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2022年6月2日木曜日

6月2日木曜日/開港祭の横浜銀蝿

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。森本毅郎のラジオをつけたまま、もう1時間ぐらい眠りなおした。録画していた昨夜の「あちこちオードリー」は、中川家と高橋ひかるがゲスト。高橋ひかるは、中川家が優勝した「M-1」初回と同じ、2001年生まれなのだ。おじさんの話を聴くのが面白いという話を高橋ひかるがしていて、その流れのなかで、岡田斗司夫のジブリの解説を聴いているとちらっと言っていて、思わず巻き戻して確認してしまった。

 からだじゅうが痛くて、テレビを観る根気がない。数日前から続く、胃がきゅうっとなる症状はなんなのか。横になり、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。昨日水曜のオープニングから、火曜のオープニングを。11時半からはオンタイムのラジオに切り替え、「ビバリー昼ズ」を聴くと、昨夜の「水曜日のダウンタウン」のK.カズミを話題にしていた。午後も続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いていると、来週のゲストの XXCLUB が、すでにゲストにきたことがあるかないかという話をえんえんとしているのがやけに面白かった。

 ラジオは途中できりあげ、14時前から外出する。天気良し。小学生が歩いているのを見かけ、今日は開校記念日だから学校は休みなんだと気がついた。いや、今から開港祭に行こうとしているのに、学校のことはまったく意識になかった。

◇ 横浜・みなとみらい

 まず、横浜に出て、西口五番街の龍王を覗いてみると、珍しく行列がない。なにかの媒体で紹介でもされたのか、ここしばらくは必ず行列ができていて、入れずにいたが、ひさしぶりにここで食べていく。ムースールー丼を食べた。大盛り無料、600円。

 東口に移動し、ポルタから日産ギャラリーに抜け、みなとみらいに出る。高島中央公園を通り抜けていくと、ここも開港祭のイベント会場のひとつになっていて、縁日などが出ていた。小さい子どものいる家族連れが多く、この近所に住むひとびとだろうか。飲みものを買っておこうと、まいばすけっとに寄り、それから、まっすぐ海に向かって進んでいくと、パシフィコ横浜ノースという建物がいつからあるのかわからないが、この脇が遊歩道になっていて、臨港パークに通じている。このルートは初めて歩いた。インターコンチネンタルホテルのほうまでぐるっとまわらないと臨港パークには入れないと思っていたが、臨港パークに行く用もめったにないのだけど、このルートならば、横浜駅から歩く場合はすぐに着く。






 今日はライブがお目当てだが、開演時刻の1時間前には着いてしまった。会場を眺めてまわれば時間はつぶれるだろうとも思っていたが、さすがに時間をもてあまし、あんまり歩きまわっていて、ライブの前に疲れてしまうわけにもいかず、日向は暑いから、日陰を探し求め、ぷかりさん橋の前までやってきた。ホテルの裏の半円形の階段になっているところに、同じように涼みにきたひとがたくさんしゃがんでいた。ここで少し、休んでおく。

 ライブは 16時20分開演。16時過ぎぐらいから動き出し、どのあたりで観ようかと、斜面の上のほうからステージに向かい、そろそろと降りていくと、コーンで四角に囲われたエリアがいくつも作られていて、有料エリアもあるようなのだが、案内も不充分でよくわからない。通路での観覧は禁止。動きやすい場所にいたほうがいいという意識もあったのか、結局、観覧エリアには入らず、しかし、通路にもなっていないような、ステージ上手側、横から眺める位置を確保し、10分前から待機した。

 まずは明和電機が登場。開港祭になぜ明和電機なのか。横浜開港祭はだいたいいつも、横浜にゆかりのアーティストのライブがあり、今年はそもそも、このあとに登場する横浜銀蝿の出演を先に知ったのだが、情報を確認してみると、明和電機も出演するとわかり、ちょっと考えつかない組み合わせである。今の時代になって、明和電機のライブを観ることになるとは思わなかった。セッティング中に、風で楽器が倒れたりなどして、15分遅れのスタートとなったが、まあ、こういう野外ライブでは非常に脆弱な芸だ。道具に頼る芸をポール牧に怒られたという伝説があるが、楽器そのものの面白みが取り柄なのに、遠くから眺めているとそれが伝わりにくい。ヤンキーホーンという楽器があり、横浜銀蝿に合わせて、ヤンキーホーンを使う曲を用意してきたのだと思うが、肝心のそのヤンキーホーンが壊れてしまったようで、その曲はなしになった。横浜銀蝿のファンもすでにいちばん前に陣取っていたのだが、さすがはおとなのお客さんで、思いのほか、好意的に受け入れられていたようだった。




