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2023年9月7日木曜日

9月7日木曜日/真打トライアル

◇ テレビ

 早朝に目が覚める。昨夜は涼しかった。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は「100万円争奪金網デスマッチ」という企画。オードリー春日、みなみかわ、あかつ、チャンス大城が挑戦する。この手の企画は嫌い。早送り。番組後半にプレゼンターとして登場したのは、なんと、田村淳だ。この番組には9年半ぶりの登場だという。淳がプレゼンしたのは「番宣CMでダウンタウンがガッツリ泣いてたら流石に視聴率爆上がり説」。スタジオで、ダウンタウンのふたりがそれぞれ泣いているかのようなカットを撮る。この番宣、目にはしていたけど、別になんとも思わなかった。

 昨夜の「あちこちオードリー」は博多華丸・大吉がゲスト。華丸大吉がたどってきた道のりがとても独特で、ここまで詳しく知ることも今までなく、大いに興味をもつ。もともとは福岡大学の落研の友だちだったふたり、それぞれの高座名は、大吉は「福々亭こまんど」、華丸は「福々亭さろん」といった。最初のコンビ名は高座名を合わせた「さろこま共同体」。NSプロダクションという事務所にスカウトされ、つけられた名前が「ヨッチャンオカチャン」「福大土木経済」。それから福岡吉本が発足し、そのタイミングで吉本所属となる。その発足時に一緒に所属したのがカンニング竹山。1989年に「吉本新喜劇やめよっカナ?キャンペーン」というのがあり、それがここにつながってくるんだな。そのキャンペーンであぶれた座員たちが博多温泉劇場で公演を行い、華丸大吉はそこに住み込みで裏方をやりながら出番ももらっていた、そこがデビューとなるわけだ。1991年には「どっちもどっち博多っ子倶楽部」という福岡ローカルの番組があり、竹山が司会に抜擢されるが、2、3回の収録後に竹山は失踪する。吉本は竹山と華丸をコンビにするつもりで、大吉はその番組でフロアディレクターをやっていたのだが、竹丸の穴を華丸大吉で埋めることになり、そのあとに始まった村上ショージ司会の番組「Doの夜はとことん」という番組では雛壇に座る。この番組が当たり、のちに村上ショージが抜け、華丸大吉がメインになった「とことんサンデー」という番組が大人気になった。それがデビュー2年目、21、22歳頃。しかし、それ以上に人気だったのがおタコプーだったという。1997年、「電波少年」がブームだったころに、「とことんサンデー」では大吉が1年間アメリカに行く企画を番組スタッフと進め、生放送で発表するが、福岡吉本の所長と番組の関係が悪く、所長が番組に怒鳴り込み、番組の枠が消滅することに。アメリカには吉本が行かせてやるという話になり、自宅で待機するが、吉本からはなんの音沙汰もなく、大吉はそのまま1年間休業するはめになる。結局、インドに40日間ぐらい行ってきてから復帰したというのだが、大吉はそのひまな時期に漫才のネタを書いていた。華丸はそのあいだ、FMのDJをやっていた。1999年からは「爆笑オンエアバトル」が始まる。福岡吉本の6年下の後輩、ヒロシのブレイクに刺激され、東京進出。2005年、華丸の児玉清のものまねが「細かすぎて」でブレイクし、翌年には「R-1」で優勝するのだが、このものまねはFMのDJ期に生まれていたというのだから、いったいなにが幸いするか。

 火曜に放送された「アンタウォッチマン!」は、とにかく明るい安村の特集。元はアームストロングというコンビだったが、このコンビが2000年結成なんだ。2007年の「M-1」の敗者復活戦は、アームストロングのつぎがサンドウィッチマンという順番だった。重い空気のなか、その空気を打ち破るようにウケたのがアームストロング。それがあったからサンドウィッチマンがウケたというわけか。もし順序が逆だったら、アームストロングが勝ちあがっていた可能性もあっただろうか。



◇ 六本木

 朝から都内に。昼には六本木のほうに移動し、交差点から芋洗坂を下っていくと、現場作業員風の兄ちゃんたちが、休憩時間にサイファーをやっていた。六本木はすごいな。蔦屋書店の手前からテレビ朝日の前にあがり、六本木ヒルズのほうに昇り、また交差点に戻ってきた。珉珉という店に入り、週替わりランチの牛バラ肉のトーチー炒めを食べた。800円。









◇ 渋谷・下北沢

 渋谷に出て、センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。階段の百均から、2冊買う。松濤のベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら、しばらく眠る。読書もするが、あまり集中できない。冷房が寒い。それから、井の頭線に乗り、下北沢に移動。時間に余裕あり。ほん吉に寄り、外の棚から110円の文庫本を2冊買う。古書明日にも行ってみるが、こちらは休みだった。




◇ 落語会

 北沢タウンホールにて、今月も立川らく兵さんの真打トライアルの会を。当日精算、2500円。19時開演、前半が「らくだ」、仲入りを挟み、後半は「文七元結」。最後に志らく師匠の講評。「らくだ」はかなり面白いと思ったのだが、師匠はややきびしめだった。しかし、まったく心配していなかったが、無事に真打昇進決定となる。よかった。前日にらく兵さんとDMのやりとりをしていて、まあ、大きなお世話かと思いながらもちょっと提案をしていたのだが、やっぱり、それは果たされなかった。披露目までにどれだけ盛りあげられるかのほうを心配している。

