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2024年4月4日木曜日

4月4日木曜日/「たけし杯」は配信で

◇ テレビ・雑誌

 早朝から数時間眠り、ブログを更新したいが、あたまがまるでまわらない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ていて、伊藤沙莉のお兄さんの役の俳優の芝居が気になり、検索してみると、上川周作というこの俳優は大人計画の所属なんだ。知らなかった。その妻の役もどこかで観たことのある女優だと思ったが、「全裸監督」の森田望智だ。

 新番組「#バズ英語」は、「太田光のつぶやき英語」がリニューアルし、放送日も火曜日に移動した。ゲストは CRAZY COCO が再登場。紹介されていたリンダ・ドンという海外のインフルエンサーの動画は、まるっきり日本のお笑いのようなセンスだと思った。

 これも新番組「ダウ☆ツーマン」は、ダウ90000 が音楽フェスを開催することを目指す番組らしい。出演者は蓮見翔とテレビ朝日の大西洋平アナだけになってしまったが、しかし、ダウのメンバーもたまには登場するのかな。初回ゲストは Chilli Beans。ひと組のゲストが何週かにまたいで放送されるようだ。

 今日の「徹子の部屋」は狩人がゲスト。22年前、デビュー当時に出演したときの映像が流され、そのとき、ふたりは 21歳と17歳。ずいぶん若くしてデビューしたんだな。弟が岡元あつこと結婚しているというのも知らなかった。スタジオでは歌も披露する。サイモン&ガーファンクルから、アリスのものまねで「チャンピオン」を歌うのだが、五木ひろし、森進一、近藤真彦、田原俊彦、細川たかし、野口五郎のものまねも入り、ネタが完全にできあがっている。ライブでよくやってるんだろうなあ。徹子さんのおねだりで、最後に「あずさ2号」も歌った。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に岡部たかしが登場していた。岩谷健司とユニットを組んでいたことは知っていたが、その経歴が謎だった。岡部たかしは東京乾電池に所属していたが、3年で退団し、九十九一のもとに集まるようになったという。そこで思い出したが、かつて、九十九一は「沙羅ばじゃ」というグループで「爆笑オンエアバトル」に出たことがあって、オフエアだったのだが、もしかすると、岡部たかしもそのなかにいたのだろうか。時期的には符合する。岩谷健司とはそこで出会ったのか、そのころという意味なのか、岩谷と「一緒にネタを考えてはホテルのイベントやお笑いイベントに参加していました。」 そこから村松利史との関係につながっていくんだな。

 「FRIDAY」には中田カウスのインタビュー。ネットニュースにも出ていたが、松本問題だけでなく、大崎洋について語っている部分のほうが重い。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。曇り空。鶴ヶ峰に出て、まず、昼食。すき家に入り、牛カルビ焼肉丼を食べた。680円。そして、今週二度目の旭区役所を訪れ、受理番号を提出し、マイナンバーカードの再発行の手続きを無事に完了させた。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、火曜に放送された「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。冒頭からいきなり、お見送り芸人しんいちの話が始まる。しんいちと会ったあとに高田先生に会うことがあった太田が、月曜の「ビバリー」に出ることを覚えていたから、しんいちがしゃべっていた悪口を高田先生に教えたら、それが月曜の「ビバリー」で高田先生から突っ込まれるという流れになった。田中からは、日本プロ麻雀連盟の感謝祭に出たら、たけし、談春、加賀まりこらがいたという話。太田からもたけしに会った話。太田は毎年、たけしに誕生日プレゼントを渡してるんだ。そして、貴明に会った話も改めて語られる。「タイタンライブ」のオファーは本当に受けるのだろうか。話は高田先生と会ったときの会話に戻る。「不適切にもほどがある!」は考察ブームを馬鹿にしているのが痛快だったという太田。そう、まさにあのドラマは、ややこしい問題をミュージカルで乗りきってしまうところがよかったのだ。オープニングの最後には、尼神インターを解散したばかりの渚が通りがかって出演した。

 聴きそびれていた先週木曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、この日はナイツが春休み、清水ミチコ、黒沢かずこ、高田先生というメンバーの放送。これについても「カーボーイ」で触れられていた。先週金曜の「ビバリー」は、オープニングのあとに「お笑い有楽城」で優勝したTCクラクションが登場。12時台ゲストはトム・ブラウン。高田先生とトム・ブラウンというこれも珍しい顔合わせ。

◇ 配信

 YouTube で配信された「ビートたけし杯「お笑い日本一」」をようやく観る。2月9日に開催され、その配信が先月にはされていたのだが、なかなか観る時間が作れなかった。今回で6回目となるこの大会、コロナ禍での開催は無観客、配信のみという回もあったが、それ以外は会場で観ていて、配信であとから観るというのは初めてだ。チケットをうっかりとりそこねて悔しくはあったのだが、しかし、いつも配信があることはわかっていたから安心もしていた。まずは司会の〆さばアタルとアル北郷が登場。実行委員長の渡邉寧久のあいさつがあり、それから出場者たちが登場、くじ引きにより、順番が決まる。出場者は、キャメル、センチネル、ヤーレンズ、マイアミバスケットボールクラブ、ぴろしき、ちゃんぴおんず、ルミ子、ジグザグジギーという8組。そして、審査員の紹介、ナイツと高田先生が登場。名誉顧問、たけしが呼ばれるときよしが登場、そのあとからたけしが登場し、オープニングからさっそく、東洋館にツービートが並んだ。このあたりはネットニュースにもなっていた。編集でカットされる部分もあるかと思っていたら、出せない発言は音消しで処理していた。先にこれだけ盛りあがってしまったら、出場者たちはなかなかきついだろう。