 明和電機のライブは 17時20分頃に終わり、続いては横浜銀蝿の登場。セッティングのあいだに、自分の前に立っていたひとがいなくなり、いちばん前に出て、カバンも地面に置き、観る態勢を作っていたのだが、ライブが始まる直前になり、スタッフがやってきて、観客にしゃがむように指示を出す。明和電機の時間はなんだったんだと思うくらいに、急にスタッフがぴりっとし始めた。通路にもひとがかなり溜まっていて、地べたにしゃがみ、すっかり腰を据えているひとも多かったが、直前になってからどかされていたのはかわいそうだった。もっと早めにアナウンスしてあげればいいのに。タイムテーブルは15分遅れのまま、17時35分頃にライブはスタート。その前に男性が出てきて開演のあいさつをしたが、開港祭におけるこのひとの立場がまるでわからなかった。そしていよいよ、横浜銀蝿が登場。「ぶっちぎり Rock'n Roll」で始まり、「羯徒毘璐薫'狼琉」と続くが、なんと、2曲目にいきなりハプニングが発生。ステージと観覧エリアには距離があったが、そのあいだのスペースを、ステージに向かってゆっくりと歩いていく大柄な男のすがたが目に入る。スタッフだよなと思いながらも、どうも変だなと思って眺めていると、ステージの下にはマイクスタンドが並べてあり、男はそれを手にして、ふりまわし始めたからこれは明らかにハプニングだ。スタッフたちもその瞬間まで状況がわからなかったのだと思うが、ふりまわし始めた瞬間にスタッフが一気に駆け寄り、すかさず押さえつけ、そこからは見事なもんで、あっという間に数人がかりでステージの脇のほうに引きずり出していった。思いがけないハプニングに観ているほうは興奮したが、演奏を止めることなく続けていたのはさすがだった。このハプニングのせいだったのか、このあたりでギャラリーもさらに増えて、同時に、有名曲に反応して集まってきた客もいたのだろう。目の前の通路には次第に客が溜まっていき、スタッフが注意してもまたすぐに溜まり、最終的にはルールはうやむやになった。横浜銀蝿をリアルタイムで知るファンの中心は、おそらく、自分よりも歳上、五十代以上だと思うが、通りすがりの若いひとも意外と反応していたのが不思議で、なかにはひとり、特攻服を着た気合の入った若い兄ちゃんもいたが、こういう若者はさすがに例外中の例外だとは思う。3曲目は「男の勲章」を演奏し、おそらく、世代を超えてもっとも知られる曲はこれだろう。そのあとは「I Love 横浜」「ツッパリ High School Rock'n Roll(登校編)」「お前サラサラサーファー・ガール おいらテカテカロックン・ローラー」「だからいつもの Rock'n Roll」と続いた。四十代後半の自分にとっては、リアルタイムで知る横浜銀蝿の代表曲といえば「ツッパリ High School Rock'n Roll(登校編)」であり、「男の勲章」は嶋大輔の代表曲、あとは、聴けば知ってはいるのだが、タイトルはなんだっけというくらいの認識の曲ばかりで、しかし、どれを聴いても知ってはいるのだから、当時、どれだけヒットしたかということだ。(セットリストはのちに公式ツイッターで確認した。) 初めて観た横浜銀蝿のライブだったが、バリバリダンス、三三七拍子などのお決まりの振り付けもあり、翔のMCも手慣れたもので面白かった。18時20分頃に終演。観ていた場所のすぐ後ろには物販のテントがあり、ライブを終えた明和電機の社長がTシャツに着替えて商品を売っていた。



 クイーンズスクエア側から臨港パークの外に出ようとすると、今からやってくる客もとても多く、なにかと思えば、これから花火があるのだ。ビル風が強く、この時間になるとだいぶ涼しい。クイーンズの丸善に寄り、それから、1階のベローチェに入ろうかと思っていたが、どうも気が変わり、円形広場に出てみると、大道芸をやっていた。横浜美術館のほうに進み、グランモール公園のドトールに入ることにした。アイスコーヒーと、アップルパイを食べる。早く帰ろうかとも思いかけたが、やっぱり、帰宅前に日記の下書きを作っておきたくなった。

