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2023年10月10日火曜日

10月10日火曜日/カレー屋の看板を見た


◇ 有楽町・大森

 朝から都内に。横浜から乗った東海道線、さほど混んでいたわけでもないのに貧血気味になった。寝不足のせいか。昼は有楽町。昼食にしたいが、正午過ぎはどこの店も混んでいる時間だ。有楽町ビルヂングの地下、それから、交通会館の地下を覗くが、安い店には必ず行列ができている。銀座インズも覗いてみるが、ここはおおむね千円超え。千円のランチなんか食べては罰が当たる。もう駅前のC&Cでいいやと思い、戻ろうとすると、カレー屋の看板を見つけた。同じカレーならば、こっちのほうがよさそうだ。「じゅん散歩」で紹介されたと書いてあり、値段も手頃だ。ガード下にある「ふくてい」というその店に行ってみると、この店が不思議と行列ができていない。かといって、空いているわけではなく、カウンターだけしかない狭い店だが、席の数と混み具合が釣り合っている。店内には、高田純次や風吹ジュン、カズレーザーらのサイン色紙が飾ってあった。看板に書かれていたステーキカレーを食べる。840円。いつもは1100円のようだが、今日は感謝デーで安かったようだ。罰が当たらずに済んだ。

 有楽町から新橋まで歩き、銀行のATMに寄りたかったからだが、どうも眠気で朦朧としている。まだ時間が早いから、大森に寄りたいと思い、そうすれば、電車で眠れると思ったが、新橋駅はこの時間は京浜東北線が停まらないんだ。品川まで山手線に乗り、品川から京浜東北線に乗り換えたが、スレッズの投稿をしていたら眠りそこねた。

 大森北口のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら金の計算をしてみると、なんとか余裕を作れたようで、疲れ気味だが、今のうちに仕事をがんがんやらなければということを考えていた。読書をして、それから、西友のブックオフに寄っていく。220円の新書を1冊、単行本を1冊、330円のCDを1枚買う。帰りの京浜東北線のなかでも読書を続ける。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は阿佐ヶ谷姉妹がゲスト。初登場かなと思ったら、6年ぶりの出演のようだ。6年前は観逃しているかもしれないな。番組最後に、徹子さんに人生の指針となるような言葉をお願いすると、徹子さん「そんなのないのよ、あたしはね。でも、あたしがいつもどうやって生きてるかってことを申しあげると、まず、くよくよしない。いやなことがあってもぱっと忘れる。それから、ご飯はちゃんと食べる。三度は食べなくても、二度は絶対に忘れないようにして食べる。あと、やっぱり、ひとを信じる。だまされたことないんですけど、まあ、いろんなかたをね、信じるということを。それから、自分が仕事が好きだったらその仕事を一生懸命やる。そんなことでしょうかしらね。」

 日曜に放送された「情熱大陸」は、女性として歌舞伎座の舞台に立つ寺島しのぶに密着する。その「文七元結」の相手役に寺島しのぶを提案したのは中村獅童だった。ふたりは同い年、二十代のころに一緒に酒を飲みに行っていて、寺島しのぶが、女じゃなかったら歌舞伎の舞台に出たかったと思い、小さいころに悔しかったと、そう言っていたことを覚えていた獅童は「余計なお世話かもしれないけど、いつか、歌舞伎座でなにかお芝居できたらなあって思いは僕にはあったんですね。」と、カメラの前で初めて明かした。寺島しのぶは、「文七元結」は、父である菊五郎がベストになってしまっていると語る。寺島「それがたぶん、大きく邪魔をしてると思うんですけど」「ホンがまったく同じじゃないし、山田(洋次)監督のオリジナルの「文七元結物語」だし、それは…、「あれっ、なんか違う」っていうところからまずからだが思うわけで。そこをまず外さないといけないなあと思いますね。」 お久を演じる玉太郎の稽古を観ている場面では、歌舞伎ならではの身のこなしについて語っていた。寺島「やっぱり歌舞伎って型だから。型がないとできないし、でも、型だけだと、やっぱり監督(山田洋次)は、こころで芝居っていうものを望まれるかただから、そこをすぐ見抜く? 私は型はないけど、こころはとりあえずあって、でもやっぱり型は、ねえ、できたほうがやっぱり素敵だなあと思うし、うん。そういうところをこう、学んでるんですよ。」 そして、初日の舞台を終えた楽屋では、「あのう、感動もなにもないっていう感じ。正直言って。」「やる前とかのほうが自分で妄想して、ああ、拍手もらって、音羽屋ってかかって、五十年かけてここに立って、もうこんな感激はないって思うともうぼろぼろ泣けてくる、うちとかで。でも、いざ終わってみるとさあーって冷めてて、なんだこの芝居はほんとにだめだなってなんか…。」 この初日は父の誕生日でもあった。息子がキャンプから帰ってきて、これから母親の役に戻るという場面がこの番組のラストシーン。

