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2024年5月9日木曜日

5月9日木曜日/肌寒い日が続いている

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝、つけっぱなしだったラジオから、ヤーレンズとさや香の会話が聴こえる。「#ふらっと」は隔週木曜にヤーレンズがパーソナリティ。今日のゲストはさや香。ラジオを消して、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」は、寅子がついに高等試験に合格、日本初の女性弁護士が誕生する。仲野太賀の優三さんの名前はなかった。明暗が分かれる切ない場面。

 昨夜の「紙とさまぁ~ず」は鳴海唯がゲストの後編。「寒いからベンチコート持ってきて」とマネージャーに言ったら、電子レンジを持ってきちゃったときのノリツッコミを録音してもらえませんかというお願いに、きっちりと実演してみせる。「誰が冷めきったスープや」というセリフが絶妙。先週のものまねしかり、コメディセンスが素晴らしいな。「さまぁ~ずを分析すると?」というこの番組ではおなじみの質問では、今までのゲストのなかでは過去イチでたっぷりと書いてきた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では藤田晋の新連載が始まる。「週刊新潮」には、小柳ルミ子のインスタ投稿が「エフェクト論争」を呼んでいるという小さい記事があったが、検索してみても、どこでそんな論争が起きているのかまるでわからなかった。「カーサBRUTUS」は「新しい東京」という特集。新しい学校のリーダーズが、麻布台ヒルズや東急プラザ原宿、歌舞伎町タワーなど、東京の新名所で撮影している。

 午後から外出。もうこのまま暑くなっていきそうな時期が少し前にあったが、思いのほか、肌寒い日が続いている。まず、二俣川に出て、銀行に用があり、それから今度は横浜に移動。東口のドトールに入り、しばらく読書していく。

◇ 読書

 図書館で借りている「作家と楽しむ古典」の2巻を読み終えた。2018年刊、河出書房新社。池澤夏樹編集「日本文学全集」の訳者たちのよる連続講義を書籍化したもの。堀江敏幸による「土左日記」、中島京子による「堤中納言物語」、酒井順子による「枕草子」と、面白く読んでいくが、「方丈記」の高橋源一郎があいかわらず寒々しく、つまらないことをさも面白いことのようにしゃべっている。ジジイだから感覚が時代遅れとしか言いようがない。「徒然草」の内田樹も謎の人選だと思ったが、これは意外と面白く読んだ。

 平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊買う。跨線橋を渡り、西口に移動。ビブレのブックオフにも寄り、こちらでも110円の文庫本を1冊だけ買う。それぞれ、アプリのクーポンを使うから、本当は10円ずつ。ポイントで払い、1円も使わない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は中村雅俊がゲスト。撮影に遅刻して、裕次郎を待たせたエピソードなどをしゃべっていた。孫娘がもう高校生なるという。もうひとつ、日曜に放送された「ボクらの時代」は、中村雅俊、榊原郁恵、小川菜摘という顔合わせ。渡辺徹がつないだ縁があり、榊原郁恵はもちろん、中村雅俊は文学座の先輩、小川菜摘は文学座の同期。小川菜摘によると、六十のお爺ちゃんなので、浜田は家のなかでは滑舌が悪いらしい。

 タイムフリーで聴いた今日の「ビバリー昼ズ」では、清水ミチコがまた沖縄の所ジョージの別荘を借りた話をしていた。プライベートビーチもあるというからすごいな。また別の話では、浅田美代子、中園ミホ、古市憲寿らと食事をしたという。そこに同席していた大空幸星というひと、「モーニングショー」や「朝まで生テレビ」に出ている25歳の若いひとだそうだが、中学生のころから木曜の「ビバリー」を聴いているんだそうだ。その時代はもう高田先生が倒れたあとになるのかな。

