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2023年10月9日月曜日

10月9日月曜日/ガイドが必要だ

◇ ニュース・ラジオ・テレビ

 朝、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、録画していたテレビ番組を観る。今朝の「ブギウギ」を観て、録画を止めると、ハマスのイスラエル攻撃のニュースをやっていた。民間人が連れ去られる動画がじつにショッキングだ。今朝は津波警報もあり、昼に「ビバリー昼ズ」を聴いていると、そのニュースが差し込まれる。「ブギウギ」でも、画面の端、L字型に注意報を出していた。「ビバリー」の12時台ゲストは船越英一郎。14年ぶりの出演。高田先生とは日芸の先輩後輩なんだ。今日は「徹子の部屋」も船越英一郎がゲスト。明治座の舞台があり、そのプロモーションであちこちに出ているのか。このキャリアにして、舞台は初挑戦だそうである。「徹子の部屋」には、34年前、28歳のころに初登場。2時間ドラマが激減するようになったそうだが、今は2時間ドラマのセルフパロディのような役をもらうようになっているという話をしていた。2時間ドラマの記憶がみなさんのなかから消えないようにする役目を担わせていただいているのかもしれないと船越は考える。

◇ 二俣川

 夕方から外出。雨降り。急に寒くなり、ジャンパーを着ていく。まず、かつやに入り、フェアメニューの牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼を食べた。869円。それから、二俣川に出て、ジョイナステラスで買いものをする。無印良品とユニクロ。ついでに、くまざわ書店を覗いていく。ドトールに入り、ひと休み。今季初のホットコーヒーを飲んだ。

 ドトールで、図書館で借りている「ミュージック・マガジン」2冊を順に読んでいく。1冊は今年3月号の高橋幸宏追悼特集。北中正和による追悼文、スティーヴ・ジャンセンのインタビュー。「高橋幸宏・想い出の1曲」というページのなかでは、ナイツ塙さんが「随自意の生き方を体現された偉大な方でした。」と、創価学会用語で追悼していた。全アルバムガイドも読み応えがあり、これは古本で見つけたら買いなおしておきたいな。もう1冊は、今年6月号の坂本龍一追悼特集。高橋健太郎による追悼文がとてもよかった。後藤正文、テイ・トウワ、大友良英のインタビュー。高橋幸宏特集と同じく、「坂本龍一・想い出の1曲」とディスクガイドが載っている。高橋幸宏、坂本龍一とそれぞれ、アルバム解説を読むことで、ようやく流れをざっとつかめたという感覚が得られた。膨大な作品を闇雲に聴いていくだけでは理解できないことも多い。あとの時代から追いかけるにはガイドが必要だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組のなかから、土曜に放送された「ものまね紅白」を観る。レッツゴーよしまさがドリフ5人を真似分ける「ズンドコ節」が素晴らしかった。これぞ「ものまね王座」の王道スタイル。栗田貫一が河野太郎のものまねで、郷ひろみの「マイレディー」を「マイナンバーカード」に替え歌したのもよかった。途中から麻生太郎のものまねも入り、オールドものまねファンとしては、やっぱり「ものまね王座」はこうでないとという感触がある。すなわち、歌にのせて芸を見せるという形式。「勝手に予想紅白歌合戦」という企画では、ラパルフェ都留が大泉洋になって司会をするのだが、橋本環奈役のひとがなんにも似てなくてひどかった。この企画のなかでは、最近の話題曲を網羅していく。よよよちゃんの YOASOBI、キンタロー軍団の LE SSERAFIM、ミラクルひかるの宇多田ヒカル、松浦航大の米津玄師、エハラマサヒロの三山ひろしなど。新しい学校のリーダーズをフジテレビの女性アナウンサーたちにやらせていたのは、会社の宴会を見せられているような恥ずかしさがあった。歌マネ以外では、「VIVANT」のパロディを、松村邦洋、ラパルフェ都留、レイザーラモンRGというメンバーでやったのだが、これはドラマを観ていないとなにをやっているのかわからない。山本高広と Rocky石井が「イット!」のパロディをやっていたのもそうだが、当たり前のようにパロディをやられても知らないよという話だ。つまり、元ネタを知らない視聴者を惹きつけるほどのレベルには至っていない。そのほか、本人とものまねの声を聴きわけられるかを試す「ご本人はどっち?」のコーナーや、「倖田來未だらけのものまね王座決定戦」などの企画は面白かったのだが、最後の「霜降り明星の秒殺ものまね」のコーナーは、これは日本テレビでやってる企画そのままじゃないか。ハリウリサが「リトル・マーメイド」のアリエルのものまねをするのに顔をうっすらと塗っていて、これは大丈夫なのかなという気にさせられる。浜田がエディ・マーフィーになって炎上したことがあったが、そんなところまで真似しなくてもいい。

