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2023年7月2日日曜日

7月2日日曜日/マナー動画

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「NHK短歌」は7月の第1週。川野里子先生によると、上の句と下の句は「心」と「景」の組み合わせにするのが基本なのだそうだ。勉強になる。今朝の「ボクらの時代」は、山田邦子、片岡鶴太郎、山内惠介という顔合わせ。紹介VTRのBGMが、それぞれ、「邦子のかわい子ぶりっ子」と「IEKI吐くまで」だった。

 ダビングのセットをして、ブログの更新をしていたら、ブログの更新に没頭してしまい、ダビングした番組を消去するのを忘れてしまっていた。なにかしら失敗をする。気がついたときにはもう遅く、残量が足りるはずが足りなくなり、また録画を観なければならなくなった。ちっとものんびりできない。今朝の「サンデージャポン」を観ると、中野サンプラザが今日で閉館ということで、やす子とサンプラザ中野くんが中野をレポートしていた。番組最後には、「世界陸上」のテーマソングを担当する星野源から番組にメッセージが届けられた。今朝の「ワイドナショー」は、ベッキーが7年ぶりの出演のほか、ヒロミ、呂布カルマ、石原良純が出演。「ワイドナショー」は録画が途中で切れてしまっていた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴く。14時台ゲストは、佐野史郎の予定だったが、体調不良で出られなくなり、急遽、松尾雄治がゲストとなった。午後にブログの更新をもうひとつ。夜になり、駅前まで買いものに出て、1時間ほどで帰宅する。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」では新真打の披露口上があり、新真打は5名、芸協から桂翔丸、春風亭吉好、柳亭明楽、立川流からこはる改め立川小春志、円楽党から三遊亭とむ改め錦笑亭満堂が並んだ。司会は宮治が務める。芸協の3人は昇太師匠が紹介し、満堂は好楽師匠が紹介するが、小春志さんも好楽師匠が紹介した。芸協と円楽党の真打披露の口上はこの番組ではいつもやっているが、立川流が並んだことは過去にはないんじゃないだろうか。

◇ 動画

 なにかを調べようとしたんだったか、ツイッターを覗いてみると、菊志んさんが落語協会の「寄席鑑賞マナー動画」について書いているツイートを目にした。「この動画には微妙な気持ちです」という菊志んさん。その動画を観ていなかったが、賛同できる内容だと思い、ついリツイートをしてしまった。約4ヶ月ぶりのリツイート。なんにせよ、芸人がマナーを説くというのは好ましくない話だ。学校寄席じゃあるまいし、おとなの客をしつけるようになったら末期だろう。そう思ったのだが、そのあと、YouTube でその動画を確認してみると、これが想像以上に面白くない。監修者のはな平さんには悪いけれども、これはセンスが悪いし、この顔ぶれが出ていれば落語ファンは喜ぶだろうというぬるい魂胆が見える。ツイッターで検索してみると、ホールでも開演前に流せばいいというやつまでいて、おいおい、勘弁してくれよ。これを支えるのは、ルールを乱すものは叩いてもかまわないという現代的な正義感だ。あるいは、その空気の要請によって作られた動画ともいえる。今の時代に対応してるといえばさもいいことのようだけれども、落語の感覚に反しているとは思わないのか。


◇ ラジオ・音楽

 今日の昼にラジオをつけていて、FMヨコハマに少し合わせていたら、石井竜也の番組のゲストが志の輔師匠だった。先週から2週にわたって出演していたとわかり、先週の放送をタイムフリーで聴いた。「FLYING HEART」というJALがスポンサーの番組。聴いていたら、なんと、木村万里の話が出たから驚いた。志の輔から出された木村万里の名に、石井竜也がうなずく。木村万里さんと米米CLUBとの関係は、都市伝説的には知ってはいたが、石井竜也のその反応に、ああやっぱりよく知ってるんだと初めて本当だと感じられた。志の輔は木村万里の誘いで、デビュー前の米米CLUBのライブを、渋谷から表参道に行く途中の地下のライブハウスで観ているという話をしていた。トークはそのあと、志の輔は広告代理店に勤めていたということから、CMの話から映画の話になっていった。志の輔のつぎの発言にもびっくりさせられる。「最後の夢はなんですかと言われたら、いや、きっとできないだろうけど、くちだけで言わしてもらうんだったら、最後に、自分の新作落語を1本映画化して、人生を終えたいなと思うくらいに、夢ですね、監督は。」

 Spotify で、木村拓哉のアルバムが配信されたというので、試しにちょっと聴いてみたら、ソロアルバム1枚目の1曲目は、なんと、小山田圭吾によるインスト曲なのだな。2020年1月のリリースなのに、オリンピックの騒動のときにはまったく話題に出なかったんじゃないか。

2023年6月24日土曜日

6月24日土曜日/読みかけの本を返す

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、「木梨の会」に所ジョージが出演していた。聴きながら、もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。水曜に放送された「おげんさんのサブスク堂」を観る。「おげんさんといっしょ」のスピンオフ番組で、番組内のコーナーとしては観ていたが、去年に放送されたこの番組は観逃していた。おげんさん(星野源)と豊豊さん(松重豊)が音楽について語り合う番組に、今回はそこにゲストが加わる。初回はまず、所ジョージがゲスト。所ジョージに音楽について訊く番組はそれだけで貴重だが、所ジョージはいきなり発明品をつぎつぎに紹介し、始まる前にさんざん脱線する。しかし、さすがはNHK、面白い映像が残されているもので、1977年放送「歌のグランドショー」という番組では、デビュー間もない所ジョージが出演し、「僕がスターになれたなら」という曲を披露していた。画像が粗いが、歌っている後ろには、山川静夫、五木ひろし、堺正章、加山雄三、松崎しげる、水前寺清子、八代亜紀という豪華な顔ぶれ(もうひとり、女性歌手がいたがわからなかった。)が座っているのを確認できる。あるいは、所ジョージがじつはさまざまなCM曲を手がけていることにもこの番組は焦点をあてる。ああ、そういえば、ディスクシステムのCMは所ジョージだったか。所ジョージとのトークは20分ほどで終わり、次週に続く。「エンディングでお酒を飲む番組」をやりたかったと語る星野源は、テレビ史を接続してくれる唯一の存在ではないか。番組最後には、2019年放送「細野晴臣イエローマジックショー」にて、星野源が出演し、YMOの3人と一緒に「FIRECRACKER」を演奏する映像を流した。YMOがそろって演奏する映像としては、これが最後の映像になるのだ。

◇ 二俣川

 午後から外出。二俣川まで歩く。松屋に入り、ごろっとチキンのトマトカレーを食べた。580円。そのあとはドトールに入るつもりでいたが、図書館の本の返却が17時までだとわかり、あとまわしにはできなくなった。読みかけの本を返さねばならず、途中まで付箋を貼った箇所をドトールでメモっておこうと思っていたのに、しかたなく、ジョイナステラスのベンチでその作業をする。行政サービスコーナーに本を返却し、くまざわ書店にも寄っていく。「週刊文春WOMAN」の小山田圭吾のインタビューを立ち読みしたかった。聞き手は辛島いづみ。あの騒動のなか、ぼーっとすることもできず、YouTube のお笑いチャンネルをよく観ていたんだそうで、小山田「どん底にいたとき、いちばんお世話になったのはナダルさん。完全にファンになっちゃって(笑)」

◇ マンガ・テレビ・ラジオ・配信ビデオ

 それからようやくドトールに入り、ひと休み。マンガを1冊、おほしんたろう「学校と先生」を読んだ。2019年刊、ナナロク社。おほしんたろうのマンガはツイッターではだいぶ前から目にしていたのだが、すごい才能だなと思うようになったのはわりと最近のことだ。この面白さに最近まで気がついていなかった。ツイッターではフォローはしていなかったが、インスタではフォローした。これだけの笑いをSNSで量産している。

 ダイソーで買いものして、夜に帰宅する。しばらく掃除をして、それからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「ニュース7」を、そして、「ワルイコあつまれ」を2週分。今朝の放送は再放送だった。これは観ないで消去。観そびれていた先週の放送は「子ども記者会見」に国枝慎吾が登場していた。「ワルイコTVショッピング」というコーナーでは「ユリ・ゲラーが超能力で曲げたスプーン」という商品を扱う。商品の提供者として、秋山眞人が登場した。このひと、ひさしぶりに観たな。90年代頃にはテレビの超能力番組によく出ていた超能力者だ。森達也の「職業欄はエスパー」にも登場する。

