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2024年11月19日火曜日

11月19日火曜日/布団は買わない

◇ 音楽・テレビ・雑誌・ラジオ

 Spotify で、谷川俊太郎が訳詩を手掛けた「マザー・グース」のアルバムを聴きながら眠っていた。早朝に起きあがり、いったんゴミを出しに行き、今度はラジオを聴きながらもう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、ヒコロヒーの思い出の雀荘飯を探す「雀荘クエスト」という企画。福田麻貴の実家が雀荘で、ヒコロヒーは福田麻貴と出会うより前に母と出会っていたという。日曜早朝に放送された「立川志らくの演芸図鑑」は、タイムマシーン3号、鈴々舎馬るこが出演。対談のゲストは柳家さん喬。さん喬師匠にとって落語とはなんですかと質問すると「メシのタネ」だって。

 楽天マガジンで雑誌のチェック。「SPA!」では「孤独のグルメ」のトリビュート漫画の企画をやっていて、今週は浦沢直樹が描いている。「エッジな人々」には「THEゴールデンコンビ」のコンビ、野田クリスタルと高比良くるまが登場。去年の「M-1」が盛りあがらなかったというのは出場者たちの共通認識なのか。くるま「視聴者もお笑いに詳しくなりテクニック論を語り、出場者のネタバレも横行した。その結果、決勝が全然ファンタジックな空間じゃなくなって、盛り上がらなかった。」

 「サンデー毎日」「FLASH」の松本の記事にはこれといって新しい情報はなかったが、「週刊女性」にはほかにはない情報があった。「実は、松本さんの裁判終結に関しても、文春サイドとなかなか折り合いがつかない状況に対し、これまで訴訟に関して深入りしてこなかった浜田さんが、松本さんに直接、〝まずはそっち(訴訟)を終わらせるべきじゃないか〟と提案し、結果的に和解へとつながったそう。」という証言をしているのは中堅お笑い芸人なる人物。松本が第一に考えているのはスピードワゴン小沢の進退という記事だが、これについては浜田も「小沢の復帰は最優先で考えないとアカン」と話しているという。あるいは、テレビ関係者の証言によると、「最近も後輩芸人だけでなく、中居正広さんなどの芸能人も含め、旧知の仲間らと自宅で飲み会を開催したそうなんです。そういった場面であれば、裁判の騒動や復帰の話題になりそうですが、単に〝松本さんがめちゃくちゃ面白い話をし続ける会〟になったんだとか。」

 午後はラジオ。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を途中からつけた。ゲストコーナーには、将基面貴巳という「従順さのどこがいけないのか」という本の著者が出演していた。大竹まことよりも、ほとんど小島慶子が聞き手になっている。

◇ 病院

 午後から外出。なにをしていたというわけでもないのに、ずいぶん遅い時間になってしまった。やけに余裕がない。鶴ヶ峰のバスターミナルからバスに乗り、上白根町まで。なか卯に入り、牛あいがけカレーを食べる。730円。上白根病院に着いたのはいつもより少し遅い時間になった。いつもどおり、エレベーターから直接病室に入っていくと、受付のお姉さんが追いかけてきて、面会者の用紙を書くように言われた。母が足を痛めたと言っているのでちょっと驚いたが、本当に痛めたのならこっちに連絡がくるだろうし、どうも疑わしい。通りがかった看護師さんに、足が乾燥していたのでニベアを購入したということを知らされたが、それのことを言ってるんだろうか。今日は珍しく、担当医の先生が病室をまわっていた。向かいのベッドの90歳のお婆さんともお話しする。このお婆さんの話を聴くのがけっこう楽しみになっている。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングのあとには、25歳以下の賞レースで優勝したガングリオンという男女コンビが登場。12時台ゲストは松本典子。今年から活動再開していたとは驚いたな。東貴博は松本典子の大ファンで、ファンクラブにも入っていたそうだ。松本典子は東八郎とは「バカ殿」で共演しているのだ。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、390円の単行本を1冊買う。横浜から星川に移動し、コーナンで布団を買わなければと思っていたのだが、そういえば、去年、電気毛布を買っていることを思い出し、布団はいったん保留にする。玄関のチャイムも買いなおそうかと思っていたが、これも保留。なにも買わない。星川の駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとクッキー&クリームの三角チョコパイを食べながら、読書をしていく。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 マクドナルドで、山藤章二「「笑い」の混沌」を読み終えた。1991年刊、講談社文庫。親本は1990年刊。これで三部作をすべて再読。ゲストは登場順に、立川談志、なぎら健壱、上岡龍太郎、黒鉄ヒロシ、吉川潮、伊東四朗、せんだみつお、清水義範、亀淵昭信、清水ミチコ、高田純次、井上ひさしという12人。文庫解説は吉川潮。清水ミチコとの対談のなかで、山藤章二が「女とお笑い」というテーマを考え、思いつく「喜劇女優」を互いにあげていて、樹木希林、一谷伸江、楠トシエ、飯田蝶子、清川虹子、松金よね子、久本雅美の名が出ている。山藤「ここ数年でやっぱり大物っていうのは山田邦子でしょうね。」「笑芸の歴史の中でやっぱり革命的な存在だと思いますけどね、山田邦子の存在っていうのは。いち早く女を捨てたっていうのかな、そういう凄味があるんですよ、彼女にね。」 清水「山藤さんがこれからショージョ、笑う女って書いて笑女はたくさん出てくるけれども、山田邦子がその先駆者だったことは忘れちゃいけないって書いていらっしゃいましたね。」 山藤章二が女を捨てたかどうかを問題にしているのはいかにも時代だが、「清水さんは絶対できないと思うんです。またやっちゃいけない人だしね。その同一線上で山田邦子対清水ミチコという比較は論じられないと思うね。だって清水さんの新しさというのは健全な主婦で、母親でね、いい妻が芸をやってるっていう感じがあるでしょう。」