 タイムフリーで、ラジオ番組も。昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」は、14時台ゲストにプチ鹿島が登場。先週の予告から楽しみにしていた。鹿島さんの「俺のバカ」というコンビを、爆笑問題のふたりは覚えていた。「タイタンライブ」の若手コーナーに出ていたんだな。太田は「センキョナンデス」も「シン・ちむどんどん」も観ていて、鹿島さんが新聞を擬人化していることまで把握していた。「東京ポッド許可局」を始めたそもそもの話から、話題はジャニーズ問題、沖縄の基地問題と移っていく。太田はダースレイダーにも興味を示していた。最後に、鹿島さんは立川藤志楼の会で爆笑問題を観ていることを本人たちに伝えた。

 深夜にブログの更新をようやく。確認する必要があったことを書き起こしていたら、そんなことで深夜2時までかかってしまった。いや、今日はたいした用事もなかったのだから、なんにも更新しないのはさすがにまずいだろうってなもんで、けっこうがんばった。

2023年2月22日水曜日

2月22日水曜日/MELODY KOGA さん

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」は「テレビの初めてを見てみる」という特集。若林も水卜アナも「11PM」を知らないのにはちょっと意外な気がした。水卜アナはともかく、若林の年齢で知らないか。昨夜の「アンタウォッチマン!」は、久本雅美の歴史を通して、平成バラエティの歴史を深掘りするという企画。しかし、平成バラエティの歴史とは大袈裟で、単に久本雅美特集だったんじゃないか。プライベートで、たけしとは年に何回か食事に行く関係だとは知らなかった。岸本加世子と一緒に連れていってもらうんだそうで、食事会の最後には毎回、「縁起物だから」といって、たけしはポチ袋を配るのだという。そのほか、火曜の深夜は「イワクラと吉住の番組」と「ランジャタイのがんばれ地上波!」も。「マッドマックスTV」はいよいよ飽きてきた。

 昼はラジオ。水曜は春風亭昇太と乾貴美子の「ビバリー昼ズ」。乾貴美子のメールが「電気グルーヴのオールナイトニッポン」(オールナイトニッポン55時間スペシャル)で読まれたんだそうで、早く聴かなければと思うが、しかし、ほかにも聴く番組があり、タイムフリーの期限が近いものから優先しなければならない。12時台は岡田晴恵がゲスト。聴きながら少し眠る。午後は録画していた「徹子の部屋」をすぐに観た。ゲストはミッツ・マングローブ。

◇ みなとみらい

 外出するつもりだったのが、いろいろと問題が発生し、家を出るのは夕方になってしまった。心穏やかでない状態で外出する準備をしていたが、ラジオをつけていたら、なんの番組を聴いていたのか忘れてしまったが、番組内のニュースで、笑福亭笑瓶の訃報が伝えられ、これにはびっくりする。落ち着かない気分で電車に乗り、横浜まで。まず、遅めの昼食を。東口に進み、ポルタの八角に入り、親子丼を食べた。670円。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進み、ランドマークプラザに着くころにはすっかり日が暮れていた。マクドナルドに入り、ひと休み。少し読書をしていく。ツイッターを覗いてみると、「タモリ倶楽部」が3月末で終了とのニュースが目に入ってくる。

