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2024年6月16日日曜日

6月16日日曜日/怒りに震えたコーナー

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をようやくひとつ。前回の更新からまただいぶ間が空いてしまった。録画していたテレビ番組をあれこれ。昨夜の「Nキャス」を観ると、小池百合子が都知事選に出馬表明したニュースのなかで、「AIゆりこ」というのをここで初めて知った。面白いんだけど、この予算、どこから出てるんだろうな。

 今朝の「サンデージャポン」は、田原俊彦が生出演のほか、今井アンジェリカ、成田悠輔らが出演。まずはバレーボールの話題から始まり、栗原恵がスタジオで解説をする。続いて、都知事選の話題。この番組でも「AIゆりこ」を紹介する。過去の都知事選の名場面集のようなVTRが面白かった。立花孝志が掲示板ジャックなんということをやっているのを初めて知ったが、細野弁護士によると、公職選挙法が想定していない事態ではあるが、税金によって得られたスペースを転売していることにあたるのではないかと解説する。スタジオには舛添要一も登場した。舛添は選挙ポスターの掲示板は不要という立場をとる。選挙ポスターは候補者が自分たちで貼るんだということは、以前、野末陳平先生のトークライブで知ったが、舛添によると、これが新人つぶしに使われているという。杉村太蔵によると「ポスターも貼れないやつが立候補なんかできるわけないだろ」ということがよく言われてるんだそうだ。そのあとには旧文通費問題を扱い、宮沢博行が取材に応えていた。スタジオでは、舛添に太田が反論する場面があった。番組終盤には TARAKO のお別れ会の様子を伝える。爆笑問題も光代社長とともに出席していた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、こちらにも田原俊彦が登場。トシちゃんに中森明菜から「サンジャポ観てました」とLINEがきてたって。冗談かと思ったらマジなのか。14時台ゲストには、新刊を発売した中山秀征が登場。太田が、松野大介の小説「芸人失格」に触れると、中山「結婚式の日に発売だったんだよ。(笑)日を改めろと思いましたよ。」 太田「ちょっと説明すると、このひとの相方さんが松野ダイサク…、ダイスキ? 誰? 大介さんつって、あのまあ、わりと芸人芸人したかった…。だけど、ヒデちゃんのほうが圧倒的人気で、要するに、自分のやりたいことできなくて、ヒデちゃんのせいで自分はこう、ちょっと、うまくやれなかったっていうのを、のちに文学作品として、「芸人失格」っていう小説を出したの。それを俺は当時読んで、「いや、こんなこと言うことないじゃん!」っていうのもヒデちゃんに伝えたよね。覚えてる? 「あれはないと思う、俺は」って。だけど、松野さんもけしてね、悪いひとじゃなくて、太田プロライブで一緒になったりしてね、けっこう面白いネタやってんだよ。」 新刊にも書かれている「殿様のフェロモン」の話になると、太田もその当時は「今田、なんだこのやろう」と思って観ていたという。そして、これも新刊に書かれているナンシー関について、「殿様のフェロモン」でのナンシー関との電話対決を観ていた太田は、からだが震えるほど怒ったという。太田「俺はこいつ許せないって、俺はナンシー関を読みながら、ヒデちゃんのやってることをこういうふうに書くやつは、いくらなんでも許せないって俺は思ってた。」「「殿様のフェロモン」の、ナンシー関との直接対決、電話…、あれも俺、観てんだから。観てて、俺ね、テレビ観てて、からだが震えるほどね、怒りを感じたのはあれですよ、最初に。あの電話のやりとりね。ナンシー関がヒデちゃんを批判してるのわかってるわけ。で、フジテレビの連中は、全員吉本班なの。ほかの出演者も全員吉本なの。たったひとりヒデちゃんがいて、あんなアウェイないわけ。そいでナンシー関はボロクソ言うわけ。「あんた、なんですか、ダウンタウンより面白いんですか?」なんか言って、それをヒデちゃんが必死に笑いにもってこうとすんだけど、もっていけるわけないじゃん。俺は別にね、ナイナイも、今田も、別に嫌いじゃないですよ。加藤やなんかも嫌いじゃないけど、あのときのフジテレビの番組の、あの作りかたは、これはないだろ、いくらなんでもヒデちゃんメインでやっといて、こんな負け試合を仕込んどくかっていうのは、俺、からだが震えるほど…。あのときね、テレビの前でね、俺、出てないのに。ほんっとに怒りに震えたの、俺!」 太田はその当時にナイナイや吉本印天然素材に毒づいていたこともふり返る。太田はテレビを観ていて怒りに震えたことが過去に2回あるそうで、もうひとつは、「大石恵三」が終わったつぎの週に「大石恵三」の4人を「電波少年」がゲストに呼んだときだった。太田「それでいうと、俺、さっきね、テレビの前で怒りに震えたってのが「殿様のフェロモン」ていうのが1個あると…。俺、2回だけあるんですよ、怒りに震えた…、もうひとつあるんです。それは、ホンジャマカと、今でいうさまぁ~ず、バカルディが、「大石恵三」ってやったの、深夜に。それが日テレの「電波少年」の裏だったの。松本明子さんと松村くんが出て、「電波少年」の裏で、これがもう「電波少年」が圧勝したんですよ。で、フジテレビで「大石恵三」が始まったんだけど、撃沈したんですよ。(略)そしたら、つぎの週に、「電波少年」が「大石恵三」の4人をゲストで呼んだの。で、どうもお疲れさまでしたってやったわけ。別に松村くんと松本明子にはなんの恨みもないけど、土屋さんのその日テレのその…。」 中山「遊びごころ。」 太田「遊びごころと、俺、思えなかったの。俺、やっぱり、恵は嫌いだけど、当時は芸人としてやっぱり一緒にやってきたのがあって、あんなの失敗しろとは思ってたけど、じゃあ、失敗して負けたのを、つぎの週呼んできて、なんか馬鹿にすんなよって思って。俺は「殿様のフェロモン」とあのときだけ、テレビの前でほんっとに震えたの。2回震えたの、俺。」 田中「お前がテレビ観て怒りに震えたコーナーじゃないんだから、これは。」

 夕方から外出。遅い時間になってしまい、今日は外出はやめようかとためらうくらいだったが、星川まで行ってくる。イオン天王町のフードコート、牛角焼肉食堂にて、豚カルビ丼を食べる。825円。そのまま、フードコートでしばらく読書をしていく。なんの計画性もなしに星川にきてしまったが、星川だったら、図書館に返却する本をもってくればよかったとあとから気がついた。閉店間際のコーナンに寄り、買いものをしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、安藤優子、マキタスポーツ、フットボールアワー岩尾というメンバー。再登場のマキタさん、「グッディ」を降板させられた真相を当の安藤優子にぶつける。都知事選の話題では、スタジオには伊藤惇夫が登場した。淳が、蓮舫は公職選挙法違反に引っかからないのかと選挙管理委員会に電話をしたら、個別にジャッジはできないからと警察の電話番号を知らされた。それで、警察に電話をしてみると、選挙管理委員会は毎回こっちにまわしてくるんですよねとこぼしていたって。

 今日の「TVタックル」は「日本の防衛問題を考える」という特集。軍事ジャーナリストの井上和彦、古田貴之、石田健、眞鍋かをりらが出演。東国原が「宇宙人が攻めてきたら世界はひとつになるんじゃないか」と言ったら、「いや、宇宙人と組もうとするやつが出てくる」と言ったたけしがさすがだった。まるで、北野映画的な発想だ。

 昨夜の「ゴッドタン」は恒例企画の「腐り芸人セラピー」。おなじみ、ハライチ岩井、インパルス板倉、ノブコブ徳井が出演。「腐り芸人」には四千頭身が登場した。後藤に向かって、「覇気がない」とシンプルにおじさんの意見を言ってしまう徳井。

 今朝の「ボクらの時代」は、春風亭小朝、林家正蔵、春風亭一之輔とう顔合わせ。小朝だけが着物を着ていて、正蔵は背中側も前になっている変なポロシャツを着ていた。落語協会は現在、真打が多くて前座が少ない逆ピラミッドになっているという。ほんの何年か前には前座が増えすぎているような感じだったがなあ。小朝が言うには、木久扇に弟子入り志願にきた若者がずっと下を向いていて、机の下でツイッターをやっていたという。木久扇がちょっとそれ見せてって言ったら「木久扇面接なう」って書いてあったって。これはさすがに小朝のネタだろう。小朝は、前座には寄席の仕事を楽しんでほしいという。演者の出来がいいときにも関係なく、前座はすぐに幕を閉めるという。小朝は前座時代、聴きたい師匠の噺を長く聴きたくて勝手に時間を調整していたそうだ。一之輔さんが「嫌いなひとがいない」と言うと、小朝「いい意味で、人間馬鹿にしてるんでしょ?」「こちら(正蔵)は繊細すぎちゃってさあ」

