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2024年5月29日水曜日

5月29日水曜日/ブックの日は蒲田から

◇ 雑色・蒲田・糀谷・鶴見

 朝から都内に。どうも疲れがとれず、あたまがしゃきっとしない。電車内では、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで聴いた。太田が事務所に届いていた2冊の本の話をする。Aマッソ加納の小説について語ったあと、もう1冊、玉袋筋太郎「美しく枯れる」について語り始めた。爆笑問題がふたりそろって、玉袋の本を茶化しながらも弱っている玉袋にエールを送っているかのようだった。笑いながらも感動してしまったな。そのあとには太田の「芸人人語」の新刊、高田先生のこれから出る本の話にもなった。

 京浜急行の雑色に用があり、昼は蒲田のほうに歩く。東口を適当に歩き、華香楼という店に入り、ランチメニューのきくらげ・豚肉・たまごの炒めセットを食べた。750円。

 今日はブックの日なのだが、アプリのクーポンが150円引きになってからはモチベーションがだいぶ下がってしまっている。無理のない範囲でまわろうと、まずは蒲田のブックオフに寄っていく。先客にビームせどりの女。連中こそ、ブックの日にせどりをしたところでなんの旨みがあるのかと思う。110円の文庫本を3冊買い、蒲田から糀谷に歩いていく。

 2店目は糀谷のブックオフ。120円の文庫本を1冊、230円の単行本を1冊買う。ここの価格設定はなぜか通常より10円高く、こんな店舗は糀谷のほかに知らない。糀谷から京浜急行に乗り、京急鶴見に移動する。眠くてたまらない。ベローチェに入り、ひと休み。少し眠ってから読書をする。

 ベローチェで、清水ミチコ「カニカマ人生論」を一気に読んだ。2022年刊、幻冬舎。200ページ以上ある本を中断せずに一気に読んでしまうのは、自分としてはとても珍しい。飽きるポイントがまったくなかった。内容はミチコさんの自伝的エッセイ。子ども時代のこと、家族のこと、友だちのこと、先生のこと。思春期になると桃井かおりや矢野顕子のファンになり、タモリの追っかけを始める。のちにはバイト時代の縁から芸能の世界に入っていくのだが、この本は半分以上は芸能界に入る前のことが書かれていて、そも部分がまたとても楽しかった。さくらももこにも似たものがあるだろうか。子ども時代のことなどは、切ないようなことを書いていても、可笑しさとかわいらしさがある。ときどき脱線して、最近の話をして戻っていったり、まじめなことを語るようなところがあっても、そのまじめに語る調子が可笑しい。この本にもこういうエピソードがある。ミチコさんは小学生のころ、育ての母だったひとに、学校であったあたまにきたことをああだったこうだったとぶつけていたら、あなたがカンカンに怒っているときは可笑しいといって母は笑ってしまったという。小学生のミチコさんは、私が怒ると面白いのかと妙に納得したという。

 立ち食いそばの「ういーん」の前を通ると、なかががらんとしている。閉店してしまったのか。ツイッターを検索してみると、正確な情報はわからないが、4月にはもうこの状態だったようだ。この店に入ったことは、結局、一度だけだったかな。鶴見の西口に移動し、今日3店目のブックオフ。220円の文庫本を3冊買っていく。

 二俣川のドン・キホーテに買いものに寄り、ついうっかり、いつものくせでビニール袋を買わなかったが、古本も買っていたからカバンに余裕がないのだった。苦心して、買ったものすべてをなんとかカバンに収めると、パズルを攻略した気分になる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ると、優三さん(仲野太賀)が死んでしまって重苦しい展開になるのかと思いきや、岡部たかしが情けない本音を家族にぶちまける展開が可笑しい。そこからもうひとつコメディがあり、この父もあっさりと死なせてしまった。このドラマは死の扱いかたがすごい。

 今日の「徹子の部屋」のゲストは洞口依子。17年ぶりの出演。29年前、1995年に放送された初出演のときの映像が流れ、この時は30歳、さすがにきれいだ。20年前、2004年に出演した回の映像では、癌になったことを語っていた。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に中村獅童が登場。昨日は「徹子の部屋」にも出ていて、この番組にも出ていたんだな。そういえば、中村獅童と香取慎吾は、三谷幸喜の「HR」で共演していたんだった。獅童の息子たちの初舞台の稽古に密着した映像が流れる。

