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2023年9月7日木曜日

9月7日木曜日/真打トライアル

◇ テレビ

 早朝に目が覚める。昨夜は涼しかった。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は「100万円争奪金網デスマッチ」という企画。オードリー春日、みなみかわ、あかつ、チャンス大城が挑戦する。この手の企画は嫌い。早送り。番組後半にプレゼンターとして登場したのは、なんと、田村淳だ。この番組には9年半ぶりの登場だという。淳がプレゼンしたのは「番宣CMでダウンタウンがガッツリ泣いてたら流石に視聴率爆上がり説」。スタジオで、ダウンタウンのふたりがそれぞれ泣いているかのようなカットを撮る。この番宣、目にはしていたけど、別になんとも思わなかった。

 昨夜の「あちこちオードリー」は博多華丸・大吉がゲスト。華丸大吉がたどってきた道のりがとても独特で、ここまで詳しく知ることも今までなく、大いに興味をもつ。もともとは福岡大学の落研の友だちだったふたり、それぞれの高座名は、大吉は「福々亭こまんど」、華丸は「福々亭さろん」といった。最初のコンビ名は高座名を合わせた「さろこま共同体」。NSプロダクションという事務所にスカウトされ、つけられた名前が「ヨッチャンオカチャン」「福大土木経済」。それから福岡吉本が発足し、そのタイミングで吉本所属となる。その発足時に一緒に所属したのがカンニング竹山。1989年に「吉本新喜劇やめよっカナ?キャンペーン」というのがあり、それがここにつながってくるんだな。そのキャンペーンであぶれた座員たちが博多温泉劇場で公演を行い、華丸大吉はそこに住み込みで裏方をやりながら出番ももらっていた、そこがデビューとなるわけだ。1991年には「どっちもどっち博多っ子倶楽部」という福岡ローカルの番組があり、竹山が司会に抜擢されるが、2、3回の収録後に竹山は失踪する。吉本は竹山と華丸をコンビにするつもりで、大吉はその番組でフロアディレクターをやっていたのだが、竹丸の穴を華丸大吉で埋めることになり、そのあとに始まった村上ショージ司会の番組「Doの夜はとことん」という番組では雛壇に座る。この番組が当たり、のちに村上ショージが抜け、華丸大吉がメインになった「とことんサンデー」という番組が大人気になった。それがデビュー2年目、21、22歳頃。しかし、それ以上に人気だったのがおタコプーだったという。1997年、「電波少年」がブームだったころに、「とことんサンデー」では大吉が1年間アメリカに行く企画を番組スタッフと進め、生放送で発表するが、福岡吉本の所長と番組の関係が悪く、所長が番組に怒鳴り込み、番組の枠が消滅することに。アメリカには吉本が行かせてやるという話になり、自宅で待機するが、吉本からはなんの音沙汰もなく、大吉はそのまま1年間休業するはめになる。結局、インドに40日間ぐらい行ってきてから復帰したというのだが、大吉はそのひまな時期に漫才のネタを書いていた。華丸はそのあいだ、FMのDJをやっていた。1999年からは「爆笑オンエアバトル」が始まる。福岡吉本の6年下の後輩、ヒロシのブレイクに刺激され、東京進出。2005年、華丸の児玉清のものまねが「細かすぎて」でブレイクし、翌年には「R-1」で優勝するのだが、このものまねはFMのDJ期に生まれていたというのだから、いったいなにが幸いするか。

 火曜に放送された「アンタウォッチマン!」は、とにかく明るい安村の特集。元はアームストロングというコンビだったが、このコンビが2000年結成なんだ。2007年の「M-1」の敗者復活戦は、アームストロングのつぎがサンドウィッチマンという順番だった。重い空気のなか、その空気を打ち破るようにウケたのがアームストロング。それがあったからサンドウィッチマンがウケたというわけか。もし順序が逆だったら、アームストロングが勝ちあがっていた可能性もあっただろうか。



◇ 六本木

 朝から都内に。昼には六本木のほうに移動し、交差点から芋洗坂を下っていくと、現場作業員風の兄ちゃんたちが、休憩時間にサイファーをやっていた。六本木はすごいな。蔦屋書店の手前からテレビ朝日の前にあがり、六本木ヒルズのほうに昇り、また交差点に戻ってきた。珉珉という店に入り、週替わりランチの牛バラ肉のトーチー炒めを食べた。800円。









◇ 渋谷・下北沢

 渋谷に出て、センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。階段の百均から、2冊買う。松濤のベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら、しばらく眠る。読書もするが、あまり集中できない。冷房が寒い。それから、井の頭線に乗り、下北沢に移動。時間に余裕あり。ほん吉に寄り、外の棚から110円の文庫本を2冊買う。古書明日にも行ってみるが、こちらは休みだった。




◇ 落語会

 北沢タウンホールにて、今月も立川らく兵さんの真打トライアルの会を。当日精算、2500円。19時開演、前半が「らくだ」、仲入りを挟み、後半は「文七元結」。最後に志らく師匠の講評。「らくだ」はかなり面白いと思ったのだが、師匠はややきびしめだった。しかし、まったく心配していなかったが、無事に真打昇進決定となる。よかった。前日にらく兵さんとDMのやりとりをしていて、まあ、大きなお世話かと思いながらもちょっと提案をしていたのだが、やっぱり、それは果たされなかった。披露目までにどれだけ盛りあげられるかのほうを心配している。

 帰宅前に雨に降られた。昨日は傘をもっていたのに降られず、今日は傘をもっていない。濡れながら帰る。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、元高見山の渡辺大五郎がゲスト。そして、今日の「ニュース7」を観ると、ジャニーズ事務所の会見を扱っている。帰りの電車内で、SNSから情報は目にしていた。望月衣塑子の質問がひどかったようだが、このひともまたトラブルの多いひとだ。会見には、藤島ジュリー景子、東山紀之、井ノ原快彦が出席。藤島ジュリーは社長を辞任、東山が社長に就任し、年内で引退するという。しかし、このニュースでは見出し程度の映像しか流してくれなかった。深夜2時前に眠る。

