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2024年1月1日月曜日

新年のごあいさつ2024

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2024年 正月 

佐藤晋 ドジブックス


辰年

(横浜中華街にて、2023年5月27日撮影。)

 

現在、未来のことはなにひとつわかっておりませんが、なにかありましたら、すべては当ブログでお知らせ致します。どうぞ、ご確認ください。

SNSではスレッズを愛用しております。おもに毎日の食事の報告や、あるいは、たわいもない駄話の放出場所として活用してますが、しかし、どうせ誰も検索しないのだから、あのころの鬼塚ちひろのように××××を××××してももういいんじゃないだろうか。(好きな言葉を入れてくださいね!)同じ轍は踏むまい。今年こそは本格的な2大SNS時代が到来しますように。

―1995年以来、松本人志が社会を揺るがす年末年始に。

(日記は現在、約5ヶ月遅れで絶賛更新中。5ヶ月前で更新が止まっているわけではありませんので。よろしくどうぞ。)

 

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2023年10月18日水曜日

10月18日水曜日/肉丼を食べた

◇ 渋谷

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。ラジオをつけたまま、もう少し眠りなおす。録画していた今朝の「ブギウギ」を観て、午前中から都内に。その前に、レターパックを出す必要があり、郵便局に寄っていく。今日は暖かい。渋谷に出て、先に昼食を済ませたかったが、ちょうど混んでいる時間にあたり、断念する。ドラッグストアに寄り、パンをふたつ買って食べておく。用があった先は、行ってみるまで知らなかったが、レコファンの店舗だった。あんな駅の近くのビルに移動していたんだな。外国人のお客さんも多く、店内にははっぴいえんどが流れていた。その後、やや遅い時間にようやくまともな昼食をとる。センター街の兆楽にひさしぶりに行ってみると、昼どきを避ければ、意外とすんなりと入れるものだ。肉丼を食べる。880円。



 それから、まんだらけに寄り、階段の百均から雑誌を3冊買っていった。電車が混雑する前に、時間が早いうちに横浜に戻ってしまおうと、東横線、渋谷始発の各停に乗り、眠っていく。東口のドトールに入り、ひと休み。ここで読書をしていく。

◇ 読書

 図書館で借りた、小菅宏「女帝メリー喜多川」を読み終えた。2022年刊、青志社。小菅宏というひとは、ジャニーズ関連の本をよく出している人物としては認識していたが、どういう経歴の書き手なのかはまったく知らなかった。もともとは集英社の雑誌編集部にいたひとなのだね。その仕事のなかで、フォーリーブスの時代からジャニーズ事務所とは深く関わってきたひとなのだ。メリー喜多川とは対等にぶつかり、ときには信頼もされ、ときには対立もしてきた。間近で見ていながら、ここに描かれているメリー喜多川の人物像には突き放したような距離感がある。SMAP解散時の一連の報道を目にしていても、現在に至るまでの歪みを作ったのはメリー喜多川なのだろう。後継者問題が現在の状況に大きく響いていると感じられる。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は菅野美穂がゲスト。13年ぶり、3度目の出演。番組終了間際に、徹子さんにパンダの鳴き声のものまねを教えてほしいとお願いし、徹子さんが稽古をつける。

 「水曜日のダウンタウン」は追っかけ再生で観てしまう。まずは「学生服さえ着ていれば何歳であっても高校生で通せる説」。やす子、チャンス大城、丸山桂里奈、ろっしーがレポートする。続いて、「コンビ芸人知名度格差ランキング2023」。プレゼンターにはラパルフェが登場し、都留じゃないほう、尾身という名前にもまったく覚えがなかったが、政治家一家だったとは知らなかった。同企画、2016年のランキングではハライチが3位に入ったりしてるんだな。さて、最新のランキングは、10位・マテンロウ、9位・野性爆弾、8位・ウエストランド、7位・プラス・マイナス、6位・アイデンティティ、5位・エルフ、4位・納言、3位・エイトブリッジ、2位・ラパルフェ。調査のロケでは尾身本人が訊いているのに気がつかれず、偶然に出会ったマユリカ中谷も気がつかない。しかし、都留はものまねは有名だけど、都留という名前が知られていないから2位にとどまった。では1位は誰かというと、そうか、駆け抜けて軽トラか。今週は企画が3本、最後は「説教の達人」という企画。プレゼンターにはフジモンが登場。よくぞお蔵入りにしなかったもんだ。

 「あちこちオードリー」も追っかけ再生する。恒例企画の「俺だけがグッときたニュース」。足立梨花、マヂカルラブリー、囲碁将棋が出演。松本人志の還暦祝いのパーティーに参加したマヂカルラブリーからは、松本への正解のプレゼントを渡せたひとはいなかったというニュースがあった。村上は、松本がいがらしみきおの「ネ暗トピア」に影響を受けたという話をラジオで聴いたことがあって、いがらしみきおのロングインタビューが載った本をプレゼントしたという。ああ、そんな話をやっぱりラジオでしてるんだ。村上からは、NSCの生徒が再び増加しているというニュースもあった。いや、生徒が減っていた時期があったというのも知らなかった話だ。囲碁将棋文田が、ラッキィ池田のことは尊敬している好きな恩師だと思っていると言っていたのにはたいへん好感をもった。その文田の自宅が、裏のアパートと間違えて解体されたというすごい話もあった。このエピソードはこの番組が初出し。SNSとかで出すよりも、こういういいところにもっていきたいと思ったんだって。

 NHKの「ニュース7」を観ていると、連日、戦争のニュース。ガザ地区の病院が爆撃される映像には呆然とさせられる。正しいのはイスラエルか、ハマスか。それよりもまず市民を殺すなが先だろう。深夜にブログの更新をもうひとつ。深夜3時頃に眠る。

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2023年9月18日月曜日

9月18日月曜日/同姓同名がいる

◇ ラジオ・読書・テレビ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、ぜんぜん書けない。だめ。のらない。パソコンのラジコの地域判定がずっと狂っていて、ラジオを聴くのも不便だ。昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」は Spotify のポッドキャストで聴いた。オープニングに桂枝曾丸が登場していた。昼はスマホのラジコを使い、「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。12時台ゲストは、氷川きよしの歌謡ショーの司会でおなじみの西寄ひがし。

 午後から外出。まだまだ暑く、まったくいやになる。この暑さのせいで、あらゆることが停滞する。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、カツカレーを食べた。680円。ドトールに入り、読書をしていく。それから、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を返却するはずだったが、何時に閉まるかをまったく考えておらず、気がついたときには17時を過ぎ、もう閉まっていた。失敗。くまざわ書店に寄り、そのあとは散髪をするつもりでいたが、これも気が変わり、まだ髪は切らない。なんのために二俣川までやってきたのかわからなくなった。

 図書館で借りた「もっと知りたい 柳宗悦と民藝運動」を読み終えた。2021年刊、東京美術。先日の経験から、古美術に関する本をなにか読んでみたいと思い、入門書みたいなのを3冊借りてきたそのうちの1冊。まったく無知な状態から読み始めたので、薄い本だが、なかなかすいすいとは読めなかった。ここを入り口に、つぎはなにを読もうか。

 夜に帰宅し、ブログの更新をようやくひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は岩城滉一・結城アンナ夫妻がゲスト。今日の「しゃべくり007」は LE SSERAFIM がゲスト。これは途中まで観てやめた。

 昨夜の「まつも to なかい」は大久保佳代子とヒコロヒーがゲスト。松本が「ひまつぶしにこんな話するんやけど」と前置きしつつ、中居と大久保に「ふたりつき合ってみたら?」と言い始め、この話がだらだらと続き、これはだめなトークだなと思っていたら、ヒコロヒーが「ひまつぶしすぎません?」とぶったぎったのはさすがだった。このふたりを迎えて、恋愛話ばかりになるというのはひどい。今回は緊張感ないなあと思いながら観ていたが、番組30分ぐらいから野沢直子が加わり、松本にばんばん突っ込んでいたのは気持ちがよかった。

 今日は家のなかで、二度、あたまをぶつける。長年住んでいる家で、そんなことってあるだろうか。深夜0時頃には眠ろうとするが、眠れず、深夜1時過ぎにいったん目覚める。メールを確認すると、ツイッターにDMがきていた。誰かと思えば、ほぼやりとりしたことのない古本屋さんで、なにかと思えば、「同姓同名の間違いだったら申し訳ありませんが」といって、購入した本の送料をサービスしますという話だった。とてもありがたい話だが、いやこれ、同姓同名だわ。「同姓同名の間違いだったら申し訳ありませんが」と書いてなければ、意味がわからなかったかもしれない。しかし、古本の世界なんて狭いから、そう思うのもしかたがない。その同姓同名のひと、よそでも誤解されてるんじゃないかと思うとちょっと怖いな。いや、迷惑かけているのは、どちらかというとこっちのほうか。明日は朝から外出するのに、すぐに眠りなおそうとするが、ますます眠れなくなってしまった。

