2004年5月1日土曜日

2004年5月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年5月1日

友人七回忌のため、愛知県刈谷へ。しみずまなぶとふたり、鈍行で。
あちらへ着くといつも、妙な感覚に陥る。こんな出来事がなければ、この土地には生涯来なかったかもしれないのだ。
毎度のことながら、大ご馳走をいただく。後輩の結婚を知る。ひと晩、泊まる。

 2004年5月2日

刈谷から、帰りもしみずと、鈍行で。
車中、長井秀和「間違いないっ!」読了。
横浜西口、「濱虎」で塩ラーメン。美味い。
駅前でしみずと別れ、帰宅。

 2004年5月3日

自宅不在のあいだに溜まったビデオを。多さにうんざりする。
「両国フィーバー」チラシ作成。出来が悪く、ボツに。

 2004年5月4日

新宿へ。
ディスクユニオンで中古CD。ガレージシャンソンショー、河内家菊水丸、雪村いづみ+キャラメルママ。
ロフトプラスワン「コメクラキンショー」。前半、スネークマンショーの歴史。「羊」のコーナー挟み、後半、桑原茂一の現在。だらだらした内容で、物足りなかった。

 2004年5月5日

バイト。
テレビ。UAの「ドレミノテレビ」、再放送で初めて観る。子どもが喜ぶ内容とは思わないが、まったくすごいメンツ。

 2004年5月6日

足の裏をケガ。バイトを休む。
終日、テレビと読書。
「ダウンタウンDX」に小朝。伊集院光も出ていたが、期待したほどの話はなし。
「両国フィーバー」出演依頼、メールで。1名、OKもらう。
夜中、チラシ作成。

 2004年5月7日

足が痛いがバイトへ。
帰る前に靴下を脱いだら血だらけ。靴も汚れる。

 2004年5月8日

バイト残業1時間。
「キル・ビルVol.2」を観ようと思い、横浜シネマリンへ行くが、何故か「ロスト・イン・トランスレーション」が上映中。「ぴあ」の情報が間違っていた。珍しい。無論、観ないであとにする。
関内、ガスト。親子丼、かき揚げうどん。
「両国フィーバー」チラシ作成。完成。
テレビ。「誰でもピカソ」市川海老蔵。たけしとの関係は初めて知った。

 2004年5月9日

このホームページ、今日から始めました。
よって、昨日以前の日記はさかのぼって書いたわけです。
いきなり始めてみたもので、わからないことだらけだ。
少しづつ整えていくことにしよう。

ラジオ。「伊集院光 日曜日の秘密基地」いとうせいこう。電話嫌いとは知らなかった。「空飛ぶ雲の上団五郎一座」の日替りゲストのメンバーを初めて知る。
テレビ。「トップランナー」庵野秀明。

★2022年注:この日から始めたということをすっかり忘れていた。「ホームページ」と書いてあるけど、楽天はこの時点ではまだ「ブログ」という言葉を使っていなかった。

 2004年5月10日

休み。
午前中、過去の日記に取り組む。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」。高田文夫が審査員長の「お笑いホープ大賞」、アンガールズの優勝を知る。高田センセイ的には不本意。ゲスト・みうらじゅん。
立ち読み。「ぴあ」の情報、ちゃんと直っていた。
某文具店でチラシコピー。1枚5円で500枚。しかし、仕上がりが若干薄い。町の文具屋は非力。あきらめる。
関内、吉野家。角煮きのこ丼。隣りのベローチェで時間つぶし。

夜、横浜にぎわい座「談志不完全落語会」。
開演10分前に入場したら、家元がもうしゃべっていた。なぜだ。遅れることはあっても、早く始めるとは。
おそらく時事問題についてしゃべっていた。管直人とか。
それから、「笑い」について。哲学的な話題。
そして、いつものジョークあれこれ。
「慶安太平記」。
‐仲入り‐
なんと志の輔、普段着で。あいさつ的に軽く漫談。
家元再び。「小言」について。伝説の「しゃべり場」の話も。
「小言幸兵衛」。ギャグ盛りだくさん。特に後半の展開がすごい。
おみやげに「落語チャンチャカチャン」。

らく塾生、2名に会う。「両国フィーバー」出演承諾得る。
帰宅するなり、明け方までホームページをいじる。きりがない。

 2004年5月11日

バイト。
終わって、お江戸日本橋亭へ直行。
東京駅から歩く。1回しかきたことがないので、迷ってしまった。行ったり来たりしつつ、記憶をたどり、なんとか到着。
「立川流2000年同期の会」。
チラシを折り込ませてもらおうと、開場時間よりずっと早くくる。楽屋口から志らべさんを訪ねる。
うっかり、持っているチラシをすべて渡してしまった。半分はあまる。失敗。
開場まで、近くのドトールに。
会場に戻り、客席へ。しみずまなぶもくる。
まず同期3人、ブラ汁さん、らく次さん、志らべさん、普段着で登場。トーク。ジャンケンで順番決め。
開口一番、風吉さん「転失気」。初めて観る。素直な芸。
らく次さん「ろくろ首」、ブラ汁さん「蝦蟇の油」、志らべさん「天災」。
志の八さんがくるかも、ということだったが、事務所の押し入れの整理が忙しく、結局、これず。
終演後、あまったチラシのことをおそるおそる訊ねると、風吉さんが楽屋からもってきてくれた。ゴミ箱に捨てられていたようで、四半分に折り曲げたあとがあった。嗚呼。
八重洲、白木屋。しみずと。ひさしぶりに酒を飲んだ。カルピスサワーだけど。
東京駅で別れる。

岩波文庫「カフカ短篇集」、読了。
今夜もホームページをいじる。やはり、きりがない。
アクセス記録のなかに、佐藤ろまん氏を見つけて驚く。

 2004年5月12日

前日のアクセス数、「映画・TV」で50位に入ってる!

バイト。
「TVブロス」。巻頭で松尾スズキ、巻末で太田光が、くしくもイラク人質問題について書いている。ともに自己責任論に対して批判的。深刻なトーンの太田に対し、松尾スズキはちゃんと茶化すバランス感覚をもっている。太田光、「サンデージャポン」では何も言わないのにな。
立ち読み。「SPA!」。「バカサイ」の人質人気投票はぜんぜん面白くないと思う。
テレビ。「徹子の部屋」近藤芳正。元「キムチ倶楽部」だとは知らなかった。

 2004年5月13日

アクセス数、さっそく落ちている。気を抜いたらだめだ。

バイト。
伊勢佐木町。さぬきこまち。びしょびしょの手でおつりを渡される。
某漫画喫茶。HP、いじる。
ワーナーマイカルみなとみらい。レイトショーで「キル・ビルVol.2」。またもや、面白さの記号で満ちあふれている。「1」ほどの興奮はなかったが、やっぱり好きだ。はぐらかしかたがいい。エンドクレジットにもしびれた。

 2004年5月14日

バイト。
「Quick Japan」と、宮崎吐夢のDVDブック、購入。
テレビ。「大当り勘九郎劇場」。ゲスト、和田アキ子。自らを偽善者と言いきる和田アキ子のすごみ。後半から談志師匠も加わる。落語と歌舞伎の「文七元結」の映像、少しずつ。
「虎の門」。こちトラ自腹じゃ「キル・ビルVol.2」。井筒監督かと思って楽しみにしていたのに、代打で江川達也。まあ、そりゃそうだな。

 2004年5月15日

休み。
goo で「老後にそなえて」を検索したらトップに出た。
本当に老後にそなえたいかた、ごめんなさい。

テレビ。「笑いの金メダル」。決勝はロバートとエレキコミック。勝者はエレキコミック。笑いの量に差が出たのはけしてわかりやすさの差ではあるまい。
「エンタの神様」。この番組が漫才師に漫才をやらせない理由がよくわからないが、アンタッチャブルにかぎってはコントでも良いと思う。
「オンエアバトル」。ネゴシックス、初登場500越え。村田渚を連想。

 2004年5月16日

アクセス数、43位にランクイン。あと、7回のアクセスで山口良一に並んだのに。我々「普通の子」が上位に食い込むのはなかなか難しい。

休み。そうじ。
テレビ。「ETV特集」フォークであること。高田渡と高石ともやを追った番組。高田渡、もはや志ん生の域。
舞台中継「沢田・志村の『さあ、殺せ!』」。作・演出、久世光彦。コント部分にかぎっていえば、ドリフよりも乾いた印象。マルクス兄弟の鏡のコントもあり。物語はともかく、歌とコントだけは楽しい。

 2004年5月17日

バイト。
DVDブック、宮崎吐夢「今夜で店じまい」。おもに、音声だけのコントと河井克夫の絵の組み合わせ。スネークマンショー的というか「新しい単位」的というか。面白いけど、全体的に理性的すぎる気もする。エンドテーマが「東京は夜の七時」そのままなのはウケた。

 2004年5月18日

バイト。
野毛、なか卯。ガーリック鶏塩丼。写真と肉の大きさが違う。
伊勢佐木町、ベローチェ。時間つぶし。
金券ショップで券を買い、横浜ニューテアトル「CASSHERN」。
すでに悪評をさんざん聞いているので、優しい気持ちで観るが、思ったよりもぜんぜんマシ。アニメの実写化というより、実写風のアニメみたいな印象。
アニメやマンガやゲームに対し、まるで映画を観ているかのようだという褒め言葉があるのは、マンガ文化が抱える映画コンプレックスだ。

テレビ。「さんま御殿」。神田山陽、笑い飯、初登場。どちらも、どこか居心地悪そう。
ラジオ。「TR2」初めて聴く。

 2004年5月19日

バイト。
桜木町、ユニクロ。Tシャツ購入。
永田町へ。マックで時間つぶし。

国立演芸場「志らくのピン」。大林宣彦プロデュース。
前座、志らべさん「二人旅」。志らく師「青菜」「佃祭」。仲入り後、「かぼちゃ屋」。シネマ落語は、大林監督の「あした」+「駅馬車」。
客席中央に「あした」の出演俳優、高橋かおり、峰岸徹、根岸季衣ら。演芸場には不思議な光景。

小澤征爾「ボクの音楽武者修行」読了。
近所のコンビニで村上隆の食玩。売っているのを初めて見たもので、1個衝動買い。
テレビ。「徹子の部屋」古今亭円菊。手話落語「長短」、少し披露。

 2004年5月20日

バイト、残業1時間。
横浜西口、レコファン。中古CD。倉橋ヨエコ2枚、コミックソングのコンピ。
倉橋ヨエコ「婦人用」「モダンガール」。楽しい。昭和歌謡の文脈で紹介されているのをよく目にしたが、ちゃんと聴いたら矢野顕子みたいな感じも。
コロムビア「昭和コミックソング大行進」。収録曲にはだぶって持っているものも多いが、「きたかチョーさんまってたドン」を聴きたくて買った。作詞・高平哲郎、作曲・細野晴臣! 僕が子どものころの「いいとも」にはもっとキワモノ感があった。そういえば、金田一春彦がレギュラーだったこともあったな。

 2004年5月21日

バイト。
テレビ。「笑いの金メダル」。ペナルティとビッキーズの決勝戦、僅差でペナルティが優勝。ベタが強い回か。ああいう動きまわるネタだと、会場の客と視聴者では盛りあがりに差が出る。ペナルティは吉本だけど、浅井企画のほうがなんだかしっくりくる。ヒロシも面白い。
「虎の門」うんちく王、ゴールデン舞台裏。つくづくすごい。
「さんまのまんま」品川庄司。

