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2023年5月29日月曜日

5月29日月曜日/ブックの日と発砲事件

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた「ランジャタイのがんばれ地上波!」が3週分、「2代目MOROHA選手権」という企画では、ネコニスズのヤマゲンとザ・マミィの酒井が国崎と競うが、これは期待したほど面白くなかった。3週目の途中からは「顔-1グランプリ」という別の企画になり、この番組にキンタローがついに登場する。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・春日太一)を聴き、午後から外出。雨降りかと思えば、止んでいた。しかし、一応、傘はもって出る。昨日よりはやや涼しい。パーカーを着ていく。


◇ ブックの日

 毎月29日は「ブックの日」なので、ブックオフをまわる決まりになっている。まず、鶴ヶ峰に出るが、鶴ヶ峰に着いたら雨になった。先に昼食。華香楼に入り、ランチメニューのカシューナッツと鶏肉炒めを食べた。850円。この店は二度目。ブックオフでは、110円の文庫本を4冊、220円の単行本を1冊買う。そのあとは旭図書館にも寄っていく。借りていた本が読み終わらず、延長するつもりでいたが、予約が入っていたために延長できず、今日中に返却しなければならなくなった。代わりにまた、2冊借りていく。ブックオフを何軒もまわるのに、なにもここで荷物を増やさなくたっていいのだけど。




 相鉄バスに乗り、中山駅に移動する。鶴ヶ峰から中山までバスが出ていることを路線検索から知り、このルートでまわってみたくなった。図書館からバスターミナルまで戻ったのだが、図書館の前を通るから、図書館の前のバス停から乗ってもよかったんだ。移動中は、タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・松尾貴史)を聴いた。2店目は中山のブックオフ。この店は価格設定が高い生意気な店舗だ。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を2冊買う。

 中山から横浜線に乗り、今度は町田に移動。つい先日、町田で発砲事件があったというニュースを見て驚いたのだが、その事件現場となったドトールをさっそく見物に行く。そのドトールは、横浜線沿いのバスターミナルがある建物の上階にあった。町田にはちょくちょくきているようで、いつもは小田急線を使うから、こちらのほうを通ることはあまりない。事件はつい3日前、暴力団関係者が死んだようだが、そんな事件があったというのに、付近にはなんの痕跡も見当たらず、いたって平常どおりに感じられた。ブックオフよりも東側に行くこともあまりないのだが、このバスターミナルはブックオフよりもやや東側に位置し、ブックオフのある通りを東側から入っていくことになる。めったに寄らないディスクユニオンもひさしぶりに覗いていく。





 町田のブックオフでは買うものが多くなり、110円の文庫本を5冊、220円の単行本を7冊買っていく。1冊、220円の値札がついていない本があったが、これも問題なく、220円にしてもらえた。ビニール袋も買い、自分で袋詰めさせてもらう。もう1店、最後は鶴間に寄り、110円の文庫本を2冊、新書を1冊、220円の文庫本を1冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選、「美の世界」をテーマにアーティストの特集をした。田川啓二、中山みどり、藤城清治、わたべ和美、与勇輝の過去の出演回の映像が流れる。

 続けて、放送されたばかりの「しゃべくり007」を観ると、タモリのものまねのジョニー志村が登場していた。早くもここのゲストに呼ばれるようなひとになったのかと思えば、メインのゲストは天才子役たちで、村方乃々佳、浅田芭路、永尾柚乃、小林優仁、白山乃愛という5名が登場した。「ブラッシュアップライフ」に出ていた永尾柚乃ちゃんがかわいい。ドリフが大好きだという永尾柚乃ちゃんのために、サプライズゲストで、加藤茶、高木ブーが登場する。白山乃愛という子のサプライズには陣内智則が登場した。もう五十近い陣内智則が、こんな年齢の子にハグをせがまれるというのはすごいな。

 Spotify のポッドキャストで「松尾潔の Brush up & Catch up」を聴くと、今日の放送では、亡くなったティナ・ターナーと、今日が誕生日の美空ひばりについて語っていた。その前の週では、ジャニーズについてまた話していた。聴きながら、深夜1時頃に眠る。

2023年1月6日金曜日

1月6日金曜日/ドリフと正月・希望

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、ラジオをつけたまま、眠っていた。昨日、無駄な一日を過ごして調子が狂っている。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。1月2日深夜に放送された「大バラバラ生放送」を観始める。テレビ朝日「バラバラ大作戦」の枠の番組がコラボした3時間の特番。オープニングはクールポコの餅つきでスタート。いつの間にか、傘まわしの芸もできるようになっている。司会は「キョコロヒー」のコンビ。スタジオには、見取り図、阿佐ヶ谷姉妹、シソンヌ長谷川が並ぶ。しかし、だらだらした番組だから、これはあとまわし。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴いて、午後はテレビ。「徹子の部屋」(ゲスト・前田美波里)をオンタイムで観てしまう。それから、たいしたこともしてないのに、あっという間に夕方になってしまった。ブログの更新をひとつ。

