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2024年11月19日火曜日

11月19日火曜日/布団は買わない

◇ 音楽・テレビ・雑誌・ラジオ

 Spotify で、谷川俊太郎が訳詩を手掛けた「マザー・グース」のアルバムを聴きながら眠っていた。早朝に起きあがり、いったんゴミを出しに行き、今度はラジオを聴きながらもう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、ヒコロヒーの思い出の雀荘飯を探す「雀荘クエスト」という企画。福田麻貴の実家が雀荘で、ヒコロヒーは福田麻貴と出会うより前に母と出会っていたという。日曜早朝に放送された「立川志らくの演芸図鑑」は、タイムマシーン3号、鈴々舎馬るこが出演。対談のゲストは柳家さん喬。さん喬師匠にとって落語とはなんですかと質問すると「メシのタネ」だって。

 楽天マガジンで雑誌のチェック。「SPA!」では「孤独のグルメ」のトリビュート漫画の企画をやっていて、今週は浦沢直樹が描いている。「エッジな人々」には「THEゴールデンコンビ」のコンビ、野田クリスタルと高比良くるまが登場。去年の「M-1」が盛りあがらなかったというのは出場者たちの共通認識なのか。くるま「視聴者もお笑いに詳しくなりテクニック論を語り、出場者のネタバレも横行した。その結果、決勝が全然ファンタジックな空間じゃなくなって、盛り上がらなかった。」

 「サンデー毎日」「FLASH」の松本の記事にはこれといって新しい情報はなかったが、「週刊女性」にはほかにはない情報があった。「実は、松本さんの裁判終結に関しても、文春サイドとなかなか折り合いがつかない状況に対し、これまで訴訟に関して深入りしてこなかった浜田さんが、松本さんに直接、〝まずはそっち(訴訟)を終わらせるべきじゃないか〟と提案し、結果的に和解へとつながったそう。」という証言をしているのは中堅お笑い芸人なる人物。松本が第一に考えているのはスピードワゴン小沢の進退という記事だが、これについては浜田も「小沢の復帰は最優先で考えないとアカン」と話しているという。あるいは、テレビ関係者の証言によると、「最近も後輩芸人だけでなく、中居正広さんなどの芸能人も含め、旧知の仲間らと自宅で飲み会を開催したそうなんです。そういった場面であれば、裁判の騒動や復帰の話題になりそうですが、単に〝松本さんがめちゃくちゃ面白い話をし続ける会〟になったんだとか。」

 午後はラジオ。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を途中からつけた。ゲストコーナーには、将基面貴巳という「従順さのどこがいけないのか」という本の著者が出演していた。大竹まことよりも、ほとんど小島慶子が聞き手になっている。

