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2022年2月27日日曜日

2月27日日曜日/「彼らは生きていた」

◇ テレビ・ラジオ・映画

 ラジオをつけっぱなしで眠り、朝、録画していた今朝の「林家正蔵の演芸図鑑」を確認すると、録画が途中で切れていた。昨夜、眠る前にダビングのセットをして、ぎりぎり、この番組が始まる前にはダビングは終わるはずという計算だったが、放送時間に食い込んでしまったのか。パルト小石追悼で、ナポレオンズの名場面集だったのに。これは完全なかたちで保存したかった。再放送はあるだろうか。しかし、その場面は録画されていたのだが、そのあとには、ボナ植木ひとりでのステージ。それから、正蔵の落語「紋三郎稲荷」があり、対談のゲストは喬太郎だったが、対談が始まり、すぐのところで切れていた。

 ブログをひとつ更新してから、録画していた今朝の「サンデージャポン」を観た。ウクライナ侵攻のニュースを冒頭から 30分以上、たっぷりと扱い、スタジオでは「SNSと戦争」というテーマで語るが、ひろゆきはともかく、ほかには桝本壮志だとか、あんまりぱっとしないメンバーだった。丸山礼がいたが、珍しく、それ以外に芸人はいなかった。この番組はどのタイミングで出演者を決めているのだろう。解説に、黒岩亜純というTBSの前モスクワ支局長が出演し、53歳と年齢が出ていて、老けているが、爆笑問題よりも歳下だ。そのあとは、田中聖の逮捕の話題を扱っていた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」でも、ニュースのコーナーではウクライナ侵攻を扱う。14時台は、内博貴がゲスト。ぜんぜん知らない名前だと思ったが、ジャニーズのひとで、関ジャニやNEWSに所属していたようだが、顔も浮かばない。舞台を中心に活躍しているようだ。15時台、「サンデー芸人ランキング」のコーナーには、マキタさんが登場した。注目するおすすめのアーティストランキングを紹介し、3位は DEEN、2位はジャニーズの HiHi Jets、そして、1位は島津亜矢。DEEN がシティポップのカバーアルバムを出してるとは知らなかった。島津亜矢は「歌うまい歌」を流すのかと思ったら、ほんのさわりだけしか流れない。このタイミングだから、ライブの宣伝のための出演かと思ったが、ネタを披露することもなかった。このコーナーだけではもの足りない。



 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行く。今日は珍しくよく売れた。オンライン将棋を1局指し、ブログの更新をもうひとつ。夕方から、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。東野は復帰するが、松本は今週も不在。松本の席にはアンジャッシュ児嶋が座った。そのほか、東儀秀樹が初登場。宮内庁で働いていたという経歴は知らなかった。感染対策のため、古市憲寿はオープニングはリモート出演していたが、ウクライナのニュースになると、スタジオにいた児嶋と入れ替わり、古市がスタジオに座った。このコーナーには、中村逸郎という筑波大学の教授もリモート出演する。このひとは昨夜の「Nキャス」にも出ていたが、どういう学者なのかはまだよくわからない。しかし、思いのほか、この番組にしては硬派な内容だった。東儀秀樹がウクライナで演奏した際に、ロシア圏で喜ばれそうな曲をサプライズで演奏しようと準備をしていたら、その曲だけはやめてくれと止められたエピソードは、両国の歴史を表す、理解しやすい話だと思った。そのあとは、田中聖逮捕の話題をこの番組でも扱うが、ウクライナのあとではまったくどうでもいい。

 夕方に放送された「週刊さんまとマツコ」もすぐに観た。テレビ以外で稼ぐ「次世代芸人たちの新金儲けスタイル」という特集で、鬼越トマホークが出演し、YouTuber、オンラインサロンの解説をする。鬼越の事情通っぷりに笑う。スタジオには、字幕翻訳で稼ぐチャド・マレーン、ワインエキスパートの資格を取得した髭男爵ひぐち君も登場した。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。ピーター・ジャクソン監督の「彼らは生きていた」を観た。日本では2020年に公開され、観たいと思っていたが、観そこねていた。アマゾンプライムでは「ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド」のタイトルで配信されている。第一次世界大戦のドキュメンタリー映画だが、しばらく観たところで映像に色がつく、その場面に、ぱあっと生々しさが広がるような感覚があった。実際の映像に、現在の技術で着色を施しているのだ。それに加え、実際の兵士たちにインタビューした音声によって構成されている。字幕を読み続けることになるので、まるで読書のように映画を観る。観ている最中はちょっと退屈なくらいにもなったが、最後まで観たときに、いったいあれはなんだったという感覚になる。ひょっとすると、兵士の感覚を疑似体験していたのではと気がつき、これはなんだかすさまじい映画だと思った。実際の戦場の光景をえんえんと観る時間が続くが、不思議と、その最中にはあまり感情は動かされなかった。しかし、それが戦場のリアリティなのではと、最後まで観たときに気がつかされる。戦争には滑稽さがあるという証言が映画の前半のほうにあったが、たしかに、これが現実なのに、モンティ・パイソンを観ているような気にもさせられる。ほかにも、はっとするような証言がいくつかあったが、これはメモをとりながら観たほうがよかった。戦争が終わったときに、仕事をクビになったような気分だったという証言もすごい。兵士たちが市民生活に戻ったあとの落差も感じさせられ、市民生活は別世界だとの声もあった。観ている最中よりも、観終わったときに激しく迫りくる映画だった。

