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2023年9月24日日曜日

9月24日日曜日/日記という演技

◇ ラジオ・テレビ・読書

 早朝に目覚め、ラジオを聴きながら、昨夜に書きかけたブログの仕上げを。J-WAVE のチャラン・ポ・ランタンももの番組をつけてみたら、中村鶴松という歌舞伎俳優がゲストで、伝統芸能の話をしていたのを少し聴いた。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」の続きを観ると、「VIVANT」の話題をまだやっているのだが、聖地巡礼だとかいって、神田明神や出雲大社にファンがつめかけてるようなことを言っていたけれども、いや、神社というものがそもそも聖地だろう。神よりもドラマのほうが上なのか。昨夜の「にちようチャップリン」は「子どもウケ選手権」という企画。スタジオの観覧客がすべて子どものなか、サンシャイン池崎、やす子、三四郎、トム・ブラウンが出演。三四郎が面白かった。

 午前中に、なぜかネットが急につながらなくなり、いつもはソフトバンクエアーのリセットボタンを押せば、すぐになおるのだが、何度押してみてもつながらないまま。LTEのランプが赤くなっているが、スマホで検索してみても、原因がはっきりとしない。しかし、こういうのはたいがい時間をおくとなおったりする。パソコンでラジオを聴きたかったが、ひとまず、スマホは生きているので、スマホのラジコでラジオを聴いた。ラジオを聴きながら少し眠る。腰が痛くて、動けない。今日は茅ヶ崎のほうまで遊びに行こうかと考えていたのだが、腰痛がひどく、あんまり歩きまわるのもいやになってしまった。誕生日からその翌日と、こんなにおとなしく過ごしている年はちょっと記憶にない。

 ネットは眠っているあいだにあっさりと復活した。なんなんだろうな。しかし、本当に使う必要があるときにこうなったら困る。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中からつける。14時台ゲストは臼井ミトン。TBSラジオでは金曜の午前中の番組を担当しているひとだが、その番組は聴いたこともなく、どういう人物かもここで初めて知ったが、単純なもので、人物を知るとすっかり好感をもってしまう。

 15時過ぎから外出。部屋は涼しかったが、外に出ると、日差しが強くて意外と暑い。まず、昼食。吉野家に入り、親子丼を食べた。547円。駅前のドトールに入り、しばらく読書をしていく。図書館で借りた「文學界」9月号の「エッセイが読みたい」という特集を読みたかった。柿内正午さんの「エッセイという演技」という文章に、タイトルからして興味を惹かれていた。柿内さんもまた、日記をネットに公開しているひとだということをこれを読んで初めて知ったが、それを本にもしていて、現在までに商業で1冊、自主制作で3冊発表しているという。柿内さんは「僕にとって、日記とは一種の演技だ」と書いている。「現代において随筆や日記の持つ問題とは、書き手が生活や人格を素朴に言語化しているという仮定のもと、読み手の覗き見への欲望に奉仕するという構図にあるような気がする。芸の巧拙よりも演者本人への野次馬的好奇心の満足が優位に置かれるような構造。とってもやな感じだ。」「私生活を欲望の対象として流通させるというのはどこまでも資本主義の論理に回収されていくだけである。これは人物や企業の過去の言動に不適切なものがあった場合、不買運動を起こすという近年のキャンセルカルチャー的なものとの関係も気になるところだ。作品と人格があまりにも近接し、いつのまにか僕たちは作品ではなく人格を購入しているかのような錯覚を素朴に受け容れてしまってはいないだろうか。」「資本主義社会は、言語の複雑さを最小化し、単一的なものの見方を促進するような構造をもっている。一方で言葉が豊かになるとは、世界の実相である混沌に近づいていくということだ。多義的で、誤読の可能性に広くひらかれているということだ。言葉の豊かさは、この社会が志向する単純で一元的な貨幣の貧しさとはっきり対立している。」 この特集すべては読まず、つまみ読みしていくが、別のページでは二十数名の書き手がエッセイについてのエッセイを書いていて、そのなかのひとり、松尾スズキもまた「わたしのエッセイは自分が主役の短編コメディであった。」と書いている。「若い頃、夢中になって読んでいた椎名誠さんの本しかり、つかこうへいさんの本しかり、笑いを主軸においたエッセイは、作家が喜劇の主役を演じるという手触りがあったのではなかろうか。特にわたしは、つかこうへいさんの文章にはずいぶん影響を受けた。」「思想のスラップスティックを、つかさんは、やっていたのだと思う。『傷つくことだけ上手になって』という屈折したタイトル自体、どこか寅さん的な趣がある。質的に届いてはいなかったと思うが、エッセイを「演じる」という点において、自分は知らぬまにつかさんをなぞっていたのだなあ、と今になって感じる。」


 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を、それから「TVタックル」も。若新は「TVタックル」によく出てるなあ。「週刊さんまとマツコ」は、先週に引き続き、モーニング娘第2期特集。「笑点」の演芸はマギー審司。録画残量を作るためにこれだけ観なければならず、こんなことばかりで時間を食いつぶされていく。

 ここしばらく、「爆笑問題の日曜サンデー」をまともに聴きそびれていて、Spotify のポッドキャストでゲストコーナーを順に聴いていった。◆ 先週のゲストは稲垣吾郎。爆笑問題と稲垣吾郎は意外と珍しい顔合わせだろうか、とてもいい会話をしていた。稲垣吾郎が謹慎し、撮りなおしになったときの「スマスマ」のゲストが爆笑問題だったんだ。談志師匠が出演したときも、爆笑問題が連れてきたというかたちだったんだっけ。ポッドキャストではカットされているが、太田が作詞した「We are SMAP」も、稲垣が聴きたがり、オンエアされていたのがすごくよかったな。爆笑問題と新しい地図で、それこそ、王道のバラエティ番組ができないものだろうか。◆ 続けて、先々週のゲストは大槻ケンヂ。大槻は「爆笑問題カーボーイ」を毎週聴いてるという。かつて、久本雅美と大槻ケンヂがやっていた番組で、ケラが爆笑問題を紹介したことがあって、そのときの爆笑問題は、なんでロックミュージシャンに呼ばれなきゃならないんだという態度だったと大槻は語る。太田の小説「笑って人類!」も読んでいて、「幻冬舎から出てるんだけども、読んだ感じは、70年代のハヤカワSF文庫」「酒を飲まずに、タバコを吸うひとの書く本だなあっていう印象があって」「読後感が爽快」などと感想を語った。大槻と太田、小説を書くもの同士の会話にもなったのも面白く、書きながら泣くことはないのか、長いものを書いているとデジャヴみたいになるとかいう話をしていた。大槻ケンヂの叔父が大槻義一という映画監督で、そのことも知らなかったが、叔父夫婦が同時に亡くなり、父が取り調べを受けたというぎょっとするような話もあった。ウィキペディアを見ると、2011年、ほんの十数年前の話なのか。◆ 3週前のゲストは神谷明。太田の母はじつは永井一郎と同じ劇団にいて、年賀状のやりとりもしていた関係だったという。それでなのか、太田はアニメをよく知っていて、声優の演技の質の変遷についても細かく語られる。そこからジブリの話にもなり、「平成狸合戦ぽんぽこ」では、正蔵師匠は別として、ほかの俳優たちは、セリフ先にありきで、あとからアニメをつけていたという話などが神谷明からはあった。「モンスターズ・インク」の田中の演技について、神谷明の評が聴けたのも面白かった。

2023年8月11日金曜日

8月11日金曜日/牛カルビ丼を食べる

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜に放送された「ものまねのプロ162人がガチで選んだ本当に似てる!歌ものまねランキング」という番組を。テレビ東京のこの特番、今までぜんぜん観たことがなかったけど、初めて録画してみた。ウィキペディアでは「ものまねランキング」という項目になっている。司会は出川哲朗と宇賀なつみ。スタジオには、伊集院光、アンミカ、パンサー向井、松村沙友里、佐藤勝利、原口あきまさ、ホリ、みかん、レッツゴーよしまさらが出演。ランキングを紹介しながら、その紹介者のほうにもいろいろと遊びがあるという構成といえばいいのか。ランキングはガチなのかもしれないが、番組は全体的にふざけている。17位にランクインした柴山サリーのZARDのものまねでは、ノブ&フッキーのノブが徳光和夫になり、キンタローの水卜麻美がマラソンをする。番組終盤にキンタローはスタジオに到着し、ゆうぞうとダンシング谷村が「サライ」を歌った。9位の KING&K-ing のチャゲ&飛鳥のものまねでは、古賀シュウが武田鉄矢、ミラクルひかるが浅野温子になり、「101回目のプロポーズ」を再現する。そのほか、ジョニー志村のタモリが司会をする「ミュージックステーション」再現コーナーもあった。ランキングは他局のものまね番組でもおなじみのひとが多いが、半分ぐらいは初めて知るひとで、1位の小林穂高という福山雅治のものまねをするひともまったく知らないひとだった。14位の Takuya Nagabuchi というひとは、長渕剛の歌唱法の変化を4期に分け、それぞれ真似てみせるのが見事だった。いずれは他局でも観ることになるだろうか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・吉幾三)を聴きながら、仕事をあれこれと。午後には録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・宇崎竜童&阿木燿子)をすぐに観た。それから外出し、吉野家に入り、牛カルビ丼を食べる。624円。駅前のドトールに入り、しばらく読書をして、夜に帰ってくる。

◇ 読書・ラジオ・テレビ

 高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」を読んだ。2022年刊、講談社。芥川受賞作。この作家の作品を読むのは2作目だが、文体は読みやすいのに、どうも興味を惹かれるところがなく、すいすいとは読み進められなかった。描かれているのは、職場の人間関係、三角関係。底意地の悪さを感じる書き手だが、しかし、読んでいる最中に印象は変わっていく。どこに着地するんだろうという終盤だったが、結局、これはどこに着地したのか。芥川賞の選評も確認してみたくなったな。