 1組目はキャメル。紙芝居のコント。2組目はセンチネル。センチネルは去年も出場し、コントをやっていたが、今年は漫才で挑戦した。センチネルが登場するとセンターマイクがまだないというお粗末な運営だ。ひとりはウガンダとのハーフというコンビだが、漫才になるとハーフをあまりネタにしない。それはいいのだけど、凡庸な漫才になってしまうんだな。3組目はヤーレンズ。すでに結果はわかっていて、ヤーレンズが優勝した。ヤーレンズも去年も出場していて、去年は女役をやる漫才をたけしに好みではないと言われていた。今年は歯医者のネタをやっていて、さすが、笑いの量が尻あがりに増えていく。4組目はマイアミバスケットボールクラブ。それぞれ、それなりに芸歴がある3人が組んだトリオ漫才。ものまね芸人の名前を出して実際にいるかいないかを当てるクイズのネタをやったが、気迫は感じるものの、急造トリオの域を脱しない据わりの悪さがある。4組が終わったところでインターバルとなり、審査員にコメントを訊く。高田「なんかぽかーんとしちゃった。」「これから優勝候補が出ると思います。」 たけし「こういう寄席はどっかんどっかんウケるもんだと思ったんだけど、くすくす笑いが多いねえ。要するに、つまんねえんじゃねえの?」「たぶん、技術が上になったけど、くだらなさがなくなったのかなあ? なんか、くだらねえほうがいいんだけど。(笑)」「やたら上手いんだよね。上手いんだけど、本質的に馬鹿馬鹿しさがないっていうのが、なんかね…。まあ、いいけど。」 後半、5組目はぴろしき。アレクサならぬ「アレクさん」のコント。6組目はちゃんぴおんず。もし結果を知らずに観ていたら、この流れでは、ちゃんぴおんずのくだらなさが有利に感じられたかもしれない。7組目はルミ子。お母さんがラウンドガールの仕事に行くコント。これは笑いが起きている感じがした。最後、8組目はジグザグジギーだが、なんと、「ジグザグジギーのネタは、ご都合によりご覧いただけません。」というテロップが出た。なにか楽曲でも使ったかな。8組が終わり、全員が舞台に再登場する。審査を待つ時間が少しあったあと、審査員たちも再登場した。たけし「ほんとのこと言うと、全員、みんなほんとの実力よりは、全員、あの、なんだろうな、失敗してるっていうか、思ったより全員ウケてないなあっていう」「われわれにとっては客前は、もっとどっかんどっかんウケなきゃおかしいんだけど、これ、時間が4分でちょっと詰めちゃって、焦りも見えるし、お客さんも笑っていくというのが盛りあがってこないんで、これからはもうちょっと長くしようかな。」 結果が発表され、ヤーレンズの優勝は審査員全員一致だったようだ。たけし「しかし、この番組で優勝してもたいして売れねえな、みんな。どうなってんだよ。やっぱり吉本のせいだな。」 賞状を読みあげ、最後に「名誉顧問 松本人志」と大オチ。ヤーレンズに賞状を渡し、「お前らもあの「M-1」とかけっこういいとこいってんだけど、あれだなあ、吉本入ってたら優勝してんのか? だけどお前、あそこで優勝しても金になんねえからな。あの、ほんとに、独立して、争って、カネちゃんともらったほうがいいよ、芸人だからね。ただやっぱ、ちょっとな、ネタの詰めかたがな、時間的なあれかな、ちょっと詰めてんだよな。こっちも、ちゃんぴおんずってのも、俺がいちばん嫌いなネタだけど。(笑)六本木のスナックで田舎もんがよくやるやつなんだよ。ああいうのは大嫌いなんだよ。(笑)俺、思いっきり殴りたくなんだけど。」 塙さんが「たけしさんにちょんとすなよ!」とそそのかす。ラウンドガールのかっこうをしているルミ子を、たけし「酔ったら××××(笑)」「松本人志に対抗したら困るよな。これ、どんな話題になるのかな。」「そいで、千五百円ぐらいやって、「たけし松本越える」ってのは(笑)」 最後にたけしのあいさつ。「やっぱり、お笑いというのはどうもね、関西弁の威力がすごくて、関東はちょっと、ずーっと、まあ、われわれの時代から押されてるんですけど、みんなもがんばって、大阪が本場なんていうことを言わせないように。やっぱ、関東芸人は関東らしく、粋な、落語かなんかいえば、関東の芸人ていうのは素晴らしいと思うし、漫才もコントもやっぱり、関東の人間が、結局は勝つというふうにがんばっていただきたいと思ってます。」


 深夜、1時間ぐらいで目が覚めてしまい、トイレに行こうとして、立ちあがったらふらふらとよろけて、本の山にぶつかり、大雪崩を起こしてしまった。情けない。すぐに眠りなおすつもりだったが、これでは眠る場所がないから、ラジオを聴きながら本を積みなおした。いったい何時に眠りなおせたんだったか。

2024年3月31日日曜日

3月31日日曜日/ラジオは歩きながら

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」は、「ゲスト向上芸人」のサルゴリラに加え、とにかく明るい安村、フルーツポンチ村上、元ゾフィー上田が登場。上田がキャップをかぶったすがたに誰かが「昔の構成作家」と言い始め、構成作家キャラをやり始めると、さんまがすかさず「前田政二や、前田政二や!」 陣内「あかんあかん」 フジモン「やらせのコンクールですよ」 さんま「あれ、町長が悪いのやろ? 乗っかって。泣きながら電話あったわ。「助けてください」」

 少し眠りなおしてから、ブログの更新をひとつ。昼から、録画していた今朝の「サンデージャポン」を観る。山崎怜奈、みちょぱ、やす子、石田健らが出演。松本人志の裁判をたっぷりと扱い、裁判を傍聴したという三遊亭はらしょうが取材に応えていた。スタジオでは細野弁護士が解説をする。そういえば、今週は「週刊文春」をチェックし忘れてしまっていた。それから、小林製薬の紅麴サプリの問題。そのあとには水原一平の違法賭博問題を扱い、湯浅卓が今週はスタジオに登場した。

◇ 瀬谷

 午後から外出。一気に暖かくなり、初夏のような気候になった。パーカーを着ていると、やや暑いくらいだ。直配する品がひとつあり、瀬谷まで歩いていく。歩きながら、タイムフリーで昨日の「木梨の会」を聴くと、武道館ライブの発表を受け、とんねるずの楽曲をかけまくっていて、これには大いに興奮させられる。「やぶさかでない」で始まり、デビュー曲の「ぴょん吉・ロックンロール」から、野猿や矢島美容室、憲武のソロ曲もかけられた。この楽曲の豊富さには改めて圧倒される。西麻布の街が「西麻布」と呼ばれるようになったのは「雨の西麻布」からなんだという話をしていたが、「西麻布」という町名はそれ以前から存在していたようだが、西麻布が流行の街となったのはそれ以降で間違いなさそうだ。町名は「西麻布」でも、そう呼ばれることはあまりなかったということかな。

 直配の品は問題なくお届けできた。ほっとしたところで昼食にする。れんげ食堂に入り、豚焼肉丼を食べた。693円。それから、保土ヶ谷図書館にまで足を延ばし、17時閉館まで、30分程度で棚を眺めてまわり、1冊だけ借りていく。保険証がようやく再発行されたから、カードの情報の確認をようやくしてもらえた。

