ラベル 大沢在昌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 大沢在昌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年12月15日金曜日

12月15日金曜日/坂道を降りていく

◇ テレビ・雑誌

 早朝からまたずるずると眠る。深夜、少し元気になった気がしたのだが、風邪薬を飲んだあとだけだったのか、まだだるい。すっきりしない。くちのなかが乾いていて気持ちが悪い。

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。一昨日の「水曜日のダウンタウン」をまだ観ていなかった。前半は「替え歌最強トーナメント」。今回は長渕剛の曲の替え歌を、長渕剛ファンたちが判定する。1回戦の課題曲は「巡恋歌」。庄司智春、レイザーラモンRGの対決は、長渕ファンの庄司と長渕をいじるRGの戦いになり、僅差で庄司が勝った。どぶろっく、お見送り芸人しんいちの対決は、これはどぶろっくのシンプルなシモネタが圧勝した。くっきー、なすなかにしの対決は、宗兄弟とTKOをいじるネタの戦いになり、くっきーが圧勝。ノブ&フッキー、ハリウッドザコシショウの対決は、ノブフキが五木ひろしと徳光和夫の完璧なものまねを披露し、接戦になるが、ノブフキが勝利した。どうやら、どちらが面白いかというより、どちらが長渕ファンに好かれるかの勝負になるようだ。2回戦課題曲は「乾杯」。庄司とどぶろっくの対決、ファンアピールの庄司とシモネタ推しのどぶろっくだったが、僅差でどぶろっくが勝利する。くっきー、ノブフキの対決は、ノブフキは吉田鋼太郎と古田新太のものまねだったが、くっきーが大差で勝った。くっきーは好かれてるなあ。決勝の課題曲は「とんぼ」。どぶろっくとくっきーの対決も、なんと、くっきーが圧勝した。後半は先週の「スベリ-1GP」の続き。ゆきおとこ、エンジンコータロー、ギブ↑大久保、ジャック豆山が決勝に残り、優勝はエンジンコータロー。永野「はっきり言いますけど、エンジンコータローの芸観てるかぎり、僕はたぶん、松本さんの影響を…。松本さんの被害者っていうか。」 モグライダー芝「松本人志に狂わされた人間。」 野田「松本さん観てもらって反省してもらいたい。」 永野「松本さん、あなた笑顔でいますけど、今。」 野田「こういうやつらも産んじゃったんだよ。」 永野「あなただけ幸せになっていいんですか、松本さん。」 芝「あなたの作品です。」 永野&モグライダー「エンジンコータローはあなたの作品です。」

 楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」には和牛が解散危機との記事があり、これが出る前に本人たちが解散を発表したかたちになった。しかし、これを読むと、ふたりが発表したコメントとはぜんぜん違うことが書いてある。「BRUTUS」は本の特集。これもざっと目を通していく。大根仁、ヒコロヒー、TaiTan、東出昌大らが登場。東出昌大は面白いなあ。あとのページには夏葉社の島田さんも登場していて、フーコーの「言葉と物」を紹介していた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(12時台ゲスト・岡田圭右)を聴いて、午後から外出する。小雨。じきに止むようだが、一応、傘をもって出る。寒い。横浜に出て、返済するものがあったため、まず先にそれを済ませてしまおうと、ベイシェラトンホテルの下の三井住友銀行に寄るが、ATMに行列ができていて、これはあとまわしにする。有隣堂を少し覗いていくと、有隣堂のレジにも長い行列ができていて、やけに行列が流行っている。昼食にしようと、天理ビルに。カレーの市民アルバにはよく入っているが、ほかの店も見てみると、アルバの隣りに中華彩園という店がある。新店かと思ったら、検索してみると、2年前にオープンしていた。今まで気がついていなかったのが、たまたま、営業している時間に通らなかったのか。この店に入り、豚肉と木耳卵の炒め定食を食べた。850円。

◇ 病院

 横浜駅から歩き、市民病院まで。歩きながら、タイムフリーで、今日の昼に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」(ゲスト・研ナオコ)を聴いた。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。病院は 14時40分で予約してあったが、着いたときには 15時を過ぎてしまった。まあ、いつものことなのだが、しかし、待っている患者はほかにはおらず、あまり待たされなかった。診察もすぐに終わる。薬樹薬局に寄り、クスリも買っていく。

