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2023年9月30日土曜日

9月30日土曜日/タモリも首を振る

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ラジオを聴きながらブログの更新をしようとするが、だいぶ間が空いてしまうと調子がつかめない。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけると、今日は塙さんがお休みで、代打を蛍原徹が務めていた。毒蝮さんの「ミュージックプレゼント」は「ちゃきちゃき大放送」では今日が最後になるのか。ウィキペディアを見ると「えんがわ」に移るようで、玉さん、外山さんのコンビが、マムシさんとの相性はやっぱりベストだ。「常連さん」のコーナーには松尾貴史が登場。蛍原と松尾貴史の共演は、松尾貴史の記憶によると約20年ぶりになるようだ。大阪万博の話題で、松尾「ああ、ごめんなさい、吉本のひとには言いにくいですよね。(笑)」 蛍原「いやあ、それはまあ、なんでも言ってください。(笑)」

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ミュージックステーション」の3時間特番を、早送りしながらざっと観る。ランキング企画は「国民的憧れダンスソング」。神奈川県の高校のダンス部を、新しい学校のリーダーズがサプライズで訪問し、スタジオで「オトナブルー」をコラボした。高校生たちが一生懸命にやっていて、そのいなたいすがたに感動してしまう。そのあと、トークの時間では、出演者それぞれのやってみたいことを訊くコーナーがあり、BE:FIRST が「オトナブルー」を一緒に踊りたいと言い始め、出演者みんなで首振りダンスをやってみる。タモリはどうかなと思ったけど、タモリも首振りダンスをやってくれた。タモリ「さっき観てて、少し自分でもこころのなかでやってたんだ。」


◇ 読書

 夕方から外出し、まず、吉野家に寄り、親子丼を食べた。547円。読書をするため、ライフのマクドナルドに入り、今度はアイスコーヒーと月見パイを食べる。川勝正幸「ポップの現場から」を読み終えた。2013年刊、東京ニュース通信社。「テレビブロス」の連載、25年分からセレクトされたコラム集。刊行年からちょうど10年が経つが、亡くなってから1年後に出されたこの本を今まで読んでいなかったのだ。できることならば、コンプリート版を出してもらいたいとは思っていた。川勝正幸のこのコラムをいったいいつから読んでいたのかと思い出してみると、「テレビブロス」を初めて買ったのは石野卓球のインタビューを読みたかったからで、どの号かもはっきりと特定できるのだが、その号が1993年、それから毎号買うようになり、川勝正幸のコラムもリアルタイムで読み続けていた。だから、多くのコラムは再会するように読んだが、植草甚一のベスト本や、クレイジーケンバンドが初めて紹介された回なんかはよく覚えている。いや、この連載コラムからどれだけ多くのことを教わってきたことか。今、10年以上が経ち、その不在の大きさを痛感させられる。ナンシー関以降には多くのエピゴーネンが現れたが、川勝正幸にはエピゴーネンすらいないではないか。以下、いくつか引用を。

P27(スチャダラパーとAKIについて)「両方に共通しているのは、①大人から軽蔑されてる日本の高度経済成長以降のジャンク文化の中から獲得した独自の批評精神②怒りを笑いで包むことで伝達力を強靭にする技③爆笑問題の太田君的な世間をナメた目、を持っていること。彼らとひと回り上の世代としてはちょっとズレると、いつ後ろから頭をガツンとやられかねない鋭さが怖うれしい限りなんである。」(1990年)

P37「ナンシーのテレビ/人物論デビュー以降、ブラウン管の隅をつつく文章は増えたが、その手の人々とナンシーとの差は大きい。彼女には、ブラウン管の隅をつつく以前に人を見る目があり、それと同時にそういうことに気づいてしまう自分を「何言ってんだか。私は」とテレるはにかみがあるのだ。」(1991年)

