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2023年6月24日土曜日

6月24日土曜日/読みかけの本を返す

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、「木梨の会」に所ジョージが出演していた。聴きながら、もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。水曜に放送された「おげんさんのサブスク堂」を観る。「おげんさんといっしょ」のスピンオフ番組で、番組内のコーナーとしては観ていたが、去年に放送されたこの番組は観逃していた。おげんさん(星野源)と豊豊さん(松重豊)が音楽について語り合う番組に、今回はそこにゲストが加わる。初回はまず、所ジョージがゲスト。所ジョージに音楽について訊く番組はそれだけで貴重だが、所ジョージはいきなり発明品をつぎつぎに紹介し、始まる前にさんざん脱線する。しかし、さすがはNHK、面白い映像が残されているもので、1977年放送「歌のグランドショー」という番組では、デビュー間もない所ジョージが出演し、「僕がスターになれたなら」という曲を披露していた。画像が粗いが、歌っている後ろには、山川静夫、五木ひろし、堺正章、加山雄三、松崎しげる、水前寺清子、八代亜紀という豪華な顔ぶれ(もうひとり、女性歌手がいたがわからなかった。)が座っているのを確認できる。あるいは、所ジョージがじつはさまざまなCM曲を手がけていることにもこの番組は焦点をあてる。ああ、そういえば、ディスクシステムのCMは所ジョージだったか。所ジョージとのトークは20分ほどで終わり、次週に続く。「エンディングでお酒を飲む番組」をやりたかったと語る星野源は、テレビ史を接続してくれる唯一の存在ではないか。番組最後には、2019年放送「細野晴臣イエローマジックショー」にて、星野源が出演し、YMOの3人と一緒に「FIRECRACKER」を演奏する映像を流した。YMOがそろって演奏する映像としては、これが最後の映像になるのだ。

◇ 二俣川

 午後から外出。二俣川まで歩く。松屋に入り、ごろっとチキンのトマトカレーを食べた。580円。そのあとはドトールに入るつもりでいたが、図書館の本の返却が17時までだとわかり、あとまわしにはできなくなった。読みかけの本を返さねばならず、途中まで付箋を貼った箇所をドトールでメモっておこうと思っていたのに、しかたなく、ジョイナステラスのベンチでその作業をする。行政サービスコーナーに本を返却し、くまざわ書店にも寄っていく。「週刊文春WOMAN」の小山田圭吾のインタビューを立ち読みしたかった。聞き手は辛島いづみ。あの騒動のなか、ぼーっとすることもできず、YouTube のお笑いチャンネルをよく観ていたんだそうで、小山田「どん底にいたとき、いちばんお世話になったのはナダルさん。完全にファンになっちゃって(笑)」

◇ マンガ・テレビ・ラジオ・配信ビデオ

 それからようやくドトールに入り、ひと休み。マンガを1冊、おほしんたろう「学校と先生」を読んだ。2019年刊、ナナロク社。おほしんたろうのマンガはツイッターではだいぶ前から目にしていたのだが、すごい才能だなと思うようになったのはわりと最近のことだ。この面白さに最近まで気がついていなかった。ツイッターではフォローはしていなかったが、インスタではフォローした。これだけの笑いをSNSで量産している。

 ダイソーで買いものして、夜に帰宅する。しばらく掃除をして、それからまた、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「ニュース7」を、そして、「ワルイコあつまれ」を2週分。今朝の放送は再放送だった。これは観ないで消去。観そびれていた先週の放送は「子ども記者会見」に国枝慎吾が登場していた。「ワルイコTVショッピング」というコーナーでは「ユリ・ゲラーが超能力で曲げたスプーン」という商品を扱う。商品の提供者として、秋山眞人が登場した。このひと、ひさしぶりに観たな。90年代頃にはテレビの超能力番組によく出ていた超能力者だ。森達也の「職業欄はエスパー」にも登場する。

 タイムフリーで、これも聴きそびれていた先週の「SAYONARAシティボーイズ」を聴く。演技を題材にしたコントから始まり、そのあとには、大竹まことが「首」に出演した際のたけしの演出の話をしていて、興味深く聴いた。続けて、今日の放送もすぐに聴いたが、いつもコントから始まるのに、今回はコントはオーディブルのみだって。マジかよ。これからはずっとトークのみになってしまうとしたらいやだな。

 深夜、アマゾンプライムでお笑いライブを1本、もうすぐ見放題が終了してしまう、ラバーガールのライブ「ラバーガール solo live +「GIRL」」を観た。1時間21分。作・演出に細川徹の名があり、どうやらこれは、ラバーガールの通常の単独ライブとは別の「solo Live +」というシリーズの公演になるようだ。細川徹に期待したが、細川徹の役割がよく見えないライブだった。2015年のライブだが、この8年で、笑えることと笑えないことがずいぶん変化していると痛感させられもした。男の性欲ってもう笑いになりにくいんじゃないだろうか。ラバーガールでさえ。深夜2時頃に眠る。

