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2024年4月27日土曜日

4月27日土曜日/21年ぶりの「心はロンリー」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴きながら、もう少し眠りなおした。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の朝は「虎に翼」の今週のダイジェストを観る。いろんなことが起きている週だった。

 昨日の「徹子の部屋」のゲストはティモンディ。事務所の先輩であるサンドウィッチマンと、事務所の後輩である高橋英樹からメッセージが届いた。高岸のほうから前田を誘ってコンビを組んだというのが少々意外だが、こういう番組でしゃべっているすがたをたっぷりと観ると、天然を装っている高岸のほうがじつはしたたかなんじゃないかという気がする。もう中学生と同じタイプだろう。しかし、多くの若手芸人がこの番組ではそうなるように、まともな会話が不得手だ。高岸は爪痕を残そうと暴れている。前田が多才な常識人に見えてくる。

 先週日曜に放送された「心はロンリー気持ちは「…」FINAL」の事前特番を観る。さんま、川口春奈が出演、進行は西山喜久恵。21年ぶりの新作にしてファイナルということだが、じつは過去作はあまり熱心に観た記憶はない。この事前特番では、第1作目の最初のシーンを観ることができた。最初は「月曜ドラマランド」の枠だったんだな。「心はロンリー」といえば、ザッカー兄弟のようなサイトギャグなのだが、過去の伝わりにくいギャグの検証をしていたのが面白かった。こういうのをもっと観たかった。川口春奈は今回の撮影で、書き割りセットを初めて見たという。

 午後はまたラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を途中まで聴いていた。ニュース解説は速水健朗。亡くなった宗田理を扱うニュースで、宮沢りえが主演した「ぼくらの七日間戦争」と、その2年後に起きた校門圧死事件を関連づけて語っていた話が興味深かった。その教員がのちに暴露本を出していたとは知らなかったな。

◇ 星川

 午後から外出。星川まで行ってくる。保土ヶ谷図書館に寄り、本を2冊返却。どちらも読み終わらず、しかし、ひとつは予約が入っていて貸し出しを延長できなかった。読書計画がまったくうまくいかない。また2冊、さほど迷わずに選び、すぐに借りていく。ゆで太郎に寄り、遅めの昼食。まる得セットのミニ三海老天丼セットを食べた。730円。そのあとはイオン天王町のフードコートでひと休み。マクドナルドの新商品、メープルバターホットケーキパイを食べた。

