2025年5月19日月曜日

5月19日月/眠らなければならないのに

◇ あんぱん

 朝、NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜が尋常小学校の教師になって、もう1年半が経った。昭和14年10月。のぶが教室に入っていくと、生徒たちが起立、礼をする。「朝田先生、おはようございます!」「おはようございます。」 着席する生徒たち。「昨日、みなさんに書いてもろうた綴り方、とてもよう書けちょって感心しました。あとでひとりひとり、読んでもらいましょうね。」「はい!」という元気のいい返事。つぎの場面、男の子が作文を読んでいる。「ヒットラー総統のドイツ軍がポーランドに勝ちました。ニッポンの兵隊さんらあも、支那でがんばって戦こうてくださっています。そのおかげで、僕らはこうして、勉強や生活ができます。僕も勉強や体操をがんばって、早うお国のためにご奉公したいと思います。」 のぶは教室を歩きながら、笑みをたたえた表情で聴いている。「ヘイキチくん、よう書けました。立派な心がけです。」 のぶと生徒たちが拍手する。「つぎは…」「はい!」と手をあげる生徒たち。場面は校長室に替わる。校長・中尾隆聖、伊達先生・樫尾篤紀、のぶがいる。校長が立ちあがり、歩きながら話す。「朝田先生の受け持ちの児童らは、じつに迷うことなく、すくすくと愛国の心が育っちゅうと聞きました。」 伊達「はい、それはもう。」「つまり、朝田先生の指導に迷いがないということです。」 校長はのぶのほうを向く。「まさに、愛国の鑑!」 褒められて笑顔ののぶ。「まだまだ未熟なわたしですが、児童らとともに、尽忠報国の道を進みたいと思うちょります。」 校長「本当ならきみも、そろそろ嫁にいき、お国のために元気なおのこをなしたいやろにのう。」「え?」 伊達「朝田先生ももちろん知ちゅうろうけんど、先日、政府が発表した結婚十訓。」「ああ…、はい。」 校長「きみも、今年ハタチや。結婚して強い子をなすのも、銃後の女性として、立派なご奉公である。ま、そのときは遠慮のう相談してくれたまえ。今日は、それだけ伝えちょきとうてね。」「ありがとうございます。けんど、今はお国にご奉仕する子どもらをしっかり教育し、ひたすら精進したい一心でございます。失礼致します。」 町を歩くのぶの後ろから子どもの声がする。「突撃に進めえ! おお~」といって、駆け寄ってくる3人の子。無邪気に兵隊ごっこをしている。「朝田先生に敬礼!」 のぶは笑顔。「みんな、自分で作ったがかえ?」「はい!」と元気のいい返事。「ヘイキチくんの弟さん?」「僕も兵隊さんになって、お国のために戦います!」 のぶは「えらいえらい」といって、あたまをなでる。「じゃあ、さよなら。」「さよなら。」 子どもたちはまた「おお~!」といって、走っていく。のぶは微笑ましく見ている。場面は銀座、街に貼られた「ぜいたくは敵だ!」「決死敢闘!!」といった貼り紙が映される。ナレーション「中国での戦争が始まって2年が経ち、生活のすみずみで、徐々に戦時体制が強化されていました。」 たかし・北村匠海とケンちゃん・高橋文哉が並んで歩いている。ケンちゃん「なんか楽しくなか。」 たかし「楽しんじゃだめってことでしょ?」「どげんなるっちゃろうかね、俺たちは。」「どうなんだろうね…。」 「強く育てよお國の為に」という看板にたかしの目がとまる。のぶの言葉が思い出される。「うちらとおんなじばあの若もんらあが、お国のために戦いゆうがで。その若もんらあのこと、考えてみいや…!」 ケンちゃん「柳井くん、なにしょっとよ。行くばい。」「あ、ごめん…。」 場面は高等芸術学校に替わる。ナレーション「たかしは、来年の卒業に向けて、作品制作に精を出す毎日でしたが…。」 座間先生・山寺宏一がたかしが描いている絵を覗く。「柳井、お前、タッチ変えたのか?」「どうでしょうか?」「うーん、お前のよさが、ぜんぶ消えてるな。産業デザインの卒業制作で、こんなにわかりにくい絵を描いてどうするの? あんなにわかりやすくて、楽しい絵を描いていた柳井が。どうしたんだ? スランプ?」「スランプは、もともと上手いひとがなるものなんで…。」「どうした? 人生がスランプなのか?」 場面は替わり、たかしの部屋。たかしが息を吐くと、寝ていたケンちゃんが飛び起きる。「10回!」「えっ?」「柳井くん、ため息10回目。部屋中にため息が充満しとうばい。」「ごめん…。」「ため息ん原因、高知んのぶさんやろ?」「いや…、違うよ。」 たかしの顔を覗き込み、「顔にそうですって、書いとうやんか? 手紙でも書いたらよかろうも。」「うん…、きっと、のぶちゃんまだ怒ってるから…。」「いつまでもいつまでもしよんのなかねえ。もうとっとと忘れんしゃい! のぶさんは絶対忘れとうけん。」「はあ…。」「11回目。」「もう数えるのやめてくれないか!」と、たかしは大声を出す。ケンちゃんが横になると、たかしはまたため息。すかさず飛び起き「12回目!」 場面は替わり、朝田家の前。のぶが帰ってくると、婦人たちが「ほうら、見てください、見てください。」としゃべっている。