 帰宅前に雨に降られた。昨日は傘をもっていたのに降られず、今日は傘をもっていない。濡れながら帰る。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、元高見山の渡辺大五郎がゲスト。そして、今日の「ニュース7」を観ると、ジャニーズ事務所の会見を扱っている。帰りの電車内で、SNSから情報は目にしていた。望月衣塑子の質問がひどかったようだが、このひともまたトラブルの多いひとだ。会見には、藤島ジュリー景子、東山紀之、井ノ原快彦が出席。藤島ジュリーは社長を辞任、東山が社長に就任し、年内で引退するという。しかし、このニュースでは見出し程度の映像しか流してくれなかった。深夜2時前に眠る。

2023年9月3日日曜日

9月3日日曜日/夜の堀之内

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた「ボクらの時代」を観る。吉永小百合、大泉洋、YOUという顔合わせは、山田洋次の新作で共演した3人。撮影時の山田洋次監督の話はもちろん、市川崑の名も出る。YOUに印象に残った共演者を訊かれると、吉永小百合は松田優作の名をあげた。1983年のことだろうか、野坂昭如が選挙に出たときに、応援しなきゃと思って新潟まで応援演説に行ったら、松田優作がそれを知り、本読みの日に「素晴らしいです!」と言って握手を求めてきたという。それがきっかけでお互いに気持ちが通い合ったという話だった。この話は知らなかったな。その時代には知られていた話なのだろうか。

 タイムフリーで、昨日途中まで聴いた友近の「シン・ラジオ」の続きを聴くと、この日はYOUがゲストだったが、ちゃらんぽらん冨好さんが放送前の「ボクらの時代」にちょうど興味を示していた。ここでもやはり、吉永小百合や山田洋次の話をしていた。



◇ 川崎

 午後から外出。川崎まで。東口の地下街、アゼリアで昼食にしようかと思っていたが、日曜は混んでいるし、そもそも安い店がない。モアーズの地下に入ると、ここには香蘭という店があり、この店で、おすすめ定食のキクラゲと玉子豚肉炒めを食べた。600円。アゼリアよりも空いているし、安い。川崎競馬場の近くまで用があり、帰りは夜になる。せっかくだから、川崎駅に戻る前に堀之内を歩いてみたが、日曜の夜だからかずいぶんひっそりとしていて、たいして面白みがない。わざわざ歩いてみたくせに、かえって気がすさんだ。西口に移動し、ミューザ川崎のマクドナルドに入り、ひと休み。スマホの充電をして、少し読書をしてから帰る。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内で、中野翠「ほいきた、トシヨリ生活」を読み終えた。2022年刊、文春文庫。親本は2019年刊。中野翠は1946年生まれ、刊行時は73歳か。うちの母親と世代が近いから、こういう本はちょっと気になるのである。とはいえ、そこは中野翠だから、映画の話も多いし、婆さんのファッションについても楽しく書いている。ペーソスのほうにもいかないし、達観もしていない。ミーハーなままで年寄りになるのも悪くないなと思わされる。

 帰宅前に雨に降られる。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」を観ると、冒頭から、ジャニーズの問題にたっぷりと時間を割いていた。バスケの話題があり、そのあとは、プリゴジン死亡報道の続報。ウクライナ側の情報を知る人物として、なぜかここに鈴木エイトがVTR出演した。カメラが部屋に通されると、妻の友人の娘だというプロバレエダンサーの井手夢子さんというひとが登場し、このひとはウクライナのバレエ団に在籍していたという。スタジオでは中村逸郎が解説をする。そのあとには、杉村太蔵と肉乃小路ニクヨの「サンジャポ不動産」という新企画があったが、これは早送りした。

 今日の「笑点」は、冒頭で、先週の「24時間テレビ」で発表された木久扇師匠の卒業について改めて報告があった。秋田収録、演芸はとにかく明るい安村。この芸は歌丸師匠だったら許さなかったんじゃないか。深夜1時頃に眠る。

2023年7月10日月曜日

7月10日月曜日/爆発事故の現場から



◇ 新橋・赤坂見附

 朝から都内に。新橋に出る用があり、せっかくだから、先日の爆発事故の現場を見物に寄っていく。昼は赤坂見附のほうに移動。ひさしぶりに中国茶房8に入り、ランチメニュー、Aセットの三色かけ飯を食べた。550円。システムを忘れていて、サラダとスープを自分でとってきてしまったが、自分でとらなくても1杯ずつはもともとついてくるんだっけ。杏仁豆腐も山盛りでいただき、満腹になる。



 帰りは赤坂見附から銀座線、渋谷に寄り、まんだらけの階段の百均から雑誌を1冊だけ、表紙に誰かのサインが入っている「Kamipro」を買っていく。電車が空いてるうちに横浜に戻ってしまおうと、東横線に乗るが、車内が涼しく、熟睡していたら元町・中華街まで寝過ごしてしまう。戻るときにもまた眠り、白楽からまた横浜に戻ってきた。東口のドトールに入り、ひと休み。地下の席は冷房がぬるかった。しばらく読書をして、ビブレのブックオフに寄ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・佐良直美&安奈淳)を観て、それから、放送中の「ニュース7」を追っかけ再生で観てしまう。

