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2024年5月19日日曜日

5月19日日曜日/中津川弦さん!

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に観ていた「THE SECOND」のことをスレッズに投稿してから寝ようとしていたら、けっこう時間を食ってしまった。早朝から眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」には、磯山さやか、ゆうちゃみ、斎藤幸平、Aぇ!group の小島健らが出演。まずは水原一平の裁判の話題から扱う。ボヤジアン氏という新たなキーマンが現れた。ロスのボヤジアン氏の自宅を須田麻里江ジャーナリストが直撃取材する。スタジオでは湯浅卓が解説。若林有子アナがアメリカの刑務所に9年収監されていた井上ケイという人物を取材し、この人物はスタジオにも登場した。いつものことながら、磯山さやかにものまねがふられる場面にははらはらする。「虎に翼」(という概念?)のものまねをテレビで観るのは怖かったな。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台ゲストは伊東四朗。伊東四朗に会うと緊張するという太田。昭和40年生まれの太田は「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」のころは小学生で、ものごころついたときには、ドリフ、55号は自分にとっては大スターだったが、「伊東・小松コンビっていうのは、そこの王道ではないけれども」というと、伊東「それそれ、それがいいのよ、好きなのよ。」 太田「でも、つねに観てるっていう」 伊東「芸能評論家のひとに当時ね、言われたの。ドリフターズとクレージーキャッツはメジャーリーグだと。伊東と小松はマイナーリーグのリーディングヒッターだ。そういうの好きだねえ。」 太田「でもそれはもう、王道を狙おうっていう意識は当時、あんまりなくやってたんですか? 要するに、ど真ん中を…、ドリフを押しのけて…。」 伊東「そんなのひとつもない。どっちかっていったらファンだったから。」 それから、太田は三波伸介への思いを語り始める。芸人になりたいと思ったときに、もし弟子入りするとしたら三波伸介しかいないと思っていたと語る太田の話は、伊東四朗にとっては初耳だった。三波伸介も日大の芸術学部。太田は演劇をやっていたときに、井上ひさしのコント集が出たばかりだったといって、それを買って教科書にしたという。死刑執行人のコントは渋谷公会堂でやったときには会場が揺れるほどウケたという伊東。伊東「井上さんに書いてもらったことによって、僕らは延命しましたね。」「そういうひとに書かせてるってことが、なんか、申し訳ない気がしながら…、それで、中原弓彦(小林信彦)さんにも書いてもらったし、河野洋さんにも書いてもらったし、僕らついてましたね。途中で帰らないように旅館にカンヅメにしてあたしが見張りしてたっていうような、不遜なことをしてた時代がありましたよ。」 爆笑問題がテレビに出始めたころに、太田は伊東四朗が「最近、「お笑い」って言うでしょ? あの言いかた、僕、嫌いなんだよ。」と言っていたのをテレビで観ていた。伊東「「お笑い」っていうのはちょっと馬鹿にしてるように…。「お笑い草」につながっててね、いやなんだよ。」 太田「僕たちそのころ、「お笑い芸人」って言われながらテレビに出てたんで、伊東さん、もしかしたら俺らのこと嫌いなのかなあって、ちょっと思ったりもしてて…」というと、伊東「いやとんでもない。」 爆笑問題は小松政夫にはお世話になっていた。爆笑問題が「NHK新人演芸大賞」で優勝したときの審査員が小松政夫、その後、小松政夫が会長だった日本喜劇人協会の公演にも出演する。しかし、伊東四朗とはなぜか会って話す機会がなかなかなかったのだ。プロフィール紹介のBGMには、石原裕次郎「男の横丁」が選ばれる。伊東四朗が初めて舞台にあがったときにバックに流れていたのがこの曲だったという。プロフィール紹介のなかにTBSなのに「ザ・チャンス」が入ってなかったという伊東。あの番組はピンク・レディーのピンチヒッターを居作昌果に頼まれたという。あるいは、欽ちゃんが番組を降りたときには「ピンチヒッターショー」もやっていた。伊東「正式に呼ばれるよりは、ちょっとやってくれるって言われるほうが、なんか気が楽というか。スタッフがみんな集まって、本日から始めますなんて言われると、急にやりたくなくなっちゃうからね。(笑)背中押されてやるのはいやだね。」 太田は笹山敬輔の新刊も読んでいた。その本を読み、伊東四朗からの影響を改めて確認したといって、爆笑問題の初期のコントを伊東に説明する。CMを挟んだあとも太田の質問はまだまだ続く。伊東の時代からだんだんコントの番組がなくなっていった流れについて、太田は、タモリ、たけし、さんまたちが出てきたことで、われわれもそれに影響を受け、そっちを支持した僕たちの世代のせいだと語る。しかし、太田自身は軽演劇をやりたいんだと熱を込めて語った。

 15時過ぎから外出する。小雨。一応、傘をもって出る。星川に出て、保土ヶ谷図書館に寄る。1冊返却し、2冊借りていく。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのアイスコーヒーとマックチキンを食べて、それから長時間、読書をしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、瀧波ユカリが初登場のほか、田村淳、ヒロミ、石原良純というメンバー。水原一平の話題では、アメリカの刑務所生活の話をこちらでもやっていた。依存症のケアに関する話で、ヒロミは銃のライセンスをもっているから、何年かに一度は精神科に行ってチェックがあるんだって。番組最後は淳によるお城の特集。「穴太衆」という言葉すら知らなかったが、そのような伝説の石工集団がいたという。

 昨夜の「Nキャス」には、コメンテーターにイェスパー・コールというひとが初出演していた。エアギター日本大会が中止になったというニュース。円安の影響で、渡航費や宿泊費を支払えなくなったという。ダイノジ大地が取材に応えていた。キダ・タローの訃報では、ほんの3年前、90歳のときに出演した番組の映像が流された。大阪桐蔭の応援曲「アルプス・キダ・タロー」というのは知らなかったな。そのあとはカスハラの特集。なかなか不愉快な話題だが、関心をもって観る。客の側にも店の側にもおかしなやつが多いという気がする。

 昨夜の「お笑い向上委員会」を観ると、事件直後のウエストランド井口が出演していて、序盤はその話題ばかり。さんまがラジオの切り取り記事で炎上してたとは知らなかった。そのほか、ナイツ、マヂカルラブリー、マシンガンズ、ジェラードン、牧野ステテコなど、いいメンバーがそろっている。モニター横には中津川弦さんが登場。昨日はちょうど中津川さんの独演会があり、それに行っていた友だちからこの出演を先にDMで教わっていたからこれは早く観なければと思っていた。忘れていたが、そういえば、中津川さんは7年前にさんまの特番に出たこともあったんだった。モニター横にはもうひとり、ソマオ・ミートボールが一緒だった。手に汗握りながら観てしまうが、「閉店ガラガラ」では中津川さんが見事オンエアされた。ネタが長すぎて、ナイツからフォローが入る。「好きな熟女ランキングベスト3に変えてもいいよ」と塙さんから助け船が出たが、中津川さんは「ネタで」と断った。「面白いですよ!」から始まり、「げ~んさ~ん。イエーイ!」とオチを決めると、見守るようにしていたナイツのふたりも「イエイ!」と返してうなずき合った。「弦さんが有名な世界線なんだよ」と井口。塙さんが「人生でいちばん最初に行った風俗の名前なんだっけ?」とふると、「爆乳問題です。」と即答したのが見事にハマった。陣内「謝れ、爆笑さんに! タイタンに謝れ!」 中津川さんの「爆乳問題です」のセリフは番組最後にも使われた。