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は「オモウマい店」との合体特番になっていた。名物店主3人が登場し、雛壇の前列に座る。後列にヒロミが座るのが珍しい。シロウト相手だとがんばるさんま。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。太田も出演しているフジテレビNEXTで放送されたタイマーズのドキュメンタリーをきっかけに、清志郎の思い出と、書籍化もされている「COVERS」の特番の記憶を語る。それらが自身のネタ作りと選挙特番に跳ね返る。たっぷり、47分までしゃべっていた。

2024年10月22日火曜日

10月22日火曜日/一歩も外出しない

◇ 雑誌・テレビ・読書・配信・ラジオ

 早朝、ゴミを出してから眠りなおし、ブログの更新をしようとするが、あたまがまるでまわらない。たくさん眠らないとだめだ。少しテレビを観て、ラジオを聴きながら横になる。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には、朝日奈央の結婚式に出席したフワちゃんが黒のドレス姿でママチャリを漕ぐ写真が掲載されている。西田敏行の記事もあり、西田敏行は宴席では、「復讐するは我にあり」の三國連太郎が倍賞美津子の胸を揉みしだくシーンのものまねが得意だったという。

 午後、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は遠藤憲一がゲスト。徹子さんにコワモテの役の演技をねだられ、今度は逆に徹子さんに同じことをやらせる。

 昨夜の「キョコロヒー」は「エレベータートーク王」に続く第2弾、「集合時間に全員揃うまでのトーク王」という企画。キスマイ宮田俊哉が、大林素子が到着するまでのスタッフの打ち上げの場を盛りあげる。2番手はシソンヌ長谷川が挑戦するが、こちらは実際に大林素子が到着するパターン。

 昨夜の「モンスター」第2話は、アイドルに歌詞の盗作疑惑がもちあがるという物語。このドラマ、1話完結形式だから観やすい。趣里が最後にアイドルの完コピをしてみせる。笑いになるはずの場面なのに、もっとコメディにふりきってしまえばいいのにと思った。しかし、古田新太はいつになったら出てくるんだ。

 夕方になって、ブログをようやくひとつ更新する。今日はひさしぶりに一歩も外出せず、母が家にいないほうが楽だというのが正直なところだが、そうなると、費用の問題に新たに悩むということにもなってくる。

 部屋で読書。山藤章二「「笑い」の解体」を読み終えた。山藤章二が笑いについて語り合った対談集の2冊目。1991年刊、講談社文庫。親本は1987年刊。ゲストは登場順に、タモリ、高橋章子、古舘伊知郎、春風亭小朝、高橋春男、所ジョージ、景山民夫、イッセー尾形、川崎徹、加藤芳郎、森田芳光、吉行淳之介という12人。文庫解説は高橋春男。1冊目と比べると、実演者がぐんと増えた。80年代の新しい顔ぶれになったという感じがする。

 Netflix で、観よう観ようと思っていた「LIGHT HOUSE」をようやく観始める。星野源と若林正恭が出演。初回は阿佐ヶ谷の喫茶店で語り合う。「LIGHT HOUSE」というこのタイトルの意味も、観てみるまでわからなかった。演出は佐久間宣行。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。オープニングは野球の話ばかりしているかと思えば、今度の選挙特番にも関係する話だった。そして、やはり、亡くなったピーコの話をたっぷりとする。それから、西田敏行のこと。「サンジャポ」でも触れていた「遺体」という映画について、いつも思うが、太田は映画のシーンをなぜこんなに細かく再現してしゃべることができるのだろう。それから、話は「太陽を盗んだ男」に移り、西田敏行が出ていたことを覚えていなかったが、沢田研二の犯行動機が最初の野球の話につながったのには驚いた。

2024年10月11日金曜日

10月11日金曜日/今日も病院

◇ 病院

 早朝にいったん目覚め、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。昨日、病院でもらってきた書類を確認し、今日の予定を考える。台所もだいぶ散らかっている。

 午後から外出。まず、ライフのダイソーに寄り、病院にもっていくものをそろえていく。それから鶴ヶ峰に移動し、旭区役所に寄っていく。昨日は病院から帰ってきたあとに病院から電話があり、要介護認定の手続きをしなければならなくなった。受付は別棟にあり、あまり時間はかからず、スムーズに手続き完了。西友でも買いものして、鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで乗る。今日は混んでいて座れず、ずっと立っていた。バスのなかで、SNSから大山のぶ代の訃報を知った。これには思いがけず、悲しみがこみあげてくる。

 上白根病院に着き、今日は直接、病室に向かう。昨日の病室から隣りの病室に移っていた。母はからだをベッドにベルトで固定されている。状況もわからず、ベッドから出ていこうとするから止むをえない処置なのだが、ここは4人部屋で、ほかのベッドのお婆さんが言葉を発すると、母は会話をしようとする。向かいのベッドのお婆さんは水を飲みたがったり、おむつを替えてほしいと、つらそうな声で懇願している。また別のお婆さんはしっかりしているようだったが、母と会話をしたがり、握手を求められたから握手をすると、手を握るちからがとても強い。94歳だとおっしゃっていた。今日は生活用品を届けるだけで、すぐに帰ろうと思っていたが、結局、1時間近く面会していた。

◇ 川崎

 バスに乗り、鶴ヶ峰に戻ってくる。横浜方面に行くつもりが、ぼんやりしてたら羽沢国大前まで乗ってしまい、戻ってくる。横浜から東海道線に乗り換え、川崎まで。ここでようやく遅めの昼食。モアーズ地下の香蘭にて、豚肉と野菜炒めを食べる。600円。上階のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。

 TOHOシネマズ川崎にて、「タイタンシネマライブ」を観る。今回から2800円に値上げ。ひさしぶりに上の階のスクリーン。開演前にはぐんぴぃ主演映画の宣伝があった。19時半開演。出演順に、藤元達弥、春とヒコーキ、鎌、まんじゅう大帝国、あさひ、ネコニスズ、脳みそ夫、ラランド、キュウ、シティホテル3号室、マシンガンズ、シューマッハ、ウエストランド、BOOMER、爆笑問題という15組。ダニエルズを解散したあさひはひとりコントで出演した。コンビのコントのときのキャラクターがひとりコントでも変わらぬ面白さだ。明日に「キングオブコント」を控えたシティホテル3号室は、ミュージカルになると無敵になるコント。ゲスト陣では、マシンガンズのやけっぱちな漫才に笑う。ラランドは巨乳の家庭教師のコントだったが、じつは教えるのも上手いというアイデアがひとつある。シューマッハは営業スタイル。BOOMERの談志師匠の漫才はひどかった。エンディングでは、まず、シティホテルに明日の「キングオブコント」の意気込みを訊く。しかし、田中はコットン推し。太田はラランドに対し、いやなジジイになってしまう。