 ラジオを聴きながら雑務を片づけ、深夜0時頃に眠る。ブログを更新する余力なし。

2023年4月17日月曜日

4月17日月曜日/穴守稲荷








◇ 穴守稲荷・大鳥居

 朝から都内に。京浜急行の空港線に乗り、穴守稲荷まで。朝の空港線は混んでいた。天気はいいが、風が強い。緑道を大鳥居のほうまで歩き、すき家を見つけて、炭火とろとろポークカレーを食べた。690円。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台は錦鯉がゲスト。少し眠り、それから読書。図書館で借りた、大島新「ドキュメンタリーの舞台裏」を読み終えた。2022年刊、文藝春秋。「センキョナンデス」を観たばかりだったから、とても興味をもって読んだ。おおむね、大島新の半自伝的な内容。唐十郎との関わりは知らなかった。「情熱大陸」の唐十郎の回のディレクターを務め、それが最初の映画につながっていく。しかし、これを知らないというのはフィルモグラフィを調べたこともなかったのか。その後の、園子温のドキュメンタリーからは劇場公開時に観ている。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は内田也哉子がゲスト。昨夜の「ガキの使い」は、部活シリーズの企画「なりきって勝利を掴め!桑田部」。レギュラーチームと陣内智則チームが桑田佳祐になりきる対決をする。かったるい内容だった。「情熱大陸」も録画しておいた。野村萬斎、裕基親子が「ハムレット」に挑む様子を追いかける。

 土曜に放送された「人生最高レストラン」は、300回記念、ゲストは石橋貴明。いきなり番組の約束ごとを守らず、セットの外側から登場する。石橋貴明がトーク番組のゲストというのも珍しく、語られる話がいちいち興味深い。井原高忠に「とんねるず」と名づけられたことは有名だが、そのときの井原高忠の口調を再現してみせる。あるいは、尾崎豊とのエピソード。大友康平の結婚式の二次会で尾崎豊に会い、同じ東武東上線沿線同士の話で盛りあがっていたら、そこに内田裕也が現れ、尾崎が呼ばれていってしまったという。あるいは、フジテレビ内の流水書房で立ち読みしていたら、氷室京介に声をかけられた話であるとか。「メジャーリーグ2」の裏話も面白かった。

 寝っ転がり、タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングでは、この前日に林家三平の会に出演したその楽屋での話をしていた。ねづっちがツイートしていた、謎かけを頼まれて困っている相手が三平であることが判明する。14時台は、さまぁ~ずの大竹一樹がゲスト。フランス座に行こうとしていたというのは初めて知る話だった。ほんとだろうか。

 Spotify で、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のポッドキャストをチェックすると、先週水曜のゲストが大崎洋だった。パートナーは水谷加奈。ダウンタウンと一緒に、大阪でラジカル・ガジベリビンバ・システムを観たときのことを語っていたのがとても興味深かったのだが、しかし、なんだかもっちゃりしたしゃべりかたで、なにを言わんとしているのかわかりにくいところが多々あった。タヌキオヤジだなあ。

 楽天マガジンで読んだ「週刊プレイボーイ」、オール巨人の連載エッセイは見開き拡大版、どこでも眠れるという「阪神君の寝姿コレクション」として、NGKのロビーの小さいソファで器用に眠るオール阪神の写真が6枚。これをわざわざ、拡大版にして掲載しているのがくだらなくて笑う。

 ブログの更新をしてから少し眠り、深夜にコインランドリーに行ってくる。

2023年3月6日月曜日

3月6日月曜日/くるくるまわるカレー



◇ 日比谷・市ヶ谷

 今日も朝から都内に。風が冷たい。日比谷公園を通り抜け、昼には市ヶ谷に移動する。昼食はカレーの王様に入り、ゴロゴロチキンカレーを食べた。650円。店のひとに、荷物を置いてからこちらに取りにきてくださいというようなことを言われ、なぜそんなことをわざわざ言うのか不思議だったが、いざトレイをもつと、カレーが盛られた皿がトレイの上で滑ったのでひやっとする。傾けないようにもっても、皿がトレイの上でくるくるとまわる。無事に席までたどりつけるか、まさか、カレーの王様でこんな試練に遭うとは思わなかった。以前はこんなに危険な皿は使ってなかったと思うが、ひっくり返すひともいるだろうよ、これは。