 少し眠り、深夜になってからコインランドリーに行くと、いつも使っている400円の洗濯機に調整中の札が貼りつけてある。なんという間の悪さだ。出なおすのもめんどうだから、倍額、800円の大きい洗濯機を使うことにする。だったら、もっと多めに洗濯物をもってきてもよかった。悔しいから乾燥機は使用せず、すると、当たり前だけども、水を吸ったままの洗濯物は重いのだ。帰ろうとするときには、もう夜が明けかけていた。

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2024年5月28日火曜日

5月28日火曜日/ChatGPT は何者だ

◇ 竹芝・大森

 深夜から眠らず、朝から都内に。予報のとおり、大雨になる。横浜から東海道線に乗るが、品川に着くまでのあいだにひどい貧血になった。あと少しで品川だと思い、なんとかがんばっていたが、到着する寸前には視界が真っ白になり、扉が開いたすぐ目の前にあったベンチに座り込む。満員電車に乗ることもひさしぶりだった。少し乗っていないとこんなに苦手になるかな。ベンチで少し休んでから山手線に乗り換えたが、山手線も大混雑していた。

 昼食は竹芝、小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。680円。浜松町館のトイレは以前も利用したことがあるが、男女兼用の個室が並んでいる。未来すぎるトイレだ。浜松町館の2階のソファーで少し休憩するが、今日は朝からずっと頭痛がしている。気候のせいもあるだろうか。

 浜松町から京浜東北線に乗り、大森に移動する。雨が止み、雨が止んでいるうちに西友のブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊買う。

 大森で読書をしていこうかというつもりで考えていたが、電車が混まないうちに横浜に戻ってしまいたくなった。眠りながら横浜に戻り、横浜で読書をしようというつもりだったが、その考えもなくなり、読書は電車のなかですることにした。終点まで往復して、読みかけの本を読み終えた。

◇ 読書

 図書館で借りている、スティーヴン・ウルフラム「ChatGPTの頭の中」を読み終えた。2023年刊、ハヤカワ新書。ChatGTP を使いこなしたいから役に立つかと思って読んでみたけど、そういう実用的な本ではなかった。しかし、ChatGPT を理解するにはとても面白い。以下、気になった箇所を引用。

P11-12「ChatGPT で驚異的なのは、たとえば小論文を書くときでも、基本的には「ここまでの文を受けて、次に続く単語は何か?」という質問を繰り返し、そのたびに1つずつ単語を追加しているにすぎないということだ。(略)では、実際問題として、小論文(でも何でも)を書きながら次に追加していく単語をどうやって選んでいるのか。普通なら「ランクの高い」単語、つまり「確率」が最も高い単語が選ばれるはずだと考えるだろう。だが、ここで不思議な魔術が登場する。理由ははっきりしていないのだが――いずれは科学的に説明できる日が来るのかもしれない――、常に最高ランクの単語を選んでいると、どうにも「単調な」小論文になるのが常で、「クリエイティビティを発揮する」ところがまったくなくなってしまうのだ(ときには、一言一句を変えずに繰り返すことさえある)。逆に、ときどきはランクの低い単語をランダムに選んでやると、「もっと興味深い」小論文ができあがる。(略)引き続き魔術めいた言葉を使うが、ランクの低い単語を使う頻度を決める「温度」というパラメーターが存在し、小論文を生成する場合には、この「温度」を0.8に設定すると最もうまく機能することが分かっている。」

P49「ネコとイヌを識別するニューラルネットを作るときには、たとえばヒゲを見つけるといったプログラムを書くわけではない。どれがネコでどれがイヌか、というサンプルを大量に見せて、そこから識別のしかたをニューラルネットに「機械学習」させるだけだ。ここで重要なのが、学習中のニューラルネットは見せられた個々のサンプルをもとにして「汎化」を行っているということだ。(略)なんらかの「汎用的なネコらしさ」だと私たちが考えるようなことに基づいて、ともかくも画像を識別しているのである。」