2024年4月14日日曜日

4月14日日曜日/お練りと三番叟

◇ 桜木町・みなとみらい

 朝、録画残量をぜんぜん空けられずに、番組を消去するのに苦労する。TBSラジオの「ONE-J」をつけていたら、ゲストが磯山さやかだった。「ビバリー」の話もたくさんしていて、本仮屋ユイカにフワちゃんのものまねをふられていた。

 午前中から外出。暖かい。横浜駅から東口に出て、文化堂でカツサンドを買っていく。高島町の歩道橋を渡り、みなとみらいに。三菱重工横浜ビルの脇のベンチに座り、ここでカツサンドを食べた。桜木町駅に着いたときには正午を過ぎていた。

 のんびり向かっていたらちょうどいい時間になった。横浜能楽堂が「OTABISHO」という施設をランドマークプラザにオープンすることになり、そのオープン記念のパフォーマンスが行われる。12時15分から、横浜市内郷土芸能団体によるお練りがスタート。駅前に到着したときにはもう準備は整っている様子だった。始まる前に、アナウンサーのような女性が説明をするのだが、マイクがオンになっていなくてよく聴こえない。お練りは、桜木町駅前を出発し、動く歩道を通り、ランドマークプラザ内の広場を目指す。先頭を歩くのは天狗。ランドマークタワーの手前でいったん止まり、獅子舞や、おかめとひょっとこの踊りなどが披露された。ランドマークプラザの広場にたどりつくと、こちらには狂言の舞台が用意されている。この舞台では、茂山千之丞、野村万之丞による三番叟が披露された。さっきのお練りのひとたちも両横の階段に座って観ていた。

 13時半過ぎに終わり、桜木町駅のほうに戻る。ぴおシティ地下の喫茶店「花壇」に入ろうとしたら、今日はお休みだった。とりあえず、野毛山のほうまで歩き、中央図書館に寄っていく。3冊借りてしまい、県立図書館にも寄るつもりでいたが、もうこれ以上は本を借りる気にならず、みなとみらいに戻ってくる。ランドマークプラザを抜け、みなとみらい食堂で食べようかと思ったら、こちらもお休み。ことごとく間が悪い。すぐ近くの大戸屋に入り、甘からだれの鶏唐揚げ定食を食べた。940円。グランモールのドトールに入ろうとすると混雑している。みなとみらいで読書をしていくつもりでいたが、あきらめて横浜駅に戻ることにする。グランモールの歩道橋が、いつの間にか開通していた。ずっと工事中だったが、いったい何年かかっていただろうか。ついに日産ギャラリーまでつながり、横浜駅まですいすいと歩いていけるようになった。日産ギャラリーからそごうに抜けていくと、Kアリーナに向かう客だろう、逆方向に流れていくひとの群れにぶつかる。混雑のために無駄に疲れてしまった。日曜にこんなところにくるもんじゃないな。

◇ テレビ

 二俣川に戻り、今日もジョイナステラスのドトールで読書をしていく。ぶ厚い「決定版 世界の喜劇人」を読み進めている。夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、ゆうちゃみ、岡田紗佳、澤円、斎藤幸平らが出演。まずは大谷翔平の活躍、そして、水原一平の話題を扱う。スタジオでは湯浅卓が解説をする。曙の訃報では、なんの番組だろうか、若乃花が闘病中の曙を訪ねる映像が流れた。

 今日の「笑点」では恒例の真打昇進披露口上があり、落語協会からは2名、つる子、わん丈、芸協からは3名、雨花、金太郎、伯知が並んだ。若手の落語家にすっかり疎くなってしまい、芸協のほうは知らないひとたちばかりだと思ったが、伯知さんは神田真紅という名前のときに観たことがあったかな。木久扇師匠も口上に並び、卒業したのにまだ連続して出演している。大喜利のほうは晴の輔さんが2週目。着物の色がさっそく決まり、鳥の子色という色になった。要はクリーム色か。

2024年4月12日金曜日

4月12日金曜日/天津麺の謎の価格設定

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 早朝に目覚め、ゴミを出しに行こうとするのに土曜と錯覚してしまったが、今日は金曜だ。出すゴミを間違えるところだった。ブログをひとつ更新してから、もう少し眠りなおした。起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」はまだ2週目が終わったところだが、本当に素晴らしいと感じる。終盤に出ていたのはサスペンダーズではなかったかと思い、オープニングのクレジットを確認しなおしてみたがすぐには見つけられず、見つけられないはずで、コンビそれぞれの名前でクレジットされていた。コンビ名でクレジットしてあげればいいのになあ。

 水曜に放送された「週刊ナイナイミュージック拡大号」を観ると、さんまが出るから録画しておいたのだが、前半は Number_i がゲスト、続いてのゲストは YOASOBI。Ayase はオカザイルを観て、EXILE を聴き始めたんだそうで、いや、この影響力は本当にあなどれない。番組終盤になり、アルフィーと一緒にさんまが登場した。今度放送される「心はロンリー」の主題歌をアルフィーが手掛けたのだ。過去の「心はロンリー」の名場面を流してくれたのが嬉しい。

 火曜に放送された「さんま御殿」の3時間特番は最初のブロックだけ先に観ていたが、その続きを観る。2ブロック目は「体調すぐ悪くなる有名人」。永尾柚乃ちゃんが初登場。柚乃ちゃんとのやりとりはさんまの真骨頂だ。はいだしょうこも可笑しいひとだな。3ブロック目は「妻たちの財布見直しSP」。ひろゆきの妻、西村ゆかが出演していたのだが、しゃべるとやっぱり、ひろゆきと似た口調と表情が出るものだ。ものが捨てられないという松本伊代に、さんまも「俺ら、それができないからな。」「思い出やん、別にいるもんではないねん。」「オブジェにしてる。本が何冊もあったら、それを部屋のデザインに合わせて置いたり。」

 今日の「徹子の部屋」は睡眠学者の柳沢正史がゲスト。睡眠でいちばん大事なことは「量」であるという。必要な睡眠量には個人差があるそうで、「4日間チャレンジ」というのを説明し始めると、徹子さんはメモをとり始めた。「4日間チャレンジ」とは、まず、4日間連続して眠りたいだけ眠れる環境を用意する。多くのひとは、ひと晩目はすごくたくさん眠る。2晩目、3晩目と短くなり、4晩目に落ち着いてくる。その4晩目に何時間眠れたか、それがそのひとにとっての充分な睡眠量ということだ。日本の住宅は夜は照明が明るすぎるんだそうで、ちょっと薄暗い程度のほうが生物学的にはいいというのだが、眼は悪くならないのだろうかという疑問は湧いてしまうな。徹子さんの睡眠について訊かれると、徹子さんは 23時頃に眠り、9時か10時頃に起きる。たまに4時頃に目が覚めて、ちょっとお湯を飲んだり、チョコレートを食べたりして眠りなおす。昼間に眠くなるということはないそうだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に爆笑問題のインタビューがあり、インタビュアーはてれびのスキマさんだった。「週刊現代」には「ガキの使い」の中村喜伸プロデューサーの金銭トラブルの記事が出ている。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、曙の訃報について、松村邦洋が貴乃花親方になって語っていた。さらに、貴闘力を磯山さやかが翻訳する新コンビネーションが誕生。ミチコさんの室井佑月と土屋のコンビの応用だ。そのあとには、加藤和彦のドキュメンタリーを観てきた高田先生がそれをクイズにするが、松村、磯山が、加藤和彦という名前をまったく当てられずに、それだけでオープニングが終わってしまった。