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2023年8月20日日曜日

8月20日日曜日/冷やし麺を食べた

◇ 生活・テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。1階に置いてあったポータブルエアコンを、下では使わないから2階に運んでしまおうと思い、置き場所を作るために掃除をした。ものを少し動かすだけでも、買っていたことを忘れていたレコードを見つけたりなどもしたのだが、ネズミが通った痕跡、つまり、やつの食べカスや糞が散乱しているのを見つけ、悲鳴が出そうになる。ネズミの通り道がどうやらあるようだ。じつに不衛生なもので、掃除機をかけ、さらに雑巾掛けもせざるをえなくなった。ポータブルエアコンなんてものは本来は簡単に使えるものなのに、日頃の掃除を怠っているから大仕事になる。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」には堀江貴文が出演。この番組にはしょっちゅう出ているような気がしていたけど、今年に入ってからは初登場なんだ。まずはビッグモーターの問題から扱うが、クルマを運転しない人間からすると、この問題にはあまり関心がない。自動車生活ジャーナリストの加藤久美子というひとが解説に登場するのだが、このひとの息子は天才少年としてよくテレビに出ているんだそうだ。そのあとは、DJ SODA の性被害事件。ホリエモンによると、触ったやつから連絡がきているという社長がいるそうで、その社長というのは、山口県で四千万円の給付金が降り込まれた男を再生させようとしているというからなんだか怪しい話だ。DJ SODA の服装に問題があるという意見に対しては、太田が「海水浴場でビキニ着てるひとをさ、触っていいわけじゃないじゃん。もっといきゃあ、混浴風呂でも触っちゃだめだからね。」と発言していたのがじつに明解だった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台は佐野史郎がゲスト。7月に出演する予定だったが、佐野史郎が入院したためになしになり、改めて今日の出演というわけだ。この番組は13年ぶりの出演。「ゴジラ」と「ウルトラマン」の新作の話をふられると、さっそくオタク話が止まらない。プロフィール紹介のBGMはゲストの好きな曲をかけるのだが、佐野史郎が選んだのははっぴいえんどの実況録音盤。今度はそこから音楽の話が止まらなくなった。16歳のときに島根から夜行列車に乗り、「中津川フォークジャンボリー」を観に行ったという。「なんか、そういうとこに行っちゃうんだよねえ。」という佐野史郎は、ユーミン、シュガーベイブ、坂本龍一なんかも少ないキャパの会場で観ているんだ。出世作の冬彦さんについて、太田「冬彦さん的な突飛な演技をするっていうひともあんまり今…」 佐野「当時、僕は変なひとのつもりで演じてないからね。だって、彼には彼の言い分があるし、別にパソコンばっかりやってたって変じゃないし、今だって当たり前…、そんなこと言ったら全員冬彦さんになっちゃいますよ、今の時代。なにひとつ、お母さんのこと思って一生懸命やってたんだしさあ、っていう、まあ、スタンスでやってたんで、変なひとを演じようと思ってたわけじゃない。」

 夕方頃、駅前まで出て、日高屋に入り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。600円。そのあとにはライフのマクドナルドに入り、しばらく読書をしていく。買いものして、夜に帰宅。

◇ テレビ・ラジオ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。「まつも to なかい」は追っかけ再生で観てしまう。松本の娘が中居のことを知らなかったという話から、中居は「知らないひとと話したことがないっていう感覚もある」と、なかなかすごいことを言う。中居「自分のことを知らないと思って接したことがないのね。テレビに出ている中居で接してる感じかな、どんなひとでも。だから、あなたのこと知らないんですけどって言われたときに、どうやって話せばいいのかわからない。」と言うと、松本もそれに同調した。ゲストは宇多田ヒカル。松本とは15年ぶりの共演だそうだ。松本が藤圭子のカバーアルバムを出してほしいというと、宇多田「母親に演歌歌っちゃだめって言われてましたし」「歌いかた、こぶしが逆だからって。」「カラオケ行ったら歌っちゃうんですけどね。「面影平野」っていう歌が好きで、あれ歌うの好きで、あれはカラオケ行って歌っちゃいます。」 音楽の作りかたについて語られていたこともとても面白かった。宇多田「いちばん最初のとこから言うと、なにもしてないとき? 音楽作ろうとか、音楽作ってるっていう状態じゃないとこがいちばん大事で、わたし、けっこうそこ時間かけちゃうんですけど、インプットの時期? みたいなのが、何年もあったり、人生で蓄積してきたもの、そこまで。いろんな、生きてて、普通に見たものとか、感じたこととか、聞いたこととか、今日のこういうお話とか、いろんなものが入ってくるじゃないですか。それで、たぶん、一回それが消化っていうか、解体されて、細かい…、たとえば、日記と詩とかでぜんぜん違うのは、日記は記述で、詩は描写だから、その、細かいディテールはほんとかどうかは関係なくなってくるじゃないですか。たとえば、こういうとこに座って、こういう色のスーツ着てたとか、テーブルがこうとかっていうディテールみたいのはあんまり関係なくて、それがぜんぶばらばらに粒子みたいに解体されて、じゃあ、ピアノに座って、なんかこう、探ってるうち、そこで自分と対話が始まって、そのときになんかこう、ブロックが再構築されてって、それがアウトプットになってくみたいな。」 それを松本が「すべらない話」と似ているといって、宇多田ヒカルも同じだと思いますというのだけど、そうだろうかな。テロップも「「作詞」と『すべらない話』の共通点」と出していたが、いや、宇多田ヒカルは作詞の話をしていたんだろうか。新曲「Gold ~また逢う日まで~」の披露もあり、この番組は音楽をきちんと聴かせてくれるからいい。番組後半では、海外でウケそうな芸人を宇多田ヒカルに紹介する。ビコーン!、もりやすバンバンビガロ、Enishi という3組が登場した。今回のゲストは宇多田ヒカルひとりだけだったが、番組の最後に、会いたいひとを訊かれた宇多田は、なんと、前川清の名をあげた。


 タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、「剣さん、イイネ!」のコーナーに H ZETTRIO が登場していた。横山剣さん、H ZETTRIO について語るなかで、新しい学校のリーダーズにも触れた。ラジオを聴きながら、夜にもブログをふたつ更新する。なかなか眠れず、深夜1時頃にようやく眠る。

2023年8月18日金曜日

8月18日金曜日/暑い日はテレビばかり

◇ テレビ・ラジオ

 深夜にコインランドリーから帰ってくると、外よりも、うちのなかのほうが暑いようだ。帰宅後に空はじわじわ明るくなっていく。少し眠ってから、ブログの更新をひとつ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。観そびれていた先週の「まつも to なかい」はつんくがゲスト。シャ乱Qのベストアルバムを買っていたという松本は、シャ乱Qが大好きで、カラオケでもよく歌っているという。つんくによると、シャ乱Qが売れるか売れないかという時期に、松本のクルマにシャ乱QのCDがあったという伝説があったんだそうだ。中居との関係では、石橋貴明、岡村隆史と一緒にクラブで飲んだ思い出が語られた。15分ほどのところで、後藤真希、辻希美、そして、モーニング娘の現役リーダー、譜久村聖が加わり、いつもの四角形の席ではなく、ハの字型の席に座る。40分頃からはさらに、売れない時代から仲がよかったという FUJIWARA が加わった。シャ乱Qが初めて「HEY!HEY!HEY!」に出演するときには、FUJIWARA に相談したという。その初登場の映像も流される。浜田に叩かれると売れると、最初に言い出したのはつんくだったんだ。

 先日の「まつも to なかい」も続けて観ると、この回は吉永小百合がゲスト。松本とは初対面。吉永小百合は松本の印象を「王様みたいなかた」と表し、この出演が決まってから、「お笑い」を辞書で調べ、松本が監督した「さや侍」を観てきたという。月曜の「ビバリー昼ズ」でも、この放送のことを高田先生がしゃべっていて、内容を先に少し知ってしまったが、2、3人いるスタッフがメールができないんだそうで、写真の使用許可のメールなんかも吉永小百合がひとりで返信しているという。吉永小百合はマンション住まいだそうで、引っ越すたびに樹木希林がやってきて、床をたたいてみたりなどしていたんだとか。26分が経ったところで、もうひとりのゲスト、YOUが加わる。YOUと吉永小百合はその樹木希林の葬儀が初対面。山田洋次の新作でも共演してるんだな。YOUが吉永小百合に、松本との関係を、ダウンタウンがいちばんすごかった時期の上司と部下のような関係と説明していたのが面白かった。「ごっつええ感じ」の初回のコントの映像も流された。

 今日の「徹子の部屋」はナイツがゲスト。南京玉すだれをいきなりたっぷりと披露したが、これは徹子さんのリクエストだったようだ。ラジオではよく語られている静夫さん(塙の義父)が飾ってる雑草というのを写真で初めて観たが、これ、この前の「水曜日のダウンタウン」のやばい実家みたいだ。清水ミチコがこの静夫さんの話が大好きだというと、徹子さんも「もうわたし、わかる! ミチコさんとわたし、仲いいから。」「わたしも今まで知らなかったの残念だったわ。」 塙の娘が竹下ぱらだいすというインフルエンサーが好きだという話をすると、徹子さん、すかさず「真似できます?」だって。その流れで、塙さんは桂子師匠のものまねもやらされていた。

 タイムフリーで、午後になってから今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。昨夜のNHKのサザンの番組を観た高田先生、サザンが「夜ヒット」に初めて出演したときの思い出を語る。高田先生によると、歌番組で歌詞のテロップを出すようになったのはサザンがきっかけだったという。

 夜になってから、駅前まで買いものに行ってくる。それ以外は外出せず、今日はテレビばかり観る。観そびれていた先週の「アメトーーク!」は「ダチョウ俱楽部を考えよう2023」。ダチョウ俱楽部のふたりはもちろん、そのほか、土田晃之、有吉弘行、劇団ひとり、カンニング竹山、デンジャラス安田、マシンガンズ西堀というメンバー。MC側には渋谷凪咲が座る。さまざまな体重の「同じジモン」が並んだときの殺し合いのシミュレーションに笑う。いや、ネイチャージモン、まだまだ面白いな。今のダチョウ俱楽部がこんなに面白いとは思っていなかった。2人体制についになじんできたのか。やっぱり、一年前にはどうしようもない欠落感があったのだ。前回に出しきれなかったダチョウ俱楽部の名場面もまだまだあり、トリオ時代と紹介されたが、だったら、雨上がり決死隊もコンビ時代だろう。そして、8年前に行った3人だけのドライブ企画を、今回はコンビで再現した。熱湯風呂にも新しいパターンを作り、ジモンが水を吹いたあと、最後になにかどうでもいい情報を言うというオチ。最後はルーレットにより、当てられた劇団ひとりが熱湯風呂に入った。

 続けて、昨夜の「アメトーーク!」は「持ち込み企画プレゼン大会」。見取り図、宮下草薙、相席スタート山添、コンピューター宇宙ブティックあゆみ、モンスターエンジン西森、お見送り芸人しんいちというメンバー。MC側にはフットボールアワー後藤が座る。ブティックあゆみというひとをよく知らなかったが、ブティックあゆみがプレゼンしたのは「元ハガキ職人芸人」。「概念覆す」がこのひとだったんだ。