◇ 雑誌・読書・ラジオ

 瀬谷駅まで戻り、天一書房に寄り、「週刊文春」をやっぱり買っておくことにした。上階のマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとわらびもちパイを食べる。少し眠ってから、まずは「週刊文春」をざっと読む。松本の記事の内容は「サンジャポ」でおおむね知ったから、確認程度になった。阿川佐和子の対談も楽天マガジンではカットされているからいつも読めないのだが、今週は鈴木おさむがゲストだった。放送作家を引退するといっても、ラジオは続けるようだ。月刊の「文藝春秋」に書いたSMAPの小説は、単行本にはならないだろうと思っていたから雑誌で読んだのだが、きっちりと単行本になったからしたたかというかなんというか、鈴木おさむがわざわざリスクを負ってまで商売に結びつかないものを書くわけがないか。よくぞここまでのことを書いたと思った感心を返してもらいたくなった。

 マクドナルドで、ニコ・ニコルソンと佐藤眞一の共著「マンガ認知症」を読み終えた。2020年刊、ちくま新書。認知症の入門書としては読みやすく、とてもわかりやすかった。マンガ家のニコ・ニコルソンが家族の実体験をもとにマンガを描き、心理学の視点から認知症を研究している佐藤眞一が解説を加えるという構成。同じような内容がマンガと文章でくり返し語られている。まず、認知症とはなにかということだが、認知症という病気があるわけではなく、「症」というとおり、認知症は症状であるということ。「なんらかの脳の疾患により」「認知機能が障害され」「生活機能も障害される」というこの三つの条件がそろったときに認知症と診断される。つまり、生活に支障がなければ認知症ではないというわけだ。老化によるもの忘れとはなにが違うのかという疑問も湧くが、老化は「思い出せない」のに対し、認知症は「覚えられない」という症状だという。この説明は基本的な認識としてはとてもシンプルで、他人との共有にも便利だろう。

 帰りも歩きながら、タイムフリーで、今朝の「石橋貴明のGATE7」を聴いた。武道館ライブの発表があったあとに、パンサー向井、太田に会った話をしていた。貴明自らチケットを転売し、5万円で売りつけようとしている。「爆笑問題の日曜サンデー」も聴くと、こちらでも貴明に会った話をしていた。リスナーから「GATE7」でしゃべっていたことを知らせるメールがあったんだな。「タイタンライブ」への出演を打診したようだが、実現するだろうか。それよりも「日曜サンデー」のゲストのほうが現実的で楽しみだ。14時台ゲストには林家つる子が登場。今日のパートナーは外山恵理さんだったから落語の話題に強くていい。学生時代からよく知るどくさいスイッチ企画の話にもなった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」には、笠原秀幸という俳優が初登場のほか、今田耕司、谷まりあ、古市憲寿が出演。まずは松本の裁判の話題からだが、「サンジャポ」では30分ぐらいやっていたが、こちらの番組ではほんの10分弱の扱いだった。そのあとには、水原一平の違法賭博問題など。エンディングでは、ひさしぶりに出演した古市憲寿が「初めて出たのがたぶん十年ぐらい前なんですけど、だいぶ変わっちゃったなと思って、まわりがみんな。だって、松本さんもねえ、いなくなっちゃったし、三浦瑠麗さんもいたのにいなくなっちゃったし」 でも、三浦瑠麗はフジテレビの番組審議委員はずっと続けてるんだよな。

 今日の「笑点」は 30分まるまる大喜利で、番組を卒業する木久扇師匠を送る。卒業といっても、お元気なうちは演芸コーナーにでもたまに出ればいいのにと思うのだけどな。まあ、別に、出ないとは誰も言ってないんだろうが。木久扇師匠に替わる新メンバーは来週発表される。しかし、このまま若手化が進むと「闇夜でコソコソ」のようになってしまわないだろうか。

2024年3月30日土曜日

3月30日土曜日/吉祥寺まで

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、ゴミを出しに行ってから、またもう少し眠りなおす。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。「ブギウギ」の一週間のダイジェスト版が土曜の朝の同じ時間に放送されていて、一度も観ていなかったが、最終週だけ録画した。今さらだが、このダイジェスト版だけぜんぶ保存するという手もあったか。

 楽天マガジンから雑誌のチェックをすると、「女性セブン」に木梨憲武の特集記事があった。憲武と近しいひとびと、ヒロミ、カンニング竹山、コロッケ、柳沢慎吾、ミッツ・マングローブ、IKKO、山本譲二のインタビューが載っている。「いいとも」のグランドフィナーレの場に柳沢慎吾がいたなんてことはすっかり忘れていたな。憲武が舞台に引っぱりあげたんだっけ。

◇ 吉祥寺

 午後から外出。もっと早く出るつもりでいたのに、だいぶもたついてしまった。とてもいい天気。部屋にいるときから暖かく、今季初めてのパーカーを着ていく。横浜から東横線、渋谷から井の頭線に乗り、はるばる吉祥寺まで。それにしても眠気がひどい。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買い、歩きながら食べておく。

 吉祥寺北口から駅を離れ、Galleryナベサンで行われている「岬書店」を訪ねる。夏葉社の島田さんが6日間限定の本屋を開いているイベント。そのギャラリーは、ちょうど1年前に訪問した夏葉社よりもさらに歩いた先にあった。行ってみるまでどういう雰囲気のところかわからなかったが、夏葉社の事務所よりもさらに小さく、じつにこじんまりとしている。盛況のようで、外にまでお客さんがあふれていた。島田さんにあいさつしたいひとはひっきりなしにやってくるから、本を眺めながら、島田さんが空くときを待って少し立ち話をした。あんまり長居はせず、せっかくだからなにか買っていこうと、石原書房から復刊されたいがらしみきお「IMONを創る」と、島田さんの蔵書から戸井田道三「生きることに〇×はない」を選ぶ。「夏葉社日記」を書いた秋さんがいらしたら「夏葉社日記」も買おうかと思っていたのだが、いらっしゃらなかったからこれは買わなかった。それと、桜美林文学会が作成した夏葉社特集の「言葉の繭」をもらいたかった。無料で配布している本なのだが、なかなかもらえる機会がなさそうだから、吉祥寺までわざわざやってきたのはこれをもらいたかったからというのが大きい。実物を手にすると、無料とは思えないぶ厚さに笑ってしまう。これを作った学生さんたちと先生もこの場にいらしていた。

 吉祥寺駅に戻りながら、たまにしかこない吉祥寺だから古本屋をまわっていきたかった。藤井書店を覗いてから、駅に向かうアーケードに入っていく。ブックオフもあるが、今日はブックの日の翌日のため、アプリのクーポンがないからブックオフはスルー。外口書店を覗き、そこからアーケードを離れ、東急百貨店があるほうに歩いていく。百年に寄り、それから、古書防破堤を初訪問。100円均一の棚から、山下達郎が表紙の「クイック・ジャパン」を買う。南口に歩き、バサラブックスも覗く。店頭の箱から澤田隆治「永田キング」を見つけ、最終ページに鉛筆で書かれた値段が薄く、800円かと思ってレジで確認してみると、なんと、300円だった。古本センターも覗き、ひととおり古本屋をまわり終えたときにはすっかり夜になっていた。

