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2024年1月2日火曜日

1月2日火曜日/そのお宅がわからない

◇ テレビ

 寒さで眠ってられず、朝早くに目覚めてしまう。ブログをひとつ更新してから、もう少し眠りなおした。今日も録画していたテレビ番組をあれこれと。年またぎの「ぐるナイ おもしろ荘」は早めに観てしまいたかった。有吉、浜辺美波、あのちゃんは、大晦日は「紅白」に続いてこの番組に出ていたというわけだ。出演順に、夜歩き、めしあがれ、ツンツクツン万博、橘井と小池、じぐざぐ、リンダカラー∞、猫怪獣、バッチトゥース、リバーマン、骨付きバナナ、戦慄のピーカーブー、シンクロニシティ、そして最後にはタカアンドトシが登場し、ひさしぶりに「欧米か!」の漫才をやってみせた。そのあとには「新春パーツ芸メドレー」という企画。こちらは出演順に、清川雄司、ゼロカラン・ワキ、緑ヶ丘・矢吹、てるしょいサーカス・てる、未来の油田・飯野、フルスイングバント・さんぺさんぺいという6名。結果は、3位・バッチトゥース、2位・リンダカラー∞、優勝は橘井と小池に決まる。志尊淳賞はじぐざぐ、「パーツ芸」のほうはゼロカラン・ワキが優勝した。

◇ 近所

 午後に外出。注文が1点、たまたまなのだが、お届け先がうちから歩いて行ける距離のお宅だったので、直接届けてしまおうと考える。しかし、地図上は近いのだが、普段は決まった通り道しか歩かないものだから、意外と、それがどこなのかがぱっとわからない。いったいこの街には何年住んでいるというのか。グーグルマップを見ながら歩いていくと、ここを通るとここに出るのかという発見が今さらあった。ところが、そのお届け先の住所のところに行ってみると、その住所のお宅がどこにあるのかわからない。表示されるお宅はあるのだが、お届け先とは表札の名前が違う。その周辺のお宅の表札をひとつづつ確認しても、お届け先と同じ名前が見つけられない。その一角のまわりをぐるぐると、何周も歩いてみたが、どこにも見つけられないのだ。その一角の中心にはアパートがあり、ああここかと、勝手に侵入するのもためらわれるような小径を進み、そのアパートの郵便受けを確認してみると、その名前はそこにもない。いよいよお手上げだ。電柱に住所表示もないから、その住所に該当するのがどこからどこまでなのかもわからなかった。住んでいるひとが歩いてでもいれば訊いたのに、どういうわけかひっそりしていて、このあたりにはひとの気配がない。すぐそこに違いないはずなのだが、同じところを1時間ぐらい歩きまわり、あきらめるしかないという結論に至る。悔しいが、持ち帰り、クリックポストで出すことにしよう。去年は一回、間違って違うお宅に届けるという失敗をやらかしているから、もういい加減なことはやるまい。それにしたって、こんな変なことがあるだろうか。正月からキツネに化かされているかのようだ。