 母が入院していると、帰る時間を気にしなくていいのは助かる。モアーズのマクドナルドに入ろうとしたら混雑していて、西口に移動し、ミューザ川崎のマクドナルドに入った。アイスコーヒーと、おいもとキャラメルの三角チョコパイを食べる。日記の下書きをして、読書も少ししていく。

◇ 読書

 帰りの電車内でも読書を続け、山藤章二「「笑い」の構造」を読み終えた。この本を通して読んだのは高校生のとき以来じゃないだろうか。なにより、ジャンルを超えて笑いに関心をもつようになったのはこの本の影響だ。1991年刊、講談社文庫。親本は1985年刊。初出は「小説現代」1984年1月号から12月号まで。山藤章二が笑いについて語り合った対談集。ゲストは登場順に、横澤彪、色川武大、谷岡ヤスジ、小沢昭一、村松友視、南伸坊、澤田隆治、糸井重里、倉本聰、田辺聖子、高田文夫、長部日出雄という12人。文庫解説は高田文夫。この対談集は3巻まで続いたのだが、文庫化されたのは3冊とも同じ年だった。たしか、高校生ぐらいのときにこの3冊をまとめて買ったんだった。2巻にはタモリ、3巻には談志師匠や上岡龍太郎なども登場するのだが、1巻だけ見るとなかなかシブい人選で、このなかでは高田先生が若いほうになる。ことあるごとにつまみ読みはしてきた本だが、それでもまた、改めて興味をもつ箇所がある。

 帰宅は深夜になり、録画していた「NHKニュース7」を観ると、日本被団協にノーベル平和賞が与えられ、1時間の拡大放送になっていた。大山のぶ代の訃報もしっかりと扱われている。

 母がいない間に1階の掃除を進めておこうと思い、ラジオを聴きながら作業をする。先週土曜に放送された「永野のオールナイトニッポン0」を聴きそびれていて、タイムフリーで聴いた。掃除をしてゴミ袋を玄関に出しておくと、ちょっとした隙に、ゴミ袋がネズミに食い破られていた。人間がすぐ近くの距離にいるのに、平気で出てくる図々しいネズミ。ラジオをつけていようが、部屋が明るかろうがおかまいなしなんだ。

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2024年10月4日金曜日

10月4日金曜日/まだまだ「極悪女王」

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝から眠り、昼前に起きあがる。ブログの更新をしようとするが、あたまがまわらない。録画していたテレビ番組をいくつか。「おむすび」をここまで一週間観て、特にいやなところがあるわけではないんだけど、なにを拠りどころにして観ていけばいいのかわからない。今季はもういいかな。

 今朝の「あさイチ」は、ゆりやんレトリィバァがゲストだったのでこれも録画しておいた。ゆりやんの第一声は「橋本環奈です。」 まずは「極悪女王」を紹介するダイジェスト映像が流されたが、月曜に観終わったばかりだから、これだけでもう情緒がぶり返されてしまう。ゆりやんはスタジオでは竹刀をふりまわして暴れまわる間寛平スタイル。斎藤工、ダンプ松本からコメントのVTRがあり、ダンプ松本は引退シーンのゆりやんの頑張りを涙しながら語った。スタジオのゆりやんも涙しながら、ここはまじめに語るが、華丸からハンカチを渡されるとおもいっきり音を立てて鼻をかんだ。この緩急。プロレスに関しては大吉が詳しいから補足説明も行き届いている。そのあとには、ゆりやんの生まれ故郷、奈良県の吉野町が紹介される。「NHK上方漫才コンテスト」で優勝したときの映像や、「アメリカズ・ゴット・タレント」に付き添った親友の香帆さんからのコメントVTRもあった。番組後半には「特選エンタ」のコーナーに緑黄色社会が登場。トークを挟み、2曲生演奏した。最後は「みんな!グリーンだよ」のコーナー。食虫植物の講師として、獣神サンダー・ライガーが登場した。エンディングではまた、ゆりやんが竹刀をふりまわして暴れる。

 今日の「徹子の部屋」は三宅裕司がゲスト。初出演は1986年放送、35歳のときの映像が流される。このときは結婚したばかり。三宅裕司の妻のエピソードに、徹子さんが大ウケ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングではもちろん山藤先生の思い出話がたっぷりと語られていた。高田先生が「らくご in 六本木」でいきなり落語をやった一週間後、山藤先生が訪ねてきて、そこから立川藤志楼の独演会が始まる。藤志楼の落語が昇太師匠たちの世代の落語に影響を与えていくという流れは落語史のなかではとても大きいはずだ。「爆笑問題カーボーイ」で太田がしゃべっていたこともここでまた高田先生から語られる。番組終盤にはゆりやんと唐田えりかが乱入。このあとの「中川家 ザ・ラジオショー」のゲストなのだが、そのついでに出演したのだ。乱入すると、松村がすかさず古舘伊知郎のものまねで実況する。高田先生は今朝の「あさイチ」も観ていた。

 夕方から外出。今日も夏日。一日おきに暑くなる。10月なのに、外は半袖で歩いているひとばかりだ。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を1冊返却する。二俣川からいったん横浜に移動し、それから星川に戻ってくる。保土ヶ谷図書館に寄り、本を1冊借りていく。イオン天王町のフードコートにて、マクドナルドのアイスコーヒーと月見パイを食べながら読書する。