 ここでようやくまともな食事にしようと、南口から北口、ビルの地下を覗いたりなどして歩きまわるが決められない。結局、南口に戻ってきて、「俺の牛タンカレー食ってみな」という押しつけがましい名前の店に入り、俺の牛タンカレーというのを食べた。980円。ドトールに入り、ひと休み。インスタに投稿をして、それから読書。「言葉の繭」の夏葉社特集をさっそくぱらぱらと読み始める。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「Nキャス」を観ると、小林製薬の紅麹サプリの問題がかなり大ごとになっている。NHKの「ニュース7」でも連続して扱われていた。この番組ではクスリの専門家の池谷裕二が解説をする。それから、ジャニーズ問題の続報。スタッフ2名も性加害を行っていたというBBCの報道があり、東山紀之がBBCのインタビューを受けている映像も流れた。そして、水原一平の一件について、大谷の会見があり、新通訳のアイアトンにも注目が集まる。松本人志の第一回口頭弁論も扱われ、三谷幸喜が松本のツイートにあった「お笑いがしたい」という表現について言及していたが、そのツイートが番組内で紹介されるわけでもなく、わからない視聴者もいるだろう。

 SNSから、石井徹也さんが亡くなったことを知った。ラジオを聴きながら、深夜2時過ぎに眠る。

2024年3月28日木曜日

3月28日木曜日/カツ丼を食べて帰る

◇ 新橋・麴町・品川

 朝から都内に。新橋に出ると、SL広場では古本市をやっていた。雲雀洞さんがいたんじゃないかと思うが、見つけられず、時間もないので通りすぎた。新橋から霞が関、警視庁のほうまで歩き、別に出頭するわけではないが、昼は麹町のほうまで移動し、銀菜の日替わりランチ、豚肉と竹の子炒めを食べた。800円。そのあとはまた大きく移動することになり、帰りは夜になった。夜になると腹が減る。品川駅でいったん降り、港南口の富士そばに入り、カツ丼を食べた。580円。雨が少し降り始める。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は、引退するスズ子のもとを羽鳥善一が訪れる。趣里と草彅剛、がっぷりよつの芝居に惹きつけられる。いよいよ明日は最終回。

 観そびれていた昨日の「NHKニュース7」を観ると、吉本興業が所属タレントにコンプライアンス研修会を開いたというニュースが扱われていた。集まったタレントたちのなかには小籔千豊やノンスタイル石田のすがたが見つけられる。異性とのトラブルなどについて意見を交わす場では、壇上に、石田、ブラマヨ小杉、相席スタートケイさん、三浦瑠麗らが並んだ。小籔はNHKの取材にも応える。今日の「NHKニュース7」では、松本人志の裁判が始まったとのニュースが伝えられていた。天気予報によると、明日は暖かくなりそう。

 Spotify で、所ジョージの旧譜がごっそりと配信されていることに気がついた。いったいいつからだ。聴いたことのなかったアルバムの数々、さっそく、「現金に手を出せ」「成りさがり」を順に聴いた。CD化もされてはいるはずだが、それらは買っておらず、しかし、いくつかの曲はベスト盤でなじんではいる。基本はフォークだが、フォークのパロディもやっているし、ロックやディスコ、軍歌、講談や漫才、蝦蟇の油なんかも取り入れている。軽やかに遊んでいる感じが素晴らしい。


2024年3月24日日曜日

3月24日日曜日/昨日は食べすぎた

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くに目覚めるが、昨日は食べすぎ、そのせいで調子が悪いのか、あたまがまるでまわらない。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、トップは水原一平の違法賭博の話題。ギャンブル依存症のために多額の借金があったという。水原一平、39歳。自分がその年齢のころはどうだったろうかと、これは興味をもって観る。今朝の「サンデージャポン」は、鈴木紗理奈、斎藤幸平、くりえみらが出演。こちらもトップは水原一平の話題。VTRには国際弁護士の湯浅卓が登場。ひさしぶりに観たが、およそ20年ぶりの出演だって。スタジオでは、MLBアナリストの古内義明というひとが解説する。続いて、モスクワの銃乱射テロ事件を扱う。150人が死亡。スタジオでは中村逸郎が解説。今朝の「ワイドナショー」は、マキタスポーツが初登場のほか、田村淳、ウエンツ瑛士、豊崎由里絵というメンバー。トップはMLBの話題から。スタジオには里崎智也と五十嵐亮太も出演。水原一平の違法賭博問題も扱うが、収録日はいつだったのだろう。そのあとには「ゴジラー1.0」の山崎貴監督が出演した。松本の第1回口頭弁論が28日に決まったことも伝えられる。霜月るなのエックスでの主張をなぜテレビでは取り上げないのかについても語られていた。今日の「TVタックル」は野球特集。里崎智也、石井一久、岡田圭右らが出演。これこそ、収録日は賭博問題よりも前かな。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中からつける。14時台ゲストは、予定していた西川きよしが体調不良のため、道尾秀介が代打で登場した。そんな代打ってあるのか。道尾秀介が音楽活動もやってるというのは知らなかった。好きな作家を訊かれると、玄侑宗久の名をあげていた。

 今日は雨降り。夜になってから駅前まで買いものに行っただけで、それ以外の外出はせず、録画していたテレビ番組をどんどん片づけていく。昨夜の「新しいカギ」は、この番組の名物になっている学校企画の総集編。先週の放送では、「新しいカギ」のメンバーが「27時間テレビ」の総合MCを務めることが発表された。「学校かくれんぼ」を初めてしっかり観たけど、これは面白いわ。メンバーやゲストが学校に現れたときの生徒たちの熱狂には胸を打たれてしまうな。昨日早朝の「週刊フジテレビ批評」では、「新しいカギ」演出の田中良樹、美術デザイナーの永井達也の対談があり、「学校かくれんぼ」の制作秘話が語られていた。開催された沖縄の高校の校長先生ともリモートでつなぐ。

 先々週の「さんまのお笑い向上委員会」を観そびれていた。この回では、TKOがふたりそろって登場していた。神妙な芝居をしているのがさすがだ。そして、昨夜の放送ではフジモンが復帰、FUJIWARA がふたりそろって登場した。もう3月も終わりだが、昨夜放送の回が今年初めての収録だったようだ。さんまの舞台があったために組まれたスケジュールだろうが、結果的に、松本の休業についてはこの番組では触れずに過ぎた。