2023年8月10日木曜日

8月10日木曜日/言葉とコンピューター


◇ 虎ノ門・渋谷

 朝から都内に。昼は神谷町から虎ノ門のほうに向かい、珉珉という店に入り、ランチメニューの餃子一人前定食を食べた。600円。そのあとには渋谷のほうに移動し、宮益坂のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。夏休みのナイツの代打に伊集院光が登場するというので楽しみにしていた。パートナーは箕輪はるか。伊集院から高田先生の話が出るのが珍しい。「俺ねえ、高田文夫さん、ラジオの師匠としてっていうか、勝手に…。高田文夫さんは、自分の育ててるひとがいっぱいいるから、僕はそこに入ってないから、高田文夫さんからしたら、お前のこと知らないって思うかもしんないけど、高田文夫先生のひとことですごい開眼したことがあって。ニッポン放送で、そうやって出てきましたっていうときに、高田文夫さんがゲストに僕を呼んでくれたことがあるんですよ。で、僕は緊張してるわけですよ。僕はその、高田さんの集まりにも、高田文夫先生じゃないひとから誘われて、浅草キッドとかから誘われて、あいさつ行こうかっていうのもちょっと遠ざけてたから。どう思われてんだろうなとか、あと、あれがたけしさんの前でたけしさんをいちばん盛りあげてた高田文夫なんだって思うと緊張すんじゃん。入ってきたら、今日のゲストこのかたですって、ガチャって入ってくるみたいな展開で、生放送で。そのとき、高田先生が言ったギャグが、「どうしたんだ、新巻鮭を2本ももって」って言ったの。普通にきたの。「シルクハットが似合ってるなあ」「だけど、裸はだめだぞ」って立て続けに言うのよ。それが超面白くて。だからそんときに、ラジオってそういうことなんだと思って。」 そして、14時台は志らく師匠がゲスト。これまたわくわくさせられる顔合わせだ。落語家としては伊集院のほうが入門は早いが、志らく師匠のほうが歳上、しかも、伊集院は落語家を辞めているというねじれた関係にある。伊集院が「呼び捨てでいいんだよな、呼び捨てで。立川志らくです。」と紹介すると、志らく「どうも、伊集院師匠、ご無沙汰してます。」 話はまず、若手時代に共演した際に伊集院が抱いていた誤解から始まり、それから、師弟関係について語られていった。伊集院「それこそ、それがわかるひとと話をしたいなってずっと飢えてたんですけどね、今、どんどんコンピューターがあたまよくなってるじゃないですか。ええと、それを使ってるひとたちも似たような感覚になってくと思うんですけどね。コンピューターってビッグデータだから、たとえば、いい言葉、褒め言葉をいっぱい知ってるから、褒め言葉をいっぱい言ってるっていうことは、これは誹謗中傷ではない。で、あと、貶し言葉も、あまた貶し言葉をぜんぶビッグデータで入れてるから、こういうことを言ってることは悪口であるってことをやるから、これは誹謗中傷だから表示できませんみたいなことをやってくれる世の中にもうほぼなってるけど、僕、談志師匠に唯一褒められたことがあって、前座のときに大勢ひとがいるなかで、俺を急に指差して「馬鹿のなかではましな馬鹿」って言ったんですよ。すっごい嬉しくて。ほんとに、大袈裟じゃなくて、帰り、ずーっと笑ってるぐらい。「こいつはそういう意味で言やあ馬鹿んなかではましな馬鹿だよ。太ってるぶんだけましだ。」って言って。その要するに、目につくからってことなんだけど。この褒め言葉をたぶんコンピューターは理解しないと思う。」「これを言うと、コンピューターはもっとあたまよくなってくから、それすらも理解するようになりますよって言うんですね。みんな言うんだけど、僕が思うのは、その手前に、たとえば、家でアレクサに話しかけるときに、一回聞きとれないと、こっち側が合わせて、「アレクサ、今日の、天気は、」って訊くじゃないですか。あれをやるってことは、こっち側が合わせていくことだから、おそらく、この褒め言葉は通じづらくなってるってところで、言葉なんてのは通じる言葉、通じなければ意味ないから、減らしていくじゃないですか。そうすっと、コンピューターがうわまわりしてあたまよくなるより先に、言葉の理解と言葉の使いかたのほうが、俺は死滅していくと思うんですよ。」 

 センター街を抜け、まんだらけに寄り、階段の百均から3冊買っていく。渋谷から移動し、学芸大学のブックオフにも寄った。110円の文庫を1冊、220円の単行本を3冊買う。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは板尾創路。10年ぶりの出演だそうだが、前回の出演は観逃しているかもしれない。父が川柳作家だったというのも初めて知るような気がする。長女が亡くなったことにも触れる。前回出演時に亡くなった話をしていて、そのときの映像も流された。次女はカナダに留学し、これも知らなかったが、今は家族でバンクーバーに住んでいるという。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に三遊亭白鳥が登場していた。取材は岸川真。タイムフリーで、月曜の「ラジオショー」も聴き始めるが、聴きながら眠ってしまう。ひどい疲れ。深夜0時前だったか。

2023年8月9日水曜日

8月9日水曜日/真打トライアル

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。「ランジャタイのがんばれ地上波!」の「ネット弁慶-1グランプリ」が面白かった。トンツカタン森本、しずるKAZMA、流れ星たきうえというメンバー。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組も。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」の14時台は海原やすよともこがゲスト。以前、この番組のオープニングでNGKに男闘呼組がやってきた話をしゃべっていたが、その放送を男闘呼組はメンバー全員でラジコで聴いたんだとか。

◇ 下北沢

 午後から都内に。朝から雨が降ったり止んだり。まるで亜熱帯の気候のようで、家を出るとすぐにべとべとした雨が降り始めるものの、雨を浴びていたほうが気持ちがいいくらいの暑さだ。今朝は食べものを切らしてしまい、なにも食べていなかった。スーパーでパンをひとつ買い、駅のホームで食べていく。小田急線に乗り、下北沢まで。つい2週間前にも下北沢にはきているが、そのときと同じく、まず昼食にしたいと思っても、ランチタイムを外れてしまうとなかなか決められない。今回も無駄に歩きまわるはめになる。先日は閉まっていたほん吉に今日は寄れた。外の棚から、110円の単行本を1冊買う。ひさしぶりにヴィレッジヴァンガードにも寄り、ピーコックストアの上階にある三省堂にも寄った。ここの三省堂に寄るのは初めてかもしれない。3階にあるが、冷房が弱く、店内は蒸し暑かった。昼食は遅い時間になってしまった。結局、富士そばに入り、食べたくもない冷やし肉富士そばを食べた。650円。マクドナルドに入り、ひと休み。ここも冷房が弱い。読書をするが、集中力がない。じっとしているだけで疲れる。