 マクドナルドを出て、桜木町駅に向かうつもりで、ランドマークプラザの2階を歩いていくと、なんと、いつの間にか本屋ができていた。くまざわ書店が入ったのか。ランドマークプラザに本屋がない時期はどのくらいだったのか、ここに本屋があるのはやっぱり嬉しいな。

◇ ライブ

 桜木町を抜け、長者町まで。試聴室その3に到着したのは 20時過ぎだった。「MELODY KOGA の222曲 心の宝石泥棒2023」というライブ。この情報をいつ知ったのかは忘れてしまったが、MELODY KOGA さんのことが気になって、ツイッターを見たのかもしれない。それ以外に知りようはないか。知ったからには、これは伺わなければと思った。試聴室を訪れるのも、コロナ前以来だから、4年ぶりになるのだろうか。階段をあがり、入り口を入ると、まっすぐ進んだところに受付がある。客席の真ん中を横切って受付にたどりつくかたち。三沢さんには誰だか思い出してもらえなかったようで、この店のシステムをすらすらと説明された。千円を払い、ドリンクはジンジャーエールにする。開演は18時だったが、なにしろ長丁場のライブなので、後半だけ聴こうと思っていた。席に着き、渡された曲目のリストを見ると、短い曲を222曲演奏する、その150曲目あたりで、ライブのタイトルにもある宝石をテーマにした歌を歌っていた。ライブはゆったりと進み、宝石の歌から、終盤は女性名をテーマにした歌を歌った。この女性名の歌は「juliet」というアルバムになっている。この終盤の流れが美しかった。今日はお客さんもそれなりに入っていた。終演後には KOGA さんは客席のほうをまわり、こちらにもきてくれて、会話ができてよかった。ひさしぶりに会う喫茶へそまがりの仲間もいて、向こうから気がついて、声をかけてくれた。特別親しいという間柄ではないが、思いがけない再会が嬉しかった。今日はここにくる前は、空いた年月の長さに気の重さも少し感じていたのだけど、なんの心配もいらなかった。


◇ ラジオ・読書・テレビ

 適当なところで失礼し、試聴室を出ると小雨が降っていた。ラジオを聴きながら、横浜駅まで歩く。先週水曜に放送された「オールナイトニッポンPremium 高橋幸宏さんを偲んで」を聴き始めた。パーソナリティは上柳昌彦。40年前の「高橋幸宏のオールナイトニッポン」の音源がニッポン放送には残されていないんだそうで、SNSで当時のリスナーに呼びかけ、録音していたリスナーから集められた音源を使った放送をしていた。高田漣も出演。

 帰りの電車内では、小泉今日子「黄色いマンション 黒い猫」を読み終えた。2021年刊、新潮文庫。親本は2016年刊。同タイトルのエッセイが最初に収録されていて、この書名、和田誠の表紙からも、勝手にかわいらしい印象をもっていたが、なんだろうかこの淋しい感触は。岡崎京子のマンガにも似た感じがする。「SWITCH」の連載。最後のエッセイは和田誠のこと、これは文庫書きおろし。

 深夜0時前に帰宅し、録画していた「水曜日のダウンタウン」を観る。「オフの相方を爆笑させるの難しい説」というドッキリ企画。仲のいいコンビから始まり、オダウエダ、モグライダー、パーパーと、対象が次第に仲の悪いコンビになっていく。最後はとても仲の悪い流れ星。ネタ合わせが始まってしまう険悪な空気から、ちゅうえいの屁ひとつで瀧上が嬉しそうに笑う結末がよかった。テレビのあとにはまた、高橋幸宏を偲ぶ「オールナイトニッポン」の残りを聴いた。後半には三宅裕司の証言があり、なんとか聴こうとしていたが、残り30分ほどのところで眠ってしまい、最後までは聴けなかった。

2023年2月12日日曜日

2月12日日曜日/狂言と居眠り

◇ 狂言

 朝、録画していた昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」を観て、そのあとは、ラジオをつけっぱなしにしておく。TBSラジオの「ONE-J」から「安住紳一郎の日曜天国」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。ツイッターを覗いてみると、「R-1」の決勝進出者が発表されていた。昨日発表されていたのに、まったく見落としていた。しかし、まるで惹かれるところのない顔ぶれ。田津原理音というひとだけ知らないが、どんなもんだろうか。


