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2023年6月5日月曜日

6月5日月曜日/早稲田・佐藤信展








◇ 早稲田

 朝から都内に。気温があがりそうなので、家から半袖で出る。服装選びが難しくなってきた。副都心線の東新宿に出て、早稲田のほうを目指すのに戸山公園を通り抜けたが、いつぶりだろうか、せっかくだから、箱根山の山頂にも寄っていく。公園を抜けて、早稲田駅のほうに歩くはずが、どうも勘違いしていたようで、景色に違和感があると思っていたら、まったく逆方向に歩いていた。西早稲田駅の手前までやってきてようやく気がつくのだからぼんやりしている。勘違いのせいで、無駄に時間を食った。午後になり、昼食も食わねばならず、キッチンオトボケに。早稲田にきたときはいつもこの店だ。ジャンジャン焼き定食を食べる。720円。店内は早大生だろう若者たちで混んでいた。



 そのあとは早稲田大学の演劇博物館に。「佐藤信 演劇の確信犯」という展示を観たかった。開催は8月までだが、そう都合よく早稲田に寄る用事があるかわからない。入場無料。まあ、規模は小さく、1階の特別展示室をひと部屋使っているだけのものだが、無料のリーフレットが置いてあり、ずいぶんしっかりしたリーフレットなので、本当に無料なのか何度も確認してしまった。佐藤信という名前は、自分と似た名前なのでわりと早くから知ってはいたような気がするのだけど、演劇の歴史を多少は知るようになると、寺山修司、唐十郎と並ぶ重要人物だとわかるようになってくる。そのわりには一般的な知名度は低く、その足跡を詳しく知る機会もなかなかなかった。近年は劇場事業にも多く関わっているのだな。若葉町ウォーフでも、今年に入ってからけっこう公演をやっていたようだ。あの劇場の前はよく通るのに、ぜんぜん気がついていなかった。黒テントの公演は、そういえば、松本大洋が原作のものを一度観ていることを展示を観ているうちに思い出したが、その記憶ももはやあいまいだ。

 展示のなかに、「プロパガンダ」という映画が15時から別の部屋で上映されるという案内があった。YMOのこの映画の存在をここで初めて知ったが、せっかくだから観てみたいじゃないか。しかし、上映時間まではまだ1時間ほどある。上階で開催中の「推し活!展」と、それから、常設展ものんびりと眺めてまわるが、まだ30分ほどあり、飲みものがなくなりそうなので、この時間に買っておきたくなる。校内の売店に行ってみるが、安くないから外に出て、ドラッグストアでもないかと探しながら歩くが見つけられず、都電の早稲田駅の近くまでやってきてしまった。まいばすけっとを見つけ、飲みものと栄養ドリンク、エクレアを買い、歩きながら食べる。睡眠不足も心配だった。演劇博物館に戻ると、ちょうどいい時間だ。しかし、その部屋に行ってみると、もう上映される時刻なのに客席には誰もいない。ひとりで座っていると、スタッフのひとがやってきて、再生を始めた。始まると、お客さんはもう少し増えた。映画はDVDによる上映。「プロパガンダ」というこの映画は1984年に製作されたもので、前年1983年末にYMOは「散開」している。YMOと佐藤信がつながるとは思わず、アングラ演劇のイメージとYMOのイメージは遠い気がしていたが、もうちょっと時代状況を知りたいな。演奏が続く場面は少しうとうとしてしまったが、おおむね眠らずに観ていた。エンドクレジットまで観ると、この散開ツアーの演出も佐藤信なのだ。上映時間は90分弱。




