2025年5月23日金曜日

5月23日金/蒲田の落語会

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。次郎・中島歩に結婚を申し込まれた昨日の場面から始まる。「のぶさん、わたしの生涯の伴侶になっていただけませんか。」 いっぽう、たかし・北村匠海はケンちゃん・高橋文哉と話していた。「僕はね、決めたよ。この卒業制作を仕上げたら、のぶちゃんに会いにいく。今度こそ、ちゃんと気持ちを伝える。」「なんか、だいぶん先、話にならん?」「そうかも。」 昭和14年12月、柳井家では、叔父・竹野内豊がたかしからのハガキを読んでいた。叔母・戸田菜穂とちひろ・中沢元紀も一緒にハガキを覗き込む。「前略、ひろし叔父さん、お元気ですか。今、僕は全力で卒業制作に取り組んでいます。」 教室で、たかしとケンちゃんが絵に色をつけている。「東京高等芸術学校で学んだ歳月の集大成なので、最高傑作にします。これを仕上げたら、すぐ御免与町に帰ります。製薬会社に就職が決まり、いろいろ報告もしたいので。」 叔父「たかし、製薬会社に就職決まったそうや。」 叔母「少しでも、あなたのお仕事の役に立ちたいと思うたがかもしれませんねえ。」 ちひろ「きっとそうや。」 叔父「わしはそれより、たかしの最高傑作が楽しみや。」 笑う叔母。ちひろ「兄貴にしては、えらい強気な文面やねえ。」 叔母「自分の好きな絵の道に進んで、自信がついたがですねえ。」 女中のしんちゃん・瞳水ひまりがやってきて、「先生、隣り村のサワダさんが往診お願いしたいと。」「今、行く。」 叔母「お食事、どうなさいます?」 叔父は「患者が先や。」といって、出かけていく。場面は朝田家に替わる。ナレーション「のぶのもとにも手紙が届いていました。ひとつき前、航海に出た次郎からでした。」 のぶは部屋で手紙を読む。「先日は、ぶしつけなお願いをして、申し訳ありませんでした。12月20日に船を出て、高知に戻ります。会っていただけませんか。」 のぶの表情。場面は外に移り、祖父・吉田鋼太郎が、和尚・斉藤暁、団子屋・小倉蒼蛙と3人並んで座っている。和尚「のぶちゃんの縁談は、うまくいきそうながか?」 祖父は腕組みをして、「次郎さんは、ひとかどの男じゃ。」 団子屋「おっ、釜じいのお墨付きか?」 和尚「ほいたら、愛国の鑑もついに嫁入りじゃろ?」 団子屋はお茶を飲む。祖父「のぶさえ、その気になってくれたらにゃあ。」 顔を見合わせる和尚と団子屋。祖父はお茶をすすり、「よっしゃあ!」と声を出す。祖父は豪の墓石にノミをあてる。「豪のために魂を入れるき、いんでくれ。」 離れて立っていた和尚と団子屋は、手を合わせてから帰っていく。祖父は豪の半纏を見上げ、ついに石にノミを入れ始める。場面は替わり、朝田家の夕食。祖父と祖母・浅田美代子、母・江口のりこがのぶの様子をうかがっている。それに気がつくのぶ。メイコ・原菜乃華が大きな声で切り出す。「今日、次郎さんから手紙きたがよ。なんて書いちょったが?」 そういうことかとわかったのぶは、少しの間のあと、「暮れに高知にもうってくるそうやけん…。」 祖父は箸を置き、のぶのほうに向きなおす。「のぶ、なにを迷っちゅうがか?」 母「のぶ、次郎さんはずっと待つと言うてくださりよったけんど、それはスジが通らんで。ちゃんとけじめつけんと。」 のぶは小さくうなずく。箸を置き、「お会いして…、ちゃんと話す。」 ナレーション「そして、その日がやってきました。」 場面は洋食屋だろうか、のぶと次郎は庭が見える丸テーブルの席にふたりで向き合って座っている。テーブルの上にはパンだけがある。次郎「戦地に行く兵隊たちには申し訳ないですが、内地に帰ってくるのが、こんなに待ち遠しかったことはありません。」 のぶ「次郎さん、こないだも申しあげたとおり、結婚して、家庭に入ることはまだ考えれんので。」「いえ、教師のお仕事はやめることはありません。」「え?」「子どもたちにとって、のぶさんはいなくてはならない先生だと思います。もし、僕と結婚してくださるなら、仕事はそのまま続けてください。」「あの…、次郎さんは…、どういてわたしを伴侶にしようと思うてくれたがですか?」「ひとを好きになるのに、理由がいりますか?」 のぶの表情。次郎は続ける。「強いていえば、僕は、のぶさんの、正直なところに惹かれました。」 少しの間があり、のぶは小さく首をふる。「いえ、わたし、正直な気持ちは、次郎さんにまだなんもお話ししてません。」「それは?」「わたしは、子どもらあに、体操や、学ぶことの楽しさ、夢をもつことの大切さを教えとうて、教師になりました…。けんど、気がついたら、兵隊さんになって、お国にご奉公する子どもらを育てよりました…。まわりからは、愛国の鑑やと呼ばれちょります。でも、妹は、そんなのうそっぱちやと…。」「うそっぱち…。」「それからは、子どもらあに愛国を説くのも、本当はつらいがです。教師としても、朝田家の長女としても、宙ぶらりんで…。こんなわたしが結婚をしても、次郎さんを幸せにする自信がないがです。これが、正直な気持ちです。すみません、こんなにひとりでしゃべってしもうて…。」「ああいえ…。のぶさん、そんなに重い荷物を、いくつも担いでいたら、船だったら沈んでしまいます。荷物を、降ろす用意をしませんか?」「荷物を降ろす、用意…?」「そのときがきたら、思いっきり走れるように。」 まわりの音が消える。流れるBGM。「終わらん戦争はありません。そのとき、世の中はすっかり変わってしまうかもしれん。それを見越して、今のうちから夢をもつがです。」「次郎さんの夢って?」「僕は、戦争が終わったら、このカメラで、世界中のひとたちを撮ってまわりたいと思うちょります。のぶさんも、なにがしたいか考えてみてください。」「まだ、なんも思いつきません。」「ゆっくり考えればええです。のぶさんは足が早いき、すぐ追いつきます。そこに、少しでも、僕との暮らしが入る隙間があったら、結婚してください。隙間がなかったら、そのときはあきらめます。」 次郎との食事のあと、のぶは街を歩きながら、父・加瀬亮との幼いころの会話を思い返していた。「うちの夢って、なんやろうか?」「そりゃあ、ゆっくり見つけたらえい。見つかったら、思いっきり突っ走ればえい。のぶは足が早いき、いつでも間に合う。」 一瞬の静寂。汽車の音。のぶはふり返り、走り出す。「次郎さあん!」 のぶは大きな声を出す。橋を渡ろうとしていた次郎が立ち止まる。橋の上にいる次郎にのぶが駆け寄り、向き合うふたり。次郎「のぶさん…」 のぶは息を切らしている。次郎「忘れもんでも…?」 のぶは息を整え、「とても…、大事なことを言い忘れました。」 少しの間のあと、「こんなわたしでよかったら、ふつつかものですけんど、よろしゅうお願い致します。」といって、のぶはおじぎをする。笑顔になる次郎。のぶも一緒に笑い始める。橋の上に向かい合うふたり。まわりの街灯にあかりがついていく。場面は替わり、朝田家。笑顔の祖父母。母「えっ!? のぶ、断りに行ったがやなかったが?」 祖父「のぶ! でかした! さすがはわしの孫じゃ! はっはっは!」 祖母「やっぱり結太郎が見つけてくれたひとやったねえ。祝言は、早いほうがえいね。」 祖父「先方さんともご相談のうえ、次郎さんが航海からもうったら、すぐにあげんといかんのう!」 メイコ「のぶ姉ちゃん、結婚おめでとう!」 のぶ「まだ婚約やって、気が早すぎやろ。」 蘭子・河合優実も笑顔になる。「行き遅れんで、よかったね。」「ありがとう、蘭子。」 盛りあがる朝田家。ヤムさん・阿部サダヲはパンをこねながら聞いていた。「あいつ死なないといいけどな。大丈夫かな?」 ナレーションが「大丈夫!」 笑顔ののぶを映し、ナレーション「ほいたらね!」 今週はこれで終わり。「ほいたらね」で終わる回がとても好ましい。重い回は週の真ん中あたりにもってきて、重い荷物を降ろしてから週をまたいでいる。

 昨夜の「アメトーーク!」は「トリオからコンビになった芸人」。ジェラードン、サルゴリラ、アキナ、ザ・マミィ、ジャングルポケットが並び、MC側にはトリオのパンサーが座る。アキナがトリオだったというのは知らなかった。「3人目ドラフト会議」という趣向があり、ジェラードンは名倉潤を、サルゴリラはパンサー向井を、アキナはMr.シャチホコを、ザ・マミィはパンサー菅を、ジャングルポケットは佐藤浩市を選んだ。しかし、みんな、ちゃんと考えた答えだとは思えない。最後はジャングルポケットにアタック西本が加わり、「ストレッチャーズ」をやってみせた。

 SNSから、田中康夫が横浜市長選に出馬との記事を読む。前回は4年前か。こうなったらまた演説を聴きに行かなければと思うが、田中康夫はエックスの使いかたに問題がある。あれはもともとの支持者以外を遠ざけてしまうやりかただ。

◇ 蒲田・落語会

 午後から外出。また気温が下がり、服装に迷うが、パーカーを着ていく。横浜から京浜東北線に乗り、蒲田まで。東口に出ると、駅前のロータリーがぐるりとフェンスに囲われ、工事が行われていた。ここはどうなるんだろうか。まず、ブックオフに寄り、220円の雑誌を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。京急蒲田に向かうアーケードに進み、ナポレオン軒に入り、釜玉中華そばを食べた。590円。

 西口に移動し、志ら玉さんがやっている「蒲田楽落亭」という落語会を初めて訪れる。ビルの地下にある小さい会場で、こういう規模の落語会はひさしぶりだ。階段を降りていくと、受付もなにもなく、主催者らしきおじさんに千円札を渡す。しかし、千円は安い。椅子が20席ほど並べられていて、お客さんはおじさんとおばさんばかりだが、雑談していてにぎやかだ。小さいペットボトルのお茶とおせんべいのサービスがあり、座っていたら配りにきてくれた。18時に開演すると、まずはゲストの吉笑さんが登場する。この会では立川流の二ツ目を毎回ゲストに招いているようだ。真打昇進直前の吉笑さんをどこかで観ておきたいと思っていたからちょうどよかった。マクラでは真打昇進の準備の愚痴を語り、NHKの優勝ネタである「ぷるぷる」をやった。続いて、志ら玉さんは「替り目」。仲入りを挟み、志ら玉さんの二席目は「あくび指南」。ゲストの吉笑さんがトリを務め、吉笑さんは二席とも新作、上方落語風の「犬旦那」をやった。19時半頃に終演。志ら玉さんが楽屋から出てこないからあいさつをしそこねてしまった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今夜の「ミュージックステーション」は2時間特番、オープニングアクトを s**t kingz が務め、生音と連動したダンスのパフォーマンスを披露した。ランキング企画は「平成令和最強バズりダンス曲国民投票」。

 今日の「徹子の部屋」は山田邦子がゲスト。日本喜劇人協会の会長に就任してからは初めての出演だったかな。「邦子のかわい子ぶりっ子」が流れ、バスガイドのネタでスタートする。バスガイドのジャケットを脱ぐと、魚の柄のブラウスを着ている。このブラウスは、20年ほど前に出演したときに徹子さんが着ていたのをもらったものだそうだ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは柳沢慎吾。前回のゲスト出演からそれほど間が空いていないような気がするが、単独ライブの宣伝があるためか。金曜のゲストとしては初めてだったが、話している内容はほぼ前回と重なっていたような気がする。そのあと、柳沢慎吾は「中川家 座・ラジオショー」のオープニングにも飛び入り出演し、「ビバリー」以上に、怒涛の勢いでネタを披露しまくっていた。なかなか帰ろうとしない柳沢慎吾だったが、ようやく帰ったあとには「THE SECOND」のザ・ぼんちの話になった。ベテランの活躍という点では、柳沢慎吾ともつながっている。

 楽天マガジンのチェック。「FRIDAY」には、中居正広の反撃の本当の狙いはなにかという記事があり、中居と交流のあるキー局プロデューサーが証言している。「名誉回復もあるでしょうが、一番の目的は違約金など、金銭的な賠償の回避だと思います。(略)第三者委員会が中居の性暴力、つまり彼の責任を認めたことで、テレビ局やスポンサー企業から巨額の違約金や賠償金を求められる可能性が出てきた。それを避けるため、〝自分は性暴力をしていない〟と主張し始めたのではないか」 また別の大手芸能プロ幹部の証言では、「中居は『なぜフジテレビの問題点が追及されず、自分ばかり悪者にされているのか』と親しい知人に怒りを露にしていたといいます。芸能界に復帰するつもりはないわけですから、〝死なばもろとも〟とばかり、フジの暗部をブチまけるかもしれません」

2025年5月22日木曜日

5月22日木/太田光と玉袋筋太郎

◇ あんぱん 

 早朝、昨日の「あんぱん」の二度目を観ていたが、本当にすさまじいドラマだ。テレビドラマをよく観るようになったのはほんの数年前からだが、今まで観たドラマのなかでいちばん面白いんじゃないかと4月頃にはもう思っていた。それがいよいよ確信になってきた。

 早朝からもう少し眠りなおし、ついさっき観たばかりのような感じだが、今朝の「あんぱん」を観る。朝田家の朝、祖父・吉田鋼太郎は豪の墓石を彫ろうとしているが、ノミを打とうとして手が止まる。「豪、すまん…。わしには彫れん…。」 玄関にはのぶ・今田美桜と祖母・浅田美代子、そのそばにはメイコ・原菜乃華がしゃがんでいる。調理場から母・江口のりことヤムさん・阿部サダヲが見ている。蘭子・河合優実も縁側から覗いていた。場面は替わり、尋常小学校の校長室、校長・中尾隆聖、伊達先生・樫尾篤紀、のぶのすがたがある。伊達「もううちのほうは大丈夫ながか?」 のぶは「はい」と小さく返事する。伊達「戦死した兵隊さんは、朝田先生の家に長うおられた、家族も同然の職人さんやったがです。」 校長「そうかい。お国のために立派に尽くして、英霊になられたがや。」 教室、のぶが入っていくと「あっ、朝田先生や!」という生徒の声。のぶのそばにみんな集まってくる。「ヘイキチくん、こないだはお弔いにきてくれて、ありがとう。」「いいえ、なんちゃあないです。」「みんな、お休みしてしもうて、ごめんなさい。」「朝田先生、わしらはきっと、立派な兵隊さんになります。お国のために命を惜しまず、戦いたいがです。」 女の子は「うちは従軍看護婦になって、戦地で兵隊さんのお役に立ちたいがです。」「うちも!」「うちも!」とくちぐちに言う生徒たち。のぶは笑みをたたえてはいるが、以前のような笑顔ではない。「みんな、席に着いて!」 教育勅語をみんなで唱える。しかし、のぶは蘭子に言われた言葉を思い返している。「どこが…、立派ながで…。」 場面は替わり、たかし・北村匠海の部屋。たかしが手紙の封をハサミで開けていると、そこにケンちゃん・高橋文哉が帰ってきた。「あっ、ついにきた! その手紙、のぶさんからやないと?」「違うよ、ちひろから。」「なんねえ、ちひろくんねえ。のぶさんから、なかなか返事こんちゃねえ。」「こないよ。出してないから。」「えっ? 出しとらんと? なんばしよっとねえ。どげなヘタクソな手紙でもよかとってえ。早よ書かんと。」 たかしは手紙を開くと固まってしまう。「どげんしたと…?」「豪さんが…、戦死した…。」 ちひろ・中沢元紀の声「豪さんは、無事に帰ってきたら、蘭子さんと祝言をあげる予定だったそうです。朝田家のひとたちの悲しみを思うと、たまりません。もうひとつ、これは兄貴に伝えようかどうしようか迷いましたが、やっぱり報告しておきます。のぶさんのことです。のぶさんのところには、縁談が降るようにきています。のぶさんはすべて断ってるそうですが、兄貴の気持ちを伝えるなら、急いだほうがえいと思います。」 たかしは手紙をたたむ。ケンちゃんも横で一緒に手紙を覗いて読んでいた。「気持ち、伝えられんままでよかと?」 たかしの表情を映す。場面は替わり、朝田家のそばでは、愛国婦人会が慰問袋をお願いするビラを配っている。母とメイコも「愛国婦人会」のタスキをかけ、掲示板に貼り紙をしている。母「もっとしっかり貼らんと。」 メイコはため息をつく。「どういた?」「のぶ姉ちゃんと蘭子姉ちゃんね、最近ずっとくちきかん。同じ部屋で寝ゆうのに…。」 そこに影が近づき、「ご苦労さまです。」という男の声。母がふり向く。「次郎さん!」 メイコ「あっ、のぶ姉ちゃんのお見合いの?」 のぶが座敷に座っている。次郎・中島歩が朝田家の家族と向き合って座っている。そこには蘭子のすがただけがない。次郎「突然、お邪魔しまして。」 祖父「いえいえ、わざわざこんなところまでお越しいただきまして。」 のぶ「あの、どうなさったがですか…?」「これを、お届けしたくて…。」 次郎が封筒から取り出し、畳に置いたのは、のぶを映した写真だった。家族みんなが「えええ!」と声をあげ、前のめりになり、写真を覗き込む。祖母「わあ、よう撮れちゅう…!」 母「こんな大きな写真、初めて見ましたあ。のぶがここにおるようや!」 のぶ「いつの間に?」 次郎「すみません、鳥が羽ばたいた瞬間、とてもいい表情をしていたので、思わず、シャッターを切りました。」 祖父は「いやあ、ほんまええ写真じゃあ。」といって、写真を手にとる。次郎「いえ、これをお届けするというのは言い訳で、今日は、お願いがあってまいりました。」 祖父「はあ。」 姿勢を正す次郎。「お祖父さま、お祖母さま、お母さま、今日はのぶさんに、正式に結婚を申し込みにまいりました!」 あたまを下げる次郎。のぶは無表情。メイコははっとして、口元に手をやる。祖母もメイコと同じような顔をする。母はクール。祖父も驚きを抑える表情。次郎「あの日は、当分、結婚する気がないと申しました。ところが、ふとしたとき、のぶさんの笑い声や、笑顔が浮かぶんです。」 次郎はのぶのほうに向きなおる。「のぶさん、わたしの、生涯の伴侶になっていただけませんか?」 のぶは宙を見つめたまま。祖父はのぶをちらっと見て、「そこまで、真剣に考えてくださっちゅうがですが?」 祖母「もったいないお話やあ。」 メイコも笑顔。みんなでのぶのほうを見る。母「のぶ?」 のぶ「お気持ちは…、ありがたいがですけんど…、今は…、やはり決心がつきません…。」 一瞬の間のあと、「わかりました。」と言う次郎。「申し訳ございません。」「いえ…、のぶさんの気持ちが変わるまで、僕は待ちます。」 のぶの表情。次郎は「失礼致します。」といって、立ちあがる。いつからいたのか、玄関の戸の裏には蘭子が立っていた。蘭子と会釈を交わし、次郎は帰っていく。蘭子の表情。それから時間が経過し、祖母と母はのぶの写真を見ていた。祖母は写真を手にし、「この写真見たら、どればあ次郎さんが思うてくれちゅうかわかる。おんなは男のひとに思われて結婚するががいちばんや。ハタコさんも、そう思うやろ?」といって、写真を母に渡す。「そうですねえ。けどお母さん、きっと、のぶは今、そんな華やいだ気持ちになれんがですよ。」「蘭子に、気兼ねしちゅうがじゃろねえ。」「はい…。」「けんどね、あては、次郎さんは結太郎が連れてきてくれたひとのような気がするがよ。結太郎は三度の飯より仕事が好きで、忙しゅう飛びまわって、命を縮めてしもうたけんど、それでも、ちゃあんとのぶを幸せにしてくれるひとを見つけてくれちょった。あてらあの知らんとこで、ちゃあんと父親の役目を果たしてくれた。そんな気がしてならんがよ。」「お母さん…。」 ふたりは父の帽子を見上げる。夜、のぶは机に向かい、息を吐く。蘭子は豪の半纏の裏にかけてあった、日付にバツ印を付けていた紙を見ていた。閉じるとそれを抱くようにもつ。蘭子は半纏を見る。朝、「原豪 墓」の文字が書かれた紙がかぶせられた墓石はまだそのままになっている。祖父は石を前にして、椅子にじっと腰掛けている。母と祖母はそばで洗濯をしている。蘭子は玄関の前の椅子に腰掛けている。のぶがその前を通り、「行ってきます。」と出勤しようとすると、蘭子が「お姉ちゃん」と呼び止めた。のぶは立ち止まり、ふり向く。母と祖母は仕事の手が止まる。メイコも近くにやってきた。「うちに気兼ねらあせんで、結婚すればいいやん。」「なに言うが…。」「お姉ちゃんは子どもらあの手本にならないかんがやろ? うちのせいで行き遅れたら…、迷惑やん…。」「蘭子…。」 蘭子はのぶの横を通り、先に出勤していく。母と祖母の表情を映す。母はうっすらと笑みを浮かべる。メイコも安堵の表情のよう。祖父の表情はわからない。のぶも笑みを浮かべる。場面は替わり、たかしの学校。生徒たちが教室で絵を描いている。座間先生・山寺宏一がたかしの絵を覗き込むと、銀座の街にフランケンがいる。「時代と逆行してるね。」「すみません。」「いいじゃない。スランプ抜けたか?」といって、座間は笑う。「これで進めてみろ。」「はい。」 たかしはすぐそばで絵を描いているケンちゃんに話しかける。「ケンちゃん、僕はね、決めたよ。」「なんば決めたとね。」 たかしはケンちゃんに椅子を寄せる。「この卒業制作を仕上げたら、のぶちゃんに会いにいく。今度こそ、ちゃんと気持ちを伝える。」「なんか、だいぶん先、話にならん?」「そうかも。でも、決めたんだ。」「それまで、がまんするとね。」「うん。」「よか! 集中。」 たかしは絵に向かい、続きを描く。今日はここで終わり。