◇ 星川

 夕方から外出。星川に出て、保土ヶ谷図書館に寄り、返却する本が1冊あったのだが、また新たに6冊も借りた。イオン天王町1階の餃子の王将にて、遅めの昼食。極王天津麺と餃子を食べる。1067円。千円を超えるとは罰当たりな昼食だ。普通の天津麺を食べたかったのだが、いつの間にか値上げしていて、極王天津麺と同じ値段になっていた。だったら極王天津麺を頼むに決まっているじゃないか。なんなんだろうか、この謎の価格設定は。3階のフードコートに移り、マクドナルドのアイスコーヒーを飲みながら、しばらく読書していく。小林信彦「決定版 世界の喜劇人」を第二部の序章まで読んだ。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜にもまた録画していたテレビ番組をいくつか。今日放送されていた「ミュージックステーション」の2時間特番を観ると、出演者が階段から降りてくるオープニングがひさしぶりに復活されていた。はっきりとは記憶していないけど、コロナからやらなくなっていたんだっけ。柏木由紀がAKBとしては最後の出演だったのだが、今日が100回目の出演という回数にはちょっと驚く。「人気アーティスト20組のデビュー曲一気見せ!」という企画もあり、B.B.クイーンズ「おどるポンポコリン」に超豪華アーティストが参加したといって、森高千里、Wink、中森明菜、工藤静香、中山美穂、光GENJI が一緒に踊っている映像が流されたのだが、生島ヒロシだけは名前のテロップが出されず、出してあげればいいのにと思った。

2024年2月12日月曜日

2月12日月曜日/本は見つからない

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観ていて、「パンパンガール」なんて言葉が出てくると、ちょっとどきっとする。終了間際に田中麗奈が登場。

 昨日の「ワイドナショー」は、元AKBの川崎希が初登場のほか、田村淳、アンガールズ田中、呂布カルマが出演。BPOに頭髪の薄いひとを揶揄する漫才に対する視聴者意見が寄せられたそうで、シシガシラが登場し、漫才を披露する。昨日の「笑点」の演芸コーナーには、ちょうど、ギャロップが登場していた。ギャロップはつかみはハゲネタなのだが、そこから違うネタになっていくんだよな。

 昨日の「TVタックル」では、キョンが千葉県に大繁殖しているという話題について、たけし「あれ、こまわり君てマンガで「八丈島のきょん」ての知らない? あれ、けっこう人気あったのにな。」「こまわり君で「死刑!」とかなんか言ってるときに、たまに「八丈島のきょん!」て出てくんだけど。いきなり出てくんで笑うんだけど。「きょん」て名前が笑うじゃない。それで、けっこう人気あったんだけど、もう時代が違うのかな。おいら、げらげら笑ったけど。知らないひと多いんだねえ。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングでは、先週金曜に開催された「たけし杯」の話をしていた。12時台ゲストは柳亭小痴楽。午後はそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。14時台ゲストはキンタロー。見つからない本があったため、ラジオを聴きながら、部屋に積まれた本を崩しては積みなおしていく。3時間もかかる大仕事になったが、肝心の本は見つからない。いったいどこに消えてしまったのか。

 夕方にブログの更新をもうひとつ。夜になってから駅前まで買いものに出て、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は山本リンダがゲスト。先日の新しい学校のリーダーズが出た回で披露していた「狙いうち」の映像も流れた。山本リンダもスタジオで「狙いうち」を歌う。

 土曜に放送された「Nキャス」を観そびれていた。ニュースに出てくる四国犬というのを映像で初めて観たが、なるほど、土佐犬とはぜんぜん違うんだな。小澤征爾の訃報にもしっかりと時間を割いていた。最後に指揮をしたのは2022年、無観客のホールで、車椅子で指揮をしたのだ。そして、二階俊博の書籍代3500万円という話題。その支払先のひとつにこの番組が取材をすると「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」という本を購入していたことがわかり、5000冊として計算するとその数字にぴったり。「サンジャポ」で宮崎謙介が言っていたとおり、配るために買っているわけだ。3500万円分の書籍というととてつもない金額のように思うが、書籍の値段はけっこう高いんだよ。

 土曜の早朝に放送された「週刊フジテレビ批評」は「冬ドラマ辛口放談」の後編。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙というメンバー。作品ごとの話題から、後編は俳優の話題に移る。「はまり役大賞」には、梅田恵子が「不適切にもほどがある!」の磯村勇斗を、大島は同じく「不適切」の仲里依紗をあげる。吉田潮からは「コメディ筋肉」というワードが出た。吉田潮は「となりのナースエイド」の吉住を。木村隆志は「さよならマエストロ」の佐藤緋美をあげた。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台ゲストには松村邦洋が登場。この日は朝は「サンジャポ」に磯山さやかが、昼は「日曜サンデー」に松村が出演していたというわけだ。例のごとく、ひたすらものまねをやりまくり、あっという間に時間いっぱいになる。

2023年12月11日月曜日

12月11日月曜日/生姜焼きを食べた

◇ 神保町

 朝から都内に。今日は寒くなりそう。ジャンパーを着ていく。昼は神保町、ひさしぶりにキッチングランに入り、生姜焼きを食べた。850円。やっぱり美味いな。この近くでバイトをしていた時代にはときどき食べにきていたけど、もう20年ほど前になるか。ひさしぶりに食べられてよかった。そのあとは、三崎町のベローチェに入り、ひと休み。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。12時台ゲストはデーブ・スペクター。「らくご in 六本木」で一席やってもらったというのは知らなかったな。読書も少し。SNSを覗いてみると、村杉蝉之介の逮捕のニュースが出てきて、これにはびっくりした。詳細はまだわからないが、薬物所持か。

 市ヶ谷駅から南北線、目黒線直通の各停を待ち、座って帰る。途中の駅で、小さい女の子がひとりで乗ってきて、ふかふかのジャンパーを脱ぐと、クッションのようなかたちにしてシートに置き、そこに寄りかかるように眠り始めた。その子は田園調布で降りて行った。お姫さまだったな。

◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」では、福来スズ子とその楽団が巡業先で「アイレ可愛や」を初披露した。楽屋に訊ねてきた学生さん、これからラブストーリーにもなっていくのかな。

 昨日の「サンデージャポン」は、磯山さやかが再登場のほか、藤田ニコル、成田悠輔、三木雄信といったメンバー。今回もまた、磯山さやかにものまねをふる太田にはらはらさせられる。トップは安倍派のキックバック裏金疑惑から、政治と金の問題だけで 40分以上やっていた。そのあとには、旧ジャニーズ新会社の話題を。福田淳新社長の会見の場にはサンジャポジャーナリストたちも駆けつけた。最後はやす子が麻布台ヒルズを取材。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」には「M-1」の特集記事があり、東京ダイナマイト松田とスピードワゴン小沢が対談し、準々決勝までの注目コンビについて語っている。オール巨人の連載コラムは、ランジャタイ国崎から「ガキの使い」の「七変化」のお礼にマッサージ機をプレゼントしてもらった話。ツイッターを覗いてみると、トレンドに志らく師匠の名があり、なにかと思えば、「M-1」審査員勇退とのニュースが出たようだ。