 タイムフリーで、これも聴きそびれていた先週の「SAYONARAシティボーイズ」を聴く。演技を題材にしたコントから始まり、そのあとには、大竹まことが「首」に出演した際のたけしの演出の話をしていて、興味深く聴いた。続けて、今日の放送もすぐに聴いたが、いつもコントから始まるのに、今回はコントはオーディブルのみだって。マジかよ。これからはずっとトークのみになってしまうとしたらいやだな。

 深夜、アマゾンプライムでお笑いライブを1本、もうすぐ見放題が終了してしまう、ラバーガールのライブ「ラバーガール solo live +「GIRL」」を観た。1時間21分。作・演出に細川徹の名があり、どうやらこれは、ラバーガールの通常の単独ライブとは別の「solo Live +」というシリーズの公演になるようだ。細川徹に期待したが、細川徹の役割がよく見えないライブだった。2015年のライブだが、この8年で、笑えることと笑えないことがずいぶん変化していると痛感させられもした。男の性欲ってもう笑いになりにくいんじゃないだろうか。ラバーガールでさえ。深夜2時頃に眠る。

2023年5月6日土曜日

5月6日土曜日/コーネリアスを観る

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 朝から部屋で読書。図書館で借りている本の期限が今日までなので、読み終えなければならなかった。TVOD「ポスト・サブカル焼け跡派」を読んでいた。2020年刊、百万年書房。最後は駆け足の読書になってしまったが、いやあ、とても面白かった。てっきり、ネットで公開されたものをまとめた本なのかと思っていたが、それとは違うのかな。ネットで読んだダウンダウンの回がとても印象的だったのだが、この本にはダウンタウンの章はない。ビートたけしからフリッパーズ・ギター、電気グルーヴの章などは特に、自分自身、リアルタイムの体験があり、とてもわかるという部分と、逆に後半のバンプ・オブ・チキンや大森靖子のあたりはまったく知らず、教わることはずいぶん多かった。

 市立図書館で借りた本の貸し出し期間を延長したかったが、どれも予約が入っていて延長不可になっている。ああ、こういうことにもなるんだな。期間ぎりぎりではなく、もっと早くに延長しておくんだった。1ページも読まずに返却する本が2冊。しかし、期間内に読まなければならないことがプレッシャーになってしまってもつまらない。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「オールナイトフジコ」をまだ録画しているのだが、昨夜の放送は最後に生ライブがあり、あのちゃんの「ちゅ、多様性。」という曲をここで初めてまともに聴いた。今朝の「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーに坪田信貴が登場。「花垣吾郎」という新コーナーには、クロちゃんが花の役で出演し、花言葉を教える。

 昼はラジオ。FMヨコハマの畠山美由紀の番組をつけていたが、そういえばと思い出し、聴きそびれていた先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。前週(つまり、先々週)のラジオパークの話をここでしていた。3月11日、震災の日の放送がギャラクシー賞に入賞したことについてもしゃべっていた。そして、オンタイムのラジオに切り替え、放送中の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」をつけておく。14時台は鈴木杏樹がゲスト。

 連休中になると、金の計算に失敗することが多く、今日もつまらない失敗のために、いったん駅前まで出て、戻ってこなければならなくなった。余計な手間。半袖のTシャツで出たら、風がとても強い。改めて外出する際には、カバンにパーカーを入れていく。まず、図書館の本を返却するため、二俣川まで歩く。これが7冊あるから、カバンが重かった。返却を済ませたあとは都内に向かう。


◇ 六本木

 六本木に到着したのは17時過ぎ。まず、遅めの昼食。富士そばに入り、カレーカツ丼を食べた。650円。店のおじさんが外国人の客に英語で対応していて、さすが、土地柄だ。六本木にやってきたのは、「TOKYO MAPS」という J-WAVE が主催するフリーライブを観るため。お目当てはトリに登場するコーネリアス。フリーライブとはいえ、確実に入場できるかはわからず、行ってみたけど入場できなかったというんじゃいやだから、このライブは昨日今日と2日間の開催なので、昨日の状況を参考にしようと、ツイッターで情報収集をしていた。昨日は上原ひろみがトリだったのだが、上原ひろみのほうが有名人だから、それよりは混まないだろうと踏んだ。そう計算して、この時間にやってきたわけだが、ところが、富士そばでツイッターを見ていると、すでに入場規制が始まっているというツイートを目にする。これはのんびりしてはいられない。コーネリアスだけを観るのではなく、その前のライブ(君島大空)から観るという手もあったが、家を出るのがもたついたためにそれはあきらめた。会場は六本木ヒルズアリーナというところで、六本木ヒルズに着いてから、ヒルズ内の地図を確認した。森美術館の入り口があるあたりから、下のほうに会場が見え、会場がどこにあるかはわかったのだが、下に降りる経路がわからずにまごついた。ライブのために通行禁止にしてある経路もあるんだ。ようやく下に降りると、向かいにはテレビ朝日があり、その前の池はテレビでよく見る風景だ。コーネリアスのライブは19時からで、会場に到着したのは18時前だったが、着いてみると、なんてことはない、問題なく入場できた。ツイッターで目にした情報はいったいなんだったのか。しかし、混雑はしているから、入れるうちに入ってしまう。前方には椅子席もあるようだが、前のほうには進めない。ステージではリハーサルが行われていた。いつから入場制限を始めたのか、18時半には後ろの扉は閉めてあった。あたりは次第に暗くなっていく。うなるような風の音。ステージの後ろの木々が大きく揺れている。

 コーネリアスのライブは 50分ほどで終演した。セットリストは「Point of View Point」「いつか/どこか」「Audio Architecture」「変わる消える」「Another View Point」「COUNT FIVE OR SIX」「I Hate Hate」「Fit Song」「Gum」「環境と心理」「あなたがいるなら」。ライブの直後にはもう、ツイッターを検索すると情報を見つけられた。いや、小山田圭吾の歌声をこんなに聴けるとは思っていなかった。「COUNT FIVE OR SIX」では、音と映像を同期させた演出があり、映像にYMOの3人が登場した場面は今日のライブのいちばんの盛りあがりだったんじゃないか。今回のバンドは、堀江博久、大野由美子、あらきゆうこというメンバーだったのかな。ライブ終了後には、藤田琢己という司会のひと、それから、オーガナイザーのクリス・ペプラーも登場した。



 会場から蔦屋書店のほうに出て、麻布十番まで歩く。麻布十番から南北線に乗ると、ここから乗り換えなしでうちまで帰れるようなのだが、電車賃が高くなるから、日吉で乗り換え、横浜駅を経由して帰ってくる。横浜駅に着いて、スマホを見ながら歩いていたら、靴がすべり、危うく転びそうになった。足元をよく見ると、ゲロが散乱していた。こんなところで倒れでもしたらたまったもんじゃない。

◇ ラジオ・テレビ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、所ジョージの曲をまたかけている。「ホング・コングの逆襲」というレコードの曲をこんなにかける番組がほかにあるだろうか。剣さんは所さんからTシャツをもらったんだそうで、交流があるんだなということもよく知らなかった。「生えてませんか」という所さんの最新の曲ももかけていたが、これはサブスクにはない曲。続けて、放送中の「HOMOKU RED HOT STREET」もオンタイムで聴く。

 眠りたかったが、録画残量を空けねばならぬため、録画していた「Nキャス」を途中まで観る。チャールズ国王の戴冠式が行われているイギリスからの生中継があり、市民がバッキンガム宮殿に集まってくる様子はなかなか楽しい光景だ。70年ぶりのセレモニーだそうだが、バルコニーに王室のひとびとが並ぶと、後ろからスマホで写真を撮ってるひとがいたりして、日本の皇室みたいにかしこまっていないんだな。深夜2時過ぎに眠る。