 昨日放送された「きょうの料理」は阿部サダヲがゲスト。「あんぱん」でパン作りの指導をした竹谷光司さんとあんぱんを作る。

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 ラジオをつける。今朝の「#ふらっと」はヤーレンズの担当。前回、ゲストなのに時間を間違えてゴルフに行ってしまった渡辺正行から、スタッフ全員分の鰻重が届いたという。9時台ゲストははりけ~んず。前田は高校生のときに2丁目劇場のオーディションに通い、高校の同級生と組んでいた初代はりけ~んずがあったのだ。そのときの同期は島田珠代。東京に行くときに相方がいやがり、ひとりで上京した。高校生のときに憧れていたのはとんねるず、この世代は普通にそうだったという。当時の2丁目劇場はダウンタウン絶頂期。少し先にTEAM0が東京に出ていた。上京した前田はアルバイト先にいた荒井を誘い、コンビを結成する。荒井は俳優志望だった。当時は、ライブハウスで開催されていた月イチの「バッタもんCLUB」があったのみ、舞台作りやスタッフも演者たちがやっていた。紳助にかわいがられ、「あぶない話」の前説などを担当するようになる。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴く。太田とのしつこいやり合いに、ついに塙はこたけ正義感に相談をした。

 楽天マガジンのチェック。「週刊新潮」にはダウンタウンチャンネルに関する小さい記事があり、どうやら、新しい賞レースの立ち上げプランがあるようだ。

 「女性セブン」には中居正広の反論に関する記事があり、意外と中居の心情を汲みとった記事だった。読書欄には、新刊を発売した大崎洋のインタビューがあった。「月刊Hanada」の連載をまとめた本か。最近読んで面白かった本はという質問に、大崎は内田樹「沈む祖国を救うには」を、何度もくり返し読む本はという質問には、片岡義男「人生は野菜スープ」をあげている。取材・構成は佐久間文子。そのほか、小説も連載している綿矢りさが、特別寄稿として「大阪・関西万博遊覧記」を書いている。

 「女性自身」にも中居の反論に関する記事、中居の反論には三つの要因があるというのだが、第一はCMの違約金の問題。これは中居と親しいという制作関係者が証言している。第二はフジテレビの対応を問題視していること。「今回の反論は一部で報じられた芸能界復帰の可能性を残すためではありません。むしろ中居さんは『引退を撤回する気はない』と断言していると聞いています。そのうえで『自分がやったことに非があることは認めます。ただ、港さんは逃げているし、B氏も連絡をくれなくなった!』と憤っていたといいます」という中居の知人なる人物の証言。第三の要因は今後の人生設計が影響しているという。これも別の知人の証言だが、本当にそうだろうか。しかし、SMAPにまったく触れられないのも不自然な気がする。SMAPや親兄弟のための名誉回復とは考えられないだろうか。

 「週刊大衆」では、貴乃花の新連載が始まった。第1回はシラク大統領に学んだ日本文化の素晴らしさについて語っている。巻末「シリーズ人間力」は温水洋一インタビュー。

 TVer で、楽しみにしていた「町中華で飲ろうぜ」をようやく観る。この番組自体、今まで観たことがなかった。番組は東武東上線の上福岡駅前から始まる。玉袋筋太郎がひとりでしゃべっているところに太田光が登場。登場のBGMは「爆笑問題カーボーイ」のオープニング曲だ。玉袋「だめだよ、ちょっとふたりこれ、同じフレームに入っちゃいけないんだよ、業界的には!」 太田「共演NGだからね。」 玉袋「上沼恵美子と泉ピン子みたいなもんなんだよ!」 太田「漫才やんないのもう?」 玉袋「漫才師じゃないから、今。ピンだから。」 爆笑問題と玉袋の写真が出されるが、博士の写真は出ないのだ。太田「ちっちゃいほうがブーたれてるらしいじゃない。」 玉袋「俺がブーたれてるって言われてんだよ?」 上福岡は太田の地元、ふたりは新富飯店という店を訪れる。食べながら、ラ・ママの頃の思い出が語られる。太田「その点ちょっと詰めたいんだけどさ、どう思ってんのホンジャマカに関しては? どうなの恵は?」 玉袋「恵にしぼる?」 玉袋が「俺は合わないね…。」というと、太田は手を叩いて大喜び。玉袋は恵と美容院が一緒だそうで、「ひさびさ会ってもさ、必ず上からくるわけ。「玉ちゃん元気!」って。」 ふたりは石塚とは仲がいい。太田「ふるさとで玉袋と餃子…。もう俺、なにが起きてんだか今、あたまんなか整理できないよ。(笑)」 このお店のご主人は東京大飯店で働き、土地が安かった上福岡にやってきたというから太田の両親と同じだ。話題は「ビートたけしのオールナイトニッポン」に移る。太田「あまりにも憧れすぎてたから、軍団に入るとか…、当時よく、たけしさん、ニッポン放送の前に弟子志望がうわあっといたでしょ? でもあそこにはちょっと俺、行けないなと。あまりにも憧れてたし、怖くて、近寄れないと思ってた。」 玉袋は「いや素晴らしいね、逆にそれがすごい、うん。」としみじみうなずく。太田「それ行ったのはすごいと思うね。」 玉袋「いやでも、違う道でやっぱこうやって行くのと、近づいちゃって、こんな感じの体たらくよりやっぱり、こうやってさ、違うとこからこう入ってって、殿もやっぱ認めるわけじゃん、うん。そういうとこがいいなあと思う。」 玉袋はさらに続ける。「弟子入してよかったっていうことで、活動もしてよかったって気持ちもあるんだけど、やっぱり、いつまでも殿のところに、ねえ…。それがやっぱ辞めたときの心境だったと思うよ。(略)でも、まだその直系でやってるってのはどうもなっていう、たけし軍団批判をしてるわけですね、はい。」「そりゃね、「旅サラダ」のラッシャーさんには勝てませんよ。(笑)「ミヤネ屋」のタカさんにはかないません。」

 後編、2軒目は阡楽という店。ふたりの話題は東スポ1面になった玉袋の爆笑問題への果たし状、あれは12年前だったか。太田「俺は、面白いじゃないかっつって、ラジオで「よし、玉、受けて立とうじゃねえかこのやろう。絶対負けねえぞ。」みたいなことを言ったの。で、玉袋も玉袋で「やろうじゃねえか」っつったんだけど、うちの田中が「やだ。もう絶対、そんなのやだ…」(笑)」 玉袋「うちの博士も、うん、「やだ」って。(笑)」 玉袋は続ける。「あんときはさ、でもさ、これはまあ、使う使わないはともかくさ、博士に呼びつけられてさ、(ものまねで)「赤江くん、こういうことやって本気だな?」(笑)俺は本気っていうか「まあ、面白いじゃないですか、こういうことやらあ打ち上げ花火で。」っつって。「乗ってくるし」っつったらさ、「わかった。そうしたら俺はこれから半年間ぜんぶ仕事を辞めて、その戦いにそなえる」っつったんだよ。それはそれでたしかに素晴らしいことだけど、俺、そんなこと思ってねえんだけど。(笑)互いに10分10分漫才やって、あと、4人で大喜利やって、4人で熱湯風呂浸かってそれでオッケーじゃねえかって。そうしたら違うんだよ。がちがちで「やるんなら俺はぜってえやるからな」…。(笑)いやもうさあ、そういうときじゃなかったんだよねえ。悪かった、あのときはほんとに申し訳ない。」 太田のことをどう見ているかを改めて訊かれ、玉袋は「俺はね、なんか孤塁を守ってるって感じすんだよな。孤塁を守る男太田光、っていう感じ。」「あんときはあれぐらいのひとだったのにも関わらず、なんで金入っちゃったらこんなふうになっちゃうんだっていう、芸能界ぜんぶそうじゃん。芸能界なんかみんなそうだよ。金入ったら変わっちゃうとかさ、うん、生活を変えるとか。(太田は)変えてねえんだよね。」 太田「田中が変えてんだよ、それで。」 玉袋「うちの相棒も急に選挙出たりとかってよくわかんない。(笑)やっぱ、ニュートラルってのはどうなんだろうね。ニュートラルっつうのは…」 太田「だからね、それはねあの、テレビ局もあれだと思うけど、第三者委員会の報告書ってね、読んだの、俺ぜんぶ読んだのあれ。だんだん腹立ってきて。なにが腹立ったかというと、有力芸能人ナニナニが、そこに接待でフジテレビがどうのこうのつってさ、花火大会に各芸能事務所の有力芸能人を呼んでどうのこうの…。一個も俺、呼ばれてないのそこに。「俺、有力芸能人じゃなかったのかよ!」っていう、そっちの意味で腹立ってきて。(笑)違うんだ、俺、ここに入ってないんだ! 俺、無力芸能人だったんだ!(笑)」 玉袋「派手な現場だったから、俺んところの感じでいうとさ、殿がいて。そういうとこでいったら、やっぱりこう、ぶれるひととかいっぱい見てきたし。なあんでこんなニュートラルで、仕事終わって直行直帰で、こもって、本読んで、映画観て、原稿書いてネタ作ってって。いや俺、言ってみりゃね、憧れるひとはたぶん多いと思うけど、幽閉生活だからね。(笑)」

◇ マクドナルド・ブックオフ

 今日は外出するつもりじゃなかったのに予定変更、夕方から外出する。今季初めて、Tシャツを着ていく。しかし、腹が減らず、eモールのはま寿司で食べようか迷っていたが、行ってみたら改装工事中で休みだった。そういえば、前回、そんな貼り紙を目にした気がするが、ちゃんと確認もせずに忘れてしまっていた。自動的に選択肢が消え、瀬谷の手前のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べる。340円。読書をするが、眠くなり、あまり読み進められなかった。

 そのあとはブックオフに寄ってから帰る。この店舗は今月3回目だが、ゴールデンウィークのクーポンがあったから使ってしまいたかった。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買う。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。まずは「NHKニュース7」を観る。オンラインカジノ問題で吉本の6人が略式起訴、中居の反論に第三者委員会が回答をしたなど。

 今朝の「ラヴィット!」を、くるまがこの番組から地上波復帰だというので録画もしておいたのだが、「ラヴィット!」という番組自体、しっかりと観たことは今までなかった。令和ロマンはもともとレギュラーだったのか、くるまが休んでいたあいだはケムリだけが出演していたようだ。エバース、ニューヨーク、ノンスタイル石田らも出演。まずはゲストたちが紹介され、それからようやく、くるまが座っていることに川島が驚いてみせる。この番組の普段の構成を知らないが、この日は「ビリってかぶってじゃんけんぽん」というこの番組独自のゲームで対決する。そのあとにも別のゲームがあり、人気番組なのはわかっているが、まるで「いいとも」の末期のようだ。ゲームのコーナーが1時間ぐらいあり、後半は「ニューヨーク不動産」というロケ企画、ニューヨークがエバース町田の部屋探しの手伝いをする。

 今日の「徹子の部屋」は仲代達矢がゲスト。現在、92歳。話しぶりがとても若々しい。三國連太郎、三船敏郎の思い出、そして、いちばん好きな先輩は丹波哲郎だという。マーロン・ブランドが大好きで、歩きかたを真似した。黒澤明の話などもするが、逆に、仲代達矢は徹子さんに渥美清の話を訊きたがる。仲代達矢は渥美清と共演したことはないのだ。

 放送直後の「週刊さんまとマツコ」の特番を観ると、熱海の泉ピン子宅を訪問する企画が、泉ピン子から逃走するという企画になっていた。さんま、マツコ、飯尾の3人は熱海の芸姑茶屋やホテルニューアカオというホテルを訪れる。彦摩呂と内山信二のチーム、ぼる塾のチームもそれぞれロケ、泉ピン子宅にはノブコブ吉村が先に到着し、一行を迎えようとしていたのだが、泉ピン子がそれぞれを捕まえようと熱海の街に出ていく。泉ピン子宅に着いてからのトークには面白い部分もあったが、全体的にがちゃがちゃしている番組だった。

2025年5月21日水曜日

5月21日水/2件目の見学と面会

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。夕暮れ、のぶ・今田美桜は帰宅する途中、兵隊ごっこをする子どもたちにまた出会い、笑顔になる。「朝田先生に敬礼! 駆け足、前へ!」といって、子どもたちは駆けていく。のぶが帰ってくると、蘭子・河合優実がひとり、外の椅子に腰かけていた。「ただいま。」「お姉ちゃん、お帰り…」 うちのなかに入っていくと、のぶは重い雰囲気に気がつく。「ただいま…」 庭には祖父・吉田鋼太郎と和尚・斉藤暁、団子屋・小倉蒼蛙がいる。祖母・浅田美代子、母・江口のりこ、メイコ・原菜乃華が縁側に座っている。「みんな、どういたがあで…?」 母「豪ちゃんが、戦死したがよ…。」 すすり泣くメイコの声。のぶは言葉が出ない。のぶの視線は外の椅子に座る蘭子の後ろすがたに移る。団子屋がしゃべり始める。「豪は…、お国のために、命を惜しまんと戦うたがじゃ。おまんの弟子に…、立派だと言うちゃれ。」 和尚「そうじゃ。豪は、立派に戦死したがい…。」 団子屋「のう、そうじゃろ? のぶちゃん…。のぶちゃんやったら、英霊になった豪に、立派じゃと言いちゃりたいじゃろ?」 和尚「のぶちゃんは、愛国の鑑じゃけのう…。」 のぶ「豪ちゃんは…、お国のために…、立派に…、ご奉公したがです…。」 それを聴いているのか、聴いていないのか、外にいる蘭子の横顔が映される。祖父「そうやにゃ…。本人も本望かもしれん…。」 すすり泣くメイコ。のぶの目からも涙がつたう。夜、風で舞う木の葉。三姉妹の部屋では、のぶとメイコが布団のなかで身を起こしているが、蘭子のすがたはない。「豪ちゃんがもう、この家にもうってこんなんて…、うちは信じられん…。」 メイコは泣き声をあげる。「のぶ姉ちゃん…」 蘭子は豪の半纏に手を合わせていた。「豪ちゃん…。おなか空いたねえ…。」 それを聴いているのか、縁側にはヤムさん・阿部サダヲが座っている。のぶが様子を見にやってくる。のぶに気がつき、ヤムさんがしゃべり始める。「一度だけ、豪と釣りに行った。出征する前に会っておきたい女はいないのか訊いたら、毎日会ってますだと。あいつは、お国のために死ねて、今ごろほんとに喜んでんのかね? 立派だった、って言ってやらねえと、いけないのかね? 愛国の先生…。」 ヤムさんはそう言うと、立ちあがって行ってしまう。残されたのぶの表情。半纏を見ている蘭子。場面が替わり、お経の声が聴こえる。朝田パンの外には「忌中」「当分ノ間休業致シマス」の貼り紙がある。庭では葬式が行われていた。和尚がお経を唱える。愛国婦人会の婦人・池津祥子が割烹着にタスキというすがたで、もうひとりの婦人と一緒に弔問に訪れている。座っている家族たちに礼をし、「原豪さんは、英霊になられたがです。ご立派に本望を遂げられたことと思います。」「ご立派でございます。」 祖母「ご苦労さまでございました。」 母「ありがとうございました。」 のぶ「ありがとうございました…。」 蘭子は無言。蘭子は暗い色の着物を着ている。メイコ「のぶ姉ちゃん、子どもらがきてくれたで。」 メイコが外から子どもを連れてくる。兵隊ごっこをしていたヘイキチくんの兄弟だ。「ヘイキチくん。」「のぶ先生、わしら、戦死された兵隊さんに手を合わせとうて、きたがです。」「ありがとう。」 幼い兄弟はお焼香をすると、またのぶのところにやってくる。「先生、わしらあもいつか兵隊さんになって、お国のために立派にご奉公したいがです。」 小さい弟も「わしもりっぱにごほうこうしたいき。」 のぶの隣りに座っていた蘭子は、立ちあがってどこかに行ってしまう。のぶ「わざわざきてくれて、ほんまにありがとうね。」 幼い兄弟は「さようなら」と声を合わせる。母と祖母の表情を映す。のぶ「さようなら。」 蘭子は石置き場にいた。暑い日、しゃがんで石を打つ豪・細田佳央太のすがたが思い出される。「蘭子さん。」「豪ちゃん、忘れもの。お爺ちゃんがもっていけって。」「ありがとうございます。」 帰ろうとする蘭子の下駄の鼻緒が切れる。「待ってください。」といって、豪ちゃんは蘭子の手を肩に置かせ、足をひざの上に乗せると、手拭いをちぎって鼻緒を繕ってみせる。蘭子の表情。蝉の声。「ありがとう…」「お気をつけて。」 静けさのなか、口元に手をあて、蘭子は立っている。ある日の光景を思い返し、蘭子は視線をさまよわせる。足音が聞こえ、そこにのぶもやってくる。「蘭子…」 蘭子はゆっくりとしゃべり始める。「どこが…、立派ながで…。みんなが立派やというたびに…、なんべんもなんべんも聞くたびに…、うちは悔しゅうてたまらん…。」 のぶは少し考えてからしゃべり始める。「豪ちゃんは…、蘭子や…、うちの家族や…、この国のひとらあのために…、命をかけて…、戦うたがよ…。やき…、立派やと…、言うちゃりなさい…。」 黙って聞いていた蘭子が答える。「どういて…? 豪ちゃんももんってこんのに…?」「豪ちゃんの戦死を…、誰よりも…、蘭子が誇りに思うちゃらんと…。」 蘭子はのぶを睨むような目つきをすると、「はあっ?」と声にならない声を出す。「お姉ちゃん、本気でそう思うちゅうがかい?」 のぶの表情を映す。蘭子は続ける。「男の子は兵隊になって戦争に行きなさい、命を惜しまず戦いなさい、豪ちゃんみたいに名誉の戦死をしなさい、戦死したらみんなで立派やと言いましょうって…?」 蘭子は涙声になっていく。じっと聞いていたのぶは「そうだがよ…。」と答える。「そんなのうそっぱちやあ!」 蘭子は感情を爆発させる。「みんなうそっぱちやあ!」 滂沱の涙を流しながら「うちは…、うちは豪ちゃんのお嫁さんになるがやき…、絶対にもうってきてよって言うたがよ…! 豪ちゃんももうってきますって言うたがやき…! 絶対にもうってきますって…。」 蘭子の叫び。蘭子をじっと見つめるのぶの目からも涙が流れる。「もうってこん…、もうってこん…。どこが立派だがで…! みんな…、みんなうそっぱちや…。うちは立派らあて…、けして立派らあて思わんき…!」 蘭子がこの場を離れていこうとすると、そこには母が待っていた。母はとぼとぼと蘭子に近づき、泣いている蘭子を抱きしめる。「泣きなさい…! おもいっきり泣いたらえい…!」 のぶも涙が止まらない。「会いたい…! 豪ちゃんに会いたい…! 豪ちゃん…!」 今日はここで終わり。