◇ 読書・テレビ・ラジオ

 川の向こう側に渡り、マクドナルドに入り、ひと休み。眠気で朦朧としながら読書をする。市ヶ谷から南北線、日吉から東横線に乗り換えて帰ってきた。帰りの電車内でも読書を続ける。村上春樹「女のいない男たち」を読み終えた。2016年刊、文春文庫。親本は2014年刊。「ドライブ・マイ・カー」の原作が収録されている短篇集。映画を観たときから原作を読みたいと思っていたのだが、なかなか買えなかった。今は110円で、わりと簡単に買える。映画とは違って、原作は東京から出ない話なのだな。

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、林真理子がゲスト。日大理事長になってからは初めての出演になる。1994年放送、40歳のときに出演した回の映像も流れた。それはともかく、観ている最中に変な音がすることに気がつき、部屋にネズミでも出たのかと思ったが、巻き戻して再生してみると、きゅうっという音がテレビから聴こえている。ツイッターで検索すると、徹子さんの呼吸音だと書いてるひとがちらほらあったが、本当にそうかな。

 昨夜の「ガキの使い」は、笑福亭笑瓶名場面集を放送した。映像を編集して流すだけではなく、メンバーも喪服で登場する。しかし、上島竜兵のときにも感じたことだが、リアクション芸のようなものがリスペクトされるようになったのはいいことではあるとは思うのだが、こうしてまとめて観せられると、非常に殺伐としたものを感じる。ダウンタウンとの関係の深さは疑いようもないのだが、へらへらせずに、もっときちんと追悼してあげればいいのに。

 「情熱大陸」も2回分まとめて、観そびれていた2週前の放送、森且行の回と、そして、昨夜放送の片桐はいりの回を観た。「ナイツのちゃきちゃき大放送」出演時の映像がけっこうたっぷりと使われていたが、そのときに、やくみつるからサインをお願いされた、片桐はいりが表紙の「演劇ぶっく」が届けられる場面があった。そこから、存在感と自意識について、すごく面白い話をしていた。野外劇の「嵐が丘」の様子をもっとやるのかと思っていたけど、これは短かった。

 タイムフリーで聴いた今日の「ビバリー昼ズ」は、サムネイルが違うのであれっと思ったが、冒頭から、松村が高田先生のものまねでしゃべり始める。高田先生が体調不良でお休み、松村邦洋と松本明子のコンビになったが、高田先生にも電話をつなぎ、元気そうではあった。コロナではないのか、すぐに復帰するようなことを言っているが、年齢が年齢だけに気にはなる。12時台は徳永ゆうきがゲスト。聴きながら眠り、深夜に目覚め、ブログをひとつ更新する。

2022年12月19日月曜日

12月19日月曜日/「M-1」のあと

◇ ラジオ

 朝、起きあがるなり、ツイッターで「M-1」関連のツイートをまだまだ追いかけてしまう。午前中にブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、やっぱり、昨夜の「M-1」の話から始まった。高田先生は、さや香、ロングコートダディ、ヨネダ2000、オズワルドにも触れつつ、ウエストランド井口のかわいらしさ、そして、談志、たけし、太田と続く、東京の悪口の系譜を語る。12時台には先週から決まっていたとおり、ウエストランドが登場する。ウエストランドという名前は、地元岡山のショッピングセンターの名前からいただいたものだということを今さら知った。午後もそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなし。こちらでももちろん、「M-1」の話をたっぷりとする。塙さんによると、大吉はストップウォッチを持参していたんだそうだ。オープニングのあとのコーナーでは森田さんというひとが登場し、誰だかわからなかったのだが、午前中に神奈川県庁に取材に行ったという話をしていて、黒岩知事に神奈川県の職員がダイヤモンド野沢の写真を見せたという情報があった。14時台は、NONSTYLE がゲスト。「M-1」語りが続く。和牛効果でコントとの垣根がなくなったという石田の分析が面白い。