 いつもは横浜駅に戻るのだが、今回はひさしぶりに星川のほうに降りてみる。地図で見ると、横浜駅よりも近いようだが、まっすぐの道があるわけではなく、一度歩いたことがあるが、どこをどう通ったのかまるで覚えていない。グーグルマップを見ながら、細い坂道をそろそろと降りていく。道が分かれるたびにグーグルマップを確認する。グーグルマップがなければ、とてもじゃないができない芸当。ある坂道に出たら、イオン天王町が見えた。大きな目印が現れればこっちのもんで、あとはそこを目掛けて、坂道を降りていく。

 イオンの近くに三井住友銀行のATMがあったが、ここも外まで行列ができている。週末の金曜日、なおかつ、15日だから給料日だったりするのか。返済は永久にあとまわしにすることにして、イオン天王町に入り、フードコートでひと休み。マクドナルドのホットコーヒーを飲み、スマホの充電をしながら、SNSを徘徊する。読書はまるで集中できず、読書のペースがどうも途切れてしまったな。そのあとはコーナンに寄り、買いものをしたら、くじ引きのハズレでうまい棒をひとつもらった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・本並健治&丸山桂里奈夫妻)を観て、それから、観そびれていた「ランジャタイのがんばれ地上波!」をまとめて観た。10月には3週にわたり放送された「国崎御殿!!」という企画があり、国崎ときしたかの高野がMCになり、ランジャタイ伊藤、桐野安生、本田らいだ~、スーパー3助、本多スイミングスクール、きしたかの岸、ネコニスズ舘野、牧野ステテコが雛壇に並ぶ。ウメに片思いしていた桐野安生の話、チクワマンを殺しかけた本田らいだ~の話など。10月最後の放送は「ブチギレベストバウト集」。過去の傑作選だが、この企画にアイドルはいらないなあと思っていたら、その後、きっちりいなくなった。11月にはまず、2週にわたり、「伏線回収王」という企画。チャンス大城、令和ロマンくるま、トンツカタン森本が出演。これはちょっと、商店街に失礼な企画だと思った。その翌週は「秋の生ブチギレ王決定戦」。番組イベントのダイジェストが放送された。参加者は、きしたかの高野、口笛なるお、村田大樹、ネコニスズヤマゲン、高木ひとみ〇、虹の黄昏、マシンガンズ滝沢、錦鯉まさのり。ヤマゲンが大活躍。11月から12月にかけて、2週にわたり放送された「しんいちを救え! 弁護士王」という企画。いつ訴えられてもおかしくないお見送り芸人しんいちを、ダブルブッキング川元、スルメ、こたけ正義感が弁護する。まったくなにを言ってるかわからないスルメの滑舌の悪さに爆笑。その翌週は「あの頃欲しかったモノ選手権」という企画。「ガキの使い」の「七変化」で全財産を失っていた国崎は、番組スタッフから、生活費込みで15万円を借りた。ここまで一気に10週分。なにもそんなにいっぺんに観なくたっていいんだけど。

 Spotify のポッドキャストで聴いている「大竹まこと ゴールデンラジオ!」だが、12月6日水曜のゲストは大沢在昌。「新宿鮫」で吉川英治文学新人賞を受賞したとき、一緒に受賞したのが伊集院静で、記者の数がすごかったのだが、ところが、ちょうどそのときに行方不明だった若人あきらが見つかり、記者たちはみんなそっちに移っていってしまったという。