 今日の「あんぱん」のすさまじさに打ちのめされ、ラジオをつけると、「#ふらっと」のゲストがみうらじゅんだった。馬鹿馬鹿しくて、ほっとする。アウトロクイズのコーナーがあったのだが、みうらじゅんは武蔵美時代、「ねこ部」というサークルを作り、そのねこ部で「ドレミファドン」や「クイズダービー」に出たことがあるという。昼は「ビバリー昼ズ」をつけておく。12時台ゲストは、ふぉ〜ゆ〜の福田悠太。

◇ 見学

 午後から外出。今日はまた昨日よりも暑い感じがする。昨日と同じく、今日もグループホームの見学、予約してもらった2件のうちのもうひとつ。少し遠いが、うちからは歩けない距離ではないので、グーグルマップを見ながら歩いていく。30分で着くかという計算だったが、ぎりぎりになり、最後は早足になった。到着してわかったが、グーグルマップが示していたところは実際の場所とは少しずれていた。今日は仲介会社の担当者さんも立ち合ってくれる。お会いするのは初めてだが、ホームの前で立っているスーツのお兄さんがそのひとかなと思い、近づいていくと、そこにちょうどお婆さんがやってきて、道を訊ねられてしまい、あいさつする前にふたりで道を教えた。そのお婆さんの行き先もこのホームだとわかり、どうやら面会にいらしたようだ。ホームのかたに迎えられ、まず、玄関のすぐ脇にある丸テーブルで説明を受ける。出してもらった冷たいお茶が美味しい。それから施設内を案内されたのだが、見学をこの時間にしてもらったのはレクリエーションを見てもらいたかったからだとおっしゃっていた。入居者のみなさんが習字をしている。ここでも各部屋を案内してもらったが、昨日の施設は家そのものという感じだったが、それに比べ、ここは旅館のような感じだろうか。レクリエーションは今の老健でやっていることとあまり変わらない。最後はまた丸テーブルに戻り、申し込み用紙の記入をする。

 30分程度で失礼し、玄関を出てから、外にあるベンチで仲介会社さんの書類にも記入した。担当のお兄さんに施設の印象を訊かれ、正直に、昨日の施設のほうがいいと思ったと答える。昨日の施設ではなにか特別なことをやってましたかと訊かれ、むしろ、普通の生活をしているのがいいと思ったということを話した。

 担当のお兄さんはバスでやってきたというのでバス停に、自分はこれから老健の面会に行こうと思っているので、逆方向に歩く。まわりは畑ばかり、のどかなところだ。カラスが何羽もいて、ネズミの死骸を突っついていた。少し歩くと、大きな道路に出た。マクドナルドを見つけ、時間があるから、ここで少しひと休みしていくことにする。

 また30分ぐらい歩き、老健に到着する。西友で買ってあった夏用の肌着をもってきたら、ちょうど、職員さんから夏服をもってきてほしいということを言われた。ネットでも注文しているのだが、届くのは明日以降になってしまった。スマホの画面を開き、母にもその服の画像を見せる。いつもどおり、面会のあとははま寿司に寄っていく。まぐろ、サーモン、えび天握り、生ハム、合鴨、山かけまぐろ、とろびんちょう。770円。

 ラジオを聴きながら鶴ヶ峰まで歩き、旭図書館にも寄っていく。ブックオフにも寄り、330円の雑誌を1冊、110円のコミック文庫を1冊買う。水曜は雑誌が半額。かなり歩いて疲れてしまったが、今日はまだ読書をしていないから、ココロットのサイゼリヤに寄ろうかと思ったが、行ってみたら外に行列ができていた。今日は読書はあきらめる。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」のゲストはパンツェッタ・ジローラモ。昨夜の「キョコロヒー」は、つるちゃんの「つる散歩」特別編。ものまねの3人、JP、ダンシング☆谷村、ラパルフェ都留がスタジオに登場した。ダンシング☆谷村がしゃべり始めると不安になるほかの出演者たち。ダンシング☆谷村がものまね以外でこんなに活躍する番組は初めて観た。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は、先週の「ホントドッキリ」で決まったや団中嶋が代打MCを務める回。前半の企画は「2代目関根勤選手権」。真空ジェシカ川北、ロングコートダディ堂前、ニューヨーク屋敷、ハリセンボンはるか、せいや、飯尾和樹、ケンドーコバヤシが挑戦した。後半は「寿司合戦」という企画。食べた寿司の皿を積み上げ、その枚数を競うのだが、皿を投げて、相手の皿の山を崩してもいいというルール。トーナメント制、第1試合はちゃんぴおんずと大自然が戦い、大自然の勝利。第2試合は鬼越トマホークとネルソンズ和田&青山が戦い、ネルソンズの勝利。第3試合はママタルトとレインボーが戦い、レインボーの勝利。決勝は三つ巴の対決だが、展開が複雑になりすぎ、大胆にカットされていた。優勝は大自然。番組最後に、中嶋にホントドッキリのネタばらしがされる。

 今夜は「あちこちオードリー」の配信がないと思ったら、「世界卓球」の影響で休止になっていた。「ひっかかりニーチェ」は今週もケムリが出演。くるまの名前が出たら、くるまの写真が普通に使われるようになった。

2025年5月20日火曜日

5月20日火/グループホームの見学に

◇ 見学

 早朝に目覚め、燃えるゴミを5袋、2往復して出してきた。ラジオをつけ、朝のうちに楽天マガジンのチェックをする。今日はひさしぶりに朝から外出し、グループホームの見学に行くことになった。気温が高くなるという予報なので、今季初の半袖を着ていく。仲介の会社から紹介された6件のうち、2件の見学を予約してもらった。今日はそのうちのひとつ、グーグルマップを確認しながら迷うことなくたどりつき、まだ時間が早いかと思い、公園のベンチで少し時間をつぶしてから5分前に訪ねた。

 まるで普通のマンションのような外観だ。まずは施設内の案内をしてもらい、テレビのあるダイニングにはお婆さんたちが、5、6人いらっしゃったか、ごく普通に、和やかに生活してらっしゃる。テレビのニュースに反応した会話に、ずいぶんしっかりされてるという印象を受けた。その先にはそれぞれのお部屋があり、ひとつのお部屋を覗かせていただいたが、想像以上に家そのもの、ベッドがあり、テレビもある。手紙が入れてあるラックに気がつき、ご自宅からもってこられるんですかと訊いてみると、ここ宛に届いた手紙だそうだ。ここから年賀状も出してもらうのだという。ひととおり案内してもらったあとは、事務所のような小部屋で説明を受ける。用紙に記入をするのだが、うっかりしていたが、母のマイナンバーカードなどはもってきていない。仲介の会社はそういうことをなんにも教えてくれなかった。記憶していることだけを記入し、あとはパンフレットを見ながら説明されるのだが、見学はここが1件目だということも話し、本当に初歩的なことから教えてもらった。1件目だからまだわからないが、今、お世話になっている老健よりかははるかにいい。病院に近いような生活から、ごく普通の生活になる。入居するとしたら家具などもこちらで用意するというから、ほとんど引っ越しみたいなもんだ。母の年齢、78歳と書いたら若いと言われたので、訊いてみたら、ここの入居者は 90歳以上が多いというので驚いた。それにしては元気そうなみなさんだった。クルマできたんですかというので、駅から歩いてきたといって、坂道がちょっと大変そうだということも正直に言った。自分は大丈夫でも、誰かに面会にきてもらうとすると、ほかは高齢者ばかりだから大変なのだ。

◇ 快活CLUB

 二俣川駅のほうまで戻ってくる。午前中から出てきて、すぐに帰るのもつまらないと思い、以前から利用してみたかった快活クラブに行ってみることにした。昨日のうちにアプリを入れ、仮登録を済ませておいた。受付で本登録をして、それからセルフレジで席をとる。飲み放題カフェはどんなものかわからなかったから、最初は個室にしようと思い、マッサージチェアのある部屋を選んだ。以前に利用したことのあるネットカフェよりも、ここは清潔感がある。部屋に荷物を置き、ドリンクバーから飲みものをもってくる。さっそく、マッサージチェアを使ってみるが、全身をぼこぼこに刺激され、悲鳴をあげたくなるほどだ。1回15分、マッサージのモードが3種類あり、ひととおり試してみた。1回目はただマッサージに専念してしまったが、2回目からはラジオを聴いた。ちょうど「ビバリー昼ズ」の時間になる。東貴博は先週は体調不良で休んだが、その後、三社祭りに参加したそうで、タトゥーが入ったカップルに写真をお願いされたときの対応の話が面白い。黒沢もそうだというのだが、タトゥーが入ってるからだめだよということを、気軽に言うようにしているんだな。

 マッサージを体験したあとはマンガを読もうと思い、書棚に行ってみる。なにを読もうかという計画もなかったが、横山光輝の「三国志」が並んでいるのを見て、急に読んでみたくなった。1巻をとって、個室に戻る。ただ読むのではもったいないと思い、やはり、マッサージをしながら読んだ。もう1冊読もうかとも思ったが、ここで昼食もとってしまうことにして、個室のパソコンから油淋鶏丼を注文する。750円。店員さんが部屋まで運んできてくれる。3時間パックにすると、食べ終わったらもう残り30分ぐらいしかない。マンガを1冊読むには忙しなく、あとはマッサージをくり返すだけで終わりになってしまった。しかし、利用法がわかったから、つぎからはもっとうまく利用できる。飲み放題カフェも覗いてみたが、こちらでもぜんぜんよさそうだ。5分前に個室を出る。3時間パック、1250円。食事と合わせ、二千円ちょうど。

 いろいろと買わなければならないものがあるから、ドン・キホーテを覗いていく。母の服も用意しなければならないと思うが、なにを買っていいかわからない。ジョイナステラスのユニクロも覗き、それから西友にも寄った。上階のしまむらも覗いてみるが、婦人服の売り場にいることが恥ずかしく、じっくりと探すこともできなかった。

◇ あんぱん

 ジョイナステラスに戻り、ドトールに入る。ここで、今朝の「あんぱん」を観てしまう。のぶ・今田美桜が「ただいま帰りました…」といって帰ってきたら、祖父母が正座をして待ちかまえていた。祖父・吉田鋼太郎「おおのぶ、待っちょったがじゃ。まあ、座れ。」「はい…」 祖父母と向かい合って座る。お見合い写真を差し出す祖母・浅田美代子に、のぶが「またお見合い? こないだも言うたとおり、うちは…」と言うと、遮るように祖父が「ええき、聞け! これは、結太郎が引き合わせてくれた縁談じゃ。」「お父ちゃんが?」 笑顔の祖母が「今日ね、若松さんというご婦人がお見えになって、旦那さんは船の機関長で、古くから結太郎と親交があったがやって。」 昨日の回の最後に現われた婦人・神野三鈴はその後、祖父母と向き合い、話をしていた。「結太郎さんがまだお元気なころ、主人は船の上で、お嬢さんのお話をよううかがっちょったがです。三人姉妹の長女は、ハチキンおのぶと呼ばれゆう面白い子やと。」 祖父「ほう、結太郎がそんなことを?」「主人は結太郎さんにお願いしちょったがです。」「えっ?」「船乗りの女房は留守の家を守らんといかんき、強いおなごほどえい。うちには息子が三人おるけんど、誰かひとりが船乗りになったら、ぜひ、結太郎さんの娘さんを嫁にくださいと。」 婦人はあたまを下げる。祖母「へええ~」 母・江口のりこは「たまるかあ…!」と驚きの表情をして、父の帽子を見上げる。場面が戻り、祖父「そこで、のぶに白羽の矢が立ったというわけや。」 のぶも「たまるかあ…!」といって表情が変わり、お見合い写真を開く。「このひとがその?」 祖母「素敵なひとやろう? いっぺん会うだけ会うてみたら?」 母「次郎さん、船の上でお父ちゃんにも会うたことあるがやと。お父ちゃんの話も聞けるかもしれんねえ。」 家族全員が笑顔になる。お見合い写真に写っている若松さんの息子は中島歩だ。そして、のぶは晴れ着姿になり、父の帽子に話しかける。「お父ちゃん、行ってまいります。」 ナレーション「朝田のぶ、人生初のお見合いです。」 朝田パンの店先、メイコ・原菜乃華がのぶのすがたを見て、「はああ、お姉ちゃん、きれいやあ…。」 ヤムさん・阿部サダヲは母のすがたを見て、「はああ、馬子にも衣裳ですねえ。」 母は照れ笑いしながら「そうですろうか?」 ヤムさん「なに照れてんですか? 衣裳に中身がともなってないってことですけど?」 怒った顔になり、「のぶの見合いで、わては付き添いです!」「なんだそうなんだ。」「高知まで行ってきますき、お店お願いします。」「はい…」 メイコ「のぶ姉ちゃん、がんばりよ!」 のぶ「ほいたら、行ってきます。」 母は優しい声で「ほいたらメイコ、店番頼むで。」 ヤムさんには怖い声で「行ってきます。」 母とのぶは出かけていく。メイコ「行ってらっしゃい!」 そこにちひろ・中沢元紀がやってくる。ヤムさん「おお、ちひろくん。なんだ? あんぱん?」「のぶさんたち、どこへ?」「わざわざ高知まで行って、見合いに行くんだとさ。」「えっ!? のぶさん、お見合いするがですか…?」 メイコ「あっ、ちひろさん、大丈夫です。のぶ姉ちゃんのところには縁談がこじゃんときちゅうけんど、お姉ちゃんにはぜんっぜんその気がないがです。きっと今日も断ってきますき。」 場面は替わり、お見合いの場に。若松親子と朝田親子が向かい合って座っている。若松母「本当にこちらがハチキンおのぶさんですやろか? かわいらしいお嬢さんのこと。」 母「若松さんこそ、ご立派な息子さんですこと。」「若松次郎です。よろしくお願いします。」 のぶ「初めまして。」 のぶはうつむき気味で目を合わせない。母「次郎さんのお父さまには、うちの主人が親しくさせていただいちょったそうですねえ。」「はい、僕も昔、船の上でお父上にお会いしたことがあります。商社の仕事で、いろいろな国へいらした話をしてくださいました。おしゃれな紳士で、ソフト帽がお似合いだったのをよく覚えています。」 母とのぶは顔を見合わせ、一緒に「あの帽子や!」 次郎「はっ?」 のぶ「父のその帽子、今もうちにあるがです。わたしと妹らは、父やと思うて、いっつも帽子に話しかけよります。」 場面は庭に移る。のぶと次郎がふたりで歩いている。のぶ「あのう、わたし、謝らんといかんことが…」 ふたりは立ち止まる。「なんですか?」「ごめんなさい。わたしは結婚する気がまだないがです。それやのに、父の話を聞きとうて、のこのこきてしまいました。ほんまにすみません。」「あっ、謝るのはこっちのほうです。じつは僕…」「えっ?」「もう三十なので、まわりから早く身をかためろとせっつかれていますが、一年のうち、ほとんどは海の上なので、結婚の必要性を感じたことがないんです。」 のぶは「はあ…」と小さい声を出す。「おふくろが、見合いだけでもしろとあんまりうるさいので…。その気もないのにきてしまって、すみません。」「いえ、それやったら、ほっとしました。」「はい、僕も。」 ふたりはまた歩き始める。「でも、あの朝田結太郎さんの娘さんには会ってみたいと思いました。」「じつはわたし、父から仕事の話を聞いたことがあまりないがです。船に乗って、父がどんな景色を見よったのか、なんでもええき、教えてください。」「あっ、それならいくらでも。じつは、僕は今、その船の機関士をしています。」「そうながですか?」「ええ、パタゴニア丸という大きな船です。機関士は航海のあいだ、ほとんど機関室にいますが、たまに甲板に出たときの空気の旨さは格別で、空と海の青さが目に沁みます。」「へええ。」 庭にいるふたりを母と若松さんが部屋から見ている。若松母「あのふたり、話が弾んでますね。」 母「ほんまですね。」「さ、あたしらはこちらに。」「はい。」 庭のふたりは縁台に腰かけている。「今は神戸から大陸に物資を輸送しています。食料などを運ぶこともあれば、武器、弾薬も運ぶ。ときには、戦地の負傷兵や、戦死者の遺骨を運ぶことも。負傷者のなかには、慰問袋を大事そうに抱えてるひともいます。」「学校で子どもらと作りよる慰問袋、役に立っちゅうがですね。」「もちろんです。」「その話、早う子どもらに伝えたいです。あの子ら、どんなに誇らしゅう思うか。」「のぶさんは、教師のお仕事が本当に好きなんですね。」「はい、子どもらと触れ合うがは大好きです。」 のぶは次郎が手にしているカメラを見て、「カメラ、お好きながですか?」と訊く。「はい、僕の相棒みたいなもんです。どこへ行くときも一緒で。じつは、船の仕事のかたわら、打ち込んでいることがあります。終わらない戦争はありません。のぶさんは、この戦争が終わったら、なにをしたいですか?」 のぶを見る次郎。のぶは少し考え、「さあ…、考えたこともないがです。」 目の前から飛び立つ鳥の音に、のぶは「あっ」と声をあげ、笑顔になり、鳥を目で追う。次郎はその横顔を見ている。場面は替わり、汽車のなか。母とのぶが並んで座っている。「ええひとやったねえ。」「うん、お父ちゃんが乗っちょった船の話もこじゃんと聞けたし。でも、あちらもまだ結婚する気ないのに、断りきれずきてしまったがやて。」「そうかい?」「ええお見合いの経験やったわ。」「そうかい。」 母は思い出したように「のぶ、たかしくんとはあれっきり?」「うん、あれから音沙汰ない。」 場面は替わり、夜、たかし・北村匠海が部屋で手紙を書いている。「あのときはごめんなさい、テン、テン、テン…。」と小さい声でつぶやいていると、寝ていたケンちゃん・高橋文哉が起きあがる。「手紙ば、書けたとね?」「いや、手紙なんて書いてないけど…」といって、たかしはあわててごまかす。「柳井くんね、手紙ん書くとき、声に出とうとよ。前略、のぶちゃん、」「あっ、やめてやめて!」「あのときはごめんなさい、」「やめて! やめてケンちゃん!」「テン、テン、テンって。隠すことなかろうもん!」「うん…。離れてみて、やっとわかったんだ…。失いそうになって、やっとその大切さに気づくことって、あるんだなあ…。」「遅すぎるとって。早う手紙書きんしゃい。」 たかしの肩をたたき、ケンちゃんは部屋を出ていく。場面は替わり、朝田パンの前。「ありがとうございます。」というメイコが店番をする声。男が朝田家に向かっていく。石を叩く音。祖父が仕事をしているところに「原豪さんの留守宅はこちらですね。」と声をかける。「はい。」という祖父。「このたびはまことにご愁傷さまです。」 男が一枚の紙を祖父に渡す。後ろでは、祖母、母、メイコが様子をうかがっている。祖父は紙をゆっくりと受け取り、じっと見る。視線をあげ、男の顔を見ると、よろけるように一歩近づき、「ご苦労さまでございました…。」と弱い声を出す。男は去っていく。事態を察した母の顔、祖母の顔、メイコの顔が順番に映される。祖父は「おおおおお!」と慟哭の声をあげ、ひざから崩れ落ちた。声を聞いた蘭子・河合優実が、なにもわからずに祖父のところにやってくる。それを見る母の顔。蘭子「おじいちゃん…?」 泣き崩れている祖父のそばに蘭子が駆け寄る。祖父が手にしている紙に気がつき、紙を覗き込む蘭子の表情。今日はここで終わった。