 正午過ぎから外出。平沼橋に出て、まず、まいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。平沼橋から紅葉坂まで歩き、途中、セブンイレブンに寄り、チケットを引き換えてから横浜能楽堂に。先月に引き続き、今月も普及公演の「横浜狂言堂」を観にやってきた。先月は、およそ二十年以上ぶりに狂言を観たのだが、それから2ヶ月連続の狂言だ。とりあえず、興味をもったら連続で観てみるのがいちばんいいだろうと考え、今年はこの「横浜狂言堂」を毎月観てみようというつもりになった。14時開演、まずは前回と同じく、上演される狂言の解説役に中村修一というひとが現れた。こういう普通の名前の狂言師もいるんだということも新鮮だ。この解説の時間があり、そのあとは狂言が二曲、前半は「文荷」、休憩を挟み、後半は「二人袴」。前回はあまり集中力が続かず、ぴんとこないままに終わってしまったが、今回も、困ったことによくわからなかった。わからない段階からわかっていく過程が大事だということを前回は思ったのだが、しかし、なにひとつわかってきたという感触が得られないのはまずい。おまけに眠気がひどく、だいぶ居眠りもした。こうなると、さすがに、金があるわけでもないのにわざわざチケットを買って、いったいなにをしてるんだという気になる。




 終演後は県立図書館に寄り、今月も2冊、柴崎祐二「シティポップとは何か」、近田春夫「調子悪くてあたりまえ」を借りていく。高島町方面に続く坂道を降りる。バーグという店がこちらのほうにあったことを思い出し、昼食はバーグにしようかと思っていたが、行ってみると閉まっていた。平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アプリのクーポンで100円引き、残りの10円をポイントで支払った。東口から西口に移動し、昼食にしたいと思いながら歩いていくが、いったいどういう日なのか、龍王、金太郎、八起と、入りたいと思った店がことごとく閉まっていた。結局、ムービルまで戻り、日乃屋カレーに決める。カツカレーの七分盛りを食べた。790円。のどがやたらと乾いていたことに、ここで気がついた。水をコップに3杯飲む。眠気のひどさは水分不足のせいだったのかもしれない。ビブレのブックオフにも寄り、こちらでも110円の文庫本を1冊だけ買っていく。平沼と同じく、10円をポイントで支払う。帰りの電車内では眠る。今日はまったく読書をしなかった。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、疲れがひどいが、録画残量を作るために録画していたテレビ番組を観なければならなかった。今日の「笑点」は、一之輔さんの新レギュラー2週目。といっても、収録は先週と同じ日のようだ。宮治とふたりのオープニングで始まり、アニメの一之輔さんの箇所はまだ準備中になっている。演芸コーナーはミキの漫才。大喜利では、高橋幸宏を追悼し、「君に、胸キュン。」が使われる問題があった。

 ダビングのセットをしてから、横になり、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台は、東ちづるがゲスト。そのあとの記憶はない。

2023年1月30日月曜日

1月30日月曜日/天津麺を食べる

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「笑点」は、演芸コーナーにはぴろき、大喜利の助っ人には今週も志らく師匠が登場。オープニングで、昇太師匠と仲良くしゃべっているすがたが嬉しいのだが、しかし、来週から新レギュラーが決まってしまうと、昇太、志らくの顔合わせはまた機会がなくなってしまわないだろうか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、高田先生が終わりゆくものについていろいろとしゃべっていく。渋谷の東急百貨店、「週刊朝日」、「たまむすび」、最後は鈴木邦男にも触れた。12時台は岡田圭右がゲスト。「クイズ!脳ベルSHOW」の話が多くなるが、しゃべりっぱなし、会話の空白をまったく作らない。午後はまたテレビ。今週の「徹子の部屋」は 48年目突入ウィークだそうで、今日は春風亭小朝と浅丘ルリ子がゲスト。浅丘ルリ子と徹子さんが麻雀の話をすると、麻雀を知らない小朝、「僕、麻雀はパイパンって言葉しか知らないんですからね。」だって。小朝はひどいな。本当にひどい。

