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2022年2月8日火曜日

2月8日火曜日/今年も「ビートたけし杯」


◇ 霞が関

 今日も朝から都内に。霞ヶ関に用があり、昼食は虎ノ門のほうで、おみっちゃんという店に入り、ランチメニューの豚の角煮定食を食べた。この店は二度目。蕎麦、冷奴、サラダがつき、750円。生玉子も無料。食べ終わり、虎ノ門から銀座線に乗り、末広町に移動する。上野広小路方面に歩き、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、東貴博、山根千佳がともに復帰していた。「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングも聴くと、相席ケイさんは通常どおりだが、塙さんはリモート出演、13時台からゲストの COWCOW が登場する。14時台は14時台で、鬼越トマホークがゲスト。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に福田和也による石原慎太郎追悼文が載っていた。「サンデー毎日」の中野翠の連載、「週刊朝日」の亀和田武の連載では、それぞれ、「芸術新潮」の楳図かずお特集について書いていた。

 今夜は東洋館のライブに行くため、それで時間をつぶしているのだが、出演者はどうなるのかが気になり、江戸まちたいとう芸楽祭のツイッターを確認すると、司会の予定だったナイツは塙さんのみの出演に。それはそうだろうと思うが、それだけでなく、もともとリモート出演の予定だった高田先生の出演がなぜかなしになっている。代役もなしということか。出場者では、コンパスが欠場になったようだ。




◇ 上野・浅草

 ベローチェに3時間も長居し、それから、ブックオフに寄る。しかし、買うものがない。100円引きクーポンを使い、10円で新書を1冊だけ買っていく。稲荷町まで歩き、ブックオフにもう1店。こちらでもまるで買うものがなく、220円の単行本を1冊、同じように100円引きで買う。すぐ近くのローソンストア100 に寄り、栄養ドリンクを買って飲み、さらに浅草まで歩いた。計算していたよりもブックオフに時間がかからず、意外と早く到着する。ROXのドトールに入り、もうひと休み。ラジオを聴き始めたら、ぐっすりと眠ってしまった。椅子からよく転げ落ちなかったものだ。ラジオはやめて、読書をする。1時間ほどで出て、地下の西友に寄り、パンをひとつ買って食べておく。


◇ ライブ

 「江戸まちたいとう芸楽祭」のプログラムのひとつ、「ビートたけし杯「お笑い日本一」」の本戦を観るため、浅草東洋館にやってきた。今年で4回目。去年は配信のみでの開催だったから、2年ぶりの観覧になるが、コロナのせいもあるとはいえ、ビートたけしの名を冠していながら、年々、しょぼい大会になっているようで、淋しいやら情けないやらという気にさせられる。現在、存命中の人物のなかでも最大級の偉人であるのだから、(もちろん、リモート出演だとわかってはいるが、)触れられる機会があれば、可能なかぎりは触れに行きたいに決まっているのだが、もうちょっとなんとかしてくれよというのが正直な気持ちだ。開場時刻に合わせ、19時開演、20分前に向かうと、東洋館の外には開場待ちの行列があり、並ぶと、並んでいるあいだに半券に連絡先を記入させられる。入場に時間がかかっているようで、エレベーターには乗らず、今日は階段ですいすいと上がってしまった。開演10分前に客席に入る。う列19番。客席は一席ごとに空けてある。まずは、前説にエルシャラカーニが登場。そういえば、2年前は錦鯉がこの役割だったのだ。開演すると、司会の塙さんがひとりで、ハッピ姿で登場した。塙さんのひとりしゃべりが珍しい。続いて、実行委員長のあいさつ。渡邉寧久が実行委員長だとは知らなかった。本戦が始まる前には、順番を決める抽選があり、全組が登場し、各組のあいだには衝立が立てられた。そして、スクリーンが現れ、リモートでたけしが登場。〆さばアタル、アル北郷と一緒にこたつに入っている。おそらく、5656会館にいるんじゃないかと予想するが、それにしても、音声が聴きとりづらい。

