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2023年4月8日土曜日

4月8日土曜日/東洋館に入れなかった

◇ テレビ

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「A-Studio+」は黒木華がゲスト。黒木華を初めて知ったのは山田洋次監督の「小さいおうち」だったと思うが、それよりもずっと前に、舞台でデビューしているんだな。ウィキペディアにあたると、野田秀樹、勘三郎との三人芝居なのだ。すさまじい。林海象が京都造形芸術大学の恩師だというのも知らなかったが、在学中に林海象の映画に出演もしていて、そのときの佐野史郎と一緒の写真も出た。事務所を紹介したのも林海象だという。そのほか、番組では、阪本順治、小日向文世、バナナマン日村にも取材をしていた。

 木曜の「ダウンタウンDX」は2時間特番。10年ぶりの大阪収録だというので録画しておいたが、期待したほどでもなかったか。まず、前半のブロックだけ観るが、前半は上沼恵美子がこの番組に初登場というのが目玉。そのほか、フワちゃん、ウエストランド、錦鯉、関ジャニ丸山隆平、高嶋政宏、ゆうちゃみ・ゆいちゃみ姉妹、えなこ、大久保嘉人というメンバー。「金銭感覚一斉調査」というテーマだったのだが、錦鯉のまさのりさんが、番組が用意した「藤子不二雄ランド」301巻セットを45万円で購入する場面があり、これにはちょっといやな気にさせられた。いや、まさのりさんは「藤子不二雄ランド」に思い入れがあるのかもしれないが、思い入れとは無関係に番組があっさりと用意してしまうのが乱暴すぎるんだよな。


◇ 浅草

 曇り空。午後から都内に。浅草に出て、まず、昼食。地下鉄の出口のすぐ目の前、いわもとQに入り、小鶏天丼セットを食べた。660円。それから、浅草東洋館に向かう。今日は漫才協会の公演に友近(水谷千重子)が出演するというので、これは観ておきたいと思ったのだが、ところがなんと、着いてみると、満員札止め(!!!)。東洋館で満員札止めなんて、考えもしなかった。東洋館に到着したのは14時過ぎ。予定では、出番は16時半からだから、これでもかなり早めに着いたつもりでいたのだが、ああ、読みが甘かったか。満員札止めと言われても、さすがにすんなりと帰る気にもなれず、窓口のおじさんに、帰るお客さんがいたら入れるんですかと訊いてみたら、入れないという。絶対に入れないのか、念のため、確認してしまったが、入れないというなら引き下がるしかないのか。今日はわざわざ、このためだけに浅草まで出てきたというのに、悔しいなんてもんじゃない。いわもとQに寄らなければ、もしかすると、入れた可能性はあっただろうか。しかし、ツイッターで検索してみても、東洋館も漫才協会も札止めの情報を出しておらず、なんにせよ、東洋館に着いてみないとわからなかった。東洋館なんて、かつては舞台上にも客を入れていたくせに、入場を断るとはずいぶん偉くなったもんじゃないか。






 途方に暮れてしまい、浅草をぶらぶらしようにも、観光客でごった返しているところをうろつくような気力はない。田原町のほうに歩き、Readin' Writin' にひさしぶりに寄った。それから、稲荷町のブックオフに寄るが、たいしていいものはなく、220円の単行本を1冊だけ買っていく。稲荷町のベローチェに入り、ひと休み。まだ釈然とせず、東洋館のタイムテーブルをここで改めて確認してみると、14時過ぎには着いていたのだから、第一部がまだ終わる前だったはずだ。入れないというけど、途中で帰る客がゼロとは考えにくいんだよ。窓口のおじさんもやけににやにやしたひとだったが、本当に入れないのかしつこく食い下がればよかった。

 ベローチェの外に出ると雨が降っていた。上野まで歩こうかと思っていたけど、傘がないからやめる。天気を確認してから店を出るんだった。稲荷町駅に飛び込み、銀座線に乗ったら、すっかり暗い気分になった。渋谷には寄らず、東横線に乗り、横浜まで戻ってくる。横浜に着いたら小雨になっていて、ビブレのブックオフに寄った。無駄に浅草まで往復した一日をとりかえせないかと思い、棚をじっくりと眺めていたら、ここでなんと、見事に掘り出しものを見つけたから暗い気分が吹き飛んだ。わからないもんだ。今日の運はプラマイゼロに着地する。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、予告どおり、「子ども記者会見」のコーナーに爆笑問題が登場した。爆笑問題は来週にもまたぐが、今日のところは、どうも深みのある話にならなかった。ケミカルドラマ「愛の爆発」は、先日の特番で説明されていたとおり、草彅剛に替わり、稲垣吾郎が主演になった。ほか、満島真之介、本仮屋ユイカ、佐津川愛美、厚切りジェイソンが出演。