◇ 落語会

 立川らく兵さんの真打トライアルの会を観るため、北沢タウンホールに。当日精算、2500円。らく兵さん本人からこの会の案内をいただき、直接予約したら、前方の真ん中の席をとってもらえた。しかし、知ってるひとが出てくるのをこんなに近くで観るのもかえっていやなんだけども。すぐ目の前の席にMさんがいたので声をかける。このあたりは知り合い席なのか。後方は空席が多く、集客には苦戦しているようだ。客席の年齢層の高さも気になった。最近はよその落語会にもあんまり通わなくなってしまっているが、若い落語ファンはどのくらいいるんだろうか。19時に開演し、まず、らく兵さんが出てきてあいさつをする。そして、すぐに志らく師匠を呼び入れた。真打トライアルというのは立川流ならではの会なのだが、師匠に落語を聴いてもらい、真打になってもいいかというお墨付きをもらうための会だ。師匠の誕生日が近く、弟子一同からの誕生日プレゼントとして、還暦祝いの赤いTシャツが渡された。演目は予告されていたとおり、一席目には「子別れ」を、休憩を挟み、二席目には「紺屋高尾」を口演した。どちらもたっぷり、普通の会ではなかなかないような重い組み合わせだが、「紺屋高尾」のほうが笑いは起きていたと思った。しかし、それにしても硬いという感じはする。二席が終わり、最後は師匠の講評。さっそく、真っ赤なTシャツを着て現れた。師匠の指摘するらく兵さんの弱点に納得する。ほんと、そのとおり。真打トライアルの会は2ヶ月連続で行われ、今回は前編。師匠が真打と認めるか否か、その結果は来月の後編に下される。まあ、ここ数年の傾向ならば、真打には問題なくなれるのだろうと思い、なんにも心配はしていないのだけど。終演後にロビーに出ると、働いているお弟子さんたちもそろいの赤いTシャツ姿になっていた。

 電車内で、図書館で借りている「小説幻冬」4月号の太田光特集を読む。「笑って人類!」の発売に合わせた特集だが、石戸諭によるインタビューはネットにも公開されていて、それはすでに読んでいた。特集といっても、このインタビューと書店員からのメッセージが見開き2ページにあるだけのもの。ほかに読みたいページはなく、借りるほどのものでもなかったか。しかし、くり返し読んでも、太田のインタビューはとても面白かったのだが。

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・マルシア)を観て、Spotify のポッドキャストでは、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。壇蜜はお休み、水谷加奈といとうあさこというメンバー。インスタに投稿してから眠る。

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2023年6月18日日曜日

6月18日日曜日/パワーランキング

◇ テレビ・ラジオ

 朝、起きあがると、からだがまだひどく疲れている。昨日の「やついフェス」では朝から晩までほぼ立っていたのだから、そりゃあもちろん、かなりの疲労になるだろう。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観ると、広末の不倫にけっこう時間を割いていた。そこまで重大なニュースかな。そのあとの、歌舞伎町の異変の特集は興味深く観た。歌舞伎町タワーができたことで、子どもや外国人が増えているんだそうで、つまり、歌舞伎町の流儀がわからない人間が増えているというわけだ。とはいえ、外国人観光客からすると東京は安全に感じられるようで、SNSでは、道端で寝ている人間の写真を集めた「渋谷メルトダウン」というアカウントがあるそうだ。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴いていた。オープニングには、今朝は「サンデージャポン」にも出演していた田原俊彦がこちらにも生登場。14時台のゲストは佐野元春だったが、これはあとで改めて聴こう。

 午後から外出。横浜駅改札内、星のうどんに入り、とり天丼と冷やしうどんのセットを食べた。660円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。混雑していて、空席をなんとか見つけ、カウンター席に座るが、テーブルと椅子の高さのバランスが悪く、すこぶる座り心地が悪かった。ここはよくきている店なのだけど、ソファーの席でないとだめだな。そのあと、ビブレのブックオフに寄ると、この前に寄ったときから一週間も経ってないが、文庫にまたごっそりといい本があり、110円の文庫本を14冊買っていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」は、永山絢斗の逮捕のニュースから始まった。広末の不倫の話題では、鳥羽シェフから番組にコメントが届く。今朝の「ワイドナショー」も観ると、坂上忍が8年ぶりの出演のほか、田村淳、河井ゆずる、最上もがという顔ぶれ。自衛官の発砲事件が扱われ、スタジオに登場した元陸上自衛隊の山下裕貴というひとの解説がとても詳しく、明晰でわかりやすかった。あれっと思ったけど、そういえば、「サンジャポ」はこのニュースを扱っていなかったか。やす子の食レポのコーナーもなかったが、たまたまなのか、配慮したのか。

 楽天マガジンで、「日経エンタテインメント」のタレントパワーランキングの特集を興味をもって読んだ。調査をしているアーキテクトという会社は、過去にはアンケートに答えたこともあるし、集計のバイトもしたことがあるから(まだFAXの時代だった。)調査の方法はよく知っているのだが、例えば、街頭で調査するように、回答者は無差別に選ばれているわけではない。自らアーキテクトに登録しているひとたちにメールが送られ、そのアンケートに回答したいひとだけが答えているわけで、(回答すると、微々たるポイントが付与されるはず。)つまり、このアンケートにかなり積極的に答えたいひとたちによる声、との注意は必要だろう。質問項目については、誌面で明らかにされている。各タレントについて、認知度、関心度の度合いを選んでいくというものだが、しかし、そもそも、アンケートのリストに名前がないタレントは調査の対象外ということになる。その調査結果を独自の算出方法によりランキング化しているのだが、ランキングよりも、あとのページに載っている分布図のほうが面白く、細かく見ていくとどうもランキングのからくりがある。爆笑問題なんかはランキング外になってしまうのだけど、分布図を見ると、けして悪い位置にはいないように思える。志らく師匠の名前が見つけられないのも不思議で、談春、昇太、たい平、伯山の名はあるのに、あれだけテレビに出ている志らく師匠がアンケートに名前が入っていないってことはあるだろうか。落語家のなかでも、カテゴリーがお笑いとタレントに分かれているのも変で、その間違ったカテゴライズをもとにしたアンケートであるというのもじつにいい加減だ。所ジョージなんかは芸人にカテゴライズされていた。