 駅前まで用があり、夕方に少し外出。買いものをして、それから、かつやに寄り、期間限定メニューの味噌たまカツ丼を食べた。715円。1時間ほどで、すぐに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 TVer で、先週放送の「エルピス」第8話を観るが、視聴期限が切れてしまうから急いで観るしかなかったが、気持ちはまだ「M-1」に奪われていて、まるで集中できなかった。マキタスポーツさんが週刊誌の編集長役で登場する。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された友近の「シン・ラジオ」を聴くと、ちゃらんぽらん冨好さんのコーナーでは、その前の土曜日に放送された「THE W」を話題にしていた。天才ピアニスト、紅しょうが、エルフは、NGKの冨好さんのものまねコーナーでアシスタントをやっているという関係なのだ。巨人師匠と同じく、冨好さんも「くん付け」で呼ぶんだということが知れた。

 ラジオを聴き終えたタイミングで、YouTube をつける。志らく師匠が「らく塾」の生配信を始めるということを知り、20年前の塾生としては、これは観ておくべきかと思った。開始から数分遅れでつけるが、倍速で観始めたらすぐに追いついた。まあ、らく塾といっても、予想どおり、おおむね「M-1」の話になる。聴いてみなければわからなかったのは、師匠は採点法をしっかりと考えていて、80点を基本点にし、技術、面白さ、衝撃、魅力をそれぞれ5点満点で加算していくという方法をとっていたことだ。てっきり、師匠のことだから、もっと直感的につけてるのかと思っていた。なるほど、この採点法ならば、さや香よりもヨネダ2000の点が高くなったことに自身で驚いていても不思議はない。せっかくだから、チャットも参加しながら聴いていたが、重くなるから、パソコンではチャットを閉じた状態で視聴し、スマホから投稿した。数件投稿したのだが、配信の終わりかけ、最後の最後で読んでもらえた。「イリュージョン」の話題が出たので、「江戸の風」に相当するものは漫才にはあるのでしょうかという質問をした。和牛やさや香に点が辛くなった理由はここで語られたのではないだろうか。配信は90分ほどで終わった。500円の投げ銭をしているひとがひとりだけいて、終わりかけに投げ銭したから、投げ銭したのに質問に答えてもらえなかったといって怒っていた。こしらさんのファンかな。


 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「情熱大陸」は、73歳の市村正親に密着。息子ふたりも登場し、離婚した篠原涼子とも一緒の家族写真も画面に映された。そして、なにげなく観ていると、終盤になり、市村から「今回の「ミス・サイゴン」最後だね」という言葉が飛び出す。30年務めてきた大役だ。最後の舞台は映像に残したくないという美学から、カーテンコールの場面だけが撮影を許される。

 そのほか、「拾われた男」の最終回などを観て、ラジオを聴きながら眠る。深夜0時過ぎだったか。

2022年11月23日水曜日

11月23日水曜日/「NHK新人落語大賞」

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、ブログの更新に手をつけるが、下書きを仕上げるだけでせいいっぱい。更新ができないまま、数日放置しているが、アクセス数がはっきりと少なくなった。アクセス数を目指すブログではないものの、アクセス数というものが表示される以上は、まったく気にしないでいるというのは不可能だ。いつも、更新しないほうがアクセス数が高いぐらいのときもあるのだが、どんな人間に読まれているのかもわからず、非常に薄気味悪い。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、花園神社の見世物小屋の告知をしていて、どういうつながりがあるのか、水曜はときどき妙な告知をしている。12時台は、大槻ケンヂがゲスト。あとのコーナーには彦いちも登場した。

 今日は祝日、勤労感謝の日。「NHK新人落語大賞」の放送がようやくあり、これは結果を知る前に観てしまいたかった。しかし、かつては、結果が新聞に報じられていたから、結果を知ったうえで観るというのが当たり前だったのだが、最近はずいぶん、情報が漏れることに神経質になっている。司会はたい平と南沢奈央。審査員は、文珍、小遊三、鶴太郎、赤江珠緒、堀井憲一郎。審査員席は、まばらな客席のなかに設けられている。持ち時間、12分を過ぎると失格って、こんなにきびしいルールだったっけ。登場順に、桂源太「元犬」、桂天吾「強情灸」、立川吉笑「ぷるぷる」、露の紫「看板のピン」、林家つる子「反対」、わん丈「星野屋」。吉笑さんの「ぷるぷる」は初めて観たが、これは新しいアイデアだ。しかし、吉笑さんの落語は、アイデアに溺れて、落語としての魅力に欠けるきらいがあるのだが、これは台本のディテールで落語らしさを演出している。小遊三が言うように、稽古の形跡がずいぶん感じられたが、それがはたして、上手いという域にまで達しているだろうか。だけど、吉笑さんが終わった時点で、吉笑の優勝だろうとは思った。最初のふたりは若さにまかせた落語という感じ。紫は面白くなかった。つる子は野暮の極み。落研みたいな落語で、観ていて恥ずかしくなる。わん丈が「星野屋」で勝負にきたのは意外だったけれども。堀井の得点、吉笑に10点、つる子、わん丈に9点、ほか上方勢3名は8点。赤江さんは、吉笑、わん丈に10点、源太、天吾に9点、女性2名は8点。鶴太郎は、吉笑、わん丈に10点、ほか4名は9点。小遊三は、吉笑に10点、源太、つる子、わん丈に9点、ほか2名に8点。文珍は、吉笑、紫、つる子、わん丈、4名に10点、ほか2名に9点。結果、吉笑が50点満点で優勝した。権太楼が体調不良のために小遊三になったようだが、権太楼みたいにシビアなことを言う審査員が誰もいないのはつまらなかった。権太楼だったら、吉笑をどう評価したろう。