 昨日の「ニュース7」では、DJ SODAの性被害のニュースが扱われていて、ネットニュースでは目にしていたが、ここで初めて動画を観た。夜にブログをふたつ更新し、ラジオを聴きながら眠る。夜に映画を観たいと思っているのに、暑さのせいでいつもだめだ。

2023年7月22日土曜日

7月22日土曜日/「27時間テレビ」

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。文化放送の「ラジオのあさこ」から、TBSラジオの「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけていた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、三宅恵介と川端健嗣の対談があり、「27時間テレビ」の歴史をふり返る。さんまの車庫入れが始まったのは三枝が司会の年だったというのは忘れていたな。今朝の「ワルイコあつまれ」は「昭和歌謡合唱団」のコーナーに松井五郎が登場。テレビを観ていると目が痛くなってくる。午後はまたラジオをつける。文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけていた。ニュース解説には田崎基が、そのあとのゲストには呂布カルマが登場した。

 午後になり、少し外出。かつやに入り、フェアメニューのとんこつチキンカツ丼というのを食べた。869円から100円引き。かつやの珍メニューにまたつきあってしまった。駅前のドトールに入り、しばらく読書をする。スーパーに寄り、買いものをして、夜になってから帰ってくる。

 録画中の「FNS27時間テレビ」を、追っかけ再生で観始めた。関心は薄いが、もったが病で、確認せずにはいられない。総合司会は、千鳥、かまいたち、ダイアンの3組だが、グランドオープニングは、総合プロデューサーになりきるロバート秋山からスタートした。それからようやく司会の3組が登場するが、誰かが中心になるわけでもなく、3組で司会を担当するという時点でだいぶ散漫な感じがする。スタジオには、観覧客の先頭に港浩一のすがたもあった。番組は地方各局からの中継になり、27局連続でなんらかの挑戦をしていくのだが、最初の局の中継で、軟体少女がアーチェリーで風船を割るという挑戦がいきなり失敗する。しかし、このハプニングのおかげで番組がほぐれた感じがする。地方各局の中継のリレーは、生放送ならではの緊張感が面白く、ついつい目が離せなくなった。そのあとには通し企画のマラソンがスタートし、それから「千鳥の鬼レンチャン」となるが、この部分はわかりきっているから、観ないで早送りする。放送に追いついてしまい、このコーナーが放送されているあいだは再生を中断し、ブログの更新や、読書をしていた。深夜になり、追っかけ再生を再開する。「鬼レンチャン」のあとは「チームDEファイト」という企画。つまり、「ごっつええ感じ」でやっていた企画の焼きなおしだが、ここでは「ほぼごっつチーム」と「鬼レンチャンチーム」とで対決をする。「ほぼごっつチーム」は、松本人志、今田耕司、東野幸治、板尾創路、ほんこん、木村祐一というメンバー。しかし、「ごっつええ感じ」が放送されていた当時も、コントを観たいものからすると、この企画は好きではなかった。録画の都合もあり、「チームDEファイト」は中断し、深夜に放送中の「さんまのラブメイト10」を先に観る。深夜0時台に「火薬田ドン」が登場。これがどこで放送されるかわからなかったから、「ラブメイト10」までは、とりあえず、あたまからずっと録画せざるを得なかったのだ。この場面は生放送ではなく、事前に収録されたものだった。弟子と一緒に登場と予告されていたので、単純に、〆さばアタルとアル北郷だろうかと思っていたけど、名を伏せられていて、なおかつ強調されているから、誰かゲストが登場するのかと気がついた。「火薬田小ドン」として登場したのは劇団ひとりだった。たけしと劇団ひとりのコントというわけだが、ひとりはたけしのものまねで「火薬田小ドン」を演じる。最後には場面が変わり、ひとりは水車に括りつけられ、ぐるぐるまわされた。ちゃんとコメディアンをやっている劇団ひとりはつくづく素晴らしい。「ラブメイト10」のスタジオでは、さんまが、40年前は自分が劇団ひとりの役をやっていたと回想した。しかし、それにしてもこのコーナー、さんま、今田、岡村だけでなく、司会の3組も加わるとちょっと人数が多すぎるな。この人数に合わせてセットも大きくしたようだが、そもそもは、もっとこっそりとした会話をする企画ではなかったか。

2023年7月10日月曜日

7月10日月曜日/爆発事故の現場から



◇ 新橋・赤坂見附

 朝から都内に。新橋に出る用があり、せっかくだから、先日の爆発事故の現場を見物に寄っていく。昼は赤坂見附のほうに移動。ひさしぶりに中国茶房8に入り、ランチメニュー、Aセットの三色かけ飯を食べた。550円。システムを忘れていて、サラダとスープを自分でとってきてしまったが、自分でとらなくても1杯ずつはもともとついてくるんだっけ。杏仁豆腐も山盛りでいただき、満腹になる。



 帰りは赤坂見附から銀座線、渋谷に寄り、まんだらけの階段の百均から雑誌を1冊だけ、表紙に誰かのサインが入っている「Kamipro」を買っていく。電車が空いてるうちに横浜に戻ってしまおうと、東横線に乗るが、車内が涼しく、熟睡していたら元町・中華街まで寝過ごしてしまう。戻るときにもまた眠り、白楽からまた横浜に戻ってきた。東口のドトールに入り、ひと休み。地下の席は冷房がぬるかった。しばらく読書をして、ビブレのブックオフに寄ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・佐良直美&安奈淳)を観て、それから、放送中の「ニュース7」を追っかけ再生で観てしまう。

 昨夜の「まつも to なかい」は、今週は柄本明と古田新太がゲストだと思って楽しみにしていたのだが、今週は2部構成になっていて、前半には、とにかく明るい安村、ゆりやんレトリィバァが登場した。「ゴット・タレント」に出演したふたり。ゆりやんが出演して話題になったのは4年前だが、そのあとに2回応募して落されているとは知らなかった。バンクシーになりすまし、ウンコの絵を描いたら「ユニーク!」と言われて落とされたって。番組後半になり、いよいよ柄本明と古田新太という顔合わせ。まず先に柄本明が登場し、あとから古田新太が登場。このふたり、共演がないというのが意外だ。古田新太はこの日は舞台に出演したあと、焼酎を3杯飲んでからこの収録にやってきた。柄本明は古田について、「なんかな、古い芝居するひとだなあと思った。」「わりと大きいケレン味のあるねえ。ケレン味なんて、今、言葉使わないのかね。ケレン味ってのはなんだろうなあ。まあ、臭いっていうこととはちょっと違う。うん、だからいい意味での臭いみたいな。」 古田新太が、柄本、松本に、子どもとどんな話をしてるのかと訊くと、松本は13歳の娘とお笑いの話をしているんだそうで、ここはへええと思うところだった。柄本家は正月は奥田家と集まり、「爆笑ヒットパレード」を観ているという。そして、話題は柄本明と志村けんの関係について。柄本明から語られた、志村と初共演した「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」のエピソードがとても面白かった。松本は志村と、どんな会議をしてるのかを話し合っていたそうで、柄本もそのネタ作りの会議に参加したことがあり、その描写も興味深いものだった。古田新太からは演出家を経験した話もあり、ここは濃い内容の会話だった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。「文藝春秋」で、代表的な日本人をあげるという企画があったそうで、高田先生があげた5人は、青島幸男、黒澤明、森繁久彌、古今亭志ん朝、沢田研二。談志、たけしは入れなかった。しかし、これが高田先生の本来の趣味なのだろう。12時台ゲストはモロ師岡。ヴェンダースの映画にあがた森魚と一緒に出てるんだって。

 Spotify で、松尾潔のポッドキャストを聴こうとするが、まだ更新されていない。いつも毎週2本更新されるうち、1本は更新されてるのだけど。

 スレッズは5日経ち、ちょっと落ち着いてきたか、新しいアカウントは見かけなくなってきた。いちばん最初にフォローしたウディ・アレンのオフィシャルアカウントはなくなってしまったのか。なぜだろう。インスタのアカウントはまだあるからいいんだけど、理由が気になる。

2023年7月4日火曜日

7月4日火曜日/うるさくていらいら

◇ テレビ

 早朝から眠り、午前中にブログの更新をしようとするが、調子が出ない。録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「まつい to なかい」は内田篤人とさまぁ~ずがゲスト。この番組、落語会と同じで、独演会なら観たいのだけど、二人会だとこの顔合わせはちょっとというときがある。終盤には yama が登場し、小籔千豊が進行役を務める。ミュージシャンのコーナーももうトークと同じセットでやるようになったのかな。松本のツッコミに一歩も引かない小籔に笑う。

 夕方から外出。ライフのマクドナルドに入り、アイスコーヒーとスパチキを食べる。読書をするためにわざわざやってきたのだが、すぐ隣りの席にガキふたりがやってきて、中学生ぐらいかと思うが、わあわあしゃべっているのが耳障りだ。いらいら。ようやくいなくなったかと思うと、商品を買いなおして戻ってきた。がっかりする。この子らがようやくいなくなったと思ったら、今度は反対側の席にやはり中学生ぐらいの4人組がやってくる。またうるさくなるかと心配したが、彼らは静かにしゃべる子たちだったからほっとした。