2021年10月9日土曜日

10月9日土曜日/振り込みが失敗・再び

◇ 不備

 早朝に目覚め、アマゾンセラーセントラルの画面を開くと、どうやらまた、売り上げの振り込みが正常に行われていない。昨夜、クレジットカードの登録に不備があったような画面になっていて、すぐにカードを登録しなおしたのだが、振り込みが失敗したからその画面が出ていたのか。ただ登録しなおせばいいんだと思い、画面をちゃんと見ていなかった。登録しなおせば、すぐに振り込みが開始されるというわけでもなく、また次回(2週間後)に持ち越されてしまうようだ。前々回にも振り込みの失敗があり、アマゾンのほうの不具合だとわかったが、そのあいだに一回、正常に振り込まれているのに、なんでまたそんなことが起こるのか。10年以上利用していて今までそんなことは一度もなかったのに、立て続けに、急にそんな馬鹿なことになるのかがわからない。今月はやるべきことがあるため、余計な用は入れずに乗り切ろうとしているのに、運が味方をしてくれない。しかし、ここで心を乱されるわけにはいかない。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は、霜降り明星せいや、宇多丸と、メモリースポーツの特集。SMの縛りかたを覚える企画が盛りあがったため、ジョイマンのネタを覚える企画がまるまるなしになるという、予告しておいて、こんなことってあるんだろうか。宇多丸がジョイマンのラップをするのだとしたら、観たかった。「ネタパレ」を観ると、GAGのコントが、コント師のこだわりに対する皮肉がたっぷりで面白かった。男性ブランコもさっそく出演。

 今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」はオンタイムで聴かず、追っかけ再生で聴いた。おぼん・こぼんの話題はまだまだ続く。「常連さん」はやくみつる。おぼん・こぼんの話題はニュースのコーナーでも扱われ、牧師はイエス玉川の弟子で、バイオリンの音はマグナム小林ですかと、やくみつるもしっかりとネタを用意している。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴いた。先日の地震のとき、淳は生配信をやっていて、それを東スポが記事にしたら、淳のところに批判のリプライがきたという。呆れるような話があるもんだ。ニュース解説は古谷経衡。そのあとは、「週刊文春WOMAN」の井崎彩編集長がゲスト。46歳というから同い年か。父親は筑摩書房の編集者だそうだ。

 ラジオを聴きながら梱包をして、近所の郵便ポストまで投函に行く。仕事が片づき、部屋でお菓子を食べながら、出品している本の山をなにげなく見ていたら、「ロッキング・オン・ジャパン」の背表紙に、コーネリアスと書いてあるのが見える。もしやと思い、とり出してみたら、例の障害者いじめを語っている号だ。てっきり、手元にはもうないと思っていたが、まさか、こんなすぐに手にとれるところに置いてあるとは気がつかなかった。炎上がいちばん加熱しているときに売ってしまえばよかったと思い、惜しいが、今でも一万円以上の値がついている。しかし、売ってしまったら二度と出会えないような気もするし、意外とあっさり値崩れするような気もするのだが、どうすべきか。この本をもっているからといって、一万円をもっているのとは違うのだが。「千両みかん」ならぬ、「一万円ロッキング・オン・ジャパン」である。

 夜になってから、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってくる。最近はもっぱら、タイムセールの食いもので、飢えをしのいで暮らしている。テレビを観ながら食べるわけだが、録画したっきり、観そびれている番組がつねに大量にある。「徹子の部屋」を毎日録画しているが、すぐに観る回、ざっと早まわしで観て、観なくていいと判断してすぐに消去する回、それと、いずれ観ようと思っている回とに分かれている。いずれ観ようという回はおおむね順番に観ていき、それがようやく今年1月放送分までたどりついた。岸本加世子の回を観ると、還暦だそうで、着物で出ていたが、顔としぐさがなんだか談春師匠そっくりになってきた。黒柳徹子と、向田邦子の話をしていた。

◇ 読書

 三島由紀夫「文章読本」を読み終えた。中公文庫で読んだが、書かれたのは1959年だ。勉強になることも多かったが、ここで批判的に書かれている文体を、このブログなんかではけっこうやっていると思い、それは本当に悪文なのかと考えたくもなる。これより以前に読んだ、後藤明生「小説」(講談社現代新書)に書いてあったこととも比較したくなるが、刺激的だったのは、圧倒的に後藤明生のほうだ。

 聴きそびれていたラジオをタイムフリーで聴きながら、オンライン将棋を指し、待った7回でなんとか勝った。ラジオを聴きながら眠ってしまう。深夜0時過ぎだったろうか。

2021年9月18日土曜日

9月18日土曜日/名前が覚えられない

◇ 雑誌

 台風が近づいているようで、昨夜からずっと雨降り。朝9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけるが、ぜんぶは聴かない。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、なんと、高田先生も「紙とさまぁ~ず」を観ていたようだ。「週刊ポスト」のコラムに書いたそうだが、高田先生のコラムは楽天マガジンではカットされている。楽天マガジンで、最新号の「ビートたけしの21世紀毒談」を読むと、「そういえばオイラが襲撃された時、「直前の放送で共産党に投票するって言ったからだ」ってネットで真剣に議論されてたのは笑ったな。たしかに「ずっと主張が一貫してるのは共産党だ」とは言ったけど、この連載だったり、オイラの漫才やらを昔から見てる人たちは、オイラが共産党をずっとネタに使ってるのは知ってるだろって(笑)。」「オイラのスタンスなんてこんなもんなんで、真に受けるネット民のほうがどうかしてるよ。オイラのことなんて、よく知りもしないのに批判したりしてるヤツラばっかりなんだろうな。」

◇ 読書

 午後は、ラジオを聴きながら少し眠ってしまい、それから、部屋で読書をしていた。ガルシア=マルケス「予告された殺人の記録」を読んだが、読み慣れないラテンアメリカ文学で、登場人物の名前がとにかく覚えられず、これはだめだと思った。日本の小説ではそんなことはしたことがないけど、新しい人物が出てくるたびにメモ用紙に書いていったが、途中からはめんどくさくなり、書くのをやめたら、やっぱり、たちまち混乱する。サンティアゴ・ナサールとか、バヤルド・サン・ロマンとか、どの人物もなぜかいちいちフルネームで登場する。しかも、家族が出てくると、どうしても似た名前になり、かと思うと、夫婦で姓が違ったりもする。あとがきを読むと、兄弟姉妹を区別する習慣がなかったりなど、文化の違いもかなりあるから、どこまで理解できたか自信がもてず、こうなると、外国映画をぼんやり観るように味わうしかない。訳者による文庫版あとがきには、ウォン・カーウァイがこの小説の構成力に刺激を受け、「欲望の翼」以降の作風の違いはこの小説を読んだからだろうということが書いてあり、「欲望の翼」は大学生のころに観ているから、これが唯一のヒントになるが、こういうときにすぐに観なおすことができたらいいのだけど、あいにく、アマゾンプライムでは見放題にはなっていなかった。

 夜、スーパーまで買いものに行き、それから、コンビニにも寄り、「週刊文春」の小山田圭吾のインタビュー記事をようやく立ち読みした。「週刊ポスト」の高田先生のコラムも読むと、「紙とさまぁ~ず」を「東京味」と褒めている。ついでに、来週のダウ90000の公演のチケットを買っていこうとしたら、なんと、売り切れてしまっていた。つい最近まで残っていたことは確認していたのだが、都合がつくまで、一歩遅かった。

 帰宅して、録画していたテレビ番組を。先週土曜に放送された「生活笑百科」の仁鶴追悼番組をようやく観た。この番組も何年もまともに観た記憶がなく、現状をまるで知らなかったが、南光が相談室CEOというかたちで司会を引き継いでいたようだ。この番組はそもそも、最初は西川きよしが司会だったということも知らなかった。ウィキペディアにあたると、参院選出馬のために1年弱で降板したようだ。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、梱包を片づける。今日は雨降りだったが、どうも蒸し暑い。深夜1時前に眠る。

2021年9月17日金曜日

9月17日金曜日/杏仁豆腐をまた食べる

◇ ニュース

 朝、ラジオのニュースをなんとなく耳に入れていて、自民党総裁選に、野田聖子がついに出馬表明したことを知った。午前中はのんびりと、ブログの更新をしたり、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴いたりなどして、昼前から外出する。横浜から東横線に乗り、10両編成の急行ならばたいがい座れるのだが、8両編成の急行でも今日は無事に座れた。電車内は、ツイッターを見るだけで、時間がだいぶつぶれてしまった。小山田圭吾のインタビューが「週刊文春」に出たことで、太田出版のサイトに、村上清がようやく声明文を出した。こういうときは吉田豪だと思い、吉田豪のツイートをさかのぼると、小山田とは関係なく、伊集院にパワハラ疑惑が起きていることを知った。番組をあまり聴いていなかったが、新井麻希が降板するのか。