◇ テレビ

 ドトールを出て、遠まわりして、平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買ってから帰った。帰宅は夜遅くなり、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、六平直政がゲスト。六平直政というひとはかなり好きなのだが、いつ観ても明るく、パワフルにしゃべりまくっていて、話もとても面白い。四谷ホワイトでの、たけしとの初対面の話は初めて聴いたかもしれない。勘三郎と一緒に会ったこの対面が、のちに「BROTHER」の出演につながることになる。

 高田先生も観ていた「ロッチと子羊」という番組を、7回目にして初めて確認した。今回は、野毛の居酒屋の店主の悩み相談という、ちょうど興味のある街が登場する回だった。いつもはどういう番組なのか知らないからわからなかったが、最後に撮影協力として横浜にぎわい座のクレジットがあり、巻き戻してよく観ると、NHKのスタジオではなく、どうやら、のげシャーレで収録したようだ。「横浜野毛飲み屋街編」は次週に続く。

 深夜に放送されていた「霜降り明星のゴールデン☆80's」という特番を録画しておいた。BSフジの番組で、これが3回目のようだが、地上波での放送は今までされたことはあるのだろうか。ゲストは登場順に、内海光司&佐藤アツヒロ、浅香唯、海援隊。90年代生まれの霜降り明星だが、せいやのマニアっぷりが面白い。

2021年6月29日火曜日

6月29日火曜日/作戦ミスのブックの日

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「紙とさまぁ~ず」を観た。新番組だが、ゲストに答えてもらったアンケートをもとに、ゲスト不在で、さまぁ~ずがふたりだけでトークをするという番組で、この形式を考えたのは発明だ。初回のゲストは米倉涼子。どうでもいいことしか訊かないのがさらに面白く、これはむしろ、本人を前にしたならば、こういう話題はわざわざしないというような話題こそがいい。

 ラジオを聴きながら梱包をするが、セロテープを切らしてしまった。もうすぐなくなるとはわかっていたのに、買わなきゃと思いつつ、結局、買いそびれたままになった。正午前にいったん、ダイソーまで、セロテープを買いに行き、すぐに戻ってくる。タイムフリーで、先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。ロケット団がゲストというのは嬉しく、これはもっと早く聴かねばならなかった。漫才協会入りから、おぼん・こぼんに弟子入りするこまかい経緯は初めて知るものだった。ナイツとは同世代で、ナイツよりも先に漫才協会に入っていた若手漫才師であり、寄席での評価はナイツよりもロケット団のほうが早かったはずだ。

◇ ブックの日

 午後、改めて外出。忙しさは避けているつもりなのに、なにか歯車が噛み合っていないのか、ひどく疲れが溜まっている。眠気もひどく、あたまもまわらないが、ブックの日なので、今月もブックオフをまわらなければならない。まずは横浜に出て、西口五番街のひさごに入り、ランチメニューの牛すじライスを食べた。680円。1店目はビブレのブックオフから。1店目からなかなか買う本が見つけられず、粘りづよくまわり、なんとか500円オーバーにする。アプリのクーポンを使い、まあ、4冊買って、250円なのだからどう買っても得で、1冊でもいい本があれば寄る意味はある。跨線橋をわたり、平沼のブックオフに向かうが、跨線橋は陽射しが強く、暑かった。平沼も買うものがない。しかし、あきらめずにもう一周まわると、なにかしら見つけられるものだ。1周目で見落とす本というのはなんなんだろうか。


 最後は町田を目指し、横浜線沿いにまわっていこうと思うが、今日はどうも元気がない。しばらく行っていないアクロスプラザ店にも行きたかったが、駅から距離があるので躊躇する。駅から近い店舗ならば、つぎは中山なのだが、駅で運賃表を見ると、そのひとつ手前の鴨居までは運賃が安いことに気がつき、鴨居で降りたほうが若干安あがりである。しかし、鴨居の店舗も駅からは歩くのだ。電車でも座れず、立ちっぱなし。3店目、鴨居ではまず、文庫本を3冊、すいすいと手にとる。ところが、そのあとはいい本がない。2階も見て、なにもなくてまた1階に戻ってくるが、さっきはよく見なかったワゴンに意外と悪くない本が入っていることに気がつき、220円均一のワゴンからすぐに2冊を選び出した。ワゴンにはだいたい、大量に余っているような本を入れてあるのだろうと思っていたが、棚よりもいい本がある場合もあるのか。ここでは、770円から300円引き。駅まで戻る途中に、文教堂併設のローソンがあり、店内を覗いていった。こういう店は、店員の仕事内容はどうなっているのかが不思議だ。