◇ 読書

 マクドナルドで、東浩紀「ゆるく考える」を読み終えた。2021年刊、河出文庫。親本は2019年刊。400ページほどの本だが、面白くてすいすい読んだ。収録されているのは、2018年の「日経新聞」の連載と、2008年の「文學界」の連載、これだけで300ページほどになるが、その他は、そのあいだにあちこちの媒体に書かれた雑文。以下、気になった箇所をいくつか引用。P41「天才待望論は資本主義の論理である。才能を買い付け、売り抜ける。編集者もギャラリストも、いつからそんなひとばかりになってしまった。でもそれではだめなのだ。天才を理解し許す聴衆を育てなければ、文化は育たないのだ。いま日本に欠けているのは、その聴衆のほうである。」 P85「SNSの人間関係には面倒がない。だからSNSの知人は面倒を背負ってくれない。そんなSNSでも、たしかに人生がうまく行っているときは大きな力になる。けれども、本当の困難を抱えたときは、助けにならないのだ。」 P172「娯楽性とはなんでしょうか。それはひとことで言えば、こちらにふまじめにしか接してこない人間を、掴み離さない能力のことです(entertain という単語の語源をOEDで調べると、それがかつては「客を保持すること」の意味だったことがわかります)。」 P192「人間は自然には依存すべきだ(というかするしかない)が、社会には依存すべきではない。これがルソーの主張です。」 P231「ぼくは、「書くことで考えること」に心惹かれ、物書きになった人間です。そして、ぼくが文章を書き始めた一九九〇年代の前半には、まだ批評の読者は「書くことで考えること」を許していました。というよりも、それこそが批評だと言われていました。だからこそ、ぼくもまた批評誌で『存在論的』の元原稿を発表することができました。けれども、前述のように、批評をめぐる現在の状況はさまがわりしている。あらゆる言論がネタとして消費され、分析されるその空間では、単語ひとつひとつ、文末ひとつひとつの選択が思考と切り結ぶような悠長なリズムは許されない。ゼロ年代の読者、少なくともその大多数は、異なったタイプの文章を批評に求めています。」 P240「ちなみに、消費社会の問題とアウシュヴィッツの問題は、表面的には対局にあるような印象を与えますが、じつは本質的に繋がっています。そのことを見抜いたのは、ほかならぬハイデガーでした。彼は晩年のあるインタビューで、人間をモノとして処理するガス室のおぞましさは、大量生産大量消費の現代社会一般の問題と通底すると発言しています。この発言はたいへんな反響を呼び、同時に非難を招くことになるのですが(なんといっても、ハイデガーはナチスと関係した哲学者だったのですから)、その政治的かつ道徳的な不用意さは批判されるべきとしても、認識そのものとしては彼の指摘はまったく正しいと言わざるをえません。」 P285-286「というのも、多少とも現代思想に触れたことのあるひとであればご存じのように、二〇世紀後半の人文科学や社会科学はまさに、そんな「ツイッター的状況」について手を替え品を替え考え続けてきたという歴史があるからです。その例はデリダでもいいしルーマンでもいいしクリプキでもいいですが、彼らはみな口を揃えて、言葉が意味を伝えて理解を促進するというのはフィクションだ、コミュニケーションとは要は成立しているから成立しているとしかいいようのない危うい記号の連鎖なのであり、共通の前提などはなく、その根拠の底は抜けているのだと主張していました。コミュニケーションは成立するはずがないが成立する、その逆説について彼らはじつに難解な道具立てを使って語ったわけですが、ツイッターに参加すると、なるほどデリダ/ルーマン/クリプキが言っていたのはこの状況のことだったのかと、いつに素朴に体感することができます。」 P343「個人的な信頼関係などと記すと、それはそれで疑いの目を向けられそうだが、社会を変えるのは、結局のところ、独立した個人と独立した個人のあいだのそのような関係だけではないだろうか。政府は悪、電力会社は悪、「彼ら」が諸悪の根源で「わたしたち」はみな犠牲者だと世界をふたつに分割してしまえば、たしかに耳あたりはいい。政治とは友と敵を分割し、敵を殲滅することだと喝破したのは、ナチス支持で悪名高い法学者、カール・シュミットだが、まずは原発推進なのか反原発なのか、その分割こそを新しい政治の基礎にしようとした震災後の状況は、まさにその友敵理論の戯画的な具現化だったと言える。けれども実際には、政府も電力会社も個人の集合であり、話ができるひともいればできないひともいる。それを見定めてこそ、本当の改革、本当の政治が可能になるのであり、その態度は単純な友敵の分割からは生まれることがない。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は伊藤沙莉がゲスト。5歳上のオズワルド伊藤とのあいだにお姉さんもいるのだね。暗い雰囲気を感じさせないひとだが、じつは一家離散したことがある苦労している家庭だったんだ。昨夜の「しゃべくり007」を観ると、こちらも伊藤沙莉がゲスト。「徹子の部屋」ではテレビ朝日のドラマの宣伝をしていたが、こちらは映画の宣伝だった。同時期に別のプロモーションでバラエティに出ているというのも珍しい感じがする。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、この週の代打パートナーは磯山さやかだった。それから、Spotify で、松尾潔のポッドキャストを聴き、聴きながら眠ってしまい、目覚めると深夜1時過ぎだった。「爆笑問題カーボーイ」をつけ、聴きながらまた眠った。

2023年6月20日火曜日

6月20日火曜日/餃子・醤油がない

◇ 田町

 疲れがひどく、買い置きの栄養ドリンクがあったので、家を出る前に飲んでおく。朝から都内に。品川に用があったのだが、横浜駅から東海道線に乗ると、横浜川崎間で信号故障だとかで、電車が動かない。発車するのを少し待っていたが、またアナウンスがあり、これは京浜急行に乗り換えたほうがいいかと思い、ホームに出て、階段を降り始めると、数秒前まで乗っていた電車が動き始めたからひどく間が悪い。ホームに戻り、反対側に停まっていたつぎの電車に乗ったが、しかし、動き出すのをここでまた待つのも悔しいじゃないか。動いたとしてもさらに遅延する可能性があるのではと思い、やっぱり、京急に乗り換えることにした。京急はなにごともなく運行している。快速に乗ると、すぐに品川に着いた。

 田町に移動し、昼食にする。適当にうろうろ歩き、大餃子酒場という店に入り、大餃子定食というのを食べた。700円。ちょうど混んでいる時間帯だったのだが、あとから入ってきた客も大餃子定食を注文し、そちらのほうが先に出てきたから、あれっと思ったが、自分のも同時に作られてはいたようで、続けざまにもってきた。それはまあいいのだが、食べようとすると、自分のテーブルに醤油がない。餃子屋なのに、まさか、醤油がない席があるとは思わなかった。隣りの席のふたり組のひとりが、ちょうど、トイレかなにかでいなくなっていたから、このタイミングに手を伸ばして隣りの醤油をとらせてもらうが、容器には醤油ともなんとも書いてないから不安だった。しかし、それをとらせてもらえるチャンスは今しかない。一か八か、餃子にかけてみると、(小皿もなく、じかにかける。)結果、醤油だったからよかったが、醤油の確認に気をとられていたら、写真を撮るのを忘れていた。食べ始めてから気がつき、一応、食いかけの写真を撮っておいた。

 午後は想定外に厄介なスケジュールになってしまい、もともとの予定では時間が空くつもりで考えていたから、とても損をした気分になった。電車内、眠りながら横浜まで戻ってくる。万騎が原のほうまでお届けものがあり、そのため、まっすぐに戻ってくる必要があった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夕方に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平浩二)を観て、それから、先週土曜に放送された「大キョコロヒー」をようやく観る。黒柳徹子、天海祐希がゲストという豪華版で、冒頭から「徹子の部屋」のテーマ曲が流れる。先にまず、天海祐希だけが登場し、これが30分あり、それから徹子さんが登場し、4人のトークになった。貴重な映像をいろいろと出してくれて、「徹子の部屋」の前身番組である「13時ショー」の映像、おなじみの森繫久彌がゲストの「徹子の部屋」初回の映像、なぜかもうひとつは聖飢魔Ⅱがゲストの回、そして、ユニセフの親善大使のときに身柄を拘束された際の会見の映像まで流された。昨夜の通常回もゴールデンの延長戦。天海祐希が残ったまま、錦鯉渡辺隆の「ちょうどいい銭湯」という通常回の企画が放送され、友近の西尾一男がピザを届けに登場もした。ゴールデン特番は、技術スタッフも「徹子の部屋」のスタッフだったことが最後に判明する。

 先週木曜に放送された「ダウンタウンDX」は、一之輔さんが初登場だというので録画しておいた。ほかは、INI、山本彩、アンガールズ、アインシュタイン、田津原理音、富田望生、森香澄というメンバー。一之輔さんの活躍は少なく、もっとやりやすいメンバーのときだったらよかったのにな。アンガールズは「笑点」に出演したときの話をしていたが、地方収録では前日に出演者やスタッフたちと飲み会があるんだそうで、これは知らなかった。

 先週金曜の「A-Studio+」はハライチがゲスト。爆笑問題に取材をしていた。「ぽかぽか」が決まったときに、岩井が唯一報告した先輩が太田だったそうだ。昨夜の「午前0時の森」では、冒頭、劇団ひとりがキャンドル・ジュンの思い出を語っていた。「いいとも」の忘年会のビンゴ大会の景品にキャンドル・ジュンのキャンドルを出したら、太田とネタがかぶってしまい、太田の太鼓持ちみたいなスタッフのせいで順番があとになり、ぜんぜん盛りあがらなかったと愚痴っていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もあれこれと。先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、産休のケイさんの代打パートナーにやす子が登場した。14時台のゲストは GLAY の TAKURO。音楽には「M-1」のようなコンテストがないという話をしていて、その流れから、塙さんからは寄席に覆面審査員を入れたらいいんじゃないかという案も出る。賞レースのようなかたちよりも、普段の芸を審査したほうがいいという意味で、塙さんもそこには疑問を感じているんだな。

 楽天マガジンで読んだ「FLASH」に載っていた「テレビマンがふだんチェックしている番組」のランキングが面白かった。上位から、1位「NHKニュース7」、2位「まつも to なかい」、3位「ニュースウォッチ9」、4位「クレイジージャーニー」と並ぶ。NHKと松本人志が強いのだ。