 タイムフリーで、昨夜に聴きながら眠ってしまった月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きなおした。夏休みのナイツの代打をカンニング竹山が務める。パートナーは平野ノラ。そして、14時台ゲストにはピエール瀧が登場した。元「たまむすび」のレギュラーだったふたりをニッポン放送でそろえるとはすごい。期待する顔合わせだったが、ここだけは事前録音だった。瀧はまだ生放送には出してもらえないのだろうか。話題はまず、清水エスパルスの試合前に行われた電気グルーヴのライブから。このライブの動画はツイッターに出まわっていて、おおむね確認することができた。サッカー、野球、そして、ドラマ「サンクチュアリ」も話題にする。野球の技術の話からは今の若者論にもなり、パンク精神が流行っていないという話になった。

 これもタイムフリーで、先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、名言をメールで募集していたのだが、ファンタスティック原田から「未来はいつも面白い」という太田の言葉が届けられていた。そういえば、ヒコロヒーが「はなつまみ」に出演したときにこの言葉について話してたんだっけ。Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、こちらにもヒコロヒーが出演している。木曜の週替わりパートナーのなかでも、売れっ子のヒコロヒーが意外と登板回数が多い気がする。ゲストコーナーにはTAIGAが登場。これも嬉しい。

 夜にもまた録画していたテレビ番組をいくつか。日本テレビの夕方の「news every」を録画しておいた。というのは、「笑点」が閉場する前の国立演芸場で収録されたんだそうで、それがニュースで扱われるということを知ったからだが、しかし、国立演芸場で収録するというのがそんなにたいそうなものかね。楽屋の入り口には、出演者の札のほかに、円楽、歌丸、先代円楽の札も用意され、粋な計らいだとナレーションが入るのだが、いや、単にニュースの取材が入るから用意しただけじゃないのか。

 月曜の「週刊ダウ通信」は、吉原怜那がメインの企画「あの人に会って謝りたい」。なぜか銀シャリ橋本がリポーターを務める「探偵!ナイトスクープ」スタイルのVTRだ。吉原が謝りたい相手は、幼なじみだというつばきファクトリー小野瑞穂。彼女がハロプロの研修生になっていたそのころ、吉原は虹の黄昏の単独ライブに行っていたという。10年ぶりの対面の瞬間となるが、いや、思いのほか、感動的な場面だった。銀シャリ橋本も涙ぐんでいた。

2023年8月3日木曜日

8月3日木曜日/そのころの藤子不二雄

◇ テレビ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「あちこちオードリー」は恒例企画の「私だけがグッときたニュース」。阿佐ヶ谷姉妹、ニッチェ、Aマッソがゲスト。ビックスモールンの YouTube の再生回数がすごいというのは知らなかったな。

 昨日の「徹子の部屋」は田辺誠一がゲスト。子どものころには近所にアニメのスタジオがあり、徹子さんにどなたのスタジオかと訊かれると、宮崎駿のスタジオなど、どうやらいくつかのスタジオがあったようだ。よく遊びに行って、見学したり、セル画をもらっていたという。杉並区の子はすごいな。またあるときは、道路の向こうに新築のビルが見え、どんなところだろうと2時間ぐらい歩いて行ってみたら「藤子スタジオ」と書いてあったという。階段を昇り、ドアをノックし、藤子さんですかと訊いてみると、アシスタントがたくさんいて、そうだよといって通してくれたのだが、先生は「徹子の部屋」に出ているから今日は戻ってこないと言われたという。お菓子をもらったりし、住所を書いていったら、後日、藤子先生のサイン色紙が届いたそうだ。ドラえもんが描かれたそのサイン色紙の写真も放送では出された。番組によると、藤子不二雄は1979年に出演している。ウィキペディアにあたってみると、テレビ朝日で「ドラえもん」のアニメが始まったのが1979年だから、そのタイミングで出演したのだろう。そのとき、田辺誠一は10歳だったというから話は符合する。しかし、その出演回の映像が出されないということは、局には保存されていないのだろうか。保存されていないのだとすれば、その時点ではまだ、藤子不二雄は保存するほどの存在ではなかったということかな。そのほか、大塚寧々の近況も知ることができた。大塚寧々は小中高と、徹子さんと同じ学校でもあった。今日の「徹子の部屋」は麻倉未稀がゲスト。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊新潮」のタブレット純の連載で、上岡龍太郎が作詞したマヒナスターズの曲があることを初めて知った。「私って駄目な女ね」というタイトル。Spotify にはこの曲はなかった。

 ラジオを聴きながら少し眠り、夕方頃に外出。夕方になれば涼しくなるかと思ったが、このくらいの時間ではなんにも変わらない。まず、吉野家に寄り、牛焼肉丼を食べる。624円。ドトールに入り、しばらく読書をしていく。

◇ 読書

 ドトールで、Aマッソ加納愛子のエッセイ集「イルカも泳ぐわい。」を一気に読んだ。2020年刊、筑摩書房。このタイトルがなんなのか、読むまでわからなかったが、1本目のエッセイで、高僧・野々村の漫才のセリフだと明かされていた。文体はまるで違うが、松本人志の「遺書」の読後感に似ている感じもした。思考の展開におそらく似た部分があるせいか。

 夜に帰宅し、夜にもまた録画していたテレビ番組をいくつか。ブログをもうふたつ更新し、ラジオを聴きながら眠る。深夜に起きあがり、ブログの更新をもうひとつ。もう少しテレビを観てから、コインランドリーに行ってくる。

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2023年7月30日日曜日

7月30日日曜日/インクはどこで買う

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ブログの更新をしようとするが気力がない。Spotify のポッドキャストで、昨日の「木梨の会」を聴くと、この日は福岡から放送している。華丸大吉の番組に出演するために福岡を訪れているようで、カンニング竹山、パラシュート部隊も出演していた。続けて、オンタイムのラジオに切り替え、「石橋貴明のGATE7」をつけておく。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」は、まずはビッグモーターの話題から。九島遼太という22歳の起業家が出演していたのだが、イチ経営者としてはここまで徹底しているのはすごいという側面があるなどと語り始める。そのあとには、旧統一教会の施設建設問題を鈴木エイトが独自取材する。多摩市の阿部市長からは番組にメッセージがあり、「いつも良原さん応援してます。爆笑問題のみなさんもがんばってください。」って。番組後半には「居酒屋サンミュージック」がオープンという小さいニュースもあり、取材の場にはブッチャーブラザーズも映っていたのに、ひとこともしゃべらせないとは惜しい。それはともかく、今までは「番組ツイッター」と告知していたところは、もちろん、「番組X」と言うようになるんだな。「ワイドナショー」も観ると、こちらは、田村淳、野沢直子、バカリズム、石原良純というメンバー。石原良純がバラエティに初めて出たのが「夢で逢えたら」というこの話は「アンタウォッチマン」でもしてたかな。野沢直子によると、「夢で逢えたら」の同窓会を毎年やるのだけど、ダウンタウンには声をかけない。当時のマネージャーたちは参加、南原はときどきくるが、内村については「まあ、ああいう性格じゃないですか。」

 パソコンのラジコを使おうとすると、地域判定が狂ってばかりで、神奈川県になっていることがめったにないから困る。今日もなぜか広島になっている。スマホのラジコは神奈川県の番組が聴けるのだが、音が小さいのがいやで、なるべくならば、パソコンのほうで聴きたい。しかし、広島でもNHKは東京と同じのようで、「ヴォイスミツシマ」という満島ひかりの番組が放送されていて、これをつけておいた。子どものころの芸能活動の話をしていたのがなかなか面白かった。聴きながら眠ってしまい、目が覚めると、松村邦洋の「DJ日本史」が始まっていた。この番組もあんまり聴いたことがなかった。起きあがるのもめんどうで、しばらくはラジオをつけたまま、だらだらと過ごしていた。

◇ 二俣川

 夕方から外出。この暑いなかを出かけたくはないのだが、プリンターのインクを切らしてしまったので買う必要があった。まず、吉野家に寄り、牛麦とろ丼を食べる。602円。土用の丑の日は「う」のつくものを食べればいいというから、だとすると、牛でもいいような気がするけどな。チェーン店の牛丼屋はこぞって鰻を売っているが、牛でいいということにしたらどうか。



 二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を覗いていく。それから、西友のビックカメラに寄り、プリンターのインクを探すが、エコリカの安いインクが売っていない。リサイクルのインクは 500円ぐらい違うので、悩んだが、高い値段で買うのは悔しい。昨日のうちに横浜駅の近くで買っておけばよかったのだが、今から横浜駅まで行っても電車賃がかかって馬鹿みたいだ。なんとかして二俣川周辺で買いたく、念のため、ドン・キホーテのヤマダ電機にも行ってみるが、こちらにはなぜかプリンターのインクがまったく売られていなかった。プリンターは売っているのに、インクをなぜ売らないのだ。迷っているうちに時間も無駄になってしまう。

 ドトールに入り、いったん、ひと休み。ここでネットの通販も調べてみると、ビックカメラの通販で買えば、明日には届くのだが、送料が500円ぐらいかかり、これでは元も子もない。結局、最終的にはヨドバシドットコムで購入してしまうことにしたが、到着は火曜になり、だったら、火曜に店で買っても同じということになるかもしれない。なんだかうまくいかないな。

◇ 読書

 ドトールで、図書館で借りた安西水丸「青の時代」を読んだ。2021年刊、クレヴィス。青林堂から 1980年に出された「青の時代」の復刻。1974年から1977年にかけての作品群が収録されているのだが、このなかには、90年代の「ガロ」に再掲されたときに読んでいるものもある。掲載誌はすべて「ガロ」なのだろうか。安西水丸が初めてマンガを発表したのは、嵐山光三郎の小説を漫画化したものだというのは知らなかった。巻末に収録されている安西水丸のインタビューによると、当時の「ガロの雰囲気という感じ」がしていた、つげ義春や林静一を意識したものだと明かしている。個人的には、安西水丸のマンガに触れたのは「VOW」に掲載されていた4コママンガのほうが先で、そちらは「普通の人」にもつながるギャグ系統の作品だ。安西水丸という名前を認識したのもそれが初めてだった。だから、この作品集のような抒情性は、初めて読んだときには意外に思ったような記憶がある。

