2019年12月31日火曜日

2019年をふりかえる〈下〉

◆ 2019年7月

7月1日(月) キノシネマみなとみらいで「ウィー・アー・リトル・ゾンビーズ」を。

7月4日(木) お江戸日本橋亭「志らく一門会」。らく次「白井権八」、志らく「青菜」「短命」、仲入り、らく次「試し酒」。

7月5日(金) 両国楽園部屋を初訪問。「浪曲師 五月小一朗の悪名一代」。稲田和浩さんとの対談のあと、「新蔵兄弟」、新作「尻貸し佐平次」の二席。

7月7日(日) 横浜西口。ドン・キホーテで開催中の「JAGUARミュージアム」に。夜は横浜中華街に。タピオカ屋のあまりの多さに写真を撮りまくる。

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7月10日(水) ジャニー喜多川の訃報について、ラジオで聴いたことをツイートしたらこれが4桁のいいねに。ツイートしてすぐに、元内閣副官房長官の松井孝治さんにリツイートしてもらった。

7月12日(金) 新宿ハイジアV-1、LL教室プレゼンツ「実習#1」。4×4=16、MELODY KOGA、ナツノカモ。偶然か必然か、まさかこの3名がそろうとはという特別なイベントだった。客席には、マキタスポーツさん、枡野浩一さんのすがたも。

7月13日(土) 横浜駅で、れいわ新選組・山本太郎の選挙演説に遭遇。午後、関内に。東京芸大横浜馬車道校舎にて「カツベン!世界旅行」。無声映画を4本上映。「動絵狐狸立引」「月世界旅行」「血煙荒川山」「ロスト・ワールド」。弁士は片岡一郎さんと山内菜々子さん。「カツベン!」のプロデューサーである桝井省志教授と片岡さんの座談も。

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7月14日(日) キャピトルホテル東急。志獅丸さんの真打昇進披露宴に。乾杯の音頭は電撃ネットワークのギュウゾウさん。薗田憲一とデキシーキングスの演奏も。

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7月15日(月・祝) 南阿佐ヶ谷。枡野書店の一箱古本市に出店。枡野浩一さん、佐々木あららさん、pha さん、まくるめさん、僕のマリさん、えこっこさんとご一緒。出店者は知人優先ということだったが、受け入れていただき感謝感激。枡野さんとはもちろん初対面。3日前のLL教室のライブのこと、すっきりソング、はぐれ超人についてもお話がうかがえた。あの枡野浩一さんと古本市でお会いすることができるとはまったく思いもよらなかった。

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7月16日(火) 若葉町ウォーフ「清水宏の戯曲の真相!」。「熱海殺人事件」を題材にスタンダップコメディともひとり芝居ともつかない清水宏独自のスタイル。終演後には佐藤信と対談も。

7月20日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。帰宅後、録画で「Nキャス」をチェック。闇営業問題、宮迫と田村亮の緊急会見に釘づけ。

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7月21日(日) 昨日の宮迫と田村亮の会見を受け、「ワイドナショー」が緊急生放送。午後、参院選の投票に。

7月22日(月) 北千住。シアター1010 稽古場1、東葛スポーツ「78年生まれ、宮部純子」。

7月23日(火) アップリンク渋谷で「バンドAと空飛ぶ円盤たちの記録」。入江陽さんが主演の音楽映画。MELODY KOGA さんの出演場面が想像以上に異彩を放っていた。上映後は、副島正紀監督と入江陽さんのトークが。続けて、ミニライブ。 MELODY KOGA、大島輝之、別所和洋、入江陽。

7月25日(木) シネマジャック&ベティで「主戦場」を。

7月27日(土) 「戸越八幡神社一箱古本市」に初出店。白河さんと初めての共同出店でもあった。夜は田園調布に。第55回「ひとつき十冊」。中山涙さん、トリバタケハルノブさん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 枡野浩一「君の鳥は歌を歌える」(2002/角川文庫)
・ 雨上がり決死隊「雨上がり文庫」(2004/小学館文庫)
・ 色川武大「寄席放浪記」(2007/河出文庫)
・ 井上ひさし つかこうへい「国ゆたかにして義を忘れ」(2017/河出文庫)
・ 佐野洋子「ほんとのこと言えば?」(2018/河出文庫)
・ 野末陳平「あの世に持っていくにはもったいない 陳平ここだけの話」(2018/青春出版社)
・ 大原扁理「なるべく働きたくない人のためのお金の話」(2018/百万年書房)
・ 今村夏子「むらさきのスカートの女」(2019/朝日新聞出版)
・ 「文藝」2019年秋季号 ※特集・韓国・フェミニズム・日本 (河出書房新社)
・ 「文學界」2019年8月号 ※村上春樹短編2作同時掲載 (文藝春秋)

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7月28日(日) 横浜にぎわい座「花詩歌タカラヅカ in YOKOHAMA Vol.2」。前半は落語会。天使「紙屑屋」、生寿「秘伝書」、松五「道具屋」、らく次「ヅカヅカ」、あやめ「歌劇場風景」。後半はたっぷり、なりきり宝塚「ベルばら名場面集」。夜は阿佐ヶ谷に移動。阿佐ヶ谷タバサで、木村樹さん、鳥島明さんのコントユニット、秦野の公演「駅消え、さあ朝」を。

◆ 2019年8月

8月1日(木) 代官山。晴れたら空に豆まいて「最前線無声映画」。弁士・片岡一郎&音楽・菊地成孔で、衣笠貞之助監督「十字路」。上映後は、アーロン・ジェロー教授と鼎談を。

8月3日(土) 「ナイツのちゃきちゃき大放送」の中継レポーターに中津川弦さんが大抜擢。わくわくしながらオンタイムで聴いた。その後、準レギュラーのように月イチで出演。午後、町田に。「町田一箱古本市」に遊びに。

8月4日(日) 神田連雀亭を初訪問。「吉好の落語会」。甲状腺の病気での休養から復帰の会。吉好「壺算」「MG金明竹」「宿屋の富」の三席。神田桜子「八百屋お七」。質問コーナーも。

8月5日(月) 渋谷。大和田さくらホール「立川志獅丸真打昇進披露」。らく兵「狸の鯉」、彦いち「反対俥」、花緑「つる」、志らく「松竹梅」、仲入り、口上、松元ヒロ、龍志「六尺棒」、志獅丸「付き馬」。口上の司会は志らべさんが。ちょうど炎上中だった志らく師匠、爆笑の口上。ツイッターでは陰口を叩いているやつも。

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8月8日(木) 横浜ブルク13で「トイ・ストーリー4」を。

8月10日(土) トレッサ横浜を初訪問。クレイジーケンバンドの実演販売を見物。横山剣、スモーキー・テツニ。ナイツ塙宣之「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」を読み始めたら、面白くて一気読み。

8月11日(日) 横浜にぎわい座「きん枝改め四代桂小文枝襲名披露」。きん太郎「鯛」、春蝶「やかん」、鶴光「試し酒」、仲入り、口上、兼好「桃太郎」、小文枝「一文笛」。夜はみなとみらいで「ピカチュウ大量発生チュウ」を。横浜美術館前、臨港パークと移動しながら。

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8月12日(月) 寿公園「寿町フリーコンサート」。あとに予定があるため、今年は30分しかいられず。趙博のライブを途中まで。

8月13日(火) 千駄木・島薗邸「電気を使わないゆとん納涼会」に出店。中村有里さん主催。3日間開催。

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8月15日(木) 「電気を使わないゆとん納涼会」最終日。撤収に。

8月18日(日) 代々木公園「しぶやの夏祭り」。田島貴男、スチャダラパー+ロボ宙のフリーライブを。

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8月22日(木) 銀座。博品館劇場、カンコンキンシアター33「クドい! ~50、60は当たり前~」。

8月23日(金) TOHOシネマズ海老名で「タイタンシネマライブ」を。ぜんじろう、初登場。ほか、ハライチ、ダイアン、新宿カウボーイなど。

8月24日(土) 第56回「ひとつき十冊」。中山涙さん、トリバタケハルノブさん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 「ユリイカ」2013年8月臨時増刊号 ※総特集・やなせたかし (青土社)
・ 和田誠「聞いたり聞かれたり」(2013/七つ森書館)
・ 高橋弘希「指の骨」(2017/新潮文庫)
・ 西野亮廣「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」(2017/幻冬舎)
・ 太田光「違和感」(2018/扶桑社)
・ サンドウィッチマン「復活力」(2018/幻冬舎文庫)
・ 塙宣之 中村計・聞き手「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」(2019/集英社新書)
・ 「ニューズウィーク日本版」2019年8月13・20日号 ※特集・パックンのお笑い国際情勢入門 (CCCメディアハウス)
・ 「文藝春秋」2019年9月号 ※芥川賞発表 (文藝春秋)
・ BRUTUS・特別編集「合本 危険な読書」(2019/マガジンハウス)
・ 「寿町フリーコンサート40年記録誌」(2019/寿町フリーコンサート実行委員会)

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8月25日(日) たまたま通りがかった鶴ヶ峰の夏祭りでタピオカ屋を見つける。

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8月26日(月) シネマジャック&ベティで「ニューヨーク公共図書館」を。

8月27日(火) 渋谷。シアターコクーン、立川談春三十五周年記念公演「玉響」第一夜。ゲスト・ゴスペラーズ。「かぼちゃ屋」「子別れ」の二席。文庫サイズの公演パンフレットも購入。

8月30日(金) 秋葉原。アーツ千代田331にて、ナツノカモ・アンソロジー#2「死神の一人称」を。アフタートーク、九龍ジョー。客席で MELODY KOGA さんにも会った。

8月31日(土) 新宿末広亭余一会「立川流一門会」。志ら松「十徳」、談吉「野ざらし」、志獅丸「たらちね」、志ら玉「蛙茶番」、談之助「とんちき」、仲入り、こしら「元犬」、談修「一眼国」、雲水「宗論」、マグナム小林・バイオリン漫談、ぜん馬「宿屋の仇討」。

◆ 2019年9月

9月3日(火) TOHOシネマズ川崎で、クエンティン・タランティーノ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を。

9月5日(木) 吉祥寺。一日を初訪問。「夏葉社の10年展」。島田さんと1時間以上おしゃべり。

9月6日(金) シネマジャック&ベティ「柳下美恵の THE ピアノ&シネマ」。柳下美恵のピアノ演奏で「キートンの蒸気船」を。急遽、喜劇映画研究会の新野敏也の解説も。

9月9日(月) 朝に帰宅するはずが、台風の影響で電車が止まり、午後まで帰れなくなった。

9月10日(火) 新宿ロフトプラスワン「上祐史浩×立川こしら ~思想家 vs 落語家~ 異業種ガチンコトーク対決!!」。終演後、富士そばに寄り、話題のタピオカ丼を食べる。

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9月12日(木) TOHOシネマズ海老名で、ジョーダン・ピール監督「アス」を。

9月15日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。打ち上げで、姫乃たまさん、小泉りあさん、さいあくななちゃんに囲まれた写真を向井さんに撮られた。いつもながら、いろんなひとに会う一日。

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9月19日(木) 秋葉原。Eggman tokyo east 「新生ポカスカジャンお披露目ライブ!!」初日に。アナザーワンゲストは、芋洗坂係長、X-GUN西尾、木根尚登。本物の木根尚登によるTMNパロディには笑い転げる。

9月20日(金) 高田馬場ラビネスト、劇団「地蔵中毒」「ずんだ or not ずんだ」。アフタートーク、テニスコート神谷圭介。

9月21日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。胸板くんにひさしぶりに会う。帰宅後、「キングオブコント」を朝まで。

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9月22日(日) 第57回「ひとつき十冊」。Mekkedori さんが欠席。中山涙さんとふたりだけになるところが、村田席亭が急遽やってきてくれた。感謝感激!

・ 和田誠「落語横車」(1980/講談社)
・ 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん」1~5巻(1983~1985/小学館・てんとう虫コミックス)
・ 養老孟司「ミステリー中毒」(2003/双葉文庫)
・ 立川志らく「談志・志らくの架空対談 談志降臨!?」(2012/講談社)
・ 木村友祐「野良ビトたちの燃え上がる肖像」(2016/新潮社)
・ タマ伸也「ワハハ本舗を創った男 喰始を語る」(2017/ロフトブックス)
・ 佐藤優 ナイツ「人生にムダなことはひとつもない」(2018/潮出版社)
・ 小山田浩子「工場」(2018/新潮文庫)
・ 立川談春「玉響 -たまゆら-」(2019/フラジール・ルミエール)
・ 「創」2019年10月号 ※特集・表現の不自由展・その後 (創出版)

2019-09-22 ひとつき十冊・白河さん撮3

9月23日(月・祝) 44歳誕生日。野毛山動物園に。

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9月28日(土) 神保町。らくごカフェ。立川志らべさんの新しい定例会「マコッサ!」に。志らべ「かぼちゃ屋」、ゲスト・坂本頼光「血煙高田馬場」「サザザさん」7話、トーク、仲入り、志らべ「人情八百屋」。

9月30日(月) 「グッとラック!」放送開始。

◆ 2019年10月

10月1日(火) イオンシネマみなとみらいで「メランコリック」を。

10月5日(土) いずみ野駅から30分歩き、評判の「いちょう団地まつり」を初訪問。ベトナム料理の屋台がたくさん並ぶ多国籍ムードが面白いお祭り。出店している猫企画さん夫妻、サラダくんにも会えた。姫貴さゆりという歌手の歌謡ショーをしばらく見物。帰りは小田急線の高座渋谷駅から。

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10月6日(日) 新宿。プーク人形劇場、ナツノカモ低温劇団本公演「ていおん!!!!」。

10月9日(水) 「グッとラック!」に津田大介が中継で出演。「表現の不自由展」再開について。コメンテーター4人全員が賛成するなか、志らく師匠ひとりが反対。津田大介との会話での発言が炎上に。

10月10日(木) イオンシネマみなとみらいで「ジョーカー」を。

10月11日(金) 和田誠の訃報に思わず声が出る。夜は海老名に。TOHOシネマズ海老名で「タイタンシネマライブ」を。流れ星、かが屋、霜降り明星、松村邦洋など、大充実のゲスト陣。エンディングにはなんと磯山さやかも登場。

10月12日(土) 台風19号。すさまじい被害に。

10月13日(日) 台風のため、出店予定だった「横浜一箱古本市」は中止に。夜は大倉山に。港北公会堂「ツナワングランプリ」。こちらは無事に開催。全28組が出演。優勝はメルヘン須長。

10月14日(月・祝) 横浜。そごう美術館「不思議の国のアリス展」。

10月15日(火) 浅草公会堂「ビートたけし 〜浅草を語る〜」。第一部が演芸会、第二部がトークショーという構成。流れ星・漫才、ヒロシ、太福「地べたの二人 おかず交換」、菊之丞「替り目」。司会はアル北郷。終演後、中山涙さんに会う。

10月17日(木) 台風のあとの多摩川河川敷を歩く。川崎市市民ミュージアムの被害も目の当たりに。

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10月17日(木) 「文藝」収録、北野武名義の小説「足立区島根町」を読む。

10月18日(金) 新宿LOFT「マキタスポーツのオトネタ大賞2019」。オープニングアクトはマキタ学級。DJやついいちろう、新作のハーモニカ、ポセイドン・石川、ベッド・イン、どぶろっく、眉村ちあき。サプライズゲストに島津亜矢。

10月19日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。広場では、小野瀬雅生ショウのライブも開催。

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10月20日(日) 北野武「純、文学」を読む。「北野武第一短編集」と謳われているが、むしろ、今まででもっともビートたけし的な作品集と思う。