 思いがけず、早稲田で長い時間を過ごすことになった。西早稲田まで歩き、副都心線で渋谷に移動する。まんだらけに寄り、階段の百均からコミック文庫を2冊買っていく。新南口のベローチェに入り、ひと休み。金の計算をすると、ため息しか出ない。疲れてしまって、今日は読書はまったくできなかった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・ジュディ・オング)を観る。それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングでは、金曜のエンディングでも話していたが、ここで改めてたっぷりと上岡龍太郎についてしゃべっていた。フジテレビでは、引退直前に談志師匠と一緒に出演した特番の映像が流れたようだ。高田先生は、上岡、紳助を尊敬する松本が引退するのではと、本気のトーンで心配していた。12時台のゲストには徳光和夫が登場し、これもとても面白かった。徳光さんは上岡龍太郎よりもひとつ歳上か。歌謡界、スポーツ界の話が多かったが、最近は「東京かわら版」をチェックし、寄席にも行っているようで、徳光さんから、奈々福、三三、あずみらの名前が出る。美空ひばりの「裏窓」という曲の前口上を実演してみせると、これはさすがに見事だった。深夜0時過ぎに眠る。

2023年5月6日土曜日

5月6日土曜日/コーネリアスを観る

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 朝から部屋で読書。図書館で借りている本の期限が今日までなので、読み終えなければならなかった。TVOD「ポスト・サブカル焼け跡派」を読んでいた。2020年刊、百万年書房。最後は駆け足の読書になってしまったが、いやあ、とても面白かった。てっきり、ネットで公開されたものをまとめた本なのかと思っていたが、それとは違うのかな。ネットで読んだダウンダウンの回がとても印象的だったのだが、この本にはダウンタウンの章はない。ビートたけしからフリッパーズ・ギター、電気グルーヴの章などは特に、自分自身、リアルタイムの体験があり、とてもわかるという部分と、逆に後半のバンプ・オブ・チキンや大森靖子のあたりはまったく知らず、教わることはずいぶん多かった。

 市立図書館で借りた本の貸し出し期間を延長したかったが、どれも予約が入っていて延長不可になっている。ああ、こういうことにもなるんだな。期間ぎりぎりではなく、もっと早くに延長しておくんだった。1ページも読まずに返却する本が2冊。しかし、期間内に読まなければならないことがプレッシャーになってしまってもつまらない。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「オールナイトフジコ」をまだ録画しているのだが、昨夜の放送は最後に生ライブがあり、あのちゃんの「ちゅ、多様性。」という曲をここで初めてまともに聴いた。今朝の「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーに坪田信貴が登場。「花垣吾郎」という新コーナーには、クロちゃんが花の役で出演し、花言葉を教える。

 昼はラジオ。FMヨコハマの畠山美由紀の番組をつけていたが、そういえばと思い出し、聴きそびれていた先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。前週(つまり、先々週)のラジオパークの話をここでしていた。3月11日、震災の日の放送がギャラクシー賞に入賞したことについてもしゃべっていた。そして、オンタイムのラジオに切り替え、放送中の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」をつけておく。14時台は鈴木杏樹がゲスト。

 連休中になると、金の計算に失敗することが多く、今日もつまらない失敗のために、いったん駅前まで出て、戻ってこなければならなくなった。余計な手間。半袖のTシャツで出たら、風がとても強い。改めて外出する際には、カバンにパーカーを入れていく。まず、図書館の本を返却するため、二俣川まで歩く。これが7冊あるから、カバンが重かった。返却を済ませたあとは都内に向かう。


