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2023年5月22日月曜日

5月22日月曜日/冷風扇は涼しい

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。いよいよ3ヶ月遅れの更新。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「まつも to なかい」は、岡田准一と広末涼子がゲスト。先に登場したのは岡田准一。松本が黒田官兵衛が大好きだとは初めて知った。10分ぐらい経ってから広末涼子が登場する。同い年、同年デビューのふたり、広末に勉強のノートを借りたりする関係だったというのも知らない話だった。そのあとにはスタジオを移動し、岡田准一が武道家の日野晃を紹介する。今回は広末の話はほとんどなく、どうも内容が薄く感じられたが、番組最後には映画の宣伝が流れ、なんてことはない、岡田准一と広末涼子が映画で共演しているから出てきただけのことだったのかと最後になってわかった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングは、G7サミットから「THE SECOND」の話題に。高田先生はマシンガンズと三四郎に肩入れしている。12時台は坂本冬美がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。オープニングにマシンガンズが電話出演し、ここで語られる「THE SECOND」の裏話がすべて面白かった。例のごとく、この時間に漫才協会入りも決めてしまう。

 午後もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は中尾ミエがゲスト。現在、76歳。この年齢で、去年、舞台で宙づりをやったというのだからすごい。前回の出演からあまり時間が経っていないような気がして、保存はしなくてもいいかというつもりで観ていたが、徹子さんとしみじみ会話しているのがよくって、消去するのが惜しくなった。

 先週木曜の「アメトーーク!」は「バック・トゥ・ザ・家電芸人」。土田晃之、徳井義実、品川祐、かじがや卓哉というメンバー。「家電芸人」が始まったのは15年前だそうで、初期のころは観ていたが、年末特番の恒例企画になってしまってからは、年末年始はほかにも観る番組がたくさんあるから、忙しいので「家電芸人」は観なくなってしまった。もしかすると、観なくなってからは家電の情報からは追いていかれてしまっていたのではないか。今は全番組録画が普通なのかとか、5.1ch は古いんだとか、今回の放送を観ながら何度か驚かされる。昨日日曜の「週刊さんまとマツコ」は、さんまの自宅のテレビが緑色に映るというのは本当なのかを検証する企画。ここでも土田晃之が活躍していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「THE SECOND」の特集記事があった。書き手は中村計。決勝前の、マシンガンズ、囲碁将棋に取材している。たけしの連載は、たけしの「なりすましSNS」に困っているという話から始めていた。そんなアカウント、ほんとにあるのかな。そのあとには、ホームランボールをキャッチした少年からそれをおとなが奪ったという騒動について。その騒動のことをまったく知らなかったが、その映像が拡散され、炎上しているのだという。「どっちにしろ、この男は「大人のマナー」がまるでわかってないところが情けない。(略)ただ、オイラは、いくら情けないヤツだと腹が立っても、それをネット上に書き込んでつるし上げようなんて思わない。「匿名」であるのをいいことに、知り合いでもないヤツを叩くのは単なる〝リンチ〟でしかないんでさ。そいつらは、〝悪者〟を糾弾していい気になってるのかもしれないけど、憂さ晴らしで人の批判をしてるようなヤツは、ボール横取り男と〝同レベル〟だっての。」

 午後にブログの更新をもうひとつ。部屋がいよいよ暑くなってきたので、冷風扇を使い始めようと、まず、冷風扇のまわりに積みあがった本をどける作業にとりかかる。それから、水を溜める水槽を開けてみたら、カビみたいなものがあるようで、やっぱり汚れている。これは、去年、使わなくなったタイミングで洗っておかなければならなかったのか。風呂場にもっていって、ざっと洗い流す。冷風扇をつけると涼しい。

◇ 読書・ポッドキャスト・映画

 涼しくなったところで、部屋で読書をする。バカリズムの「バカリズム案」という本を一気に読んだ。2003年刊、廣済堂出版。もう20年も前の本になるのか。著者はコンビ時代のバカリズム。発売時からこの本のことは知っていたし、古本で何度も買ったり売ったりしているのだが、ちゃんと読もうという気には今までならなかったのだ。なにしろ、この種の本には、先行する名著として天久聖一・タナカカツキ「バカドリル」があり、それに比べると、この本ははっきりと劣っていると感じていたからに違いないのだが、改めて読んでみると、中盤、「位」と題するページには今のバカリズムとダイレクトにつながるようなアイデアがある。しかし、現在からすると、こんな時代だったかなと思うようなエロネタ、女性蔑視的なネタがとても多く、お笑い村的な閉じた空気も感じられる。あとがきを松下が書いていて驚いたのだが、読んでみると、この本はすべて升野が執筆したということを松下が書いていた。