2023年6月19日月曜日

6月19日月曜日/天丼 その他

◇ テレビ

 早朝から眠り、起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「まつも to なかい」は伊藤英明と佐久間宣行がゲスト。ふたりとも、1975年生まれの同い年なんだ。伊藤英明が先に登場し、松本に会わせたいひととして佐久間が登場する。ダウンタウンはテレビ東京に出演したことがないんだなあ。伊藤英明が松本の大ファンだということも知らなかったが、佐久間の番組のDVDを石橋貴明に渡したこともあるそうで、ダウンタウン、とんねるず、両方が大好きだったというのは世代的に理解できる。松本にサインをしてもらおうと、伊藤英明がカバンから「ごっつ」のDVDなどを取り出すと、そのなかの「松風'95」に松本が反応した。佐久間に対しては、松本が「僕のだめなとこってどこですかね?」と訊くと、佐久間はまず、松本の立ち上げた企画の耐用年数の長さを評価する。しかし、「ヴィジュアルバム」や映画のような松本のイマジナリーの部分を世に出すブレインがいないんじゃないかという指摘だった。逆に、ダウンタウンやSMAPのようなスターはこれから生まれるのかと佐久間が質問すると、松本は、答えになるかどうかと断りながら、お笑いはいったん劇場に戻るのではと予測した。番組後半は、解散直前の BiSH が登場。今回はセットを移動せず、前半と同じセットのまま、アインシュタイン稲田が加わり、佐久間も残った。

 ツイッターを覗いたら、お笑いナタリーの記事から、ナイツ塙さんが漫才協会の会長に就任したことを知った。驚いたな。ついに会長か。「ビバリー昼ズ」のオープニングをオンタイムで聴いていたが、このことにはなかなか触れようとしない。オープニングのあとにはどこかでしゃべっていただろうか。

◇ 綱島

 正午過ぎから外出。綱島に用があり、夕方になってからブックオフに寄っていく。樽町の店舗にはひさしぶりに寄った。110円の文庫本を3冊、コミックを1冊、220円の雑誌を1冊買う。西口のブックオフにも寄り、こちらでは 110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買う。昼食は遅くなり、日が暮れてからになった。てんやに入り、天丼を食べる。560円。

◇ 読書・雑誌

 帰りの電車で、筒井康隆「人類よさらば」を読み終えた。2022年刊、河出文庫。先日読んだ「あるいは酒でいっぱいの海」に続き、筒井康隆のショートショート集をもう1冊。これは河出文庫のオリジナル編集で、この本の成り立ちについてはこの本も日下三蔵の解説に詳しい。今まで文庫に収録されなかったような珍しい作品が多く、年賀状まで収められている。まるで、なにを書いても作品になるかのようだ。この自由さは魅力だ。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」(ゲスト・神津善行&善之介親子)などを観て、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」のたけしの連載は上岡龍太郎追悼だった。「TVタックル」でもしゃべっていたことを、より詳しく語っている。「オイラも可愛がってもらってさ。上岡さんは(立川)談志さんと仲が良かったんで、東京に来た時は銀座のクラブへ呼び出されて飲んでたんだよ。」「ただ、やっぱり芸についてはライバル意識もあったのかな。オイラのことは認めてくれていたけど、「笑わせるだけが芸じゃないぞ」みたいに説教されたこともあったよ。オイラも上岡さんは頭のキレる人だとは思ってたけど、「漫画トリオ」のネタで大笑いしたことはなかったからね。尊敬する気持ちと、芸人としてはオイラが勝ってるってところが正直半々くらいだったんだよな(笑)。」 「週刊現代」では、巻頭グラビアページのシリーズ企画「「昭和の怪物」研究」に上岡龍太郎が登場していた。意外なところでは、中沢新一の連載が上岡龍太郎を入り口にして毒舌芸について分析していた。

 Spotify のポッドキャストで、今日配信の「エレ片のケツビ!」が2本あり、「やついフェス」初日終了後に収録した回から聴き始め、聴きながら深夜0時過ぎに眠る。


2023年6月7日水曜日

6月7日水曜日/どっちも茶化しにくい




◇ 生麦

 朝から外出。横浜駅に出て、吉野家に寄り、納豆牛小鉢定食を食べていく。437円。それから、京浜急行の生麦のほうに用があったのだが、ここもめったに訪れない土地だ。夕方には横浜駅に戻り、東口、ベイクォーターのマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとスパチキを食べる。読書をして、夜遅くに帰宅する。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 図書館で借りていた、石戸諭「ニュースの未来」を読み終えた。2021年刊、光文社新書。図書館に返さねばならないが、たくさん付箋を貼った。アツさもあり、昂揚させられる本だった。古本で見つけたら、この本は手元に置いておきたいな。以下、いくつか引用。P122-123「ある社会事象を取材するにあたり、どうしても必要になってくるのが、人や物事を知りたいという好奇心であることは多くの人が賛同してくれると思います。僕はニュースの書き手というのは本質的に軽薄であり、不謹慎であることからは逃げられないと考えています。(略)「社会を良くしたい」という正義感、弱い人の立場を代弁したいという義憤だという人もいるでしょうが、その根源にあるのは、結局のところ「知りたい」という好奇心ではないかと思うのです。より正確に言えば、単なる「好奇心」ではない、「思慮深い好奇心」です。他人の不幸に土足で踏み込むことをよしとせず、相手が語ってもいいと思えるまでの関係を構築し、「知りたい」を伝えること。これがベースにあると仕事を重ねて気がついたのです。知りたいと思わずに、正義感や義憤で社会と関わりたいという人に向いているのは、政治家や社会運動家でしょう。なぜニュースでなければいけないのか、という問いには十分に答えられていません。」 P215「これも東(浩紀)さんが指摘していますが、SNSが普及した現代は、言葉への過信が異様なほどに高まっています。正しい言葉と意見表明ばかりが求められ、何を実践しているかより、瞬間的に同じ思いを共有するもの同士が「今、ここ」でつながり、消費される正しい言葉にこそ価値があると思われている。彼らが無条件に前提としているのは、言葉だけで問題を理解し、解決できるという価値観に他なりません。「言葉と現実は常にズレている」にもかかわらず、無邪気な前提で言葉が交わされ、やがて論争は対立する相手への罵倒へと変わっていきます。」 P273-274「佐藤(卓己)さんは、現代のメディアリテラシーの核心を「あいまい情報に耐える力である」と記しています。(略)佐藤さんの定義は、精神医学の世界でネガティブ・ケイパビリティと呼ばれているものに接近します。直訳すると「負の能力」ですが、これには解説が必要でしょう。精神科医で作家の帚木蓬生さんによる、そのものずばりの『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』では、このように定義されています。「ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability 負の脳力もしくは陰性能力)とは、『どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力』をさします。あるいは、『性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力』を意味します」」

 録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、スタジオに観覧客を入れている。水卜アナが登場し、今回はトークライブ形式の放送ということだが、つぎに登場したのは若林ではなく、山里亮太だった。若林は体調不良で欠席。「だが、情熱はある」というドラマは1話だけ観てやめてしまったのだが、山里という人物は、戦略家の面ばかりが前面に出るようで、どうも関心が湧かない。(「天才はあきらめた」という本は面白かったのだけど。)島田紳助がテレビから消え、直接的にその穴を埋めていたのは今田・東野だったが、案外、その位置に収まりつつあるのは山里亮太ではないだろうか。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、太田が第一声から「あのう、俺、思うんだけどさ、…あっちゃんと松本さんね。ケンカはよくないと思う。」と始め、そのあとにはすぐにゲンロンカフェの話題になり、今週はこの話をたっぷりしてくれるではと期待していたのだが、古舘伊知郎とのトークライブにも触れ、そしてまた、松本と中田の話に戻ってきた。結局、オープニングはこの話をたっぷりとしゃべったのだけど、ここで語られていた内容がじつに素晴らしい。太田「ふたりのケンカなんだからさ、ふたりのことはふたりでしか解決できないんだよ。こんなのさ、笑い話にしたいわけじゃない? どっちもそうだろ、きっと。これね、タブーみたいなことにしちゃうと、何年もそれが触れないみたいなことになって、つまんないよう。おれがこう言うと言葉に重みがあるだろう?(笑)」「わりと吉本の大御所なんかも怒ってるみたいな感じで、まあ、どっちがどうなんだかよくわかんないけど、あっちゃん総スカンみたいな感じになってんだけど、まあ、そんな怒らなくてもたいした話じゃないからさあ。結局さあ、このぴりついた空気ってのはさあ。ただ、ここまでそのぴりつかせた原因の一端は俺にもあんのかなあなんて、(笑)ちょっと思っちゃったりなんかして。」「あっちゃんが思うほど、…これ言うと松本さん周辺はどう思うかわかんないけど、ほかの審査員の言葉もたぶん効いてるし、もっと言えばだよ、いちばん審査員が気にしてんのは客のウケだよ。あれだって、俺がやったとしても、客がウケたとこに入れるもん、絶対に。そう考えると、決めてんのは客なんだよ、どう考えても。じゃないと、とんちんかんな審査だと思われるからあんなの。俺はねえ、あっちゃんがいちばん過大評価してんじゃないかと、松ちゃんのことをだよ。そう思うわけ。これ言うとまた角が立つけどね、俺も。」「ただ、あっちゃんが言ってたなかでひとつ思ったのは、ダウンタウンを超えるコンビを輩出してないってね、…俺もよく詳しく観てんな。何回か観ちゃったからね。たしかそういうふうに言ってたんだよね。それは失敗でしょうと、大会として。ただねえ、それは俺はちょっとあっちゃんとは違うのは、今の連中ね、「M-1」出てくる、「キングオブコント」とか出てくる連中、ぜんぜん超えてるよ。超えてるっていうのはダウンタウンをって意味じゃなくて、俺らの時代の漫才やコントっていうのを、まあ、技術から話術から間からなにから、ネタのあれからなにから、かなわないもん、だって。」「ただ、あっちゃんが言ってる意味っていうのは、おそらく「権威」だと思うんだよね。そういう意味ではダウンタウンを超えてないってのはたしかだろうと思うのね。ある種の権威的なものってのはさ、あるじゃん。そうすっと、あっちゃんは俺のこと好きって言ってたけど、本当はこいつは権威が欲しいの? って、俺はちょっとあれ観てね、なんとなく、思われちゃうよっていうふうに、思っちゃったんだよね。たださあ、権威なんて邪魔なだけだよ、お笑いにとって。」「なにが言いたいのかというとさ、まあ、要するに、俺はこれ言うとまた波紋呼んじゃうかもしんないけど、あっちゃんと松ちゃんて似てんじゃねえかなって気がする。(笑)気質がよ、気質が。やっぱりさ、カリスマとパーフェクトヒューマンだからさ。わりとそういう感じにそぶりを見せるじゃない。いちばんの、俺、似てんなと思うのは、どっちも茶化しにくい。(笑)このね、ぴりついた空気。茶化しにくいんだよ。そういう意味でいうと、なんていうのかなあ、ふたりともそれでお笑い界のことを考えてるっていうような感じじゃん。」「そういう意味でいうと、ジレンマがあるわけ。それは、松本さんが審査員するずーっと前から、要するに、お笑い界のもってるジレンマとして、お笑いのことを教えるか教えないかなんだよ。(略)俺はなんで審査員やらないってずーっと言ってるかっていうと、まず、俺はね、お笑いを学問にしたくないと思ってるわけ。でも、スクールができちゃったろ? もうがんがん、うちもやってるわなあ。社長は俺のことわかってるから、俺に講師をやれとはひとことも言わないわけ。俺は、でも、それすらね、どうなんだろうなあって思ってるわけ。つまり、笑いを分析して、こうやってこう突っ込んでこの間でどうのこうのってえのは、学問になっちゃってる。学問になっちゃった時点ですべてはつまんなくなんだよ。」「あっちゃんが言ってる問題は、じつは松本さんにかかるんじゃなくて、じつはお笑い界全体が、いわゆるああいうコンテストで若手を発掘するっていう環境になっちゃってることに、自分はっていうさ。あっちゃん言うのはさ、1個ぐらい爆笑問題さんにゆずってくれませんかっつうんだけど、俺、ゆずられる立場なの? って。(笑)それもさあ、俺、ちょっとショックでさ。(笑)」 オープニングのあとには、ゲストのランジャタイが登場。「武勇伝」を覚えてきている国崎に笑う。