◇ テレビ・映画・ラジオ

 ただ歩きまわっただけで、1時間ほどで帰ってきた。録画しているテレビ番組の続きを。放送中の「さんまのまんま」を追っかけ再生で観てしまう。最初のゲストはまず、楽しみにしていた木梨憲武。新ドラマで共演する奈緒と一緒に出演した。そうだ、奈緒というひとは「徹子の部屋」で観たことがあった。さんまと憲武はテレビでの共演は少ないが、ゴルフなんかではよく会っているのかな。意外に相性がよく、互いに距離をはかるようなところがぜんぜんない。憲武はさんまたちと一緒にジャッキー・チェンとサッカーの試合したときの写真をもってきた。この試合はテレビで放送され、子どものころに観たなあ。島崎俊郎もたしか出ていたはずだ。憲武とさんまの会話をもっと聴きたかったが、ここに追加のゲスト、山崎賢人と山田杏奈が加わる。憲武と奈緒が抜け、そのあとにはまた追加ゲストに伊勢ヶ濱親方と熱海富士が加わる。入れ替わり、今度は、前田愛、勘太郎、長三郎の親子が登場。この弟、かわいくて大好き。前田愛は「あっぱれさんま大先生」の生徒だったが、あの番組はそもそも、勘三郎と三木のり平の番組をモデルにしているという不思議な縁がある。先代、十七代目勘三郎からさんまは中村屋とのつき合いがあり、そのひ孫たちがさんまとやりとりをしているのを観るのは感動的なものがあった。歌舞伎の手書きのチケットをさんまに渡してるのもかわいかったな。続いてのゲストは、平野レミと和田明日香。平野レミが作った雑煮が出され、その器は和田誠が使っていたものだという。さんまのうちは雑煮は関西風かと訊かれると、さんまは母親が箱根のひとだったそうで、これは初めて知る話だった。おそらく、育ての母になるのかな。入れ替わり、北村匠海と志尊淳が登場。最後は井上真央が7年ぶりの出演、今田耕司も加わり、新年恒例の「今田おすすめ芸人」のコーナー。マイファザー、友田オレ、中山女子短期大学、ビューティフルボーイズ、ラブリースマイリーベイビーが出演した。

 元日に放送された「爆笑ヒットパレード」を、ネットニュースで先に知ってしまったのだが、爆笑問題の出演部分だけを観てしまう。「助けてくれ!」の叫びで登場するのはおなじみだが、そのあとに「今の吉本興業の叫びです。」とひとこと。雛壇に向かって「どんよりするな!」というと、ニューヨークとかまいたちが追い払うしぐさをしていたのがいいやりとりだった。それはともかく、漫才がとても面白かった。「タイタンライブ」はネタおろしだから、それよりも磨かれているのか。アーバンベアのネタは初期の爆笑問題みたいな展開があった。グランドフィナーレでも太田は暴れまくる。「松ちゃん、元気!? 松ちゃん!」とカメラに向かいながら手をふり、「一緒にお笑いやろうよ!」 最高だったな。この番組、毎年録画はしているものの、ずっと観ていなかった。最後にみんなで「一月一日」を歌うんだね。

 大晦日に放送された「太田光のつぶやき英語」の特番には、とにかく明るい安村が登場。このためにわざわざ「TSUBUYAKI TARENT」と書かれたセットまで用意されていた。この番組では、「紅白」にクイーンが出るから安村も出るんじゃないかと言われていたが、実際に「紅白」には出演したけれども、出たのは山内惠介のところだったな。そのあとのコーナーでは「東京コミコン」を市川紗椰がレポートし、クリストファー・ロイドにインタビューしていた。ストーンズの特集もあり、布袋寅泰がVTR出演する。最後は XXCLUB のコーナー。今回は映画ではなく、グラミー賞ミュージシャンのジョン・バティステにインタビュー。安村はスタジオのゲストとして最後まで出演していた。こういう落ち着いた番組でも安村はとてもいい。

 録りためてあったニュースも順番に観ていくと、大晦日の「ニュース7」では、坂田利夫の訃報が扱われていた。コメディNo.1の漫才の映像も流れる。昨日元日の「ニュース7」は、この放送の前の時間から続くかたちで、地震と津波のニュースを伝え続けていた。時間も延長され、録画は途中で切れていたが、ぶっとおしで報じていたのだろう。今日の「ニュース7」は、羽田空港の航空機が炎上した事故のニュースから伝えられる。この事故は「さんまのまんま」の放送中にニュース速報が入っていた。今日はあらかじめ、地震のニュースを扱うために放送時間が拡大され、予定されていた「紅白」をふり返る特番は休止になっていた。正月から大きなニュースが続く。乗客は無事に全員脱出したようだが、この放送の時間でも航空機はまだ燃えていた。20分ほど経ってから、地震のニュースに移る。昨日、地震が発生してすぐの段階では、まず津波を心配したから、そこまでの被害にならなかったことにほっとする面もあったが、こうしてニュースの映像を観ると被害はやはりとてつもなく大きい。石川県では48名の死亡が確認される。