 Spotify で、「だいじなケモノ道」というポッドキャストを初めて聴いた。いとうせいこうと九龍ジョーの番組。昨日の「サンデージャポン」に九龍ジョーが出ていたので、それをきっかけにツイッターを覗いてみたら、このポッドキャストのことを知った。すでに10回配信されていて、今のところはテレビの話題が多いようだ。9回目の「なぜ日本のテレビは芸人だらけになったのか」というテーマが気になり、まず、この回を聴いた。聴いていて、九龍ジョーが話そうとしたことと、いとうせいこうの話がちょっと違うんじゃないかと思ったが、いとうせいこうは欽ちゃんが芸人の地位を上げたという話から始める。もうひとり、キーパーソンとして名前があがるのは上岡龍太郎だ。上岡龍太郎が今もいたら、いとうせいこうの居場所はもっとあったのかもしれないのではと。


 眠る前に、アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「生れてはみたけれど」を観た。松田春翠の説明付き。タイトルから、どうも暗い映画のような先入観があったが、喜劇なのだ。惹きつけられる場面も多々あったが、まあ、これは勉強のようなつもり。深夜0時過ぎに眠る。

2022年11月1日火曜日

11月1日火曜日/ラジオを聴きながら

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 早朝に目覚め、ラジオを聴きながら、昨日は書けなかったブログの更新をようやくひとつ。タイムフリーで、先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」と、友近の「シン・ラジオ」を。聴きながら、もう少し眠りなおし、昼前に目覚め、「ビバリー昼ズ」を聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・小雪)をすぐに観て、「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、番組中に、ワールドカップのメンバー発表の記者会見が入った。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「BRUTUS」は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が表紙の映画特集。ツイッターを開いたら、水道橋博士が議員活動休止とのニュースを目にする。午後にまた、ブログの更新をもうひとつ。

 今日はこれといって外出する必要もなく、読書するためにドトールにでも行こうかと思っていたが、めんどうになってしまった。金も使いたくないし、部屋にこもり、引き続き、ブログの更新をもうひとつ。夜になってから、スーパーまで買いものに行き、タイムセールの半額弁当を買って帰ってきた。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「白黒アンジャッシュ」を2週分、土田晃之がゲストの前後編をまとめて観た。アンジャッシュとは同い年、50歳の3人の会話は、若手時代の話から、後半は現在のことにまで至る。東京ギャグファクトリーの話題を興味深く聴いたが、その時代の名倉潤は怖かったというのもよそではなかなか出ない話だ。

 新ドラマ「ジャパニーズスタイル」も2週分まとめて観る。仲野太賀主演のシットコム。脚本・金子茂樹、監督・深川栄洋。この脚本家にも監督にも特別な関心はないのだが、シットコムとなると興味をもってしまう。柄本明がよくここに出演したと思うが、ほかはいったいどういうキャスティングなのだろう。仲野太賀はウィキペディアを見るとなかなか舞台経験もあるようなのだが、檀れいを除けば、舞台俳優と呼べるようなひとはほかにはいない。しずるのKAZMA がここに混じっているのは面白いのだが、石崎ひゅーいに至っては、あんまりいい効果にはなっていないのではないか。各回、前説には芸人を用意していて、初回にはJPが登場し、変なところを豪華にしていると思ったが、2回目の前説はミスター大冒険が担当し、わりと普通の前説になっている。

 深夜にブログの更新をもうひとつ。1日5本の更新は新記録じゃないだろうか。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠り、3時過ぎに起きあがり、アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」の第2話を観た。そのあいだにもネズミがばたばたと、この部屋にもいる気配があり、落ち着かない。いよいよ、ここに人間がいようとおかまいなしなのか。ネズミ避けもぜんぜん効かない。

