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2022年8月17日水曜日

8月17日水曜日/古いドラマと雨と映画

◇ テレビ・雑誌

 早朝から少し眠りなおし、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は、JPに密着したVTRからクイズが出題される。この番組では、芸人の副業を紹介する密着取材をずっとやっていたが、今回は副業ではなく、どうも企画が安定しない番組だ。JPは、空いている時間が少しでもあれば動画を撮り、すぐに使えなくても、10年後に使えるかもしれないと考えてそれをやっていたり、あるいは、自分の動画に飛べるQRコードのシールを作り、配るために持ち歩いていたりなど、裏側の努力に驚かされる。JPの密着は面白かったが、それにしても、スタジオの大喜利がかったるい。

 日曜の「おかべろ」をようやく観ると、2丁拳銃の川谷修士と野々村友紀子夫妻がゲスト。野々村友紀子が、小堀に怒ったときに、小堀がもうちょっとうまく返しができていたらポップなクズ芸人になれていたのに、言いっぱなしになったため、自分のほうが認知されていったことに心苦しさを感じていて、むしろ、2丁拳銃がだめであるかのような印象をつけてしまったのではないかと後悔しているという話をしていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」で、水谷豊の連載が始まっていた。今週は2回目になっていて、そういえば、先週号には水谷豊のインタビュー記事があり、うっかり読み飛ばしていたが、このインタビューは連載だったのだ。聞き手は松田美智子。先週の初回にも改めて目を通すと、歴代の「相棒」について語っている。そして、今週は芸能界の交友録を語る。ドラマの共演者のほか、とんねるずやイチローの名も出てくる。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後から外出する。今日は涼しくなるのかと思っていたら、まだ暑い。まず、関内まで出て、さっさと食べてしまおうと思い、なか卯に入り、鶏唐丼セットを食べた。680円。



◇ 放送ライブラリー

 今日の目的、まずひとつめは放送ライブラリーに。1985年のドラマ「イエスの方舟 イエスと呼ばれた男と19人の女たち」を、今のタイミングで観ておきたくなった。たけしが千石イエスを演じる実録ドラマ。放送時は小学生で、このドラマの存在はあとから知ったが、イエスの方舟事件そのものはリアルタイムでは知らない。脚本は池端俊策。以前にここで観た「さんまの「俺は裸だ」」も池端俊策の脚本だった。小林聡美、田中美佐子、山咲千里らが出演。岸田今日子がたけし(イエス)の母を演じているのだが、おおっと思うところでは、たけしの子ども時代を「たけしくん、ハイ!」の小磯勝也が演じている。97分。観終わって、上階の展示ホールにも行ってみると、「テレビとCMで見る平成令和ヒストリー展」という展示があり、これもついでに、ざっと眺めてまわった。「TVガイド」のバックナンバーがずらりと並べられていて、そのときどきの人気タレントが表紙を飾っているさまは、そのまま、平成の芸能史のようだ。しかし、ある時期から、どうもパブリシティ臭さが目立ち始め、平成初期のほうが雑誌に魅力が感じられる。昭和のバックナンバーも見てみたくなる。


 1階に降りると、外はどしゃぶりになっていた。今日は雨の予報だとわかっていたのだが、うっかり、傘を持って出るのを忘れてしまった。少しすれば止むかと思い、地下の日本大通り駅まで降りてみると、コーヒー店があったが、コンセントがなさそうだったから、入るのは躊躇してしまった。どうせ、あとでまたスマホを充電するためにどこかに入らなければならず、二度入るのはもったいないと思ったわけだが、しかし、この店に入ってしまったほうが時間を有効に使えたかもしれない。充電を考えるために行動がかえって不自由になってしまうが、そういえば、今朝に観た「刺さルール」では、JPは動画をいつでも撮れるようにと、モバイルバッテリーをいくつも持ち歩いていたんだった。案外、JPから学ぶべきことは多かった。地下から1階に戻り、外の様子を見ながら、しばらく無駄に突っ立っていた。15分ぐらいすると小雨になってきて、止んだわけではないが、しびれを切らして外に出る。