 雨降りだから出かけたくなかったが、チケットの引き換えをどうしてもしなければならず、夜になってから、セブンイレブンまで行ってきた。ついでに、スーパーで買いものしてから帰ってくる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・梅宮アンナ&クラウディア親子)と、昨夜の「午前0時の森」、日曜の「おかべろ」(ゲスト・佐々木蔵之介&手塚とおる)も。「拾われた男」は第5話まで。テレビに映る漫才師の役にショウショウが。「アンタウォッチマン」は、ダウ90000の特集。日曜の「情熱大陸」はジャルジャルに密着。スコットランド公演の様子を追いかけるのだが、練習しているのかしてないのか、ジャルジャルのふたりはしっぽをつかませない。子作りと一緒だというネタ作りの様子はついに明かさなかった。エンドクレジット、プロデューサーには倉本美津留の名が。制作協力、ニンポップ。

 Spotify のポッドキャスト、「聴漫才」シーズン2のジャルジャルの漫才を聴きながら、深夜0時過ぎに眠る。

2022年1月17日月曜日

1月17日月曜日/矢沢はすぐに帰る

◇ 川崎・品川

 朝から外出するのに、早朝、もう少し眠りなおしていたら、寒いし、腰が痛いし、なかなか起きあがれなくなった。川崎に用があり、その後、生麦のほうまで移動することになり、思いがけず、ひさしぶりに母校の目の前を通ることになる。卒業以来、29年ぶりではないだろうか。ばたばたしていて、昼食は食べそびれ、夕方になり、品川でようやく食べられる。丼ぶり屋幸丼という店、通りがかるといつも混んでいるが、時間がよかったのか、覗いてみると空いていたので、初めて入ってみた。豚玉丼を食べる。790円。アレア品川のドトールに入り、ひと休み。ブレンドと、ブリオッシュショコラを食べる。コンセントがあり、助かった。スマホの充電をして、しばらく読書をする。ツイッターから、水島新司の訃報を知る。滞在時間、2時間ほど。ドトールを出て、品川から東海道線に乗り、夜遅くに帰宅した。


◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生、昨夜の「情熱大陸」を観たそうで、矢沢永吉が出るので録画しておいたが、高田先生に内容をすべてしゃべられてしまった。矢沢永吉が高田先生のひとつ下というのには改めて驚く。高田先生が歳のわりに異常に元気だと思っていたら、矢沢はそれ以上だ。来週月曜のゲストは稲川淳二だそうで、稲川淳二は高田先生のひとつ上だというから、この世代はすさまじい。12時台は、みうらじゅんがゲスト。先週のイッセー尾形に続き、みうらじゅんもこの番組では新春恒例のゲストだ。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、オープニングで、錦鯉の雅紀さんはじつは浅草木馬亭で修行をしていた時代があったのだという話をしていた。「浅草21世紀」のオーディションに受かり、その時代に中津川弦さんを知っているらしい。そのあとには、竹丸師匠のLINEが乗っ取られた話もしていた。14時台は、ランジャタイがゲスト。「M-1」と同じネタをここでも披露したが、あれだけ動きまわるネタなのに、音だけで聴いても不思議と面白いのだ。

