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2024年4月28日日曜日

4月28日日曜日/歌舞伎町の大お練り

◇ 新宿

 早朝から眠るが、録画残量を空ける必要があり、朝っぱらから数年前のテレビ番組を確認しては消去していく作業。録画残量が確保できたら、あとはラジオをつけておく。今日は午前中から都内に。暑くなり、今季初めて半袖のTシャツで出る。パーカーはカバンのなかに入れていく。ゴールデンウィークのため、電車は混雑し、遅延もしていた。横浜から東横線に乗り、副都心線の新宿三丁目まで。

 歌舞伎町で開催される「大歌舞伎祭」の大お練りを見物するためにわざわざ新宿までやってきた。13時にモア4番街をスタートするのだが、だいぶもたついてしまい、到着したときにはもう13時になる直前だった。モア4番街というのがよくわからないから、これは事前に場所を確認しておいた。新宿三丁目駅から地下を通り、紀伊国屋から外に出たが、通りひとつ手前までは意外と平穏だ。つぎの通りに行ってみると、ひとだかりができている。柵が並べられ、歌舞伎役者ののぼりが立っている。黒いTシャツのたくさんのスタッフたちの向こうには、お練りの一行が人力車に乗ってスタンバイしていた。中村七之助のすがたを見つけた。すでに始まる時間だ。お練りの一行が動き始める。先頭にまわり込むと、「大お練り」と書かれた幕が掲げられたあとにはスーツ姿のどうやらお偉いさんたち、そのあとには神楽坂の芸妓衆、木遣りが続く。そして、人力車に乗った役者たち、勘九郎、七之助、虎之介、勘九郎の息子の勘太郎、長三郎、最後に鶴松が通っていく。歌舞伎町にはまっすぐに向かわず、まずは逆方向に進み、アルタ前を通り、今度はモア2番街を戻ってくる。また先まわりして、写真を撮りながら追いかけていくが、モア2番街は見物できるスペースが片側にしか設けられておらず、写真を撮るには逆光になってしまうがしかたがない。お練りは靖国通りの横断歩道を渡り、歌舞伎町に進んでいく。モア2番街からそのまま追いかけていくと、反対側には永久に移れなくなってしまった。しかし、歌舞伎町に入っていくとだいぶ日陰になり、わりあい、いい写真を撮ることができた。

 TOHOシネマズの前を左に曲がり、かつての噴水広場、歌舞伎町タワーの前にステージが作られている。お練りの一行が舞台あいさつをする。それまでは少し時間があり、観やすいようにステージの上手側で待ちかまえていたら、始まるとここには幕が張られるという案内があり、中央に移動するはめになった。柵が並べられているため、いったん最後方まで下がってからステージ正面に入っていく。見物客とステージのあいだにはカメラをかまえる報道陣たちが陣取っている。そもそもこの催しは一般客よりもメディア向けのものなんだよな。日差しがやや強くなり、歌舞伎ファンのお婆さんたちが日傘を差し始め、これじゃあステージが見えないんじゃないかと思ったが、始まる時間になったら日傘を閉じてくれた。さすがは慣れたお客さんたちで、マナーがしっかりしている。司会の女性アナウンサーからも日傘を閉じるようにアナウンスがあった。ステージは遠いが、ステージの上方、歌舞伎町タワーにはでっかいモニターがあり、ステージの様子はそこにも映し出される。舞台あいさつは実行委員長と新宿区長から始まり、役者たちもひとりずつ、マイクをもった。長三郎があいさつをすると、かわいいの声が飛んだ。長三郎は人気者。ほんと、かわいい。

 舞台あいさつを最後まで見物して、ひとまず、昼食にする。歌舞伎町の飲食店の値段がやたらと高くなっているのはインバウンドの影響か、こんなところではなにも食えないと思い、新大久保方面に歩いていく。なか卯に入り、いか明太丼とはいからうどんのセットを食べた。830円。