2023年12月1日金曜日

12月1日金曜日/「首」という怪作

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 昨夜はよく眠れた。朝、遅めに起きあがり、まず、ブログを更新しようとするが、書きあげられずに途中まで。ブログを書く時間がちっとも作れず、どういうわけだか、つねに時間のなさを感じている。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」では、菊地凛子の「別れのブルース」を聴けた。水曜に放送された「週刊ナイナイミュージック」は、初回のサザン以来、ライブ潜入取材の第2弾として、ユーミンの50周年記念コンサートをナイナイが取材する。今日の「徹子の部屋」は追悼特集。畑正憲、水木一郎、佐藤蛾次郎、もんたよしのり、ダークダックス遠山一の過去の出演回の映像が流れる。楽天マガジンでは、「GQ」の「MEN OF THE YEAR」に選ばれた新しい学校のリーダーズとヒコロヒーのインタビューを読んだ。

 スレッズから、山田太一の訃報を目にして驚いた。89歳。今朝には出ていた訃報だが、午後まで知らなかった。スレッズはついに検索可能となり、いずれはそうなるとは予告もされていたとは思うが、これでもう、エゴサーチと無縁の世界は終わりか。しかし、それでも、ツイッターだけの空気に支配されるよりかは2大SNS時代のほうが望ましいだろう。

 午後から外出。平沼橋に出て、紅葉坂まで歩いていく。歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。磯山さやかが「爆笑問題の日曜サンデー」に出ていたのを聴きそこねてしまったが、そこで言っていたのか、小林稔侍のファンなんだそうで、それを知った高田先生が小林稔侍作品のベスト3を言わせる流れに笑う。


 紅葉坂まで歩いたのは図書館に寄りたかったからで、県立図書館、野毛山の中央図書館と順に寄っていく。そのあとは桜木町駅まで歩き、川村屋に入り、あじ天そばを食べた。510円。とり肉そばを食べたいのだが、とり肉そばはいつも人気で売り切れている。

◇ 映画

 横浜ブルク13 にて、ついに「首」を観る。17時40分の回。待ちに待った北野映画最新作であるから、ここはもう奮発して、IMAXで観ることにした。「首」はまず、初期作を別にすれば、オフィス北野のKマークが出ない初めての北野映画なのだが、それだけに、序盤のシーンに柳憂怜がいるのを見つけたのは嬉しくなった。キャスト的には過去の北野映画とつながっているかのようで、勝村政信と寺島進の共演にもやっぱり強い嬉しさがあったが、それと同時に、大杉漣の不在も感じずにはいられない。しかし、柳憂怜などは見せ場があるわけでもなく、その他大勢のように映っているだけで、画面は流れるように移動してしまうので、よく観ていないとわからない。ほかの俳優に対してもやはり、北野映画にはひんやりとした距離感がある。同じく、北野映画の常連俳優たち、日野陽仁、芦川誠、お宮の松の出演場面をきちんと観逃さなかった自分を褒めてやりたくなったが、エンドクレジットを見て、ああこんなひとも出ていたのかとわからなかったひともけっこういた。劇団ひとりに気がつけなかったのは悔しいところだ。この映画は一時はお蔵入りかとも言われ、公開をずいぶん待たされ、6年ぶりの新作公開となったが、原作小説は前作が公開された2年後には出版されていた。(この公開を待たされる期間に、たけしは小説を書きまくることになるという副産物もあった。)北野映画としては初めて、映画を観る前に原作小説を読んでいたのだが、その時点では配役はわからなかったが、秀吉のセリフにたけし本人の心情が表れているのではと感じられる箇所があった。そこに表れていたのは天下獲りのむなしさだ。戦国時代の天下獲りの物語を、芸能界で実際に天下を獲ってみせた人物が描いているという、こんな構造の作品はたけし以外には作り得ないものだ。ある面では黒澤明に挑んだようなスケールの、時代劇版「アウトレイジ」のような娯楽作品に見えつつ、極めてパーソナルな映画ともいえる。ただひたすら、天下獲りのむなしさを描いた映画のように感じられる。今年のベストワンというような性質の映画ではないんだけど、北野映画史的には重要といっていいのではないか。近年は「アウトレイジ」シリーズが北野映画のイメージとして広まっている感があるが、個人的には「アウトレイジ」シリーズよりも「首」のほうによっぽど血が騒ぐ。一筋縄ではいかない作品だろう。



 映画館の向かいのサンマルクカフェに入り、ブレンドとチョコクロを食べる。インスタに投稿。帰りの電車内では、スレッズに投稿した。映画を観終わり、2時間ぐらい経ってもまだ「首」の興奮が続いていて、「首」のことを考え続けてしまう。これは怪作としか言いようがない。

 深夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「ニュース7」と、それから、「ミュージックステーション」をざっと早送りで観る。この番組は今や1時間の通常回のほうが珍しいくらいだ。Vaundy が初登場だったが、スタジオではなく、ライブ中の横浜アリーナから生中継での登場だった。GLIM SPANKY はユーミンの「真夏の夜の夢」のカバーを披露し、ユーミンがVTR出演した。ユーミンもこの番組には初登場だそうで、タモリとの初対面はおよそ50年前、その初対面のときかはわからないが、1985年の「週刊平凡」の対談記事の誌面が画面に出された。

2023年10月29日日曜日

10月29日日曜日/たんたんとブックの日

◇ ブックの日

 朝、ダビングのセットをして、それからブログを途中まで書く。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけていると、ニュースのコーナーではもんたよしのりの訃報が扱われ、それについて語られるなかで犬塚弘にも触れられていた。

 午後から外出。毎月29日はブックの日。ブックの日はブックオフをまわる決まりになっている。まずは鶴ヶ峰に出て、先に昼食にするべきか迷ったが、昼食はあとまわしにし、ブックオフを先に目指した。いい本がすぐにひとつ見つかり、安心する。110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊買う。鶴ヶ峰から横浜に移動し、ここで昼食にする。地下を通り、天理ビルまで。カレーの市民アルバに入り、スタミナひき肉カレーを食べる。720円。すぐ近くのヨドバシカメラの地下にはゴーゴーカレーがあるが、同じ金沢カレーならば、こちらの店のほうがひっそりしていて居心地がいい。

 ビブレのブックオフはなかなか混んでいた。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買うつもりでレジにもっていくと、110円の文庫本のひとつは220円だった。値札はいつも確認するのに、なぜか見落としているときがある。跨線橋を渡り、平沼のブックオフに。こちらでは、110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊買う。

 横浜駅に戻り、横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。休憩したくなり、ドトールに入る。スマホの充電をして、読書もする。ドトールを出て、オリンピックのブックオフに。110円の文庫本を3冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊買う。4店まわってもまだ余力あり、最後は東口のブックオフ。最後にけっこう買うものが多くなった。110円の文庫本を2冊、新書を2冊、150円文庫本を1冊、220円文庫本を3冊、単行本を1冊買う。300円クーポンを使っても千円を超えることは最近はあんまりなかった。西口の東急ストアに寄り、買いものをしてからまた横須賀線で帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、起業家を育てる学校の特集をしていたのだが、しかし、こういう思想はそう遠くない将来には古いものになるのではという気がする。今の時代に対応している段階では、すでに遅れをとっているのではないか。彼らが三十代になるころにはどうなるだろうな。宮古島のパーントゥという伝統行事が、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことで観光客が増加し、クレームが出るようになったというニュースも気になった。馬鹿な観光客がいるもんだ。ニュースランキングのコーナーでは、ランキングには入っていなかった犬塚弘の訃報に三谷幸喜が触れる。

