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2024年9月17日火曜日

9月17日火曜日/三渓園の観月会

◇ 本牧・三渓園

 朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおし、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた日曜の「NHKニュース7」を観ると、三渓園から中継があり、観月会の様子を伝えていた。こういうところで扱われると、混んでしまう可能性があるんじゃないか。

 午後から外出。朝から鼻水とくしゃみが止まらず。風邪薬を切らしてしまっていたが、外に出るとたいがい治まるから、うちのなかだけで反応するなんらかのアレルギーなんだろう。横浜駅東口から市営バスに乗り、本牧の和田山口というバス停まで。バスはイオン本牧の真ん前に停まる。イオン本牧5階のブックオフに寄り、110円文庫本を4冊、220円単行本を1冊、コミックを1冊買っていく。いい本がいくつも買えた。

 体調がいまひとつなので、1階のスーパーで栄養ドリンクを買う。すぐに飲み、カバンの脇のポケットに入れようとしたら、なにかが引っかかり、ポケットに入らずに地面に落っことし、割ってしまった。ドジなことがあるもんだ。割れた瓶を拾い集め、カバンのポケットに入れていく。 なか卯に入り、遅めの昼食。とろたま炙り鶏丼とはいからうどんのセットを食べた。810円。

 せっかくだから中図書館に寄ってみたいと思っていたのだけど、行ってみたら休館日だった。なんてことだろうか。図書館に寄るつもりで時間を計算していたのに、時間が余ってしまった。しかたがないから、またイオン本牧に引き返してくる。

 今日の目的地は三渓園。日曜のニュースでも中継されていた観月会を観に行く。三渓園はいつぶりかというと、何年か前の「横浜トリエンナーレ」のときにはここも会場のひとつになっていて、たしか、そのとき以来だ。そのときはトリエンナーレのチケットで入れたのだろうか、ここの入園料を払った記憶がないのだが、おとなは 900円もする。なかなか高い。園内をしっかりとまわったこともなかったのだが、観月会まで時間に余裕があったから、けっこうのんびりと歩いてまわれた。

 観月会は日替わりで演奏会があり、今日は薩摩琵琶の演奏が行われる。薩摩琵琶が珍しいからこの日がいいのではと思った。演奏会は臨春閣という建物で行われ、観客は池を挟んだ芝生のエリアに座ることになる。NHKのニュースで紹介されても、別に混んではいなかった。気候もよく、とてもいいシチュエーション。18時15分に開演するころにはあたりはすっかり暗くなる。薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会による演奏。ベテランのお婆さんはじつは大変な名人なのだろうか、とても趣があってよかったのだが、このお婆さんの息子だという若手の男性奏者は「戦場のメリークリスマス」なども演奏して、これは余計な歩み寄りだという気がした。このシチュエーションだったら薩摩琵琶らしい曲を聴きたい。学校の芸術鑑賞会とかじゃないんだから。中秋の名月を見る会なのに季節感もおかしいだろ。

◇ ラジオ・テレビ

 演奏会は20時過ぎに終わった。三渓園でトイレに入りそびれて、イオン本牧まで戻ってきた。帰りも和田山口のバス停から市営バスに乗り、横浜駅まで戻ってくる。車内では、昨日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴いた。12時台ゲストは三宅裕司。熱海五郎一座に伊東四朗が出演した裏話をたっぷりとしていた。「いい加減にしてみました」に松本明子が出演していたことを知らなかったな。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観る。「教育熱心なパパママ大集合」という特集。芸能人に混じって、阿部一二三・詩選手の父、平野美宇選手の母も出演。このひと誰だろうと途中までわからなかったひとがいたのだが、益若つばさだった。16歳の息子がいるのか。

 スマホのラジコを使おうとするとなぜか不具合が生じ、いったんアンインストールして、インストールしなおしてみるが、それでもなおらない。パソコンのラジコは地域判定が狂っていて、こっちも使いものにならない。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きたかったが、しかたがないから、YouTube で探して聴いた。14時台ゲストが太田光。フワちゃんの話題から始めていた。

 Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「爆笑問題の日曜サンデー」も聴く。こちらのゲストはふかわりょう。小沢健二の「LIFE」再現ライブに行ったそうで、30年前に思いを馳せていたら、終演後に子どもを抱いたバカリズムに遭遇したという。「R-1」に出場するふかわに、バカリズムから「待ってますよ」と言われたという話だった。