2024年2月20日火曜日

2月20日火曜日/ベンチには先客がいる

◇ 虎ノ門・日比谷・六本木

 朝から都内に。今日は暖かくなる予報だが、一歩外に出るともう暖かい。ジャンパーを着て出たが、パーカーでもよかったかもしれない。だけど、明日からはまた寒くなる予報だ。昼は虎ノ門から新橋方面に歩き、適当に歩いていて見つけた「らいどん」という店に入り、ぶた丼を食べた。850円。豚丼(表記は「ぶた丼」だった。)から想像するものとはちょっと違って、ご飯の上には豚角煮と煮玉子が乗っている。そのあとはベローチェにでも入ろうかと計画していたが、日比谷公園に行ってみたくなり、ベンチでひと休みするのもいいかと考えた。ところが、着いてみると、花壇の工事だとかで真ん中の広場がフェンスでふさがれていた。そうなると、ベンチの数は自ずと少なくなり、どれもすでに先客がいる。野音の脇に空いているベンチをようやく見つけ、そこに座り、しばらく読書をしていく。

 そのあとは六本木に行くことになり、六本木ヒルズを通り抜け、六本木駅から帰ろうとしていると、老紳士に道を訊かれてしまい、教えられるほどは詳しくはないから、役に立てずに申し訳なかった。わかりませんという態度をすぐに示したのに、老紳士はなぜかそれでもしつこく訊いてくる。わからないものは答えようがない。知ってるのに隠してるとでも思われたのだろうか。


 六本木から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、東白楽で降りる。神奈川図書館に寄り、それから、東神奈川駅前のドトールに入り、ひと休み。コンセント席は埋まっていて使えなかった。昨日買った「週刊文春」の松本の記事をここでようやく読む。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」は「蘇る「昭和歌謡」秘話」という傑作選。ゴダイゴ(2021年放送)、じゅん&ネネ(2017年放送)、サーカス(2018年放送)、ビリーバンバン(2022年放送)、狩人(2002年放送)の、それぞれの過去の出演回の映像が流れた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の高橋源一郎の連載エッセイが「不適切にもほどがある!」を好意的に評価していた。「『不適切』では、登場人物が繰り返し「こんな時代だから」と呟く。そこでは、その人間の「価値観」ではなく、時代の「価値観」が優先される。だから、時代が変われば、その人はまったく別のことを言うだろうし、かつてと違うことを言っても、なんの痛みも感じないはずである。敗戦直後の大半の日本人たちのように。なにしろ、言うべきことを決めるのは「自分」ではなく「時代」なのだから。」 エッセイの最後には、大江健三郎「政治少年死す」と深沢七郎「風流夢譚」につなげてみせる荒業。「サンデー毎日」では、松尾潔による天童よしみロングインタビューの連載も始まった。

 「FLASH」には、「ブラタモリ」の終了が発表されたタイミングで、タモリのプライベートの散歩写真が掲載されていた。終了は体力的な問題もあるようだが、タモリの決断を後押ししたのは「旧ジャニーズの性加害問題」だったと「NHK関係者」なる人物が語っている。「事務所の圧力でテレビに出づらくなった草彅さんを心配したタモリさんは、草彅さんの居場所を確保するために番組を続けていたところもあるんです。しかし、草彅さんは一連の性加害問題で〝ジャニーズの軛〟から自由になった。タモリさんはこれで安心できると思ったのでしょう。」 このNHK関係者は、タモリは「ブラタモリ」の後任に草彅剛を提案したとも語っている。「タモリさんは'25年8月、80歳になったタイミングで芸能界を引退すると、かたくなです。」と、「芸能記者」なる人物の証言も。

2024年1月30日火曜日

1月30日火曜日/逗子を歩く

◇ 六浦・逗子・葉山

 朝から外出。今日は初めて訪れる土地。横浜から京浜急行、逗子・葉山行きの急行に乗り、のんびりと六浦まで。電車は空いていて快適だった。早い時間に用が片づき、六浦駅周辺を少し歩いてみたが、これといって面白いものはない。しかし、こちらのほうにくることもめったになく、せっかくだから、逗子に寄っていきたいと考えていた。京急逗子線の終点、逗子・葉山駅に着いたときにはまだ正午前だった。とりあえず、海まで歩いてみたいと思う。