祖父・吉田鋼太郎の声「おう、のぶ、もんたか?」 母・江口のりこ「お帰り。」「のぶさん!」 割烹着にタスキをかけた婦人3人のリーダー・池津祥子が登場。母「こちらは国防婦人会でお世話になりゆうみなさん。」 のぶ「初めまして。」「初めましてやないでえ。なんべんも商店街ですれ違うちゅうき。」「それは失礼致しました。」「ええき、ええき。やっぱりうわさどおりの、健康そうで、しっかりとしたお嬢さんやろ、みなさん。」といって、婦人会のリーダーはのぶの両肩をたたき、ひっくり返して背中を見る。「そうやねえ、そうやねえ。」と残りのふたりが調子を合わせる。のぶ「あの…、今日はなにか?」 祖母・浅田美代子「みなさんが、のぶに縁談をもってきてくださったがよ。」 祖父母がお見合い写真の束をのぶに見せる。リーダー「時局柄、これから兵隊に行かれるひとも、予備役のひとも、お嫁さんを探しゆうひとが多てねえ。まずは、愛国の鑑たるのぶさんにと思うてねえ。お国が出したあれ、当然、ご存じやろ?」「はあ、結婚十訓ですか。」 婦人会の3人がそれぞれ、「ひとつ、一生の伴侶として、信頼できるひとを選べ!」「ふたつ、心身ともに健康なひとを選べ!」「なによりも、産めよ育てよ国のため!」 笑う3人。「さあさ、釜次さん、くらさん、ひとりひとりご説明します。」 祖父は「あなたがた、お茶を…」といって、うちのなかに招き入れる。のぶは声をひそめ、「お母ちゃん!」「ごめんで、どういても話だけでもと押し切られて。」といって、母もうちに入っていく。のぶはため息をつく。リーダー「のぶさんも! 早う、早う!」 つぎの場面では、お見合い写真を見ながら祖父母が盛りあがっている。祖父「3丁目のタケサワくん、ほら、いっつも鼻たらしちょった。予備役の上等兵じゃけんど、お嫁さん探してるらしいでえ。」 祖母「いやいや、軍人よりも、庄屋の長男のほうがええやろう。」 メイコ・原菜乃華も祖父母と一緒に「いやいや、カツオ取りいう漁師さんもええなあ。」 楽しそうな祖父母とメイコ。母と蘭子・河合優実は料理をしている。蘭子「メイコォ。」 母「お嫁に行くがはのぶですき。」 祖父はのぶを見る。「なんなあ、気のない返事やにゃあ。」 祖母「のぶが早う嫁にいかんと、あとがつかえちゅうきねえ。」 蘭子と母の微妙な反応。メイコは「あと1年で、豪ちゃん満期除隊になってもうってくるもんねえ。」と甘い声を出す。祖父「豪がもんてきたらすぐ、蘭子と祝言あげさせるき、もうぱあっと、盛大に祝っちゃる。」 蘭子は笑顔でうなずきながら聞いている。祖父「そいたらのぶも、うちにいづろうなるやろ。おまんのためにも、このうちのためにも、ちゃんと真剣に考え!」「はい。でも、まだ子どもらを教えたいき、結婚は考えられんがです。」「そんなこと言いよったら、行き遅れるぞ。もうハタチやろが!」 場面は替わり、三姉妹の部屋。のぶと蘭子が机の前に並び、メイコは後ろで布団を敷いている。のぶ「ハタチの風圧は強いなあ…。」 蘭子「あのぶんやと釜じいら、強引にお姉ちゃんの縁談まとめてしまうかもしれんねえ。」 メイコがふたりのあいだに入ってくる。「お父ちゃんとお母ちゃんのときみたいに…。」「えっ…!」 のぶは深くため息をつく。メイコ「うち、てっきり、お姉ちゃんにはこころに決めたひとがおると思うちょった。」「まさか…! とにかく、今は子どもらのことであたまがいっぱいながやき。」 蘭子「ほんまにそうなが?」「ほんまちやあ。やき、蘭子は順番らあ気にせんで、豪ちゃんもうってきたら祝言あげて、ふたりで石屋を継いで。」 メイコ「蘭子姉ちゃん、石屋のおかみさん、めちゃくちゃ似合いそうやあ。」 笑う3人。蘭子「あと、二百七十九日…。」 メイコ「蘭子姉ちゃん、豪ちゃんが満期除隊になるまでの日にち、指折り数えゆうがよ。」 のぶ「豪ちゃんも、おんなじ気持ちでおるがやろうなあ。」 メイコ「思い合っちゅうひとがおるって、ええなあ。」 冷やかされた蘭子が顔を手であおぐ。「なんか、あついねえ…。」といって、蘭子が立ちあがる。楽しく笑う三姉妹。メイコ「どこ行くのお?」「うるさい…!」と小さい声でいって、蘭子は部屋を出ていく。笑うのぶとメイコ。メイコ「よし! で、のぶ姉ちゃんはどうするが?」「えっ?」 蘭子は豪の満期除隊までの日付が書かれた紙にバツ印をつけていた。ひとつバツをつけると、豪の半纏をぶらさげ、裏に隠してしまう。蘭子は半纏を触り、握りしめる。座敷にひとり座っている祖父の視界にも蘭子のすがたはあった。祖父はつぶやく。「豪よ…。豪…、早よ、もんてこい…。」 場面が替わり、着物の婦人・神野三鈴が朝田家を訪ねてくる。祖父母がいるところに「突然、お邪魔しまして…」 祖父「はい?」「ぶしつけなことをお聞きしますけんど、こちらにのぶさんというお嬢さんがいらっしゃいますよね?」 祖父母は一瞬、顔を見合わせる。祖父「ああ、はい。」「もうどっかに嫁がれましたか?」「ええ…、まだ片づかず、教師をしよりますけんど…。」「まあ、それはよかった。」「え?」 祖母「どちらさまですろうか?」 ナレーション「のぶに、さらなるハタチの風圧なのでしょうか? ほいたらね!」といって、今日は終わり。