 平塚雅人「ダンプ松本『ザ・ヒール』」を一気読み。2021年刊、小学館。ぱっと見、活躍当時に出した本かと思いそうになるのだが、つい3年前に出た本なんだ。著者は元東スポの記者だが、著者の視点はなく、ダンプ松本が語るスタイルで書かれている。こういう本ならば、普通は著者名をダンプ松本にすると思うんだけどな。「極悪女王」を観たばかりで追体験するダンプ松本の壮絶な半生。掲載されている写真を見ると、ドラマの再現度の高さがわかる。ダンプ松本の母が書き続けていたという直筆の日記が掲載されているのが強烈。夫である五郎の墓の絵が何度も描かれていたり、「五郎の嘘つき矢郎の裏切り者早く死ね」という言葉が何行もくり返しびっしりと書かれているページがある。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「NHKニュース7」を観ると、石破の所信表明演説の様子を伝えていた。

 タイムフリーで、今日の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングから友近が出演している。礼二と友近は、ともにサブローシローにあこがれていたという共通点がある。そして、14時台ゲストにはゆりやんレトリィバァと唐田えりかが登場。ゆりやんのボケに唐田えりかも乗ってくる。唐田えりかはゆりやんのことを「レトリ」と呼んでいる。

 Spotify で「ゆりやんレトリィバァの最近どう?」という4月から始まったポッドキャストを見つけ、これも聴いてみたが、ここでのゆりやんはボケずにしゃべっている部分もある。


2024年10月3日木曜日

10月3日木曜日/人間は不完全な生き物

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 早朝に起きあがり、ブログを更新しようとするが眠くなり、2時間ぐらい眠りなおしてからようやく更新する。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「おむすび」を観て、それから、火曜に放送された「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・岸井ゆきの)を観る。火曜の「NHKニュース7」も観そびれていた。この日は石破茂が第102代総理大臣となり、1時間の拡大放送だった。楽天マガジンのチェックをすると、「週刊新潮」に王楽が七代目円楽襲名という記事がある。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、ミチコさんがさっそく高市早苗のものまねをやっている。

 夕方から外出。昨日買った眼帯はつけ心地が悪く、代わりに目の下に絆創膏を貼ってみたら、紫に変色した部分はだいぶ隠せるからこれで外出してしまおうということにした。視界を狭めた状態で外出するほうが怖い。胸もじわじわ痛くなり、うつぶせの姿勢でいると苦しくなる。今日は朝から雨降り。この時間には止んでいたが、傘をもっていく。なにも考えずに半袖で出てきたら、ちょっと寒い。

 二俣川に出て、南口の日高屋に入る。中華そばと餃子のセットを食べる。670円。西友のイタリアントマトに入り、読書してから帰る。

 夜に帰宅し、まず先にブログの更新をもうひとつ。それから、読書の続き。「山藤章二のブラック・アングル25年 全体重」を読み終える。2002年刊、朝日新聞社。古本屋で安く売っているのを見つけて、めったに見ないかと思って買っておいた本。重い、厚い。「ブラック・アングル」25年間の傑作選が収録されていて、すいすい読めるかと思っていたが、ひとコママンガをじっくり読もうとすると、なかなか情報量が多い。傑作選のあとには全作品が小さいサイズで掲載されているページもあり、これもざっと眺めるだけでは惜しく、老眼だからメガネを外し、見えるかぎり、じっくりと目を通した。問題となったあの「虱の党」の回は、ウィキペディアで掲載号も確認したが、この本には未掲載だった。すでに出された単行本に収録された解説もすべて再録されている。井上ひさし、山口瞳、星新一、筒井康隆、三浦雅士、糸井重里、飯沢匡、長部日出雄、景山民夫、天野祐吉、岡崎満義、清水義範、赤瀬川原平、猿谷要、古舘伊知郎、ナンシー関、加藤芳郎、山田太一、テリー伊藤、太田光、佐高信、町田康、ねじめ正一という錚々たる書き手が並ぶなか、1998年の時点でここに太田光を連ねたのは改めて慧眼ではないか。「人間は不完全な生き物であり、その不完全さは、滑稽で、その、不完全で滑稽な人間の起こす出来事は、たとえそれがどんなに深刻な問題でも、ある角度から見れば、必ず笑ってしまえるモノである。その角度こそが、ブラック・アングルなのだと、私は思う。」というこの部分には、むしろ、太田の考えがよく表れている。一昨日の「カーボーイ」で語っていたこともここには書かれていた。「山藤さんが、その絵を描いた時、どんな気持ちであったかは、いつも絵の隅っこにいる、小さな山藤さんが、どんな態度をとっているかで、少し想像出来る。その態度に山藤さんの意志が感じられる。」「談志師匠のガンの手術が成功した時には、お馴染みの談志師匠の絵の隅に、小さな山藤さんが、綺麗な花束を持って登場している。でも、その目は花の陰に隠れて見えなくなっている。それを見ると、談志師匠に対する、山藤さんの思いが伝わってくる。」

 夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。4月に放送された「永野と見る怖いコント」をまだ観ていなかった。「ネット上の「怖いコント御三家」」というのがあるというのを知らなかったが、この番組によると、バナナマン「ルスデン」、ラーメンズ「採集」、千原兄弟&渡辺鐘「ダンボ君」がそれだという。この番組は永野がコントの映像を観て、それについて語る。永野の批評性が際立つ番組だ。まず初回は、かもめんたるの「砂浜店長」というコントだった。永野はう大を「冷たい熱帯魚」のでんでんと並べる。「ちょっと戯曲感が臭うっていうか」「下北の劇団とかとの付き合いを切ればいと思いますね。」「戯曲の評価が足引っ張ってるコンビかなと思いましたね。」「もうちょっと田舎のひととかも笑わしてくれよって思いました。」 2回目は、元祖いちごちゃんの「公園」、ニッポンの社長の「夫婦」というコント。第3回はガクヅケの「令和の怪物」、鬼ヶ島の「大好きなお母さん」、第4回はサツマカワRPGの「練習」、トンツカタンの「気づいて」。第3回での永野のコメント「「怖いコント」っていう歴史が、じゃあ、初回にやった伝説の3本あたりからはっきりと始まったとすれば、90年代あたりから。あのね、鬼ヶ島とかもめんたるはまだうまく使いこなせてなかったのかなというか。若いやつらって、もっと無邪気にやってますね、「怖いコント」っていうのを。」