 夜になり、アマゾンプライムで映画を1本。ルネ・クレールの「ル・ミリオン」を観た。「文藝春秋」の小林信彦の外国映画ベスト50に入っていた作品だが、以前に調べたときにはアマゾンプライムでは配信されていなかったはずだ。それが、いつの間にか4Kデジタル・リマスター版が観られるようになっていた。ルネ・クレールは「自由を我等に」を先に観ていたが、「ル・ミリオン」のほうが惹き込まれるものがあった。美しい映画。ルネ・クレールを続けて観てみようか。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「爆笑ヒットパレード」の漫才の話をしていたから、録画を先に観ておいてよかった。「爆笑ヒットパレード」の打ち上げで、ノンスタ石田に爆笑問題は年齢的に無理なテンポでやっていると指摘されたそうで、石田とは「M-1」の話になったという。この放送は昨日に収録されたのかな。爆笑問題のふたりは今年の大晦日は仕事がなかったから、それぞれ、家で「紅白」を観ていたという話もしていた。ラジオを聴きながら眠る。

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2023年10月7日土曜日

10月7日土曜日/鶴見川


◇ 泉岳寺・鶴見

 昨日から鼻水がひどく、今朝もまだひどい。風邪薬を飲んでおく。今日も朝から都内に。京浜急行に乗り、泉岳寺まで。昼食はなか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。820円。ちょっと前まではランチタイムは安かったのに、ずいぶん高くなった。

 予定よりも時間にだいぶ余裕ができ、鶴見に寄っていきたくなった。しかし、泉岳寺から京急鶴見まで移動するのに、眠くて降りられず、横浜駅まで乗ってから戻ってくる。今日も眠気がひどくてしかたがない。ベローチェに入り、ひと休み。店内はもう冷房がついていない。やや暑い。スマホの充電、SNS徘徊、読書も。図書館で借りていた「ダークツーリズム入門ガイド」を読み終えた。2016年刊、いろは出版。東浩紀の観光論からダークツーリズムに関心をもち、とりあえず、この本を読んでみた。世界地理と国際情勢は学生時代にはまるで弱かったんだ。

 ベローチェを出て、行ってみたいと思っていた鶴見図書館を初訪問。寄るつもりではなかったから、返却できる本はうちに置いてきてしまった。借りられる上限はあと3冊。1時間ぐらいかけ、じっくりと棚を眺め、3冊選んで借りていく。そのあとは、鶴見川のほうを歩いてみたくなった。爽快な風景。川沿いに歩き、JRの線路をくぐり、線路の西側を駅のほうに戻る。西田書店を覗き、そのあとはブックオフ。220円の文庫本を2冊買う。鶴見からは京浜東北線で帰ってくる。








◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「さんまのまんま」は、つんくが出演した部分が面白かった。例のごとく、つんくはパソコンを使って会話をするのだけど、この番組は基本的にテロップを出さない番組だから、つんくが打った言葉を画面には出さず、たまにパソコンの画面を映しはするが、おおむね、さんまが話術でカバーして会話にしていた。自作の曲のなかで手応えを感じた曲を訊かれると、つんくは「LOVEマシーン」「ズルい女」「ちょこっとLOVE」「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」を挙げる。

 タイムフリーで、ラジオ番組もあれこれと。今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、オープニングからジャニーズ問題を語っていた。ニュース解説は「週刊文春WOMAN」編集長の井崎彩。昨日金曜の「ビバリー昼ズ」では、松村邦洋がNGリストに入っていたといって、松村にしゃべらせない高田先生に笑う。聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、1曲目に山内惠介の曲をかけていた。剣さんが提供した曲なんだ。剣さん、「サザンオールスターズの新曲イイネ」といって「Relay~杜の詩」を褒めていた。23時前に眠る。

2023年1月2日月曜日

1月2日月曜日/正月はテレビ

◇ ラジオ・テレビ

 朝、目覚めると、つけっぱなしだったラジオから「パンサー向井の#ふらっと」が流れる。番組が始まったタイミングで起きあがる。ラジオはもう通常どおりなのか、TBSラジオだけでなく、ニッポン放送の垣花正の番組も始まっている。