2024年3月7日木曜日

3月7日木曜日/雑色・Jダンス

◇ 雑色・糀谷・蒲田

 朝から都内に。京浜急行の雑色という駅で初めて降り、糀谷のほうに歩いていくと、六又の交差点に出くわした。「TVタックル」の交通特集で紹介していたのはここだったかもしれない。昼食は糀谷駅の商店街、珍味楼という店に入り、日替わりランチの豚肉ともやし炒めの定食を食べた。スープ、サラダ、杏仁豆腐、アイスコーヒーがつき、690円。糀谷のブックオフに寄るが、買うものがなかなか見つからない。230円単行本をなんとか1冊選んで買っていく。この店はなぜか価格設定が独特で、消費税が10円高い。糀谷から蒲田まで歩き、蒲田のブックオフにも寄るが、こちらも買うものがぜんぜん見つからない。220円のコミック文庫を1冊だけ買っていく。蒲田から京浜東北線に乗り、横浜に戻ってくる。

◇ 読書

 横浜東口のドトールに入り、しばらく読書をしていく。図書館で借りている、若杉実「Jダンス」を読み終えた。2021年刊、星海社新書。ダンスに関する本をなにか読みたいと思っていたらこの本を見つけた。まず、風見しんごから始まるところにさっそく興味を惹かれたが、各章、主要人物の軌跡をたどりながら「Jダンス」の系譜をつむぎあげていく。LL BROTHERS、EXILEのHIRO、TRFのSAMと続き、芸能界におけるダンサーの位置がそれぞれ面白く、ある時代までは、ヴォードヴィリアン、つまり、芸人の領域のなかで理解されてきたその名残がどうやらあった。ジャニーズの重要性も語りつつ、この本のなかでは「Jダンス」の系譜をそのカウンターとして位置づけている。しかし、そのわりには、後半ではモーニング娘やAKBにやけにページが割かれていて、前半とは分離しているようにも感じたし、こういうのを読みたいんじゃないんだけどなと思いながらがまんして読んだ。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P4-5「たとえば〝バックダンサー〟という呼び方、和製英語は近年つつしむ傾向がある。代わりに普及しているのが、海外での一般名称である〝バックアップダンサー〟〝バックグラウンドダンサー〟。〝支援(バックアップ)〟〝背景(バックグラウンド)〟として存在する、いちダンサーとしての主体性が尊重されていることを物語っている。」

P6「なお対象を成人にまでひろげるとストリートダンス人口は全国で600万人を超え、うちブレイクダンスの比率が最多という結果が出ている。参考までにエアロビクス~ジャズダンスの人口が410万人、サッカー人口は480万人。Jポップの名称にも影響を与えた(そしてJダンスにも)Jリーグの開幕(1993年)以降、横ばいがつづくサッカー人口だが、すでにストリートダンスに抜かれていた。」

P30-31「風見は帰国後、『週刊欽曜日』で振付を担当していた土居甫の前で踊ってみせるも、そこでの反応も芳しくない。(略)「シンゴちゃん、そういうのは舞台でやっちゃいけないダンスだよ」(略)土居が認める〝舞台でやっていいダンス〟とはタップやジャズダンス、バレエといった定番だった。」

P34-35「風見は実際にスポーツウェアを着て歌い踊っていた。(略)自前なのかスタイリストが用意したのか不詳な点はいくつかあるが、ひとつだけいえることはテレビ局内を徘徊するばあい、風見はその格好だったということである。そしてそのことが原因で問題を招く。〝運動着〟姿であることから警備員に呼び止められるという災難が何度かつづいた。(略)アメリカのグループ Run-D.M.C が、アディダスへのオマージュをラップした「My Adidas」をリリースしたのが1986年。つまり「涙の take a chance」が発表されてからの1年間は、すくなくとも日本のテレビ業界では、運動着を衣装とすることは常識的に認めていないも同然だった。」

P38-39「当初こそ風見の進路に懐疑的だった萩本も、風見の努力を見るにつけ気持ちが揺らぎはじめる。ブレイクダンスが〝最新のダンス〟であることは萩本にも理解できた。だがすべてがそれでおさまるという話ではない。ことに萩本にはヴォードヴィリアンとしての矜持があり、たとえ最新のダンスだろうとタップへのこだわりをあっさり手放すことなど考えにくい。「涙の take a chance」を用意したとき、萩本は「次の新曲こそタップで……」と風見に耳打ちしている。」

P53「それ相応の力をダンスに注ぎ、それ相応にダンスを売りにしてきたジャニーズ系は、LL BROTHERS の登場によってみずからの立場を見つめ直す機会を得たのではないか。この考えは、かならずしも空想の域におさまるものではない。当時の雑誌をあたっていると、彼らと『ダンス甲子園』の意外な〝接点〟を発見する。対象は兄弟ではなく山本太郎ではあったが、その山本が休養宣言をした回を受け、次のようなコメントを誌上から発信していた。(以下略、木村拓哉・香取慎吾・中居正広の発言)」

P93-94「同期のジャニーズならダンスに積極的だった田原俊彦の名をあげる業界人は多く、SAMも当時を回顧する際、彼の名前をたびたび持ち出す。(略)ただしムーンウォークにかぎらずブレイクダンスそのものをまるごと受け入れ芸能界で最初に披露したのは、おそらく原田真二だろうとおもわれる。(略)風見が「涙の take a chance」で発表する半年以上前のことになる。ただし原田も田原もソロであり、SAMのようにグループ(Riff Raff)としてストリートダンスに取り組むとなれば、これとはべつに話を用意しなければならない。かたや風見率いるエレクトリック・ウェーブはパワームーヴまで披露するなどBボーイ道に徹底していたこともあるため、Riff Raff との安易な比較も避けたい。おなじ欽ちゃんファミリーでもSAMがライバル視していたのは、勝俣州和やジャニーズ組とされる木野正人、中村亘利他が在籍していたCHA-CHAだった。」

P99「ただし本著の主題〝Jダンス〟に鑑みたとき、その系譜(とりわけ80年代)に錦織や田原という才能を不用意に入れたときに生じる違和感も避けられない。そもそも男性アイドル=ジャニーズの〝カウンター〟として登場したダンサーの歩みがJダンスの本道になったからである。」

P120-121「実際に小室はこの時代、〝渋谷〟に向けられたアンテナを日がな一日磨いていた。(略)渋谷系ではなく〝渋谷性〟。つまり一定の法則に従いまとめられる〝系統〟として渋谷文化を〝ファイリング〟していたのではなく、ハーメルンの笛吹きの洞穴のごとく都市の巣窟に吸い寄せられる若者たちの〝性質〟を〝ファインディング〟していた。」