 2004年5月22日

休み。午後から有楽町へ。
よみうりホール「文夫クン祭り」、「ラジオビバリー昼ズ」15周年記念イベント。
ロビーで高田文夫の新刊購入。サイン、ポスター付き。
8分遅れでスタート。VTRで前説は鶴瓶師匠。ケータイなど、諸注意。
さっそく、レギュラー陣総登場。順に、永田杏子、乾貴美子、山本まゆ子、増田みのり、清水ミチコ、東貴博、春風亭昇太、松村邦洋、そして高田文夫が燕尾服で。続いて過去のレギュラー、早坂好恵、大東めぐみ、せがわきり、春風亭勢朝、登場。
第1部、松村邦洋進行でスライドショー。メンバー全員雛壇に座り、ベストテン形式で番組の歴史を彩る写真をあれこれ見ながらトーク。北野大も加わる。
協賛のニュータッチCM録音。清水ミチコの指揮のもと、観客全員で「♪うまいヌードル、ニュータッチ!」。
お祝いVTR。のいるこいる、綾小路“セロニアス”翔。団長の指揮のもと、拍手、昇太コールの練習。
第2部、歌謡ショー。
昇太withビバリーズエンジェル「A列車で行こう」で幕開け。昇太のトロンボーンと現アシスタント陣の歌。
総合司会、ローカル岡、登場。
松村邦洋「巨人の星」。長嶋、達川、川藤、西本、野村、掛布、貴闘力で。
北野大「見上げてごらん夜の星を」。
松本明子「この恋いけませんか」。初代アシスタント、ここで登場。バックでカラオケビデオが流れる。高田文夫と小トーク。
小瀧詠一「冷麺で恋をして」。小瀧こと東、2階席から派手に登場。若旦那つながりで、某国の若旦那と見られる男に似た男から花束贈呈。
いっこく堂「傷だらけの私鉄沿線」。
なぜか結果発表。審査員は2階席正面のうえやなぎまさひこ。優勝は小瀧詠一。
休憩挟んで第3部、ビバリーの歌姫。
ACT1、清水ミチコ。
ユーミンで「ビバリー」テーマ曲。ものまねで「さっちゃん」替え歌。美輪明宏で「愛の讃歌」替え歌。綾戸智絵で「テネシーワルツ」。シンガーソングライター作曲法、森山家の一族。ものまね、歌姫メドレー。
お祝いVTR。氷川きよし、都はるみ。都はるみは歌も。
ACT2、大西ユカリと新世界。
大西ユカリ、ホットパンツにグラサンにアフロ。しかし、ゴーキャッツなしは残念。
「好きな気持ち」「幸せのあと」「真夜中に聴いた歌」「That Lucky Old Sun」の4曲。ちょっと地味め、時間が短い。客もノリ悪い。ここはアウェイだから、派手にやって欲しかった。
アンコール、高田文夫、氣志團仕様の学ラン姿で。歴代アシスタントと「銀座の恋の物語」。当然だけど、大西ユカリの歌唱力が圧倒的。
3時間のライブのラスト、出演者全員がステージ上へ。「好きな気持ち」別アレンジで派手に盛り上がる。踊るローカル岡。三本締めで終了。
10周年のときより、ゆるゆるな内容。
おみやげにニュータッチ2個と缶バッジ。

テレビ。「エンタの神様」。いつもここから、新ネタ「偉そうなのに」。リズムが悪く、面白くない。ネタをリピートすることでリズムを産み出す得意パターンを、このネタではやめた。

 2004年5月23日

休み。肌寒い。
テレビ。「サンデージャポン」で北朝鮮のニュースを確認。

夜、渋谷から青山へ。
青山CAY「intoxicate」。タワレコ、「musee」のイベント。
階段を降りたところに、談志師匠とハイロウズのポスターが。
前半、奥村愛子+安部潤。30分ほど。
後半、菊地成孔クィンテット・ライブ・ダブ。たっぷり。
初めて観る。陶酔して、立ったまま眠りそうになるが、最後に覚醒。アンコール、菊地成孔の歌にまどろむ。

「musee」。「大江戸台風族」の仕掛け人、唐茄子屋譲二の文章。今どきの落語家はオシャレで新しもの好きで普通のひとだと。あの「JUGEMU」のCDはオシャレなつもりらしい。

 2004年5月24日

バイト。異常な睡魔に襲われる。
「ピーコ伝」読了。
テレビ。「朝まで歌つるべ」。過去2回のこの番組で、フォークの良さを教わった。アルフィーなんかぜんぜん興味なかったのに、坂崎幸之助が好きになった。3回目の今回、ゲスト・山口智充。「オンバト」以降の芸人で、いちばんの成功者だろう。今どき真っ当なエンターテイナー。こういう素に近い状態も珍しい。ぐっさんのルーツを垣間見る。
「ETV特集」夏目房之介がたどる「猫」生誕百年。夏目漱石「文学論」に迫る。池田菊苗の存在が面白い。

 2004年5月25日

バイト。
新橋へ。ニュー新橋ビル。金券ショップを見てまわるが、お目当てのものはなし。
駅前で古本市。駆け足でざっと見るがなにも買わず。
歩いて有楽町。よみうりホール「東西落語研鑽会」。
ロビーで先行販売の「東京かわら版」購入。「両国フィーバー」の告知を確認。これを「六人の会」の会場で見ていることが嬉しい。
歌武蔵「胴斬り」、鶴瓶「世帯念仏」、小朝「お直し」、仲入り後、昇太「権助魚」、文枝「立ち切れ線香」。
昇太、絶好調。爆笑をさらっていった。
きていた後輩と、歩いて東京駅へ。
八重洲地下街「iL PRIMO」、ピザとペペロンチーノ。

 2004年5月26日

バイト、残業1時間半。
野毛、らんぷ亭。卵、無料サービス中だったので、つい立ち寄る。牛丼、ひさびさに食べた。350円はお得。
帰宅したら大きな封書が届いている。残念なお知らせ。

テレビ。「お笑いホープ大賞」の中継。しかし、なめた放送だ。ネタを編集して流し、挙げ句の果てには、結果はCSの完全版で放送だと。優勝はアンガールズ。そんなものは観る必要なし。
結果はある程度は納得。出場者、すっかり世代交代な印象。安心して観れたのは、ダイノジ、次長課長、三拍子。だが、新鮮味は薄い。
気になったのは、たまに映る客席。ぜんぜん笑ってないひと、下を向いたままのひとが目立つ。無料なのか、有料なのか。いずれにせよ、ゴールデンウィークにお台場に集まっちゃうようなひとたちの投票による結果には違いない。
「やりにげコージー」杉作J太郎、蒼井そら。今田・東野はダウンタウンが失ってしまったものを保持している気がする。

 2004年5月27日

バイト。気力ダウン。
伊勢佐木町、有隣堂ギャラリー。わたしの「赤い靴」展。
赤い靴をテーマにしたイラスト展。入場無料。安西水丸、スージー甘金、宇野亜喜良、本秀康、湯村輝彦、和田誠など。
帰りの電車、信じられない距離を寝過ごす。すっかり帰りが遅くなる。
立ち読み。「オブラ」。立川談志インタビュー。聞き手は吉川潮。山藤章二の、談志=ダダイスト論も。
テレビ。「夢・音楽館」大西ユカリと新世界、ハウンドドッグ。

 2004年5月28日

バイト。
めったに利用しないe+でチケット購入。e+と銀行とで、よってたかって手数料をむしり取る。5000円のチケットを買うのに、なんで 6170円も払わねばならぬのか?
イラク日本人襲撃事件、夕刊で詳細知る。橋田信介だったとは。先月の「朝生」を観ているだけに驚く。
ラジオ。「ビバリー」伊東四朗&三宅裕司。

テレビ。「笑いの金メダル」。朝日朝刊の「試写室」の“西”なる記者が「意味不明」と書いていたのは、優勝したさくらんぼブービーのことか。あれは意味を回避しているのだ。日常と非日常の反転の連続で意味を揺さぶる。テンポよく、視覚・聴覚に直接訴えるので、からだから笑える。肉体的なものなのだ。カジくんじゃないほうのひと、なかなかしたたかそうで気になる。
ホリ、大差で1回戦負けは残念。素人審査だと、巧さよりも笑いの量のほうがどうしても有利か。
「誰でもピカソ」お笑い居酒屋。友近はディテールが面白い。長時間、じっくり観てみたい。アンタッチャブル、好調。笑い飯は不発。

 2004年5月29日

休み。
伊東四朗一座、チケット取れず。落胆。学生時代の伊東四朗を見習い、大道具のふりをして潜り込んで観てやろうか。
当日券で行くつもりだった「花形演芸会」もやめてしまう。家で眠る。
テレビ。「朝まで生テレビ」。宮崎哲弥が初司会。
HP、チェック。マギー裕基さんから書き込みが!
夜、三軒茶屋へ。後輩宅。楽天でHP作らせる。

深夜、渋谷へ。club asia「申し訳ないと」というイベント。
当日券で入ろうと並んでいたら、前に並ぶ人があまったチケットを売ってくれた。4000円のところ、3000円で。とても助かる。
初めてきたイベントで様子がわからなかったが、最初のDJが、藤本美貴の曲をかけたときに歓声があがったのを見てすべてを飲み込んだ。
DJ オギぃ
DJ 掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)
ライブ JOYTOY(インリン・オブ・ジョイトイ+ヒラオカノフスキー・クラタチェンコ+坂井壱郎)
生インリン登場に場内沸く。フロアはすし詰め状態。まず2曲、衣装替えして、もう2曲。かなりな衣裳だったはずだが、腰から下がまるで見えなかった。悔しい。
インリン、ライブ。 

DJ ギュウゾウ(電撃ネットワーク)
ライブ アルファ
これがいちばん面白かった。アルファのライブが終わったあとあたりから、若干、フロアが空き始める。
DJ KEN-BO
DJ トシマツ
ライブ 大松田聖子 というそっくりさん。
DJ 宇田丸(ライムスター)
DJ ミッツィー
終盤、スペシャルゲスト、L.L.COOL.J太郎。「乳首が黒い! 乳首が黒い!」とラップする。
西寺郷太(ノーナ・リーヴス)も歌う。
朝6時まで、踊れるJ-POPをかけまくり、大塚愛「さくらんぼ」を聴きながらお開き。

 2004年5月30日

朝6時の道玄坂。ひとがあちこちから湧き出てくる。みんな、妙なテンション。カラスが多い。
再び三軒茶屋、後輩宅に。日記更新。以前から預けてあった備品をもち帰る。
しゃっくりが止まらなくなる。苦しい。
ラジオ。鶴瓶「日曜日のそれ」ゲスト、こぶ平&花緑。内容濃く、録音すべきだったと後悔。

夜、みなとみらいへ。横浜開港祭。臨港パークのイベント。
昼は暑かったが、夕方はほどよい気候。潮風が心地好い。海を背にした野外ステージ。ベイブリッジが見える。少し湿った草の上に腰を下ろし、開演を待つ。
横浜開港祭、開演前。