2024年4月15日月曜日

4月15日月曜日/蒲田から本を運ぶ

◇ 蒲田

 朝から都内に。京浜急行の京急蒲田から歩き、糀谷との中間あたりにある団地から、行ってみてからそういうことになったのだが、本をたくさん持ち帰ることになった。本当ならばすべて廃棄になる本だ。前もって知っていれば少しは準備ができたのだが、これも廃棄の山のなかから、紙袋とトートバッグを見つけ出し、詰められるだけ詰めていく。部屋が1階だったからまだよかった。これを階段から運ぶということになったら大変な苦労だ。大量の本がある部屋だったが、じっくりと物色しているような時間もなく、目についたものから確保していく。運べる量にも限界がある。古いマンガがたくさんあり、手塚治虫は珍しくないからスルーし、ちばてつやをごっそりといただくことにする。音楽関係の本も多く、音楽雑誌が気になったが、表紙をいちいち確認するような時間はなく、ぱっと見つけたものをいくつか確保するにとどまる。なにか眠っていそうなダンボール箱がいくつもあったが開けることもできなかった。文庫本もたくさんあったが、筒井康隆などの小説が多く、珍しいものはなさそうだったから手はつけなかったが、しかし、保管状態がとてもよく、これがただ廃棄されるために運ばれていくのを止められないのは悔しいものだ。

 今日は帰りに、糀谷、蒲田のブックオフに寄ることができると考えていたが、想定外の大荷物になってしまった。本がぎっしりと詰まった紙袋とトートバッグを両手にもち、自分のカバンにもぱんぱんになるまで本を押し込んだ。とんでもない量だ。少し歩いただけでもふらふらする。これではもうどこにも寄ることができない。京急蒲田駅まではそう遠くないのだが、戻る途中、公園のベンチで少し休んでいく。すっかり気温があがり、大荷物を運んでいると汗をかいた。京急蒲田駅の1階のすき家に入り、牛カルビ焼肉丼を食べただけで、まっすぐ帰ってくる。

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 午後には帰宅し、すぐに横になる。暑い。へとへとに疲れた。タイムフリーで、しばらくラジオを聴いた。聴きそびれていた先週の「伊集院光のタネ」を2本。それから、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはオードリー。5年ぶりの出演だそうだが、5年前は聴いただろうか記憶がない。そのころはタイムフリーを使ってたかな。高田先生がいつからこんなにオードリーを贔屓にしているのかがわからなかった。まずは東京ドーム公演の話をする。昼間はよくしゃべる春日。まるで隙間のない会話。高田先生はオードリーにいじられ放題だ。

 夜になってからまた、三ツ境まで買いものに行き、1時間ぐらいで帰ってくる。蒲田から持ち帰った本を確認してみると、山ほど持ち帰ったわりには、あんまりいい本は選べなかったかもしれない。

 夜になり、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」は、寅子たちが法廷劇「毒饅頭殺人事件」を上演することになり、その脚本が、猪爪家が演じる無声映画で説明される。伊藤沙莉の活弁シーンがあり、オープニングのクレジットを確認すると「活弁指導」として佐々木亜希子さんの名があった。今日の「徹子の部屋」はクリス・ペプラーがゲスト。23年ぶりの出演。昨日の「ワイドナショー」は、はるかぜに告ぐの一色といろが初登場のほか、今田耕司、安藤優子、清塚信也が出演。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」に街裏ぴんくのインタビューがあった。インタビュアーがウソ漫談をふるのだけど、もっといいかたちはないもんだろうか。街裏ぴんくと居島一平の関係はここで初めて知った。「米粒写経の居島(一平)さんにはめちゃくちゃお世話になってまして、本当に命の恩人なんですが、(略)本当におこがましいんですけど、まさに師匠のような感じなんです。そんな大尊敬している居島さんが、僕が優勝したとき連絡をくれて「音も使わずおしゃべりだけのスタイルであの爆笑。くだらん雑音、アンチの雑音なんていっさい無視して、わが道を追究しろ」って。それを読んで、泣いてしまいました。あれはうれしかったですね。」

 深夜にまた、タイムフリーでラジオを聴く。昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」の14時台ゲストは石戸諭だった。「サンデージャポン」のオーディションに落ちた話から始まり、そして、太田が登壇したゲンロンカフェのこと。あの日は、7時間しゃべったあとに光代社長に誘われ、4時まで開いている焼肉屋に行ったのだ。プロフィール紹介のBGMになる好きな曲は、エレカシの「四月の風」を選んだ。石戸諭は宮本浩次にインタビューしたこともあるそうだ。和田アキ子の取材をずっとしていて、ニューヨークに行ってきたというのは「田村淳のNewsCLUB」でもしゃべっていた。15時台の「サンデー芸人ランキング」にはマキタスポーツが登場。「さざんかの宿」の歌詞と曲をミスチルの「Tomorrow never knows」と入れ替えるネタが発展していて、ほかの曲でもやってるんだ。「さざんかの宿」の歌詞を別の曲にのせるネタを3連発、レミオロメン「粉雪」、aiko「カブトムシ」、ミスチル「Tomorrow never knows」とそれぞれ傑作。ひたすら馬鹿馬鹿しかったな。

2024年3月21日木曜日

3月21日木曜日/身分証を再発行する法

◇ テレビ・雑誌

 朝、テレビを観ながらパンを食べようと準備をしていたら、テレビから緊急地震速報のけたたましい音が鳴る。すぐに揺れがきて、思わず、ジャンパーを着て外に出られるかっこうになったが、小さい揺れだけでおさまった。つけていたテレビは「ラヴィット!」だったが、地震のニュースに切り換わり、茨城県で震度5だと伝えている。これだけで終わったのかな。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観ると、逃げるんだったら負けたほうがいいとスズ子は娘に教えていた。日曜に放送された「ボクらの時代」は、岸谷五朗、寺脇康文、風間俊介という顔合わせ。「地球ゴージャス」30周年の公演に風間俊介が出演する。この3人だと、風間俊介が話をまわす役になる。観そびれていた先週の「イワクラと吉住の番組」は恒例企画の「拝啓、中の人」。堀井雄二から手紙が届く。奇しくも、鳥山明が亡くなったこのタイミングでの放送となった。ゲストは野田クリスタル、中川翔子、平尾帆夏。イワクラ、吉住は「ドラクエ」のことをあまり知らないようで、同じく、あまり知らずに観ていたが、貴重な話が出ていたような気がする。午後になり、「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストは江口のりこ。柄本明の初出演の映像も流された。1994年放送、柄本明はこのとき 45歳、今の江口のりことほぼ同じ年齢だ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊文春」の林真理子の連載のイラストを目にして、これはと思ったら、古希のお祝いにマキタスポーツが「ハッピーバースデー」を歌ってくれたことが書いてあった。イラストはギターを抱えたマキタスポーツが描かれている。そういえば、マキタさんが「ビバリー昼ズ」に出たときにも、ちらっとしゃべっていた。気になるのは、志ん生の遺産が第三者に渡ったとの記事。長女美津子の認知症につけいった人間がいるということだ。ひ孫の金原亭小駒、池波志乃、そして、その遺言執行者とされるM氏、作成場所となった寺が取材に応えている。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。まず、鶴ヶ峰の旭区役所に向かい、ようやく、保険証の再発行の手続きをする。年末に紛失して、まったくいつまでかかってるんだか。どこの窓口に行っていいものかもよくわからず、まず、総合窓口で訊いてみると、あそこに立っている青い服のひとに訊くように教わり、青いおじさんに訊いたら番号札の紙をくれた。椅子に座って待っていると、さほど経たないうちに順番がまわってくる。担当してくれたのは、しっかりした雰囲気の若い女性だった。身分証を紛失したのに身分証を再発行するためには身分証が必要という難問に悩まされていたのだが、古物商の許可証があったことに少し前に気がつき、これと古い保険証があればなんとかなるのではと、訊くだけ訊いてみようと思って今日はやってきたのだが、なんてことはない、古い保険証があるだけで再発行が可能だった。そんなに簡単だったとは。ホームページにもそういうふうに書いといてくれよ。郵送で届けられるということで、届けられるまでには保険証に代用できる用紙ももらい、病院の定期検診が明日に迫っていたから心配していたのだが、これで明日も問題ない。しかし、郵送でうちに届けられることにはちょっと不安があった。郵便局留めにしてもらえないかと訊いたらできないそうで、母が認知症という事情までしゃべってしまったが、発送日を指定できるということで、そこでなんとか気をつけて自分で受け取るしかない。発送日であって、到着日ではないから難しいのだが、うまくいけば、来週の火曜には受け取れるだろう。これで一歩前進した。手続きは15分程度で終わる。