 パソコンのラジコの地域判定が狂い、大阪になっているが、「爆笑問題カーボーイ」は大阪でも聴けた。深夜3時半頃にようやく眠る。夜も鼻水がひどい。

2024年1月10日水曜日

1月10日水曜日/本牧・目撃者として

◇ ラジオ

 朝早くから外出。電車に乗ってから、昨夜は眠ってしまって聴けなかった「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで改めて聴き始めた。太田の第一声「別に俺、なにも話さないからね。(笑)困るよ、期待されてもそんなの。」 田中「期待は別にしてないですよ、なんにも。」 太田「しかしまあ、いろいろあるよね。…今度の日曜日、ちょっと「サンジャポ」休んでいいかな。(笑)」 田中「えっ、どうして? だめだめだめ。」 太田「裏番組観たいもん。(笑)」 この日に訃報が出た八代亜紀、それから、中村メイコの訃報にも触れ、ほかの話になっていくのかと思えば、太田が自ら話を戻した。「あのね、なんていうんですかね、いろいろあるじゃないですか。でまあ、あのう、いろんなこと言うひといますけどね、僕はほんとにね、そういう意味では、あれですよ、いろいろ、なんだかんだ詮索するひともいますけど、僕はエールしか贈らないですからね、なにを期待されても。エールしか贈らないですから。きれいごとみたいなこと言ってるようですけども、やっぱり、なんていうんですかね。お前(田中)は芸人じゃないからわかんないかもしれないけど(笑)、芸人同士っていうのは、またそれはぜんぜん違うんですよ。ほんとにそれもう、いろいろ考えかたも違ったりもしますけども、やっぱり、あのう、たとえば政治に対する考えかたとか、いろんなことがありますけども、僕は芸人になに言われようがぜんぜんかまわないんですよ。シロウトっていうか、シロウトって言いかたも変だけど、たとえば政治評論家とかね、あるいはなんかこう、ちょっとこうコメンテーターみたいな、なんか俺のことを言ってきたりすると、「なにをこのやろう!」(笑)」 田中「あったね、なんか毎週そう言ってたときあったよね。」 太田「ありますけども、芸人さんがなに言っても、そんなことよりお笑いですもんていう、それはさておき、そんなことは、まあ、思想はぜんぜん違えども、お笑いっていう意味では、お笑い芸人っていうのはね、なにがいちばん信頼関係、こんなにみんな内輪同士でどうのこうのっていうけども、なんでそこまでみんな信頼、「芸人」てだけで信頼するかっていうと、全員ですよ、お笑い芸人全員、はずしたことないひといないんですよ。ここが、まあ、なんつうの、きれいごとみたいなさ、なんかさ、気持ち悪い言いかたすると「板の上」って言うやついるだろ? 「板野」とかさ。」 田中「板野友美は名前だろ。(笑)」 太田「「板の上」っていう言いかた、要するに舞台上、演芸場、あるいはライブ、で、どんなにウケてる、たとえばじゃあさんまさん、さんまさんでも、ぜんぜんギャグがはずしたこと、っていうのは絶対に経験してるんですよ。これは若手からずっと、たぶん今でも何回かに1回かはそういうことってあるんですよ。そんときの恥ずかしさっていうのは、これは、舞台に立った人間は絶対にわかるから。そこの同じ思いをしているっていう、なんていうんですか、そういう意味での共感っていうのを、全員の芸人にもってるんですよね、芸人ていうのは。お前(田中)は芸人じゃないからわかんないかもしれないけど。お前はただの探検家だから。和泉雅子みたいなところあるけれども。(笑)」 田中「似てはいるけどね。(笑)」 太田「だからもう、なにを期待されてもあれですけど、エールしか贈らないです、僕はね。で、やっぱりあのう、なんていうんですかね、まあ、これもきれいごとみたいな、また伯山が「ピカソ芸」って言うかもしんないけども、だからといってね、別にいろいろあることが、事実かどうかとかさ、そういうことを言うと、それはもう私にはわからないですけれども、あのう、なんていうのかな、どんな立場の、たとえば、今言われている…、ま、要するに「文春」だよね。「文春」のあの、松ちゃんの記事。あれでどんな立場のひとも、全員ですよ、それはもう別に松ちゃんにかぎらず、あそこに出ているひとたち、全員、人間ていうのは、自分をいちばん大切にする権利があると私は思ってます。これは私の基本的な考えかたなんですよ。だから、自分を責める必要はないし、自分が悪かったんじゃないかとか、それも違うし、自分をいちばん大切にする権利は、全員にあると、私は思ってるって、それだけのことなんですよ。」 田中「あと、乾燥でかゆい。(笑)」 太田「乾燥でかゆいから、おなかを搔きながらやってますけど(笑)、そういうことでしかないですから! …バーカ! お前みたいな探検家になにがわかるんだよ!(笑)」 そのあとには、1月3日に生放送した「東西笑いの殿堂」の話に移っていった。地震と飛行機事故があったなかで放送した今年の「東西笑いの殿堂」の難しさをしゃべっていた。