2023年3月29日水曜日

3月29日水曜日/「立川流三人の会」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、今週はもちろん、水卜アナの結婚を話題にする。中村倫也からの手紙も読まれ、TAIGAさんからは花束の贈呈、山里亮太も登場した。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」だが、今週の「ラジオショー」はナイツが春休みで、今日は伊集院光が代打を務める。となると、「ビバリー」のエンディングにも注目せざるをえない。昇太師匠と伊集院のクロストークというのはなかなか珍しいんじゃないだろうか。そして、「ラジオショー」は伊集院と安藤なつという顔合わせ。この関係性も面白いのだが、家を出なければならないので、これはまた改めてタイムフリーで聴こう。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は夜に予定があるのだが、ブックの日でもあるので、それも無駄にはできない。まず、いつもどおり、鶴ヶ峰のブックオフに。ブックの日のクーポンを使用するには500円以上の買いものをする必要があり、たった500円の本を選ぶのに苦労する日もあるのだが、今日はすんなりといい本を見つけられた。そのクーポンだけでなく、鶴ヶ峰店はブックの日には2割引きにもなるから利用しない手はないのだが、さらに、水曜は雑誌がなんと半額だった。文芸誌を2冊選び、これらがそれぞれ半額、それと、110円の文庫本と新書を各1冊、これが2割引きになり、さらにアプリのクーポンで300円引きとなる。これだけ買って、計300円弱。鶴ヶ峰店はすごい。


 鶴ヶ峰から横浜に移動し、先に昼食にする。五番街の龍王を覗いてみると、この店はよく行列ができているのだが、行列がなく、今がチャンスとばかりに入ってしまう。にんにく醤油のレバー丼を食べた。大盛り無料、600円。そして、ビブレのブックオフに。ここもすんなり、500円を超える。今日みたいに、あとの予定があるときは助かる。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊、ついでに、550円のCDも1枚。もう時間に余裕がなく、今月は2店だけしか寄れなかったが、しかし、思いのほか、いい買いものができた。





◇ 落語会

 横浜から東横線、中目黒から日比谷線に乗り換え、はるばる人形町まで。高田文夫プロデュースの公演「立川流三人の会」を観るため、明治座に。すぐに完売してしまい、一度はあきらめたチケットだったが、追加で販売された立見席の情報を運良く知ることができ、朝から並んでまで買ったのが今月10日のこと。そこまでしてチケットを買うこともひさしぶりだった。今日の公演は昼の部と夜の部があり、観るのは夜の部だが、昼の部も気になり、こうそわそわする公演もめったにないのだが、昼の部の情報もツイッターからチェックしつつ、夜の部のチケットをゆずるというツイートを目にして、リツイートしたりもしていた。開演30分前には到着。明治座だから幟が立つのだろうかと期待したが、さすがに今日は一日だけの公演だから幟はないのか。飾りつけもなんにもないのがやや寂しい。手指の消毒をして入場。入り口ではステッカーが配られ、これが唯一の記念の品。まず、3階席(建物は4階)まであがり、席を確認する。客席のいちばん後ろの通路の床にテープが貼られ、囲われているところが立見席。一応、正面の真ん中寄りの場所で、立見席のなかではいい席だ。しかし、開演までこんなところに突っ立っていても疲れてしまう。立見席とはいえ通路だから、カバンを置きっぱなしにするのもまずいかと思い、カバンをもって下の階に降りる。トイレを済ませ、開演が近くなるまでソファーベンチでくつろいでいた。

 18時開演。幕が開くと、舞台の上には桜が咲いているセットになっている。まず、高田先生が登場し、「中条きよしです。」「道端ジェシカです。」 と自己紹介する。そして、高田先生に呼び込まれるかたちで、志らく、談春、志の輔が順に登場した。出番順は決められておらず、それを決めるジャンケンが最初にあるという趣向。最初に談春が勝ち、談春はたしか二番手を選んだはずだ。志らく、志の輔のジャンケンは志の輔が負け、トリは志の輔かと誰もが思ったが、勝った志らく師が、なんと、トリを選んだ。主役を志の輔には譲りたくないということか。昼の部は談春がトリで「文七元結」をやったので、負けじと、志らく師も「文七元結」でトリをとると宣言した。最初に二番手を選んでいたはずの談春師は、高田先生たちがそれを聞いてなかったようで、早く決めろよと急かされるようにして、談春師は初めて選ぶように一番手を選んだ。一番手として、改めて高座に登場した談春師、思い出話を語り始め、これが止まらない。いちばんセンチメンタルなのは談春師だ。しっとりと「宮戸川」をやり、続いて、志の輔師が登場。談春師に誘発されたかたちで、志の輔師も家元の思い出を語る。昼の部では「親の顔」をやったようで、この位置ならば夜は古典を聴けるかと期待したら、「みどりの窓口」だった。家元に新作を褒められたエピソードからこの噺に入った。志の輔師の新作に対するこの執着はいったいなんなんだろうか。二席終わり、休憩に入ったときには19時半。予定よりも延びている。下の階のロビーに降り、座りたいのだが、席はあっという間にとられてしまい、反対側までぐるっとまわり、ようやく座れる席を見つけた。ロビーぐらい、立見席の人間に座らせてくれと思うよ。30分の休憩を終え、席に戻る。立見席はすべて売れているはずなのに、左隣りが空いたまま、この客は現れそうにないから、左側に少し移動し、のびのびとスペースを使わせてもらうことにする。後半はトリの一席のみ、志らく師匠が登場。宣言どおりに「文七元結」をやった。志らく師のここぞというときの勝負強さがさすがだった。志の輔師匠がトリだったら勝負は賭けなかったんじゃないか。志らく師の高座は45分ほど。結果的に、昼の部と夜の部が対のように、いいバランスの会になった。エンディングでは、また全員が勢ぞろい。志らく師の口調が馬生師匠にそっくりと談春師、志らく師がやっている最中、裏では談春師と志の輔師がそんなことをしゃべっていたようだ。志らく師には同時通訳が必要だと突っ込み、志の輔師には耳が聴こえないと突っ込む、この3人がそろい、いちばん楽しそうにしていたのは談春師だった。この「立川流三人の会」はこれが3回目。過去2回はチケットは買えず、観ることがかなわなかったが、過去2回のときは談志師匠はまだ元気だった。今日、楽屋にはそれぞれの弟子はたくさんきていたが、兄弟弟子はひとりもきていなかったという。