 松屋に入り、キムカル丼を食べる。590円。区役所の手続きがあっさりと片づいたので、時間があるからひさしぶりにひとりカラオケに行ってしまおうと思い、バンガローハウスに行ってみたらまさかの満室。鶴ヶ峰店はあきらめ、ここは定期券がある強みで、天王町店に行ってみる。しかし、バンガローハウスのカードも保険証とともに紛失していた。会員登録が必要だったのかも忘れてしまい、料金表にはなにも書かれていないからいいかと思い、入ってみると、やっぱり会員登録が必要だという。会員登録には身分証が必要と言われ、ついさっきもらってきた代用の紙がさっそく役に立ったが、だけど、だったらすでに会員登録されているはずではと思い、訊いてみると、名前の確認だけで登録されていることはわかった。カードをなくしたというと、カードなんてものは存在しないようなことを言われ、そんなことはないので食い下がると、昔はあったみたいなことを言う。その昔というのはどうやら、ほんの4、5年前のことで、それを昔と言う若い店員では話が通じないと思った。結局、カードが再発行されることもなく、名前を言うだけでいいようで、そんな利用法だったかなと疑問は残った。釈然としないまま、部屋に荷物を置き、ドリンクをとりに行って戻ってくると、あとからやってきたカップルがなぜかその部屋に入ろうとする。伝票をお互いに見せ合うと同じ部屋番号になっていた。彼らのほうがあとだから、彼らは受付に確認に戻っていった。

 カラオケのあとは天王町から横浜に移動し、借金を一気に片づけてしまおうと企んでいたが、限度額というものがあるから、すべて片づくのは4月半ばになるか。それでも、9年前から始まった借金地獄をこの4月でやっと終えられるのだと思うと昂揚感がすさまじい。

◇ 読書

 横浜から星川に移動し、イオン天王町のフードコートにてひと休み。マクドナルドのわらびもちパイを食べながら、しばらく読書していく。図書館で借りている「作家と楽しむ古典」を読み終えた。2017年刊、河出書房新社。池澤夏樹が編集した「日本文学全集」の訳者たちによる講義集。このシリーズ、巻数がついていないのだが、1巻目にあたるこの本では、池澤夏樹が「古事記」について、伊藤比呂美が「日本霊異記・発心集」について、森見登美彦が「竹取物語」について、町田康が「宇治拾遺物語」について、小池昌代が「百人一首」について語っている。するすると読んでしまったが、しかし、各作家が訳した肝心のその全集を読んでいないのだからわからない部分もかなりあるかもしれない。このシリーズは、引き続き読んでみよう。

 コーナンに寄り、ダンボール板を買ってから帰る。夜はだいぶ寒くなる。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をまたいくつか観て、早めに眠ってしまい、深夜に目覚め、台所の掃除をしていた。

2024年1月14日日曜日

1月14日日曜日/太田光と松本人志

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、安藤優子、西川貴教、オズワルド伊藤というメンバー。堂本剛と百田夏菜子の結婚、八代亜紀の訃報などを先に扱い、CMをまたいでから、松本人志の活動休止を扱った。松本の「ワイドナショー」出演には否定的だった淳は「身内でかばうような構図に見えちゃって、かばってないにしても、かばったように見えちゃうことは松本さんのために僕はならないと思ったので。」 まさにこの場でも、西川や伊藤の発言はそのように見られてしまうのではないか。20分弱の扱いで終わり、そのあとには、能登半島地震、羽田空港衝突事故を扱った。北九州の成人式の話題では、淳「俺、マジで、ヤンキー嫌いなんですよね。(笑)」 東野「デビュー当時、あたま真っ赤っかのやつに言われたくないですよ。」 伊藤「ヤンキー代表みたいな出方してたのに。」 淳「僕はもうただ、テレビに出るために髪を赤くしてた人間なんで。」「ファッションはぜんぜん僕は否定しないですけど、ヤンキー怖いんだよなあ。」

 続いて、今朝の「サンデージャポン」も。わかしん、石田健、鈴木紗理奈、佐々木久美、中間淳太らが出演。こちらは松本の活動休止をトップで扱う。まずはここまでの経緯を細かくたどり、年末の「ワイドナショー」の田村淳と今田のコメントも紹介、海外でも報じられていることについても触れられる。「ワイドナショー」出演取りやめの経緯についても、裏番組に出演中の淳のポストを紹介していた。昨夜のさんまの「ヤングタウン」での発言も紹介される。スタジオでは河西邦剛という弁護士が登場し、解説をしていた。こちらの番組では、松本の話題を40分ほど、たっぷりと扱っていた。

石田健「いろんな意見があると思うんですけど、個人的には、事実関係はまだわからない、っていうコメントだけを、みんなが言いすぎだなって思うんですよね。」「当たり障りのないコメントをずーっと社会がいろんなとこでくり返されてきたから、旧ジャニーズの問題だってそうですし、それを、われわれ自身がみんな見逃してた。このことを、改めて今回も同じことをくり返してはいけないなっていうのを思いますよね。」

太田「なかなかこう、言いにくい話ですけれども、要はさっきから言ってるのは、法律的に性加害があったかどうかっていうことで、でも、今の時点で吉本興業はまだ告訴はしてないわけですよね。で、僕が思うのは、これはちょっと法律うんぬんとはまた別の話として、あそこに被害を訴えている彼女たちが言ってることが、もしあったとして、警察行きゃあいいじゃないかとかいろんなのが出てくるけれども、いわゆるその加害にまで及んでないかもしれない、刑事事件として告訴できないかもしれないと思って、その…、警察沙汰にするってやっぱりすごく勇気がいるからね。で、ましてや自分も芸能人の卵で、まずその、今、世間で言われていることは、まず、自分が自分に対して責めたと思うんですよね。もしそういうことがあったと仮定してですよ。で、これが警察に訴えたところで事件化できないかもしれないっていう程度の、いわゆる、人間としての人格を否定されたっていうようなことが、あとから思って、よくよく考えてみたらそれがそうだったと思ったとすれば、そのひとたちはやっぱり、そこでできなかったことを自分を責めるべきではないし、最初に思うのはそこなんですよ。それがずーっと、何年も何年もそういうことがあれば、忘れられない事実としてあって、でも、世の中の正義っていうのはそこと自分が思ってることと違うほうに進んでいるとすれば、言い出せなかったのも当然だし…」「やっぱり、ひとって自分をいちばん守る必要があると思うし、だから、今、それを訴えてるひとたちが、なんかいろんなことを言われてるけど、その時点で警察に言えなかったっていう自分を責める必要はまったくないし、そこで理不尽だって感じたんなら、あとから理不尽だって思ったんだとしたら、それはやっぱり理不尽なんだよ。で、だから、それはそういうふうに自分を、あそこで言うべきだった、なんであの、その場しのぎの対応をしてしまったんだとか、まあいろんなことをたぶん…、それを真っ先に思うのは自分だろうから、それは思う必要はまったくないと思う。いっぽうでね、松本さんは、まあ、こんだけシリアスな状態になって笑いにしにくいってのは当然だし、活動休止していくなかで、やっぱり、松本さんも自分を守るべきだと思うのね。で、それは、あのひとにとって…、まあ、俺はわかんないよ。仲悪いしね。(笑)わかんないけれども、いちばん重要なのが笑いだとするならば、あのひとが今まで、まあ、こういう状況になって、こうどんどん追いつめられてますよね、世間的に。で、いろんなひとからたぶん…、要するに、弱者と強者ってものすごいスピードで今、入れ替わるから、いろんなひとからいろんなこと言われる可能性はあるけれども、もし、松本さんがね、自分が今までのその自分の態度やなんかを、たとえば、玉座に座っていた王様が転げ落ちるっていう物語を、自分が面白いと思えるように作れるとするならば、その笑いこそが松本さんを救うと思うし、俺は、そういう意味でいうと、松本さんは笑いのすぐ、今、隣りにいると思うし、だから、そういう意味では、松本さんのファンのひとたちも傷ついているだろうし、でも、きれいごとを言うようだけど、誰もが自分をいちばん守る権利はあるなあと思う。それは法的にうんぬんはわからないです、僕は。」

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台ゲストは木村昴。ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠る。

 夜にもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ボクらの時代」は、博多華丸・大吉、つんくという顔合わせ。今朝の「NHK短歌」は1月の2週目、YOUがゲストだった。昨夜の「人生最高レストラン」は、地震のニュースで中断された南原清隆の回が改めて放送された。渋谷のストリップ劇場にも出ていたというのは知らなかったな。道頓堀劇場だろうか。放送作家の内村宏幸もVTR出演する。南原は武蔵中原、内村たちは妙蓮寺に住んでいたということもここで初めて知った。