2022年4月13日水曜日

4月13日水曜日/藤子A先生

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 早朝に目覚め、ダビングのセットをしてからブログの更新にとりかかるが、どうもすいすいとは書けない。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は、今週は響に密着。この番組は過去にブレイクした芸人に密着し、そのVTRからクイズが出題され、それをもとに大喜利をする。爆笑問題のふたりが大喜利に答え、伯山が司会を務めるという、誰も得意なことをやっていない番組だ。昨夜の「うたコン」も録画しておいたが、まず、石井竜也が「君がいるだけで」を歌う。今どき貴重な専属のバンドがいる形式の番組だが、米米のフラッシュ金子がバンマスを務めているのだ。丘みどり、純烈、八代亜紀と続き、つぎに登場した横山剣と野宮真貴がお目当て。野宮真貴はこの番組は初登場なのだ。エンドクレジットまで観ると、この番組、寺坂直毅が構成なんだと初めて知った。剣さんと野宮真貴のデュエット曲は、Spotify のニューリリースを見るとすでに配信されていた。剣さんの名前がなぜかクレジットされていなくて、チェックしそこねていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴き、それから、聴きそびれていた番組をタイムフリーで続けて聴いていく。先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、この放送中に藤子不二雄A先生の訃報が入っていた。そのあとには少し、藤子マンガの思い出も語られていた。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、こちらでは冒頭から藤子A先生についてしゃべっている。中川家の単独ライブのポスターを藤子A先生が描いたことがあり、その際に会っているのだ。14時台は、次長課長がゲストで、「伝説の一日」の話ばかりになる。先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」のオープニングでも、藤子A先生の話をしていた。コアなマニアのような話が出るわけではないが、この世代への影響力は絶大だ。そのあとにはどうでもいいような話をしていたかと思うと、桜の話になり、不意にいい話になった。震災のあとは被災地には色がなくなり、すべてが茶色か黒の風景になっていたが、4月になるとピンク色が現れた。桜のピンクであり、それが希望になったという話だった。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に藤子A先生の追悼記事があった。大沢在昌が語る藤子A先生が傑作。大沢在昌は藤子A先生よりも22歳下なのだが、40年来のつき合いになる大親友だったという関係で、「ただもう、性格は「大きな子供」という感じでね。一人称は「ボクちゃん」、口癖は「お金がない」。子供だから、お金を持たせると、あるだけ使っちゃうんだ。」「それで、奥さんとか、マネージャーをされてた亡くなったお姉さんから、一日2万円しかお金をもらえないようになった。」「お金を持ってないのに、きれいな女のコがいるクラブが大好き。だから、つねにおごってくれる人を探していた。」「あの人とつき合ったほとんどの人が、おごったことはあってもおごられたことはないんじゃないかな。クレジットカードも持っていなかったし。」 その藤子A先生が「たった一度、俺と小林薫さんに怒った夜」と見出しにあるのでなにかと思えば、金がないことを大沢在昌と小林薫がからかっていたら、「ボクちゃんだってお金あるよ!」と藤子A先生が言い出し、「明日、お金下ろして持ってくるから、8時に六本木のスターバックスに来て!」と言われたが、ふたりともそんな約束は忘れてしまい、別の店で飲んでいたら、「ずっとスタバで待ってたんだよ!!」って怒ったっていう、じつにしょうもない話に爆笑した。

 今日は外出せず、部屋で読書。藤子不二雄A「Aの人生」を読み終えた。2002年刊、講談社。自伝的な本なのかなと思って読み始めたが、もっと日常的なことも書いてある気楽なエッセイだった。しかし、そういうことこそ、知らなかったことがけっこうある。「はなまるマーケット」が好きでよく観ていたこと、テレビ東京の「土曜スペシャル」のグルメ特集が好きだったこと、新宿の仕事場まで小田急線で通っていたことなど。特に面白かったのは交遊録の部分で、中川家のラジオでは宮沢りえと一緒の写真を見せられたとしゃべっていたが、この本にも宮沢りえのことが多く書かれていた。宮沢りえの誕生会に呼ばれたときのことが興奮気味に書かれているのが可笑しい。井上陽水と一緒に「タモリのオールナイトニッポン」に乱入したときのことも書かれていて、この放送はリアルタイムで聴いた記憶がしっかりとある。このエッセイには詳しくは書かれていないが、「タモリのオールナイトニッポン」のレギュラー放送からはだいぶ経ってから復活した特番だった。藤子A先生が酔っばらっていてすごく面白かった記憶。横山隆一との交流もあまり知らなかったことで、横山隆一という名前は、藤子A先生よりも下の世代の漫画家からはなかなか出ない名前ではないだろうか。もちろん、トキワ荘の仲間たちや、F先生についても多くページが割かれているが、それとは別の交友関係の世界ももっていたのが藤子A先生だ。あとがきを読むと、編集者として小沢一郎の名前が出てくる。これは小沢昭一の息子。

 外出しない日は午後もテレビ。昨日放送の「クローズアップ現代」は、藤子不二雄A先生の追悼番組になった。桑子アナが司会、スタジオには親交のあった奥田瑛二が出演し、藤子A先生の潔癖さ、純でシャイな面を語った。作品よりも人間に焦点をあてた特集だったが、バーのママがスマホで撮ったプライベートの映像が流れ、ほかのお客さんにイラストを描いてあげていると、「先生、すごーい、プロみたい!」とママにいじられていた。

 今日の「徹子の部屋」は、YOASOBI がゲスト。詳しいプロフィールをこの番組で初めて把握した。先週から始まった新番組「イワクラと吉住の番組」も2週分まとめて観る。この番組はしばらく観てみよう。一昨日に放送された「有吉クイズ」は、この番組は今まで観たことがなかったが、有吉と蛭子さんが半年ぶりに再会という企画が気になり、録画しておいた。その半年前のこの企画で、ギャラクシー賞を受賞したのだ。認知症になる以前の蛭子さんと有吉の関係をそもそも知らないのだが、こんなに丁重に扱っているんだとちょっと驚いた。