10月23日(水) シネ・リーブル池袋で、大塚恭司監督「東京アディオス」を。ロビーで、立川キウイ師匠を目撃。

10月25日(金) 第58回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 福田恆存「藝術とは何か」(1977/中公文庫) ※改版・2009
・ 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん」6~10巻(1985~1990/小学館・てんとう虫コミックス)
・ ルイス・キャロル 柳瀬尚紀・訳「もつれっ話」(1989/ちくま文庫)
・ 吾妻ひでお「エイト・ビート」全2巻(1996/扶桑社文庫)
・ 和田誠「ことばの波止場」(2006/白水社uブックス)
・ 佐藤雅彦「考えの整頓」(2011/暮しの手帖社)
・ 「いいとも!論」 ※別冊サイゾー (2014/サイゾー)
・ 小林賢太郎「僕がコントや演劇のために考えていること」(2014/幻冬舎 )
・ 松田青子「スタッキング可能」(2016/河出文庫)
・ 北野武「北野武第一短篇集 純、文学」(2019/河出書房新社)
・ 「文藝」2019年冬号 ※北野武「足立区島根町」 (河出書房新社)

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10月26日(土) かつしかシンフォニーヒルズ別館、コンツェルトの間にて「笑組の漫才文庫」を。芸術祭参加公演。はぐれ超人「はぐれた漫才」、笑組「なんでも訊いて」「高瀬舟」、仲入り、笑組「押繪と旅する男」。

10月30日(水) 代官山。晴れたら空に豆まいて「マキタスポーツのオトネタ大賞2019 後夜祭」。前半はトーク。後半は、オトネタ大賞ノミネート漏れ作品として、みっちりとライブを。

10月31日(木) キノシネマみなとみらいで、松尾スズキ監督「108 ~海馬五郎の復讐と冒険~」を。

◆ 2019年11月

11月3日(日) 渋谷。ユーロライブ、明日のアー「最高のアー」。ナツノカモさんが初出演。上演後は、左右&石川浩司のミニライブもあり。

11月5日(火) 高円寺デアデビ。みずのまいさん、粟生こずえさんのトークイベント「作家のなり方、教えます!」。

11月6日(水) 区役所に、マイナンバーカード交付の手続きに。夜、田代まさし逮捕の報に絶句。

11月9日(土) 九段下。二松学舎大学中洲記念講堂「アンドロイドに魂は宿るか?」。昨年に引き続き、漱石アンドロイドのイベント。冒頭10分がアンドロイド演劇、その後はトークセッションがたっぷり。島田泰子、菊地浩平、大山顕、佐藤大、夏目房之介。4時間半にわたる長丁場。漱石アンドロイドをパロディと捉えている夏目房之介の話がもっとも明快だった。

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11月10日(日) 神楽坂。香音里「珍品噺研究会」。らく人「丈長そうめん」、志ら玉「二階の間男」、がじら「大仏餅」、仲入り、寸志「嫁の力」〜オマケ朗読付き。最後は全員で座談を。打ち上げも参加。終電がなくなり、墨田ペトリ堂・三浦さんと公園で朝まで。

11月12日(火) 「爆笑問題カーボーイ」。ゲスト、鬼越トマホーク。すこぶる面白かった。

11月15日(金) 下北沢B&B「む詩のしらせ・む詩のしらべ」。MELODY KOGA さんの詩集「むし」刊行記念イベント。KOGA さん、入江陽さん、細馬宏通さん、矢野利裕さんという4名でトーク。客席に、カンノアキオさん、左右のおふたりのすがたも。

11月16日(土) お江戸日本橋亭「志らく一門会」。らく兵さんのシネマ落語ネタおろしの会。らく兵「転宅」「羊たちの沈黙」、志らく「素晴らしき哉、人生!」。昼間には、沢尻エリカが逮捕というニュースが。それについてツイートしたら、これが想像を絶する大拡散。初めて1万を超えるいいねに。のちに、ファンキー加藤にもいいねをもらっていたことがわかる。

11月17日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。出店場所、お隣りは古ツアさん。打ち上げにも参加。

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11月18日(月) 佐々木敦が志らく師匠について批判するツイートをしていたが、でたらめなので、スクショを撮って反論のツイートをする。看過できないひどさ。

11月20日(水) 有楽町。よみうりホール「談志まつり2019」初日に。談吉「猫と金魚」、談修「看板のピン」、志遊「河豚鍋」、志らく「寝床」、仲入り、志らく×高田文夫・トーク、ぜん馬「味噌蔵」、テツandトモ、談四楼「らくだ」。

11月22日(金) 新宿駅西口広場。「新宿西口古本まつり」。雲雀洞さんの搬入のお手伝いを初体験。

11月23日(土) 第59回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedori さん、ドジブックスというメンバー。

・ 立川談志「現代落語論 笑わないで下さい」(1965/三一書房)
・ 藤子・F・不二雄「大長編ドラえもん」11~15巻(1991~1995/小学館・てんとう虫コミックス)
・ 南伸坊「仙人の壺」(2001/新潮文庫)
・ 養老孟司 池田清彦 吉岡忍「世につまらない本はない」(2015/朝日文庫)
・ 波多野聖「本屋稼業」(2017/ハルキ文庫)
・ 山田英生・編「ビブリオ漫画文庫」(2017/ちくま文庫)
・ いとうせいこう 星野概念「ラヴという薬」(2018/リトルモア)
・ MELODY KOGA「むし」(2019/MARUTENN BOOKS)
・ 「週刊文春」2019年11月14日号 ※追悼・和田誠 (文藝春秋)
・ 「キネマ旬報」2019年12月上旬号 ※追悼特集・ありがとう、和田誠さん (キネマ旬報社)
・ 「現代用語の基礎知識2020」(2020/自由国民社)

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11月24日(日) 南万騎が原。「みなまき一箱古本市」に出店。和田誠特集にしてみたらなかなか好評。懇親会にも参加。

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11月25日(月) 中野。ギャラリー街道。「名作落語本を読み、語る会」第1回。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人で、談志師匠の「現代落語論」について語る2時間。すこぶる面白く、刺激的。終演後、懇親会にも参加。

11月26日(火) 「ファミリーヒストリー」太田光の回に感動。

11月29日(金) 神保町ブックハウスカフェ。夏葉社・島田潤一郎さんの新刊刊行記念トークイベント。客席でトリバタケさんにも会った。「古くてあたらしい仕事」を購入。サインもいただく。

11月30日(土) 浅草公会堂「漫才大会」夜の部。例年どおり、3階席から観覧。今年は「漫才協会王座決定戦」という趣向。38組が争い、優勝は母心に。ゲスト、爆笑問題。中津川弦さんは今年も総合司会の大役を。

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◆ 2019年12月

12月1日(日) 相鉄線の新駅、羽沢横浜国大駅を見学に。「タモリ倶楽部」のサインを確認する。

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12月3日(火) TOHOシネマズ川崎で、古舘伊知郎トークライブ「戯言」のライブビューイングを。新宿ロフトから生中継。2時間20分、しゃべりっぱなし。現代の名人芸。

12月8日(日) 清澄白河。「のらくろード古本フリマ」に出店。夜は目黒に移動。誕生八幡神社「お笑いセメントマッチ」。アタリヤ、藤本芝裕、エルシャラカーニ、三平×けーすけ、コント青年団。

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12月9日(月) 町屋。かふぇ若茶にて「ハデジのまたまためんどくさい」の収録を再び見学させていただく。笑組・ゆたかさん、かずおさん、2世代ターボ・河崎さん、はぐれ超人・植田マコトさん。ゲストに左利き・宮田小介さん。

12月12日(木) du cafe 新宿にて、「落語レコードの世界」刊行記念イベントを。落語のレコードを聴きながら、著者の伊藤一樹さんと、本に解説を寄せている長井好弘さんのトーク。本も購入、終演後におふたりにサインをいただく。

12月13日(金) TOHOシネマズ府中で「タイタンシネマライブ」を。鬼越トマホーク、ナイツ、BOOMER&プリンプリン、ぜんじろう、ほか。ここでも鬼越トマホークが大爆発。

12月14日(土) 新宿末広亭「深夜寄席」。金の助「子ほめ」、羽光「ペラペラ王国」、喜太郎「君の名は」、松之丞「赤穂義士伝 南部坂雪の別れ」。松之丞の卒業公演。立ち見もぎっしりの超満員だったが、新宿に到着したのが運良くチケット販売開始直後で、まったく並ぶことなくチケットにありつけた。

12月16日(月) お江戸日本橋亭「志らく一門会」。志ら松「子ほめ」、志ら玉「二階の間男」、志らく「明烏」、仲入り、志ら玉「鼠穴」。

12月18日(水) 紀尾井小ホール「紀尾井町のサヘイジ」。縄四楼「つる」、左平次「大工調べ」、生志「反対俥」、仲入り、COWCOW・漫才、左平次「明烏」。

12月19日(木) 東池袋。サン浜名、わめぞの忘年会に参加。思いがけず、ロマン優光さんと志らく師匠についてお話することに。

12月20日(金) 第60回「ひとつき十冊」。中山涙さん、トリバタケハルノブさん、ドジブックスというメンバー。来月にゲスト参加していただく相沢直さんもきてくださった。みずのまいさんも。相沢さんとは初対面。終了後、今月は全員でサイゼリヤに。

・ 久住昌之・作 泉晴紀・画「キッチョメン! 石神井先生」(1994/小学館・てんとう虫コミックス)
・ 杉浦茂「猿飛佐助」(1995/ちくま文庫)
・ 小林信彦「おかしな男 渥美清」(2003/新潮文庫)
・ ラサール石井「笑いの現場 ひょうきん族前夜からM-1まで」(2008/角川SSC新書)
・ さやわか「一〇年代文化論」(2014/星海社新書)
・ 前川恒雄「移動図書館ひまわり号」(2016/夏葉社)
・ 佐藤雅彦「新しい分かり方」(2017/中央公論新社)
・ 島田潤一郎「古くてあたらしい仕事」(2019/新潮社)
・ 伊藤一樹・著 長井好弘・解説「落語レコードの世界 ジャケットで楽しむ寄席演芸」(2019/ DU BOOKS )
・ 藤子・F・不二雄「ドラえもん」0巻(2019/小学館・てんとう虫コミックス)

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12月21日(土) 曳舟。gallery hydrandea で開催中の Mekkedori さんの個展を訪問。夜は北千住に移動。シアター1010 稽古場1、東葛スポーツ「71年生まれ、光浦靖子」。

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12月22日(日) 吉祥寺。場所#4。トリバタケハルノブさんの「豚おでんの会」に。中山涙さん夫妻、みずのまいさん、白河さんと一緒。夜、帰宅後は朝まで「M-1グランプリ」を。敗者復活戦から含めて6時間、まるで飽きることなく最後まで。

12月24日(火) MOVIX橋本で、周防正行監督「カツベン!」を。

12月27日(金) お江戸両国亭「志ら玉の二階 芸術鑑賞部研究発表会」。打ち上げも参加。今年は終電前に解散。

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12月28日(土) 上石神井。東京おかっぱちゃんハウス「カモの観察会」夕方の回に。ナツノカモさんの落語会。「不当易者」「河爺」「桜の男の子」という新作三席。夜の回は音楽担当の太田光昂さんとトーク。

12月31日(火) 今年も横浜中華街で年越し。

(note 2020年1月5日公開)

2019年をふりかえる〈上〉

◆2019年1月

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1月1日(火・祝) 横浜中華街で年越し。

1月2日(水) 横浜シネマリン「大杉漣特集」。新年初映画は、北野武監督「ソナチネ」から。

1月6日(日) 浅草の街のなかで演劇が上演されるイベント、スイッチ総研「浅草新仲見世商店街スイッチ」を。劇団「地蔵中毒」のメンバーとして、立川がじらさんが出演。

1月10日(木) 江戸川橋・絵空箱、ナツノカモ・アンソロジーライブ「おばけのゆびさき」。アフタートークには、明日のアーの大北栄人が。

1月11日(金) 赤坂。志らく一門新年会に参加。前座さんの余興を撮った写真が、のちに「財界にいがた」に掲載される。その後、新宿に移動。末広亭で「ロケット団定例集会」を。中津川弦、キラーコンテンツ、カントリーズ、ロケット団、もりあきのり。ゲストはナポレオンズ。

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1月13日(日) 「問わず語りの松之丞」矢野誠一に反論の回。

1月18日(金) 新宿・SAMURAI にて、4×4=16&侍文化「ライブ!SAM4416」。

1月20日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。打ち上げにも参加。

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1月24日(木) シネマジャック&ベティで「愛しのアイリーン」を。

1月25日(金) 吉祥寺・百年にて、堀部篤史さんと島田潤一郎さんのトークイベント「90年代のことについて」を。

1月26日(土) 第49回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedoriさん、ドジブックスというメンバー。

・ 古今亭志ん生「なめくじ艦隊」(1991/ちくま文庫)
・ 松尾スズキ「老人賭博」(2012/文春文庫)
・ 細馬宏通「今日の「あまちゃん」から」(2013/河出書房新社)
・ 大友良英「学校で教えてくれない音楽」(2014/岩波新書)
・ 柵木眞 河本瑞貴「マセキ会長回顧録 親子三代芸能社」(2015/彩流社)
・ 「総特集 古今亭志ん生〈増補新版〉」 ※文藝別冊 (2015/河出書房新社)
・ いとうせいこう「鼻に挟み撃ち」(2017/集英社文庫)
・ ビートたけし「フランス座」(2018/文藝春秋)
・ 立川こしら「その落語家、住所不定。」(2019/光文社新書)
・ 「週刊文春 タンマ君連載50周年! 丸ごと1冊特盛スペシャル」(2019/文藝春秋)

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1月27日(日) のげシャーレ、寒空はだか&遠峰あこ「ハマの渡り鳥」。

1月28日(月) 押上・甘夏書店で開催「食のお座敷ブックマルシェ」に。その後、浅草に移動。浅草東洋館「ビートたけし杯 漫才日本一」。ビートたけし、高田文夫、ナイツ、宮藤官九郎が出演。司会、〆さばアタル&アル北郷。優勝はマッハスピード豪速球に。

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1月30日(水) 町田。富士そばでポテトチップスそばを食べる。

1月31日(木) 日ノ出町。試聴室その3「Barへそ」に。黄金町に移動。シネマジャック&ベティで「スパイナル・タップ」を。ロブ・ライナーの監督デビュー作。

◆2019年2月

2月1日(金) 渋谷・ユーロスペースで「ひかりの歌」を。舞台挨拶も。北村美岬さんが出演。客席にいるのを気がついてもらい、映画についてツイートしたらそれにリプライをもらった。

2月2日(土) 横浜市開港記念会館、ヨコハマトリエンナーレの関連イベント「アートと笑いの境界線」を。主宰、倉本美津留。第1部、ジャルジャルの「超コント」。第2部、トーク「アートと笑いの境界線」。AKI INOMATA、青田真也、LEEKANKYO、田中偉一郎。第3部、しりあがり寿×会田誠「しゃべつくり」。

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2月3日(日) 浅草九劇、地蔵中毒&トリコロールケーキ「懺悔室、充実の4LDK」を。その後、浅草寺境内に移動し、芸能人節分会を見物。そうそうたる芸能人に混じり、左平次さんが豆まきを。夜はお江戸日本橋亭に。「立川流あたらしい会7」。談洲「真田小僧」、野口かおる「つる」、笑ニ「親子酒」、清水宏・スタンダップコメディ、台所おさん「狸の鯉」、仲入り、岡野陽一・コント、談吉「平林」、キュウ・漫才、志ら乃「芝浜」。

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2月5日(火) TOHOシネマズ川崎で「バーニング」を。

2月8日(金) TOHOシネマズ川崎で「タイタンシネマライブ」を。ゆにばーす、ハナコ、トム・ブラウン、タイムマシーン3号、ほか。

2月9日(土) 渋谷・ユーロライブ「渋谷らくご」。正蔵師匠、初登場。寸志「芝居の喧嘩」、志ん五「唖の釣り」、市童「蒟蒻問答」、正蔵「蜆売り」。

2月10日(日) 横浜中華街。春節娯楽表演を見物に行くが、大混雑であきらめる。

2月11日(月・祝) お江戸日本橋亭、鈴々舎馬桜プロデュース「立川左談次を偲ぶ会」。美馬「穴子でからぬけ」、八ゑ馬「つる」、馬桜×雲助×一朝・鼎談、仲入り、馬桜「大安売り」、一朝「宿屋の富」、雲助「付き馬」。おみやげにCDあり。

