歌を歌った。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は「みんなの説スペシャル」。浜田がいる収録の回がまだあったのか。「居酒屋で「ちょっと毒吐かせてもらっていいですか?」と言われてOKしたら毒霧吐かれても文句言えない説」では、ターゲットのパンサー尾形にウエストランド河本が毒霧を吐こうとするが、尾形がなかなかOKしない。毒霧を吐かれてもまだ、尾形はプライベートだと思って怒っている。ネタばらしされた尾形は「マカオ」「カーウォッシュ」という謎のワードを残した。今夜の「あちこちオードリー」は、3時のヒロインと紅しょうが、「THE W」王者の2組がゲスト。

 「NHKアカデミア」という番組を初めて観た。先週水曜と今夜、2週にわたり、オール巨人が漫才論を語る番組。秋田実の「笑いの基本7か条」というのをここで初めて知った。しゃれ、誇張、期待の失望、道理・理屈、結果・原因、本末転倒、矛盾と習慣というのがその七つ。巨人は漫才ブームにはあまりいい思い出はなく、阪神巨人は漫才ブームの前に「ヤングおー!おー!」で売れてしまったから漫才ブームのど真ん中にはいなかった。後編では、デビューの経緯が語られ、素人演芸番組の出演者だったふたりでコンビを組み、「ヤングおー!おー!」のプロデューサーからスカウトされて吉本入り、それから岡八朗に弟子入りということになる。師弟関係について、弟子時代に駐車場で起こした事故を許してもらったことがあり、それを語りながら巨人は涙ぐんでしまう。それから、自分の弟子たちとの向き合いかたについて、有吉の履歴書もまだ残してあるようで、亡くなった元弟子について語るとここでもまた涙ぐむ。視聴者からリモートで質問を受けつけるコーナーもあり、将来、お笑い芸人になりたいという小学生の女の子が出てきた。巨人が「緊張の緩和」と言ったのに、テロップは「緊張と緩和」になっていたが、巨人はもうひとつ、「緊張の緩和」に「共感」をプラスする。テンポが早かった阪神巨人は「笑い待ち」をしなさいと先輩に言われたことがあるという。芸人の立場が高くなっていることについて質問が出ると、不祥事に対する批判については立場が上であっても下であってもやってはいけないと、巨人は極めて常識人だ。

2025年4月8日火曜日

4月8日火/寿司とラーメンを食べた

◇ テレビ・ラジオ

 朝、目覚め、SNSを開くとトレンドに広末涼子の名があり、「自称広末涼子」が逮捕されたというニュースがあることがわかったが、これが本人だと理解できるまでに少し時間がかかった。本人確認ができない段階で報じられたということか。速報は早朝6時前には出ていたようだ。ラジオをつけっぱなしにしていたら、「パンサー向井の#ふらっと」のゲストが唐田えりかだった。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。

 NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。昨日は墓石が倒れそうになったところで終わった。今日はのぶが竹野内豊の医院に駆けつけたところから始まった。怪我をしたのは祖父・吉田鋼太郎だった。全治3ヶ月の大怪我のため、祖父は仕事ができなくなった。朝、祖母・浅田美代子と母・江口のりこが米の残りを心配している。のぶは学校に行くとき、母が弁当をもたせようとすると「いらん」と断る。通学路で出会ったたかしが祖父の心配をしてくれる。学校、弁当の時間になると、のぶはそっと教室を出ていく。たかしはのぶを追いかけ、「お弁当、忘れたの?」と声をかける。外に出て、たかしとのぶはたかしの弁当を一緒に食べる。祖父は片腕で仕事をしていた。弟子っ子の細田佳央太は怪我をさせてしまった責任を感じている。そばではのぶの妹たちが紙風船で遊んでいる。「親方、わしをクビにしてください。」と言われた祖父は顔色を変え、「なにィ言うがなあ、よそへ行きとうなったがか?」「わし、大メシ食らいやき。みんなのためにおらんほうが…。」 夜、祖父母と母が会話をしている。祖父は弟子っ子にそんなことを言わせたことを情けなく感じていた。祖母は着物を売ろうかと考え、母は高知に行って仕事を探してみようかと言っている。のぶは布団のなかでその会話を聞いていた。朝、のぶが起きてくると、母はもう出かけたことを祖母が教えてくれる。授業中、うわの空ののぶだったが、なにかをひらめいたように笑顔になる。釣りをしているヤムおじさん、阿部サダヲのもとにのぶがやってくる。ヤム「もう立ちなおったのか。チビは能天気でいいなあ。」 魚がかかったヤムおじさんをむりやり引っぱって連れていく。ヤムおじさんは朝田家に連れてこられ、のぶはヤムおじさんにあんぱんを焼いてもらい、うちで売ることを提案する。ところが、祖父はヤムおじさんを気に入らない。悪態をつくヤム、ケンカになるふたり。祖父を馬鹿にした態度の阿部サダヲが可笑しい。帰っていってしまうヤムに向かって怒鳴る祖父。のぶは悲しい顔になる。夕方、洗濯物をたたんでいる母と祖母のそばにのぶがいると、母「のぶにまで心配かけて、ごめんねえ。」 のぶ「ええことひらめいたと思ったがやけんど。」 江口「あんたはええ子やねえ。あんぱんものぶの気持ちも、あったかいがやねえ。」 縁側にいた祖父は「許さん。」とつぶやく。「わしの目の黒いうちは、ここでパン屋らあて絶対許さん。」 のぶ「かま爺、うちはあきらめんき。」 祖父「このォ、強情っぱりがあ。」 のぶはヤムおじさんを探し歩き、団子屋の前でたかしに出会うと、団子屋の小倉一郎がヤムおじさんがこの町を出ていこうとしていることを教えてくれた。駅に追いかけていくと、ヤムおじさんは切符を買っているところだった。のぶはヤムおじさんに、ちからを貸してほしいと熱をこめてお願いする。ヤムおじさんは少し弱りながらも、「人生はな、思いどおりにはならないもんなんだよ。」といって、汽車がやってくると「じゃあな」といって乗っていってしまった。待合室でしょぼくれるたかしとのぶ。どのくらい時間が経ったのか、そこにヤムおじさんが戻ってきた。「団子屋を呼んでこい。」「あんこがなきゃ、あんぱんにならねえだろ!」 やる気になったヤムおじさんに、笑顔になるのぶとたかし。「売り上げの6割は俺がもらうぞ。」と、ヤムおじさんはからかってみせる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。オープニングでは、昨夜の「しゃべくり007」で映像が流されていた東貴博の結婚式の話をする。

 タイムフリーで、先週火曜から始まった大島由香里の「Brand-New Morning」の初回を聴いておきたくなった。月曜からではなく、4月1日火曜日から始まっている。フジテレビの会見の翌日の放送だったが、途中にニュースが入り、そこではもちろん扱われるのだが、ニュースについて大島由香里が触れる場面はない。二番目のニュースは大島由香里が読み、これは新聞でいうと生活面に載るようなニュースで、大島由香里が気になるトピックスを紹介するというコーナーだった。ゲストのコーナーが入り、森尾由美が登場。後半のニュースでは、大島由香里がフジテレビのニュースを読んだ。終盤には魚住りえのハコ番組が入り、ここは創価学会がスポンサーになっている。

◇ 面会・はま寿司・読書

 午後から外出。余裕をもって出たいのに、ぎりぎりになってしまう。三ツ境のバスターミナルから長坂まで、春休みは終わりかと思うが、ズーラシアからはそれでもやっぱり少し混雑する。老健の面会、エレベーターで3階にあがり、大部屋にいる母を見つけ、手をあげるとすぐに気がつき、こちらにやってくる。職員さんも黙って面会場所を用意してくれるようになった。モバイルバッテリーでスマホの充電をしながら、来週、誕生日に母のお友だちがきてくれるというメールをもらっていたから、一応、忘れてしまうだろうけど、それを知らせておく。お友だちの名前をちょっと思い出しづらくなっている感じがあったが、これはただの老化でも起こり得ることだろう。今月は誕生日だから、母の名前と誕生日が壁に貼り出してあった。4月生まれは母ひとりだけなのか。

 いつもどおり、はま寿司に寄っていく。厳選素材の貝節塩ラーメン、えび天握り、合鴨ガーリックソース、真あじ軍艦、サーモン、とろびんちょう。979円から80円引き。クーポン券があったから初めてラーメンを注文してみた。ラーメンと寿司の組み合わせに抵抗があったが、うどんやそばよりもラーメンのほうがお得感あるかもしれない。しかし、季節が暖かくなったらもう食べないだろう。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、先週木曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴く。山田洋次の撮影現場に行ったという話をしていて、作品に出たのかと思えば、どうもそうではなさそうだ。対談かなにかだろうか、なんにせよ、楽しみな話だ。そのあとには「オールスター後夜祭」の裏話をする。「後夜祭」の話だけで時間がいっぱいになってしまったといって、「感謝祭」の話をするのは避けていた。