 夜もまた、録画していたテレビ番組を。元日に放送された「ドリフに大挑戦SP」を観る。この特番も今回で第3弾。ついに元日の夜に放送されるまでになったのだが、前回から今回までのあいだに、仲本工事が欠けてしまったのが大きな違いだ。(前回の放送直後には上島竜兵が亡くなっている。)喪に服さなくていいのかとも思うのだが、番組は正月らしく、飾りつけをされたお茶の間のセットから始まり、加藤茶、高木ブーを中心に、劇団ひとり、百田夏菜子、サンドウィッチマン、飯尾和樹、近藤春菜、みちょぱがこたつを囲む。高木ブーはみちょぱの大ファンなんだそうだ。VTRはまず、劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のコントから始まった。この特番では毎回、このコンビのコントがだんとつで面白い。受験勉強をする女子高生ふたり、なぜか女子高生なのがまずくだらないのだが、勉強をしようとするとどうしても眠ってしまい、お互いがそれをどうやって起こすかが笑いのポイントになってるのだけど、その前に寝る演技に笑わされる。このコンビのコントは後半にももう1本あり、おなじみのCMコントだが、俳優を演じる劇団ひとりの相手役には岡田結実、監督を柴田が演じ、そのスタッフをハライチ澤部と近藤春菜が演じる。柴田のツッコミの激しさは現在のCMの撮影現場ではありえないもので、まわりが時代に合わせたアドリブを自在に入れていくのも見事だった。柴田がここまでドリフのコントにハマるとは、この特番が始まるまではわからなかったが、ズボラな奥さんを佐藤栞里が演じる夫婦のコントも面白かった。コンビのコントでは、バイきんぐ小峠と錦鯉まさのりの泥棒コントも息が合っている。意外なところでは、ハライチ澤部とみちょぱのわんこそばのコントも面白かった。初登場の出演者では、シソンヌがいくつかのコントで活躍を見せる。ドリフとシソンヌというのは遠いような気もするのだが、じつはこれがそんなこともない。むしろ、サンドウィッチマンやカンニング竹山が意外とハマらない(あるいは、別の面白さになってしまう。)ように感じられ、スタイリッシュなセンスが下地にあったほうがどうやらドリフらしくなるのではという気がする。珍しい企画では「忠臣蔵」のコントに神田伯山が登場するというものがあり、伯山の語り(ここだけ末廣亭での収録)から、加藤と志村の忠臣蔵コントのVTRに入っていく。なるほど、かつては説明不要だったが、今では忠臣蔵の説明がいるというわけだ。伯山の語りと過去のコントを交互に見せるという構成が続き、この流れから忠臣蔵の新作コントに入っていった。シソンヌじろうが演じる吉良が可笑しい。現役世代だけでなく、加藤茶、高木ブーの新作コントもいくつもあったのだが、それだけでなく、今回嬉しかったのは、なんといってもすわ親治の登場だ。志村けんとすわ親治が親分子分を演じる過去のコントの映像を流してから、「雷様」のコントにすわ親治が登場した。もちろん、雷様は高木ブーを中心に、加藤茶、すわ親治が加わり、いかりやの役は肥後克広が担当する。すわ親治はギターを弾くピンネタも披露した。続く、勝地涼と加藤茶が神主と巫女を演じるコントでも、すわ親治はブルース・リーネタで登場する。番組終盤になり、すわ親治が活躍する場面が急に増えた。4時間の特番、最後は「少年少女合唱隊」だったが、ここには桑野信義も登場する。桑野はコントにも1本登場し、トランペットを吹くだけの役割だったが、ここでも桑野は演奏のみ、ひとこともしゃべらなかった。体調はどんなものだろうかと思うが、知らなければ気がつかせない。かっこよく登場してみせたのがよかった。このコーナー、最後は音楽のアドリブを勉強するという趣向。高木ブーがカズーを演奏してみせ、それに続き、佐々木彩夏、近藤春菜、錦鯉まさのりもやってみせると、高木ブーはさすがにプロの演奏だとわかる。そして、最後は加藤茶がびしっと決めてみせた。そのまま、「いい湯だな」の大合唱となり、4時間の放送が終わった。

◇ 雑誌・映画

 楽天マガジンで読んだ「ダ・ヴィンチ」2月号、星野源が表紙を飾り、巻末インタビューでは養老孟司について語っている。表紙の星野源は、養老孟司「〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁」という本を手にしていて、この本は毎日新聞の書評をまとめた本なのだが、養老孟司はそのなかで、タイトルとは逆のような、本当の自分なんてものはないということを書いているのだという。四十過ぎから本を書き始め、六十五歳で初めて本が売れた養老孟司は、「六十歳で自分はなにものかを尋ねられたら、著述家とはいわなかったであろう。著述はそれまで間違いなく私の余技だった。いまでもそうだが、それでも作家といわれて、いまでは否定しない。「本当の自分」など、わかりはしない。それを昔から希望と呼んだのである。」と語っているそうで、この箇所を引き、星野源は「僕も『いのちの車窓から』の文庫版あとがきで、〝わからない、ということは希望である〟というようなことを書きました。」と語る。なるほど、星野源のこの本は読んでいないが、日記を毎日書いていると、わからないことや知らないことをやたらと自分が書いていると気がつかされるのだが、もしかすると、それは「希望」なのだろうか。星野源に倣って、養老孟司の本を読みなおしてみようか。

 アマゾンプライムで映画を1本。ルネ・クレール監督「自由を我等に」を観た。以前、観ようとして中断してしまったが、中断したあとからがよかった。ラスト10分ほどの場面には惹きつけられた。これはまた、いずれ観なおしたい映画だ。

 深夜、ブログの更新をもうひとつ。思い出したようにたけしの公式サイトを覗いてみると、昨日5日付けで、新年のコメントが出ていた。「今年は映画の編集作業を再開。ご期待ください。家族が一匹増えました。ゴンちゃんの妹でフクちゃんです。」

 Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜3時過ぎに眠る。

2022年8月28日日曜日

8月28日日曜日/週末はテレビとラジオ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、録画していたテレビ番組をいくつか。録画残量を空ける必要があり、もうこれだけで疲弊してしまう。昨夜の「ゴッドタン」は「お笑いを存分に語れるBAR」の後編。鬼越トマホークがフースーヤの時代がもう一度くるというが、一昨日の「ネタパレ」を観たかぎりではどうもわからない。モグライダー芝は同じマセキの春組織を紹介したほか、ホンジャマカ石塚のインスタ、そして、注目のおじさん芸人としてポンちゃん人形をあげた。「白黒アンジャッシュ」は、ZAZYがゲストの後編。ユーミンに気に入られたエピソードが語られたが、アンジャッシュたちの世代では、ネプチューンがユーミンに気に入られていたそうだ。