 録画していた、昨夜の矢沢永吉の「情熱大陸」を観るが、これは高田先生の話を聴く前に観て驚きたかった。オーラと表現するのは陳腐だけれども、72歳の矢沢のこのオーラのすさまじさたるや、スーパースターと呼んで差し支えない数少ないアーティストだ。「Too 涼しい」という言語感覚のすごさ、ジョニー大倉の詞について語る矢沢も珍しければ、ライブで歌い終えると、間髪入れずにすぐに会場の裏からホテルに帰っていってしまう矢沢のすがたには興奮させられた。観客と一緒になって余韻に浸ったりしないんだ。矢沢はあくまでも与える側だ。今日の「徹子の部屋」も観ると、こちらは 80代の藤竜也がゲストだった。

 楽天マガジンで「週刊プレイボーイ」を読むと、オール巨人の連載では、「M-1」の最終決戦でオズワルドに投票したことにまだこだわっている。「漫才とは何か」と、定義することは難しいと断りながら、巨人は「話芸」と断じ、塙のオズワルドに対するコメントに同感を示している。マヂカルラブリーやランジャタイの漫才にはどうやら疑問を感じている。

 この機に、聴きそびれていた「ランジャタイのオールナイトニッポンPODCAST」を Spotify で聴いた。昨年11月の配信。オフィス北野の騒動の話を多くしていた。聴きながら、深夜0時過ぎに眠る。

2021年11月22日月曜日

11月22日月曜日/雨の日はテレビ

◇ テレビ

 朝、ブログを更新しようとするが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠りなおし、録画していた土曜の「お笑い向上委員会」を観た。「キングオブコント」のファイナリスト、空気階段、マヂカルラブリー、蛙亭、そいつどいつが登場する。それから、改めてブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のゲストにはロケット団、「ナイツ ザ・ラジオショー」のゲストには柳亭小痴楽が登場し、今日は寄席の話が多い。

 雨降りで外出するのもいやになり、家にいるとテレビが多くなる。録画していた日曜の「週刊さんまとマツコ」は、コロッケ、ホリ、ミラクルひかるが出演し、SNSでバズるものまねの特集をやっていた。この番組、ほんと、SNSの話ばっかりしている。「笑点」の演芸コーナーは、サンドウィッチマン初出演の映像が流れた。漫才ではなくコントをやっていて、いつの映像かと思えば、2007年11月だというから、「M-1」で優勝した年のその直前に出演していたのだ。大喜利では、「笑点」を作った談志師匠の没後十年ということで、「落語とは人間の業の肯定である」という言葉を引き、「落語とは」のあとのフレーズを考えるという問題があった。

 頭痛がひどく、夕方、音楽を聴きながら、2時間ほど眠る。目覚めて、ブログの更新をもうひとつ。夜になり、スーパーまで買いものに行ってきた。この時間にはもう、小雨になる。しかし、タイミングが悪かったようで、タイムセールの品はなにも売れ残っておらず、悔しいので、別のスーパーまで遠征し、1時間ほどで帰宅する。

 アマゾンプライムで映画を観ようかと思い、観たい映画を探していたが、どれも決め手に欠ける。それよりも、観たいテレビが溜まっているので、夜もひたすらテレビ。録画していた日曜の「情熱大陸」は、柄本明の特集。東京乾電池の劇団員を集めて、「あのさあ、あのう、今みたいになっちゃうとだめなんだよな。感じてるかな? 遅いんだよ。」「だから、あのう、なんていえばいいんだろうなあ。なんか柔らかくなっちゃう。」「それがどこからくるのかわからないけど、やってくる。」と、ダメ出しをする場面で、「(観客は)敵だからね。」と三度くり返し、「それをこうやって味方にしようなんて思ったら、それがもう、どこかでやってくるからね。」 と、文字にするとよくわからないが、ここはとても面白かった。演出家としての柄本明から、後半は、俳優としての柄本明に焦点は移る。明治座の稽古風景、セリフを覚えるすがたを映している。そして、本番前、「人」という字を書いて飲むすがたを映している。

 少し前に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」という番組が気になり、録画しておいた。こんな番組は今まで知らなかったが、TBSのドキュメンタリー番組で、ホームページで過去回を確認してみると、それ以前は、まあ、特に観ようとはしないだろうという内容だった。11月7日の放送は、村上春樹のドキュメンタリーだと思い、それで録画しておいたのだが、観てみると、「村上春樹ライブラリー」ができるまでのドキュメンタリーだった。村上春樹も音声で取材に答えていて、取材用にしゃべっているのだとは思うが、なんだか、ラジオでしゃべっているのと同じように聴こえる。この建築費を、柳井正が寄付していることは知らなかった。村上春樹とは早稲田の同級生になるようだ。続けて、「ドキュメンタリー「解放区」」をもう1本。つい昨日放送された回は、石破茂のドキュメンタリー。これはまるで、もうひとつの「君はなぜ総理大臣になれないのか」だ。移動中の車内で、安倍晋三について語る石破茂の、その口調が多くを物語る。とても面白かった。

