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2022年5月5日木曜日

5月5日木曜日/のらくろード古本市

◇ 古本市

 夜どおし、古本市の準備をして、早朝から眠ったような気がするが、記憶がはっきりしない。一回、目覚めて、ラジオをつけたのは覚えているが、7時半頃には起きあがった。キャリーカートを用意し、古本を詰めたクリアケースを括りつけて固定するのだが、なにしろひさしぶりだから、いつもどうやっていたかわからなくなってしまう。9時には出発。なんとか間に合う時間には出られた。暑くなりそうで、着ていこうとしていたパーカーはカバンに入れ、家からTシャツで出る。この時間はまだ、電車はさほど混雑はしていないようで、横浜駅の乗り換えもスムーズにできた。しかし、カートを引きずっていると、なかなかどこの席でも座れるというわけにはいかず、ずっと座らずにいたら、呼吸がやや苦しくなってくる。


 東横線で渋谷に出て、半蔵門線に乗り換え、清澄白河まで。2年5ヶ月ぶりの古本市は「のらくろード古本市」から始まることになった。11時前ぎりぎりにのらくろードに到着すると、例のごとく、商店街は歩行者天国になっていて、露店や催しもののテントが並んでいる。古本市はどこでやってるかなと探しながら進んでいくと、ほんの木さんのお店の前の道路に、ほかの出店者さんたちがすでに本を並べている。あれっと思ったけど、そこでいきなり出会ったのが青山通信さんだ。小田原に住んでるのに、こんなところまでわざわざいらしている。まず、森下さんにあいさつしにお店を覗き、それから、自分も本を並べ始めようとしていると、あれっと思うひとがもうひとりいて、なぜか南陀楼さんのすがたがあった。なんでこんな時間からここにいるんだろうかと思うが、無視するわけにもいかないと思い、「おはようございます」とあいさつをして、本を並べ始めていると、気配がするので後ろをちらっとふり向いたら、南陀楼さんが突っ立って見ていた。うわっと思い、いやそうな顔をしてしまったが、隠すように並べていると、ちっちゃい声で「いいじゃん」と言うのが聞こえ、気がつけば、南陀楼さんはどこかに消えてしまった。


 今回、ひさしぶりの古本市なので、看板を新たに作りなおそうかとも思っていたのだが、まるで余裕がなくなり、あきらめて古いものをもっていこうとしたら、それが見つからないので困ってしまった。古本市の道具一式、一緒にまとめてあると思っていたのに、まさかないとは思わなかった。以前にどうしたかの記憶がまったくない。しかたがないから、今回は看板なし。ここはもともと、屋号がなければいけないような決まりもないからいいのだけど。そういえば、お会いするかなと思っていた常連出店者のかたは意外といらっしゃらなかった。この古本市の公式ツイートによると、ほかの出店者さんは、レインボーブックス、一夜文庫、bookworms、むゆう舎、ヨリミチブックス、tsugubooks というみなさんで、全員いらしたのかもわからないのだが、レインボーさんがいたから助かった。ほかは知らないかたばかりかと思っていたが、一夜文庫さんは不忍でたけし特集をやったときにお客さんとしてお会いしているようだ。お客さんでは、Kamebooks さん夫妻も早い時間からいらしていた。ほかに知り合いでは、書肆ヘルニアさんがきてくれた。売りものの古本をすぐ目の前で見ていたのだが、帽子とマスクをしていて、話しかけられるまで誰だかまったく気がつかなかった。

 今回は、同時に大道芸もやっているのが楽しく、ときどき、売り場を離れて見物に行った。森下さんによると、大道芸の開催はここでは初めての試みだそうだ。コロナ禍では大道芸の催しもずいぶん中止になってしまい、まるで観る機会がなかった。おろしぽんづという芸人はカラーコーンを使ったジャグリング、ハードパンチャーしんのすけはわりと定番のジャグリングをやる。KOMATAN という芸人はコマを使った曲芸を見せるのだが、江戸曲独楽ではないスタイルのコマの曲芸を観るのは初めてだ。ほかには、DAN というアコーディオン奏者、それから、AYUMI というスティルト(足長)の女性は歩行者天国を歩きまわり、古本を売っているこちらのほうにもやってくる。子どもたちが面白がって逃げまわっているのがにぎやかだった。