P61「だが一般的に言って、ニューラルネットを十分に訓練するには「大量のサンプルを見せる」必要がある。そして、サンプルが驚くほど反復的になるというのは、少なくとも一部の処理については、ニューラルネットの重要な知見になっている。実際、手持ちのサンプルをすべて、何度も何度も繰り返してニューラルネットに見せるのは標準的な手法だ。その「訓練の一巡分」(「エポック」という)ごとに、ニューラルネットは少しずつ違った状態となるので、なんらかの方法で特定のサンプルのことを「想い出させ」てやると、「そのサンプルを記憶させる」うえで有効だ(この点も、人間が暗記するときに反復が有効であるのと似ている)。」

P70-71「これまで、コンピューターにとって「基本的に難度が高い」だろうと想定される処理がいくつもあった。小論文の執筆もそのひとつだ。それが、ChatGPT などによって実現されているところを見ると、コンピューターがいたって強力になったに違いないと、とっさに考えそうになる。(略)だが、そう結論するのは正しくない。計算的に還元不能なプロセスは、やはり計算的に還元不能なのであり、たとえコンピューターが個々のステップなら苦もなく計算できたとしても、そのプロセス全体は依然としてコンピューターには根本的に困難なのである。そうなると、結論はむしろその逆になるはずだ。小論文の執筆のように、人間にはできてもコンピューターにはできないと考えられてきた処理が、実は計算処理の点から考えると、ある意味では思っていたより容易だということだ。言い換えるなら、ニューラルネットがうまく小論文を書けるのは、小論文の執筆というのが、これまで考えられていたより「計算処理的に浅い」問題だったからなのである。」

P88「結局のところは、人間の言語の特徴を「ニューラルネットでエンコード」しているのだと考えられる。だが今のところ、その機能の実態はまったく分かっていない。とどのつまり、ここでは「ChatGPT の脳を開いて」(とりあえずは GTP-2 の)、うん、中は複雑だ、理解できない、それでも最後には認識できる人間の言語を生成するのだ、ということを発見している段階だといっていい。」

P104「では、ChatGPT のようなシステムはどうやって、言語を扱えるほどにまで進化できるのか。実は、言語というものがその根本的なレベルでは見かけより単純だからだ、というのが私の考える基本的な答えである。」

P121-122「少し前までなら、(人間の)言語こそ、私たちの「世界モデル」を一般的に記述できる唯一の手段だと考えたかもしれない。数世紀前からすでに、特定のことがらについては形式化が始まっており、その基盤となるのは数学だった。だが今では、形式化に対してもっとずっと一般性の高いアプローチが進んでいる。それが計算言語である。」

P128「ChatGPT の個々の設計には、称賛すべき点がある。だが、つまるところ(少なくとも外部ツールを使う前までの段階では)、ChatGPT は蓄積してきた「一般通念」から「筋の通った文章のスレッド」の一部を取得している「だけ」だ。それでも、人間らしい結果になっているのは驚異的である。すでに述べたように、ここには科学的にきわめて重要な示唆がある。人間の言語は(そして、それを支えている思考のパターンは)、どうやら私たちが考えていたよりも単純であり、その構造はもっと「規則的」らしいということだ。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅する。空気が生暖かい。ひどい強風で、傘を何度もひっくり返しながら帰ってきた。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」では優三さんが死んでしまった。今日の「徹子の部屋」のゲストは中村獅童と獅童の子どもたち、陽喜くんと夏幹くん。

 今日の「#バズ英語」は、XXCLUB の映画コーナーに「猿の惑星/キングダム」のウェス・ボール監督が登場し、対面インタビューをする。番組終盤には「Every Second」という曲が世界的バズソングになっているというミイナ・オカベがスタジオに登場し、弾き語りで曲を披露した。ミイナ・オカベというひとの曲は、先週の「トーキョー・エフエムロヒー」でヒコロヒーが紹介していて記憶していた。 

 放送中の「トーキョー・エフエムロヒー」をつけると、今回はラブレターズ塚本がゲスト。ラジオを聴きながら雑務。SNSを覗くと、今くるよの訃報。76歳。清水国明が都知事選に出馬するというニュースも。今夜は早めに眠る。

