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2023年1月18日水曜日

1月18日水曜日/「ザ・東京漫才」




◇ 浅草

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴いて、午後から都内に。もっと早く出るつもりだったのに、だいぶもたついてしまった。渋谷から銀座線に乗り、のんびりと稲荷町まで。ブックオフに寄るが、たいしたものは見つからず、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。浅草まで歩き、遅めの昼食。中華食堂一番館に入り、焼肉スタミナ炒飯と餃子を食べた。900円。マクドナルドに入り、ひと休み。モバイルの注文も多く、混雑していた。コーヒーはついに120円になったか。



◇ 演芸会

 18時半を過ぎ、浅草東洋館に。高田文夫プロデュース「ザ・東京漫才」の第3回。一度は即完してしまったチケットだったが、引き換えの期限切れを狙い、戻りのチケットをなんとか買うことができた。これは絶対に観逃したくない公演だった。エレベーターが混んでいたから、階段であがってしまう。検温し、半券を自分でもぎるかたち。入り口で配布しているものは、チラシかと思ったら、漫才協会のカレンダーだった。客席に着いてみると、真ん中のとてもいい席だ。19時開演、まず、司会のナイツが登場。前半は演芸だが、コウメ太夫のメイクが間に合わないため、順番が入れ替わることが最初に説明される。一番手はわらふぢなるお。漫才の形式にはしてあるが、わらふぢなるおはコントと変わらない。ショートコントから始め、空返事とラーメン屋、2本のネタをつなげる。二番手はコウメ太夫。生の舞台では初めて観た。いつもの「チクショー!」をやるのだけど、意外とわかりやすいネタをやっていて、コウメ太夫でも劇場に合わせるんだな。「チクショー!」だけでは押し切らず、そのあとには自身のシングルファーザーのエピソードをしゃべった。そのあとは、ねづっちの漫談、ナイツの漫才と続く。休憩を挟み、後半はトーク。「漫才師の漫才史」として、そもそもは東京漫才の歴史をたどるような企画だったはずだが、初回の球児好児の歴史が異常な面白さになり、ほとんど進まなかったため、球児好児の歴史は2回目にも延長される。3回目にして、今回は漫才協会の外部からゲストを招き、いよいよ高田文夫のカラーが濃くなった。ナイツと高田先生が登場し、まずは玉袋筋太郎を呼び込んだ。もちろん、この東洋館とはとても関係が深い。浅草キッドファンにはおなじみの話ばかりだったが、たけしの追っかけ時代から、フランス座の修行時代、最後に暴れたことまでも語られた。玉さんの話がたっぷりとあったあとで、もうひとりのゲスト、ビートきよしがようやく登場。今回はいっぺんには登場させず、順番に語らせる。そもそもはロック座からフランス座に移ってきたきよし師匠なのだが、それ以前の話は知らないことが多かった。スターを目指して上京し、初めて行かされたのがポルノ映画の現場だったんだそうで、若松孝二の作品にたくさん出ていたというのは、今日、いちばん驚いた部分だった。そして、そのポルノ映画の仲間のツテでロック座に入るという流れがあるわけだ。きよし師匠の著書を読んでいないのだが、読めば書いてあるんだろうか。ツービート以前に、レオナルド熊の弟子とコンビを組んでいた話はラジオに出演したときにもしゃべっていたが、これも抱腹絶倒もの。今回も爆笑、爆笑、爆笑の連続のライブだった。今日1月18日はたけしの誕生日でもあり、もしかするととちょっと期待はしていたのだが、最後に登場したのは松村邦洋だった。21時過ぎに終演。

 深夜0時頃に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は「徹子の部屋コンサート」の模様を放送。中尾ミエ、園まり、伊東ゆかりの三人娘、それから、坂本冬美、南こうせつのトークとライブ。「水曜日のダウンタウン」は、先週の「身代わり数珠つなぎカラオケ」の続きから。ナダルがやっとのことで水玉れっぷう隊ケンと入れ替わり、次長課長河本がやってきたところで先週は終わったんだった。河本のつぎにやってきた鬼越トマホークの金ちゃんがじつは歌が上手く、ケンさんは金ちゃんと入れ替わった。しかし、千葉の山奥まで呼び出すだけでも難しく、そのうえ、カラオケで高い点数を出してもらわないと入れ替われない。入れ替わりがほとんど起こらないルールになっていて、その後も、2丁拳銃修士やチャンス大城がやってくるが、最後まで金ちゃんのまま、24時間が経過したところで終了した。後半は「愛煙家対抗負け残りタバコ我慢対決」。これもリアリティショーだった。深夜、ポッドキャストをあれこれと聴きながら眠る。

2021年7月6日火曜日

7月6日火曜日/「日本の喜劇人」を読む(12)