 今日は「報道特集」も、普段は観ていない番組だが、坂本龍一の特集があるというので録画しておいた。坂本龍一の特集は30分ほど、この番組が今まで取材してきた坂本龍一の映像をまとめたような特集だった。元ちとせに取材をしたり、金平茂樹がリモート出演したりなど。後半には「お笑い米軍基地」の特集があり、期せずして、これも興味をもって観た。主宰の小波津正光というひとは、「ぽってかすー」というコンビだったひとだ。U字工事、米粒写経らと「漫才バカ一代」というライブに出演していたコンビ。いや、解散しているのかもわからないのだが、相方の比嘉モエルも少し登場した。しかし、それにしても、こういう報道番組で扱われると、面白さがまったく伝わらないのは困ったものだ。まじめなことを語らせすぎていて、もうちょっと柔らかく紹介できないもんかな。知名度が増すのはいいのかもしれないが、こんな紹介では、面白いことのわからない客が集まるという悪循環が起こりかねないだろう。

2022年9月23日金曜日

9月23日金曜日/バースデー

◇ 誕生日

 本日、47歳の誕生日。なにも変わらず、早朝から少し眠り、午前中にブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビを観る。「ダウンタウンDX」を2週分、先週は「大御所芸能人大集合SP」と題し、ゲストは芸歴50年以上、かつ、70歳以上ばかり。堺正章、加賀まりこ、中尾彬、八代亜紀、前川清、梅沢富美男という顔ぶれがそろい、ダウンタウンがいちばん歳下になるが、しかし、「ダウンタウンDX」って、そもそもこういう番組だったんじゃないか。過去のVTRもたくさん流れたが、まだ若手だったダウンタウンが、デラックスなゲストを招くというようなコンセプトではなかったっけ。番組初期は緊張感があり、本格的なバラエティショウを目指していたような気がするが、いつしか、クイズやゲームの要素が入り、だらだらした番組になっていった。堺正章と井上順が登場した回はよく覚えているが、まさに番組初期のころで、堺正章は最初は怖かったと浜田は語る。大御所だらけのこのメンバーがさらに大御所たちの話をするのはさすがに面白く、加賀まりこからは川端康成の話、そして、前川清が勝新太郎の話をすれば、中尾彬、加賀まりこからもさらに勝新の話が出る。堺正章が司会を務めたという内田裕也の誕生会で、アントニオ猪木が内田裕也にビンタをした話など、登場人物がみな強烈だ。

 それから、もう1週、昨夜の放送は「バラドル大集合SP」。松本明子と磯山さやかが出演しているから、これは「ビバリー昼ズ」を聴く前に観ておかなければならないと思った。ほかは、森口博子、鈴木紗理奈、峯岸みなみ、藤田ニコル、山之内すずというメンバー。新旧のバラドルをそろえたかたちだが、だけど、藤田ニコルや山之内すずは「バラドル」とは呼ばれないだろう。実際に「バラドル」と呼ばれていたのは松本明子と森口博子の時代だけではと思うが、やはり、このふたりのエピソードが圧倒的に面白く、これはひとつのテレビ史だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、さっそく、昨夜の「ダウンタウンDX」を話題にする。そのあとには、秋分の日は 1948年に制定されたという話をしていたが、子どものころからずっと秋分の日が誕生日なのに、いつから制定されたかなんてことはぜんぜん気にしたことがなかった。つまり、高田先生に言わせると、ピーマン、ジュリー、秋分の日は、高田先生と同期だということである。