2021年3月8日月曜日

3月8日月曜日/ひっくり返る

◇ 日常

 朝9時半頃に目覚め、録画してある「グッとラック!」を追っかけ再生で観る。トップの話題は緊急事態宣言延長について。昼からはラジオを聴くつもりだったが、今日は「ビバリー昼ズ」はお休み。SDGsの特番をやっていた。13時からはナイツの「ザ・ラジオショー」を。平野ノラの育休が続いていて、月曜のパートナーは、今月は三四郎が交互に出演している。今日は小宮がパートナー。ゲストは横澤夏子。ラジオを聴きながら、梱包作業をする。15時前に、いったん近所の郵便ポストまで出る。録画してあった、尾崎世界観の「情熱大陸」も観た。

 夕方、ヤマトの営業所まで。昼には小雨が降っていたが、もう止んでいた。今日はこれだけで引き返し、駅前のドトールで読書をするが、読書をしながら居眠りし、本を床に落としてしまった。拾いあげて、読書を続けていると、今度は自分が床にひっくり返る。すぐに起きあがり、椅子に座りなおしたが、あたまに衝撃がある。あたまを打ったのか、どこを打ったのかもわからなかった。今日は寝不足という感覚もなかったのに、なぜひっくり返るほど眠ってしまったのか。似たようなことはだいぶ前にもあって、ベローチェで椅子から転げ落ちたことがあったが、それ以来、ずいぶん注意はするようになっていた。からだに歪みがあるのではと思う。そのベローチェには恥ずかしくて行かなくなってしまったが、この駅前のドトールに行けなくなるとすると不便になる。当然、読書はあまりはかどらない。2時間ほど滞在し、ロピアで買いものしてから帰る。帰宅したときには夜で、Spotify で音楽を聴きながら、早々と眠ってしまった。

 Chooning になにか投稿しようと探していたら、桐島かれん「ディスコ桐島」というアルバムを見つけた。これがどうやら近田春夫プロデュース。初めて知った。深夜に目覚め、テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。震災関連の特集が多く、「サンデー毎日」にはサンドウィッチマンのインタビューが載っていた。メールをチェックすると、向井さんのメルマガ「早稲田古本村通信」が届いていた。3月2日の日記には自分の名前が出てきた。

2021年1月31日日曜日

1月31日日曜日/時短の夜

◇ 時短営業

 午後から都内に。帰りは品川になり、富士そばで〈よくばりコンボ〉というのを食べた。品川という街もあんまり居場所のない街で、すぐに横浜まで戻ってくる。品川からは東海道線を使ったが、乗換案内を検索してみると、JRのほうが京浜急行よりも10円安いのだ。京浜東北線のおそらく浜松町より北は、横浜に帰ってくるときには、逆に、品川から京浜急行に乗り換えたほうが若干安くなることを知っていたので、これはちょっと不思議だった。10円単位の差をいちいち気にするような生活である。横浜に戻ってきたときにはもう19時過ぎで、どこも時短営業だから、どこかでひと休みしていこうというわけにもいかない。カバンを買いなおそうかと迷っていて、ドン・キホーテに寄ったあと、モアーズの東急ハンズも少し覗いたが、それよりも、ビブレのブックオフに寄ればよかったと思った。


◇ テレビ

 この緊急事態宣言下では、夜はうちに帰ってテレビを観るぐらいしか過ごしようがない。録画してあった「サンジャポ」を観た。田中の代役はサバンナ高橋。「日曜サンデー」もタイムフリーで聴くと、こちらには冒頭から玉袋筋太郎が登場していた。浅草キッドの古いファンとしては、太田と玉袋の共演が嬉しくてたまらない。今週のアシスタントがちょうど外山惠理アナだったこともよかった。

 テレビをほかにもいくつか。「情熱大陸」には石橋貴明が登場。YouTube での活動が改めて注目を集めているということで、期待して観たが、新鮮に感じるような場面はあまりなかった。フレッシュな人物を扱う番組という印象があるが、去年は所ジョージも登場していた。人選がどことなく「広告批評」的にも感じられる。「ガキの使い」は年頭恒例の「山-1グランプリ」。ランジャタイ、ロングコートダディといった、すでに一定の評価を得ているコンビが登場するいっぽう、素人同然の本当にどうしようもないのも出てくる。出場の基準がいつもわからない。広音というものまねのひとなんかも素晴らしかった。YouTube では「毎週キングコング」も観てしまう。西野亮廣の動向はずっと興味の対象である。