 今朝の「サンデージャポン」には磯山さやかがついに出演。岸田総理の経済対策の話題から始まるが、磯山さやかに容赦なくものまねをふる太田にはらはらさせられた。山崎まさよしがライブで歌いたくないと言った騒動もこの番組では扱っていた。太田「話しただけでもいいと思いますけどね。談志師匠なんか噺家なのにしゃべりたくないって、帰っちゃうんですからね。きもしないときありましたからね。」 番組後半になってからイスラエルのニュースを扱い、現地取材を続けてきた須賀川記者がスタジオに登場した。その直後に、やす子と磯山さやかの「東京ラーメンフェスタ」のレポートって、このギャップ。

 今朝の「ワイドナショー」は、今田耕司、西川貴教、国山ハセン、マキシマムザホルモンナヲというメンバー。この番組では BUCK-TICK の櫻井敦司の訃報を扱っていた。番組後半にはサルゴリラが登場。「キングオブコント」でやったコントとは別のコントを披露した。

 昨夜の「にちようチャップリン」はホリプロコムの特集。パンプキンポテトフライ、さんだる、橘井と小池、戦慄のピーカブー、ホリ軍団が出演。ホリ軍団は、ホリ、河口こうへい、メルヘン須長、たむたむ、まーな、早川知里、きのこちゃん、ジャッキーちゃんというメンバー。ホリプロコムはものまね芸人が豊富なのだ。まーなの井森美幸が面白い。もっと観たくなり、YouTube を検索してみると、井森美幸のものまねで「オトナブルー」を歌う「イモリブルー」という動画を公開していた。


 YouTube では、新しい学校のリーダーズの動画も連続して観ていた。先日の「新しい学校のリーダーズの課外授業」で放送された「Giri Giri」のフルバージョンが観たくなったからだが、チャンネル登録はすでにしていたものの、YouTube を観る習慣がないから、今までろくに観ていなかったのだ。ライブの映像やMVもあるが、それよりも、稽古着で踊るダンスプラクティスの動画が面白くてしかたがない。



2023年10月2日月曜日

10月2日月曜日/散髪1350円

◇ テレビ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。今日はまた涼しくなった。助かる。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝から始まった「ブギウギ」を、笠置シヅ子の物語だからこれは観ようと思っていた。しかし、第1話だけではまだなんともわからない。いつまで観続けられるかな。

 昨夜の「まつも to なかい」は、中島健人と東方神起がゲスト。中島健人が「僕らの会社」という言いかたをしていて、「ジャニーズ」という言葉は言わないようにしていたのかな。中居正広が話していたアイドル論が面白かった。中居「僕が思っているアイドルって、なにが魅力ですかって、「未完成」「半人前」が、僕はアイドルだと思ってるわけですね。(略)一人前になるまでの過程を、若い女の子が、誰々くんがんばってっていう、それが魅力のひとつで。」「でもどっかで、自分は、一人前ではないアイドルを応援してくれてるのに、三十ぐらいになると、「僕、そんなに半人前じゃないんだけど」っていうところに、ちょうどぶち当たる年齢で、ちょっと、あのう、もがきもがこうとしているというか。」

 今日の「徹子の部屋」は中田喜子がゲスト。かつて紅組キャプテンを務めていた「連想ゲーム」の話が少しあったのだが、徹子さん「あたしはね、「連想ゲーム」出たんですけど、しりとりと間違えてね、あれ、しりとりと間違えてやってたら、「あなた違いますよ、しりとりじゃないですから」って言われたことある。なんでしょうね。それ以来、出てないと思います。」 連想ゲームをしりとりと間違えたエピソード、これ、ガッツ石松の話として広まってるけど、本当は徹子さんだったのか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」では、安齋肇が半生を語る新連載が始まった。初回はタモリとの出会いについて語っている。ほかのページには、政治の YouTube を始めたという西川のりおのインタビューもあり、これもとても面白い話をしている。漫画トリオ再結成時に、西川のりおが加入する話があったそうなのだが、しかし、つぎの選挙に出るまでの場もたせではと警戒した上岡龍太郎が、横山ノックに詰め寄り、再結成の話自体がなしになったのだ。インタビューの最後には賞レースについて語っている。「僕は、漫才は競技じゃないと思います。だけど、吉本もホリプロもサンミュージックも芸人の学校をやってるでしょ? そしたら、落としどころがいるわけですよ。」「そもそも漫才を一発勝負で決めることがおかしい。」「そもそも、漫才なんて採点したらダメですよ。」「あと、なんぼ出場者より先輩だとしても、芸人自身が同じ芸人を審査してるのもボクとしてはおかしい話なんです。自分自身も舞台に出てウケたりウケなかったりしてる人間なんですよ?」「正直言うとね、今の漫才師は受験で合格する漫才を目指してるような印象です。もちろん練習してもいいんですけど、やっぱり漫才って〝味〟なんですよね。」

 午後、文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」をつけると、祝日ではないのに大竹まことは不在で、阿佐ヶ谷姉妹がしゃべっている。大竹まことは夏休みのようだ。「大竹紳士交遊録」は古谷経衡。

◇ 散髪

 夕方から外出。二俣川に出て、まず、遅めの昼食。松屋に入り、キムチ牛めしを食べるつもりでいたのだが、食券機から見つけられず、しかたなく、ネギ塩豚カルビ焼肉丼を食べた。590円。ドトールに入り、読書をする。しかし、眠くなり、本の内容があまりあたまに入らない。それから、先日につい見送ってしまった散髪を今度こそ果たそうと決心し、ジョイナステラスのQBハウスに。1350円。いつもこんなに高かったっけと驚くので、忘れないように、きちんとここに記しておく。今回もいつもと同じおじさんに切ってもらっていると思ったのだが、以前よりも無愛想な調子で、本当にこのひとだったかなと顔の記憶に自信がなくなっていった。同じようなおじさんが、2、3人いたとしても不思議ではない。散髪の仕上がりには不満はない。さっぱりして、くまざわ書店を覗いてから帰る。

◇ ラジオ

 パソコンのラジコの地域判定が神奈川県に戻り、ラジオが聴きやすくなった。今日の「ビバリー昼ズ」を。オープニングでは、松本明子ら83年組アイドルの「お神セブン」のライブに行ってきた高田先生が大沢逸美にいじられた話に笑う。12時台ゲストは大西ユカリ。先週金曜の放送も聴きそびれていたが、その日の12時台ゲストは横山剣さんだった。剣さんがまさか金曜の「ビバリー」にやってくるとは。金曜のメンバーには明治座のイベントのときには会ってるんだろうかな。剣さんのハワイの話を、磯山さやかがアシストしていたのがとてもよかった。グラビアの仕事で行っているから、海外の情報をよく知ってるんだ。

 紙ゴミの処理をしようと思い、ダイソーで、300円のシュレッダーハサミを買ってきた。人力の作業だが、これならば、うるさくないからラジオを聴きながら作業ができる。電動のシュレッダーもあるのだが、これは音がうるさく、ほかのことがなんにもできなくなるので、結局、なんにもはかどらないのだ。買ってきたばかりの嬉しさもあり、ひたすら紙を切り刻み続け、手首がくたくたになったところで深夜2時頃に眠る。