 夜になってから帰宅。帰りも歩いてきたのだが、うちの近くまでくると、アスファルトがやっぱり熱い。日当たりの問題なんだろうかな。長年住んでいるが、こんなに熱をためこむ地域だとは、今まではまったく気にしたことがなかった。

◇ テレビ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「笑点」は夏休み特別企画。2年前に、夏休みの自由研究で笑点メンバーにアンケートを送ったという女の子が登場した。当時は小学3年生だったが、小学5年生になり、今回はメンバーの通知表を発表した。

 今日の「まつも to なかい」は、藤井フミヤと奥田民生がゲスト。まず先に藤井フミヤが登場する。フミヤと中居は「時間ですよ」で共演していて、フミヤが中居に説教してたっていうのはいい話だ。そのあとに奥田民生が登場。フミヤと奥田民生は接点がなさそうだけれども、言われてみれば、共通の知り合いのミュージシャンは多いのだ。近藤真彦の名前が出て、年齢が気になって検索してみると、そうか、マッチよりもフミヤのほうが歳上なんだ。フミヤは1962年生まれ、マッチは1964年生まれ、民生は1965年生まれ。中居が奥田民生には女性の匂いがしないと決めつけるのだけど、いや、奥田民生の若いころはぜんぜんそんなことはないだろう。奥田民生が松本に提供した、ダウンタウンの「万力の国」というアルバムに収録されている「くつみがき」が流され、セカンドアルバムとテロップが出ていたけど、検索してみると、ウィキペディアにそう書いてあるんだな。8センチCDの「GOBU-GOBU」がミニアルバムという扱いになっている。番組後半には、フミヤ、民生も残ったまま、SUPER BEAVER が登場した。

 続けて、「ガキの使い」も追っかけ再生で観てしまう。「コロッケものまねベストテン」という企画。以前、桑田佳祐で同じ企画をやったが、しかし、コロッケでは趣旨がぜんぜん変わるし、こっちのほうが面白い。コロッケ本人が事前にメンバー全員のVTRを確認し、順位をつけたものが発表されていく。10位はEXITりんたろーの(コロッケの)長渕剛、9位はココリコ田中の(コロッケの)松山千春、8位は牧野ステテコの(コロッケの)武田鉄矢、7位は陣内智則の(コロッケの)野口五郎。ここまで発表され、残りは来週に続く。まがりなりにも芸能界で活躍しているひとたちなのに、芸のクオリティがここまでは本当にひどかった。

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2023年6月7日水曜日

6月7日水曜日/どっちも茶化しにくい




◇ 生麦

 朝から外出。横浜駅に出て、吉野家に寄り、納豆牛小鉢定食を食べていく。437円。それから、京浜急行の生麦のほうに用があったのだが、ここもめったに訪れない土地だ。夕方には横浜駅に戻り、東口、ベイクォーターのマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとスパチキを食べる。読書をして、夜遅くに帰宅する。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 図書館で借りていた、石戸諭「ニュースの未来」を読み終えた。2021年刊、光文社新書。図書館に返さねばならないが、たくさん付箋を貼った。アツさもあり、昂揚させられる本だった。古本で見つけたら、この本は手元に置いておきたいな。以下、いくつか引用。P122-123「ある社会事象を取材するにあたり、どうしても必要になってくるのが、人や物事を知りたいという好奇心であることは多くの人が賛同してくれると思います。僕はニュースの書き手というのは本質的に軽薄であり、不謹慎であることからは逃げられないと考えています。(略)「社会を良くしたい」という正義感、弱い人の立場を代弁したいという義憤だという人もいるでしょうが、その根源にあるのは、結局のところ「知りたい」という好奇心ではないかと思うのです。より正確に言えば、単なる「好奇心」ではない、「思慮深い好奇心」です。他人の不幸に土足で踏み込むことをよしとせず、相手が語ってもいいと思えるまでの関係を構築し、「知りたい」を伝えること。これがベースにあると仕事を重ねて気がついたのです。知りたいと思わずに、正義感や義憤で社会と関わりたいという人に向いているのは、政治家や社会運動家でしょう。なぜニュースでなければいけないのか、という問いには十分に答えられていません。」 P215「これも東(浩紀)さんが指摘していますが、SNSが普及した現代は、言葉への過信が異様なほどに高まっています。正しい言葉と意見表明ばかりが求められ、何を実践しているかより、瞬間的に同じ思いを共有するもの同士が「今、ここ」でつながり、消費される正しい言葉にこそ価値があると思われている。彼らが無条件に前提としているのは、言葉だけで問題を理解し、解決できるという価値観に他なりません。「言葉と現実は常にズレている」にもかかわらず、無邪気な前提で言葉が交わされ、やがて論争は対立する相手への罵倒へと変わっていきます。」 P273-274「佐藤(卓己)さんは、現代のメディアリテラシーの核心を「あいまい情報に耐える力である」と記しています。(略)佐藤さんの定義は、精神医学の世界でネガティブ・ケイパビリティと呼ばれているものに接近します。直訳すると「負の能力」ですが、これには解説が必要でしょう。精神科医で作家の帚木蓬生さんによる、そのものずばりの『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』では、このように定義されています。「ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability 負の脳力もしくは陰性能力)とは、『どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力』をさします。あるいは、『性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力』を意味します」」

 録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、スタジオに観覧客を入れている。水卜アナが登場し、今回はトークライブ形式の放送ということだが、つぎに登場したのは若林ではなく、山里亮太だった。若林は体調不良で欠席。「だが、情熱はある」というドラマは1話だけ観てやめてしまったのだが、山里という人物は、戦略家の面ばかりが前面に出るようで、どうも関心が湧かない。(「天才はあきらめた」という本は面白かったのだけど。)島田紳助がテレビから消え、直接的にその穴を埋めていたのは今田・東野だったが、案外、その位置に収まりつつあるのは山里亮太ではないだろうか。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、太田が第一声から「あのう、俺、思うんだけどさ、…あっちゃんと松本さんね。ケンカはよくないと思う。」と始め、そのあとにはすぐにゲンロンカフェの話題になり、今週はこの話をたっぷりしてくれるではと期待していたのだが、古舘伊知郎とのトークライブにも触れ、そしてまた、松本と中田の話に戻ってきた。結局、オープニングはこの話をたっぷりとしゃべったのだけど、ここで語られていた内容がじつに素晴らしい。太田「ふたりのケンカなんだからさ、ふたりのことはふたりでしか解決できないんだよ。こんなのさ、笑い話にしたいわけじゃない? どっちもそうだろ、きっと。これね、タブーみたいなことにしちゃうと、何年もそれが触れないみたいなことになって、つまんないよう。おれがこう言うと言葉に重みがあるだろう?(笑)」「わりと吉本の大御所なんかも怒ってるみたいな感じで、まあ、どっちがどうなんだかよくわかんないけど、あっちゃん総スカンみたいな感じになってんだけど、まあ、そんな怒らなくてもたいした話じゃないからさあ。結局さあ、このぴりついた空気ってのはさあ。ただ、ここまでそのぴりつかせた原因の一端は俺にもあんのかなあなんて、(笑)ちょっと思っちゃったりなんかして。」「あっちゃんが思うほど、…これ言うと松本さん周辺はどう思うかわかんないけど、ほかの審査員の言葉もたぶん効いてるし、もっと言えばだよ、いちばん審査員が気にしてんのは客のウケだよ。あれだって、俺がやったとしても、客がウケたとこに入れるもん、絶対に。そう考えると、決めてんのは客なんだよ、どう考えても。じゃないと、とんちんかんな審査だと思われるからあんなの。俺はねえ、あっちゃんがいちばん過大評価してんじゃないかと、松ちゃんのことをだよ。そう思うわけ。これ言うとまた角が立つけどね、俺も。」「ただ、あっちゃんが言ってたなかでひとつ思ったのは、ダウンタウンを超えるコンビを輩出してないってね、…俺もよく詳しく観てんな。何回か観ちゃったからね。たしかそういうふうに言ってたんだよね。それは失敗でしょうと、大会として。ただねえ、それは俺はちょっとあっちゃんとは違うのは、今の連中ね、「M-1」出てくる、「キングオブコント」とか出てくる連中、ぜんぜん超えてるよ。超えてるっていうのはダウンタウンをって意味じゃなくて、俺らの時代の漫才やコントっていうのを、まあ、技術から話術から間からなにから、ネタのあれからなにから、かなわないもん、だって。」「ただ、あっちゃんが言ってる意味っていうのは、おそらく「権威」だと思うんだよね。そういう意味ではダウンタウンを超えてないってのはたしかだろうと思うのね。ある種の権威的なものってのはさ、あるじゃん。そうすっと、あっちゃんは俺のこと好きって言ってたけど、本当はこいつは権威が欲しいの? って、俺はちょっとあれ観てね、なんとなく、思われちゃうよっていうふうに、思っちゃったんだよね。たださあ、権威なんて邪魔なだけだよ、お笑いにとって。」「なにが言いたいのかというとさ、まあ、要するに、俺はこれ言うとまた波紋呼んじゃうかもしんないけど、あっちゃんと松ちゃんて似てんじゃねえかなって気がする。(笑)気質がよ、気質が。やっぱりさ、カリスマとパーフェクトヒューマンだからさ。わりとそういう感じにそぶりを見せるじゃない。いちばんの、俺、似てんなと思うのは、どっちも茶化しにくい。(笑)このね、ぴりついた空気。茶化しにくいんだよ。そういう意味でいうと、なんていうのかなあ、ふたりともそれでお笑い界のことを考えてるっていうような感じじゃん。」「そういう意味でいうと、ジレンマがあるわけ。それは、松本さんが審査員するずーっと前から、要するに、お笑い界のもってるジレンマとして、お笑いのことを教えるか教えないかなんだよ。(略)俺はなんで審査員やらないってずーっと言ってるかっていうと、まず、俺はね、お笑いを学問にしたくないと思ってるわけ。でも、スクールができちゃったろ? もうがんがん、うちもやってるわなあ。社長は俺のことわかってるから、俺に講師をやれとはひとことも言わないわけ。俺は、でも、それすらね、どうなんだろうなあって思ってるわけ。つまり、笑いを分析して、こうやってこう突っ込んでこの間でどうのこうのってえのは、学問になっちゃってる。学問になっちゃった時点ですべてはつまんなくなんだよ。」「あっちゃんが言ってる問題は、じつは松本さんにかかるんじゃなくて、じつはお笑い界全体が、いわゆるああいうコンテストで若手を発掘するっていう環境になっちゃってることに、自分はっていうさ。あっちゃん言うのはさ、1個ぐらい爆笑問題さんにゆずってくれませんかっつうんだけど、俺、ゆずられる立場なの? って。(笑)それもさあ、俺、ちょっとショックでさ。(笑)」 オープニングのあとには、ゲストのランジャタイが登場。「武勇伝」を覚えてきている国崎に笑う。