2022年1月16日日曜日

1月16日日曜日/ニュース・または俳優

◇ ニュース

 早朝から5時間ぐらい眠り、ブログを途中まで書いてから、録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭から東大の刺傷事件を扱っている。それから、内村航平の引退のニュースがあったが、「美しくなければ体操は曲芸と変わらない」という発言には大いに引っかかるものがあった。曲芸をいったいなんだと思っているんだ。続けて、今朝の「サンデージャポン」を観ると、岩手に津波警報が出ているそうで、画面をL字型にして情報を出している。トンガの火山が噴火した影響だそうで、冒頭からその最新情報を伝えているが、昨夜からツイッターも見ていなくて、ぜんぜん知らなかった。鹿児島や高知ではすでに被害が表れていて、これをリアルタイムで知っていたらどんな恐ろしい気になったことか。それから、この番組でももちろん、東大の刺傷事件を扱う。近所の商店のおじいさんが取材に答え、安田講堂事件以来だとしゃべっていた。詳細を知るほどに悲しくなるが、十代の少年の悩みとしては珍しくないものだということはもっと言ってやるべきではないのか。加害者を守るためではなく、加害者の悩みに共感する若者のために言ってやらなければならない。このような事件が連鎖的に発生するとすれば、それを理解できないものとして切り捨てるだけでは、彼らをますます孤立させるだけだ。おとなでも、それを理解できる人間もじつはたくさんいるから、絶望する必要はないということは言ってやりたくなる。あるいは、絶望してからも始められることはあるだろう。「ワイドナショー」では、この感染者数が急増しているなかで、ウェンツ瑛士が演劇界の状況を語っていたのがよかった。ウェンツのような有名人が語ることが重要だ。昨夜の「ゴッドタン」も観ようとすると、津波情報のためにこの番組は休止になっていた。

◇ ラジオ・テレビ・映画

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、内藤剛志がゲスト。藤田まことの影響を受けているという話も面白かったが、そのあと、古尾谷雅人の話になったのには感動した。あらゆる質問に饒舌に答えていたが、「家なき子」の父親役をやっていたために娘の運動会に行けなかった話や、にっかつロマンポルノに出演していたころの話などもとても興味深かった。今まで、内藤剛志の芝居を意識的に観たことはなかったが、がぜん興味を惹かれ、なによりも話しぶりに強く好感をもった。

 近所の郵便ポストまで投函に行き、今日はそれ以外の外出はなし。横になり、ラジオをしばらく聴いていた。タイムフリーで「問わず語りの神田伯山」を聴くと、伊集院の降板をさっそく笑いにする伯山がさすがだ。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、木曜のオープニングは、今週は、大竹まこと、小島慶子、ヒコロヒーという組み合わせだった。小島慶子と吉住の組み合わせでは吉住が気圧されてしまう感じになるが、ヒコロヒーと一緒のときは小島慶子も面白い。年末年始にNHKの仏教の番組を観ていたという小島慶子だが、大竹まことは、一時期、ニッポン放送の加藤諦三の人生相談にハマって聴いていたことがあるのだという。

 録画していた今日の「笑点」を観ると、「笑点大好き芸能人対抗大喜利」という企画で、ナイツ、ヒコロヒー、西川貴教、もう中学生、高橋ひかるが出演していた。大喜利をひさしぶりにまともに観たが、好楽師匠がでたらめすぎて笑った。「鎌倉殿の13人」の第2話も観るが、とても評判がいいようだけれども、落語を知っていると、特別驚くようなことはなにもやっていないような気がするが、はたしてどうだろうか。時代劇の水準からするとどうかということはまるでわからないが、崩して面白くする手法には驚きはなく、むしろ、本寸法の部分があれば、そのほうが驚くだろう。崩すにしても、大河ではこのレベルが限界で、激しく逸脱するようなギャグはおそらくできないのではないか。もちろん、逸脱したほうが面白いという保障はない。

 アマゾンプライムで映画を1本。内藤剛志の出演作をなにか観たいと思い、検索すると、黒沢清の「地獄の警備員」を見つけた。無料配信されてるとは知らなかった。この映画、観たかったのだ。1992年公開作。松重豊はこれが映画デビュー作になるのだろうか。しかし、内藤剛志はすぐに殺されてしまうのだけど。映画を観終わってから、いったん、早く眠り、深夜に目覚め、朝までに、Netflix で「全裸監督」の第5話を観た。黒木香の誕生、村西とおるの口調が完成する重要な回で、山田孝之の怪演がすごい。昼に「日曜サンデー」で聴いていた、内藤剛志のロマンポルノ出演時代の話がここにつながり、ここまでさらけ出すかという凄みがあった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...