「JALジェッツ」のダンスステージで幕開け。JALの客室乗務員のひとたちだそうだ。15分ほど。
そしてメインアクト。クレイジーケンバンド、ライブ。
おなじみ「美人」から「いいね!横浜G30」でスタート!
「Brand New HONDA」「I LIKE SUSHI」、そして「シャリマール~プチッ!チュウ!カフェフレッソ」! 剣さん、ローカルな地名を連呼。
「パナールの島」「長者町ブルース」「肉体関係」「夜のヴィブラート」と続き、小野瀬雅生ショウ「イカ釣り船」。
「透明高速」「ABCからZまで」「発光!深夜族」「香港グランプリ」。そして、いつも通り「まっぴらロック~ゲバゲバ90秒」から100万円コールでいったん終了。
無料だし、客もリラックスしていて、まったり観ていたが、アンコールでようやく総立ちに。前へ押し寄せるので、一緒に行く。
アンコール、なんと「ファンキーモンキーベイビー」! さらに「シンデレラ」「葉山ツイスト」「GT」で終了。新曲はなしだった。
終演後、花火が。
横浜開港祭、終演後。

テレビ。「さんまのまんま」大橋巨泉。さんまは目上のひとを前にしているときのほうが面白い。

 2004年5月31日

バイト、残業1時間。

下北沢へ。本多劇場「狐狸狐狸ばなし」。
作、北條秀司。演出、ケラリーノ・サンドロヴィッチ。出演、ラサール石井、篠井英介、板尾創路、六角精児ほか。
初演を知らないので、どこがどう改作なのかはわからないが、ケラ流の導入部に、まず爆笑。
だが、もとに忠実であると思われる箇所ではトーンダウンする。ほかの客はウケていたけど、退屈した。
古典のギャグと新しいギャグが上手く溶け合わず、分離してしまっている感じがした。これは古典落語でもよくあること。
腕のあるコメディアンが集まれば面白くなるはず。ラサール石井が孤軍奮闘な印象。板尾は、本来のケラの世界のなかで観てみたい。
六角精児のセリフでやたら笑いが起こるのだが、関係者が多いのだろうか? 発売日からだいぶ経ってからチケットを買ったのだが、3列目がとれたのも不思議。

2004年4月1日木曜日

2004年4月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年4月1日

バイト。
立ち読み。「週刊文春」小林信彦。いかりや長介追悼報道について。まったくそのとおり。
横浜西口、ムービル1階、松屋。それから、ジョイフルに。友人の七回忌の文集に寄せる原稿書き。
ヨコハマシネマソサエティ「きょうのできごと」。田中麗奈主演。日常的な風景がたんたんと描かれる。心地好い時間の流れ。このなんでもなさこそが、かけがえのないものだ。
テレビ。MTVで電気グルーヴ「カフェ・ド・鬼」のPV。天久聖一のアニメ、狂気にしびれる。

 2004年4月2日

バイト。
「せりふの時代」購入。後輩の投稿作品が載っている。「空飛ぶ雲の上団五郎一座」文芸部による座談会が面白い。
桜木町、ぴおシティ地下「花壇」。引き続き、文集に寄せる原稿書き。
テレビ。松尾スズキ特番。金原ひとみとの対談もよかった。

 2004年4月3日

休み。ダビング。
リーダーに送る、5月の会のチラシ制作。上出来。

テレビ。「徹子の部屋」くりぃむしちゅー。さまぁ~ずが出演したときよりも、ずっと上手く立ちまわっている。「うんちく」をいっさい使わずにしのいだのはすごい。

 2004年4月4日

夜、国立演芸場、志らく独演会。DVDブック発売記念。
志らく師匠、三席。「道灌」「堀の内」仲入り挟んで「文七元結」。
終演後、サイン会。整理番号順に待つ客のために、志ららさんと志ら乃さんが出てきてトーク。面白かった。

リーダー、風邪でこれないと。せっかく、昨日、チラシを作ったのに。5月の会、できるのか?
テレビ。話題の「24」。ぜんぜんハマれず、2話で中断。

 2004年4月5日

バイト。

新宿、紀伊国屋ホール「四派五人男の会」。後輩と。
東京ボーイズ仲八郎、目撃。
開演。まず、高田文夫、楽太郎、小遊三、左談次、志ん五、全員そろってジャンケンで順番を決める。
小遊三 「提灯屋」
楽太郎 「ずっこけ」
‐仲入り‐
左談次 読書。こぶ平「通になりたい」ほか2冊。
志ん五 「寝床」途中まで。トリなのに。

新宿御苑、ジョナサン。
テレビ。「報道ステーション」初回。古館伊知郎らしさ、まるでなし。

 2004年4月6日

バイト。
桜木町、バーミヤンで時間つぶし。
横浜にぎわい座「志の輔noにぎわい」。2階席で。
前座、志の八。志の輔、お遍路の話から「後生鰻」。仲入り後、ゲスト・古謝美沙子、沖縄のうた。志の輔「三軒長屋」。

 2004年4月7日

バイト。
六本木へ。六本木ヒルズの回転ドアの様子を見にいくと、回転ドアはとり外され、横には警備員が立っている。
六本木 morph tokyo。後輩と、しみずまなぶのライブに。帰りがけ、ステージを終えたしみずに出くわし、立ち話。
伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」読了。

 2004年4月8日

バイト。
「オールアバウト辛酸なめ子 処女☆伝説」購入。大いに共鳴するところ多し。
横浜モアーズ、タワレコ。大西ユカリと新世界「七曲入」購入。
イラク人質事件。なによりも映像のインパクトが大きすぎる。正常な思考力を奪われる。

 2004年4月9日

バイト。
リーダーにメール。まったく、めんどくさい存在になりつつある。
横浜西口、ヨドバシカメラ。腕時計、購入。
QB HOUSEで散髪。
朝日夕刊。談志師匠×福田和也、対談。「文士と落語」というテーマ。
「ハマトラ深夜族」初回、観逃す! ショック。

テレビ。映画「黄泉がえり」。塩田明彦監督は「月光の囁き」も「害虫」も素晴らしかったが、どうしてこうも緊迫感が消えるか?

 2004年4月10日

テレビ。いかりや長介追悼特番、ようやく観る。「NASA音頭」が素晴らしい。

 2004年4月11日

テレビ。「笑いがいちばん」リニューアル。爆笑問題が消えた。現在のネタ番組復興の状況は、爆笑問題の存在なくしてはありえなかったはず。この降板はもったいない。
夜、青山CAY、バーレスクエンジン。前半はゲスト、小野瀬雅生ショウ。後半、バーレスクエンジン。バーレスクエンジンは初めて観る。コハ・ラ・スマートのMCがたまらない。

 2004年4月12日

バイト。
テレビ。「タモリ・安藤優子のスーパースーパーニュース」。VTR素材の面白さも圧倒的だが、タモリの存在が番組を絶妙なバランスにしている。

 2004年4月13日

バイト。
いかりや長介「だめだこりゃ」読了。読後さわやか。
テレビ。先週の「やりにげコージー」初回。今田&東野のすごさ、改めて認識。
対して、「WORLD DOWNTOWN」初回。まったくの期待はずれ。まだこんなことをやってるのか。

 2004年4月14日

バイト残業1時間半。
大急ぎで下北沢へ。
スズナリ、ペンギンプルペイルパイルズ。開演時間から15分過ぎて到着。演芸・お笑いや音楽のライブならともかく、演劇で遅刻は致命的だ。初めて観る劇団なのに、がっかり。スタッフに案内され席へ。遅れたぶんをとり戻そうと必死で集中するが、好きなトーンのような気はした。帰りがけ、ケラを目撃。
立ち読み。「文藝春秋」小朝×志の輔×宮部みゆき、鼎談。
テレビ。「うんちく王」初ゴールデン。山田五郎が欠けたのはやや惜しいが、上田晋也、伊集院光、松尾貴史、なぎら健壱の4人、やはりすごい。尋常ではない緊張感。深夜帯以上に見応えあった。これはもう、定期的にやってほしい。

 2004年4月15日

バイト。
テレビ。映画「天才マックスの世界」。面白い。ウェス・アンダーソン監督、大好きだ。

 2004年4月16日

バイト。

大道芝居 04 開演。
 

野毛、特設会場にて、大道芝居。毎年恒例、野毛大道芸の前夜祭的イベント。
今年は「忠臣蔵」のパロディ。毎度のことながら、時事ネタ、シモネタ、盛りだくさんの下世話さが素晴らしい。
弁士の松本玲子が毎度見事。弁士の出演者紹介がこの芝居の要といっても過言ではあるまい。
地元のひとたちに混じり、荻野アンナ、山崎洋子、秋山祐徳太子ら、常連文化人出演。
さらに、マッカーサー役で現れたのは、なんと、中田市長! 大いにに盛りあがる。賛否あるかもしれないが、このフットワークの軽さは嫌いじゃない。しかし、この御時世にマッカーサーって・・・。
大道芝居フィナーレ。  マッカーサー中田。

テレビ。「NONFIX」噂の眞相。ナレーションが長井秀和! 見応えたっぷり。
テレビ。「はねるのトびら」。風間杜夫の怪演にうなる。

 2004年4月17日

野毛大道芸。出遅れて、到着が15時頃になってしまった。
野毛地区を観てまわる。長谷川きよし&梅津和時、ダメじゃん小出の「日米安保ンタン」、吉本大輔、福岡詩二、ピカ、上野秀年、加納、タカパーチ、学生プロレスなど。駆け足で。
福岡詩二。  タカパーチ。  UWF学生プロレス。
 

野毛の裏通りの雰囲気が独特。焼き鳥など、食べ物の露店に混じり、子どもがポケモンのカードを1枚20円で売っていた。
いちばんの目玉、ささらほうさら、しっかり観る。白昼堂々、全裸金粉ショー。最前列にはカメラオヤジ。オーディエンスには小さい子どもも。おおらかな土地柄だ。ひとり、猛烈に感激している地元のひとと思われるゴキゲンなおじさんがいて微笑ましかった。
ささらほうさら、上演中。
 

伊勢佐木町ベローチェで時間つぶし。
昨日に引き続き、大道芝居。今日は中田市長の出演はなし。
イセザキモール、ナイトショー。京本千恵美のパフォーマンス、上條充の糸繰り人形、絶品。
上條充、獅子舞い。

シネマベティ「殺人の追憶」。まるで退屈せず。
大岡川沿いの売春婦がいちだんと増えたような。
リーダーとメールのやりとり。本当にめんどくさいひと。迷惑。

テレビ。「笑いの金メダル」予告特番から含め、初回、じっくり観る。ゴールデンにネタ番組なんて! 期待大。
司会に三宅裕司とくりぃむしちゅーはバランス良し。ネタのあとにトークがあるのが嬉しい。「お笑いブーム」が熟したからこその構成。ボブ・サップもいいと思う。
観客投票は意外とシビアだ。人気や知名度が裏目に出ることもありそうだ。江戸むらさき、カンニングの決勝進出に喜ぶ。優勝はアンジャッシュ。きわめて順当。

 2004年4月18日

ネットで、まじかるずについて調べる。キリングセンスの日記など。
リーダーにメール。徹底的に詰問。

夜、永田町、国立演芸場「志らくのピン」。吉行和子プロデュース。
前座、らく太さん「たらちね」。
志らく師「道具屋」、「柳田格之進」、シネマ落語は「ベニスに死す」。
夜中にテレビ。随分前にBSで放送した、風間杜夫一人芝居3部作。

 2004年4月19日

バイト。
朝日夕刊。高橋源一郎の「人生相談」、人質に自己責任を問う論調を軽やかにひっくり返している。痛快。
投稿用、まじかるずの原稿を仕上げる。

 2004年4月20日

バイト。
横浜ジャックモール、ABC-MARTで靴を購入。
横浜東口、ブックオフ。たけしの「抱いた腰がチャッチャッチャッ」など収録のミュージックビデオ発見! 思わぬ拾いもの。ほか、100円で保坂和志の文庫本も。
帰宅後、たけしのビデオを観る。たけしと軍団が、肥えびしゃくで糞尿をかけ合うまぼろしのビデオ。初めて観ることができた。ダンカンの名前が、まだ「ふんころがし」だ。景山民夫も出演。ぜひ、MTVやスペースシャワーで放送してもらいたい。

 2004年4月21日

朝日朝刊、手塚治虫文化賞発表。大賞は岡崎京子。素晴らしい描き手には違いないが、今さらという感。「ブラックジャックによろしく」が辞退ではしょうがないのか。しかしこの賞、年々扱いが小さくなってないか?