2022年5月15日日曜日

5月15日日曜日/笑いのひとの悩み

◇ テレビ・ラジオ

 午前中にブログの更新をふたつ。それから、録画していた番組を、まず、今朝の「ワイドナショー」から観た。今週は松本が出演のほか、大黒摩季、モト冬樹、ハライチ岩井という顔ぶれで、上島竜兵の訃報を扱う。ダウンタウンとダチョウ俱楽部の共演は「ひょうきん予備校」からになるのか。松本が言葉を詰まらせる場面があったが、さも、痛みをともなう笑いができなくなったことが原因であるかのように、それだけが理由とは思わないですけどと言いつつも、「BPOさん、どうお考えですかね?」と語気を強める。はたしてそうだろうか。モト冬樹はダチョウ俱楽部とは「ものまね王座」で共演し、どうやら親しい間柄だったようで、長年一緒にやってきたマネージャーのことも気遣っていた。

 「サンデージャポン」も観ると、こちらでは、昨日発表された、肥後、ジモンのコメントが読みあげられ、笑いにしている肥後のコメントにまた涙が出てくる。生放送ではない「ワイドナショー」には間に合わなかったのだろう。ダチョウ俱楽部は爆笑問題との関係ももちろん深い。1989年放送「お笑い秋の祭典」という番組から、戦国武将のコントをやっている若手時代のダチョウ俱楽部と、同じ番組で漫才をする爆笑問題の映像を流し、太田プロの2年違いの先輩後輩であることを最初に説明した。それから、日本テレビの「お笑いウルトラクイズ」の映像が流れたが、「サンジャポ」にはテリー伊藤がいるからだろう。訃報なのに、この映像には笑わされる。テリー伊藤は今週はスタジオ出演ではなく、VTRでインタビューに答えていた。TBSだから、1993年放送「つかみはOK!」の映像も流れ、西遊記のコントにはデーブ・スペクターが出演していた。妖術師を演じるデーブ・スペクターの手下を演じていたのは、佐藤あつしと松原桃太郎だ。上島は「サンジャポ」にも何度も登場していて、取材された名場面をたっぷりと流し、そして、「タイタンライブ」に出演した際の田中とキスする場面も見せた。上島の面白さをきちんと伝えるいいVTRだった。スタジオでのコメントでは、デーブは、お約束のギャグ以外のその場のアドリブも天才的だったと語る。太田はなにを語り出すのかといえば、南部さんとダチョウの方向性の違いについて、これはほぼおなじみのネタだが、きちんと笑いにし、しかし、そのあとには、若手時代にはほとんどしゃべっていなかったが、独立してからしゃべれるようになったというダチョウと爆笑問題の関係性が語られた。太田「芸人は先に死んだやつが負けですからね。」「どういじられてもしょうがないんですから。だから、それがいやでみんな生きてるんですから。」 

 午後、「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、ニュースコーナーで、こちらでも上島竜兵の訃報を伝える。ニュース解説の中村尚登さんからは、TBSの上司に連れられ、六本木のバナナパワーに出演していたダチョウ俱楽部を観たことがあるという思いがけない思い出話が語られた。太田も「サンジャポ」よりもこちらのほうがしっかりとダチョウについて語っていた。「ダチョウさんはとにかくね、われわれほんとに、南部さんがいたころから知ってるけど、後半はリアクション芸人みたいなね、からだ張ってっていうあれなんだけど、じつは、ダチョウ俱楽部っていうのは、間がいいんですよ、とにかく。間の芸人なんですよ。だからその、「聞いてないよ~っ!」とかいう、それが、あのひとたちの間じゃないと笑えない、だからこう、上島さんがさんざんやられて、「おいっ!」っていうときの、あの間なんだよね。あれをね、ほんとに練習するんですよ、ダチョウさんて、コントやるときに。まあ、やりすぎなぐらい練習してたのが、本番でわかるのね。間がぴったりすぎるから。それを逆に俺らは、間がよすぎるよって言ってたくらいで。だから、わりとその、からだを張って、とかって言われてるけど、じつは、ただからだを張ってもあの間にはならないんだよね。練習の鬼だったもんね。」「このひとたち、会議やって、稽古場で、ホワイトボードにこれどうかこれどうかって(ギャグを)100個ぐらい書いてな。それで選んで、実際に流行らせるって、なかなかね。流行語って、ぴょんと行ったのが流行るってのはあるけど、狙ってウケるってのはなかなかないんですよね。」

 録画していた「TVタックル」を観ると、ウクライナ情勢から経済の話題を扱い、成田悠輔がこの番組にも登場し、片目がマル、片目が四角のメガネをここでもやっぱりかけている。番組最後に上島竜兵にも触れ、東国原は「お笑いウルトラクイズ」での「人間カチカチ山クイズ」の思い出を語った。