 今日も録画していたテレビ番組をあれこれと。今日はまず、昨日元日に放送された「ブラタモリ×家族に乾杯」から観始める。新年恒例のこの特番、今年は3年ぶりに都内から出て、江ノ島でのロケを行った。神奈川県民としては、なじみのある土地だから嬉しい。今さら知ったが、ここの神社は芸能の神様なのだな。コロナ後、ようやくそれぞれの番組本来のかたちに戻ってみると、どちらもつくづく面白い番組であり、つくづく面白い対比。「家族に乾杯」のウェットな世界はそれだけだと苦手なものでもあるのだが、鶴瓶が江ノ島のひとびとと交流しているあいだに、いっぽうではドライなタモリがゆうゆうと島の名所をめぐっている。タモリは女性アナウンサーとともに行動し、鶴瓶はひとり、面白い出会いを求め、島の坂道を歩きまわっていた。感動させられてしまうのは、その対比のせいだろうか。

◇ 生活

 それにしても、録画残量の確保に時間を奪われ、新年2日目からさっそくだめだ。こんなことをしている間に、またすぐに一年が過ぎてしまう。昨日はツイッターに年賀のDMをいただき、その返信から、今日はやりとりが続く。ブログの更新もひとつ。聴きそびれていた年末のラジオ番組をタイムフリーで聴きながら雑務も。

 夕方から外出。家を出た途端に雨がぽつぽつと降り始める。まず、スーパーで買いものをするつもりでいたが、行ってみると、明日3日まで休みとの貼り紙がしてあった。ほかのスーパーにも行ってみたが、どこも閉まっている。ダイソーは営業していて、ここでいくつかの買いものを、それから、ドラッグストアでは飲みものとプロテインバーを買い、セブンイレブンにも寄り、しかたなく、ここでパンを買っておく。雨はすぐに止んだ。かつやに寄り、味噌たまカツ丼を食べてから帰る。715円から、割引券を利用し、100円引き。


◇ テレビ

 帰宅してからもまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日放送されていたテレビ東京の「新春!お笑い名人寄席」をすぐに観てしまう。新年恒例の演芸番組だが、これも毎年録画はしているものの、録画したままで観ないことになりがちで、去年も観たかどうか覚えていない。司会は東貴博。浅草演芸ホールからの中継で放送されるのだが、かつては生中継だったが、今は事前収録になっている。テツandトモからスタートし、U字工事、サンドウィッチマン、ナイツ、錦鯉、ぺこぱと、ここまでノンストップで演芸が続いた。そのあとはサンド軍とナイツ軍の対決形式になり、東京ホテイソン、ウエストランド、三四郎、わらふぢなるお、お見送り芸人しんいち、それから、コラボ企画がいくつかあり、マギー司郎&桜井日奈子、阿佐ヶ谷姉妹&おぼん・こぼんはともかくとして、ロケット団&成田悠輔のトリオ漫才が異色。そして、テレビ東京の秘蔵映像からなぜかケーシー高峰の名場面が流される時間があり、そのあとは小朝が司会の「美人大喜利」。蝶花楼桃花、藤田ニコル、渡邊美穂、野呂佳代、フワちゃんが並んだ。このメンバーは、ここまでにも浅草演芸ホールの客席に座り、笑っているすがたがときどき映されていたが、ここのコーナーの出演者だったのだ。それから、伯山の講談(「和田平助」を8分で)がきちんとあり、そのつぎはダチョウ俱楽部の時間。過去の名場面が流され、最新の温泉ロケには肥後とジモンのほか、三四郎、かねきよ(新宿カウボーイ)が登場した。そしてまた秘蔵映像から、今度は円楽の高座の映像が流されたが、亡くなる前の高座を流すのがどうもいやだ。秘蔵映像というなら、もっと元気なころの映像を出せばいいのに。この流れで、つぎは三平の高座になるが、円楽の思い出を語る場面が使われ、あとはどれだけカットされてしまったのか、三平の高座はものすごく短かった。演芸の最後は爆笑問題の漫才。楽屋裏での伯山との様子を映す映像も使われていた。番組最後にはサンド軍とナイツ軍の対決の結果が東貴博から発表され、MVPには安めぐみが選ばれた。