2023年7月4日火曜日

7月4日火曜日/うるさくていらいら

◇ テレビ

 早朝から眠り、午前中にブログの更新をしようとするが、調子が出ない。録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「まつい to なかい」は内田篤人とさまぁ~ずがゲスト。この番組、落語会と同じで、独演会なら観たいのだけど、二人会だとこの顔合わせはちょっとというときがある。終盤には yama が登場し、小籔千豊が進行役を務める。ミュージシャンのコーナーももうトークと同じセットでやるようになったのかな。松本のツッコミに一歩も引かない小籔に笑う。

 夕方から外出。ライフのマクドナルドに入り、アイスコーヒーとスパチキを食べる。読書をするためにわざわざやってきたのだが、すぐ隣りの席にガキふたりがやってきて、中学生ぐらいかと思うが、わあわあしゃべっているのが耳障りだ。いらいら。ようやくいなくなったかと思うと、商品を買いなおして戻ってきた。がっかりする。この子らがようやくいなくなったと思ったら、今度は反対側の席にやはり中学生ぐらいの4人組がやってくる。またうるさくなるかと心配したが、彼らは静かにしゃべる子たちだったからほっとした。

◇ 読書

 マクドナルドで、東浩紀「ゆるく考える」を読み終えた。2021年刊、河出文庫。親本は2019年刊。400ページほどの本だが、面白くてすいすい読んだ。収録されているのは、2018年の「日経新聞」の連載と、2008年の「文學界」の連載、これだけで300ページほどになるが、その他は、そのあいだにあちこちの媒体に書かれた雑文。以下、気になった箇所をいくつか引用。P41「天才待望論は資本主義の論理である。才能を買い付け、売り抜ける。編集者もギャラリストも、いつからそんなひとばかりになってしまった。でもそれではだめなのだ。天才を理解し許す聴衆を育てなければ、文化は育たないのだ。いま日本に欠けているのは、その聴衆のほうである。」 P85「SNSの人間関係には面倒がない。だからSNSの知人は面倒を背負ってくれない。そんなSNSでも、たしかに人生がうまく行っているときは大きな力になる。けれども、本当の困難を抱えたときは、助けにならないのだ。」 P172「娯楽性とはなんでしょうか。それはひとことで言えば、こちらにふまじめにしか接してこない人間を、掴み離さない能力のことです(entertain という単語の語源をOEDで調べると、それがかつては「客を保持すること」の意味だったことがわかります)。」 P192「人間は自然には依存すべきだ(というかするしかない)が、社会には依存すべきではない。これがルソーの主張です。」 P231「ぼくは、「書くことで考えること」に心惹かれ、物書きになった人間です。そして、ぼくが文章を書き始めた一九九〇年代の前半には、まだ批評の読者は「書くことで考えること」を許していました。というよりも、それこそが批評だと言われていました。だからこそ、ぼくもまた批評誌で『存在論的』の元原稿を発表することができました。けれども、前述のように、批評をめぐる現在の状況はさまがわりしている。あらゆる言論がネタとして消費され、分析されるその空間では、単語ひとつひとつ、文末ひとつひとつの選択が思考と切り結ぶような悠長なリズムは許されない。ゼロ年代の読者、少なくともその大多数は、異なったタイプの文章を批評に求めています。」 P240「ちなみに、消費社会の問題とアウシュヴィッツの問題は、表面的には対局にあるような印象を与えますが、じつは本質的に繋がっています。そのことを見抜いたのは、ほかならぬハイデガーでした。彼は晩年のあるインタビューで、人間をモノとして処理するガス室のおぞましさは、大量生産大量消費の現代社会一般の問題と通底すると発言しています。この発言はたいへんな反響を呼び、同時に非難を招くことになるのですが(なんといっても、ハイデガーはナチスと関係した哲学者だったのですから)、その政治的かつ道徳的な不用意さは批判されるべきとしても、認識そのものとしては彼の指摘はまったく正しいと言わざるをえません。」 P285-286「というのも、多少とも現代思想に触れたことのあるひとであればご存じのように、二〇世紀後半の人文科学や社会科学はまさに、そんな「ツイッター的状況」について手を替え品を替え考え続けてきたという歴史があるからです。その例はデリダでもいいしルーマンでもいいしクリプキでもいいですが、彼らはみな口を揃えて、言葉が意味を伝えて理解を促進するというのはフィクションだ、コミュニケーションとは要は成立しているから成立しているとしかいいようのない危うい記号の連鎖なのであり、共通の前提などはなく、その根拠の底は抜けているのだと主張していました。コミュニケーションは成立するはずがないが成立する、その逆説について彼らはじつに難解な道具立てを使って語ったわけですが、ツイッターに参加すると、なるほどデリダ/ルーマン/クリプキが言っていたのはこの状況のことだったのかと、いつに素朴に体感することができます。」 P343「個人的な信頼関係などと記すと、それはそれで疑いの目を向けられそうだが、社会を変えるのは、結局のところ、独立した個人と独立した個人のあいだのそのような関係だけではないだろうか。政府は悪、電力会社は悪、「彼ら」が諸悪の根源で「わたしたち」はみな犠牲者だと世界をふたつに分割してしまえば、たしかに耳あたりはいい。政治とは友と敵を分割し、敵を殲滅することだと喝破したのは、ナチス支持で悪名高い法学者、カール・シュミットだが、まずは原発推進なのか反原発なのか、その分割こそを新しい政治の基礎にしようとした震災後の状況は、まさにその友敵理論の戯画的な具現化だったと言える。けれども実際には、政府も電力会社も個人の集合であり、話ができるひともいればできないひともいる。それを見定めてこそ、本当の改革、本当の政治が可能になるのであり、その態度は単純な友敵の分割からは生まれることがない。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は伊藤沙莉がゲスト。5歳上のオズワルド伊藤とのあいだにお姉さんもいるのだね。暗い雰囲気を感じさせないひとだが、じつは一家離散したことがある苦労している家庭だったんだ。昨夜の「しゃべくり007」を観ると、こちらも伊藤沙莉がゲスト。「徹子の部屋」ではテレビ朝日のドラマの宣伝をしていたが、こちらは映画の宣伝だった。同時期に別のプロモーションでバラエティに出ているというのも珍しい感じがする。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、この週の代打パートナーは磯山さやかだった。それから、Spotify で、松尾潔のポッドキャストを聴き、聴きながら眠ってしまい、目覚めると深夜1時過ぎだった。「爆笑問題カーボーイ」をつけ、聴きながらまた眠った。

2023年6月30日金曜日

6月30日金曜日/冷麺を食べる

◇ ラジオ・読書・ポッドキャスト

 朝から都内に。昼食は東銀座で、日高屋に入り、冷麺を食べた。640円。午前中から雨降りになるが、午後には止む。汐留から新橋のほうに歩き、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、今週の「爆笑問題カーボーイ」を話題にしていた。この回では太田が「愛のこむらがえり」からチェーホフについて語っていたが、柄本明に「かもめ」を提案したのは主演俳優の吉橋航也だったということが磯山さやかにより明らかにされる。