 鶴ヶ峰のブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を3冊買う。ココロットの TSUTAYA に寄り、買いそびれていた「週刊文春」をここでようやく買った。1階のサイゼリヤに入り、ひと休み。ドリンクバーとティラミスクラシコを食べる。500円。まず、「週刊文春」を読み、それから読書をする。

 図書館で借りている、小籔千豊「ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由」を一気に読んだ。2022年刊、辰巳出版。なんとなく直観的に借りてみた本だが、小籔が YouTube でゲームの生配信をしていたということを知らなかったし、「フォートナイト」というゲームがあることすら知らなかった。それでも読んでみようという気になったのは小籔千豊に対する信頼度だろうか。実際、読んでみたら面白くて、すいすいと一気読みしてしまった。小籔の話術がそのまま文章化されているような本だった。ゲームを通じた小籔の教育論が含まれていて、熱心に語られもするのだが、笑いにして身をかわすようなバランス感覚がある。奥付には「原稿協力」として黒沢かずこの名があり、なにかと思えば、小籔の配信を熱心に観ている変態代表として寄稿していたのだった。本の終盤には、「フォートナイト」のマナー違反である「負けた相手に対して地面に銃を撃ちまくる行為」をやった人間の物語がわざわざ小説のように描かれていて、まじめな本になるのを回避しているかのようだった。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」のゲストは松本若菜というよく知らない女優さん。出演作は観たことがないかもしれない。現在、41歳。奈美悦子にスカウトされたという経歴のひとなんだな。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」には今週も東野幸治が出演。東野幸治の芸歴40年をふり返る。デビューから10年の時代にサブタイトルをつけるなら、東野は「つまずき」と答えた。「当時の吉本興業って、小さなプロダクションの集まりなのよ。」と東野は例える。大崎プロダクションの看板タレントはダウンタウン。劇場の漫才や営業はほぼない、アンチ吉本、アンチ花月、テレビタレントを養成するプロダクションだった。つぎの10年は「頑張った」期。ダウンタウンが東京進出したあとの時期には吉本新喜劇の所属になるが、それは大崎が新喜劇の改革担当になったからだった。それから「ごっつええ感じ」と「生生生生ダウンタウン」というふたつの番組が始まり、新喜劇を辞めて、東京に出る。ダウンタウン、タモリ、紳助からの三つの学びが語られた。つぎの10年は「なんとかなった」期。「あらびき団」については多く語ったが、しかし、年表にはなぜか「やりすぎコージー」が入っていない。「あらびき団」以前に「やりすぎコージー」のほうが重要な気がする。そして、直近の10年。東野「漫才師、歌手、俳優、立派ですよ。こんなええ加減な仕事いちばんないからタレントなんて。タレントなんて、今、目指してるやつ全員アホですから。(笑)」「母親父親のあいだに産まれたたった一回の人生、これやってんねんで?(笑)」

 昨夜の「松井ケムリの老後ドリーム」は、先週に引き続き、山田邦子、みなみかわを連れて、高級老人ホームを案内する。入居者のお年寄りにインタビューするのだが、ここに入居しているのはしっかりしたお年寄りばかりだ。お年寄りが相手だと、山田邦子がいることが頼もしい。かと思えば、ケムリのお父さんを認識しているお爺さんがいた。

 今日の「#バズ英語」は「世界のかわいいSP」。ゲストには、CANDY TUNE、SWEET STEADY という2組のアイドルグループから3名が出演した。「y2kファッション」が世界的に流行っているとか、「エッホエッホミーム」だとか、歯列矯正の矯正用ワイヤーがトレンドだとか、知らないことばかりだ。

 NHKプラスの配信終了間近のなかから見つけた「心おどる あの人の本棚」という番組を観ると、初回に久住昌之が出ていた。本棚を紹介する番組なのだが、吉祥寺の古本センターで買いものをしてから仕事場に向かう久住昌之に同行する。絵本からの影響や赤瀬川原平について、長編マンガでは「まんが道」と「漂流教室」はくり返し読むなどといったことを話していた。この番組は再放送で録画しておこう。ナレーションは大倉孝二。

