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2024年6月11日火曜日

6月11日火曜日/「世界の喜劇人」を読む

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝早く、ゴミを出すために起きあがると、昨夜のうちに玄関にまとめておいたゴミの袋がネズミに食い破られている。まったくなんなんだろうな。散らかしたゴミ屑を搔き集めて、袋に入れなおして出してくる。朝のうちにブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。

 つけっぱなしだったラジオは、パンサー向井の「#ふらっと」が始まる。火曜のパートナーはココリコ田中。9時台ゲストには太田光が登場した。爆笑問題とココリコとは「はばたけ!ペンギン」で共演していた関係だ。あるとき、ココリコの楽屋に遊びに行ったら今田耕司に出会ったという話をしていた。考えてみたら、爆笑問題は、ココリコ、今田東野、ダウンタウンと、そのときどきで肩を並べる相手が変わっていっているのだ。そのあとには新刊の「芸人人語」について話す。向井はこの本も読んでるし、爆笑問題のラジオも聴いていて、太田のことをとてもよくわかっている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「NHKニュース7」を観ると、寒川町の工場が火事になり、それを生中継で伝えていた。昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画の「もしものピンチ対策会議」。ゲストは滝沢カレン。今回も勝俣の模範回答に感心させられる。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にはピエール瀧とマッコイ斎藤の対談が、「昭和50年男」では土屋敏男と喰始が対談していた。

 部屋が暑くなり、冷風扇を今季初めて使う。下に差し込む水槽が汚れてしまい、それを風呂場にもっていって、洗うところから始める。ラジオを聴きながら少し眠りなおし、水道局から料金未払いの通知がきていたから、それの確認の電話をする。引き落としがうまくいってなかったのがそのままになっていたようで、振り込み用紙とクレジットカードの登録の用紙を届けてもらうことになった。ひとつひとつ片づけていくしかない。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博が今週も熱海五郎一座の話をする。東は伊東四朗にときどき「八っちゃん、元気?」と訊かれるんだそうで、舞台をこなすほどしっかりはしていても、そこはうちの母と変わらないのだろう。

 夕方から外出。だんだん暑くなってきた。あてもなく、とりあえず横浜に出て、昼食にする。ジョイナス地下の大龍に入り、餃子定食を食べた。990円。有隣堂に寄り、現物を見てみたかった「月刊Takada」をようやく確認する。「Hanada」と同じく、オピニオン誌の売り場に1冊だけ差してあった。表紙はまるで「Hanada」だが、中身は「笑芸人」みたいな本だと思った。東口に移動し、ドトールに入る。読書に専念しようと思うが、眠くなり、まず、音楽を聴きながら1時間ぐらい眠ってしまった。それから読書をする。