 のらくろードといえば無料配布なのだが、今回は意外とゆったりしていて、もらえるものはぜんぶもらおうというような張りきっている感じのひとは見かけなかった。ほんの木さんでは文庫本の配布があり、われわれも並び、一冊ずつもらった。ほかのお店からは、おせんべいやお茶をいただき、お菓子をくれるひともいて、しょっちゅうなにかを食べていた。ちょっと暑くなる時間もあり、ほんの木さんからアイスキャンディーもいただいた。遅い時間になると、だいぶのんびりしてくる。われわれが古本を売っているすぐ隣りにはテーブルが置いてあり、マスキングテープで紙袋をデコレーションして楽しめるように用意されていて、ひまをもてあましたレインボーさんが取り組んでいたら、小学生の女の子も一緒になって始めていた。

 思いのほか、本はよく売れてくれて、忙しいようなことはまったくなかったのだが、ほどよくにぎわいがあり、たまにきたお客さんが買ってくれるといういい売れかたをした。今回はもう、在庫処分のつもりでばんばん安い値段をつけたのが成功した。ようかいけむりも生産中止になってしまい、最後の2枚だったが、ちびっ子たちが珍しそうに見ているので話しかけたら、お父さんを呼んで買ってくれた。本が売れると、なによりも、帰りの荷物が軽くなるのがうれしい。南陀楼さんの本も2冊置いてあったが、ババ抜きみたいにきれいに売れ残った。

 16時に古本市は終了。荷物をまとめて失礼する。トイレに行きたく、清澄白河駅に直行した。半蔵門線に乗り、渋谷から帰ろうとするが、寝過ごしてしまい、気がつくと、田園都市線に突入していた。どうしようかと思ったが、溝の口まで乗り、大井町線に乗り換え、自由が丘から東横線に乗ることにした。結果的には、渋谷駅で乗り換えるよりも楽だったかもしれない。やや涼しくなり、カバンに入れてあったパーカーを電車内で着る。お菓子をいろいろいただいたのでまるで腹が減っていなかったが、横浜に戻ってきたところで今日初めてのまともな食事をとる。東口の吉野家に入り、うわさの親子丼をようやく食べた。

 夜に帰宅すると、部屋がちょっと暑い。まず、今日の売り上げの計算をして、それからすぐに眠ってしまう。深夜に目覚め、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・尾上菊之助&丑之助親子)を観て、Netflix でドラマをひとつ。「ブレイキング・バッド」の第1話を観たが、これは別に続きを観なくてもいいか。ドラマをもう1本観ようかと思っていたが、気力が湧かず、朝方近くにまた眠りなおした。

2022年5月1日日曜日

古本市参加のお知らせ

2022年5月5日(木・祝)

のらくろード古本市

会場:たかばしのらくろード商店街

(森下駅、または、清澄白河駅下車)

11時開始~16時終了

 

(※ 画像は2017年2月)


 ひさしぶりの告知です。日記ばかり書いてますが、そういえば、そもそもこのブログは、ドジブックスのお知らせをするために始めたのでした。2020年11月には「みなまき一箱古本市」もありましたが、通常どおりの古本市は、2020年1月の「みちくさ市」以来、のらくろードは2019年12月以来の参加です。

 日記も絶賛更新中。5月1日現在、更新が約1ヶ月半ほど遅れてますが、1ヶ月半前で更新が停まっているわけではありませんので。よろしくどうぞ。

2022年4月29日金曜日

4月29日金曜日/雨が降るブックの日

◇ テレビ

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。もう少し眠りなおしていたら、夢のなかで鼻がつまり、息ができなくなる。ある種の金しばりのようなものか、声も出なくなり、ちょっとの時間のことだと思うが、このまま死ぬのかと思った。

 起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「ついついネットで買っちゃう芸人」。土田晃之、バカリズム、狩野英孝、ブラマヨ小杉、野田クリスタル、とろサーモン村田というメンバー。MC側にはタカトシのトシが座る。興味のないテーマだけど、いいメンバーのときはついつい観ちゃう視聴者だ。水曜の「イワクラと吉住の番組」は、番組初のゲスト、東京03飯塚を迎えて、コントについて語った。吉住との芸歴差は、なんと、21年。イワクラが、コントなのにかわいく見られたいメイクや服装にしている女芸人を腐していたが、男の芸人に置き換えても、モテようとしているやつが嫌われるというのはよくわかる。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」は、「G-1グランプリ」に出場した三拍子に密着。スタジオにはカンニング竹山が出演。