◇ 雑誌・ラジオ・テレビ

 楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」には中村計によるザ・ぼんちの記事があった。さすがに「THE SECOND」の結果は反映されていないが、ノックアウトステージのことは書かれていて、敗れたハンジロウのしゅうごパークのコメントもとっている。ぼんちは去年はハンジロウに敗れ、今年は「もう出場しないつもりだったそうだが、去年の夏から秋にかけて冒頭の「気をつけ!」というボケと、もう1つの似たような意味不明のボケをおさむがやり始めたことで、まさとの気持ちに火がついた。」 それについて、ぼんちのふたりにも質問している。まさと「おさむさんが新しく思いついた2つのギャグを全国のみなさんにどうしても見てもらいたかった。それだけ。僕も最初は『急に何しとんの?』って思いましたけど、しばらくやらせると、これはおもしろいな、と」 おさむ「意味なんてないんですよ。僕はうまい漫才を目指してないんで、咄嗟に思いついたことをそのまま口にしただけ。そうしたら、たまたまウケたんです。漫才中はいつも宇宙から何か降りてきてへんかな思うてます。地球とうまく交わると降りてくるんですわ」 まさと「45年前、漫才ブームに乗れた人と外れた人がいた。僕らは『THE MANZAI』という絵の中にどうしたら残れるかわかっていたから乗れたんです。同じように『THE SECOND』という絵の中で残るにはどういう漫才をすればいいかわかっていますから。そりゃあ、当然ですよ」 ノンスタ石田にも取材している。石田「繊細な出汁のきいた料理って、めちゃくちゃうまいじゃないですか。でも、ニンニクの丸焼きをたくさん食べたあとに食べたらどうですか? どうしたってニンニクのほうがインパクトは強くなっちゃいますよね」「ごく少数だけど客席の支配能力の高い芸人というのがいて、おさむ師匠はその筆頭格でしょうね。わかりやすく言うと、『お、お、おさむちゃんでーす!』だけで爆笑を取る。」