◇ 赤坂見附・永田町

 先週の金曜と同じく、午後から永田町に用があり、早めにやってきて、赤坂見附でランチを食べた。三度目の中国茶房8。日替わりランチは、鶏肉チャーハンと麻婆豆腐のセット。スープ、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐が付き、ドリンクも飲み放題。これでたったの550円。この店はやばいな。すっかりまた、満腹になってしまった。夜には雨の予報になっていて、スギ薬局に寄り、飲みものを買うついでに、ビニール傘も買っておく。

 赤坂見附から、青山通りの坂道をのぼっていき、自民党本部の前を通ると、報道のクルマも停まっていて、どうも少し、ぴりついた雰囲気になっている。メガホンを肩から提げ、がなっている活動家のすがたもあった。総裁選の共同会見が行われていたのはもう少しあとだったのか、まさにその時間に、どうやら、わりとすぐ近くにいたというわけだ。

(あとで写真を見ていて気がついたが、このときの活動家は、8月21日に、横浜駅前で、小此木八郎の演説の前に見かけた活動家とどうやら同一人物だ。この日は写真を撮らなかったけど、せっかくだから、撮っておけばよかった。)





 夜はやっぱり雨が降り、傘を買った甲斐があった。渋谷から東横線に乗るが、各停の始発がちょうどやってきて、座って帰れた。伊集院のパワハラ疑惑が気になり、「女性セブン」のネットの記事も読んだが、楽天マガジンで誌面にもあたると、ネットよりも、より詳しく書かれていて、これはスクショを撮っておく。ついでに、フワちゃんと伊沢拓司が交際という記事も読んでしまった。

◇ 音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していた、昨夜に放送された「SONGS」の桑田佳祐スペシャルを観た。桑田佳祐のなにが好きかというと、この歌っているすがたが好きなのだ。そういう意味では、こう言ってはあれだが、ミュージシャンとしてよりも、歌手として、芸人として、桑田佳祐を観ている。番組では、桑田佳祐と大泉洋のボウリング対決もありつつ、対談でも意外と面白い話があった。ロックに憧れもしたが、ポップスという席が空いていたということを言っていた。「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」という曲は、Netflix の「浅草キッド」の主題歌なんだということも、ここで初めて知った。Spotify で、桑田佳祐の新譜を聴きながら、ブログの更新をして、深夜2時半頃に眠る。外はどしゃぶりになっていた。

2021年9月2日木曜日

9月2日木曜日/ラジオを聴くかアマゾンプライムか

◇ ラジオ・テレビ

 早朝から眠り、9時過ぎに目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「キョコロヒー」を観て、それから、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、清水ミチコとナイツで「ラフ&ミュージック」の話に。松本、内村の対面の場面に、清水ミチコもいたらとはやっぱり思うところだ。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ますだおかだがゲスト。東洋館にゲスト出演したときに、東京二師匠に新人だと思われた話に爆笑する。このエピソードは、ナイツがしゃべっているのも聴いたことがあったと思うが、本人たちから語られるとまたいちだんと面白かった。ラジオを聴きながら、クリックポストを作り、近所の郵便ポストまで出しに行ってくる。今日は朝から雨降りで、肌寒い。

 少し読書してから、夜にまた、スーパーまでに買いものに行き、すぐに帰ってきた。録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、間寛平夫妻がゲスト。例のごとく、間寛平がギャグをやらされることになっても、夫婦での出演だと、ひやひやしないで観ていられた。

 ツイッターから知った、フリーナンスというサイトに公開された石野卓球のインタビューを読んだ。加齢をテーマにしていて、小山田圭吾に触れているところもあり、とても面白かった。聞き手は高岡洋詞。「こないだの小山田(圭吾)くんの事件みたいなことがあると、明日は我が身じゃないけど、結局人気商売だから、どこに地雷が埋まってるかわからないなって。ただ俺の場合、もともとヒール的な要素が強いから、裏切られた感もないっていう強みはありますけど(笑)。」「若いころってなかなか自分はこうだってことを認めたがらないじゃないですか。自分にはもっともっと可能性があって、いま表に出ているのは氷山の一角でしかないみたいな。でも実はそうでもなかったっていう(笑)。そのことにだんだんと気づき始めるんですよね。」 自分に期待しなくなるのかと訊かれると、「というより、自分に失望をしなくなるっていう感じです。」

◇ 映画

 夜、アマゾンプライムで映画を。黒沢清監督「旅のおわり世界のはじまり」を観た。2019年公開。前田敦子が、ウズベキスタンに訪れたテレビ番組のレポーターを演じていて、前田敦子そのままのような雰囲気で出ている。アイドル映画のようだと思いながら観ていた。黒沢清作品には観ていないものもまだまだたくさんあるが、これは知らない作風だ。アマゾンプライムでもう1本、「曖昧な未来、黒沢清」というドキュメンタリーも観た。「アカルイミライ」撮影時のメイキングだが、「アカルイミライ」(2003年公開)は未見で、どうも興味が続かない。ドキュメンタリーの撮りかたが面白くないのだろうか。黒沢清の発言の多くは、「黒沢清の映画術」という本でも語られていたと思う。アップリンクの浅井隆が登場していて、登場するたびに、いかにもパワハラしそうな顔だと思ってしまった。

 深夜1時からはラジオをつけ、「ナインティナインのオールナイトニッポン」をオープニングだけ聴いた。「ラフ&ミュージック」の裏話を聴きたかったからだが、河田町の時代からすると、松本は別人だと話していた。

2021年8月16日月曜日

8月16日月曜日/カラオケはやめる


◇ 不調

 今日もまたまた、朝から県央地区に。連日の雨降り。ヤフーの天気予報を見ると、最高気温が23度だというので、パーカーを着ていく。一昨日と同じく、昼頃になると、どうも体調がすぐれなくなってくる。予定が早く片づき、昼食は本厚木で、マイカリー食堂に入り、オリジナルチキンカレーを食べた。490円でこのカレーは大満足だ。なにかやっぱり、自覚できていないストレスが体調に表れているのではと思い、カラオケに行ってしまおうと考えたが、カラオケ館を覗いてみると、ロビーに客がたくさんいて、これはやめようと思った。夏休みだから混んでいるのか。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。カラオケの代わりに、Spotify でいろいろと音楽を聴いていたら、なんだかそれで気が済んでしまった。そのあとは、アミューあつぎのブックオフに寄っていく。なかなかいいものがあり、5冊買った。一昨日、セール中に寄っていけばよかった。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2962人に。神奈川は 2584人で、いよいよ東京と変わらない。そうてつローゼンに寄り、買いものしてから帰る。

◇ ラジオ

 夜に帰宅し、テレビを観る気力もなく、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。先日から予告されていた高田先生のブログも、番組のホームページでついに公開になった。12時台ゲストはタブレット純。タブレット純から小山田圭吾の話題が出て、そういえば、忘れていたが、両者はマヒナスターズでつながっていたのだった。なんと、小山田の父、三原さと志が脱退して、入れ替わりに加入したのがタブレット純だったのだ。まさか、「ビバリー」で小山田の話が出るとは思わなかった。高田先生もなにかの記事で見たようで、小山田の父が三原さと志だとは認識していた。

 ツイッターから、ニコリの創業者の訃報。鍛治真起さんというこのかたは、おそらく、志らべさんの真打ち昇進披露パーティーでスピーチされていたかただ。招待状をいただき、行ってみたら、佐野元春が出席していてびっくりした会だが、あれはもう、3年前になるのか。二コリの社長のスピーチは、絶好調すぎて、司会の渡辺祐さんを呆れさせるくらいだったが、いくつかの訃報を読むと、じつは世界的に知られる人物なのだ。