P138-139「体内にリズムボックスを内包しているようにダンサーは常時ビート感を絶やさず、それをメトロノーム代わりに踊る。(略)小室はこれと似たような事象の対象者に〝クリック世代〟を命名している。その背景にゲームの影響があると力説。」

P164「きっかけは、足かけ9年指導にあたった『吉本印天然素材』。そこから得られた教訓が、モー娘。を指導する夏に自信をもたせることになった。〝ダンスとお笑い〟を本格的に融合させた『天素』はそれだけでも注目に値するが、内容もそれにたがわぬクオリティとして視聴者の目を釘づけにする。」

◇ テレビ・雑誌

 星川に移動し、コーナンで買いものしてから帰る。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選「昭和を飾った時代劇スター」。大川橋蔵(1977年放送・48歳)、松平健(1979年放送・25歳)、高橋英樹(1983年放送・38歳)、杉良太郎(1988年放送・43歳)の過去に出演した回の映像が流された。淡谷のり子は高橋英樹の大ファンだったようだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「紙の爆弾」にジャニーズから始まる性加害報道についての記事があり、松本人志の報道に関することも書かれている。「文春の女性記者が、松本に女性をアテンドしたというお笑いコンビ・クロスバー直撃の渡邊センスを東京・渋谷の劇場で『渡邉さんですか?』と直撃取材するも、その相手は作家のA氏。人違いだったんです。(略)吉本に否定されて謝るしかなかった。渡邉の顔も知らずに取材していたとは、文春もそんなものかと思いましたよ。」と、お笑いライターなる人物が証言している。記事の後半では、若林志穂による長渕剛の告発についても書かれている。問題の作品に参加していた早坂伸という映画カメラマンが若林志穂の投稿を裏付けるような反応をしたそうで、その投稿は知らなかったが、その早坂伸は「若林志穂さんの告発ってなんでこんなに広まらなかったのだろう。(略)何かよくわからない力学が働いた可能性がある」とも投稿していたという。「何かよくわからない力学」とはなんだろうか。

2024年2月26日月曜日

2月26日月曜日/憎しみを断ち切る意思

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・音楽・映画

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は、タナケンが足を負傷したという記事が載った雑誌を近藤芳正がもってきた場面で終わった。

 昨夜の「ガキの使い」は、先週に引き続き、10人で「みんなのうた」をかぶらずに歌い切ろうという企画。企画はともかくとして、なんの記事で読んだか忘れてしまったが、その記事に書いてあったとおり、最後まで観ると、企画構成に松本人志の名前は残してあるんだな。

 昨夜の「ドキュメント20min.」は、小林克也と伊武雅刀がひさしぶりに会って短編映像作品を作るという企画。映像作品というか、コントかな。期待して観たが、別にたいして面白くはなかった。ナレーションはなぜか、ザ・マミィの林田が担当していた。

 土曜に放送された「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーにサヘル・ローズが登場した。語られたのはあまりにも壮絶な体験だ。戦争で家族を亡くし、自分の本名も誕生日もわからないという。日本にやってきてからは、育ての母とともにひどい差別を受けていた。子ども記者から質問もあったが、それだけの壮絶な体験をしながら、サヘル・ローズはなぜそんなに笑顔でいられるのか。それは、憎しみを断ち切ろうという強い意志によるものだった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは飯島直子。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の巻頭グラビアページに東京漫才の特集記事。これは「ビバリー」でもしゃべっていた。高田先生、塙会長、神保喜利彦による鼎談が載っている。ほかのページには、タモリの名言を特集する記事や、近藤芳正とメッセンジャー黒田が「ブギウギ」を語る対談も掲載されていた。

 Spotify のポッドキャストで「松尾潔のBrush Up」を聴くと、ツイッターで、茂木健一郎が日本のバラエティについてまたなにか書いたようで、それが話題になっているのか。いや、ちらっと目にしてはいたのだが、まあ、たいした話ではないだろうと思い、もとのポストを確認することもしていなかった。松尾潔は茂木健一郎に単に同調するわけではなく、現在のバラエティにかなり理解を示したうえで問題点をあげていた。


 ここしばらく、ブログがぜんぜん書けずに苦しんでいたが、午後になってから、ようやくひとつ更新できた。午後にもまたテレビを観る。録画していた今日の「徹子の部屋」は、梶芽衣子がゲスト。50年前のレコードがロンドンでアナログ化されたという話題から始まる。梶芽衣子は高校生のころに「若い季節」に出演したことがあり、そのときの打ち上げで、遠慮して隅っこに座っていたら、「あなたたちなにそんなとこに座ってらっしゃるの。食べなさいよ。」と、徹子さんが声をかけてくれたという話もしていた。そのアナログ化されたという「梶芽衣子のはじき詩集」というアルバムは Spotify でも聴けた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。「暗闇でドッキリ」を観る。昨日観た「ピンクの豹」の続編と認識していたが、ウィキペディアにあたると、今作からクルーゾー警部が主役になり、続編というよりもスピンオフと言うべきもののようだ。スタイリッシュさと同時に、笑いはかなり馬鹿馬鹿しい。


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2024年2月22日木曜日

2月22日木曜日/オバケトンネル曲がる

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」では「ヘイヘイブギー」が誕生。茨田りつ子はスズ子のもとに家政婦さんを手配し、その家政婦を演じるのは木野花だ。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、まず、前半は「ドッキリの仕掛人 どんなにバレそうになってもそう易々とは白状できない説」。パンサー尾形、ダイアン津田がだまされる逆ドッキリ。後半は「男女の知名度100%対0%クイズ」の第2弾。男チームは、浜田、くっきー、カズレーザー、令和ロマンくるま、那須川天心。女チームは、YOU、矢口真里、ホラン千秋、エルフ荒川、森日菜美というメンバー。司会は麒麟川島が務める。これはとても面白かった。松本がいなくなってもこの番組は面白く、単にフォーマットにかぎらず、松本が不在でも成立するほどのものを残し、松本は消えていった。