◇ 本牧

 ラジオを聴きながら、横浜東口から市営バスに乗る。混雑を心配していたが、座れてほっとした。横浜駅を出発してから次第に混んでいく。乗客が降りていくのは本牧エリアに入ってからだった。40分ほど乗り、横浜本牧駅というバス停で下車。こんなところを訪れるのは初めてだ。早い時間に仕事が片づき、本牧市民公園に寄ろうかとも思っていたが、イオン本牧に行きたいから遠まわりはやめようと考えを変える。グーグルマップを見ると、横浜本牧駅というのが気になり、これだけ見物していきたくなった。その場所に行ってみると、駅とは書いてあるけれどもただのビルだ。神奈川臨海鉄道と書いてあって、貨物の輸送をしているのだと思うけど、船で輸送する荷物を運んでるのかな。わからない。このあたりは頭上に高速道路が走っていて、どうも重苦しい感じがある。ひととおり写真を撮り、歩道橋から道路をまたいでいくと、そこから先は住宅街だ。ここからは本牧らしい気持ちのいい空気だ。

 イオン本牧まで歩き、昼食にもしたい時間だが、先にブックオフに寄った。なかなかいい本があり、110円の文庫本を3冊、220円の新書を1冊、単行本を2冊買う。下の階の喫茶店の前を通ると、メニューにチキンライスがあり、「週刊文春」を読みながらチキンライスを食べるのもいいなと思ったが、料金がやや高く、やっぱりやめた。

 飲食店を探しながら、本牧通りを石川町方面に歩いていく。ラジオを聴きながら歩いていたら、突然、目の前を歩いていたお爺さんが、あれあれっという間によろけて倒れてしまった。地面につまづいたかなにかか。これはまずいと思い、ラジオを聴いていたイヤホンを外し、お爺さんに駆け寄って声をかけた。「大丈夫ですか?」と訊くと、「大丈夫です」と答えられたが、このままにはしておけない。反対側から歩いてきたおばさんも立ち止まり、ふたりで声をかけていた。すると、そのうちに 50歳前後ぐらいの男性が現れ、このひとがしっかりしていたひとだったから助かることになる。あとからもうひとり、女性も立ち止まり、途中まで気がついていなかったが、その男性と夫婦だったようだ。最初に一緒に声をかけていたおばさんはいつの間にかいなくなってしまった。その男性の判断で救急車を呼ぶ。救急車を呼ぶほどのことかがわからなかったが、呼ぶべきだったんだな。お爺さんは鼻血も出してしまい、ティッシュももっていたから出せばよかったのだが、地面に顔をつけて寝ている状態で、血を拭きとることも難しそうだと考えてしまった。男性はお爺さんを抱きかかえ、上半身を起こした。慣れてるようだから、このひとにまかせてしまってもよかったのかもしれないが、倒れた場面を目撃していたのが自分しかいなかったから、一応、残っていなければならないだろうと思った。やがて、サイレンを鳴らしながら救急車が近づいてきた。ここは自分が道路に身を乗り出し、手をふって場所を知らせた。救急隊がやってきて、お爺さんを搬送していくが、しかし、目撃者として倒れた様子を特に詳しく訊かれることはなかった。証言をあたまのなかで軽くさらってもいたのだが、なんのために残っていたのかよくわからなくなった。救急隊と夫婦にお礼を言い、また石川町に向かって歩いていく。ラジオがつけっぱなしになっていたから時間が推定できたが、およそ、15分程度の出来事だったかと思う。真っ先に駆けつけたのに、自分はなにひとつ役に立てずに情けない。あの夫婦が現れなかったらどうしようもなかった。あとから気がついたが、あの夫婦はクルマをわざわざ停めて出てきてくれたのだ。