 小雨のなかを早足で歩き、横浜スタジアムの脇のベローチェに入った。心置きなく、スマホの充電をする。読書をしようと思っていたが、眠くなり、ひとまず、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。この日は、東貴博と黒沢かずこがともに休みになり、渡辺正行と乾貴美子という変則コンビ。12時台は、オジンオズボーン篠宮がゲスト。そのあと、Spotify で音楽を漁っていたら、どうしてそこにたどりつけたのかわからないが、MCコミヤがあることに気がついた。ほかにも、いつの間にかサブスク入りしている曲があるかもしれないと思い、いろいろと探し始めてみると、なんと、「やまだかつてないCD」も Spotify で聴けるようになっていた。配信の場合は、中古CD屋の棚を漁るのとは違って、自分で気がついて検索してみないと見つけようがない。


 「やまだかつてないCD」を聴いていたら、ずいぶん時間が経ってしまった。結局、読書はまったくしなかった。すっかり夜になり、外に出ると、雨は止んでいた。セルテの関内ブックバザールに寄りたかったが、行ってみると、もう閉めていた。雨さえ降らなければ、先に寄りたかった。イセザキモールのブックオフにも寄っていく。80円文庫本のワゴンがあり、そこから1冊のほか、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊買っていく。黄金町方面に進み、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクと、エクレアを買って食べる。


◇ 映画

 今日のもうひとつの目的、テリー・ギリアム監督の「ジャバーウォッキー」を観るため、シネマジャック&ベティに。ずいぶん時間が空くと思っていたが、意外とちょうどいい時間になった。21時ちょうどの回、予告編なしだが、21時前に客入れしながら予告編を流していた。1977年公開、テリー・ギリアム単独での初監督作品だが、この映画、今まで観たことがなかったのだ。この時代はまだ、モンティ・パイソンそのもの。モンティ・パイソンというと、知的でハイセンスな笑いの代表格のようなイメージになってしまっているが、観れば観るほど、くだらない。日本人が考えるよりもずっと大衆的で、この映画においても、そのくだらない部分こそが最高だ。

 

 映画館を出ると、また雨降り。黄金町から京浜急行で帰る。深夜0時頃に帰宅し、眠くてしかたがないが、タイムフリーぎりぎりで、先週水曜に放送された「なすなかにしのオールナイトニッポン0」を聴いた。「オールナイトニッポン」は11年ぶりだそうで、「お笑い有楽城」で優勝していたことも知らなかったが、そのときに芸名を「いまぶーむ」に改名していたことも知らなかった。すべて聴くような余力はなく、聴きながら、深夜1時頃には眠った。

2021年8月18日水曜日

8月18日水曜日/ラジオとテレビの一日

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ここ数日は忙しくしていて、少し間が空いてしまった。タイムフリーで、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」も、まずは先週の木曜、それから、金曜の中川家の日と順に聴いていく。木曜は、安田大サーカスの団長がゲストだった。「団長安田」というのが正式な芸名なようで、前からそうだったっけ。鬼越トマホークの YouTube に出たヒコロヒーが、松竹芸能の派閥についてしゃべっていたことに、でたらめだと怒っていたのが面白かった。松竹芸能には、どうもこの熱血漢の系譜がある。金曜まで聴いたら、つぎは「日曜サンデー」。中村獅童がゲストで、そういえば、爆笑問題とは日芸の先輩後輩だ。仕事の話になると、ついついまじめな口調になる獅童を、かっこつけていると太田がいちいち茶化すのが面白かった。

 録画していたテレビ番組もいくつか。「紙とさまぁ~ず」は、泉里香がゲスト。この番組、なんと、あと4回で終了のようだ。12回で終了というのはもともとの予定だったようだが、終わらせるにはもったいない番組だ。毎週観ている番組のなかでも、特に楽しみにする番組になっていただけに、なんとか延命できないものだろうか。この番組のことは、てれびのスキマさんも「週刊文春」のテレビ評でとりあげていた。そのほか、「さまぁ~ず論」(ゲスト・ナイツ)、「ボクらの時代」(稲川淳二・テリー伊藤・笑福亭鶴光)、「アド街ック天国」の八景島の回も観た。