◇ 関内・中華街

 午後から外出。曇り空。雨の予報なので、傘をもっていく。根岸線に乗り、関内まで。昨年の誕生日と同様、今年も放送ライブラリーに遊びにいくことにした。事前に検索し、観る番組は決めておいた。1989年1月15日放送の「笑っていいとも!増刊号」。昭和天皇崩御により、休止になった翌週の放送。つまり、平成最初の放送なのだが、当時の記憶もあるが、この週は平日の「いいとも」の時間には「友達の輪」の傑作選を放送していた。この日の増刊号は、その前週、新年は3日間は通常の放送があり、それと年末の特大号を合わせた総集編となっている。冒頭、山中秀樹がそのような説明をし、最初のVTRは年末特大号の「Mr.レディー」。山中秀樹が「きれいなオカマさんが登場致します。」と、今では絶対に発せられないようなセリフを言う。この特大号は、このコーナーに今まで出演した「Mr.レディー」たちが審査員になり、男性レギュラー陣が女装をして、つぎつぎに登場する。トップにさんまが登場し、関根勤、鶴瓶、所ジョージ、小西克哉(!)、渡辺正行、鶴太郎と続くから豪華だ。この特大号もリアルタイムの記憶があるが、みんな三十代だったんだな。さんまの女装を見たひとりのMr.レディが、うちの店にそっくりな子がいるといって、日出郎の名を出していた。「家族の肖像」というコーナーは、有名人の家族が登場し、誰の家族かを当てるクイズコーナー。回答者に、佐野量子、中井貴一、デーモン小暮が出演し、佐野量子だけがレギュラーだったはずだが、「動物に例えるとなんですか?」というお決まりの質問をしている。登場した家族は、逸見政孝の娘。回答者たちが逸見さんの娘に質問をするのだが、タモリがほとんど答えてしまっていて、こんなに下手な司会だったっけと思うが、それを突っ込むという文化もまだない。最後に現れた逸見さん、白髪混じりだが、このとき、43歳というのにも驚いた。フリーになったばかりのころだ。続いて、「サックスは最高」は、小倉久寛のおなじみのコーナー。回答者は、ウッチャンナンチャン、ゆうゆ、ピンクの電話。回答者の後ろにはチャイルズのすがたもある。続いて、「タモリ・さんまのんなあほな!」は、このタイトルはなにかと思うが、おなじみの雑談コーナーだ。おそらくまだ結婚したばかりのさんまが、正月に、子どもと駒沢公園で凧上げをした話をしている。「テレフォンショッキング」は3日だけ、少女隊の藍田美豊、松本伊代、村上弘明が出演。タモリの若い女性タレントへの接しかたが、やっぱりちょっと気持ち悪い感じがあり、この当時は嫌われていたのも納得がいく。昭和最後のゲストが村上弘明で、翌週は川上麻衣子につなげているのだが、放送は休止になり、あとで調べてみると、出演日がその翌週になっても問題なく出演したようだ。続いて、タモリと野沢直子が司会をする「その気で見ればウリふたつ」のコーナー。有名人に顔が似ているという素人がつぎつぎに登場するだけのコーナーなのだが、といっても、たいして似ているひとが出てくるわけではなく、じつに素朴なコーナーだ。未成年の出場者が多かったが、正月休みだからか。このあとは「いいともハイライト」として、各コーナーのダイジェストになる。「お染ブラザーズの考えると今夜も眠れない」のコーナーは、レギュラーだった染之助染太郎が正月は忙しかったということか、ウンナンが代役を務める。染之助染太郎は電話出演し、その電話を八木亜希子がもってきて、ウッチャンに渡した。そのつぎは、なんのコーナーなのか、清水ミチコのピアノ弾き語りのネタが少し放送されている。続く、「オグちゃんの家庭でできる体操講座」というコーナーは特別企画だったんだろうか、小倉久寛が家庭にある品物を使った体操をレギュラー陣に教える企画。このコーナーも、ウンナン、ゆうゆ、ピンクの電話、チャイルズが、それぞれ体操着姿で出演し、ゆうゆのブルマ姿にタモリが反応する。ウッチャンが鮮やかなバック宙をやってみせる。最後は「金言・格言色紙でどうじょ」のコーナー。所ジョージが正月旅行のために欠席し、佐野量子が代役を務めていた。そしてまた、山中秀樹がスタッフルームからあいさつをして、さんま、野沢直子の曜日(金曜日?)のエンディングが流れて番組が終わった。放送時間は 91分。