 昨夜の「まつも to なかい」は、今週は柄本明と古田新太がゲストだと思って楽しみにしていたのだが、今週は2部構成になっていて、前半には、とにかく明るい安村、ゆりやんレトリィバァが登場した。「ゴット・タレント」に出演したふたり。ゆりやんが出演して話題になったのは4年前だが、そのあとに2回応募して落されているとは知らなかった。バンクシーになりすまし、ウンコの絵を描いたら「ユニーク!」と言われて落とされたって。番組後半になり、いよいよ柄本明と古田新太という顔合わせ。まず先に柄本明が登場し、あとから古田新太が登場。このふたり、共演がないというのが意外だ。古田新太はこの日は舞台に出演したあと、焼酎を3杯飲んでからこの収録にやってきた。柄本明は古田について、「なんかな、古い芝居するひとだなあと思った。」「わりと大きいケレン味のあるねえ。ケレン味なんて、今、言葉使わないのかね。ケレン味ってのはなんだろうなあ。まあ、臭いっていうこととはちょっと違う。うん、だからいい意味での臭いみたいな。」 古田新太が、柄本、松本に、子どもとどんな話をしてるのかと訊くと、松本は13歳の娘とお笑いの話をしているんだそうで、ここはへええと思うところだった。柄本家は正月は奥田家と集まり、「爆笑ヒットパレード」を観ているという。そして、話題は柄本明と志村けんの関係について。柄本明から語られた、志村と初共演した「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」のエピソードがとても面白かった。松本は志村と、どんな会議をしてるのかを話し合っていたそうで、柄本もそのネタ作りの会議に参加したことがあり、その描写も興味深いものだった。古田新太からは演出家を経験した話もあり、ここは濃い内容の会話だった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。「文藝春秋」で、代表的な日本人をあげるという企画があったそうで、高田先生があげた5人は、青島幸男、黒澤明、森繁久彌、古今亭志ん朝、沢田研二。談志、たけしは入れなかった。しかし、これが高田先生の本来の趣味なのだろう。12時台ゲストはモロ師岡。ヴェンダースの映画にあがた森魚と一緒に出てるんだって。

 Spotify で、松尾潔のポッドキャストを聴こうとするが、まだ更新されていない。いつも毎週2本更新されるうち、1本は更新されてるのだけど。

 スレッズは5日経ち、ちょっと落ち着いてきたか、新しいアカウントは見かけなくなってきた。いちばん最初にフォローしたウディ・アレンのオフィシャルアカウントはなくなってしまったのか。なぜだろう。インスタのアカウントはまだあるからいいんだけど、理由が気になる。

2023年6月15日木曜日

6月15日木曜日/複雑化する乗り換え

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、ひさびさに観た芸能人のキャラが3倍増しになっているというドッキリ企画があり、まず、3倍増しにゆっくりしゃべる渡部陽一がジェラードンをだます。続いては、ダンカンが3倍増しに虎キチになっているというもので、これは予告を観た段階から怖いと思った。ダンカンが箱根を案内するというニセのロケ番組に、岡野陽一、ザ・マミィ酒井、登坂絵莉が出演するという設定。そのロケにはダンカンの息子の虎太郎が同行し、収録中に、逐一、阪神の試合展開をダンカンに知らせ、ダンカンはみるみる不機嫌になっていく。このダンカンの恐ろしさは実際にそうじゃないかと思わせる。しかし、このドッキリ、岡野と酒井だけなら面白かったかもしれないが、登坂絵莉というひとはよく知らないのだが、このひとがいることで本当に心配になってしまう。ロケの信憑性のために入れられたんだろうか。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、堀内健とゆうちゃみがゲスト。ゆうちゃみはじつは勉強が得意で、歴史に強く、新聞を読んでいるというのは意外性があった。いやいや、さすが、みんな伊達に売れっ子なわけじゃないんだ。若林からはネプチューンの記憶が語られ、ネプチューンが売れてから、ホリケンと名倉潤のふたりが「東京笑い者」というライブで漫才をやったことがあったという。若林が「すべる」ではなく「はずす」という言葉を使っていた。爆笑問題も「はずす」という言葉をよく使っていて、関東はもともと、「すべる」ことを「はずす」と言うはずだが、オードリーの世代でもまだ使われているんだな。

 家を出るまで、文化放送の「おとなりさん」をつけていた。よく聴いていると、高山一実がどうやら休みで、オテンキのりが代打を務めている。ゲストはかが屋。

◇ 新橋

 午前中から都内に。だんだん暑くなってきて、服装に迷う。横浜から東横線に乗り、武蔵小杉から目黒線に乗り換え、あとは南北線直通だから乗り換えなしだと思っていたら、気がついたらどうも停車駅が変だ。読書に没頭していてすぐに気がつかなかったが、乗っていた電車は三田線直通だった。南北線は白金高輪で乗り換えねばならなかったのだ。いや、ここ数年、やたらといろんな路線がつながり、乗り換えがどんどん複雑になっている。これだけ長距離を走らせることになると、どこどこ行きって、終点だけ表示されてもどこに向かってるのかわからないんだよ。終点まで乗ることなんかないんだから。

 まず、市ヶ谷のほうまで用があり、それから、日比谷のほうに移動する。昼過ぎから雨がぽつぽつ降り始め、止む気配がなく、次第に強くなる。日比谷シティの地下、ダイソーに寄り、550円のビニール傘を買った。新橋まで歩き、夕方に遅めの昼食。飲み屋街のほうに進み、天下一という店に初めて入った。いつも混んでいる印象があったが、たまたま空いていたから入ってしまおうと思った。スタミナ炒め定食を食べる。970円。もともとはなんの店だったのか、水商売の店のようなソファーの椅子が並ぶ。値段はけして安くないが、様子がわかったからまた利用してみよう。


◇ 読書

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。マヒトゥ・ザ・ピーポー「銀河で一番静かな革命」を読み終えた。2019年刊、幻冬舎。マヒトゥ・ザ・ピーポーの書き下ろしデビュー小説。マヒトゥ・ザ・ピーポーというひとに関心があったから読んでみたくなったのだが、行きの電車で読み始め、一日で読み終えたものの、最後まであまり惹かれないまま読み終えてしまった。帯には、吉本ばなな、後藤正文、植本一子、又吉直樹のコメントが並ぶが、こういうのは人望があるんだなと思うだけで、あんまり信用できないんだよな。