 タイムフリーで、昨日放送された「伊東四朗・吉田照美 親父・熱愛」も聴くと、この番組ではニュースを扱うから、上島竜兵の訃報にも触れる。吉田照美は、上島と広川ひかるの結婚式の司会をやっているという縁があるのだ。伊東四朗「笑いのひとってのは、俺、なんとなくわかるんだよ。笑いのひとの悩みってのはね。でも、本人じゃないからまったく違うかもしれないけどね。なんとなく、うっすらわかるような気がするけど。」

 昼に放送された、ニッポン放送の「土田晃之 日曜日のへそ」も聴くと、冒頭に、遺体と面会した話をしている。夜には、放送されたばかりの「有吉弘行の SUNDAY NIGHT DREAMER」を、YouTube で探して聴いた。この番組を聴くこともまずないから、番組の形式がわからないのだが、この日の放送には、アルコ&ピース酒井と、宮下草薙の草薙も出演していた。土田は昼の番組という違いもあるかもしれないが、土田がかなり落ち着いて語っていたのとは違い、感情が行ったりきたりしているさまが生々しい。

 野沢直子のブログも読んだ。上島、ジモンとはテアトルエコーの養成所からの仲間であり、野沢もやはり「ひょうきん予備校」のレギュラーになり、そこでふたりと再会するのだ。野沢は「お笑いウルトラクイズ」でアシスタントを務めることも多かった。

 アマゾンプライムで映画を1本。これも上島竜兵が出演している「決算!忠臣蔵」を観た。2019年公開。同じ中村義洋監督でも、「怪物くん」とはまるでタイプの違う映画で、このアイデアを2時間の映画にするのは力業だが、俳優陣の芝居の応酬は観ていて楽しい。吉本興業製作で、岡村隆史を始め、西川きよし、桂文珍、板尾創路、木村祐一、村上ショージらも出演している。

 録画していたテレビ番組をほかにもいくつか。楽しみにしていた今日の「笑点」は、大喜利についに志らく師匠が出演し、演芸コーナーもなく、30分すべて大喜利。冒頭に、今までの因縁を説明するVTRがあり、「全身落語家読本」に書いてあることまで紹介されていた。

2021年6月20日日曜日

6月20日日曜日/「野毛大道芸」

◇ ラジオ

 昼間、めったに聴かない「日曜日のへそ」(ニッポン放送)をつけてみたら、ケンドーコバヤシがゲストだった。土田晃之やケンコバの時代は今みたいに YouTube もないから、土田は勉強するために、やすきよ、紳助竜介、サブローシローのビデオを買ったという。土田とケンコバで、サブローシローの話をしているのが珍しくて面白かった。U-turn が「爆笑BOOING」に出たときに、審査員だったキダ・タローに褒められた話、あるいは、「お笑いウルトラクイズ」で春一番と同室になるのがいやだった話などもあった。

◇ 大道芸

 午後から外出。もっと早く出るつもりだったのに、だいぶ、もたついてしまった。ここ数日の涼しさからすると、今日はやや蒸し暑い。横浜から桜木町まで歩きたかったが、時間がなくなり、根岸線に乗る。ローソンストア100に寄り、パンを買って食べておく。ひさしぶりの横浜にぎわい座。いつぶりかというと、昨年9月の雲助一門会以来だった。「野毛大道芸2021 in 横浜にぎわい座」という公演。例年ならば春に行われるはずの野毛大道芸も、当然のことながら、コロナで中止となり、代わりに、にぎわい座でこういうものが開催されると知ったが、1月の1回目は情報をチェックしていなくて行きそこねてしまった。今日はその第2回公演。15時開演、20分前には入場。客席は指定席、一席ごとに空けているソーシャルディスタンス仕様。後方、真ん中の通路寄りの席をとった。前方2列と、桟敷席には客は入れていない。席にはチラシが入った透明な手提げ袋が置いてあり、そのいちばん上に「お気持ち入れ」と書かれたポチ袋が入れてある。