 昨夜の「Nキャス」を観ると、いつものことながら、週末になって初めて映像を確認するニュースが多い。15歳の少女が親子を刺した渋谷の事件は生々しい動画が残っている。それから、この日に新宿で行われたという国葬に反対するデモの様子を伝えていたが、クルマの上で演説する福島みずほの後ろには松元ヒロのすがたもあった。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、デジタルソサエティ研究家の小泉耕二というまたよくわからないひとが出てきた。スタジオには今週も鈴木エイトが登場。太田は宗教について踏み込んでいく。「今、この場でも、いわゆる統一教会との関係があったことはいけないことだっていう前提になってるけれども、要はその…、さっきもね、怪しい団体であるとか、とにかく関係を絶つんだって岸田さんも言ってる。だけど、これって、じゃあ、統一教会は反社だということを確定するんですかって、僕は岸田さんに訊きたいんですよ。」「じゃあその、反社であるっていうふうに、みんながこうやって思うわけじゃないですか。そうすると、その信者たちは、まるで暴力団の組員のように見られちゃう。そのひとたちはどうやって…、だって、なんのそういう悪意もなく、ただ信じてやってるひとたちはいっぱいいるわけですよね。そのひとたちはどうやって救済するの? すごい偏見な目で見られちゃうわけで。」 鈴木エイトは「反社扱いすることで、政治家は逃げようとしている面もあるんですよね。そこだけを悪者にして、自分たちは被害者だっていうふうにね。そういう面も見たほうがいいですよね。」 そのあとには、2歳児が行方不明になった富山の事件を扱い、現地を訪れたてぃ先生に「サンジャポ」が同行した。りゅうちぇるとぺこの話題も、ネットニュースで見出しは目にしていたが、詳細をここで初めて知った。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ウエンツ瑛士、河合ゆずる、呂布カルマ、トラウデン直美というメンバー。15歳の少女による渋谷の刺殺事件を、呂布カルマが、めちゃめちゃレアケースだと切り捨てていたが、事件だけを見ればレアケースかもしれないが、そこに至るまでの悩みはけしてレアではないだろう。香川照之の性加害について、この番組ではそれなりに時間を割いていた。そういえば、「サンジャポ」でも「Nキャス」でも、TBSの番組ではこの話題をまるで扱っていなかった。「ワイドナショー」では、この問題そのものから、これをどう報じるかというマスコミの問題について、ワイドショーの存在意義の話にまでなった。松本がいない週のほうが真っ当な議論になるのかもしれない。

 今日はもともと、浅草演芸ホールに行くつもりで予定を空けておいたのだが、直前になり、行く気が萎えてしまった。ますだおかだが浅草に出ることを知り、これは観なければと思っていたのだが、ホームページのタイムテーブルを確認してみると、この日はトリが歌春であることに気がつき、迷い始めてしまう。そもそもは、ニッポン放送の番組のゲストだった竹丸師匠とますだおかだが出会い、この企画になったと思うのだが、竹丸が主任なのに、ますだおかだがせっかく出る日になぜ竹丸は休むのだ。この10日間は、ますだおかだの枠は日替わりで、なすなかにしやオジンオズボーンら、松竹の漫才師が多く出演していた。山田邦子も毎日出演し、松村邦洋が出る日もあったが、もう少し早く知っていれば、ほかの日に行くという手もあったか。なんにせよ、行く気が萎えた状態でわざわざ行くような余裕はない。連日の暑さのため、神経もだいぶやられているし、ひまを作るほうを選択する。

 そういえば、日本テレビでは昨夜から「24時間テレビ」をやっているのか。ツイッターを開いてみるまで、まったく忘れていた。昼はラジオ。今日は「山下達郎のサンデー・ソングブック」をオンタイムで聴き、「爆笑問題の日曜サンデー」はタイムフリーで聴いた。「サンソン」には竹内まりやが出演し、恒例の「納涼夫婦放談」。「日曜サンデー」は、14時台のゲストに杏子が登場した。オープニングで、ゲストの杏子についてリスナーからメールがあり、爆笑問題と杏子が共演していた「メガロックショー」という番組の話をしていたが、この番組は一度も観たことがない。ウィキペディアにあたると、1991年から1992年まで放送だというから「GAHAHAキング」よりも前だ。その番組には元気いいぞうが出ていたそうで、元気いいぞうという名前に、太田「WAHAHAだっけ?」 田中「元気安じゃない、それは?」 そして、14時台では、月曜の「ビバリー昼ズ」も聴いていた太田は、高田先生との関係を杏子に訊くと、スナック玉ちゃんにも一緒に行って親しくしているとか、高田&太田の漫才があった昨年の明治座の公演では客席にいたとか、「ビバリー」をよく聴いていても知らない話がいくつも出てきた。杏子は杏子で、今朝の「サンジャポ」も観ているし、太田夫妻の「ふたりのディスタンス」も観ていた。「メガロックショー」の話にもなり、電気グルーヴがチェッカーズに怒られたというエピソードを太田がまたしゃべっていたが、これは以前、卓球がツイッターで否定したはずだ。バービーボーイズの当時、強気な女のキャラクターを作っていたという話なども面白かった。