 新橋から東海道線で横浜に戻り、西口のドン・キホーテでカバンを買っていく。持ち帰るためのビニール袋も買ったら、4400円ぴったり。今、使っているカバンは、ファスナーが壊れてしまい、ファスナー以外は丈夫だから悔しいのだが、ファスナーが閉まらないのは不便だ。2年と数ヶ月の付き合いだった。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は生島ヒロシがゲスト。9年ぶりの出演。TBSラジオの朝の番組はときどき聴いていて、身近に感じている部分もあるひとだが、震災で妹さんを亡くしていることを知らなかった。気仙沼の出身ということすらここで初めて知った。

 先週土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」には、とにかく明るい安村、チェリー吉武、ヤジマリーが登場。安村は「ブリテンズ・ゴット・タレント」で活躍後、初めての出演だが、この番組では以前から安村の新ネタを観ることができていた。チェリー吉武の、大声でシャボン玉を割る芸の発展形、大声でタンポポの綿毛を吹き飛ばす芸に、野田クリスタルが挑戦し、これがすこぶるくだらない。チェリー吉武もヤジマリーも、この番組だけでは異様な面白さを発揮している。

 ラジオを聴きながら、ブログを更新しようとするが、眠気がひどくなり、あたまがまわらない。Spotify からニューリリースのチェックをすると、新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」の「THE FIRST TAKE」バージョンの配信が始まっていた。深夜0時過ぎに眠る。


2023年6月12日月曜日

6月12日月曜日/注文しろ


◇ 新御茶ノ水

 昨夜は何度も目覚め、よく眠れなかったのに今朝は不思議と眠くならない。朝から都内に。雨降り。パーカーを着ていく。昼食は新御茶ノ水駅の近く、裏に入ったところに易福菜館という店を見つけ、ホイコーロー定食を食べた。680円。マクドナルドに入り、ひと休み。混んでいる時間帯だとは思ったが、両隣りの客はなにも注文している様子がなく、スマホの充電だけしていた。夕方には横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄ると、今日はやけにいい本がごろごろと見つかる。110円の文庫本を12冊、220円の単行本を4冊買い、カバンがぱんぱんになった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山本譲二)を観て、それから、昨日に観そびれた「ワイドナショー」を観る。今田耕司、アンガールズ田中、EXIT兼近、柴田亜美というメンバー。とにかく明るい安村が「ブリテンズ・ゴット・タレント」の決勝に進出し、再びスタジオに登場。そのあとには、笑い飯哲夫の学習塾の特集があった。この塾は、以前、「刺さルール」でも紹介されていた。入塾を断ったことは今まであまりないというのだが、哲夫「ひとりだけいてはったんですけど、これあの、ちゃらんぽらん冨好さんの息子さんだけ断らせてもうたんです。」「年齢がハタチやったんで。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、遅刻したマシンガンズへの小言。それから、明治座の水谷千重子の公演についてもしゃべっていた。そして、12時台のゲストはマシンガンズ。番組内ですでに語られていたとおり、金曜チームにより、すでに収録済み。西堀が遅刻し、滝沢だけが出演する状態で始まった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の梅沢富美男の連載では猿之助について語られていた。兄・武生と段四郎が仲がよく、猿之助は小さいころから梅沢劇団をよく観にきていて、出演したこともあるのだ。

2023年5月7日日曜日

5月7日日曜日/雨のみなとみらい

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「新しいカギ」にはオリエンタルラジオがついにふたりそろって出演した。1月に放送された企画の続編にあたるのか、「東京十期會」として、はんにゃ金田、フルーツポンチ、インポッシブルと一緒に、レギュラーメンバーとゲーム対決する企画なのだが、なんのパロディをやっているのか元ネタを知らない。後半には「ゴリ部と松道」という企画があり、これは「SLAM DUNK」だとかろうじてわかる。実際の高校を訪ね、ハナコ岡部とチョコプラ松尾のコンビが高校生とバスケ対決をするのだが、「新しいカギ」のメンバーが登場したときの高校生たちの歓声がエモさ満点でたまらなかった。なかやまきんに君も登場し、きんに君も十代に人気があった。

 今朝の「NHK短歌」は5月の第1週。毎月第1週、第2週は、ヒコロヒーが司会を担当し、第1週には川野里子という歌人が選者を務める。内藤秀一郎、深尾あむの短歌を、川野先生が添削するコーナーが面白い。文語と口語の違いを解説し、文語にどんな効果があるのかということなど、こんな番組を観なければわからなかった。

 昨夜の「ものまね紅白歌合戦」も、ざっと早送りで観ていく。「ご本人はどっち?」という新企画があり、本人とものまねの声を交互に聴かせ、どちらが本人かを当てる。新田恵利とミラクルひかる、立木文彦とMr.シャチホコ、小野正利とビューティーこくぶ、山田邦子とみはるという組み合わせ。そういえば、山田邦子はテレビ東京のものまね番組の司会をしていて、そこに出演していたのがみはるなのだ。なるべく本人になりすますという企画なのに、ミラクルひかるの新田恵利のものまねがばつぐんに可笑しい。あるいは、「ものまねカラオケ100点チャレンジ」という企画にもミラクルひかるは工藤静香のものまねで挑戦し、これもカラオケの高得点を目指す企画であり、上手く歌うことが条件であるのに、ミラクルひかるは可笑しい。この企画には荒牧陽子は MISIA で挑戦し、ひたすら上手く、本人に近づけるというものまねで、笑うところはない。栗田貫一は郷ひろみで挑戦したが、別のコーナーでは河野太郎のものまねもやっていて、上手いものまねも可笑しいものまねもどちらもできる。ただし、ミラクルひかるのように、ふざけながら上手いというものではないんだ。