 放送ライブラリーを出て、外を歩きながらツイッターを開くと、村田兆治が暴行容疑で逮捕というニュースが目に入り、これにはびっくりした。記事を読むと、空港で金属探知機に何度も引っかかったことに怒り、女性検査官に暴行を働いたという。暴行という言葉の強さにぎょっとするが、具体的には、肩を強く押しただけのようで、怪我をさせたりとかはさすがにしていないのだろう。とはいえ、野球選手のような体格のいい男に肩を強く押されるのは恐怖だとは思う。今では野球はまったく観なくなってしまったが、十代までは野球ファンだったから、むしろ、あの名選手がという純粋な気持ちが自分には強くある気がした。

 中華街に行ってみると、祝日だから混んでいる。雨も降り始めた。ぐるぐると歩きまわり、保昌に決め、牛バラ肉カレーご飯を食べた。990円。食べ終えて、細い路地を歩いていくと、ある店の前にひとだかりがあり、団体客かと思ったら、担架が置いてあるのが見える。じきに、その店のなかから顔色の悪い若い女性が連れられて出てきた。


 混んでいる中華街からは脱出し、横浜スタジアムの脇のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら、まず、「いいとも」のメモをまとめておいた。そのあとは、しばらく読書をする。誕生日にはなにを読もうかと考え、そういえば、今日は藤子F先生の命日でもあるから、藤子F先生のSF短編を読みなおしてみようかとふと思った。本箱から、中央公論社の愛蔵版を引っぱり出してきたら、奥付は、昭和63年の5版になっている。おそらく、この本は中学生のころから手元にあるはずだ。当時、中央公論社といえば、「藤子不二雄ランド」を出していた出版社だった。この全3巻のぶ厚い愛蔵版を、少しずつ読みなおしていきたい。子どものころに藤子不二雄両先生から受けた影響は計り知れないものがあり、自分のルーツのひとつとして、とても大きい存在であることは間違いないのだが、しかし、その比重の高さはやはり十代のころのものか。

 横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。帰りの電車で、向かいの席に座っていたお婆さんたちのおしゃべりを聴くともなしに聴いていると、「マツジュンとか櫻井くんとか、みんなコロナになっちゃったのね」と、嵐の話になった。帰宅前に、スーパーで買いものをしていく。雨はざんざん降りになり、靴のなかまでぐしょぐしょに濡れた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。中村雅俊と渡辺徹がゲスト。文学座の先輩後輩という間柄。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」(ゲスト・ハリウッドザコシショウ)を聴きながら、ブログをもうひとつ更新する。ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚め、またすぐに眠りなおした。

2022年8月30日火曜日

8月30日火曜日/NHKのバラエティ

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン」は、なかやまきんに君の特集。ティーンに人気だというのは知らなかった。いったい、なにが起きているんだろうか。きんに君もまた、キングコングや山里らと同期の大阪NSC22期生だ。HGとの関係も初めて知るものだった。きんに君のスケッチブックネタの絵を先輩であるHGが描いていた関係で、「爆笑問題のバク天!」にきんに君が出る際に、HGも一緒に出演できないかときんに君がお願いした。それがHG大ブレイクのきっかけになったのだ。

 先週木曜の「ダウンタウンDX」を観ると、こちらはものまね芸人特集。トークだけでなく、まず、ひと組ずつ、ものまねメドレーをたっぷりと披露する。これはじっくり観ちゃうなあ。JP、よよよちゃん、ガリベンズ矢野、ミラクルひかる、古賀シュウ、沙羅、神奈月、たむたむ、原口あきまさが出演した。こうして観ると、原口あきまさがいちばんオールドスタイルに感じるくらいにほかが面白かった。

 先週火曜の「ビバリー昼ズ」を聴きそびれていた。タイムフリーで聴くと、この週も黒沢かずこはお休みで、乾貴美子が代打を務めていた。続けて、今日の放送も聴くと、黒沢かずこは今日から復帰だ。ラジオを聴きながら梱包を片づけ、午後、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。このわずかの時間に、ちょうど雨が降り始めた。今日はそれ以外には外出せず、午後も録画していたテレビ番組を片づけていく。

 NHKの「これって攻めすぎ!?世界旅行」という番組を、なんの番組かわからずに録画しておいたが、特番なのかと思ったら、毎週放送している番組なのか。高田純次、大久保佳代子の名が出ていたから興味をもったが、この回は、タイの旅の映像を観ながら、高田純次がコメントする。ガイドブックのキャラクターの声を大久保佳代子が担当し、タイを案内するのだが、大久保佳代子も顔を出している。