◇ 読書

 4月から読んでいた、小林信彦「決定版 世界の喜劇人」をようやく読み終えた。3年前に買った「決定版 日本の喜劇人」と同じく、この本も渋谷のシネマヴェーラの上映会にて、サイン本を購入した。もう何年も前からだが、うちには一生かかっても読みきれない量の本がつねにあるから、このような4千円近くもする本を新刊で買うことは今やとても珍しいことである。「決定版 日本の喜劇人」を読んだときと同じく、文庫版と比較しつつ、この本もていねいに読んでいこうと思っていたのだが、しかし、「日本の喜劇人」と比べると、そもそもの自分の知識量が及ばず、なかなかそこまで深く読み込むような根気はなかった。「日本の喜劇人」も「世界の喜劇人」も初めて読んだのは新潮文庫版だった。十代か、ハタチ過ぎかというころだったろう。「日本の喜劇人」に関しては、普段から自分が触れている現在の芸能の世界とつながるものであり、興味が尽きることはなく、何度かくり返し通読しているし、それ以上にたびたび参照してきた。それに比べると、「世界の喜劇人」に対する興味はかなり手前にある。いや、初めて読んだときは本当にわからない記述が多く、だから、読みなおすこともほぼなかったし、そのころからすると、今はかなり理解できるようになったとは思うのだが、それもアマゾンプライムなどで古い喜劇映画を簡単に観ることができるようになったからで、ごく最近になってからがらりと状況が変わったということだ。やっぱり、この手のものは観ないことにはわからない。小林信彦も、自身が観たものに対象を限定している。この「決定版」は全体の4分の3はその新潮文庫版を底本としているのだが、残りは、それ以降の喜劇に関するエッセイがほかの本から搔き集められていて、編集者のセンスの問題だが、これで決定版だと言われてもという気はちょっとする。改めて読んでみると、誤解していたことに気がついたのはジェリー・ルイスに対する評価だ。小林信彦はジェリー・ルイスを評価していないのだと思っていたのだが、辛辣なことも書きつつ、そのいっぽうでは「そんなに腹が立つなら見なきゃいいじゃないかといわれるかも知れないが、何度も裏切られながら、一つでも面白いギャグがあればと、小屋に足を運ぶのは、こっちが芯から〈好き〉だからなんだ。それほど意地が汚く、それほどギャグに飢えているのである。少しはこちらの気持も察してもらいたいというものである。」ということも書いている。小林信彦といえばマルクス兄弟で、マルクス兄弟やウディ・アレンについては多くのページが割かれているが、メル・ブルックス、ジョン・ランディス、ジム・キャリー、スティーヴ・マーティンといったあたりの評価も面白い。むしろ、こういうところにこそ、小林信彦の考えが読みとれる気がする。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」の2時間スペシャルを観る。前半は女子高出身特集。ヤバいTシャツ屋さんのありぼぼというひとが初登場。どんぐりたけしと結婚したのはこのひとか。後半は「いろんなバイトを経験した苦労人」という特集。オードリー若林がこの番組には7年ぶりの出演。若林がウーバーイーツを始めた話をしたのだが、それに対して、岡田義徳が 37歳のときに派遣のバイトをやっていたという話にも驚きがあった。芸能活動を休んで、強制撤去の仕事などをやっていた時代があったのだ。

 タイムフリーで、太田光がゲストだった先週金曜の「武田砂鉄のプレ金ナイト」をようやく聴いた。この番組は今まで聴いたことがなかったが、オープニングでは武田砂鉄がえんえんとひとりしゃべりをするのか。タブレット純のライブの案内の時間が間違っていて、もし遅刻していたら、同じ列の数席左には高田文夫、数席右には加藤登紀子がいて、どちらかを立たせることになっていたという話。これを聴いた高田先生が「ビバリー」でもそのまま話していた。オープニングのあと、ゲストの太田がすぐに登場する。TBSラジオのチン毛事件の話題から始まるが、この番組でも話題の中心は新刊の「芸人人語」だ。さすがは太田で、武田砂鉄の著書をちゃんと読んだうえで臨んでいたが、ゲストのコーナーは 30分強ぐらいであっさりと終わってしまった。続けて、深夜は「爆笑問題カーボーイ」。太田は気象予報士の長谷部愛さんの本も読んでいて、その内容を細かく説明できるくらいにちゃんと読んでいるのには驚かされる。太田はあれだけの仕事量をこなしながら、どうしてこんなに本を読めるのだろう。

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2021年8月24日火曜日

8月24日火曜日/日記を書いている

◇ 日記

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。告知と日記を書くつもりのブログが、告知することがなんにもなく、日記だけをただひたすら書くブログになっているわけだが、日記も、このブログとは別に、生活のことをなんでも書く日記をつけていて、それをブログ用に編集し、推敲するという手順を踏んで、ここに載せている。だから、やたらと時間がかかり、約1ヶ月遅れの更新ペースになってしまっているが、結果的に、感情のままに余計なことをつい書いたりというようなことを防げているから、このやりかたはすごくいい。どうしても早く言いたいようなことがあるのなら、SNSに書けばいいのだ。しかし、もとの日記がいい加減に書いてある日は、なおすのが大変で、かなり手間がかかることになる。それはそれで、このときは忙しかったのだとか、疲れていたとかいう感じが出る場合もあるのだが。なお、タイトルは後づけだから、内容を表しきれていないものばかりだ。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していた日曜の「ガキの使い」を観たら、「TANAKER」という企画が傑作だった。ココリコ田中をジョーカーにして「TANAKER」というわけだが、ただのパロディから逸脱し、ドッキリかと思いきや、ドッキリでもなく、そして、逆ドッキリでもない。そして、パイ投げなどなかったかのようなエンディング。この番組で、このようなまったく新しいアイデアの企画はひさかたぶりに観た気がする。最後に舞台裏を見せたのはちょっと蛇足だとも思ったが、石川陽平というディレクターのデビュー作だと知れたのはよかった。月曜の「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・小松菜奈)と「さまぁ~ず論」(ゲスト・ナイツの2週目)も続けて観る。「紙とさまぁ~ず」は、細野晴臣もやっぱり観ているようだ。