2023年5月21日日曜日

5月21日日曜日/唐揚げ丼を食べる

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、気力がない。更新の間が空くと、調子がわからなくなってしまう。録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、ゼレンスキーが来日して、G7広島サミットに出席していたんだな。「THE SECOND」を追いかけていたために、それよりもよっぽど重要なニュースをまったく追いかけていなかった。続いて、市川猿之助。これも気になっていたニュース。この番組では、三谷幸喜のコメントに長めの時間が割かれていた。

 今朝の「サンデージャポン」は、雲丹うに、斎藤幸平が初登場。こちらもゼレンスキー来日の話題から始まり、スタジオでは中村逸郎が解説をする。これがたっぷりと40分ほどあり、そのあとには猿之助。スタジオには九龍ジョーが登場し、解説をした。それから、ジャニーズの性加害問題。うっかりしていたが、今朝のテレビ朝日の番組で、東山紀之がこの件について発言したようだ。録画しておけばよかった。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ウエンツ瑛士、松岡充のほか、あのちゃんが初登場。オープニングでは、NBAの試合が日本で行われたときにウエンツが三万円のチケットを買って観に行ったという話をしたら、淳もその場にいたんだそうで、淳はいちばん前の席で観ていて、隣りの席には談志師匠がいたんだって。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつける。14時台はラサール石井がゲスト。話題はまず、ツイッターの炎上について。太田が政権擁護してるんじゃないかとツイートしたこととがあるというと、太田は「勘弁してくださいよ。」と苦笑する。ここで語られていたたけしの逆張りの話は、ラサール石井の著書「笑うとは何事か」にも書いてあった。しかし、演劇の演出の話になるとさすがに面白い。来週は松尾貴史がゲスト。

 夕方から外出。吉野家に寄り、遅めの昼食。唐揚げ丼を食べる。キャンペーン中で、1割引きだった。特に用もなかったのだが二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、それから、ドトールに入る。読書をするつもりが、ひどい眠気。あたまが動き出すまで、1時間以上かかった。坂口安吾「心霊殺人事件」をなんとか読み終える。2019年刊、河出文庫。だいぶ前に読み始めて、読みかけのまま、しばらく放ってあった。推理小説をもう少し知りたいと思っているのだが。

 歩きながら、タイムフリーで、金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングでは、前日に放送された「徹子の部屋」の話をする。収録が終わったあとにも、しゃべり続けていたという徹子さん、「M-1」の賞金の話から税金の話になったようで、徹子さんは「窓ぎわのトットちゃん」が売れたときの税金についてしゃべっていたようだ。あるいは、カメラに映っていないところでは、徹子さんは鼻をかんでいたとか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。それから、ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚める。アマゾンプライムで映画を観ようかと思ったが、あんまり長いのを観る体力はなく、「ウディ・アレンの6つの危ない物語」の1話を観なおした。

2023年4月29日土曜日

4月29日土曜日/ブックの日・ゴミ箱がない

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。「オールナイトフジコ」もまだ録画しているのだが、これはざっと早送りで確認するのみ。屋外の「生放送で何かしたい人」のコーナーに林家三平が現れた。番組最後には MOROHA のスタジオ生ライブがあった。そのほか、昨日の「徹子の部屋」は水谷八重子と波乃久里子がゲスト。「ネタパレ」には、天才ピアニスト、ラバーガール、ジェラードン、ヒコロヒーらが出演。タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。昨日の「ビバリー昼ズ」と「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。

◇ ブックの日

 午後から外出。風が強い。今日は29日、毎月恒例のブックの日のため、ブックオフをまわらなければならない。今月もまず、鶴ヶ峰から。1店目では、110円の文庫本を3冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。鶴ヶ峰店だけは、まずは2割引きになり、そこから、アプリのクーポンを使い、300円引きになる。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、ここで昼食に。東口の吉野家に入り、焦がしねぎ焼き鳥丼を食べた。547円。その勢いで、2店目は平沼のブックオフに。220円の単行本をすぐに1冊見つけるが、ほかはなにも見つけられず、と思ったが、雑誌の棚からいいものを発見した。千円するが、これは買っておく。跨線橋をわたり、3店目はビブレのブックオフに。ここも500円超えさせるのに苦労し、店内を2周以上、ぐるぐるとまわってしまい、とても時間を食った。ビームせどりのすがたが2名あり、めぼしいものはすでに獲られてしまったのか。なんとか選び出し、110円の文庫本を2冊、コミックを1冊、220円の単行本を1冊買う。店内は混んでいたうえ、暖房が強くて暑くなった。



 横浜駅に戻り、横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。疲れてしまい、まず、ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、読書をするが、集中力がない。ドトールを出て、4店目はオリンピックのブックオフ。ここでは110円の新書からすいすいと5冊選び、珍しく、あっさりと500円を超えた。220円の単行本の棚には、なんと、松尾スズキの演劇ぶっく社の戯曲が12冊そろっていた。買うべきか迷ったが、持ち帰る重さを考え、これは買い控えてしまう。そのほか、110円の文庫本にもいい本が多く、6冊買う。計11冊の買いもの。ここではビニール袋も買った。最後、5店目は東戸塚駅東口のブックオフ。こちらも苦労なく、いい買いものをする。110円の文庫本を3冊、コミックを2冊、220円の単行本を1冊。ひさしぶりにカバンがぱんぱんになるまで古本を買った。

 帰りはバスに乗ろうと思い、西口に出る。カバンに入っているペットボトルのお茶が邪魔で、これを飲み干してしまいたく、東急ストアに寄り、お茶と一緒に食べるためにタイムセールの太巻を買った。バスターミナルのベンチで食べていたら、バスを1本見送ることになったが、つぎのバスは何時かというと、20分も待つことになるのでこれは失敗した。待ってられないと思い、結局、電車で帰ることにした。ペットボトルは無事に捨てられたが、ところが、太巻のパックがあり、駅で捨てるつもりでいたら、東戸塚駅にゴミ箱を見つけられず、横浜駅で捨てようかと思うと、横浜駅でもゴミ箱が見つけられない。しかたなく、太巻のパックがうちにやってくる。JRの駅には必ずゴミ箱はあるもんだと思っていたけど、撤去してしまったんだろうか。都内の駅にはまだあると思うんだけどな。

◇ ラジオ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリー切れ前に、聴きそびれていた先週の「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。冒頭、60代で転職する男のコントは、斉木しげるの作だった。「ダイアリーショウ」ではきたろうの日記が読まれ、坂本龍一の死から、宮沢章夫、大江健三郎にも触れる。大竹まことが「戦場のメリークリスマス」の話で、「映画のなかでたけしが」って、呼び捨てにしたのでちょっとびっくりした。続けて、今日の放送も聴くと、今日は大竹まこと作のコントから始まる。「ダイアリーショウ」では大竹まことの日記が読まれ、大竹は今、村上春樹と太田光の新刊を読んでいるという。そこから、きたろう、斉木しげるも読んでいるという太田の小説を話題に。

2023年4月2日日曜日

4月2日日曜日/あっという間に夕方

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。どうも疲れが残っている。ラジオを聴いたりしながら、ブログをもうひとつ更新しようとするが書きあげられず、ラジオを聴きながら少し眠りなおした。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」と、それから、「ワイドナショー」を。今週は今田耕司が出演。松本が抜けた穴は、今田と田村淳の2本柱になるようだ。今週はそのほか、オズワルド伊藤、石原良純、神田愛花というメンバー。BeReal というSNSが紹介され、若者に人気のアプリを60歳のおじさんに体験してもらう企画などは、まるで「噂の!東京マガジン」の逆パターンのようだ。「TVタックル」は、阿川佐和子がコロナで欠席し、珍しく、たけしが司会を務めていた。今朝の「サンデージャポン」に出演していた若新雄純が、こちらにも出演している。「サンジャポ」で知ったひとを「TVタックル」でも観るというケースがけっこうある。

 昨夜の「Nキャス」は、4月1日、エイプリルフールの放送だった。三谷幸喜がオープニングからウソの情報をしゃべり、エンディングでは、ウソのニュース原稿を読んだ。これはエイプリルフールの遊びとしてはなかなか質がよかった。エイプリルフールという日は、起源がよくわからないのだが、ジョークの日と理解してはだめなのだろうか。ウソをついてもいい日とすると、ウソをつけばなんでもいいと思っている馬鹿が現れ、さらには、それを見て、エイプリルフールそのものを否定するようなやつも現れる。ずいぶん野暮だ。野暮と野暮のこのような醜い争いは、至るところで発生しているではないか。

 テレビを観ていたら、あっという間に夕方になった。外出するつもりでいたのに、うまくいかない。今週はやけに忙しく、今日までまるでゆとりがなかった。夜になってから、スーパーに買いものに行ってくる。そのついでに、吉野家で食べてくる。牛丼並、448円。吉野家なんて遅くまで開いてるもんだと思っていたが、この店は21時に閉店、あと15分というところでぎりぎりだった。