 今日はひたすらテレビ。これも今日放送された「さんまのまんま」新春スペシャルを観る。最初のゲストは堂安律。続いて、草彅剛が登場。この番組には31年ぶりの出演、さんまとの共演は7年ぶりになるそうで、そういえば、さんまが「ワルイコあつまれ」に出演したときには草彅はいなかったんだ。ここにあとから、柄本佑、浜辺美波、池松壮亮が加わる。この3人は「シン・仮面ライダー」のプロモーションなんだな。続いては YOASOBI が登場。そこにあとから加わったのは、ヤクルトの高津臣吾監督と村上宗隆だ。さらに、出川哲朗とロッチ中岡のコンビが加わり、さらに今田耕司も登場した。新年恒例、今田耕司の「おすすめ芸人コーナー」は、今年はなんと、高津臣吾、村上宗隆と一緒に観るということになる。出演芸人は、オーサカクレオパトラ、かけおち、cacao、ソマオ・ミートボールという4組。cacao だけは初めて観たが、バットを武器にしようとするコントを野球選手の前でやるのはまずいんじゃないか。かけおちのネタを観て、さんま「今どきの、要するに「M-1」とか観てても、若手の漫才観てても、ああいうバージョンが多いよね。ひとりがしゃべって、ひとりがぜんぶ落としていったりするような感じは、流行りやのかなあと思て。」

◇ 読書・映画

 夜は部屋で読書。今年1冊目の読書は、年またぎで読んでいた浜口庫之助「ハマクラの音楽いろいろ」となった。2016年刊、立東舎文庫。親本は1991年刊。浜口庫之助の自伝的エッセイ。亡くなった翌年に出た本なのだが、そうか、平成までご存命だったんだな。なにしろ、多くのヒット曲は自分にとっては親の世代の曲ばかり。本人をテレビで観たような記憶もないが、しかし、「人生いろいろ」(1987)のヒットだけはリアルタイムで知っている。妻の浜口眞弓(渚まゆみ)によるあとがきには、浜口庫之助が「音楽について書いた最初で最後の本」と書いてあるが、亡くなる前に少しずつ書きためていた原稿をまとめて本にしたようで、音楽以外のことも多く書かれている。それこそ、二度目の結婚である27歳下の妻のこと、娘のことが後半は中心で、音楽について書いた本という感じの本ではないのだが、そのぶん、音楽的なことは輪島裕介による文庫解説に補足されている。

 深夜、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。山中貞雄監督「人情紙風船」を観た。これもようやく観たという映画で、たしか、細野晴臣、山下達郎もフェイバリットにあげていたはずだ。天才と呼ばれる山中貞雄のたった3本の残された映画のうちのひとつ。アマゾンプライムのおかげで、この3本をすべて観ることができた。

2022年1月2日日曜日

1月2日日曜日/正月はテレビとラジオ

◇ ラジオ

 深夜遅くから眠るが、寒くて眠っていられず、3時間ぐらいで目覚めてしまった。早朝にブログの更新をひとつ。それから、ラジオをつけると、「石橋貴明のGATE7」に高津臣吾が出ていた。そのまま、本仮屋ユイカの「ONE-J」を聴きながら眠り、3時間ぐらいして、「安住紳一郎の日曜天国」の声に目を覚ました。ヤマザキマリの話が面白くて起きあがるが、これは傑作選だったのか。

 今日も外出せずに、ラジオとテレビばかり。午前中にニッポン放送で放送されていた「欽ちゃんとオードリー若林のキンワカ60分!」という特番をタイムフリーで聴いた。ラジコの番組表からたまたま発見した番組だが、そういえば、「文學界」に載っていた國分功一郎との対談でも、若林はコント55号の名を出していた。考えに考えて作った革新的な漫才が、じつはコント55号と同じ構造で、革新を目指してたどりついたものは古典だったという話だった。若林は欽ちゃんに対し、タメ口混じりで、ばんばん突っ込んでいく。いつの間にやら、これが許される関係性だったのか。若林が東京の築地の出身だということも今さら知った。