 逗子・葉山駅には何年か前、葉山のほうで開催されていた古本市に遊びに行くときに、ここからバスに乗ったことがあった。帰りに葉山から横浜駅直通のバスに乗ってしまったから、帰りにはここを通ることはなく、この周辺はほとんど歩かなかった。子どものころからの記憶をさかのぼっても、逗子のほうには遊びにきたことがあったかどうか、記憶がはっきりしない。自分の意思でやってきたのは初めてのはずだ。駅前の地図を確認してから、逗子海岸に歩いていく。

 海は爽快だ。海岸の入り口には名所の案内があり、石原慎太郎の太陽の季節の碑があるとわかり、ここまでやってきたからには見てみたくなった。弓型をしている逗子海岸の南端にその碑はある。駅からまっすぐやってきて到達したのは、海岸のちょうど真ん中あたりだった。砂浜を歩くのも疲れると思い、道路にあがってみるが、歩道が途切れていて、道路の反対側に移ったりしなければならず、結局、砂浜を歩くほうがいちばんの近道だったようだ。

 太陽の季節の碑はなかなか立派なもので、石原慎太郎の言葉が刻まれたその碑には、岡本太郎のオブジェがくっついている。まわりには石板みたいのがいくつも埋め込まれていて、要するに、神社なんかにもよくある寄附金でも出したひとたちなんだろうか。まず、海岸側からすぐ目につくところ、いちばんいい位置には石原家の四兄弟の名が連名で一枚の石板に刻まれていた。そのすぐ隣りにはドン・キホーテのロゴが刻まれた石板があった。ドン・キホーテと石原文学にはなにか関係があるのだろうか。ほかには誰の名があるかと探してみると、渡哲也、舘ひろし、神田正輝、ジャンボ尾崎、大沢悠里らの名を見つけた。みのもんたは本名の御法川法男の名で出してあった。

 海岸が途切れた先には飲食店がいくつか見える。この先、飲食店を見つけられるかもわからないから、ここで昼食にしておいたほうがいいと思った。牛たん焼き仙台辺見という店に入り、牛テールラーメンを食べた。880円。チェーン店なのかな。まだ13時前という時間で、けっこう混んでいて、少し待たされた。食べたら今度は、海岸の北端を目指して歩いていく。引き返すだけでもけっこうな距離だったが、海を眺めているとなんとなく歩けるもので、すいすいと歩ききってしまったが、海岸の終わりから道路にあがると、その先は歩道が通行禁止になっていた。クルマでしか通れないのか。さっきの名所の案内では、ほかにも文学碑がいくつかあったのだが、これはめんどうだと思い、あきらめて引き返した。

 あとはブックオフに寄っていこうと思い、グーグルマップを確認し、住宅街を通り抜けていく。海岸からはだいぶ離れたところにそのブックオフはあった。しかし、買いたいものはあまりなく、220円の単行本をなんとか1冊見つけ、アプリのお年玉クーポン使い、150円引きで買っていく。ブックオフは逗子駅からも遠く、しかし、県道1本で戻れるから帰りはわかりやすい。駅の近くに戻り、グーグルマップで見つけた古本屋にもう1店。古本イサドととら堂という店にも寄っていく。駐車場の奥にあったこのお店はなかなか面白く、店内をじっくり眺め、外の箱にあった雑誌から「BRUTUS」を1冊買っていく。

 京浜急行の逗子・葉山駅のまわりはのんびりしていて、都会を離れてはるばるやってきたという雰囲気なのだが、JRの逗子駅のほうに行ってみると、なんてことはない、チェーン店もたくさんあるし、横浜の郊外あたりの雰囲気とあまり変わりはない。JRの駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとアップルパイを食べた。3階の席にコンセントもあり、スマホの充電もできた。スレッズとインスタに投稿をしようとするが、ひどい眠気に襲われ、投稿をするだけの作業がひどくしんどくなってしまう。背もたれもない席で、前のめりになりながら少し眠ってから、改めて投稿をする。読書をする集中力もなく、帰りも京浜急行に乗り、横浜まで戻ってきた。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」を観る。今週は「祝49年目突入ウィーク」として、2日目の今日は梅沢富美男と研ナオコがペアで登場した。