 帰宅して、ブログの更新の続き。なんとかもうひとつ書きあげた。ツイッターを覗くと、坂本龍一の訃報に声が出る。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は、ひさしぶりに後楽園ホールでの収録。演芸はなすなかにし。今日の「週刊さんまとマツコ」は、バカリズムをゲストに迎え、バカリズム厳選「東京ロケ弁コレクション」という企画。MCは川島明が務める。バカリズムはインスタにロケ弁の画像をアップし続けているんだそうで、それがこの企画になった。さんまがバカリズムに会うのは「さんまのまんま」以来、二度目のようだが、バカリズムはマツコとの共演も珍しいようだ。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、14時台のゲストには又吉直樹が登場。「笑って人類!」の感想を言わせたい太田だが、太田も、又吉の小説やエッセイの感想を多く語る。太宰治の話が多くなったが、そうか、太宰治と爆笑問題が共演していた可能性というのは考えたことがなかったな。たしかに、太宰治が長生きしていれば、ありえないことではなかったか。

 昨日から始まった「SAYONARAシティボーイズ」の初回も聴いた。とても嬉しいレギュラー化。特番と同様、ヒコロヒーのナレーションもそのままだ。番組は大竹まこと作のコントから始まった。そのあとはトークという構成の30分番組。

 深夜にコインランドリーに行くつもりが、ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠ってしまった。気がつくと早朝という時間になっていて、それからようやくコインランドリーに行ってくる。

2023年1月31日火曜日

1月31日火曜日/散髪・感動した

◇ ラジオ・テレビ・映画

 朝早くに起きあがり、まず、ブログの更新をしようとするが、集中力がない。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を順番に聴いていく。先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングでは三谷幸喜と対談した話をしていたが、火曜にはそれに進展があり、元ハレルヤの大野泰広が三谷作品に出演している関係により、大野を経由して、塙さんが三谷幸喜とじかに連絡をとりあう。三谷幸喜が漫才の台本を書きかたを塙さんに教わろうとしているのだが、演者をナイツで考えていないという三谷を、ナイツのふたりはもっといい演者で考えてるんじゃないかと話していたが、まあ、プロの漫才師に対して遠慮しているのだろう。14時台は、エルシャラカーニがゲスト。清和はもともと、ザ・ニュースという大阪の事務所に所属していたというのは初めて知った。友池・中林が所属していた事務所だというのだが。そのほか、ナイツやオードリーも出演していた「漫才米騒動」の思い出や、錦鯉やウエストランドが出演していた「清和漫才協会」についても語られる。そして、先週水曜の放送も聴くと、三谷幸喜の漫才にさらに進展があり、三谷幸喜から早くも台本が届いたようだ。あれだけの仕事をしている人物が、いったい、どこにそんな時間と余力があるのだろう。三谷幸喜脚本によるナイツの漫才の実現に期待したいが。14時台は、金谷ヒデユキがゲスト。東京ボーイズの仲八郎先生にボーイズバラエティ協会に誘われていたのに、漫才協会に入ってしまって決まりが悪くなっているという。タブレット純、ポカスカジャンと一緒に呑んだ話をしていて、ボーイズバラエティ協会では、今はタブレット純が、漫才協会における塙さんのように勧誘をしているそうだ。

 録画していたテレビ番組もあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」は、先週から齋藤京子が不在で、同じく日向坂の河田陽菜が代役を務める。といっても、日向坂のことはよく知らないんだけど。LINEの相手を文面だけを見て当てる企画があり、正解はランジャタイ伊藤だったが、国崎も登場した。以前、スカイツリーでのロケ企画に登場した「ソラマチの隆史」の再登場に笑う。本当は、齋藤京子との仲なおり企画のはずだったようだ。ヒコロヒーよりもランジャタイのほうがだいぶ先輩じゃないかと思うのだけど、ヒコロヒーはふたりを、国ちゃん、伊藤ちゃんと呼んでるんだな。

 午後は、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。今週は 48年目突入ウイーク、2日目は、高橋英樹&真麻親子が登場した。40歳のころの高橋英樹がこの番組に出演したときの映像が流れ、幼い娘について語る父を、現在、父娘で観ているすがたに感動させられる。

 夕方から外出。吉野家に寄り、遅めの昼食。ねぎ塩牛カルビ丼を食べた。624円。会計時、握っていた五十円玉がすべり落ちてどこかに消えてしまった。手の下にカバンがあったから、カバンのなかに落ちたのだと思うが、すぐには探し出せず、財布から新たに小銭をとり出した。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、QBハウスに。前回の散髪は9月。それ以来、4ヶ月以上空いた。自己最長に髪が伸びていると思い、珍しいので、散髪するビフォーアフターを、トイレに入って自撮りした。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「しゃべくり007」は2時間スペシャル。ゲストの希望で、レギュラーメンバーは歴史上の人物に扮装するという謎の趣向。ゲストにはまず、綾瀬はるかが登場。そのあとに、サプライズで木村拓哉が登場する。綾瀬はるかは別のスタジオで、チュートリアルのふたりと料理企画に挑戦する。木村拓哉は、この番組ではおなじみの企画「クイズ!私のこと覚えてますか?」に挑戦するのだが、同級生の女性との再会には感動させられた。仲のよかった同級生が、木村拓哉のようなすさまじい大スターになってしまう感覚というのはいかなるものだろうか。ドラマで共演した子役の子との再会も、その当時に、木村からかけられたという言葉が、それがもうドラマのようだ。

 今夜の「さんま御殿」は家族特集。林家三平・国分佐智子夫妻が出演していたのだが、画面には映っているものの、番組開始10分過ぎにようやくひとことだけ触れられ、ひとのトークに初めて口を挟んだのが17分過ぎ、さんまに初めて話をふられたのが20分過ぎ、テーマのトークを国分佐智子にふったのが37分過ぎ、そのあとは発言はなかった。

 早い時間に眠ってしまい、目が覚めたら深夜1時20分頃。「爆笑問題カーボーイ」を途中からつけるが、聴きながらまた眠ってしまう。深夜3時過ぎに目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。「ミュンヘンへの夜行列車」を観た。「バルカン超特急」と同じ脚本家。

2023年1月5日木曜日

1月5日木曜日/一日を無駄にして

◇ 洋光台

 正午過ぎから外出。もっと早く出るつもりだったのに、キャリーカートの用意に手間取った。根岸線に乗り、洋光台の叔父宅まで。物置の本の運搬を、今回も2箱。1時間も滞在せず、すぐに帰ってくる。しかし、往復の時間があるから、帰ってきたときにはもう夕方だ。つまらないことで一日を無駄にした気分だ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら雑務を。すぐにまた外出し、駅前まで。遅めの昼食。そういえば、「エルピス」の最終回を観て以降、まだ牛丼を食べていなかったと思い、吉野家に寄り、アタマの大盛りを食べた。569円。それだけで帰ってもよかったのだが、ワンクッション欲しいと思い、ライフのマクドナルドに寄り、ひと息ついていく。


 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・上白石萌歌)を観て、それから、録りためてあった「新しいカギ」を新年からこつこつ観ている。「焼肉ソシナ」というトークのコーナーに今田耕司が出た回では面白い話をいろいろとしていた。「ごっつええ感じ」の演出家が「誰でもピカソ」に呼んでくれたというのは初めて知る話だった。

 年末の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。映画もこつこつ観ていく。今夜もレオ・マッケリー監督作品、「明日は来らず」を観た。

2022年12月26日月曜日

12月26日月曜日/善玉と悪玉





◇ 飯田橋・門前仲町

 今日も朝から都内に。寒い。飯田橋から江戸川橋のほうまで歩き、途中、神社に寄り道したり、双葉社の近くを通ったりした。昼は門前仲町に移動。吉野家に入り、牛すき鍋膳を食べたいと思っていたのだが、もう終わってしまったのか。確認せずに入って失敗した。しかたがなく、さほど食べたくもなかった肉だく牛カレーを食べた。679円。


◇ 読書

 夕方には東陽町にたどりつき、ベローチェに入り、ひと休み。なにか食べたかったが、パンは売り切れていた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。石戸諭「東京ルポルタージュ 疫病とオリンピックの街で」を読み終えた。2021年刊、毎日新聞社。「サンデー毎日」の連載をまとめた本だが、これは連載中にも何度か読んでいて、本になったら読みたいと思っていた。石戸諭という書き手をいつから意識し始めたか、はっきりと覚えているのは「ニューズウィーク日本版」の百田尚樹特集だが、その後、やはり「ニューズウィーク日本版」で連載していた「本好きにささげるホメない書評」のなかで、武田砂鉄さんの本を批判していたのがとても印象に残っている。今、いちばん信頼できる書き手のひとりという認識。「サンデー毎日」の連載は、2020年4月から2021年10月まで。当初は、1964年の東京オリンピックと比較した、2020年の東京を切りとったルポルタージュになるはずだった。取材対象となるのは、本屋、劇場、ライブハウス、飲食店、ホストクラブ、ゲイバー、永田町、自粛警察ユーチューバーなどなど。有名無名の人物が登場し、高知東生や東ちづる、佐野元春を取材している回もあるのだが、目次にはそんなことは書かれていない。終盤はもちろん、オリンピックの東京が描写されていく。パラリンピックのブラインドサッカー、そして、東ちづるが掲げる「まぜこぜ」のあたりには特に揺れ動かされるものがあった。

 東陽町から東西線に乗り、渋谷経由で帰るが、乗り換える前に、あまりにも腹が減り、宮益坂下の富士そばに駆け込んだ。新肉骨茶そばを食べる。630円。以前に食べた記憶よりも辛く、くちびるが痺れる。店内にはなぜかホフディランのポスターが貼ってあった。


◇ テレビ

 うっかりしていたが、先週の「エルピス」を観なければと思っていたのに忘れていた。昨夜、途中まで観たところで眠くなり、中断したんだった。帰宅してからでは TVer の視聴終了に間に合わず、やむを得ず、スマホに TVer のアプリを今さら入れて、電車内で観ていく。第9話終盤に最大の盛りあがりがあり、これは観逃してはまずかった。岡部たかしという俳優をこのドラマを観るまで知らなかったが、序盤は、パワハラやセクハラばかりのいやな上司の役だと思わされていたが、単純な人物造形ではなかった。これが連続ドラマの妙だ。週刊誌の編集長役、マキタスポーツさんも活躍する。マキタさんは岡部たかしと顔のタイプがどうも似ている。終盤の不穏な音響には、音楽を担当する大友良英の存在を初めて感じた。そして、夜遅くに帰宅し、TVer で、「エルピス」の最終回を深夜に観てしまう。実在の複数の事件から着想を得ていることについて、批判的な意見もちらほら目にしていたが、しかし、連続ドラマは最終回を待たねば、正確な分析はやっぱりできないのではないか。前週、第9話の「善玉と悪玉」が効いている。そして、「希望、あるいは災い」の意味が最後になって響いた。大根監督は牛丼が好きだなあと思った。