◇ 六本木

 六本木に到着したのは17時過ぎ。まず、遅めの昼食。富士そばに入り、カレーカツ丼を食べた。650円。店のおじさんが外国人の客に英語で対応していて、さすが、土地柄だ。六本木にやってきたのは、「TOKYO MAPS」という J-WAVE が主催するフリーライブを観るため。お目当てはトリに登場するコーネリアス。フリーライブとはいえ、確実に入場できるかはわからず、行ってみたけど入場できなかったというんじゃいやだから、このライブは昨日今日と2日間の開催なので、昨日の状況を参考にしようと、ツイッターで情報収集をしていた。昨日は上原ひろみがトリだったのだが、上原ひろみのほうが有名人だから、それよりは混まないだろうと踏んだ。そう計算して、この時間にやってきたわけだが、ところが、富士そばでツイッターを見ていると、すでに入場規制が始まっているというツイートを目にする。これはのんびりしてはいられない。コーネリアスだけを観るのではなく、その前のライブ(君島大空)から観るという手もあったが、家を出るのがもたついたためにそれはあきらめた。会場は六本木ヒルズアリーナというところで、六本木ヒルズに着いてから、ヒルズ内の地図を確認した。森美術館の入り口があるあたりから、下のほうに会場が見え、会場がどこにあるかはわかったのだが、下に降りる経路がわからずにまごついた。ライブのために通行禁止にしてある経路もあるんだ。ようやく下に降りると、向かいにはテレビ朝日があり、その前の池はテレビでよく見る風景だ。コーネリアスのライブは19時からで、会場に到着したのは18時前だったが、着いてみると、なんてことはない、問題なく入場できた。ツイッターで目にした情報はいったいなんだったのか。しかし、混雑はしているから、入れるうちに入ってしまう。前方には椅子席もあるようだが、前のほうには進めない。ステージではリハーサルが行われていた。いつから入場制限を始めたのか、18時半には後ろの扉は閉めてあった。あたりは次第に暗くなっていく。うなるような風の音。ステージの後ろの木々が大きく揺れている。

 コーネリアスのライブは 50分ほどで終演した。セットリストは「Point of View Point」「いつか/どこか」「Audio Architecture」「変わる消える」「Another View Point」「COUNT FIVE OR SIX」「I Hate Hate」「Fit Song」「Gum」「環境と心理」「あなたがいるなら」。ライブの直後にはもう、ツイッターを検索すると情報を見つけられた。いや、小山田圭吾の歌声をこんなに聴けるとは思っていなかった。「COUNT FIVE OR SIX」では、音と映像を同期させた演出があり、映像にYMOの3人が登場した場面は今日のライブのいちばんの盛りあがりだったんじゃないか。今回のバンドは、堀江博久、大野由美子、あらきゆうこというメンバーだったのかな。ライブ終了後には、藤田琢己という司会のひと、それから、オーガナイザーのクリス・ペプラーも登場した。



 会場から蔦屋書店のほうに出て、麻布十番まで歩く。麻布十番から南北線に乗ると、ここから乗り換えなしでうちまで帰れるようなのだが、電車賃が高くなるから、日吉で乗り換え、横浜駅を経由して帰ってくる。横浜駅に着いて、スマホを見ながら歩いていたら、靴がすべり、危うく転びそうになった。足元をよく見ると、ゲロが散乱していた。こんなところで倒れでもしたらたまったもんじゃない。

◇ ラジオ・テレビ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、所ジョージの曲をまたかけている。「ホング・コングの逆襲」というレコードの曲をこんなにかける番組がほかにあるだろうか。剣さんは所さんからTシャツをもらったんだそうで、交流があるんだなということもよく知らなかった。「生えてませんか」という所さんの最新の曲ももかけていたが、これはサブスクにはない曲。続けて、放送中の「HOMOKU RED HOT STREET」もオンタイムで聴く。

 眠りたかったが、録画残量を空けねばならぬため、録画していた「Nキャス」を途中まで観る。チャールズ国王の戴冠式が行われているイギリスからの生中継があり、市民がバッキンガム宮殿に集まってくる様子はなかなか楽しい光景だ。70年ぶりのセレモニーだそうだが、バルコニーに王室のひとびとが並ぶと、後ろからスマホで写真を撮ってるひとがいたりして、日本の皇室みたいにかしこまっていないんだな。深夜2時過ぎに眠る。