2月14日(木) 日ノ出町。試聴室その3、MELODY KOGA さんのライブを。

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2月15日(金) 巣鴨・スタジオフォー「茶目子と活動、見に行こう」。寒空はだか、遠峰あこ、片岡一郎の三人会。

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2月16日(土) 横浜・STスポット、ハイドロブラスト「幽霊が乗るタクシー」を。夜は吉祥寺に移動。井の頭自然文化園内、彫刻館にて「どうぶつえん寄席」。「井の頭亭圓ちょう」こと、園長のあいさつに始まり、一之輔「狸賽」、小猫・動物ものまね、一之輔「ねずみ」。仲入りなしで90分。

2月17日(日) 神楽坂・香音里「珍品噺研究会」を。志ら玉「万歳の遊び」、がじら「にゅう」、寸志「和歌三神」、らく人「夢分限」。最後は全員で座談を。打ち上げも参加。

2月18日(月) 町屋。「ハデジのまたまためんどくさい」収録現場を見学。笑組&キリングセンスの御二組せいぞろいに大興奮。帰りの地下鉄もキリングセンスのおふたりと一緒になぜか自分がいるという状況が不思議でしかたがなかった。河崎さんとは渋谷までずっとお話させていただく。

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2月20日(水) 新宿紀伊國屋書店。立川こしらさんの出版記念イベント「よろず相談」に。夜は紀尾井小ホールに。「紀尾井町のサヘイジ」。志ら鈴「目薬」、左平次「近日息子」、談之助「懐かしのスーパーヒーロー」、仲入り、さらば青春の光・漫才&コント、左平次「井戸の茶碗」。

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2月22日(金) 秋葉原・3331アーツ千代田、東葛スポーツ「ほしゅのリゾート」。

2月23日(土) 第50回「ひとつき十冊」。恒例の年間総集編。中山涙さん、ドジブックス、ゲスト・南陀楼綾繁さんというメンバー。50回記念、盛況でほっとする。

・ 綿矢りさ「蹴りたい背中」(2007/河出文庫)
・ 秋元康「さらば、メルセデス」(2010/ポプラ文庫)
・ 藤脇邦夫「出版アナザーサイド ある始まりの終わり 1982-2015」(2015/本の雑誌社)
・ 中川右介「SMAPと平成」(2016/朝日新書)
・ 太田光「文明の子」(2017/新潮文庫)
・ 小松政夫「時代とフザケた男 エノケンからAKB48までを笑わせ続ける喜劇人」(2017/扶桑社)
・ 本多一夫・語り 徳永京子・著「「演劇の街」をつくった男 本多一夫と下北沢」(2018/ぴあ)
・ 堀部篤史「90年代のこと 僕の修業時代」(2018/夏葉社)
・ 「Pen+ 1冊まるごと、神田松之丞」(2018/CCCメディアハウス)
・ 「週刊文春」2018年3月29日号 ※ビートたけし「ゴンちゃん、またね。」掲載 (文藝春秋)

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2月24日(日) 午前中から、はるばる「湯河原町一箱古本市」まで遊びに。昨夜に引き続き、2日連続で南陀楼さんに会う。好文の木店頭で巻上公一のミニライブもあり。帰りは真鶴にも寄り道。

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2月27日(水) お江戸上野広小路亭「志らく一門会」。間違えて日本橋亭に行ってしまい、あわてて上野に移動する。志ら松「金明竹」、がじら「高輪ゲートウェイ」、仲入り、まんじゅう大帝国・漫才、志らく「抜け雀」。客席に地蔵中毒のメンバーがちらほら。帰宅後に「水曜日のダウンタウン」を。おぼん・こぼんの解散ドッキリが衝撃的。

2月28日(木) 日ノ出町。試聴室その3「Barへそ」。最終回。

◆2019年3月

3月2日(土) 鎌倉。「KAMAZOUで一箱古本市だゾウ」に遊びに。帰りに江ノ島に寄り道。展望灯台に初めて登った。

3月3日(日) 桜新町。桜神宮会館で開催のブックイベント「ポトラ」に遊びに。南陀楼さん、牛山恵子さん、好文の木店長・林純子さん、田口ランディさんのトークセッション。「湯河原町一箱古本市」の報告を。その後、別会場のトークイベントに登壇していたマキタスポーツさんのサイン会にも参加する。「越境芸人」を購入。

3月6日(水) 平井の本棚を初訪問。「トーク&落語一席 平井の本棚リノベーション完成前夜」。立川談吉さんと、歩行者天国研究家・内海皓平氏のトーク。後半は談吉さんの落語会。「大工調べ」「平林」の二席。

3月8日(金) イオンシネマみなとみらいで「グリーンブック」を。

3月9日(土) 横浜ブルク13で「ギルティ」を。荏原中延に移動し、隣町珈琲まで。中村有里さん主催の「火鉢バー」に。

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3月10日(日) 下北沢THREE 、4×4=16 ライブ「毎度、ばかばかしい音楽」を。落語をモチーフにしたラップ、異種配合の面白さはもちろん、想像以上にラップと落語を溶け合わせていることに驚き。夜は町屋に移動。サンポップ町屋ハイビジョンルーム、笑組ゆたかさんの会「べらペン」を。志ん朝師匠の誕生日ということで、ゆたかさんから志ん朝師匠の思い出も語られた。ゆたかさんの弟弟子、元・美女マシーンの中川さんもトークに登場。

3月11日(月) 渋谷・ユーロライブ「渋谷らくご」。立川左談次追善興行。こしら「長短」、文蔵「時そば」、志ら乃「ずっこけ」、左平次「崇徳院」。

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3月12日(火) ピエール瀧逮捕にびっくり。

3月14日(木) 日ノ出町。試聴室その3、MELODY KOGA さんのライブを。

3月16日(土) 綱島。綱島区民センター和室「ツナコメライブ」。無料のお笑いライブ。メルヘン須長、ヨージ、はぐれ超人、ほか。

3月17日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。打ち上げにも参加。

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3月22日(金) TOHOシネマズ川崎で、クリント・イーストウッド監督「運び屋」を。

3月23日(土) 第51回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedoriさん、ドジブックスというメンバー。

・ 野田努 宝島編集部・編著「電気グルーヴ 俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ」(1992/JICC出版局)
・ 橋本治「貧乏は正しい!」(1998/小学館文庫)
・ 南陀楼綾繁「ナンダロウアヤシゲな日々」(2004/無明舎出版)
・ 五街道雲助「雲助、悪名一代 芸人流、成り下がりの粋」(2013/白夜書房・落語ファン倶楽部新書)
・ 吉田豪「サブカル・スーパースター鬱伝」(2014/徳間文庫カレッジ)
・ いとうせいこう「どんぶらこ」(2017/河出書房新社)
・ 山下陽光「バイトやめる学校」(2017/タバブックス)
・ 南陀楼綾繁「本好き女子のお悩み相談室」(2018/ちくま文庫)
・ マキタスポーツ「越境芸人」(2018/東京ニュース通信社)
・ 「文藝春秋」2019年3月号 ※芥川賞発表/上田岳弘「ニムロッド」/町屋良平「1R1分34秒」 (文藝春秋)
・ 「週刊文春」2019年3月28日号 ※ビートたけし「ゴルフの悪魔」連載第1回 (文藝春秋)

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3月26日(火) 機種変する。

3月27日(水) 青山。草月ホール、マキタスポーツ単独ライブ「平成最後のオトネタ」。追加分、見切れ席ながら、むしろステージが近くに。優れて批評的なネタがあるいっぽう、今までのオトネタにはなかったタイプのネタの多さにも大興奮。

3月28日(木) お江戸日本橋亭「落語とビートルズを歌う会」。前半は落語会。全太郎「寿限無」、鯉舟「浮世床」、紅純「狼退治」、傅枝「宮戸川」、柳太郎「ん廻し」、桃太郎「お見合い中」から「嵐を呼ぶ男」。後半は全員でビートルズを語る座談、そして、ビートルズを歌い、演奏するというすごい会。

3月29日(金) 町屋。サンポップ町屋ハイビジョンルームにて「笑まさず」。実話怪談と都市伝説の会。笑組ゆたかさん、はぐれ超人植田マコト、2世代ターボ栗本、林家けい木、ナナフシギノブ。

3月30日(土) 渋谷・ユーロライブ「テアトロコント」。や団、オルガナイザーGX、劇団「地蔵中毒」、わらふぢなるお。いちばん期待していなかったオルガナイザーGXが異常な面白さ。

3月31日(日) 新宿末広亭余一会「左談次一周忌追善興行」。幸吾、談吉、左平次、談之助、勢朝、東京ボーイズ、才賀、龍志、竹丸、談笑、一朝、正楽、談幸。

◆2019年4月

4月1日(月) 新元号「令和」が発表。

4月2日(火) 相模大野。相模女子大学グリーンホール、昨日のカレーを温めて主催「大感謝! 小田急沿線盛り上げライブ」を。がじゅまる、BBゴロー、シルキーライン、銀河と牛、馬鹿よ貴方は、木村裕子、マッハスピード豪速球、魔族、加藤ミリガン、三浦マイルド、ランジャタイ、インコさん、虹の黄昏、にゃんこスター、昨日のカレーを温めて。エンディングにマキタスポーツさんも登場。

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4月4日(木) 新宿・ロックカフェロフト、マキタスポーツ×おぐらりゅうじ「鼻マキタ道場」対談トークライブ。終演後、「バカともつき合って」を購入。マキタさんにまたサインをいただく。

4月6日(土) 桜木町駅前で黒岩祐治の選挙演説に遭遇。夜、横浜ブルク13で、スパイク・リー監督「ブラック・クランズマン」を。痛快。

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4月7日(日) 神奈川県知事選、県議選、市議選の投票に。

4月8日(月) 横浜中華街。占い館「愛梨」にて、占い初体験。

4月9日(火) 渋谷・大和田さくらホール「立川志らく・志獅丸二人会」。志獅丸「反対俥」、志らく「死神」、仲入り、志獅丸「大工調べ」、志らく「柳田格之進」。

4月12日(金) 109シネマズ川崎で、ティム・バートン監督「ダンボ」を。

4月17日(水) シネマジャック&ベティで「マイ・ブックショップ」を。

4月18日(木) 浅草演芸ホール、四代目三遊亭円歌襲名披露興行。昼の部の途中から。仙三郎社中、さん喬、小さん、ホームラン、市馬、正蔵、歌司、馬風、橘之助。トリの円歌は「母ちゃんのアンカ」。口上には、吉窓、正蔵、円歌、歌司、馬風、市馬が。歌る多、粋歌、美るくによる松づくしも。続けて、夜の部も仲入りまで。ごはんつぶ、たま平、ぼたん、ロケット団、馬石、うん平、あずみ、扇遊、円丈、正楽、一之輔。

4月19日(金) TOHOシネマズ川崎で「タイタンシネマライブ」を。わらふぢなるお、宮下草薙、東京ホテイソン、パーパー、ほか。

4月20日(土) 「横須賀ブックミュージアム」に初出店。夜は白楽に移動。今年最初の「ドッキリヤミ市場」。横須賀の売れ残りでそのまま出店。

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4月21日(日) 渋谷。NHKホール、田原俊彦コンサートを初体験。終演後、夏葉社の島田さん、「田原俊彦論」の著者・岡野誠さんたちと食事会。

4月25日(木) 新宿道楽亭「ねづっち笑倶楽部」。ねづっちさんと中津川弦さんの二人会。打ち上げも参加。

4月27日(土) 第52回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedoriさん、ドジブックスというメンバー。

・ 石野卓球 野田努「テクノボン」(1994/宝島社)
・ 橋本治 中野翠「二人の平成」(1995/ちくま文庫)
・ マッコイ斉藤・監修 ピエール瀧・解説「ポエム番長」(2006/サンクチュアリ出版)
・ 萩原健一 絓秀実「日本映画〔監督・俳優〕論」(2010/ワニブックスPLUS新書)
・ 根本敬 湯浅学「ドンドパスミーバイ」(2011/東京キララ社)
・ 矢野利裕「SMAPは終わらない」(2016/垣内出版)
・ 岡野誠「田原俊彦論 芸能界アイドル戦記 1979-2018」(2018/青弓社)
・ 滝口悠生「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」(2018/新潮文庫)
・ 西田二郎 マキタスポーツ「バカともつき合って」(2019/主婦の友社)
・ 「ビートたけし」 ※「文藝」2019年4月号増刊 (2019/河出書房新社)

2019-04-27 ひとつき十冊

4月28日(日) 「不忍ブックストリートの一箱古本市」。誰に望まれてるわけでもなく、今年は「平成」をテーマに。

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4月29日(月・祝) 横浜。シーバスに初めて乗船。ベイクォーター前から赤レンガ倉庫まで。

◆2019年5月

5月1日(水) 平成から令和に。NHK「ゆく時代くる時代」を観る。司会は爆笑問題と指原莉乃。

5月3日(金) 元号が変わったのをきっかけに note を開始。しかし、その後は特に訴えたいこともなく、まったく書かないまま年末まで。

5月4日(土・祝) 清澄白河。「のらくろード古本フリマ」に出店。佐藤ろまんさんがわざわざきてくださり、ひさしぶりにお会いすることができた。夜は国分寺に移動。早春書店を初訪問。夏葉社・島田さんの「90年代の若者たち」出版記念イベントを。コメカ&パンスさんとトーク。本も購入し、島田さんにサインをいただく。

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5月5日(日) 「90年代の若者たち」を一日で一気読み。同世代としてはたまらない快著。

5月6日(月・祝) 北鎌倉・円覚寺仏日庵「春風亭一之輔の独演会」。植竹公和プロデュース。住職&植竹さんの前説のあと、いっ休「穴子でからぬけ」、鯉八「にきび」、一之輔「新聞記事」、仲入り、正太郎「そば清」、一之輔「へっつい幽霊」。最後に撮影&プレゼントコーナーあり。隣りの部屋までお客があふれかえる超満員。

5月9日(木) 新宿末広亭。昼の部の途中から。竹千代、藤本芝裕、兼好、松鯉、今丸、竹丸。夜の部は落語芸術協会の真打昇進披露興行。馬ん次、鯉八、ねづっち、円満、今輔、山上兄弟、円楽、円馬、東京ボーイズ、米助、小遊三、仲入り、口上、藍馬、鯉斗、談幸、鯉昇、ボンボンブラザーズ、吉幸。吉幸さんは「子別れ」。

5月10日(金) 伊勢佐木町クロスストリート、第1回「横浜寄席」。ツヨシっ!、ドドん、キサラギ、牧野ステテコ、や団、横浜ヨコハマ、金谷ヒデユキ。

5月16日(木) キノシネマみなとみらいを初利用。「僕たちのラストステージ」を。

5月17日(金) ZOZO前澤のツイートを見て、面接に応募。新習志野まで。駅前から送迎バスで会社に。おおぜいの応募者とともに、内田クレペリン検査と面接を。まわりはほぼ若者ばかりだった。結果はのちに不採用とわかる。夜は桜木町に。ランドマークホール、ハンバートハンバートのライブを初体験。開演前アナウンスが鯉八&吉笑。

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5月18日(土) 「ブックカーニバル in カマクラ」に出店。夜は白楽に移動。「ドッキリヤミ市場」。鎌倉の売れ残りでそのまま出店。ギリヤーク尼ヶ崎の大道芸もあり、いつも以上の人出に。

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5月19日(日) 横浜にぎわい座「横浜のサヘイジ ~立川左談次追善落語会~」。かしめ「穴子でからぬけ」、談吉「権兵衛狸」、米粒写経・漫才、左平次「短命」、仲入り、高田文夫×左平次・トーク、左平次「妾馬」。左平次さんが高田先生と並んでトークしているすがたに感じ入る。高田先生のトークは爆笑につぐ爆笑。途中からは米粒写経のふたりも加わり、最後にはおかみさん、談吉さんも加わり、全員せいぞろいに。最初から最後まで陽気な追善落語会だった。