 本戦出場は7組。まず、前半に4組。出演順に、ぽんぽこ、ストロベリーロマンス、カカロニ、アマレス兄弟。たけしの講評の時間があり、それから、後半に3組。モシモシ、四天王、魔族と続いた。しかし、顔ぶれを見ても、よっぽどたいした出場者が集まらなかったのかと思える。7組中、ストロベリーロマンス、モシモシ、四天王の3組はテレビでも知らず、初めて観た。ストロベリーロマンスという男女3人組は、コメンテーターのコント。モシモシは尻を出す演劇をするコント。四天王はスピードくじのコント。たけしの講評では、若手のくせに場馴れしているということをしきりに言っていたが、たとえば、かつての松竹演芸場で観たような、ちっともウケてないのに平気な顔をしてやっている漫才師たちのことを思い浮かべていたのではないだろうか。たけしの感覚では、おそらく、その程度の笑いでは焦らなければおかしいはずなのだ。司会の塙さんも、たけしの言わんとしていることをどこまで理解していたか微妙で、あいづちにひやひやする部分もあったが、出場者とのあいだでバランスをとる役割でもあった。それから、遊びのネタをメインにしてしまっている風潮について、あるいは、くり返しが長いなどという指摘もあった。結果発表の前には、再び、エルシャラカーニが登場し、二度も漫才をするのかと思ったが、本当はオキシジェンが出る予定だったようで、考えてみれば、前年度の優勝コンビなのだからそうだろう。コンパスの欠場についても正式なアナウンスはなく、代わりに、エルシャラカーニがここでそれに触れていたのみ。結果発表はあっさりと、四天王に決まり。たしかに、たけし好みのシチュエーションじゃないかという気はしたが、腕のある芸人が演じれば、もっと笑いが起こる設定だとは思った。しかし、大会側としては、2年前のように優勝者なしは避けたかっただろう。魔族がちょっとウケていて、魔族が優勝では格が下がるんじゃないかと心配したが、かといって、アマレス兄弟が優勝すると、どうも出来レース感が出てしまう。アマレス兄弟のネタはたけしは好きなはずだが、今回のネタに関しては不満があり、そこはじつにフェアな判定がなされた。90分ほどで、あっさりと終演。

◇ 読書

 浅草から都営線、京浜急行直通で帰ってくる。電車内で、古川緑波「ロッパ食談 完全版」を読み終えた。2014年刊、河出文庫。ロッパの本を読むなら、第6波がきている今かというので読んだわけだが、初出は、「あまカラ」という雑誌に 1953年から1957年に掲載されたもの。「トンカツと言えば、「のばせばのびる」の式に、サイダービンでトントンたたいてのばせるだけのばした、平べったい、それも脂身沢山の奴が、本格的だと思う。スカシで見ると、「何だい、こりゃあ脂ばっかりじゃないか」というようなのが寧ろ本格的な、トンカツだった。」「サラッと揚がってる天ぷら、なんてものは、江戸っ子に言わせりゃあ、場違いなんだね。食った後、油っくさいおくびが出るようでなくっちゃあ、いいえ、胸がやけるようでなくっちゃあ、本場もんじゃねえんだね。」 あるいは、「そばも食いそうなものだが、僕は、そばってものは嫌い。」「同業ではありながら、何もかも僕とは正反対の芸を持っているエノケンが、そば嫌いという点でのみ、共通している(おっと、酒を好むことを落してはならなかった)のは、面白い。」なんていう箇所が面白かった。文庫の解説は、この頃はまだあんまりテレビに出ていなかった、志らく師匠が書いている。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。パパママ有名人特集で、林家三平が出演していた。ラジオを聴きながら、梱包をひとつ片づけ、深夜1時前に眠る。