 終演後、大混雑のなかを下の階に降りていくと、あれっと思って、何度もちらちら見てしまったが、ロビーに三浦瑠麗のすがたを発見した。この会に三浦瑠麗とは意外な、しかも、大変なときではないのかと思ったが、三浦瑠麗はどういうわけかマスクもせずにいた。外に出たところで、広瀬和生も目撃する。外に出ると、まさかの雨降り。少し離れたまいばすけっとまで走り、ビニール傘を買った。帰る前にひと息つきたく、人形町のマクドナルドに寄っていく。スマホの充電もしたかった。アイスコーヒーにドジな店員がミルクをふたつつけ、3階の席まで上がってしまってから気がつき、取りに戻るのもめんどうだから、ガムシロップなしで飲む。1時間ほどして外に出ると、雨は止んでいた。なんという間の悪さ。

 帰宅は深夜0時を過ぎる。今日は家を出る前に録画残量を作ったつもりでいたのに、勘違いしていたようだ。「あちこちオードリー」が途中までしか録画されておらず、「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」の最終回はまるまる録りそこねてしまった。これは悔しいな。楽しい一日かと思えば、なにかしら失敗している。眠る前に、これはきちんと録画されていた「水曜日のダウンタウン」だけ観る。「隠れた友達が全く見つからず見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説」というのはひどかった。幼稚園児をドッキリに仕掛けるのは絶対にやめるべきだ。どれだけギャラが出るのか知らないが、これを許可する親もひどい。深夜2時頃に眠る。

2023年1月1日日曜日

1月1日日曜日/元日

◇ 元日

 ラジオを聴きながら、寝っ転がったまま、だらしなく年を越し、新年になったところでアマゾンプライムで映画を1本。新年1本目に観る映画には、山中貞雄監督「丹下左膳余話 百万両の壺」を選んだ。部屋に廉価版DVDがあるのだが、いつ買ったのかも覚えていないが、観てはいない気がする。テレビドラマで中村獅童主演でリメイクされたことがあって、それは観ている。高瀬実乗という喜劇俳優をきちんと観たことも今まであまりなかったが、こうして観てみると、大泉洋は高瀬実乗の感じがあるんだな。

 ダビングのセットをする必要があったから、深夜2時過ぎまで眠るわけにはいかなかった。年が新しくなっても、録画残量の確保にさっそく追われている。Spotify で落語を聴きながら眠り、朝7時過ぎに目覚めた。ラジオをつけると、「志の輔ラジオ 落語DEデート」が放送中で、ゲストが志の輔を相手にしゃべりまくっている。誰かと思えば、ヤマザキマリだった。これは過去の傑作選だったんだろうか。ラジオを聴きながらもう少し眠り、それから、録画していたテレビ番組を。新年1本目に観るテレビはMXの「復活!言いたい放だい元日SP」から。志らく師匠のチャーミングさを引き出してくれるのは今や伯山さんだけだ。「役者になるのが俺の夢」「「逃走中」とかに出たいもん」という驚きの発言に笑う。「談志師匠を超えてほしい」と伯山が言うと、志らく師匠は「無理」と即答。タイムフリーで、大晦日に放送された「ロケット団の定例ラジオ」を聴きながら、またもう少し眠る。

 録画残量の確保する都合があるから、テレビの放送時間に合わせてこまめに眠り、録画を観てしまう必要がある。今度は「紅白歌合戦」を観始める。もちろん、すべては観ないで早送りも多用しながらだが。序盤には郷ひろみのメドレーがあり、会場のロビーを歩きまわりながら、そこにさまざまなキャラクター性の強い人物たち(ものまねや一発屋芸人)が現れる演出がいよいよ恒例になっているようで、ゆうたろう(石原裕次郎)、どんぴしゃ森本(王貞治)、アントキの猪木(アントニオ猪木)、3時のヒロイン(ジュリアナ風の衣装)、テツandトモ、ダンディ坂野、スギちゃんらが登場していた。渥美清、ユリ・ゲラーのひとは誰だかわからなかった。水森かおりの歌の前には松丸亮吾が登場し、「謎解き紅白」という企画があった。歌っている最中に謎解きが仕掛けられているという、なんだこりゃと思う企画。ファイターズガールの「The Fox」から、日向坂の「キツネ」、山内惠介「恋する街角~きつねダンスRemix~」(ヒャダインによるリミックス)というメドレーもなかなか強引だが、イルヴィスをなぜ呼んでやらないのだろう。THE LAST ROCKSTARS の世界初パフォーマンスも珍しいから一応観て、それから、坂本冬美&スカパラの「お祭りマンボ」が前半のトリだったのだが、そのあとには「鎌倉殿の13人」のコーナーが始まり、小栗旬が登場し、大河の主演を松本潤に引き継いだところでニュースに入ってしまった。「お祭りマンボ」でにぎやかに終わればいいのに、こんなに地味な前半の終わりはあるだろうか。番組は19時20分に始まり、ここまで1時間35分。21時から後半となる。鎌倉八幡宮からの中継で、後半もやはり静かにスタートした。後半1曲目は、ウタ「新時代」から。ヴァーチャルのライブで「紅白出場」って言われてもなあ。ステージでは乃木坂や韓国のアイドルたちが踊り、やけに働かされている。三山ひろしのけん玉企画もあいかわらずあるのだが、もう飽き飽きだとは思いながらも、しかし、始まるとどうなるかと思って観てしまう。今年も見事に世界記録を達成した。続いては特別企画、ディズニーのスペシャルメドレーがあり、司会の3人(大泉洋・橋本環奈・櫻井翔)も歌って踊った。リハーサルもあるだろうし、司会者の負担はいつもこんなに大きかったっけ。そして、つぎに登場したのは Vaundy だ。これは楽しみにしていた。「怪獣の花唄」と、それから、milet、Aimer、幾田りらも登場し、「おもかげ」を歌った。Vaundy はテレビに出たことはあるんだろうか。歌う Vaundy のすがたを初めて観たのだが、先日の「週刊文春」の「顔面相似形」にジェーン・スーと並べられた写真が載っていて、そこで顔は知っていた。続いては、純烈&ダチョウ俱楽部&有吉弘行「白い雲のように」。これも今回の目玉企画。工藤静香のメドレーでは、娘の Cocomi がフルートで参加し、これはものまねのネタにされそう。それから、加山雄三の最後のライブパフォーマンスもあり、これも注目の場面で、「海 その愛」を歌い、そのあとに審査員の徹子さんからかけられた言葉もよかった。昨年に引き続き、藤井風も楽しみにしていて、「死ぬのがいいわ」は今回のベストパフォーマンスかと思うくらいに面白かったのだが、しかし、時間の都合もあるんだろうけど、そのあとに大泉洋が割り込むのがちょっと早すぎる。篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」では小室哲哉が演奏をしていて、「紅白」はさすがに豪華だと思わされる。終盤はいよいよ早送りできないひとが続き、星野源「喜劇」、それから、休養前の氷川きよしは「限界突破×サバイバー」を、そして、ユーミンはAI荒井由実との「Call me back」から、SKYEの演奏で「卒業写真」を歌った。KinKi Kids には山下達郎からメッセージが届き、「硝子の少年」「Amazing Love」のメドレーを歌った。安全地帯の37年ぶりの「紅白」出演、石川さゆり「天城越え」と続き、そしていよいよこれも目玉企画、桑田佳祐たちの「時代遅れの Rock'n'Roll Band」だ。ここは事前に収録されたもので、まさかの寸劇から始まった。部室のようなセットに、Char、野口五郎、世良公則がいるところに桑田佳祐が入っていく。しかし、寸劇には佐野元春は参加しないんだな。この寸劇の場面では、加山雄三へのリスペクトを込めて「夜空の星」も歌われた。トリは MISIA と福山雅治。