P73「映画、音楽、小説、芸術……についてその魅力を文章で表現することは、はなから負け戦を覚悟しなければならない。せめて引き分けに持ち込むためには、①文章そのものが面白い②作者も唸る楽しみ方が提示されている③身体に正直なことしか書かれていない、の三つが必要である。そのことを僕は'70年代に植草さんのエッセイで学び、いまだになかなか出来ないでいる。」

P165(辛島いづみのインタビュー)「あるとき先生に、「川勝君は運動はできないけど、勉強はよくできるし、先生の言うことも聞くし、真面目だね」ってものすごく褒められたそうなんです。でも川勝さんはそれを褒められたとは取らずに、傷ついたらしくて。」「「冗談じゃない」と思ったんでしょうね。で、高校に入った途端、授業を聞かずに本ばかり読むようになった。お母さんが、「あの子の唯一の反抗は、本を読むことだった」って(笑)。真面目とは言われたくない。でも、不良にはなれない。じゃあ、「非暴力、不服従」みたいな。ガンジーかよっていう(笑)。そういった部分で、「不良への憧れ」がすごく強かったんだと思います。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜にもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨年末に放送された「笑いの正体」の3回目を観そびれていた。この回は中居正広が体調不良で不在、劇団ひとりが進行役を務めていた。そのほか、スタジオには、千原ジュニア、アンガールズ田中、高橋ひかるが出演。3回目のテーマは「ツッコミ」。VTR中、インタビューを受けているのは、博多大吉、小峠英二、三村マサカズ、後藤輝基、近藤春菜、銀シャリ橋本、オズワルド伊藤といった面々。大吉からはダウンタウン浜田の衝撃が、それから、ツッコミが弱いと言われていた大吉は、おぎやはぎの漫才を観たことが転機になったと語る。ダウンタウン、おぎやはぎの影響力は、多くの漫才師の共通体験としてあるだろう。面白いのは、三村マサカズが、試行錯誤ののちに、いかりや長介を意識するようになっていったと語っていたところだ。最後に、「ツッコミの正体」とは、と訊かれた三村の答え。「ほんとはね、「間」と「声のトーン」、の2個で押していこうとしたんですけど、笑うお客さんがいて、笑いじゃないですか。だから、笑うひとの「機嫌」て大事だなって、それも思い始めちゃった。「機嫌」て、意外と大事なんですよね、うん。自分が機嫌悪くても笑いとれないし、お客さんが機嫌悪くても笑いなんて生まれないわけで。ひとり機嫌悪いひといると、空気ってものすごい悪くなるじゃないですか。機嫌って大事だなって。だからもう、ずっと機嫌よくやっていたい。」

 続けて、月曜に放送されたばかりの第4回も観た。第4回のテーマは「モノマネ進化論」。中居正広が司会のほか、スタジオには、劇団ひとり、アンガールズ田中、ヒコロヒーが出演。インタビューを受けているのは、コロッケ、松村邦洋、原口あきまさ、JP、キンタロー、博多華丸、ロバート秋山、せいや。番組終盤に「モノマネの可能性を広げる芸人たち」として、華丸、秋山、せいやを登場させたのだが、これはどうだろうか。ものまね史において「細かすぎて伝わらないモノマネ」はたしかに重要だが、その重要性についてはキンタローが語っていた。せいやは YouTube でものまねをやっているそうだが、しかし、せいやにはものまねの発明はあるだろうか。秋山がやっていることには発明がある。興味深いエピソードがいくつか。コロッケには上京前に、所ジョージ、タモリ、赤塚不二夫にものまねを観てもらった体験があり、所に「似てるけど、面白くないよね」と言われ、その言葉をきっかけに、やりそうでやらないものまねを始めた。松村邦洋は「カプリコーン」というショーパブで働いていたときに、栗田貫一がやってきて、「自分の声があってものまねやんなきゃだめだ」とアドバイスされたという。原口あきまさの「ニセモノはニセモノらしく」という言葉も、シンプルだが至言だ。