2021年11月8日月曜日

11月8日月曜日/炎上その後・読書や映画

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、日記を書こうとするが、まるであたまがまわらない。どうも神経が正常でない。録画していた昨日の「サンデージャポン」を観ると、先週の選挙特番の炎上について、たっぷりと時間を割き、杉村太蔵、デーブ・スペクターが問題点をきちんと指摘していた。続けて、「ワイドナショー」も観ると、こちらでも太田の選挙特番を話題にする。いみじくも、松本が亀田を思い出したと否定的な意味で語っていたが、亀田興毅が日本中からバッシングされていたときに、その亀田をただひとり擁護していたのが太田だったはずで、その点では、太田光はとても一貫している。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、「サンジャポ」を観た高田先生、「杉村太蔵が頼もしく見えた」と、さっそく嬉しそうにしゃべっていた。恒例の太田からの手紙を受けとり、炎上で便箋が焦げてるって。12時台は、ハライチ岩井がゲスト。高田先生と岩井の顔合わせが珍しいと思ったが、一年前にも出ていたようだ。

 楽天マガジンで「週刊現代」を読んでいたら、「新幹事長・茂木敏允が一般人を怒鳴った「なべおさみ事件」」という見出しが目に留まった。安倍政権時代、新幹線で、なべおさみに間違えられて、食べていた弁当をひっくり返し、大声で怒鳴りつけたことがあるのだという。読書欄には、本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」の書評があり、評者は誰かと思えば、なんと、松村邦洋だった。井筒監督の連載コラムでは、「DUNE デューン 砂の惑星」を酷評している。

 ツイッターからニュースを見ると、新幹線で放火事件が起きたようで、鉄道での事件が続く。今度の容疑者は69歳。ツイッターのトレンドから、徳光和夫が、水道橋博士の YouTube 番組での発言で炎上していることも知った。

 昼に駅前まで外出し、すぐに帰ってくる。銀行に寄り、アマゾンの売り上げがようやく振り込まれていることを確認し、ほっとした。2回連続で振り込みが失敗し、1ヶ月以上も振り込みがなかったのだから苦しくなるはずだ。金が思うようにまわらずに迷っていたが、金が入り、思いきって、チケットを2件予約した。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、14時台は、山寺宏一がゲストだった。落研出身だというのは知っていたような気がするが、その前はものまね芸人にもなりたかったのだという。しかし、同い年の、とんねるず、柳沢慎吾を観て、かなわないと思ったのだそうだ。来週のゲストは中川家だそうで、楽しみ。ラジオを聴きながら、少し眠る。

◇ 読書・テレビ・映画

 今柊二「定食と読書」を読み終えた。2010年刊、本の雑誌社。文学作品に登場する定食について考察したエッセイ集だが、文学の解釈は広く、映画やマンガなども扱っている。小津作品に「カロリー軒」という店が登場することから、御茶ノ水のキッチン・カロリーのカロリー焼きについて解説し、その思想はすた丼とも同じだとして、「もし小津安二郎が現代に生きていたとすれば、(すた丼を)おそらく気に入ったと思う。」とつなげていく展開がすごい。おまけ的に載っている食レポコラムの描写がさらに楽しく、これぞ、今柊二の真骨頂。

 読書メーターに読み終わった本を登録するついでに、「ブックオフ大学」の感想をチェックすると、名指しで褒めてくれている感想をまた発見し、とても嬉しい。8人の執筆者がいるなかでも、無名のわりにはよく名前を出してもらっていると思う。

 録画していたテレビ番組をいくつか。土曜日の「お笑い向上委員会」は、ヒコロヒーを中心にした前週から、さらに、なすなかにし、みなみかわという松竹勢が加わった。さんまに追いつめられるみなみかわに爆笑。「ゴッドタン」は恒例の「オオギリッシュNIGHT」の若手オーディションという企画。岩崎う大がだんとつで面白い。日曜の「笑点」では、冒頭、オープニングアニメの前に、パルト小石追悼の時間が作られ、代表作である「空中浮遊」と「あったまぐるぐる」の映像が流されていた。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。先週観た「バイス」が面白かったので、同じくアダム・マッケイ監督の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を観た。2015年公開。これも実話をもとにした経済ドラマで、この題材にはまったく疎いが、語り口が楽しく、かっこいい。「Truth is like poetry. And most people fucking hate poetry. (真実は詩に似ている。ほとんどのひとが嫌いだ。)」という言葉を思わず書き留める。そのほか、村上春樹「1Q84」からも言葉が引用されていた。

 深夜0時過ぎ、Spotify でポッドキャストを聴きながら眠るが、深夜3時頃に目覚めてしまい、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。

2021年10月30日土曜日

10月30日土曜日/追われる

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。ケンドーコバヤシ、朝日奈央が、怖い話っぽい話しかたを怪談師に教わるという企画だったが、登場していた怪談師の話は素人臭く、まるでたいした話術だとは思えなかった。しかし、おそらく、お笑いと同じように、話術だけではなく、ネタに定評があったりということもあるのだろう。怪談をネタと呼んでいいのかはわからないが。

 タイムフリーで聴いた、昨日の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングは、前日に放送された「アメトーーク!」の「双子のパパ芸人」の話題から、礼二、剛、それぞれの子育てエピソードになり、それから、さんまが新幹線で赤ちゃんをあやしているのを目撃した話になった。この番組は、さんまの知られざるすがたがときどき話題に出る。9時からは、「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴くが、やるべきことがあり、途中で切りあげた。

 今日は一日、明日までに仕上げる必要のある作業に追われ、昼以降の記憶がはっきりしない。夜になり、スーパーまで買いものに行き、それから、録画していた「Nキャス」をすぐに観ると、渋谷のハロウィンの様子などを伝えていた。

 深夜、ツイッターで目にした、パルト小石の訃報にただただ驚く。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...