5月20日(月) イオンシネマみなとみらいで「名探偵ピカチュウ」を。

5月22日(水) 関内。ヨコハマスリーエス「マグカルナイト」を初訪問。ぜんじろうのスタンダップコメディをたっぷり。スズメノナミダ、永田正行も出演。

5月24日(金) 第53回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedoriさん、トリバタケハルノブさん、ドジブックスというメンバー。まったく予期せぬお客さま、あの浅羽通明氏のご来場にびっくり。

・ つかこうへい「つかこうへいインタビュー 現代文学の無視できない10人」(1989/集英社文庫)
・ 丸谷才一「樹影譚」(1991/文春文庫)
・ 郷ひろみ「ダディ」(1998/幻冬舎)
・ 保坂和志「生きる歓び」(2003/新潮文庫)
・ 田中小実昌「ポロポロ」(2004/河出文庫)
・ ドナルド・キーン「二つの母国に生きて」(2015/朝日文庫)
・ 安田登「能 650年続いた仕掛けとは」(2017/新潮新書)
・ 川口則弘「芸能人と文学賞 〈文豪アイドル〉芥川から〈文藝芸人〉又吉へ」(2017/KKベストセラーズ)
・ 立川志らく「志らくの言いたい放題」(2018/PHP文庫)
・ 島田潤一郎「90年代の若者たち」(2019/岬書店)

2019-05-24 ひとつき十冊4

5月25日(土) 町屋。サンポップ町屋ハイビジョンルーム「笑組の「こっそりネタ卸し」」。はぐれ超人、笑組。文学漫才は江戸川乱歩の「押繪と旅する男」。10回記念で南京玉すだれも。

5月26日(日) 国立演芸場「立川流落語会」。志らべさんの真打昇進披露の会でもあり。かしめ「新聞記事」、志獅丸「強情灸」、こしら「干物箱」、志らら「替り目」、里う馬「猫久」、仲入り、口上、キウイ「客席二周」、ぜん馬「お化け長屋」、坂本頼光「血煙高田馬場」、志らべ「百川」。

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5月27日(月) イオンシネマ新百合ヶ丘で「愛がなんだ」を。

5月31日(金) 浅草演芸ホール余一会「音し噺の会」。市若「平林」、駒治「?」、ひろ木・津軽三味線、のだゆき、小せん~扇辰「野ざらし」リレー、正蔵「新聞記事」、ロケット団、市馬「道具屋」。仲入り後はこのメンバーが演奏をするライブ。10年目にしてなんと最終回というので驚いた。しばらく行ってなかったことを悔やむ。

◆2019年6月

6月1日(土) 「ニューズウィーク日本版」百田尚樹特集についてのツイートをきっかけに、旧知の杉安正蔵氏にからまれる。情けないひとがいるもんだ。夜、横浜ブルク13で「アメリカン・アニマルズ」を。

6月2日(日) 目黒。誕生八幡神社「お笑いセメントマッチ」。三平×けーすけ、シルキーライン、アタリヤ、銀座ポップ、エルシャラカーニ、だるま食堂。

6月5日(水) 山里亮太&蒼井優の結婚にびっくり。

6月7日(金) 新宿。サンモールスタジオ、下町ダニーローズ「不幸の正義の味方」。モロ師岡さん、原武昭彦さんが好演。

6月13日(木) 相模大野。相模女子大学グリーンホールで、梅沢富美男&研ナオコ「アッ!とおどろく「夢芝居」」を初体験。第一部・芝居「ナオコ婆ちゃんの嫁騒動」、第二部・歌謡ショー、第三部・舞踊ショー。梅沢富美男と研ナオコ、ふたりの年齢を考えると今のうちに観ておけてよかった。ふたりとも見事にコメディアン。歌手としての研ナオコの稀有な魅力も再確認。

6月14日(金) TOHOシネマズ府中で「タイタンシネマライブ」を。空気階段、アイデンティティ、シソンヌ、神田松之丞、ほか。松之丞は圧巻の「中村仲蔵」。

6月15日(土) 白楽。「ドッキリヤミ市場」に出店。

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6月16日(日) 雑司が谷「みちくさ市」に出店。出店場所、お隣りは初出店の杉江松恋さん。打ち上げにも参加。

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6月17日(月) 代官山。晴れたら空に豆まいて「最前線無声映画」。弁士・片岡一郎&DJ・菊地成孔で「カリガリ博士」。上映後は、アーロン・ジェロー教授と鼎談を。

6月20日(木) 新宿末広亭「ダイノジ寄席」。桂ぽんぽ娘、東京ダイナマイト、品川庄司、ダイノジ。問題児ぞろいのこの顔ぶれの面白さ。ダイノジの漫才が今になってひときわ面白いのに興奮した。

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6月22日(土) 第54回「ひとつき十冊」。中山涙さん、Mekkedoriさん、ドジブックスというメンバー。

・ 大鶴義丹「昭和ギタン アングラ劇団の子と生まれて」(2005/バジリコ)
・ 柳亭市馬「柳亭市馬の懐メロ人生50年」(2011/白夜書房・落語ファン倶楽部新書)
・ 亀和田武「夢でまた逢えたら」(2013/光文社)
・ 今村夏子「こちらあみ子」(2014/ちくま文庫)
・ 姫乃たま「潜行 地下アイドルの人に言えない生活」(2015/サイゾー)
・ 青木雄二「青木雄二傑作漫画作品集 50億円の約束手形」(2017/宝島社)
・ インカ帝国「ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画」1巻(2017/LINE)
・ 亀和田武「黄金のテレビデイズ 2004-2017」(2018/いそっぷ社)
・ 山里亮太「天才はあきらめた」(2018/朝日文庫)
・ みずのまい・作 カタノトモコ・絵「お願い! フェアリー」22巻・おわかれはロマンティックに!! (2019/ポプラ社)
・ 「ニューズウィーク日本版」2019年6月4日号 ※特集・百田尚樹現象 (CCCメディアハウス)

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6月23日(日) 新宿。プーク人形劇場、ナツノカモ低温劇団本公演「ていおん!!!」。

6月26日(水) 新宿。ロフトプラスワン「エル・カブキ10週年記念トークライブ 」。ゲストは前半がジョイマン、後半がぜんじろう。後半はぜんじろうの独壇場に。

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6月29日(土) 上野。落語協会2階を初訪問。笑組のおふたりと円十郎師匠の二人会(?)「暑くるしい夕涼みの会」。はぐれ超人・漫才、円十郎「野ざらし」、仲入り、笑組&円十郎・漫才、まんぼう「動物園」、笑組・漫才。最後には南京玉すだれも。

→ 下半期に続く。

(note 2019年12月31日公開)

2004年5月1日土曜日

2004年5月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年5月1日

友人七回忌のため、愛知県刈谷へ。しみずまなぶとふたり、鈍行で。
あちらへ着くといつも、妙な感覚に陥る。こんな出来事がなければ、この土地には生涯来なかったかもしれないのだ。
毎度のことながら、大ご馳走をいただく。後輩の結婚を知る。ひと晩、泊まる。

 2004年5月2日

刈谷から、帰りもしみずと、鈍行で。
車中、長井秀和「間違いないっ!」読了。
横浜西口、「濱虎」で塩ラーメン。美味い。
駅前でしみずと別れ、帰宅。

 2004年5月3日

自宅不在のあいだに溜まったビデオを。多さにうんざりする。
「両国フィーバー」チラシ作成。出来が悪く、ボツに。

 2004年5月4日

新宿へ。
ディスクユニオンで中古CD。ガレージシャンソンショー、河内家菊水丸、雪村いづみ+キャラメルママ。
ロフトプラスワン「コメクラキンショー」。前半、スネークマンショーの歴史。「羊」のコーナー挟み、後半、桑原茂一の現在。だらだらした内容で、物足りなかった。

 2004年5月5日

バイト。
テレビ。UAの「ドレミノテレビ」、再放送で初めて観る。子どもが喜ぶ内容とは思わないが、まったくすごいメンツ。

 2004年5月6日

足の裏をケガ。バイトを休む。
終日、テレビと読書。
「ダウンタウンDX」に小朝。伊集院光も出ていたが、期待したほどの話はなし。
「両国フィーバー」出演依頼、メールで。1名、OKもらう。
夜中、チラシ作成。

 2004年5月7日

足が痛いがバイトへ。
帰る前に靴下を脱いだら血だらけ。靴も汚れる。

 2004年5月8日

バイト残業1時間。
「キル・ビルVol.2」を観ようと思い、横浜シネマリンへ行くが、何故か「ロスト・イン・トランスレーション」が上映中。「ぴあ」の情報が間違っていた。珍しい。無論、観ないであとにする。
関内、ガスト。親子丼、かき揚げうどん。
「両国フィーバー」チラシ作成。完成。
テレビ。「誰でもピカソ」市川海老蔵。たけしとの関係は初めて知った。

 2004年5月9日

このホームページ、今日から始めました。
よって、昨日以前の日記はさかのぼって書いたわけです。
いきなり始めてみたもので、わからないことだらけだ。
少しづつ整えていくことにしよう。

ラジオ。「伊集院光 日曜日の秘密基地」いとうせいこう。電話嫌いとは知らなかった。「空飛ぶ雲の上団五郎一座」の日替りゲストのメンバーを初めて知る。
テレビ。「トップランナー」庵野秀明。

★2022年注:この日から始めたということをすっかり忘れていた。「ホームページ」と書いてあるけど、楽天はこの時点ではまだ「ブログ」という言葉を使っていなかった。

 2004年5月10日

休み。
午前中、過去の日記に取り組む。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」。高田文夫が審査員長の「お笑いホープ大賞」、アンガールズの優勝を知る。高田センセイ的には不本意。ゲスト・みうらじゅん。
立ち読み。「ぴあ」の情報、ちゃんと直っていた。
某文具店でチラシコピー。1枚5円で500枚。しかし、仕上がりが若干薄い。町の文具屋は非力。あきらめる。
関内、吉野家。角煮きのこ丼。隣りのベローチェで時間つぶし。

夜、横浜にぎわい座「談志不完全落語会」。
開演10分前に入場したら、家元がもうしゃべっていた。なぜだ。遅れることはあっても、早く始めるとは。
おそらく時事問題についてしゃべっていた。管直人とか。
それから、「笑い」について。哲学的な話題。
そして、いつものジョークあれこれ。
「慶安太平記」。
‐仲入り‐
なんと志の輔、普段着で。あいさつ的に軽く漫談。
家元再び。「小言」について。伝説の「しゃべり場」の話も。
「小言幸兵衛」。ギャグ盛りだくさん。特に後半の展開がすごい。
おみやげに「落語チャンチャカチャン」。

らく塾生、2名に会う。「両国フィーバー」出演承諾得る。
帰宅するなり、明け方までホームページをいじる。きりがない。

 2004年5月11日

バイト。
終わって、お江戸日本橋亭へ直行。
東京駅から歩く。1回しかきたことがないので、迷ってしまった。行ったり来たりしつつ、記憶をたどり、なんとか到着。
「立川流2000年同期の会」。
チラシを折り込ませてもらおうと、開場時間よりずっと早くくる。楽屋口から志らべさんを訪ねる。
うっかり、持っているチラシをすべて渡してしまった。半分はあまる。失敗。
開場まで、近くのドトールに。
会場に戻り、客席へ。しみずまなぶもくる。
まず同期3人、ブラ汁さん、らく次さん、志らべさん、普段着で登場。トーク。ジャンケンで順番決め。
開口一番、風吉さん「転失気」。初めて観る。素直な芸。
らく次さん「ろくろ首」、ブラ汁さん「蝦蟇の油」、志らべさん「天災」。
志の八さんがくるかも、ということだったが、事務所の押し入れの整理が忙しく、結局、これず。
終演後、あまったチラシのことをおそるおそる訊ねると、風吉さんが楽屋からもってきてくれた。ゴミ箱に捨てられていたようで、四半分に折り曲げたあとがあった。嗚呼。
八重洲、白木屋。しみずと。ひさしぶりに酒を飲んだ。カルピスサワーだけど。
東京駅で別れる。

岩波文庫「カフカ短篇集」、読了。
今夜もホームページをいじる。やはり、きりがない。
アクセス記録のなかに、佐藤ろまん氏を見つけて驚く。

 2004年5月12日

前日のアクセス数、「映画・TV」で50位に入ってる!

バイト。
「TVブロス」。巻頭で松尾スズキ、巻末で太田光が、くしくもイラク人質問題について書いている。ともに自己責任論に対して批判的。深刻なトーンの太田に対し、松尾スズキはちゃんと茶化すバランス感覚をもっている。太田光、「サンデージャポン」では何も言わないのにな。
立ち読み。「SPA!」。「バカサイ」の人質人気投票はぜんぜん面白くないと思う。
テレビ。「徹子の部屋」近藤芳正。元「キムチ倶楽部」だとは知らなかった。

 2004年5月13日

アクセス数、さっそく落ちている。気を抜いたらだめだ。

バイト。
伊勢佐木町。さぬきこまち。びしょびしょの手でおつりを渡される。
某漫画喫茶。HP、いじる。
ワーナーマイカルみなとみらい。レイトショーで「キル・ビルVol.2」。またもや、面白さの記号で満ちあふれている。「1」ほどの興奮はなかったが、やっぱり好きだ。はぐらかしかたがいい。エンドクレジットにもしびれた。

 2004年5月14日

バイト。
「Quick Japan」と、宮崎吐夢のDVDブック、購入。
テレビ。「大当り勘九郎劇場」。ゲスト、和田アキ子。自らを偽善者と言いきる和田アキ子のすごみ。後半から談志師匠も加わる。落語と歌舞伎の「文七元結」の映像、少しずつ。
「虎の門」。こちトラ自腹じゃ「キル・ビルVol.2」。井筒監督かと思って楽しみにしていたのに、代打で江川達也。まあ、そりゃそうだな。

 2004年5月15日

休み。
goo で「老後にそなえて」を検索したらトップに出た。
本当に老後にそなえたいかた、ごめんなさい。

テレビ。「笑いの金メダル」。決勝はロバートとエレキコミック。勝者はエレキコミック。笑いの量に差が出たのはけしてわかりやすさの差ではあるまい。
「エンタの神様」。この番組が漫才師に漫才をやらせない理由がよくわからないが、アンタッチャブルにかぎってはコントでも良いと思う。
「オンエアバトル」。ネゴシックス、初登場500越え。村田渚を連想。

 2004年5月16日

アクセス数、43位にランクイン。あと、7回のアクセスで山口良一に並んだのに。我々「普通の子」が上位に食い込むのはなかなか難しい。

休み。そうじ。
テレビ。「ETV特集」フォークであること。高田渡と高石ともやを追った番組。高田渡、もはや志ん生の域。
舞台中継「沢田・志村の『さあ、殺せ!』」。作・演出、久世光彦。コント部分にかぎっていえば、ドリフよりも乾いた印象。マルクス兄弟の鏡のコントもあり。物語はともかく、歌とコントだけは楽しい。

 2004年5月17日

バイト。
DVDブック、宮崎吐夢「今夜で店じまい」。おもに、音声だけのコントと河井克夫の絵の組み合わせ。スネークマンショー的というか「新しい単位」的というか。面白いけど、全体的に理性的すぎる気もする。エンドテーマが「東京は夜の七時」そのままなのはウケた。

 2004年5月18日

バイト。
野毛、なか卯。ガーリック鶏塩丼。写真と肉の大きさが違う。
伊勢佐木町、ベローチェ。時間つぶし。
金券ショップで券を買い、横浜ニューテアトル「CASSHERN」。
すでに悪評をさんざん聞いているので、優しい気持ちで観るが、思ったよりもぜんぜんマシ。アニメの実写化というより、実写風のアニメみたいな印象。
アニメやマンガやゲームに対し、まるで映画を観ているかのようだという褒め言葉があるのは、マンガ文化が抱える映画コンプレックスだ。

