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2022年5月27日金曜日

5月27日金曜日/セミヌード訴訟

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝から眠り、短い時間で起きあがる。珍しく、問い合わせのメールがあり、送料はいくらかという簡単に返信できる質問で助かったが、昨日の午後から一日放置してしまっていた。外は大雨。今日は外出する気なし。録画していた昨夜の「ダウンタウンDX」は「新世代スター」の特集。新しい学校のリーダーズ、Aぇ!group、フォーエイト48、ダウ90000、ヨネダ2000 というメンバーが出演したが、お笑い勢以外はまったく知らなかった。ヨネダ2000 はいちいち小ネタを用意していて、先日のランジャタイとも共通する果敢に攻める姿勢が素晴らしい。ダウ90000の紹介VTRには、いとうせいこうがコメント出演した。「そうなんだよ、言わなきゃいけないのは、変に個性的じゃないんですよ、役者が。むしろ、無個性を狙って演出しているなっていう。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」には「漫才新人大賞」で優勝した春組織が登場した。「ビバリー」はこうしてきちんとアフターケアをするのだが、「ナイツ ザ・ラジオショー」もおおむね聴いているが、春組織を優勝後に話題にしたことはあっただろうか。午後はそのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」を聴く。なんと、TikTok を始めたというので、よくわからないものの、さっそく確認してみたくなった。

@nakagawake.official ガサ入れ 【切り抜き】#中川家 ♬ オリジナル楽曲 - 中川家【公式】

 ずっと売れ残っていた「ウンナンの桜吹雪は知っている」の単行本がなぜか売れて、どうやら、やけに値あがりしている。裁判をバラエティにしたテレビ番組を書籍化したものだが、ぱらぱらと見てみると、水道橋博士が渡辺美奈代を訴えるセミヌード訴訟という回があり、この番組は観ていたはずだがまるで記憶になかった。今はスラップ訴訟と闘っている博士だが、まさかそれで値あがりしているわけでもあるまい。


 午後もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、高橋真麻がゲスト。それから、「紙とさまぁ~ず」を2週分、吉岡里帆がゲストの前後編をまとめて観た。「好きな映画を聞かれて、何と答えれば「この人映画通だな」と思われますか?」という質問に、吉岡里帆はキアロスタミの「友だちのうちはどこ?」を挙げていたのだが、さまぁ~ずが知らないのはともかく、スタッフもひとりがかろうじて知っている程度だったのはそんなもんかという感じだ。今のテレビマンは、映画の知識はマストではないということなのか。いや、昔のテレビマンもどうだか知らないのだけど。

 テレビの合間に読書もする。井上ひさし「ふかいことをおもしろく」を一気に読んだ。2011年刊、PHP研究所。わずか100ページ強、字も大きく、四十代も後半になると、こういう本はじつにありがたい。NHKの番組のインタビューを書籍化したもので、奥付には、堀尾正明の名がインタビュアーとしてクレジットされている。ひとつ知らなかったことで興味を惹かれたのは、浅草フランス座について語っているところで、井上ひさしが文芸部員になったときの応募者が二百人いたというのも知らなかったが(大半がストリッパーのヒモ狙いだったというオチがつく。)、採用されたのは井上ひさしのほかにもう1名いて、このひとがなんと、林真理子の叔父だというのだ。検索してみても情報が見つけられず、林真理子の本は読んだことがないのだが、どこかでなにか書いてないだろうか。

 今日放送された「問わず語りの神田伯山」を聴くと、冒頭でいきなり、TBSラジオが聴取率4位に転落したという話をしているのがすごいが、検索してみると本当だ。ネットニュースを確認できたが、では、1位はどこかというと、TOKYO FM が1位で、ニッポン放送と J-WAVE が同率2位だという。TOKYO FM ってどんな番組やってるんだろうと、この機に番組表を確認してみると、4月からヒコロヒーの番組が始まっていたことを今になって知った。金曜正午に放送されている「CURIOCITY」という番組で、ちょうど金曜だから、先週今週の放送をさっそく続けて聴いてみた。昼の番組なのにトークがやけに気だるいが、ゲストを招く番組のようで、先週は「キョコロヒー」にも出ているダンサーの TAKAHIRO が、今週はシシド・カフカが登場していた。