2022年1月5日水曜日

1月5日水曜日/喜劇に関するものばかり

◇ テレビ

 録画しているテレビ番組をつぎつぎに観る日々。年末にNHKで放送され、いちばん気になっていた番組、「ロッパグラム 転生したら戦時中の喜劇王だった件」をようやく観た。古川ロッパとインスタグラムを合わせて「ロッパグラム」というわけか。ドラマといっていいのか、満島真之介と、元ブルゾンちえみの藤原しおりが出演する。満島真之介がロッパを演じるのはどうなのかと思うが、なぜかロッパに転生してしまったという設定なので、ロッパらしく演じる必要もなく、無理がないといえば無理がない。最後は現代に戻り、ここはドキュメンタリー調になり、満島真之介は役を離れ、早稲田の演劇博物館を訪れる。演出、下田彦太。

 これも年末にNHKで放送された「笑福亭仁鶴と訪ねる大阪の笑い100年」という番組を観ると、観るまでわからなかったが、2013年に放送された番組の再編集版だった。その2013年の番組は観逃している。エンタツ・アチャコの時代から始まり、漫才の珍しい映像をいろいろと観ることができたが、最新の時代になると、麒麟、かまいたちといったあたりも並べられ、これを歴史にするのはちょっと気が早いんじゃないのか。NHKばかり観ているようだが、大晦日に放送された「太田光のつぶやき英語」の特番には小林克也が登場し、これもとても面白かった。

◇ ラジオ

 午前中にブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、林家たい平がゲスト。オープニングからすでにその話題になっていたが、昇太、たい平がそろえば当然、「笑点」の人事問題について盛りあがることになり、新年から明るい放送で楽しかった。ラジオを聴きながら梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。午後にもまた、ブログの更新をもうひとつ。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いたりもしていたが、年末年始は大竹まことは休暇に入ってしまう。昨日火曜は、はるな愛とタブレット純がしゃべり、文化放送の女性アナウンサーもなじみのないひとが登場していた。

 らじるらじるで、1月3日放送の「東京ポーキュパインコレクション」も聴いた。今回、4回目の放送は、1曲目は「ホンダラ行進曲」、2曲目は「買物ブギー」、そして、3曲目にはなんと、円丈の「恋のホワンホワン」をかけた。ケラが円丈について語るのが意外だった。4曲目はアントニオ古賀の「クスリ・ルンバ」。続いて、松尾スズキの「キレイ」と、自作の「すべての犬は天国へ行く」のサントラからそれぞれ1曲ずつ、それから、「時効警察」のサントラが出ているとは知らなかったが、そのサントラから、麻生久美子が歌う短い曲を3連発。前半最後の曲は、ケラのカバーアルバムから「誰も知らない」をかけた。後半は、NO LICENSE、PANTA&HAL、あがた森魚&緑魔子、ヒカシュー、逆柱いみりの漏電銀座と続き、折坂悠太のアルバム「平成」から1曲、最後は、レインコーツ、スリッツと、洋楽2曲で終わった。

◇ 読書

 部屋で読書も。新年一冊目の読書は、チェーホフの「かもめ」を読んでいた。1998年刊、白水uブックス。小田島雄志の訳で、読みやすいなと思いながら読んだが、あとがきによると、1998年に上演された台本をもとにしてあるそうで、かなり新しい訳なのだ。上演を観たこともなく、なんの知識もない状態で、しかも、戯曲を読むことにも慣れていないが、すいすいと面白く読めた。テーマにも興味をもつ。こうなると、いずれ機会があれば、上演を観てみたくなる。続けてもう一冊、「ワーニャ伯父さん」も読み始める。

 ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 390人になり、一気に増えてきた。沖縄は 623人というから怖い。大阪は244人、神奈川は93人。都市部だけでなく、地方もいくつかの県は100人を超えている。山口県の米軍岩国基地が 182人というのはなんなんだろうか。基地は別扱いになるのか、山口県は104人という数になり、そのうち、70人は岩国市在住だという。