 日曜の早朝に放送された「はい!テレビ朝日です」は、「ハマのドン 最後の闘い」を特集するのだと思い、録画しておいたのだが、民教協の3人の審査委員、星野博美、森達也、崔洋一のコメントのあと、なんと、この20分番組のなかで、ダイジェスト版を放送してしまうのだった。テレビ朝日では2月に放送されたドキュメンタリーで、観逃してしまったのだが、本当は1時間弱あるのだ。横浜の人間としては観ておきたかったのだけれども、完全版の地上波再放送はないのだろうか。

 夜には、録画していた「水曜日のダウンタウン」を放送直後に観た。去年の3月にも放送された「30-1グランプリ」の第2回目。これは楽しみにしていて、結果を知ってしまう前にすぐに観たかった。30秒のショートネタの映像で面白さを競うコンテストで、スタジオでの審査は、松本、ケンドーコバヤシ、麒麟川島、バイきんぐ小峠、バカリズムという5人が務め、並の賞レースよりもよっぽど豪華だ。658組のエントリーから 40組にしぼられたという本戦は、5ブロックに分かれ、それぞれから勝ち残った5組が決勝を争う。◆Aブロックは出演順に、天才ピアニスト、SAKURAI、フタリシズカ、スタミナパン、にたりひょん吉、ラブレターズ、そいつどいつ、ぶったま。天才ピアニストが面白いと思ったが、バカリズム以外の4人はぶったまに投票し、バカリズムだけがそいつどいつに投票した。そいつどいつのほうが繊細な感じがしたのでという理由。◆Bブロックは、チョコレートプラネット、ドンココ、みなみかわ、わらふぢなるお、レインボー、金の国、もう中学生、ななまがり。ななまがりがいちばん面白く、そのとおり、ななまがりが勝ち抜いた。4名がななまがり、川島だけがみなみかわに投票。◆Cブロックは、大自然、キンタロー、オダウエダ、ジェラードン、戦慄のピーカブー、牧野ステテコ、や団、永野。オダウエダが面白いと思ったが、ここは票が割れて、バカリズムはキンタロー、小峠は大自然、ほか3名はジェラードン。◆Dブロックは、いぬ、ネルソンズ、本多スイミングスクール、ダブルアート、おたまじゃくし、マジメニマフィン、サスペンダーズ、ゆりやんレトリィバァ。ネルソンズが面白かったけど、松本、小峠はいぬに投票、ほか3名はサスペンダーズ。◆Eブロックは、ニッポンの社長、うるとらブギーズ、ワンドール、怪奇!YesどんぐりRPG、滝音、パンプキンポテトフライ、ビスケットブラザーズ、チャンス大城。ここはニッポンの社長だと思ったが、松本、バカリズムはビスケットブラザーズ、ほか3名はニッポンの社長。◆決勝は、ぶったま、ななまがり、ジェラードン、サスペンダーズ、ニッポンの社長。ニッポンの社長がやっぱり面白かったが、票は割れて、川島ひとりがななまがり、松本、バカリズムはジェラードン、ケンコバ、小峠はニッポンの社長に投票。同点決勝で、川島が再投票することになり、優勝はジェラードンに決まった。ニッポンの社長の2連覇よりも、このほうがいい結果だろう。ジェラードンがなぜか西本とかみちぃのふたりだけだったのが不思議で、検索してみると、海野は体調不良のために休養中なのだとわかったが、優勝したから、最後にそのことにも触れていた。優勝していなかったら、なんの説明もないままだったのか。

 メールをチェックすると、横浜にぎわい座からメールがあり、抽選に申し込んでいたチケットが無事に当選したという知らせだった。20周年を迎えるにぎわい座だが、なにしろ、開館当初から通っているので、最近はめっきりと行く回数が減ってしまったが、記念公演はなにか観ておきたいと思っていた。

 ツイッターを見ると、よこたとくおの訃報があり、これにはびっくりした。藤子A先生が亡くなった翌日に亡くなったのか。深夜2時半頃に眠る。

2021年10月16日土曜日

10月16日土曜日/コーヒーをこぼした

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝9時半過ぎまで眠っていた。ラジオをつけず、音楽をつけっぱなしにしていたら、だいぶ眠りすぎてしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。PUFFYが出演し、タコの特集という脈絡のなさがすごい。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を冒頭から聴いた。「常連さん」は談笑師匠。小三治の訃報を扱うときに、談笑師匠が担当なのはちょうどよかった。小三治と共演した際に、後ろすがたが談志に似ていると言われたエピソード。そして、小三治、談志、小さんも、みんな動物園が好きだったという共通点がある。13時からは、文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。淳は自身ではちょっと右寄りだと認識しているようだが、ツイッターでは、極右から左寄りだといって攻撃されるという。

