ラベル ワイドナショー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ワイドナショー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年6月10日月曜日

6月10日月曜日/高田文夫と大人計画

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」は花岡の死から始まる。轟とよねさんがひさしぶりに登場した。戦争のあと、生きているかもわからなかった。

 昨日の「ワイドナショー」は、今田耕司、鈴木おさむ、河井ゆずる、三田友梨佳が出演。今田耕司が鈴木おさむのお疲れ会を開催したそうで、お笑い勢に混じり、談春師匠も参加したようだ。靖国神社の落書き事件は、TBSの番組では観なかったニュースだが、フジテレビのこの番組では扱っていた。しかし、このニュースを扱いながら、政治的なこと、歴史的なことを話せるコメンテーターがひとりもいないのはまずいんじゃないか。そのあとには、ボディビルの大会で優勝した東京ホテイソンのショーゴが、コンビでスタジオに登場した。

 昨夜の「だれか to なかい」は杏とロバート秋山がゲスト。先に杏が登場し、10分ぐらいしてからロバート秋山が登場した。杏がギターを弾き、「TOKAKUKA」をコラボした。

 昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴いた。この番組をオンタイムで聴くのは初めて。パートナーは増山さやか、テーマは「ブームに乗りました」。続けて、「ビバリー昼ズ」を聴く。TBSの武田砂鉄の番組を聴いたという高田先生、太田がゲストだったから聴いたんだろう。武田砂鉄がタブレット純のライブに行った話をしていたそうで、客席にいた高田先生の名前を出していたようだ。12時台ゲストは阿部サダヲ。「不適切にもほどがある!」で使われた「チョメチョメ」という言葉だが、山城新伍の「アイ・アイゲーム」のクイズは高田先生が作っていたというのは初めて知ったかもしれないな。作家陣の下には三谷幸喜もいたという。高田先生は「笑アップ歌謡大作戦」の作家もやっていたそうで、山城新伍の話はあんまりしないけど、座付き作家のように仕事をしていた時期があったんだな。阿部サダヲがまた改めて話していたけど、阿部サダヲはトラックの運転手をしながら、当時、始まったばかりの「ビバリー」を聴いていて、「OWARAIゴールドラッシュ」で優勝した吹越満のライブを観に行くようになり、そこで大人計画のチラシと出会ったのだ。宮藤官九郎もそうだが、松尾スズキもまた「ビートたけしのオールナイトニッポン」を聴いていたわけで、高田文夫という存在が大人計画にもたらしている影響はまったく小さくないものではないだろうか。それにしても、今日は高田先生のツッコミがぽんぽん飛び出る。笑いっぱなし、ずっと面白かった。

 聴きそびれていた先週火曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」は、前週に予告されていたとおり、ミイナ・オカベがゲストだった。ミイナ・オカベのファンだというヒコロヒーだが、ミイナ・オカベもヒコロヒーのことを認識していた。

 夕方から外出。明日の予定がなかなか決まらず、この時間まで身動きができずに困っていた。どうも疲れていて、だるさがある。二俣川に出て、ジョイナステラス3のフードコートに行ってみるが、ここは無駄に値段の高い店ばかりだ。下の階に戻り、相州蕎麦に入り、かき揚げ天せいろを食べる。530円。隣りのドトールに入り、読書をしていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は小林幸子がゲスト。16年ぶりの出演。1980年に出演した回の映像が流れたが、この前年に「おもいで酒」がヒットし、そのときに知名度があがったということなのかな。小林幸子はいかりや長介にアフリカに行くことを薦められていたそうだ。

 今夜の「しゃべくり007」は大泉洋がゲスト。大泉洋の娘が中学生になったそうで、今どきの中学生の気持ちを学ぶため、娘と同世代の中学生女子たちがスタジオに集められた。番組後半には、大泉洋の娘の推しだというIVEが登場した。大泉洋とレギュラーメンバーが即興コントになる場面もたくさんあって面白かった。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。ジャッキー・チェンの「プロジェクトA」を観た。ジャッキー・チェンの新作映画が公開されていて、劇場で観たいと思っているのだが、その前に過去作をいくつか観ておきたくなった。ジャッキー・チェンの映画はアマゾンプライムではたくさん配信されているのだが、まずはこの代表作。ところが、「プロジェクトA」を字幕版で観ようとすると、「見放題」になっているのはどうやら吹替版のみのようだ。いきなり出鼻をくじかれたようだが、しかたなく、吹替版で観ることにする。「プロジェクトA」を観るのは、もしかすると、小学生ぶりかもしれない。それも、小学生だから意識的に観ているわけではなく、テレビで放送されていたものを、おそらく、ところどころ観ているだけなのだが、こうして改めて観てみると、覚えている場面はたくさんあったが、終盤の展開はまるで記憶になかった。当然、惹き込まれるのはアクションシーンで、しかし、時計台から落下してみせるようなシーンよりも、ダンス的に華麗な部分が楽しい。ドラマとして惹き込まれるかといったら難しい。コメディとしてもかなり無邪気で、大笑いするような場面はなかった。香港映画の無邪気な時代でもあるだろうか。吹替のちからで笑いにしている部分も多い。

2024年5月19日日曜日

5月19日日曜日/中津川弦さん!

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に観ていた「THE SECOND」のことをスレッズに投稿してから寝ようとしていたら、けっこう時間を食ってしまった。早朝から眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」には、磯山さやか、ゆうちゃみ、斎藤幸平、Aぇ!group の小島健らが出演。まずは水原一平の裁判の話題から扱う。ボヤジアン氏という新たなキーマンが現れた。ロスのボヤジアン氏の自宅を須田麻里江ジャーナリストが直撃取材する。スタジオでは湯浅卓が解説。若林有子アナがアメリカの刑務所に9年収監されていた井上ケイという人物を取材し、この人物はスタジオにも登場した。いつものことながら、磯山さやかにものまねがふられる場面にははらはらする。「虎に翼」(という概念?)のものまねをテレビで観るのは怖かったな。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台ゲストは伊東四朗。伊東四朗に会うと緊張するという太田。昭和40年生まれの太田は「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」のころは小学生で、ものごころついたときには、ドリフ、55号は自分にとっては大スターだったが、「伊東・小松コンビっていうのは、そこの王道ではないけれども」というと、伊東「それそれ、それがいいのよ、好きなのよ。」 太田「でも、つねに観てるっていう」 伊東「芸能評論家のひとに当時ね、言われたの。ドリフターズとクレージーキャッツはメジャーリーグだと。伊東と小松はマイナーリーグのリーディングヒッターだ。そういうの好きだねえ。」 太田「でもそれはもう、王道を狙おうっていう意識は当時、あんまりなくやってたんですか? 要するに、ど真ん中を…、ドリフを押しのけて…。」 伊東「そんなのひとつもない。どっちかっていったらファンだったから。」 それから、太田は三波伸介への思いを語り始める。芸人になりたいと思ったときに、もし弟子入りするとしたら三波伸介しかいないと思っていたと語る太田の話は、伊東四朗にとっては初耳だった。三波伸介も日大の芸術学部。太田は演劇をやっていたときに、井上ひさしのコント集が出たばかりだったといって、それを買って教科書にしたという。死刑執行人のコントは渋谷公会堂でやったときには会場が揺れるほどウケたという伊東。伊東「井上さんに書いてもらったことによって、僕らは延命しましたね。」「そういうひとに書かせてるってことが、なんか、申し訳ない気がしながら…、それで、中原弓彦(小林信彦)さんにも書いてもらったし、河野洋さんにも書いてもらったし、僕らついてましたね。途中で帰らないように旅館にカンヅメにしてあたしが見張りしてたっていうような、不遜なことをしてた時代がありましたよ。」 爆笑問題がテレビに出始めたころに、太田は伊東四朗が「最近、「お笑い」って言うでしょ? あの言いかた、僕、嫌いなんだよ。」と言っていたのをテレビで観ていた。伊東「「お笑い」っていうのはちょっと馬鹿にしてるように…。「お笑い草」につながっててね、いやなんだよ。」 太田「僕たちそのころ、「お笑い芸人」って言われながらテレビに出てたんで、伊東さん、もしかしたら俺らのこと嫌いなのかなあって、ちょっと思ったりもしてて…」というと、伊東「いやとんでもない。」 爆笑問題は小松政夫にはお世話になっていた。爆笑問題が「NHK新人演芸大賞」で優勝したときの審査員が小松政夫、その後、小松政夫が会長だった日本喜劇人協会の公演にも出演する。しかし、伊東四朗とはなぜか会って話す機会がなかなかなかったのだ。プロフィール紹介のBGMには、石原裕次郎「男の横丁」が選ばれる。伊東四朗が初めて舞台にあがったときにバックに流れていたのがこの曲だったという。プロフィール紹介のなかにTBSなのに「ザ・チャンス」が入ってなかったという伊東。あの番組はピンク・レディーのピンチヒッターを居作昌果に頼まれたという。あるいは、欽ちゃんが番組を降りたときには「ピンチヒッターショー」もやっていた。伊東「正式に呼ばれるよりは、ちょっとやってくれるって言われるほうが、なんか気が楽というか。スタッフがみんな集まって、本日から始めますなんて言われると、急にやりたくなくなっちゃうからね。(笑)背中押されてやるのはいやだね。」 太田は笹山敬輔の新刊も読んでいた。その本を読み、伊東四朗からの影響を改めて確認したといって、爆笑問題の初期のコントを伊東に説明する。CMを挟んだあとも太田の質問はまだまだ続く。伊東の時代からだんだんコントの番組がなくなっていった流れについて、太田は、タモリ、たけし、さんまたちが出てきたことで、われわれもそれに影響を受け、そっちを支持した僕たちの世代のせいだと語る。しかし、太田自身は軽演劇をやりたいんだと熱を込めて語った。

 15時過ぎから外出する。小雨。一応、傘をもって出る。星川に出て、保土ヶ谷図書館に寄る。1冊返却し、2冊借りていく。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのアイスコーヒーとマックチキンを食べて、それから長時間、読書をしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、瀧波ユカリが初登場のほか、田村淳、ヒロミ、石原良純というメンバー。水原一平の話題では、アメリカの刑務所生活の話をこちらでもやっていた。依存症のケアに関する話で、ヒロミは銃のライセンスをもっているから、何年かに一度は精神科に行ってチェックがあるんだって。番組最後は淳によるお城の特集。「穴太衆」という言葉すら知らなかったが、そのような伝説の石工集団がいたという。

 昨夜の「Nキャス」には、コメンテーターにイェスパー・コールというひとが初出演していた。エアギター日本大会が中止になったというニュース。円安の影響で、渡航費や宿泊費を支払えなくなったという。ダイノジ大地が取材に応えていた。キダ・タローの訃報では、ほんの3年前、90歳のときに出演した番組の映像が流された。大阪桐蔭の応援曲「アルプス・キダ・タロー」というのは知らなかったな。そのあとはカスハラの特集。なかなか不愉快な話題だが、関心をもって観る。客の側にも店の側にもおかしなやつが多いという気がする。