◇ テレビ

 昼に放送されていた「さんまのまんま」の新春スペシャルをさっそく観る。ゲストが何組も入れ替わり立ち替わり登場するかたちだが、まず最初は、劇団ひとりと大泉洋が一緒に登場し、もちろん、「浅草キッド」の話にもなる。さんまの感想に対し、ネガティブな部分に、ふたりそろって過剰に反応してみせるのがコント的だったが、ここはもう少し、さんまの感想をまともに聴きたくもあった。バカリズムとさんまの共演も珍しく、注目して観たが、バカリズムもやっぱり「ひょうきん族」への愛着が強いんだなという部分がとても表れていた。そして、毎年恒例、今田耕司のおすすめ芸人コーナーには、今年は上戸彩が同席する。「M-1」の司会のコンビということになるが、「M-1」では見えない上戸彩の笑いの好みがここでは見えていて、そういう好みなのかとちょっと複雑な気にもさせられた。TCクラクション、無限グットマン、ハイツ友の会、下川はじメロディという4組が登場。番組最後には視聴者プレゼントがあり、バカリズム作成のマスクがほしくなり、番組のホームページを開いて、こういうものに初めて申し込んだ。100名分といっても、倍率はかなりのものだろう。

 元日には「ワルイコあつまれ」の第3回、第4回が放送され、これもしっかりと録画した。第3回には、慎吾ママが豊臣秀吉にインタビューするコーナーがあり、秀吉を竹中直人が演じていた。化学を学ぶコーナーでは、草彅剛が、國村準、平岩紙と共演し、なぜか韓国ドラマ風になっている。別のコーナーでは、稲垣吾郎が陶芸家に取材をしていると、そこに「マツケンサンバ」を踊る香取慎吾が登場する。教育番組の体裁をとりながら、この番組は良質のコントを作ろうとしている。第4回にはまた、子ども記者たちによる記者会見のコーナーがあり、欽ちゃんが質疑に答えた。第2回では「週刊文春」の新谷学が登場したコーナーだ。子ども記者に混じり、香取慎吾も欽ちゃんに質問をぶつける。そのあとには少年少女合唱団のコーナーがあり、荒木とよひさが登場し、テレサ・テンの詞を解説していた。第4回のエンドクレジットには、構成に戌井昭人の名もあった。

 深夜には読書。一冊読み終えたかったが、体力がもたなかった。Spotify で音楽を漁りながら、深夜3時過ぎに眠る。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 84人に。

2021年10月5日火曜日

10月5日火曜日/だらしがない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。昨日の返送品が気になり、改めて確認してみると、2週間前の注文だ。ヤマトの「荷物お問い合わせシステム」によると、投函完了になっているのでいよいよ意味がわからない。9月21日に注文があり、22日に発送し、25日には福島の担当店で「投函完了」となっている。ところが、よく見ると、24日に、福島の担当店で「返品」というのが挟まっている。これはどういう意味なんだろうか。とにかく、2週間前の注文がまだ届いていないというのはまずい。苦情がないのが奇跡なくらいだが、お詫びのメールを送り、クリックポストですぐに送りなおすことにして、朝のうちに近所の郵便ポストまで出しに行った。

 朝、TBSラジオの森本毅郎の番組をつけていたら、SNSを使わないメルケルの話をしていて、どうも気になる内容だった。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜から始まった、もう中学生の新番組「もう中学生のおグッズ!」を観た。どういう番組かわからないが、初回は八重洲の東京キャラクターストリートからのロケで、ノブシコブシ吉村も同行する。吉村がいる手堅さが余計だとは思うものの、吉村は「生ワイプ」という観たことのない役割を与えられていた。土曜の「お笑い向上委員会」を観ると、「キングオブコント」の直後の放送だったが、マミィ酒井と空気階段もぐらが出演していた。ウエストランド井口が、クズ芸人たちに噛みつく大活躍を見せる。先週金曜に放送された「さんまのまんま」の2時間スペシャルも観る。最初のゲストは神木隆之介と松たか子。「君の名は。」のラストシーンの階段は、河田町時代のフジテレビの近くの階段だそうで、さんまはそこでたけしとよくコントを撮ったという。続いて、オリンピック選手が3名。入江聖奈、高田真希、馬瓜エブリン、そこに、ハラミちゃんも加わる。続いて、ムロツヨシ。そこに、シソンヌが加わり、この演技者がそろったメンバーで「はぁって言うゲーム」をやるのは面白かった。最後は日向坂から3名、佐々木久美、齊藤京子、佐々木美玲。