 タイムフリーで、今日の「伊集院光のタネ」を聴く。ラジオもスペシャルウィーク、予告されていたとおり、ゲストにオードリー春日が登場した。テーマは「ケチじゃない、倹約家なんだ!」。春日が黙ってしまう場合の対策として、春日と共演経験のある東島衣里アナも投入された。「ラジオショー」のリスナーとしては、東島アナを別の番組で聴くのも嬉しい。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の高橋源一郎の連載が松本人志について書いていた。高橋源一郎は、今回の事件をきっかけに松本の著書をまとめて読んだそうで、渋谷陽一がインタビューしている「松本坊主」を特に面白く読んだようだ。事件にはまるで触れることなく、批判もせずに松本を分析してみせる。「週刊現代」では中沢新一が松本について書いていたが、今回の事件をきっかけに、中沢新一や高橋源一郎が松本を分析してみせているのは面白い副産物だ。

2022年7月4日月曜日

7月4日月曜日/アマゾンが悪い

◇ ラジオ

 早朝、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴きながら、雑務をあれこれと。録画していたテレビ番組を少し観てから、眠りなおす。こまぎれに睡眠をとっていて、何時間眠れているのかわからない。昼もまたラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。オープニングでは、先日の「問わず語りの神田伯山」でしゃべっていた「PLAN75」の話題に反応していた。伯山、高田先生、爆笑問題で、それぞれの番組でしゃべっていたことを再現し合っている。12時台のゲストは、先々週はナイツ土屋さんが登場したが、今週は塙さんだ。高田先生、BSフジの「出動!ラーメン刑事」も観ていたようで、ここでは、出演していた笑組に反応していた。高田先生から笑組の名が出ることもなかなかなく、ゆたかさんからも高田先生の名は聴かないが、しかし、高田先生は好江師匠とは親しかったのだ。エンディングまで聴くと、来週のゲストはなんと、大川総裁だというので驚いた。投票日翌日に大川総裁が登場とは楽しみじゃないか。

 アマゾンセラーセントラルのカスタマーレビューをチェックすると、評価1をつけられていてぎょっとする。いったいなんだろうと思い、内容を確認すると、在庫がないためにキャンセルにさせてもらった注文への評価で、注文者に「注文そっちから勝手に取り消して何がレビューだよ!」と怒られてしまっていた。いや、レビューの依頼はアマゾンがしているのに、それをこちらに怒られてはかなわない。もちろん、キャンセルにさせてもらったことはこちらの落ち度でしかなく、お詫びのメールも送っているのに、お詫びしながら評価をお願いしているとしたらあたまおかしいだろう。これは、出品者が評価を求めているかのような誤解を与えるアマゾンが悪い。アマゾンが悪いのだから削除を依頼したが、アマゾンは認めてくれなかった。腹立たしい。今まで、肯定的な評価100パーセントをずっと維持してきたのに、レビュー数が少ないものだから、これひとつで評価をがくんと落としてしまった。

◇ 読書

 夕方、駅前まで外出。銀行に用があり、ダイソーにも寄る必要があり、買いものをする。それから、マクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べてから、しばらく読書をした。高橋源一郎「「読む」って、どんなこと?」を一気に読んでしまう。2020年刊、NHK出版。「学びのきほん」シリーズの一冊。120ページ弱の薄い本だが、半分以上は引用なんじゃないかと思うくらいに引用が多い本だ。しかし、高橋源一郎ってひとは、若いころにウケた芸風を七十になってもやり続けているようで、どうも感覚が古臭い。永沢光雄「AV女優」を載せてみたり、こういうので驚かせようと思っているようなセンスが本当にピントがズレている。しかも、高橋源一郎の場合は、天然ではなく作為だから余計に恥ずかしい。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。先週は「徹子の部屋」をずっと観そびれていて、一週間分をまとめて観た。月曜・加藤和也、火曜・沢田亜矢子、水曜・傑作選(母娘特集)、木曜・マギー司郎&審司、金曜・日野美歌。そんなに律儀に毎日観る義務もないのだけれども。