 今日の昼には「笑点」の正月特番の再編集版が放送された。マキタスポーツのネタがようやくきちんと放送された。星野源の童謡と「トリセツおじさん」。それから、綾瀬はるかと木久扇師匠のロケ企画があった。そして、夕方の「笑点」のレギュラー放送を観たら、なんと、こちらの演芸にもマキタスポーツが登場。これは素晴らしい処置だ。「15の夜音頭」と「いとしのエリーに乾杯」。大喜利は師弟ペア大喜利。小遊三&遊かり、一之輔&喜いち、たい平&あずみ、木久扇&木久蔵、好楽&好青年、そして、ひと組だけは師弟が逆のペア、宮治&伸治。座布団運びは昇也が務めた。夜に放送された「光る君へ」の第2回を観ると、子役に替わり、今回から吉高由里子が主役だ。小遊三師匠も絵師の役で出てきた。

 夜に読書を少し。早く眠ろうと思っていたのに、明日が返却期限の図書館の本があることを思い出した。思い出してよかった。眠りたかったのに、読書をしていたら眠気が飛んでしまう。ポッドキャストやラジオ番組をいくつか。「ナインティナインのオールナイトニッポン」でも松本について触れていたんだな。ラジオを聴きながら、深夜1時頃に眠る。

2024年1月1日月曜日

1月1日月曜日/元日と地震

◇ テレビ

 朝から少し眠り、起きあがってからはまた録画していたテレビ番組の続き。昨夜の「紅白」の後半を観る。後半は Mrs.GREEN APPLE からスタート。「レコード大賞」とは別の曲だ。三山ひろしのけん玉企画は今年もあり、ここ数年の「紅白」はなんだか「かくし芸大会」も兼ねているかのようだ。けん玉は、タイムマシーン3号のふたりが、一番手、二番手だったが、三番目のパンサー尾形がいきなり失敗し、すぐにトップからやりなおしていた。歌のあいだには間に合わなかったが、ギネス世界記録はなんとか達成。伊藤蘭、46年ぶりの「紅白」は、キャンディーズのスペシャルメドレーだった。別スタジオから、かつての親衛隊たちを客席に入れて盛りあげていた。テレビ放送70年特別企画「テレビが届けた名曲たち」というコーナーでは、ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツが登場。ウッチャンナンチャンに挟まれる有吉。そのあとには黒柳徹子が登場し、「ザ・ベストテン」風になる。有吉と徹子さんの共演を「紅白」で観ることになるとは思わなかった。このコーナーでは、薬師丸ひろ子が「セーラー服と機関銃」を、寺尾聡が「ルビーの指環」を歌った。続いては初登場の Ado。Ado の名前の由来って、やっぱり、狂言のアドからなのだね。京都の能舞台からの中継で、本人はシルエットしか映らずにライブを行った。ここで、さっきの三山ひろしのけん玉の記録がじつは失敗していたという訂正が入る。続いてのエレファントカシマシの前には、ファンとして、新しい学校のリーダーズの SUZUKA が再登場した。SUZUKA の挙動のルーツが宮本浩次だったとは知らなかったな。そりゃあ面白いはずだよ。番組もいよいよ終盤にさしかかり、有吉は藤井フミヤとも共演し、「白い雲のように」を一緒に歌う。YOASOBI「アイドル」はアバンギャルディとのコラボから、出場している本物のアイドルたちが総登場する豪華版。しかし、あのちゃんや橋本環奈まで参加していたのに、新しい学校のリーダーズがここに登場しなかったのはなんでだ。トリは白組が福山雅治、そして、紅組は MISIA のスペシャルメドレー。これでおしまい。結局、「ブギウギ」の特集はやらなかったか。面白いところは多々あったものの、驚くようなところはない、わりとあっさり味の「紅白」だった。有吉のような笑いの質では「紅白」の場ではまじめにやるしかないというような司会だったな。

 録画しているテレビ番組はまだまだたくさんある。MXで、年越し3分前から放送された「志らく・伯山の言いたい放だい元日SP」を観る。志らく師匠のひとり語りから始まる。昨年出版した「師匠」という本をドラマ化したいとオープニングでは語り、談志役は志らく師自身、志らくの役は佐藤健、伯山は吉川潮役だって。「M-1」の審査員を降板されられたことについて、伯山が本音をばんばんぶつけてくれるから笑うんだけど、志らく師匠もすべてに明解な答えがある。

 年明けすぐの「あちこちオードリー」の新春スペシャルは伊集院光がゲスト、ラジオ風のセットで、編集なし、ノーカットの放送。伊集院はマネージャーに注意される共演タレントが2組いて、ひと組がハライチ、もうひと組がオードリー。なぜかというと、嬉しくて「かかっちゃう」から。2023年はどんな年だったかというと、やっと売れたという伊集院。TBSラジオの「伊集院光とらじおと」が終わったことで、スケジュールが空き、いろんなところに呼ばれるようになっていったのだ。番組終盤には、ゾフィーを解散した上田航平も登場。

◇ 地震

 6時間ぐらい、ぶっ通しでテレビを観ていたらさすがに疲れた。テレビを観ている最中に地震があり、どうってことのない揺れのようにうちでは感じたが、ラジオをつけると、アナウンサーがかなり取り乱したような声で津波警報を何度もくり返している。16時10分に発生したその地震は、石川県で震度7を観測する大きな地震だったようだ。3メートルの津波が到着しているというからただごとではなく、ラジオのニュースを消せなくなってしまった。ラジオをつけたまま、少し眠っていた。NHKのラジオをつけていると、緊急地震速報のけたたましい音がその後も何度も鳴らされる。余震があるたびに鳴らしているのか、こんな放送は聴いたことがない。被害の状況が気になるが、しかし、その後のアナウンサーの声の調子から察するに、少しは安心していい状況になったのだろうか。

 20時近くになると、地震のニュースもやや落ち着いてきたのか、ラジオ局によっては通常どおりの放送に戻っている。腹が減り、大晦日に買っておいた弁当を食べながら、録画していたテレビ番組をまた観る。「笑点」の正月特番はメンバーの口上で始まった。オープニングアニメが新しくなり、木久扇師匠が作画を手がけたものに変わった。このアニメの最中に地震速報が入っていた。演芸はマキタスポーツが登場。マキタさんが出ることを知らなかったから喜んだのだが、始まった途端に緊急地震速報が大きなアラーム音とともに流れていた。星野源の童謡のネタを始めたところで、番組は中断され、ニュースに切り替わってしまった。

 録画するはずだったNHKのタモリと鶴瓶の特番、フジテレビの「ドリフに大挑戦」も、地震のニュースのためにつぶれる。各局、ニュースを放送していたが、テレビ東京だけは「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」を放送しながら、L字の画面で情報を流すかたちにしていた。21時台の番組はどうなるかなと思っていると、NHK、TBS、フジテレビはニュースを続けていた。TBSはダウンタウンの「ドリーム東西ネタ合戦」が休止に。これは放送したくなかったんじゃないだろうか。フジテレビは有吉の特番を休止にする。

◇ 映画・テレビ・雑誌・ラジオ

 期せずして、テレビを観る必要がなくなり、ブログの更新をひとつ。アマゾンプライムで映画を1本。マルクス兄弟の「マルクス一番乗り」を観る。この映画を観るのはおそらく初めてだ。マルクス兄弟たちのコントも面白く、何度も笑うのだが、それ以上に、黒人たちの演奏と歌と踊りの場面が迫力の楽しさだった。この映画の評価の高さにも納得がいく。

 深夜になり、ラジオを聴きながら眠ってしまおうかと思っていたが、眠れずに起きあがる。録画していたテレビ番組はどれもこれも休止に。しかし、ツイッターから情報を追いかけてみると、フジテレビの有吉の特番は時間をずらして放送されたようだ。年末から観そびれていた番組を優先的に観ていく。12月21日に放送された「SONGS」の「紅白スペシャル」は、「紅白」の特集というよりも、これは大泉洋の特集だ。大泉洋と同じく、今回初出場の歌手からメッセージが届き、SEVENTEEN と新しい学校のリーダーズが登場した。

 読みそびれていた「週刊文春」新年特大号のキャンディーズ特集にようやく目を通す。松本の記事を読むために買ってあったが、この特集は楽天マガジンからもスクショを撮っておく。近田春夫、マキタスポーツとスージー鈴木、中森明夫による考察、そして、増田恵子、麻丘めぐみ、佐野史郎による回想。阿川佐和子の伊藤蘭インタビューでは「ブギウギ」の話もしていて、「同じNHKだから、紅白でお母さんと娘のコラボを期待している人もいると思う! ご予定は?」と訊くと、「どうなんでしょう。今、撮影がギリギリらしくて、出られないんじゃないかと思いますけどね。」と答えていた。