 鴨居から、中山か十日市場に寄ろうかと考えていたが、時間も体力もつらくなってきた。町田を越えて、古淵に行くことにする。古淵までも電車内は座れず、横浜線がそんなに混んでるとは思わなかった。まず、ドトールに入り、ようやくひと休み。アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べ、しばらく読書をする。山崎ナオコーラ「文豪お墓まいり記」を読み終えた。2019年刊。ブックの日には、本や作家に関係する本を読みながらブックオフをまわるのがいいだろうと思い、だいたいそうするようになった。ナオコーラさんの夫妻は夏葉社の島田さんが親しいようだから、自分もなんとなく近い距離にいるような気になっていたが、文体にもとても親近感が湧く。思考の展開のさせかたにかなり共感するところがあった。ナオコーラさんの本は、だいぶ前にエッセイを1冊読んで以来だったが、今度は小説を読もう。





 19時過ぎ、日が暮れてから、本日4店目、古淵のブックオフに。しかし、ここでも買うものなし。2周まわり、なんとか3冊選び、550円にする。1時間以上も食ってしまい、時間の配分を失敗した。外に出ると、小雨が降り始めていた。最後は町田。急いで移動し、21時閉店まで、30分ほどしかなく、2階から駆け足でまわる。町田店で買うものがないなんてことはまずないのだが、見るからに棚に隙間があり、閉店間際ではさすがにもういいものは残っていないか。110円の文庫本をやっとのことで5冊選び、500円以上にして、残り5分で1階に降り、220円の単行本で買うものを見つけ、文庫本は1冊、これは買わなくてもいいと思うのをやめることにした。660円から、町田店だけはブックの日は1割引きにもなり、それからさらに300円引きになる。町田を優先したほうが明らかに得なのだが、交通費を安くすることに囚われていた。町田で時間切れになるのならば、まず始めに町田に行ってしまったほうがよっぽどいい。ブックの日で、5店まわってこの程度かと思うようなものしか買えず、作戦ミスなのか、それともブックオフがもうだめなのか。鶴間店は22時閉店だから、寄ろうと思えばまだ寄ることはできたが、もう気力が落ちてしまった。雨も止まない。町田から、ちょうど急行に乗れたので、大和まで乗り、もう帰る。22時頃に帰宅し、深夜0時過ぎに眠る。

2021年6月25日金曜日

6月25日金曜日/「昭和50年男」



◇ 病院

 午後から外出。雨がぱらぱらと降っているが、天気雨のようで、駅に向かうまでに陽射しは強くなる。夏のプールで、シャワーを浴びているような雨だ。差していた傘も閉じた。横浜に出て、西口五番街のとり一で、ランチメニューのつくね丼を食べていく。550円。雨は止み、傘がさっそく邪魔になった。市民病院に歩いて向かうが、14時半の予約なのに、食べ終わった時点で、もう14時半になってしまった。天気がよくなり、登り坂を歩いていくと、じんわりと汗をかく。予約の時刻から、20分ほど遅刻して到着。疲れてしまい、診察を待つあいだ、眠くなった。例のごとく、体内の酸素量を測るのみの簡単な診察だが、今日は、数値が若干少ないと言われた。次回の診察は3ヶ月後、誕生日の翌日になった。病院の近くの薬局に寄り、薬を買い、横浜駅まで歩いて戻るが、帰り道は涼しくなり、汗はかかなかった。ビブレのタワーレコードに寄り、「bounce」をもらっていく。ここしばらくはうっかりしていて、何号かもらい忘れていた。上階のブックオフにも寄るが、なにも買うものなし。地下に入り、有隣堂にも寄っていく。