 ラジオを聴きながら、ブログをひとつ更新し、夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。放送されたばかりの「ネタパレ」を観ると、ゲストの鷲見玲奈が、TOKYO COOL が大好きだそうで、全力じじぃ時代のネタも YouTube で観ているというからホンモノだ。「ニュースターパレード」にはアケガラスというコンビが登場したが、このコンビ名、落語ファンとしては考えさせられる。落語のタイトルがかっこよく感じるというヤンキーっぽいセンス。深夜2時頃に眠る。

2021年10月15日金曜日

10月15日金曜日/将棋・キアロスタミ

◇ 音楽・ラジオ・雑誌・テレビ

 やや遅く目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。Spotify で聴いた、Tokimeki Records の新譜は牧瀬里穂の「ミラクル・ラブ」のカバーだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・空気階段)をつけておく。聴きながら、オンライン将棋を指し、5級から6級に落ちてしまっていたが、5級に復帰した。将棋の趣味も続いていて、毎日指している。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には、吉田豪による、徳光和夫インタビューが載っていて、ギャンブルの話しか訊いていない。巻末グラビアには「スター誕生!」の特集があり、萩本欽一、都倉俊一が対談している。司会の欽ちゃんが素人のコーナーを勝手に始めたために、審査員たちと険悪な関係になっていたことが語られている。欽ちゃんがそのコーナーを始めると、審査員たちは会場から出て行ってしまったそうで、都倉俊一が反省しているのだが、その時代はまだ、作詞作曲の先生たちとコメディアンには、地位の差がはっきりとあったのではないだろうか。

 録画していた昨夜の「あらびき団2021」を観た。はるな愛の開会式で始まり、風船太郎のピクトグラムで終わる、今年を象徴するような「あらびき団」だった。風船太郎なんかは、このコロナ禍はさぞ大変だったろう。はるな愛がこの番組からブレイクしたひとだということもすっかり忘れていた。この番組が世間に認識させたものは数多く、その功罪もある。

◇ 読書・映画

 今日も、近所の郵便ポストまで投函に出る以外には外出せず。午後、部屋で読書。宮沢章夫「笛を吹く人がいる 素晴らしきテクの世界」を読み終えた。宮沢章夫のエッセイは燃料のようにして読む。2017年刊、ちくま文庫。親本は2012年刊、初出の Webちくまの連載は2007年から2008年だから、さすがにちょっと、笑いのモードとしては古さは否めないという気もした。おおむね笑いながら読んだが、こうなると逆に、笑えない箇所も気になる。今、同時に「三四郎」も読み進めているから、漱石の可笑しさとの違いも考えたくなった。夏目漱石、内田百閒のはるか先に、別役実、宮沢章夫の笑いが位置していると考えている。

 シネマジャック&ベティのスケジュールにキアロスタミの特集があるのを見つけ、アマゾンプライムで検索してみると、なんと、その上映作品の7本すべてがアマゾンプライムにある。キアロスタミ作品が脚光を浴びたのは自分が大学生のときで、観ているものもあるが、これは順番に観ていこうと思い、まずは長編デビュー作の「トラベラー」(1974)を観た。長編といっても、73分の短い映画だ。少年がテヘランまでサッカーの試合を観に行こうとする、それだけの話。続けて、もう1本。「友だちのうちはどこ?」も観た。劇場公開時に一度観たっきりだから、ウィキペディアにあたると、どうやら、28年ぶりの再見になるようだ。日本では1993年に公開されたが、1987年に制作されていることを改めて認識した。キアロスタミで、いちばん印象に残っていたのがこの映画のシグザグ道だ。

 ツイッターから、Suchmos のメンバー、HSUの訃報。深夜2時半頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...