 夜になってから、スーパーまで買いものに行ってくる。今日は涼しい。夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ボクらの時代」は、小泉今日子、木野花、安藤玉恵という3人。小泉、安藤が出演する「阿修羅のごとく」を、木野花が演出するという関係だが、3人とも出演していた「あまちゃん」の話にもなった。「週刊さんまとマツコ」は、知られざる観光大使の裏側を特集し、U字工事が出演した。それはともかく、来週はなんと、本宮泰風が出演するという。20年ぶりのバラエティ出演だそうだが、この番組、もしかして「ビバリー」のリスナーは必見番組なのでは。

 観そびれていた6月放送の「さんまのまんま」をようやく観た。ひと組目のゲストは、高木ブー、仲本工事、加藤茶。大阪でドリフの営業があったときに新幹線が遅れ、前説だったさんまが穴を埋めてくれたという思い出が語られた。志村が加入前の時代だという。ドリフの3人に、あとから、勝地涼、千葉雄大も加わる。勝地涼は、志村けんのドラマで加藤茶を演じたという間柄でもあった。勝地涼と千葉雄大は、KERAの「世界は笑う」の告知があるから出演したのだろうか。「BRUTUS」のKERAと犬山イヌコの対談で知った若手メンバーのワークショップの話は、ここですでにされていた。俳優のワークショップに、さんまも興味を示す。

 深夜、アマゾンプライムでドラマを観始める。三木聡の「熱海の捜査官」の配信が始まっていた。2010年放送のドラマだったが、放送時には、たしか、最後までは観ていないはずだ。何話まで観たんだったかも覚えていないが、改めて、1話から観たくなった。1話だけ観て、深夜3時半頃に眠る。

2022年5月13日金曜日

5月13日金曜日/コントと映画2本

◇ テレビ・ラジオ・映画

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。大雨の予報だが、思いのほか、静かで明るい。これから大降りになるのだろうか。録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は、錦鯉がゲスト。さっそく漫才を披露するが、黒柳徹子はあたまを叩くのがあんまり好きではないからどうだろうかと思うと、愁いを感じるという感想だった。漫才の感想としてはともかく、そのあと、それぞれの家族の話になると、たしかに愁いたっぷりの内容になる。渡辺が藤十郎に似ているといきなり言い出す徹子さん。錦鯉は、さすが、ふたりとも言葉がていねいだ。通じにくい言葉はきちんとわかりいやすい言葉に言い換えてしゃべる。この番組を観ていると、これが意外とできないひとが多い。

 昨夜の「アメトーーク!」は「元々コンビ組んでた芸人」。錦鯉渡辺&だーりんず小田、おいでやす小田&モンスターエンジン西森、インディアンス田渕&ミキ昂生、アインシュタイン河井&アキナ山名という4組が登場したが、どうも興味のないメンバーが多い。録画を停めたときに「スッキリ」をちらっと観たら、ナレーションの声を聴いて、あれっと思う。小倉智昭の声だとわかり、あとで確認すると、これはネットニュースにもなっていた。この番組をあまりきちんと観たことはないが、金曜日は週替わりのゲストが「天の声」を務めるようだ。小倉智昭というひとはそもそも、僕らが子どもの時代にはナレーションで活躍していたひとだ。テレビの第一線から退いたからといって、この話芸を活用しない手はないだろう。

 昼はラジオ。金曜の「ビバリー昼ズ」を聴くまではどうも落ち着かないと思っていたが、訃報から2日経ち、思いのほか、いつもどおりの明るい放送になっていた。若いころの思い出をしゃべり始め、なぜか春一番を偲んでしまう流れに笑った。上島、肥後が1年前に出演したときの音声が少し流れ、松村とアクリル板越しのキスをする場面では大騒ぎしていて、肝心の上島の声はよく聴こえなかった。オープニングはさっぱりと終わり、8月にまた明治座でイベントがあるという発表がある。12時台は、瀧川鯉昇、桃月庵白酒がゲストで、これもまた明るくて面白かった。ふたりは「ツユクサ」という映画に出演しているようだ。エンディングには、ダチョウ俱楽部の「ダチョウダンス」が流れた。

 午後は「金曜たまむすび」を聴きたくなり、TBSラジオに合わせた。ひさしぶりに聴いてみたけど、玉さん、孫がいるのか。オープニングが終わり、ニッポン放送の「中川家 ザ・ラジオショー」に切り換える。

 今日は外出せず、大雨の予報が出ていたから予定をなにも入れなかったのだが、大雨にはならなかったようで、外の様子はいたって穏やかだ。録画していたテレビ番組をあれこれ観ながら、その合間にブログをふたつ更新した。

 今日の「徹子の部屋」は、三人娘、伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりがゲスト。中尾ミエのトレーニング風景を見せていたが、うちの母よりも歳上だと思うと驚異的だ。三人とも後期高齢者だが、「70代なんて、ずっと昔だわ。」と徹子さん。

 月曜の「しゃべくり007」は、出川哲朗がゲスト。以前、さんまがゲストのときに面白かった「クイズ私のこと覚えてる?」という企画が再び行われた。5人の女性と再会し、いつどこで会った誰かを当てる企画だが、1名はハズレで、出川ではなく、レギュラーメンバーの誰かと会ったことがあるひとが混じっている。そのひとりがなんと、くりぃむしちゅーと同じプライムワンに所属していた、みかずき組の白石美樹なのでびっくりした。

