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2022年10月27日木曜日

10月27日木曜日/テレビが多め・天津麺

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 昨夜はようやくしっかりと眠れた。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観ると、「突撃!隣の冷蔵庫」という企画で、芸人チームが訪問したお宅が、なんと、歌武蔵師匠のお宅だった。一般家庭をいきなり訪問し、冷蔵庫の中身を食べ尽くすというめちゃくちゃな企画だったのだが、量が多くて、このチームは6時間滞在することになった。落語家のお宅はいただきものも多そうだ。歌武蔵師匠は途中から映らなくなっていたが、用もあるだろうし、ほかに家のひとが誰かいたのだろうか。許可を得ているとはいえ、見たことも聞いたこともないこんな企画、なにが起こるかわからないものを受け入れるのは怖いよ。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、中田敦彦がゲスト。今や珍しいテレビ出演を先週の予告から楽しみにしていたのだが、中田敦彦というひとには、むしろ、今まであまり関心をもったことはなかった。経歴もまるで知らなかったが、東大に入って当たり前の進学校から落ちこぼれて慶応に入ったというひとなんだ。若林「自分のお笑いの教科書強いひとが、結局、芯とるじゃない。ていうか、教科書を押しつけるちからだと思うの、現場に。(略)お笑いのルールを自分のルールにしちゃうひと。それはね、やっぱりね、共感力高すぎるとできないなと思ってる。」「〈自分探し〉っていう言葉って軽んじられてるけど、自分がクルマだとすると、なんでみんなと違う速度で、みんなより燃費こんな悪いんだろうって、自分のボンネット開けてずーっと見てんのよ。(略)だから、他人のクルマが気になってしょうがないの。このひとどういう構造でって…。もうだから、「あちこちオードリー」でボンネット開けまくってんの、俺。」 中田「自己分析と内省が完了してるんだ。俺、最近し始めてます。(笑)」 若林が、カストロが10万人の観衆の前で10時間しゃべったという話をすると、中田は余裕でカストロは超えられますと応えるのだが、最後には「そんな自分が恥ずかしい」と、そういう視点ももっているのだ。

 「徹子の部屋」を3日分、まず、火曜は赤井英和夫妻がゲスト。そして、昨日水曜は夏木ゆたかがゲスト。夏木ゆたかの経歴も謎が多いのだが、番組では、川口豊名義のデビュー曲も流される。その後、ペギー葉山のコンサートの司会を務めていたというから、おそらく、それがタレントの仕事につながっていったのか。「華麗にAh!So」で、間寛平とコントをしている映像も観ることができた。今日の放送はフィギュアスケートのペアが出演していたが、これは観ないで消去する。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の巻末グラビアページに「おんな落語家百花繚乱」という特集があり、蝶花楼桃花、露の都、桂二葉、林家つる子が登場している。ここに大ベテランの露の都を入れているのは、東西のバランスをとったかたちだろうか。取材・文は生島淳。ほかのページでは、吉川浩満が担当する「私の読書日記」に目が留まり、いくつかの本を紹介しているなか、「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」と「ユーモアは最大の武器である」が気になった。前者は、ファスト教養に批判的でありながら、それだけではない(吉川が要約する)著者の主張に興味が湧く。「ビジネスパーソンにとって、つねに手っ取り早い成果を求められることも、しかし同時にそうしたあり方自体を問い直せるだけの知力がなければ長続きしないだろうことも、どちらも厳然たる事実である。それならば堂々と二兎を追うべきだ。すなわち、ビジネスで一定の成果を挙げることで精神の平穏を保ちながら、スローな思索によって自身の仕事や生活の意味を問い直し続けるのである。」 後者は、スタンフォード大学ビジネススクールの科目に設けられているユーモアの授業をまとめた本。著者によると、ユーモアには四つのタイプがあり、スタンダップ、スイートハート、マグネット、スナイパーに分類されるそうだ。あるいは、ユーモアのグレーゾーンについても。「まったく同一のジョークでも、発する者の地位や属性によって、その帰結は異なってくる。」

 部屋が寒く、今季初めてストーブをつけた。昼はラジオ。「ナイツ ザ・ラジオショー」の14時台は、テンダラーがゲスト。浅草木馬亭で単独ライブをやっているというのは知らなかったな。そういえば、今日は「ビバリー昼ズ」でも「ラジオショー」でも、珍しく「水曜日のダウンタウン」を話題にしなかった。

◇ 二俣川

 15時頃から外出。曇り空。二俣川まで歩き、餃子の王将に入り、天津麺と餃子を食べた。759円。ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、それから、ドトールに入り、しばらく読書をしていく。森田真生「数学する身体」を読み終えた。2018年刊、新潮文庫。親本は2015年刊。著者は1985年生まれ、肩書きは「独立研究者」となっているのだが、これが初めての著書であり、この本で小林秀雄賞を受賞している。面白かったから、この著者の本はほかにも読んでみよう。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜もテレビ。録画していた「アンタウォッチマン」は「1997年の松村邦洋」という特集。VTRには、爆笑問題、出川哲朗、原口あきまさが出演した。1997年というのはなにかといえば、松村が「電波少年」を降板した年で、この降板が転機になり、ものまねに原点回帰したという物語に仕立てられていた。先週土曜の「ゴッドタン」は「大喜利お題選手権」という新企画。バカリズムが考案した「架空の芸能人に毒を吐いてください」というお題で、音声さんが絶妙な活躍をする。プロの俳優が音声さんの役を演じているのかと思ったら、本当はADだったようだ。月曜の「キョコロヒー」は、齋藤京子の「話の腰を折るクセ」を改善する企画に東ブクロが登場し、ゴルフの魅力を語った。同じく、月曜の「しゃべくり007」は「THE女芸人会」がゲスト。清水ミチコがここに登場するとは思わなかった。そのほおか、大久保佳代子、椿鬼奴、黒沢かずこ、バービー、白鳥久美子、ニッチェ近藤というメンバー。それぞれの憧れのスターと対面する企画があり、内海光司は霜降り明星の番組にも出ていたが、パーソンズのボーカルのひとに続き、GAOの登場にもちょっと驚いた。

 Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、パートナーがなぜか眞鍋かをりだった。かつてのレギュラーだった眞鍋かをりがひさしぶりにこの番組に登場したかたち。聴きながら、深夜2時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...