 今夜のぶんの録画残量を確保し、これでようやくテレビから離れられる。今度はラジオ。らじるらじるの聴き逃し配信で、年末29日に放送された「古舘・ヒコロヒーの時代は言葉で作られる」を聴いた。第2弾の今回は「紅白」をテーマに語る。今回の出演者を話題にしながら、ヒコロヒーからは「藤井風テレビ」の話も出た。古舘からは司会をしたときのことが語られ、古舘と上沼恵美子の関係は、最終的にはそんなに悪くなったままだったのかと驚かされる。古舘とヒコロヒーは、ともに中島みゆきのファンだという共通点もあり、中島みゆきは谷川俊太郎の影響を受けていることを古舘から知らされたヒコロヒーは谷川俊太郎のファンでもあった。前回は茨木のり子の偶然の符合があったが、今回は谷川俊太郎だ。1963年の「紅白」の話題から、植木等の名が出ると、ヒコロヒーは二十代前半のころにレンタルビデオで「無責任シリーズ」をひととおり観たというので、またヒコロヒーが好きになってしまったな。この番組、レギュラー化してもらいたい。

 ブログの更新をして、読書も少し。それからまた、録画していたテレビ番組を観る。「笑点」の新春スペシャルでは、宮治の座布団十枚獲得ロケがあり、家族におもてなしをするという宮治の希望だったが、昇太の指令により、福岡までヒラメを釣りに行き、自ら板前になり調理する。綾瀬はるかが司会の大喜利は早送りしてしまったが、そのあとの振袖ペア大喜利は、早送りしないで観ていたら意外と面白かった。生見愛瑠、高木菜那、久本雅美、滝沢カレン、ヒコロヒーが出演。サンドウィッチマンの漫才、城島茂とクールポコのコラボなどもあり、最後は東西大喜利。文枝、八方、鶴光、八光、菊丸が出演。最後に昇太師匠から、新メンバーを2月から迎えることが発表された。

 年明けすぐに放送された「ぐるナイおもしろ荘」もなるべく早く観てしまいたかった。そういえば、去年の優勝はゆめちゃんだったんだっけ。出演順に、ひつじねいり、宮武ぜんた、まんざらでもねぇ、喫茶ムーン、ちゃんぴおんず、竹田こもちこんぶ、マードック、ナイチンゲールダンス、YELLOWww、元祖いちごちゃんという10組。トップのひつじねいりは「G-1」の予選を観に行ったときにMCをやっていたコンビだ。まんざらでもねぇは「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」でも観ている、手品をするコント。YELLOWww は「ネタパレ」にも出ているくらいで、このなかではわりと目立っている印象があるが、ほかは初めて観るだろうか。後半には「新春パーツ芸メドレー」という企画もあり、未来土偶よしき、サク、久保遥、おちもり森、シャルロットが出演。そして、最後に結果発表。ひつじねいりとまんざらでもねぇが面白いと思ったが、優勝はちゃんぴおんずだった。2位はナイチンゲールダンス、3位は宮武ぜんた。今年は結果がまったく予想できなかった。深夜1時半頃に眠る。

2022年12月22日木曜日

12月22日木曜日/神楽坂で珍品噺を

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。普段はほとんど聴くことのない「パンサー向井の#ふらっと」をなんとなくつけてみたら、今日は向井が不在で、高橋ひかると喜入友浩がしゃべっていた。向井がいないほうがなんだか聴きやすい気がする。部屋が寒い。ラジオをつけたまま、少しぼんやりする。ツイッターを覗いてみると、フジテレビが芸歴16年以上の漫才の賞レースをスタートさせることが発表されていた。司会は東野幸治。「G-1グランプリ」の存在価値はどうなるだろうか。録画していたテレビ番組をいくつか。月曜の「しゃべくり007」(ゲスト・中山美穂)など。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけると、オープニングでは「M-1」の話をする。番組後半では、松本隆からのメッセージが流された。以前、清水ミチコが「風街ろまん」のジャケットに松本隆以外の3人のサインをもらっているという話をしたら、それをリスナーがツイッターに書き、松本隆本人の知るところになったという流れのようだ。ちょうどまた、松本隆は南佳孝と有楽町でイベントをやっていたというわけか。午後はそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。オープニングでは、昨夜の「水曜日のダウンタウン」のクロちゃんの企画を話題にしていた。テレビにクレームを入れるひとの気持ちがわかったと土屋さん。