 日曜に放送された「ドリフに大挑戦スペシャル」の第2弾もようやく観た。本当は、水曜に時間があったから観ようと思っていたのに、その日はさすがに観る気になれなくなった。3時間の放送、すべてが面白いというわけにはいかないが、実験的な意味合いが強かった前回に比べ、今回はもうその域は超えていたと思う。前回同様、アンタッチャブル柴田と劇団ひとりのコンビが異常に面白く、今回のCM撮影コントにも涙が出るほど笑わされる。柴田とひとりは別々にほかのコントに出ても面白く、時代劇撮影のコントでは、ハライチ澤部に翻弄される役まわりの柴田が、ツッコミとコケで、全身を使って動きまわる。貧乏すぎる飲み屋のコントでは、劇団ひとりとガンバレルーヤまひるが共演していたが、まひるの活躍も前回の発見のひとつだった。そのほか、駕籠屋のコントではバイきんぐ小峠と錦鯉まさのりが共演し、さすがにこのコンビは呼吸が合うのだが、意外とベタではない錦鯉の漫才よりも、この台本のほうがまさのりの可笑しさが発揮されている気もする。バイきんぐ西村とまさのりが共演するコントもあったが、西村も動きの芝居が意外と面白い。逆に、東京03飯塚が出演するコントなんかは、飯塚はまるで目立たない。そして、なにもなければ気にしなかったようなコントだが、看守と囚人のコントでは、肥後克広、上島竜兵が、加藤茶、ハライチ澤部、ハリセンボン春菜と共演していた。この部分は公開収録形式だったが、意識的に観てみれば、ちょっと動作がのろいようにも感じられる。

 アマゾンプライムで映画を1本。上島竜兵が出演している「映画 怪物くん」を観てみたくなった。2011年公開。藤子マンガのファンとして、ドラマ版は放送時に気になり、1話だけ観てみたのだが、原作の面白さをまったく殺しているドラマだと思った。それでもおそらく、藤子A先生は大野くんが主演してくれるというので大喜びしてたんじゃないかと思うが、改めてこの映画を観ても、大野智の俳優としての力量はまるでわからない。ヘタとも判断がつかないのは、ほかの俳優も、この映画のなかではほぼ魅力的に見えないからだ。(唯一、鹿賀丈史はさすがの芝居を見せていると思った。) 中村義洋監督だから、それなりの映画にはなってるのではとも思ったが、30分で集中して観るのはいやになった。上島竜兵、八嶋智人、チェ・ホンマンが怪物三人組を演じるが、この配役で、まともなコメディシーンをぜんぜん作らないという信じがたい映画だ。キャラクターデザインも藤子A先生のタッチとはほど遠い。

 Netflix で映画をもう1本。吉田恵輔監督「銀の匙 Silver Spoon」を観た。2014年公開。こちらにも上島竜兵が出演しているのだが、公開時の記憶はなく、原作も読んでおらず、どんな映画かもほぼわからずに観たが、思いがけずとても面白く、これは快作だと思った。上島竜兵の出番は少ないが、校長先生の役を好演している。深夜3時半頃に眠る。

2022年2月15日火曜日

2月15日火曜日/神田・日本橋近辺

◇ 溜池山王・神田・日本橋

 深夜から、眠ったり起きたりしながら、早朝になんとか起きあがる。気力減退。TBSラジオの森本毅郎の番組をつけていたら、昨日の羽生結弦の会見について、リスナーの意見を紹介していて、どんな会見だったのかは知らないが、こんなに批判があるのかとちょっと驚く。今日も朝から都内に。朝からのどのかゆみがひどく、鼻水が止まらない。溜池山王で、マツモトキヨシに寄り、栄養ドリンクも買って飲んでおく。昼は神田に移動し、回転寿司江戸っ子という店で、海鮮まかない丼を食べた。海老の味噌汁も付き、690円。さほど腹が減らないうちから、めいっぱい食べてしまった。満腹。横浜銀行に寄る必要があり、グーグルマップで検索すると、日本橋のほうまで歩かなければならなかった。その後、ベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、チョコレートチャンクスコーンを食べた。



◇ マンガ

 ベローチェで、藤子不二雄A「劇画 毛沢東伝」を読んだ。2003年刊、実業之日本社。巻末には、1971年に単行本が刊行され、それをもとに復刻したとある。藤子A先生のあとがきにも、30年ぶりの復刻と書いてあり、だとすると、子どものころから藤子マンガに親しんできたが、子どものころ(1980年代)には単行本を目にする機会はもうなかったのかもしれない。この作品の存在を知ったのは、たしか、呉智英の評論だったはずだ。この単行本にも呉智英が解説を書いている。この作品は「漫画サンデー」に連載された革命家シリーズの第1作であり、第2作は水木しげるの「劇画 ヒットラー」だが、「劇画 ヒットラー」はちくま文庫になっていて、今でも新刊書店でよく見かけるのと比べると、「劇画 毛沢東伝」の扱いはずいぶん悪く、呉智英による高い評価を先に刷り込まれていたから、それが長らく不思議だった。作品は、時代背景をもっと理解する必要があると思いながら読んだが、手法的な面により関心が向く。ウィキペディアにあたってみると、同時期には「まんが道」も書いている。

 東京駅から東海道線に乗り、横浜に戻ってくる。一昨日に買いそびれた録画用のDVDを、結局、ヨドバシカメラで買うことにしたが、地下を通ると、店がほとんど閉まっている。まだ19時半なのに、時短営業なのかと思ったが、今日はジョイナスの休業日だとわかった。ジョイナスがふさがっていると、普段の通り道が使えず、なかなか不便だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「しゃべくり007」は、前半はジャングルポケットがゲスト。出演が2日前に決まったそうで、感染者か濃厚接触者が出たからだが、その代役もだめになり、さらに代役としてジャングルポケットになったということらしい。後半は、加藤茶、仲本工事、高木ブーの3人がゲスト。ドリフの3人だけで1時間やるわけにはいかなかったんだろうか。「しゃべくり」のメンバーがドリフの坂道のコントに挑戦するが、動いて面白いのはホリケンだった。そういえば、よく観ると、原田泰造も不在だった。