 昨夜の「お笑い向上委員会」を観ると、事件直後のウエストランド井口が出演していて、序盤はその話題ばかり。さんまがラジオの切り取り記事で炎上してたとは知らなかった。そのほか、ナイツ、マヂカルラブリー、マシンガンズ、ジェラードン、牧野ステテコなど、いいメンバーがそろっている。モニター横には中津川弦さんが登場。昨日はちょうど中津川さんの独演会があり、それに行っていた友だちからこの出演を先にDMで教わっていたからこれは早く観なければと思っていた。忘れていたが、そういえば、中津川さんは7年前にさんまの特番に出たこともあったんだった。モニター横にはもうひとり、ソマオ・ミートボールが一緒だった。手に汗握りながら観てしまうが、「閉店ガラガラ」では中津川さんが見事オンエアされた。ネタが長すぎて、ナイツからフォローが入る。「好きな熟女ランキングベスト3に変えてもいいよ」と塙さんから助け船が出たが、中津川さんは「ネタで」と断った。「面白いですよ!」から始まり、「げ~んさ~ん。イエーイ!」とオチを決めると、見守るようにしていたナイツのふたりも「イエイ!」と返してうなずき合った。「弦さんが有名な世界線なんだよ」と井口。塙さんが「人生でいちばん最初に行った風俗の名前なんだっけ?」とふると、「爆乳問題です。」と即答したのが見事にハマった。陣内「謝れ、爆笑さんに! タイタンに謝れ!」 中津川さんの「爆乳問題です」のセリフは番組最後にも使われた。

2024年5月13日月曜日

5月13日月曜日/新丸子から帰ってくる

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨日の「ワイドナショー」。今田耕司、安藤優子、呂布カルマ、アンガールズ田中というメンバー。退職代行サービスの話題では、アンガールズ田中はけっこう保守的だったが、今田は理解を示していた。番組最後には「THE SECOND」の告知があった。土曜の「Nキャス」を観ると、小山内美江子の訃報を「サンジャポ」よりもこちらのほうが大きく扱っていた。脚本家として三谷幸喜のコメントを聴きたかったが、コメントがふられる時間はなかった。そのあとには、水俣病の団体のマイクが切られた問題。そういえば、「サンジャポ」でも「ワイドナショー」でもこのニュースは扱われていなかったな。

◇ 新丸子・綱島

 午前中から都内に。雨降り。横浜から東横線に乗り、新丸子まで。この駅は初めて降りるかもしれない。天候を心配していたが、仕事が思いのほか、早く片づく。雨は小降りになる。駅の近くで、カレー工房パルコという店に入り、フランクカレーを食べた。ヤクルトがつき、950円。卓上には天かすがあり、これもふりかけて食べてみる。

◇ 読書・ラジオ

 新丸子から綱島に移動し、ドトールに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら少し眠り、それから読書。図書館で借りている太田光「芸人人語」をようやく読み終えた。2020年刊、朝日新聞出版。PR誌「一冊の本」に連載された時事エッセイ、2019年4月号から2020年11月号までの回が収録されている。後半はコロナの話ばかりになってしまうのだが、前半には、表現や笑い、あるいは、いじめについてなど、太田の基本的な考えがよく表れている。ほんの5年前の文章だが、その後の太田の発言を追いかけていると、ここからまた思考がどんどん深まっていったのだなという感じがする。この時期にはまだ、小劇団の面白いパート担当の俳優をやたらと攻撃していたりして。だから、この書く作業が太田の思考を深めるのにすごく役に立っているのではないだろうか。

 もうひとつ、これも図書館で借りた「中央公論」3月号もざっと読む。「新書大賞」のページを、立ち読みでもざっとチェックはしていたが、改めてきちんと読みたかった。大賞は、今井むつみ・秋田喜美「言語の本質」。得票数では圧倒的で、267点を獲得している。2位、東浩紀「訂正する力」が146点、3位、村上靖彦「客観性の落とし穴」が103点。4位は63点になり、点ががくんと下がる。そこから20位までは30点の差しかないから、順位だけでは信頼に足る本なのかどうも判断がつかず、誰が投票しているのかを参考にしたいが、あとのページには「目利き」49人がなにを選んだかがそれぞれのコメント付きで載っているのだが、投票は書店員や新聞記者、各社新書編集部などの107名によって行われたと書いてあるから、ここに載っているのがすべてではないんだ。2位、3位の本は、SNSに蔓延する空気にいかにみんな辟易しているかの表れに感じられ、このような空気に待ったをかけるような本には興味をもつが、空気に乗ってしまっている本のほうが判断が難しい。たとえば、ジェンダーについてはどの本を読んだらいいのか。石戸諭、栗原裕一郎があげている、牧野百恵「ジェンダー格差」はランキングでも13位に入っている。これはランキング外だが、塩崎省吾「ソース焼きそばの謎」を、栗原裕一郎、小谷野敦、四方田犬彦といった顔ぶれがあげているのも気になった。

 ブックオフに寄っていく。綱島店はいつぶりになるのか、今日はいい本がたんまりと見つかり、楽しい買いもの。110円の文庫本を2冊、新書を2冊、220円の文庫本を2冊、コミック文庫を1冊、単行本を1冊、330円の雑誌を1冊買っていく。

 夜に帰宅し、帰るなり、いきなり1時間ぐらい掃除をした。録画していた今日の「徹子の部屋」は、コシノミチコ、ジュンコ、ヒロコの三姉妹がゲスト。そのあとはラジオを聴こうとするが、しかし、眠くてしかたがない。眠気が飛んでから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは伊東四朗。月曜の「ビバリー」には10年ぶりの出演。同い年には、加山雄三、山藤章二、美空ひばり、林家木久扇、左とん平がいる。三波伸介が浅香光代の一座にいたことがあるというのは初めて知ったかもしれないな。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

芸人人語 [ 太田光 ]
価格:1,650円(税込、送料無料)

2024年4月22日月曜日

4月22日月曜日/コメダからドトール

◇ 桜木町・みなとみらい

 雨降り。朝から外出。今日も桜木町に。横浜駅のホームが遅延のために大混雑していた。2本見送ってから乗る。仕事がすぐに終わり、ランドマークプラザのコメダ珈琲店に入り、モーニングセットを食べる。カフェオレに山食パン、いちごジャムとたまごペースト。600円。コメダに入ること自体がかなりひさしぶりだったが、コメダのジャムは塗られた状態で出されるんだったっけ。変な組み合わせにしてしまったかと思ったけど、意外とこの組み合わせも美味い。ラジオを聴きながら少し眠り、しばらく読書をしていく。

 クイーンズスクエアから地下に降り、マークイズのダイソーに寄りたかったのだが、その前に、地下のくまざわ書店も覗いていく。雨は止み、外に出ると、やや薄ら寒い。昼食にするにはたいして腹は減らず、今日は読書を決め込み、パシフィコ横浜ノースのドトールに入ることにする。コーヒーとジャーマンドックだけ食べておく。

◇ テレビ・雑誌

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選「梨園の輝くプリンス達」。寺島しのぶ・眞秀親子(2017年放送)、尾上菊之助・丑之助親子(2019年放送・2022年放送)、市川團十郎・新之助親子(1995年放送)、市川右團次・右近親子(2018年放送)の過去の出演回の映像が流れる。

 昨日の「ワイドナショー」には、s**t kings の shoji というひとが初登場。まったく知らないひと。そのほか、田村淳、石原良純、平井理央が出演。エンディングでは、能登を訪れた淳が被災地の復旧すらまだままならない状況を映した映像が流された。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の横山剣さんの連載では、ヤングジャパンの社員だった時代のことがまた語られていた。クールスRCがヤングジャパンに移籍したタイミングで、末端スタッフだった剣さんらも横滑りした、というのはアリスの回で語られていたが、そのヤングジャパン系列の事務所に所属していたという佐野元春との関わりは初めて知るものだ。

2024年4月8日月曜日

4月8日月曜日/眼をしゃきっとさせる

◇ 新橋・大森

 朝から都内に。新橋に用があり、ニュー新橋ビルのスギ薬局に寄り、メガシャキとプロテインバーを買って食べておく。眼をしゃきっとさせる必要があった。その用とは別に、なんという確率だろうか、ちょうどこのすぐ近くのマンションに住むかたから注文があり、ついでに直接お届けもしていく。昼は弁当。夕方、小雨が降るが、傘を差すほどではなし。新橋から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を2冊買う。北口のベローチェに入り、ひと休み。読書を始めるが、しかし、ひどい眠気が続いている。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨日の「ワイドナショー」を観る。田村淳、ヒロミ、矢田亜希子、呂布カルマが出演。芸能人の事務所独立が相次ぐという話題で、ヒロミが人力舎を辞めたときには、とんねるずの AtoZ に移る可能性があったという話をしていた。川勝知事の差別発言、紅麴サプリの問題を扱い、そのあとには、自民党裏金議員の処分の問題をしっかりと扱っていた。淳「怒ってると、「なんで政治のことで怒ってんの?」みたいなひとの目で見られて、なんか、恥ずかしくなる瞬間とかあるんですよ。(笑)でも、これ怒んないとさあ、みんな怒んないから、あのひとたちのうのうと議員続けてんだよとは思いますよ。」 東野「フランスとか、年金のね、もらえる年齢がちょっとあがったんですよ。あがった段階で、フランスの若もんとかね、おとなたちが怒って、火ィつけたり、あかんのよ、クルマひっくり返したりとか、暴動、不満がうわあってなるんですけど」 淳「こうやって、なんか、腕組んで、暴れてんなあって見てるだけなんですよ。いや、手伝ってくれよ一緒に、声あげようぜ、二階も処分しろって手えあげようぜっていうのが、ここでもひとりもいないんですけど。(笑)二階さん、処分されたほうがよくないですか?」 東野「今日、じゃあ、明日夜8時、国会集まろうぜ言うて」 淳「東野さんが先導してくださいよ、僕、行きますから。僕、あの、プラカード、「二階も処分しろ」って」 東野「「二階も処分しろ!」…ってやってたら、コントと間違えられるやん。(笑)」

 深夜、部屋で読書の続きを。牧村憲一「「ヒットソング」の作りかた」を読み終えた。2016年刊、NHK出版新書。今朝に読み始めて、一日で一気に読んだ。牧村憲一という音楽プロデューサーの名前をいつ知ったのかわからないが、渋谷系の関連で覚えた名前だったはずだ。経歴をそこまで詳しく知らなかったが、渋谷系以前に、大瀧詠一、加藤和彦らとの深い関わりがあり、そのほかにも登場するミュージシャンたちのじつに多彩なこと。牧村憲一が手掛けてきた仕事がそのまま、ひとつのポップス史になっている。この種の本はいくらでも読めてしまうな。