 夕方から外出。二俣川まで歩き、餃子の王将に入り、天津麺と餃子を食べた。902円。二俣川から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。ツイッターを開くと、鮎川誠の訃報が。コーナンに寄り、買いものをしてから、夜遅くに帰ってきた。


 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の「さんまのお笑い向上委員会」は、ヨネダ2000、ロングコートダディが初登場、「向上ゲスト」にはウエストランドが登場した。ウエストランドの「R-1」のネタに本気で怒っているという三浦マイルド、モグライダー芝が「芸人で初めて冗談が通じないひと」だって。錦鯉まさのりさんの「あるぅ~、それ、あるぅ~」がこの番組だけでブレイク。

 同じく土曜に放送された「新しいカギ」では、「KWGP」というコント仕立てのコーナーに、「東京十期會」として、はんにゃ、フルーツポンチ、かたつむり林とともに、中田敦彦が登場した。東京NSC10期生がそろったわけだが、チョコレートプラネットは1年後輩、ハナコ、霜降り明星とは初対面だったようだ。ドラマのパロディをやっているのだが、元ネタのドラマを観ていないので、細かいことはまるでわからない。そのほか、万引きのコントにはウエストランドが登場した。このコントもこの番組ではおなじみなのだが、スーパーのバックヤードのようなところで、盗ったものを出せと言われて、「M-1」のトロフィーを出す。過去にはオリンピック選手が金メダルを出したこともあった。アドリブ中心のコント。

 そして、先週に引き続き、今週も「スイッチインタビュー」をすぐに観てしまう。小林信彦と細野晴臣の対談の後編。このふたりならば、当然、大瀧詠一の話にもなるのだが、ここにいない大瀧詠一のことを思い、小林信彦が声をつまらせる場面もあった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週月曜の「ビバリー昼ズ」は峰竜太がゲスト。矢来町に家を建てたときに、すぐ近所に住んでいた志ん朝師匠が、家が建つ様子をずっと写真に撮っていて、アルバムにしてくれたという話がすごい。先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、宮田陽・昇がゲストだった。師匠の宮田章司の内縁の妻が松旭斎小天華だったというのは知らなかったかもしれない。小天華先生のエピソードがたくさん語られる。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の「私の地図」にタブレット純が登場していた。相模原市出身というプロフィールにはなっているが、実際は、相模原市に編入される前の津久井郡津久井町の出身なのだ。古本屋で働いていたことも詳細に語られている。友人の父が経営する古本屋で、1号店が町田の相原、2号店が八王子の絹ヶ丘にあり、原付バイクで往復しながらかけもちで店番をしていたという。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では高橋幸宏に触れていた。「オイラは『戦場のメリークリスマス』で坂本龍一と共演するんだけど、その前からYMOはなんとなく気になっててさ。まァ顔を合わせりゃ「どうも」って挨拶する程度の関係だったけど、あの時代でテクノを流行らせたのは今から考えても画期的だったと思うぜ。」「音楽だけじゃなくて、あの3人はどこかほかのミュージシャンとは纏う雰囲気が違ったんだよな。」「ほかのロックミュージシャンにはない「品」や「教養」を感じさせるヤツラだったんだよな。」

2023年1月28日土曜日

1月28日土曜日/ラジオは悼む

◇ ラジオ・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ラジオをつけ、「木梨の会」を寝ながら聴いていた。ブログの更新をしなければと手をつけるが、途中までしか書けない。午前中は「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴いた。今日はなぜか、11時までの短縮放送だった。「常連さん」は談笑師匠。午後は文化放送に切り替え、「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。そのあとのゲストのコーナーには、「スマホ脳」の翻訳者、久山葉子が登場した。