2021年8月1日日曜日

8月1日日曜日/90年代は高田文夫

◇ ラジオ

 タイムフリーで聴いた、昨夜の「東京ポッド許可局」は「90年代に何を見ていたか論」。小山田圭吾を知らなかったという鹿島さんから始まったこのテーマだが、あとのコーナーでもこの話が続き、思い出したように、そういえば、90年代は高田先生に夢中だったということで3人が一致し、これには大いに膝を打った。たしかにそうだ、よくよく考えてみれば、高田先生の大活躍は 90年代に入ってからで、高田文夫といえば、どうしても「ビートたけしのオールナイトニッポン」がふり返られることになるが、より広く認知されたのは「北野ファンクラブ」(1991年開始)だったはずだ。あの番組をきっかけに、ある時期にはテレビにもたくさん出ていた。なにしろ、「平成教育委員会」や「笑ってヨロシク」のレギュラーだったのだから。そして、なによりも、われわれが熱狂したのは関東高田組だ。浅草キッド、松村邦洋、春風亭昇太、立川ボーイズ、大川興業といった面々を、束ね、率いていたのが高田文夫であり、この面々を追いかけ、テレビやラジオ(「ビバリー昼ズ」は1989年開始)から、ライブ(あるいは落語会)へと導かれていく、というのがわれわれが体験していた 90年代だ。ここに導かれるまでには、もちろん、まず、ビートたけしという圧倒的な存在があり、そこからさらに、高田文夫により、立川談志にも導かれていった。高田文夫が東京の笑いの基準だったともいえる。少なくとも、追いかけていたわれわれはそう思っていた。歴史を整理すると、1994年にはビートたけしのバイク事故があり、1995年にはダウンタウンが社会現象となる。その時代のお笑いをふり返ると、90年代はダウンタウンということになり、その後、松本人志により、笑いの基準が意識的に作られていくことになるが、われわれはそれ以前に、高田文夫から(東京の)笑いの基準(および、芸の基準)を学んでいたということだ。

 日曜の朝は「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を録画するため、録画残量を作る必要があり、忙しいときはこれがなかなかめんどうだ。消去する番組から観ていくという、つまらない作業に追われる。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。競馬コーナーに登場したリスナーは、五十代の男性で、娘が、地下の芸能界でバンドやお笑いをやっているというひとだったが、「イカのおすしちゃん」という名前で活動しているというので検索してみると、この娘さんはどうやら、NATURE DANGER GANG のモリィだ。地蔵中毒の公演に出演していたから認識していた。しかし、こんなに認識しづらい芸能活動を、ちゃんと認識しているお父さんも珍しい。

 東葛スポーツからメールが届いていて、なにかと思えば、今月後半にある公演の予約をしていたが、なんと、主宰の金山寿甲がコロナ感染のため、公演中止というお知らせだった。ああ、こういう時期だからこそ、いちばん観たい劇団なのに。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家に寄り、ネバとろ牛丼を食べた。二俣川に出て、銀行に寄り、それから、ドン・キホーテのヤマダ電機に寄った。パソコンにつないで使っているスピーカーが断線してしまい、買いなおさねばと思っているが、この店にはスピーカーが見当たらない。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。読書など、2時間ほど。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3058人に。増減の幅が大きくなっている。神奈川県は 1258人。西友で買いものして、夜に帰宅し、今日は早めに眠った。

2021年7月20日火曜日

7月20日火曜日/相武台・相模原

◇ 相武台・相模原

 朝、森本毅郎のラジオをつけていたら、こちらでもしきりに小山田圭吾の件を扱っている。コメンテーターが、小山田を知らないということをわざわざ言いながら非難していて、一般的な反応というのはどうやらこういうものだ。今日も朝から県央地区に。昨日のカラオケが効いたか、今日は朝からやけに元気がある。ペットボトルを2本半飲み干し、昼間にまた、スギ薬局に寄り、アイスチョコモナカを買って食べた。

 先週、小田急沿線の近場のブックオフにはだいたい寄ってしまい、ほかに寄れる古本屋はないかとグーグルマップで検索すると、相武台前に2店見つかり、今日はここに寄ってみることにした。海老名から2駅、相武台前駅で降りるのは初めてだ。駅に近いほうから、まず、青木書店という店に行ってみる。商店街のはずれといえばいいのか、店の向かいには公園があり、視界をさえぎる建物もなく、公園の手前からよく見えた。ひと時代前からやっている雰囲気の古本屋で、ブックオフにはないような本がごろごろあったが、傷んでいるものが多く、けっこうじっくり探したが、なにも買えなかった。棚の新陳代謝も悪く、いい本はとっくに誰かが買っていってしまっているだろう。青木書店のある通りを北に向かって歩いていく。相武台前駅からは少し離れ、2店目、sabulum(サブルム)という店にたどりついた。ここはさほど古くない、今どきの古本屋だ。アンティークの家具、古道具などを多く扱っているようで、端のほうに本棚が並んでいる。外に百均の本棚が出ていて、そこからもう、好みの本だらけだったが、どうやら、サブカルチャーと文学に強い。外の棚から4冊選び、それから、店内からもなにか買いたくなり、もう1冊、計5冊買っていく。「ブックオフ大学」もあり、この本、私も書いてるんですよと、よっぽど言おうかと思ったが、言わずに出ていく。また訪ねたい店だが、相武台前にくる用はなかなかないか。それから、相武台前のつぎの駅、小田急相模原まで歩いていく。駅の向こうに3店目、二の橋書店という店があったが、ここはカフェもやっていて、店内に入るのはやめた。外の均一本だけ見るが、なにも買わなかった。昼食がまだだったが、食欲がなく、駅前のショッピングビルのドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べる。






◇ 雑誌

 今日は「クイック・ジャパン」の佐藤伸治のインタビューを読みなおしたいと思い、部屋から探し出し、カバンに入れてきていた。1998年発売の18号。「映画:フィッシュマンズ」を観たときには読みなおしたいと思っていたのだが、それからすぐに、初期の「クイック・ジャパン」がこんなに話題になるとは思わなかった。この号にも小山田圭吾は登場している(ジャン・ラムとの対談)。佐藤伸治のインタビューは、1998年3月だから亡くなるちょうど一年前で、前年には「宇宙日本世田谷」が発売されている。聞き手は「編集部」と表記されているが、ひょっとしたら、村上清かもしれない。このインタビューはリアルタイムで読んだから、今、ふり返ってみると、時間の感覚がおかしくなるが、なんだかもっと以前のインタビューのように錯覚していた。この先のフィッシュマンズが、あると思って読むのと、ないと思って読むのとではまったく違う。佐藤伸治の生前、フィッシュマンズが音楽誌で特集されたという記憶がないのだが、表紙を飾ったのは、音楽誌というよりもカルチャー誌である、これと「スタジオ・ボイス」くらいではないだろうか。このインタビューで覚えていたのは、佐藤伸治はテレビをよく観ているということだった。

「なんか、あの、TVとかダラダラ見るじゃないですか。そのー、俺、TVすごい好きなんです。だから「そんなTVばかり見てる人間に、何が出来るんだよ」っていうところもね、音楽にないと、楽しくないかなっていう。だから自分に忠実でさえあれば、何でもいいのかなって。」

(家では音楽を聴くよりも)「TVがどうしてもね、メインですね(笑)。この一、二年特に。俺ね、あんま人と騒ぐのが好きじゃないんですよ。なんかTVとかに走っちゃうタチなんですね(笑)。」「例えば土日はプロレスでしょ、とりあえず。あと『電波少年』と……『ガキの使いやあらへんで!!』。あの辺は全部見るから(笑)。あと『ガサ入れ』とか、あの辺はちょっと見ます。」

「あとやっぱ、12チャンのね、あのー、素人のドキュメントみたいなのあるじゃないですか。なんか……脱サラして居酒屋を作るとか。」「そういうのがもう……たまんないんだよ最近(笑)。借金一億とか、そういうの。うん、ああいうのがやっぱね、リアルなんだよね、すごく。そういう音楽がほんと作りたい。ああいう、普通っぽい音楽が。そうそうそう。」「『警視庁二四時間』とか、ああいうのはあんまり好きじゃない。でも〝ドロンズ〟の、あの旅のやつあるじゃないですか、ああいうのはすげー好きかな俺。なんか(笑)。」