 今日の「あんぱん」はドトールで観るようなものではなかった。実在の人物が亡くなったかのようなショックを受ける。読書もするが、眠気がひどくなり、あまり読めなかった。ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を1冊返却していく。結局、あまり買いものはせず、荷物が増えなかったから歩いて帰ることにする。歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台ゲストは三宅裕司と森三中大島。寺尾聡の主演映画「父と僕の終わらない歌」に出演しているふたり。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅して、すぐに眠る。夜遅くに起きあがり、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」のゲストは現代美術家の松山智一。まったく知らない名前だったが、作品はどこかで見ているだろうか。上智大学出身だというのでウィキペディアを見てみると、1976年生まれだというから、同時代にキャンパスにいたことがあったのか。学生時代はスノーボードの選手だったそうで、まったく共感するところがない人間だ。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」はモグライダー芝の回の続き、ゲストは須賀健太。子役タレントがからんでみたい芸人ランキングが発表され、井口も26位に入っていた。「松井ケムリのモクモク旅」の3回目はみりちゃむとダウ90000 吉原が同行、「鯖の助」という焼き魚のお店を訪ねる。今日の「#バズ英語」はIMALUがゲスト。IMALUはカナダに留学経験があるのだ。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。玉袋と共演した「町中華で飲ろうぜ」を、太田も TVer でくり返し観たそうで、こんな日がくるなんてと感慨深そうにしている。恵ともいつか打ち解けるかもしれないと言っている。そして、「ビバリー」の3バカの話をまだやってる。その「ビバリー」でしゃべっていた話からまたお笑い第三世代の話になり、「THE SECOND」のザ・ぼんちの話になった。爆笑問題ははりけ~んずともよく一緒になったことがあるんだな。

2025年5月19日月曜日

5月19日月/眠らなければならないのに

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜が尋常小学校の教師になって、もう1年半が経った。昭和14年10月。のぶが教室に入っていくと、生徒たちが起立、礼をする。「朝田先生、おはようございます!」「おはようございます。」 着席する生徒たち。「昨日、みなさんに書いてもろうた綴り方、とてもよう書けちょって感心しました。あとでひとりひとり、読んでもらいましょうね。」「はい!」という元気のいい返事。つぎの場面、男の子が作文を読んでいる。「ヒットラー総統のドイツ軍がポーランドに勝ちました。ニッポンの兵隊さんらあも、支那でがんばって戦こうてくださっています。そのおかげで、僕らはこうして、勉強や生活ができます。僕も勉強や体操をがんばって、早うお国のためにご奉公したいと思います。」 のぶは教室を歩きながら、笑みをたたえた表情で聴いている。「ヘイキチくん、よう書けました。立派な心がけです。」 のぶと生徒たちが拍手する。「つぎは…」「はい!」と手をあげる生徒たち。場面は校長室に替わる。校長・中尾隆聖、伊達先生・樫尾篤紀、のぶがいる。校長が立ちあがり、歩きながら話す。「朝田先生の受け持ちの児童らは、じつに迷うことなく、すくすくと愛国の心が育っちゅうと聞きました。」 伊達「はい、それはもう。」「つまり、朝田先生の指導に迷いがないということです。」 校長はのぶのほうを向く。「まさに、愛国の鑑!」 褒められて笑顔ののぶ。「まだまだ未熟なわたしですが、児童らとともに、尽忠報国の道を進みたいと思うちょります。」 校長「本当ならきみも、そろそろ嫁にいき、お国のために元気なおのこをなしたいやろにのう。」「え?」 伊達「朝田先生ももちろん知ちゅうろうけんど、先日、政府が発表した結婚十訓。」「ああ…、はい。」 校長「きみも、今年ハタチや。結婚して強い子をなすのも、銃後の女性として、立派なご奉公である。ま、そのときは遠慮のう相談してくれたまえ。今日は、それだけ伝えちょきとうてね。」「ありがとうございます。けんど、今はお国にご奉仕する子どもらをしっかり教育し、ひたすら精進したい一心でございます。失礼致します。」 町を歩くのぶの後ろから子どもの声がする。「突撃に進めえ! おお~」といって、駆け寄ってくる3人の子。無邪気に兵隊ごっこをしている。「朝田先生に敬礼!」 のぶは笑顔。「みんな、自分で作ったがかえ?」「はい!」と元気のいい返事。「ヘイキチくんの弟さん?」「僕も兵隊さんになって、お国のために戦います!」 のぶは「えらいえらい」といって、あたまをなでる。「じゃあ、さよなら。」「さよなら。」 子どもたちはまた「おお~!」といって、走っていく。のぶは微笑ましく見ている。場面は銀座、街に貼られた「ぜいたくは敵だ!」「決死敢闘!!」といった貼り紙が映される。ナレーション「中国での戦争が始まって2年が経ち、生活のすみずみで、徐々に戦時体制が強化されていました。」 たかし・北村匠海とケンちゃん・高橋文哉が並んで歩いている。ケンちゃん「なんか楽しくなか。」 たかし「楽しんじゃだめってことでしょ?」「どげんなるっちゃろうかね、俺たちは。」「どうなんだろうね…。」 「強く育てよお國の為に」という看板にたかしの目がとまる。のぶの言葉が思い出される。「うちらとおんなじばあの若もんらあが、お国のために戦いゆうがで。その若もんらあのこと、考えてみいや…!」 ケンちゃん「柳井くん、なにしょっとよ。行くばい。」「あ、ごめん…。」 場面は高等芸術学校に替わる。ナレーション「たかしは、来年の卒業に向けて、作品制作に精を出す毎日でしたが…。」 座間先生・山寺宏一がたかしが描いている絵を覗く。「柳井、お前、タッチ変えたのか?」「どうでしょうか?」「うーん、お前のよさが、ぜんぶ消えてるな。産業デザインの卒業制作で、こんなにわかりにくい絵を描いてどうするの? あんなにわかりやすくて、楽しい絵を描いていた柳井が。どうしたんだ? スランプ?」「スランプは、もともと上手いひとがなるものなんで…。」「どうした? 人生がスランプなのか?」 場面は替わり、たかしの部屋。たかしが息を吐くと、寝ていたケンちゃんが飛び起きる。「10回!」「えっ?」「柳井くん、ため息10回目。部屋中にため息が充満しとうばい。」「ごめん…。」「ため息ん原因、高知んのぶさんやろ?」「いや…、違うよ。」 たかしの顔を覗き込み、「顔にそうですって、書いとうやんか? 手紙でも書いたらよかろうも。」「うん…、きっと、のぶちゃんまだ怒ってるから…。」「いつまでもいつまでもしよんのなかねえ。もうとっとと忘れんしゃい! のぶさんは絶対忘れとうけん。」「はあ…。」「11回目。」「もう数えるのやめてくれないか!」と、たかしは大声を出す。ケンちゃんが横になると、たかしはまたため息。すかさず飛び起き「12回目!」 場面は替わり、朝田家の前。のぶが帰ってくると、婦人たちが「ほうら、見てください、見てください。」としゃべっている。祖父・吉田鋼太郎の声「おう、のぶ、もんたか?」 母・江口のりこ「お帰り。」「のぶさん!」 割烹着にタスキをかけた婦人3人のリーダー・池津祥子が登場。母「こちらは国防婦人会でお世話になりゆうみなさん。」 のぶ「初めまして。」「初めましてやないでえ。なんべんも商店街ですれ違うちゅうき。」「それは失礼致しました。」「ええき、ええき。やっぱりうわさどおりの、健康そうで、しっかりとしたお嬢さんやろ、みなさん。」といって、婦人会のリーダーはのぶの両肩をたたき、ひっくり返して背中を見る。「そうやねえ、そうやねえ。」と残りのふたりが調子を合わせる。のぶ「あの…、今日はなにか?」 祖母・浅田美代子「みなさんが、のぶに縁談をもってきてくださったがよ。」 祖父母がお見合い写真の束をのぶに見せる。リーダー「時局柄、これから兵隊に行かれるひとも、予備役のひとも、お嫁さんを探しゆうひとが多てねえ。まずは、愛国の鑑たるのぶさんにと思うてねえ。お国が出したあれ、当然、ご存じやろ?」「はあ、結婚十訓ですか。」 婦人会の3人がそれぞれ、「ひとつ、一生の伴侶として、信頼できるひとを選べ!」「ふたつ、心身ともに健康なひとを選べ!」「なによりも、産めよ育てよ国のため!」 笑う3人。「さあさ、釜次さん、くらさん、ひとりひとりご説明します。」 祖父は「あなたがた、お茶を…」といって、うちのなかに招き入れる。のぶは声をひそめ、「お母ちゃん!」「ごめんで、どういても話だけでもと押し切られて。」といって、母もうちに入っていく。のぶはため息をつく。リーダー「のぶさんも! 早う、早う!」 つぎの場面では、お見合い写真を見ながら祖父母が盛りあがっている。祖父「3丁目のタケサワくん、ほら、いっつも鼻たらしちょった。予備役の上等兵じゃけんど、お嫁さん探してるらしいでえ。」 祖母「いやいや、軍人よりも、庄屋の長男のほうがええやろう。」 メイコ・原菜乃華も祖父母と一緒に「いやいや、カツオ取りいう漁師さんもええなあ。」 楽しそうな祖父母とメイコ。母と蘭子・河合優実は料理をしている。蘭子「メイコォ。」 母「お嫁に行くがはのぶですき。」 祖父はのぶを見る。「なんなあ、気のない返事やにゃあ。」 祖母「のぶが早う嫁にいかんと、あとがつかえちゅうきねえ。」 蘭子と母の微妙な反応。メイコは「あと1年で、豪ちゃん満期除隊になってもうってくるもんねえ。」と甘い声を出す。祖父「豪がもんてきたらすぐ、蘭子と祝言あげさせるき、もうぱあっと、盛大に祝っちゃる。」 蘭子は笑顔でうなずきながら聞いている。祖父「そいたらのぶも、うちにいづろうなるやろ。おまんのためにも、このうちのためにも、ちゃんと真剣に考え!」「はい。でも、まだ子どもらを教えたいき、結婚は考えられんがです。」「そんなこと言いよったら、行き遅れるぞ。もうハタチやろが!」 場面は替わり、三姉妹の部屋。のぶと蘭子が机の前に並び、メイコは後ろで布団を敷いている。のぶ「ハタチの風圧は強いなあ…。」 蘭子「あのぶんやと釜じいら、強引にお姉ちゃんの縁談まとめてしまうかもしれんねえ。」 メイコがふたりのあいだに入ってくる。「お父ちゃんとお母ちゃんのときみたいに…。」「えっ…!」 のぶは深くため息をつく。メイコ「うち、てっきり、お姉ちゃんにはこころに決めたひとがおると思うちょった。」「まさか…! とにかく、今は子どもらのことであたまがいっぱいながやき。」 蘭子「ほんまにそうなが?」「ほんまちやあ。やき、蘭子は順番らあ気にせんで、豪ちゃんもうってきたら祝言あげて、ふたりで石屋を継いで。」 メイコ「蘭子姉ちゃん、石屋のおかみさん、めちゃくちゃ似合いそうやあ。」 笑う3人。蘭子「あと、二百七十九日…。」 メイコ「蘭子姉ちゃん、豪ちゃんが満期除隊になるまでの日にち、指折り数えゆうがよ。」 のぶ「豪ちゃんも、おんなじ気持ちでおるがやろうなあ。」 メイコ「思い合っちゅうひとがおるって、ええなあ。」 冷やかされた蘭子が顔を手であおぐ。「なんか、あついねえ…。」といって、蘭子が立ちあがる。楽しく笑う三姉妹。メイコ「どこ行くのお?」「うるさい…!」と小さい声でいって、蘭子は部屋を出ていく。笑うのぶとメイコ。メイコ「よし! で、のぶ姉ちゃんはどうするが?」「えっ?」 蘭子は豪の満期除隊までの日付が書かれた紙にバツ印をつけていた。ひとつバツをつけると、豪の半纏をぶらさげ、裏に隠してしまう。蘭子は半纏を触り、握りしめる。座敷にひとり座っている祖父の視界にも蘭子のすがたはあった。祖父はつぶやく。「豪よ…。豪…、早よ、もんてこい…。」 場面が替わり、着物の婦人・神野三鈴が朝田家を訪ねてくる。祖父母がいるところに「突然、お邪魔しまして…」 祖父「はい?」「ぶしつけなことをお聞きしますけんど、こちらにのぶさんというお嬢さんがいらっしゃいますよね?」 祖父母は一瞬、顔を見合わせる。祖父「ああ、はい。」「もうどっかに嫁がれましたか?」「ええ…、まだ片づかず、教師をしよりますけんど…。」「まあ、それはよかった。」「え?」 祖母「どちらさまですろうか?」 ナレーション「のぶに、さらなるハタチの風圧なのでしょうか? ほいたらね!」といって、今日は終わり。

◇ 雑誌・ラジオ・テレビ

 楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」には中村計によるザ・ぼんちの記事があった。さすがに「THE SECOND」の結果は反映されていないが、ノックアウトステージのことは書かれていて、敗れたハンジロウのしゅうごパークのコメントもとっている。ぼんちは去年はハンジロウに敗れ、今年は「もう出場しないつもりだったそうだが、去年の夏から秋にかけて冒頭の「気をつけ!」というボケと、もう1つの似たような意味不明のボケをおさむがやり始めたことで、まさとの気持ちに火がついた。」 それについて、ぼんちのふたりにも質問している。まさと「おさむさんが新しく思いついた2つのギャグを全国のみなさんにどうしても見てもらいたかった。それだけ。僕も最初は『急に何しとんの?』って思いましたけど、しばらくやらせると、これはおもしろいな、と」 おさむ「意味なんてないんですよ。僕はうまい漫才を目指してないんで、咄嗟に思いついたことをそのまま口にしただけ。そうしたら、たまたまウケたんです。漫才中はいつも宇宙から何か降りてきてへんかな思うてます。地球とうまく交わると降りてくるんですわ」 まさと「45年前、漫才ブームに乗れた人と外れた人がいた。僕らは『THE MANZAI』という絵の中にどうしたら残れるかわかっていたから乗れたんです。同じように『THE SECOND』という絵の中で残るにはどういう漫才をすればいいかわかっていますから。そりゃあ、当然ですよ」 ノンスタ石田にも取材している。石田「繊細な出汁のきいた料理って、めちゃくちゃうまいじゃないですか。でも、ニンニクの丸焼きをたくさん食べたあとに食べたらどうですか? どうしたってニンニクのほうがインパクトは強くなっちゃいますよね」「ごく少数だけど客席の支配能力の高い芸人というのがいて、おさむ師匠はその筆頭格でしょうね。わかりやすく言うと、『お、お、おさむちゃんでーす!』だけで爆笑を取る。」

 少し眠りなおし、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはビビる大木。ワタナベの師岡専務の話で盛りあがる。ラジオを聴きながら、今週の予定の整理をする。施設の見学があるからあわただしくなった。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、先週水曜の「大竹紳士交遊録」で、きたろうが「あんぱん」の話をしていた。土曜にBSの再放送でまとめて観ているようなのだが、今田美桜の素直な演技を褒めていて、しかし、今田美桜のことは今まで知らなかったようだ。きたろうの「あんぱん」の感想をもっと聴きたかったが、話題は「アンパンマン」のほうに移っていった。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は秋野暢子がゲスト。ステージ3の癌だったが、今は元気そうだ。50歳から絵を始めたという、スタジオではその作品も多く公開された。昨夜の「おしゃれクリップ」は野呂佳代がゲスト。昨夜の「おかべろ」のゲストは劇団ひとり。

 昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」は、千原ジュニアを迎え、2019年以来、6年ぶりの「着ぐるみトーク」。ダウンタウン不在のこのときにダウンタウンについてトークする。方正とダウンタウンの出会いは「ガキの使い」で、TEAM0は2回目から登場している。公開収録のときに東京では無名だったダウンタウンの反応が悪く、盛りあげる前座が必要になり、東京事務所のTEAM0が呼ばれた。千原兄弟は上京時は不遇だったが、松本との関係は「わらいのじかん」から始まったのか。「笑ってはいけない」に対して、方正だけが思いが違うのも面白かった。方正は今はからだを張る仕事はすべて断っているという。