 夜になり、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきた。テレビを観ながら弁当を食べ、ラジオを聴きながらオンライン将棋を指した。いったん眠り、深夜に目覚めて、少し読書をして、朝までにブログの更新をもうひとつ。ただ黙々と、ブログの更新をするだけの人間なのかもしれない。

2021年5月27日木曜日

5月27日木曜日/「日本の喜劇人」を読む(2)

◇ ラジオ・読書

 今日は雨降り。近所の郵便ポストまで、何度か投函に行っただけで、あとは外出はしない。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴いて、続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」も。注文が増えて、悪天候のせいかとも思うが、少量ではデータのとりようがない。ラジオを聴きながら、オンライン将棋も何局か指していた。タイムフリーで、聴きそびれていた月曜の「ズーム」を聴くと、中継コーナーのレポーターが、「志らくさんのお膝元かな、浅草演芸ホールのすぐ近く…」と、変なことを言っていると思ったが、志らく師匠はスルーしている。聴いていると、紹介していた店は、実際に師匠の行きつけの店のようなのだが、それにしても、誤解させるような話の流れだ。しかし、そんなことにいちいちかまわないのが志らく師匠で、だからいろいろな誤解が生じる。

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」の続きを読み進めていた。第二章はエノケン。ロッパとは違い、エノケンとは小林信彦はじかに接している。インテリであるロッパとは正反対に、分析、説明というものがまったくできないエノケンには、批判が通じない。自身の演技、体技に、まるで疑いをもたなかったエノケンのすがたがここには描かれていて、読んでいても、この可笑しさはただごとではない。エノケンといえば、足を切断した不幸な晩年をどうしても思い浮かべてしまい、そのとおり、不幸の連続には違いないのだが、本質的には明るく、可笑しなひとだったエノケンがここからは浮かびあがる。そして、この章には、「動きのコメディアンは、逃げるときに真価を発揮する」というテーゼを始め、小林信彦の体技についての考えが書かれている。晩年にエノケン宅を訪ねたエピソード、喜劇映画の上映会に現れたエノケンのすがたは、小林信彦のそのときの感情も含めて感動的だ。

 ふと思いつき、YouTube で検索してみると、神奈川近代文学館のチャンネルで、小林信彦の講演を公開しているのを見つけた。18分弱のダイジェストだが、2009年に乱歩展が開催された際に、講演していたのだ。この先、小林信彦にじかに触れることはもう叶わないだろうか。

 

◇ テレビ・映画

 「太田光のつぶやき英語」を毎週録画して観ているが、NFT(非代替性トークン)の特集には興味が湧いた。楽天マガジンで、ちょうど、「SPA!」の上原亜衣の記事を目にして、NFTとはなんだろうと思っていたところだった。しかしまだ、意味がよくわからない。そのあとには、感染爆発するインドの状況も特集していた。「笑点」も録画しているが、ついつい観そびれてしまい、数週分をまとめて観たが、「笑点」メンバーをネタにしたナイツの漫才がすこぶる面白かった。

 深夜0時過ぎから、アマゾンプライムで映画を1本。「大草原の渡り鳥」を観る。小林旭と宍戸錠の共演作。「ろくでなし稼業」と同じ、斉藤武市監督作だが、特撮ヒーローものなどはこういう映画の流れにあるものだという感じがわかる。しかし、今の眼で観ると、かっこいい場面も多々あったが、かなり退屈ではあった。深夜3時過ぎに眠る。

2021年5月26日水曜日

5月26日水曜日/「日本の喜劇人」を読む(1)

◇ ラジオ・読書

 昼はラジオ。水曜の「ビバリー昼ズ」は落語応援月間で、今週は、らくごカフェの青木さんがゲストに登場した。三題噺企画は春風亭昇々が担当。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中まで聴き、午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店にも寄る。下の階の無印良品、ユニクロも覗き、夏になる前にTシャツを買っておきたいとずっと思っているが、金に余裕がなく、まだいいかということにする。月末はこんなに余裕がなくなるはずではなかったのに、「決定版 日本の喜劇人」を買ってしまったがために計算が狂ったのだ。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べ、しばらく読書をした。