 配信終了のなかから、高校講座「世界史探究」という番組も観てみると、これが初回だった。山崎怜奈が出演のほか、若いタレントが6人、途中から羽田正という歴史学者も登場する。お茶はどのように広がったのかといった、身近なものから世界史を学ぶ。

 楽天マガジンのチェックをすると、「FLASH」がフジテレビ問題の記事で、犬塚弁護士を直撃取材している。中居側が守秘義務の解除を拒否したというのは、中居と犬塚弁護士が拒否したということなのだ。その理由をこの直撃取材で訊くと、犬塚弁護士はいきなりダッシュし、記者に「事務所にファクスしてください」と言い残す。改めて事務所に質問状を送付すると、期限までに回答がなかったという。この記事によると、犬塚弁護士には利益相反に該当する受任ではないかという疑いもあるようだ。また、フジテレビの会見の翌日には入社式があり、3人の新人女性アナが入社し、そのうちのひとりはミス日本のグランプリを受賞している逸材だそうで、それを女性アナ評論家なる人物に解説させているこの記事もどうなんだろうか。この記事の最後には長谷川豊が取材に応えていた。そのほか、ジャングルポケット斉藤慎二の現状を伝える記事もあり、洋菓子工場で働いているというその工場の社長を取材しているのだが、何度か手伝ってもらった程度で給料は支払っていないようだ。みのもんたの遺産を特集した記事には不動産だけでも50億円あると書いてある。斉藤鉄夫公明党代表のインタビュー記事もあった。「サンデー毎日」には田原総一朗による野田佳彦インタビューがある。フジテレビ問題について、茂木健一郎とたかまつななが対談していた。「SPA!」の「エッジな人々」には岸谷蘭丸という実業家が登場しているのだが、岸谷五朗と奥居香の息子なのか。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「おくりびと」の話題から始め、遠まわしに広末の話題に入った。そういえば、広末とボキャブラメンバーが一緒にCMに出たことがあったっけ。「ゴールデンアロー賞」では、爆笑問題が受賞したときの新人賞が広末、大賞が「HANA-BI」のたけしだった。それはともかく、今日はそのあとにたっぷりと語った「赤毛のアン」の話が素晴らしかった。いつも思うのだけど、なぜこの素晴らしいオープニングトークをこそ、この番組はポッドキャストにしないのか。2時半頃にゲスト、友近が登場。太田は木村祐一にひさしぶりに会ったそうで、木村のオールディーズと爆笑問題はほぼ同期で、「文珍クラブ」によく出ていた。木村祐一はクイズ時代の「検索ちゃん」に出たことがあって、そのときに「マボロシの鳥」の感想を伝えてくれたことがあったという。