 午後に近所の郵便ポストまで投函に行った以外は、今日は外出せず、録画しているテレビ番組を片づけていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「俺流顔面ストッキングコーデ」という企画。空気階段とモグライダーが、顔面に映えるストッキング選びをする。モグライダーはこの番組には初登場。進行役は大島由香里。木曜の「アメトーーク!」は「大阪NSC11期芸人」。中川家、陣内智則、ケンドーコバヤシ、ユウキロック、野々村友紀子、ハリウッドザコシショウというメンバー。スタジオには、たむらけんじのパネルも置かれた。ザコシショウがケンコバに憧れていたなど、今では見えにくい関係性が面白い。木曜深夜の「ぺこぱポジティブNEWS」では、松陰寺が、府中のコミュニティFMで放送されている「刑務所ラジオ」を取材する。スタジオにはゴルゴ松本が出演。ゴルゴ松本の「命の授業」というのは武田鉄矢と同じで、学術的には問題があるのだが、まあ、これはなぞかけみたいなものだ。

 Spotify で聴いている「大竹まこと ゴールデンラジオ!」、昨日金曜は藤井青銅がゲストだった。ラジオの話から始まるが、大竹まことがたけしの代打で「オールナイトニッポン」をやったときは、三木聡と一緒にトークのネタを考えていたのだな。新刊「国会話法の正体」が面白そう。「「日本の伝統」の正体」も面白かったが、こういう内容のものこそ、専門的な本とは別に、平易な文章で広く読者に届けることに意味があるだろう。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」をようやく聴くと、まず、チャーリー宮毛が高橋幸宏を追悼し、YMOの「Tighten Up」をかけていた。小野瀬雅生のコーナーではジェフ・ベックの曲をかける。横山剣さんはキャロルとサディスティック・ミカ・バンドの関係を語り、矢沢の日比谷野音のライブではサディスティック・ミカ・バンドがバッキングを務めたという、そのライブを興奮気味に語っていた。ここで選んだ曲はYMOの「中国女」だったが、最後にもう1曲、高橋幸宏が歌う童謡「シャボン玉」をかけた。番組のブログでオンエア楽曲を確認すると、「にほんのうた」というアルバムに収録されているようだが、これは Spotify にもなかった。

 先週日曜の「Daisy Holiday!」も、聴きながら眠ってしまったので、改めて聴きなおした。オンエアするのは高橋幸宏の曲ばかり。細野晴臣がYMOでいちばん思い入れのあるアルバムは「BGM」だというのも知らなかったことだが、幸宏の最高傑作と紹介し、「カムフラージュ」をかけていた。

 ラジオを聴きながら、ブログをようやく更新する。大量の写真をアップするのにとても時間を食った。メルカリでトラブルが発生し、その対応にも追われる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。溝口健二の「西鶴一代女」を観た。溝口健二の作品を観るのは初めてじゃないだろうか。2時間超えの映画、中盤から眠くなり、終盤は朦朧としながら観ていた。深夜0時前には眠る。


2023年1月23日月曜日

1月23日月曜日/森繫通り・喜劇の好み



◇ 千歳船橋

 午前中から都内に。家を出たときには小雨が降り、天気がどうなるかわからず、一応、傘をもっていく。大和経由、小田急線に乗り、千歳船橋まで。森繫通りの先のほうまで行く用があったのだが、高田文夫先生が子どものころに住んでいたというのはこのあたりなんだろう。夕方頃に駅前まで戻り、遅めの昼食を。ぎょうざの満州に入り、ダブル餃子定食を食べた。700円。食べ終わると、皿に書かれた「3割うまい!!」という文字が出てくる。「3割増しでうまい」という意味なのだとは思うが、文字どおりに解釈すると、まるで、7割はまずいみたいだ。マクドナルドに入り、ひと休み。コンセントのある席が使えず、スマホの充電ができなかった。少し仮眠してから帰る。結局、雨には降られずに済んだ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。まず、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・森山良子)を観て、それから、放送直後の「しゃべくり007」(ゲスト・佐々木朗希)も、ざっと早送りで観てしまう。