バイト残業2時間。
テレビ。先週の「オンエアバトル」。5番6番がめちゃくちゃ腕を上げていて驚く。勢いがあったときの爆笑問題のようだ。5番6番は要注目。

 2004年4月22日

バイト。
帰り、ユニクロで買い物。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」録音で2本。大瀧詠一、鶴瓶。
テレビ。「みなさんのおかげ」、ものまね企画に爆笑。

 2004年4月23日

バイト。
思うところあり、漫画喫茶に初めて行く。
伊勢佐木町の某店。読みたいマンガもなく、すぐにヒマを持て余してしまった。
「野毛流し芸」開催中の様子をうかがう。これ、飲み屋で飲んでないと、楽しめないな。すぐに帰る。

 2004年4月24日

新大久保へ。
大久保スポーツプラザ和室「らく塾発表会」観に行く。
僕は今回は不参加。観るだけ。
昼の部、塾生4人の落語、最後に志らく師匠の「らくだ」。
高田馬場で時間をつぶして戻ってくる。
夜の部で非常事態発生。われわれ塾生以外の客が、なんと1名のみ。昼はそこそこ入っていたのだが。夜の出演者、誰もお客を誘っていないとのこと。師匠も出るのに、そりゃまずいよ。
塾生5人の落語、志らく師匠「小言幸兵衛」。悪状況ながらも、師匠、普通に熱演。われわれにとっては結果的に贅沢。
高田馬場、ジョナサン。塾生のみで軽く打ち上げ。

 2004年4月25日

休み。終日、気力湧かず。

 2004年4月26日

バイト残業2時間。疲れ果てる。

 2004年4月27日

バイト残業30分。新宿へ。

紀伊国屋ホール。「寄席山藤亭」、談志系宇宙。
たい平 前説的トーク。家元とのエピソード。
談春  「替り目」
左談次 家元の著書を肴に読書。
座談会 司会・山中秀樹、山藤章二、中尾彬、吉川潮、高田文夫。そして、家元。
やっぱり人質問題が話題にあがり、家元、期待どおりのコメント。
座談会の最後に、なんと、テツandトモが飛び入り出演。強烈すぎる面々の前で、私服のまま「なんでだろう」。家元も上機嫌。
‐仲入り‐
柳家小菊 音曲
談志  「堪忍袋」。終わって「落語チャンチャカチャン」のサービスも。
終始、とてもよい雰囲気だった。

家の近所の中古CD屋がセール。ゴーイング・ステディー、ドゥーピーズ、バブルガムブラザーズ、購入。

 2004年4月28日

バイト。
テレビ。映画「トイ・ストーリー2」。面白い。ウッディ役の唐沢寿明がハマってる。

 2004年4月29日

休み。そうじなど。

 2004年4月30日

バイト。
イラク人質、今井さん・郡山さん記者会見、各ニュースで。
今井さん、自分に顔が似ていると思う。なにか印象的なセリフを言ってくれれば、ものまねできるのだが。
「朝まで生テレビ」、オンタイムで。

2004年3月1日月曜日

2004年3月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年3月1日

バイト復帰。
伊勢佐木町、ウェンディーズで時間つぶし。
伊勢佐木町東映「ゼブラーマン」。パンフ売り切れで残念。
場内、中高生の客が多し。けっこうウケてたが、イマイチ。期待が強すぎたか。宮藤官九郎と三池崇史の味がつぶしあっているような。これ、哀川翔主演100本目でよかったんだろうか? 哀川翔の本質はもっと別のところにあるように思う。

 2004年3月2日

バイト。
横浜西口、モアーズ、タワーレコード。クレイジーケンバンド、ベスト盤とDVD購入。帰宅後、すぐにCDを聴く。「実演!夜のヴィブラート」が素晴らしい。
雑誌。「編集会議」本屋の特集。「街ぐらし」いとうせいこうの浅草案内。
テレビ。「爆笑問題のススメ」リリー・フランキーに共感。
「HEY!HEY!HEY!」チャンプ、坂本龍一。小山田圭吾が演奏に参加していてびっくり。

 2004年3月3日

バイト。ホームワーク。

 2004年3月4日

バイト。
桜木町、バーミヤン。ホームワーク。

横浜にぎわい座、綾小路きみまろ独演会。若い客が見事にいない。
前座、新撰組。若い3人組。ベタベタなコント。
ドリームプリン。女性マジシャン。オヤジいじりがくだらない。
そしてメインアクト、綾小路きみまろ。なんと、出囃子がエミネム!  そこから漫談、ノンストップ。場内、大爆笑。〈意味のわからなさ〉は身体的な笑いにつながると思っていたが、ここでは〈意味のわかること〉でげらげら笑っている。不思議。ギャグの密度はすごい。生で観ないとわからなかったことだが、きみまろは意外と動きまわる。
客席には後援会のひとたちが多数いて、きみまろの似顔絵が描かれたうちわを振っていた。まさに中高年のアイドル。

 2004年3月5日

バイト。
桜木町、今日もバーミヤン。ホームワーク。

野毛シャーレ「ソワレ、越路吹雪を唄う」。
客層、年配のひとが多い。超満員。このコンサートは地元の演劇鑑賞会の企画らしく、そこのひとたちがきているのだ。
ソワレ、ピアニストとコンビでさっそうと始まる。越路吹雪を唄うという趣向で、ソワレをぜんぜん知らないであろうお客さんたちとも、越路吹雪を介して、とてもなごやかな雰囲気。コンサートなかほど、越路吹雪の貴重なVTRのコーナーも。たっぷり2時間、とても楽しいコンサート。これはもう主催者がお見事。始めと終わりにあいさつされたが、品のいいおばあさんだった。

 2004年3月6日

休み。終日、ホームワーク。
CKBのDVD、観る。バックステージが嬉しい。

 2004年3月7日

休み。ホームワーク。
夜、新宿へ。大学の後輩たちと会う。
焼き肉屋。食べ放題。食べる分量がわからず、気持ち悪くなる。
歌舞伎町、ボーリング。参加せずに休む。それから、カラオケ。ひさしぶりに歌った。
帰りの東横線で寝過ごし、気がついたら元町・中華街駅。みなとみらい線になったせいで、寝過ごすとこんなところまできてしまうことに。横浜駅で終電がなくなる。
横浜西口「セブンファイブ」、コーヒー1杯で朝まで。うたた寝しつつ、ホームワーク。

 2004年3月8日

バイト。眠い。何度もくじけそうになる。
伊勢佐木町、サンマルクカフェ。ホームワーク、少しうたた寝。
横浜にぎわい座「志の輔noにぎわい」。
前座、志の八「十徳」。志の輔「雛鍔」。仲入り後、ゲスト・鶴瓶「鴻池の犬」。ぜいたくな会だ。再び志の輔「抜け雀」。
帰宅。6年前に死んだ友人のお母さんから電話。七回忌に向けての文集の話。以前から頼まれている原稿がなかなか書けないでいる。早く書かなければとは思うが、いろいろと思い返さなければならない。つらい作業だ。

 2004年3月9日

バイト、残業30分。

有楽町、よみうりホール「東西落語研鑽会」。
染二「八五郎坊主」、花緑「花見小僧」。
そして注目の談志師匠。演目は「その日の気分」となっている。第一声、「雑魚は群れたがる」。とは言いつつも、やりかたはともかく、落語界の活性化には賛成のはず。
いつもどおり、ジョークと落語チャンチャカチャン。
そして「松曳き」。もっと確実にウケる噺ではなく、この場で「松曳き」とはじつに家元らしい。
仲入り挟んで、志の輔「踊るファックス」。場内バカウケ。
松喬「帯久」。

自宅近所のジョナサン。ホームワーク。家ではできないと判断し、仕上げる。コンビニに寄ってコピー。2時過ぎ、帰宅。

 2004年3月10日

バイト。
雑誌。「噂の眞相」休刊号。高校生の頃から10年読んだ雑誌。いろいろなことを教わった。でも、意外と感傷はない。
「Gag Bank」。劇団ひとり特集に惹かれて初めて買う。小西康陽インタビューも面白かった。
リーダーからメール。5月の会場をまだ押さえてないことがわかる。今さらなにを言ってるんだ。うんざりする。
泥のように眠る。

 2004年3月11日

バイト。
桜木町。ハマ音へ直接、チケットを取りに行く。ハマ音のおじさん、いろいろと今後の落語会の予定を教えてくれる。親切。
近くの古本屋で文庫本4冊。

 2004年3月12日

バイト。

「CV」創刊準備号、購入。「Quick Japan」前編集長・北尾修一の新雑誌。素晴らしすぎるラインナップ! 貪り読む。
まず、横山剣×安田謙一対談「何を聴いてもCKBを思い出す」はまさにそのとおり。
そして、「菊地成孔の選ぶ100冊」がめっぽう面白い。
鶴見済の名をひさびさに見たのも嬉しいかぎり。
「QJ」がもう1冊できたようなもの。というか、こっちのほうが本物の「QJ」。

下北沢へ。ザ・スズナリ、ブルースカイ演出「ウチハソバヤジャナイ」。
序盤こそ、元に忠実だったが、やはりブルースカイのギャグがたっぷり盛り込まれている。しかし、スケールの小ささが気になる。乗り切れない。考え込む。
DORAMAで中古CD。小島麻由美、DMBQ、舘ひろし。

 2004年3月13日

バイト。
「噂の眞相一行情報大全集」購入。なぜかイースト・プレスから。これを本にしたのはいいアイデア。縦長の形態も気に入った。面白い。
テレビ。「爆笑オンエアバトル」セミファイナル、大阪大会だが長井秀和がトップで通過! 快挙だ。気合がみなぎってた。
「タモリ倶楽部」河合奈保子特集。ソワレが出演。この番組だけでは何者かわかるまい。

 2004年3月14日

休み。そうじ。
岡崎京子「UNTITLED」、読了。岡崎京子をひさしぶりに読んだが、やはりこのひとの後期の作品は凄い。鬼気迫るものがある。後期と呼ぶことにも違和感があるのだが。