 「ガキの使い」も2週分をまとめて観る。2週にわたり、新年恒例の「山-1グランプリ」。オープニングは、方正と DonDokoDon平畠の「イカゲーム」パロディから始まった。出場者は登場順に、前編は、チェリー大作戦、ホロッコこまり、下町ミュンスター、ヤジマリー、片倉ブリザード、白桃ピーチよぴぴ。後編は、スーパーサイズ・ミー、はっぴちゃん、シマッシュレコード、ヒガ2000、あっぱれ婦人会、5GAP。ホロッコこまりがひとりのネタでここに登場したのは意外だった。シマッシュレコードが面白かったかと思ったが、優勝ははっぴちゃんという素人同然の女子高生で、こんなものを甘やかしてはだめだと思った。

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、塙さんがツイッターで片岡礼子をフォローしたことから、やりとりが始まり、片岡礼子の出演作をいくつか観たという話をしていた。「ちゃきちゃき大放送」のゲストだった長谷川初範も出演している「北京原人」を観たそうだが、北京原人を演じているのが本田博太郎だということには気がつかなかったのだろうか。14時台は、DJ KOOがゲスト。落語ファンのDJ KOOから、「談志独り会」に通っていたこと、それから、けい木、わん丈という名前も出る。田辺一鶴のDJミックスを手がけたというのは「究極の選択」のことだろうか。「笑ってる場合ですよ!」に出ていたことには触れられなかった。

 昨日の「伊集院光とらじおと」は、安藤玉恵がゲスト。ここで語られていた経歴を聴くと、学生演劇からすぐに映画に進出したように聞こえるが、そのあいだに所属していたポツドールの名はぜんぜん出てこない。聴きながらウィキペディアを確認して、タニノクロウが夫だと初めて知った。いつ結婚したんだろう。続けて、今日の放送も聴いた。今日は梅沢富美男がゲスト。バラエティ番組で憎まれ役を演じているのが大衆演劇の呼吸だという伊集院の分析。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをして、深夜1時前に眠る。

2021年10月28日木曜日

10月28日木曜日/眠れなくなる

◇ 雑誌・テレビ・ラジオ

 朝、ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊新潮」を読むと、里見清一という医師の連載コラムで、小三治のことを書いていた。尾形悦郎という恩師とともに志ん朝のファンだったようだが、志ん朝亡きあと、恩師は正蔵を評価していたが、里見清一はそれには賛同しかねたといい、こん平についてもボロクソに書いている。落語について書かれたコラムで、ここまで遠慮のないものはなかなか目にしない。現在は三三のファンのようだ。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ドランクドラゴン&ヒコロヒー)を観て、それから、「ぺこぱポジティブNEWS」を観た。ゲストコメンテーターには、オズワルド伊藤が登場した。この番組に、ぺこぱと同世代の芸人が登場するのは初めてだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は小遊三がゲストだった。にゅうおいらんずのアナログレコードが出るのだ。11時半からは、今日の「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」もつけっぱなしに。オンタイムで聴いたり、タイムフリーで聴いたりしていると、今はいつの放送を聴いているのか、ときどきわからなくなる。Spotify のポッドキャストで、先週金曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、蛭子能収がゲストだった。パートナーは室井佑月ではなく、なぜか小島慶子だったが、選挙の関係だろう。蛭子さん、目の前にいるのが大竹まことだとわからなくなる会話があり、それが3回くり返された。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、今日はそれ以外の外出はなし。ラジオを聴いてばかりになるが、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。クレイジーケンバンド「I Like Sushi」から、ドリフの「のってる音頭」、所ジョージ「寿司屋」という寿司メドレーが楽しかった。Spotify でドリフを聴こうと思い、「グリーン・グリーン」の替え歌を初めて聴いて、これにもびっくりするが、関連アーティストをたどっているうちに、フランク永井の「WOMAN」というアルバムを見つけた。なんだこれはと思い、検索してみると、山下達郎がプロデュースをして、80年代に出したカバーアルバムのようだ。こんなレコードが存在していることを知らなかった。フランク永井の自殺未遂のニュースはリアルタイムの記憶はあるが、確認すると、1985年のことだった。そのとき、10歳の自分はフランク永井を認識していたのだろうか。「WOMAN」は1982年のリリースだ。

 明日は朝早くから外出するため、ポッドキャストでも聴きながら早めに眠ろうとするが、あたまが覚醒してしまったのか、ぜんぜん眠れなくなった。昼間はやたらと眠くなったのに、眠りたいときに眠れない。布団も寝心地が悪い。あたまの向きを逆にしたり、工夫を凝らし、深夜1時過ぎになんとか眠った。

2021年9月28日火曜日

9月28日火曜日/「ドリフに大挑戦スペシャル」

◇ テレビ

 数日ぶりに、ようやくまともな睡眠が得られた感じがする。朝に目覚め、まず、ブログの更新を。それから、録画していたテレビ番組を片っぱしから観ていく。昨夜の「しゃべくり007」は、後半の、もう中学生がゲストの部分だけを観る。「さまぁ~ず論」は、サンドウィッチマンがゲストの3週目で、これで最終回。日曜の「ボクらの時代」は、ゆりやんレトリィバァ、野田クリスタル、粗品という3人。「週刊さんまとマツコ」は、木村拓哉が登場し、ヴィンテージTシャツを特集した。「サンジャポ」もようやく観ると、感染者急減にまつわる説をいろいろとやっていた。