 関西地区では5月に放送された「上方漫才コンテスト」が、関東でも昨日放送された。このコンテストが関東で放送されたことは過去にあるんだろうか。司会は千原兄弟。審査員は、トミーズ雅、ハイヒールリンゴ、ますだおかだ増田、内藤剛志、ブラックマヨネーズ吉田、ヒャダイン、大林素子という7名。出場者は8組。まず、AブロックとBブロック、4組ずつに分かれて対戦し、勝ちあがった2組が決勝を争う。Aブロックは出演順に、隣人、滝音、オーサカクレオパトラ、ファンファーレと熱狂。前2組はコント、後2組は漫才だった。Aブロックは滝音が勝ちあがる。Bブロックは出演順に、もも、天才ピアニスト、カベポスター、ハイツ友の会。こちらは4組とも漫才。Bブロックは天才ピアニストが勝ちあがる。決勝は、滝音、天才ピアニストの順で、2組ともコントだった。結果は、天才ピアニストが満票で優勝する。天才ピアニストが優勝したという結果だけはすでに知っていて、いい結果だとは思っていたのだが、Bブロックの戦いでは意外と僅差だったんだな。滝音は2本ともコントだったが、「キングオブコント」では決勝にも残ったことがあるし、コントのほうに自信があるのかもしれないが、このコンビは漫才のほうが面白いという気がしている。

 録画がずいぶん溜まっていて、「お笑い向上委員会」も2週分まとめて観た。ランジャタイが暴れまわった週の続きに、「令和の新BIG3」として、永野、JP、あしべが登場した。JPは松本人志、あしべは木梨憲武のものまねをするのだが、陣内智則がなぜか自信をもって、あしべが誰だかわからないといういじりをするのが奇妙だった。ものまね番組ではかなり活躍しているという印象だが、ものまね界とお笑い界は近いようで遠い世界だ。アウェイでの戦いを強いられるあしべを応援したくなったが、納言のみゆきが養成所の同期だというので、あしべに救いの手を差し出していたのにはほっとした。一昨日の放送は、土曜プレミアムの枠で放送される「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に合わせた「バック・トゥ・ザ・芸人」という企画。おぼん・こぼんが登場するというので楽しみにしていたが、おぼん・こぼんの登場前に、Wモアモアの東城けんがいきなり雛壇に座っていたのには驚かされた。

 「笑点」も2週分。先週の放送から観ると、演芸コーナーが始まる前に「松本人志さんも絶賛した」という紹介があり、JPが登場するのかなと思ったら、ぴろきが登場したのでずっこけそうになった。大喜利の助っ人には桂三度が登場した。それこそ、松本人志式の大喜利に強いプレイヤーが、本家「笑点」の大喜利に登場するという初めてのケースではないか。昨日の放送は、演芸コーナーには江戸家小猫が、大喜利の助っ人には月亭方正が登場した。方正と宮治のやりとりが少しあったが、宮治は方正にタメ口、方正は宮治に敬語を使っていたことにどうも違和感がある。落語家になったのが遅いとはいえ、芸歴に倍以上の差がある方正にそれはさすがに変だろう。TEAM0の結成が1988年だとすると、じつはたい平と同期なのだ。

 ラジオを聴こうと思うが、お笑いにもやや食傷気味になり、Spotify で、なにか選挙に関するポッドキャストをはないかと探してみたら、神奈川選挙区から出馬している深作ヘスス候補の番組を見つけた。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」に参院選の特集があり、東京選挙区の全候補者を畠山理仁が取材している記事を興味をもって読んだ。中島岳志とプチ鹿島の対談もあり、中島岳志の「自民党」を読んだから、この対談も理解しやすかった。

 夜になったら、ずいぶん涼しくなった。冷風扇を買った途端に涼しくなるというのも面白くない。眠る前にブログの更新をひとつ片づけ、ようやく眠ったときには、深夜2時を過ぎていた。