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」を読み始める。「日本の喜劇人」は新潮文庫版で何度か読みなおしていて、サイン入りが売っていたのでつい買ってしまったが、もともと、急いで読むつもりはなかった本だ。しかし、せっかく買ってしまったのだから、一章ずつ、じっくりと咀嚼して読んでいくのがいいだろうと思う。まずは第一章、ロッパの章を読んだ。改めて付箋を貼りたくなったのは批評家としてのロッパだ。安藤鶴夫を劇評家ではなくエッセイストとして認めていたというところなどに興味をもつ。批評家、ジャーナリストを経て、三十歳に近いときに喜劇人になったという経歴を、改めて確認する。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた「爆笑サンデースペシャル」という番組を観た。なんだかわからずに録画しておいたが、BSフジの開局20周年記念という番組で、BSフジで番組を担当する、中川家、サンドウィッチマン、ブラックマヨネーズ、チュートリアル徳井、スピードワゴン小沢、東京03という11人が、20年をふり返るトークをした。今日放送の「お笑い実力刃」は、関西実力刃スペシャルとして、FUJIWARA、矢野・兵動、テンダラーの3組が登場した。FUJIWARA はともかく、東京のバラエティ番組では観ない、あとの2組の漫才をじっくり放送するこの番組は素晴らしい。スタジオで、無観客での収録というのが今回ははっきりわかったが、それが可能なのも実力者ばかりだからこそだ。来週はいよいよ伯山が登場する。「あちこちオードリー」は、出川哲朗と滝沢カレンがゲスト。「お笑いウルトラクイズ」はシミュレーションもタレントがやっていたというのが出川の話からわかり、現在からすると、その時代のテレビは本当に乱暴だ。リアクション芸は意外と自己責任であることに驚いたという、若林の体験談もあった。

 タイムフリーで聴いた、今朝の「伊集院光とらじおと」は、和田唱がゲストだった。このひとは 1975年生まれの同い年だが、トライセラトップスの音楽にはまるで興味を惹かれたことはなかったのだが、今の年齢の和田唱の話を聴いていると、話しぶりに、初めて好感が湧いてくる。サブスクの時代はこういうときは便利で、Spotify で、さっそく楽曲を聴いてみた。昨年は、トライセラトップスのトリビュートアルバムが出ていたことも知った。

2020年12月18日金曜日

12月18日金曜日/起点

◇ 貧乏暇なし

 今日は昼からの仕事があり、夜に大手町で解散。八重洲地下街のてんやで、天丼を食べた。東京駅のマクドナルドで、読書をしてから帰る。

 笹山敬輔「昭和芸人 七人の最期」を読み終えた。2016年刊。文春文庫。つい先日、小松政夫が亡くなり、そして今年はなんといっても、志村けんの死という事件があった。だいぶ前から手元にあった本だが、読むのは今かという気になった。笹山敬輔というひとは1979年生まれで、自分よりも歳下の書き手に教わることはあるだろうかとも思っていたが、ダウンタウンを起点としてエノケンやロッパを語ってしまうところが新しく、同時に、戸惑いもする。自分とはたった4歳の差でしかないのだが、下の世代の書き手という印象をより強く受けた。

◇ オトネタ大賞

 今日、YouTube でライブ配信されていた、マキタスポーツさんの「オトネタ大賞」を深夜に観た。今年は昨年のようなライブもなく、授賞式でもなく、ハシノイチロウさん、カンノアキオさん(4×4=16)とのトークで、今年の音楽シーンをふり返るような内容になった。告知が直前までされてなくて、カンノさんがここに出ることにもちょっと驚いた。音楽シーンをふり返るといっても、そこは「オトネタ」的な視点になるのだが。音楽雑誌などもそれなりに目を通しているつもりだったが、知らない話が多く、音楽の最前線にまるでついていけてないことに改めて愕然とする。1時間45分ほどの動画。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...