2023年4月3日月曜日

4月3日月曜日/名作落語本を読む

◇ 生活

 深夜にコインランドリーに行きそびれ、早朝に行ってくるが、今日は先客が1名、あとからもう1名やってくる。このコインランドリーに3名もいるのは今まで経験した最大人数だ。ほかの2名は、洗濯と乾燥がいっぺんにできる機械を利用していたからよかったが、自分がいつも使っている 400円の洗濯機は1台しかないから、誰かが使っていたら、タイミングが悪ければ、30分は待たされるはめになる。だから、誰もいないであろう深夜を狙っていくのだが、こうなると、早朝は避けたほうがいいかな。

 少し眠りなおしてから、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は坂本龍一の話から始まった。「戦場のメリークリスマス」撮影時に、「ビートたけしのオールナイトニッポン」で、ラロトンガ島からのニセ生中継をした話。

◇ 東京・中野

 午後から都内に。まず、東京駅に出て、丸の内口の地下のいろり庵きらくに入り、かき揚げ天玉そばを食べた。570円。八重洲のほうに用があり、そのあとは、大手町から東西線に乗り、中野に移動する。サンモールからブロードウェイに進み、タコシェにひさしぶりに寄った。外に抜け、早稲田通りに出る。古本案内処に寄りたかったが、今日は休みだった。残念。ブックオフにだけ寄っていく。ツイッターからちらっと情報を目にしていたが、この店舗、今月いっぱいで閉店してしまうのか。20パーセントオフセールをやっていて、ついつい買う量も多くなる。110円の雑誌を2冊、コミックを4冊、220円の単行本を1冊、550円の雑誌も1冊買った。それから、このあとのためにあれば買っておきたいと思っていた、柳家小三治「落語家論」も見つけることができ、390円だが、これも買っていく。



 荷物が一気に重くなった。中野駅のほうに戻り、ベローチェに入り、ひと休み。スマホを充電しながらツイッターをしばらく見ていたら、バッテリーが減っていることに気がついた。このコンセント、電気が通ってないのか。まわりを見ると、このカウンターの客は誰もコンセントを使っていない。すぐ横にいた客は、壁にあるコンセントにパソコンをつないでいた。なんだいこりゃ、使えないなら使えないって、どこかに書いとけよ。スマホを充電したいからベローチェを利用しているのに、これじゃあ阿呆らしいから、充電できる席に移動した。コンセントがついている席はほかにもあったのだが、しかし、これも挿しこんでみないと充電できるかはわからなかった。


 ベローチェを出て、中野駅の南口から線路沿いに進み、ギャラリー街道にて開催される「名作落語本を読み、語る会」に。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人が名作落語本について語る会。今回で5回目だが、今のところ、皆勤賞だ。19時20分開演、15分前に到着する。狭い会場、毎回、空いている席に座るという感じだが、今回はいちばん前になった。今回の課題本は小三治の「落語家論」。ついさっき、ブックオフで買ったのはこのためだったのだが、読んだのはずいぶん前で、とても面白かった記憶はあるが、細かくは覚えておらず、いつ売ってしまったのか、手元にはなかったから読みなおすこともできなかった。この本は2007年に文庫化、親本は2001年刊と、2000年代に書籍化されたのだが、初出は古く、小三治四十代のときの筆である。この3人で、さて、どういう話になるだろうかと思ったが、ちょっと意外なくらいに肯定的な話にはならない。正直に言って、この5回のなかではいちばん自分の読みかたとはズレを感じることになったが、しかし、今日までに読みなおすことができていれば、その感じかたはまた変わっただろうか。考えが行ったりきたりするという寸志さんの指摘があったが、それは、考えの軌跡に忠実に書きたい、あるいは語りたいということではないのか。小三治のマクラについても、マクラと呼んではいるものの、随談と理解するべきものではないのか。談志批判と捉えている箇所にも疑問を感じたが、もちろん、志ら玉さん、寸志さんは、兄弟弟子の距離感というものをわかっているだろうから、そういうものかなあと思いながら聴いたのだが。この本の内容から離れた、その後の小三治の立場の変化について、志ん朝、談志がいなくなったことにより、小三治が特別な存在になったという点には大いにうなずいた。21時前に終演。