◇ みなとみらい

 午後になってから外出する。今日は朝から雨降り。横浜駅の星のうどんに寄り、豚角煮丼と冷やしうどんのセットを食べていく。690円。東口、ルミネ地下の有隣堂を少し覗き、ポルタ、日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。風はさほど強くないからまだよかったが、それでも、ズボンのひざから下はたちまちびしょ濡れになるような雨だ。100円ショップに寄る必要があり、検索すると、アンパンマンミュージアムの先、オーケーが入っている建物にキャンドゥがあることがわかった。この通りを歩くことはよくあるのだが、この建物にはなぜか今まで入ったことがなかった。オーケーは2階にあり、キャンドゥは3階にある。3階にはけっこうな広さの休憩スペースみたいなものがあった。ランドマークプラザのマクドナルドに入り、少し読書をしていく。夜になると、雨はやや小降りになった。



◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。先週は「ワイドナショー」に出演していたとにかく明るい安村が、今朝は「サンデージャポン」に出演していた。まずは、鈴木エイトによる韓国の合同結婚式の取材、それから、中村逸郎が登場し、ロシアの最新情報を伝える。そのあとに、チャールズ国王の戴冠式の話題から、イギリスつながりで、とにかく明るい安村の話題が扱われた。安村は大谷翔平の話題でも、甲子園出場経験として解説をやらされる。

 今日の「週刊さんまとマツコ」は、さらば青春の光の個人事務所の儲けのカラクリの特集。2週にわたってやっていたのだが、先週は観逃してしまった。今日の「笑点」のオープニングは、3年ぶりに昇太師匠が客席の真ん中に座った。演芸はU字工事。

 タイムフリーで、聴きそびれていた月曜の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台は宅間孝行がゲスト。「タクラボ」という新プロジェクトの新作公演は宗教をテーマにしていて、鈴木エイトに脚本をチェックしてもらったという。そのほか、実家のステーキ屋に山下達郎と竹内まりやがよくきていたという話があり、そこから、高田先生が山下達郎のライブの楽屋に大瀧詠一と一緒に遊びに行った話にもなった。

2023年4月30日日曜日

4月30日日曜日/カツ丼・うちに帰る

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」にて、とにかく明るい安村が「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演した映像をここで初めて確認した。

 録りためてあった「NHK短歌」をようやく観る。といっても、初回を録りそこねてしまい、録画していたのは2回目から。新司会者にヒコロヒーが就任。どうもテンションが危なっかしく感じられる。この回には大久保佳代子も出演。選者は歌人の山崎聡子というひとが務める。続けて、第3回の放送を観ると、尾崎世界観が司会をしている。第1週、第2週はヒコロヒーが、第3週、第4週は尾崎世界観が司会ということらしい。まあ、ヒコロヒーの日だけ観ればいいかなと思い、尾崎世界観の回は観ないで消去する。そして、今朝に放送された第5回を観ると、これ、初回の再放送だった。今月は5週あるから、いきなりイレギュラーで、最後の週は再放送になったのか。初回と2回目とではまた違う内容のことをやっていて、どうやら、週ごとに企画内容が違うんだな。この番組自体は古くからやっているのだと思うのだけど、この種の教養講座番組をきちんと観ることもなかなかないから、もう少し観てみないと調子がつかめない。

 タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、ニュース解説に御田寺圭というひとが出演していた。このひとをよく知らなかったのだが、ウィキペディアを見ると、白饅頭というのがこのひとかとわかった。白饅頭という名前はときどき見かけるが、リベラル批判という立場の論客のようだ。このタイミングはたまたまなのだが、田村淳の炎上をここで話題にする。ツイッターでは安倍晋三とのツーショット写真が拡散されているそうなのだが、だけど、淳が言うように、この番組では安倍晋三だけでなく、山本太郎とも小川淳也とも蓮舫とも志位和夫とも写真を撮っているのだ。淳は「僕、「桜を見る会」を断ってる人間ですからね。」とも言っていた。

 先週の「安住紳一郎の日曜天国」も、みうらじゅんがゲストの部分を、これはオンタイムでも少し聴いていたが、聴きなおしておきたかった。所沢で開催されている「みうらじゅんFES」は、改めて確認したら5月7日までか。行こうかどうしようか迷っていたが、あとはゴールデンウィークの混雑のなかしかないとなると躊躇してしまうなあ。

 13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。今日は外山さんの出演回。14時台ゲストは小倉一郎。聴きながら、少し眠ってしまった。

 夕方に外出。まず、かつやに寄り、カツ丼を食べた。ドトールで読書をするつもりでいたが、混んでいたので気が萎えた。うちに帰ってから読書すればいいかと思いなおし、買いものをして、1時間ぐらいで帰ってくる。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、今田耕司、立川志らく、バカリズム、眞鍋かをりというメンバー。とにかく明るい安村がスタジオに出演し、「ブリテンズ・ゴット・タレント」の裏話を語る。出演した芸人は安村だけでなく、市川こいくちという屁のパフォーマンスをする芸人も出演していたというのはここで初めて知った。そして、スタジオでも安村はネタを披露する。イギリスとのギャップに爆笑。そのあとのコーナーでは「スーパーマリオ」の映画の話題があり、赤ペン瀧川が解説に登場した。数週前の国山ハセンしかり、「グッとラック!」出演者がなぜかこの番組にはよく登場する。さらに、赤ペン瀧川によるゴールデンウィークのおすすめ映画の紹介があり、「聖闘士星矢」の紹介中に安村の名を出したら、安村が再びスタジオに戻ってきた。今週は重いニュースもなく、バラエティ度が高いメンバーで面白かった。