2023年6月6日火曜日

6月6日火曜日/誰の模倣をしたのか

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、「いじわる選手権」に、浜口京子、尾崎世界観、トム・ブラウンみちおが登場。昨夜の「午前0時の森」は、MSXという家庭用パソコンの特集。堀江貴文、ひろゆき、劇団ひとりが夢中になっていたというが、同世代なのに、こんなのぜんぜん知らなかったな。ファミリーベーシックは知っているが、それは後発だったのか。ゲームライターの前田尋之というひとが登場し、プログラミングの解説をするのだけど、なるほど、こんなの子どものころにやっていたら、そりゃあ論理が鍛えられるわ。

 ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠る。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」をオンタイムで聴いた。代打パートナーはニッチェ近藤くみこ。オープニングでは「地下芸人ラジオ」に出演したゆきおとこの話をする。13時台には、三日月マンハッタン仲嶺のクイズがついに正式なコーナーになった。14時台はマユリカがゲスト。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に、さんまが「ヤングタウン」でしゃべっていた記事が載っていた。松本と中田敦彦の一件について、中田カウス、オール巨人、西川のりおにも取材したようだが、取材には応じてもらえず、最後にさんまを直撃し、「仕事増えてええやろ!」というコメントを得ている。見開き左半分は、ページいっぱいに、さんまが雨降るなかでクルマに乗っている写真が使われている。記事の最後には、このさんまの言葉をなぜかラリー遠田に分析させていて、「さんまさんの発言は『頼まれて出演しているくらい、仕事がたくさんあってええやろ』という意図のもので、松本さんは非難される筋合いはないと言いたいのでしょう。私も松本さんが地位を独占しているとまでは思えません」だって。こいつもずいぶん腰が引けているやつだ。

 「サンデー毎日」では、先週に引き続き、松尾潔の「『週刊朝日』休刊に捧げる雑誌文化論」の後編が掲載されている。この記事のなかで初めて知ったが、なんと、松尾貴史の「似顔絵塾」が「サンデー毎日」に移籍し、7月から月イチ連載になるようだ。

 今日は外出せず、午後にもまた、ブログの更新をもうひとつ。なんだかしゃきっとせず、買い置きの栄養ドリンクを1本飲んでおく。午後も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・松島トモ子)を観て、それから、日曜に放送された「まつも to なかい」を観た。ゲストは郷ひろみと古舘伊知郎。プロとはなにかとの問いに、郷ひろみが「オリジナリティっていうのは完璧なコピーから生まれる」と語ったところから、模倣とオリジナリティについての話になっていった会話を興味をもちながら聴いた。中居正広が「誰かに認められたいから、僕は誰の真似でもない、誰かのレールの上を走ってるんじゃなくて自分がレールになる、みたいなことを言いたくなっちゃうんですよ。やっぱり、認められて、個性的だと思われたいから。」と言うと、古舘は「ひろみさんも、ものすごい若いときはそれは言えなかったでしょうね。」と言う。それを聴いているあいだ、松本もうなずいてはいたが、それはまさに若いころの松本ではないか。そこで中居が、松本は誰の模倣をしたのかということを訊くと、漫才は紳助・竜介の模倣だとは語ったが、「古典落語とかもそうですもんね」とかわし、自分が誰に影響を受けたかは明らかにしなかった。ここは松本にもっと語らせてほしかったところだ。番組後半には緑黄色社会が出演し、せいやが進行役を務める。

 夜になったら涼しくなった。アマゾンプライムで映画を1本。「はりぼて」(2020年公開)を観た。この映画、観たかったのだ。富山市議会の政務活動費問題を追いかけるチューリップテレビのドキュメンタリー。まるでコメディのようなドタバタな展開。不正を追究する熱い男だと思った議員もやばいやつだったのには笑ってしまうよ。しかし、最終的に、自分ら取材者をヒロイックに描いているようで、そこはちょっと余計と感じた。「センキョナンデス」について大島新が言っていたことを思い出したが、この映画もふたりの監督が主役のように登場している。

 Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を順に聴いていく。5月29日月曜日は阿佐ヶ谷姉妹がパートナー。ゲストの佐藤B作がすこぶる面白かった。斉木しげるとは早稲田の劇団「こだま」で一緒だったというのも初めて知る話だったが、坂本龍一と女をとりあったという噂を大竹がたしかめると、B作「あいつねえ、芸大の学生のころにねえ、自由劇場にきて、女と…」 大竹「あいつなんて言っちゃっていいの!?」 B作「そういう仲だから。坂本、B作の仲だから。」 大竹「世界の坂本龍一…」 B作「いや、知らないよそんなこと、俺。出会ったころは「世界」じゃなかったから。」 大竹「出会ったころはただの…」 B作「ただの芸大の学生だもん。スケベェな。(笑)とんでもないスケベですよ、あいつは。モテたねえ。」 大竹「じゃあ、とりあったら負けるでしょう?」 B作「負けましたよ。その子の、忘れもしない中央線のなんて駅だったかなあ、行ったらもうすでに坂本龍一がなかにいました。部屋のなかに。泣きながら帰ってきましたよ。」 そのあとも、笹野高史、風間杜夫ら、仲間の悪口が止まらない。そして、欽ちゃんの話にもなるのだが、大竹まことは「週刊欽曜日」という番組を知らなかった。5月30日火曜日は小島慶子がパートナー、ゲストは田嶋陽子。冒頭から豪快に楽しくしゃべっていたが、政治家時代の話になると口調が真剣になる。そのあとのテレビについての話もなかなか面白かった。

 鶴瓶の「日曜日のそれ」のポッドキャストも聴いてみるが、上岡龍太郎の話をしているだろうと思ったら、この回は収録で、上柳昌彦が金曜の午前だと言っていたから、訃報が出る前の収録だったのだ。聴きながら、深夜1時前に眠る。

2023年5月20日土曜日

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町

 朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをやっている店が少ないから、食べるところに困る。店を探しながら、先に本屋にも寄りたくなった。すずらん通りに入り、東京堂書店を覗いていくと、外に出してある「週間ベスト」の総合1位が、大石トロンボさんの「新古書ファイター慎吾」だった。10位には夏葉社の「孤独先生」も入っている。




 靖国通りを渡り、神保町の交差点に戻ろうとすると、「古本市場」というのぼりがあり、なにかと思うと、建物には「@ワンダー」の看板がある。こんなところにアットワンダーの新店舗ができたのか、それとも、一時的な店舗なのか。今まで知らなかったが、いったい、いつからあるのか。ここはもともとなんだったんだっけ。パチンコ屋かなにかだったような気もするが、なかに入ってみると、これがけっこう広いんだ。今日は金も時間もなく、腹が減っていて気力もなかったが、また改めて、棚をじっくりと眺めに寄りたい。



 交差点からまたすずらん通りに戻り、店を決められずにもう1周してしまった。御茶ノ水駅方面に少し進み、やっとのことで、キッチンカロリーに決める。この店に入るのもそうとうひさしぶりな気がする。カロリー焼き。820円。美味い。空腹は満たされたが、しかし、それでも古本屋をまわる気力はなく、なるべく早く帰りたくもあった。神保町から半蔵門線、渋谷からは東横線に乗り、ラジオを聴きながら眠って帰る。

◇ 賞レース

 夕方に帰宅し、まずは録画していた「THE SECOND」の事前特番から観ようと思うが、30分特番が2回あったうちの初回を録りそこねてしまった。2回目では、組み合わせ抽選会のダイジェストを放送していた。そのほか、10分特番もあったのだが、これも4回のうちの2回は録りそこねている。なんでこんなに忘れてしまったんだろうか。10分特番では、各回、1回戦の各対戦をひと組づつクローズアップする。第3試合、テンダラーとギャロップの対戦と、第4試合、超新塾と囲碁将棋の対戦は録画されていた。そして、昨夜の最終日は東野幸治が各組を解説する。それから、今日夕方に放送されていた1時間特番を観ると、これは予想通り、ほかの事前特番と重複する部分が多く、保存はこの番組だけで足りるというものだと思った。この1時間特番の最後の10分弱は生放送になり、司会の宮司愛海アナが、スピードワゴン、三四郎の楽屋を尋ねるのだが、さすが、「M-1」とは違って、各組に個別の楽屋が与えられているようだ。