 麦田のトンネルを抜け、元町から中華街に入り、結局、昼食は中華街になる。白鳳という店に入り、ランチメニューの牛バラそばを食べた。550円。ベローチェに入り、ひと休み。ここはブレンドが 330円。ちょっと高い。スマホを充電しながら、コンビニで買った「週刊文春」を読んだ。それから、少し眠る。読書はできなかった。

 中華街からイセザキモールまで歩き、GUとユニクロに寄るが、買いものを躊躇する。有隣堂を覗き、それからさらに横浜駅まで歩いてしまう。やっぱり、どこかで読書もしていきたいと思い、星川に移動する。イオン天王町のフードコート、マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べながら、1時間ぐらい読書をし、コーナンで買いものしてから帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は、終戦から初めてのステージ。茨田りつ子の「別れのブルース」で今日の放送は終わった。スズ子の「ラッパと娘」は明日におあずけか。今日の「徹子の部屋」は八代亜紀追悼。昨日の中村メイコと、2日連続で追悼に差し替わった。1982年放送(32歳)の回から始まり、1997年放送(46歳)、2017年放送(67歳)、2020年放送(69歳)の回と続く。昨年、2023年放送(72歳)の回が最後の出演か。

 ここ数日はずっと、SNSでは松本の情報を追いかけてばかりだ。松本の「ワイドナショー」の出演は総合的な判断によりとりやめとなった。「ガキの使い」は松本不在のまま継続するようだ。ツイッターでは、博多大吉が「すべらない話」で松本をアテンドしていたことを話している動画が出まわっている。

2022年10月1日土曜日

10月1日土曜日/川端康成展・本牧

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ツイッターを少し見始めたらけっこう見続けてしまい、胃が痛くなってきた。すぐに眠りなおすつもりだったのに、眠気が飛ぶ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は水上タクシーの特集。サバンナ高橋を、芝浦からつぎの現場の天王洲まで送るという設定で、東京湾を遊覧する。1級小型船舶免許をもつ大家志津香も出演し、大家志津香、タモリが操縦する場面もあった。この企画、次週に続く。

 「太田上田」も2週分、まとめて観た。ダチョウ俱楽部がゲストの前後編だが、上田はコロナで不在だった。ラジオでもしゃべっていたギャグ会議の話がここでも太田から語られたが、いや、ダチョウ俱楽部こそ、戦略家であり、プロフェッショナルなのだ。「聞いてないよ」というギャグは、テレビを観ていた鶴太郎が推したほうがいいと薦めたという話もしていた。「タイタンライブ」に出演してもらいたい太田は、BOOMER&プリンプリンにダチョウが加わるという提案をする。

 「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中からつけると、塙さんの声が聴こえないと思ったら、今日は休みなのか。代わりに狩野英孝が出演していた。「常連さん」はえのきどいちろう。円楽の訃報を扱い、えのきどさんが毎日新聞の油井雅和が書いていたことを引き、立川流と円楽党が寄席に出るようになったのは円楽の功績だというような話をしていたが、土屋さんのほうがあんまり理解していないような感じだった。ツイッターを見ると、今度はアントニオ猪木の訃報が。

◇ 石川町

 午前中から外出。今日は半袖で出る。根岸線に乗り、石川町まで。めったに降りない中華街口のほうに出て、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買っていく。寿町の手前を曲がり、中村川を渡り、元町に進む。今日の目的地は神奈川近代文学館なのだが、時間の計算を失敗し、早めに行くつもりだったけど、それよりも先に昼食にしようかと思いなおしたのだが、元町までやってきてしまうと、まるで手頃な店がない。昼食はあきらめ、高橋書店にひさしぶりに寄ってみると、階段のところに神奈川近代文学館の割引券が置いてあった。一枚いただく。店内は、書籍はもうほとんど置いていないようで、棚の半分ぐらいしか使っていない。横浜関連のコーナーがあったのと、雑誌と洋書、それから、グリーティングカードを多く扱っていた。