2023年10月10日火曜日

10月10日火曜日/カレー屋の看板を見た


◇ 有楽町・大森

 朝から都内に。横浜から乗った東海道線、さほど混んでいたわけでもないのに貧血気味になった。寝不足のせいか。昼は有楽町。昼食にしたいが、正午過ぎはどこの店も混んでいる時間だ。有楽町ビルヂングの地下、それから、交通会館の地下を覗くが、安い店には必ず行列ができている。銀座インズも覗いてみるが、ここはおおむね千円超え。千円のランチなんか食べては罰が当たる。もう駅前のC&Cでいいやと思い、戻ろうとすると、カレー屋の看板を見つけた。同じカレーならば、こっちのほうがよさそうだ。「じゅん散歩」で紹介されたと書いてあり、値段も手頃だ。ガード下にある「ふくてい」というその店に行ってみると、この店が不思議と行列ができていない。かといって、空いているわけではなく、カウンターだけしかない狭い店だが、席の数と混み具合が釣り合っている。店内には、高田純次や風吹ジュン、カズレーザーらのサイン色紙が飾ってあった。看板に書かれていたステーキカレーを食べる。840円。いつもは1100円のようだが、今日は感謝デーで安かったようだ。罰が当たらずに済んだ。

 有楽町から新橋まで歩き、銀行のATMに寄りたかったからだが、どうも眠気で朦朧としている。まだ時間が早いから、大森に寄りたいと思い、そうすれば、電車で眠れると思ったが、新橋駅はこの時間は京浜東北線が停まらないんだ。品川まで山手線に乗り、品川から京浜東北線に乗り換えたが、スレッズの投稿をしていたら眠りそこねた。

 大森北口のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら金の計算をしてみると、なんとか余裕を作れたようで、疲れ気味だが、今のうちに仕事をがんがんやらなければということを考えていた。読書をして、それから、西友のブックオフに寄っていく。220円の新書を1冊、単行本を1冊、330円のCDを1枚買う。帰りの京浜東北線のなかでも読書を続ける。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は阿佐ヶ谷姉妹がゲスト。初登場かなと思ったら、6年ぶりの出演のようだ。6年前は観逃しているかもしれないな。番組最後に、徹子さんに人生の指針となるような言葉をお願いすると、徹子さん「そんなのないのよ、あたしはね。でも、あたしがいつもどうやって生きてるかってことを申しあげると、まず、くよくよしない。いやなことがあってもぱっと忘れる。それから、ご飯はちゃんと食べる。三度は食べなくても、二度は絶対に忘れないようにして食べる。あと、やっぱり、ひとを信じる。だまされたことないんですけど、まあ、いろんなかたをね、信じるということを。それから、自分が仕事が好きだったらその仕事を一生懸命やる。そんなことでしょうかしらね。」

 日曜に放送された「情熱大陸」は、女性として歌舞伎座の舞台に立つ寺島しのぶに密着する。その「文七元結」の相手役に寺島しのぶを提案したのは中村獅童だった。ふたりは同い年、二十代のころに一緒に酒を飲みに行っていて、寺島しのぶが、女じゃなかったら歌舞伎の舞台に出たかったと思い、小さいころに悔しかったと、そう言っていたことを覚えていた獅童は「余計なお世話かもしれないけど、いつか、歌舞伎座でなにかお芝居できたらなあって思いは僕にはあったんですね。」と、カメラの前で初めて明かした。寺島しのぶは、「文七元結」は、父である菊五郎がベストになってしまっていると語る。寺島「それがたぶん、大きく邪魔をしてると思うんですけど」「ホンがまったく同じじゃないし、山田(洋次)監督のオリジナルの「文七元結物語」だし、それは…、「あれっ、なんか違う」っていうところからまずからだが思うわけで。そこをまず外さないといけないなあと思いますね。」 お久を演じる玉太郎の稽古を観ている場面では、歌舞伎ならではの身のこなしについて語っていた。寺島「やっぱり歌舞伎って型だから。型がないとできないし、でも、型だけだと、やっぱり監督(山田洋次)は、こころで芝居っていうものを望まれるかただから、そこをすぐ見抜く? 私は型はないけど、こころはとりあえずあって、でもやっぱり型は、ねえ、できたほうがやっぱり素敵だなあと思うし、うん。そういうところをこう、学んでるんですよ。」 そして、初日の舞台を終えた楽屋では、「あのう、感動もなにもないっていう感じ。正直言って。」「やる前とかのほうが自分で妄想して、ああ、拍手もらって、音羽屋ってかかって、五十年かけてここに立って、もうこんな感激はないって思うともうぼろぼろ泣けてくる、うちとかで。でも、いざ終わってみるとさあーって冷めてて、なんだこの芝居はほんとにだめだなってなんか…。」 この初日は父の誕生日でもあった。息子がキャンプから帰ってきて、これから母親の役に戻るという場面がこの番組のラストシーン。