◇ 五反田・神楽坂

 午後から外出。朝から雨降りだったが、いつの間にか止んでいた。ひどい空腹。横浜駅、西口五番街の龍王に入り、にんにく醤油のレバー丼を食べていく。600円。東急線を乗り継ぎ、まずは大崎広小路まで。五反田のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を3冊、単行本を3冊買う。

◇ ラジオ

 そのあとは飯田橋に移動し、神楽坂のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴いた。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は志らく師匠がゲスト。もちろん、今日も「M-1」の話になる。YouTube の配信で話していたこととも重複するのだが、大吉がポッドキャストで話していたことと合わせると、ふたりの採点の考えかたはとても似ていて、さや香をやすきよと比較するところまで一緒なのだが、大吉はやすきよを塗り替えたと評価し、志らく師はやすきよには及ばないと評価した。そのほか、ドラゴンズの話などもあり、最後は円楽の話になった。

◇ 落語会

 ベローチェを出て、すぐ近所の香音里に。志ら玉さん主催の「珍品噺研究会」。この会をいつ知ったのかは忘れてしまったが、必ず行くつもりではいたものの、予定の目処がなかなか立たず、予約したのは昨日だった。19時開演、15分ほど前に到着する。当日精算、1500円。受付にはがじらさんがいたので、「地蔵中毒観ましたよ」とひとこと言えた。この会は3年ぶりの開催になるのだろうか。珍品噺を掘り起こして口演する会なのだが、そもそも、談志師匠が珍品噺をよくやっていたのだから、こういう会を立川流がやる意義はとても大きいはずだ。しかし、お客さんはあまり入っておらず、顔見知りのひともいなくなってしまった。前座なし、寸志「蜀山人」、らく人「朝友」、志ら玉「厄払い」、仲入り、がじら「お産目出度や」、最後は座談。この会場、香音里が今月いっぱいで閉鎖するという残念なお知らせもあった。民家を利用した貸しスペースで、いい雰囲気の会場だった。



◇ 読書・テレビ

 神楽坂から東西線に乗って帰る。電車内で、和田誠・三谷幸喜「それはまた別の話」を読み終えた。2001年刊、文春文庫。親本は1997年刊。「キネマ旬報」の連載対談。このとき、和田誠は六十代だが、三谷幸喜はまだ三十代だ。この年齢で、和田誠が若いころに観ていた映画について語りあえていることに改めて驚く。古い映画だけでなく、新しいところでは、1996年公開の「トイ・ストーリー」を語っている回もある。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」を2日分、昨日の放送は片岡鶴太郎がゲスト。40年前、28歳のころに出演した映像も流れた。三線を引きながらものまねをする新ネタも披露。今日の放送は古田貴之がゲスト。「サンデージャポン」に出演していたロボット博士だ。若いころに難病にかかり、余命宣告をされたのだが、それがなぜか治ってしまったという話をしていた。その理由はわからないそうだ。

2022年12月19日月曜日

12月19日月曜日/「M-1」のあと

◇ ラジオ

 朝、起きあがるなり、ツイッターで「M-1」関連のツイートをまだまだ追いかけてしまう。午前中にブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、やっぱり、昨夜の「M-1」の話から始まった。高田先生は、さや香、ロングコートダディ、ヨネダ2000、オズワルドにも触れつつ、ウエストランド井口のかわいらしさ、そして、談志、たけし、太田と続く、東京の悪口の系譜を語る。12時台には先週から決まっていたとおり、ウエストランドが登場する。ウエストランドという名前は、地元岡山のショッピングセンターの名前からいただいたものだということを今さら知った。午後もそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなし。こちらでももちろん、「M-1」の話をたっぷりとする。塙さんによると、大吉はストップウォッチを持参していたんだそうだ。オープニングのあとのコーナーでは森田さんというひとが登場し、誰だかわからなかったのだが、午前中に神奈川県庁に取材に行ったという話をしていて、黒岩知事に神奈川県の職員がダイヤモンド野沢の写真を見せたという情報があった。14時台は、NONSTYLE がゲスト。「M-1」語りが続く。和牛効果でコントとの垣根がなくなったという石田の分析が面白い。

 駅前まで用があり、夕方に少し外出。買いものをして、それから、かつやに寄り、期間限定メニューの味噌たまカツ丼を食べた。715円。1時間ほどで、すぐに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 TVer で、先週放送の「エルピス」第8話を観るが、視聴期限が切れてしまうから急いで観るしかなかったが、気持ちはまだ「M-1」に奪われていて、まるで集中できなかった。マキタスポーツさんが週刊誌の編集長役で登場する。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された友近の「シン・ラジオ」を聴くと、ちゃらんぽらん冨好さんのコーナーでは、その前の土曜日に放送された「THE W」を話題にしていた。天才ピアニスト、紅しょうが、エルフは、NGKの冨好さんのものまねコーナーでアシスタントをやっているという関係なのだ。巨人師匠と同じく、冨好さんも「くん付け」で呼ぶんだということが知れた。

 ラジオを聴き終えたタイミングで、YouTube をつける。志らく師匠が「らく塾」の生配信を始めるということを知り、20年前の塾生としては、これは観ておくべきかと思った。開始から数分遅れでつけるが、倍速で観始めたらすぐに追いついた。まあ、らく塾といっても、予想どおり、おおむね「M-1」の話になる。聴いてみなければわからなかったのは、師匠は採点法をしっかりと考えていて、80点を基本点にし、技術、面白さ、衝撃、魅力をそれぞれ5点満点で加算していくという方法をとっていたことだ。てっきり、師匠のことだから、もっと直感的につけてるのかと思っていた。なるほど、この採点法ならば、さや香よりもヨネダ2000の点が高くなったことに自身で驚いていても不思議はない。せっかくだから、チャットも参加しながら聴いていたが、重くなるから、パソコンではチャットを閉じた状態で視聴し、スマホから投稿した。数件投稿したのだが、配信の終わりかけ、最後の最後で読んでもらえた。「イリュージョン」の話題が出たので、「江戸の風」に相当するものは漫才にはあるのでしょうかという質問をした。和牛やさや香に点が辛くなった理由はここで語られたのではないだろうか。配信は90分ほどで終わった。500円の投げ銭をしているひとがひとりだけいて、終わりかけに投げ銭したから、投げ銭したのに質問に答えてもらえなかったといって怒っていた。こしらさんのファンかな。