◇ 二俣川

 14時過ぎ、ヤマトの営業所まで。天気雨のようで、傘をもたずに出るが、けっこう降られてしまった。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄っていく。「BRUTUS」の最新号は、前号に引き続き、村上春樹特集の下巻。楽天マガジンでも読めるのだが、実際の雑誌で読んだほうが読みやすいので、少し立ち読みしていく。前号は「読む。」編だったが、今号は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編。要するに、「読む。」以外のことがぜんぶまとめられている。この店は、文芸誌の売り場には先月号と今月号を並べて置いてあり、文芸に熱心な店員がいるのだろうか。

 ジョイナステラスを出て、相州蕎麦に入り、カレーライスセットを食べていく。650円。ドトールに入ろうかと思っていたが、混んでいるのでやめて、再び、ジョイナステラスを抜け、西友に行く。上階のコジマ×ビックカメラで、録画用のDVDを買っていく。ドトールがだめならイタリアントマトに入ろうかと思ったが、DVDを買ったら、金がずいぶん減ってしまった。来週の予定を考えると、この所持金でもう少しねばらなければならない。もう余計なことはするなということだ。食料だけ買って、おとなしく帰ることにする。

◇ ラジオ・テレビ

 ラジコで、なにげなく検索していて気がついたが、TOKYO FM では、今月はずっと、早朝に「村上RADIO」の再放送をやっていたようだ。10月1日から始まっていて、6回まではもう、タイムフリーでも聴けない。第6回のつぎはなぜか第9回まで飛んでいて、「歌詞を訳してみました」という特集。聴きながら、楽天マガジンで「BRUTUS」の村上春樹特集を読んだ。この特集に、「村上RADIO」の放送リストも載っている。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の気になる回をいくつか聴く。この番組は作家がわりとよく登場する。月曜のゲストは岸政彦。新刊の「東京の生活史」の話題が中心になる。大竹まことは岸政彦に好印象をもったのか、岸政彦も饒舌で、とても会話が弾んでいた。岸政彦は阿佐ヶ谷姉妹の大ファンだとも言っていた。水曜のゲストは大沢在昌。仕事は朝2時間するだけで、週に、2、3回はゴルフに行っているという。こういうスタイルの売れっ子作家って、これより下の世代にはもういないんじゃないか。

 録画していた昨日の「ミュージックステーション」の4時間特番を、ざっと早まわしで観た。「35年間の神曲ランキング」という企画で、過去の映像もずいぶん流れたが、ブルーハーツやドリカムでも、辞めたメンバーもモザイクをかけずにそのまま放送していた。小林武史も出演しているのに、マイ・リトル・ラバーの映像も流す。2000年代になると急に知らない曲が増えるが、90年代のミリオンヒットの時代から、2000年代はロングヒットの時代になるんだそうだ。しかし、この4時間特番のなかで、いちばん観たかったのは、MIKIKO プロデュースの10分間のパフォーマンスだ。こうなると、五輪開会式よりも、「Mステ」のほうがよっぽど質の高い日本のカルチャーを紹介しているということになる。終盤の神曲メドレーもしっかりと観てしまうが、B.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」から、米米CLUB「君がいるだけで」という流れがあり、カールスモーキー石井はどうやら衣装にハンガーをつけたままで出て、歌っている途中ではずし、いつの間にか手にもっていた。テレビでよくわからない小ネタをするカールスモーキー石井をひさしぶりに観た気がする。最後はV6が、この番組では最後のパフォーマンスを見せた。

 テレビを観ながら、コーヒーを思いっきりひっくり返してしまった。カップ一杯、ほとんどまるまるこぼしてしまい、ちょっとのんびりするつもりが、余計に仕事を増やすはめになった。そばに置いてあった、清水國明のサイン本がコーヒーの犠牲になった。外でコーヒー代を惜しみ、家でインスタントコーヒーなんか飲んでるからこんなことになる。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。1曲目は 1986オメガトライブの「COSMIC LOVE」。この曲がなんと、CKBの「スージー・ウォンの世界」と似ているとは気がつかなかった。そして2曲目、川西杏「投票所へ行こうよ」って、すごいなこの番組は。今週はエンディングで、ドリフの「盆回り」もかけていた。深夜0時まで聴き、深夜1時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...