2024年3月24日日曜日

3月24日日曜日/昨日は食べすぎた

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くに目覚めるが、昨日は食べすぎ、そのせいで調子が悪いのか、あたまがまるでまわらない。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、トップは水原一平の違法賭博の話題。ギャンブル依存症のために多額の借金があったという。水原一平、39歳。自分がその年齢のころはどうだったろうかと、これは興味をもって観る。今朝の「サンデージャポン」は、鈴木紗理奈、斎藤幸平、くりえみらが出演。こちらもトップは水原一平の話題。VTRには国際弁護士の湯浅卓が登場。ひさしぶりに観たが、およそ20年ぶりの出演だって。スタジオでは、MLBアナリストの古内義明というひとが解説する。続いて、モスクワの銃乱射テロ事件を扱う。150人が死亡。スタジオでは中村逸郎が解説。今朝の「ワイドナショー」は、マキタスポーツが初登場のほか、田村淳、ウエンツ瑛士、豊崎由里絵というメンバー。トップはMLBの話題から。スタジオには里崎智也と五十嵐亮太も出演。水原一平の違法賭博問題も扱うが、収録日はいつだったのだろう。そのあとには「ゴジラー1.0」の山崎貴監督が出演した。松本の第1回口頭弁論が28日に決まったことも伝えられる。霜月るなのエックスでの主張をなぜテレビでは取り上げないのかについても語られていた。今日の「TVタックル」は野球特集。里崎智也、石井一久、岡田圭右らが出演。これこそ、収録日は賭博問題よりも前かな。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中からつける。14時台ゲストは、予定していた西川きよしが体調不良のため、道尾秀介が代打で登場した。そんな代打ってあるのか。道尾秀介が音楽活動もやってるというのは知らなかった。好きな作家を訊かれると、玄侑宗久の名をあげていた。

 今日は雨降り。夜になってから駅前まで買いものに行っただけで、それ以外の外出はせず、録画していたテレビ番組をどんどん片づけていく。昨夜の「新しいカギ」は、この番組の名物になっている学校企画の総集編。先週の放送では、「新しいカギ」のメンバーが「27時間テレビ」の総合MCを務めることが発表された。「学校かくれんぼ」を初めてしっかり観たけど、これは面白いわ。メンバーやゲストが学校に現れたときの生徒たちの熱狂には胸を打たれてしまうな。昨日早朝の「週刊フジテレビ批評」では、「新しいカギ」演出の田中良樹、美術デザイナーの永井達也の対談があり、「学校かくれんぼ」の制作秘話が語られていた。開催された沖縄の高校の校長先生ともリモートでつなぐ。

 先々週の「さんまのお笑い向上委員会」を観そびれていた。この回では、TKOがふたりそろって登場していた。神妙な芝居をしているのがさすがだ。そして、昨夜の放送ではフジモンが復帰、FUJIWARA がふたりそろって登場した。もう3月も終わりだが、昨夜放送の回が今年初めての収録だったようだ。さんまの舞台があったために組まれたスケジュールだろうが、結果的に、松本の休業についてはこの番組では触れずに過ぎた。

2024年3月18日月曜日

3月18日月曜日/散文の基本

◇ 東京駅

 午前中から都内に。今日も風が強い。今日から寒くなるのかと思っていたが、まだ暖かいようだ。横浜から東海道線に乗り、東京駅まで。東京駅の丸の内側に出ることが意外とひさしぶりだなという気がした。夕方になり、遅めの昼食。地下通路にあるC&Cに入り、三元豚ロースかつカレーを食べた。750円。新大手町ビルのドトールに入り、ひと休み。モバイルバッテリーを使うようになり、そのおかげで、充電できる店をわざわざ探さなくていい自由を得られた。ラジオを聴きながら少し眠る。

◇ 読書

 帰りの電車内で、図書館で借りている、阿部昭「新編 散文の基本」を読み終えた。2022年刊、中公文庫。親本は1981年刊。文庫は、親本に関連エッセイ、対談を増補し、再編集したもの。阿部昭という作家は、岩波新書の「短編小説礼讃」をずいぶん前に読んだことがあり、それで知っているだけの作家だったが、この本を図書館で見つけ、読んでみたら大変面白かった。ここに書かれている文章観には、好きな考えかた、惹きつけられる考えかたが多々ある。自分の考えが補強されるような手応えが得られた気になった。後半は短編小説論。モーパッサン、チェーホフ、ルナール、国木田独歩、石川啄木、志賀直哉、菊池寛、芥川龍之介、梶井基次郎、三浦哲郎について論じられている。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P12-13「それはともかく、私がいぶかるのは「自分を表現する」というようなすこぶる現代風の言いまわしにひそんでいる嘘についてである。ちょっと耳にしただけでも、この言い方にはずいぶん病的なニュアンスがあることがわかる。自分の中にある何かを言葉にしたくてたまらないといいたげなこの言い方には、何をすればよいのかがまるで判っていないための不安や、いらいらした気分や、自信のなさなどが隠されている。(略)ところが、書くということは、そんなあやふやな症状とは反対に、きわめて簡単かつ自明のことで、紙と鉛筆さえあればいいわけだから。」

P20-21「だらだらと長ったらしく、あるいはくどくどとしつっこく、またデコデコと飾り立てた文章は、読むのも苦手だが、これもいまはじまったことではないから直りようがない。どうにでもお好きなようにといった格好でぶら下がっている形容詞というやつが、私は大嫌いだ。あとは、新かな、当用漢字で別に不自由しない。ザッパクな外来語、流行語のたぐいも、必要とあればどしどし取り入れたいと思っている。」

P29「小説も批評もむずかしくなる一方で、よほど専門的な関心がないとついて行けないようなものが多い。論議が論議を呼び、発明が発明を生んで、現代文学はますます専門家のものになってゆく。伝統的な書き方をかるく一蹴したような〝新しい〟小説が出てくると、その尻馬に乗った〝新しい〟批評家が「小説」が解体してゆくありさまを克明に分析して見せてくれる……。実験とか冒険とかいう名で呼ばれる現代文学のさまざまな試みが、今日ではもうそんなふうにしか人間をとらえがたいと言いたげな苦しげな表情をしていることに、読者もだんだん慣れてゆくのだろうか。」

P36「小説を読みながら、あるいは書きながら、私はよく「日記」と「手紙」というこの不朽のジャンルについて考える。率直な真実と、じかに相手に伝わる肉声という点で、この二つはあらゆる散文の土台である。」

P43-44「原則としていえば、好ましい言葉・嫌悪すべき言葉などというものがあるはずがない。好かれている、あるいは、嫌われているのは、言葉ではない。問題は、言葉そのものになく、そこに封じこめられた使い手(運び手)のニュアンスにあるのはわかりきったことだ。彼の自発性がどの程度のしろものであるのか、どの程度にその言葉を信用しているのか、軽蔑しているのか、その仕方が過不足ないものであるかどうか、等々といったことにかかっている。俗に言葉にうるさい趣味があるといわれる人が書いた文章というのは、すぐにわかるものである。私は勿論、そういう人たちの審美眼や潔癖には敬意を表するけれども、それこそ積年の恨みをのんだようなぐあいに文中に配置された或る一つのめざましい言葉が、散文の自由な流れをせきとめるように出っぱって、そこに小さな溜り水を作ってしまっているのを残念に思うことがある。その場所に、その言葉の代りに、もっと別の――その人から見れば――ずっとつまらない言葉が置かれてあったほうがよかったろうに、と思うことがある。」

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「ワイドナショー」は、鈴木おさむが初登場のほか、今田耕司、武田鉄矢、ベッキーというメンバー。鈴木おさむがここで初めて旧ジャニーズ問題について、そして、松本人志の休業についても語った。番組後半には「R-1」チャンピオンの街裏ぴんくが登場した。

 今朝の「ブギウギ」では、美空ひばりをモデルにしたような水城アユミという歌手が出てきたのだが、母が蒼井優という設定になっていて、事実とは違う架空の人物になっている。和田勉のような人物も出てきて、これは中村倫也が演じている。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には「不適切にもほどがある!」効果で「トゥナイト」の特集記事があり、乱一世、南美希子、雪野智世の座談会が載っている。横山剣さんの連載では、浅野ゆう子の「セクシー・バス・ストップ」について書かれていた。熱海五郎一座の楽屋で浅野ゆう子とあいさつをしたそうだ。「サイゾー」の特集は「新しいテレビと芸能界」。コメカ氏がテレビとお笑いの関係を批評的に語っている。取材・構成はおぐらりゅうじ。更科修一郎による「不適切」およびクドカン論も面白かった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

新編 散文の基本 (中公文庫 あ20-4) [ 阿部 昭 ]
価格:1,100円(税込、送料無料) 

2024年3月3日日曜日

3月3日日曜日/カーレースのようだ

◇ 芝公園・新橋

 朝から都内に。今日は仕事の都合で、荷物を最小限にする必要があったために、ショルダーバッグで出てきた。荷物の移し忘れはないか、気をつけていたのだが、昨日買っておいたパンを置いてきてしまった。失敗した。

 田町から芝公園のほうに歩いていくと、車椅子のマラソンが開催されていた。以前にも見物したことがあるが、マラソンというよりもまるでカーレースのようだ。御成門から、午後は新橋のほうに出て、遅めの昼食にする。ニュー新橋ビルの岡もとに入り、期間限定メニューのオムハヤシを食べた。979円。これで千円未満とは素晴らしい。

 せっかく都内に出てきたのだから、本当ならば寄り道をしていきたかったが、間が悪いことに、郵便局からの不在通知があり、18時までにそれを取りに行かなければならなくなった。どうやら、クリックポストの厚さがオーバーしていて返送されたんじゃないか。東海道線で横浜まで眠り、二俣川に戻ってくる。17時頃、旭郵便局に着くはずだったが、郵便局のすぐ手前までやってきたところで、あれっと立ち止まる。身分証をもってないじゃないかと気がついた。ああ、今日にかぎってというやつだ。普段とは違うカバンで出てきたために、身分証などは置いてきてしまっていたんだった。大失敗。パンを置いてきたぐらいはどうってことなかった。なんのために急いで二俣川まで戻ってきたのかわからない。こうなると、明日にまた寄りなおさなければならないわけだ。すぐに解決できるはずのことがこうしてまたひとつ先送りになる。

 まっすぐ帰ってしまいたいところだったが、買いものをする都合があり、ひとまず、星川に移動する。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのアイスコーヒーとアップルパイを食べる。スマホのバッテリーが切れる寸前になり、充電できる店で落ち着きたかった。少し読書をして、それから、コーナンに寄っていく。消耗品を買うついでに、モバイルバッテリーをついに買った。スマホのバッテリーの減りが早くなっているようで、充電できる店をそのたびに探すのにもだんだん苦労するようになってきた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」は、先週の放送を体調不良で休んだ三谷幸喜のその報告から始まる。トップニュースは大谷翔平の結婚から。

