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2023年6月14日水曜日

6月14日水曜日/同い年の感覚として

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ゴミを捨てに行ってから、ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおした。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴き始めると、いきなり、ちゃらんぽらん冨好さんのしゃべりからスタートする。水谷千重子の明治座公演が延びたために、冒頭から冨好さんがつないでいたのだ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」を観ると、なんと、来週からリニューアルになるというので驚いた。「おかえりこっち側の集い」という番組になるのか。いつものオープニングトークだけが独立した番組になるということなのだろうか。この番組、今まで特集が面白かったのに、あまりにも唐突すぎやしないか。なぜこんな中途半端な時期にという疑問も湧く。

 日曜に放送された「ボクらの時代」は、錦鯉まさのり、とにかく明るい安村、なかやまきんに君という不思議な顔合わせ。まさのりさんときんに君はほぼ初対面だったようだ。ギャグをやる際の動きについて、「止まることは大事」だという点で意見が一致し、その流れから、3人が動きを止めて、CMに入るというパターンがくり返された。このアイコンタクトの妙。まさのりさんは子どものころ、芸人になりたいというつもりはなく、藤子不二雄が大好きで漫画家になりたかったんだそうで、小学生のころに漫才ブームが始まるが、お楽しみ会では手品をやっていたという。まさのりさんは1971年生まれ、自分(1975年生まれ)よりも少し上の世代の感覚として、これはなんとなく理解できる。

 今日の「徹子の部屋」は中村雅俊がゲスト。昨年9月に、渡辺徹と一緒に出演した回の映像から始まった。そのときに、デビュー当時に中村雅俊からもらったという「いつまでもあると思うな人気と仕事」と書かれた色紙が紹介されたが、1984年放送、渡辺徹が23歳のころに出演した回の映像も流され、その色紙はそのときにも紹介されていたんだ。あるいは、中村雅俊は結婚してすぐのころ、植木等のすぐ近所に住んでいて、よく遊びにくる仲だったんだそうで、この関係は知らなかった。

 午後にブログの更新をひとつ。余計な出費は控えるべきか悩んでいたが、腹が減っていたので、夕方に外出し、遅めの昼食にする。かつやに入り、フェアメニューの豚カルビ焼肉とチキンカツの合い盛り丼を食べた。869円。どこかで読書をしていくつもりで、本をわざわざ選んでカバンに入れてきたけれども、どうも考えが定まらない。金も時間も惜しくなり、必要最小限の買いものだけして、すぐに帰ってくる。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれいていた「アンタウォッチマン!」を3週分。5月30日、6月6日の放送は、2週にわたり、バカリズムの特集。バカリズムは1975年生まれ、アンタッチャブルのふたりは山崎が早生まれだが、バカリズムと同学年だ。VTRのなかで、バカリズムが子ども時代をふり返り、「もちろんお笑いは好きでしたし、めちゃくちゃ観てて、学校で、タケちゃんマンの真似とか、知っとるケの真似とかやってた記憶はあるんですけど。」 と語っていると、スタジオで観ていた山崎が「小学生で「タケちゃんマン」は早いかもね。」 バカリズム「そう、早いの。みんなドリフだから。」 この会話は同い年の感覚としてよくわかる。サンドウィッチマンとアンタッチャブルはどちらかというとドリフだったのだろうか。サンドのふたりは1974年生まれ、ひとつ上の学年にあたる。バカリズムの単独ライブのおしゃれな演出は「ひょうきん族」の影響というのも初めて知る話で、今まで気がつかないことだった。そして、学生時代、日本映画学校の漫才の授業では、内海好江師匠に「なんかあんたたち、よくわかんないけど面白いから、その気があるんだったらうち(マセキ)のライブに出てみたら?」 と言ってもらったエピソードが語られた。コンビ時代、デビュー時に黒い衣装を着ていたのは、映画学校で教わった基本衣装という考えかたによるもので、その手法をお笑いにもちこんだのは自分たちだと自負しているという話も面白かった。後編では、「ブラッシュアップライフ」に出演した木南晴夏が証言をする。バカリズムの脚本は、ひとつのシチュエーションに対して会話セリフが多いという特徴をあげ、前半は覚えるのが大変だったが、後半はなじんで覚えやすくなったという。他局だが、実際のドラマの映像も流れた。ネタについては、いとうせいこうが証言していたことが面白かった。いとうせいこうとは「ウンナンのホントコ!」の前説をバカリズムがしていたときに出会う。いとうせいこうがバカリズムに大喜利の方法を訊いたら、「捨てるということを早くする」と言っていたんだそうで、つまり、捨てる訓練をしている、それをいとうせいこうは編集の能力と表した。番組の最後には、バカリズムから、1本ぐらい映画を撮ってみたいという夢が出た。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は尾上松也の特集。これも面白かった。中村獅童が証言者として登場していたが、中村獅童と尾上松也は歌舞伎界で後ろ盾のない境遇が似ているのだ。松也は獅童のやりかたを真似て、歌舞伎界の外に出て行ったというわけか。