 昨夜の「あちこちオードリー」は恒例企画の「グッときたニュース」。みなみかわ、菊地亜美、蓮見翔、カカロニ栗谷というメンバー。蓮見は、渋谷のTSUTAYA が一時閉店したというニュースを選ぶ。蓮見はかつてバイトしていた TSUTAYA が無人餃子販売店になっていたそうで、蓮見「いちばん悔しくないですか?」「なんかほんとに、「えっ、カルチャーつぶれて餃子屋できんの?」って思って。」 若林「本屋もことごとくなくなってるよね。愕然とするよな。」「渋谷のH&Mってあれ、本屋だったんだよ、ぜんぶ。あそこ、ブックファーストだったんだよ、ぜんぶが。8階ぐらいまであったんだよ、うん。東急本店もなくなっただろ。」「由々しき問題ですよ!(笑)東急本店、俺、写真撮りに行ったんだから。なんかあの、紙書いて、なんかこうポストイットみたいなこう、みんなが「ありがとう東急本店」…、あそこの本屋にってこう、俺も書いたもんね。「悔しいとき、この本屋に助けられて」みたいな。ほかのひとのメッセージ読んで泣いちゃって。」

◇ 泉岳寺

 午後から都内に。横浜から京浜急行に乗り、泉岳寺まで。なか卯に入り、牛とじ丼を食べる。600円。小雨が降っている。寒い。芝浦に行く用があり、オバケトンネルをくぐっていくと、まっすぐだったトンネルが途中で曲がるようになっていて、そこからは立って歩ける高さになっていた。芝浦側の出口に看板があり、工事の進捗にともない、迂回されるように変化したということが案内されていた。このトンネルはもうずっとこういうもので、変化するようなものだとはぜんぜん思っていなかったから、なんだか不思議だ。オバケのように、このトンネルもいつか消えてしまうのか。

◇ 読書

 帰りの電車内で、ビートたけし・ホーキング青山「日本の差法」を読み終えた。2004年刊、新風舎文庫。親本は2002年刊。読みそこねていた本だが、ホーキング青山が亡くなったこのタイミングで読んでおきたくなった。時期としては、ホーキング青山も出演している「Dolls」が公開されたころか。たけしと初めて会ったのは「ここがヘンだよ日本人」だったようで、それ以前から、高田先生や談志師匠とは関わりはあったホーキング青山だから、意外と遅かったんだなという感じもする。この本ではおもに差別について対談しているのだが、それはともかく、読み進めていたら、村上麗奈の名前が出てきたのには驚いた。バイク事故のあとに顔面麻痺になり、自殺しようかと思う寸前だったという話をたけしがしているのだが、「でもね、何が助かったってね、エロビデオだな。」「包丁持った瞬間に、エロビデオが横に転がってたの。それでそのエロビデオ見てオナニーしたとき、「生きよう!」と思ったんだ(笑)。」「いや、本当に。その女優に会いたい!って。村上麗奈(笑)。」 「週刊新潮」の記事には「会ったことも見たこともない」とか反論してたのに、どうやら、ちゃんと知ってるぞ。あの記事、本当なんじゃないのか。

 プラス・マイナス岩橋のことも気になってしかたがなかったのだが、SNSから、岩橋が吉本を契約解除となったというニュースを知った。あれよあれよという間に、なんでこんなことになるんだろうか。真木よう子は否定しているようだが、これは吉本興業の問題、ハラスメントの問題であると同時に、いやもしかすると、それ以上にSNSの問題だろう。弱い人間から調子を崩していく。

 夜遅くに帰宅し、「アメトーーク!」の「せっかち芸人」をオンタイムで観てしまう。ナイツ塙、中川家礼二、バカリズム、土田晃之、ますだおかだ岡田、アインシュタインゆずる、ダイアン津田というメンバー。MC側には、ブラマヨ小杉、大自然ロジャーが座る。録画していた「NHKニュース7」を観ると、日経平均株価がバブル期以来に最高値を更新したとのニュース。ラジオを聴きながら、深夜に眠る。

2024年2月18日日曜日

2月18日日曜日/残量確保に追われて

◇ テレビ・ラジオ

 録画残量の確保に追われ、録画していたテレビ番組をあれこれと。「林家正蔵の演芸図鑑」を2週分。先週、今週と、対談のゲストに奥田民生が登場した。正蔵師匠のほうが3歳上になるのか。意外な顔合わせだが、正蔵を襲名したときには奥田民生から広島のお好み焼きのソースを300本もらったという。そんなころからつき合いがあるとは知らなかったな。この番組だからやはり、芸論的な部分が面白い。ギターの練習はするのかというと、早弾きのような芸風のひとは練習する必要があるけど、奥田民生は練習はあまりしないという。バンドの演奏のなかで、大音量のなかで通る声を出すように無意識に努めてきたという話などをしていた。

 先週の「ボクらの時代」を観そびれていた。中村七之助、大竹しのぶ、渡辺えりという顔合わせ。七之助は 40歳、白髪頭は地毛なんだろうか。大竹しのぶ、渡辺えりと勘三郎は、99.9パーセント芝居の話をしていたという間柄。勘三郎の命日に集まり、「野田版鼠小僧」の映像をみんなで観たときに、野田秀樹がしみじみと「あいつはやっぱりいなきゃいけないやつだったんだよ」と言ったという話を大竹しのぶがしていた。野田秀樹とも普通に会う関係なんだなと、余計なところが気になった。

 今朝の「ボクらの時代」は、令和ロマンとヤーレンズという4人。令和ロマンが「NHK新人お笑い大賞」で優勝したときには、くるまが親知らずのために歯茎が腫れ、ゆっくりとしかしゃべれなかったのがいいほうに働いたというわけだったようだ。たしかに、そのときの印象があったから、その後の令和ロマンの漫才はテンポが早くなっちゃったなと感じていたが、本当は逆だったんだ。知らなかった。

 今朝の「ワイドナショー」は、今田耕司、神田愛花、フットボールアワー岩尾、権田修一というメンバー。伊東純也の性加害報道の話題から始まり、その最後に松本の裁判の予定も伝えていた。第1回口頭弁論は松本は出席せず、代理人だけになるようだ。そのあとには、大谷翔平、テイラー・スウィフトの話題などがあり、ミス日本が不倫で辞退をした一件については、反文春の話になるかと思いきや、意外とそちらには進まなかった。それから、吉野家の紅しょうがを直箸で食べた迷惑動画を撮った男が実刑判決となった事件が扱われていたのだが、大麻所持と合わせた判決だということは、あとから犬塚弁護士からつけ足しのように説明されていた。