 再び、歌舞伎町タワーに戻り、今度は松竹芸能のステージを観る。歌舞伎とはなんの関係もないお笑いのライブ。出演は、駆け抜けて軽トラ、オジンオズボーン篠宮、安田大サーカス。インスタの投稿をしていたらもたついてしまい、戻ったときには、駆け抜けて軽トラがもうコントを始めていた。このライブではさっきの舞台あいさつのときのような柵はなく、ステージの前を開放していたから近くで観ることができた。篠宮のネタの最中に、舞台袖にクロちゃんのすがたが見える。安田大サーカスが出てくると、通りすがりのひとたちの反応もあって楽しい。3組のネタのあと、最後にクイズコーナーがあった。歌舞伎のクイズを出すのだが、誰も歌舞伎のことをろくに知らない。団長にはここでこそ、香川照之のものまねをやってもらいたかったな。

 新宿西口のブックオフに寄り、220円の文庫本を2冊買っていく。地下を通り、新宿三丁目に歩く。靖国通りのブックオフにも寄り、こちらでは 220円の単行本を1冊だけ買った。新宿三丁目駅から副都心線、東横線直通の各停に乗り、眠りながら帰ってきた。

 電車内で、嵐山光三郎「「世間」心得帖」を読み終えた。2021年刊、ちくま文庫。「週刊朝日」の連載エッセイに大幅に加筆し、再構成した文庫オリジナル作品と書いてある。「週刊朝日」の「コンセント抜いたか」は連載中にはあまり読んでいなかったが、かなりの長期連載だった。どれだけ単行本化、文庫化されているのか、さっぱり把握できないな。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭に登場した三谷幸喜はメガネをかけておらず、髪を分けている。コロナになった安住の代わりをやろうとして目張りを入れていた。そのあとに、サッカー場の観客席の急病人にキーパーが気がついたというニュースをやっていたが、入場する選手たちのなかに小島よしおが混じっていて、番組上はそこにはなにも触れないのが妙だった。昨夜は裏番組が「心はロンリー」だったが、こっちもまるで「心はロンリー」のようだ。それから、宮沢博行議員の辞職の話題。このひと、49歳だって。同い年か。「記憶にございます」って、ちょっとふざけて言ってるよな。そのあとにやっていたボディシェアリングという技術の特集には興味が湧いた。玉城絵美という40歳の研究者。つぎの特集の「チーム友達」というのはまったく知らなかったが、元KOHHの千葉雄喜の曲なのだ。民放初、千葉雄喜の直撃取材が行われる。

 今朝の「サンデージャポン」には、佐々木久美、みちょぱ、成田悠輔らが出演。大谷翔平の話題から始まり、それから、宮沢博行のパパ活スキャンダルの話題。このひとは馬鹿馬鹿しくていいな。そのあとには自民党の裏金問題や、有名人のなりすまし広告の問題を扱っていたが、泉房穂のVTRの最中に、宮沢博行の囲み取材の中継が入る。サンジャポジャーナリストがすぐ横に陣取っていた。

 今朝の「ワイドナショー」には、今田耕司、ウエンツ瑛士、オズワルド伊藤、神田愛花が出演。こちらでもパパ活の宮沢博行の話題。ウエンツが、ワイドショーやこの番組で扱うのはわかるが、報道で大きく扱われていることには違和感があると語る。「この内容とそのニュースの大きさってまったく比例してないなっていうか。これ、そんなに…。めっちゃ面白いとは思うんです。なんでもしゃべってくれるし、ぜんぶ素直に…。(略)でも今、やらなきゃいけないニュースめちゃくちゃあるなか、これが大々的にやってるのは、僕はすごい気になりましたね。」

2022年11月28日月曜日

11月28日金曜日/花園神社の見世物小屋


◇ 新宿

 朝から都内に。ようやく空気が冷たくなった。新宿に向かうのに小田急線を使ったが、寝過ごしてしまい、乗り換えに失敗したら、20分も待つはめになった。こんなに運行本数が少なかったかな。昼は歌舞伎町、中華食堂一番館に入り、ランチメニューの豚生姜焼き定食を食べた。500円。安い。すぐ近くのマクドナルドに入り、ひと休み。