 元町・中華街駅からエスカレーターに乗り、アメリカ山公園に出る。港の見える丘公園を抜け、神奈川近代文学館に着いてしまったが、まだ時間が早く、外のベンチに座り、まいばすけっとで買ったパンはあとで食べるつもりでいたが、先にここで食べてしまう。








 神奈川近代文学館では、「川端康成展」が今日から始まった。展示は当日券だが、関連イベントの「文芸漫談」を予約してあり、イベントの前に展示を観るつもりでいたが、もたついていたら、満足に観るには時間が足りなくなってしまい、展示はイベントのあとに観ることにする。13時半を過ぎてから館内に入り、まずは2階のホールに進む。いとうせいこう、奥泉光の「文芸漫談」。当日精算、1800円。14時開演、20分前ぐらいに入場し、扇形の客席、右端のやや前方の席に座った。客席はほぼ満席になる。開演時刻になると、いとうせいこう、奥泉光が舞台の裏からするっと登場した。このイベントを知ったときにはすぐに予約してしまい、どの作品を題材にするのかも覚えていなかったが、今回は「雪国」を題材にトークをする。神奈川近代文学館での公演は番外編のようなものだろうか、以前、夏目漱石展のときにもここで観ているが、そのあと、宇野千代展のときにもやっているというのを最初にしゃべっていたがそれは知らなかった。宇野千代展は展示を観てもいない。「雪国」を事前に読んでおこうという考えもなぜかなかったのだが、(忘れていたくらいだが、)このイベントは予習をしなくても面白いというのはわかっている。「雪国」は十代のころに読もうとしたことはあったが、最後までは読まなかったはずだ。しかし、今日のトークを聴くと、十代が読めなくても無理はないような内容だ。近代の恋愛と前近代の恋愛を描いているというような話をしていた。主人公の島村は小太りで、霜降り明星のせいやみたいだとどちらかが言い始め、いとうせいこうが粗品のツッコミを何度も真似てみせるのだが、ひとつもウケていなかった。客席は年齢層が高かった。最後は恒例、奥泉光のフルートと、いとうせいこうの朗読のセッションで終わる。90分の予定だったようだが、5分ほどオーバーした。そのあとに1階の展示を観るが、イベントのあとでは、閉館時刻が迫ってくるからどうも落ち着かない。ざっと1時間ぐらい、眺めてまわり、さっさと出てきた。


◇ 本牧

 建物を出て、裏にまわり、本牧に向かって歩いていく。ひさしぶりにワシン坂を歩いた。本牧はブックオフがイオン内に移転になり、それを確認したくもあったのだが、今までの店舗の前を通ってみると、9月10日にイオン本牧のブックオフがオープンするという宣伝の幕が外の壁にかかっている。その前に、17時過ぎだが、まず、遅めの昼食にする。なか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。770円。それから、イオンのブックオフに初めて行ってみるが、トレーディングカードの売り場が大きく、古本にしか用がないものにとってはあまり面白くないリニューアルだ。110円の文庫本を2冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。アプリのお気に入り登録は以前の店舗のまま、そのまま継続されていて、クーポンも使えた。そのあと、イオンのトイレに入ってみると、なぜか、小便器がやけに小さく、子ども用のトイレに入ってしまったのかと思った。本牧は不思議の国のようだ。ブックオフにいるあいだに、すっかり、あたりは暗くなった。本牧原のバス停から、19時3分発のバスに乗り、横浜駅まで帰った。







 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ネタパレ」は、かが屋の喫茶店のコントが見事だった。ウエイターの手がふるえる部分だけで笑わせる。なのに、感情を動かされる。芝居で惹きつける力量がすごい。オジンオズボーン篠宮の「大林ひょと子クイズ」には山田邦子が登場した。火曜の「さんま御殿」も観ると、奇しくも、神田愛花が猪木のものまねをしていた。23時過ぎからはFMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」をつけ、聴きながら、ブログをひとつ更新した。

ブログ アーカイブ

7月7日日曜日/都知事選はどうなった

◇ テレビ・ラジオ  朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、チョコレートプラネットがTT兄弟で「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦した映像を初めて観た。藤井聡太の棋王就位式には、同郷の瀬戸朝香が駆けつける。昨夜の「にちようチャップリン」は、先週に引き続き...