◇ 雑誌

 有隣堂で「昭和50年男」を買い、ベローチェに入り、さっそく読んだ。この雑誌は今まで買ったことがなかったが、最新号はコーネリアス「ファンタズマ」のデザインをそのまま拝借した表紙で、1997年の音楽シーンにしぼった特集をしている。冒頭からいきなり、小山田圭吾、石野卓球のインタビューが続く。それから、茂木欣一、曽我部恵一、ギターウルフセイジのインタビューなどもあり、なんというかゆいところに手が届いた人選かと思う人選で、これは買わないわけにはいかないと思った。なぜ、1997年なのか、という根拠はよくわからないが、コーネリアスが「ファンタズマ」なら、電気グルーヴは「Shangri-La」の年だ。卓球のインタビューでは、「Shangri-La」のリリース当時、シルベッティのクレジットがないことを山下達郎に怒られたというエピソードが語られていて、当時、卓球のインタビューは見つけたものはすべて読んでいたが、これは知らない話だった。「デビューした頃、トゥーマッチに偽悪的に振る舞っていたのは、そうでもしないと魑魅魍魎としたメジャーの世界に飲み込まれると思っていたんだよ。」とは卓球の言。渋谷系を扱うには、1997年はちょっと遅い感じがするが、この特集では、SMAP、SPEED、ポケットビスケッツなども登場し、強いていえば、渋谷系が J-POP に昇華され、吸収されたのがだいたいこのあたりということだろうか。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画したまま観そびれていた、先週土曜放送の「まっちゃんねる」をようやく観た。2回目の「まっちゃんねる」は「女子メンタル」と「イケメンタル」の2本立てで、この番組はもう、単に「ドキュメンタル」を地上波でやるだけの番組になってしまうのだろうか。そうなると、松本人志はいよいよなにもしない。松本は、演者が演者を笑わせるという構図をやたらと好むが、もちろん、本来は観客(視聴者)を笑わせるべきで、その点では、「キングオブコントの会」のほうを歓迎したいのだが、しかし、そうはいっても観逃せはしない番組で、今回、「女子メンタル」はあまり見どころがなかったが、「イケメンタル」のほうは山田孝之の充実ぶりに目を見張る。「全裸監督」に扮してからがさすがで、型が決まっているぶん、揺るぎなさがほかのネタとはまるで違っていた。深夜1時頃に眠る。

2021年4月27日火曜日

4月27日火曜日/まだ夢を見ているのか

◇ ラジオ・雑誌

 昨夜はだらしなく眠ってしまったという気がしていたが、早朝5時半過ぎに目覚め、4時間も眠れていない。遠出をしない日が続くと、食生活も単調になる。Spotify のポッドキャストをいくつか。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」は、みうらじゅん、きたろうの日は聴く。まりんのポッドキャスト(「Operation Sound Recovery」)は第4回まで配信されていた。聴きながらまた少し眠る。睡眠がこまぎれになっていて、よくない。11時半からは「ビバリー昼ズ」。東貴博の日にAマッソがゲスト。楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」と「週刊朝日」、両方の読書欄で南陀楼さんがインタビューをしていた。「サンデー毎日」では磯部涼に、「週刊朝日」では西村健に。「週刊朝日」には、たけしのインタビューもあり、見開き2ページ、コロナ禍についての質問だ。「FLASH」に載っていた綾小路翔のインタビューも読んだ。

◇ 渋谷・表参道

 午後、ヤマトの営業所に寄ってから、横浜に出る。西口五番街でランチ、とん太でカツ丼を食べた。700円。客は自分ひとり。店内はラジオが流れていて、「ナイツ ザ・ラジオショー」がついていたが、なぜか音楽も一緒に流していてよく聴こえない。会計時、まん防のために明日から休みだと教わる。神奈川県もか。それから、東横線で渋谷に出る。三度目の緊急事態宣言になってからは、都内に出るのは初めてだ。センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。階段の百均から5冊買う。古書サンエーにもまわるが、こちらは休業していた。渋谷駅の西側から東側に移り、ヒカリエを抜け、表参道方面に歩く。中村書店に寄りたいとずっと思っていたが、こちらも休業中。こどもの城の前を通ったが、そういえば閉鎖されているのだった。いつ閉鎖されたのかもまるで注意していなかった。チケット代の高い演劇からはだいぶ遠ざかってしまっていた。表参道の交差点まで歩くが、ひとどおりが多いのか少ないのか、普段を知らないから判断がつかなかった。銀座線に乗り、虎ノ門で仕事を済ませ、また渋谷まで戻ってくる。帰りの東横線は座れなかった。睡眠不足のせいか、あたまが重い。