 開演し、幕が開くと、いつもの寄席仕様ではなく、暗幕に囲まれた広いステージになっている。この状態のにぎわい座を見るのもひさしぶりだ。まず、司会の三雲いおりが登場。それから各出演者を紹介していくのかと思えば、この紹介からもう、しっかりした構成のコメディショウになっていて、スタイリッシュに始まった。出演は三雲いおりを含め5組。トップは油井ジョージワンマンバンド。このひとは初めて観る。その名のとおり、ワンマンバンドの芸で、こういう芸はとても好き。楽しく、かっこいい。スカパラの曲をやったりして、選曲も面白かった。「前を向いて歩こう」という歌は、寿〔kotobuki〕という二人組バンドの替え歌バージョンだとすぐにわかった。寿〔kotobuki〕は「寿町フリーコンサート」の常連出演者だ。続く、空転軌道も初めて観る。3人組のジャグリング。これもかっこよく、きれいなスタイルの芸だった。ハンドベルを使った芸では、客席に降りていき、5色のベルを客に渡していく。客と関わる芸も、まあ、消毒していれば大丈夫ということなんだろう。舞台では5色のリングを使ったジャグリングをする。その色のリングを首にかけたらベルを鳴らしてくださいと指示を出し、ジャグリングのとおりに5人の客がベルを鳴らしていくと、「聖者の行進」になるという、これは驚きがあるし、洒落ていた。最後の、ベル付きのリングを使ったジャグリングもきれいだった。3番目は、めりこというポールダンサー。このひとも初めて観る。紹介する三雲いおりも女装で登場し、笑わせた。各組が終わるたびに三雲いおりが登場し、司会をしている時間が舞台を消毒する時間にもなっている。めりこは最初はひらひらのワンピースで登場し、可憐なダンスだったのが、途中からセクシーな衣装に変わり、ダンスも転調する。華麗に見せてはいるが、すさまじい筋力のはずだ。休憩を挟み、後半は三雲いおりのジャグリングから。ベテランの三雲いおりは笑わせるジャグリングだが、いつもの大道芸と違い、舞台で観るとこれがなかなかかっこよく、決めるところはびしっと決める。最後はくるくるシルク。後半2組は「野毛大道芸」ではおなじみ。くるくるシルクという3人組は特に大好きで、よく追いかけて観ていた。今日はなんと、ひとりが骨折していて、左腕があがらないようだったが、それにしてはほぼ問題なく動きまわる。マイナスをまるで感じさせないのはさすがだった。このひとたちこそ、大道で観る醍醐味をいつも味わわせてくれる芸で、だから好きなのだが、さて、舞台ではどうだろうというと、やっぱり、舞台に合わせてやりかたを変えているのだろうと思った。最後の足長の芸は、普段の大道芸では披露できないとプログラムに書いてあったが、しかし、過去に観た記憶はある。それよりもむしろ、この3人組は、普段の大道芸でしかできない芸のほうが多いんじゃないか。エンディングは全員登場、撮影タイムあり。2時間半、たっぷりの公演だった。


 17時半頃に終演し、福富町を抜けて、伊勢佐木町に向かう。どこかで食べようとイセザキモールを歩くが、なかなか決められない。てんやはどうかとふと思うが、てんやはいつの間にかなくなり、もつ煮込みの店になっていた。関内側まで歩いていくと、吉野家がなくなったのは知っていたが、向かいの富士そばもなくなっていて驚く。結局、イセザキモールの外に出て、ゆで太郎でミニカツ丼セットを食べた。ブックオフに寄り、6冊買っていく。どこかで読書をしていくにしても、時間の計算をするときびしいかと思い、すぐに帰ることにして、横浜駅まで歩いていく。しかし、歩いてみると、ひどく疲れている感じがする。いつもならば平然と歩いている距離なのだが、気温がやや高くなったせいだろうか。平沼のブックオフにも寄るが、なにも買うものなし。帰りの電車では眠り、クリエイトで買いものしてから帰る。



 夜遅くに帰宅し、疲れがひどく、横になり、タイムフリーで昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。土屋が白鳥師匠に気がつかれなかった話に笑う。「常連さん」は能町みね子。11時台ゲストはロバート秋山。続けて、「田村淳のNewsCLUB」も聴いた。聴きながら少し眠るが、首が痛くてしかたがない。深夜にテレビをいくつか観ながら仕事を片づけ、Spotify でポッドキャストを聴きながら改めて眠ろうとするが、今度はぜんぜん眠れなくなった。眠れないなんていうことは今まではぜんぜんなかったのに、ここ数日はどうも調子がおかしい。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...