 今朝の「サンデージャポン」も観ると、こちらはまずは大谷翔平の話題から。大谷のあとは旧統一教会の話題を扱い、鈴木エイトが登場する。「TVタックル」も観ると、こちらも野球の話題で、大谷翔平と佐々木朗希を特集する。長嶋一茂、岡島秀樹のほか、眞鍋かをりがこの番組にも出ていた。「笑点」は演芸コーナーにねづっちが出演。大喜利では、一之輔さんの着物の色がついに決定し、初公開された。落ち着いた色の濃紺で、一之輔さんに似合っていてよかった。

 テレビ神奈川の放送を録画している「太田上田」も2週分、又吉直樹がゲストの前後編をまとめて観た。太田は小説を出し、上田は古田との対談本を出したというタイミング。太田と又吉から小説の話を聴きたかったが、上田がいるからそうはならない。普通のトークが聴きたいのに、視聴者からの悩み相談のコーナーが余計だった。

 夜になり、部屋で読書をする。埴谷雄高・北杜夫「さびしい文学者の時代」を読み終えた。2009年刊、中公文庫。親本は1982年刊、初出は同年の「海」。その当時の編集長だった宮田毬栄が解説を書いている。この解説によると、対談時の北杜夫は重症の鬱病だったようで、北杜夫を元気づけようとして、埴谷雄高が饒舌にしゃべりまくっている。酒を飲みながらの対談は、北杜夫の「輝ける碧き空の下で」を出発点に、躁鬱病の話から、最後はえんえんと宇宙の話をしている。

 夜、ブログの更新をようやくひとつ。やけに時間がかかってしまった。パンを食べたら、腹が痛くなり、ポッドキャストを聴きながら、深夜1時前に眠る。

2022年11月7日月曜日

11月7日月曜日/さんまとテレビ70年史

◇ ラジオ・雑誌

 朝早くにいったん目覚めた記憶はあるが、起きあがるまでにだいぶ時間がかかる。まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の12時台のゲストはU字工事。東京太師匠の「東」の名は、当時の東京都知事の東龍太郎からもらったものだというのは高田先生も知らない話だった。所属事務所の芸人が少なく、やる気のあるひと募集といったら、柳家松太郎が入りたがって困っているという話も。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、とにかく明るい安村がゲスト。ルミネの出番の合間、楽屋に話し相手のいない安村は、高島屋でフィナンシェを買ってきて、線路が見えるベンチに座って2時間かけて食べているという。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊ポスト」の鈴木エイトが選ぶ「統一教会「除染」閣僚名簿」という記事が面白い。統一教会批判の記事のなかでも、珍しく、建設的なことを書いている。たけしの連載では、仲本工事について語っている。「ただ、そういう話は別にして腹が立ったのは今回のマスコミの報道だよ。仮にもテレビの世界である一時期〝頂点〟に上りつめた人が亡くなったっていうのに、なんで静かに見送ってやれないんだっての。やれカミサンがおづとか、葬式の様子がどうとか余計な話ばかりでさ。オイラは仲本さんのカミサンがどんな人かなんて知らないよ。でも普通に考えて遺族に対して失礼だし、他人には関係ないじゃないかってね。これまで笑わせてもらったことへの「感謝」を示す追悼記事や番組なら分かるけど、マイナスな話ばかり出てくるんで、オイラも同じ芸人として可哀想に思っちゃったよ。」「オイラはこれまで「芸人はのたれ死ぬのが最高だ」と言ってきたけど、最近は少し考え方が変わってきたんだよ。オイラたちが若いころの芸人ってのは、本当に好き勝手やっていた。漫才やコントだってタブーも気にせず毒を吐いたし、「コンプライアンス」なんて言葉もない時代だから、新しくて面白い番組がやれたんだよな。それが、最近は色んなことに寛容じゃない時代になってきちゃった。昔みたいに芸人は世間様とは違って好きなことだけやってりゃいい――なんてお気楽な仕事じゃなくなってきて、若手芸人なんかはしがらみやプレッシャーを感じる機会も多いと思うぜ。そう考えると、オイラも最期くらいは静かに見送られたいと思うこともあってさ。」

 「週刊現代」を読むと、佐藤優の「名著、再び」という連載で、ひろゆきの「99%はバイアス」を紹介しているのでちょっと驚いた。「ひろゆき(西村博之)氏は、日本の世論に無視できない影響を与えている思想家だ。」と、冒頭からいきなりすごい評価だ。知識人で、ひろゆきをこんなに積極的に評価しているひとってほかにいるんだろうか。「熱討スタジアム」の欄は「映画『家族ゲーム』を語ろう」。宮川一朗太、金子修介、速水健朗の鼎談があり、これも読んだ。

◇ テレビ

 午後にまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日は「徹子の部屋」は傑作選。「かわいい孫自慢」という特集で、松本白鸚、高橋恵子、林家木久扇、ジェリー藤尾の過去の出演回の映像が流れる。木久扇の回で、徹子さん、子どものころにスパイになりたかったという話をここでも語っていた。

 土曜の「さんまのお笑い向上委員会」は、ジャングルポケットを中心にした前週のメンバーに、とにかく明るい安村、なかやまきんに君、チャンス大城が加わる。きんに君の好調ぶりもすごいのだが、今のとにかく明るい安村もどうかしている面白さだ。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」でやっていた安村の「ひとり二人羽織」をここで観ることができた。