テレビ。「さんま御殿」。神田山陽、笑い飯、初登場。どちらも、どこか居心地悪そう。
ラジオ。「TR2」初めて聴く。

 2004年5月19日

バイト。
桜木町、ユニクロ。Tシャツ購入。
永田町へ。マックで時間つぶし。

国立演芸場「志らくのピン」。大林宣彦プロデュース。
前座、志らべさん「二人旅」。志らく師「青菜」「佃祭」。仲入り後、「かぼちゃ屋」。シネマ落語は、大林監督の「あした」+「駅馬車」。
客席中央に「あした」の出演俳優、高橋かおり、峰岸徹、根岸季衣ら。演芸場には不思議な光景。

小澤征爾「ボクの音楽武者修行」読了。
近所のコンビニで村上隆の食玩。売っているのを初めて見たもので、1個衝動買い。
テレビ。「徹子の部屋」古今亭円菊。手話落語「長短」、少し披露。

 2004年5月20日

バイト、残業1時間。
横浜西口、レコファン。中古CD。倉橋ヨエコ2枚、コミックソングのコンピ。
倉橋ヨエコ「婦人用」「モダンガール」。楽しい。昭和歌謡の文脈で紹介されているのをよく目にしたが、ちゃんと聴いたら矢野顕子みたいな感じも。
コロムビア「昭和コミックソング大行進」。収録曲にはだぶって持っているものも多いが、「きたかチョーさんまってたドン」を聴きたくて買った。作詞・高平哲郎、作曲・細野晴臣! 僕が子どものころの「いいとも」にはもっとキワモノ感があった。そういえば、金田一春彦がレギュラーだったこともあったな。

 2004年5月21日

バイト。
テレビ。「笑いの金メダル」。ペナルティとビッキーズの決勝戦、僅差でペナルティが優勝。ベタが強い回か。ああいう動きまわるネタだと、会場の客と視聴者では盛りあがりに差が出る。ペナルティは吉本だけど、浅井企画のほうがなんだかしっくりくる。ヒロシも面白い。
「虎の門」うんちく王、ゴールデン舞台裏。つくづくすごい。
「さんまのまんま」品川庄司。

 2004年5月22日

休み。午後から有楽町へ。
よみうりホール「文夫クン祭り」、「ラジオビバリー昼ズ」15周年記念イベント。
ロビーで高田文夫の新刊購入。サイン、ポスター付き。
8分遅れでスタート。VTRで前説は鶴瓶師匠。ケータイなど、諸注意。
さっそく、レギュラー陣総登場。順に、永田杏子、乾貴美子、山本まゆ子、増田みのり、清水ミチコ、東貴博、春風亭昇太、松村邦洋、そして高田文夫が燕尾服で。続いて過去のレギュラー、早坂好恵、大東めぐみ、せがわきり、春風亭勢朝、登場。
第1部、松村邦洋進行でスライドショー。メンバー全員雛壇に座り、ベストテン形式で番組の歴史を彩る写真をあれこれ見ながらトーク。北野大も加わる。
協賛のニュータッチCM録音。清水ミチコの指揮のもと、観客全員で「♪うまいヌードル、ニュータッチ!」。
お祝いVTR。のいるこいる、綾小路“セロニアス”翔。団長の指揮のもと、拍手、昇太コールの練習。
第2部、歌謡ショー。
昇太withビバリーズエンジェル「A列車で行こう」で幕開け。昇太のトロンボーンと現アシスタント陣の歌。
総合司会、ローカル岡、登場。
松村邦洋「巨人の星」。長嶋、達川、川藤、西本、野村、掛布、貴闘力で。
北野大「見上げてごらん夜の星を」。
松本明子「この恋いけませんか」。初代アシスタント、ここで登場。バックでカラオケビデオが流れる。高田文夫と小トーク。
小瀧詠一「冷麺で恋をして」。小瀧こと東、2階席から派手に登場。若旦那つながりで、某国の若旦那と見られる男に似た男から花束贈呈。
いっこく堂「傷だらけの私鉄沿線」。
なぜか結果発表。審査員は2階席正面のうえやなぎまさひこ。優勝は小瀧詠一。
休憩挟んで第3部、ビバリーの歌姫。
ACT1、清水ミチコ。
ユーミンで「ビバリー」テーマ曲。ものまねで「さっちゃん」替え歌。美輪明宏で「愛の讃歌」替え歌。綾戸智絵で「テネシーワルツ」。シンガーソングライター作曲法、森山家の一族。ものまね、歌姫メドレー。
お祝いVTR。氷川きよし、都はるみ。都はるみは歌も。
ACT2、大西ユカリと新世界。
大西ユカリ、ホットパンツにグラサンにアフロ。しかし、ゴーキャッツなしは残念。
「好きな気持ち」「幸せのあと」「真夜中に聴いた歌」「That Lucky Old Sun」の4曲。ちょっと地味め、時間が短い。客もノリ悪い。ここはアウェイだから、派手にやって欲しかった。
アンコール、高田文夫、氣志團仕様の学ラン姿で。歴代アシスタントと「銀座の恋の物語」。当然だけど、大西ユカリの歌唱力が圧倒的。
3時間のライブのラスト、出演者全員がステージ上へ。「好きな気持ち」別アレンジで派手に盛り上がる。踊るローカル岡。三本締めで終了。
10周年のときより、ゆるゆるな内容。
おみやげにニュータッチ2個と缶バッジ。

テレビ。「エンタの神様」。いつもここから、新ネタ「偉そうなのに」。リズムが悪く、面白くない。ネタをリピートすることでリズムを産み出す得意パターンを、このネタではやめた。

 2004年5月23日

休み。肌寒い。
テレビ。「サンデージャポン」で北朝鮮のニュースを確認。

夜、渋谷から青山へ。
青山CAY「intoxicate」。タワレコ、「musee」のイベント。
階段を降りたところに、談志師匠とハイロウズのポスターが。
前半、奥村愛子+安部潤。30分ほど。
後半、菊地成孔クィンテット・ライブ・ダブ。たっぷり。
初めて観る。陶酔して、立ったまま眠りそうになるが、最後に覚醒。アンコール、菊地成孔の歌にまどろむ。

「musee」。「大江戸台風族」の仕掛け人、唐茄子屋譲二の文章。今どきの落語家はオシャレで新しもの好きで普通のひとだと。あの「JUGEMU」のCDはオシャレなつもりらしい。

 2004年5月24日

バイト。異常な睡魔に襲われる。
「ピーコ伝」読了。
テレビ。「朝まで歌つるべ」。過去2回のこの番組で、フォークの良さを教わった。アルフィーなんかぜんぜん興味なかったのに、坂崎幸之助が好きになった。3回目の今回、ゲスト・山口智充。「オンバト」以降の芸人で、いちばんの成功者だろう。今どき真っ当なエンターテイナー。こういう素に近い状態も珍しい。ぐっさんのルーツを垣間見る。
「ETV特集」夏目房之介がたどる「猫」生誕百年。夏目漱石「文学論」に迫る。池田菊苗の存在が面白い。

 2004年5月25日

バイト。
新橋へ。ニュー新橋ビル。金券ショップを見てまわるが、お目当てのものはなし。
駅前で古本市。駆け足でざっと見るがなにも買わず。
歩いて有楽町。よみうりホール「東西落語研鑽会」。
ロビーで先行販売の「東京かわら版」購入。「両国フィーバー」の告知を確認。これを「六人の会」の会場で見ていることが嬉しい。
歌武蔵「胴斬り」、鶴瓶「世帯念仏」、小朝「お直し」、仲入り後、昇太「権助魚」、文枝「立ち切れ線香」。
昇太、絶好調。爆笑をさらっていった。
きていた後輩と、歩いて東京駅へ。
八重洲地下街「iL PRIMO」、ピザとペペロンチーノ。

 2004年5月26日

バイト、残業1時間半。
野毛、らんぷ亭。卵、無料サービス中だったので、つい立ち寄る。牛丼、ひさびさに食べた。350円はお得。
帰宅したら大きな封書が届いている。残念なお知らせ。

テレビ。「お笑いホープ大賞」の中継。しかし、なめた放送だ。ネタを編集して流し、挙げ句の果てには、結果はCSの完全版で放送だと。優勝はアンガールズ。そんなものは観る必要なし。
結果はある程度は納得。出場者、すっかり世代交代な印象。安心して観れたのは、ダイノジ、次長課長、三拍子。だが、新鮮味は薄い。
気になったのは、たまに映る客席。ぜんぜん笑ってないひと、下を向いたままのひとが目立つ。無料なのか、有料なのか。いずれにせよ、ゴールデンウィークにお台場に集まっちゃうようなひとたちの投票による結果には違いない。
「やりにげコージー」杉作J太郎、蒼井そら。今田・東野はダウンタウンが失ってしまったものを保持している気がする。

 2004年5月27日

バイト。気力ダウン。
伊勢佐木町、有隣堂ギャラリー。わたしの「赤い靴」展。
赤い靴をテーマにしたイラスト展。入場無料。安西水丸、スージー甘金、宇野亜喜良、本秀康、湯村輝彦、和田誠など。
帰りの電車、信じられない距離を寝過ごす。すっかり帰りが遅くなる。
立ち読み。「オブラ」。立川談志インタビュー。聞き手は吉川潮。山藤章二の、談志=ダダイスト論も。
テレビ。「夢・音楽館」大西ユカリと新世界、ハウンドドッグ。

 2004年5月28日

バイト。
めったに利用しないe+でチケット購入。e+と銀行とで、よってたかって手数料をむしり取る。5000円のチケットを買うのに、なんで 6170円も払わねばならぬのか?
イラク日本人襲撃事件、夕刊で詳細知る。橋田信介だったとは。先月の「朝生」を観ているだけに驚く。
ラジオ。「ビバリー」伊東四朗&三宅裕司。

テレビ。「笑いの金メダル」。朝日朝刊の「試写室」の“西”なる記者が「意味不明」と書いていたのは、優勝したさくらんぼブービーのことか。あれは意味を回避しているのだ。日常と非日常の反転の連続で意味を揺さぶる。テンポよく、視覚・聴覚に直接訴えるので、からだから笑える。肉体的なものなのだ。カジくんじゃないほうのひと、なかなかしたたかそうで気になる。
ホリ、大差で1回戦負けは残念。素人審査だと、巧さよりも笑いの量のほうがどうしても有利か。
「誰でもピカソ」お笑い居酒屋。友近はディテールが面白い。長時間、じっくり観てみたい。アンタッチャブル、好調。笑い飯は不発。

 2004年5月29日

休み。
伊東四朗一座、チケット取れず。落胆。学生時代の伊東四朗を見習い、大道具のふりをして潜り込んで観てやろうか。
当日券で行くつもりだった「花形演芸会」もやめてしまう。家で眠る。
テレビ。「朝まで生テレビ」。宮崎哲弥が初司会。
HP、チェック。マギー裕基さんから書き込みが!
夜、三軒茶屋へ。後輩宅。楽天でHP作らせる。

深夜、渋谷へ。club asia「申し訳ないと」というイベント。
当日券で入ろうと並んでいたら、前に並ぶ人があまったチケットを売ってくれた。4000円のところ、3000円で。とても助かる。
初めてきたイベントで様子がわからなかったが、最初のDJが、藤本美貴の曲をかけたときに歓声があがったのを見てすべてを飲み込んだ。
DJ オギぃ
DJ 掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)
ライブ JOYTOY(インリン・オブ・ジョイトイ+ヒラオカノフスキー・クラタチェンコ+坂井壱郎)
生インリン登場に場内沸く。フロアはすし詰め状態。まず2曲、衣装替えして、もう2曲。かなりな衣裳だったはずだが、腰から下がまるで見えなかった。悔しい。
インリン、ライブ。 

DJ ギュウゾウ(電撃ネットワーク)
ライブ アルファ
これがいちばん面白かった。アルファのライブが終わったあとあたりから、若干、フロアが空き始める。
DJ KEN-BO
DJ トシマツ
ライブ 大松田聖子 というそっくりさん。
DJ 宇田丸(ライムスター)
DJ ミッツィー
終盤、スペシャルゲスト、L.L.COOL.J太郎。「乳首が黒い! 乳首が黒い!」とラップする。
西寺郷太(ノーナ・リーヴス)も歌う。
朝6時まで、踊れるJ-POPをかけまくり、大塚愛「さくらんぼ」を聴きながらお開き。

 2004年5月30日

朝6時の道玄坂。ひとがあちこちから湧き出てくる。みんな、妙なテンション。カラスが多い。
再び三軒茶屋、後輩宅に。日記更新。以前から預けてあった備品をもち帰る。
しゃっくりが止まらなくなる。苦しい。
ラジオ。鶴瓶「日曜日のそれ」ゲスト、こぶ平&花緑。内容濃く、録音すべきだったと後悔。

夜、みなとみらいへ。横浜開港祭。臨港パークのイベント。
昼は暑かったが、夕方はほどよい気候。潮風が心地好い。海を背にした野外ステージ。ベイブリッジが見える。少し湿った草の上に腰を下ろし、開演を待つ。
横浜開港祭、開演前。

「JALジェッツ」のダンスステージで幕開け。JALの客室乗務員のひとたちだそうだ。15分ほど。
そしてメインアクト。クレイジーケンバンド、ライブ。
おなじみ「美人」から「いいね!横浜G30」でスタート!
「Brand New HONDA」「I LIKE SUSHI」、そして「シャリマール~プチッ!チュウ!カフェフレッソ」! 剣さん、ローカルな地名を連呼。
「パナールの島」「長者町ブルース」「肉体関係」「夜のヴィブラート」と続き、小野瀬雅生ショウ「イカ釣り船」。
「透明高速」「ABCからZまで」「発光!深夜族」「香港グランプリ」。そして、いつも通り「まっぴらロック~ゲバゲバ90秒」から100万円コールでいったん終了。
無料だし、客もリラックスしていて、まったり観ていたが、アンコールでようやく総立ちに。前へ押し寄せるので、一緒に行く。
アンコール、なんと「ファンキーモンキーベイビー」! さらに「シンデレラ」「葉山ツイスト」「GT」で終了。新曲はなしだった。
終演後、花火が。
横浜開港祭、終演後。

テレビ。「さんまのまんま」大橋巨泉。さんまは目上のひとを前にしているときのほうが面白い。

 2004年5月31日

バイト、残業1時間。

下北沢へ。本多劇場「狐狸狐狸ばなし」。
作、北條秀司。演出、ケラリーノ・サンドロヴィッチ。出演、ラサール石井、篠井英介、板尾創路、六角精児ほか。
初演を知らないので、どこがどう改作なのかはわからないが、ケラ流の導入部に、まず爆笑。
だが、もとに忠実であると思われる箇所ではトーンダウンする。ほかの客はウケていたけど、退屈した。
古典のギャグと新しいギャグが上手く溶け合わず、分離してしまっている感じがした。これは古典落語でもよくあること。
腕のあるコメディアンが集まれば面白くなるはず。ラサール石井が孤軍奮闘な印象。板尾は、本来のケラの世界のなかで観てみたい。
六角精児のセリフでやたら笑いが起こるのだが、関係者が多いのだろうか? 発売日からだいぶ経ってからチケットを買ったのだが、3列目がとれたのも不思議。

2004年4月1日木曜日

2004年4月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年4月1日

バイト。
立ち読み。「週刊文春」小林信彦。いかりや長介追悼報道について。まったくそのとおり。
横浜西口、ムービル1階、松屋。それから、ジョイフルに。友人の七回忌の文集に寄せる原稿書き。
ヨコハマシネマソサエティ「きょうのできごと」。田中麗奈主演。日常的な風景がたんたんと描かれる。心地好い時間の流れ。このなんでもなさこそが、かけがえのないものだ。
テレビ。MTVで電気グルーヴ「カフェ・ド・鬼」のPV。天久聖一のアニメ、狂気にしびれる。

 2004年4月2日

バイト。
「せりふの時代」購入。後輩の投稿作品が載っている。「空飛ぶ雲の上団五郎一座」文芸部による座談会が面白い。
桜木町、ぴおシティ地下「花壇」。引き続き、文集に寄せる原稿書き。
テレビ。松尾スズキ特番。金原ひとみとの対談もよかった。