 本戦は放送終了後に録画を観るとして、それまで休息をとっておきたかったのだが、ラジオを聴きながら眠ってしまおうとすると、どういうわけか眠れない。あたまが痛かったのに、なぜ眠れなくなるのか不思議なのだが、その後もしばらくラジオを聴いていたが、もう眠るのはあきらめ、TVer で、事前特番の録画をしそこねた回を観てしまうことにした。30分特番の初回では、準決勝で敗退したなかから、スーパーマラドーナ、なすなかにし、インポッシブルの漫才をまるまる放送していた。ダイジェストでない6分の漫才の長さを、決勝を観る前にここで感じることができた。スーパーマラドーナはタイムオーバーになったのか。しかし、持ち時間が6分の漫才を、30分番組のなかで放送するとなると、放送されるものはかぎられてしまう。なぜこの3組を選んだんだろう。ましてや、有料配信もあるとなれば、ちょっと不公平な気もする。

 そして、23時10分を過ぎるのを待ち、放送が終わるのを待ってから、「THE SECOND」を観始める。録画の都合で、録画が終わらなければ観ることができなかったのだ。冒頭にいきなり、司会の東野幸治、宮司アナと一緒に、松本人志も登場。アンバサダーという立場もよくわからないのだが、松本も司会の席に一緒に着くのだな。結局、「M-1」の色を完全に受け継いでいる。オープニング映像も「M-1」と似ていた。「M-1」と違うのは、番組をゆっくりとあたためていかないところだ。◆1回戦の第1試合がさっそく始まり、金属バットの紹介VTRが流れ、番組開始12分過ぎには最初の漫才が始まった。金属バットは姿勢がふらふらしている。TKOをいじる場面で大きな笑いが起こった。審査はスタジオの観客によって行われるのだが、観客たちは松本と東野の反応を気にしているようだ。続いて後攻、マシンガンズが登場。マシンガンズはここに出てきただけで嬉しくなってしまうなあ。ばたばたしていて、手をぱちぱち打つのがちょっと耳障りなのだが、わかりやすく伝える術、遊びも自在で、そこはベテランのスキルだ。そして、最初の結果が発表される。松本人志は今まで、プロがプロを笑わせる(審査する)ということにこだわってきたひとだが、観客審査というのは、これまでの松本が進めてきたものとは大きく違うところだろう。100名の観客は、1点、2点、3点の3段階の得点をそれぞれにつける。配点分布も明らかにされ、金属バットは、1点から順に、2名、27名、71名の計269点。マシンガンズは、1名、27名、72名の計271点。2点差でマシンガンズが勝った。採点した観客にコメントを求めるのもすごい。顔こそ出されないが、これはいい加減に採点できない。しかし、まだ様子のわからない大会だ。◆第2試合は、先攻はスピードワゴン。紹介VTRでは「M-1」の映像も使われていた。たしかな力量で客の気をそらせない。観応えのある漫才だったが、だけど、笑いという面では少々弱いかと思った。後攻は三四郎。これがとてもお笑いマニア向けのネタ。ウエストランドの優勝ネタも踏まえている。なにより、笑わせてやろうという気迫がこもっていて、ここまででいちばん声を出して笑った。この2組は、さすがにあとのトークも面白い。結果は、スピードワゴンは、1名、41名、58名の計257点。思ったより低い。三四郎は、4名、14名、82名の計278点。三四郎が勝った。東野が「ウケたらええってもんやないからね」と釘を刺すが、しかし、この大会、このルールならば、ウケたら勝てる大会になりそうだ。◆第3試合、先攻はギャロップ。関西をホームにするギャロップは、個人的にはいちばんの未知数だった。心地好いリズムの漫才。言葉の密度も濃い。カツラネタ一本鎗だが、展開がブラックマヨネーズに似ているとも思った。後攻はテンダラー。ここも優勝候補だろうと思っていた。紹介VTRでは、同じフジテレビの「THE MANZAI」がなぜか触れられないのが不思議だった。テンダラーの漫才も観客を惹きつけて離さない。普段の漫才そのもので戦える、プロ中のプロの漫才師である。ところが結果は、ギャロップは、0名、23名、77名の計277点。テンダラーは、1名、26名、73名の計272点。5点差でギャロップが勝ち、これはまさかの結果だった。テンダラーはネタを温存してしまった面があるか。◆第4試合、先攻は超新塾。予選では、ジャルジャル、COWCOW を倒してきた超新塾が、いったいどんなネタをやっているのかと思っていたが、途中までは昔と変わらず、後半にはアイクぬわらが活躍するのだが、だけど、なんか宴会芸みたいなんだよな。後攻は囲碁将棋。金属バットと囲碁将棋にはまだ「M-1」の空気感がある。囲碁将棋の漫才は、なんだか、あたまでっかちにも感じてしまうのだがどうだろうか。この勝敗も予測しづらかったが、結果は、超新塾は、1名、43名、56名の計255点。囲碁将棋は、2名、20名、78名の計276点。囲碁将棋が勝った。◆さて、準決勝。第1試合は、三四郎が後攻を選び、先攻はマシンガンズ。エゴサーチしたツイッターをさっそくネタにする。ヤフー知恵袋のネタはよくやっているネタだと思うが、出たとこ勝負みたいなネタだ。後攻の三四郎は「THE SECOND」をいじってきた。対戦方式だから、ディスり合いの勝負みたいな要素もある。ここまで、三四郎がこのルールをいちばん利用していて、戦いかたがいちばん上手いかのように見えたが。結果は、マシンガンズは、1名、14名、85名の計284点。三四郎は、3名、38名、59名の計256点。なんと、マシンガンズが決勝に進出した。◆第2試合は、ギャロップが後攻を選び、先攻は囲碁将棋。この勝負はどちらもおのれのペースを貫く。ギャロップはここでハゲネタ以外のネタをもってきた。十年先、二十年先もこのスタイルでやっているだろう、歳を重ねたのちのすがたも見える漫才だと思った。対して、囲碁将棋は五十代になってもこのような漫才をやっているだろうか。結果は、囲碁将棋は、0名、16名、84名の計284点。ギャロップは、2名、12名、86名の計284点。ここでついに同点が出た。同点の場合はどうなるのかというと、3点が多いほうが勝ちというルールにより、ギャロップの勝利となった。◆いよいよ決勝戦。ギャロップが後攻を選び、先攻はマシンガンズ。ネタがないというのはどこまで本当なんだか、漫才というよりも、スタンダップコミックのユニゾンという感じかな。後攻のギャロップは安定の漫才。スリリングなマシンガンズとは好対照だが、しかし、芸のレベルではだんぜんギャロップだろう。ギャロップの漫才では大きな笑いもあり、これは決まったと思った。結果は、マシンガンズは、5名、44名、51名の計246点。ギャロップは、1名、22名、77名の計276点。初代王者はギャロップに決まった。新しい大会は初代王者によって大会の格が決まるようなところがあるから、テンダラーが優勝すればいちばん納まりがいいのではと始まる前は思っていたが、不思議なことに、この4時間のあいだに、ギャロップに風格を感じるようになっていった。それよりも、番組の格調を損ねていたのは松本と東野だ。今田とはやっぱりベクトルが違うんだな。最後の点数もすんなりと発表してくれたほうがよかった。感動とは別の着地を目指すのならばいいのだけど、単に感動を削ぐかたちで終わった。賞金と副賞の贈呈に港浩一社長も登場。企画統括、中嶋優一。作家、高須光聖、山内正之、長谷川優、堀由史、藤井直樹、佐藤篤志。総合演出、日置祐貴。深夜3時に観終わり、ツイッターを解禁する。評判をざっと眺めてから、3時半頃に眠る。

2023年4月18日火曜日

4月18日火曜日/雑誌やポッドキャスト

◇ テレビ・雑誌・ポッドキャスト

 早朝から眠り、目が覚めたらブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。聴きそびれていたラジオ番組をタイムフリーで聴いたりなど。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は小倉智昭がゲスト。午後、駅前まで買いものに行き、そのついでに、かつやに寄り、タレカツとうま煮の合い盛り丼を食べてきた。759円から、百円引きのクーポン券を利用。1時間ぐらいで帰宅し、ラジオを聴きながら昼寝する。起きあがり、ブログの更新をもうふたつ。

 昨年末に録画したまま観そびれていた「このドキュメンタリーがヤバい!」を、大島新の本を読んだ流れでようやく観てみたら、前年には出演していた大島新がこの年には出ていないんだ。出演者は、NHKの杉浦友紀アナ、設楽統、ヒコロヒー、シソンヌ長谷川、佐藤栞里、「Hanako」編集者の斉藤和義。前年にも感じたことだが、結局、NHKの番組を紹介しているだけなのが不満だし、オンデマンドの宣伝番組を観せられているかのようだ。紹介された番組のなかで観ているものは、太田光・光代夫妻の「ふたりのディスタンス」だけだった。

 楽天マガジンで、休刊が近づいた「週刊朝日」を読むと「1993年の週刊朝日 人生を変えた連載」という記事がある。そうか、これを読んで、すっかり忘れていたことを思い出したが、1993年に「週刊朝日」はロゴが変わり、誌面を刷新したんだ。その年に、西原理恵子・神足裕司の「恨ミシュラン」、ナンシー関の「小耳にはさもう」、そして、松本人志の「オフオフ・ダウンタウン」といった連載が始まっている。「オフオフ・ダウンタウン」の当時の担当だった編集者の証言と、「遺書」に影響を受けた芸人として、なぜか、春とヒコーキのぐんぴぃが取材されていた。そのほか、「この人の1週間」の欄には岩松了が登場していた。岩松「『自分が書くことは、実は、自分以外のところから来ている』と思ったんです。そうしたら、気持ちがスーッとラクになった。かつては、自分の中からしか出てこなかった印象を持っていたものが、自分の中に一回入って、それから出ていくんだと考えられたときに、『成功しなきゃ』じゃなくて、『別に失敗してもいいんだ』という考え方になっていった、というか。もっといえば、『失敗だって成功かもしれない』と思えたというか。すべてが、必要に応じて出t北ものなんだと思えた」「最近、ダルビッシュの発言で、すごく感心した言葉があって、ダルビッシュが誰かに、『どうしてそんなに偉大なピッチャーになれたんでしょうか』みたいなことを流れの中で質問されて、『自分が変化球に興味を持ったことに感謝したい』って言ったんですよ。要するに、自分がどういう球を投げれば変化するかということに興味を持ったからこそいろいろ調べて、それが自分の力になったと。だから、調べるってことは同時にものを考えるってことでもあるなと思って。そういう意味では、いろんなことに関心を持つことを実践している人たちは、みんな偉いし、自分もそうありたいなと思います」