 少し眠りなおし、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはビビる大木。ワタナベの師岡専務の話で盛りあがる。ラジオを聴きながら、今週の予定の整理をする。施設の見学があるからあわただしくなった。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、先週水曜の「大竹紳士交遊録」で、きたろうが「あんぱん」の話をしていた。土曜にBSの再放送でまとめて観ているようなのだが、今田美桜の素直な演技を褒めていて、しかし、今田美桜のことは今まで知らなかったようだ。きたろうの「あんぱん」の感想をもっと聴きたかったが、話題は「アンパンマン」のほうに移っていった。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は秋野暢子がゲスト。ステージ3の癌だったが、今は元気そうだ。50歳から絵を始めたという、スタジオではその作品も多く公開された。昨夜の「おしゃれクリップ」は野呂佳代がゲスト。昨夜の「おかべろ」のゲストは劇団ひとり。

 昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」は、千原ジュニアを迎え、2019年以来、6年ぶりの「着ぐるみトーク」。ダウンタウン不在のこのときにダウンタウンについてトークする。方正とダウンタウンの出会いは「ガキの使い」で、TEAM0は2回目から登場している。公開収録のときに東京では無名だったダウンタウンの反応が悪く、盛りあげる前座が必要になり、東京事務所のTEAM0が呼ばれた。千原兄弟は上京時は不遇だったが、松本との関係は「わらいのじかん」から始まったのか。「笑ってはいけない」に対して、方正だけが思いが違うのも面白かった。方正は今はからだを張る仕事はすべて断っているという。

 明日は朝早くから出なければならないから眠らなければと思っていたが、先週月曜の「ビバリー昼ズ」を聴きそびれていたことを思い出した。これは聴き逃したらまずい。12時台ゲストは石倉三郎。「浅草21世紀」に出演し、真木淳とコントをやったというのをぜんぜん知らなかった。今月も出演していて、その予告をしているのにオンタイムで聴かなかったからもう終わってしまっていた。知っていたら観たかったが、また出るだろうか。高田先生も真木淳を認識している。石倉三郎は高田先生のひとつ上、小遊三と同い年だと高田先生がいうと、石倉三郎が「ぬう生が1個上だったけどね。」 高田先生が「ぬう生って旭生のことでしょ? 前座のとき「ぬう生」っていって、そのあと「旭生」になった三遊亭でしょ?」と言うのだが、ぬう生は円丈のことだ。誰も気がつかないんだな。石倉三郎と坂本九の関係もよく知らなかったが、高田先生も一緒にNHKの番組の慰安会で箱根に行ったことがあるという。スタッフたちもいて、石倉三郎は宴会の司会。そのときに、坂本九が落語が好きだったから、高田先生が落語を一席やった。石倉「うわ、こんなやつがいるのかよ。ちくしょう、どうしようもねえなこの世界、きついなと思ったことがある。」 高田先生との二十代での出会いだ。

 深夜になり、もう眠らなければと思うが、こうなるとかえって眠れない。テレビをもう1本、昨夜の「EIGHT-JAM」を観る。星野源の特集、スタジオには、STUTS、imase、離婚伝説が出演。星野源のインタビューがとても面白い。楽曲制作には Logic Pro を使用。ファミコンの音を人力で弾く工夫がすごい。1曲の制作にかかる時間はさまざまで、新アルバムのなかでは「Glitch」は5年かかり、「Eureka」は1日でできたという。シンガーソングライター的な作りかたからトラックメイカー的な作りかたに変わった。歌詞について、星野「だいたいは歌詞がいちばんあとのことが多いですね。」「歌詞を入れちゃうと、世界観がそこで止まっちゃう感じがあって、音楽を作ってるあいだはなるべく無限に広げたい、いろんな可能性のなかにいたいですよね。」「なんかもう伝えたいことがないんですよね、ぜんぜん。メッセージとかないし、言いたいことがないんですよね。面白い音楽が作りたいっていうだけなので、曲を作ってるあいだとか、音を聴いてるあいだに広がるなんか景色みたいなところから、こうなんか、言葉を編んでくみたいな感覚がいちばんおっきいですかね。」 古田新太「源ちゃんは俳優もやってるから、しかも、映像の俳優だけじゃなくて舞台俳優もやってて、だからその、伝えたい言葉っていうのはないのかもしれないけども、面白い言葉みたいなのは、きっとあるんじゃなかなあと。」 ファーストアルバムから聴いているという古田は「途中から「ソウルに行くのお前?」みたいな。今までそんなやつじゃなかったのにみたいなさ。」 音楽性の変化について、星野は「どんどん変わっていってるんですけど、自分が飽き性なのもあるとは思うんですけど、こんなジャンルをやりたいんだっていうのはなんか今なくて、面白い音楽をやりたいなっていう、自分にしかできない。なんかそれが、できたらなんでもいいなっていうのが今ですね。」

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