 2004年3月15日

バイト、残業2時間。虚しさのピーク。やってられない。

 2004年3月16日

バイト休む。夜、下北沢へ。

駅前劇場、毛皮族「DEEPキリスト狂」。
開演3分前スタートとは意表を突かれた。江本純子座長自ら前説も珍しいパターン。キリストよろしく背中に十字架、もちろんニプレス姿。客いじりが怖い。しゃべりがいつになく滑らか。適当にしゃべっているようで、ちゃんと物語にリンクしてゆく。
そして本編。露出は少ないと聞いていたが、まあまああるじゃないか。ただ、エロを前面に出さなくなった。エロに頼らないぶん、物語も芝居もしっかりしていた。ぐんとスキルアップの印象。
今回、最前列ど真ん中、花道の脇の席。すぐ目の前で踊られるのだから大迫力。ほとんど頭上で芝居している感じ。こんなに間近で毛皮族を観ることも、あと何回あることか。
終演後、役者がCDを売りに客席をまわった。和倉義樹から購入。

レコファンで中古CD。スチャダラパー、レディメイドのコンピ。

 2004年3月17日

バイト。
永田町へ。国立演芸場「志らくのピン」。島田源領プロデュース。
開演ぎりぎりに入ったら超満員で驚く。ゲスト効果か。
開口一番。いきなりゲスト、さだまさし。唐突に思えるブッキングだが大物ゲストには違いない。着物姿で。ライブMCの感覚だろう。途中、ギター持ち出し、軽く歌も。
続いて、志らく師「宮戸川」。
仲入り後、2人でコラボ企画。さだまさしが歌い、その歌詞からキーワードを採って、それにリンクした落語を志らく師が即興で演る。これがなかなか上手くいった。さすが。
最後、シネマ落語「ゴースト~関白宣言」。「ゴースト」は以前やったものだが、そこに「関白宣言」がリンクする。
しかし、さだまさしの世界と落語の世界はどうしても合わないように思う。

「Quick Japan」購入。「ロバートホール」特集に狂喜する。
さまぁ~ず、くりぃむしちゅー、中川家、おぎやはぎ、劇団ひとり、森三中、ひとりひとりのインタビューが読み応えあり。芸暦の差が意識の差に表れているようで面白い。よくぞこのメンバーをそろえたものだ。作家に、渡辺鐘、宮藤官九郎がいることもわかった。
そしてさらに、電気グルーヴ特集にも狂喜。石野卓球、ピエール瀧、それぞれのインタビューが嬉しい。やはり卓球は聡明。インタビュアー佐々木敦、連載でも電気に触れていて面白い。
ジャリズム復活インタビュー、聞き手が竹本幹男でまた狂喜。

 2004年3月18日

バイト。やる気減退。
テレビ。「ものまねバトル大賞」。ホリがめっぽう面白い。コージー冨田との対決で勝つほど。勢いあり。

 2004年3月19日

バイト。やる気回復は困難。
年末の「朝まで生つるべ」、ようやく観る。鶴瓶&坂崎幸之助コンビ、定着か。もはや「歌つるべ」と区別なし。鶴瓶のトークたっぷりというコンセプトは失われつつある。でも、これはこれで面白いからいいか。

 2004年3月20日

休み。昼まで眠る。
テレビ。「爆笑オンエアバトル」チャンピオン大会。
談志師匠、ひさびさの登場で喜ぶが、開会宣言のみ。「談志賞」の復活を望む。
アンタッチャブル、アンジャッシュと、優勝候補が1、2番。これは不利だ。続くキャン×キャン、上手いがまあまあ。タカアンドトシ、チュートリアル、決め手に欠ける。期待の長井秀和、途中までは良かったが、なんと、痛恨のミス。スピードワゴン、最近好きになってきた。ビッキーズ、まあまあ。ペナルティ、バカコント。これには笑ってしまう。麒麟、まあまあ。あばれヌンチャク、面白くない。
全11組、どれも爆発力に欠け、突出した存在がいない。
結果、優勝はアンタッチャブル。納得。「M-1」からの勢いが止まらない。
2位、スピードワゴン。談志師匠に「今日は100点」と言われたとの噂。

死んだ友人の文集に寄稿する関係で、過去の日記(手書きのノート)を読み返す。止まらなくなる。だが、なかなか書き始められない。苦しい作業。

 2004年3月21日

朝日朝刊で、いかりや長介の死去を知る。

桜木町、パシフィコ横浜。「GEISAI-4」。
キセルのライブに間に合うように到着。事前に買った入場券代わりのパンフを見せて入場。
ステージに行くと「GEISAI」と「誰でもピカソ」のチャンピオンが紹介されていた。
そして、キセルのライブ。名前は知っているが音を聴くのはまったく初めて。浮遊感たっぷり。ノコギリの音も。フィッシュマンズが好きならすんなり入れる。30分ほどで終了。しっかりと味わい、ブースのほうでMDを配布していたのをもらっていく。
場内、ひととおりぐるっと見てまわり、歩き疲れ、いったん出て、ベンチで休んだ。
審査発表の時間に戻る。ぎりぎりに行ったらもう始まっていた。オーディエンス大勢で、遠くから観る。
審査員、安野モヨコ、曽我部恵一、奈良美智がすでに壇上に。続いて日比野克彦が紹介されて登場。最後に松任谷由美。ユーミン登場には、さすがに場内沸く。
審査発表。各賞の発表、一応、受賞作がモニターに映るがぜんぜん見えない。モニターを大きくするなどの工夫が欲しい。
発表後、再びブースをまわり、受賞作を確認。
ステージイベントもまだ残っていたが、疲れたので観ないで出る。

いったん、帰宅。夜、再び外出。

下北沢。駅前劇場、毛皮族「ダンシングオールナイト・DEEP EMOJUN & DEEP KEGAWAZOKU」。
オールナイト公演、ゆるりとスタート。
レビュー連発かと思いきや、本編「DEEPキリスト狂」の解説を朝まで。エロを期待してきた客は肩透かしを食ったかたちだろう。1ヶ月公演の最中のオールナイト公演、考えてみれば体力的にきついに決まっている。エネルギッシュな毛皮族が好きなだけにやや残念だが、でも、これはこれで面白い。本編の映像とインスパイアをもらった元ネタの映像を交互に、江本純子の解説付きで。
奇しくも「全員集合」の引用あり。こんなところで、いかりや長介追悼になるとは思わなかった。
その他、「スクリーム」「シティ・オブ・ゴッド」「ストーリーテリング」「スリラー」「処女」「愛・旅立ち」「アイズワイドシャット」「八つ墓村」などなど。
江本純子の頭の中を覗けたかのようだ。ときどき実演もあり、ダラダラと朝まで。

 2004年3月22日

昨夜の公演にきていた後輩と、渋谷のジョナサンに。近況報告。
横浜。ルミネ、チケットぴあに朝10時。「寄席山藤亭」のチケット、無事購入。
昼前にようやく帰宅。
いかりや長介追悼報道、ワイドショーのチェックに大忙し。録画して、夜どおし観る。
「ひょうきん」派なので、ドリフにはそんなに思い入れはないが、しかし、「踊る大捜査線」を強調するフジテレビにはうんざり。なにを置いても、いかりや長介はコメディアンであり、「ドリフターズのいかりや長介」であるはずだ。そこをないがしろにしてはならない。もっと「ドリフ大爆笑」の映像を流せ。

 2004年3月23日

バイト。眠い。
関内。県民ホール小、柳家小三治独演会。
眠ってしまった。記憶なし。
随筆風マクラは唯一無二。扇喬、永六輔と女風呂を覗いた話には爆笑。

 2004年3月24日

バイト、残業1時間半。しんどい。
いかりや長介追悼報道のワイドショー、録画失敗でがっかり。
テレビ。少し前に放送の「Sma STATION」たけし特集。ヨーロッパで放送された、たけしの特集番組をダイジェストで。意外と見応えたっぷり。BGMに北野井子を流していたこの番組に拍手。

 2004年3月25日

バイト、残業30分。
下北沢へ。ぎりぎり到着。

本多劇場、千葉雅子演出「フリドニア」。
客の入りが悪く、ちょっと驚く。
中身も退屈。こんな客の入りでは、役者たちもテンションが落ちるのではないか? 客が入ってればウケたのではと思われる箇所も多数。
ケラの「フリドニア」は観てないが、違いが気になる。

DORAMA、中古CD。昨日発売したばかりの電気グルーヴ「SINGLES and STRIKES」を購入。

桜木町、ジョナサンで朝まで。

 2004年3月26日

バイト、残業30分。
帰宅。電気グルーヴ「SINGLES and STRIKES」を聴く。
アルバム、シングル、すべて持っているが、ライナーの卓球&瀧のトーク解説を読むだけでも価値あり。

 2004年3月27日

休み。昼まで眠る。
ビデオのダビングなど。
夜中、原稿作成。

 2004年3月28日

劇団ひとりのチケット、あきらめる。時間なし、余裕なし。

まじかるず藤代達生、死去。ネットでたまたま「まじかるず」を検索したら、金谷ヒデユキの日記に書いてあった。不思議なもので、なぜかまじかるずが気になったのだ。
どうやら、つい最近の出来事のようだ。まじかるず、大好きだった。ショック。本当にひっそりと死んでしまった感じだ。メディアはどこも取りあげまい。
作家やミュージシャンは作品が残るが、芸人は死んだって何も残らない。

しみずから電話。原稿、まだ間に合うようで安心。
リーダーからメール。5月の会場が決まるが、こちらの都合の悪い日にされてしまった。少しぐらい、ひとの都合を訊いたらどうなのか? リーダーひとりで仕切れるわけがあるまい。どうするつもりか?

 2004年3月29日

バイト。
テレビ。くりぃむしちゅー特番。上田晋也が暗記するだけの番組なのだが、これがめっぽう面白かった。上田、すごい。語り口の良さもあると思った。
「NONFIX」エレファントカシマシ宮本浩次。是枝裕和演出。いやあ、すごく面白かったな。宮本のここ数年の生活の変化は知らなかった。レコーディングでの檄の飛ばしっぷり、なかなか見モノだった。ほかのメンバー3人はほとんど映らないが、そちらも気になった。宮本と同時に、エレカシファンの生活も追っていたのが面白い。

原稿チェック。書きなおしても、書きなおしても、まだなおしたい。

 2004年3月30日

バイト、残業30分。
野毛、なか卯。関内、ドトールで時間つぶし。
県民ホール小、米朝吉朝二人会。
いつもの県民ホール寄席より、はるかに熱気がある。ロビー、なぜかマサヒロ水野が物販をやっている。手拭いを購入。
前座、名前わからず。吉弥、吉朝と続く。
そして、米朝。生で観るのは初めて。姿勢を正して観る。しかし、上方落語の知識がこちらになく、ついていくだけでも集中力がいった。勉強不足。しかし、生で米朝を観たことは自分の歴史になる。
仲入り後、再び吉朝。なぜか集中できない。問題はこちらにある。

テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、リリー・フランキー。タモリと思想的に合う。面白かった。

 2004年3月31日

バイト。
「en-taxi」購入。談春師匠のコラムが載っていたので、さっそく、らく次さん、志らべさんにメールで知らせる。
特集「大切なことは本屋の棚から学んだ」。東京堂の坪内祐三書棚、面白い。
アンケートに水道橋博士が答えているのも嬉しい。

原稿、推敲に推敲を重ねる。かなり迷う。

2004年2月1日日曜日

2004年2月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。


 2004年2月1日

休み。
朝から桜木町、横浜にぎわい座へ。3月のチケット発売日。
「志の輔noにぎわい」のゲストが鶴瓶。それと、綾小路きみまろ。共に売り切れ必至なので、直接買いにきた。その甲斐あり、無事に購入。