 今朝の「サンデージャポン」は、澤円という人物が初登場のほか、石田健、藤田ニコル、藤本美貴、岡田紗佳らが出演。松本の裁判開始について、こちらではこの話題をしっかりと扱い、今までの経緯もおさらいする。第1回口頭弁論について、「サンジャポ」のほうが細野弁護士が詳しく解説していた。それから、自民党の裏金問題について、泉房穂が渋谷に出て、若者たちにインタビューをする。岸田総理と旧統一教会に関する疑惑もあり、スタジオにひさしぶりに鈴木エイトが登場した。番組後半では、3月で放送作家を引退する鈴木おさむをやす子がインタビューする。鈴木おさむが提唱する「ソフト老害」について語る。「爆笑問題で例えると、これ、意外と、太田さんじゃないんですよ。太田さんは「ソフト老害」じゃなくて「ガチ老害」。(笑)田中さんみたいなタイプが、だから、田中さんみたいにバランスをとってね、物腰柔らかいじゃないですか。でも、田中さんとかも、番組を進行するうえで空気を読みますよね。意外とああいう物腰柔らかいタイプとかがソフト老害と言われがち。」

 録画残量の確保に疲れ果てた。もういやだ。テレビはひと区切りして、ラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」は、14時台ゲストに植草克秀が登場。爆笑問題とはほぼ初対面なのか。「夜ヒット」や「ベストテン」の思い出が語られた。「芸人ランキング」のコーナーにはスカチャンが登場。

 夜になってから駅前まで買いものに出て、今日はそれ以外の外出はなし。夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は演芸コーナーにマグナム小林さんが登場した。「笑点」は初登場か。最近はどうやら洋装でやっているらしく、まだ一度も観たことがなかったのだけど、和服よりもこっちのほうがだんぜんいい。タップを踏みながらバイオリンを弾くおなじみの芸。YOASOBI の「アイドル」も披露していた。

 テレビ神奈川で放送されている「太田上田」には、2週続けて、浜辺美波が出演。この番組のファンなんだそうで、ドラマで共演した川上洋平からこの番組を教わったのだ。太田と上田の意外な面をこの番組で観ているというのは、両者を古くから観ているものにとっては気がつかなかったところだ。

2024年2月9日金曜日

2月9日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた今朝の「ブギウギ」を観ると、「東京ブギウギ」がついにステージで披露された。タイムフリーで、ラジオ番組もあれこれと。水曜の「伊集院光のタネ」は甲本ヒロトをゲストに迎える。パートナーは竹内香苗、テーマは「虫好き」。クロマニヨンズの新アルバムから曲もかけられた。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・笑福亭鶴瓶)もようやく聴き、昼は「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に「実は、スタジオで嫌われているMC」という記事があり、現場スタッフのアンケートによるランキング1位は、意外や、バナナマンの設楽統。読書欄には九段理江のインタビューがあり、これも興味をもって読んだ。

◇ 海老名

 夕方から外出。もう少し早く出るつもりだったのに、ずいぶんもたついてしまった。海老名に出て、まず、遅めの昼食。ショッパーズプラザのフードコートに行ってみると、何度か利用したことのある中華屋が先月で閉店していた。代わりに、幸楽苑で食べる。牛肉入りねぎ玉中華そば、ライスがついて、790円。イオンに移動し、未来屋書店で「週刊文春」を買っていく。ついでに「キネマ旬報」を少し立ち読みする。今号は毎年恒例の「キネ旬ベストテン」。役所広司と趣里が表紙を飾っている。わが「首」はベストテン外だったが、選者ではひとりだけ、小野寺系が1位に入れていた。

 ビナウォークのドトールに入り、ひと休み。窓際の席に座ったら、薄ら寒くてしかたがなかった。さっき買ったばかりの「週刊文春」をここで読む。松本の記事はこれで6週目か。今号はたいした新情報もなく、これまでのあらすじみたいな内容だった。和田秀樹、鈴木涼美、石井妙子らがこの問題を論じている。そのほかにも読むべきページはあり、欽ちゃんの連載は特別編として、伊東四朗と対談している。「新・家の履歴書」には亀渕昭信が登場。宮藤官九郎の連載エッセイでは「不適切にもほどがある!」の裏話が読めた。

◇ お笑いライブ

 TOHOシネマズ海老名にて、2ヶ月に一度の「タイタンシネマライブ」を。19時半開演。開演前には「爆笑問題のツーショット」の宣伝が流れた。出演順に、しびれグラムサム、ひらおか族、春とヒコーキ、ネコニスズ、シティホテル3号室、まんじゅう大帝国、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、かが屋、ランジャタイ、インスタントジョンソン、ウエストランド、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という15組。タイタン勢では、春とヒコーキのネットニュースを書くライターのコントが面白かった。ゲスト陣も充実、かが屋はピザの宅配が遅れて怒る客のコント。ランジャタイは i-phone を作るという漫才だったが、最後はトム・ブラウンになった。BOOMER&プリンプリンでは、うな加藤が扮するいただき女子りりちゃんに笑う。エンディングはいつもどおり、まずはタイタンメンバーが登場するが、一緒に混じってランジャタイも出てきてしまった。ランジャタイと入れ替わりに今度はかが屋も出てくる。ネコニスズのヤマゲンがいじられる流れもあり、今回はタイタンメンバーもゲストもみんな同世代で仲がいい。21時40分頃に終演。

 今夜は浅草東洋館では「たけし杯」もあり、初めてチケットを買いそこねたが、チケットを買えていれば、今日の「タイタンシネマライブ」は観ることができないはずだった。「たけし杯」はいつも配信があるから、結果を知る前に観ようと思っていたのだけど、しかし、YouTube をさっそく確認してみると動画があがっていない。変だなと思い、ホームページを確認したら、今年は生配信は中止になったとの告知があった。なんということか。中止になったのは生配信だけで、3月に改めて動画を公開するようだが、すると、ノーカットというわけにはいかなくなるだろうか。その動画が公開される3月まで結果を知らずにいるのもつまらないから、あきらめて、検索してしまうと、優勝はヤーレンズだとわかった。「たけし杯」の歴史のなかでは初めて、ついに売れそうなひとが優勝してくれた。

◇ テレビ・YouTube

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は佐々木希がゲスト。奇しくも、つい数時間前に観ていた「タイタンシネマライブ」では爆笑問題がアンジャッシュをネタにしていた。この番組では渡部の名前はいっさい出さず、子育ての話をする。「ミュージックステーション」には、大泉洋が20年ぶりの出演。かと思えば、Snow Man、FRUITS ZIPPER らと一緒に、横山健、BAD HOP なんかも出演しているという不思議な取り合わせの回だった。

 SNSから、小澤征爾の訃報を知ったが、さらに、ホーキング青山が亡くなったことを知り、これには呆然とさせられた。50歳か。

 オリコンが「たけし杯」の様子を記事にしていて、その動画を YouTube で観ることができた。オープニングにいきなりビートきよしが登場した部分、そして、たけしがヤーレンズに表彰状を読みあげる部分。この場面はそのまま、オリコンの記事に書かれている。この時点では、ホーキング青山の訃報はたけしの耳には届いていただろうか。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...