 聴きそびれていた先週の「田村淳のNewsCLUB」をタイムフリーで聴いた。この日は、文化放送メディアプラスホールから公開生放送。ニュース解説は古谷経衡、そのあとのゲストのコーナーには大竹まことが登場した。入れ違いに出演した古谷経衡を指し、「古谷って、だめだよねえあいつ。」と大竹。なんのことかというと、古谷が「ゴールデンラジオ!」で「君たちはどう生きるか」を観なくていいと言ったことについてなのだが、しかし、大竹自身の感想は訊かれても濁していた。大竹のリクエスト曲が2曲、ひとつは、ジョーン・バエズ「雨を汚したのは誰」という曲で、核実験に抗議しているプロテストソングなんだな。もう1曲は、映画「ひまわり」のテーマ曲だった。それにしても、「ゴールデンラジオ!」が17年で長いと思ったら、田村淳のこの番組も15年もやってるんだ。この番組は、裏番組だったTBSの久米宏の番組が終了してからよく聴くようになったのだった。

2023年3月3日金曜日

3月3日金曜日/テントが建っていた

◇ テレビ

 早朝から少し眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「せっかく集まったから何か撮りましょうよ芸人」。本当は「井森美幸大好き芸人」を収録する予定だったのが、リーダーの山里が体調不良のために延期になり、急遽、このような企画になった。三村マサカズ、川島明、土田晃之、ビビる大木、ノブコブ吉村、アンガールズ田中というメンバー。まずは、背の順に並んでみるところから始まり、これだけのメンバーが集まりながら、かなり行き当たりばったりな展開になるが、最終的には「三村大好き芸人」にたどりつく。2丁目劇場にバカルディが出演したときに雨上がりと4人で飲みに行った話など。エンディング前には笑福亭笑瓶を追悼するVTRがあった。「ありがとう笑瓶さん」のテロップとともに、第1回「メガネ芸人」の映像が少し流れる。「アメトーーク!」の「〇〇芸人」というスタイルはここから始まったのだ。

◇ 東京・新橋

 昼前から外出。あとの予定を考え、まず先に昼食を済ませてしまう。横浜駅の星のうどんに寄り、素うどんとミニカレー丼のセットを食べた。620円。それから、今日も都内に。東京駅の正面の広場に出てみると、皇居のほうまでテントがいくつも建っている。東京マラソンの準備かなと思ったが、東京マラソンにはさほど関心はないし、たしかめることもしなかった。




 夕方になり、腹が減ってしまい、ニュー新橋ビルの岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。スマホのバッテリーがピンチだが、充電休憩はせず、それよりも早く帰る。帰りの電車内は読書。

 夜に帰宅し、まずは録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・NiziU)を観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。こちらのゲストは林家ペー・パー子。聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」も聴いた。先週のゲストはビートきよし。Spotify では、デ・ラ・ソウルの初期作の配信が始まった。CDももってないし、ちゃんと聴いたことがなかったからありがたい。

2022年2月5日土曜日

2月5日土曜日/田園都市線をくだる

◇ 溝の口・あざみ野・つきみ野・中央林間

 今日は朝から、川崎市の溝の口まで用があり、それから、イトーヨーカ堂のマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーと、アップルパイを食べる。イープラスからチケットを予約するつもりだったことを思い出し、10時を数分過ぎてはいたが、難なく購入できた。ひさしぶりに値段が高めのチケットを買ったが、人気があるかと思っていたけど、即完にはならないのか。

 溝の口という街もめったに寄るところではなく、時間があるので、ブックオフをまわろうと考え、マクドナルドで計画を考える。ここからいちばん近いのは、田園都市線のひと駅隣り、梶が谷にブックオフがあり、ひとまず、そこまでは歩いてしまうことにする。ブックオフ以外の古本屋もないかと、グーグルマップで検索してみると、溝の口駅の西側にブックマートがあり、通り道になるからちょうどいい。溝の口駅を越え、西口に出ると、西口商店街という昔懐かしい雰囲気が残っているような一角があり、「古本買入」という看板が線路に向けてある。古本屋があるのかと通ってみるが、それらしき店はない。商店街を抜け、反対側に出ると、こちらからも看板は確認でき、近寄れないところに取り付けてあるためによく見えなかったが、スマホのカメラで拡大してみると、明誠書房という店名が判明した。改めて検索してみると、どうやらもう閉店した店のようだ。看板だけが残っているというわけか。