 明日は朝早くから出なければならないから眠らなければと思っていたが、先週月曜の「ビバリー昼ズ」を聴きそびれていたことを思い出した。これは聴き逃したらまずい。12時台ゲストは石倉三郎。「浅草21世紀」に出演し、真木淳とコントをやったというのをぜんぜん知らなかった。今月も出演していて、その予告をしているのにオンタイムで聴かなかったからもう終わってしまっていた。知っていたら観たかったが、また出るだろうか。高田先生も真木淳を認識している。石倉三郎は高田先生のひとつ上、小遊三と同い年だと高田先生がいうと、石倉三郎が「ぬう生が1個上だったけどね。」 高田先生が「ぬう生って旭生のことでしょ? 前座のとき「ぬう生」っていって、そのあと「旭生」になった三遊亭でしょ?」と言うのだが、ぬう生は円丈のことだ。誰も気がつかないんだな。石倉三郎と坂本九の関係もよく知らなかったが、高田先生も一緒にNHKの番組の慰安会で箱根に行ったことがあるという。スタッフたちもいて、石倉三郎は宴会の司会。そのときに、坂本九が落語が好きだったから、高田先生が落語を一席やった。石倉「うわ、こんなやつがいるのかよ。ちくしょう、どうしようもねえなこの世界、きついなと思ったことがある。」 高田先生との二十代での出会いだ。

 深夜になり、もう眠らなければと思うが、こうなるとかえって眠れない。テレビをもう1本、昨夜の「EIGHT-JAM」を観る。星野源の特集、スタジオには、STUTS、imase、離婚伝説が出演。星野源のインタビューがとても面白い。楽曲制作には Logic Pro を使用。ファミコンの音を人力で弾く工夫がすごい。1曲の制作にかかる時間はさまざまで、新アルバムのなかでは「Glitch」は5年かかり、「Eureka」は1日でできたという。シンガーソングライター的な作りかたからトラックメイカー的な作りかたに変わった。歌詞について、星野「だいたいは歌詞がいちばんあとのことが多いですね。」「歌詞を入れちゃうと、世界観がそこで止まっちゃう感じがあって、音楽を作ってるあいだはなるべく無限に広げたい、いろんな可能性のなかにいたいですよね。」「なんかもう伝えたいことがないんですよね、ぜんぜん。メッセージとかないし、言いたいことがないんですよね。面白い音楽が作りたいっていうだけなので、曲を作ってるあいだとか、音を聴いてるあいだに広がるなんか景色みたいなところから、こうなんか、言葉を編んでくみたいな感覚がいちばんおっきいですかね。」 古田新太「源ちゃんは俳優もやってるから、しかも、映像の俳優だけじゃなくて舞台俳優もやってて、だからその、伝えたい言葉っていうのはないのかもしれないけども、面白い言葉みたいなのは、きっとあるんじゃなかなあと。」 ファーストアルバムから聴いているという古田は「途中から「ソウルに行くのお前?」みたいな。今までそんなやつじゃなかったのにみたいなさ。」 音楽性の変化について、星野は「どんどん変わっていってるんですけど、自分が飽き性なのもあるとは思うんですけど、こんなジャンルをやりたいんだっていうのはなんか今なくて、面白い音楽をやりたいなっていう、自分にしかできない。なんかそれが、できたらなんでもいいなっていうのが今ですね。」

2025年5月18日日曜日

5月18日日/中居正広の反論

◇ ニュース・テレビ

 早朝から眠り、正午過ぎに起きあがる。まず、録画していた今朝の「サンデージャポン」を観る。ノブコブ吉村、石田健、ひまひまらが出演。まずは中居正広の反論についてたっぷりと扱う。若狭勝は、第三者委員会の調査報告は捜査期間が短すぎるのではないかと違和感を覚えていたという。密室における性的なトラブルは水掛け論になることが多く、通常は結論を出すまでに1年ぐらいはかかるため、結論ありきの調査だったのではないかという疑問。細野弁護士はVTRのなかで、第三者委員会が「性暴力」という言葉を使ったことには問題はないという見解を語った。スタジオでは河西邦剛弁護士が解説する。第三者委員会の報告から1ヶ月以上が経ったこのタイミングでの反論は、株主総会よりも前に発表したかったということ。そして、中居側の弁護士が変わったため、その調整の期間を要した。中居側の目的は名誉回復であり、事実無根というわけではない、その書面を検討するのにこの期間がかかったというのが河西の解説。中居側の反論のポイントは3点、「性暴力」という表現、中居側からは守秘義務解除の提案があったこと、6時間のヒアリングが報告書にはほとんど反映されていないこと。WHOの基準による「性暴力」という表現を使うのは啓蒙的な意味もある。

太田「そうすると、僕もずーっと思ってるのはやっぱり、WHOのヒューマンライツのそのビジネスと人権っていうなかで、訴えてきたことが、日本のマスコミが、あんまりまだ国民に認知するところまでいってないっていう意味では、その言葉から受けるイメージの差っていうのはやっぱりギャップがあって、それを啓蒙するっていう意味において、中居氏ひとりだけを使うとするならば、それはあまりにも残酷かなっていう気もするんですけどね。」

 石田健は、エックスに「中居氏側の主張、思ったより全然ダメだった…」と投稿したことについて説明する。「もともと暴力的な行為はなかった、手をあげていませんでしたよというふうに中居さんは言っている。いっぽうで、そこに対して、いやそういうことを問題視してるんじゃないと。われわれは同意がない性的な行為っていうことを問題視してるんだっていうことで、最初からここは噛み合っていないことっていうのは明らかだったわけですよね。で、そこを改めて、こういったメッセージを出すと、それはあの、中居氏側が出すことは自由ですけれども、出すことによってたとえば、じゃあやっぱり被害者っていうのはウソをついてたじゃないかとか、第三者委員会まったく信用ならないものじゃないかっていうふうな声が出てくるのは、これはもうこれはこれで予見できるわけですよね。そういったところぜんぶ含めて、もう少しコミュニケーションとして、「いや、私は暴力してないんです、手をあげてないんです。」っていうことではない、メッセージの伝えかたがあるんじゃないか。そういうところだけに今もフォーカスしているっていうことは、これは問題なんじゃないかっていう意味でのこの投稿になります。」

 デーブ・スペクターは、WHOの「性暴力」の定義は広すぎるという見解、もうひとつ、密室で起きたことは調査の対象ではないというのは、そこから始まったことなのに釈然としないと語る。太田は、中居の最初に出したコメントと引退発表のコメントとのニュアンスの違いを指摘し、この反論は被害者女性と対立することや攻撃することが目的ではないという考えを強調する。河西は、守秘義務の解除については、それに応じなかったことが「性暴力」だという認定の根拠のひとつになっているため、それが今、揺らぎ始めていると解説。ヒアリングが反映されていないことについて、細野弁護士は、密室での行為の前後がヒアリングの対象であるならば、中居が話したことよりもスマホから復元された客観的証拠が優先されるのは当然であるから、反映されていないということはまったくないという見解。河西は、中居のヒアリングが報告書に掲載されていないことは事実だという。ここは混乱するところだが、中居側が守秘義務を解除していないため、女性側はしゃべれない、逆に、女性側は解除したため、中居側はしゃべれるということだ。だから、中居側からのヒアリングだけを報告書を掲載するわけにはいかなかったという可能性を指摘する。

 これに続けて、フジテレビの人事の話題になり、スタジオでは岸博幸が解説する。岸博幸は参院選出馬のうわさは否定。続いて、消費税減税と年金制度改革の話題。公明党の斉藤鉄夫を浦野芽良バージニアが直撃取材する。ロシア・ウクライナ情勢、トランプが中東を訪問などのニュースでは、スタジオには湯浅卓が登場。最後は太田の還暦のお祝いになり、ミッキーマウスから太田にお祝いの直筆メッセージが届けられた。

 昨夜の「Nキャス」でも、中居正広の反論を大きく扱っていた。亀井正貴という弁護士によると、第三者委員会がヒアリングをするときに、中居側の弁護士が守秘義務解除はだめだと言ったのではという印象を持ったという。また、中居側の弁護団は第三者委員会に対し、ヒアリング記録と証拠の開示を請求しているのだが、第三者委員会は解散している。そのことを中居側の代理人がわからないはずはないから、わかったうえで請求している。弁護団の目的は中居の名誉の回復。亀井は、ケンカするつもりで組んだ弁護態勢ではないかと推測している。そのほか、「リベンジ退職」の特集や、塩の職人の特集。広瀬すずがカンヌで大人気なんだとか。「ごぶごぶフェス」で、浜田雅功とハマ・オカモトの親子が共演したという話題もあった。

 テレビ番組をあれこれと。昨日の「ネタパレ」はマギー司郎一門の特集、マギー審司のマジックからスタートする。今回、観覧席には子どもたちを入れている。一番弟子のマギー隆司、3番弟子のマギー審司、7番弟子のマギー布野、8番弟子のマギーフェス太、12番弟子のマギー利博が出演したほか、13人の弟子すべてが紹介される。2番弟子の青木和彦はただひとり「マギー」の名がついていない。役者志望で、マジックが嫌い。4番弟子のマギー勝司は名古屋で活動、師匠とは2年半会っていない。5番弟子のマギー裕基は日立に務めている。6番弟子のマギー塁は静岡で活動。遅刻したときに逃げてしまい、一度破門された。9番弟子のマギー憲司は4年前から音信不通。10番弟子のマギー幸人は破門。11番弟子のマギー夏樹は5年前から音信不通。このひとだけは写真もなく、マギー司郎も記憶していない。13番弟子のマギー恵太は社会保険労務士の資格をもち、上智の大学院に進学した。

 昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」の「ゲスト向上芸人」はタイムマシーン3号、さらに、岡野陽一、パンプキンポテトフライ谷、きつね大津の「ギブミーマネーブラザーズ」が登場する。岡野がしゃべるそのクチパクを堤礼実アナがやらされる。なんと、来週は阪神巨人が登場か。

 昨夜の「すっかりにちようチャップリン」は上京芸人の特集。からし蓮根、ぺ、キャツミ、ラニーノーズ、黄昏の森、白桃ピーチよぴぴが出演。黄昏の森とよぴぴは初めて観た。ラニーノーズはコントにシフトチェンジするのか。

 昨夜の「ゴッドタン」は恒例企画の「気づいちゃった発表会」。紺野ぶるま、ラパルフェ、鬼越トマホーク、きしたかのが出演。ラパルフェ尾身の「「尾身もなにかモノマネやった方がいいんじゃない?」とアドバイスしてくる芸人は売れていない」という発表に、「せっかくアドバイスくれたんだからさ、そんなこと言うのやめろよ。」と真っ当なことをいう劇団ひとり。ラパルフェ都留が「売れてなくて料理凝ってる芸人ネタつまんない」という発表をすると、おぎやはぎは、小木がおしゃれすぎるからあんまりおしゃれするなと矢作が言ったことがあるそうで、舞台に立ったときにおしゃれすぎると笑えないから、黒でそろえていた時期がある。「ゴッドタン」のときは劇団ひとりのおしゃれがひどいから、おぎやはぎはおしゃれを抑え、合わせている。きしたかの岸から「吉本芸人さんは流石に異性の目を気にしすぎ」という発表があると、ひとりは若手と話していたときに「吉本チェーン」という言葉が出てきたと話す。

 今朝の「桂文枝の演芸図鑑」は、林家あずみの三味線漫談と、一之輔「加賀の千代」。あずみは寄席のセンスから逸脱してみせたときに、そのセンスが面白くない。対談ゲストは池畑慎之介の後編、黒澤明の「乱」や、仁科亜希子のことなどを話した。

 今朝の「ボクらの時代」は、布袋寅泰、Char、クリス・ペプラーという顔合わせ。Charとクリス・ペプラーは中学生のころからの仲。Charは小澤征爾に憧れていた。

 今日の「笑点」は先週と同じく、新真打の大喜利。立川幸之進、柳家緑太、松柳亭鶴枝が出演、両脇に小遊三と晴の輔も座る。今週になってから気がついたが、いつもの真打昇進披露口上の代わりにこの大喜利企画をやっているのか。いや、普通に口上のほうがいい。

 今夜の「Mr.サンデー」で「THE SECOND」を特集するから録画していたが、また原因不明の録画失敗。その特集の途中から録画が始まり、録画できたのはわずか7分だった。いったいなにが原因なのか。舞台裏に密着した場面は少ししか録画されず、そのあとはツートライブがスタジオに登場し、1本目の脱法ジビエのネタを披露していた。スタジオには宮根誠司と石戸諭がいて、宮根はツートライブを大阪でよく知っているようだ。

◇ 雑誌

 読みそびれていた楽天マガジンのチェック。「婦人公論」には「西荻の会」の座談会が載っている。伊東四朗、角野卓造、佐藤B作、あめくみちこ、松金よね子というメンバー。「西荻の会」とは、2001年から放送された伊東四朗主演のドラマから交流が始まった会で、角野卓造が佐藤B作を誘って飲みに行ったら、翌日、誘われなかった伊東四朗が珍しく怒ったという。伊東「そんなふうにして始まった険悪な会なんです。(笑)」 伊東四朗と松金よね子は「お江戸でござる」でも共演していたのだった。ほかのページには、大村崑、野口五郎、みうらじゅん、石井ふく子らのインタビューも載っている。

 「日経エンタテインメント」はお笑い新世代の特集。バッテリィズ、エバース、友田オレのインタビュー。識者として、ガクテンソク奥田とK-PROの児島気奈が注目の若手を語っている。それぞれ、多数の名前をあげていて、奥田は、ぐろう、タチマチ、20世紀、愛凛冴、オーサカクレオパトラ、マウンテンブック、オフローズ、スタミナパン、シンクロニシティ、TCクラクション、ネコニスズ、それから去年の「M-1」についても語っている。児島は奥田との重複もあるが、十九人、ヤーレンズ、ネコニスズ、サルベース、TCクラクション、さすらいラビー、無尽蔵、アルバカーキ、香呑、ナユタ、こたけ正義感、友田オレ、マウンテンブック、にぼしいわし、ひつじねいり、スタミナパン、金魚番長、フースーヤ、ナイチンゲールダンスの名が出されている。

 「BRUTUS」の巻末ページ、「ゼロ年代カルチャー再考」という連載では野木亜紀子がテレビドラマを語っていた。2000年から始まるクドカンの時代、同時期には中園ミホも登場しているんだな。

 深夜になってから、昼間に放送された「日曜日のへそ」をタイムフリーで聴いた。ゲストはマシンガンズ。ラジオを聴きながら雑務。注文の本のヤケと汚れがひどく、ヤスリがけをする。近所の郵便ポストまで投函に行き、ダビングのセットをしてから眠る。

2025年5月17日土曜日

5月17日土/ヤミ市・「THE SECOND」

◇ テレビ

 早朝から眠り、NHKプラスで「あんぱん」の今週のダイジェストを観てから、ラジオをつけたまま、もう少し眠る。テレビ番組をいくつか。昨夜の「太田上田」は先週に引き続き、アンタッチャブル山崎がゲスト。記憶になかったが、「ザキヤマがくる~」は「検索ちゃん」で生まれたギャグだったか。山本高広の「きた~」の逆という意味。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」は「春ドラマ辛口放談」の後編。後編は3位の発表から、梅田恵子の3位はTBS「イグナイト」、吉田潮の3位は日本テレビ「なんで私が神説教」、木村隆志の3位はテレビ朝日「PJ」、大島育宙の3位は先週に発表済み、「対岸の家事」。それぞれが選ぶ「輝く次世代スター」は、梅田は「波うららかに」の本田響矢、吉田は「なんで私が神説教」の新井美羽、木村は「しあわせは食べて寝て待て」の奥山葵、大島は「対岸の家事」の一ノ瀬ワタル。最後にその他のドラマについても触れられ、TBS「キャスター」には4人とも辛い評価だ。

◇ 東神奈川・白楽

 午後から外出。朝から大雨、風がびゅんびゅんうなっていたが、この時間には小雨になっていた。夜には止む予報になってはいるが、どうなるかわからないな。横浜から京浜東北線、東神奈川に出て、まず、昼食。シァルのてんやに入り、天丼を食べる。620円。テイクアウトの客がいて、レジでずいぶん待たされた。

 雨は止んだ。イオンを通り抜け、神奈川図書館まで歩いていく。4冊返却し、閉館まで30分ほど、なにか借りていこうかと棚を眺めていくが、決められず、今日はなにも借りない。イオンまで戻り、1階のドトールに入る。読書をしたかったが、眠気がひどく、あまり読めない。雨が止むと、生暖かくなった。バーカーでは暑くなり、腕まくりをする。

 東神奈川から白楽に歩いていく。恒例の六角橋商店街の「ヤミ市」だが、今さら名称が「ドッキリヤミ市場」から「ヤミ市」に変更された。鐵塔書院を覗いていくと、もう店内の本棚も外されている。商店街を通り抜け、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクと濃厚チョコブラウニーを食べておく。

 あおば裏の駐車場にて、年に一度のギリヤーク尼ヶ崎が出演する回だが、その前の時間には大川義秋という琴の奏者が演奏していた。座れるようにシートが敷いてあったが、雨が止んでから用意したんだろうか。20時からはギリヤーク尼ヶ崎の大道芸。例のごとく、紀あささんが黒子になり、動きまわっている。ギリヤークさん、94歳。マイクを向けられると、ここ数年ではいちばんよくしゃべっていたんじゃないか。最後のほうは強風になり、風がうなる音をたてる。

◇ 賞レース 

 夜遅くに帰宅する。スマホのバッテリーが5パーセントにまで減ってしまったが、なぜこんなに消耗が早くなったのか。疲れてしまい、いったん横になる。NHKプラスで、今日の「ニュース7」を観ると、強風のニュースをやっていた。

 さて、「THE SECOND」を観なければならないが、午後に放送されていた事前特番が TVer の配信がなく、録画したものを観るしかないから、録画が終わるのを待たなければならなくなった。「今夜の生放送が100倍楽しめる見どころSP」という番組だが、今年は「スーパーオーディエンス」がいるのが特色。片寄涼太、数原龍友、花澤香菜、本田真凛、本田望結、高橋ひかるという顔ぶれが、過去2年の「THE SECOND」に関するクイズに答える。そのあとにはまた、昨夜の事前特番と同じ映像がくり返されていた。最後の5分は生放送、本番が行われるスタジオから、小室瑛莉子アナと、今年もギャロップが出演。ステージから見える風景が映され、タイムカウンターがあることなどがわかる。裏側にはスーパーオーディエンスたちからの差し入れが並べられていた。