◇ テレビ・雑誌・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」は放送開始2周年、2周年記念スペシャルゲストにシソンヌ長谷川が登場した。ヒコロヒーは長谷川の奥さんとも仲がよく、長谷川の家に遊びに行く間柄なんだ。テレビを見ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」に「タモリ俱楽部」最終回特集があり、玉袋筋太郎、ホリプロの南田マネージャー、安齋肇のインタビューが載っていた。じつに絶妙な人選。

 Spotify で、坂本龍一の曲を聴きたく、ウィキペディアを見ながら、関連曲を聴きあさりもしていたのだが、坂本龍一が郷ひろみのアルバムをプロデュースしていたとは今まで知らなかった。1983年にリリースされた「比呂魅卿の犯罪」というアルバムだが、坂本龍一のほか、忌野清志郎、中島みゆき、矢野顕子、糸井重里らが詞曲を提供し、演奏にはYMOが参加している。

 そういえばと思い、たけしの公式サイトからは坂本龍一へのコメントも読んだ。深夜1時頃に眠る。


2023年1月28日土曜日

1月28日土曜日/ラジオは悼む

◇ ラジオ・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ラジオをつけ、「木梨の会」を寝ながら聴いていた。ブログの更新をしなければと手をつけるが、途中までしか書けない。午前中は「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴いた。今日はなぜか、11時までの短縮放送だった。「常連さん」は談笑師匠。午後は文化放送に切り替え、「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。そのあとのゲストのコーナーには、「スマホ脳」の翻訳者、久山葉子が登場した。

 午後に近所の郵便ポストまで投函に行った以外は、今日は外出せず、録画しているテレビ番組を片づけていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「俺流顔面ストッキングコーデ」という企画。空気階段とモグライダーが、顔面に映えるストッキング選びをする。モグライダーはこの番組には初登場。進行役は大島由香里。木曜の「アメトーーク!」は「大阪NSC11期芸人」。中川家、陣内智則、ケンドーコバヤシ、ユウキロック、野々村友紀子、ハリウッドザコシショウというメンバー。スタジオには、たむらけんじのパネルも置かれた。ザコシショウがケンコバに憧れていたなど、今では見えにくい関係性が面白い。木曜深夜の「ぺこぱポジティブNEWS」では、松陰寺が、府中のコミュニティFMで放送されている「刑務所ラジオ」を取材する。スタジオにはゴルゴ松本が出演。ゴルゴ松本の「命の授業」というのは武田鉄矢と同じで、学術的には問題があるのだが、まあ、これはなぞかけみたいなものだ。

 Spotify で聴いている「大竹まこと ゴールデンラジオ!」、昨日金曜は藤井青銅がゲストだった。ラジオの話から始まるが、大竹まことがたけしの代打で「オールナイトニッポン」をやったときは、三木聡と一緒にトークのネタを考えていたのだな。新刊「国会話法の正体」が面白そう。「「日本の伝統」の正体」も面白かったが、こういう内容のものこそ、専門的な本とは別に、平易な文章で広く読者に届けることに意味があるだろう。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」をようやく聴くと、まず、チャーリー宮毛が高橋幸宏を追悼し、YMOの「Tighten Up」をかけていた。小野瀬雅生のコーナーではジェフ・ベックの曲をかける。横山剣さんはキャロルとサディスティック・ミカ・バンドの関係を語り、矢沢の日比谷野音のライブではサディスティック・ミカ・バンドがバッキングを務めたという、そのライブを興奮気味に語っていた。ここで選んだ曲はYMOの「中国女」だったが、最後にもう1曲、高橋幸宏が歌う童謡「シャボン玉」をかけた。番組のブログでオンエア楽曲を確認すると、「にほんのうた」というアルバムに収録されているようだが、これは Spotify にもなかった。