 ブックマートにたどりつき、店内を覗いていくが、しかし、ここでは買うものなし。グーグルマップを見ながら、梶が谷方面に歩いていく。ブックオフを目指していると、ちょうどその途中に、古本屋がもう1店あり。グリーンブックという店だが、あいにく、シャッターが閉まっていた。ブックオフにたどりつき、ここでは、110円の文庫本を3冊買った。梶が谷駅から田園都市線に乗り、あざみ野に移動する。2店目のブックオフでは、110円の文庫本を3冊、110円の新書を2冊、220円の単行本を2冊買っていく。昼食を食べそびれていて、あざみ野駅周辺をうろうろしてみるが、ここでは決められなかった。あざみ野から、今度はつきみ野に移動する。電車内で、CMなどを流しているモニターをなにげなく見ると、西村賢太の訃報を伝えていて、思わず二度見した。すぐには信じられない。





 つきみ野に到着し、本日3店目のブックオフに。110円の文庫本を3冊、新書を1冊、コミックを1冊、220円単行本を1冊買う。つきみ野から中央林間に移動し、夕方になってしまったが、ここでようやく食事にする。大阪王将に入ろうと思い、エトモ中央林間の2階にあがると、同じフロアに文教堂があり、先に少し寄っていく。「キネマ旬報」のベストテンを立ち読みしてから、それからようやく大阪王将に入り、焼豚チャーハンを食べた。780円。中央林間から鶴間に移動し、最後にもう1店。鶴間のブックオフでは、110円の文庫本を9冊買った。大和かどこかで読書していこうというつもりでいたが、疲れてしまってだめ。帰ることにする。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、本の登録をしながら、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日放送の「ザワつく!金曜日」を録画しておいたが、番組終盤に前日収録の部分があり、石原慎太郎を偲ぶコーナーが作られていた。「作家で政治家」と言われるけれども、良純からすると、「作家」のイメージだということを話している。長嶋茂雄と石原慎太郎の息子が出演している番組というすごさがこういうときには発揮される。それから、放送中の「Nキャス」を追っかけ再生で観始めると、始まると同時にニュース速報が入り、オリンピックの試合結果が伝えられる。生放送に、わざわざ速報を入れるというのもよくわからないのだが。この番組で密着取材を続けているトリル・ダイナスティも面白いのだが、この番組でももちろん、石原慎太郎の訃報を扱い、続けて、西村賢太の訃報も伝えられた。たけしからは西村賢太と一緒に飲み歩いたときのことが語られ、そのころから体調が悪いと言っていたのだという。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、いつもの漫才からは始まらず、出水アナと渡辺峻アナがスタジオにいる。土屋さんが発熱のためにお休みと伝えられ、昼頃、コロナ感染というネットニュースを目にしたが、この時点では陽性とはわからず、塙さんは地下駐車場で待機し、駐車場からリモート出演という珍しい放送になっていた。聴きそびれていた、先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」も聴いた。石塚英彦、三村マサカズが時間差でゲストに登場し、これは聴き逃してはならなかった。石塚と三村もひさしぶりの共演だったようで、サンドウィッチマンのふたりが好きだったという「大石恵三」の話になり、その前身番組である「ホンとにバカだね」にも触れていた。石塚が共演した志村けんの話も興味深く、石塚は志村に、壁のぶつかりかたを教えてもらったという。今年還暦だという石塚だが、関口宏が還暦のときには「フレンドパーク」で共演しているのだ。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...