 続けて、7月から始まった新番組「永野&くるま クレバーなクレーマー」もようやく観る。テレビ朝日に届いた視聴者の意見を「クレバーなクレーマー」なのか「ただの言いがかり」なのかを永野とくるまが判定する。投稿者に連絡し、この番組で使うことはきちんと承諾を得ている。9分の番組なのに収録時間が45分。ときどき、1.75倍速にして放送していく。

 そして、今週水曜から始まった新番組が「永野&くるまのひっかかりニーチェ」。視聴者から届いた「なんだか妙にひっかかること」についてトークする番組。出演者は、永野、くるま、三谷紬アナの3人。シンプルにトーク番組になるのだとしたら面白そうだ。お互いを認め合う始まりかたに「松本紳助」がよぎる永野。初回は「陰キャ」について。番組最後の1分に「本編とバランスをとる時間」というのがあり、ここにだけケムリが出演する。ナレーターは岩井ジョニ男。

2024年10月1日火曜日

10月1日火曜日/太田の素晴らしい熱弁

◇ ラジオ・テレビ・雑誌・音楽

 今朝はゴミ出しをさぼり、やや遅くまで寝ていた。ブログの更新しようとするが、資料が見当たらず、これは保留。AuDee で、先々週に放送された「TOKYO SPEAKEASY」の剛力彩芽と唐田えりかの対談を聴く。「極悪女王」の配信開始日に放送されたものだが、しかし、これは「極悪女王」を観終わったあとに聴いたほうが話がよくわかる。剛力彩芽のほうが先輩で、唐田えりかは剛力のことを「ねえさん」と呼んでいた。共演者たち、松永三兄弟についてしゃべっているのも面白かった。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」は「おひとり様の先輩」という企画。かが屋がカメラの魅力をプレゼンする。加賀が鈴木もぐらと関太を撮った写真集「まあるいふたり」の帯コメントをたけしが書いているのが謎だったが、たけしのホームページから小学館がメールを送ったら読んでくれたんだって。

 先週金曜の「A-Studio+」は奈緒がゲスト。鶴瓶と藤ヶ谷太輔のふたりで木梨憲武を取材していて、その場には安田成美もいた。ドラマでの憲武との親子関係はまだ続いているのだ。高校生のころには福岡のローカル番組でレポーターの仕事もやっていて、そのときに共演していたパラシュート部隊にもリモート取材する。釜山国際映画祭に招待されていないのにレッドカーペットを歩こうとした話が面白かった。チョン・ジヨン監督が席をゆずってくれたという。

 メルカリの商品の登録をぜんぜん増やしていないのに不思議とコンスタントに注文があり、それはありがたいのだが、また今日も注文の本が見つからない。ぜんぜん触っていないから記憶していないということになるのだが、絶対にどこかにあるはずなのに、これも泣く泣くキャンセルにする。かと思えば、昨日、さんざん探して見つからずにキャンセルにした本がひょいっと見つかってしまった。いったいどうなってるんだ。論理的にはまるでわからない。本格的に部屋の本を整理しなければ、いつまでも同じことをくり返すことになる。

 夕方から外出。予報では明日にまた30度を超えるようだが、今日も暑い。半袖で出る。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を返却する。3冊借りた本が3冊とも1ページも読めなかった。二俣川から天王町に移動し、日高屋に入る。舌の荒れにはレバーがいいという情報を見かけ、ニラレバ炒め定食を食べた。770円。それから、横浜駅に移動し、ベローチェに入る。みっちり読書。今日は「山藤章二のブラック・アングル25年 全体重」という重い本をカバンに入れてきた。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ワルイコあつまれ」は追っかけ再生で観てしまう。「慎吾ママの部屋」には近藤春菜が出演し、津田梅子を演じる。「にっぽん歌謡合唱団」には斉藤和義が登場、「ずっと好きだった」の歌詞を子どもたちと考える。「ヨネキンCH」にはシニアユーチューバーのラッピーいしばしが登場。

 楽天マガジンで雑誌をチェックをすると、「sabra」が電子版限定で復活していた。グラビア雑誌だが、巻頭を飾るのはたけしの新連載だ。「常識があぶない」という初回の見出しは「たけしの挑戦状」のコピーだった。

 日付が変わり、Spotify から、ダンプ松本「極悪」が配信された。1985年のアルバム。ジャケットの悪役ぶりとは裏腹に、歌声はかわいく、拙い歌唱力で歌っている。坂本龍一が参加しているのだけど、坂本龍一の曲はあんまり面白くなかった。44MAGNUM というヘビメタバンドのことはまったく知らなかったが、ノベルティソングとしては、タケカワユキヒデと浅野孝巳による「Dangerous Queen」、サエキけんぞうと白井良明による「極悪」が面白い。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。さんまをゲストに迎えた「爆チュー問題」の収録の話から始まった。その収録の話で終わるかと思ったら、山藤先生が亡くなったことについてしゃべり始めた。爆笑問題が立川藤志楼の会に出たときの思い出。松尾貴史が「朝生」のものまねを初めてやってみせたライブだが、その立川藤志楼の会の席亭が山藤先生。さらに、爆笑問題が優勝した「NHK新人演芸大賞」の審査委員長も山藤先生であり、爆笑問題にとっては恩人なのだ。爆笑問題が「初詣!爆笑ヒットパレード」の司会をやったときに、番組のテレフォンカードのイラストを手掛けていたのも山藤先生。「爆笑ヒットパレード」の思い出では、さんまとの初めての出会いもあった。藤志楼の会で一緒だった松尾貴史が今は「似顔絵塾」の塾長をやっている。すべてがつながっていく太田の素晴らしい熱弁。そして、太田が書いた「ブラック・アングル」の解説について、談志師匠が復活したときの「ブラック・アングル」についても語り、これがちょうど、手元の「全体重」に載っているのだ。