 土曜に放送された「世界一受けたい授業」の特番も、さんまが出演するというので録画しておいた。この番組をまともに観るのもずいぶんひさしぶりだ。さんまと学ぶ「テレビ70年史」という授業で、テレビ史とはいうものの、ここでたどられるのはおおむね日本テレビの歴史だ。日本テレビでは、1953年放送「ほろにがショー」という番組が初のバラエティ番組なんだそうで、その後、「バラエティー」という言葉を広めたのは井原高忠だと解説される。1958年放送開始「光子の窓」、1961年放送開始「シャボン玉ホリデー」、1969年放送開始「ゲバゲバ90分」に触れられ、齋藤太朗がVTR出演した。1973年放送開始「木曜スペシャル」に触れた箇所では、オリバー君と共演する29歳の堺正章の映像が出た。1969年放送開始「紅白歌のベストテン」にて、堺正章とさんまが初共演する映像が流れる。スタジオには解説役に、同志社大の影山貴彦という教授が登場する。聞いたこともないひとだったが、さんまの「ヤングタウン」のプロデューサーでもあったという人物。1978年放送開始「24時間テレビ」にも当然触れられ、それから、クイズ番組の歴史に移り、1954年放送開始「シルエットクイズ」から、1977年放送開始「アメリカ横断ウルトラクイズ」、この流れで紹介されるのも変なのだが、1989年放送開始「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」に触れられる。このあたり、前後するが、1970年放送開始「元祖!どっきりカメラ」では、玉川良一の逆ドッキリの映像が出た。1985年放送開始「元気が出るテレビ」では、「ダンス甲子園」の山本太郎や、「お笑い甲子園」の劇団ひとりの映像が出され、テリー伊藤がVTR出演し、離れた場所からモニタリングするスタイル(「ねるとん紅鯨団」だろうか。)はテリー伊藤が初との解説が入った。いろんな初モノが紹介されるのだが、1992年放送開始「進め!電波少年」では、家庭用カメラを使用したのが初。1994年放送開始「恋のから騒ぎ」では、1対20のトーク形式、メンバー総入れ替えの形式が初とされていた。ここでは菅賢治がVTR出演したが、菅賢治はずいぶん老けてしまったなあ。そういえば、「テレビ70年史」とはいうものの、この歴史にダウンタウンは登場しなかった。こうして観てみると、さんまは日本テレビのバラエティ史のなかではけして中心にはいない。1981年放送「オールスター紅白大運動会」のリレーで、さんまが田原俊彦に勝ってしまった映像も出たが、これだけはフジテレビの映像だった。もちろん、テレビ史はバラエティだけではなく、スポーツ中継の歴史もざっとたどられるが、これは中継技術の進歩の歴史でもあった。1953年、開局翌日から野球中継を開始していたというからその歴史は古い。そして、ドラマの歴史に移るのだが、同じく1953年、日本テレビは開局3日後からドラマを放送していたという。このドラマのパートに伊東四朗がVTR出演したのだが、むしろ、伊東四朗こそ、日本テレビのバラエティの黄金時代を知る生き証人のような存在だろう。1957年放送開始「ダイヤル110番」は、実際に起きた事件をもとにしたドラマ。「ひゃくとおばん」という読みかたが定着したのはこのドラマがきっかけだったというのは知らなかった。1972年放送開始「太陽にほえろ!」では、警察用語を一般に広めたという。この流れで、堺正章が主演する「西遊記」(1978年放送開始。堺正章、32歳。)と、さんまが主演する「男女7人夏物語」(1986年放送開始。さんま、31歳)の映像も出される。「男女7人」はTBSだが、「秋物語」での、有名な散髪事件の場面もわざわざ流された。VTRではトレンディドラマの元祖と紹介されるが、スタジオではさんまからより正確な解説があり、こういうドラマをやりたいと思ったフジテレビがトレンディドラマという名前をつけた、そのきっかけになったというのは事実、というさんま特有の言いまわしがされる。続いては、報道・情報番組の歴史。1959年には、いわゆる「ご成婚パレード」があり、これがテレビの普及率を倍増させた出来事とされる。1979年放送開始「ズームイン!!朝!」も画期的な番組で、全国中継リレーはこの番組が初、朝に情報番組を始めたのも日本テレビが初とのこと。ここにも齋藤太朗がVTR出演していたが、立ち上げたスタッフはバラエティ史ともつながっているのだ。「ズームイン!!朝!」の大阪からの中継で、野球の形態模写を披露したさんまの映像も出される。スタジオにはウイッキーさんも登場。このコーナーの最後にはドラマチックな話題が用意され、1991年「世界陸上」では、陸上中継のノウハウが日本テレビにはなかったために、NHKの日本陸上競技選手権大会の中継を日本テレビが手伝い、そこで教わったという。1988年には、チョモランマ山頂から世界初の生中継があり、その裏側のドラマでこのテレビ史は締められたが、当時、中学生だった自分はこの放送を観た記憶がないのだが、大きなニュースになっていたことはなんとなく覚えている。この日の「世界一受けたい授業」は2時間の特番だったが、さんまの出演部分は1時間15分で終わった。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングでは、ノラさん出演の「セブンルール」を話題にしていた。ナイツもインタビューされていたのに全カットだったようだ。それから、池袋演芸場で漫才をしていたら客席から写真を撮ろうとしているおばさんがいて、テンポの早い漫才を試していたから途中でいじれなかったのだが、そのおばさんにはどうも見覚えがあり、漫才をしながら考えていたら、そのおばさんはどうやら木下富美子議員だと気がついた話。14時台は、ラブレターズがゲスト。ASH&Dに新タレント、シンボルタワー、十九人という2組が所属になったというので、ホームページを確認してみると、この2組と同時に、せきしろも9月から所属になっているのだな。夙川アトムが7月に退所になっていたこともついでに初めて知った。ムロツヨシは4月からASH&Aという新事務所に移籍になっている。