 タイムフリーで、今日元日の午後に放送された「志の輔ラジオ 落語DEデート」の特番も聴いた。レギュラー回とは違い、ゲストなし、誰ともデートせずに二席を放送する。まずは可笑の「三方一両損」、二席目は志ん生の「富久」。「富久」は 40分もあるため、通常の放送では流せないのだ。

2023年10月16日月曜日

10月16日月曜日/ハンバーグを食べた

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・読書

 ようやくたっぷり眠り、朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は主役の福来スズ子が成長し、ようやく趣里になった。やっぱり、趣里が出てくるとがぜん面白くなってくる。芝居に惹きつけられる。また、水川あさみがこの年齢差でもきちんと母親に見えるのがすごい。ちょっとだけ出てきたジャルジャルもよかった。

 昨日の「ワイドナショー」は、フジモンの当て逃げ事故のニュースで始まり、そのあとには、やり投げの北口椿花選手がスタジオに登場した。このひと、朗らかで感じがいい。テレビに呼ばれるようになりそう。やり投げについての話は、やりの貸し借りがOKというルールなど、知らないことばかりだ。そのあとにはバスケの特集があり、今週はスポーツの話題が続いた。しかし、イスラエルのニュースはなぜ扱わないのか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に潜在視聴率のデータを載せている記事があり、人気タレントの潜在視聴率とギャラが一覧表にしてある。林修や長嶋一茂のギャラは驚くほど高く、有吉弘行ら、中堅お笑い芸人たちの、2、3倍はもらっているようだ。いや、テレビに出まくっている中堅芸人たちのギャラの低さに驚くということでもあるのだけれど。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では、「週刊新潮」の村上麗奈の記事を全否定している。「知らないAV女優が30年前の「バイク事故の話」を週刊誌ネタにしてて唖然としちまったぜっての」という見出しがあり、本文ではまず、ロシアを訪れた鈴木宗男を話題にし、「週刊新潮」の記事については後半で語っている。「村上麗奈って80年代のAV女優がいるらしいんだけどさ。ポストのアンチャンが言うには、そこそこ名の知れた女優なんだってね。(略)オイラはこんなヤツ、会ったことも見たこともないんだぞ(笑)。あまりにも突飛なことを言い出すんで大笑いしちまったよ。バカバカしい話で唖然とするばかりなんだけど、万が一、この大嘘を信じるようなヤツが出てきちゃまずいんで、一応ここでキッパリ否定しておくよ。だけど、オイラも恥ずかしいんだよ。こんな妄想に対して「たけしがムキになって反論してる」なんて思われたらそっちのほうがよっぽど恥ずかしいじゃないかってね(笑)。」 

 そのほか、「週刊プレイボーイ」には「キングオブコント」の記事があり、ユウキロックがファイナリストたちを解説している。「BRUTUS」は写真特集。篠山紀信のすがたをひさしぶりに見たが、あのもじゃもじゃあたまではなく、ニット帽をかぶっている。すっかり老人だ。もう八十過ぎか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。オープニングでは、高田先生が、マキタスポーツから舞茸が送られてきたという話をする。マキタさんの二拠点生活の報告も添えられていた。12時台ゲストは渡辺謙。この部分は収録で、高田先生と金曜メンバーの松村邦洋と磯山さやかが迎える。阪神の優勝の話題から始まり、渡辺謙が阪神ファンだとは知らなかったが、そのため、意外や、松村とはけっこう出会っているようだ。

 午後から外出。昨日とは打って変わって暖かい。電車に乗る前にスレッズを開いたら、谷村新司の訃報に驚いた。鶴ヶ峰に移動。ココロットのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスとドリンクバーをつけ、900円。ここでしばらく読書をしていく。

 図書館で借りている、伊東順子「韓国カルチャー 隣人の素顔と現在」を読み終えた。2022年刊、集英社新書。韓国の小説、ドラマ、映画から、韓国の社会や歴史を読み解いていくような内容で、期待した内容よりもちょっと硬い内容だなとは思ったが、これはこれで面白く、必要な勉強だった。日韓の女性の地位、あるいは、学生たちをとりまく状況が、2000年代初頭からは逆転していっているということなどには新鮮な驚きがあった。

 サイゼリヤを出て、ブックオフに寄ってから、夜に帰宅する。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」を観ると、連日、ガザ地区のニュースが続いている。谷村新司の訃報もここで改めて確認した。

 土曜に放送された「ワルイコあつまれ」を観ると、「慎吾ママの部屋」に、友近が演じる一休が登場していた。番組最後には、友近は一休のすがたのまま「ワルイコソーラン」も踊った。同じく、土曜に放送された「勝手にテレ東批評」はマキタスポーツがゲスト。マキタさんが「ゴッドタン」の「マジ歌」に出演したとき、トークになると緊張しているという佐久間。マキタ「僕は冷たい目の連中が嫌いなんですよ!」 そして、日曜に放送された「ボクらの時代」は、佐久間宣行、若林正恭、岩井勇気という顔合わせ。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、ヒコロヒーが蛍原に会った際に、代打を務めた「ブルー・オーシャン」を聴いていたと言われたんだそうで、スタッフからの情報では稲垣吾郎も聴いていたようだ。この番組、「トーキョー・エフエムロヒー」はどうやら桑田佳祐も聴いているんだとか。

2023年8月12日土曜日

8月12日土曜日/寿町フリーコンサート

◇ 寿町

 朝に起きあがり、ブログを更新しようとするが途中でやめる。朝からもう暑く、気力がもたない。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は「夏ドラマ辛口放談」の後編。「はまり役大賞」に、木村隆志は「この素晴らしき世界」のマキタスポーツを選んでいた。今朝の「ワルイコあつまれ」は、まず、「好きの取調室」にはシャークジャーナリストの沼口麻子というひとが、「国宝だって人間だ!」には京舞の井上八千代が登場した。

 昼から外出。関内に出ると、湘南乃風のTシャツを着たひとをちらほら見かける。近くでライブをやってるのか。南口のすき家に入り、ニンニク牛カルビ丼を食べていく。710円。このあとはしばらく屋外にいるから、スタミナを考える必要があった。ローソンストア100 にも寄り、ドデカミンを買っていく。


 4年ぶりに本格開催される「寿町フリーコンサート」を観るため、寿町に。交流センターの建物が建てなおされてからは初めて訪れた。すっかりきれいな建物になり、以前のあの独特な雰囲気からは見違えるように変わっていた。ライブにとっては、あの暗さ、あの重さがよかったのだが、もちろん、本来の目的からすると、明るく健全な場であるべきだ。ライブは13時半から始まっていたはずだが、30分ぐらい遅れて到着すると、最初の出演者、ジュンマキ堂とニューパラダイスチンドンの演奏中。以前は建物がちょうど舞台状になっていたが、そこが広場に変わり、地べたに日除けのテントを建てている程度のステージで演奏している。今年の出演者たちは初めて観るひとばかり。にぎやかなバンドのあとは、津軽三味線奏者の蝦名宇摩さんというひとが登場した。娘さんたち、三姉妹が一緒に演奏する。岡山に住んでいるようで、このために家族でやってきたのか。むわっとする暑さのなかで聴く民謡が心地好かった。ひと組終わるたびに、会場にはカンパを集めるカンパ隊がまわる。このタイミングで、自分も受付でカンパし、ポスターをもらえた。

 続いてはティポンシュというバンドが登場したが、この時間に会場を離れ、寿公園の夏祭りを覗いたりなどする。この暑さのなか、ライブをずっと観ていてもまいってしまう。石川町駅のほうまで歩き、栄養補給をしようかというつもりでいたが、まだ腹も減らず、たいしてのども乾いていなかった。なにも買わずに戻り、寿町のまわりをぐるりと歩いた。以前は野良猫をよく見かけたけど、今日はまったく見ない。いなくなっちゃったんだろうか。ライブは撮影禁止だから、猫でも撮ろうかと思っていた。



 16時前に会場に戻り、16時半からはT字路sのステージ。これをいちばん楽しみにしていた。場違いなファンが詰めかけるのではないかと思っていたが、そうでもなかったようだ。ファンだらけではない、寿町の客をきちんと相手にする。客席と目線の高さも変わらず、まるでストリートライブのようだが、いや、こういう環境のときこそが芸の見せどころで、T字路sのことなんて知らないようなお客さんたちも、圧倒的な迫力で惹きつけていった。こういう場面を目撃できる喜びといったらないものだ。「襟裳岬」や「スローバラード」といったカバー曲も披露し、じつに素晴らしい。自分にとっても、初めて観るT字路sのライブが、この暑さの寿町というのは不思議な体験だった。