2024年9月30日月曜日

9月30日月曜日/舌の荒れが治らない

◇ テレビ・雑誌

 朝、鼻がようやくとおるようになったが、しかし、舌の荒れがぜんぜん治らない。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝から始まった「おむすび」第1話。主演は橋本環奈。役名が「米田結」。米を結ぶで、あだ名が「おむすび」。麻生久美子が高校生のお母さん役か。学校の先生がシソンヌ長谷川。海に飛び込むシーン、ここは朝ドラのセルフパロディ。「うちは朝ドラヒロインか?」という心の声。

 昨日の「ワイドナショー」は、今田耕司、鈴木おさむ、神田愛花、三四郎小宮が出演。自民党総裁選の話題から始まり、スタジオでは伊藤惇夫が解説する。この番組は生放送ではないから、それほど細かい話にはならない。昨日の「TVタックル」は石破新総裁誕生SP。泉房穂、岩田明子、安部敏樹らが出演。

 楽天マガジンで雑誌をチェック。「週刊ポスト」には中村計による内村光良のルポルタージュがあった。渡辺正行、永峰明、ピンクの電話らに取材しているのだが、笑組に取材しているのが貴重だ。「週刊現代」の山田邦子の連載対談は関根勤がゲスト。関根勤が出演した「エリック・ザ・バイキング」の話題になり、邦子「私もモンティ・パイソンは大好きで、オーディションが男性コメディアン限定で、羨ましかったことを覚えています。」

 メルカリから古本が売れたのだが、その本が見つからず、今朝、本日中に発送しますと返信してしまっていたからなんとかして見つけたかったが、結局、見つけられず、お詫びの返信をして、キャンセルにさせてもらった。絶対にあるはずの本がどこかにいくこの現象はいったいなんなんだろうか。

◇ 横浜・星川

 夕方から外出。小雨が降り始めていて、念のため、傘をもっていく。まず、二俣川に出て、ドラッグストアに寄り、ヴィックスドロップとゼリー飲料を買っていく。体調の回復を優先しなければだめだ。SNSを覗くと、なんと、唐沢俊一の訃報。二俣川から横浜に移動し、ビブレのGUで買いものを。地下の有隣堂を覗き、「Hanada」を立ち読みする。村西とおるの人生相談の連載に石破茂が登場していて、落選した前提で相談している。この連載をよく知らなかったのだが、本人ではなく架空なのか。

 横浜から星川に移動し、電車内でSNSを見ると、今度は山藤章二先生の訃報が飛び込んできた。87歳。高齢だから驚くとかではないのだけど、思い返すことはとても多い。山藤先生からは多大なる影響を受けている。

 コーナンに寄り、ダイソーで少し買いものする。ほかにも、買おうか迷っているものの下見をしておきたかった。それから、イオン天王町に行って、舌が痛くてなにも食べる気にならなかったが、ここでようやくまともな食事をする。フードコートの牛角焼肉食堂にて、牛カルビ丼を食べた。902円。たれが舌に沁みてたまらない。マクドナルドのアイスコーヒーを買って、ここで読書をしていく。

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 夜遅くに帰宅する。傘をもって出たが、まったく差さなかった。夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「NHKニュース7」を観ると、山藤先生の訃報が扱われていた。

 今日の「徹子の部屋」は桂米助がゲスト。そうか、今回は米丸師匠の追悼でもあったか。7年前、2017年に米丸師匠と一緒に出演した回の映像が流れる。そのあとには米助が末廣亭を案内するVTRもあり、今回のためにわざわざ撮影したもののようだ。9年前に離婚したが、今は20歳下のパートナーがいるという。主演映画「突撃!隣のUFO」も紹介され、予告編も流された。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。今日は松本明子が舞台出演のためにお休み、代打に磯山さやかが登場。高田先生からは「未亡人の会」の話。12時台ゲストはビビる大木。ビビるのコントにあった「さぐるな!」というセリフ、そのコントで「OWARAIゴールドラッシュ」で優勝したことにも触れられた。その「さぐるな!」をいたく気に入っていたのが審査員の山藤先生ではなかったか。大木が「極悪女王」を観たあとに、テレビ局でばったり会ったゆりやんに「極悪女王だ!」と言ったら、すかさずフォークを取り出したという。さすがだな。エンディングには松村邦洋が到着。今日は「さんぽ会」があるんだ。

 Netflix の「極楽女王」全5話の最終回を観る。髪切りデスマッチの迫力がすさまじい。史実を知らないから、どこまでが本当なんだろうと思いながら観ていた。やはり、全編通して、唐田えりかの演技がとてもよかった。ゆりやんの豹変ぶり、剛力彩芽の華やかさは演技の方向性はわかりやすいものの、ほかの俳優には替えがたい資質が必要だ。

2021年11月9日火曜日

11月9日火曜日/蒲田・鶴見・プルースト

◇ ラジオ

 深夜に目覚めてしまい、そのまま眠らず、早朝、らじるらじるの聴き逃し配信で「東京ポーキュパインコレクション」の第3回を聴いた。第3回まですべて、なんとか聴き逃さずに聴いている。今回はケラの活動をたどるような内容で、ナゴムレコードの紹介から語られ、たま、筋肉少女帯、ばちかぶり、人生、カーネーション、オレンジチューブ、空手バカボン、有頂天、ローザ・ルクセンブルグ、うしろ指さされ組、小泉今日子、ムーンライダーズ、ロング・バケーション、石井明美「CHA-CHA-CHA」、ユニコーン「大迷惑」、ピチカート・ファイヴというような選曲だった。



◇ 蒲田・鶴見

 朝から都内に。雨降り。京浜急行、空港線の大鳥居に用があり、それから、京急蒲田駅に移動した。アーケードを抜け、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を2冊と、雑誌の棚から、読みたかった「文學界」を見つけ、これも買う。JRの蒲田駅に向かう途中、おみっちゃんという店に入り、ランチメニューの焼き鳥丼とミニそばのセットを食べた。700円。蒲田で時間をつぶそうかと思っていたが、いい案もなく、京浜東北線に乗り、鶴見に移動し、東口のベローチェに入った。ラジオを聴きながら、少し眠る。気候の変化のせいもあるのか、のどがかゆく、鼻水が止まらない。