 夜に帰宅し、メールをチェックすると、Kさんから突然のメールが届いている。17時過ぎの着信。発見が遅れた。いったいなんの用かわからないがすぐに返信をすると、要するに、ある依頼だったが、なぜそれを俺に? と思うもので、これはまったく予想できなかった。たいがいのことは引き受けようと思うが、自分に向いている仕事ではないし、だいいち、こんなめんどうなことはさすがに引き受けられないと思った。お断りのメールをするが、しかし、気にかけてもらえていることは嬉しい。帰宅したらすぐに眠ろうと思っていたのに、眠りそこねてしまった。ようやく眠るが、1時間半ほどで目が覚める。ツイッターを見ると、トレンドに「ふかわりょうさん」とあり、なんだろうと思って検索してみると、岡本夏生がふかわりょうに舞台上でキスされ、賠償額が1円だという。スポーツ紙ではなく、時事通信が配信している。「男沢聡子」という裁判長の名前もなんだか奇妙で、まだ夢を見ているかのようだった。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き始め、すぐに眠れそうもなく、夜のうちに梱包を済ませた。「カーボーイ」を最後まで聴き、深夜3時過ぎに眠った。

2021年4月21日水曜日

4月21日水曜日/映画館が混んでいた


◇ 横浜

 昼からさっと家を出たかったのに、パソコンの電源を落としたら更新が始まり、よく確認もせずに、更新後に再起動というのをクリックしてしまった。すぐに終わってくれればと思ったが、パーセンテージがぜんぜん増えない。待っていたら何時になるかわからないと思い、再起動されてしまうが、あきらめて出かけることにした。ようやく暖かくなってきた。横浜に出て、西口五番街でまずランチを。さがみという店で、ねぎとろ丼セットを食べた。500円。東口に移動し、ポルタを抜け、そごうの前に出ると、コロナのモニタリング検査というのをやっていた。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進む。

◇ 映画

 キノシネマ横浜みなとみらいで「ミナリ」を観る。14時35分の回。水曜サービスデーだが、平日の昼間にしてはとても混んでいた。そこまで評判になっているのか。両隣りの席にほかの客がいるという状況がひさしぶりだった。3列目の席を選んだが、この劇場は前後の間隔がたっぷりとあり、最前列でも観やすそうだというのを忘れていた。観てみると、同じくアカデミー賞候補の「ノマドランド」と比べて、たしかにこちらのほうがずっと広く観られる映画だと思った。先週観た「ノマドランド」は空いていた。韓国移民を扱ったアメリカ映画というところに興味をもったが、家族の物語として古典的な魅力がまずある。家族の顔つきがみんなよかった。おばあちゃんが登場してからががぜん面白くなっていった。映画を観たあと、どこかでコーヒーを飲もうというつもりでいたが、映画の余韻に浸りたく、少し歩きたくなった。



 ツイッターを見ると、チャーリー浜の訃報が。平沼のブックオフに寄るが、なにも買わない。跨線橋をわたり、横浜西口に移動する。ベローチェに入ろうと思っていたが、どうも腹の具合が悪く、ハマボウルのビルでトイレを探すが、どの階のトイレも埋まっていた。ビブレなら確実だろうと思い、ようやくトイレに入れて、ついでにブックオフに寄る。3冊買う。ベローチェに行くのもめんどうになり、眠気がひどくもなり、帰ることにする。電車が混んでいる時間にあたり、1本見送り、各停で座って帰ってきた。電車内は眠ってばかりで、今日はまったく読書ができなかった。

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」をオープニングから聴いていく。14時台のゲストはぺこぱ。聴きながら、オンライン将棋を1局。梱包も済ませ、ラジオを聴きながら、深夜0時前に眠った。

2021年4月1日木曜日

4月1日木曜日/数学を解く

◇ 数学

 午後、東急線の鵜の木まで。「ひとつき十冊」でお世話になっていた上神さんのお宅に、1年以上ぶりに伺う。中学生の息子の家庭教師に雇ってもらっていたのだが、今月からまた再開することになった。無事に高校に入学したということで、二俣川のくまざわ書店に寄り、入学祝いに図書カードを買っていった。鵜の木には早めに到着し、ドトールでしばらく読書してから伺った。ひさしぶりに数学を教えたが、入学前から課題を出されているというのに驚く。よくあることなのだろうか。数学の問題を解くのも1年以上ぶりになるが、なかなか勘がつかめない。これは自習しておかないと、教えるほうがついていけなくなる。自分の記憶をたどっても、数学は得意だったから中学まではまるで苦労はしなかったが、それでも高校からは急に難しくなったような感覚がある。