 夕方、駅前まで行く用があり、そのついでに吉野家で食べていく。から揚げ丼を食べたかったが、この店舗では扱っていなかった。代わりに、月見牛とじ丼を食べた。セブンイレブンにも寄り、油壺マリンパークのチケットを買おうと思い、マルチコピー機のJTBの画面から入ってみるが、検索しても出てこない。これは調べなおさないとわからないと思い、いったんあきらめ、スマホからJTBのホームページを確認した。別のセブンイレブンで再チャレンジし、ホームページから判明した商品番号を入力してみると、直接、購入画面に移ることができた。まず、いちばん遅い15時40分の回をとろうとするが、画面を進めると売り切れになっていた。最終日はさすがにだめかなと思い、一応、あきらめ半分で、13時40分、12時10分の回と、順番に買おうとしてみるが、やっぱり売り切れ。10時50分の回も同じように画面を進めていくと、これがなんと、売り切れていなくて買えてしまった。行くとなったら一日がかりになるから、その労力を考えると、内心、なにがなんでも行きたいという気持ちではなくなっていたが、買えてしまったらしょうがない。明後日、10時50分までに油壷マリンパークまで行くのか。

◇ 再びテレビ

 夜、日曜に放送された「ドリフに大挑戦スペシャル」を録画で観た。現役の芸人やタレントがドリフのコントに挑戦するという企画で、磯山さやか、ハライチ澤部などは、志村と共演していたからここに登場するのはわかるが、ほかは、なぜこのメンバーが選ばれたのだろうという顔ぶれでもあった。遠藤憲一はなぜコントに挑戦したのだろう。そのなかで、ダントツに面白かったのは劇団ひとりとアンタッチャブル柴田のふたりによるコント2本で、この2本だけには、本家に匹敵するか、それ以上かと思うくらいに笑わされた。劇団ひとりの天才性は、現状、「ゴッドタン」でのみ、ときどき発揮されているが、これだけ笑わされるコントを観てしまうと、それでもまだ、劇団ひとりの才能を今のテレビ界は死蔵させているという気にさせられる。言葉としては普通のセリフでも、きちんと笑わせるセリフとして発せられるのだから、見事なコメディアンだ。それに比べると、サンドウィッチマンなんかは演技の幅が狭く感じられる。サンドウィッチマンが可笑しいのは素に近い役のときだけで、その意味では、サンドウィッチマンがコントよりも漫才師として評価されたのは必然だったろう。どちらかといえば、ドリフよりも、漫才師たちがコントを演じた「ひょうきん族」のコントのほうに近い。カンニング竹山もそのタイプだが、今回は、被害者的な役ばかりをやっていたのがよかった。ガンバレルーヤが意外と健闘していて、コントで活きるコンビなのだと初めてわかる。お笑い以外のゲストも多かったが、まあ、ドリフのコントにはもともと、歌手や俳優が参加するものがたくさんあった。浜口京子の可笑しさは「ドキュメンタル」でも発揮されていたが、ドリフよりもむしろ、欽ちゃんの笑いを体現できそうな感じがする。しかし、過去のコントをそのまま再現するものはいいのだが、新しいアイデアを入れざるをえないものになると、かえって古めかしくなるというパラドックスも感じた。ゆりやんと天童よしみを入れ替えるようなアイデアのつまらなさはいったいなんなんだろうか。ドリフ本家のコントもたっぷり観せてくれるのは嬉しいのだが、できれば、本家のほうは放送年月日も表示してもらいたかった。

◇ ラジオ・雑誌・音楽

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、亡くなったホームラン勘太郎と、青空たのしの話をオープニングでしていた。青空たのし師匠も亡くなっていたのか。 昨夜の「深夜の馬鹿力」も冒頭だけ聴くが、夏休み明けの伊集院は、結局、パワハラ報道については触れないようだ。深夜1時からは、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。冒頭、高田先生のブログの話題から、爆笑問題の正月番組の記憶が長々と語られた。のいるこいる、いとしこいしがトリをとらない主義というのは知らない話だった。それから、「金スマ」で太田プロの特集があるそうで、爆笑問題の太田プロの記憶がこれもたっぷりと語られる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」の、石戸諭の連載「シン・東京」が面白かった。国立演芸場に向かうために乗ったタクシーの運転手が、なんと、圓之助の息子だったという奇妙な偶然の話。2016年4月の出来事とは書かれているが、誰の落語会に向かっていたかは書かれていない。「週刊朝日」には、横山剣さんと横浜銀蝿の翔の対談があり、これも読む。「FLASH」には、「薬物兄弟」と大物芸能人の親密写真なるスクープ記事。各事務所に取材もしていて、松田龍平の事務所からの「写真を掲載した場合、弊社としては断固たる法的措置に及びます」というコメントまで載せている。「ニューズウィーク日本版」の望月優大のコラムは「親ガチャ」論争について。親ガチャという認識がある種のカタルシスをもたらす、日本社会が「非公式の身分社会」であるという指摘。生まれの不平等は、親のみに帰責されるものではなく、問題なのは社会の在りかたであると。その隣りのページには森達也のコラムがあり、「幕末太陽傳」について書いていた。

 ラジオを深夜3時まで聴き、眠る前に、Spotify でニューリリースのチェックをすると、オリジナル・ラブのトリビュート盤が出ていた。そのほか、トキメキ・レコードの新作は、なんと、カーディガンズのカバー。森山直太朗の「遠くへ行きたい」のカバーにもちょっと驚いた。深夜3時半頃に眠る。

2021年7月2日金曜日

7月2日金曜日/「日本の喜劇人」を読む(11)