 先週日曜の「Daisy Holiday!」も、聴きながら眠ってしまったので、改めて聴きなおした。オンエアするのは高橋幸宏の曲ばかり。細野晴臣がYMOでいちばん思い入れのあるアルバムは「BGM」だというのも知らなかったことだが、幸宏の最高傑作と紹介し、「カムフラージュ」をかけていた。

 ラジオを聴きながら、ブログをようやく更新する。大量の写真をアップするのにとても時間を食った。メルカリでトラブルが発生し、その対応にも追われる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。溝口健二の「西鶴一代女」を観た。溝口健二の作品を観るのは初めてじゃないだろうか。2時間超えの映画、中盤から眠くなり、終盤は朦朧としながら観ていた。深夜0時前には眠る。


2023年1月16日月曜日

1月16日月曜日/外出しない

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・映画

 朝、眠気も覚めないまま、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の「お笑い向上委員会」には、岡野陽一、相席スタート山添、鈴木もぐら、ザ・マミィ酒井の「金借りスクワッド」が登場。上手ひな壇には、HG、スギちゃんらが座る。昨夜の「ガキの使い」は、ザ・マミィ酒井の「七変化」。「おかべろ」は中川家がゲスト。岡村と即興コントもあり、なんと、次週に延長される。1月3日に放送された「ゴッドタン」の「マジ歌選手権」もようやく観た。この企画、毎年録画はしているが、あんまり好きではない。毎年、劇団ひとりだけが異常に面白い。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊ポスト」をぱらぱらと読んでいたら、「YMO」という文字が目に留まり、衆議院議員の村上誠一郎のインタビューだったのだが、YMOとはなにかと思えば、山口那津男、村上誠一郎、岡田克也で「YMO」だって。大学の同期3人なんだそうで、政党を超えて、定期的に会って話し合っているのだという。「笑点」の新レギュラーに蝶花楼桃花が急浮上との記事もあり、「笑点」の収録がある土曜のスケジュールが不自然に空白になっているのだという。たけしの連載はウエストランドについて語っていた。

 「週刊プレイボーイ」では、「どうする家康」に合わせて徳川埋蔵金の特集があり、これはじつに馬鹿馬鹿しい。オール巨人の連載では、漫才の締めの言葉についての考察がされていた。阪神巨人の漫才は「もうええわ」とは言わないと指摘されたそうで、そこで初めて気がついたが、阪神巨人の漫才はほとんどが阪神の「ええかげんにせえ」で締められているということが語られている。「阪神君に聞いてみないとわからないけど、阪神君も試行錯誤したんかなあ。でも、僕らの漫才に「もうええわ」はちょっと言葉が強い気がします。「もうええわ」って、言い合う漫才の締めくくり方じゃないですか。」「そこへいくと「ええかげんにせえ」は、もうちょっとソフトだと思います。僕らの漫才って、ケンカにはなっていないんです。どちらかというとふたりで遊んでいる感覚に近い。だからそれくらいがちょうどいいんだと思います。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでいきなり情報解禁があり、志の輔、談春、志らくの3人がそろう落語会を明治座で開催するとのこと。これはチケットを買えるのかどうか。高橋幸宏にも触れられ、そういえば、松本明子は「電波少年」で、YMO再生の会見に突撃していたのだった。12時台は、みうらじゅんがゲスト。マドロスについて、そして、年末に発表された「みうらじゅん賞」の話題があり、最後は恒例の「2023年に流行るものベスト3」が発表される。3位は今年もマドロス、2位はオヒョウ(魚)、1位は「コロナ画」。コロナ禍にこつこつと、100枚以上の絵を描いていたというのだから驚く。思いがけず、ちょっと感動させられた。