 夕方になってから、酉の市の花園神社に向かった。歌舞伎町を横切り、ゴールデン街の入り口までやってくると、靖国通り沿いには露店が並んでいる。いったん、道路の向かいに渡り、ドラッグストアで飲みものを買っておく。花園神社の見世物小屋が4年ぶりに復活、その最終日にうまい具合に新宿にやってくる用ができたので、これは寄らないわけにはいかない。先週水曜の「ビバリー昼ズ」を聴いていたら、なぜかこの見世物小屋の告知があり、その告知を聴かなければ知らなかった。見世物小屋といっても、ゴキブリコンビナートによる公演だから、ゴキブリコンビナートのツイッターを見て情報を確認すると、開始の時間ははっきりとはわからず、その日の客足によって、お祭りの事務所が決めるという。今日もツイッターをチェックしていたが、すでにスタートしているというツイートが14時には出ていた。日が暮れかけている時間、靖国通り側から花園神社に入り、酉の市のお客でにぎわうなかをぐるっとまわり、大鳥居のほうから入りなおすと、左側にそのテント小屋は作られていた。花園神社では観たことがなかったが、以前、靖国神社のみたままつりで、このゴキブリコンビナートの見世物小屋は観たことがあるので、だいたいの様子はわかっている。外観の写真を撮ってから、躊躇なく、小屋のなかに入ってみると、一応、なかにはステージのようなものがあり、その正面には土が斜めに盛られていて、われわれ、客はそこに立って出し物を観るというかたち。入ったときにはちょうど、司会をする太った男に紹介され、ホッチキスを顔にとめるOLというのが登場した。新しい客がどんどん入ってくるので、先にいる客は少しずつ右に詰めていくことになる。続いては、もぐら人間というのが登場し、虫を食べる。つぎは串刺し男。このひとは、ゴキブリコンビナートの主宰のDr.エクアドルだ。頬に刺した串にロープを引っかけ、台車を引っ張ってみせる。続いては、野人というのが4名登場し、ドライアイスを食べたり、扇風機を舌で止めたりしてみせたが、しかし、これはただの若い男たちが、汚ないかっこうをして無茶をしているだけだ。続いては、インドの女。鼻に鎖を通し、水の入ったバケツの把手に鎖を通してもちあげたり、あるいは、ロウソクの火をくちのなかに入れ、消してみせたりなどした。このあとには最初のOLがまた現れ、出し物はここで一巡した。くり返し観るようなものでもなく、もうこのころには小屋のいちばん右端まで押されていた。最後に出口で、800円を払う。







 花園神社を出て、すぐ近くのベローチェに入り、ひと休み。読書をしていて、ふと気がつくと、すぐ目の前の席に新宿タイガーが座っていた。磨りガラス越しではあったが、磨りガラス越しにもわかる派手なかっこうで、ガラスの上からは虎のお面が覗いていた。新宿タイガーはひとりではなく、高齢のおじさん、おばさんたちと一緒に談笑していた。ツイッターを覗いてみると、「M-1」のワイルドカードは金属バットという結果になったようだ。たけしが崔洋一監督の訃報にコメントを出したことも知る。


 ベローチェを出て、靖国通りのブックオフに寄っていく。220円の単行本を4冊買う。ローソンストア100 に寄り、パンを買って歩きながら食べた。新宿西口のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊買う。代々木のブックオフにも寄るが、この店は110円の文庫の棚がなく、代わりに、半額の文庫の棚になっている。金額はばらばらで、最低額は55円なのだが、おおむね安くない。220円の雑誌を1冊だけ、「文藝春秋」の最新号を買った。

 帰りの電車内で、「赤塚不二夫の「バカ」に学ぶ」を読み終えた。2015年刊、Pヴァイン。「ele-king books」の一冊。赤塚不二夫の周辺のひとびとのインタビュー集。高平哲郎、三上寛、坂田明、奥成達、足立正生、山下洋輔、最後は赤塚りえ子と三田格の対談。編集は野田努。それぞれのインタビュアーが書いてないのだが、インタビュアーも野田努なのだろうか。新しく知ることはあまりなかったが、読んでいてあたまが熱くなる本だった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・伍代夏子)を観て、それから、「キョコロヒー」はオンタイムで観てしまう。「RRR」の主演男優ふたりがVTR出演。テレビを観ながらオンライン将棋を指し、深夜1時過ぎに眠る。

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...