 オンタイムでは聴きそびれた今日の「ビバリー昼ズ」を、夜になってタイムフリーで聴いた。12時台ゲストは電気グルーヴ。生出演ではなく、先週に収録済み。予告から楽しみにしていて、これは今日中に聴いてしまいたかった。なにしろ、水曜に登場というのが嬉しい。電気グルーヴに関しては、ナイツよりも乾貴美子(1975年生まれ)のほうがだんぜん信頼できるのだ。昇太師匠とは静岡の話題になり、地元では知られるらしい、藤本房子「ごてんばあさん」という曲がかけられた。検索してみると、これ、作詞は伊集院静なんだな。後半、リスナーからの質問の答えも、ずっとくだらなくて笑いっぱなしの放送だった。

2021年2月17日水曜日

2月17日水曜日/文章予測


◇ 貧乏暇なし

 今日は朝から横浜に用事があり、昼食は東口のモスバーガーで、テリヤキチキンバーガーとネーブルコーラを。ネーブルコーラというものを初めて飲んだ。平沼のブックオフにも寄ったが、なにも買わなかった。読書がしたく、ドトールにも2時間半ほど。夕方に帰宅する。

◇ ラジオ

 タイムフリーで聴いた「ナイツ ザ・ラジオショー」。今日のゲストはバカリズム。ナイツとはマセキ芸能の先輩後輩の関係で、ともにまだ有名でなかった時代の話が面白い。バカリズムが内海好江師匠の話をするのは初めて聴いたかもしれない。ウッチャンナンチャンと同じく、バカリズムも日本映画学校からマセキ芸能というコースで、日本映画学校では好江師匠のクラスだったのだ。「好江師匠には目ぇかけられてたから。で、おれらが卒業して2年ぐらいして、からだ崩されて。」「やる気あるんだったらうちの事務所に入ったらって言ってくれたのも好江師匠だから。あんたら、よくわかんないんだけど、なんかでもねえ、たぶん面白いはずだから、ほかにないからやってみたらみたいなこと言われて。」

 今朝の「伊集院光とらじおと」は野村萬斎がゲストで、これも面白かった。コロナ禍で公演が中止になっていったが、薪能などで、中止には慣れているというのである。われわれのやっていることは日々の研鑽で成り立っているものだから動じないのだということも言っていた。

◇ 今日の読書

 石黒圭「文章予測 読解力の鍛え方」を読んだ。角川ソフィア文庫。2017年刊。タイトルに興味をもち、薄い本だからすぐ読めるだろうと思って読んでみた。もともとは、ちくまプリマー新書で出ていた本だということもあり、平易でとても読みやすかった。文章予測の例文を読んでいくと、一文ごとに、読者によって予測される事柄が疑問文のかたちで挟まれていて、まるで漫才みたいだなと思いながら読んだが、続きを読んでいくと、そのあとには「文章理解は文章を媒介にした読み手と書き手の疑似対話」だと書いてあった。漫才というのはあながち間違いではなく、読み手は聞き役のようにして文章を読んでいくということだろう。そして、予測することが文章を読む推進力になっている。だから、さまざまな文学作品の冒頭には欠落感が用意されているというのは面白かった。娯楽作品における、怖がらせる、笑わせる、ほっとさせるテクニックは、読み手の予測を利用している。著者はまったく知らないひとだったが、冒頭にサンキュータツオ氏の文章が引用されていて、あとがきを読むと、タツオさんは早稲田のゼミの後輩なのだそうだ。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...