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2025年5月12日月曜日

5月12日月/かなり好きなタイプの映画

◇ あんぱん・ラジオ

 朝、NHKプラスで、放送直後の今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜は、電話でたかし・北村匠海と大ゲンカした。朝、女子師範学校の教室で、のぶはそのことを思い返している。教室に黒井先生・瀧内公美がやってきて、生徒たちはいっせいに起立する。黒井「戦地から、お手紙が届きました。あなたがたに感謝していると。」 うさ子・志田彩良はふり向き、のぶに目配せして、一緒に照れ笑いする。「朝田さん、前へ!」「はい!」といって、のぶが前に出ると、黒井先生から手紙の束を渡される。「戦地の兵隊さんらからですか?」「銃後の指揮昂揚のため、あなたたちでできることを考え、朝田さんが、みんなを引っぱって行きなさい。」「はい。」 昭和12年の夏休み、のぶは御免与町に帰ってきた。朝田パンにいるメイコ・原菜乃華、のぶの「ただいま」という声にふり向き、「お帰りなさい! のぶ姉ちゃん、戻ってきたで!」といって、家族に知らせる。庭には母・江口のりこ、祖母・浅田美代子、祖父・吉田鋼太郎がいる。祖父「のぶ、今度は長くおれるがか? 」 のぶ「うん、来年は卒業やき。夏休みのあいだに、採用してくれる尋常小学校をなんとか見つけんと。」 祖父「おまんは愛国の鑑や。教師のくちならなんぼじゃしはらあよ。」といって、祖父は笑う。のぶは父の帽子に敬礼する。「お父ちゃん、ただいま帰りました。」 釣り竿をもったヤムさん・阿部サダヲが帰ってくる。「おう、愛国の鑑! 敬礼が本物の軍隊みたいになってきたな。」「ねえ、ヤムおんちゃん!」といって、のぶがヤムさんに駆け寄る。「ヤムおんちゃんは、銀座のパン屋さんで働きよったが?」「うう…」と顔をそらし、ヤムは外に向かって歩いていく。「たかしの手紙に書いちょったけん。銀座のパン屋さんにヤムおんちゃんにそっくりなひとの写真が…」と訊くと、「うるせえのが帰ってきたなあ。」といって、ヤムは行ってしまう。メイコ「お姉ちゃん、今の話ほんま?」 母「のぶ、あんまり詮索したらいかんで。誰でも知られとうないことはあるがやき。」 メイコ「お母ちゃんは気にならんが?」 母「そりゃあ、ちっとは…。いや、こじゃんと気になるけどね。」といって、外の様子を覗く。のぶ「こないだ、たかしに電話でいろいろ訊こうとしたけんど、うち…」 母「どういたが?」「かあっとあたまに血がのぼって、電話切ってしもうたがよ。」「あんたのことやき、きついこと言うたがやろ?」といって、母は仕事を続ける。メイコが「お姉ちゃん」といって、冷たいお茶を持ってきてくれた。場面は銀座のカフェに替わる。座間先生・山寺宏一と生徒たちが、たかしの入選を祝い、乾杯していた。座間「入選おめでとう!」 たかし「まあ、佳作なんですけどね。」 ケンちゃん・高橋文哉「いや佳作でもすごかよお。」 たかし「特賞とるのはヘンミくんみたいなひとだよ。応募しなかったの?」 ヘンミ「うん、俺は柳井の絵、好きだよ。」 大柄の男も「わしも。柳井の絵は味がある。」「今日はなんでも飲んで。」というたかし。座間はウエイトレスに「ああ、すいません。この店で、いちばん高い酒ちょうだい。」 たかしに向かって「心配すんなって。ここは俺がもつ。かわいい教え子のお祝いだ!」 