◇ 読書

 フードコートでしばらく読書をしていく。「ユリイカ」2019年の橋本治特集の号を図書館で借りているのだが、これも延長したかったが予約が入っていて、ろくに読まないうちに明後日までに返さなければならなくなった。読みたいところだけ、つまみ読みしていく。栗原裕一郎による橋本治インタビューと、橋本治と宮沢章夫の対談は発売時に読んだ記憶があったが、これらはどちらも2010年6月号の橋本治特集の再録だった。2019年だったかなと変な気はしたのだが、読んだのは2010年だ。(古本で読んでいれば、もう少しあとに読んだ可能性もある。)読みながら、橋本治が亡くなったのはいつだったっけと混乱もさせられた。それ以外は初めて読むものだが、浅羽通明、安藤礼二、小谷野敦による橋本治論を順に読んでいった。とりわけ、小谷野敦の橋本治論が面白かったが、これも2010年の橋本治特集に書かれたものだった。とりあえず、これだけ読んでもう返却してしまおう。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた「心はロンリー気持ちは「…」FINAL」を、放送が終わった深夜になってから観た。フジテレビ開局65周年企画。さんまが歩く冒頭、そのシーンにオリジナルの歌が重なる。この歌がドラマの内容を説明する歌詞になっていて、さっそく、小ネタを連発、このシリーズのファンにしかわからないおなじみのネタも入ってくる。さんまは定年を間近に控えた刑事。さんまの娘、川口春奈は喫茶店をプロデュースしている。喫茶店の店員を村松利史が演じているのが嬉しい。さんまの妻は吉田羊。増えるわかめから回想(海藻)シーンに入り、さんまと吉田羊の出会いの場面になると、ここはほぼ「さんまの駐在さん」だ。吉田羊のコント芝居を観ることができた。さんまと吉田羊は離婚している夫婦であることがのちに明らかになり、セットが開くと山口もえが登場し、「再婚ブギウギ」という歌を歌う。ミュージカル仕立てになっている。家族の物語があるいっぽう、刑事であるさんまは部下たちと詐欺グループの捜査をしている。その詐欺グループのボスを高田純次が演じているのも嬉しいキャスティングなのだが、さんまと組み合うような芝居はあまりなかったのが惜しい。さらに大ボスとして登場するのは大竹しのぶだ。こんなドラマでも大竹しのぶは怪演をしてみせる。そのほか、ワンシーンだけの出演者がたくさんいるのはこのドラマならではで、「江戸切子」という言葉に合わせて磯野貴理子が登場するようなダジャレのネタはいいのだが、次長課長や中川家礼二、ものまねタレントなど、単に持ちネタをやらされるために登場するような場面にはなんの必然性もなく、流れが強引であることも多かった。さんまがドラマの流れのなかで「ナインティナインのオールナイトニッポン」の生放送中に乱入したり、あるいは、木村拓哉が共演者たちにはサプライズで出演したりというサービスもあったが、驚いた吉田羊と川口春奈を無言のままにさせているのはもったいない気もした。うまくいっているギャグもあれば、うまくいってないギャグもあり、ギャグにムラがあるのだが、しかし、大前提として、このドラマのために2時間40分の時間を割いたのは大英断だろう。なにしろ、最後まで夢中になって観てしまった。わからないギャグもたくさんあり、そのつど、一時停止と巻き戻しを多用したが、「栗だと思っているウニ」の露店など、事前特番を観ていたからわかったギャグもあり、オールドファン向けのネタが多すぎるんじゃないかとも思ったが、細かいことを言い始めるときりがない。それだけ細かいことをやっているドラマなのだからしかたがないのだ。「心はロンリー」は80年代に9作が作られ、10作目は90年代、11作目は2000年代、そして、21年ぶりに今作というペースになる。ちょうど、80年代的なものが受け入れられるタイミングでもあったんじゃないだろうか。

2021年7月21日水曜日

7月21日水曜日/地蔵中毒を観る

◇ ラジオ

 朝早くから、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」がネットニュースになっていないかと、ツイッターで検索していたが、どうもそのような記事は見当たらない。ひとこと、ふたこと、簡単にでっちあげられるものは記事にするが、1時間20分、言葉を尽くして語ったものは無視されるというのであれば、こんなに無責任なことはないと思い、むかむかしていたが、昼近くなり、ようやく、東スポ、日刊スポーツが記事にしているのを確認した。日刊スポーツの見出しはやや誤解を招きそうだとも思ったが、それぞれ、あの長い語りをよく要約してあった。しかし、記事に対する反応を見ると、非難する人間はそれでも非難をする。なにひとつ、話が通じない。

 Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、先週水曜のオープニングは、なぜか、大竹まことは不在で、壇蜜といとうあさこでお菓子の話をしている。この週はずっと休みだったのか。先週木曜のオープニングも聴くと、大竹まことはやっぱり不在で、小島慶子と、なぜか武田砂鉄がしゃべっていた。これじゃあ、光浦だった木曜とはまるで性質の違う番組だ。それから、これも聴きそびれていた、先週水曜の「伊集院光とらじおと」もタイムフリーで聴いた。西川きよしがゲストで、これは聴きそこねてはならなかった。

 明日から連休になると、わかっていたのにうっかりしていて、メルカリの振り込み申請をしそこねてしまった。もうちょっとのんびりできるつもりだったのに、そうはいかなくなった。ドジなせいで、余計な苦労が多い。