 読書もするが、眠気がひどく、なかなか進まなかった。ロアルド・ダール「あなたに似た人」1巻を読み終えた。田口俊樹の新訳版。2013年刊、ハヤカワ・ミステリ文庫。ロアルド・ダールはどうも今まで縁がなく、1冊も読んだことがなかった。訳者あとがきに書かれていたことにうなずいたのだけど、ダールは児童作家の印象が強く、その原作の映画はいくつか観ているが、こういう短編を書く作家なのかと今さらわかった。読んでみなければわからないことというのはもちろんあるので、しかし、ちょっと読みにくさも感じ、田村隆一訳ではどうなってるのかにも興味がある。

 ベローチェを出ると小雨が降っていて、新橋駅に着くまでの短い時間に、みるみる強い降りになっていった。雨に濡れながら、夜遅くに帰宅する。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・やましたひでこ)を観た。「アメトーーク!」を録画したまま、ずいぶん観そびれていて、まずは6月8日放送の「霜降り同期芸人」を、それから、6月15日放送の「動画編集やってる芸人」も観ようとするが、眠気がひどくなり、これは中断する。

 パソコンのラジコの地域判定がずっと狂っていて、修正依頼申告を何度送ってもなおらず、広島県のまま、もう1週間以上は経つのではないか。こんなことは今までなかった。ラジコの問い合わせフォームから苦情を送る。スマホのラジオで聴いてもいいのだけど、家で聴くには煩わしいから、Spotify でポッドキャストを聴くことになる。「本屋プラグ」という和歌山の本屋さんのポッドキャストを見つけたのだが、今、ブックオフに関することで炎上が起きているんだそうで、ぜんぜん知らなかった。ポッドキャストでは「ブックオフ大学ぶらぶら学部」について語られていて、しかも、そこで引用されているのが自分の文章だったから驚いてしまった。しかし、自分のふざけた文章がかしこまって音読されるのはなかなか恥ずかしいものだ。ポッドキャストを聴きながら、23時頃には眠る。


2023年6月25日日曜日

6月25日日曜日/報じかたがおかしい

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログを途中まで書いてから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観て、プリゴジンというひとが何者なのかがようやくわかった。今朝の「サンデージャポン」では、まず、神戸の6人家族の事件を、小川泰平、秋山博康が解説する。続いては、ロシアのプリゴジンの動きを中村逸郎が解説、そして、旧統一教会の施設建設計画は鈴木エイトが独自取材する。各ニュースごとに、この番組では名物解説者を見事に抱えている。旧統一教会の問題は「サンジャポ」では扱い続けているが、それ以外のニュースではほぼ観なくなっていると鈴木紗理奈が言っていた。そのあとには広末の不倫の話題。キャンドル・ジュンの会見の映像をここで初めて観たが、それについて語られていた先日の「爆笑問題カーボーイ」の音声もここで流された。しかし、その会見での発言は、翌日水曜日のイベントで撤回されたようだ。そのあとには、タイタニック号探索ツアーの事故のニュース。潜水艇の名前が「タイタン」であることには触れられなかった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴く。14時台ゲストは磯山さやか。主演映画「愛のこむらがえり」のプロモーションだが、太田も田中もこの映画を観たようだ。映画のなかで、柄本明がチェーホフの「かもめ」のセリフを使っていたと太田が指摘する。

 15時頃に外出。まず、昼食。かつやに入り、フェアメニューの豚カルビ焼肉とチキンカツの合い盛り丼を食べた。869円から、100円引きの割引券を使う。それから、買いものをして、1時間ほどで帰ってくる。帰宅後は掃除をして、ブログをひとつ更新した。

 夜はまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワイドナショー」を観て、それから、「TVタックル」は野球の特集。江川卓、長嶋一茂に混じり、レッド吉田が出演していた。たけしは髪を伸ばしているのか、オールバックにしていて、金髪になる以前の雰囲気に戻ってきた感じがする。「週刊さんまとマツコ」は、また夢グループの特集をやっている。「笑点」の演芸にはトム・ブラウンが登場。「だめ~」のあとに笑い待ちをするんだな。

 今日の「ニュース7」では、山手線の車内に刃物をもった男が現れたというニュースを報じていた。乗客3人が怪我をしたというので、切られたのかと思えば、逃げる際に転倒して怪我をしたのだという。「刃物所持の外国籍とみられる男性」を任意同行したというのだが、供述によると、その男性は自らを料理人だと話していて、職場からタオルに包んだ包丁をもち帰ろうとしていたときにうたた寝してしまい、タオルが外れて包丁が見えたということらしい。いや、この供述のとおりならば、この報じかたがちょっとおかしいんじゃないのか。

 TVer で、ABCテレビの上岡龍太郎追悼特番「さようなら上岡龍太郎さん」の視聴期限が今日までと知り、これはやっぱり観ておかねばならない。進行役はABCテレビの岩本計介アナウンサー。そのほか、桂南光、岡部まり、キダ・タロー、間寛平、石田靖が出演。「ラブアタック!」で共演していた和田アキ子もVTRでコメントし、当時の映像には若き百田尚樹のすがたがあった。「探偵!ナイトスクープ」の映像ももちろんたっぷりと流してくれる。北野誠が担当した有名な「バカ・アホ分布図」、そして、桂小枝が担当した霊媒師のVTRにキレた上岡龍太郎が退席する映像。そのときに隣りにいた岡部まりが、上岡がいかに冷静だったかを証言する。南光「上岡師匠はね、もう何回か生まれ変わってはると思うんですよ。「ブラッシュアップライフ」で。だから、あらゆることが前に体験してるからわかってるから、遊んではるんですよ。」 南光師匠から「ブラッシュアップライフ」という言葉が出たのが意外だった。

 そういえば、先週の「日曜サンデー」は途中までしか聴いていなかったんだった。14時台ゲスト、佐野元春が出演している部分をタイムフリーで聴いた。田中が脳梗塞で倒れたときに、佐野元春から手紙が届いていたんだそうで、このことは太田もこの場で初めて知ったようだ。この日のオープニングに出ていた田原俊彦からもメッセージがあり、佐野元春とは同じ1980年デビュー、田原俊彦はコンサートで「SOMEDAY」を歌っているんだという。リスナーからの質問により、もんじゃ焼きについて語る佐野元春も珍しい。佐野元春は、とにかく明るい安村にまでコメントしていた。

 眠る前に、明日のことも考えずにブログの更新をもうひとつ。明日は睡眠不足確定だ。ポッドキャストを聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2022年12月12日月曜日

12月12日月曜日/夢とラジオ

◇ 神田

 昨夜は「問わず語りの神田伯山」のポッドキャストを聴きながら眠ってしまい、変な夢を観ていた。ある芸能人が登場するのだが、その芸能人がすらすらと「問わず語り」の口上をしゃべり、ああ、このひともリスナーなんだと思った。寝不足のまま、貧乏暇なしで、今日も朝から都内に。慌ただしく、ラジオも電車内で聴くしかなく、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」と、土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴くが、これらもやっぱり、聴きながら眠気で朦朧とする。

 昼食は神田。以前、一度入ったことのある永楽という店を思い出し、行ってみると、階段に準備中の札が出ていたが、看板の営業時間は11時からになっている。おそるおそる、階段を降りていくと、普通に営業しているようだった。準備中の札は間違えて出しっぱなしにしていたのだろうか。ランチメニュー、日替わりメニューの牛肉と玉子炒めを食べる。チャーハン、麻婆豆腐、サラダが食べ放題。店に入ったときには客は自分ひとりだったが、あとから2名入ってきた。この時間は営業中だとわかっている客なのだろう。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは中原ひとみ。夫の江原真二郎が亡くなっていたことを、この番組で初公表した。自分の世代ではなじみのない芸能人だから、観終わったら消去するつもりで観ていると、徹子さんとの関係がよくってこれは消去が惜しくなる。阿佐田哲也とよく一緒に麻雀をやっていたというエピソードも語られた。思いがけず、いい放送だったという気にさせられた。