 先日の「サンジャポ」を観て、そういえばと思い、先週火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングで、東貴博がなにをしゃべったのかを聴いておきたくなった。この日の朝に、雨上がり決死隊の解散の報道があり、この放送の時間には正式発表はまだだったろうか。山根千佳が「だって、Take2もそのままですもんね?」と訊くと、東は「言わなかったっけ?  組んでないから。」と、笑いにしつつ、「だから、解散というのはないのよ、まだ組んでないから。」「だって、解散しようがしまいが、状態変わらないじゃん(笑)。だってもう、十何年さあ、一緒に仕事してないのに、今さら解散といったとこでさあ、なにも変わらないよ。」「一回も考えたことないしね。」

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「ザ・ラジオショー」も順番に聴いていく。先週水曜は、三四郎と安藤なつの「ラジオショー」。14時台ゲストに狩野英孝が登場し、うっかりしていたが、あの雨上がりの配信の翌日に出演していたのだ。先週木曜は、ハリセンボンの「ラジオショー」。14時台ゲストには清水ミチコが登場。気になる若手はいますかと訊かれ、なにげなく出た名前はまずヒコロヒーだった。11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」「ザ・ラジオショー」をつけておく。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」に水道橋博士が再登板。月イチという珍しいかたちの連載になるようだ。「人の世は、悪口を言ったり言われたり、むやみな誤解をしたり受けたり、確かに「遊びとは言えない、殺し合いのようなキャッチボール」、そんなシーンの連続なのです。」という、佐高信とのすれ違いを描いたこのエッセイは読ませる。中野翠の連載では、「ビバリー」に出演したタブレット純について書いていた。「週刊朝日」を読むと、「ドン小西のイケてるファッションチェック」では、アン・ハサウェイにひさしぶりの「5DON」を出していた。「山藤章二のブラック・アングル」は、「夏休み」と題した、原稿用紙に手描き文字だけのイラスト。「母との死別」がその理由だが、山藤先生もかなりのご高齢なのに、これには驚いた。

 ラジオを聴きながら、少し眠り、夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、冷やしそばととろろのせ焼き鳥丼を食べた。690円。ドン・キホーテのダイソーに寄り、セロテープと領収書を買っていく。ローソンにも寄り、ゆうパケットプラスの箱をひとつ買っていく。レジにあるのだと思い、店員に言ってもすぐに意味が通じなかったが、この店では、郵便関連のものは売り場にまとめて置いてあった。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、雑誌のチェックをする。「小説新潮」では、友近の連載エッセイが始まった。この雑誌、あんまりきちんとチェックしたことはなかったが、Aマッソ加納、アンガールズ田中もエッセイを連載している。買いものして、暗くなってから帰宅し、ゆうパケットプラスの梱包をして、またすぐにローソンまで行ってきた。ゆうパケットプラスの利用は二度目で、今度はすんなりと送れた。

 Spotify でニューリリースをチェックしていて、今になって、MELODY KOGA さんの新作が出ていることに気がついた。ツイッターを確認すると、11日には配信されていたから、ずいぶん遅れてしまった。お盆に合わせてリリースしたのは、「Bonjour」という名の KOGA さん流の盆踊りで、これは去年の夏に渋谷のライブで初披露されたあの曲だ。13分の大作。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ラジオショー」を、先週金曜、今週月曜と聴いていき、梱包などを片づけ、23時頃には眠った。深夜1時前にぱっと目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけたが、またすぐに眠ってしまった。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...