 そして、いよいよ本編。番組開始すぐ、司会の東野幸治、宮司愛海アナが登場。有田哲平、華丸大吉もすでに席に着いている。東野が「無事、第3回が開催決定しました。」というと笑いが起こる。4時間を超える長丁場、前回はトイレに行けないから紙オムツを履いていた審査員がいたという話をして、「今回もですね、理由は言えませんが、CMが少ないですので。」 爆笑の客席。オープニング映像がたっぷりとあり、10分以上が過ぎたところで、ハイバーゼネラルマネージャーの有田哲平、スペシャルサポーターの華丸大吉が改めて紹介された。有田「まさか出場者の楽屋にあいさつに行くとは思わなかったんですけども」 東野も「一緒です。」 有田はぼんちの楽屋にあいさつに行ったのだ。豪華商品とフジテレビ22番組の出場権が紹介され、いよいよ第1試合かと思いきや、その前に昨年チャンピオンのガクテンソクの漫才がある。去年もギャロップがやったんだったか、ここで観客がほぐされるいい構成だ。◆ この直後に第1試合が始まる。まずはツートライブとモンスターエンジンの対戦、2組の紹介VTRがあり、これは事前特番とほぼ同じものかと思えば、ツートライブには笑い飯が、モンスターエンジンには渋谷凪咲がコメントしている。先攻はツートライブ。ジビエ料理のネタ、脱法ジビエというすれすれな内容だが、最初は緊張しているような様子が、ゆったりとしたテンポの余裕の漫才になっていった。後攻はモンスターエンジン。中小企業の工場のネタ、ツートライブに比べると、はっきりと強弱がある。これはモンスターエンジンのほうがいいのではないか。2組の漫才が終わると審査になり、観客がボタンを押す時間を司会がつなぐ。点数が入ったところで2組が再び登場し、ここで初めて司会とのからみになる。有田「ツートライブが、今のフジテレビで脱法ネタをする。(笑)よく通りましたね、これ。」 周平魂「何本か出したんですけど、1本あかんやつありました。(笑)」 いよいよ点数発表、ツートライブははっきりと3点が多い。1点ゼロ、2点5人、3点95人、295点。いきなり高得点が出た。グランプリファイナル最高得点か。モンスターエンジンは、1点ゼロだが、2点22人、3点78人、278点。けして悪くないが、ツートライブの点が高すぎた。西森は態度が悪くなり、審査員コメントの声の悪さに大林もツッコむ。◆ 第2試合はマシンガンズとはりけ~んず。これは楽しみな対決だ。マシンガンズには小池栄子が、はりけ〜んずには徳光和夫がコメント。先攻はマシンガンズ。第1試合に対する文句から始まり、さらにスーパーオーディエンスをいじり始める。マシンガンズはやっぱりかっこいいんだよな。時計をあからさまに見ながらやってるのも可笑しい。後攻ははりけ〜んず。まずはマシンガンズをいじり、応援VTRをいじる。テンポの早さ、声を合わせる上手さ、マシンガンズと似ているようで、しかし、はりけ〜んずのほうがずっとていねいだ。はりけ〜んずはフジテレビに初めて出たのは曙橋の時代、「ウゴウゴルーガ」に出たことがあるのか。荒井は華丸大吉と同期なのだ。点数発表、まずはマシンガンズから、1点ゼロ、2点23人、3点77人、277点。はりけ〜んずは、1点ゼロ、2点12人、3点88人、288点。はりけ〜んずの勝利。大吉「劇場の漫才と、誰も笑わない立食パーティーの漫才みたいな。(笑)」◆ 第3試合は囲碁将棋と吉田たちの対戦。囲碁将棋にはマキシマムザホルモンが、吉田たちには霜降り明星がコメント。先攻は囲碁将棋。コンビニの年齢確認のネタは先日の「大和市民まつり」でもやっていたネタだが、ここまでの4組とは違い、「M-1」的に練り込まれたネタだ。笑いはばんばん起きている。後攻は吉田たち。子どもが産まれてから観る番組が変わったというネタ。もちろん、双子ネタも入ってくる。これは囲碁将棋の勝ちかなと思った。点数発表、まずは囲碁将棋だが、1点が初めてひとり出た。2点4人、3点95人、294点。しかし、高得点。吉田たちは、1点ゼロ、2点17人、3点83人、283点。囲碁将棋の勝利。◆ 第4試合も楽しみな対決、金属バットとザ・ぼんち。金属バットの応援コメントはよしもと祇園花月支配人、ザ・ぼんちには城島茂がコメントし、これも意外性がある。先攻は金属バット。親戚の子のネタだが、性別のネタがすれすれな感じがする。後攻はザ・ぼんちがついに登場。これはわくわくさせられる。マイクまで並んで登場しないのはぼんちだけだった。どっちが看取るかというネタをやり、「お前が先死ね!」というセリフはこの年齢でないと笑えない。クイズのネタになり、おさむが暴れまくる。ここまででいちばん爆笑させられた。点数発表、金属バットは1点ゼロ、2点11人、3点89人、289点。高得点が出て、どうなるかと思ったが、ザ・ぼんちは1点ひとり、2点11人、3点88人、287点。わずか2点差、金属バットの勝利。1点が出てしまったのが痛い。3点満点ではなかなか微妙な差異が反映されにくいか、同じ面白いと感じるなかでも本当は差があるのではと思う。◆ 2回戦からはスタジオにガクテンソクも加わる。エックスの反応が紹介され、有吉やくるまもポストしているようだ。第1試合はツートライブとはりけ~んずの対戦。先攻ははりけ〜んずになった。こうなったらはりけ〜んずを応援したい。ナイチンゲールダンスだとか、若手の名前を入れてくるのはさすが、長年、「M-1」の予選の司会をやっているはりけ~んずだ。「なんでも鑑定団」の前説を最初からやっているとか、実話の部分が面白い。テンポ感がこだまひびきにも似ているかなという気もした。後攻はツートライブ。道頓堀で会った料理人のネタで、1本目のネタを回収する。伝聞のボケ、そして、じつはツッコミにも特徴がある。はりけ~んずは東京で活動しているため、この2組は初対面。周平魂が言うには「普段の劇場より余裕でウケる」ので逆にテンパるという。有田「ボケのかたがとにかくひたすらしゃべって、ツッコミをがんがん入れていくって漫才で、両方ともそういう感じですから。(略)僕ももう一回漫才やるんだったらそういうのやりたいなと思って。(笑)ボケがちゃんと目立つやつ。」 大吉は同キャリアのはりけ〜んずに「考えられないです、このスピードでしゃべり続けるっていう。」 点数発表、はりけ〜んずは2点が目立つ。1点ゼロ、2点25人、3点75人、275点。ツートライブは1点がひとり出た。2点10人、3点89人、288点。ツートライブが決勝進出、期待していたはりけ〜んずとぼんちがここで消えてしまった。◆ 第2試合は囲碁将棋と金属バットの対決。ここは「M-1」OBの対決という感じがする。先攻は金属バット。オンラインカジノやバームクーヘンといった危険球を放ってくる。後攻は囲碁将棋。ここは囲碁将棋を応援したくなる。根建の子どもの名前を文田が考えるというネタ、練り込まれたネタで6分やりきるスタイル。柔軟性とどちらをとるかというところだ。点数発表、金属バットは1点ゼロ、2点17人、3点83人、283点。囲碁将棋は1点がふたり出たが、2点11人、3点87人、285点。2点差で囲碁将棋が決勝進出を決めた。◆ ついに決勝戦、決勝前の舞台裏を小室アナがリポートする。エックスがまた紹介され、とろサーモン久保田がポストしていた。決勝戦の先攻は囲碁将棋になった。モテかたがわかったという文田、根建もボケるというスタイルで、交互にボケる。後攻はツートライブ。ゴシップのネタで、ウソ漫談みたいなボケをするのだが、しかし、もうツッコミのほうで笑ってしまう。さて、どうなるか。応援したいのは囲碁将棋だが、過去2年の傾向からするとツートライブが勝ちそうな気がする。恒例の泉谷しげる「春夏秋冬」をBGMにした今日のダイジェストが流され、いよいよ結果発表、まずは囲碁将棋だが、1点がふたり出てしまった。2点17人、3点81人、279点。なんともいえない。そして、ツートライブは、1点ゼロ、2点13人、3点87人、287点。優勝はツートライブに決まった。いちばんのダークホースが優勝する結果になった。観終わったときには早朝4時半。TVer の配信では、決勝のあとに優勝記者会見が続いていたが、もう眠いからやめておく。

2025年5月16日金曜日

5月16日金/投資の世界はわからない

◇ あんぱん・ラジオ

 早朝にゴミを出し、昨日の「あんぱん」をもう一度観て、日記の下書きを済ませてからようやく眠る。昼前に起きあがり、今朝の「あんぱん」を観る。朝、のぶ・今田美桜は布団のなかで目を覚ますと、隣りで寝ている蘭子・河合優実がいない。起きあがり、そっと蘭子を探しにいくと、蘭子は外の作業場で、豪ちゃんが残していった半纏を見ていた。半纏を触り、目を閉じ、ぎゅっと握りしめる。官能的な描写。のぶはそれを静かに見ている。ナレーション「豪の出征から数ヶ月が経ち、のぶたちが女子師範学校を卒業する日が近づいていました。」 昭和13年1月、のぶとうさ子・志田彩良が女子師範学校の廊下を歩いている。うさ子「お正月、うちに帰ったら、結婚せえ、結婚せえてもううるそうて。お見合い写真がこじゃんと…。のぶちゃんは?」「どこの学校に配属になるか、まだわからんがよ。母校に行けたらええがやけんど。」「のぶちゃんも大変やねえ。」 のぶたちが寮の部屋で慰問袋を作っていると、ノックをする音がして、黒井先生・瀧内公美が入ってくる。すぐに立ちあがる4人。うさ子「黒井先生、どうなさったがですか?」 黒井「朝田さん、気になる話を聞きました。柳井嵩子、という差出人の手紙を何通も受け取っていますね。」 黙るのぶ。「答えなさい!」「はい…」と小さく返事をする。「その手紙はどこに?」 のぶは答えられない。黒井「小川さん、朝田さんの引き出しを調べなさい。」「はい」といううさ子の声にかぶるように「自分で、開けます…。」 のぶが引き出しを開けると手紙が入っているのが見える。「手紙をすべて持ってきなさい。いいですね?」といって、黒井は部屋を出ていく。場面は教室になり、黒井が手紙の差出人の名をのぶに見せる。「これは偽名ですね?」「はい…」 教室には黒井先生とのぶのふたりだけ。「手紙の相手は?」「柳井嵩さんという、尋常小学校からの友だちです。」「女子師範学校生でありながら、ふしだらにもほどがある。」「けしてやましい関係ではありません。」「信じられませんね、男女間の友情など。」 黒井が手紙の中身を確かめる。銀座の街を楽しむたかしのイラストをじっと見ている黒井を見て、笑いがこみあげたのぶはうつむく。「なにが可笑しいんですか?」「わたしが子どものころ、このひとの絵に救われたんです。」「救われた?」 子どものころ、改札で父を見送るのぶを描いたたかしの絵を見せてくれた場面が回想される。「わたしがしんどいとき、いっつもそばにおってくれたひとです。」 そう話すのぶにはこみあげてくるものがある。「けんど…、もう手紙がくることはないと思います。」といって、涙をこらえる表情をすると、黒井も心情を汲みとった顔つきになる。「あなたはやっぱり弱い。」 のぶは先生の顔を見る。「結婚して、家庭に入り、子どもを産み、忠良なるニッポン国民に育てあげる。それも女性として、正しい、忠君愛国の道でしょう。そちらの道に行くなら、わたしはあえて、引き止めません。この手紙のことも、学校に報告するつもりはありません。」 黒井は手紙を机に置き、教室を出ていこうとする。のぶ「ひっとつ、うかがってもよろしいですか…?」 黒井は立ち止まり、ふり返る。「先生は、なぜそちらの道を選ばず、教師になったがですか?」 少しの間のあと、黒井はとつとつと語り始める。「一度…、結婚したことがあります。女子師範を卒業してすぐに、嫁ぎました…。3年間…、子どもができず…、婚家を追われました。」 話しながら、黒井はくちびるをふるわせる。のぶは眉間にしわを寄せて聞いている。黒井はまた強い口調に戻り、「ほかに質問は?」「いえ…」 黒井は教室を出ていく。黒井先生の背景が初めてうかがわれる場面だった。オープニングタイトルを挟み、寮の部屋、後輩ふたりとのぶが掃除をしている。「朝田さん、卒業後は決まったがですか?」「まだ。地元に戻れたらええがやけんどね。」「淋しくなりますね。」「泣いてもええがで。」 笑う3人。ノックの音、黒井先生が入ってくる。立ちあがる3人。「朝田さん、卒業後の配属先が決まりました。」といって、その通知をのぶに渡す。「ありがとうございます。」 黒井は出ていく。のぶは通知を開くと笑顔になる。「たまるかあ…!」 そこには「御免与尋常小学校訓導ニ任ス」と書いてあった。場面は道場に替わり、のぶとうさ子がなぎなたの稽古をしている。うさ子「引き分けやね。」 のぶ「うん。」「ありがとうございました。」と互いに礼をして、笑うふたり。ナレーション「うさ子は学校に残り、黒井先生のもとで、後輩たちの指導にあたることになりました。」 のぶ「黒井先生には感謝しちゅう。先生のおかげで、うちの進む道がはっきりわかったがよ。御免与尋常小学校の教師になれるらあて、最高や。きっと夏休みにうさ子ちゃんが一緒にいって、お願いしてくれたおかげや。」「のぶちゃん…、がんばってよ。」「うさ子ちゃんも。」「うん。うちは黒井先生を一生お支えする。」 笑顔のふたり。ナレーション「そして、卒業式の日。」 場面は教室、机にはそれぞれ、筒状に丸められ、リボンが結ばれた卒業証書が置いてある。黒井先生「2年間にわたる、女子教員としての修練を終え、本日、高知県立女子師範学校を卒業せんとするみなさん、まことに、おめでとうございます! いよいよこれからは、みなさんがこの学び舎でつちかった知識と、技能を実践し、祖国ニッポンの礎となり、宝となる、有為の人材を育成してゆく日々が始まります。熱き血と、涙をもって、しっかりおやりなさい!」「はい!」と生徒たち。「目下の大陸での戦いは、わが皇軍の大勝利で終わることは疑いありませんが、その日までは、まだしばらくかかるでしょう。さて、ここで改めて問います。みなさんは、この国家非常のとき、女子教員として、いかなる覚悟でおられますか? 小川うさ子!」「はい!」と立ちあがり、「わたしたちは、あらゆる苦難にもめげず、自身に課せられた教師の務めを、完遂する覚悟であります。」「朝田のぶ!」「はい!」と立ちあがり、「勝利の日まで、一命を落として銃後を支え、学びの庭で、がんばり抜きます!」 黒井「この戦いの、究極の目的はなんでありましょうか?」 生徒たちは声をそろえて、「東洋の平和、世界の安泰、御国の栄光!」「まさにそのとおり! みなさんは今ここに、本校を卒業する最後の資格を得られました。自信をもって、安んじていきなさい。わたしたちは、つねに、みなさんを見守ってます!」「ありがとうございます!」 場面は校舎の外、のぶが校舎から出てくると、黒井先生が校門の手前に立っている。黒井のすがたを見つけ、一瞬、歩くのが遅くなるが、黒井のほうに向かっていく。「黒井先生、2年間、お世話になりました。」といって、深くあたまを下げる。のぶが校門を出ていこうとすると、黒井が「朝田さん」と呼び止める。ふり向くのぶ。黒井「愛国の鑑たれ!」 のぶはもう一度、黒井先生におじぎをして、学校をあとにする。ナレーション「こうして、昭和13年3月、のぶは女子師範学校を卒業しました。」 のぶは朝田家に帰ってきた。祖父・吉田鋼太郎が「おお!」と声をあげる。のぶ「ただいま。」 祖父と祖母・浅田美代子が並んで座っている。その奥にいる母・江口のりこも「お帰り、のぶ!」 祖母「のぶう、この町で教師になるがやってえ?」 祖父「さすがわしの孫じゃ。故郷に錦を飾ったにゃあ。」「釜じい、くら婆、お母ちゃん、また実家暮らしになるき。よろしゅうお願いします。」 のぶは父の帽子に敬礼する。「お父ちゃん、ただいま帰りました。」 母も隣りで帽子に敬礼する。「あんた、のぶ、こじゃんとがんばりましたよ。」 場面は替わり、のぶは尋常小学校にやってきた。校門の前に立ち止まり、息を吸い込む。桜の花が舞っている。ナレーション「のぶは、母校の御免与尋常小学校で、新米教師として、第一歩を踏み出しました。」 のぶは廊下を歩き、3年1組の教室の前に立ち止まると、扉を開けて入っていく。笑顔ののぶが教壇に立つ。「おはようございます。今日から3年1組の担任をすることになった、朝田のぶです。みなさん、よろしゅうお願いします!」 ナレーション「新米先生、おはようございます! ほいたらね。」といって、今週は終わり。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。友田オレのラジオに出演したという松村が、友田オレのネタの歌を一緒に歌ったといって、ここでもまた歌いまくる。ラジオを聴きながら、ブログの更新を一気にふたつ。「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングまで聴いて、今朝の「あんぱん」をもう一度観る。

◇ はま寿司・投資

 夕方から外出。三ツ境のほうに歩き、eモールのはま寿司に。豚塩カルビ、合鴨、えび天握り、北海道産つぶ貝のキムチ和え軍艦、サーモン、まぐろ、まぐろレアステーキつつみ。770円。瀬谷の手前のマクドナルドに入り、読書していく。図書館で借りている「投資のきほん」をなんとか読み終えた。2023年刊、日経文庫。投資に関する入門書をなにか読んでみようとこの本を手にとったが、これが基本なのだとすると、投資の世界はわからないことだらけだ。いや、本を読んで知ろうとしてもだめか。自転車の乗りかたを本を読んで学んでも乗れるようにはならないのと一緒で、乗り始めてみるしか理解の方法はないのかもしれない。

 ブックオフに寄り、110円の文庫本、220円の単行本を1冊ずつ買っていく。クリエイトで買いものして、夜に帰ってくる。

◇ テレビ

 テレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」と、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・鎌田實)を観る。火曜の「The Wakey Show」は「コントライターズ」のコーナーだけ観ている。今回の作家はザ・マミィ林田、合唱のコントを書いていた。

 火曜に放送された「心おどる あの人の本棚」は牟田都子の回。大学時代に出会ったという本が「移動図書館ひまわり号」。夏葉社の本が出されていたが、大学時代だから実際に読んだのは復刻ではない本だろう。校正者の仕事をするうえで頼りにしている偉大な先輩たちの本のひとつが西島九州男の「校正夜話」。個人では200冊の本を校正してきた、そのなかで印象深かった本として、高橋久美子「いい音がする文章」をあげる。

 今夜の「ミュージックステーション」は、Jairo というヒューマンビートボックスのユニットのパフォーマンスから始まった。郷ひろみと「GOLDFINGER'99」のコラボがあって、そのまま、演奏ありの「GOLDFINGER'99」に突入した。提供バックの番組テーマ曲も今回は Jairo のヒューマンビートボックスだった。Number_i、XG、CUTIE STREET、&TEAM ら、ダンスグループが面白い。トークでは、イノッチが三宅健に偶然会ったという話から、郷ひろみは高倉健に会った話、タモリは陣内孝則に会った話をしていた。

 月曜から放送していた「THE SECOND」の事前特番は、今夜は東野幸治による解説の回だった。10分番組のあとに、今夜はもうひとつ1時間の事前特番もあった。ギャロップ、ガクテンソクのインタビューから始まるが、しかし、この番組は10分番組と内容が重複している。むしろ、10分番組のほうがこの番組のダイジェストなのか。こちらでは予選の対戦相手たちも多く映していた。