 2004年4月3日

休み。ダビング。
リーダーに送る、5月の会のチラシ制作。上出来。

テレビ。「徹子の部屋」くりぃむしちゅー。さまぁ~ずが出演したときよりも、ずっと上手く立ちまわっている。「うんちく」をいっさい使わずにしのいだのはすごい。

 2004年4月4日

夜、国立演芸場、志らく独演会。DVDブック発売記念。
志らく師匠、三席。「道灌」「堀の内」仲入り挟んで「文七元結」。
終演後、サイン会。整理番号順に待つ客のために、志ららさんと志ら乃さんが出てきてトーク。面白かった。

リーダー、風邪でこれないと。せっかく、昨日、チラシを作ったのに。5月の会、できるのか?
テレビ。話題の「24」。ぜんぜんハマれず、2話で中断。

 2004年4月5日

バイト。

新宿、紀伊国屋ホール「四派五人男の会」。後輩と。
東京ボーイズ仲八郎、目撃。
開演。まず、高田文夫、楽太郎、小遊三、左談次、志ん五、全員そろってジャンケンで順番を決める。
小遊三 「提灯屋」
楽太郎 「ずっこけ」
‐仲入り‐
左談次 読書。こぶ平「通になりたい」ほか2冊。
志ん五 「寝床」途中まで。トリなのに。

新宿御苑、ジョナサン。
テレビ。「報道ステーション」初回。古館伊知郎らしさ、まるでなし。

 2004年4月6日

バイト。
桜木町、バーミヤンで時間つぶし。
横浜にぎわい座「志の輔noにぎわい」。2階席で。
前座、志の八。志の輔、お遍路の話から「後生鰻」。仲入り後、ゲスト・古謝美沙子、沖縄のうた。志の輔「三軒長屋」。

 2004年4月7日

バイト。
六本木へ。六本木ヒルズの回転ドアの様子を見にいくと、回転ドアはとり外され、横には警備員が立っている。
六本木 morph tokyo。後輩と、しみずまなぶのライブに。帰りがけ、ステージを終えたしみずに出くわし、立ち話。
伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」読了。

 2004年4月8日

バイト。
「オールアバウト辛酸なめ子 処女☆伝説」購入。大いに共鳴するところ多し。
横浜モアーズ、タワレコ。大西ユカリと新世界「七曲入」購入。
イラク人質事件。なによりも映像のインパクトが大きすぎる。正常な思考力を奪われる。

 2004年4月9日

バイト。
リーダーにメール。まったく、めんどくさい存在になりつつある。
横浜西口、ヨドバシカメラ。腕時計、購入。
QB HOUSEで散髪。
朝日夕刊。談志師匠×福田和也、対談。「文士と落語」というテーマ。
「ハマトラ深夜族」初回、観逃す! ショック。

テレビ。映画「黄泉がえり」。塩田明彦監督は「月光の囁き」も「害虫」も素晴らしかったが、どうしてこうも緊迫感が消えるか?

 2004年4月10日

テレビ。いかりや長介追悼特番、ようやく観る。「NASA音頭」が素晴らしい。

 2004年4月11日

テレビ。「笑いがいちばん」リニューアル。爆笑問題が消えた。現在のネタ番組復興の状況は、爆笑問題の存在なくしてはありえなかったはず。この降板はもったいない。
夜、青山CAY、バーレスクエンジン。前半はゲスト、小野瀬雅生ショウ。後半、バーレスクエンジン。バーレスクエンジンは初めて観る。コハ・ラ・スマートのMCがたまらない。

 2004年4月12日

バイト。
テレビ。「タモリ・安藤優子のスーパースーパーニュース」。VTR素材の面白さも圧倒的だが、タモリの存在が番組を絶妙なバランスにしている。

 2004年4月13日

バイト。
いかりや長介「だめだこりゃ」読了。読後さわやか。
テレビ。先週の「やりにげコージー」初回。今田&東野のすごさ、改めて認識。
対して、「WORLD DOWNTOWN」初回。まったくの期待はずれ。まだこんなことをやってるのか。

 2004年4月14日

バイト残業1時間半。
大急ぎで下北沢へ。
スズナリ、ペンギンプルペイルパイルズ。開演時間から15分過ぎて到着。演芸・お笑いや音楽のライブならともかく、演劇で遅刻は致命的だ。初めて観る劇団なのに、がっかり。スタッフに案内され席へ。遅れたぶんをとり戻そうと必死で集中するが、好きなトーンのような気はした。帰りがけ、ケラを目撃。
立ち読み。「文藝春秋」小朝×志の輔×宮部みゆき、鼎談。
テレビ。「うんちく王」初ゴールデン。山田五郎が欠けたのはやや惜しいが、上田晋也、伊集院光、松尾貴史、なぎら健壱の4人、やはりすごい。尋常ではない緊張感。深夜帯以上に見応えあった。これはもう、定期的にやってほしい。

 2004年4月15日

バイト。
テレビ。映画「天才マックスの世界」。面白い。ウェス・アンダーソン監督、大好きだ。

 2004年4月16日

バイト。

大道芝居 04 開演。
 

野毛、特設会場にて、大道芝居。毎年恒例、野毛大道芸の前夜祭的イベント。
今年は「忠臣蔵」のパロディ。毎度のことながら、時事ネタ、シモネタ、盛りだくさんの下世話さが素晴らしい。
弁士の松本玲子が毎度見事。弁士の出演者紹介がこの芝居の要といっても過言ではあるまい。
地元のひとたちに混じり、荻野アンナ、山崎洋子、秋山祐徳太子ら、常連文化人出演。
さらに、マッカーサー役で現れたのは、なんと、中田市長! 大いにに盛りあがる。賛否あるかもしれないが、このフットワークの軽さは嫌いじゃない。しかし、この御時世にマッカーサーって・・・。
大道芝居フィナーレ。  マッカーサー中田。

テレビ。「NONFIX」噂の眞相。ナレーションが長井秀和! 見応えたっぷり。
テレビ。「はねるのトびら」。風間杜夫の怪演にうなる。

 2004年4月17日

野毛大道芸。出遅れて、到着が15時頃になってしまった。
野毛地区を観てまわる。長谷川きよし&梅津和時、ダメじゃん小出の「日米安保ンタン」、吉本大輔、福岡詩二、ピカ、上野秀年、加納、タカパーチ、学生プロレスなど。駆け足で。
福岡詩二。  タカパーチ。  UWF学生プロレス。
 

野毛の裏通りの雰囲気が独特。焼き鳥など、食べ物の露店に混じり、子どもがポケモンのカードを1枚20円で売っていた。
いちばんの目玉、ささらほうさら、しっかり観る。白昼堂々、全裸金粉ショー。最前列にはカメラオヤジ。オーディエンスには小さい子どもも。おおらかな土地柄だ。ひとり、猛烈に感激している地元のひとと思われるゴキゲンなおじさんがいて微笑ましかった。
ささらほうさら、上演中。
 

伊勢佐木町ベローチェで時間つぶし。
昨日に引き続き、大道芝居。今日は中田市長の出演はなし。
イセザキモール、ナイトショー。京本千恵美のパフォーマンス、上條充の糸繰り人形、絶品。
上條充、獅子舞い。

シネマベティ「殺人の追憶」。まるで退屈せず。
大岡川沿いの売春婦がいちだんと増えたような。
リーダーとメールのやりとり。本当にめんどくさいひと。迷惑。

テレビ。「笑いの金メダル」予告特番から含め、初回、じっくり観る。ゴールデンにネタ番組なんて! 期待大。
司会に三宅裕司とくりぃむしちゅーはバランス良し。ネタのあとにトークがあるのが嬉しい。「お笑いブーム」が熟したからこその構成。ボブ・サップもいいと思う。
観客投票は意外とシビアだ。人気や知名度が裏目に出ることもありそうだ。江戸むらさき、カンニングの決勝進出に喜ぶ。優勝はアンジャッシュ。きわめて順当。

 2004年4月18日

ネットで、まじかるずについて調べる。キリングセンスの日記など。
リーダーにメール。徹底的に詰問。

夜、永田町、国立演芸場「志らくのピン」。吉行和子プロデュース。
前座、らく太さん「たらちね」。
志らく師「道具屋」、「柳田格之進」、シネマ落語は「ベニスに死す」。
夜中にテレビ。随分前にBSで放送した、風間杜夫一人芝居3部作。

 2004年4月19日

バイト。
朝日夕刊。高橋源一郎の「人生相談」、人質に自己責任を問う論調を軽やかにひっくり返している。痛快。
投稿用、まじかるずの原稿を仕上げる。

 2004年4月20日

バイト。
横浜ジャックモール、ABC-MARTで靴を購入。
横浜東口、ブックオフ。たけしの「抱いた腰がチャッチャッチャッ」など収録のミュージックビデオ発見! 思わぬ拾いもの。ほか、100円で保坂和志の文庫本も。
帰宅後、たけしのビデオを観る。たけしと軍団が、肥えびしゃくで糞尿をかけ合うまぼろしのビデオ。初めて観ることができた。ダンカンの名前が、まだ「ふんころがし」だ。景山民夫も出演。ぜひ、MTVやスペースシャワーで放送してもらいたい。

 2004年4月21日

朝日朝刊、手塚治虫文化賞発表。大賞は岡崎京子。素晴らしい描き手には違いないが、今さらという感。「ブラックジャックによろしく」が辞退ではしょうがないのか。しかしこの賞、年々扱いが小さくなってないか?

バイト残業2時間。
テレビ。先週の「オンエアバトル」。5番6番がめちゃくちゃ腕を上げていて驚く。勢いがあったときの爆笑問題のようだ。5番6番は要注目。

 2004年4月22日

バイト。
帰り、ユニクロで買い物。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」録音で2本。大瀧詠一、鶴瓶。
テレビ。「みなさんのおかげ」、ものまね企画に爆笑。

 2004年4月23日

バイト。
思うところあり、漫画喫茶に初めて行く。
伊勢佐木町の某店。読みたいマンガもなく、すぐにヒマを持て余してしまった。
「野毛流し芸」開催中の様子をうかがう。これ、飲み屋で飲んでないと、楽しめないな。すぐに帰る。

 2004年4月24日

新大久保へ。
大久保スポーツプラザ和室「らく塾発表会」観に行く。
僕は今回は不参加。観るだけ。
昼の部、塾生4人の落語、最後に志らく師匠の「らくだ」。
高田馬場で時間をつぶして戻ってくる。
夜の部で非常事態発生。われわれ塾生以外の客が、なんと1名のみ。昼はそこそこ入っていたのだが。夜の出演者、誰もお客を誘っていないとのこと。師匠も出るのに、そりゃまずいよ。
塾生5人の落語、志らく師匠「小言幸兵衛」。悪状況ながらも、師匠、普通に熱演。われわれにとっては結果的に贅沢。
高田馬場、ジョナサン。塾生のみで軽く打ち上げ。

 2004年4月25日

休み。終日、気力湧かず。

 2004年4月26日

バイト残業2時間。疲れ果てる。

 2004年4月27日

バイト残業30分。新宿へ。

紀伊国屋ホール。「寄席山藤亭」、談志系宇宙。
たい平 前説的トーク。家元とのエピソード。
談春  「替り目」
左談次 家元の著書を肴に読書。
座談会 司会・山中秀樹、山藤章二、中尾彬、吉川潮、高田文夫。そして、家元。
やっぱり人質問題が話題にあがり、家元、期待どおりのコメント。
座談会の最後に、なんと、テツandトモが飛び入り出演。強烈すぎる面々の前で、私服のまま「なんでだろう」。家元も上機嫌。
‐仲入り‐
柳家小菊 音曲
談志  「堪忍袋」。終わって「落語チャンチャカチャン」のサービスも。
終始、とてもよい雰囲気だった。

家の近所の中古CD屋がセール。ゴーイング・ステディー、ドゥーピーズ、バブルガムブラザーズ、購入。

 2004年4月28日

バイト。
テレビ。映画「トイ・ストーリー2」。面白い。ウッディ役の唐沢寿明がハマってる。

 2004年4月29日

休み。そうじなど。

 2004年4月30日

バイト。
イラク人質、今井さん・郡山さん記者会見、各ニュースで。
今井さん、自分に顔が似ていると思う。なにか印象的なセリフを言ってくれれば、ものまねできるのだが。
「朝まで生テレビ」、オンタイムで。

2004年3月1日月曜日

2004年3月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年3月1日

バイト復帰。
伊勢佐木町、ウェンディーズで時間つぶし。
伊勢佐木町東映「ゼブラーマン」。パンフ売り切れで残念。
場内、中高生の客が多し。けっこうウケてたが、イマイチ。期待が強すぎたか。宮藤官九郎と三池崇史の味がつぶしあっているような。これ、哀川翔主演100本目でよかったんだろうか? 哀川翔の本質はもっと別のところにあるように思う。

 2004年3月2日

バイト。
横浜西口、モアーズ、タワーレコード。クレイジーケンバンド、ベスト盤とDVD購入。帰宅後、すぐにCDを聴く。「実演!夜のヴィブラート」が素晴らしい。
雑誌。「編集会議」本屋の特集。「街ぐらし」いとうせいこうの浅草案内。
テレビ。「爆笑問題のススメ」リリー・フランキーに共感。
「HEY!HEY!HEY!」チャンプ、坂本龍一。小山田圭吾が演奏に参加していてびっくり。

 2004年3月3日

バイト。ホームワーク。

 2004年3月4日

バイト。
桜木町、バーミヤン。ホームワーク。

横浜にぎわい座、綾小路きみまろ独演会。若い客が見事にいない。
前座、新撰組。若い3人組。ベタベタなコント。
ドリームプリン。女性マジシャン。オヤジいじりがくだらない。
そしてメインアクト、綾小路きみまろ。なんと、出囃子がエミネム!  そこから漫談、ノンストップ。場内、大爆笑。〈意味のわからなさ〉は身体的な笑いにつながると思っていたが、ここでは〈意味のわかること〉でげらげら笑っている。不思議。ギャグの密度はすごい。生で観ないとわからなかったことだが、きみまろは意外と動きまわる。
客席には後援会のひとたちが多数いて、きみまろの似顔絵が描かれたうちわを振っていた。まさに中高年のアイドル。

 2004年3月5日

バイト。
桜木町、今日もバーミヤン。ホームワーク。

野毛シャーレ「ソワレ、越路吹雪を唄う」。
客層、年配のひとが多い。超満員。このコンサートは地元の演劇鑑賞会の企画らしく、そこのひとたちがきているのだ。
ソワレ、ピアニストとコンビでさっそうと始まる。越路吹雪を唄うという趣向で、ソワレをぜんぜん知らないであろうお客さんたちとも、越路吹雪を介して、とてもなごやかな雰囲気。コンサートなかほど、越路吹雪の貴重なVTRのコーナーも。たっぷり2時間、とても楽しいコンサート。これはもう主催者がお見事。始めと終わりにあいさつされたが、品のいいおばあさんだった。

 2004年3月6日

休み。終日、ホームワーク。
CKBのDVD、観る。バックステージが嬉しい。

 2004年3月7日

休み。ホームワーク。
夜、新宿へ。大学の後輩たちと会う。
焼き肉屋。食べ放題。食べる分量がわからず、気持ち悪くなる。
歌舞伎町、ボーリング。参加せずに休む。それから、カラオケ。ひさしぶりに歌った。
帰りの東横線で寝過ごし、気がついたら元町・中華街駅。みなとみらい線になったせいで、寝過ごすとこんなところまできてしまうことに。横浜駅で終電がなくなる。
横浜西口「セブンファイブ」、コーヒー1杯で朝まで。うたた寝しつつ、ホームワーク。

 2004年3月8日

バイト。眠い。何度もくじけそうになる。
伊勢佐木町、サンマルクカフェ。ホームワーク、少しうたた寝。
横浜にぎわい座「志の輔noにぎわい」。
前座、志の八「十徳」。志の輔「雛鍔」。仲入り後、ゲスト・鶴瓶「鴻池の犬」。ぜいたくな会だ。再び志の輔「抜け雀」。
帰宅。6年前に死んだ友人のお母さんから電話。七回忌に向けての文集の話。以前から頼まれている原稿がなかなか書けないでいる。早く書かなければとは思うが、いろいろと思い返さなければならない。つらい作業だ。