◇ 寝坊

 早朝にいったん目覚め、もう1時間ぐらい眠ろうと、眠りなおしたら、3時間ぐらい眠ってしまった。今日は朝から千葉の美術館まで行こうとしていたのだが、完全に寝坊してしまい、呆然とする。美術館に行くだけなら、そんなに朝早くから出かける必要もないが、ブックオフに寄るスケジュールを綿密に考えていたので、それを無駄にしてはつまらない。どうしようかと思ったが、本当は平日がいいと思っていたけれども、明日でもいいかと思いなおした。今日も雨降りで、出かける気も萎えた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に、菅義偉、藤木幸夫、小此木八郎のスリーショット写真が載っていた。「側近であり、カジノ反対派の小此木氏を送り込むのは、菅さんが『横浜カジノは一旦、棚上げでいい』と考えていて、両者の『手打ち』という意味があると思われます。」という自民党関係者の談。タイムフリーで、ラジオ番組をいくつか。とり・みきのツイートで、寺内タケシの追悼特集をやっていたと知り、「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴いた。加山雄三「夜空の星」、クレイジーキャッツ「遺憾に存じます」も寺内タケシが弾いているのだ。続けて、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」も聴いた。1曲目からいきなりいい、剣さんが歌う「しらけちまうぜ」があるなんて知らなかった。「しらけちまうぜ」は配信はないようだが、剣さん、キヨサク、SAMI-T のユニット、Tiki Tiki Tours は配信もあった。

◇ 読書

 今日はもう外出せず、部屋で読書をする。小林信彦「決定版 日本の喜劇人」の続き、第十二章「日本の喜劇人・再説」と、最終章「高度成長のあと」を、続けて読んだ。最初の単行本が出たあとに、「定本」が出た際に追加されたのが十二章。森繫久彌、藤山寛美、由利徹のその後について書かれていて、注意深く確認はしていないが、これは新潮文庫にも載っているものとどうやら変わらない。大幅に書き変えられたのは最終章だ。まず、新潮文庫版では「高度成長の影」となっているタイトルが、「決定版」では「高度成長のあと」になっている。「あと」には違いないが、1982年刊の新潮文庫版から、40年近くが経っているのだからそうとう「あと」だ。萩本欽一についての記述にはあまり変化がないが、そのあとがまるで違う。まず、主だった喜劇人について改めて書かれていて、一貫して評価が辛いと思われていた三木のり平を、ここでは好意的に評価しなおしている。なにしろ、その直前の十二章でもきびしい書かれかたをしているので、ここは、おおっと思う部分だった。藤田まことにも、ここで改めてページを割く。「決定版」に書かれているのは、それから、いかりや長介、伊東四朗ときて、三宅裕司、風間杜夫を詳しく説明している。三宅裕司は新潮文庫版には索引に名前すらないが、伊東四朗のあとに、この流れで登場させるのはわかる。新潮文庫版では、つかこうへいについて書かれているが、ここで風間杜夫だけを特別に扱うのは意外だった。新潮文庫版の終章は、萩本欽一、ドリフターズ、山城新伍、つかこうへい、タモリ、たけしについて書かれていて、山城新伍は「決定版」ではばっさりカット。「決定版」は「ビッグ・スリー」(という表記もどうなのか?)の三人が並べて書かれ、さんまは新潮文庫版には登場しないが、タモリ、たけしについては新潮文庫版のほうがよっぽど熱がこもっていて、「決定版」ではあっさりしたものに修正されている。しかし、推測だが、けして評価が落ちたというわけではないだろう。小林信彦はおそらく、ビッグ3は「日本の喜劇人」の流れでは語れる存在ではないと結論づけたのではないか。かといって、無視できるような小さな存在ではぜんぜんない。その代わり、大きく比重が変わったのはドリフで、むしろ、新潮文庫版の時点では、ドリフこそが無視できない存在だったはずだが、たった4行しか書かれていない。「決定版」ではまず、いかりや長介について詳しく、そして、志村けんについては、タモリ、たけしよりも大きな扱いになっている。最後には大泉洋が登場するが、その前に風間杜夫について書かれているとわかると、唐突という印象は薄らいだ。新潮文庫版との比較はここまでだが、「決定版」はこのあとにまだ、「日本の喜劇人2」が収録されている。

◇ テレビ・映画

 録画していたテレビ番組をいくつか。「お笑い実力刃」を、2週分、まとめて観る。まずは、先週の中川家の回をようやく。なんと、漫才なし、コントばかり3本という構成で、それぞれ、タクシー、旅館の女将、師匠と弟子という設定。ラジオでしゃべっていたが、収録現場には、研ナオコ夫妻が見学していたという。もう1本は、今週放送のロバートの回。こちらはコント4本。ロバートも中川家と同じく、模写の芸だが、それぞれのタッチに違いがある。トークで解説されたおかげで、山本博の可笑しさが際立つ放送だった。山本ひとりに対し、異常者がふたりになるのがトリオの利点で、数の優位により、異常な世界を成立させてしまう。コントは民主主義だというのが面白かった。今日の「徹子の部屋」も観る。ゲストは東ちづる。「まぜこぜ一座」の活動に興味があったので、この放送は気になったが、その話はあまりしていなかった。金子信雄がゲストの回の映像が少し流れた。

 アマゾンプライムで映画を1本。ウディ・アレンが出演する「ジゴロ・イン・ニューヨーク」を観ようとしたが、もしかしたらと思い、ツイッターで検索してみると、どうやら公開時に観ていた。まったく記憶にないから、観なおしたってかまわないんだけども。その代わりとするにはどうかと思うが、「なにはなくとも全員集合!!」を観た。ドリフ映画の第1作のようだが、このあたりのことは疎くてよくわからない。特に面白いという評判も聞かないので、まあこんなもんかという映画だった。ドリフよりも三木のり平が活躍している。若き志ん朝も登場する。深夜0時過ぎに眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...