2025年5月15日木曜日

5月15日木/東葛スポーツは北千住で

◇ あんぱん・ラジオ

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。昨日の石置き場の会話から、たかし・北村匠海「のぶちゃんが先生になったら、子どもたちにもそんなふうに教えるの? そんな先生、僕はいやだな。」 朝田家、のぶ・今田美桜は玄関に腰かけ、たかしの言葉を思い返している。母・江口のりこが声をかける。「どういたがで?」 のぶは立ちあがり、「なんちゃあない…。ちょっと、散歩してくる。」「行ってらっしゃい。」 柳井家、ちひろ・中沢元紀が机に向かっていると、赤いハンドバッグを抱えたたかしがなにも言わずに入ってくる。すぐそばに立つたかしに気がつき、びくっとしてたかしのほうを見る。「兄貴!? どういたがな…?」 動かないたかし。ちひろ「のぶさんに渡せんがったがか?」 たかしはハンドバッグをちひろの机の上に置く。「お前にやるよ。」 ちひろは「えっ!?」と大きな声を出す。「なに言うが!? わし、こんなものもろても…。」「好きな子ができたら…、プレゼント…、しろよ…。」といって、たかしはとぼとぼと部屋を出ていく。困惑するちひろ。場面は替わり、のぶが町をとぼとぼと歩いている。ケンちゃん・高橋文哉がすれ違い、のぶに気がつき、声をかける。「あっ、のぶさん…!」 のぶもケンちゃんに気がつく。「柳井くんに会えましたか? あのみやげん中身、なんやったとですか? たかしに訊いても教えてくれんとです。」 のぶは視線をさまよわせ、「すみません。」とあたまを下げる。「なんで俺に謝るとですか?」「健太郎さんは楽しゅうて、ええお友だちですね。たかしのこと、よろしゅうお願いします。」と、もう一回あたまを下げると、小走りで行ってしまう。場面は団子屋、ケンちゃんとメイコ・原菜乃華が並んで座っている。ケンちゃんをちらっと見るメイコ。「あの…、健太郎さん、わたしに用って…?」「ま、どうぞ、団子食べて。」「はい」といって、団子を手にとるメイコ。「メイコちゃん、がんばってくれたとに。柳井くんはしよんのなかねえ。」「ん?」「まあたのぶさんば怒らせてしまって、買ってきた贈りもんも、結局、渡せんやったみたいや。」「そんな…。」「さっき、のぶさんに会ったら、あいつんことよろしゅうって頼まれたっちゃけど、しょげかえって、どげんもならんとよ。」 たかしは部屋であぐらをかいてぼんやりしている。団子屋の会話が続く。ケンちゃん「柳井くん、高知に引っ越してきたころ、つらかったっちゃけど、ハチキンの女の子と、パンば焼く不思議なおじさんに出会って救われたあって。」 笑うメイコ。「のぶ姉ちゃんは、まっすぐで気が強いけんど、誰よりも優しゅうて、うちには、こじゃんとええお姉ちゃんです。」 うなずくケンちゃん。「そげん言うメイコちゃんも、よか女の子ったい。」 メイコはケンちゃんの顔を見る。BGMが流れ始める。笑顔のケンちゃん。メイコは手に持った団子を皿に置く。ケンちゃんが「このまま帰るげなあ。」とつぶやく。メイコはケンちゃんの表情をうかがう。「今日の何時の汽車ながですが?」「最終の汽車やけど。」といって、ケンちゃんは団子を食べる。「淋しいですね…。」というメイコに、ケンちゃんが「俺もったい!」とちからを込めると、メイコはケンちゃんのほうを見て、「え!?」と目を丸くする。「このままケンカ別れげな。切なかあ。」「え?」といって、わかってないメイコ。「柳井くんとのぶさん。」「あ、ああ…。うち、てっきり…。」「どげんしたと?」「いえ、また御免与にきてくださいね。」 うなずくケンちゃん。「またくるけん。」といって、団子を食べる。メイコが急に立ちあがる。「あの…」といって、ケンちゃんのほうを向く。「ん? 団子、もっと食べる?」「いえ、お団子やのうて…。」 メイコはケンちゃんの顔を見て、恥ずかしがりながら切り出す。「うち…、好きなひとができたがです…! 面白うて、一緒におると楽しゅうて、笑顔が素敵で…」「メイコちゃんも、面白くて、よか女の子ったい。きっとうまくいくばい!」 メイコは目を丸くする。「えっ!? えっ、たまるかあ…。」と喜びの顔になるメイコ。ケンちゃんも立ちあがり、メイコに近づき、顔をじっと見る。動揺するメイコ。驚きの表情になり、少し後ずさりする。ケンちゃん「誰かに似とうと思いよったら…、メイコちゃん、目がきらっきらして、のらくろみたばい!」「えっ、のらくろ…?」 予期せぬ言葉に表情が変わるメイコ。「読んだことなかね? のらくろ。面白かよお。描いちゃあね。」といって、ケンちゃんは手帳を取り出し絵を描き始める。それを見るメイコの表情。場面は朝田家に、メイコはのらくろの絵を手にして、柱にあたまを寄りかからせている。「のらくろ…」といって、ため息をつく。蘭子・河合優実が「ただいまあ」といって、帰ってくる。メイコの様子に気がつき、店にいる母に「メイコどういたが?」「もんてきてから、ずっとああながよ。」 つぎの場面では、のぶが庭で洗濯している。メイコはまだ柱に寄りかかっている。「ねえ、お姉ちゃん。たかしさんら、最終の汽車で帰るがやって。」 メイコは立ちあがり、のぶに近づく。「うちは、好きなひとに気持ち伝えたで!」 のぶがメイコを見上げる。メイコ「そのひとにはうち、マンガの犬に見えゆうみたいやけんど。」「え?」「それでも、伝えることができてよかった…。のぶ姉ちゃんは、たかしさんとケンカしたままでええが!?」 のぶは答えず、視線をさまよわせ、洗濯を続ける。つぎの場面では、三姉妹が座敷にいる。どうやら慰問袋を作っている。蘭子「うち、もうできたで。」 のぶ「蘭子はていねいで上手やね。」「貸いて。お姉ちゃんのぶんもうちが縫うき。」 手をもてあますのぶは、なにも言わずに少し考え、「ちっと、出かけてくる。」といって、外に走っていく。町を走るのぶがスローモーションになる。石置き場での会話が思い返される。「これだけでも受け取ってくれないかな? 今は持てなくても、いつか…」「いらんとゆうたらいらん! しゃんしゃん東京いね…。」 のぶは息を切らしながら駅に着く。降りてくる乗客たち。のぶは改札のなかを覗き、時刻表を確認する。そこにたかしの叔父のひろし・竹野内豊が改札から出てくる。「おう、のぶちゃん。どういたがな?」「ひろし先生…!」「たかしを見送りにきてくれたがか?」「うち、たかしにひとこと謝りとうて…。」 叔父が駅員に「うちのたかしは見んかったですか?」と訊くと、「ああ、ひっとつ前の汽車に乗られたと思います。」「最終で帰るといいよったけんどにゃあ。どういたがじゃろ?」 のぶ「うちのせいです…。うちが悪かったがです…。たかしさんに、ひどいこと言ってしもうたき…。」「ひどいこと?」「しゃんしゃん、東京にいねって…。」「そうかい…。」といって、ひろしは苦笑する。汽車のなか、たかしとケンちゃんが並んで座っている。「しゃんしゃんいねって、どげん意味とね?」「さっさと東京に帰れ。」「ハンドバッグも返されて、そりゃあ強烈やねえ。それで、汽車1本早めたとね? 柳井くん、のぶさんは素敵な子やったとに、そげん言われたとね…。」「わかってるから、それ以上言わないで。」 たかしは窓の外を見ている。ケンちゃん「ま、元気出しんしゃい!」 御免与駅、のぶ「うち、子どものころからちっとも成長してのうて、またたかしさんを傷つけてしまいました。」 のぶとひろしは四角いベンチに直角の向きに座っている。「のぶちゃんとたかしの仲や。今度もうってきたときに、仲なおりしたらええやいか。」「今度会うたら、もっとひどいケンカしてしまうかもしれません。うち、きっとまた、ひどいこと言うてしまうような気がして…。たかしさんとは、いつの間にか…、考えや進む道が違うてしもうたみたいながです。」「そうか。のぶちゃんは信じる道を、正直に、走っていけばえい。たかしは自由気ままにのんびり、自分の道を進んでいくやろう。そのうち、どっちかが、立ち止まることがあるかもしれん。今は平行線に思えても、いつか、ふたりの道が交わる日がくるかもしれん。わしはのぶちゃんにお礼が言いたいがよ。生まれたところも別々で、性格も正反対のたかしが、この町で、のぶちゃんに出会うて、ぶつかりおうて、一緒に涙を分けてきたがや。」 考えながら訥々と話すひろしの言葉に、のぶは涙を流す。「ほんっとに、ありがとにゃあ、のぶちゃん。」 のぶは号泣する。今日はここで終わり。

 ブログの更新を一気にふたつ。昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴く。パートナーは前島花音、今週のテーマは「こんな夢を見た」。続けて、「ビバリー昼ズ」を聴く。ナイツとミチコさんが「爆笑問題カーボーイ」で三馬鹿呼ばわりされ、太田が問題にしているそのときの音声が改めて流された。聴いてみると、じつはそんなに変なことを言っている感じはしないのだ。つぎの「カーボーイ」ではまたなにかリアクションがあるだろうか。

◇ 北千住・雑誌・演劇

 午後から外出。横浜から東横線、明治神宮前から千代田線に乗り換え、はるばる北千住まで。2時間近くも電車に乗ることがひさしぶりな気がする。北千住の東口に出て、まず、昼食。迷う時間なし、日高屋にすぐ決める。黒酢しょうゆ冷し麺、餃子セットを食べる。940円。向かいのマクドナルドに入り、30分ほど、時間をつなぐ。

 西口に移動し、丸井の上階、シアター1010 の稽古場に。例のごとく、東葛スポーツの新作公演だが、今回も予約をしそこね、当日券に並ばなければならなかった。前回はどうだったかと、この日記を確認してみたら詳細がなんにも書かれていなかった。なんのための日記なのか。しかし、余裕で買えた記憶はあったから、のんびり向かえばいいとは思っていた。開演1時間前からの発売。つまり、18時から販売開始だが、東口からはあっさりと移動できてしまい、17時37分には到着した。当日券、四千円。無事に購入した。前回と同じく、当日券はキーホルダーになっていて、8番の番号がついている。いつの間に増えていたのか、後ろにはずいぶんひとが並んでいた。

 開演まで、下の飲食店のフロアのベンチに座り、楽天マガジンのチェックをして時間をつないだ。「週刊文春」の一之輔さんの連載では、以前にクドカンの連載でも先に書かれていた「オール日芸寄席」のことが書かれている。クドカンの母が一之輔さんのファンで、肩に手をかけて一緒に写真を撮った。高田先生、クドカンも一緒にいるその様子がイラストにもなっている。書評欄の「ベストセラー解剖」には「みなさんのおかげです 木梨憲武自伝」が取り上げられている。発売から1年以上が経つのに、今、ベストセラーになってるのか。

 「週刊新潮」には「水曜日のダウンタウン」の桑田佳祐のものまね企画にアミューズが猛抗議という記事があった。TBSのコンテンツ制作局が「桑田佳祐及びサザンオールスターズのモノマネに関する今後の方針について」と題する社内向けの通達を出したらしいのだが、この記事では、アミューズに対するTBSのこの対応のほうを問題視している。TBSに取材すると、アミューズから抗議があったという事実はないと広報室が答えている。なにが事実なのかよくわからない記事だ。

 「FRIDAY」には「あんぱん」の女中のしんちゃん役、瞳水ひまりのインタビューが載っていた。

 開演5分前までに会場に戻る。ラブレターズ塚本を見かけ、出演者だったかなと思ったが、客として観にきていたようだ。当日券の番号順に入場、入り口からは奥にあたる上手側の壁に場所を確保する。開演前、スクリーンには万博開会式で石破があいさつする映像が流されていた。舞台は円形になっていて、万博の大屋根リングを模したものだが、正面には花道がついている。今回の公演のタイトルは「東スPO2025」。金山寿甲のあいさつがあり、開演すると、冒頭からがんがんラップで攻めてくる。明るく、メロディアスな曲調に、びりびりと振動が伝わってきた。出演者は5名、アンゴラ村長の出演が今回の目玉だが、そのほか、おなじみの川崎麻里子、川合凛、名古屋愛、そして、唯一の男性、FUNIというこの大柄な男はラッパーのようだ。ジャムおじさんとして登場し、日本列島のかたちをした「ジャパン」というパンを作る。アンゴラ村長はティアラをつけ、ラップも上手く、かわいらしい声は東葛スポーツの出演者には意外と貴重なタイプだ。万博開会式に現れたバーチャルヒューマンの司会者のパロディ、川﨑麻里子の漫談は東葛スポーツではおなじみ、東葛スポーツのエックスが乗っ取られたことについて、その成り行きを語る。客層を変えるためにインスタに移行しようとしていた、その直後の乗っ取りだったことから推測が広がり、エックスへの皮肉がこもっている。金山の妻のことや、パチンコ屋を廃業して古物商の資格を取得したことなど、今回もオートフィクションだが、後ろ暗さからは逃れている。アンゴラ村長の明るさが爽快ですらあった。

 80分の予定が、90分ぐらいはやっていたようだ。終演後は時間差退場になり、エレベーターで下に降りる。北千住に古本屋はなかったかと、グーグルマップを検索すると、ぶっくらんどという店が見つかり、終演後でもまだ開いているからと思い、行ってみると、古本屋ではなく新刊書店だった。少し店内を覗いてから、北千住駅まで戻ってくる。やってきたルートを逆戻り、北千住から千代田線、明治神宮前から副都心線、東横線直通で帰ってきた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」を観て、それから、「SONGS」は星野源の特集。今日の「徹子の部屋」は傑作選「懐メロ熱唱!」。過去の出演回から、山本リンダが「狙いうち」を、ロザンナは「愛の奇跡」を三原綱木とデュエット、秋川雅史は「千の風になって」、麻倉未稀は「ヒーロー」を、それぞれスタジオで歌う映像が流された。

 昨夜の「ひっかかりニーチェ」は、ついに松井ケムリがスタジオに登場した。永野は「ダウンタウンDX」に一緒に出演したときに、ケムリの吉本のイチ芸人みたいなふるまいに失望したと語る。「DX」は吉本制作だから、ひとのシマにきた感がすごいそうだ。最後に「本編とバランスをとる時間」もいつもどおりあるんだ。

 「THE SECOND」の事前特番、昨日の3夜目は第1試合、モンスターエンジンとツートライブの対戦を紹介する。モンスターエンジンは2008年に神様のコントで注目され、2008年、2009年に「M-1」ファイナリスト、「ピカルの定理」のレギュラーにもなった。今回は、アモーン、ドドんを破ってきた。対するツートライブは、1回戦ではジャルジャルを、2回戦ではななまがりを倒しているのだ。続けて、今夜の4夜目は第4試合、金属バットとザ・ぼんちの対戦を紹介。金属バットは3年連続ファイナリスト、今回は、エル・カブキ、リニアを破ってきた。「選考会で爆笑をかっさらったエル・カブキ」というナレーションが入っていて、17点差がついたが、勝った瞬間には友保がしゃがみこみ、「よかったあ」と漏らしていた。それほど、エル・カブキは脅威だったのか。対するザ・ぼんちは、1980年の「THE MANZAI」からふり返られる。このときで結成8年目。今回は、モグライダー、ハンジロウを破ってきた。去年のぼんちはハンジロウに負けたのだ。

 今夜の「アメトーーク!」は「今熱い女子プロレス芸人」。有田哲平、豊本明長、レイザーラモンRG、ユリオカ超特Q、ジグザグジギー宮澤、や団本間キッドが出演。MC側にはタカアンドトシトシ、エルフ荒川が座る。令和の髪切りマッチは美容師が切るそうだ。

