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2023年3月18日土曜日

3月18日土曜日/新横浜線開通

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「オリジナルMY安全靴を作ろう」という企画。アンジャッシュ児嶋、宮下草薙が出演。もうすぐ最終回だというのに、いたって平温の放送。来週は空耳アワーだが、しかし、最終回だという予告はなにもない。そのあとはラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけると、今日は出水アナがお休み、新人の吉村恵理子アナが代役を務めていた。「常連さん」は能町みね子。11時台のゲストには、「エルピス」のプロデューサー、佐野亜裕美が登場した。

◇ 交通

 午後から外出。午前中から出るつもりだったが、ずいぶんもたついてしまった。雨降りになり、ずいぶん気も萎える。外出の目的は、今日から開通する新横浜線の見物。相鉄線が東急線とつながると聞いたときにははるか先の話だと思っていたものだが、その日になってみると、どうかと思うくらいにわが生活には発展がない。駅に到着するなり、うっかりしていて改札をすぐに通ってしまったが、鉄道マニアのような特別な関心があるわけではないものの、料金表など、観察するべきところはあったはずだ。二俣川に移動し、ここから東急線直通に乗り換えるが、ここでさっそく遅延が発生している。二俣川の電光掲示板に「和光市」や「西高島平」という行き先が表示されているのにも妙なもので、東横線に乗る際にもいつも同じ表示を見ているわけだが、行き先があまりにも遠くなると、この電車はいったいどこに向かうのかというのがどうもイメージしにくい。これだけいろんな路線をつなげてしまうと、終点だけを表示する慣習を考えなおしたほうがいいんじゃないのか。終点まで乗ることなんてまずないんだから。

 思ったよりもすぐに電車はやってきたが、ホームにいるひとの数のわりには車内は空いている感じがした。まあ、通常の乗降客プラス、新線目当ての客がちらほらぐらいのもんだろうか。電車内では本も読まず、窓の外に目を向けようとしていたが、新横浜までは地下鉄なのでなんにも面白くない。新横浜駅のホームに着くと、こちらはさすがにひとが多かった。あれこれと写真を撮りながら、とりあえず、改札を出てみたが、いったいどこに出てきたのかはさっぱりわからない。目の前には市営地下鉄の改札もあり、壁にある地図を確認してみると、新横浜線と市営地下鉄が十字に交わっていた。しかし、市営地下鉄もそもそも利用しないから、もともとの地下の風景がどうだったのかも知らない。こちらの新しいほうの「新横浜」の駅では記念乗車券かなにかを求める列ができていて、駅員もあちこちに立ち、歩行者の整理をしていた。行き交うひとが多いと、なかなか立ち止まることも難しく、近くにあったエスカレーターを昇ってしまうと、駅前の歩道橋の上に出た。





 雨降りなので、屋根のあるところを通り、新横浜の駅ビルに入った。新横浜で昼食にしようというつもりでいたが、キュービックプラザの「ぐるめストリート」に降りてみると、とても混雑していて、すべての店に行列ができていた。こりゃだめだと思い、混雑を避け、篠原口に行ってみると、こちらには「あじわい横丁」というのがあった。戸隠という店に入り、カレー南蛮を食べる。880円。おもてのサンプルには半ライスがついていたのだが、あとから入ってきた客がご飯ものを頼むと、ご飯ものは終わってしまったと断っている。もしやと思っていると、こちらも半ライスがついていなかった。なんでこっちには言ってくれないんだ。カレー南蛮の汁なんてものは、半ライスがなければ片づけようがない。もったいないからけっこう飲んだけれども。いや、先に言ってくれていれば、別のメニューにしていた。