 夜、ブログの更新をもうひとつ。ツイッターから、酒井くにおの訃報を知る。アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」の続きを観て、ポッドキャストを聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2022年9月5日月曜日

9月5日月曜日/誰もいない列にいる

◇ テレビ

 深夜から眠らず、早朝、録画していた土曜の「お笑い向上委員会」をようやく観た。今週は、とにかく明るい安村、チェリー吉武、コウメ太夫がいっぺんに登場し、チェリー吉武の「高速チャック温度上げ」に朝から笑った。チェリー吉武が宮下草薙の草薙に「千羽鶴チャレンジ」を指導するのもかなりくだらなかった。とにかく明るい安村の、10年後の自分と会話をするネタにも笑う。

◇ 永田町・水道橋

 朝から都内に。電車に乗るまで忘れていたが、そういえば、9月になったから、夏休みが終わったのか。今までよりもぐんと混雑していて、いつも座れていた東横線でも座れなかった。まず、永田町のほうまで出て、昼には水道橋のほうに移動する。適当に歩きまわり、台北という店に入り、厚揚げと野菜と肉の炒め物定食を食べた。800円。




◇ 関内・みなとみらい

 そして、夕方には横浜まで戻ってくる。関内にたどりつき、セルテの関内ブックバザールに寄り、内海桂子の本を100円で買った。すぐ裏のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴いた。さっそく、昨日の「週刊さんまとマツコ」の本宮泰風を話題にしていたが、高田先生は番組は観なかったようだ。それから、そのあとには、神保町の東京堂にいたら、リュックを背負ったおじさんが店内を着いてきたという出来事を話す。出会い頭に「なんだよ!」と高田先生のほうから声をかけたら、「明治座2回行きました」と答え、ファンだったという話を面白くしゃべっていたのだけど、こういうひとを無視しない高田先生の対応がすごいな。

 しばらく読書をしてからベローチェを出て、海のほうに進んでいく。すっかり夜になった。途中、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンを買って食べた。万国橋を渡り、ワールドポーターズに向かう。



◇ 映画

 イオンシネマみなとみらいで、ジョーダン・ピール監督の「NOPE/ノープ」を観た。20時15分の回。月曜サービスデー、1100円。E列がすべて空いていたから、誰もいない列のほうがいいと思い、E列の通路脇の席をとり、ちょっとトイレに行ってから劇場に入ると、なんと、ふたつ隣りの席に座っているジジイがいる。馬鹿かよと言いたくなるが、こっちが先にチケットを買っていることは間違いなく、空いている映画館で、他人のすぐそばの席をとる神経というのはいったいなんなんだろうか。指定席というのは、こういう間抜けなことが起こる。空いているのに、なにが悲しくて、知らないジジイと並んで映画を観なきゃならないんだ。つまらないことで、いきなり不愉快にさせられたが、それはともかく、映画にはのめり込まされた。SFスリラーといえばいいのだろうか。しばらくずっと、なにが起きているのかわからない状態が続く。ゆったりと全容を現していく、その物語は壮大だ。驚かすことに長けた監督だが、ひんやりとしたユーモアがつねにあるという感じもする。ジョーダン・ピールはコメディアンでもあり、そもそも、それで興味をもった監督だったが、過去2本の監督作もどちらも面白かった。配信を利用するようになると、劇場で観なくてもいいかと思う映画も増えてしまうのだけど、この監督の新作は劇場で観たいと思っている監督が何人かいて、ジョーダン・ピールはそのひとりだ。

 

 それにしても、ひどい睡眠不足だったのに、映画が面白かったせいもあるだろうが、最後までよく眠らずにいられたものだ。隣りのジジイに腹立たしくさせられたのがかえってよかったか。ワールドポーターズの裏側から、観覧車の目の前に出て、みなとみらいを横浜駅まで歩いていく。

 歩きながら、タイムフリー切れ前に、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、サンドウィッチマンがゲスト。ここだけは事前に収録されたもので、平野ノラは不参加だった。土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」にナイツが出演した際にまとめて収録したようだ。「ナイツ ザ・ラジオショー」では、この週は一週間、「プロフェッショナル 笑いの流儀」という企画をやっていて、普段のトークよりも、芸に関する話が多くなる。サンドウィッチマンは小さい事務所だったから、けっこうひどい営業も意外とやっているそうで、荒れる成人式や、刑務所の慰問にも行っているという。ターニングポイントとなった年には、2005年と2007年が挙げられた。2007年は「M-1」優勝だが、2005年には「エンタの神様」と「虎の門」の出演があった。「M-1」優勝後の多忙な時期に先輩から受けたアドバイスに救われたことが明かされ、爆笑問題太田からは、踊らされるだけ踊っておけばいいと言われたそうだが、これは談志師匠が田辺茂一から教わり、好んでいた、「囃されたら踊れ」と同義だろう。くりぃむ上田からは、MCに任せてしまえばいいという実践的なアドバイスがあり、小さい事務所で先輩がいなかったサンドウィッチマンには、これらのアドバイスがとてもありがたく、このふたつのアドバイスがなければパンクしていたと語る。

 深夜0時過ぎに帰宅し、眠気でふらふらだが、日記の下書きだけ残し、0時半には眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...