2025年5月14日水曜日

5月14日水/星野源と若林の会話

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。朝田家の前、ラジオ体操の場面から始まる。のぶ・今田美桜は笑顔で、前に立ってお手本をやってみせる。祖父母・吉田鋼太郎と浅田美代子、母・江口のりこも体操をするが、祖父は眠そう。蘭子・河合優実とメイコ・原菜乃華も体操をしているが、メイコはどこかうわの空な表情。のぶ「みなさん、ご苦労さまでした。今日も一日、がんばりましょう!」 子どもたちが返事をする。朝食をとる朝田家。祖父「ラジオ体操、やけに楽しそうやったにゃあ。ええ?」 のぶ「こじゃんと楽しかった。うちは、やっぱり、子どもらに体操の楽しさを教えたいなって、腹の底から思った。できれば、御免与に戻ってこれたらいちばんええがやけど。」 祖父「のぶやったら、どこに行っても大丈夫やろ。」 祖母「学校が決まったら、そのつぎは縁談やねえ。」 のぶ「うちはまだええき。」 祖母「そんなこと言いよったら、じきにええ年になってしまうでえ。」 のぶ「メイコはどうするがや?」 ぼんやりと味噌汁を飲んでいるメイコ。のぶ「メイコ…?」 蘭子もメイコの腕をたたき、「どういたがで? ぼうっとして。」 メイコは宙を見つめ、「うち、お嫁さんになりたい…。」 母「えっ…?」 メイコ「相手も見つけたき…。」 祖父は咳き込み、味噌汁を吹き出す。「どこの、どこのどいつじゃあ!?」 味噌汁の具を食べるメイコ。朝田パンの店先、「椰子の実」の歌を歌いながらメイコがパンを並べている。それを覗いていた祖母が、のぶと母がいる台所にやってくる。「メイコの言いよった相手って、誰だがで?」 母「わてもわからんがです。のぶ、知らん?」 のぶ「さあ…?」 そこに加わる蘭子「もしかして、一緒に海に行ったひとやないが?」 のぶが「えっ、健太郎さん!?」と大きな声を出す。店先からすごい勢いでメイコが扉を開ける。「今、誰か…、健太郎さんて言うた?」 母は「そのひとのお嫁さんになりたいがかえ?」と優しい声を出す。メイコは動揺し、「違うけん!」と大声を出すと、扉をおもいっきり閉め、店先に戻る。のぶたちは顔を見合わせる。蘭子「図星やねえ。」 のぶ「蘭子、あんたの勘、すごいねえ。」「お姉ちゃんが鈍すぎるがやき。行ってきます。」といって、蘭子は出ていく。のぶがメイコのそばに寄ると、そこにちょうどケンちゃん・高橋文哉がやってくる。メイコは目を丸くしてケンちゃんを見る。のぶのほうを向き、「違うき…!」「うち、なんちゃあ言うてないって…。」「こんにちは」といって入ってくるケンちゃんに「違いますき!」「えっ?」「えっ? いや、あの…」「どうも…。あんぱんひとつ買いにきました。昨日食べたのが美味かったとです。」 メイコは笑顔になり、「ひとつですね。かしこまりました。」 のぶ「どっかへお出かけですか?」「高知市内ば、見てまわろうかなあと思って。」「いいですね。」 メイコはパンを渡しながら「健太郎さん、いつまでいらっしゃるがですか?」 ケンちゃんはお金を渡しながら「ああ…、ずっとおりたかですけど、学校の課題があって、そげんも言っておられんけん、明日帰るとです。」「えっ、明日?」「はい。」 柳井家では、たかし・北村匠海が縁側に座っていると、ちひろ・中沢元紀が「兄貴」と言いながら、お茶の入ったコップをたかしに渡し、近くに座る。「改めて、コンクールおめでとう。」「ありがとう。」 食卓にいた叔父・竹野内豊が「わしはいっつも、たかしのことが心配やったけんど、ちひろ、今はおまんのほうが心配じゃ。」といって、ふたりのそばにやってくる。食卓には叔母・戸田菜穂とケンちゃんがいる。「たかしは父親に似いて、いごっそうじゃ。いごっそうは自分の道を見つけて、歩き出した。」 叔父は「ちひろ」と言って、一緒に座る。「おまんはがまんしすぎる。遠慮しよったら、いかんこともある。もっとわがままに生きりゃいいがじゃ。」 ちひろはうなずく。「わかりました、お父さん。」「そんな簡単にわかるな。ちひろ、もっと逆らえ。いごっそうになれ!」といって、叔父はちひろのひざを叩く。ケンちゃんも近くにやってきて、「あのう、いごっそうってどげな意味ですか?」 叔母「頑固で、大胆不敵なことで。」「ああ、青竹割って、へこにかくってことですね?」 叔父は「おお、博多弁ではそういうがかい? ちひろ、へこにかけ!」といって、ちひろの肩をたたく。たかし「叔父さん、飲みすぎですよ。」 笑う叔父。叔母「ごめんなさい。」 たかしの部屋、たかしとケンちゃんが布団を敷いている。たかし「いごっそうか…。」 ケンちゃん「なんか言った?」「いや別に、なにも…。」 机の上には包装紙に包まれた箱が置いてある。「それ、いったいなんが入っとっと? 東京帰る前にのぶさんに渡さんと。」 通りがかったちひろが窓から部屋を覗いている。たかし「そんな簡単に言わないでよ…。」 ちひろは「兄貴、仲なおりしただけでええがか? 後悔せんようににゃあ。」といって、離れていく。悲しげなBGMとたかしの表情、机の上の箱。そのBGMのまま、場面は朝田パンに替わる。店番をするメイコはもの思いにふけっている。そこにちひろがやってくる。メイコ「おはようございます。」「おはよう。ええと、あんぱん5個ください。」「はい。」「ああ、それと、のぶさんいらっしゃいますか?」「ああ、ちょっと待ってくださいね。お姉ちゃあん、ちひろさんでえ!」と、メイコが奥に向かって声を出すと、のぶがすぐに出てくる。白い稽古着、手には長い棒をもち、もう片手では汗を拭きながら「ああ、ちひろくん。どういたがで?」「あのう、兄貴が、のぶさんに渡したいもんがあるそうです。」「えっ?」 パンを詰めながら聞いていたメイコのほうが目を丸くして笑顔になる。「空き地で待っちゅうき、行っちゃってください。」「わかった。ありがと。メイコ、ちっと行ってくるき。」「はーい。」というメイコの声が楽しそう。出ていくのぶを、ちひろが目で追う。笑顔のメイコがパンの紙袋を渡そうとしても、ちひろはのぶが出ていったほうを見ている。ちひろはゆっくりとメイコのほうを向く。呆然とするメイコ。「もしかして、ちひろさん、のぶ姉ちゃんのこと…。」 ちひろは動揺し、少しの間のあと、「ああ、え…、二十銭やね…。」「はい…。」 メイコはお金を受け取り、パンの紙袋を渡す。「誰にも言わんき、心配せんといてください…。」 言葉が出ずに苦笑いするちひろに「生意気言うて、ごめんなさい…。」「いえ…。メイコさん、ありがとう。」 場面は石置き場に替わる。たかしが待っているところに、のぶがやってくる。のぶの稽古着を見て、たかし「勇ましいね。」「なぎなたの稽古しよったき。」「そうか…。急に呼び出してごめん。」 のぶは小さく首をふる。「どういたがて?」 なにも感じ取っていない様子ののぶに、たかしの表情は曇る。のぶはそれを察し、「今日、東京に帰るがやって?」といって、丸太のシーソーに腰をおろす。「うん、最終の汽車で…。」「そう…。」「のぶちゃんに、あのときのお礼が言いたくて。」「えっ?」「いつか言ってくれただろ? たかしは絵を描くために生まれてきたひとやって。」「うん。」「あの言葉で、受験がんばれたし、コンクールで佳作になったのも、のぶちゃんのおかげだよ。」「なにいいゆうがでえ。」「のぶちゃんが認めてくれたから…、今の自分がいる。そういうのもぜんぶひっくるめて、お礼がしたくて…。これ、気に入ってくれるといいんだけど…。」といって、たかしは後ろに隠していた包みをのぶに渡す。「なんやろ?」といって、のぶは受け取り、包装紙を開け始める。たかしも丸太に腰をおろす。箱のフタを開けると、なかには赤いハンドバッグが入っていた。「たまるかあ…」と声を出すのぶ。「こんな美しいもん…。」「このハンドバッグを見たときに、のぶちゃんの顔が浮かんだんだ。のぶちゃんがこれをもって、銀座の街を歩いたら、素敵だろうなって…。」 たかしはのぶの表情をうかがう。「のぶちゃん…?」 のぶは困惑の表情。箱のフタを閉めながら「ありがとう…。でも、こんなぜいたくなもん、もらうわけにいかん…。」といって、箱をたかしに返す。たかしも困惑の顔。「どうして…?」「どうしてもこうしても、こんなもの、欲しがったらいかんが…。たかしも、戦地の兵隊さんのこと考えてみいや…。」「うん…、わかるけど…。でも、戦争はいつか終わるだろう? その日がきたら、のぶちゃんも銀座の街を歩いてほしい。きっと、どんな女のひとよりも、のぶちゃんが…」 言葉をさえぎるように「たかしはなんちゃあわかっちゃあせん…!」 のぶは声をふるわせながら「うちらとおんなじばあの若もんらあが、お国のために戦いゆうがで…! 豪ちゃんも命懸けで…。その若もんらあのこと、考えてみいや? こんなぜいたくなもんに使うお金があったら、たかしも戦地の兵隊さんのために献金するべきや。そう思わん?」 黙って聞いていたたかしは「思わない…。」「えっ…?」「のぶちゃんだって、さっき、こんな美しいもんて言ったじゃないか? 喜んでくれたと思った…。」「うちは、ちっとも嬉しゅうない…。」「美しいものを、美しいと思ってもいけないなんて、そんなのおかしいよ…。そんなの…。のぶちゃんが先生になったら、子どもたちにもそんなふうに教えるの? そんな先生、僕はやだな。僕が知ってるのぶちゃんは、正直すぎるぐらい正直で、面白い女の子だった…。」「うちも、変わったかもしれん…。けんど、たかしも変わった…。もう、あのころみたいにはなれんて、わかったやろ…。」といって、のぶは立ちあがり、離れようとする。たかしも立ちあがり、「待って、のぶちゃん!」 立ち止まるのぶ。たかしはのぶの後ろすがたに向かい、「これだけでも、受け取ってくれないかな…。今はもてなくても、いつか…」 のぶはふり向き、また言葉をさえぎるように「いらんと言うたら、いらん! しゃんしゃん東京にいね…。」と吐き捨て、走っていく。たかしは箱を抱えたまま、ひとり残される。今日はここで終わり。


◇ 音楽・テレビ・雑誌

 Spotify で、配信が始まった星野源の新アルバムを聴きながら、ブログの更新を一気にふたつ。テレビ番組をあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画「まだ無い相場を調べる会」。登坂淳一がVTR出演。後半は京子の疑問を専門家にぶつける「学問の入り口」。昨夜の「勝手にテレ東批評」では、伊集院と佐久間が「秋山アーカイブ映像センター」について話していた。ゲストは「世界卓球」に出演する水谷隼。中根アナはじつは審判の免許をとっていたくらいの卓球好きだった。「THE SECOND」の事前特番、2夜目は第3試合、囲碁将棋と吉田たちの対戦を紹介。囲碁将棋は1回戦はシャンプーハットに歴代最高得点で勝利、2回戦ではタモンズを破る。吉田たちは「M-1」は準々決勝止まりだったが、今回は天津、母心を破ってきた。

 楽天マガジンのチェック。月曜から読めていなかった「週刊現代」から読んでいくと、悠仁様がご学友たちともんじゃ焼き屋に行っているというスクープがあった。もんじゃ屋にいた目撃者が「悠仁様はもんじゃを作るのは初めてなのでしょう。非常に混乱されていました。最初は具材だけを鉄板に敷くものなのですが、悠仁様は具材と出汁も同時に放出してしまったのです。結果的に具材が半液状態になり、土手を作りにくそうにされていました」と証言している。「このままでは4人でもんじゃを食べられない――悠仁様が絶望と白煙により目をつむって覚悟したとき、ご学友が店員を呼び出した。」 ここからはまた目撃者の証言。「具材も出汁も半分近く残っていたことが幸いして、店員は無事にもんじゃを作っていました。すると一緒にいた学生が『田中はもんじゃが焼けんからな』『田中は意外に不器用なところがあるよな』と、何度も名字を連呼していることに気付きました。(略)彼らの会話によると、外で遊ぶときは毎回『山田』『鈴木』などと、その日限りの『コードネーム』をつくって悠仁様のことを呼んでいるようです。周囲にバレたら面倒でしょうからね。店内ではご学友とずっと雑談で盛り上がってましたよ」 それにしてもよくしゃべる目撃者だ。

 「週刊プレイボーイ」には「THE SECOND」の特集記事があり、マシンガンズのインタビューが載っていた。インタビュアーは鈴木旭。対戦相手のはりけ~んずについて、滝沢「実は僕、駆け出し時代に「ヨシモトファンダンゴTV」を見ていて「こんな面白い漫才があるんだ」って衝撃を受けたコンビがはりけ~んずさんなんです。それこそ、おふたりのネタを書き起こしたり、言い方をまねしたりしてたぐらい。」 西堀「もしかしたら最強の敵かもしれないです。まず、自分たちより声が汚い(笑)。あと、ご本人たちは否定されてましたけど、どっちもぼやき系でやり口の方向性も似てるし、「先攻でよかった」って安心感と「でも、やってみなきゃわかんねぇな」って気持ちの五分五分ですね。」

 「女性自身」には、浜田雅功のセカンドライフに関する記事があった。「この一時休養の間にも浜田さんは〝60代をどう生きようか〟と、今後の人生プランを練り続けていたといいます」という演芸関係者なる人物の証言。なぜ演芸関係者がそんなことを知ってるんだ。演芸関係者はさらに「浜田さんは〝テレビには松本と一緒に出ないと意味がない〟という意向だそうで、コンビとしての活動は『ダウンタウンチャンネル』のほうに絞っていくつもりだといいます。またバラエティ番組のMCを長らく一人で行ってきた浜田さんですが、これに関しても『そろそろ後輩に道を譲ってもええんやないか』と周囲に話しているそうです」と語っている。そして、別の制作関係者が明かすには、Netflix のクドカン脚本ドラマに出演することが決定したんだとか。テレビ司会者から俳優に比重を移していくのだとしたら大歓迎ではないか。ほかのページには、中居正広の潜伏生活に関する記事も載っている。

 「FLASH」には石破茂の独占インタビューがあるほか、「テレビドラマに起用したいお笑いタレント」のランキングという記事があり、ドラマ関係者に調査した広告代理店のデータに基づいたものだが、1位にはだんとつの得票数で原田泰造が選ばれ、2位・塚地武雅、3位・角田晃広、4位・田中直樹と続く。「SPA!」の「エッジな人々」にMEGUMIが登場、インタビュアーは樋口毅宏だった。「週刊大衆」には磯山さやかインタビュー、巻末「シリーズ人間力」には長野智子が登場している。

 夕方に少し外出。郵便局に寄らなければならなかったついでに銀行にも寄っていくが、トートバッグひとつで出てきて、銀行のカードをうちに置いてきてしまった。クリエイトで買いものだけして、すぐに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ

 引き続き、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、オートクチュール・ビーズ刺繍デザイナーの田川啓二がゲスト。誰だか知らなかったが、先日のコシノ三姉妹との番組にも少し出ていて、徹子さんの衣装を管理しているひとでもあるんだな。スタジオには徹子さんが過去に着た衣装が飾られる。そごう美術館では徹子さんのコレクションを集めた展覧会があるそうだが、値段を調べてみたら二千円もするので驚いた。

 先週水曜に放送された「徹子の部屋」の特番も観る。「50年目深掘りSP」と題し、マツコ・デラックスと一緒に豪華名優&スターの名場面をふり返る。まずは初回、1976年放送の森繫久彌の回から、高倉健(1980年)、菅原文太(1981年)、石原裕次郎(1977年放送)、渡哲也(1979年放送)、寺尾聰(1981年放送)、松田優作(1980年放送)、水谷豊(1990年放送)、田村正和(1993年放送)、ここからは世代が若くなり、阿部寛(1990年放送)、織田裕二(1991年放送)、小栗旬(2007年放送)、大泉洋(2008年放送)、神木隆之介(2007年放送)。ここからは女優のブロック、吉永小百合(1978年放送)、夏目雅子(1984年放送)、大原麗子(1987年放送・1990年放送)、岩下志麻(1990年放送)、桃井かおり(1979年放送)、野際陽子(1980年放送)、浅野ゆう子(1981年放送)、太地喜和子(1982年放送)、森光子(1983年放送)、若い世代になり、常盤貴子(2004年放送)、内田有紀(1998年放送)、ともさかりえ(1998年放送)、長澤まさみ(2011年放送)。番組中盤から、スタジオには大竹しのぶが加わり、大竹しのぶの出演回がふり返られる。1981年から始まり、1985年の回は長男出産後の出演、1990年はさんまと結婚後、1996年は離婚の4年後、2008年、2017年、2023年と続いた。続いて、大竹しのぶが観たい回から、越路吹雪(1976年放送)、高峰秀子(1980年放送)、美空ひばり(1985年放送)。美空ひばりはこの1回だけの出演だったそうだ。大竹しのぶと入れ替わり、今度は鈴木京香が登場する。2009年放送の鈴木京香の出演回では、砲丸投げの経験がある鈴木京香に投げるときの掛け声をやってもらっているのだが、2015年、2021年と、出演するたびに同じことをやらされていて、今回もマツコのフリでやっぱりやらされる。鈴木京香が観たい回から、まずは朝ドラで共演していたいしだあゆみ(1982年放送)、それから、樹木希林(1990年放送)、京マチ子(1987年放送)。朝ドラで共演した樹木希林に撮影最後の日に手帳にサインをしてもらったら、毛筆で短歌を書いてくれ、のちに、富小路禎子という歌人の短歌だとわかった。調べたら、樹木希林のそのときの役のイメージにそっくりの人生を送ったひとだったという。名場面に戻り、渥美清と倍賞千恵子(1979年放送)、三船敏郎(1981年放送)、緒形拳(1986年放送)。

 日曜には「はやく起きた朝は…」の特番が、予告されていたとおり、地上波放送が終了したばかりだが、さっそく復活していた。今回は母の日スペシャル。松居直美は ChatGPT と会話をしているようだ。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は今田耕司がMCを担当する。まずは「猫の名前全部覚えるまで帰れません」という企画に、みなみかわ、岡野陽一、きしたかの高野、ちゃんぴおんず大崎が挑戦する。あるお宅にいる27匹の猫の名前をぜんぶ覚えたひとから帰れるというルール。みなみかわが6時間20分でイチ抜けしたが、夜になると、お宅を出て、外でロケを続行する。実物の猫ではなく、パネルを見て当てる形式になり、岡野と高野が10時間かかって正解した。番組後半は「代役MCホントドッキリ」。そんなわけない芸人8人に浜田の代役をオファーする。まずはななまがり初瀬だが、ちゃんと「水曜日のダウンタウン」のMCということも伝えてオファーするのだ。初瀬は4分32秒で承諾。2人目はニッチェ近藤。この人選の妙。10分25秒でしぶしぶ承諾したものの、スタッフが入っていくと、ドッキリだと思ってほっとする。しかし、ホントだと明かされると、やらなければならないと思ってものすごく嫌がり、すぐには趣旨を理解できない。3人目のパンサー尾形は、37秒ですんなりと承諾する。4人目は東京ホテイソンたける。長時間の説得のすえ、39分30秒かかった。5人目はニッポンの社長ケツ。ケツはドッキリを疑い、すぐにカメラを探し始めてしまい、カメラに気がついたために失格になった。6人目のや団中嶋は、なんと、19秒で承諾した。7人目はナユタのホリコシ。吉本入り10日目、業界のことはなんにも知らないからどうするかというところだったが、ホリコシは辞退した。最後8人目には宮川大助花子の大助が登場した。この人選はすごい。ダウンタウンとの思い出話を始めてしまうが、1分8秒で承諾した。代役MCは19秒で承諾したや団中嶋に決定、パネラーは今週と同じメンバーのまま、中嶋がMCの収録を行う。

 今夜の「あちこちオードリー」は星野源がゲスト。4年ぶりの出演。コロナ禍で時間ができ、打ち込みの勉強を始め、楽曲制作の方法が変わったという星野は、音楽を始めた中学生ぐらいの気持ちに戻ったと話す。パンチラインで世の中をぶっ刺してやろうというような気持ちはあったのかと若林が訊くと、前はあったというが、今はなにかを伝えたいとか、なにかを言いたいというのはまったくないという。若林は中川家の漫才をソデから観ていたときに、剛が漫才中に屁をこいたが、礼二に突っ込まれても、それに対し、剛はなにも返していなかった。「それでお客さんはすごい喜んでるんですよ。かといって、屁ぇこけばいいわけじゃないじゃないですか。でもなんか、それが自然に無理なくできてるっていうのってなんなんだろうなって、初めてそんなこと考えて。大喜利のフリップのなんか角度いいやつを漫才のなかにいっぱい並べるとか、合ってない気がするみたいな、俺と春日に今のみたいなのが、でも、答えがわかんないんで。」 春日「まあそうね、年齢と、われわれのテンポというかね。」 春日にオードリーの漫才の変化を訊かれる星野源だが、「なんとなく思うのは、それこそ、意味がない高みみたいなのを目指されてるのかなっていうのは、最近の漫才を観て、特に感じますね。」「最近の僕が書いてて楽しいのは、もうこうですよねっていうことだけを書いてく。意味とかどうでもいいんで、とにかく面白い音楽ができたらもう、それでもう最高みたいな、なんかそういうのを目指すようになりました。」「でも今、ほんとなんにも興味がなくて…。」という星野に、「いやあ、ありがとう星野さん。」と若林が共鳴する。4年前に若林を「テレビ界の希望」と呼んだことを後悔しているという星野。「その日から若林さんの苦悩が始まった気がしてて。」「そこでもがいてるさまをテレビで観て、俺のせいだ…。(笑)」 「LIGHTHOUSE」では、星野は若林が飽きていることを言い当てる。希望ではなく、同じ失望、同じ絶望をしていた。絶望しても幸せだなというのが発見だという星野。若林は、芸能界を駆けあがっていく話はいろんなところに転がっているが、降りる話は誰も書いていないという。星野源のマイブームはホラー小説、若林は人気のない大学教授のひとりしゃべりを聴いている。

 夜、ブログの更新をもうひとつ。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(12時台ゲスト・友田オレ)を聴く。聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」(12時台ゲスト・吉田玉助)も聴くが、聴きながら眠ってしまった。

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