 ブログをもうひとつ更新して、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴いて、午後から外出する。29日はブックの日なので、ブックオフをまわらなければならない決まりになっている。もっと早い時間から動くつもりでいたが、しかし、ブログの更新を優先したくなってしまった。部屋にいて、やけに肌寒いと思っていたが、外に出てみると雨降りだ。どうもめぐり合わせが悪い。ここしばらくはブックの日に合わせて、ついでの予定を入れるようにしていたが、今日はひさしぶりにほかの用は入れず、自宅を起点にする。

◇ ブックの日

 ブックオフ、1店目は鶴間から。110円の文庫新書を6冊買い、300円引きクーポンを使用。外に出ると、雨はますます大降りになり、今日はもう、たくさんまわるのは無理だ。いつもならば、つぎは相模大野に寄りたいところだが、ひとつ飛ばして町田に。昼食にしようと思うが、雨のなかを歩きたくないから、駅からつながっている建物に入ってみるが、今まで利用したことがないからうまく探せない。モディ町田に入り、上階に飲食店があるぞと思い、昇ってみるが、飲食店が入っているのは別館で、だまされた気になった。めんどうになり、結局、外を歩きまわり、新しい発見もなく、何度か入ったことのある餃山堂に決めた。ビーフカレー、トッピングに揚げ餃子。630円。


 2店目は町田のブックオフ。110円のコミックを3冊、文庫本を2冊、新書を1冊、220円の単行本を4冊買っていく。町田はまず1割引きになり、そこからさらに 300円引き。ヤフーの天気予報を見ると、夜になれば雨は弱まりそうだが、とりあえず、ベローチェに避難する。ブレンドと、あんぱんを食べ、スマホの充電をする。ツイッターを見ると、小坂忠の訃報が。73歳。

 古書ほんの木の森下さんからDMをいただき、ベローチェにいるあいだにその返信をした。昨日の昼にDMをいただいていたが、返信が遅くなってしまった。のらくろード古本市が再開するそうで、その出店のお誘いなのだが、じつは、偶然にもその数日前に思い出し、自分で調べて、DMをいただく前に知っていた。労力を考えるとなかなか出店する気にはなれなかったのだが、誘っていただいたら、これはもう出るべきだろうという結論に達する。コロナ以降、南万騎が原の古本市はあったものの、通常のスタイルの古本市はひさしぶりで、復帰はドッキリヤミ市かみちくさ市にしたいなとなんとなく考えていたのだが、まあ、こういう成り行きならば、成り行きにまかせるのがいいだろう。

 3店目は古淵に移動。古淵、十日市場と寄って、横浜線で帰り、最後に平沼に寄れるのではと考えたが、なかやまきんに君のポスターを見て、中山にも寄ったほうがいいんじゃないかと悩んだが、ひとまず、古淵には行くことにする。しかし、ここは買うものがなく、苦労した。110円の文庫、新書、コミックを1冊ずつ、220円単行本を1冊、なんとか見つけ出すのにかなり時間を食う。閉店時刻を計算すると、あと2店まわるのはきびしくなり、1店しかまわれないとすると、小田急線で帰ったほうが電車賃がかからない。あと1店、相模大野に寄ろうかと考えなおすが、わざわざまわって、またなにも買うものがないとすると阿呆らしく、駅からちょっと距離があることを思うと、この風雨ではためらってしまう。迷いながら、再び、町田駅から小田急線に乗り換えると、ちょうど藤沢行きがホームに着いていて、相模大野で降りるのがめんどうになり、そのまま大和まで乗って帰った。今月は3店しかまわれず、古淵ではたいした本は買えなかったのだから、わざわざ古淵なんかにはまわらず、最初から相模大野にしぼればよかったのかもしれない。

 帰宅前に三ツ境のダイエーに寄っていくと、タイムセールで、弁当、総菜が異常な安さになっていて驚いた。連休中であることに加え、この悪天候のせいで売れ残っているのか。天丼が50円とか、買わない手はない。ブックの日の不完全燃焼を、このタイムセールで取り戻した気分だ。一日では食べきれない量を買ってしまい、消費期限が切れたとて、二日にわけて食べる所存である。

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・野口五郎&岩崎宏美)を観て、深夜0時過ぎには眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...