◇ 映画

 家庭教師を終え、すぐに横浜まで戻ってきた。西口五番街の龍王に寄り、スパイシーレバ丼を食べてから、ムービルで映画を観た。今日はファーストデイだから安い。「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」という映画の評判がいいと思い、かなり期待して観たが、どうも笑えないコメディだった。決定的に緊張感に欠けると思ったが、それは意図してのものだろうか。戦争を描いていながら、怖さに欠ける、不気味さにも欠ける。だから、笑いにもならない。細かい部分をいうと、片桐はいりのあたまにのれんが落ちる場面ひとつをとっても、そこじゃないというタイミングだと思った。しかし、ここで描かれようとしている笑いはたしかに好ましいもので、そうなると、観る側が勝手に補正してしまうのかもしれない。


◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の今日のオープニングを聴いた。木曜のレポーターだったカミナリが辞め、吉住とヒコロヒーが隔週交代の新レギュラーになった。テレビ朝日の「バラバラ大作戦」の枠で昨夜から始まった新番組、「キョコロヒー」も録画しておいた。ヒコロヒーと日向坂の齋藤京子の番組。齋藤京子というひとはよく知らないが、ちょっと面白かったからこれはしばらく観てみようか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」には、石塚英彦が食レポタレントとしてのピンチを迎えているとの記事が載っていた。小林信彦の連載だけは昼に立ち読みしたが、大瀧詠一についての回想が書かれていた。これは次週に続くようだ。「週刊新潮」には綾小路きみまろの誌上漫談というものが載っていて、「老いるショック」という言葉が小見出しになっている。これは、みうらじゅんが連載している「週刊文春」だったらありえないだろう。「ちびまる子ちゃん」のナレーションを降板したキートン山田が創価学会員だという記事も興味をもって読んだ。「FLASH」では坂本冬美の新連載が始まっていた。

 気候のせいか、からだじゅうが痛い。Spotify のニューリリースから見つけた、ファラオ・サンダースの新譜を聴きながら、深夜3時過ぎに眠った。フローティング・ポインツ、ファラオ・サンダース、ロンドン交響楽団という名前が並ぶ、このアルバムはいったいなんだろうか。

2021年3月26日金曜日

3月26日金曜日/「グッとラック!」最終回

◇ 最終回

 今朝は「グッとラック!」がついに最終回。志らく師匠が朝の顔になるというので、番組初回から一日も欠かさずに観てきたが、そういう人間はほかにいるのだろうか。まあ、さすがに、2時間の番組を律儀にすべて観るというわけではなく、いつも録画して、ざっと早まわしで、どんな話題を扱っていたのかを最低限確認していた。もしものことがあってはならないので、(頻繁にあるので、)志らく師匠の発言は聴き逃すまいと、スタジオ部分は早まわしせずに観ていた。正確には、1年半の放送のなかで録画を失敗していたことが3回だけあり、なぜか録画が途中から始まっていたことが2回、残量不足で途中で切れていたことが1回。その1回が、番組終了の正式発表があったときだった。