 今日は外出らしい外出はせず、朝と夜と、二度、近所のスーパーまで行ってきたのみ。午前中、郵便ポストで出すものがあり、そのついでに買いものをして、すぐに帰ってきたが、帰宅後にすぐ、ゲリラ豪雨になった。間一髪。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 5386人に。神奈川は 2021人。千葉は 1692人、埼玉は 1451人。大阪もついに二千人超え、2296人。兵庫は 1088人、愛知は 1227人、福岡は 1253人。千人超えの県もだんだん増えている。

 楽天マガジンで、「週刊ポスト」のたけしの連載を読むと、「Nキャス」で開会式をボロクソにけなしたあと、劇団ひとりに会ったそうで、「「別にお前のこと言ってるんじゃなくて、全体的にだよ」みたいにフォローしといたけどね」と。開会式のあのタップのシーンが「座頭市」に似ていることは、たけしもやっぱり思ったようで、しかし、そんなたけしも、MISIA の「君が代」は褒めている。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。昨日は雨上がり決死隊の配信があったが、その直前の収録だったのが惜しい。オープニングの中盤から、太田が「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」について話し始め、そこから、話はメンタリストDaigo の発言につながり、熱がこもっていった。ドン・キホーテというのはまさに誰の得にもならない人物であり、テリー・ギリアムにとっては、映画がドン・キホーテであり、自身がサンチョ・パンサなのだと。つまり、無駄なものに引きずりまわされているという構図であると解釈する。「誰が得するんだよ」という今どきのツッコミに対する嫌悪感も示され、損得ではなく、無駄なものを肯定する話だった。

 アマゾンプライムで、短い時間でなにかドラマを観たくなり、適当に探し、「モーツァルト・イン・ジャングル」というドラマを観始めたら、これが当たり。シモネタにえげつない部分はあるが、笑いのセンスがいい。とりあえず、2話まで。これは続けて観てみよう。深夜1時頃に眠る。

2021年1月17日日曜日

1月17日日曜日/胡散臭さの魅力

◇ 胡散臭さ

 昨日に引き続き、今日も予定の変更に翻弄される。一日、外出もせず。

 録画しておいた今朝の「ボクらの時代」を。瀧川鯉斗、神田伯山、中田敦彦という顔合わせ。これはすぐに観ておきたくなった。鯉斗、伯山の出演が先に決まっていて、もうひとり誰に会いたいかというので、(ほかに候補もあったようだが)中田敦彦があとから選ばれたという。中田は吉本をもうすぐ辞めるというタイミングだったが、この顔合わせならというので出演を快諾したようだ。中田敦彦について、「なにがいちばん魅力って、ちょっと胡散臭いじゃないですか。」と伯山。中田は欲が強いともいい、歌丸師匠は亡くなる最期まで落語家としての頂点を目指し、欲が強かったという話をする。「中田さんて、お金好きですよね?」とストレートに訊き、芸とお金の話にもなった。

 一昨日の「問わず語りの神田伯山」をタイムフリーで聴いたら、「ボクらの時代」の裏話をしていた。中田敦彦について、こちらでも、インチキ臭いのに惹かれる、胡散臭いところが魅力と語っている。中田を詐欺師と呼びつつ、「講談なんて商売もモロ詐欺師」だと伯山は言う。タレントは詐欺師集団だと思ってるという、伯山のこの態度が、芸能に対する正しい認識という気がする。

 深夜に、アマゾンプライムで映画を1本。見放題がもうすぐ終了する、テリー・ギリアム監督の「Dr.パルナサスの鏡」を観た。俳優の顔がなんだか覚えにくいなと思って観ていたら、主演のヒース・レジャーが撮影中に急逝し、3人の俳優が代役を務めたということをウィキペディアで知った。覚えられないはずだ。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...