2025年4月7日月曜日

4月7日月/老衰はいやだ

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝から、ラジオを聴きながら眠る。大島由香里の新番組を初めて聴いた。昼前に起きあがり、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。2週目に突入。先週の放送から、機関車と並んで走るのぶ、そして、父・加瀬亮との別れの場面を見せ、父の死を視聴者にわからせるところから始まった。祖父・吉田鋼太郎が墓石を完成させる。建てられたばかりのお墓にのぶは父の帽子をかぶせ、家族は手を合わせる。のぶとたかしが並んで帰ってくる。たかし「僕の家も、父さんが亡くなったとき、お母さんは泣いてたけど、僕とちひろは泣かなかった。」 そこに現れるヤムおじさん・阿部サダヲ。そろそろチビんちに行こうと思っていたというヤムおじさんに、母・江口のりこと祖母・浅田美代子はお礼を言うが、祖父・吉田鋼太郎だけが冷たい目を向けている。あんぱんを配り、「おとな4人で40銭です。」というヤムおじさんに怒る祖父、コミカルな音楽が流れるドタバタな場面。殴りかかろうとする祖父を家族が止め、祖母・浅田美代子が穏やかにへそくりから支払った。たかしが「おじさんは悪いひとじゃないんです。ただお金がなくて困ってて、汽車賃も払えなくて…。」と言うと、ヤムおじさんは「余計なこと言うな!」と止める。夕方、母・江口のりこはまんじゅう屋さんに内職の仕事をもらってきた。お前らの食いぶちは心配するなという祖父だが、母「結太郎さんはおなごも遠慮せんと大志を抱けと言うちょりました。」 夜、まんじゅうの箱を作る内職を始める母を、祖母と娘たちも手伝う。一緒にやろうとして箱をつぶしてしまう末っ子。翌朝、のぶが学校に走っていくと、和尚・斉藤暁とすれ違う。和尚はのぶのうちにやってきた。祖父は和尚に仕事をくれと頼む。精力的に働くことで、朝田家は悲しみを乗り越えようとしていた。のぶがまんじゅう屋さんに箱を届けに行くと、その途中にたかしに出会う。ちひろが「お兄ちゃん!」といって追いかけてきて、「3人でぎっこんばったんしたい!」と言う。のぶはちひろが「お兄ちゃん」と言ったことに気がつくが、たかしは「親戚のお兄ちゃんていう意味だよ。」 ちひろはのぶにも「お姉ちゃん、3人でぎっこんばったんしよう!」と言うが、しつこいちひろをたかしは強い口調で叱りつける。箱を届けに行くのぶは別れ、今度はたかしの叔父・竹野内豊とすれ違う。叔父は兄弟と出会い、たかしに「たかしは弟思いの優しいお兄ちゃんやと、登美子さん(母)が褒めよったで。」 たかし「母さんはいつになったら帰ってくるんですか?」 叔父は、たかしは好きな絵を描いて、わしらの家で待っていたらええという。「ええもん見せちゃる。」といって、うちに帰ってきた叔父はたかしのために本棚から本を探し出した。たかしの父は雑誌を作っていた。その雑誌、「少年倶楽部」をぱらぱらとめくり、マンガを見つけ、たかしは声をあげる。たかしは「少年俱楽部」を何冊も借りていき、夢中になってそれを読みふける。部屋に入ってきたちひろと一緒に並んでマンガを読み、たかしはちひろに「これ、僕たちのお父さんが作った雑誌なんだぞ。」と誇らしげだ。そのころ、のぶたちはうちでまんじゅうの箱を作っていた。次女の蘭子は器用で、箱を作るのが上手い。末っ子のメイコは外に出て、紙風船で遊んでいた。そのそばでは祖父たちが墓石を作っている。弟子っ子・細田佳央太が、危ないからといって、メイコを連れていこうとすると、そのとき、墓石を止めていた木片にぶつかり、墓石が倒れようとする。「危ない!」と言うのぶの表情で、明日に続く。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは梶芽衣子。ラジオを聴きながら、楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」には、フジテレビ被害者女性Aさんの独占告白という記事が2ページ。読んでみたら告白の部分は短く、おおむねはほかでも報道されている話で、驚くようなことはなにも語られていないのだが、それよりもフジテレビの人事に関する記述が面白い。横山剣さんの連載コラムは「およげ!たいやきくん」を取りあげ、この歌詞に影響を感じる曲として、所ジョージ「中国民話・白蟹傳」も紹介している。「紙の爆弾」には「マスコミ幹部を飼い慣らした「みのもんた伝説」」という記事。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は下重暁子がゲスト。徹子「このごろ、「やばい」って言うじゃない? あれ、わたしすごく気になるわ。」 下重「わたしはね、たまに使ってみるの。どんな気持ちかしらと思ってね。「やばい」っていうとね。あれ、両方の意味があるらしいのね。(略)でもね、わたし、けっこう言葉っていうのは、やっぱり時代のものだから、変化していくことはいいと思うんですよね。面白い言葉はね。だけど、TPOがあるじゃないですか。ある場所ではきちんとしゃべれなきゃいけないと思うんですよね。それができたうえで、勝手なこと言ってもいいけれど。」 下重暁子はフリーになって講演に行ったときに「ラジオみたい」と言われたのがいやだったという。「今、AIがしゃべってるっていうのがよくあるじゃない? あんな感じかなあと思うとね、人間味がなくて。」 最後に「怖い日本語」という新刊が紹介される。徹子「このごろ、わたし気になってるのは「老衰」?」 下重「わたしは絶対、老衰では死なない。」 徹子「わたしもやだ。」 下重「自然に死んじゃうと名前がないんですって、病名が。だからね、「老衰」って。失礼でしょ? 絶対、老衰はやめましょうね。」 徹子「お互いにね。「わたしはこれから死にますけど、老衰ではありません」って言いながら死にたい。」

