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2021年12月28日火曜日

12月28日火曜日/タモリ・韓国の俳優

◇ テレビ

 やや遅い時間に目覚める。部屋が寒く、腹をこわした。午後、いったん、駅前まで出かけ、銀行で金を降ろし、クリエイトで買いものをして、30分ぐらいで帰ってくる。

 録画していた今日の「徹子の部屋」は、タモリがゲスト。この番組、年末最後の放送はタモリが出演し、密室芸を披露するというのが長らく恒例だった時代があったが、8年ぶりの出演だそうで、ということは、「いいとも」が終わって以降はなぜか一度も出なくなっていたのか。「いいとも」が終わってすぐにヨーロッパ旅行に行ったという話などをして、それから、タモリ初出演時の話になり、そのエピソード自体はこの番組でもおそらく何度も語られているものだ。タモリが出演した赤塚不二夫の番組を黒柳徹子が観ていたという話だが、赤塚不二夫の 1981年出演時の映像(赤塚不二夫・46歳)と、そして、1977年、タモリ初出演時の音声(タモリ・31歳)が流された。このときは「Mr.タモリ」名義であり、タモリもまだ素人で、芸能界でやっていこうか決心がついていない時期だったという。当時のスタッフが今も「徹子の部屋」にいるそうで、打ち合わせのときのタモリがとてももの静かだったという証言も紹介された。

 昨夜の「しゃべくり007」は2時間スペシャルで、これはざっと早まわしで観る。ゲストは出演順に、YOSHIKI、上白石萌音、イ・ジョンジェ、DISH。「イカゲーム」主演のイ・ジョンジェが韓国からの中継で登場し、この部分だけをしっかりと観た。しかし、「イカゲーム」の映像も画像もまったく使われず、しかも、この番組はアマゾンがスポンサーだが、新作映画の告知は流れたので、この宣伝のための出演ということだろうか。イ・ジョンジェは「イカゲーム」の役とはまた違うたたずまいでいて、二枚目風だった。今でこそ、日本の俳優たちもバラエティ番組ではそれに合わせたふるまいをするようになったが、イ・ジョンジェは俳優然としていて、バラエティ的な態度はまるで見せない。そもそも、韓国には日本のバラエティに相当するカルチャーはあるのかどうか。「イカゲーム」を観ていると、ゲームのようなアイデアは、日本だったらバラエティ番組に投入されそうなものだと思う。

◇ 読書

 部屋で読書をする際に、外部の雑音を消したくて、Spotify で自然音などをよく流している。文化放送のASMR特番のポッドキャストをよく使っていて、焚き火特番が読書にはじつに最適なのだが、12月20日には、新作の「雪山特番」が配信されていた。雪を踏みしめて歩く音をえんえんと流しているだけの番組だが、コロナ禍のため、実際に雪山でロケをするわけにもいかないという理由で、ホンモノの雪の音ではなく、片栗粉で再現している音であることが冒頭で説明されていた。片栗粉を手でこねているだけの音をラジオで1時間放送したのだとすると、よっぽど狂気の番組だ。


 片栗粉の音を聴きながら、川柳川柳「ガーコン落語一代」を読み終えた。だいぶ前から手元にあった本だが、亡くなってから読むことになってしまった。川柳師匠の高座は後悔がないくらいにはたくさん観ているが、生の言葉に触れているぶん、改めて本を読もうという気にはなかなかならなかったのかもしれない。しかし、読んでみると、今のコンプライアンスからするとめちゃくちゃなことばかりが書いてあり、今のコンプライアンスなんかが気になる前に、早く読めばよかったと思った。河出文庫、2009年刊。親本は2004年刊。ニッポン放送の特番でインタビューしたのがこの本を出版するきっかけになったそうで、そのインタビューをした塚越孝が解説を書いているが、この本はそのインタビューを書き起こしたものではなく、川柳師匠が自ら原稿用紙に執筆したものだという。「川柳師匠の齢から考えて、存命中の文庫化は無理かもと思っていたからです。」と解説に書いている塚越孝は、2012年に先に亡くなってしまった。

 タイムフリーで、先週火曜放送の「漫才サミットのオールナイトニッポン」をようやく聴いた。パソコンのラジコの地域判定がしょっちゅう狂ってしまい、なぜか愛媛になっているが、この番組は愛媛でも放送されていたので問題なく聴けた。中川家、サンドウィッチマン、ナイツという3組によるこの番組は今回が2回目になる。6人でしゃべっていながら、6人の声が無理なく聴きわけられるというのは驚くべきことだろう。「M-1」の2日後の放送であり、審査員ではなかった、剛、伊達、土屋の点も発表しながら、全組の寸評をしていくのがとりわけ面白かった。剛の漫才評が興味深く、もっとも的確に感じられた。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴きたかったが、この番組は愛媛では放送がなく、あきらめて眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...