 午後から外出。夜に下北沢で演劇を観るのだが、それにはだいぶ早いが、家にいても、暑くてなにもできない。大和から、急ぐ必要もなく、小田急線の各停に乗る。電車はとても空いていた。下北沢の前に、向ヶ丘遊園に途中下車する。向ヶ丘遊園は子どものころに行った記憶があるだけで、この駅では初めて降りたかもしれない。駅前に出ると、いい雰囲気の街に感じられたのは、高いビルがないせいだろうか。空の青さが目立つ。向ヶ丘遊園にわざわざ寄ったのは、ブックオフがあるからだ。ブックオフの棚はその街の文化度を反映するものだと思うが、ここはなかなかいい本があった。ひょいひょいと、3冊買っていく。駅から近いのも嬉しい。駅前に戻り、れんげ食堂に入り、ジャージャー麺を食べる。マクドナルドでひと休みしようかと思っていたが、覗いてみると、大混雑でやめる。暑いが、登戸まで歩いてしまうことにした。小田急線でひと駅だが、10分程度で登戸に着いた。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。窓際の席に座ると、あまり涼しくなく、それだけ、外の熱気が強いのか。太田の炎上が気になり、よせばいいのに、またツイッターを追いかける。読書もしたかったが、眠気がひどく、音楽を聴きながら少し眠った。ニュースを見ると、東京の新規感染者数は 1832人に。



 登戸から、また各停で、のんびりと下北沢に。演劇の開演まで、まだ1時間以上あり、古本屋をまわる。DORAMA、ほん吉、古書明日と、駆け足でまわるが、なにも買わず。クラリスブックスでは、階段を上がったところにある百均箱から、グレイトフル・デッド特集の「クイック・ジャパン」を買った。踏切跡のほうに戻り、古書ビビビの外の棚を物色する。なにか買って、馬場さんにひさしぶりにごあいさつしたいと思っていたが、買うものが見つけられず、今回もごあいさつはやめてしまった。





◇ 演劇

 劇団「地蔵中毒」の公演を観るため、ザ・スズナリに。18時半開演だが、メールを確認すると、開演45分前に開場とあり、しかし、30分前でもまだ外に行列ができていた。いったん、ヴィレッジヴァンガードに時間をつぶしに行き、戻ってきたが、15分前でもまだ開場しておらず、列に並んで待つ。入場できたのは開演時刻直前だったが、開演も15分ほど遅れた。14回公演「母さんが夜なべをして JavaScript 組んでくれた」。前回同様、今回もがじらさんの前説から始まった。前回がとても面白く、期待したが、今回は初日のせいか、ちょっと硬い感じだった。オープニング映像では、出ていない出演者として、野間口徹、あやまんJAPAN、及川奈央、坂本冬休みが紹介され、最初からふざけている。前回、地蔵中毒初のスズナリは格段の洗練を見せたが、それに比べ、今回、二度目のスズナリはその延長ではあるとは思ったが、ダンス的な見せ場、大仕掛けもあり、視覚的にダイナミックな場面が増えている。段階的に観ている客としては、そこまでの驚きはないが、記憶に残るシーンが作られたのは着実な進化だ。そういえば、今回、原作は「カラマーゾフの兄弟」だった。知らなければ絶対にわからないほどの改変だが、戻る物語があるために、ダイナミックになれたのかもしれない。俳優陣、顔と名前が一致しないひともまだいるのだが、今回、看板女優のフルサワミオが体調不良になり、コンプソンズの星野花菜里が代演を務め、このひとは認識できた。公演時間は2時間ほど。退場は列ごととなり、待っているあいだ、村松利史のすがたを見つけた。村松利史があいさつしていた相手は、しりあがり寿だった。しりあがり寿は明日のトークゲストだ。

 下北沢の小田急線のホームをよく間違えるのだが、急行と各停でホームが違うということに、最近、ようやく気がついた。帰りものんびりと各停に乗り、夜遅く帰宅し、ラジオを聴きながら、深夜0時前には眠った。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...