 夕方になり、日が少し陰ってくる。最後の出演者は TEIYU CONNECTIONS。交流センターの2階にもあがってみたくなり、2階からライブが始まるのを観ていたが、演奏を聴いて、これは下に降りて観なければと思った。事前にあまり情報を確認していなかったが、じゃがたらのドラマ―、中村ていゆうのバンドで、実質上、ほぼじゃがたらなのだ。ボーカルは南流石。じゃがたらの曲を連発し、これには興奮させられる。もちろん、じゃがたらのライブなんて、年齢的にも体験しようがなかったのだが、こういうかたちで今になって味わえるとは驚いたな。「真っ赤な太陽」のカバーもあり、最後は「上を向いて歩こう」を歌った。寿町フリーコンサートだと、寿〔kotobuki〕の「前を向いて歩こう」が長らくおなじみだったが、今日は本当の「上を向いて歩こう」だ。今日は坂本九の命日でもあった。最後には残っている出演者たちも加わった。山崎春美のすがたがあったが、ティポンシュというグループのメンバーなんだ。


 18時15分頃に終演し、寿町を離れる。さすがに腹が減り、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べた。伊勢佐木町まで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。インスタとスレッズに投稿をする。そのあとには、Spotify でじゃがたらを聴きながら横浜駅まで歩いた。帰宅は夜遅くなり、今日のライブを反芻しながらしばらくぼんやりとする。録画していたテレビ番組をいくつか観て、ラジオも少し聴き、深夜1時頃に眠る。

2023年3月23日木曜日

3月23日木曜日/新橋は雨




◇ 新橋・日比谷・霞が関

 朝から都内に。雨降りの予報なので、傘をもっていく。新橋に出て、日比谷公園を抜け、霞が関のほうに。昼食は霞が関某所、中華食堂の龍幸の限定ランチを食べた。870円。雨降りになっていた時間帯もあったが、午後には止む。夕方、新橋のほうに戻ると、古本まつりに寄れるかと思っていたが、雨降りだったから中止になっていた。残念。止んでいた雨がまた少し降り始める。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をして、東海道線で帰ってくる。


◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は蛍原徹がゲスト。これを観てから、放送中の「アメトーーク!」3時間特番を追っかけ再生で観る。「徹子の部屋芸人」だけを観たかった。ここで流された映像は、おおむね、「徹子の部屋」放送時に観ているのだが、くり返して観てもやっぱり笑う。番組最初に、徹子さんを悪者にするのではなく、われわれの実力不足だと断っていたが、しかし、さんまや上沼恵美子でもやっぱり噛み合わないと感じたから、原因は違うところにあるんじゃないのか。インタビューされる側なのに、挑むような姿勢で出演しているのがたぶんよくない。うまくいっている例もこの番組では紹介してもらいたいのだけど。清水ミチコとか。

 観そびれていた「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」、2月22日の放送は高学歴芸人特集。京大法学部卒のピン芸人「わっきゃい」と、コンビのひとりが東工大卒の「よだれどり」が出演。どちらもサンミュージック所属。よだれどりのほうは並の秀才という感じだけど、わっきゃいというひとのずば抜けた秀才ぶりがすごい。

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台ゲストはマキタスポーツ。ミスチルの「さざんかの宿」、長渕の「ライディーン」など、よく知るネタだが、スタジオでもとても笑いが起きていた。ネタをもっと聴きたいと思いながらも、話ももっと掘り下げてもらいたいとも思った。安藤なつとの関係も古いのだ。聴きそびれていた先週木曜の放送は、レッツゴーよしまさがゲスト。志村けんのものまね、いかりや長介、加藤茶のほか、激推しネタは田谷力三。レパートリーに合田道人があるのにも笑う。中島マリ(なかじままり)の弟子ということも初めて知った。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、いつもはきたろうが出演している「大竹紳士交遊録」のコーナーに斉木しげるも登場し、シティボーイズの3人がそろった。この日のパートナーは水谷加奈。先にツイッターで情報を知ってしまったが、「SAYONARAシティボーイズ」のレギュラー化がここで発表されていた。深夜1時頃に眠る。

2023年2月10日金曜日

2月10日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に目覚めてしまい、朝までにブログの更新をひとつ。早朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「オシャレしてると思われない芸人」。これは冒頭だけ観て消去した。「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」は「世界を笑わせたい」シリーズにランジャタイが登場した。キャメロン・ディアスが屁をこくネタで、外国人を笑わせる。家を出るまで、タイムフリーで、先週金曜の友近の「シン・ラジオ」をつけておく。数原龍友がゲスト。ちゃらんぽらん冨好さんは EXILEにもやたらと詳しい。ボーカルオーディションも受けてるんだ。ツイッターからは、バート・バカラックの訃報を知った。

◇ 市ヶ谷・川崎

 朝から都内に。外に出ると、雪がもうぱらついている。ニュースをあまりチェックしていなかったが、大雪警報が心配だ。こんな天気だと知っていたら、今日は出かけたくなかった。まず、有楽町のほうに出て、昼は市ヶ谷に移動した。なか卯に入り、かつ丼とはいからうどんのセットを食べた。650円。




 ここ数日、口内炎がひどく、クスリを買おうと市ヶ谷のスギ薬局に寄るが、チョコラBBが生産が遅れているだかの貼り紙があり、在庫がない。類似品はあるが、しかし、どうせならばどこかポイントがつく店のほうがいいかと思い、いったん保留にして、電車に乗る。

 秋葉原から京浜東北線に乗り換え、川崎に移動する。アゼリアのドラッグストアにいくつか寄ってみると、どこもチョコラBBは在庫切れ。類似品もあるのだが、市ヶ谷のスギ薬局で見つけたもののほうが安く、たかがポイントのために保留なんてせず、市ヶ谷で買ってしまえばよかったのだが、それより高いのを買うのも悔しいから決められない。みみっちさのために余計な苦労をする。銀柳街のドラッグストアもまわってみるが、結果は同じ。グーグルマップでドラッグストアを検索し、北口にクリエイトがあるとわかり、わざわざ行ってみると、やっぱり結果は同じなのだが、もうここで買ってしまうことにした。ラフェルサBB錠というのを買ったのだが、口内炎にも効くとは書いてあるものの、ラベルには「肌あれ・にきび」と大きく書いてあり、美容を気にしているみたいで少し恥ずかしかった。クリエイトのポイントが貯まっていたから安く買えた。

 モアーズのブックオフに寄り、110円の新書を1冊、220円の単行本を2冊買う。銀柳街に戻り、ドトールに入り、ひと休み。川崎にはドトールがいくつかあるが、ここのドトールがおそらくいちばん空いていると思った。水ももらい、ラフェルサBB錠をここでさっそく飲んでおく。今日はスマホの充電器もカバンに入れ忘れてきてしまった。つまらない失敗ばかりする。スマホはなるべく使わないようにして、少し仮眠し、それから読書をする。


◇ ライブ

 19時過ぎ、「タイタンシネマライブ」を観るため、ダイスのTOHOシネマズ川崎に向かった。劇場に入る前に1階のドラッグストアでパンを買い、チケットを引き換えてから、ロビーの椅子に座って食べた。川崎ではいつも上の階のスクリーンだったが、今回は下の階だった。広さが違うのかもよくわからない。開演前には「ウエストランドのぶちラジ!」の映像が流れる。19時半開演、出演順に、しびれグラムサム、春とヒコーキ、モグライダー、ダニエルズ、ネコニスズ、松尾アトム前派出所、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、キュウ、シティホテル3号室、宮下草薙、三四郎、ウエストランド、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という15組。ウエストランド効果か、タイタン勢はちからがこもっていた組が多いと思った。ダニエルズは、あさひが女性を演じるコントがやっぱり面白い。ネコニスズ、まんじゅう大帝国も目の色が違っていたようだ。ゲスト陣では、モグライダーにはさほど期待していなかったが、マイケル・ジャクソンでジャンケンをするというネタがやたら可笑しく、爆笑させられた。めちゃくちゃになってしまうともしげを、コント55号的に芝が突っ込んでいく。テレビでも観た記憶があるネタだが、こんなに可笑しくなるのはなんなんだろうか。終盤の、三四郎、ウエストランドという流れもよかった。ウエストランドの受け入れられかたにも、待ってましたという感じがあった。爆笑問題は田中がネタを飛ばしまくり、ひどい出来だった。エンディングは、モグライダーはつぎの仕事のために不在だったが、宮下草薙、三四郎が順に登場し、全員残ったまま、ウエストランド、キュウも登場した。