 今朝の「サンデージャポン」は、斎藤幸平、藤田ニコル、森香澄らが出演。こちらもトップは大谷翔平の結婚。大谷の結婚について、泉房穂からひげガールにまでコメントを求めるところに、ひさしぶりに「サンジャポ」らしい悪ノリを感じた。スタジオには栗原由佳が登場して解説をした。メジャーリーガーの妻の立場からということだが、栗原由佳を観るのもずいぶんひさしぶりな気がする。このひと、たしか大学の同級生だったはずだけど。番組後半では、デヴィ夫人が「週刊文春」を刑事告訴した件を扱う。アミチエジャポンという慈善団体とのトラブルを「週刊文春」は報じている。スタジオでは週刊誌報道についての議論があったが、そのすぐあとには、「週刊新潮」の広瀬めぐみ議員の不倫報道を扱っていた。

 今朝の「ワイドナショー」は、今田耕司、ぼる塾あんり、呂布カルマ、国山ハセンというメンバー。この番組も大谷翔平の結婚をトップに扱う。岐阜のセクハラ町長の話題は「Nキャス」「サンジャポ」でも扱われていたが、この番組では、99のセクハラがリスト化されていて、すべて知ることができた。

 今日の「笑点」は岡山から公開収録。演芸コーナーは、今月いっぱいで番組を卒業する木久扇の落語「私の笑点史」。椅子に座ってしゃべるかたちにしていたが、今は普段の高座もこのスタイルなのかな。番組を辞めてももちろん引退するわけじゃないんだから、演芸コーナーならば、今後も出演する可能性はあるか。

2024年2月25日日曜日

2月25日日曜日/マイケル・ホイのほい

◇ テレビ・ラジオ・映画

 寒い朝が続く。昨夜は眠りそこね、早朝から眠る。起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、カズレーザー、山崎怜奈、みちょぱらが出演。フジモンの復帰の話題から始まり、続けて、松本人志問題の続報。松本の訴状内容を公開した今週の「週刊文春」の記事を詳しく紹介していた。スタジオでは細野弁護士が解説する。そのあとはウクライナの現状について。この話題よりも先に松本を扱うのはどうかとも思うのだけれど。スタジオにはボグダンさんが生出演、中村逸郎教授も登場する。ナワリヌイの殺害、ゼレンスキーの支持率低下、ウクライナの兵士不足問題など、かなり時間を割いて扱っていた。そのあとは、自民党の裏金問題、バーレスク東京の経営者が逮捕されたニュースなど。

 今朝の「ワイドナショー」は、元フジテレビの三田友梨佳アナが退社後に初登場のほか、田村淳、ヒロミ、清塚信也というメンバー。こちらでもフジモンの復帰を、そして、プラス・マイナス岩橋の契約解消についても扱われたのだが、岩橋のエックスの投稿の内容については触れられないのだな。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台ゲストはつぶやきシロー。つぶやきシローのデビューの経緯などはぜんぜん知らない話だった。「デ・ビュー」という雑誌を見て、ホリプロのオーディションを受けに行ったら、そのときに遅刻してしまい、合格発表では名前を呼ばれなかったが、ひまだったから最後まで残っていたら最後に名前を呼ばれたという話だった。

 夜になってから駅前まで買いものに行き、1時間ぐらいで帰ってくる。雨降り。今日はそれ以外の外出はせず、ネズミにかじられた本を、木工用ボンドなどを使って修復したりといった作業をしていた。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は岡山から公開収録。演芸コーナーには宮川大助・花子が登場。花子は車椅子で登場し、大助も椅子に座った状態で漫才をする。「笑点」は6年ぶりの出演。

 今日の「NHKニュース7」を観ると、奈良の東大寺の参道で、また高齢者ドライバーの事故があったようだ。この種の事故は加害者にとっても悲劇だろうに、実名報道をする必要がどこにあるのだろうかといつも思う。アメリカ大統領選はトランプが優勢なのか。世界はいったいどうなるんだ。

 放送中の「だれか to なかい」は追っかけ再生で観てしまう。オープニングに、中居正広と二宮和也のトークがたっぷりと4分ほどあった。ゲストはおぎやはぎ小木とアンタッチャブル山崎、ふたり同時に登場する。後半にゲストがもうひとり、伊集院光が加わった。もともとは松本イズムだったザキヤマはあるときから今のキャラに変わっていくのだが、そういえば、それより先に変化したのはくりぃむしちゅーの有田だった。

 月曜に放送された「しゃべくり007」を観そびれていた。ゲストには、ほいけんた、キンタロー、JPがそろって登場。ほいけんたがプリンセス天功のアシスタントだったことは知っていたが、それ以前に、21歳のときに大阪のストリップ劇場で修行を始めているのだ。芸名の「ほい」は「Mr.BOO」が好きだったことからというのも知らなかったな。ほいけんたの初恋のエピソードも語られ、その初恋相手をキンタローが演じるシミュレーションのあと、その初恋のひとと 43年ぶりに対面した。キンタローの憧れのひと、劇団四季の石丸幹二も登場する。最後にはものまね仲間たち、レッツゴーよしまさ、ジョニー志村、Mr.シャチホコ、みかんが登場し、「さんま御殿」のパロディをやった。しかし、これだけのメンバーを登場させたのが、番組が終わる最後の2分程度とはじつにもったいない。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。「ピンクの豹」をひさしぶりに観た。ピーター・セラーズが主役ではなかったんだということを今さら把握した。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ピンクの豹 [ デイビッド・ニーヴン ]
価格:1,404円(税込、送料無料) 

2024年2月18日日曜日

2月18日日曜日/残量確保に追われて

◇ テレビ・ラジオ

 録画残量の確保に追われ、録画していたテレビ番組をあれこれと。「林家正蔵の演芸図鑑」を2週分。先週、今週と、対談のゲストに奥田民生が登場した。正蔵師匠のほうが3歳上になるのか。意外な顔合わせだが、正蔵を襲名したときには奥田民生から広島のお好み焼きのソースを300本もらったという。そんなころからつき合いがあるとは知らなかったな。この番組だからやはり、芸論的な部分が面白い。ギターの練習はするのかというと、早弾きのような芸風のひとは練習する必要があるけど、奥田民生は練習はあまりしないという。バンドの演奏のなかで、大音量のなかで通る声を出すように無意識に努めてきたという話などをしていた。

 先週の「ボクらの時代」を観そびれていた。中村七之助、大竹しのぶ、渡辺えりという顔合わせ。七之助は 40歳、白髪頭は地毛なんだろうか。大竹しのぶ、渡辺えりと勘三郎は、99.9パーセント芝居の話をしていたという間柄。勘三郎の命日に集まり、「野田版鼠小僧」の映像をみんなで観たときに、野田秀樹がしみじみと「あいつはやっぱりいなきゃいけないやつだったんだよ」と言ったという話を大竹しのぶがしていた。野田秀樹とも普通に会う関係なんだなと、余計なところが気になった。

 今朝の「ボクらの時代」は、令和ロマンとヤーレンズという4人。令和ロマンが「NHK新人お笑い大賞」で優勝したときには、くるまが親知らずのために歯茎が腫れ、ゆっくりとしかしゃべれなかったのがいいほうに働いたというわけだったようだ。たしかに、そのときの印象があったから、その後の令和ロマンの漫才はテンポが早くなっちゃったなと感じていたが、本当は逆だったんだ。知らなかった。

 今朝の「ワイドナショー」は、今田耕司、神田愛花、フットボールアワー岩尾、権田修一というメンバー。伊東純也の性加害報道の話題から始まり、その最後に松本の裁判の予定も伝えていた。第1回口頭弁論は松本は出席せず、代理人だけになるようだ。そのあとには、大谷翔平、テイラー・スウィフトの話題などがあり、ミス日本が不倫で辞退をした一件については、反文春の話になるかと思いきや、意外とそちらには進まなかった。それから、吉野家の紅しょうがを直箸で食べた迷惑動画を撮った男が実刑判決となった事件が扱われていたのだが、大麻所持と合わせた判決だということは、あとから犬塚弁護士からつけ足しのように説明されていた。

 今朝の「サンデージャポン」は、澤円という人物が初登場のほか、石田健、藤田ニコル、藤本美貴、岡田紗佳らが出演。松本の裁判開始について、こちらではこの話題をしっかりと扱い、今までの経緯もおさらいする。第1回口頭弁論について、「サンジャポ」のほうが細野弁護士が詳しく解説していた。それから、自民党の裏金問題について、泉房穂が渋谷に出て、若者たちにインタビューをする。岸田総理と旧統一教会に関する疑惑もあり、スタジオにひさしぶりに鈴木エイトが登場した。番組後半では、3月で放送作家を引退する鈴木おさむをやす子がインタビューする。鈴木おさむが提唱する「ソフト老害」について語る。「爆笑問題で例えると、これ、意外と、太田さんじゃないんですよ。太田さんは「ソフト老害」じゃなくて「ガチ老害」。(笑)田中さんみたいなタイプが、だから、田中さんみたいにバランスをとってね、物腰柔らかいじゃないですか。でも、田中さんとかも、番組を進行するうえで空気を読みますよね。意外とああいう物腰柔らかいタイプとかがソフト老害と言われがち。」

 録画残量の確保に疲れ果てた。もういやだ。テレビはひと区切りして、ラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」は、14時台ゲストに植草克秀が登場。爆笑問題とはほぼ初対面なのか。「夜ヒット」や「ベストテン」の思い出が語られた。「芸人ランキング」のコーナーにはスカチャンが登場。

 夜になってから駅前まで買いものに出て、今日はそれ以外の外出はなし。夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は演芸コーナーにマグナム小林さんが登場した。「笑点」は初登場か。最近はどうやら洋装でやっているらしく、まだ一度も観たことがなかったのだけど、和服よりもこっちのほうがだんぜんいい。タップを踏みながらバイオリンを弾くおなじみの芸。YOASOBI の「アイドル」も披露していた。

 テレビ神奈川で放送されている「太田上田」には、2週続けて、浜辺美波が出演。この番組のファンなんだそうで、ドラマで共演した川上洋平からこの番組を教わったのだ。太田と上田の意外な面をこの番組で観ているというのは、両者を古くから観ているものにとっては気がつかなかったところだ。

2024年2月12日月曜日

2月12日月曜日/本は見つからない

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観ていて、「パンパンガール」なんて言葉が出てくると、ちょっとどきっとする。終了間際に田中麗奈が登場。

 昨日の「ワイドナショー」は、元AKBの川崎希が初登場のほか、田村淳、アンガールズ田中、呂布カルマが出演。BPOに頭髪の薄いひとを揶揄する漫才に対する視聴者意見が寄せられたそうで、シシガシラが登場し、漫才を披露する。昨日の「笑点」の演芸コーナーには、ちょうど、ギャロップが登場していた。ギャロップはつかみはハゲネタなのだが、そこから違うネタになっていくんだよな。