 先々週の金曜、19日にNHKで放送された「四大化計画」という番組も録画してみたが、これは4月に放送された特番の第2弾のようだ。世界の三大何々にもうひとつ提案し、「四大化」しようという知的教養バラエティとのこと。司会は内村光良。相席スタート山添、新井恵理那がプレゼンし、いとうせいこう、高橋ひかる、川島明、佐藤栞里、大久保佳代子がその判定をする。しかし、川島や大久保がVTRを観ながらなにかしゃべったり、山添に突っ込んだりすると、途端に凡庸な番組に感じられる。

 8月12日にNHKで放送された「はなしちゃお! 性と生の学問」も録画していた。1月に放送された特番の第2弾が、夏休み特集として、2週にわたって放送された。1月の放送は観逃していた。ラランドサーヤと、コンドームの妖精「まっきぃ」が案内役として番組を進行し、まっきぃの声をマキタスポーツが担当している。「これって攻めすぎ!?世界旅行」もそうだが、マキタさんが声をあてていることを先に冒頭で明かしてしまうのはどういうつもりなのだろうか。NHK自身が、NHKのパペット番組のスタイルを踏まえたパロディをやっているということになるのだと思うが、あまりにも形式的すぎるではないか。

 8月8日放送、やはりNHKの「職場遺産」という番組も録画していた。司会は東京03。会社の倉庫に眠る過去の商品や失敗作を調査し、その開発物語を東京03がコントで再現するという趣向もある。土田晃之、近藤春菜も出演し、これもやはり、VTRを観ながら土田や春菜がしゃべる。その形式が凡庸だ。

 同じくNHKの、パンサー尾形の「笑わない数学」という番組も気になっていた。2週録画して、ついに観てみたが、やはりというか、これも面白くない番組だった。あえて尾形のようなタレントを起用し、数学を理解せずにしゃべっている尾形をいじって面白がるという、民放のバラエティのまねごとを、かつてのNHKよりはうまくやっているとは思うものの、やはり白々しいものを感じる。民放のバラエティ番組で活躍しているタレントを連れてくる安易さが、番組をどうしようもなく凡庸な印象にしている。しかし、そこも狙いの範疇だろうか。民放の人材が実際にNHKに流れてきてもいるのだとは思うが、単に、民放でやりにくい企画をやるだけの場にされていないか。今のNHKには、かつてのフジテレビの深夜番組にも似た匂いのする、チャレンジしている番組がたくさんあるようには感じられるが、あのころのフジテレビのほうがよっぽど独創的だった。この違いはいったいなんだろうか。

 放送されたばかりの「さんま御殿」もすぐに観ると、「金銭感覚どうかしてる芸能人」というテーマで、貯める派と使う派に分かれ、貯める派の席にはなんと、漫画家の吉本浩二が出演していた。そのほか、赤井英和夫妻、くっきー、ヒコロヒー、相席山添らが出演するなか、「踊る!ヒット賞」には吉本浩二が選ばれた。この番組でのさんまの役割はただのインタビュアーではなく、演出家でもあるが、非芸能人が登場したときのほうが、さんまの演出家的側面はとても冴える。

 今日はテレビばかり観てしまい、ブログの更新にも時間を食う。やろうとしていたことがまるでできなかった。本も読めず、ラジオも聴けない。Spotify のニューリリースをチェックすると、森七菜の新アルバムが出ていた。「スマイル」と「愛のしるし」のカバーだけでも、90年代の若者としては聴きたくなるには充分。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「タイタンライブ」で会ったダウ90000 のこと、それから、NHKの「最後の講義」という番組の柄本明の話をする。この放送はまったく知らなかったが、太田から語られるとものすごく面白そうだ。東京乾電池のなにも起きない芝居についても、太田は熱っぽく語っていた。

2022年6月18日土曜日

6月18日土曜日/ドッキリヤミ市場

◇ ラジオ

 早朝から3時間ぐらい眠り、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。11時台は、石橋貴明がゲスト。「石橋、薪を焚べる」でもちあがった、爆笑問題とナイツの対決構想がここで再び語られる。貴明は東京の笑いへの思いがひといちばい強いのだが、爆笑問題とナイツにはそこまでの思いはあるのだろうか。

 昨日あたりから少し蒸し暑くなり、じっとしているだけでも、じわじわ疲れてくる。ツイッターを見ると、大村崑がトレンドに入っていて、どきっとしたけれど、なにかのテレビに出ていたのか、90歳で筋トレしているとかなんとか、むしろ、異常に元気だという話題だった。そのいっぽう、マヒナスターズ松平直樹の訃報を目にする。88歳。