◇ 読書・テレビ

 県立図書館で借りた、マキタスポーツ「雌伏三十年」を帰りの電車内で読み終えた。2022年刊、文藝春秋。初出は「文學界」だが、2015年から2016年にかけて掲載されたものを大幅に改稿したようで、単行本化までずいぶん時間がかかっている。いや、これだけのボリュームのものをよく書いたものだ。自伝的小説だと思って読み進めていったが、予想以上にフィクションの部分が多かった。表紙は娘さんが描いたマキタさんの似顔絵でもあり、読む前にはマキタさんの物語と同一視していたのだが、主人公はミュージシャンとして描かれていて、バンドの物語になっている。知っている実際のエピソードも多く散りばめられてはいるのだが、逆に、家族のこと、兄との関係などは知らず、どこまでが事実なのだろうかと思わされる。フィクションというかたちでなければ吐き出せないものもあったのだろう。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビをあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・残間里江子)を観て、それから、「ミュージックステーション」の2時間スペシャルをざっと早送りで観た。杏里が25年ぶりの出演。TikToker たちが選ぶ「今年はこれが流行る!昭和平成ソングベスト20」というランキング企画もあり、これはとても興味深く観た。1位は「ちょこっとLOVE」。杏里は「CAT'S EYE」を歌い、ローカルカンピオーネという TikToker がバックダンサーを務めた。深夜1時半頃に眠る。

2023年1月8日日曜日

1月8日日曜日/図書館・狂言・初詣

◇ テレビ・ラジオ

 寒い朝。録画していたテレビ番組から、一昨日金曜昼に放送された「なりゆき街道旅」の特別版を観始める。来週から始まる「ぽかぽか」までのあいだ、今週はフジテレビの平日の昼には特番がずっと放送されていた。マキタスポーツさんが出演するから録画しておいたのだが、旅する場所は熱海だ。去年に「熱海の捜査官」を観てから、どうも熱海に引き寄せられているかのように感じられる。番組はまず、ハライチ澤部、片桐仁、丸山礼という3人の旅から始まり、マキタさん、神田愛花があとから合流する。そのほか、ラパルフェ都留によるスイーツレポートなどもあり、3時間の街歩き番組をさすがにだらだらと観ているわけにもいかず、早送りでざっと観ていき、2時間ぐらいのところで中断した。

 「安住紳一郎の日曜天国」を途中からつけてみると、昨夜の「Nキャス」同様、こちらもやはり、安住は欠席している。ラジオを聴きながら、あれこれと雑務を。ラジオの天気予報によると、今日は2月並の気候だとかで少し暖かくなるようだ。と言われても、2月の気候にあまり暖かいイメージはないのだけど。

◇ 紅葉坂

 午後に横浜能楽堂の公演を観るため、正午過ぎに出発。平沼橋から歩いていく。まず、平沼橋駅のすぐそばにあるまいばすけっとに寄り、パンをひとつ買い、歩きながら食べた。栄養ドリンクも買って飲む。平沼橋から紅葉坂までの道のりを歩くのも、ずいぶんひさしぶりな気がする。途中にセブンイレブンがあることを事前に確認しておいたが、ここでチケットの発券をしていく。


 やや早めに着き、能楽堂より先に、神奈川県立図書館にも寄りたかった。少し前に、新館がオープンしたというニュースを目にし、そのうちに行ってみたいと思っていた。横浜能楽堂はこのすぐそばにある。しかし、紅葉坂のほうまでやってくる用もめったになかったのだが、このタイミングで能楽堂に行きたくなるというのも妙なものだ。これもまた、紅葉坂に引き寄せられているとしか言いようがない。それとは別に、図書館を利用したいと思うきっかけもあったものだから、ならば、この県立図書館を利用するのがいいだろうと思い、能楽堂にも行かなければならないのだが、30分ぐらいのあいだに、せっかくだから利用者登録をしてしまう。やりかたがわからず、館内に置いてあるパンフレットを手にとってみると、1階総合カウンターで手続きをすると書いてある。さっそく、そこで訊ね、身分証を提示し、用紙に個人情報を記入し、これだけでもう簡単に作れてしまった。すぐになにか借りていこうと思うが、棚をじっくりと眺めている時間はない。芸術の棚を探し、そこから「別役実の風景」という本を見つけ、まずはこれを借りてみることにする。貸し出しの手続きは、あちたこちらに設置してあるパソコンから、セルフでやるシステムになっていて、机に本を置くとそれだけでデータが読まれ、それと自分の利用者カードも読ませ、それだけで完了。あまりにも簡単なので、スタッフのひとに本当にこれでいいのかと確認してしまった。1階に降り、もう1冊、新着本の棚に見つけたマキタスポーツさんの「雌伏三十年」も借りていく。ひとまず、3週間以内にこの2冊を読む。返却は横浜西口でもできるというから便利だ。



 それから、横浜能楽堂に。この能楽堂もずいぶんひさしぶりなのだが、年末に世阿弥の風姿花伝に興味をもったことから、横浜能楽堂の公演を調べたんだったか。横浜能楽堂では普及公演の「横浜狂言堂」というのを毎月開催していて、ほかの公演は値段が高いのだが、これだけは安く、普及公演というくらいだから敷居も低い。以前に横浜能楽堂にやってきたことがあるのもこの公演だったはずで、もう二十年以上は前になるのではないだろうか。14時開演、15分前に到着し、検温、手指の消毒があり、入場する。席は中正面。舞台を斜めから観るかたち。その二十年以上前のときは二階席だったような気がするから、人気公演だったんだろうか。今回は、とりあえず能楽堂に行きたいという気持ちからチケットをとったので、誰が出演するのかもまったく気にしていなかった。開演するとまず、野村万之丞が登場し、解説をする時間がある。狂言にはまったく疎いものの、野村万之丞という名前は知っているような気がしていたが、現れたのはとても若いひとで、まったく知らないひとだった。(あとで調べたら、大河ドラマにも出ているようなひとだった。この会場で、そんなことも知らずに観ていたのは超少数派じゃないのか。)そのあとに狂言が二曲。前半は「水汲」。休憩を挟み、後半は「宗論」。配られたプログラムにも解説は書いてある。狂言は今まで数回しか観たことがなく、圧倒的に経験値が不足しているからすんなりと理解を捕まえられないことも多いのだが、わからない段階からわかっていくこの過程がけっこう大事な気がしている。幸運だったのは、二十数年前に初めて観た狂言(これは横浜能楽堂とは別の公演)がとても面白かったことだ。その記憶が基準になっているのだが、今日はあまりぴんとこないまま、楽しめず、集中力も続かなかった。しかし、落語をたくさん聴いていると、それがすなわちつまらないというわけではないことはよくわかっている。気長に、観続けていくことで理解していくのがいちばんなのだろう。

 終演後は、伊勢山皇大神宮に。能楽堂と図書館からは、紅葉坂を挟み、すぐ向こうにある。新年8日目にして、ようやく初詣ができた。ついでに、初詣のハシゴというのもいいのかわからないが、毎年のお決まりで、成田山にもお詣りしていく。












 野毛坂を下り、まっすぐ進み、吉田町からイセザキモールに歩いていく。遅めの昼食。ひさしぶりにとんかつはまやに入り、ロースかつ定食を食べた。700円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、インスタを見たりなど。読書もしようとするが、眠くなってだめ。ベローチェを出たあとは、有隣堂に寄った。吉川潮の新刊が面陳されていて、少し立ち読みする。「いまも談志の夢をみる」という本で、昨年末に出ていたようだが、今までまったく見かけなかった。目次にらく次さんの名があり、吉川先生、立川流からは離れても、らく次さんの会には今も通っているのかな。ブックオフにも寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を4冊、雑誌を1冊買っていく。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、こちらでは110円の文庫本を1冊だけ買う。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。朝に観ていた「なりゆき街道旅」の残りを観ると、最後は、澤部と神田愛花のふたりがフジテレビに到着し、「ぽかぽか」の宣伝で終わった。今朝の「サンデージャポン」は、年末に予告されていたとおり、オリエンタルラジオがふたりそろって出演。後半には「ジャポウマい店」という企画があり、天才ピアニスト、ウエストランドの食レポがあった。

 タイムフリーで、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴取率3位ということを言っていたが、ラジオ全番組のなかでということなのか、どういうデータなのかよくわからないが、すごいことには違いないだろう。大瀧詠一のマネージャーと出会ったという話もしていて、これがなにかの仕事に発展していくのだとしたら期待だ。この番組、ポッドキャストがあればいいのにと思うのだが、Spotify で検索してみたら、この番組の公式のプレイリストがあるのを発見した。これ、番組内でも告知してないんじゃないかな。それはそれとして、いろいろ聴きつつ、深夜0時頃には眠る。

2022年12月28日水曜日

12月28日水曜日/作家としての大鶴義丹

◇ テレビ

 朝、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、録画していたテレビ番組をあれこれと。「明石家サンタ」は今年はクリスマスイブではなく、25日深夜の放送だった。「お笑い向上委員会」で選ばれたネルソンズ岸も電話出演。しかし、ここで改めてしゃべるのではなく、「向上委員会」でしゃべった映像を流し、ここでは商品を選ぶだけだった。いや、しかし、この番組が求めている不幸な話は内容よりも話術が肝なのに、同じ話だからって映像を流すだけなのはちょっと違うんじゃないか。