 ラジオを聴きながら雑務を片づけ、深夜0時頃に眠る。ブログを更新する余力なし。

2021年8月18日水曜日

8月18日水曜日/ラジオとテレビの一日

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ここ数日は忙しくしていて、少し間が空いてしまった。タイムフリーで、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」も、まずは先週の木曜、それから、金曜の中川家の日と順に聴いていく。木曜は、安田大サーカスの団長がゲストだった。「団長安田」というのが正式な芸名なようで、前からそうだったっけ。鬼越トマホークの YouTube に出たヒコロヒーが、松竹芸能の派閥についてしゃべっていたことに、でたらめだと怒っていたのが面白かった。松竹芸能には、どうもこの熱血漢の系譜がある。金曜まで聴いたら、つぎは「日曜サンデー」。中村獅童がゲストで、そういえば、爆笑問題とは日芸の先輩後輩だ。仕事の話になると、ついついまじめな口調になる獅童を、かっこつけていると太田がいちいち茶化すのが面白かった。

 録画していたテレビ番組もいくつか。「紙とさまぁ~ず」は、泉里香がゲスト。この番組、なんと、あと4回で終了のようだ。12回で終了というのはもともとの予定だったようだが、終わらせるにはもったいない番組だ。毎週観ている番組のなかでも、特に楽しみにする番組になっていただけに、なんとか延命できないものだろうか。この番組のことは、てれびのスキマさんも「週刊文春」のテレビ評でとりあげていた。そのほか、「さまぁ~ず論」(ゲスト・ナイツ)、「ボクらの時代」(稲川淳二・テリー伊藤・笑福亭鶴光)、「アド街ック天国」の八景島の回も観た。

 今日は外出らしい外出はせず、朝と夜と、二度、近所のスーパーまで行ってきたのみ。午前中、郵便ポストで出すものがあり、そのついでに買いものをして、すぐに帰ってきたが、帰宅後にすぐ、ゲリラ豪雨になった。間一髪。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 5386人に。神奈川は 2021人。千葉は 1692人、埼玉は 1451人。大阪もついに二千人超え、2296人。兵庫は 1088人、愛知は 1227人、福岡は 1253人。千人超えの県もだんだん増えている。

 楽天マガジンで、「週刊ポスト」のたけしの連載を読むと、「Nキャス」で開会式をボロクソにけなしたあと、劇団ひとりに会ったそうで、「「別にお前のこと言ってるんじゃなくて、全体的にだよ」みたいにフォローしといたけどね」と。開会式のあのタップのシーンが「座頭市」に似ていることは、たけしもやっぱり思ったようで、しかし、そんなたけしも、MISIA の「君が代」は褒めている。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。昨日は雨上がり決死隊の配信があったが、その直前の収録だったのが惜しい。オープニングの中盤から、太田が「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」について話し始め、そこから、話はメンタリストDaigo の発言につながり、熱がこもっていった。ドン・キホーテというのはまさに誰の得にもならない人物であり、テリー・ギリアムにとっては、映画がドン・キホーテであり、自身がサンチョ・パンサなのだと。つまり、無駄なものに引きずりまわされているという構図であると解釈する。「誰が得するんだよ」という今どきのツッコミに対する嫌悪感も示され、損得ではなく、無駄なものを肯定する話だった。

 アマゾンプライムで、短い時間でなにかドラマを観たくなり、適当に探し、「モーツァルト・イン・ジャングル」というドラマを観始めたら、これが当たり。シモネタにえげつない部分はあるが、笑いのセンスがいい。とりあえず、2話まで。これは続けて観てみよう。深夜1時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...