◇ 雑誌・テレビ

 朝っぱらから、楽天マガジンで雑誌のチェックを。「週刊朝日」の亀和田武の「マガジンの虎」で、上白石萌音が表紙の「ミュージック・マガジン」をとりあげていたが、「昭和歌謡という言葉を耳にするようになって、もう10年以上はたつ。」というのは話が大雑把すぎるんじゃないか。クレイジーケンバンドを追いかけていたからわかるが、20年は経とうとしているはずだ。(たとえば、「クイック・ジャパン」で、初めてクレイジーケンバンドが特集された号は 2001年刊。) 「SPA!」の渋谷直角の連載マンガは、主人公が「ルー大柴のお笑いダイナマイトショー」に出演し、キャイ~ンに出会った話が描かれていた。いつも不思議に思うが、このマンガはどこまでが事実なのだろうか。「伊集院光とらじおと」を途中からつけると、ゲストが本谷有希子で、これは聴く。ツイッターでニュースをチェックすると、なんと、田中康夫が横浜市長選に出馬の意向と。

 録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、また追悼特集で、今回は、なかにし礼、鈴木登紀子、綿引勝彦、小野清子の4名をとりあげていて、なかにし礼と綿引勝彦のところだけを観た。綿引勝彦が亡くなっていたというのがどうも記憶になかったが、確認してみると、昨年末に亡くなっていたのだ。すると、昨年は、「天までとどけ」の母と父が立て続けに亡くなったということか。続けて、日曜に放送された「週刊さんまとマツコ」も観た。たつき諒の「私が見た未来」というマンガに予言が描かれているというので、都市伝説のスペシャリストだという YouTuber が出演し、予言の解釈をしていた。富士山の噴火が今年の8月なのではないかと予測していたが、とかくコンプライアンスのうるさい世の中だというのに、どういうわけかこういうものは未だに平気で放送される。いや、規制を望む気もないのだが、なにか変な気がする。

 夕方、ヤマトの営業所まで。今日も雨降りで、家を出るときには止んでいたが、一応、傘はもっていく。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄ってから、ドトールに。クイニーアマンを食べたかったが、売り切れていたので、アイスコーヒーのみ。小銭を使わずに済んだ。しばらく読書をして、ライフに寄り、買いものしてから帰る。ライフでトイレに入り、ふと鏡を見ると、白髪が目立っていてぎょっとする。ずっと、実年齢よりも若く見られる人生だが、ずいぶん老けたと思う瞬間はやっぱりある。1年後は、いったいどんな顔になっているか。

◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」をまだ読んでいて、いよいよ後半に進んだ。後半は「日本の喜劇人2」となっているが、これは、新潮文庫版では「喜劇人に花束を」というタイトルで出ているもので、「日本の喜劇人」は何度か読みなおしたが、「喜劇人に花束を」は一度読んだっきり。そもそも、これが「日本の喜劇人2」だったとは、今回初めてわかり、いったいいつの段階でそうなったのか。そもそも、単行本刊行時には「植木等と藤山寛美」というタイトルだったものに、伊東四朗の章を加え、文庫化したのが「喜劇人に花束を」なのだが、植木等、藤山寛美、伊東四朗というこの組み合わせも妙で、「日本の喜劇人」とはまったく別の本としか思っていなかった。しかし、「2」だというから、まずは第一部、植木等の章を読む。最後に、八十歳で死去の一文が加えられていたが、「喜劇人に花束を」からはおおむね変更はなさそうだ。読みなおしてみると、やっぱり、「日本の喜劇人」とは感触の違う読みものだと思った。評論的な面よりも、より観察者であり、証言者であり、ドキュメンタリー的になっている。「テレビの黄金時代」に書かれていたこととも、かなり重複しているんじゃないだろうか。改めて勉強になったのは、「ニッポン無責任時代」が公開された1962年は、アンチヒーローの当たり年であったということ。座頭市シリーズがあり、「椿三十郎」があり、前年には「用心棒」があった。それに加えて、1964、65年になると、高度経済成長からは落ちこぼれた無数の大衆が、東映のやくざ映画やクレイジー映画を愛好していたというわけだ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「うたコン」を観た。加山雄三特集だというので、ひさしぶりに録画しておいた。谷原章介の司会を改めて観ると、中身の見えないひとである。中身が見えないのか、あるいは、中身を見せないのか。「バナナサンド」の特番も、所ジョージがゲストなので録画しておいたが、こちらはまったく観るべきところのない2時間だった。タイムフリーでラジオも。昨日月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、コウメ太夫がゲスト。梅沢富美男劇団在籍時に、歌を出さないかという話もあったくらいに、じつは歌が上手いらしい。ダンスの能力も高く、つねに自信なさげな佇まいでいるひとだが、潜在能力はまだまだこんなものではないんじゃないのか。深夜1時からはオンタイムのラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...