 今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴くと、正午前のニュースで、佐藤蛾次郎の訃報が伝えられていた。夜にこれを聴くまで、ぜんぜん知らなかった。12時台は、テツandトモがゲスト。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングではやはり、「M-1」の審査員になった山田邦子のことを話題にしている。14時台は、磯山さやかがゲスト。深夜0時前に眠る。

2022年3月23日水曜日

3月23日水曜日/「江戸東京落語まつり」

◇ テレビ

 明け方近くから眠り、3時間ぐらいで起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」をようやく観ると、流れ星が登場し、ギャグの作者がちゅうえいか瀧上かを当てる「ちゅうえいギャグクイズ」になる流れに笑う。天才ピアニストも持ちネタが豊富だ。先週木曜の「ダウンタウンDX」もようやく観る。こちらは「地下芸人の実態SP」。ハリウッドザコシショウ、チャンス大城、ぺこぱ、オズワルド、モグライダー、ランジャタイ、真空ジェシカが出演。今のお笑い界の潮流を表している地下芸人特集だ。オズワルド伊藤がしゃべった話を、すぐさま、同じ話をそのまま堂々としゃべるランジャタイ国崎がすごかった。番組終盤からのランジャタイの肝の強さがすさまじい。芸と狂気、肝の強さ、そのどれもがすさまじい。

◇ 落語会

 録画残量を作る必要があり、ダビングをして、それが終わるまでは家を出られず、午前中には出発するが、だいぶもたついた。昼から都内に。セブンイレブンに寄り、チケットを引き替えてから電車に乗る。電車はけっこう混んでいた。横浜駅の乗り換えがうまくいき、時間を挽回し、東海道線では座れた。東京駅に出て、地下通路を通り、よみうり大手町ホールまで。三遊亭円楽プロデュース「江戸東京落語まつり」の初日の初回の公演を観る。東京駅からは意外と時間がかかり、1本遅かったら本当にぎりぎりになるところだった。13時開演、15分前に到着し、エスカレーターで上階にあがる。まず、手指の消毒と検温。さらにもう1階あがり、チケットの半券を自分でもぎり、プログラムも自分でとっていく。この会場は過去にきたことはあっただろうか。席は 14列目。会場では真ん中あたりの席になるが、座ってみると、高座が遠いと感じる。寄席の最後列の席よりも遠い。席に着いたときにはもう開演10分前。前座なし、一番手には兼好が登場し、「時そば」をやった。しかし、いきなり眠くなってしまい、続く、小遊三、小朝は、演目がわからないくらいに朦朧としてしまった。小朝は見台と膝隠しを置き、照明も暗くして演じていたが、なんだったんだろうか。平日昼間ならではの客席の重さというか気だるさというか、とはいえ、これが初回というプログラムなのだからしかたがない。客席は高齢者がかなり多かったと思うが、左隣りの席の中年男が、落語の最中に扇子をぱたぱたあおいでいるのにはうんざりさせられた。年寄り手前ぐらいの年格好の男だったが、無駄に大股を開いて座り、そこからもう鈍さを感じさせる。こういう男はたいがい笑うところもピントがずれていて、さらには、カバンをがさごそとまさぐりだしたかと思えば、オペラグラスを取り出し、高座を眺め始めたので、手のつけようのない田舎っぺだと思った。右隣りの席は最初は空いていたが、兼好が終わってから入ってきて、こちらもやっぱり中年男だった。自分も含めて、中年男のひとり客が並んでいるという構図がいやだ。6000円という高額のチケットを買うこともひさしぶりだったが、このような大規模な落語会は、東京では「大銀座落語祭」以来だと思い、観逃しては後悔するのではと思ったが、前半がまるで楽しめず、高額なチケット代をまるっきり無駄にしている。15分の仲入りのあとは、志らく師匠が登場。志らく師匠が出るから目撃しておきたいという気もあったのだが、「親子酒」で、さすがに笑わせるものの、志らく師匠にしては並のウケだろう。6000円払って、志らく師匠の並のウケだけではあんまりだが、トリの文珍が見事に面白く、志らく師匠は客との駆け引きをまるでしないが、文珍は客との駆け引きをていねいにやっていく。現代的なことをしゃべっても、小朝のようなひとりよがりの現代性とは違い、庶民的な感覚とまるでズレがない。時間をかけてしゃべっていくので、なんの噺をやっているのかと思ったが、「壺算」とわかったときには余計に愉快になった。まあ、小朝が大きなネタをやっていたようだから、トリで軽くというバランスがいい。文珍のセンスのよさを改めて感じた会だったが、しかし、会の規模のわりには不満は少なくない。15時35分頃に終演。退場は、密を避けるために、列ごとに案内される。驚いたのは、ロビーに出ても演目を貼り出していないことだ。いや、演目を貼り出すというのもここ十数年程度に定着したことだが、今や、ホール落語でそれをやらないのはかなり珍しい。眠ってしまったからすっかりあてにしていたのに、小遊三、小朝の演目は、あとで検索して調べるしかない。


 昼食は大手町ビルヂングで、とんかつまるやに入り、ロースかつ定食を食べた。700円。ランチタイムにはいつも混んでいる店だが、この時間は空いていた。先に食べておかなかったのも失敗で、落語会の最中、のどがかさかさになり、咳が出そうでならなかった。脳に酸素がまわっていなかったのではとも思うが、食べたほうが眠くなるのか、食べないほうが眠くなるのかは、未だに判断がつかないところである。八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、チョコチャンクスコーンを食べた。読書をする気も湧かず、気候の影響もあるのか、ここ数日はずっと疲れている感じ。普段は開きもしない YouTube で、志らく師匠のランジャタイ評を観たりなどしていた。


 帰りの電車内で、ツイッターを検索し、小遊三「蜘蛛駕籠」、小朝「男の花道」と判明する。しかし、ツイートしているひとはとても少なく、いったいどういう客層なんだろう。ツイッターからは、木下ほうかの女優への性加害を告発する文春オンラインの記事にも驚いた。榊英雄という監督のことは名前も知らず、なんの驚きもなかったが、木下ほうかには驚く。これは完全に俳優生命を絶たれるだろう。文春オンラインでは、ほかには、天竺鼠瀬下の不倫報道もあった。

◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・ビリーバンバン)を観た。ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、ラジオを聴きながら、早い時間に眠ってしまい、深夜に起きあがる。録画していた「水曜日のダウンタウン」を観ると、「リアルに「へぇ」と言わせるの難しい説」という企画で、ナイツ塙さんが仕掛け人になり、なんと、大空遊平師匠が登場していた。「あちこちオードリー」も観ると、こちらは、ナイツと磯山さやかがゲスト。完全に「ビバリー」のリスナーのためのような組み合わせで、オードリー、佐久間プロデューサーも含めて、ニッポン放送色の濃い回だった。テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊朝日」の「この人の1週間」の欄に、宝田明が登場していた。3月6日から12日の一週間が記録されているのだが、3月14日には亡くなっている。亡くなったことには、なぜかどこにも触れられていなかった。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...