 最終回はなんとなくかしこまって観始めた。金曜日は志らく師匠はいつも洋服を着ていたが、今日は洋服ではなく黒紋付だ。最終回ではなく、千穐楽なのだという。フワちゃんの衣装には出演者全員の顔写真があしらわれていた。まずは、昨日から始まった聖火リレーの話題から。第一走者はなでしこジャパンだが、そういえば、観るまで気がつけなかったが、この番組初期のレギュラーだった岩清水さんも走ったのだ。淳の辞退もあり、この番組とはなにかと関係の深い話題で最終回は始まった。8時27分からは、養子斡旋団体が突然の業務停止という話題になり、VTRでは、TBS元アナウンサーの久保田智子も取材に答えていた。この話題から、スタジオには高橋知典弁護士が登場する。高橋弁護士というひとはこの番組で初めて知ったが、番組開始時から最終回まで、ずっとレギュラーだったコメンテーターは、高橋弁護士、望月優大、伊沢拓司の3名だけだったはずだ。なかでも、高橋弁護士と望月優大氏のコメントはいつも明晰で、視聴者として信頼していた。このふたりが昨年秋のリニューアルを乗り越えたときには必然だと思った。8時46分からは「グッと芸能界!」のコーナーになり、最終回はスペシャル企画、志らく師匠と山田洋次監督の対談を放送する。これも我が意を得たりという企画である。番組開始当初は、なぜこんなにも志らく師匠と接点のない出演者ばかりなのだろうと思っていた。スタッフは、立川志らくのことをよく知らないのではないか、志らく師匠と関係の深い人物をもっと出せばいいのにと思っていたが、番組を続けるあいだに浸透していったことも多いだろう。惜しむべくは、大林宣彦監督の出演がなかったことであるが、この番組ではどこのワイドショーよりもいい追悼を放送していたと思う。いつもはエンディング前にやっている伊沢拓司の「教養クイズ」のコーナーが、今日は9時5分からあり、9時11分からは今夜放送の「俺の家の話」最終回の特集があった。長瀬智也、戸田恵梨香がスタジオ生出演。赤ペン瀧川のドラマ解説がこの番組ではおなじみだったが、最終回はスタジオには登場せず、VTRで解説をした。このドラマは録画したまま、まだ2話までしか観ていないのに、展開をおおむね知ってしまったがしかたがない。志らく師匠も出演していたのだ。9時26分からは根本美緒の「グッと天気!」のコーナー。いつもは中継での登場だが、最終回は、はれらいおんと一緒にスタジオから天気予報を伝える。9時34分からは最新ニュースがあり、9時40分からレギュラー陣のあいさつになる。フワちゃん、上地雄輔、アンミカ、高橋弁護士。そして、根本さん、若林有子アナと涙のあいさつが続き、観ていて思わずもらい泣きする。国山ハセン、淳のあいさつのあと、CMを挟み、最後の「志らく一段らく」で大団円となった。最終回の録画はどこを保存しようかと思いながら観ていたが、これは2時間すべて保存だ。放送が終わったあとも出演者たちのツイートをしばらく追いかけて見てしまう。




◇ 病院

 午後、ヤマトの営業所に寄り、二俣川まで歩くが、少し息苦しくなった。しばらく経験していなかった症状で、これは馬鹿にできないとはわかっているので、落ち着いて深呼吸をくり返した。特に疲れているという感覚もなく、唐突にそうなったのが怖い。今日は、ちょうどこれから病院に行こうという日なのだが、救急車で運ばれたときも春だったろうか。くまざわ書店に寄り、「週刊文春」を立ち読みしていく。小林信彦が「日本の喜劇人」の決定版を出そうとしているようだ。小林信彦の大泉洋への評価は一貫して高い。そうてつローゼンに寄り、飲みものを買っていく。水分不足も禁物。横浜駅に移動し、西口五番街でランチにする。とん太という店で、豚天丼を食べた。

 横浜駅から市民病院まで歩いていく。ちょっと調子悪いと思ったらバスに乗ればいいのだけど、節約というわけではなく、これが習慣なのだ。横浜市立市民病院の呼吸器内科に、3ヶ月に一度の通院。14時半の予約だったが、到着したのは15時過ぎ。いつもならば遅刻したほうが待たされずにすぐに診察になったのだが、今回はだいぶ待たされた。待合スペースの椅子で 30分ぐらい居眠りしてしまい、眠ってるあいだに飛ばされたのではと不安になったが、自分よりも若い整理番号が画面に表示されている。結局、1時間近く待たされ、ようやく診察になった。診察は指から酸素の数値を測るだけで、あとはなんにもせず、次回の予定を決めるだけですぐに終わる。毎度、診察料430円は安いとは思っていたが、なにに430円かかっているのかさっぱりわからない。薬局でクスリを買って、横浜駅までまた歩いて戻る。ビブレのブックオフに寄ってから、ベローチェでひと休み。1時間半ほど、読書してから帰る。

 夜、録画残量を確保するため、ダビング作業に追われる。だいぶ余裕を作ったはずなのに、特番シーズンに入るとすぐに埋まってしまう。ダビング待ちのあいだ、タワーレコードでもらってきた「bounce」を読みながら、Spotify で新譜のチェックをしたりなど。ラジオを聴きながら眠ろうとしていたが、眠くならず、アマゾンプライムで映画を観ることにする。山田洋次監督の「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」をずっと観そびれていたが、今日が観るときだろう。志らくと正蔵の共演に楽しくなった。深夜2時半頃にようやく眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...