 駅前の広場にはテントが立ち、マルシェというのをやっていたけど、雨降りだからそちらはぜんぜん覗かなかった。雨降りでは、駅を離れるのもめんどうだ。しかし、新横浜をすぐに離れるのもつまらないから、キュービックプラザ8階の三省堂に寄ってみた。店内をぐるっとまわり、新刊のチェックをしていく。雑誌の売り場を見ると、「Hanada」と「WiLL」の最新号が、そろって三浦瑠麗の批判記事を載せていた。見出しだけ見て、中身は読まなかったが、「Hanada」では山口敬之が、「WiLL」では百田尚樹と岩田温の対談で三浦瑠麗を批判しているようだ。右派の世界というのはじつにおぞましい。

 地下に戻り、新横浜線に再び乗り、新綱島駅に移動する。新綱島までもずっと地下鉄だから、窓の外を見ていてもなんにも面白くない。一応、駅の場所を少し前に調べたことがあったが、どうやら綱島温泉があった場所にあたるようだ。綱島駅とはいちいち別の駅にしてあるのだが、目と鼻の先なのに、こんな例はあんまりないんじゃないのか。こちらの駅でも記念乗車券を求める列ができている。駅の規模は小さく、今は地下鉄の出口が2箇所にぽつんとあるだけだが、なにやらビルの建設もしていて、将来的にはどう完成するのかわからない。だけど、今日は記念に乗ってみたが、利用をするかといったら当分しないだろう。というのは、相鉄線と東横線がつながれば、渋谷までの運賃が安くなるのではと期待していたのだが、数日前に調べてみたらとんでもない、横浜経由よりも新横浜経由のほうが値段が高くなり、それどころか、このタイミングで、相鉄線も東急も少し値上げしているのだ。ふたを開けてみれば、なにひとつ嬉しくない開通だった。新横浜に行く場合のみは安くなるが、新横浜にはめったに用がない。新幹線をよく利用する人間以外に、いったい誰が得するんだ。綱島よりも先は、今までどおり、横浜経由を利用することになるだろう。時間を短縮する必要が生じるようなこともあるまい。







 せっかく綱島まできたのだから、ブックオフにも寄っていく。もともと、自分にとっては、綱島という街はブックオフ以外に用がない街だが、ここのブックオフも、ひさしぶりにきてみたら、1階にカードゲームの遊び場ができていた。本の売り場が減らされたうえに、騒がしくなるだけ。いいことはなにもない。110円の文庫本を1冊、雑誌を3冊、220円の雑誌を1冊、330円のCDを1枚買っていく。

 雨は止んだ。夕方には帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。夜はラジオ。FMヨコハマの IKURA さんの「大人の秘密基地」を途中からつけ、そのあとの「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、23時過ぎには眠っていた。

2022年10月31日月曜日

10月31日月曜日/事故現場から古本屋

◇ テレビ

 朝、土曜に放送された「ワルイコあつまれ」の2時間特番を観た。ニュース番組の形式でスタートし、ここには本物のアナウンサーが登場する。まず、「子ども記者会見」のコーナーから始まり、ここにさんまが出演するというので楽しみにしていた。ここでのさんまは演じるところなく、子どもたちの質問に素直に答えていく。子どもたちの質問だから、今さら誰も訊かないようなことも訊いてくれて面白いのだが、さんまがネタ帳をつけているというのには驚いた。しかし、書いたものは面白くないということも、さんまは同時に言う。若手からお笑いの「五輪書」を出してくれと言われるそうだが、笑いは1ページ「緊張の緩和」だけというのがさんまの考えであり、あとは白紙に自分のエピソードや知識を書き込んでいくだけのことだと語る。松本人志がお笑いを「五輪書」になぞらえた発言をしていて、おそらく、それを知っている若手がさんまにも訊いたのではと思うが、さんまと松本のお笑い観の違いがここには表れている。将来に悩んでいるという女優を目指している子には、「どうしたら楽しめるかを考えることが楽しい」という松之助の言葉が引かれ、師の教えが反映されたさんまの人生観がずいぶん語られていた。「子ども記者会見」のコーナーだけで30分あり、そのあとには、香取、草彅、稲垣、それぞれの名場面集や、「慎吾ママの部屋」や「子ども記者会見」のコーナーに登場したゲストたちの総集編があった。新コーナーでは、ジャパネットたかた風のテレビショッピングのパロディがあり、香取慎吾のアシスタント役を務める関根麻里の芝居が面白かった。