 「徹子の部屋」も3日分。月曜は松原智恵子がゲスト。今年2月に亡くなったという夫は黒木純一郎というジャーナリストで、有名なひとなのかわからないが、瀬戸内寂聴の本などを手がけていたそうだ。昨日火曜は山村紅葉がゲスト。西村京太郎追悼の回だった。そして、今日はタモリがゲスト。昨年末はひさしぶりの出演だったが、これで年末恒例のタモリの出演は本格的に復活か。最後に「来年はどんな年になりますかね?」と訊かれたタモリ、「誰も予測できないですよね、これはねえ。でもなんていうかな…、新しい戦前になるんじゃないですかね。」

 そのほか、観そびれていた「太田上田」(ゲスト・古舘伊知郎)を2週分、それから、「A-Studio+」も2週分(ゲスト・かまいたち、神田伯山)まとめて観たりなど。

 ブログをなんとか更新して、夕方、やや暗くなってから外出する。かつやに入り、遅めの昼食。味噌たまカツ丼を食べた。割引券を利用し、715円から100円引き。それから、ドトールに入り、読書をしていく。ブレンドは250円になったのか。一部の店舗だけかと思っていたら、みんな、この値段になっちゃったんだな。


◇ 読書

 夜に帰宅してからも読書を続け、大鶴義丹「女優」を読み終えた。2022年刊、集英社。今年読んだ本のなかで、今年に発売された本はこの1冊だけかもしれない。何年か前に、大鶴義丹の「昭和ギタン」という自伝的な小説を読んだら、これがべらぼうに面白く、なにしろ、唐十郎と李麗仙の息子であるから、その育った環境はすさまじく特殊なものなのだが、それを描く筆致にも惹かれ、大鶴義丹はやっぱり優れた作家なんだと認識するようになった。今作については大鶴義丹が「徹子の部屋」に出演した際にも語られていたが、母・李麗仙をモデルにした小説だというので、「昭和ギタン」を面白く読んだものとしては、これもぜひ読みたいと思っていた。初出は「すばる」の連載だが、奇しくも、この連載中に李麗仙は亡くなっている。しかし、読んでみると、思いのほか、フィクションの度合いが強く、主人公の母はたしかに李麗仙を思わせる経歴の老女優なのだが、主人公は小劇場の主宰者であり、五十代になってもバイトをしながら演劇を続けているような人物だ。「女優」というタイトルが指しているのは、母だけではおそらくない。母の物語でもあるのだが、むしろ、この小説は小劇場内幕モノのような面が強くないだろうか。大鶴義丹本人は若くしてテレビドラマで活躍したが、ここに描かれているような小劇場の世界を横目で見ていたということか。いや、現在の大鶴義丹は、新宿梁山泊に出演し、幼少期を過ごしたアングラ演劇の環境に回帰している。小説のなかには演劇論もかなり含まれていて、これは大鶴義丹の演劇への熱の表れではないだろうか。

◇ ラジオ・雑誌・ポッドキャスト

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。先週はずっと、ラジオで「M-1」の話題がよく出るので、そのチェックに忙しかった。この日はまず、14時台にはトレンディエンジェルがゲスト。今年は「キングオブコント」にも出場したそうで、準々決勝まで残っていたというのはぜんぜん知らなかった。そして、15時台には山田邦子が電話出演した。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」には年末恒例の「顔面相似形」が載っていた。ご時世的に、いつまで続けるのだろうかと心配になる企画だが、しかし、あいかわらずの馬鹿馬鹿しさで、ギリヤーク尼ヶ崎と工藤静香を並べた写真には笑ってしまった。そのほか、能町みね子の連載では「M-1」の山田邦子の評価について。ますだおかだ増田のラジオ番組のなかで、西川のりおが山田邦子について発言していたことは知らなかった。「新・家の履歴書」にはマキタスポーツさんが登場。「マキタ学級大文化祭」による借金を返済するため、ラブホテルでバイトしていた時期のことも語られていたが、そのバイトがBBゴローの紹介だったというのは知らなかった。その時期は、サンドウィッチマンが優勝したころだったか。マキタさんの経歴をたどるなかで、「東京ポッド許可局」についてはなぜか触れられていなかった。後半のページにはラジオ特集がたっぷりとあり、しかし、これはいっぺんには読みきれない。

 Spotify のポッドキャストで、ツイッターから見つけた「エッセンシャルラジオ」という番組を聴いた。「ブックオフ大学」についてしゃべっているというので、しっかりと聴いてしまったが、好意的に読んでくれているようでとてもありがたい。


2022年12月26日月曜日

12月26日月曜日/善玉と悪玉





◇ 飯田橋・門前仲町

 今日も朝から都内に。寒い。飯田橋から江戸川橋のほうまで歩き、途中、神社に寄り道したり、双葉社の近くを通ったりした。昼は門前仲町に移動。吉野家に入り、牛すき鍋膳を食べたいと思っていたのだが、もう終わってしまったのか。確認せずに入って失敗した。しかたがなく、さほど食べたくもなかった肉だく牛カレーを食べた。679円。


◇ 読書

 夕方には東陽町にたどりつき、ベローチェに入り、ひと休み。なにか食べたかったが、パンは売り切れていた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。石戸諭「東京ルポルタージュ 疫病とオリンピックの街で」を読み終えた。2021年刊、毎日新聞社。「サンデー毎日」の連載をまとめた本だが、これは連載中にも何度か読んでいて、本になったら読みたいと思っていた。石戸諭という書き手をいつから意識し始めたか、はっきりと覚えているのは「ニューズウィーク日本版」の百田尚樹特集だが、その後、やはり「ニューズウィーク日本版」で連載していた「本好きにささげるホメない書評」のなかで、武田砂鉄さんの本を批判していたのがとても印象に残っている。今、いちばん信頼できる書き手のひとりという認識。「サンデー毎日」の連載は、2020年4月から2021年10月まで。当初は、1964年の東京オリンピックと比較した、2020年の東京を切りとったルポルタージュになるはずだった。取材対象となるのは、本屋、劇場、ライブハウス、飲食店、ホストクラブ、ゲイバー、永田町、自粛警察ユーチューバーなどなど。有名無名の人物が登場し、高知東生や東ちづる、佐野元春を取材している回もあるのだが、目次にはそんなことは書かれていない。終盤はもちろん、オリンピックの東京が描写されていく。パラリンピックのブラインドサッカー、そして、東ちづるが掲げる「まぜこぜ」のあたりには特に揺れ動かされるものがあった。

 東陽町から東西線に乗り、渋谷経由で帰るが、乗り換える前に、あまりにも腹が減り、宮益坂下の富士そばに駆け込んだ。新肉骨茶そばを食べる。630円。以前に食べた記憶よりも辛く、くちびるが痺れる。店内にはなぜかホフディランのポスターが貼ってあった。


◇ テレビ

 うっかりしていたが、先週の「エルピス」を観なければと思っていたのに忘れていた。昨夜、途中まで観たところで眠くなり、中断したんだった。帰宅してからでは TVer の視聴終了に間に合わず、やむを得ず、スマホに TVer のアプリを今さら入れて、電車内で観ていく。第9話終盤に最大の盛りあがりがあり、これは観逃してはまずかった。岡部たかしという俳優をこのドラマを観るまで知らなかったが、序盤は、パワハラやセクハラばかりのいやな上司の役だと思わされていたが、単純な人物造形ではなかった。これが連続ドラマの妙だ。週刊誌の編集長役、マキタスポーツさんも活躍する。マキタさんは岡部たかしと顔のタイプがどうも似ている。終盤の不穏な音響には、音楽を担当する大友良英の存在を初めて感じた。そして、夜遅くに帰宅し、TVer で、「エルピス」の最終回を深夜に観てしまう。実在の複数の事件から着想を得ていることについて、批判的な意見もちらほら目にしていたが、しかし、連続ドラマは最終回を待たねば、正確な分析はやっぱりできないのではないか。前週、第9話の「善玉と悪玉」が効いている。そして、「希望、あるいは災い」の意味が最後になって響いた。大根監督は牛丼が好きだなあと思った。

 そのほか、録画していた土曜の「Nキャス」をようやく。ゼレンスキーの歴史的演説をきちんと観ておきたかった。それから、あき竹城の訃報も。それから、Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の、聴きそびれていた先週木曜の回を聴いた。ヒコロヒーがパートナー。「紳士交遊録」のコーナーでは、みうらじゅんが大森貝塚について語った。この日の放送のあと、みうらじゅん賞が土曜に発表されたということもわかり、それもツイッターで確認した。

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...