 昨日の「TVタックル」では、キョンが千葉県に大繁殖しているという話題について、たけし「あれ、こまわり君てマンガで「八丈島のきょん」ての知らない? あれ、けっこう人気あったのにな。」「こまわり君で「死刑!」とかなんか言ってるときに、たまに「八丈島のきょん!」て出てくんだけど。いきなり出てくんで笑うんだけど。「きょん」て名前が笑うじゃない。それで、けっこう人気あったんだけど、もう時代が違うのかな。おいら、げらげら笑ったけど。知らないひと多いんだねえ。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングでは、先週金曜に開催された「たけし杯」の話をしていた。12時台ゲストは柳亭小痴楽。午後はそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。14時台ゲストはキンタロー。見つからない本があったため、ラジオを聴きながら、部屋に積まれた本を崩しては積みなおしていく。3時間もかかる大仕事になったが、肝心の本は見つからない。いったいどこに消えてしまったのか。

 夕方にブログの更新をもうひとつ。夜になってから駅前まで買いものに出て、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は山本リンダがゲスト。先日の新しい学校のリーダーズが出た回で披露していた「狙いうち」の映像も流れた。山本リンダもスタジオで「狙いうち」を歌う。

 土曜に放送された「Nキャス」を観そびれていた。ニュースに出てくる四国犬というのを映像で初めて観たが、なるほど、土佐犬とはぜんぜん違うんだな。小澤征爾の訃報にもしっかりと時間を割いていた。最後に指揮をしたのは2022年、無観客のホールで、車椅子で指揮をしたのだ。そして、二階俊博の書籍代3500万円という話題。その支払先のひとつにこの番組が取材をすると「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」という本を購入していたことがわかり、5000冊として計算するとその数字にぴったり。「サンジャポ」で宮崎謙介が言っていたとおり、配るために買っているわけだ。3500万円分の書籍というととてつもない金額のように思うが、書籍の値段はけっこう高いんだよ。

 土曜の早朝に放送された「週刊フジテレビ批評」は「冬ドラマ辛口放談」の後編。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙というメンバー。作品ごとの話題から、後編は俳優の話題に移る。「はまり役大賞」には、梅田恵子が「不適切にもほどがある!」の磯村勇斗を、大島は同じく「不適切」の仲里依紗をあげる。吉田潮からは「コメディ筋肉」というワードが出た。吉田潮は「となりのナースエイド」の吉住を。木村隆志は「さよならマエストロ」の佐藤緋美をあげた。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台ゲストには松村邦洋が登場。この日は朝は「サンジャポ」に磯山さやかが、昼は「日曜サンデー」に松村が出演していたというわけだ。例のごとく、ひたすらものまねをやりまくり、あっという間に時間いっぱいになる。

2024年1月28日日曜日

1月28日日曜日/ウディ・アレンの自伝

◇ テレビ・ラジオ

 朝、大きい地震があり、起きあがる。本の山が盛大に崩れた。起きあがったついでに、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、石田健、三木雄信、みちょぱ、小倉優子、藤森慎吾らが出演。まずは松本問題から扱う。昨夜の「Nキャス」では、吉本興業が独自調査を始めたことに注目していたが、この番組でも吉本の方針の変化に注目する。浜田のラジオでの発言も紹介される。VTR内では河西邦剛という弁護士がコメント、スタジオでは細野弁護士が解説した。

 藤森慎吾「僕としては、裁判の結果以前に、やっぱり今回こういうことがこう起きてしまった大きな要因のひとつとしては、やっぱりこう、普段からなにか常習化してたこういう遊びかただったりが、不誠実で、少しかっこ悪い部分あったなと、いうふうにはすごく思います。けして、僕もねえ、さんざん遊んできたっていうこともありますし。それこそ「文春」の記事に載ったこともやっぱりあったので、でもやっぱりあのう、そういうなかで、けっこうこう、気づかされたこともあるというか、やっぱり、当時、僕もこう、仕事が調子よくて人気者だって勘違いして、どこか女性に対して驕りがあったりとか、認識の甘さ、みたいのが実際にあったなって思うところもあるし、やっぱりそういうところがだんだんだんだん気づかずに麻痺して、おっきくなって、こういうかたちで露見してしまったのかなあっていうふうには、やっぱり思うんで、ほんとにまあ芸人全体にこういえる、いや全体というか、そういうひとたちもやっぱり一部いるとは思うので、やっぱり意識をこう、しっかりここで変えていかなきゃいけないし、立場だったり、権力がおっきくなればなるほど、それにともなう責任をしっかりと認めて、自分をより律していく行動が大事なのかなあというふうに思いました。」

 太田「この話になるとどうしても法廷で勝つか負けるかみたいなふうにこの番組なんかもそういうふうになりがちなんだけど、僕がずっと感じてるのは、「文春」で証言してる女性たちは、別に松本さんを犯罪者だっつって告発してるわけではなくて、こういうことがあって過去にこういうふうに言われたと、それが自分のなかで傷として残ってる。で、それは松本さんは意識してないかもしんないけども、わたしはあれは傷ついたんですよってことを、今まで言える状態じゃなかった、だけど、あれは傷だよねって思ってくれる社会になってもらえたら、自分はそれを、自分もやっぱり傷だったんだって、言えるって、そのことが彼女たちにとっては、もしかしたらいちばん大事なことで、彼女たちは松本さんをこてんぱんにやっつけて、そのなんていうのかな、立ちなおれないほどの打撃を与えようとしてるわけではないような気がするんですよ。とにかく自分の問題として、あれは傷だったんだから、傷だって言っていいですよね、この社会で、っていうことだと思うのね。だけど、「文春」の意向ってのはまたちょっとそことは違いますよね。個人はそれぞれ濃淡あると思うけど、「週刊文春」っていうのは、いわゆる、こういうことが過去に行われた、さあ、これどうなんでしょう、組織的な、っていう意味で、社会に一石を投じる、っていう意識があって、彼女たちそれぞれの本質と、今のこのみんなが話し合ってるテーマが、ちょっとズレていっちゃうことが、とっても、はたしてこれでいいのかなと思うし、こういうことあると、もうこれ、ここ数年ずっとそうだけど、やっぱりSNSの社会だから、「文春」が意図している以上に、なんていうのかな、わたくし刑みたいなことが、制御できないくらいに、広がっていきますよね。そうすっと、ひとりの人間がこてんぱんにやっつけられるみたいなことが起こり得るって、それはやっぱりわれわれ社会がこれをどういうふうに受け止めて、SNSをやってるひとたちも、そこは注意しないと、ひとを守れなくなっちゃうし、で、松本さん今回、こういうかたちで提訴したってことは、松本さん自身はファイティングポーズをとったんだと思うんですよね。松本さんていうひとは、要するに、自分の考えでたぶん、僕もまあ、つき合い長いっていうか、別にあの、共演NGではあったけど、(笑)よく知ってますから、そういう意味では。よくではないかもしんないけど、あの松本さんていうひとは、たぶん自分の考えでやってきたひとだから。この芸能界をサバイバルしてきて、で、勝ってきたひとだと思うから、それはいろんなひとが法的にこうだよとか忠告するかもしんないけど、それは松本さんが自分がやりかたを、たぶん、自分で考えたやりかたで正解だと思うのね。で、それは僕は心配してないんだけれども、むしろ、今、ちょっと心配なのは、あそこに出てくるほかの芸人たちが、今、どうしていいんだかわかんない状態に追い込まれてんじゃないかと思う。で、これをやったら松本さんに迷惑がかかる、みたいなことが、今もなお考えてるんだとしたら、それは、今、その局面じゃないよ、ってそれはもう、大袈裟にいうと、生きるか死ぬかだよ、お前らと。で、自分を守るのは自分しかいないわけだから、やっぱりそれは、そこを考えるんじゃなくて、自分がどうしたいかは自分で決めるべきだと思うし、この証言をしちゃったらもしかしたら迷惑がかかるみたいなことを考えてるんだとしたら、そこは考えるべきではなくて、自分のことだけを考えるべきだと思うし。よくあの、自助、共助、公助っていうじゃないですか。それは災害のときの鉄則なんだけど、やっぱり、自分が助けてほしい、自分が助かりたいっていうことを意思表示しないと、まわりが助けようと思ってる、いくら思ってても、助けらんないからね。だから、そのへんは、あそこに出てるほかの芸人たちも、松本さんは大丈夫ですよ、自分で戦うんだから。だけど、彼らが、今までの流れからすると、松本さんの不利になるんじゃないかみたいなことも考えるかもしれないけど、今は自分を守ることを考えてほしいなと思うね。」

 続いては、自民党の派閥と裏金の問題。スタジオでは岸博幸と後藤俊広が解説する。そのあとには、若新雄純の「週刊新潮」の記事を扱うのだ。しかし、若新なんてひとは、「サンジャポ」と「TVタックル」にはよく出ていたから知っているが、ほかにはどこかに出ていたんだろうか。若新からこの番組に宛てたコメントも読まれた。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ヒロミ、泉谷しげる、最上もがというメンバー。オープニングは短めに終わり、CM明けにこちらもまず松本問題を扱う。しかし、今週はだいぶはっきりと松本寄りに問題を考えているように感じられた。淳は松本寄りであることを示しながら語ったが、それにしても、ちょっとこれはバランスが悪いな。

 午後から外出。二俣川まで歩きながら、先週金曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」をタイムフリーで聴いた。少し前の「BRUTUS」の読書特集の話を今ごろしていた。ヒコロヒーは、お金がないころは本を買う金もなく、本棚を買う金もなく、区の図書館に通って本を読んでいたという。

 二俣川に到着し、ドン・キホーテのダイソー、ヤマダ電機で買いものをする。それから、読書をするためにサイゼリヤに入った。日曜の夜、あんまり長居しては顰蹙かとも思ったが、意外と混んではいないようで、待たされずに席に案内された。ドリンクバーとソーセージピザを食べる。600円。

◇ 読書

 サイゼリヤで、ウディ・アレンの自伝「唐突ながら」を読み終えた。2022年刊、河出書房新社。2段組、400ページを超えるボリューム。図書館で借りて読んでいたが、一回では読み終わらず、何度か借りなおしてようやく読みえおえたが、借りなおそうとしたら貸し出し中だったりもして、ずいぶん時間がかかった。いつから読み始めたのかといえば、去年の7月だ。序盤からとても面白く、ウディ・アレンならではなのは、なにかひとつ語るごとに、いちいちギャグが入ってくる。こんなにギャグがふんだんに盛り込まれている自伝がほかにあるだろうか。まるで、えんえんとウディ・アレンのスダンダップ・コミックを味わっているかのようで、それだけで終わればただひたすら楽しい本なのだが、しかし、後半になると、例のスキャンダルについてえんえんと書かれていて、読み進めるのがなかなかしんどくなった。猿渡由紀「ウディ・アレン追放」(2021/文藝春秋)を先に読んでいたから、登場する人物たちはよくわかっていた。ウディ・アレン本人が語っていることとも齟齬がないとは思った。だけれども、ウディ・アレンほどの映画監督が人生を語るのに、このスキャンダルにこれだけのページを割かなければならないのか。以下、関心があった箇所をいくつか引用。おもに、ウディ・アレンがなにを愛し、なにに影響を受けてきたか。