 午後はラジオ。「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。14時台は、しずるがゲスト。当然、「キングオブコント」の話にもなり、村上が好きだったのはニッポンの社長だと言っていた。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」のドン小西の連載は、小室圭さんのポニーテールを分析し、アドバイスしていた。一之輔さんの連載コラムは、ホームラン勘太郎追悼。「FLASH」には、ビートきよしとさとう珠緒のギャラ未払い事件という独占スクープが。取材に答えているのはビートきよしなのに、見出しにはさとう珠緒の名前しか書いていなかった。「週刊ポスト」には、中村計による有吉の特集記事が。「サンデー毎日」には、松尾潔による「永六輔の光跡」という記事があり、これは次週に続くようだ。

 昼間はどこにも出かけず、読書をして、少し昼寝もするくらいでだらしがない。夜になり、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきた。アマゾンプライムで映画を1本。「007 カジノ・ロワイヤル」をひさしぶりに観たくなった。ひさしぶりに観るというのは、もちろん、1967年版のほうだ。若いころに一度観ていて、何年ぶりに観たのかわからないが、ひさしぶりに観たらやっぱり面白く、好きなシーン、笑うシーンがいくつもあるのだけど、かなりのんびりしている感じもする。ウディ・アレンが動きまわる笑いをやっているだけでもう嬉しくなる。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴こうと、待っていたら眠ってしまい、1時を過ぎてからつけた。眠気が続き、朦朧としながら聴いていると、「金スマ」の太田プロ特集の話が面白かったが、いつの間にか「キングオブコント」の話になっていた。これはまた、改めて聴きなおそう。深夜3時過ぎに、きちんと眠りなおす。

2021年1月2日土曜日

1月2日土曜日/ブログを更新する正月

◇ ラジオ・テレビ・ブログ

 早朝にいったん目覚めるが、ラジオをつけて、また眠りなおしていた。「木梨の会」をうっすらと聴いていたのが、気がつくと「ナイツのちゃきちゃき大放送」になっている。曜日の感覚がしばらくなくなっていたが、ラジオを聴いていると土曜日の感覚を得られる。聴きながら、もう少しずるずると眠った。

 今日もひたすらブログの更新と、息抜きに、録画したまま観そびれていた番組のチェックを。なんの番組をずっと観ているのかというと「徹子の部屋」だ。「徹子の部屋」はほぼ毎日録画していて、すぐに観るものもあれば、観ないで消去するものもある。いずれ観ようとレコーダーに溜まっているものがおよそ3年分。それを順番に観て、保存すべきものはDVDにダビングしている。

 17時過ぎ、日が暮れてから外出。ヤマトの営業所まで。二俣川まで歩き、ドトールで読書していく。読みかけの「活動写真弁史」の続きを少し、それと、「ミュージック・マガジン」2007年12月号の歌謡曲特集をつまみ読み。しかし、満足に読む時間はなし。今日も19時閉店で、1時間しかいられなかった。西友で買いものしてから帰る。

 ブログの更新ばかりしていると、時間の感覚がめちゃくちゃになる。更新に疲れると、テレビか映画かラジオとなり、どういう順序でそうしていたのかがわからなくなる。「さんまのまんま」の新春特番は録画して、恒例の、今田耕司のおすすめ芸人のところだけを観た。マイスイートメモリーズの図々しさが面白い。アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「長屋紳士録」。初めて観たが、素晴らしい。年末年始で聴きそびれているラジオ番組もだいぶ溜まっていた。水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」。ゲストが一之輔さんで、寄席周辺の話になってからががぜん面白かった。しかし、この番組のリスナーからすると、ロケット団ですら地下芸人並みの印象しかもたれていないことにはややショックを受ける。深夜3時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...