 そして、これも放送されたばかりの「スイッチインタビュー」もすぐに観る。細野晴臣と小林信彦の対談だというので、とても楽しみにしていた。毎日毎日、一般的な中年男よりはかなりたくさんのテレビを観ているのだとは思うが、これほど待ちわびるようにして、録画予約を何度も確認した番組もなかなかない。しかし、細野晴臣も小林信彦も、イメージのなかよりもはるかにお爺さんになっているすがたに、ちょっと愕然とするところはある。小林信彦先生にいたっては90歳か。そもそも、テレビ出演がかなりひさしぶりなのではと思うが、2年前のシネマヴェーラ渋谷の企画上映のときに「ビデオトーク」というかたちで現在のしゃべるすがたは目にしていたが、改めて顔を見てみると、すさまじい福耳である。雑誌の対談とは違って、テレビの対談は表情が見える。大瀧詠一に比べると、細野晴臣の喜劇の好みはどうなのだろうか。小林信彦からすると少しズレているのではと感じさせるような会話がいくつかあった。もちろん、世代が違うから、ズレているのが当たり前なのだが。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、冒頭で、高橋幸宏の訃報に触れていた。オープニングの最後に珍しく曲をかけ、YMOの「以心伝心」を流した。昨夜に放送された細野晴臣の「Daisy Holiday!」も高橋幸宏追悼特集。ラジオを聴きながら、深夜1時前には眠る。

2023年1月15日日曜日

1月15日日曜日/財産

◇ 訃報

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、いったん眠りなおす。ツイッターを覗いてみたら、高橋幸宏の訃報を目にした。70歳。深夜2時台には訃報が出ていたようだが、10時近くなるまで知らなかった。この時点ではまだ、大手メディアによるツイートはないようだ。ああ。けして熱心なファンだったわけではないのだが。YMOに関してはずっと聴きそびれてきたという思いがあって、サブスク時代になってからようやくアルバムをひととおり聴いたが、世代的に、自分が音楽を聴くようになった90年代というのは、高橋幸宏の経歴を見てみるとどうやら穴のような時期で、スカパラとコラボの曲を出したりはしていたが、音楽よりもむしろ、「AXEL」(テレビ朝日)の司会であったり、竹中直人の番組でコントをしていたりというすがたに親しんでいたような気がする。しかし、それでも、「WIRE」ではスケッチ・ショウの、「ワールド・ハピネス」ではヒューマン・オーディオ・スポンジのライブを観ているのだから、これは大きな財産だ。

◇ テレビ・ラジオ・映画

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、ウエストランドがスタジオに初登場のほか、成田悠輔、福田麻貴、ゆうちゃみといった顔ぶれ。井口の顔つきが少し凛々しくなってきたように感じられる。番組終盤にはウエストランドの特集があり、井口のお母さんが地元の岡山からレポートし、そのあとにも、スタジオと生中継でつないだ。VTRには、ウエストランドの恩人として、K-PRO代表の児島気奈も登場した。「ワイドナショー」には、なんと、今田耕司が再登場。そのほか、田村淳、ウエンツ瑛士、豊崎由里絵という顔ぶれ。ガーシーが脅迫容疑で家宅捜索されたとのニュースがあり、ガーシーと田村淳の関係をここで初めて詳しく知れた。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は喰始がゲストで、面白い話をたくさんしていた。爆笑問題のふたりが学生時代、渋谷のショーパブでバイトしたときに厨房にいたのが梅垣義明と吹越満で、この関係を知らなかったが、ショーパブのネタの稽古をするのに、WAHAHA本舗の祐天寺の稽古場を使わせてもらっていたという。太田が、WAHAHA のあのアンダーグラウンドからテレビスターが生まれるとは思わなかったでしょうというようなことを言うと、喰始は「そりゃあ、おふたりだって一緒でしょう。」と返す。その当時、佐藤正宏や村松利史、作家の加藤芳一らと、太田は「俺らテレビに向いてないんでしょうねえ」と話していたという。

 夜になってから、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。アマゾンプライムで映画を1本。キャプラの「スミス都へ行く」を観た。つまらないわけではなかったが、眠くなり、何度か巻き戻して観なおした。2時間を超える映画だが、これはまた改めて観なおす価値のある映画。まぬけなもので、観終わったら眠気がおさまった。今日はブログの更新をふたつ。深夜3時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...