P13「そう、この自伝の主人公は、厭世的で、ギャングスターを愛する、無学な男だ。」「あと、恥とも思わないからいっておくと、読書は好きじゃなかった。妹は本好きだったが、怠け者のぼくには本なんて楽しくなかった。そりゃそうだろう。ラジオや映画のほうがはるかに刺激的だ。」

P19「ぼくには学問的な資料から情報を切り取って私物化する才能がある。深遠すぎて自分には理解できないくせに、作品のなかで使って、あたかも分かっているかのようなインチキの印象を与えて、おとぎ話を破綻させないようにしているんだ。」

P46「ぼくは知識人と誤解されているが、ここにもうひとつの誤解がある。小柄だし、黒縁眼鏡をかけているせいで、あまり運動神経がよくないと思われている。だが、それは間違いだ。ぼくはメダルをとれるくらい足の速い有能な野球選手で、プロになる道も考えていたんだが、思いがけずギャグライターとして雇われることになって、その夢は消えてしまったんだ。」

P55「(略)フォークナーやカフカには苦戦したし、T・S・エリオットやもちろんジョイスはもっとつらかったが、ヘミングウェイやカミュはとても面白かった。シンプルだから感情移入できたんだろう。ただ、ヘンリー・ジェイムズは、かなり努力したものの最後まで読めなかった。メルヴィル、エミリー・ディキンソンの詩は大好きで、時間をかけてイェイツの生涯について学んだおかげで、彼の詩を楽しめるようになった。フィッツジェラルドはまあまあだったけど、トーマス・マンやツルゲーネフは大好きだ。『赤と黒』もとても面白くて、特に若い主人公が人妻を口説きに出るかどうか悩み続ける件は夢中で読んだ。この部分を参考にして、ブロードウェイの喜劇『ボギー!俺も男だ』を書いて、ダイアン・キートンと共演した。社会学者チャールズ・ライト・ミルズの本や、J・P・ダンリーヴィーの『ザ・ジンジャー・マン』も読んだし、多形倒錯については古典学者ノーマン・オリバー・ブラウンの本で学んだ。」

P57「ぼくはキートンよりもチャップリンが好きだ。多くの映画評論家や映画を学ぶ学生は納得しないだろうが、監督としてはキートンのほうが優れていても、チャップリンのほうが面白いと思っている。チャップリンはハロルド・ロイドより面白い。ロイドが繰り広げる偉大な視覚的ギャグは見事だけど、ぼくははまらなかった。」「好きな女優はアイリーン・ダン。それにジーン・アーサー。スペンサー・トレイシーの演技は常にとてもリアルだったが、『パットとマイク』はいただけない。」「レニー・ブルースにはあまりひかれなかったが、ぼくの世代が熱狂したコメディアンだ。(略)ここではただ、大衆は魅了されたが、意外なことにぼくは魅了されなかった作品や人々をいくつかあげておこうと思う。『お熱いのがお好き』や『赤ちゃん教育』はどちらも面白いと思わなかったし、『素晴らしき哉、人生!』も好みじゃなかった。正直、かわい子ぶった守護天使なんて絞め殺してやりたいくらいだ。『めぐり逢い』もまったく好みに合わなかった。ヒッチコックは崇拝しているが、どうしても『めまい』はみていられないし、ルビッチにもほれこんでいるが、『生きるべきか死ぬべきか』を面白いと思ったことはない。でも『極楽特急』は、宝飾職人ファベルジェが作ったインペリアル・エッグくらい感動した。」

P57-58「ぼくの好きなミュージカルは――『雨に唄えば』、『恋の手ほどき』、『若草の頃』、『バンド・ワゴン』、『マイ・フェア・レディ』。『巴里のアメリカ人』は好きになれない。レッド・スケルトンはもちろん、エディ・ブラッケンやローレル&ハーディに笑わせてもらったことはなかった。いうまでもなく、マルクス兄弟やW・C・フィールズは絶対的に偉大だ。『殺人幻想曲』の映画に出ているレックス・ハリソンや、レスリー・ハワードが監督と主演を務め、ウェンディ・ヒラーと共演した映画版『ピグマリオン』も好きだ。『ピグマリオン』は史上最高の喜劇だと思うし、シェイクスピアやオスカー・ワイルド、アリストパネスのどんな喜劇よりもずっと好きだ。ただアリストパネスの喜劇はときどき、ぼくの敬愛するジョージ・S・カウフマンやモス・ハートを思い出させる。『ボーン・イエスタデイ』にはすっかり夢中になったけど、その主な理由はジュディ・ホリデイとブロデリック・クロフォードが出ているからだ。一方で、『独裁者』や『殺人狂時代』は全然面白くなかった。ぼくはチャップリンが蹴ったゴム風船の地球が上がったり下がったりするのをみても、このシーンが喜劇の天才を証明する一例とはまったく思えないんだ。」

P71「当時、ぼくの文体は概して滑稽な感じで、ユーモア作家のマックス・シュルマンの影響をもろに受けていたが、もちろんシュルマンのような作家におよぶわけもない。」

P72「ぼくにとってボブ・ホープがどんな存在かはいくら語っても大げさにはならない。幼い頃から大好きで、今でも彼の映画を飽きずにみている。」

P152「ただ、一市民として政治に関心があるのは確かだ。ジョン・F・ケネディと争って民主党予備選挙に立候補したアドレー・スティーヴンソンのために街角に立ってビラ配りをしたこともあったし、ジョージ・マクガヴァンやユージーン・マッカーシーのために選挙運動やショーを行ったこともある。ぼくがだれのために運動しているのかを確かめて、その対抗馬に賭けるといい。」

P340「こんなことをきかれることがある。「朝起きて、自分が面白くなくなっていたらどうしようと不安になることはありませんか」 答えはノー。面白さっていうのは、シャツみたいに身につけるものじゃないんだ。シャツだったら、目覚めてすぐにはみあたらないことだってあるだろう。でも面白さは、単に本人が面白いやつか否かというだけで、面白いやつは、面白い。物やいっときの熱狂と違って、失うことはない。もし目が覚めて、面白くなくなっていたら、それはぼくじゃない。だからといって、朝起きて、気分が悪いとか、世界が憎いとか、人類の愚かさが腹立たしいとか、虚ろな宇宙が気に入らないなどと思うことがないわけじゃない。というか、じつは毎朝、ぼくはそう感じているんだ。でも、だからといってユーモアがかき消されるわけではなく、そこからぼくのユーモアが生まれてくるんだ。」

P349「この回顧録では覚書として、ぼくにとってのお気に入りの名前をざっとあげておきたい。グルーチョ・マルクス、W・C・フィールズ、エレイン・メイは間違いなく面白いし、S・J・ペレルマンは同時代の地球でもっとも面白い人類だと思う。ああ、あと忘れちゃならないのが『ポゴ』。ウォルト・ケリーが描いたこのコミック・ストリップは天才のなせる業だ。」

 サイゼリヤを出て、ジョイナステラスのQBハウスで散髪してから帰る。ここの受付が20時までだったために、サイゼリヤでは時間を気にしていなければならなかった。今回もまた、4ヶ月ぶりの散髪。いつも値段を忘れてしまうのだが、1000円カットだと思っていたら、今や1350円もとられる。同じおじさんに切ってもらうことが続いていたが、今日はもうひとりのおばさんの理容師に切ってもらった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「まつも to なかい」は、今日の放送からついに松本が消えた。中居正広ひとりになった初めての放送。中居が冒頭に5分ぐらいのひとりしゃべりをしたのが見事だった。ゲストは秋元康と二宮和也。さすが、秋元康も冒頭の中居のひとりしゃべりに注目する。中居と秋元康の関係は、そういえば「うたばん」があったか。トークはおもにアイドル論となった。次週からはさすがに代役をたてるのか。中居は、松本の穴は中居が埋めるから、中居の穴を埋めるようにオファーをしてくれと言っていた。番組を最後まで観ると、この収録後に決まったことなのか、来週からは「だれか to なかい」にリニューアルされるとの予告があった。

 観そびれていた「ガキの使い」を3週分。先週、先々週は、ひさしぶりの「ハイテンション ザ・紅白対抗戦」。前編には、ココリコ田中、ヨネダ2000、鈴木もぐら、高木ひとみ〇、アタック西本、牧野ステテコ、有村昆、キンタローが登場。ちゃんと男女に分かれた「紅白」になっている。高木ひとみ〇とキンタローが異常な可笑しさ。後編はオダウエダ植田から始まり、ザ・マミィ酒井、金田朋子、和田まんじゅう、あぁ~しらき、ココリコ遠藤が登場、紅組のトリは島田珠代、白組のトリは月亭方正が務めた。そして、今日の放送を観ると、予告では恒例の「山-1グランプリ」だったのだが、予定が変更になり、「ほんこんの顔面テイスティング」という企画が放送された。どういう事情で差し替えになったんだろうか。ここにはまだ松本がいる。

2024年1月21日日曜日

1月21日日曜日/松本問題は続く

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めてしまい、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」は自民党の政治資金パーティー裏金事件のニュースから始まった。田崎史郎がスタジオに出演。そのほか、イギリス政府と富士通が加担していたという会計システムの冤罪事件も気になるニュース。番組後半には永尾柚乃ちゃんの特集があった。7歳なんだけど、中学生ぐらいの自意識でしゃべっているような感じがする子だな。

 昨夜の「太田光のつぶやき英語」は、世界の年末年始の特集。クリスマスシーズンにワム!の「ラスト・クリスマス」を聴いたらアウトになる「ワマゲドン(Whamageddon)」という遊びがあることをここで初めて知った。XXCLUB の映画コーナーは、カウリスマキの「枯れ葉」の主演、アルマ・ポウスティにインタビューをする。「TOVE トーベ」にも主演していたアルマ・ポウスティには、この番組では2年前にもリモートインタビューをしていたんだな。

 少し眠りなおしてから、ブログの更新をひとつ。ラジオをつけると、「安住紳一郎の日曜天国」では、直木賞を受賞した河崎秋子に電話をつないでいた。この番組には以前に出演していたようだ。