◇ 天王町・平沼橋・横浜

 昼になり、「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴き、正午過ぎには外出する。天王町をひさしぶりに訪ねてみると、しばらく寄らない間に駅周辺はずいぶんさま変わりしていて、改札を出て、まっすぐ進んだら通路がやけに長く、よく知る駅前とはまるっきり違う場所に出てしまった。案内図もなく、わからずにグーグルマップを確認したくらいだが、今までの改札とは反対側に出てしまったとわかり、戻ると、改札の脇に細い通路を見つけ、よく知る駅前に出ることができた。とりあえず、まずは昼食を済ませる。駅前すぐの玲瓏という店に入り、ランチメニューの焼肉定食を食べた。780円。



 今日は特に予定はなにもなかったのだけど、仲本工事の事故現場を訪ねてみたいと思っていた。横浜の浅間町と報じられたその場がよく知る土地だったからだが、とはいえ、普段から通っている土地というわけでもなく、わざわざ向かうからには、さすがにすぐさま駆けつけるのはどうかと思い、いずれ、なにか別の用があるそのついでに寄れないだろうかと考えていた。それで、今朝は、周辺の古本屋をグーグルマップで確認したりなどしていたのだが、すると、驚いたことに、平沼橋のあたりにぽんぽん船の店舗を見つけ、思わず目を疑う。ぽんぽん船のこともちょうどあたまの片隅にあり、というのも、仲本工事の事故現場を知ったときに、天王町のぽんぽん船があったあたりじゃないかとすぐに思ったのだ。グーグルマップで見つけたぽんぽん船は平沼橋だが、いったい、この店はいつからあるのか。検索してみても、公式の情報はない。クチコミ情報では2年前のものがあり、どうやら藤沢店が閉店したあとに始めたのか。ツイッターにも情報はまったくなし。グーグルマップの情報だと、月曜と木曜しか開いてないようなのだけど、こうなると、今日、たまたま月曜に見つけたのだから行ってみたくなる。


 天王町駅から広い通りに出て、洪福寺のほうに進むと、仲本工事の事故現場にたどりつく。ぽんぽん船だった場所は今はセブンイレブンになっていて、その前あたりかと思っていたが、実際はもう少し交差点寄りだった。ほんのちょっと歩けば横断歩道があるというのに、この場で道路を横切ろうとしたのか。そこが事故現場だということは、花や飲みものが供えてあるからすぐにわかった。電柱にはメッセージが書かれたメモ用紙がびっしりと貼られていて、その裏には、お供えものをもっていく泥棒への注意が書かれた貼り紙もあった。ここで写真を撮るあいだに、通りがかりに手を合わせていくひとも数人現れる。交通量はそれなりに多く、交差点の横断歩道から道路の反対側に渡ってみると、反対側の歩道にも花や飲みものが少し供えられていた。






 交差点の先に進み、マンガ専門の古本屋、「漫画漫画」にひさしぶりに寄る。この店、店名も外観も好き。扉は閉めてあって、営業しているのかわかりにくい店だが、入ってみると、お婆さんがひとりで店番をしていた。ほこりがかぶったような本ばかりだが、せっかくだからなにか買おうと思い、太田出版の「蘭丸」というムックを見つけて買っていく。