 そのほか、録画していた土曜の「Nキャス」をようやく。ゼレンスキーの歴史的演説をきちんと観ておきたかった。それから、あき竹城の訃報も。それから、Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の、聴きそびれていた先週木曜の回を聴いた。ヒコロヒーがパートナー。「紳士交遊録」のコーナーでは、みうらじゅんが大森貝塚について語った。この日の放送のあと、みうらじゅん賞が土曜に発表されたということもわかり、それもツイッターで確認した。

2022年12月6日火曜日

12月6日火曜日/間抜けなことばかり

◇ ラジオ・テレビ

 朝早くに起きあがり、ブログの更新をしようと思うが、部屋が寒い。ストーブをつけ、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週土曜に放送された「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴くと、北野誠や桂雀々と飲んでいたときに、やしきたかじんから電話がかかってきたという話をしていた。電話を渡されたらなぜか怒られたそうだが、たかじんは小朝だと思っていたという話だった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、サッカー中継の裏で、劇団ひとりが持ち込んだという「カタうまい飯グランプリ」という企画。「キョコロヒー」は、ヒコロヒーがツイッターにオリジンのおにぎりについて投稿したことから、スタジオにオリジンの社員たちがやってきて、達人と呼ばれる女性が実際におにぎりを作ってみせた。番組後半には「ちょうどいい喫茶店」という企画もあり、かが屋が喫茶店をめぐる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の12時台は、浅野ゆう子がゲスト。東貴博とはよく知る間柄のようで、熱海五郎一座で共演しているからかと思ったが、じつは関係は古く、田中美佐子と浅野ゆう子が仲がよかったため、Take2のふたりとディズニーランドでダブルデートしたことがあるのだという。トレンディドラマの絶頂期からすると人気はやや落ち着いていた時代かもしれないが、それでもすごい話。

 注文の品が見つからず、またキャンセルを出すことになり、情けないかぎり。まあ、安いものだったからあきらめもつくが、去年、自分でも読んだ本だったから、ちょっと別のところに置いちゃったのかなあと思うが、本を探してみると、ネズミの被害を新たに発見することになり、なおさら虚しくなった。大事なサイン本の栞紐をかじられてしまったのがショックだ。売りものは気をつけるようにしていたが、こっちこそ用心しなければならなかった。それから、夕方から外出しようと、出かける前に、寒いから手袋が欲しくなり、手袋はそのへんにあったはずだと脱ぎ散らかした服をどかしてみたら、なんと、さっきキャンセルした本があっさり見つかった。なんだよこれと、また気が抜けてしまった。ほんとに間抜けなことばかり。

 駅前の郵便局まで出て、それから、吉野家に寄り、牛すき鍋膳を食べた。767円。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗いていく。ドトールに入るつもりでいたが、小銭が惜しくなり、躊躇する。二俣川からすぐに折り返し、とりあえず、戻りながら考えることにするが、うちに帰ってしまうとやっぱりだらけそうだと思い、ライフのマクドナルドに寄っていく。ホットコーヒーと三角チョコパイを食べ、読書をするが、しかし、眠くなり、あまり読めなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、夜も録画していたテレビ番組をあれこれと。まず、「さんま御殿」を追っかけ再生で観てしまう。それから、土曜の「お笑い向上委員会」。この番組に千原ジュニアが出ているのが珍しい気がした。世間知らズ西田が「モニター横」に登場するが、西田が演じる吉本のマネージャーのキャラクターを、さんまと今田は本当にマネージャーだと勘違いする。最後は年末恒例、ザブングル加藤が1年ぶりに登場。来週は「かしわ餅」こと、TKO木下も登場するようだ。

 先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴いてなかったと思い、タイムフリーで聴き始めたら、どうも聴いたことのある話をしている。日記を確認すると、オンタイムでは眠ってしまったのだが、その後にちゃんと聴きなおしていた。この日記を確認しないと、なにもかもが思い出せないのか。脳がもうだめだ。代わりに、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台はシソンヌがゲスト。じろうは毎日新聞の「女の気持ち」という連載を読んでいるそうで、コントのネタはそういうところから引っぱっているのだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には長井秀和のインタビューがあり、創価学会の芸能人を大暴露している。これはネットニュースにもなっていて、ツイッターのトレンドにもあがっていた。

  「週刊朝日」には、イッセー尾形のインタビューがあった。「市井の人々を演じていますが、人間観察からネタは生まれません。観察ってちっとも役に立たないんですよ。最初の一人芝居「バーテン」を作るとき、実際に昼間のスナックに行ってバーテンを観察したんです。でも何もおもしろいことがなかった。ただコーヒーを飲んで帰ってきただけ。そのとき「観察じゃないんだ。おもしろいものは自分で構築しないとダメなんだ」とわかりました。」

 「ダ・ヴィンチ」1月号は、毎年恒例の「ブック・オブ・ザ・イヤー」。しかし、読んだ本もなければ、読みたい本もない。ページをめくっていて、あれっと思ったのが、「サンデー毎日」で連載していた「本棚探偵」が「ダ・ヴィンチ」に引っ越していた。そんなことってあるのか。引っ越し2回目のようで、今回はあさのあつこの本棚が取材されている。そのほか、表紙を飾る大泉洋のインタビューでは、移動中に立ち寄った書店で出会ったという岸政彦「リリアン」について語っていたりなど。

 なにがどうしたというわけでもなく、胃が痛くなり、ブログの更新をする余力もなし。眠ってしまおうとしていたが、眠れもせず、部屋を暗くすると、ネズミの気配が気になる。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながらようやく眠った。

2022年11月11日金曜日

11月11日金曜日/吉野家で食べてくる

◇ ニュース・テレビ

 早朝から、ポッドキャストを聴きながら、2時間ぐらい眠る。森本毅郎のラジオをつけたら、なんと、村田兆治宅で火災とのニュース。意識不明の男性が運ばれ、村田兆治の可能性があるとのこと。その後、ツイッターから、村田兆治死亡のニュースを知り、思わず声が出た。なんということだろうか。

 午前中、本の整理をしながら、録画していたテレビ番組をいくつか。水曜深夜に放送されていた「霜降り明星のゴールデン80's」。BSフジの番組だが、地上波でも何度か放送されている。この回では、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、歴代「スケバン刑事」の3人が登場した。この3人がそろってトークするのは、意外や、初めてなんだそうで、この3人が 1985年デビューの同期だというのも知らなかった。昨夜放送された「SONGS」は、藤井フミヤの特集。もちろん、NHKの映像がたくさん流されたのだが、解散時の映像を観ると、チェッカーズ、かっこいいんだよなあ。「涙のリクエスト」「NANA」「I Love you, SAYONARA」というチェッカーズのメドレーを歌うフミヤは、還暦とは思えない動きのキレだ。美空ひばりとの関係は知らないものだったが、美空ひばりと一緒に渋谷で映画を観たり、ベスパの後ろに美空ひばりを乗せて六本木を走ったとかいう話をしていた。VTRには、仲のいい、木梨憲武、ヒロミが出演。

 昼前にいったん外出。今日もまた、午後に叔父がやってくるため、その前にしっかりと食べておきたく、吉野家まで行って、牛すき丼を食べてすぐに帰ってきた。624円。


 午後にやってきた叔父は、夕方に帰っていった。ラジオを聴きながら、また2時間ぐらい眠ったあと、夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松岡昌宏がゲスト。21歳、31歳のときに出演した回の映像が流れ、それを観た松岡は、爪痕を残そうとしていたとふり返る。昨日のEXITがまさにそうだったが、若いころの松岡はじつにはしたない。しかし、ジャニーズでは最多出演なんだそうで、そういえば、大竹まこと、梅沢富美男と3人で、それぞれの名前から1字とり、「松竹梅」というトリオで出ていた時期がしばらくあったが、そうか、この時間に大竹まことがラジオをやっているからやらなくなったのか。すると、大竹まことはラジオを始めてからは「徹子の部屋」には出てないんだったかな。

 昨夜の「アメトーーク!」は「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」。おなじみの企画だが、今回は、サンタモニカ、ガクヅケ、COWCOW、ぺこぱ、品川庄司、永野が出演した。この企画、永野だけはいつも面白いのだけど、ほかはどうも新鮮さがない。番組が加齢していく過渡期というような感じがするのだが、ここを乗り越えていくのかどうか。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」は12時台にゲストあり、「お笑い有楽城」で優勝したさんぽというコンビが登場した。まったく知らないコンビだったが、トークが快活で、堂々としている。ビクターミュージックアーツ所属。元太田プロだそうで、片方は納言安部の元相方。

 金曜は聴くラジオがずいぶん増えてしまい、昼には「ビバリー」と「中川家 ザ・ラジオショー」のほか、ヒコロヒーの「トーキョー・エフエムロヒー」と、友近の「シン・ラジオ」があり、夜には「問わず語りの神田伯山」もある。これらをタイムフリーで、聴けるときに聴くという聴きかただが、このうち、いちばん気軽に聴いていられるのは友近の「シン・ラジオ」で、3時間もあるから、いろんなことをしながらだらだらと聴いていられる。ブログを更新したいときには友近を聴き、疲れてきたら、ヒコロヒーを聴きながら眠ってしまう。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊新潮」の「なぜ「喜納昌吉」は沖縄から嫌われるのか」という記事を興味深く読んだ。執筆者は篠原章。音楽評論家でもある篠原だが、ここでは喜納昌吉が「結果を残してきた政治家」であることを指摘し、「この点はほとんど評価されていない」と書く。「調べてみると、昌吉は利権や党派益・組織益を優先した政治家の行動に対して「否」を突きつけてきたことがわかる。(略)昌吉のこうしたラディカルな姿勢は、政党や労働組合には脅威となり、沖縄の政治から昌吉が排除される最大の要因となった。」「また、喜納昌吉は普天間基地の辺野古移設に反対する運動の核となっている「オール沖縄」を批判してきた。オール沖縄は、自民党沖縄県連幹部だった翁長雄志前沖縄県知事が、自民党の一部と社会民主党や共産党などを糾合して組織した運動体だ。翁長は政治家たちをオール沖縄に誘うに当たって、「基地に反対すればカネになる」と説得したという。昌吉はこれに憤慨し、オール沖縄への参加を拒むと同時に、オール沖縄に参加して党派益や組織益を守ろうとする政党や労働組合とも訣別した。」「権威や権力と闘うヒッピー的、革新的な主張の持ち主という印象が強い昌吉だから、保守層から敵視されるならわかるが、排除しているのは、おもに「オール沖縄」を始めとする革新勢力や彼らを支援するメディア関係者だ。」