ケンちゃん「かっこよかあ。」 財布の中身を確認する座間「柳井、ちょっと金貸してくれる?」「かっこよくなかあ。」「はっはっは」と笑い、「たまたま持ち合わせがね、うん。ちゃんと返すからね。」 たかしは座間の向こうにある電話ボックスを見ていた。夜、たかしとケンちゃんが銀座の街を歩いている。「夏休みは高知に帰ると?」「うん、そのつもり。」「俺も、ついてってよかかなあ?」 たかしは笑いながら「なんでだよ。福岡帰らないの?」「親父とケンカ中とよ。美術の学校げな行くんやったら、うちい敷居は二度とまたがせんて。」「そうなんだ。」 ショウウインドウの前で、たかしは立ち止まる。マネキンの手には赤いハンドバッグがぶらさがっていた。「なんばしよっと?」「ああ、なんでもない…」 場面は朝田家に替わり、三姉妹が布団を敷いている。蘭子・河合優実「たかしさん、明後日もんってくるがやってね?」 のぶ「え?」 メイコ「ええ? 東京の話、聞きたいっちゃあ。」「ちひろさんが郵便局にきて、教えてくれたがあ。お姉ちゃんにも手紙で知らせちゅうと思うちょったけんど、知らんかった?」「うん。」「のぶ姉ちゃん、たかしさんと電話で大ゲンカしたがやって。」「ええ? どういて?」「たかしがちゃらちゃら浮かれちょったき、腹が立って…。うちもちっと、言いすぎた…。」 場面は御免与駅、メイコが駅にやってくる。改札で待っていると、たかしが出てくる。「あっ、たかしさん! お帰りなさい。」「メイコちゃん、ひさしぶり。」 後ろからケンちゃんも一緒に出てくる。「御免与駅って、おかしか名前やね。駅が謝っとうばい。」 メイコを見たケンちゃんが、気がついたように「あっ、ああ! この子がのぶさん?」 たかしは「違う! 違う!」と否定する。きょとんとするメイコに「辛島健太郎です。ひまやったけん、ついてきたとです。」とあいさつする。「初めまして。」と笑顔のメイコ。歩きながら話す3人。メイコ「姉のこと、どういてご存じながですか?」「柳井くんが、毎日毎日のぶさん宛てに手紙ば書いとってですね…。」 あわてるたかし「いや、5通しか書いてないよ。」「ちなみに返事はまったくこんと。」「えっ、お姉ちゃん返事書いちゃあせんが? ひどいい…。電話でケンカしたって言いよりましたけど。」「ああ、そうなんだ…。まだ怒ってるだろうな…。」「なんでそげん怒らしたとよ?」「いや、ケンちゃん…。きみたちがわいわい騒ぐから! もういい…。」「のぶ姉ちゃんもくよくよしちゅうき。会うて話したら、きっと大丈夫ですよ。」「そうかな…。」 3人は朝田家にやってくる。「のぶ姉ちゃあん、お姉ちゃん。」「あっ、メイコちゃん、別に呼ばなくていいから。」「なに言うがですか。ちゃんと話したほうがええと、うちは思います。」 奥からヤムさんが芝居をしながら出てくる。「あっ、たかしさん、ひさしぶり! 会いたかったわ!」 ケンちゃん「このひとがのぶさん?」 たかし「そんなわけないだろ。ヤムさん、おひさしぶりです。」「おう、元気そうだな。」 ケンちゃん「あれっ、どっかで会ったことあるとですよね?」「ありませんよ。誰?」「あっ、パン屋に飾ってあった写真のひとばい!」 たかし「ヤムさん、銀座のパン屋…」「ううん、ひと違いだよ! ったく。どいつもこいつも。」と、たかしの言葉をさえぎり、ヤムさんは釣りに行ってしまう。奥から母も出てくる。「あれえ、誰かと思ったらたかしくん!」「おばさん、ご無沙汰してます。」「やっぱり、東京の学生さんは違うねえ。