 2004年3月9日

バイト、残業30分。

有楽町、よみうりホール「東西落語研鑽会」。
染二「八五郎坊主」、花緑「花見小僧」。
そして注目の談志師匠。演目は「その日の気分」となっている。第一声、「雑魚は群れたがる」。とは言いつつも、やりかたはともかく、落語界の活性化には賛成のはず。
いつもどおり、ジョークと落語チャンチャカチャン。
そして「松曳き」。もっと確実にウケる噺ではなく、この場で「松曳き」とはじつに家元らしい。
仲入り挟んで、志の輔「踊るファックス」。場内バカウケ。
松喬「帯久」。

自宅近所のジョナサン。ホームワーク。家ではできないと判断し、仕上げる。コンビニに寄ってコピー。2時過ぎ、帰宅。

 2004年3月10日

バイト。
雑誌。「噂の眞相」休刊号。高校生の頃から10年読んだ雑誌。いろいろなことを教わった。でも、意外と感傷はない。
「Gag Bank」。劇団ひとり特集に惹かれて初めて買う。小西康陽インタビューも面白かった。
リーダーからメール。5月の会場をまだ押さえてないことがわかる。今さらなにを言ってるんだ。うんざりする。
泥のように眠る。

 2004年3月11日

バイト。
桜木町。ハマ音へ直接、チケットを取りに行く。ハマ音のおじさん、いろいろと今後の落語会の予定を教えてくれる。親切。
近くの古本屋で文庫本4冊。

 2004年3月12日

バイト。

「CV」創刊準備号、購入。「Quick Japan」前編集長・北尾修一の新雑誌。素晴らしすぎるラインナップ! 貪り読む。
まず、横山剣×安田謙一対談「何を聴いてもCKBを思い出す」はまさにそのとおり。
そして、「菊地成孔の選ぶ100冊」がめっぽう面白い。
鶴見済の名をひさびさに見たのも嬉しいかぎり。
「QJ」がもう1冊できたようなもの。というか、こっちのほうが本物の「QJ」。

下北沢へ。ザ・スズナリ、ブルースカイ演出「ウチハソバヤジャナイ」。
序盤こそ、元に忠実だったが、やはりブルースカイのギャグがたっぷり盛り込まれている。しかし、スケールの小ささが気になる。乗り切れない。考え込む。
DORAMAで中古CD。小島麻由美、DMBQ、舘ひろし。

 2004年3月13日

バイト。
「噂の眞相一行情報大全集」購入。なぜかイースト・プレスから。これを本にしたのはいいアイデア。縦長の形態も気に入った。面白い。
テレビ。「爆笑オンエアバトル」セミファイナル、大阪大会だが長井秀和がトップで通過! 快挙だ。気合がみなぎってた。
「タモリ倶楽部」河合奈保子特集。ソワレが出演。この番組だけでは何者かわかるまい。

 2004年3月14日

休み。そうじ。
岡崎京子「UNTITLED」、読了。岡崎京子をひさしぶりに読んだが、やはりこのひとの後期の作品は凄い。鬼気迫るものがある。後期と呼ぶことにも違和感があるのだが。

 2004年3月15日

バイト、残業2時間。虚しさのピーク。やってられない。

 2004年3月16日

バイト休む。夜、下北沢へ。

駅前劇場、毛皮族「DEEPキリスト狂」。
開演3分前スタートとは意表を突かれた。江本純子座長自ら前説も珍しいパターン。キリストよろしく背中に十字架、もちろんニプレス姿。客いじりが怖い。しゃべりがいつになく滑らか。適当にしゃべっているようで、ちゃんと物語にリンクしてゆく。
そして本編。露出は少ないと聞いていたが、まあまああるじゃないか。ただ、エロを前面に出さなくなった。エロに頼らないぶん、物語も芝居もしっかりしていた。ぐんとスキルアップの印象。
今回、最前列ど真ん中、花道の脇の席。すぐ目の前で踊られるのだから大迫力。ほとんど頭上で芝居している感じ。こんなに間近で毛皮族を観ることも、あと何回あることか。
終演後、役者がCDを売りに客席をまわった。和倉義樹から購入。

レコファンで中古CD。スチャダラパー、レディメイドのコンピ。

 2004年3月17日

バイト。
永田町へ。国立演芸場「志らくのピン」。島田源領プロデュース。
開演ぎりぎりに入ったら超満員で驚く。ゲスト効果か。
開口一番。いきなりゲスト、さだまさし。唐突に思えるブッキングだが大物ゲストには違いない。着物姿で。ライブMCの感覚だろう。途中、ギター持ち出し、軽く歌も。
続いて、志らく師「宮戸川」。
仲入り後、2人でコラボ企画。さだまさしが歌い、その歌詞からキーワードを採って、それにリンクした落語を志らく師が即興で演る。これがなかなか上手くいった。さすが。
最後、シネマ落語「ゴースト~関白宣言」。「ゴースト」は以前やったものだが、そこに「関白宣言」がリンクする。
しかし、さだまさしの世界と落語の世界はどうしても合わないように思う。

「Quick Japan」購入。「ロバートホール」特集に狂喜する。
さまぁ~ず、くりぃむしちゅー、中川家、おぎやはぎ、劇団ひとり、森三中、ひとりひとりのインタビューが読み応えあり。芸暦の差が意識の差に表れているようで面白い。よくぞこのメンバーをそろえたものだ。作家に、渡辺鐘、宮藤官九郎がいることもわかった。
そしてさらに、電気グルーヴ特集にも狂喜。石野卓球、ピエール瀧、それぞれのインタビューが嬉しい。やはり卓球は聡明。インタビュアー佐々木敦、連載でも電気に触れていて面白い。
ジャリズム復活インタビュー、聞き手が竹本幹男でまた狂喜。

 2004年3月18日

バイト。やる気減退。
テレビ。「ものまねバトル大賞」。ホリがめっぽう面白い。コージー冨田との対決で勝つほど。勢いあり。

 2004年3月19日

バイト。やる気回復は困難。
年末の「朝まで生つるべ」、ようやく観る。鶴瓶&坂崎幸之助コンビ、定着か。もはや「歌つるべ」と区別なし。鶴瓶のトークたっぷりというコンセプトは失われつつある。でも、これはこれで面白いからいいか。

 2004年3月20日

休み。昼まで眠る。
テレビ。「爆笑オンエアバトル」チャンピオン大会。
談志師匠、ひさびさの登場で喜ぶが、開会宣言のみ。「談志賞」の復活を望む。
アンタッチャブル、アンジャッシュと、優勝候補が1、2番。これは不利だ。続くキャン×キャン、上手いがまあまあ。タカアンドトシ、チュートリアル、決め手に欠ける。期待の長井秀和、途中までは良かったが、なんと、痛恨のミス。スピードワゴン、最近好きになってきた。ビッキーズ、まあまあ。ペナルティ、バカコント。これには笑ってしまう。麒麟、まあまあ。あばれヌンチャク、面白くない。
全11組、どれも爆発力に欠け、突出した存在がいない。
結果、優勝はアンタッチャブル。納得。「M-1」からの勢いが止まらない。
2位、スピードワゴン。談志師匠に「今日は100点」と言われたとの噂。

死んだ友人の文集に寄稿する関係で、過去の日記(手書きのノート)を読み返す。止まらなくなる。だが、なかなか書き始められない。苦しい作業。

 2004年3月21日

朝日朝刊で、いかりや長介の死去を知る。

桜木町、パシフィコ横浜。「GEISAI-4」。
キセルのライブに間に合うように到着。事前に買った入場券代わりのパンフを見せて入場。
ステージに行くと「GEISAI」と「誰でもピカソ」のチャンピオンが紹介されていた。
そして、キセルのライブ。名前は知っているが音を聴くのはまったく初めて。浮遊感たっぷり。ノコギリの音も。フィッシュマンズが好きならすんなり入れる。30分ほどで終了。しっかりと味わい、ブースのほうでMDを配布していたのをもらっていく。
場内、ひととおりぐるっと見てまわり、歩き疲れ、いったん出て、ベンチで休んだ。
審査発表の時間に戻る。ぎりぎりに行ったらもう始まっていた。オーディエンス大勢で、遠くから観る。
審査員、安野モヨコ、曽我部恵一、奈良美智がすでに壇上に。続いて日比野克彦が紹介されて登場。最後に松任谷由美。ユーミン登場には、さすがに場内沸く。
審査発表。各賞の発表、一応、受賞作がモニターに映るがぜんぜん見えない。モニターを大きくするなどの工夫が欲しい。
発表後、再びブースをまわり、受賞作を確認。
ステージイベントもまだ残っていたが、疲れたので観ないで出る。

いったん、帰宅。夜、再び外出。

下北沢。駅前劇場、毛皮族「ダンシングオールナイト・DEEP EMOJUN & DEEP KEGAWAZOKU」。
オールナイト公演、ゆるりとスタート。
レビュー連発かと思いきや、本編「DEEPキリスト狂」の解説を朝まで。エロを期待してきた客は肩透かしを食ったかたちだろう。1ヶ月公演の最中のオールナイト公演、考えてみれば体力的にきついに決まっている。エネルギッシュな毛皮族が好きなだけにやや残念だが、でも、これはこれで面白い。本編の映像とインスパイアをもらった元ネタの映像を交互に、江本純子の解説付きで。
奇しくも「全員集合」の引用あり。こんなところで、いかりや長介追悼になるとは思わなかった。
その他、「スクリーム」「シティ・オブ・ゴッド」「ストーリーテリング」「スリラー」「処女」「愛・旅立ち」「アイズワイドシャット」「八つ墓村」などなど。
江本純子の頭の中を覗けたかのようだ。ときどき実演もあり、ダラダラと朝まで。

 2004年3月22日

昨夜の公演にきていた後輩と、渋谷のジョナサンに。近況報告。
横浜。ルミネ、チケットぴあに朝10時。「寄席山藤亭」のチケット、無事購入。
昼前にようやく帰宅。
いかりや長介追悼報道、ワイドショーのチェックに大忙し。録画して、夜どおし観る。
「ひょうきん」派なので、ドリフにはそんなに思い入れはないが、しかし、「踊る大捜査線」を強調するフジテレビにはうんざり。なにを置いても、いかりや長介はコメディアンであり、「ドリフターズのいかりや長介」であるはずだ。そこをないがしろにしてはならない。もっと「ドリフ大爆笑」の映像を流せ。

 2004年3月23日

バイト。眠い。
関内。県民ホール小、柳家小三治独演会。
眠ってしまった。記憶なし。
随筆風マクラは唯一無二。扇喬、永六輔と女風呂を覗いた話には爆笑。

 2004年3月24日

バイト、残業1時間半。しんどい。
いかりや長介追悼報道のワイドショー、録画失敗でがっかり。
テレビ。少し前に放送の「Sma STATION」たけし特集。ヨーロッパで放送された、たけしの特集番組をダイジェストで。意外と見応えたっぷり。BGMに北野井子を流していたこの番組に拍手。

 2004年3月25日

バイト、残業30分。
下北沢へ。ぎりぎり到着。

本多劇場、千葉雅子演出「フリドニア」。
客の入りが悪く、ちょっと驚く。
中身も退屈。こんな客の入りでは、役者たちもテンションが落ちるのではないか? 客が入ってればウケたのではと思われる箇所も多数。
ケラの「フリドニア」は観てないが、違いが気になる。

DORAMA、中古CD。昨日発売したばかりの電気グルーヴ「SINGLES and STRIKES」を購入。

桜木町、ジョナサンで朝まで。

 2004年3月26日

バイト、残業30分。
帰宅。電気グルーヴ「SINGLES and STRIKES」を聴く。
アルバム、シングル、すべて持っているが、ライナーの卓球&瀧のトーク解説を読むだけでも価値あり。

 2004年3月27日

休み。昼まで眠る。
ビデオのダビングなど。
夜中、原稿作成。

 2004年3月28日

劇団ひとりのチケット、あきらめる。時間なし、余裕なし。

まじかるず藤代達生、死去。ネットでたまたま「まじかるず」を検索したら、金谷ヒデユキの日記に書いてあった。不思議なもので、なぜかまじかるずが気になったのだ。
どうやら、つい最近の出来事のようだ。まじかるず、大好きだった。ショック。本当にひっそりと死んでしまった感じだ。メディアはどこも取りあげまい。
作家やミュージシャンは作品が残るが、芸人は死んだって何も残らない。

しみずから電話。原稿、まだ間に合うようで安心。
リーダーからメール。5月の会場が決まるが、こちらの都合の悪い日にされてしまった。少しぐらい、ひとの都合を訊いたらどうなのか? リーダーひとりで仕切れるわけがあるまい。どうするつもりか?

 2004年3月29日

バイト。
テレビ。くりぃむしちゅー特番。上田晋也が暗記するだけの番組なのだが、これがめっぽう面白かった。上田、すごい。語り口の良さもあると思った。
「NONFIX」エレファントカシマシ宮本浩次。是枝裕和演出。いやあ、すごく面白かったな。宮本のここ数年の生活の変化は知らなかった。レコーディングでの檄の飛ばしっぷり、なかなか見モノだった。ほかのメンバー3人はほとんど映らないが、そちらも気になった。宮本と同時に、エレカシファンの生活も追っていたのが面白い。

原稿チェック。書きなおしても、書きなおしても、まだなおしたい。

 2004年3月30日

バイト、残業30分。
野毛、なか卯。関内、ドトールで時間つぶし。
県民ホール小、米朝吉朝二人会。
いつもの県民ホール寄席より、はるかに熱気がある。ロビー、なぜかマサヒロ水野が物販をやっている。手拭いを購入。
前座、名前わからず。吉弥、吉朝と続く。
そして、米朝。生で観るのは初めて。姿勢を正して観る。しかし、上方落語の知識がこちらになく、ついていくだけでも集中力がいった。勉強不足。しかし、生で米朝を観たことは自分の歴史になる。
仲入り後、再び吉朝。なぜか集中できない。問題はこちらにある。

テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、リリー・フランキー。タモリと思想的に合う。面白かった。

 2004年3月31日

バイト。
「en-taxi」購入。談春師匠のコラムが載っていたので、さっそく、らく次さん、志らべさんにメールで知らせる。
特集「大切なことは本屋の棚から学んだ」。東京堂の坪内祐三書棚、面白い。
アンケートに水道橋博士が答えているのも嬉しい。

原稿、推敲に推敲を重ねる。かなり迷う。

2004年2月1日日曜日

2004年2月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。


 2004年2月1日

休み。
朝から桜木町、横浜にぎわい座へ。3月のチケット発売日。
「志の輔noにぎわい」のゲストが鶴瓶。それと、綾小路きみまろ。共に売り切れ必至なので、直接買いにきた。その甲斐あり、無事に購入。

本日より、みなとみらい線が開通。さっそく、みなとみらい駅を見に行く。
クイーンズスクエアからエスカレーターで降りていく。下からぞろぞろとひとが湧いてくるような感じ。運賃が高いので当分乗る気はなし。改札の外から眺める。
地上に出て、新高島駅まで歩く。まだ、周辺にはなにもない。こんな駅からもひとが湧いてくる。
早くも疲れ、ジャックモールのバーミヤンでひと休み。
クイーンズへ戻る。
みなとみらい線開通イベント、FMヨコハマ公開収録。
ギャラリーでごった返している。あとから出るケミストリーや一青窈のファンが多いのだろうか。1階からは見えないと思い、2階へ上がり、覗き込む。
最初のゲスト、古内東子が出ていた。
公開収録と言っても、結局、地味にしゃべっているだけ。観ていてもそんなに面白いものではない。その後、知らないゲストが数組続き、退屈してしまう。
観始めて1時間半、ようやくお目当て、横山剣が登場。
このイベントの出演に必然性を感じるのは、横山剣、ただひとり。
トーク、期待どおりローカルな話題たっぷり。さらに、それだけじゃなかった。ゴミ収集車のテーマ曲「いいね!横浜G30」をカラオケで! 大いに盛り上がる。