 そのほか、「週刊新潮」は中山秀征の連載もいつも面白いのだが、今週は、16歳のときに「欽ちゃんの週刊欽曜日」のオーディションを受けたという話が語られていた。風見しんごが多忙のために番組を卒業することになり、新メンバーのオーディションがあったのだという。ところが、風見しんごの出演継続が決まり、オーディションはなかったことにされたのだと。こんな話はぜんぜん知らなかった。

2022年10月11日火曜日

10月11日火曜日/原宿ぶらぶら

◇ 東高円寺・原宿・渋谷

 録画残量を空ける必要があり、早朝にダビングのセットをする。寝不足。今日は朝から外出するが、出発直前に、もう1回、ダビングのセットをする。昨日からやや暖かく、パーカーを着ていく。横浜から東横線に乗り、平日の朝はやはり混雑していて、貧血すれすれになりながら、中目黒でようやく座れた。新宿三丁目から丸ノ内線に乗り換え、今日はまず、東高円寺まで。午前中に原宿のほうまで移動し、駅前の吉野家に入り、朝定を食べてしまう。納豆牛小鉢定食。437円。竹下通りを抜け、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーを注文すると、レジの男の店員になにか訊かれたが、声がこもっていて聞こえず、「以上です」と当てずっぽうで答えてみると、砂糖とミルクはいるかと訊かれていたのだった。しかし、その直後に、品物を出すカウンターでもまた同じことを訊かれ、こもった声の男はなんのために訊いたんだと思った。地下の席に降りていくと、店内は広々としていた。しばらく読書をして、仮眠もする。




 東郷神社を通り抜け、原宿駅のほうまで出て、神宮橋の交差点までたどりついてから、また裏道に入っていったりなどして、ちょうど、竹下通りの両側のエリアを少し散策した。あれは何年前だったろうか、以前、志らべさんにミッキー・カーチスさんが経営するレストランに連れていってもらったことがあったが、竹下通りから高台に登っていったような記憶があるが、正確な場所は思い出せない。あんな場所、本当に存在したのだろうかと思うほど、竹下通りの喧騒からは遠い、ひっそりとした別荘のようなところだった。





 神宮前の交差点、東急プラザの斜め向かいの建物は、まだブルーシートに覆われてはいるが、もうそろそろ完成しそうだ。なにが建つのかは知らないが、しかし、なにが建っても、自分には用はなさそうな気がする。渋谷まで歩き、ミヤシタパークの手前でガード下をくぐり、タワーレコードの前をひさしぶりに通った。学生の頃は、渋谷といえばタワレコに寄るのが基本パターンだったが、今や、こちらにはめっきりこなくなってしまった。西武百貨店のあいだを通り、井の頭通りを進んでいく。兆楽はどうも混んでいるようで、この先、「アメトーーク!」の放送があるのだろうが、おそらく、それ以降はもう入れなくなるだろう。

 まんだらけに寄り、階段の百均から2冊買っていく。道玄坂を横切り、古書サンエーの前を通り、それから、銀行に寄りたかったが、このあたりにあったような気がしていた場所にその銀行を見つけられない。どうも変だなと思い、グーグルマップで確認してみると、南口にあったその銀行はなくなってしまったようだ。南口で済ませられればスムーズだと思っていたことが、スムーズにできず、めんどうになり、横浜に戻ることにする。東横線の各停でのんびりと帰り、横浜で用を済ませた。

◇ テレビ・ポッドキャスト

 夕方には帰宅し、録画残量をまだまだ空ける必要があり、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・段田安則)を観た。録画の都合に行動を縛られているようで情けないのだが、それから、昨夜の「しゃべくり007」の2時間スペシャルも観てしまう。ゲストは今田耕司と羽鳥慎一。「深イイ話」のコンビ。錦鯉がゲストのときにもやった「憧れのスターと初対面」という企画があり、元おニャン子クラブの4人が登場したり、宍戸留美や直江喜一が登場したが、しかし、誰が登場してもどうも驚きがない。後半には企画がもうひとつ、これも最近の当たり企画である「クイズ!私のこと覚えてますか?」。こちらには驚きがあり、登場した女性のひとりは今田のゆかりの人物で、なんと、メンバメイコボルスミ11 のひとりだった。吉本のタレント名鑑のような本で名前だけは知っていたコンビだが、関東ではまるでなじみがなく、しかし、ミスタードーナツのCMに出ていたと言われるとなんとなく記憶にある。この部分だけが面白い2時間スペシャルだった。

 Spotify のポッドキャストで、みなみかわと大島育宙(XXCLUB)の番組が始まった。タイトルは「【有料級】みなみかわと大島育宙の炎上喫煙所【Podcast】」。意外な組み合わせに期待して聴いてみたが、面白くなるのかどうか。大島は「「誰も聴いてへんやろ」の時代から「俺だけが聴いてるやろ」の時代にしたくて」と。

2022年10月4日火曜日

10月4日火曜日/SNS論・友か敵か

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。金の心配が出てきて、安心して眠っていられない。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、この回から放送時間が月曜23時台に移籍。まあ、録画して観ていると、放送時間は関係ないのだけども。セットも一見変わらないが、後ろのドアが開くようになった。昨夜の「午前0時の森」は、COCCO から贈られた歌を劇団ひとりが初披露する。そのあとはキノコの特集。午後、「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストはキャシー中島。早く亡くなった母が、ダイヤモンド・ユカイの母と友だちだったことが最近になってわかったという話をしていた。不思議な縁というのはあるのだ。

 夕方、レターパックを出す必要があり、駅前の郵便局まで。ワイド版コミックを4巻まとめて発送するのに、レターパックで収まるか心配だったが、試しに入れさせてもらえる用のよれよれのレターパックが脇に置いてあった。しっかりと収まることを確認し、無事に発送する。ひと仕事終えたところで、吉野家に入り、新メニューの焦がしねぎ焼き鳥丼を食べた。547円。

◇ ツイッター・読書

 二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗き、それから、読書をするためにドトールに入った。読書の前に、ここ数日はいらつきながらもツイッターを気にしてしまうが、検索していると、上祐史浩が太田について発言しているのを見つけた。上祐さんが味方については逆効果ではないかとは思うものの、太田光論として、なかなか興味深いことが語られている。上祐氏は10個のツイートにわたり、持論を展開している。「太田光氏がテレビ番組で統一教会を擁護?をし、裏で教団と繋がっているのではと攻撃されているが、私はそうではないと思う。同時に、実は私は彼がそうした発言を始めた時に違和感がなかった。以前から彼には宗教的な価値観があると感じていたからだ。」「(略)彼が出版した書籍他を見ると、彼が世俗的な常識とは異なった、宗教的(かつ最新科学的)な価値観に関心を持っていると思ったからだ。たとえば、この科学者の教授との対談本は印象的だった」と書き、読書メーターのリンクが貼ってある。この本というのは、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」の福岡伸一との対談を書籍化したものだ。そのあとには統一教会の分析がいくつか続き、「話をもとに戻せば、私は、太田光氏が統一教会を擁護するかのような発言をするのは、保護説得と表現せずに拉致監禁と表現し、信教の自由は大丈夫なのか、本当に信じている人はどうなるのか、と発言をするのは、彼が現代主流の世俗的なリベラルな価値観に限らない何かを感じるタイプ・体質だからだと思う」「人は、何が正しいか、正しくないかではなく、その時の自分が好きなものを正しい、嫌いなものを間違っていると無意識に考える面がある。だから、何が正しいか否かを討論するのは、どこかで偽善的・表面的な面があり、皆が自分の好きなものに都合がいい理屈を表向き言いながら、議論は平行線をたどる。」「更に言えば、太田光氏が、教会擁護で批判されるのは彼の運命・因縁かもしれない。前から気にしていたが、オウム事件で同じ立場になった中沢新一氏と彼は対談本を出している。しかし、中沢氏もオウムと裏で癒着など一切していなかった。個人的に自分は両者に申し訳ないと思う。」

 奥泉光「夏目漱石、読んじゃえば?」を読み終えた。2018年刊、河出文庫。親本は2015年刊、「14歳の世渡り術」シリーズの1冊。中学生向けの本だから読みやすかった。興味を惹きつけようとするフレーズをばんばん発している。「小説は全部読まなくてもいい」ということをいきなり言っていて、まさに、自分も「吾輩は猫である」はぜんぶ読んでいないのだが、中学生は気が楽になるだろうが、こっちはいいおとなだから、ぜんぶ読めていないことにちょっと情けない気もしている。白状するほどのもんじゃあないが、漱石作品はぜんぶ読んでいるものはわずかしかないくらいで、それでも、漱石は好きなのだが、いとうせいこうとの「文芸漫談」をきっかけに読んだ「坑夫」がこの本ではなぜか触れられていない。「坑夫」は中学生が読んだら面白いと思うんだけども。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。昨夜の「さんまのまんま秋スペシャル」は、最初のゲストに村方乃々佳ちゃんが登場。幼い子とふたりっきりで、漫才調の笑いのやりとりを産み出していく。こういうときこそ、さんまの真骨頂。相手が動物だろうが、ロボットだろうが、セッションができるのだ。この場に、つぎのゲスト、阿部サダヲ、松下洸平も加わる。ゲストが入れ替わり、つぎは長澤まさみが登場。ここには、ニューヨーク、見取り図があとから加わった。さんま直伝のネタをやりたがる長澤まさみだが、しかし、コメディの勘はあんまりよくない感じがする。最後のゲストは国枝慎吾。