 昼にもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、ヤーレンズ、アンミカ、磯山さやか、藤田ニコル、斎藤幸平らが出演。トップは自民党の派閥解散の話題を扱う。泉房穂はいよいよ準レギュラーのようにしてVTRに登場する。良原アナたちを連れて、泉房穂が自民党本部に入っていこうとすると、入り口で止められてしまった。宮沢博行が大寒みそぎに参加している映像、これは「Nキャス」でも流されていた。スタジオでは、岸博幸とTBS政治部の後藤俊広が解説する。岸博幸、斎藤幸平、杉村太蔵が、急にこの番組の「3大論客」と呼ばれ、3人はそろって岸田派解散にはきびしい意見だ。ヤーレンズ出井にコメントをふる太田「アフタートゥモローはどう思う?」 自民党の問題を40分ほど扱ったあとには松本問題を扱う。今週はやらないかと思ったら、「週刊文春」の第3弾記事を扱うのだ。ここでは細野弁護士が裁判の解説をする。斎藤幸平は松本問題をホモソーシャルの問題として語った。番組後半にはエスパー伊東の訃報にもしっかりと時間を割いた。事務所の社長であるビトタケシがVTRには登場する。エスパー伊東は、「サンジャポ」にはニセ有栖川宮夫妻の結婚披露宴に出席していた件で出演していた。病気を発症してからは「爆報!THEフライデー」でも取材していたのだな。ヤーレンズ出井にコメントをふる太田「インディペンデンスはどう思う?」 最後はやす子と二階堂ふみのロケ企画があった。

 今朝の「ワイドナショー」は、今田耕司、石原良純、神田愛花、三四郎小宮というメンバー。まずは自民党の裏金問題を扱い、石原伸晃がスタジオに出演した。これが30分ほどあり、二番目に松本問題の続報。松本と近い関係にいる今田と東野に、石原良純が「これはなんだかわけわかんない件だなと思うのか、思いあたるところが少しはあるのか、どういう捉えかたをしてるんですか。」と訊くと、東野は「いや、だからびっくりです、ほんとに。」「こういう飲み会やってんねんな、っていうふうな「週刊文春」から知る情報しかないのはないです。」 今田「それ、松本さんに関してですよね?」 良純「何年かに一回出てきてますよね。過去もあったわけじゃないですか。やっぱり内容的に聞いたら、いやこんなことおかしいんじゃないの、なんでこんな書かれかたするのって感じなんですか。」 今田「でも、それはちょっとあります。やっぱり、表現とか。ほんとに、登場人物が僕の知ってるひとたちじゃないぐらい、おどろおどろしいひとなんで。そら女性で、読まれたかたなんかは、そらもう、気分がほんとに悪くなる…」 神田愛花は松本に対する感謝を語っていたし、松本とは関わりが薄そうな佐々木恭子アナがいちばんまともなことを言っていた気がしたな。

 今日の「TVタックル」は新年最初の収録だろうか、この番組では初めて松本人志問題を扱っていた。大竹まこと、東国原英夫、菊間千乃、杉村太蔵、泉房穂らが出演。たけし「セコいよ、あいつ。三千円とか二千円なんて、ふざけんなよなあ。」 東国原「はい。」 たけし「で、俺、団体で遊んだことなんかないもんなあ。」 東国原「はい。」 たけし「はいって(笑)」 たけし「シロウトのひとそんなに呼んで、飲んで、交通費二千円とか三千円って、それがセコいし、それやられたら記者会見すぐやるべきだよ。そいで、そういうことしましたって言えばいいんだ、お笑いなんだから。」「(東国原に向かって)裁判に勝ったけど、何千万請求しても二百万ちょっとだろ?」「負けようが勝とうが(雑誌が)売れちゃえばいいんだから。」「今はもう、コンプライアンスだなんだいうけど、スポンサーのほうにそのタレント出すなってくるから、実質的にやってらんないんだよ。そうすっと、YouTube のほう行ってやるしかない。」 番組はそのあと、自民党の裏金問題を扱い、後半にもまた松本問題。たけし「笑っちゃうのは、ビートきよしさんが書いてんだよ。「松本!」とかなんか言って、「うちのたけしと一緒くたにするな」とか言って。「ビートきよし師匠語る」って書いてあんだけど、ふざけんなって。なにが師匠だばかやろうと思うんだよ。」 阿川佐和子が「松本人志さんはこれで、また立ち直るっていう可能性は」と訊くと、たけし「それは運だね。やっぱり、時代が松本人志を、その立ちあがる松本人志を求めてるかどうかだよ。その判断がいちばん…、ああ、求めてないなと思ったら違うほうに行くし、求めてるなって感じればやればいいんだけど、その感覚ってのはまた微妙でね。難しい。一発で転ぶからなあ。」

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴こうとしたら、今日は駅伝中継のために休止だった。タイムフリーで、昨日の「木梨の会」を聴いた。所ジョージも出演。放送が始まった憲武のドラマが話題の中心になる。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。SNSからは南部虎弾の訃報に驚いた。

 夜、三ツ境まで買いものに行き、帰ってきてからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。大河ドラマ「光る君へ」第3話を観る。はんにゃ金田、黒木華の顔がこの時代には絶妙によく似合う。今日の「笑点」を観ると、演芸はロケット団。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。ゲストコーナーには脚本家の足立紳が登場。足立紳の奥さんがこの番組の別のコーナーに電話出演したことがあったそうで、それは聴きそこねてしまったが、それがきっかけでこのゲストになったようだ。ポッドキャストで、聴きそびれていたゲストコーナーを続けて聴く。先週の回は桂宮治、先々週の回は桂二葉がゲストだった。

2024年1月14日日曜日

1月14日日曜日/太田光と松本人志

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、安藤優子、西川貴教、オズワルド伊藤というメンバー。堂本剛と百田夏菜子の結婚、八代亜紀の訃報などを先に扱い、CMをまたいでから、松本人志の活動休止を扱った。松本の「ワイドナショー」出演には否定的だった淳は「身内でかばうような構図に見えちゃって、かばってないにしても、かばったように見えちゃうことは松本さんのために僕はならないと思ったので。」 まさにこの場でも、西川や伊藤の発言はそのように見られてしまうのではないか。20分弱の扱いで終わり、そのあとには、能登半島地震、羽田空港衝突事故を扱った。北九州の成人式の話題では、淳「俺、マジで、ヤンキー嫌いなんですよね。(笑)」 東野「デビュー当時、あたま真っ赤っかのやつに言われたくないですよ。」 伊藤「ヤンキー代表みたいな出方してたのに。」 淳「僕はもうただ、テレビに出るために髪を赤くしてた人間なんで。」「ファッションはぜんぜん僕は否定しないですけど、ヤンキー怖いんだよなあ。」

 続いて、今朝の「サンデージャポン」も。わかしん、石田健、鈴木紗理奈、佐々木久美、中間淳太らが出演。こちらは松本の活動休止をトップで扱う。まずはここまでの経緯を細かくたどり、年末の「ワイドナショー」の田村淳と今田のコメントも紹介、海外でも報じられていることについても触れられる。「ワイドナショー」出演取りやめの経緯についても、裏番組に出演中の淳のポストを紹介していた。昨夜のさんまの「ヤングタウン」での発言も紹介される。スタジオでは河西邦剛という弁護士が登場し、解説をしていた。こちらの番組では、松本の話題を40分ほど、たっぷりと扱っていた。

石田健「いろんな意見があると思うんですけど、個人的には、事実関係はまだわからない、っていうコメントだけを、みんなが言いすぎだなって思うんですよね。」「当たり障りのないコメントをずーっと社会がいろんなとこでくり返されてきたから、旧ジャニーズの問題だってそうですし、それを、われわれ自身がみんな見逃してた。このことを、改めて今回も同じことをくり返してはいけないなっていうのを思いますよね。」

太田「なかなかこう、言いにくい話ですけれども、要はさっきから言ってるのは、法律的に性加害があったかどうかっていうことで、でも、今の時点で吉本興業はまだ告訴はしてないわけですよね。で、僕が思うのは、これはちょっと法律うんぬんとはまた別の話として、あそこに被害を訴えている彼女たちが言ってることが、もしあったとして、警察行きゃあいいじゃないかとかいろんなのが出てくるけれども、いわゆるその加害にまで及んでないかもしれない、刑事事件として告訴できないかもしれないと思って、その…、警察沙汰にするってやっぱりすごく勇気がいるからね。で、ましてや自分も芸能人の卵で、まずその、今、世間で言われていることは、まず、自分が自分に対して責めたと思うんですよね。もしそういうことがあったと仮定してですよ。で、これが警察に訴えたところで事件化できないかもしれないっていう程度の、いわゆる、人間としての人格を否定されたっていうようなことが、あとから思って、よくよく考えてみたらそれがそうだったと思ったとすれば、そのひとたちはやっぱり、そこでできなかったことを自分を責めるべきではないし、最初に思うのはそこなんですよ。それがずーっと、何年も何年もそういうことがあれば、忘れられない事実としてあって、でも、世の中の正義っていうのはそこと自分が思ってることと違うほうに進んでいるとすれば、言い出せなかったのも当然だし…」「やっぱり、ひとって自分をいちばん守る必要があると思うし、だから、今、それを訴えてるひとたちが、なんかいろんなことを言われてるけど、その時点で警察に言えなかったっていう自分を責める必要はまったくないし、そこで理不尽だって感じたんなら、あとから理不尽だって思ったんだとしたら、それはやっぱり理不尽なんだよ。で、だから、それはそういうふうに自分を、あそこで言うべきだった、なんであの、その場しのぎの対応をしてしまったんだとか、まあいろんなことをたぶん…、それを真っ先に思うのは自分だろうから、それは思う必要はまったくないと思う。いっぽうでね、松本さんは、まあ、こんだけシリアスな状態になって笑いにしにくいってのは当然だし、活動休止していくなかで、やっぱり、松本さんも自分を守るべきだと思うのね。で、それは、あのひとにとって…、まあ、俺はわかんないよ。仲悪いしね。(笑)わかんないけれども、いちばん重要なのが笑いだとするならば、あのひとが今まで、まあ、こういう状況になって、こうどんどん追いつめられてますよね、世間的に。で、いろんなひとからたぶん…、要するに、弱者と強者ってものすごいスピードで今、入れ替わるから、いろんなひとからいろんなこと言われる可能性はあるけれども、もし、松本さんがね、自分が今までのその自分の態度やなんかを、たとえば、玉座に座っていた王様が転げ落ちるっていう物語を、自分が面白いと思えるように作れるとするならば、その笑いこそが松本さんを救うと思うし、俺は、そういう意味でいうと、松本さんは笑いのすぐ、今、隣りにいると思うし、だから、そういう意味では、松本さんのファンのひとたちも傷ついているだろうし、でも、きれいごとを言うようだけど、誰もが自分をいちばん守る権利はあるなあと思う。それは法的にうんぬんはわからないです、僕は。」

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台ゲストは木村昴。ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠る。

 夜にもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ボクらの時代」は、博多華丸・大吉、つんくという顔合わせ。今朝の「NHK短歌」は1月の2週目、YOUがゲストだった。昨夜の「人生最高レストラン」は、地震のニュースで中断された南原清隆の回が改めて放送された。渋谷のストリップ劇場にも出ていたというのは知らなかったな。道頓堀劇場だろうか。放送作家の内村宏幸もVTR出演する。南原は武蔵中原、内村たちは妙蓮寺に住んでいたということもここで初めて知った。