 「サンデー毎日」にも気になったページがいくつか。「「風雲!たけし城」復活版でたけし軍団が外された衝撃」との記事あり、執筆者は本多圭。石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」は「「公共性」とは無縁だったガーシーの正体」。中野翠の連載エッセイは、猪瀬直樹にひさしぶりに会い、国会議事堂を案内してもらったことが書いてあった。

 Spotify では、博多大吉のポッドキャストも始まっていた。Spotify からいきなり知ったが、「たまむすび」の最後の回で告知していたのか。「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」という番組。初回は大吉のひとりしゃべりだが、今後はゲストを迎えるようだ。初回では、「たまむすび」最後の日にカンニング竹山と飲みに行き、その場に木梨憲武がやってきたという話をしゃべっている。

 ポッドキャストをいろいろと探してみたら、「長野智子のテレビなラジオ」という番組も面白そう。AuDee の番組なのか。去年の4月から始まっている番組だが、まずは、12月に配信された大島新がゲストの回を聴いてみた。




2023年4月1日土曜日

4月1日土曜日/面白くならない映画



◇ 新木場・大森・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は東雲のゆで太郎。限定メニューの肉とじ丼セットを食べた。700円。写真を撮りそこねてしまい、しかたがないから、食べ終わってから撮った。そのあとは新木場のほうまで行くことになり、予定として考えていなかったから調子が狂う。新木場はだめだ。

 今夜は映画を観てしまおうと思い、映画のスケジュールを調べながら、予定の立てなおし。まず、新木場から京葉線、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。220円の単行本を1冊だけ買う。店内、暖房が暑かった。今度は大森から川崎に移動し、東口に出ると、スタチューの大道芸が目に入る。市議会選の選挙演説もちらほら。地下には潜らず、地上からダイスの前を通り、銀柳街に入っていく。モアーズのブックオフにも寄るが、こちらも買うものなし。いつもは見ないCDの棚のほうまで初めてまわってみたが、目ぼしいものはなんにもない。220円のコミックを1冊だけ買う。川崎はだめだ。



◇ 映画・テレビ

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ツイッターを徘徊。そのあとはしばらく読書をする。図書館で借りた本を読み始めるが、読む本がたくさんあり、どれから読んでいこうかしぼれずに困る。

 夜になり、ダイスのTOHOシネマズ川崎に。評判の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をようやく、21時ちょうどの回で観た。アカデミー賞作品賞受賞作でもあり、かなり期待していたのだが、なんだかなあ、これがアカデミー賞なのか。面白くなりそうな感じはずっとあるのだけど、しかし、どうも面白くならないんだな。笑いに決着をつけず、するっと逃げる感じがある。いや、主題はそこではないのだろうが、だけど、面白くないものをわざわざ親切に読み解こうとすることにどれほどの意味があるだろうか。だったら、娯楽作品ではなく、専門書のひとつも読んだほうがマシではないか。指がソーセージになるあたりから、松本人志の映画のようだと思い始めたのだが、実際に影響はないのだろうか。後半はだいぶ眠くなってしまった。そもそも、寝不足で映画を観るからよくないのだ。


 深夜に帰宅。雨降りになり、帰宅前にずぶ濡れになった。ことごとく、間が悪い。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は最終回。「タモリ流レシピを訂正しよう」という企画、田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰が出演し、これはいいメンバーだと思った。スタッフの笑い声がいちだんと大きい感じがして、さすが、最終回は現場の盛りあがりがすごいのだろう。ああ、しかし、これで終わりか。あっさりとした最終回。深夜3時頃に眠る。

2023年2月5日日曜日

2月5日日曜日/新メンバー

◇ テレビ・ラジオ・映画

 午前中にブログの更新をひとつ。録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、今週もルフィの事件をトップで扱う。現地のレポートに「フィリピン住みます芸人」のほりっこしというひとが出てきた。しかし、生中継に登場するのはちゃんとした報道の記者のひとだ。今週もスタジオでは、「リーゼント刑事」の秋山博康が解説をする。そのあとには、スシローなどでの迷惑行為や、荒井勝喜の同性愛差別発言などを扱い、「推し活」の実態の特集では、歌舞伎町に詳しいライターとして佐々木チワワが取材に同行し、スタジオにも登場した。

 今朝の「ワイドナショー」は、松本が出演する週に、珍しく、田村淳も出演する。そのほか、松岡充、柴田亜美というメンバー。ルフィに関わっていた過去が明らかになったEXIT兼近について、この番組ではさすがに触れる。そのあとのコーナーには、TKOのふたりがスタジオに登場。番組最後には「松本人志なかみ展」という展覧会の告知があり、松本のアイデアを美大生に作品にしてもらうということを10年前に趣味でやっていたんだそうで、そのときにすでに約10枚の作品があったという。展覧会ではそれに新たに5作品が追加されるというのだが、その作品量、ちょっとしょぼくないか。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」の14時台は、香坂みゆきがゲストだった。爆笑問題とは初対面というのが意外だ。「欽ドン」の話題から始まったが、最後まで聴いても、清水圭の名前がいっさい出なかったのはなぜなんだろう。

 ラジオの天気予報を聴いていたら、今日はけっこう暖かいようだ。駅前まで買いものに出て、ドトールで読書するつもりで出たが、思ったよりも買いものが多くなり、やっぱり帰りたくなった。30分ほどで帰宅する。ブログをもうひとつ更新して、ラジオを聴きながら少し眠った。

 目が覚めたのは18時過ぎだったはずだ。「笑点」の新メンバーの発表が気になり、録画を観ようとテレビをつけたら、ニュースが映り、そこで先に新メンバーを知ってしまった。せっかく放送で知ろうと思っていたのに、つまらない知りかたをしたもんだ。週刊誌の記事を信じ、どうせ蝶花楼桃花だろうと思っていたら、なんと、新メンバーは一之輔さんだった。しかし、不思議と驚きはないんだな。冷静に考えてみれば、このひと以外はいないだろうという人選だ。宮治が加入してからまだ1年しか経っていないというのに、さすがに、宮治よりも未熟なひとは入れられないんじゃないだろうか。それにしても、そのあとの「バンキシャ!」にも生出演していたとは。読みが甘かった。いや、そもそも、桃花だと思っていたから興味が湧かなかったのだが。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。「姉妹と水兵」を観た。冒頭からかわいくってたまらない。歌と演奏、芸を堪能する。最後まで楽しかった。「文藝春秋」2022年8月号の小林信彦の「わが洋画・邦画ベスト100」では、「マイ・ナンバー・ワンともいえる。私だけではない。試写を見た双葉(十三郎)さんが「最近公開のアメリカ映画中、これだけ見ていてあきない作品はない」と書いておられる。」

 夜にもまた、ブログの更新をひとつ。これでなんとか、11月まで埋められた。深夜になり、聴かねばと思っていて忘れていた先週の「山下達郎のサンデー・ソングブック」を思い出し、タイムフリーぎりぎりで聴き始めた。「極私的高橋幸宏追悼特集」。なんとか最後まで聴けるかと思ったが、最後まで聴く前に眠ってしまった。

2022年12月11日日曜日

12月11日日曜日/新しい審査員





◇ 浜松町

 今日も朝から都内に。電車内では、タイムフリーで、金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。一週間経ち、渡辺徹の弔問に訪れた様子をここでまた改めてしゃべっていた。ちょうど、先週金曜の夜の出来事だったのかな。

 浜松町に用があり、芝公園の手前のほうまで歩き、ぶらぶらする時間があった。午後、遅めの昼食。浜松町駅の南口にあった「親父の製麺所」といううどん屋に入り、カツカレーを食べた。650円。浜松町から山手線、大崎から相鉄線直通に乗り、眠りながら帰ってくる。

 帰りの電車内で、ツイッターから「M-1」の審査員の発表を知った。予告どおり、上沼恵美子、オール巨人は本当にいなくなり、代わりに、博多大吉、山田邦子が加わった。なんと、ここに山田邦子を入れたのはすごい。この人選を予想はできなかったが、上沼恵美子に代わる女性審査員であること、そして、島田紳助が作ったコンテストであることを思えば、紳助との関係性もある山田邦子は相応しいかもしれない。しかし、松本よりも格上の審査員がいなくなることをなによりも心配していたのだが、山田邦子は松本よりも芸歴は古いことになるのだろうが、重しのような存在にはなるだろうか。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、まず、旧統一教会問題から。そして、保育現場の問題を扱い、スタジオにはてぃ先生が出演する。「ワイドナショー」は今週は松本が出演のほか、大黒摩季、清塚信也、志らく師匠というメンバー。サッカーの話題のあと、渡辺徹の訃報を改めて扱った。先週の段階ではまだ行われていなかった榊原郁恵と渡辺裕太の会見の様子を伝える。明るくさわやかな対応、マスコミとも友好関係を築いている見事な芸能一家だ。そのあとに扱った長野市の公園が騒音問題で閉鎖したというニュースは知らなかったのだが、「ひとりの苦情で」という報道を松本が問題にしていたのは常識的でよかった。音に敏感すぎる音楽家ふたりの見解も面白かった。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーにはさらば青春の光が登場。作家のファンが作家のすぐ横で速読してしまうコント。大喜利の助っ人は王楽。昨日の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」のコーナーに田中真弓が登場。稲垣吾郎、香取慎吾も演技について語る面白い回になった。タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・香取慎吾)を、それから、Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴きながら眠ってしまう。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...