 先週土曜に放送された「土スタ」は浅田美代子がゲスト。司会は木村昴と近藤春菜、浅野里香アナ。「あんぱん」で共演する、江口のりこ、吉田鋼太郎、永瀬ゆずな、今田美桜からコメントのVTRがあり、それぞれが語る浅田美代子の撮影現場のエピソードがどれもこれも可笑しい。そのあとには、さんまからのVTRもあった。

 先週月曜に放送された「脱教養番組」という特番は、お笑い芸人を通して、哲学的思考を実践するという番組。アルコ&ピース平子が司会を務め、アルコ&ピース酒井、福田麻貴、中村海人、國分功一郎が出演し、VTRを観ていく。まず始めに謎のゲームが始まり、参加者はひとりずつ段階的に明かされ、みなみかわ、エルフ荒川、ザ・マミィ酒井、パンプキンポテトフライの5人が賞金をかけて騙し合いのゲームをする。このゲームだけでは、これといって目新しさはなく思えてしまうが、このゲームは「囚人のジレンマ」をモデルにしていた。そのほか、「テセウスの船」の思考実験をもとにした企画では、ハリウッドザコシショウの個性を変換し、どこまでハリウッドザコシショウだと認識されるかを実験する。黒田みゆアナを笑わせるまで顔出しされない街ブラロケの企画では、隠されていた3人が、Aマッソ加納、オダウエダ植田、カーネーション吉田だということが順に明かされ、正体は男性ではないかと思い込んでしまう「アンコンシャスバイアス」がこの企画のテーマだった。企画・演出、島本理緒。構成、西村隆志、斉藤ほのか。

 今夜の「しゃべくり007」は2時間スペシャル。ゲストは爆笑問題、この番組には初登場だ。まずは太田の夫婦関係から、光代社長になぜ「アーリン」と呼ばれているか、「ダーリン」と呼ばれると濁点にびっくりしちゃうから「アーリン」と呼ばれるようになったという理由は初めて知ったかもしれない。NHK「ふたりのディスタンス」のドッキリの映像も流される。それから、「ビートたけしのオールナイトニッポン」代打事件について、その音源が流されたが、これも初めて聴くかもしれない。それぞれの幼少期からがたどられ、「ウーチャカ大放送」の音源もたっぷりと流された。観覧席には田中の同級生たちがいて、田中への文句が止まらない。そして、芸人時代になり、爆笑問題から「消えた天才」として鮫島伸一の名があげられたが、くりぃむしちゅーもネプチューンも知らないというのが意外だ。その鮫島伸一がスタジオに登場し、爆笑問題と30数年ぶりの再会を果たした。番組後半のゲストは棚橋弘至とスターダム女子プロ軍団、ダンプ松本も乱入する。

 昨夜放送、TBSの「ドキュメンタリー「解放区」」は「証言 オウムと山梨30年目の真相」という特集。当時の山梨県上九一色村富士ヶ嶺、テレビ山梨に残るいちばん古いオウムの映像が1990年5月、無許可で施設を建てようとしていたオウムに住民が抗議している。この先頭に立っていた竹内精一さんが撮り続けていた写真があり、その写真がおよそ1000枚。武内さんは現在96歳。富士ヶ嶺公園には今は慰霊碑が建てられている。ここに「第一上九」と呼ばれた最初の教団施設があり、「サティアン」と呼ばれるその施設が増築されていく様子を竹内さんは写していた。1994年4月30日、竹内さんは警察官たちと防毒マスクをつけた信者を目撃していた。その2ヶ月後に松本サリン事件が起こる。江川紹子のインタビューや、オウムに関わったさまざまな証言、山梨県中央児童相談所の課長だった保坂三雄さんは、職員たちに対する児童たちの不信感、敵対心が、どう取り除かれていくのかを語った。それまでのオウムの教えが否定されていくわけだから、まるで戦争中の話みたいだ。竹内精一さんは風化に危機感をもつ。慰霊碑には「慰霊碑」としか刻まれておらず、「オウム真理教という世の中の不思議なものがきて、富士ヶ嶺でいろんなことをやって、最後は地下鉄サリン事件を起こした」ということが、これでは未来永劫残らない、なんにもないことに竹内さんは怒っている。竹内さんは撮影隊を「開拓之碑」に案内する。富士ヶ嶺は戦後の開拓地であった。竹内さんはもともとは泣き虫ではなかったが、このごろはよく涙が出るという。スタッフが、それはオウムとは関係がないのかと訊くと、オウムとも戦争とも関係があると竹内さんは答えた。

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