すっかり垢抜けて。」 メイコ「お母ちゃん、のぶ姉ちゃんは?」「さっき出かけたで。近所やと思うけんど。」 のぶはうさ子と尋常小学校にいた。廊下を歩いていると、伊達先生と再会する。「おお、ふたりとも立派になったにゃあ。そうや、のぶ。慰問袋の新聞読んだぞ。わしも誇らしい。」 のぶ「ありがとうございます。あのう、今日は先生にお願いがあってまいりました。」「なんだ?」「来年、女子師範を卒業したら、体操や国語を教える教師になりたいと思うちょります。できれば、母校で働かせてもらえんろうかと。」 うさ子「朝田さん、故郷に錦を飾りたいそうです。」「そう言われてもにゃあ。気持ちだけは校長に伝えちょくき。」「ありがとうございます。」 御免与町を歩いているのぶとうさ子。のぶ「暑いなか、付き合わせてごめんね。」 うさ子「ううん、うちも懐かしかったき。」「うさ子ちゃんは卒業したらどうするが?」「うちは女子師範を離れとうないが。」「え?」「できることやったら、学校に残って、黒井先生のお手伝いをしたいと思うちゅ。」「へええ。入学したころは、黒井先生にボウフラ扱いされて、泣いてばっかりおったのにね。」「ほんまやね。」 笑いながら話すふたり。のぶ「あっ、うち、ちょっと切手買うていくわ。手紙も書いて、お願いしてみる。」「がんばりい。」「ありがとう。ほいたらね。」といって、横の道に消えていくと、すれ違いに、たかし、ケンちゃん、メイコが歩いてくる。ケンちゃん「よか商店街やねえ。おっ、団子屋やんかあ。」 メイコ「のぶ姉ちゃん、どこ行ったがやろ…。」 朝田家、のぶは帰って手紙を書いていた。「地元の小学校やったら、家の手伝いもできると思うけんど…。」 そばでは蘭子が裁縫をしている。そこにメイコが帰ってくる。「のぶ姉ちゃん、もうちょったが? もうどこ行っちゃったがで?」「小学校やけんど。」「たかしさん、友だち連れてもうってきたで。のぶ姉ちゃんに会いたがっちょった。」「そう…」「いつまでおるかわからんし、早う仲なおりしたほうがええで。」「会うても、またぶつかるような気がするき…。」 のぶの態度にメイコは憮然とする。「のぶ姉ちゃんの意地っぱり!」「メイコ!」 蘭子「お姉ちゃん、意地はってないで、切手はらんと。」 セリフがシャレになってる。たかしとケンちゃんは朝田家の前にまたやってきた。ケンちゃんはもじもじしているたかしに「柳井くん、のぶさんにさっさと会いに行くったい。」「いやあ、いいって…」「家、すぐそこっちゃろうもん。」「なんか、気まずいんだよ。」「俺がなんで高知まできたと思いようとねん。」「それはひまだからでしょ。」「そげんやけどさ、柳井くんの背中ば押してやりたかあっちょってきたとよ。」「別に会えないんなら、それでいいんだって、俺は。」「なんばいいよっとねえ。それ、のぶさんに渡すつもりで買ったっちゃろ?」 たかしは四角い風呂敷包みを抱えている。「あっ、叔父さん検診そろそろ終わるから…。帰ろう! ケンちゃん紹介する。」といって、たかしは先に帰ってしまう。ケンちゃんはため息をつき、たかしについていこうとすると、そこにメイコが出てきた。「あっ、メイコちゃん。」 近寄るふたり。「柳井くん、うじうじして話にならんとよ。」「のぶ姉ちゃんも意地張って、会わんほうがええとか言うちょります。」「めんどくさかねえ。」 ケンちゃんを見るメイコ。「あの、せっかくやき、仲なおりさせませんか。」「なんか、いい案あるとね?」といって、考えるふたり。今日はここで終わり。