 午後も、家を出るまでラジオをつけていた。「田村淳のNewsCLUB」は今週も政治家のゲストが続き、河野太郎が出演した。

◇ 白楽

 15時頃から外出。東横線に乗り、白楽まで。ドッキリヤミ市場がようやく復活するというので、フリマはまだないのだが、とりあえず、様子を見ておきたくなった。そのついでに古本屋もまわりたく、かなり早い時間から向かってしまうことにする。古本屋をまわるだけならば、ヤミ市復活前に、一度ぐらい、なんでもないときに訪れておけばよかったのだが、ヤミ市休止中に寄ることはついになかった。まず、昼食にしたいと思いながら、六角橋商店街を進むが決められない。鐵塔書院まできてしまい、先に覗いていくが、しかし、なにも買わなかった。途中、キャンドゥにも寄り、シールはがし液があるのを見つけ、ひとつ買っておく。




 昼食は決められず、時間が悪かったようで、準備中にしている店が多い。大通りまで出てしまったが、この大通りに、サリサリカリーが移転していることを初めて知った。向かいの高石書店はシャッターが閉まっている。業務スーパーのある通りを進み、相原書店に寄るが、ここはなかなか手堅い店で、買えるものは見つけられない。小山書店にも寄ろうとするが、こちらもシャッターが閉まっていた。ひととおり、まわってはみたものの、今日は一冊も買うことができず、六角橋商店街を白楽駅のほうに戻り、結局、駅のすぐそばの美珍に入り、肉野菜炒め定食を食べた。930円。ちょっと節約したい気もあったので、もう少し安い店がよかったのだが、しかたがない。この店に入るのは「ひとつき十冊」の打ち上げ以来だった。ドトールに入り、ひと休み。ヤミ市まではまだ2時間以上あり、こんなに早くくる必要はなかった。読書をするが、眠くなり、少し眠ってからまた読書をしていたら、外は雨降りになっている。天気予報をぜんぜん確認していなかった。








 19時半を過ぎ、ドトールを出て、再び、商店街に出る。ドトールにいるあいだにツイッターを見て、ヤミ市が中止でないことは確認したが、せっかくの復活なのに雨降りとは、がっかりなことになった。しかし、駅側から仲見世に入っていくと、それでもなかなかお客さんは多いように感じる。考えてみれば、いつも出店ばかりだから、まわりの様子は知っているようでよく知らないのだけれども、イベントができるスペースがいくつかあって、大道芸や演奏などをやっていた。津軽三味線のシャーミィ鈴木さんというひとはヤミ市ではおなじみだ。ほかの場所では、ジャズバンドが演奏の準備をしていたが、なかなか始まりそうにない。仲見世をいちばん先まで行って戻り、途中から仲見世の外にも出てみたが、さすがに外にはあまりひとがいなかった。雨に濡れながら写真を撮り、また仲見世に戻る。ジャズバンドがそろそろ演奏を始めそうだったが、立って待っているスペースもなく、傘があればと思ったが、今回はもう、仲見世を何度か往復しただけで帰りたくなった。







 駅でパスモをチャージしておこうとしたら、なぜか券売機からはじかれてしまった。何度か試してみるが、どうしても券売機に吐き出される。パスモがついに劣化したのか。置くだけでチャージする形式の券売機なら大丈夫じゃないかと思ったが、ここの駅の券売機は吸い込み式ばかりだ。残額がなければ改札は通れず、しかたがないから駅員さんを呼び出し、チャージをしてもらった。

 夜遅くに帰宅し、カップ麺を食べながら、録画していた「ダウンタウンDX」を観た。「お笑い事務所一斉調査」という特集で、各事務所から、ヒコロヒー、Aマッソ、きつね、三四郎、相席スタート、フットボールアワー後藤が出演していた。もしダウンタウンが移籍したらというテーマのトークで、マセキに移籍したら月3億払うと三四郎が言っていたが、これはウッチャンナンチャンを基準に割り出された現実的な数字なのだろう。

 FMヨコハマのイクラさんの番組を途中からつけ、そのまま、続けて「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いていたが、眠ってしまう。深夜に目覚め、録画していた「Nキャス」を観た。それよりあとの記憶はない。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...