ラベル 五月小一朗 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 五月小一朗 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年5月1日月曜日

5月1日月曜日/映画館と本屋と横浜と




◇ 映画

 午前中から外出。服装に迷うが、Tシャツにパーカーで出る。京浜急行に乗り、日ノ出町まで。まいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。イセザキモールまで歩き、横浜シネマリンに。「愛国者に気をつけろ! 鈴木邦男」を、11時45分の回で観る。タイトルのとおり、鈴木邦男を追いかけたドキュメンタリー映画。鈴木邦男というひとはやっぱりとても好きだな。見事に、ドキュメンタリー映画の主役になり得る人物だ。今年の1月に鈴木邦男が亡くなってからいくつかの本を読んだが、なかでも、川本三郎との対談の本を読んでいたのが、期せずして、この映画のいい予習になったと思う。「邦男ガールズ」というのがどういうひとたちかというのも初めてわかった。「ザ・コーヴ」の上映に抗議する右翼たちに応戦する場面もあり、そういえば、あの騒動は横浜ニューテアトルの前だったんだ。上映後に客席を見渡してみると、若い客はまるで見当たらなかった。


◇ 伊勢佐木町

 映画のあとは古本屋をまわろうと、イセザキモールを黄金町方面に進む。雲雀洞は今日は閉まっていた。だいたい、閉まっている確率のほうが高い。馬燈書房に寄り、外の百均棚から2冊、会計はセルフで、外に出してある貯金箱にお金を入れていく。それから、川崎書店、バイアップにも寄るが、なにも買わなかった。シネマジャック&ベティの前を通り、引き返してくると、新刊書店のイセザキ書房の前に出る。そういえば、イセザキ書房にはしばらく寄っていなかったし、この店の存在もすっかり忘れていた。以前はこの店の前をよく通っていたと思うのだけど、雲雀洞ができたせいか、行動パターンが変わってしまったんだな。なにを買うわけでもないけど、ひさしぶりに店内を覗いていく。大岡川を渡り、ナインブリックスにも寄りたかったが、こちらも閉まっていた。無駄に遠まわりをして、日ノ出町の駅前を通り、またイセザキモールに戻ってきた。ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買う。有隣堂も覗き、それからようやく、昼食にする。店を探すのもめんどうになり、ゆで太郎に入り、海老舞茸天丼セットを食べた。700円。




 ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。野毛風太郎「横浜・野毛大道芝居の日々」を読み終えた。2018年刊、山中企画。野毛風太郎という著者はこの本だけのペンネームだろうと思うが、ペンネームで書かなければならない理由がなにかあったんだろうか。「野毛大道芸」の大道芝居を知ったのはいつだったろうか、おそらく、平岡正明の著書かなにかで知ったのではと思うが、この本を読んでみると、最後の2年は確実に観ていて、当時の横浜市長、中田宏が出ていたことをよく覚えている。そのほか、平岡正明や荻野アンナ、山崎洋子、秋山祐徳太子、もしかすると、玉川奈々福さんも出ていたのかもしれない。紙切りの三遊亭絵馬が大道芝居に出ていたというのにも驚いた。大道芝居の時代はシロウトだったのが、のちに紙切り芸人になったということか、顔写真を見ると、なんとなく観たことがあるような気もするのだけど。初回が1994年、最後が2005年だと改めて知り、意外と近年だなという感じもするが、この時代、昭和歌謡のブームがあったり、小劇場ではネオアングラなんてことも言われていた、その空気とも、観る側の気分としてはリンクしていたような気はする。この本には当時の関係者の証言が多数収録されている。そのうちのひとり、五月小一朗(目白バタイユ)をふと検索してみると、2021年に亡くなっていたことを知った。絶句。ぜんぜん知らなかった。五月小一朗の浪曲を両国楽園部屋で観たのは2019年のこと、あれが最初で最後になった。大道芝居でも観ているはずなんだ。

 中央図書館に行こうかと思っていたが、借りられる冊数が残り3冊だから、わざわざ寄ることもないかと思いなおし、横浜駅まで歩く。平沼のブックオフは、一昨日寄ったばかりだから今日は寄らずに通りすぎる。星川のコーナンにも寄りたいと考えていたが、星川ならば、保土ヶ谷図書館にもついでに寄りたいから、これもやめる。図書館はもう閉まっている時間だった。どこにも寄らないのだったら、関内でもう少しのんびりしていてもよかった。どうもうまく動けない。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、寺島しのぶの息子、尾上眞秀くんがひとりだけで出演した。10歳になったんだ。徹子さんとあっち向いてホイ対決をする。先週木曜に放送された「SONGS」は、鈴木雅之のコラボに焦点をしぼった特集。大瀧詠一、山下達郎の証言、そして、小田和正、YOASOBI の Ayase からもコメントのVTRがあった。在日ファンクとのコラボもあり、番組最後には大泉洋とふたりで「ロンリー・チャップリン」を歌った。しかし、明日も朝から外出する必要があり、落ち着いてテレビを観ていられない。鈴木雅之が4月に新アルバムを出していると知り、Spotify でそれを聴きながら、深夜0時半過ぎには眠る。


ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...