2021年8月30日月曜日

8月30日月曜日/浜松町・川崎


◇ 貧乏暇なし

 今日は午前中に川崎まで。それから、午後には浜松町に行くことになり、どこでランチを食べようかと、店を探しながら歩くが、なかなか決められない。だいぶ歩きまわり、味蔵という居酒屋にようやく決める。ランチメニューの日替わり定食。650円。メニューの名前を忘れてしまったが、肉と野菜を炒めたもので、とろみがついている。スープ、大根のサラダ、ザーサイ、杏仁豆腐付き。浜松町から泉岳寺まで歩いてしまおうかと思っていたが、この店まで歩いただけで、暑くていやになり、すぐに浜松町駅まで戻りたくなった。北口から歩き、駅からだいぶ離れたような気がしていたが、南側にも出口があり、じつはさほど遠くなかった。ちょうど、駅のホームの長さ程度の距離を歩いただけだったが、それでも、暑さで気力が失われる。


 浜松町から、京浜東北線で川崎に戻ってきた。よっぽど横浜まで戻ってしまおうかと思ったが、こんな昼間から都内にいて、寄り道しないのもつまらない。川崎で、近代書房の向かいのベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。読書をするが、隣りの席に座っていた爺さんふたりがずっとしゃべっていて、うるさくてしかたがない。ひとりがけの席なのに、隣り合ってしゃべってやがる。そんなにしゃべりたいなら、ふたりがけの席に行けばいいと思ったし、ひとりの爺さんはマスクをしていなかった。

 高橋源一郎「君が代は千代に八千代に」を読み終えるが、これはぜんぜん面白くなかった。つまらない人間が、一生懸命、ふざけてみせているような、あるいは、悪ぶってみせているような小説だった。2005年刊、文春文庫。この小説が書かれていたころは、高橋源一郎の「SIGHT」の対談なんかはよく読んでいたような記憶があるが、本人はこんなひどい小説を書いていたとはつゆ知らず。

 モアーズのブックオフに寄り、それから、横浜まで戻ってくる。星川に寄り、コーナンでプチプチを買ってから帰った。ツイッターから新規感染者数を確認すると、東京は 1915人に。ひさしぶりに二千人未満になった。神奈川県は 1719人。このまま下がるかどうか。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた昨夜の「ラフ&ミュージック」の第2夜を、とりあえず、早く確認しておきたい場面だけ、ざっと早まわしで観ていった。初日の生電話で出演交渉したメンバーがつぎつぎに登場するのがいちばんの見どころで、鶴瓶の登場も面白かったが、やっぱり、最大の話題は内村光良の登場だ。裏番組とのかねあいもあり、初日の段階ではどうなるかわからなかったが、ウッチャンはきちんと現れた。10分程度の出演ではあったが、近い将来、ウンナンとダウンタウンの共演もあるのではと期待させる。この2組だけでなく、どうせならば、ここに清水ミチコと野沢直子もいればとは思った。そのあと、漫才で登場したハイヒールと松本の共演も珍しく、ここもじつは注目すべき場面だった。

 タイムフリーで、ラジオもいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、高田先生も、松本と太田の共演をやっぱり話題にしていた。それから、下北沢にポカスカジャンのライブを観に行った話になり、古書ビビビで喰始に遭遇した話になった。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くが、こちらでも「ラフ&ミュージック」の話を期待したのに、平野ノラの母の料理の記事の話から始まり、ずっと料理の話をする。20分ぐらい経過して、ようやく「ラフ&ミュージック」の話になった。爆笑問題と松本の共演を、塙さんは家に帰ってからテレビで観たようなツイートをしていたが、録画に失敗していて、YouTube で観たそうだ。爆笑問題とは出番が近かったのに、現場に残らなかったのは、板挟みになりたくないというのが本音だろうか。先週土曜の「東京ポッド許可局」は「お笑い当事者論」。聴きそびれていた先週月曜の「ズーム」も、オープニングだけは聴いておく。ラジオを聴きながら、梱包を片づけ、深夜0時過ぎには眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...