 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「情熱大陸」は、73歳の市村正親に密着。息子ふたりも登場し、離婚した篠原涼子とも一緒の家族写真も画面に映された。そして、なにげなく観ていると、終盤になり、市村から「今回の「ミス・サイゴン」最後だね」という言葉が飛び出す。30年務めてきた大役だ。最後の舞台は映像に残したくないという美学から、カーテンコールの場面だけが撮影を許される。

 そのほか、「拾われた男」の最終回などを観て、ラジオを聴きながら眠る。深夜0時過ぎだったか。

2022年11月21日月曜日

11月21日月曜日/「談志まつり」

◇ 岩本町・日比谷

 早朝、カンフェティで「ザ・東京漫才」のチケットの確認をしてみたら、戻りがあり、無事にチケットを予約する。してやったりだ。金曜に発売し、すぐに完売してしまったのだが、引き換え期限がすぎるのを狙っていた。忘れずにいてよかった。朝から高笑いが止まらない。

 朝から都内に。外に出ると、雨降り。予報ではすぐに止みそうなのだが、今、家を出るときには降っているから、しかたなく、傘を差して出るが、駅に着くまでにはほぼ止んでしまった。ちょっとの時間差で、余計な荷物が増えた。イヤホンの故障につき、電車内ではラジオを聴けず、読書をする。昼食は岩本町、随苑という店に入り、豚角煮チャーハンセットを食べた。850円。早々に食べ終わってしまい、もう出ようとしていたら、杏仁豆腐が出てきた。知らずに、危うく食いそびれるところだった。


 夕方、金を降ろす必要があり、どこの銀行に寄るのがいちばん都合がいいかと探し、内幸町に見つけた。そのあとには、日比谷公園を抜け、東京ミッドタウンに向かう。地下のセブンイレブンにイートインがあるとわかり、ここで時間をつなぐことにした。コンセントもあり、スマホの充電もする。イートインの利用は30分までと貼り紙がしてあったが、1時間近く居座り、読書をしていた。




◇ 落語会

 16時半過ぎ、よみうりホールに。今日11月21日は談志師匠の命日につき、恒例の「談志まつり」。ずいぶんご無沙汰のような感覚になるが、自分のツイッターを検索してみると、2019年以来。その翌年はコロナに突入する。没後十年の昨年はどうしてたんだっけと思っていたが、開催自体が3年ぶりなのだ。金もあったりなかったりだが、チケット発売時にたまたま金があったからよかった。しかし、以前ならば、こういう場には誰かしら知っているひとを見かけたものなのに、ロビーには知っているひとが誰もいない。働いているのは前座さんだとは思うが、前座さんが出るような会に足を運んでいないから誰もわからない。2階席だが、U字型になっている左列の先のほうの席だから、1階席の後方よりもステージに近いくらいだ。ステージには高座があり、いい表情をした談志師匠の写真パネルがぶらさがっている。場内には談志師匠の落語が流れていた。「反対俥」をやっているのはわかったが、そのあとの噺はなんだったろうか。

 17時開演。前座なし、まずはいきなり、平林が家元の扮装で登場した。さすが、直弟子はみんな家元の真似が上手い。噺は「味噌豆」。それから、小談志「大安売り」、談笑「堀の内」と続く。こはるさんの真打ち昇進が決まったんだそうで、それを談笑師匠のマクラで初めて知った。続く、キウイさん。キウイさんもよくウケていて、いいことなのだが、ここにもかつての立川流の会との空気の違いを感じる。キウイさんは昇太師匠の「ストレスの海」をやった。続く、談春は「百川」。仲入りになり、時計を見ると、18時20分。後半は雲水から。上方落語で、これは演目名がわからなかったが、あとで調べたら「秘伝書」という噺のようだ。そして、志らく師匠。マクラで、「笑点」の司会を引き受けるとしたら条件があり、座布団運びは談春、と言ったところで、スーツ姿の談春師匠がソデから飛び出してきた。高座にもたれかかり、ひとこと、ふたりで「M-1」出ようかって。談春、志らくがそろう会というのも珍しく、それも、今回の「談志まつり」は観なければと思った大きな理由だった。噺は「幇間腹」。志らく師匠が終わると、席を立つ客がけっこういたのはいやなもんだった。ワタナベの関係者ではとも思ったが。談之助は漫談。立川流の歴史を語る。見える席に野末陳平先生がいらっしゃるのがわかったが、陳平先生も里う馬師匠の前に退席してしまった。トリは里う馬「蒟蒻問答」で終わった。里う馬師匠の落語もじつは家元にそっくりなのだなということも、家元が亡くなる前には気がつけなかった。時計を見ると、20時過ぎ。退場は時間差になり、ロビーに出たら演目の写真を撮ろうと思っていたが、演目の貼り出しは、密を避けるためになしだって。まあ、われわれが落語会に通い始めたころは演目を貼り出す習慣なんてものはなかったのだが、習慣になれば、すっかりあてにするようになる。ロビーには、サンボマスターからの花があり、しかたがないからこの写真を撮った。


 有楽町ビルヂング地下のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べた。読書の続き。ムトー清次「談志写真帖」を読んだ。2012年刊、彩流社。談志ファンにはおなじみの写真家の写真集だが、文章も多く添えられている。一緒に写っている顔ぶれも面白く、高座50周年記念パーティーの場には、川内康範、山城新伍、澤田隆治、玉置宏、西部邁、和田アキ子らのすがたが。別の場にはたけしが、若き爆笑問題が。談志師匠を囲む、アンジャッシュ、おぎやはぎ、テツandトモのすがたもある。いや、この本は今日でしか読めなかったな。

 東海道線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していた「しゃべくり007」は「群馬県人会」の特集。これは面白くないから、ざっと早送りして消去する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、ふかわりょうがゲスト。木曽さんちゅうとコンビを組みそうになっていたというのは知らない話だった。深夜1時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...