2021年1月11日月曜日

1月11日月曜日/松元ヒロのドキュメンタリー

◇ ひとが寄ってこないやつ

 今朝の「グッとラック!」を観ると、橋下徹は大阪からのリモート出演になっていた。若林アナも別スタジオからのリモート。またこの状態に逆戻りか。

 昼間はいつもどおり、「ラジオビバリー昼ズ」を聴く。みうらじゅんがゲスト。オープニングでは、瑛人の「情熱大陸」を観た高田先生が「ひとが寄ってこないやつはだめなんだ」とずばっと言っていた。「いちばん必要ないのは努力と学歴」という言葉もぐさりとくるもので、文字起こしの難しい高田先生の口調だが、この部分を書き留めておきたくなる。

 「たくさんいろんな本読んでんだけど、やっぱりね、芸術家とか創作者、本の編集長とか、ラジオパーソナリティとか、みんなね、明るくなきゃだめなんだ。まず、明るくなきゃ、こういうときこそ。ひとが寄ってこなきゃだめなんだ。この商売ね、ひとが寄ってこないやつはだめなんだ、才能がないから。要するに、いちばん必要ないのはね、努力と学歴だって。そのとおりだよ。努力と学歴ってのはどうにもなんないんだよ。才能だから、ひとが寄ってくるってのは。愛されなきゃだめなんだよ。その点、昨日、瑛人を観てたら愛されるわ、あれ。」

 今日は成人の日の特番で、「ナイツ ザ・ラジオショー」はお休み。文化放送の「ゴールデンラジオ」をつけるが、こちらも大竹まことが不在で面白くない。祝日は休むという決まりなんだっけ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川のドン・キホーテでコピー用紙を買い、松屋で焼き牛めしを食べた。1時間ぐらいで帰ってくる。満腹で、からだが重くなった。タイムフリーで、「ラジオ寄席」の五代目小さん特集を聴きながら、しばらく横になっていた。中村メイコの「ラジオで語る昭和の話」のゲストがテリー伊藤で、この番組もひさしぶりに聴いた。

 夜はテレビを観る。「しゃべくり007」で、菅野美穂がママチャリで暴走していたのが面白かった。番組中でも言われていたが、たけしの芸風である。

 瑛人の「情熱大陸」も TVer で観てしまった。ほかの番組で密着取材されてるのも観ていたから、すでに知ることも多かったが、なにがそこまで高田先生の琴線に触れたのだろうと思いながら。 Spotify で新アルバムもチェックしてしまった。

◇ テレビで会えない芸人

 松元ヒロを追いかけたドキュメンタリー「テレビで会えない芸人」もようやく観ることができた。最初に放送されたときに録画をしそこねてしまったが、「FNSドキュメンタリー大賞」を受賞したために再放送してくれた。松元ヒロはもともとは〈笑パーティー〉というトリオで、子どものころに「お笑いスター誕生!!」で観ていたひとだ。〈笑パーティー〉の時代にやっていた芸は、パントマイムとコミックバンドである。この番組でチャンピオンになった〈笑パーティー〉と〈キャラバン〉という2組が、のちに合体して〈ザ・ニュースペーパー〉となる。「お笑いスター誕生!!」を観ていた子どもからすると、スーパーグループだったのだ。〈ザ・ニュースペーパー〉には、ドリフの付き人として知られる〈すわ親治〉もいつの間にか合流していた。そのすわ親治もこのドキュメンタリーには登場していて、すわ親治と松元ヒロが高校の同級生だということをここで初めて知った。

 漫談家としての松元ヒロはいつ観たのだろうか。記憶が定かではないが、談志ファンにとっては観る機会の多い芸人であったことはたしかだ。当初はパントマイムのネタもあり、そっちの芸が好きだったのだが、あるとき、単独ライブに行ってみたら、完全に政治ネタばかりになっていてちょっと困惑した記憶がある。ドキュメンタリーでは、談志師匠から言われた言葉を松元ヒロが語っていた。「テレビに出てる芸人は、俺はサラリーマン芸人って呼んでるんだ。テレビにクビにならないようなことしか言ってないんだ。芸人っていうのはなあ、ほかのひとが言えないことを代わりに言ってやるやつ、これを芸人って言ってたんだ。お前を、芸人と呼ぶ。」

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...