本日より、みなとみらい線が開通。さっそく、みなとみらい駅を見に行く。
クイーンズスクエアからエスカレーターで降りていく。下からぞろぞろとひとが湧いてくるような感じ。運賃が高いので当分乗る気はなし。改札の外から眺める。
地上に出て、新高島駅まで歩く。まだ、周辺にはなにもない。こんな駅からもひとが湧いてくる。
早くも疲れ、ジャックモールのバーミヤンでひと休み。
クイーンズへ戻る。
みなとみらい線開通イベント、FMヨコハマ公開収録。
ギャラリーでごった返している。あとから出るケミストリーや一青窈のファンが多いのだろうか。1階からは見えないと思い、2階へ上がり、覗き込む。
最初のゲスト、古内東子が出ていた。
公開収録と言っても、結局、地味にしゃべっているだけ。観ていてもそんなに面白いものではない。その後、知らないゲストが数組続き、退屈してしまう。
観始めて1時間半、ようやくお目当て、横山剣が登場。
このイベントの出演に必然性を感じるのは、横山剣、ただひとり。
トーク、期待どおりローカルな話題たっぷり。さらに、それだけじゃなかった。ゴミ収集車のテーマ曲「いいね!横浜G30」をカラオケで! 大いに盛り上がる。

馬車道駅へも行ってみる。見学して地上へ。馬車道を関内方面へ。こちらも開通イベントでフリーマーケットなどがあり、とてもにぎわっている。
楽しげな音が聞こえてくるので近付く。路上演奏。「グラジャム」というバンド。もうひと組、NOZOMUというひとと交替で。それぞれ、サンプルCDをもらう。
関内MGA「ルビー&カンタン」。フランスのコメディ。「奇人たちの晩餐会」の監督だが、つまらなかった。眠る。
桜木町からJRで帰る。今まで東横線を利用してたので、妙な感じだ。

 2004年2月2日

バイト。今日からJRで通勤。乗り換えがぐっと不便になる。遅刻が増えそうだ。

 2004年2月3日

バイト。
ケータイから簡単に掲示板が作れることがわかり、さっそく「六人ぐらいの会」の掲示板を作る。

 2004年2月4日

バイト。気が晴れない。
横浜西口、ディスクウェーヴ。中古CD。ルインズ波止場、面影ラッキーホール、ポカスカジャン。

 2004年2月5日

バイト。
伊勢佐木町、サンマルクカフェで時間つぶし。
横浜にぎわい座「志の輔noにぎわい」。2階席正面から。
前座なし、いきなり志の輔とは珍しい。ゲストの伊藤多喜雄をたっぷり観せようという配慮。
マクラ、古賀議員の学歴詐称について。弟子の志の春という人は、エール大学出身だそうだ。「踊るファックス」。
仲入り後、ゲスト伊藤多喜雄。TAKIO BANDとともに。野毛はフランチャイズ同然、大いに盛りあげる。また、しゃべりもたっぷり。最後は「ソーラン節」。この規模の劇場で観るには最高。
再び、志の輔。マクラ、「たそがれ清兵衛」「ラストサムライ」の感想から、「柳田格之進」。

 2004年2月6日

バイト。
伊勢佐木町へ。ナポレオンズの本にあった整理術を実践すべく、有隣堂文具館でメモ帳、購入。
日高屋。それからドトール。このドトール、今月いっぱいで閉店らしい。よく利用していたのに。淋しいかぎり。
横浜ニューテアトル「ミスティック・リバー」。たいそう評判が良いようだが、中盤、退屈に感じる。終盤30分は見入る。

 2004年2月7日

休み。午前中、だらける。
夜、桜木町、パシフィコ横浜。クレイジーケンバンド、ライブ。友人とその友人、計4名で。
パシフィコのホールがとにかくでかい。われわれの席は3列目と5列目。僕は5列目のほうになる。真っ正面、すごく近い。開演時間まで時間があるので、3階席まで行ってみる。すごく遠い。せっかくのでかいホールなので俯瞰で見たい気もする。
ライブ、いつもどおり、コハ・ラ・スマートのMCで始まる。
1曲目、小野瀬雅生ショウ「イカ釣り船」。
剣さん登場、「ハワイの夜」でゆるやかな幕開け。
「長者町ブルース」「中華街大作戦」「昼下がり」「本牧ビーチフィールド」など、地元色の強い曲が並ぶ。
椅子席だからか、序盤はまったり。「ウォーカーヒルズ・ブーガルー」「ヨコスカン・ショック」「タイガー&ドラゴン」「香港グランプリ」と続き、盛りあがる。
前半ラストはやっぱり「まっぴらロック~ゲバゲバ90秒」。ダンサーあり。百万円コールも。
ここで、過去のライブ映像も流れる。もっと早くCKBを観たかった。
後半、「いいね! 横浜G30」でスタート。
「あ、やるときゃやらなきゃだめなのよ」でいったん終了。
アンコール「葉山ツイスト」、おなじみ「マイウェイ」「GT」で大団円。
かと思いきや、ラストものっさん「また逢いましょう」。プレイに没頭してしまい、スモーキーテツニが止めにくるというコント仕立てで終了。
しかし、今日はあっさりした印象。もっと濃厚なCKBが観たい。もう大バコは当分いいかなと思う。
桜木町、バーミヤンで食事して解散。

 2004年2月8日

休み。だらける。

 2004年2月9日

バイト。
「en-taxi」をぱらぱらと見ていたら、新風舎出版賞の募集広告を見つける。条件がかなり良い。検討しよう。

 2004年2月10日

バイト。
「噂の眞相」。ヤワラちゃんの記事に爆笑。辛酸なめ子のコラムも面白い。来月で休刊するのが本当に惜しい。
野毛、吉野家。牛丼並盛。明日でなくなるらしい。まったく信じがたい。
伊勢佐木町、サンマルクカフェで時間つぶし。

横浜にぎわい座「特選志らくのピン」。
志ら乃さん「親子酒」。志らく師「抜け雀」。ゲスト・松山恵子、歌のコーナーになる。このゲストのために今回は超満員。数曲歌って、志らく師とトーク。仲入り後、志らく師、シネマ落語「タイタニック」。これはやはり傑作。

近所のスーパーで、藤子不二雄Aの食玩を購入。今まで6回買って1個もダブらないとはついている。
「月刊森下千里」購入。この「月刊○○」のシリーズ、初めて買った。良質。古書店で値が上がるのも納得。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」ゲスト・志の輔。「六人の会」の落語台本募集、審査員が高田文夫と宮部みゆきとは面白い。

 2004年2月11日

休み。そうじ。
東横線横浜駅、地下になって初めて利用。不便極まりない。

新宿へ。歌舞伎町クラブハイツ。大西ユカリと新世界、ライブ。
エレベーターでの入場にやたら時間がかかる。開演寸前にようやく場内へ。空席見つからず、スタッフのかたに案内してもらったのがいちばん後ろのボックス席。「関係者席」と書かれた紙が貼ってあるのを剥がして座らされた。周囲の客、怪しげ。不健全な匂いがぷんぷんしている。南伸坊、荒木経惟、目撃。濃い!
前座、ペーソスというムード歌謡デュオ。誰かと思ったら、島本〝ナメダルマ親方〟慶! 哀感たっぷりの詞の世界が素晴らしい。
ようやく、大西ユカリと新世界のライブ。キャバレーの空間にハマり過ぎ。定番曲連発。MCも冴えてる。ゴーキャッツが終始ステージ後方で踊っていたのが惜しい。終盤、盛りあがるにつれ、ステージ前に踊りたい客が押し寄せる。「新ミッチー音頭」でいったん終了。
アンコール前、主催・末井昭と高田文夫が登場。「ふたりあわせてペーソスです」とあいさつ。軽くトークあり。
アンコール「雨の日のあやまち」「ラッキーオールドサン」で大団円。
終演後ロビーで、ペーソスのCDを購入。その場でサインをいただく。

桂文楽「あばらかべっそん」読了。

 2004年2月12日

バイト。
東横線、今までは桜木町始発で絶対座れたのに。不便。
三鷹へ。芸術文化センター星のホール。遠くて嫌い。
猫のホテル「座長まつり」。スズナリの1回目は面白かったのに今回はひどかった。村上大樹が関わるとたいがいつまらなくなる気がする。
横浜西口、吉野家。カレー丼、初めて食べる。まあまあ。
雑誌「お笑いタイフーン」初めて買う。「M-1」関連の記事など。玉袋筋太郎インタビューは嬉しい。
ラジオ。「ビバリー昼ズ」を録音で。昨日のライブ、蛭子能収、泉麻人、麿赤児らもいたようだ。

 2004年2月13日

バイト。
QB HOUSE、初めて利用。美容師さんに「前髪は自分で切ったんですか?」と言われる。そんなにひどかったか。
テレビ。「誰でもピカソ」お笑い居酒屋。
フットボールアワー。たけし、中田カウス、大竹まことで、「M-1」を話題にしていたとは面白い。
劇団ひとり。たけし、スープレックスをちゃんと覚えていた。たしか「新橋ミュージックホール」出演時に、川島のデ・ニーロのものまねを気に入っていたはず。

 2004年2月14日

休み。
テレビ。「めちゃイケ」笑わず嫌い王。劇団ひとり、最高。ホリも最近面白い。笑い飯は「M-1」以外だといいペースに持ち込めない。
「爆笑問題のバク天」。松尾スズキに代わって辛酸なめ子が。いつもここからばりのスケッチブックネタも。
「エンタの神様」。へらちょんぺが出ていて嬉しくなる。

 2004年2月15日

休み。
馬車道、キンコーズ。チラシ、コピー。
伊勢佐木町、吉野家。イクラ鮭丼、初めて食べる。
黄金町、古本屋、数軒。三国連太郎の本など、3冊。
伊勢佐木町、ドトール。30分ほど時間つぶし。
関内MGA「≒会田誠~無気力大陸~」。美大生風の客が多い感じ。
上映前にトークショー。会田誠、一家で登場。奥さんと息子の3人。かなりとりとめのない話だったが面白かった。息子、寅次郎くんが超かわいくてなごみっぱなし。
映画上映。会田誠の制作課程を追ったドキュメント。ただ会田誠を映しているだけなのだが、とても刺激的。芸術家としての姿勢に感服。
上映後、上の階のギャラリーで懇親会。サインをしてもらえるというので、売店で画集を購入。会田誠にサインをいただく。感激。
野毛のビデオ屋。エロDVDを買って帰る。

 2004年2月16日

バイト。
「コミックH」。しりあがり寿×ピエール瀧対談、笑いについての話が興味深い。ミネタカズノブ×山本直樹対談、ミネタに共感。
「splash!」。お笑いの比重が増えていて嬉しい。
テレビ。映画、岩井俊二監督「Love Letter」。苦手な世界かもと思ったが、不覚にもきゅんとする。

 2004年2月17日

バイト。
永田町、マックで時間つぶし。
国立演芸場「志らくのピン」。滝大作プロデュース。
前座、らく次さん「蝦蟇の油」。志らく師、シネマ落語「デーブ」、仲入り後、「二十四考」、滝大作作の新作「姥捨山考」。
赤坂見附。近くでやっていたしみずまなぶのライブに行ってた後輩2名と合流。ロイヤルホスト。