 今日の昼には「笑点」の正月特番の再編集版が放送された。マキタスポーツのネタがようやくきちんと放送された。星野源の童謡と「トリセツおじさん」。それから、綾瀬はるかと木久扇師匠のロケ企画があった。そして、夕方の「笑点」のレギュラー放送を観たら、なんと、こちらの演芸にもマキタスポーツが登場。これは素晴らしい処置だ。「15の夜音頭」と「いとしのエリーに乾杯」。大喜利は師弟ペア大喜利。小遊三&遊かり、一之輔&喜いち、たい平&あずみ、木久扇&木久蔵、好楽&好青年、そして、ひと組だけは師弟が逆のペア、宮治&伸治。座布団運びは昇也が務めた。夜に放送された「光る君へ」の第2回を観ると、子役に替わり、今回から吉高由里子が主役だ。小遊三師匠も絵師の役で出てきた。

 夜に読書を少し。早く眠ろうと思っていたのに、明日が返却期限の図書館の本があることを思い出した。思い出してよかった。眠りたかったのに、読書をしていたら眠気が飛んでしまう。ポッドキャストやラジオ番組をいくつか。「ナインティナインのオールナイトニッポン」でも松本について触れていたんだな。ラジオを聴きながら、深夜1時頃に眠る。

2024年1月10日水曜日

1月10日水曜日/本牧・目撃者として

◇ ラジオ

 朝早くから外出。電車に乗ってから、昨夜は眠ってしまって聴けなかった「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで改めて聴き始めた。太田の第一声「別に俺、なにも話さないからね。(笑)困るよ、期待されてもそんなの。」 田中「期待は別にしてないですよ、なんにも。」 太田「しかしまあ、いろいろあるよね。…今度の日曜日、ちょっと「サンジャポ」休んでいいかな。(笑)」 田中「えっ、どうして? だめだめだめ。」 太田「裏番組観たいもん。(笑)」 この日に訃報が出た八代亜紀、それから、中村メイコの訃報にも触れ、ほかの話になっていくのかと思えば、太田が自ら話を戻した。「あのね、なんていうんですかね、いろいろあるじゃないですか。でまあ、あのう、いろんなこと言うひといますけどね、僕はほんとにね、そういう意味では、あれですよ、いろいろ、なんだかんだ詮索するひともいますけど、僕はエールしか贈らないですからね、なにを期待されても。エールしか贈らないですから。きれいごとみたいなこと言ってるようですけども、やっぱり、なんていうんですかね。お前(田中)は芸人じゃないからわかんないかもしれないけど(笑)、芸人同士っていうのは、またそれはぜんぜん違うんですよ。ほんとにそれもう、いろいろ考えかたも違ったりもしますけども、やっぱり、あのう、たとえば政治に対する考えかたとか、いろんなことがありますけども、僕は芸人になに言われようがぜんぜんかまわないんですよ。シロウトっていうか、シロウトって言いかたも変だけど、たとえば政治評論家とかね、あるいはなんかこう、ちょっとこうコメンテーターみたいな、なんか俺のことを言ってきたりすると、「なにをこのやろう!」(笑)」 田中「あったね、なんか毎週そう言ってたときあったよね。」 太田「ありますけども、芸人さんがなに言っても、そんなことよりお笑いですもんていう、それはさておき、そんなことは、まあ、思想はぜんぜん違えども、お笑いっていう意味では、お笑い芸人っていうのはね、なにがいちばん信頼関係、こんなにみんな内輪同士でどうのこうのっていうけども、なんでそこまでみんな信頼、「芸人」てだけで信頼するかっていうと、全員ですよ、お笑い芸人全員、はずしたことないひといないんですよ。ここが、まあ、なんつうの、きれいごとみたいなさ、なんかさ、気持ち悪い言いかたすると「板の上」って言うやついるだろ? 「板野」とかさ。」 田中「板野友美は名前だろ。(笑)」 太田「「板の上」っていう言いかた、要するに舞台上、演芸場、あるいはライブ、で、どんなにウケてる、たとえばじゃあさんまさん、さんまさんでも、ぜんぜんギャグがはずしたこと、っていうのは絶対に経験してるんですよ。これは若手からずっと、たぶん今でも何回かに1回かはそういうことってあるんですよ。そんときの恥ずかしさっていうのは、これは、舞台に立った人間は絶対にわかるから。そこの同じ思いをしているっていう、なんていうんですか、そういう意味での共感っていうのを、全員の芸人にもってるんですよね、芸人ていうのは。お前(田中)は芸人じゃないからわかんないかもしれないけど。お前はただの探検家だから。和泉雅子みたいなところあるけれども。(笑)」 田中「似てはいるけどね。(笑)」 太田「だからもう、なにを期待されてもあれですけど、エールしか贈らないです、僕はね。で、やっぱりあのう、なんていうんですかね、まあ、これもきれいごとみたいな、また伯山が「ピカソ芸」って言うかもしんないけども、だからといってね、別にいろいろあることが、事実かどうかとかさ、そういうことを言うと、それはもう私にはわからないですけれども、あのう、なんていうのかな、どんな立場の、たとえば、今言われている…、ま、要するに「文春」だよね。「文春」のあの、松ちゃんの記事。あれでどんな立場のひとも、全員ですよ、それはもう別に松ちゃんにかぎらず、あそこに出ているひとたち、全員、人間ていうのは、自分をいちばん大切にする権利があると私は思ってます。これは私の基本的な考えかたなんですよ。だから、自分を責める必要はないし、自分が悪かったんじゃないかとか、それも違うし、自分をいちばん大切にする権利は、全員にあると、私は思ってるって、それだけのことなんですよ。」 田中「あと、乾燥でかゆい。(笑)」 太田「乾燥でかゆいから、おなかを搔きながらやってますけど(笑)、そういうことでしかないですから! …バーカ! お前みたいな探検家になにがわかるんだよ!(笑)」 そのあとには、1月3日に生放送した「東西笑いの殿堂」の話に移っていった。地震と飛行機事故があったなかで放送した今年の「東西笑いの殿堂」の難しさをしゃべっていた。

◇ 本牧

 ラジオを聴きながら、横浜東口から市営バスに乗る。混雑を心配していたが、座れてほっとした。横浜駅を出発してから次第に混んでいく。乗客が降りていくのは本牧エリアに入ってからだった。40分ほど乗り、横浜本牧駅というバス停で下車。こんなところを訪れるのは初めてだ。早い時間に仕事が片づき、本牧市民公園に寄ろうかとも思っていたが、イオン本牧に行きたいから遠まわりはやめようと考えを変える。グーグルマップを見ると、横浜本牧駅というのが気になり、これだけ見物していきたくなった。その場所に行ってみると、駅とは書いてあるけれどもただのビルだ。神奈川臨海鉄道と書いてあって、貨物の輸送をしているのだと思うけど、船で輸送する荷物を運んでるのかな。わからない。このあたりは頭上に高速道路が走っていて、どうも重苦しい感じがある。ひととおり写真を撮り、歩道橋から道路をまたいでいくと、そこから先は住宅街だ。ここからは本牧らしい気持ちのいい空気だ。

 イオン本牧まで歩き、昼食にもしたい時間だが、先にブックオフに寄った。なかなかいい本があり、110円の文庫本を3冊、220円の新書を1冊、単行本を2冊買う。下の階の喫茶店の前を通ると、メニューにチキンライスがあり、「週刊文春」を読みながらチキンライスを食べるのもいいなと思ったが、料金がやや高く、やっぱりやめた。

 飲食店を探しながら、本牧通りを石川町方面に歩いていく。ラジオを聴きながら歩いていたら、突然、目の前を歩いていたお爺さんが、あれあれっという間によろけて倒れてしまった。地面につまづいたかなにかか。これはまずいと思い、ラジオを聴いていたイヤホンを外し、お爺さんに駆け寄って声をかけた。「大丈夫ですか?」と訊くと、「大丈夫です」と答えられたが、このままにはしておけない。反対側から歩いてきたおばさんも立ち止まり、ふたりで声をかけていた。すると、そのうちに 50歳前後ぐらいの男性が現れ、このひとがしっかりしていたひとだったから助かることになる。あとからもうひとり、女性も立ち止まり、途中まで気がついていなかったが、その男性と夫婦だったようだ。最初に一緒に声をかけていたおばさんはいつの間にかいなくなってしまった。その男性の判断で救急車を呼ぶ。救急車を呼ぶほどのことかがわからなかったが、呼ぶべきだったんだな。お爺さんは鼻血も出してしまい、ティッシュももっていたから出せばよかったのだが、地面に顔をつけて寝ている状態で、血を拭きとることも難しそうだと考えてしまった。男性はお爺さんを抱きかかえ、上半身を起こした。慣れてるようだから、このひとにまかせてしまってもよかったのかもしれないが、倒れた場面を目撃していたのが自分しかいなかったから、一応、残っていなければならないだろうと思った。やがて、サイレンを鳴らしながら救急車が近づいてきた。ここは自分が道路に身を乗り出し、手をふって場所を知らせた。救急隊がやってきて、お爺さんを搬送していくが、しかし、目撃者として倒れた様子を特に詳しく訊かれることはなかった。証言をあたまのなかで軽くさらってもいたのだが、なんのために残っていたのかよくわからなくなった。救急隊と夫婦にお礼を言い、また石川町に向かって歩いていく。ラジオがつけっぱなしになっていたから時間が推定できたが、およそ、15分程度の出来事だったかと思う。真っ先に駆けつけたのに、自分はなにひとつ役に立てずに情けない。あの夫婦が現れなかったらどうしようもなかった。あとから気がついたが、あの夫婦はクルマをわざわざ停めて出てきてくれたのだ。

 麦田のトンネルを抜け、元町から中華街に入り、結局、昼食は中華街になる。白鳳という店に入り、ランチメニューの牛バラそばを食べた。550円。ベローチェに入り、ひと休み。ここはブレンドが 330円。ちょっと高い。スマホを充電しながら、コンビニで買った「週刊文春」を読んだ。それから、少し眠る。読書はできなかった。

 中華街からイセザキモールまで歩き、GUとユニクロに寄るが、買いものを躊躇する。有隣堂を覗き、それからさらに横浜駅まで歩いてしまう。やっぱり、どこかで読書もしていきたいと思い、星川に移動する。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べながら、1時間ぐらい読書をし、コーナンで買いものしてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、終戦から初めてのステージ。茨田りつ子の「別れのブルース」で今日の放送は終わった。スズ子の「ラッパと娘」は明日におあずけか。今日の「徹子の部屋」は八代亜紀追悼。昨日の中村メイコと、2日連続で追悼に差し替わった。1982年放送(32歳)の回から始まり、1997年放送(46歳)、2017年放送(67歳)、2020年放送(69歳)の回と続く。昨年、2023年放送(72歳)の回が最後の出演か。

 ここ数日はずっと、SNSでは松本の情報を追いかけてばかりだ。松本の「ワイドナショー」の出演は総合的な判断によりとりやめとなった。「ガキの使い」は松本不在のまま継続するようだ。ツイッターでは、博多大吉が「すべらない話」で松本をアテンドしていたことを話している動画が出まわっている。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...