(テレビをわざわざ録画することはあるかと訊かれて)「ありますよ。プロレスとか、確実に。……プロレスももう、あのー、猪木も長州も引退試合だから、ダメかもしれないですね。……あ、でもね、俺、心境としては、そういうのに近いかな。プロレスラーとか。」「長州は、すごいリアルなんですよ、やっぱり。なんかおっさん臭ーい感じが。二人とも全然タイプは違うんだけど。ああいうのがすごい好きかな……。うん。で、まぁ、音楽でそういうのが出来たらすごくいいなーと思う。」

「なんか「わかった」っていう感じがね、プロレス見てるとよくあるんですよ。あと、『朝まで生テレビ』。すごい好きっすね。」「いやもう、なんか役者揃いで。……でもあれ、一生懸命内容をわかろうとするんだけど、全然分からないですね。……やっぱ、議論してるメンバーの強い人と弱い人の、あの感じがすごい好き。意見言ってもすぐ潰されちゃう奴とかいるでしょ(笑)。「声のデカい奴が勝ちなんだな、この場は」っていう。ああいう感じが好きなんですよ。」

 ツイッターを見ると、近田春夫が、小山田圭吾の後任に名乗りをあげていて笑った。前回の東京五輪は三波春夫、今回は近田春夫で決まりだと。ふざけているひとがいるとほっとする。小山田圭吾は、楽曲が使われていたEテレの番組も放送差し替えになってしまった。こんなことにまでなるのかとただただ驚く。オリンピック・パラリンピックにさえ関わらなければ、ここまでの事態にはなりようがなかった。電車内で流れているニュースの画面には、小山田圭吾の顔が映されていた。ツイッターでさまざまな発言を追いかけてみると、小田嶋隆と町山智浩はめちゃくちゃで、ツイッター中毒者というのはまったく手の施しようがない。真っ当なのは東浩紀。それから、ついに、当事者のひとりといっていい北尾修一が述懐を始めようとしている。


◇ ラジオ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・宮藤官九郎)を聴いた。それから、ほかのラジオもいくつか、テレビも観ていたが、記憶がはっきりしない。少し眠り、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。「サンジャポ」での太田の発言が炎上しているということで、冒頭からそれについて語られ、太田のひとり語りは1時間20分続いた。太田光は真摯なひとだ。「サンジャポ」でも語っていたこと、つまり、小山田の行為そのものを時代が容認していたということを言ったのではなく、あのようなインタビュー記事を時代が容認していた、それも、時代のすべてが容認していたわけではなく、そのような局面があの時代の一部にはあった、その背景も含めて考えなければならないということを、丁寧に、丁寧に、言葉を尽くして語っていた。後半に特に強調されていたのは、小山田の行為を、小山田の発言だけを根拠にして、事実と判断するのは危険だということだ。ツイッターなどで一般人が騒ぐのはともかく、報道機関や、プロのジャーナリストたちがそれをやっていることは問題ではないのか。テレビでも雑誌でも、小山田の行為について検証したところは一社でもあるのだろうかと、検証もせずに、ひとりの人間を叩きのめしていることが、どうなるか、つい最近もそういう事例があったじゃないかと。そのあとは、ぱっといつものトーンに切り換わり、通常のコーナーになっても、今夜は番組を最後まで聴いた。

2021年7月19日月曜日

7月19日月曜日/暑さと疲れ

◇ 夏バテ

 ぱっと目が覚め、何時かと思えばまだ夜中の2時半で、眠りなおし、早朝5時半になって起きあがる。今日も朝から県央地区に。たまらない暑さになり、カバンにはペットボトルを3本入れていたが、すべて飲み干した。昼間、スギ薬局に寄り、アイスバーを買って食べると、食べているそばからたちまち溶け始め、食べるのと、地面に滴り落ちるのと、どっちが早いかというくらいだ。カバンには本もつねに入れてあるが、疲れが続いていて、先週からまるで満足に読書ができず、このままではストレスでおかしくなると思い、夕方、カラオケに行ってしまうことに決めた。海老名か本厚木かでカラオケ屋を検索し、料金を確認すると、カラオケ館がどうやら安いようで、本厚木に寄ることにする。ひとりカラオケ、90分。すっきりしたところで、アミューあつぎのブックオフに寄るが、なにも買うものなし。ここは先週にも寄ったばかりだった。


 ツイッターからニュースを見ると、19時過ぎ、小山田圭吾がついに辞任を表明した。ここ数日の急展開に、こころを搔き乱されてばかりだ。酒井政利の訃報にも驚いた。先日、NHKの松本隆の番組に出ていたばかりだったのに。疲れすぎていて、食欲もはっきりせず、帰りに、海老名駅改札内の箱根そばに入り、新生姜のミニかき揚げ天と穴子天のそばを食べた。530円。そばを食べながら、口内炎を噛んでしまった。やはりストレスのせいなのか、数日前からできている口内炎が、じわじわ大きくなっている気がする。

 20時過ぎに帰宅するが、疲れがひどく、テレビを観る気にもならず、ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、22時過ぎには眠る。

2021年7月18日日曜日

7月18日日曜日/小山田圭吾をめぐり

◇ ラジオ・テレビ・ツイッター

 朝早く目覚め、「石橋貴明のGATE7」をオンタイムで聴く。離婚の話をするかと思ったからだが、オープニングではまったく触れず、あとは聴かなかったが、この番組は野球の話をする番組だから、まあ、しかたがないだろう。タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、能町みね子が小山田圭吾についてしゃべっていたが、どうも、首をひねるようなことばかりを言っていた。組織委員会は今のタイミングでこのメンバーを発表して一発逆転を狙っていたんじゃないか、というのがまずひとつ。それから、ネット上では有名な小山田圭吾のいじめの問題を内部の人間が知らないわけがないというが、それはどうだろうか。開会式には作曲家のひとりとして関わるに過ぎない小山田圭吾について、少なくとも、丸川珠代がそこまで詳しく知っていたら、そのほうがびっくりする。能町みね子は、二十代なんかはコーネリアスもフリッパーズ・ギターも知らないし、小山田圭吾で検索するとすぐにいじめ発言が出てくるというのだが、しかし、それを言うなら、サブスクや YouTube で検索すれば、楽曲もすぐに聴けるじゃないか。さらにいえば、二十代にかぎらず、われわれ四十代にとっても、小山田圭吾というのは(たとえば、椎名林檎なんかに比べれば)けして知名度のあるアーティストではない。オープニングの漫才では石橋貴明の離婚をネタにしていたが、そのあとのトークで、昨日の「木梨の会」にサンドウィッチマンが出たと知り、聴いてみると、貴明の番組よりも、こちらのほうが貴明の離婚についてたくさんしゃべっている。13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台には、豊川悦司がゲストで登場した。こういう番組に出るとは珍しく、楽しみにしていたが、そういえば、豊川悦司は劇団3〇〇出身で、太田と演劇の話にもなる。良原アナの父とはサーフィン仲間だというつながりもあり、良原アナの父がむしろ何者なのか。

 録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、「ABCお笑いグランプリ」で優勝したオズワルドが出演していた。そのあとのコーナーでは、宇宙から帰還した野口聡一さんが出演し、松本が最後にオズワルドについて訊くと、すんなり答えるので、冗談のわかるひとだと思ったが、じつは本当にオズワルドを認識していて、「M-1」を宇宙で観ていたのだという。続けて、「サンジャポ」を観ると、こちらでは小山田圭吾の件を大きく扱っていた。たかがネット世論だと思っていたが、テレビでここまでの扱いになるとはびっくりする。今朝、昨日の「ちゃきちゃき大放送」を聴いていた段階ではまだ、能町みね子の言うことは大袈裟だと思っていたが、本当にそうでもなくなってきた。小山田圭吾を知らなかったというカズレーザーは、「このかたのことをけっこう調べたんですけど」「こういった昔のいじめ、けっこうひどいいじめのことは出てくるんですけど、それ以外の情報って、たとえば、いじめを悔いてるので今はそういった活動を反省して、こういった活動をしてます、償いのためにこんなことをしてますっていう情報はあんまり見つからなかったんですよ。」「再チャレンジっていうのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるということなんで、批判と擁護の声で批判の声が大きいというのは、プラマイのマイナスを埋め合わせる作業を単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前、自業自得の話だと思うんです。」と、早口で語っていた。検索した程度の情報でなにを言ってるのかと思うが、太田は「それをやってるかやってないかを判断するのは難しくない?」と言い、少し議論になる。当時の雑誌がそれを掲載した、これを許容していた局面が当時のサブカルチャーのなかにあったということを、太田はきちんと語っていた。「俺らも、やっぱり、ネタなんかひどいですよ、今、バラされたら。」という、爆笑問題もその時代の当事者である。「その時代の価値観と今の価値観と、歴史を評価するときに…、これ、歴史だと思うんだよね。その時代の価値観を知りながら評価しないと、なかなか難しいと思う。今の価値観で断罪してしまうことっていうのは。」と、歴史として捉えている太田に比べて、カズレーザーと武井壮の意見は、このトラブルをどう対処するかという話に過ぎなかったのではないか。ところが、ツイッターをちらっと見ると、「サンジャポ」の太田の発言が小山田擁護として批判を受けているので愕然とする。