 2004年2月18日

バイト。
代々木から西新宿。どんぶり飯屋、チキンカツ丼。

SPACE107。B21スペシャル、ライブ。
なんと、客席後ろ半分に関係者席の貼り紙が。前半分だけ一般客か。30歳前後の女性が多いようだ。子連れのひとも。
6年ぶりのライブ。コント、オムニバス形式。
ヒロミ、デビット伊東、ミスターちん、3人のアンサンブルが見事。スピード感も健在。心地良いリズムでコントが展開されていく。ベタな笑いではあるが、しつこくなく下品にならず、ほどよく洗練されている。あっさりしてるのが良い。アドリブの分量も半端ではない。おそらく、簡単な筋書きが決まっているだけなのだろう。生半可な腕ではできない芸当。
客をひとり、舞台に上げてしまう場面もあった。この素人いじりの巧みさにも感服。このあたりはテレビで鍛えられたものか。
改めてB21のすごさを確認。と同時に、つくづく旧世代の芸人なのだなとも思った。
コントの合間、デビだけステージ上に残って着替える。客を飽きさせないサービス。デビット伊東の魅力に改めて気がつかされる。ヒロミとちんのやりとりの脇で、一歩引いて芝居をしているのがなんとも可笑しい。
ヒロミのテレビ仕事が減ったことでこういうライブが実現したのならば大歓迎だ。
帰り際、階段で松本伊代とすれ違う。

代々木、ブックオフ。100円の文庫本10冊購入。

 2004年2月19日

バイト残業。疲労感。

 2004年2月20日

バイト。
「ぼくドラえもん」創刊号、購入。
中野へ。SUICAの料金が変なので駅員に直訴。前に改札を出たときに、ちゃんとタッチされていなかったようだ。そのままにされそうになったので、強く抗議する。手間取ったが、しっかり金を取り戻す。
ブロードウェイ。トリオ、まんだらけ、タコシェ、ざっと見てまわる。それから、はなまるうどん。

なかの芸能小劇場「オフィス北野ライブ」。狭い劇場、半分が関係者席。業界向けなのか。
サミーモアモアJr.、どせい、ガンビーノ小林、アル北郷、マキタスポーツ、なべやかん、東京ダイナマイト、ブラックボックス、ゲスト・パペットマペット、北京ゲンジ、〆さばアタルヒカル。
まったく盛りあがりに欠ける。メンバーはけして悪くないのに。

東スポ、購入。「東スポ映画大賞」の発表。お約束通り「座頭市」が賞総ナメ。唯一、主演女優賞が「六月の蛇」の黒沢あすかなのがシビアでいい。外国映画賞は「キル・ビル」! タランティーノからコメントが届くあたりは、さすが世界の北野。
テレビ。「日本アカデミー賞授賞式」。東スポとは対照的。作品賞は「壬生義士伝」。たけし、井筒が無視される不自然さ。

 2004年2月21日

永田町、国立演芸場「花形演芸会」。
前座、かぬう
菊朗 「野ざらし」 なかなか良かった。
玉の輔 記憶なし。
正楽 紙切り 通常どおり。
歌武蔵 「壺算」 少しくどい気も。
‐仲入り‐
たい平 「七段目」 いつもどおり。さすがの出来。
テツandトモ 小慣れすぎな感じ。
山陽 鬱憤を晴らすかのような勢いのトークに爆笑。「地球の栓」。

テレビ。「虎の門」。新企画「しりとり王」が面白い。

 2004年2月22日

休み。そうじ。ホームワーク。やたら眠い。

 2004年2月23日

やたら生暖かい。まだ2月なのに。ジャンパーを薄いものに替える。花粉がきつくてたまらない。
バイト。
ホームワーク。
テレビ。「爆笑問題のススメ」大槻ケンヂ。太田との暗い少年時代トークがよかった。

 2004年2月24日

バイト。最悪の日。激しいストレス。
新宿へ。ディスクユニオン、中古CD。クレイジーケン、和田アキ子トリビュート。
胃が痛い。食事せず、コンビニで肉まん1個だけ。

紀伊国屋サザンシアター「我らの高田“笑”学校」。
劇団ひとり。コント2本。超期待して観る。1本目、刑務所慰問の歌手。ちょっと乗り切れず。2本目、おなじみ、富良野支店。あの緊迫感は何度観てもすごい。オチでぞくっとする。
松村邦洋。阪神ネタ中心。
ますだおかだ。余裕たっぷりの漫才。ますだおかだの漫才の楽しさを改めて実感。
‐仲入り‐
ローカル岡。マイペース。
浅草キッド。死ぬほど好きだったキッドの漫才だが、ここ何回かは笑えない。考え中。
最後、高田文夫を中心に全員でトーク。いじり倒されるローカル岡に笑う。
おみやげにニュータッチ。

 2004年2月25日

バイト。
和田アキ子カバー集「あの鐘を鳴らすのはアタシ」を聴く。とても気に入る。大西ユカリと新世界、渚ようこ、デキシード・ザ・エモンズ、シロップ、ダンボールバッドにしびれる。
テレビ。「BSマンガ夜話」、業田良家「自虐の詩」。ゲスト、呉智英、夢枕獏。異常な盛りあがりにとても読みたくなった。ずいぶん前に買ったんだけど、読む前にどっか行っちゃった。買いなおそうか。

 2004年2月26日

気力がダウン。バイト休む。たっぷり眠る。
ホームワーク。

 2004年2月27日

体調が悪いので、バイトを休む。
体調が良くなったので、映画を観に行く。
伊勢佐木町へ。金券ショップで券を購入。
横浜ニューテアトル「ドラッグストアガール」。
田中麗奈につきる。クドカン版「メリーに首ったけ」といった趣。場内、おばちゃん客が多かったが、大いにウケていた。おばちゃん笑いに包まれて観るのもなかなか楽しかった。
天王町、ぽんぽん船。井狩春男、カフカ、ヴォネガット。

 2004年2月28日

休み。ホームワーク。

 2004年2月29日

休み。そうじ。
萩本欽一「まだ運はあるか」、読了。
欽ちゃんの変人ぶりが面白すぎる。奥さんや子どもとの特殊な関係、極端なコミュニケーション下手。それでいて、江戸っ子の美学がしっかりある。欽ちゃんの天才性を、そろそろ再評価すべきではないかと思うが。

2004年1月1日木曜日

2004年1月

★ 楽天ブログに公開されていた日記を修正し、こちらに移植しました。

 

 2004年1月1日

元旦からビデオ録画で大忙し。
黄金町へ。シネマベティ、チャップリン映画祭。
チャップリンで新年をスタートさせるのも悪くない。
「キッド」、「モダンタイムス」。
横浜東口、ブックオフ。手塚治虫「ビッグX」全4巻。
ほかに、たけし、タモリ、いかりや長介、綾小路きみまろ、山藤章二、筒井康隆、岡崎京子。

 2004年1月2日

テレビ。「爆笑ヒットパレード」。
1部、今田耕司の司会は適任。
2部、印象に残ったのは、長井秀和、劇団ひとり。テツandトモがぜんぜんパワーが落ちていなくて嬉しくなる。いっこく堂、ちゃんと新ネタなのはさすが。

夜、家族で親戚の家へ。だらだらする。

 2004年1月3日

昼、横浜にぎわい座、「にぎわいバラエティ寄席」。
ブラ坊「平林」、一龍斎貞友、びいランチ、鶴光、ブラック「お血脈」、円丈「いたちの留吉」。
馬車道、ディスクユニオン。中古CD、スクービードゥー、スーパーカー。
夜、再び、にぎわい座、「志の輔noにぎわい」。
前座、志の春「つる」。続いて、志の吉! 二つ目になって初登場。「寿限無」。
志の輔「はんどたおる」。仲入り挟んで、津軽三味線、岡田修。志の輔「妾馬」。
いつもは19時開演だが、今回は正月公演なので17時開演だった。二席目前に最前列の空席を指し「19時からだと思ってるんでしょう」とギャグにしていた。
「妾馬」が終わったとき、絶妙のタイミングでひとりの中年男性が場内へ、そして最前列の席へ向かいながらひとこと。「いつも19時からじゃんかよ~」

 2004年1月4日

一日中、テレビ。

 2004年1月5日

本年、初バイト。さっそくうんざりする。

 2004年1月6日

バイト。うんざりする。

 2004年1月7日

バイト。
馬車道、ディスクユニオン。中古CD、「日本の態度」、近田春夫&ハルヲフォン。
中華街。できたばかりの「横浜大世界」に行ってみる。入場料500円は、どう考えても高い。
新山下、ドン・キホーテ。ミラーボール、購入。使わないかもしれないけど。
元町、アポロブックス。「夜想」、購入。

 2004年1月8日

バイト。
桜木町、バーミヤンで時間つぶし。
横浜にぎわい座「特選志らくのピン」。
トークゲスト、高平哲郎。「キル・ビル」を評価しているのが嬉しい。
志らく師「堪忍袋」、「品川心中」、シネマ落語「マンハッタン」。
手塚治虫「ビッグX」全4巻、読了。手塚治虫のこの時期の絵はとても好き。

 2004年1月9日

バイト。
桜木町、バーミヤンで時間つぶし。
横浜にぎわい座、桂小金治独演会。
前座、春風亭朝左久「やかん」。このひと、初めて観たけどめちゃくちゃ上手い。何者!?
続いて、笑志「反対車」。前座に負けてる。
小金治、スーツ姿で講演スタイル。半生を語るトークショー。
仲入り後、松旭斎すみゑ、高座マジック。
最後に小金治「三方一両損」。トークショーはともかく、落語は心地好く聞けた。

★ 2022年注:前座の春風亭朝左久は、のちの春風亭一之輔さん。

 2004年1月10日

バイト。
赤坂Move、しみずまなぶライブ。
しみずの出演時間に合わせて入場。しみず、絶好調のステージ。オムニバスCD発売記念だからか、気合たっぷり。
今回はしみずだけ観て帰らずに、最後まで観た。
あとに出たふたり、後藤冬樹、さとうもとき。楽しめた。
終演後、CD買う。一応、しみずにサインもらっちゃう。

 2004年1月11日

関内、ニュースパークへ。新聞マンガについてのシンポジウム。情文ホール。無料。
パネリストは4人。呉智英、清水勲、上智大のジャーナリズム論の教授、朝日新聞のマンガ担当。
まず、それぞれの話が20分ずつ。
呉智英が期待通りの飛ばしっぷり。配布された資料をめくりつつ、いしいひさいち、しりあがり寿、森下裕美が如何にレベルが高いかを説きつつ、産経新聞「サラリ君」をぶった斬り。さらには、一般読者の投稿マンガの低レベルさにまで容赦ない批判。まったく痛快。
朝日の記者の話も面白かった。いしいひさいち、しりあがり寿、採用の経緯。ほかに候補に挙がったことがある漫画家として、なんと、ねこぢるの名が出たのにはウケた。
客層はマンガ好きというより新聞好きな感じ。会場から質問を受け付けると、簡潔にまとめようとしないひとばかりでうんざり。質問だって言ってるのに、自分の意見をダラダラと語る。なんなんだろうね。
今どきの若い客もけっこういると思っていたら、呉智英が呼んだ学生たちだった。
帰りがけ、夏目房之介を目撃。