 サミットのほうに進み、サミットのトイレに寄り、それから、横浜方面に歩いていく。平沼橋のあたりまでやってくると、今朝、グーグルマップから見つけたぽんぽん船が本当にあるので嬉しくなった。このあたりを歩くこともずいぶんひさしぶりな気がする。外に出ている棚から眺め、眺めながら店内に入っていくと、ほかのお客さんもぽつぽつとやってくる。棚は文庫本が多く、ほぼ110円という安さだ。こじんまりした店内、隈なく見て、3冊買っていく。店員さんは自分と同年代くらいの女性がひとり。会計時、この店はいつからあるのですかと訊ねてみると、明確な答えではなかったが、ここはもともと倉庫だったそうで、藤沢を閉めたときに在庫をここにもってきたという。だから、やはり、そのあとにおそらく始めたのだろう。


 横浜駅まで歩き、地下の有隣堂に寄った。「月刊Hanada」を立ち読みしたら、いつの間にか、吉本の大崎洋の連載が始まっていた。この号で、もう第6回目。「らぶゆ〜銭湯」という連載なのだが、どこに需要がある連載なのだろうか。高田先生の連載は円楽のことを書いている。ビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。月末はアプリのクーポンはないのだが、跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄った。こちらでは、110円の文庫本を1冊だけ、これはポイントで買った。

 平沼橋駅まで歩き、鶴ヶ峰に移動する。ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。そして、鶴ヶ峰でもブックオフに寄っていく。ブックの日でもないのに3店もまわることになったが、鶴ヶ峰店は、今日が期限の100円引き券があったので、これを使ってしまいたかった。110円の文庫本を1冊、コミック文庫を1冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。鶴ヶ峰からは、時間をかけて歩いて帰る。

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・北斗晶)を観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台は、ロケット団がゲスト。ハロウィンの今日、ロケット団を見た高田先生のひとこと「貧乏人の仮装?」に爆笑。ラジオを聴きながら早い時間に眠るが、ネズミの気配が気になり、深夜に目覚めてしまう。ネズミ避けのスプレーを撒くが、どうもまるで効いていないようだ。このままでは、いずれネズミに耳をかじられ青くなる。

2022年9月12日月曜日

9月12日月曜日/テレビに出すなとか


◇ 半蔵門・四ツ谷

 朝から都内に。まず、半蔵門に出て、昼には四ツ谷のほうに移動する。しんみち通りの三百宴やに入り、ランチメニューの豚肉ときくらげ炒め定食を食べた。味噌汁、サラダ、冷奴、ヤクルトがつき、700円。しんみち通りから入ったが、新宿通り側にも入り口があった。新宿通り側に出て、向かいのドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら、読書を少し。午後、四ツ谷駅から南北線に乗り、目黒線直通、日吉から東横線に乗り換え、早い時間に横浜に戻ってきてしまう。電車内で読書をしようとしても眠くてだめ。疲れてしまって、気力も出ない。



◇ テレビ・ラジオ・ツイッター

 夕方には帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・太田裕美)を観た。それから、昨夜の「おかべろ」は、古田新太がゲスト。後半には、間寛平、村上ショージが加わり、60歳で引退するというネットの噂を古田新太に確認すると、60歳で仕事をしぼり、好きな舞台の仕事だけにしたいという話だった。間寛平も引退を真剣に考えていて、あと1年くらいで辞めると語る。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、落語協会の真打披露パーティーに出席した話をしていた。高田先生の中学の後輩でもある市弥改め小燕枝を、「ロマンポルノの二枚目みたいな顔」と表現する。そのあとには「大ピンチずかん」という絵本を紹介していたが、この本は話題なのか、なにかで観たなと思ったら、「Nキャス」でも紹介していた絵本だ。高田先生のアンテナは絵本にまで及ぶ。12時台は、新沼謙治がゲスト。楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「週刊現代」の書評欄に、新刊を出した清水ミチコのインタビューが載っていた。いちばん好きな映画が「ゴッドファーザー」だということも、いちばん気になる作家が吉村昭だということも今まで知らなかった。清水ミチコが出演しているものはかなり追いかけていると思うけど、そういえば、自身のことを語る場面はあまりないのかもしれない。「徹子の部屋」に出ても、ネタばかりやっている。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、14時台は、ショウショウがゲストだった。宮崎駿と庵野秀明のものまね、岸田首相のものまねが秀逸。誰もやっていないものまねをこのクオリティでやってみせる芸人が、なぜもっと広く知られていないのか。それから、Spotify のポッドキャストで、「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」の過去回を聴いてみたら、8月14日の放送にランジャタイが出ていた。もうすぐ配信が終わりそうなので、これは今のうちに聴いておかなければならない。