 日が暮れてから外出し、マクドナルドで読書をするが、こころが掻き乱されているようで、まるで読書が進まない。1時間ぐらいで帰ってくる。こういうときは吉田豪だと思い、吉田豪のツイートをさかのぼってみると、さすが、まともな時代認識の意見が多くリツイートされていて、ようやくほっとする。しかし、いじめの告白をする記事を許容する空気があったということを、いじめ行為そのものを許容する空気があったかのように主張していると誤解する人間がこんなにも多いのか。話がまるで通じない。時代背景の分析をすると、それだけで、いじめ行為そのものを擁護しているようにとられ、漏れなく、石をぶつけられる。この構造もまたいじめと変わらないのは、まったく皮肉なことだ。テレビを観たりなどして、23時過ぎには眠る。

2021年7月17日土曜日

7月17日土曜日/座間

◇ 余裕なし

 朝、アマゾンセラーセントラルの画面を開くと残額があり、振り込みの手続きがあったはずなのになんだこれはと思う。金額から、先日、宅急便で送ったものだとすぐにわかり、ある図書館からの購入だったが、確認してみると、請求書払いというものになっていて、未決済になっている。この金はいったいいつ振り込まれるのか。今月はまだ余裕があったからよかったが、金額が大きいので、この金をあてにしていたらとり返しのつかないことになっていた。ここでさらに余裕を作れるはずだったが、余裕は先延ばしになり、むしろ、現在の余裕を食いつぶさねばならなくなった。ツイッターからニュースを見ると、小山田圭吾が謝罪文を発表したようだ。石橋貴明と鈴木保奈美の離婚にもびっくりする。



◇ 座間

 今日も朝から県央地区に。帰りにまた、どこかブックオフに寄っていこうと思い、座間に行ってみることにした。座間もかなりひさしぶりだったが、まず、ドトールに寄ろうと思っていたら、ドトールはなくなっていた。グーグルマップで検索すると、閉店した店もまだ出てくるのでまぎらわしい。たまらない暑さで、アイスを食べたくなり、小田急マルシェの2階のクリエイトに寄るが、なぜかアイスが売っていない。1階のスーパーにも降りてみると、こちらには売っていたが、気に入るものがなかった。もうブックオフに行ってしまうことにして、グーグルマップを確認し、歩いていくと、途中にまたクリエイトがあり、ここでようやく、アイスチョコモナカを買って食べた。まわりには、スーパーがあり、文教堂があり、ドン・キホーテがあった。座間警察署があり、その向かいにブックオフがある。座間がひさしぶりであるから、もちろん、この店もいつぶりになるのか記憶にないくらいにひさしぶりだった。「レコード・コレクターズ」のバックナンバーを見つけ、3冊買っていく。帰りは相模線の入谷から海老名に戻ろうとするが、入谷駅前は視界いっぱいに田んぼが広がっていて、海老名駅からはたったひと駅だが、まるで別世界のようにのどかだ。歩道橋の上にも登り、のんびりと写真を撮っていたら、ちょうど電車がやってくる。上り電車が到着しますというアナウンスが聞こえ、海老名とは逆方向だと思っていたが、ここでは海老名方面が上りで、八王子方面が下りだというのがわからなかった。乗りそこねてしまい、駅のホームに入り、時刻表を見ると、つぎの電車までは、なんと、30分近くある。先に時刻を調べておくべきだった。とてもじゃないが、こんなところでは待ってられず、先にやってきた逆方向の電車に乗り、下溝駅まで乗って、戻ってきた。海老名でガストに入り、チキテキ若鶏のピリ辛スパイス焼きを食べた。

 ガストでマンガを1冊、渋谷直角「さよならアメリカ」を読んだ。2019年刊、扶桑社。「SPA!」の連載だった作品で、連載中はまったく読んでいなかったが、読み始めたら、これがなかなか、のめりこんで読んでしまった。コント的リアリティとでもいえばいいだろうか。ツイッターからニュースを見ると、毎日楽しみにしている東京の新規感染者数は、今日は 1410人。帰宅は夜遅くなり、テレビを少し観て、その後の記憶はない。








2021年7月15日木曜日

7月15日木曜日/「映画:フィッシュマンズ」

◇ テレビ・ラジオ・ニュース

 金の計算をしてみると、今月は余裕を作れたものの、9月に地獄を迎えることになりそうで、気が重い。すり減らした神経を、文章を書くことで治癒していくような感覚があり、このブログはいよいよ大事なものになってきた。午前中に、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・オアシズ)と、「はなつまみ」(ゲストMC・河合郁人)を観た。昼間はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中からつけ、続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。オープニングで、昨日、水道橋博士と対談をしたという話をしていて、浅草キッドが京丸・京平と「テレビ演芸」で対戦したときの話があったようだ。それから、さまぁ~ずとも共演したそうで、さまぁ~ずは墨田区出身だから、ナイツよりもじつは浅草に詳しいという話をしていた。

 ツイッターを見ると、トレンドに小山田圭吾の名があり、なにかと思えば、オリンピック開会式の音楽を担当するようだ。ショーディレクターが小林賢太郎、音楽監督は田中知之で、小山田圭吾は複数いる作曲家のうちのひとり。検索してみると、30年近く前の「クイック・ジャパン」のインタビューで語っていたいじめの件を未だに引っぱり出されて非難されている。小林賢太郎もあの時代の「クイック・ジャパン」に推されていたが、このメンバーに依頼した人物はいったいどういう人物なのか。

 午後、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、横浜駅に移動する。ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本ばかり、4冊買った。どこかで食べようと思いながら歩くが、食欲も中途半端で、決められない。つけ麺を食べたい気がして、ラーメン屋を見つけるたびに覗いてみるが、つけ麺はやけに値段が高い。つけ麺があるかわからない店もある。西口から跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄る。こちらでは2冊買う。ハマのドン、藤木幸夫の本が買えた。もう歩くのもめんどうになり、ブックオフの隣りのガストに入り、から好し定食を食べた。読書をするが、しかし、あんまりのんびりしてもいられず、40分ほどで出る。会計時、店員の女の子が、楽天ポイントの加算にもたついていて、元気よくカードを返されたが、あとでレシートを見ると、どうもポイントがついてない気がする。明らかにごまかしたふうの元気のよさに、笑ってしまいそうになった。ツイッターからニュースを確認すると、東京の新規感染者数は 1308人に。