来週、お江戸両国亭で開催する「サタデー落語フィーバー」の顔合わせということで、渋谷へ。
ユーロスペース近くの、ジョナサン。集まったのは、僕を含めて4人。顔見知りではあるが、しゃべるのは初めてというメンバー。説明、簡単に済ませ、そのままドン・キホーテへ。必要な備品をそろえる。買い物終わり、あっさり解散。まあ、そこそこ有意義ではあったか。

 2004年1月12日

休み。そうじ。テレビ。
両国亭の準備、少し。

 2004年1月13日

バイト。
横浜西口、東急ハンズ。備品購入。

 2004年1月14日

バイト。
有楽町、よみうりホール「東西落語研鑽会」。
雀々「田楽喰い」、喜多八「やかんなめ」、小朝「紺屋高尾」、仲入り、こぶ平「ねずみ」、文珍「胴乱の幸助」。

 2004年1月15日

バイト。
昼間、次回の「東西落語研鑽会」の先行予約、無事に取れた。
家元が出るとなれば、買い逃がすわけにはいかない。

 2004年1月16日

バイト。
先週見つけたものがやっぱり気になり、再び中華街へ。
雑貨屋「志成」。金持ちの家によく敷いてあるような、虎の全身の毛皮、それを模したぬいぐるみのマット。意を決して買ってしまう。店内に飾ってあるもののみということで、店員さんに壁から剥がしてもらう。
ニューイヤーセールだかで、10%引き。多少、助かる。でも、7000円ほど。
バカでかい紙袋を提げて、電車に乗って帰る。

 2004年1月17日

サタデー落語フィーバー、当日。
大荷物抱え、お江戸両国亭へ。
会場着くなり準備。バタバタする。
ゲストの志らべさん、開場時間過ぎても現れず、不安になるが、開演前には到着。道に迷ったそうです。
19時開演。
客3人だけ。それも知り合いのみ。
宣伝不充分のため、当然なのだが、客を入れるのは今後の課題だ。
両国亭、開演前。

無事、終了。やるだけのことはやった。
両国駅近くの居酒屋で打ち上げ。
終電なくなり、観にきてくれたしみずまなぶとともに、出演者のひとりである後輩宅へ。吉祥寺。
部屋にあった「週刊プレイボーイ」の原史奈に夢中になる。

 2004年1月18日

朝、帰宅。
休み。なにもしない。

 2004年1月19日

バイト。どことなくむなしさが。

 2004年1月20日

バイト。
「六人の会」のインタビュー本、「六顔萬笑」購入。すぐ読める。ほかの5人が主に自分の話ばかりなのに対し、小朝だけは全体を見ている。わくわくするような話、たっぷり。
綿矢りさ「インストール」読了。芥川賞受賞以前に、ブックオフで100円で買ったもの。これも、すぐ読めた。

 2004年1月21日

バイト。
「映画秘宝」購入。恒例の年間ベストテン。1位はやっぱり「キル・ビル」。2位の「シティ・オブ・ゴッド」も納得。
ブラック師匠の邦画1位もやっぱり「キル・ビル」。

 2004年1月22日

バイト。
永田町、国立演芸場「志らくのピン」。山本益博プロデュース。
前座なし。いきなり、志らく師、山本益博、登場。本日最後の演目でなにが行われるのか、この時点ではまだ明かされない。
一席目、シネマ落語「天国から来たチャンピオン」。
仲入り後、再び山本益博、登場。口上。ここで今日のトリの演目が初めて明かされる。「文七元結」のあらすじを語ってもらうと言う。まだどういうことかよくわからない。そんなものがトリで大丈夫なのか?
再び志らく師。「男はつらいよ」全作ひとり語り。シアターグリーンのひとり芝居などでも披露された芸。
そして、落語語り「文七元結」。はたしてどうなるか?
これが面白かった。登場人物の感情を分析し、過去の名人たちの演じかたを実演してみせる。師匠の批評家的な面が爆発していた。これができる落語家は、何人もいないだろう。
ひさびさに志らく師匠の真骨頂を見た思い。
両国亭のメンバー2名と、赤坂見附、ジョナサン。
早くも次回公演の話。6月から隔月でやることに。タイトルは「両国フィーバー」。

 2004年1月23日

バイト。
リーダーに、お江戸両国亭、押さえてもらう。
6、8、10、12月、無事予約。

 2004年1月24日

休み。
「両国フィーバー」の開催に若干の不安を感じる。

 2004年1月25日

永田町、国立演芸場「花形演芸会」。当日券で。
早くきて、まず券を買う。マックで時間つぶし。後輩、遅れてくる。開場時間に戻る。
左側、通路にしゃがんで鑑賞。
山陽 文治の代演の話、傑作。講談は題がわからず。
きくお 記憶なし。
爆笑問題 年末年始のテレビで観たネタがほとんど。
玉の輔 「粗忽の釘」
‐仲入り‐
ゲスト、木久蔵 「林家彦六伝」
マギー裕基 司郎、審司のネタをそのままやる。もろ学生ノリ。
花緑 「ろくろ首」

後輩と、ベルビー赤坂、旭屋書店。そのあとラーメン屋。
一緒に渋谷。本屋めぐり。タワーブックス、闘牛百科書店、ブックファースト、渋谷古書センター。Flying Books は定休日だった。渋谷駅で別れる。


★ 後日、マギー裕基さんご本人からコメントが書き込まれた。

「僕についての書き込み嬉しいです。勉強になります。
学生ノリって鋭いですね。当時、僕は大学の4年生でした。舞台でいったっけ?まあ、本当にありがとうございます。 (2004年05月29日 12時07分25秒)  」

 2004年1月26日

バイト。
松屋。BSEでもうすぐ牛めしがなくなるなか、豚めしを始めた。値段も290円で一緒。さっそく食べてみる。けっこういける。
新宿、紀伊国屋ホール「紀伊国屋寄席」。タダ券で。
トリの文治、昨日、山陽がインフルエンザだと言っていた。やはり代演となる。代演は雷門助六。
小駒 「持参金」
平治 「源平盛衰記」 柳昇のものまねが秀逸。
三語楼「碁どろ」
‐仲入り‐
馬生 「景清」
助六 なにをやるのか興味。文治が演るはずだった「禁酒番屋」はできないので、それに似た噺を、といって「肥相撲」という噺。汚い。短い。それだけじゃあんまりだからといって、最後に踊りも。

立ち読み。ぴあ。応募していた「ぴあコラム大賞」が発表がされている。告知では12月発表だったので、もう見逃してしまったのだと思っていた。
結果。最終選考で落ちている。333通中、ベスト12。しかし、名前が載る以外はなにもなし。
半年の連載権を得た、大賞の井苅智幸。小劇場の役者だ。どこかで観たことがあるように思うが。
しかし、今、立ち読みしなかったら永久に知ることはなかった。危ない。この号、後日、買おう。

 2004年1月27日

バイト。
馬車道、ディスクユニオン。中古CD&DVD「蕎麦あんびえんと」購入。
近くの、サンマルクカフェで時間つぶし。
関内小ホール、喬太郎独演会。落語会には珍しく、若い客、多し。喬太郎が講師を務める関東学院大の学生のようだ。
前座なし。喬太郎「寿限夢」。「にほんごであそぼ」からのブームで、最近やるひとが多いが、あまり面白い工夫には出会っていない。喬太郎に期待するが、やはり驚けず。
喬之助「短命」。
再び喬太郎。マクラ、東横線桜木町駅、高島町駅がなくなることについて。横浜ローカルな話題がばんばん飛び出る。爆笑。そして「お菊の皿」。
仲入り後、三たび喬太郎。新作。タイトルわからず。ホワイトデーの話。こういう冴えない青春物はお手の物。

 2004年1月28日

バイト。

東横線桜木町駅。ドトールがあった場所に駅員が立って、なにかを売っている妙な光景。桜木町散策きっぷ、つまり入場券だ。110円。日付も、ちゃんと最終日の1月30日になるという。これはもう買うしかない。列に並んで購入。
記念の散策きっぷ。
 

ならばと思い、そのまま高島町駅にも行って購入。
数日前より、桜木町駅、高島町駅、ともに写真を撮るひとが増えている。鉄道マニア風のひとはもちろんだが、普通のひとが撮っているのが目立つ。
今さらながら思う。なぜ、なくす?
高島町1月28日。 東横横浜シァル口。

「蕎麦あんびえんと」DVD。最近の小西康陽、いい仕事。横山剣、ちょっとだけ出演。

 2004年1月29日

バイト。
雑務からようやく解放された感じ。

 2004年1月30日

バイト。

東横線桜木町駅、最後の日。夕方にきてみると、案の定、ひとが多い。至るところに写真撮影するひとが。混じって、ケータイで写真撮りまくる。駅や電車よりも、このひとだかりを記録しておきたい。
東横桜木町、最期。 外から東横桜木町。 切符売場の人混み。 写真を撮る人々、昼。
 

桜木町から高島町へ移動。これほどにぎわっている高島町駅は、かつて見たことがない。狭いホームがひとでいっぱい。改札に降りると、きっぷを求める行列が。
高島町駅構内。 高島町改札17時。 高島町、切符の列。 高島町17時10分。
 

高島町の駅員にとっても、生涯でいちばん忙しい日になるであろう。外の歩道橋からも写真を撮る。
外からの高島町駅。

そのまま歩いて横浜駅へ。
ムービル1階、松屋。ジョイフルで時間つぶし。
ヨコハマシネマソサエティ「アイデン&ティティ」。田口トモロヲ×みうらじゅん×宮藤官九郎という組み合わせだけで心躍るものがある。原作マンガに感動したのは、もう10年も前だ。隠れた名作だったが、これで有名になったのは喜ばしいこと。映画は原作に忠実。やっぱり沁みる。

気になって、再び東横線横浜駅へ。
最期の東横横浜駅。 横浜駅、桜木町行。 東横→相鉄連絡口。 東横←→相鉄改札。
 

桜木町に戻ってみる。22時過ぎだってのに、さらにも増して大混雑。報道陣のすがたも目立つ。
桜木町22時過ぎ。 写真撮る人たち。.
 

記念撮影をする家族連れ。小さい姉弟がかしこまって、気をつけのポーズをとっていた。
毎日利用していた駅だから名残惜しい。横浜桜木町間、数回往復してみる。
反町駅も地下に潜ってしまうといううわさを聞き、行ってみる。さすがに反町までにぎわってはいないが、写真、ビデオ撮ってるひと、若干。
反町ホーム奥から。
 

また桜木町駅。きっぷに並ぶひとの列がいよいよすごいことに。地下道の入り口をぐるりとまわり、グラフィティのあるガード下まで伸びている。
桜木町入場券の列。 券売機に並ぶ行列。 外から桜木町。
 

なんだか異常な熱気に包まれている。最後までいたい気持ちもあったが、ほどよいところで切りあげた。
あとはニュースで見よう。
桜木町23時半。

 

 2004年1月31日

休み。眠い。夕方までぐったりする。
知人よりメール。文治師匠の訃報。インフルエンザだと聞いていたのに。あっさりしたものだ。もっともっと観ておくべきだった。
さそうあきら「神童」全4巻、読了。傑作。終盤の悲劇的な展開を除けば、さわやかに読めた。テクニック的にも面白かった。
テレビ。映画「けものがれ、俺らの猿と」。ミュージックビデオの長いやつみたいな感じ。鳥肌実などのキャストは面白い。終盤、ちょっとだけ志らく師匠が出ていて驚く。ぜんぜん知らなかった。絶対、師匠の好きなタイプの映画ではないと思うが。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...