馬車道駅へも行ってみる。見学して地上へ。馬車道を関内方面へ。こちらも開通イベントでフリーマーケットなどがあり、とてもにぎわっている。
楽しげな音が聞こえてくるので近付く。路上演奏。「グラジャム」というバンド。もうひと組、NOZOMUというひとと交替で。それぞれ、サンプルCDをもらう。
関内MGA「ルビー&カンタン」。フランスのコメディ。「奇人たちの晩餐会」の監督だが、つまらなかった。眠る。
桜木町からJRで帰る。今まで東横線を利用してたので、妙な感じだ。

 2004年2月2日

バイト。今日からJRで通勤。乗り換えがぐっと不便になる。遅刻が増えそうだ。

 2004年2月3日

バイト。
ケータイから簡単に掲示板が作れることがわかり、さっそく「六人ぐらいの会」の掲示板を作る。

 2004年2月4日

バイト。気が晴れない。
横浜西口、ディスクウェーヴ。中古CD。ルインズ波止場、面影ラッキーホール、ポカスカジャン。

 2004年2月5日

バイト。
伊勢佐木町、サンマルクカフェで時間つぶし。
横浜にぎわい座「志の輔noにぎわい」。2階席正面から。
前座なし、いきなり志の輔とは珍しい。ゲストの伊藤多喜雄をたっぷり観せようという配慮。
マクラ、古賀議員の学歴詐称について。弟子の志の春という人は、エール大学出身だそうだ。「踊るファックス」。
仲入り後、ゲスト伊藤多喜雄。TAKIO BANDとともに。野毛はフランチャイズ同然、大いに盛りあげる。また、しゃべりもたっぷり。最後は「ソーラン節」。この規模の劇場で観るには最高。
再び、志の輔。マクラ、「たそがれ清兵衛」「ラストサムライ」の感想から、「柳田格之進」。

 2004年2月6日

バイト。
伊勢佐木町へ。ナポレオンズの本にあった整理術を実践すべく、有隣堂文具館でメモ帳、購入。
日高屋。それからドトール。このドトール、今月いっぱいで閉店らしい。よく利用していたのに。淋しいかぎり。
横浜ニューテアトル「ミスティック・リバー」。たいそう評判が良いようだが、中盤、退屈に感じる。終盤30分は見入る。

 2004年2月7日

休み。午前中、だらける。
夜、桜木町、パシフィコ横浜。クレイジーケンバンド、ライブ。友人とその友人、計4名で。
パシフィコのホールがとにかくでかい。われわれの席は3列目と5列目。僕は5列目のほうになる。真っ正面、すごく近い。開演時間まで時間があるので、3階席まで行ってみる。すごく遠い。せっかくのでかいホールなので俯瞰で見たい気もする。
ライブ、いつもどおり、コハ・ラ・スマートのMCで始まる。
1曲目、小野瀬雅生ショウ「イカ釣り船」。
剣さん登場、「ハワイの夜」でゆるやかな幕開け。
「長者町ブルース」「中華街大作戦」「昼下がり」「本牧ビーチフィールド」など、地元色の強い曲が並ぶ。
椅子席だからか、序盤はまったり。「ウォーカーヒルズ・ブーガルー」「ヨコスカン・ショック」「タイガー&ドラゴン」「香港グランプリ」と続き、盛りあがる。
前半ラストはやっぱり「まっぴらロック~ゲバゲバ90秒」。ダンサーあり。百万円コールも。
ここで、過去のライブ映像も流れる。もっと早くCKBを観たかった。
後半、「いいね! 横浜G30」でスタート。
「あ、やるときゃやらなきゃだめなのよ」でいったん終了。
アンコール「葉山ツイスト」、おなじみ「マイウェイ」「GT」で大団円。
かと思いきや、ラストものっさん「また逢いましょう」。プレイに没頭してしまい、スモーキーテツニが止めにくるというコント仕立てで終了。
しかし、今日はあっさりした印象。もっと濃厚なCKBが観たい。もう大バコは当分いいかなと思う。
桜木町、バーミヤンで食事して解散。

 2004年2月8日

休み。だらける。

 2004年2月9日

バイト。
「en-taxi」をぱらぱらと見ていたら、新風舎出版賞の募集広告を見つける。条件がかなり良い。検討しよう。

 2004年2月10日

バイト。
「噂の眞相」。ヤワラちゃんの記事に爆笑。辛酸なめ子のコラムも面白い。来月で休刊するのが本当に惜しい。
野毛、吉野家。牛丼並盛。明日でなくなるらしい。まったく信じがたい。
伊勢佐木町、サンマルクカフェで時間つぶし。

横浜にぎわい座「特選志らくのピン」。
志ら乃さん「親子酒」。志らく師「抜け雀」。ゲスト・松山恵子、歌のコーナーになる。このゲストのために今回は超満員。数曲歌って、志らく師とトーク。仲入り後、志らく師、シネマ落語「タイタニック」。これはやはり傑作。

近所のスーパーで、藤子不二雄Aの食玩を購入。今まで6回買って1個もダブらないとはついている。
「月刊森下千里」購入。この「月刊○○」のシリーズ、初めて買った。良質。古書店で値が上がるのも納得。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」ゲスト・志の輔。「六人の会」の落語台本募集、審査員が高田文夫と宮部みゆきとは面白い。

 2004年2月11日

休み。そうじ。
東横線横浜駅、地下になって初めて利用。不便極まりない。

新宿へ。歌舞伎町クラブハイツ。大西ユカリと新世界、ライブ。
エレベーターでの入場にやたら時間がかかる。開演寸前にようやく場内へ。空席見つからず、スタッフのかたに案内してもらったのがいちばん後ろのボックス席。「関係者席」と書かれた紙が貼ってあるのを剥がして座らされた。周囲の客、怪しげ。不健全な匂いがぷんぷんしている。南伸坊、荒木経惟、目撃。濃い!
前座、ペーソスというムード歌謡デュオ。誰かと思ったら、島本〝ナメダルマ親方〟慶! 哀感たっぷりの詞の世界が素晴らしい。
ようやく、大西ユカリと新世界のライブ。キャバレーの空間にハマり過ぎ。定番曲連発。MCも冴えてる。ゴーキャッツが終始ステージ後方で踊っていたのが惜しい。終盤、盛りあがるにつれ、ステージ前に踊りたい客が押し寄せる。「新ミッチー音頭」でいったん終了。
アンコール前、主催・末井昭と高田文夫が登場。「ふたりあわせてペーソスです」とあいさつ。軽くトークあり。
アンコール「雨の日のあやまち」「ラッキーオールドサン」で大団円。
終演後ロビーで、ペーソスのCDを購入。その場でサインをいただく。

桂文楽「あばらかべっそん」読了。

 2004年2月12日

バイト。
東横線、今までは桜木町始発で絶対座れたのに。不便。
三鷹へ。芸術文化センター星のホール。遠くて嫌い。
猫のホテル「座長まつり」。スズナリの1回目は面白かったのに今回はひどかった。村上大樹が関わるとたいがいつまらなくなる気がする。
横浜西口、吉野家。カレー丼、初めて食べる。まあまあ。
雑誌「お笑いタイフーン」初めて買う。「M-1」関連の記事など。玉袋筋太郎インタビューは嬉しい。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」を録音で。昨日のライブ、蛭子能収、泉麻人、麿赤児らもいたようだ。

 2004年2月13日

バイト。
QB HOUSE、初めて利用。美容師さんに「前髪は自分で切ったんですか?」と言われる。そんなにひどかったか。
テレビ。「誰でもピカソ」お笑い居酒屋。
フットボールアワー。たけし、中田カウス、大竹まことで、「M-1」を話題にしていたとは面白い。
劇団ひとり。たけし、スープレックスをちゃんと覚えていた。たしか「新橋ミュージックホール」出演時に、川島のデ・ニーロのものまねを気に入っていたはず。

 2004年2月14日

休み。
テレビ。「めちゃイケ」笑わず嫌い王。劇団ひとり、最高。ホリも最近面白い。笑い飯は「M-1」以外だといいペースに持ち込めない。
「爆笑問題のバク天」。松尾スズキに代わって辛酸なめ子が。いつもここからばりのスケッチブックネタも。
「エンタの神様」。へらちょんぺが出ていて嬉しくなる。

 2004年2月15日

休み。
馬車道、キンコーズ。チラシ、コピー。
伊勢佐木町、吉野家。イクラ鮭丼、初めて食べる。
黄金町、古本屋、数軒。三国連太郎の本など、3冊。
伊勢佐木町、ドトール。30分ほど時間つぶし。
関内MGA「≒会田誠~無気力大陸~」。美大生風の客が多い感じ。
上映前にトークショー。会田誠、一家で登場。奥さんと息子の3人。かなりとりとめのない話だったが面白かった。息子、寅次郎くんが超かわいくてなごみっぱなし。
映画上映。会田誠の制作課程を追ったドキュメント。ただ会田誠を映しているだけなのだが、とても刺激的。芸術家としての姿勢に感服。
上映後、上の階のギャラリーで懇親会。サインをしてもらえるというので、売店で画集を購入。会田誠にサインをいただく。感激。
野毛のビデオ屋。エロDVDを買って帰る。

 2004年2月16日

バイト。
「コミックH」。しりあがり寿×ピエール瀧対談、笑いについての話が興味深い。ミネタカズノブ×山本直樹対談、ミネタに共感。
「splash!」。お笑いの比重が増えていて嬉しい。
テレビ。映画、岩井俊二監督「Love Letter」。苦手な世界かもと思ったが、不覚にもきゅんとする。

 2004年2月17日

バイト。
永田町、マックで時間つぶし。
国立演芸場「志らくのピン」。滝大作プロデュース。
前座、らく次さん「蝦蟇の油」。志らく師、シネマ落語「デーブ」、仲入り後、「二十四考」、滝大作作の新作「姥捨山考」。
赤坂見附。近くでやっていたしみずまなぶのライブに行ってた後輩2名と合流。ロイヤルホスト。

 2004年2月18日

バイト。
代々木から西新宿。どんぶり飯屋、チキンカツ丼。

SPACE107。B21スペシャル、ライブ。
なんと、客席後ろ半分に関係者席の貼り紙が。前半分だけ一般客か。30歳前後の女性が多いようだ。子連れのひとも。
6年ぶりのライブ。コント、オムニバス形式。
ヒロミ、デビット伊東、ミスターちん、3人のアンサンブルが見事。スピード感も健在。心地良いリズムでコントが展開されていく。ベタな笑いではあるが、しつこくなく下品にならず、ほどよく洗練されている。あっさりしてるのが良い。アドリブの分量も半端ではない。おそらく、簡単な筋書きが決まっているだけなのだろう。生半可な腕ではできない芸当。
客をひとり、舞台に上げてしまう場面もあった。この素人いじりの巧みさにも感服。このあたりはテレビで鍛えられたものか。
改めてB21のすごさを確認。と同時に、つくづく旧世代の芸人なのだなとも思った。
コントの合間、デビだけステージ上に残って着替える。客を飽きさせないサービス。デビット伊東の魅力に改めて気がつかされる。ヒロミとちんのやりとりの脇で、一歩引いて芝居をしているのがなんとも可笑しい。
ヒロミのテレビ仕事が減ったことでこういうライブが実現したのならば大歓迎だ。
帰り際、階段で松本伊代とすれ違う。

代々木、ブックオフ。100円の文庫本10冊購入。

 2004年2月19日

バイト残業。疲労感。

 2004年2月20日

バイト。
「ぼくドラえもん」創刊号、購入。
中野へ。SUICAの料金が変なので駅員に直訴。前に改札を出たときに、ちゃんとタッチされていなかったようだ。そのままにされそうになったので、強く抗議する。手間取ったが、しっかり金を取り戻す。
ブロードウェイ。トリオ、まんだらけ、タコシェ、ざっと見てまわる。それから、はなまるうどん。

なかの芸能小劇場「オフィス北野ライブ」。狭い劇場、半分が関係者席。業界向けなのか。
サミーモアモアJr.、どせい、ガンビーノ小林、アル北郷、マキタスポーツ、なべやかん、東京ダイナマイト、ブラックボックス、ゲスト・パペットマペット、北京ゲンジ、〆さばアタルヒカル。
まったく盛りあがりに欠ける。メンバーはけして悪くないのに。

東スポ、購入。「東スポ映画大賞」の発表。お約束通り「座頭市」が賞総ナメ。唯一、主演女優賞が「六月の蛇」の黒沢あすかなのがシビアでいい。外国映画賞は「キル・ビル」! タランティーノからコメントが届くあたりは、さすが世界の北野。
テレビ。「日本アカデミー賞授賞式」。東スポとは対照的。作品賞は「壬生義士伝」。たけし、井筒が無視される不自然さ。

 2004年2月21日

永田町、国立演芸場「花形演芸会」。
前座、かぬう
菊朗 「野ざらし」 なかなか良かった。
玉の輔 記憶なし。
正楽 紙切り 通常どおり。
歌武蔵 「壺算」 少しくどい気も。
‐仲入り‐
たい平 「七段目」 いつもどおり。さすがの出来。
テツandトモ 小慣れすぎな感じ。
山陽 鬱憤を晴らすかのような勢いのトークに爆笑。「地球の栓」。

テレビ。「虎の門」。新企画「しりとり王」が面白い。

 2004年2月22日

休み。そうじ。ホームワーク。やたら眠い。

 2004年2月23日

やたら生暖かい。まだ2月なのに。ジャンパーを薄いものに替える。花粉がきつくてたまらない。
バイト。
ホームワーク。
テレビ。「爆笑問題のススメ」大槻ケンヂ。太田との暗い少年時代トークがよかった。

 2004年2月24日

バイト。最悪の日。激しいストレス。
新宿へ。ディスクユニオン、中古CD。クレイジーケン、和田アキ子トリビュート。
胃が痛い。食事せず、コンビニで肉まん1個だけ。

紀伊国屋サザンシアター「我らの高田“笑”学校」。
劇団ひとり。コント2本。超期待して観る。1本目、刑務所慰問の歌手。ちょっと乗り切れず。2本目、おなじみ、富良野支店。あの緊迫感は何度観てもすごい。オチでぞくっとする。
松村邦洋。阪神ネタ中心。
ますだおかだ。余裕たっぷりの漫才。ますだおかだの漫才の楽しさを改めて実感。
‐仲入り‐
ローカル岡。マイペース。
浅草キッド。死ぬほど好きだったキッドの漫才だが、ここ何回かは笑えない。考え中。
最後、高田文夫を中心に全員でトーク。いじり倒されるローカル岡に笑う。
おみやげにニュータッチ。

 2004年2月25日

バイト。
和田アキ子カバー集「あの鐘を鳴らすのはアタシ」を聴く。とても気に入る。大西ユカリと新世界、渚ようこ、デキシード・ザ・エモンズ、シロップ、ダンボールバッドにしびれる。
テレビ。「BSマンガ夜話」、業田良家「自虐の詩」。ゲスト、呉智英、夢枕獏。異常な盛りあがりにとても読みたくなった。ずいぶん前に買ったんだけど、読む前にどっか行っちゃった。買いなおそうか。

 2004年2月26日

気力がダウン。バイト休む。たっぷり眠る。
ホームワーク。

 2004年2月27日

体調が悪いので、バイトを休む。
体調が良くなったので、映画を観に行く。
伊勢佐木町へ。金券ショップで券を購入。
横浜ニューテアトル「ドラッグストアガール」。
田中麗奈につきる。クドカン版「メリーに首ったけ」といった趣。場内、おばちゃん客が多かったが、大いにウケていた。おばちゃん笑いに包まれて観るのもなかなか楽しかった。
天王町、ぽんぽん船。井狩春男、カフカ、ヴォネガット。

 2004年2月28日

休み。ホームワーク。

 2004年2月29日

休み。そうじ。
萩本欽一「まだ運はあるか」、読了。
欽ちゃんの変人ぶりが面白すぎる。奥さんや子どもとの特殊な関係、極端なコミュニケーション下手。それでいて、江戸っ子の美学がしっかりある。欽ちゃんの天才性を、そろそろ再評価すべきではないかと思うが。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...