◇ 映画

 桜木町まで歩き、コレットマーレの地下の西友で飲みものだけ買い、上階の横浜ブルク13 で、「映画:フィッシュマンズ」を観た。この映画をいつ知ったのかは忘れてしまったが、なにはなくとも、この映画だけは観ておかなければならないと思っていた。1階に貼ってあったポスターが、「100日間生きたワニ」と並んでいて、たちの悪い冗談のようだった。この映画こそ、主役が死ぬことがわかっている。映画は、墓参りのシーンから始まった。1999年3月、佐藤伸治の死は、当時、新聞記事で知った。祖母が新聞を読んでいて、若いひとが死んじゃったと驚いているので、誰かと思えば佐藤伸治だった。葬儀の様子など、この映画で初めて知ることが多く、もちろん、当時はネットのある時代ではないから、死後、積極的に情報を得ようという発想もなく、音楽雑誌などを待たねばならなかったが、しかし、それでもそれらをあんまりチェックしていたという記憶もないのは、なにかやっぱり、それがいやだったのか。個人的には、前年には友だちが死んでいた。そういえば、友だちと同じ日に死んだのが Xの hideで、佐藤伸治よりもマスコミの扱いははるかに大きかったが、若いミュージシャンの訃報が続くような感覚もあったかもしれない。90年代末の空気というのを、先日の「昭和50年男」を読みながらも、思い返していた。映画は、残されたさまざまな映像と、現在の映像、近しいひとたちの証言が、組み合わさって進んでいく。YO-KING が登場したのが意外だったが、佐藤伸治とは一緒に少年野球をやっていたそうで、それも知らなかった。佐藤伸治の母のすがたを見るのも初めてで、幼少期の佐藤伸治のことなど、今まで考えたこともなかった。いや、訃報のあとは、佐藤伸治のことを考えるどころか、フィッシュマンズの音楽すら、気軽には聴けなくなってしまった。フィッシュマンズをいつの段階で知ったのかというと、初めて買ったアルバムは「ORANGE」で、中古で買ったから時期がはっきりしない。買った店は覚えているのだが、そのとき、すでに「空中キャンプ」は出ていただろうか。フィッシュマンズといえば、3人になってからの印象が圧倒的に強いのだが、いちばんよく聴いたアルバムは「ORANGE」だ。過去のアルバムをそれから中古で買いそろえ、「空中キャンプ」もおそらく中古で買った。音楽雑誌のインタビューなどを追いかけるようになったのはそのあとで、それからの情報はわりと知っているのだが、「宇宙日本世田谷」は発売を楽しみにしていたから新品で買ったことは間違いないが、こう思い返してみると、思い入れには釣り合わず、金をあんまり使っていないということに気がついてしまったが、それはさておき、フィッシュマンズというバンドの存在をただ知っただけならば、おそらく、それよりももっと早いはずだ。映画のなかでは、横澤彪のレコード会社からデビューすることが語られる場面があり、その後、ドラマのタイアップ曲を出すことになり、その宣伝をする場面もあるが、この映画で改めてわかったのは、フィッシュマンズであれ、最初はやはり、当たり前といえば当たり前だが、売れたいと思っていたということだった。別の場面では、柏原譲が、同期のウルフルズやスピッツに比べると売れなかったということを語っている。ファンならば、フィッシュマンズはそんな次元のバンドじゃないと思ってるけど、佐藤伸治にしても、売れないことを気にしていたんだということには新鮮に驚かされた。特別なバンドになる以前のフィッシュマンズがこの映画にはたっぷりと収められていて、当時のメンバーにしたって、その後のフィッシュマンズがどうなるかなんて知らない。この映画は、メンバーが辞めていく歴史でもあった。学生時代からの仲間が辞めたり、バンドは売れないというなかで、あのフィッシュマンズになっていく。佐藤伸治が、曲よりも詞を先に作っていたということにも驚いたが、詞は初期のころからすでに素晴らしい。それがあの音になっていったのは、プライベートスタジオの存在が大きかったというのも改めてわかった。スペースシャワーの番組に出演して、そのことをしゃべっている映像もいくつか使われていたが、当時、それらを観ていて、知っていたかもしれないが、そこに至る経緯はそのときにはわからない。しかし、この映画を観て新たな印象をもったのは「宇宙日本世田谷」というアルバムで、あの名盤が、じつは、柏原譲の脱退につながっていく。佐藤伸治の死後に発売された「男達の別れ」というライブ盤を長らく誤解していたが、あの別れは、柏原譲の脱退を指していたのだ。それもわからないくらいに情報をチェックしていなかったのかと思うが、1998年12月にこのライブがあり(映画には、ライブでの佐藤伸治のセリフが印象的に登場する)、翌年3月には佐藤伸治が亡くなる。脱退からのその期間が短く、3人組のイメージがいつまでも強いのだが、最後は佐藤伸治と茂木欣一の2人組だったのであり、この映画のもうひとりの主役はまぎれもなく茂木欣一だった。この映画にはさまざまな人物が登場するが、茂木欣一だけが、佐藤伸治と同じように、今もなお、純粋な眼をしている。現在、スカパラという超ポピュラーなバンドのメンバーであるせいもあるだろうが、この眼は辞めていったメンバーにはなかったもので、茂木欣一はやはり最後まで残るひとだったのだと思わせる。辞めていったメンバーのほうが、ある面では、まともな人間の眼をしていた。3時間弱という長さの映画だが、いつまでもこの続きを観ていたいくらいだった。

 Spotify で「男たちの別れ」のライブ盤を聴きながら、みなとみらいを横浜駅まで歩いて帰ってきた。夜遅くに帰宅し、録画していた「NHK MUSIC SPECIAL」、「松本隆 50年 時代と人をつないだ作詞家」を観てから眠る。

 

 

2021年6月25日金曜日

6月25日金曜日/「昭和50年男」



◇ 病院

 午後から外出。雨がぱらぱらと降っているが、天気雨のようで、駅に向かうまでに陽射しは強くなる。夏のプールで、シャワーを浴びているような雨だ。差していた傘も閉じた。横浜に出て、西口五番街のとり一で、ランチメニューのつくね丼を食べていく。550円。雨は止み、傘がさっそく邪魔になった。市民病院に歩いて向かうが、14時半の予約なのに、食べ終わった時点で、もう14時半になってしまった。天気がよくなり、登り坂を歩いていくと、じんわりと汗をかく。予約の時刻から、20分ほど遅刻して到着。疲れてしまい、診察を待つあいだ、眠くなった。例のごとく、体内の酸素量を測るのみの簡単な診察だが、今日は、数値が若干少ないと言われた。次回の診察は3ヶ月後、誕生日の翌日になった。病院の近くの薬局に寄り、薬を買い、横浜駅まで歩いて戻るが、帰り道は涼しくなり、汗はかかなかった。ビブレのタワーレコードに寄り、「bounce」をもらっていく。ここしばらくはうっかりしていて、何号かもらい忘れていた。上階のブックオフにも寄るが、なにも買うものなし。地下に入り、有隣堂にも寄っていく。

◇ 雑誌

 有隣堂で「昭和50年男」を買い、ベローチェに入り、さっそく読んだ。この雑誌は今まで買ったことがなかったが、最新号はコーネリアス「ファンタズマ」のデザインをそのまま拝借した表紙で、1997年の音楽シーンにしぼった特集をしている。冒頭からいきなり、小山田圭吾、石野卓球のインタビューが続く。それから、茂木欣一、曽我部恵一、ギターウルフセイジのインタビューなどもあり、なんというかゆいところに手が届いた人選かと思う人選で、これは買わないわけにはいかないと思った。なぜ、1997年なのか、という根拠はよくわからないが、コーネリアスが「ファンタズマ」なら、電気グルーヴは「Shangri-La」の年だ。卓球のインタビューでは、「Shangri-La」のリリース当時、シルベッティのクレジットがないことを山下達郎に怒られたというエピソードが語られていて、当時、卓球のインタビューは見つけたものはすべて読んでいたが、これは知らない話だった。「デビューした頃、トゥーマッチに偽悪的に振る舞っていたのは、そうでもしないと魑魅魍魎としたメジャーの世界に飲み込まれると思っていたんだよ。」とは卓球の言。渋谷系を扱うには、1997年はちょっと遅い感じがするが、この特集では、SMAP、SPEED、ポケットビスケッツなども登場し、強いていえば、渋谷系が J-POP に昇華され、吸収されたのがだいたいこのあたりということだろうか。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画したまま観そびれていた、先週土曜放送の「まっちゃんねる」をようやく観た。2回目の「まっちゃんねる」は「女子メンタル」と「イケメンタル」の2本立てで、この番組はもう、単に「ドキュメンタル」を地上波でやるだけの番組になってしまうのだろうか。そうなると、松本人志はいよいよなにもしない。松本は、演者が演者を笑わせるという構図をやたらと好むが、もちろん、本来は観客(視聴者)を笑わせるべきで、その点では、「キングオブコントの会」のほうを歓迎したいのだが、しかし、そうはいっても観逃せはしない番組で、今回、「女子メンタル」はあまり見どころがなかったが、「イケメンタル」のほうは山田孝之の充実ぶりに目を見張る。「全裸監督」に扮してからがさすがで、型が決まっているぶん、揺るぎなさがほかのネタとはまるで違っていた。深夜1時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...