 買ったばかりの「文學界」10月号を読む。プルーストの特集があり、保坂和志と柿内正午さんの対談を読みたかった。柿内「何を読んでも、何を見ても、終わるのはつまらないというか、始まりと終わりがあることにどれだけ意味があるんだろうと思っています。それは僕が保坂さんの小説を読むときにもよく感じることです。プルーストも保坂さんの小説も、時間というものを始点と終点がある線的なものでないところから感覚し、無時間的なものをどうやって自分が感覚できるかを読みながら考える本だと感じます。」 柿内の著書「プルーストを読む生活」について、保坂「この本で『失われた時を求めて』が脱線に脱線を重ねるから読んでいてわからなくなるということを、ちゃんと言ってくれているんで安心しました。」「プルーストの書き方自体が小説としてちゃんとしていないんだよね。どんどん違う話にずれていく。僕は最近よくメルヴィルのことを考えるんだけど、メルヴィルもいわゆる小説の形の小説を書いていない。20世紀小説、近代小説を代表する小説と言われるものが、ちゃんとした小説の形をしていない。」「小説でプルーストとメルヴィルに共通しているのは、とにかく知っていることや考えていることを全部詰め込んでしまうこと。そのためには形が小説ではなくなることなんか気にしてない。」「(メルヴィルは)小説っていう形に遠慮していず、「これが小説でしょうか?」というへつらう感じが全然ない。僕は最初から小説らしい小説は面白くないから。何でも入れるメディアというか器としても日記っていいんじゃないかと柿内さんは書いているんだけど、その器を探すことがいい小説を書くよりもずっと大事なんで。」



 ベローチェを出ると、雨は止んでいた。鶴見駅の西口に移動し、ここでもブックオフに寄っていく。鶴見店のクーポンがないかとアプリを確認していたら、蒲田店のクーポンがあることがわかり、200円を使いそこねてしまった。悔しい。鶴見店では 100円のクーポンをしっかりと使用し、4冊買う。疲れがひどく、帰りの電車では熟睡する。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは立川志の輔。談志師匠が「徹子の部屋」に出演したときの映像が流れ、もしかすると、この映像は初めて観るかもしれない。1990年放送、54歳の談志。タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」を聴くと、太田の選挙特番についてしゃべっていた。ツイッターで、ジャッキーちゃんが太田を擁護していたとはぜんぜん知らなかった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで「週刊朝日」を読むと、報道もされていたとおり、山藤章二の「ブラック・アングル」と「似顔絵塾」が今月で終了との発表があった。

 風邪薬を飲み、いったん眠り、深夜に目覚める。「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、今週も炎上の話題から始まる。飛び火についても触れるが、水道橋博士やぜんじろうの名前は出さず、しかし、徳光さんの炎上を把握もしているから、ツイッターをチェックはしているのだろう。オープニングのあとは、半分うとうとしながら最後まで聴いた。ずっと眠気がひどく、元気が出ない。

2021年8月24日火曜日

8月24日火曜日/日記を書いている

◇ 日記

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。告知と日記を書くつもりのブログが、告知することがなんにもなく、日記だけをただひたすら書くブログになっているわけだが、日記も、このブログとは別に、生活のことをなんでも書く日記をつけていて、それをブログ用に編集し、推敲するという手順を踏んで、ここに載せている。だから、やたらと時間がかかり、約1ヶ月遅れの更新ペースになってしまっているが、結果的に、感情のままに余計なことをつい書いたりというようなことを防げているから、このやりかたはすごくいい。どうしても早く言いたいようなことがあるのなら、SNSに書けばいいのだ。しかし、もとの日記がいい加減に書いてある日は、なおすのが大変で、かなり手間がかかることになる。それはそれで、このときは忙しかったのだとか、疲れていたとかいう感じが出る場合もあるのだが。なお、タイトルは後づけだから、内容を表しきれていないものばかりだ。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していた日曜の「ガキの使い」を観たら、「TANAKER」という企画が傑作だった。ココリコ田中をジョーカーにして「TANAKER」というわけだが、ただのパロディから逸脱し、ドッキリかと思いきや、ドッキリでもなく、そして、逆ドッキリでもない。そして、パイ投げなどなかったかのようなエンディング。この番組で、このようなまったく新しいアイデアの企画はひさかたぶりに観た気がする。最後に舞台裏を見せたのはちょっと蛇足だとも思ったが、石川陽平というディレクターのデビュー作だと知れたのはよかった。月曜の「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・小松菜奈)と「さまぁ~ず論」(ゲスト・ナイツの2週目)も続けて観る。「紙とさまぁ~ず」は、細野晴臣もやっぱり観ているようだ。

 先日の「サンジャポ」を観て、そういえばと思い、先週火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングで、東貴博がなにをしゃべったのかを聴いておきたくなった。この日の朝に、雨上がり決死隊の解散の報道があり、この放送の時間には正式発表はまだだったろうか。山根千佳が「だって、Take2もそのままですもんね?」と訊くと、東は「言わなかったっけ?  組んでないから。」と、笑いにしつつ、「だから、解散というのはないのよ、まだ組んでないから。」「だって、解散しようがしまいが、状態変わらないじゃん(笑)。だってもう、十何年さあ、一緒に仕事してないのに、今さら解散といったとこでさあ、なにも変わらないよ。」「一回も考えたことないしね。」