 ツイッターを見ると、「太田光をテレビに出すな」というハッシュタグが昨日からトレンド入りしているようだ。「サンデージャポン」での発言を切り取った動画が拡散されているようで、昨日の放送は観ているが、そこまで問題になるような発言があったとは思わず、録画もしていたけど、気にせずに消去してしまった。残してあれば、今一度確認したかった。検索してみると、さすがにまともな知識人はツイートしてないようだが、なにはともあれ、テレビを観ない人間のテレビ批判は論外である。あるツイートでは、太田(爆笑問題名義)が「Hanada」に連載していることについて、裏をとるために目次を探したがなかなか見つからないようになっているとかなんとか、妙なことを書いていて、そんな無駄なことをする雑誌がどこにあるんだと思うが、穿った見方もここまできたかと呆れはててしまう。「Hanada」に連載していることに対するアンサーは、すでに前週の放送で語られていた

2022年7月26日火曜日

7月26日火曜日/店内で待つ



◇ 竹橋・神田錦町

 雨降り。今日も朝から都内に。竹橋から神田錦町のほうに歩いていくと、学習院開校の地という碑が立っているのが目に留まる。今はあとかたもない。都内を歩いていると、いろんな碑があちこちに立っているものだ。昼は大手町に移動し、ガード下のとら八という店に入るが、まだ開店前だった。確かめずに入ってしまったが、しかし、あと数分で開店するので、店内で待たせてくれた。煮込み豆腐定食を食べる。780円。それから、新大手町ビルのドトールに入り、ひと休み。夕方にまた神田錦町のほうに戻るが、そのころには雨は止んでくれた。腹が痛くなり、竹橋駅から帰る。

◇ 読書・雑誌

 帰りの東横線で、田邊園子「伝説の編集者 坂本一亀とその時代」を読み終えた。2018年刊、河出文庫。親本は2003年刊。坂本龍一の父が河出の編集者だと知ったのは、この親本が出たころだったろうか。著者は部下にあたる女性。これは戦後文学史であり、文芸誌というものがどのようにできあがっていったかというところも関心事である。面白くて、すいすい読んだ。「坂本一亀が、既成の文芸雑誌に不満を抱いていたのは、事実であった。彼は文壇ジャーナリズムの人間関係ではなく、作品そのものを重視する編集者であった。」

 横浜西口の有隣堂に寄り、雑誌売り場を覗いていくと、「Hanada」の最新号は安倍晋三追悼号だ。ひさしぶりにぱらぱらと立ち読みしてみたら、この追悼号のなかで、高田先生の連載では、先生ひとりで小林のり一さんを追悼していた。爆笑問題の連載では、安倍晋三には触れてもいなかった。「WiLL」の最新号も安倍晋三追悼号で、「Hanada」とともに平積みにされているが、「WiLL」はいつもどおりの赤枠の表紙なのに対し、「Hanada」は黒い表紙にしている。強いていえば、ここが雑誌的感覚の有無だろう。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、おいでやすこががゲスト。昨夜の「アンタウォッチマン」は、男女コンビの特集。VTRには、南海キャンディーズ、相席スタート、蛙亭が登場。スタジオには伊集院光が出演していた。「しゃべくり007」は漫才協会特集。ナイツ、おぼん・こぼん、錦鯉、カミナリ、U字工事が出演した。コント山口君と竹田君が漫才協会に所属していることは、くりぃむしちゅーは知らないのだろう。くりぃむしちゅーと山口君と竹田君の関係に誰か気がついてもらいたかった。23時頃には眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...