 アマゾンプライムでは「時効警察」の続きを。第2話は池脇千鶴がゲスト。こうして改めて観ると、池脇千鶴って、いい女優だなと思う。こっちが歳を食ったせいで、見えかたが変わっただろうか。なにしろ、16年前のドラマだ。いか八朗が少し出演していたことも記憶になかった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜の「CURIOCITY」を聴いていたら、最後に、今日で最終回だといきなり言い始めるから耳を疑った。しかし、ただのリニューアルのようで、ヒコロヒーの番組は継続するようだからほっとする。同じく、先週金曜の友近の「シン・ラジオ」は、中川家礼二がゲスト。ニッポン放送の番組があるため、16時台には登場しないような話だったが、16時台に間に合い、けっこう早めに登場していた。

 深夜1時前からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。太田の自宅に生玉子が投げつけられたという事件があり、今日、光代社長がツイートしているのを目にしたが、この収録の時点でもうネットニュースになっていたのか。そのあとにはすぐ、円楽の話をするのかと思ったら、話題は先日の「サンジャポ」に移り、かと思えば、やっぱり円楽の話題に戻った。円楽だけでなく、猪木の話にもなる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に「「爆笑問題」の太田光よ 余計なことをしゃべるな!」という見出しのコラムがあり、目に留まる。書き手は本多圭。YouTube の再生数が伸び悩んでいると書き出し、石橋貴明の100万人超えの登録者数に対し、爆笑問題は10万人にも届かないという。その理由のひとつとして、統一教会問題による「太田光離れ」があると「お笑いライター」なる人物が言っているようなのだが、こいつはいったい誰なんだ。そのほかのページでは、「遠回りの読書」という読書日記の新連載が始まり、塩見三省、大平一枝、近田春夫、武田砂鉄、平松洋子、南沢奈央が交代で執筆するようだ。だけど、執筆者がちょっと多すぎるんじゃないか。連載陣のリニューアルもいろいろとあり、中野翠の連載は1ページに減ってしまった。山田美保子の連載は2ページに拡大。蛭子さんの連載もリニューアル。サンキュータツオの新連載も始まる。石戸諭の連載は「結局、安倍応援団とは何だったのか!」と題し、安倍銃撃事件後の百田尚樹の行動の軽さについて書いていて、SNS論としても、とても面白いものだった。「彼の言説はSNS的なものを体現しているように思える。「友」と「敵」をその時々で明確に分けて、分断を促し、感情を刺激することによって分断線を深いものにしていくSNSと相性が良いのだ。」「その言動に一貫性があるとすれば、「その時々」で友も敵も変わっていくというところだ。(略)が、彼の姿勢は安倍政権下で醸成された社会の〝空気〟とも妙に相性が良かった。」「「闘う政治家」を標榜していた安倍政権は味方に対しては融和的に、かつての民主党や護憲派という明解な「政敵」には他の政権移譲に攻撃的に振る舞った。異論を持つ者に寛容であったり、丁寧な説得を試みたりするということはなかった。(略)これに呼応するように対抗するリベラル野党側も、その支持者も「安倍」か「反安倍」かを迫るようになっていった。」「どちらでもない、もっと考えたい、落とし所を探りたいという動きはどこか生ぬるいものであるとみなされるようになり、安倍が提唱する政策に賛成する側も、反対する側もこぞって、友と敵を選別するようになっていった。」「本来、複雑なはずの政治イシューはあまりに単純な二項対立と、「敵」をいかに倒すかというゲームに変化していく。」「SNSも含めたメディア空間のなかで、ゲームの真っただ中に放り込まれてしまう私たちは、しばしば問題を見誤ってしまう。」「右派系の論客を「安倍応援団」とまとめたところで、実態は個々人で考えていることも思惑も異なり、内部もまた一枚岩ではないのだ。」「ある人物を「友」か「敵」で峻別を始めたとき、あるいは「敵」を実態以上に大きな存在に見なしたとき、それは安倍政権下で醸成された空気に感化されていると言ってもいい。右派、保守派から生まれた空気は、リベラル層にも確実に流れ込んでしまった。」「相手を打ち負かそうとする言葉の応酬の果てに、広がっていくのは中間層の無関心と沈黙だ。」 つい、引用が長くなってしまった。

2022年9月15日木曜日

9月15日木曜日/スマホがないと焦る

◇ ツイッター

 早朝に目覚め、ツイッターを見ると、今度はトレンドに「爆笑問題ら所属のタイタン」という言葉があり、なにかと思えば、タイタンがSNSの誹謗中傷に対する法的措置を検討するという声明を発表したようで、それがヤフーニュースになっている。日曜には「太田光をテレビに出すな」の炎上があり、まともな知識人はさすがにツイートしてないかとそのときには思っていたが、よくよく検索してみると、町山智浩が先頭切って爆笑問題批判をしていた。町山がまともな知識人かどうかはともかく、しかし、町山は「爆笑問題の日本原論」(「Hanada」連載)の単行本で爆笑問題と対談し、この単行本は町山との共著になっているような間柄なのに、批判をするのはいいのだが、キリトリ動画の発言を疑いもせず、この程度の理解しかする気がないのかというところに驚き、呆れもする。町山は「サンデージャポン」をぜんぶ観ていないのだろう。たとえば、映画の一場面を切りとった動画だけを観て、その映画を批評するような映画評論家がいるかって話であり、町山の姿勢には大いに疑問を感じる。タイタンのこの声明に対しても、町山は「批判を封じるため」だとか書いているのだが、タイタンの声明には「表現の自由の範囲内を超えていると判断される誹謗中傷や虚偽事実の拡散等」について対応すると書かれているのであって、それがはたして、批判を封じることになるのだろうか。むしろ、町山の態度は「虚偽事実の拡散」にあたるのではないか。

◇ ラジオ

 今日も朝から都内に。電車のなかで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴いたら、14時台ゲストのきしたかのがやけに面白かった。登場するなり、いきなり怒っているところから始まり、最初はなにをやっているのかよくわからなかったが、「M-1」の出囃子でスタッフが遊び出したところから、あまりのくだらなさに爆笑したいのを電車のなかでこらえていた。「高野さんを怒らせたい」という YouTube が話題になっているというのも知らなかった。

◇ 有楽町・秋葉原・品川

 今日はまず、神田のほうに用があり、昼には有楽町に移動する。駅前の吉野家に入り、月見牛とじ丼を食べた。50円引き券を利用し、552円。いつもならば、昼食の写真を撮るところだが、今日はスマホを紛失していた時間があり、それができなかった。最近は腕時計もつけなくなり、スマホがないと時間もわからない。あるところに置き忘れてきたと思っていたのだが、そこに戻ってみると、そこにはなかったのでとても焦ることになった。いつからなくなったのか、最後にスマホを触ったのはいつだったか、ポケットから落っこちたならば音がするだろうし、そっと外に飛び出す状況があっただろうかと記憶をさかのぼっていく。のちに、わりとあっさり見つかることになるが、神経がおかしくなるような時間だった。

 今日は寝不足でもあり、どうもぼんやりしている。その後は秋葉原に移動し、ヨドバシカメラの脇にあるベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。太田批判が気になり、またツイッターを開いてしまうのだが、町山智浩のツイートを見ると、引用リツイートでずいぶん反論されているので少しほっとする部分もある。しかし、町山はそれらを無視しているのだろう。無名のかただが丁寧な言葉できちんと反論しているツイートを見つけ、がまんできずにリツイートしてしまったが、「サンジャポ」の録画を保存さえしていれば、自分でツイートしてやりたいところだった。悔しい。町山のようなリベラルの押し売りみたいな人間が、本当のリベラルだとも思わない。エセリベラル、エセ保守がもっともらしいことを語るから、この世は用心しなければならない。


 ツイッターを見るのに時間をとられ、まるで読書ができなかった。ベローチェを出て、ブックオフに寄る。少し前にも寄ったばかりで、買うものはほとんどなく、220円の文庫本を1冊だけ買う。秋葉原駅から帰ろうとすると、山手線が停まっているようで、京浜東北線に乗るが、こちらも高輪ゲートウェイでストップすることになり、品川まで着くのに時間がかかった。今日は昼食が早かったから、腹が減ってしまい、品川で下車し、食べていくことにする。品川で途中下車すると、電車賃は変わらないどころか、なぜかむしろ安くなる。高輪口の高架下にラーメン屋やどんぶり飯の店が集まっていたが、ひさしぶりに行ってみたら、跡形もなく消えていた。最後に食べたのは、いったい何年前だったんだろうか。港南口に移動し、すき家に入り、炭火やきとり丼を食べた。520円。品川からは京浜急行で帰ってくる。


◇ 読書・テレビ

 夜遅くに帰宅し、部屋で読書をする。ディーン・R・クーンツ「ベストセラー小説の書き方」を読み終えた。1996年刊、朝日文庫。訳者のあとがきによると、原書は1981年刊、翻訳版は1983年刊。がんばって最後まで読んだものの、どうもあまり面白い本ではなかった。小説の書きかただけではなく、戦略的なこともかなり書かれているのだが、なにしろ、40年前の本だから、今の時代に役に立つかというとぴんとこない部分も多いし、アメリカと日本の出版状況も違うだろう。小説の内容的なことに関しても、なんだか、ベストセラーあるあるを書いているだけみたいな本だと思った。まあ、クーンツの小説も読んだことがないから、それで理解しづらいところもあるか。

 録画していた昨夜の「キョコロヒー」は、ヒコロヒーが不祥事を起こすことを想定し、みなみかわが代役を務める「キョコミカワ」のシミュレーションをするのが面白かった。入れ替わり、「ヒコミカワ」のバージョンもあり、令和版の「きらきらアフロ」と言うみなみかわに笑う。

 ラジオを聴きながらブログの更新をしようとするが、眠気の限界がきて、書きあげられなかった。ラジオを聴きながら、深夜0時前には眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...