 どうも胃腸がすっきりせず、ここ数日はずっとそうで、困ったものだ。家にいる時間が増えて、食生活に問題が出てきているのかもしれない。寝っ転がったまま、楽天マガジンのチェックをする。母の入居の相談をしている会社から電話があり、来週、つぎの施設に見学に行くことになりそう。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。高田先生がラジオで「せんじゃふだ」と言っていたら、文扇堂の荒井さんから電話がかかってきて、江戸っ子は「せんしゃふだ」っていうんだと怒られた話をしていた。

◇ 伊勢佐木町・映画

 午後から外出。曇り空。涼しい。まず、横浜に出て、駆け足でビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊見つけ、すぐにレジにもっていく。それから、京浜急行に乗り、日ノ出町に移動。昼食はイセザキモールの杜記にしようかと思っていたが、間が悪く、定休日だった。隣りの黄金に入り、日替わり定食の玉子ときくらげ炒め定食を食べる。680円。いよいよ本格的に食が細くなってきたのか、満腹になり、苦しくなってしまった。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアップルパイを注文したが、アップルパイは食べられず、これは持ち帰ることにする。

 横浜シネマリンにて、「ドマーニ! 愛のことづて」を観る。17時50分の回。イタリアでは大ヒットを記録した作品なんだそうで、監督のパオラ・コルテッレージはコメディエンヌでもあり、主演も務めている。1946年、戦後のローマの貧しい庶民の生活がモノクロで描かれる。男尊女卑の時代と社会におけるシリアスなテーマを、センスばつぐんの手つきで扱う、かなり好きなタイプの映画だった。笑いの趣味がいい、音楽もいい、しかも、可憐な映画になっている。


 イセザキモールのブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を2冊買っていく。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊買う。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅する。ずっと腹が痛く、胃薬を飲む。テレビ番組をあれこれと。「NHKニュース7」を観ると、中居正広側が第三者委員会の性被害認定に反論というニュースが速報で入っていた。続けて、配信終了が迫る先週月曜に放送された「全身芸術家 横尾忠則88歳」を急いで観てしまう。4年前から密着、世田谷美術館の展覧会に向けた制作風景を映している。

 今日の「徹子の部屋」は美川憲一がゲスト。1990年に出演した回の映像が流されたが、このときには「僕」と言っていて、徹子さんも「僕」に反応する。研ナオコからのコメントのVTR、それから、二十七回忌になる親しかった淡谷のり子の思い出が語られ、淡谷のり子の過去の出演回の映像も流された。

 先週火曜の午前中に放送された「トットちゃんの宝物」という特番を録画していたのだが、3月15日に放送されたものだというテロップが出て、これが再放送だということを知らなかった。徹子さんのほか、YOU、吉岡里帆も出演、NHKの江原啓一郎アナウンサーが執事のような役割をする。スタジオには徹子さん所蔵の宝物が並べられている。これらが順に紹介され、宝物を通じて、エピソードが語られていく。まず最初に紹介されたのは、坂本九から贈られたというぐいのみ。NHKの豊富なアーカイブから、徹子さんが坂本九と共演していた「夢であいましょう」の映像が流される。それから、坂本九が「紅白」に夫婦で出演していた映像があり、それを現在の柏木由紀子に観てもらうのだが、日航機墜落事故のこともふり返られ、その当時に徹子さんから送られたという手紙が公開された。そのぐいのみは事故から1年後に柏木由紀子から贈られたものだった。坂本九が作ったものだそうだが、そのぐいのみが入れられた木箱には「九ちゃんやいたもの」「柏木さんから」とマジックででっかく書かれていて、いろんなものと一緒になるといけないからというので、徹子さんが書いたというのが可笑しい。続いての宝物は、冷凍庫に保存しているという使いかけの美容クリーム。これは越路吹雪のものだった。「紅白」の第2回で、松島詩子という歌手が交通事故に遭い、その代打で出ることになったのが越路吹雪だった。若いころから越路吹雪を知る人物として、美川憲一がVTR出演する。「徹子の部屋」に越路吹雪が出演するときはいつもと座る位置が逆になるそうで、越路吹雪は自分の左側が好きだからだった。つぎの宝物は渥美清が吹き込んだ留守番電話のカセットテープ。そのつぎの宝物は、カメラと誰かの手を撮影した写真だった。ニューヨークの留学から帰国した徹子さんが出演した「銀座わが町」というドラマの映像が流され、その当時、動物の撮影に夢中だった徹子さんは動物の写真集を出したそうだが、2作目に選んだテーマが働く男の手だった。宝物の写真は王貞治の手の写真。ところが、この写真集は完成しなかった。「ふたり撮ったところで飽きちゃった。」という徹子さん。道理で、今まで聞いたことがないはずだ。続いての宝物は、森光子から贈られた着物とファックス。1972年、カンカンとランランのパンダブームの上野動物園の映像には徹子さんが映っていて、どうしてもパンダを見たくて、収録を抜け出してきたというのだが、2009年放送「おめでとう森光子さん」という番組の映像では、徹子さんは子どものころからパンダの研究をしていたが、パンダが日本にくる前には誰も話を聞いてくれず、森光子だけがパンダの話を聞いてくれていたという話をしている。だから、パンダが来日したときには森光子を連れて、パンダを見せに行ったんだそうだ。徹子さんは「銀座わが町」でも森光子と共演していた。

 土曜の「紙とさまぁ~ず」には、珍しく、狩野恵里アナが登場。いつもの竹崎アナの代打に山本アナが出演するはずだったが、山本アナも病欠になってしまった。ゲストは平手友梨奈。

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