 午後、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。ゲストは小山明子。コロナで講演の仕事がなくなり、経済的な不安から、2年前に鬱病になっていたという話をしていた。ツイッターを覗いてみると、水道橋博士が議員辞職願を届け出とのニュース。

 今日は近所の郵便ポストまで投函に行った以外は外出せず、聴きそびれていたラジオ番組を聴きながら、ブログの更新をする。そんなことをやっていたら、あっという間に夕方になってしまった。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。セシル・B・デミルの「大平原」を観た。1939年の映画。列車がインディアンに襲撃される場面は映画の勉強だな。それから、深夜には部屋で読書をする。もう1月も半月が過ぎてしまっているというのに、今年に入ってから、まだ2冊しか読めていない。テレビを観る量が多いのと、そうなってしまうのは、あまり外出せずに家にばかりいるせいだ。ちょっと外で読書をしてくるとなると多少は金もかかり、それも惜しいくらいに新年から余裕がない。

2023年1月15日日曜日

1月15日日曜日/財産

◇ 訃報

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、いったん眠りなおす。ツイッターを覗いてみたら、高橋幸宏の訃報を目にした。70歳。深夜2時台には訃報が出ていたようだが、10時近くなるまで知らなかった。この時点ではまだ、大手メディアによるツイートはないようだ。ああ。けして熱心なファンだったわけではないのだが。YMOに関してはずっと聴きそびれてきたという思いがあって、サブスク時代になってからようやくアルバムをひととおり聴いたが、世代的に、自分が音楽を聴くようになった90年代というのは、高橋幸宏の経歴を見てみるとどうやら穴のような時期で、スカパラとコラボの曲を出したりはしていたが、音楽よりもむしろ、「AXEL」(テレビ朝日)の司会であったり、竹中直人の番組でコントをしていたりというすがたに親しんでいたような気がする。しかし、それでも、「WIRE」ではスケッチ・ショウの、「ワールド・ハピネス」ではヒューマン・オーディオ・スポンジのライブを観ているのだから、これは大きな財産だ。

◇ テレビ・ラジオ・映画

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、ウエストランドがスタジオに初登場のほか、成田悠輔、福田麻貴、ゆうちゃみといった顔ぶれ。井口の顔つきが少し凛々しくなってきたように感じられる。番組終盤にはウエストランドの特集があり、井口のお母さんが地元の岡山からレポートし、そのあとにも、スタジオと生中継でつないだ。VTRには、ウエストランドの恩人として、K-PRO代表の児島気奈も登場した。「ワイドナショー」には、なんと、今田耕司が再登場。そのほか、田村淳、ウエンツ瑛士、豊崎由里絵という顔ぶれ。ガーシーが脅迫容疑で家宅捜索されたとのニュースがあり、ガーシーと田村淳の関係をここで初めて詳しく知れた。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は喰始がゲストで、面白い話をたくさんしていた。爆笑問題のふたりが学生時代、渋谷のショーパブでバイトしたときに厨房にいたのが梅垣義明と吹越満で、この関係を知らなかったが、ショーパブのネタの稽古をするのに、WAHAHA本舗の祐天寺の稽古場を使わせてもらっていたという。太田が、WAHAHA のあのアンダーグラウンドからテレビスターが生まれるとは思わなかったでしょうというようなことを言うと、喰始は「そりゃあ、おふたりだって一緒でしょう。」と返す。その当時、佐藤正宏や村松利史、作家の加藤芳一らと、太田は「俺らテレビに向いてないんでしょうねえ」と話していたという。

 夜になってから、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。アマゾンプライムで映画を1本。キャプラの「スミス都へ行く」を観た。つまらないわけではなかったが、眠くなり、何度か巻き戻して観なおした。2時間を超える映画だが、これはまた改めて観なおす価値のある映画。まぬけなもので、観終わったら眠気がおさまった。今日はブログの更新をふたつ。深夜3時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...