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「ザ・ラジオショー」も順番に聴いていく。先週水曜は、三四郎と安藤なつの「ラジオショー」。14時台ゲストに狩野英孝が登場し、うっかりしていたが、あの雨上がりの配信の翌日に出演していたのだ。先週木曜は、ハリセンボンの「ラジオショー」。14時台ゲストには清水ミチコが登場。気になる若手はいますかと訊かれ、なにげなく出た名前はまずヒコロヒーだった。11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」「ザ・ラジオショー」をつけておく。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」に水道橋博士が再登板。月イチという珍しいかたちの連載になるようだ。「人の世は、悪口を言ったり言われたり、むやみな誤解をしたり受けたり、確かに「遊びとは言えない、殺し合いのようなキャッチボール」、そんなシーンの連続なのです。」という、佐高信とのすれ違いを描いたこのエッセイは読ませる。中野翠の連載では、「ビバリー」に出演したタブレット純について書いていた。「週刊朝日」を読むと、「ドン小西のイケてるファッションチェック」では、アン・ハサウェイにひさしぶりの「5DON」を出していた。「山藤章二のブラック・アングル」は、「夏休み」と題した、原稿用紙に手描き文字だけのイラスト。「母との死別」がその理由だが、山藤先生もかなりのご高齢なのに、これには驚いた。

 ラジオを聴きながら、少し眠り、夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、冷やしそばととろろのせ焼き鳥丼を食べた。690円。ドン・キホーテのダイソーに寄り、セロテープと領収書を買っていく。ローソンにも寄り、ゆうパケットプラスの箱をひとつ買っていく。レジにあるのだと思い、店員に言ってもすぐに意味が通じなかったが、この店では、郵便関連のものは売り場にまとめて置いてあった。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、雑誌のチェックをする。「小説新潮」では、友近の連載エッセイが始まった。この雑誌、あんまりきちんとチェックしたことはなかったが、Aマッソ加納、アンガールズ田中もエッセイを連載している。買いものして、暗くなってから帰宅し、ゆうパケットプラスの梱包をして、またすぐにローソンまで行ってきた。ゆうパケットプラスの利用は二度目で、今度はすんなりと送れた。

 Spotify でニューリリースをチェックしていて、今になって、MELODY KOGA さんの新作が出ていることに気がついた。ツイッターを確認すると、11日には配信されていたから、ずいぶん遅れてしまった。お盆に合わせてリリースしたのは、「Bonjour」という名の KOGA さん流の盆踊りで、これは去年の夏に渋谷のライブで初披露されたあの曲だ。13分の大作。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ラジオショー」を、先週金曜、今週月曜と聴いていき、梱包などを片づけ、23時頃には眠った。深夜1時前にぱっと目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけたが、またすぐに眠ってしまった。

2021年1月21日木曜日

1月21日木曜日/ラジオと雑誌と YouTube

◇ ラジオ

 今朝はまず、田中裕二の入院のニュースが気になり、「グッとラック!」を観ると冒頭から扱われていた。ラジオでもなにか話題にされるかと思い、朝は「伊集院光とらじおと」を、昼は「ラジオビバリー昼ズ」(清水ミチコとナイツ)を聴いたが、(ぜんぶ聴いたわけではないからどこかで触れていたかもしれないが、)少なくとも聴いていた部分では田中のことには触れていなかった。触れないことが余計に、デリケートに受けとめているのだと感じられた。

 午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、鬼越トマホークがゲスト。ナイナイ矢部、サンド富沢、チュートリアルなど、そこに毒づくかというところを攻めていく。爆笑の連続だった。おなじみのケンカのパターンはネタとして作られたものだが、トークになると、楽屋でしゃべってることを単にそのまましゃべているかのようだ。オンラインサロンをやっていながら「詐欺ビジネス」と言い切っているのにも笑う。

◇ 立ち読み

 午後、ヤマトの営業所まで。それから二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、雑誌を立ち読みしていく。雑誌以外にも話題の本がそれなりにそろっていて、こういう書店が徒歩圏内にあるのは助かる。

 「週刊文春」の小林信彦の連載は、今週は二宮和也について、映画俳優としての評価を書いていた。平松洋子の連載では、ミラクルひかるを絶賛していた。「映画秘宝」は年頭恒例の「ベスト&トホホ」で、これもぱらぱらと目を通し、気になる選者がどんな作品を挙げているかをチェックする。「映画秘宝」のベストとはいつもあまり気が合わないのだが、今年はベスト6までの作品を映画館で観ていた。公開延期が多く、観るべき映画が少なかったせいもあるだろうか。快楽亭ブラック師匠の日本映画ベストテンもいつも楽しみにしているが、7位以下は名画座で観た作品になっていた。「スパイの妻」はベストテン外で、黒沢清には点が辛いようである。

◇ 今日の読書

 そのあとは、相州蕎麦でカレー南蛮を食べて、ドトールで読書をしてから帰った。少しずつ読んでいた、山口瞳「人生作法入門」を読み終える。読んでいる最中に、四十六歳と書いてあるのを見つけて、今の自分と同じくらいの年齢に書かれたのかと思って読んでいたが、最後は阪神大震災のことが書いてあって、書かれた年代にずいぶん幅があるのだと思った。解説を読み、単行本未収録のエッセイをまとめたものだとわかるが、ならば、それぞれの初出情報を入れてもらいたい。エッセイって、いつ書かれたものかというのはけっこう重要じゃないのか。

◇ YouTube

 今週は家にいる時間が長く、聴くラジオもいよいよなくなり、YouTube のチェックが増える。「伯山ティービィー」では、山藤章二との対談が公開されていた。毎年恒例の「山藤章二の似顔絵塾」の年間大賞の審査員に、今年は伯山が選ばれた。「週刊朝日」の誌面でも読んだが、こちらの動画では誌面になかった話もしている。やはり、伯山にとって、山藤章二といえば「談志百選」だ。落語家の絵がばつぐんにいいという反面、中村江里子の絵はやる気がなかったと伯山が突っ込んでいたが、これは山藤先生自身が、談志師匠のなにかの会にゲストで出たときにまさにそんなことを言っていたのを聴いた記憶がある。その同じ客席に、入門する前の伯山もいたのではないかと思った。

 

 明日は朝早くから出かけなければならないのに、早く眠りそこねてしまった。「おぎやはぎのメガネびいき」をつけたら、この番組では冒頭から田中のことをしゃべっていた。朝のラジオではどこでも触れられなかったが、それからだいぶ時間は経過している。年末の「タイタンライブ」では、奇しくも、爆笑問題と健康の話をしていたおぎやはぎだった。

ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...