◇ 病院

 午後から外出。なにをしていたというわけでもないのに、ずいぶん遅い時間になってしまった。やけに余裕がない。鶴ヶ峰のバスターミナルからバスに乗り、上白根町まで。なか卯に入り、牛あいがけカレーを食べる。730円。上白根病院に着いたのはいつもより少し遅い時間になった。いつもどおり、エレベーターから直接病室に入っていくと、受付のお姉さんが追いかけてきて、面会者の用紙を書くように言われた。母が足を痛めたと言っているのでちょっと驚いたが、本当に痛めたのならこっちに連絡がくるだろうし、どうも疑わしい。通りがかった看護師さんに、足が乾燥していたのでニベアを購入したということを知らされたが、それのことを言ってるんだろうか。今日は珍しく、担当医の先生が病室をまわっていた。向かいのベッドの90歳のお婆さんともお話しする。このお婆さんの話を聴くのがけっこう楽しみになっている。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングのあとには、25歳以下の賞レースで優勝したガングリオンという男女コンビが登場。12時台ゲストは松本典子。今年から活動再開していたとは驚いたな。東貴博は松本典子の大ファンで、ファンクラブにも入っていたそうだ。松本典子は東八郎とは「バカ殿」で共演しているのだ。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を1冊、390円の単行本を1冊買う。横浜から星川に移動し、コーナンで布団を買わなければと思っていたのだが、そういえば、去年、電気毛布を買っていることを思い出し、布団はいったん保留にする。玄関のチャイムも買いなおそうかと思っていたが、これも保留。なにも買わない。星川の駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとクッキー&クリームの三角チョコパイを食べながら、読書をしていく。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 マクドナルドで、山藤章二「「笑い」の混沌」を読み終えた。1991年刊、講談社文庫。親本は1990年刊。これで三部作をすべて再読。ゲストは登場順に、立川談志、なぎら健壱、上岡龍太郎、黒鉄ヒロシ、吉川潮、伊東四朗、せんだみつお、清水義範、亀淵昭信、清水ミチコ、高田純次、井上ひさしという12人。文庫解説は吉川潮。清水ミチコとの対談のなかで、山藤章二が「女とお笑い」というテーマを考え、思いつく「喜劇女優」を互いにあげていて、樹木希林、一谷伸江、楠トシエ、飯田蝶子、清川虹子、松金よね子、久本雅美の名が出ている。山藤「ここ数年でやっぱり大物っていうのは山田邦子でしょうね。」「笑芸の歴史の中でやっぱり革命的な存在だと思いますけどね、山田邦子の存在っていうのは。いち早く女を捨てたっていうのかな、そういう凄味があるんですよ、彼女にね。」 清水「山藤さんがこれからショージョ、笑う女って書いて笑女はたくさん出てくるけれども、山田邦子がその先駆者だったことは忘れちゃいけないって書いていらっしゃいましたね。」 山藤章二が女を捨てたかどうかを問題にしているのはいかにも時代だが、「清水さんは絶対できないと思うんです。またやっちゃいけない人だしね。その同一線上で山田邦子対清水ミチコという比較は論じられないと思うね。だって清水さんの新しさというのは健全な主婦で、母親でね、いい妻が芸をやってるっていう感じがあるでしょう。」

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は「オモウマい店」との合体特番になっていた。名物店主3人が登場し、雛壇の前列に座る。後列にヒロミが座るのが珍しい。シロウト相手だとがんばるさんま。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。太田も出演しているフジテレビNEXTで放送されたタイマーズのドキュメンタリーをきっかけに、清志郎の思い出と、書籍化もされている「COVERS」の特番の記憶を語る。それらが自身のネタ作りと選挙特番に跳ね返る。たっぷり、47分までしゃべっていた。

2024年11月7日木曜日

11月7日木曜日/面会者は用紙を書く

◇ テレビ

 早朝、ブログをひとつ更新してから、ラジオを聴きながら眠る。昼前に起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ひっかかりニーチェ」は男子校女子高は必要かというテーマ。くるまの持論に三谷紬アナが反論し、本気の討論番組みたいになった。今日の「徹子の部屋」は清水ミチコがゲスト。石破茂、河野太郎、小池百合子のものまねを立て続けに披露。徹子さんとの仲がいいやりとり、定期的に聴きたいな。恒例の武道館公演には今度は松尾スズキが岡本太郎の役で出演するそうで、その写真が出される。その流れで、1986年放送、岡本太郎が出演した回の映像も流された。

 午後から外出。つい最近まで夏のようだったのに、あれよあれよという間にずいぶん寒くなった。しかし、服の準備がないからまだ同じような服で出る。冬はどんな服を着ていたのか毎年わからなくなる。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。まず、昼食。なか卯に入り、カツ丼とはいからうどんのセットを食べる。820円。

◇ 病院

 上白根病院に向かうが、30分ぐらい前に着信があることに気がつき、すぐに着いてしまうから折り返し電話せずに直接受付で訊くと、面会者の用紙を書いてくださいというので、なにを言われたのかすぐにわからなかったのだが、本当は面会者はここで用紙を書いていかなければならなかったんだ。そんなことは知らず、今までまったく無視してエレベーターからすぐに病室に向かっていた。着信はそれとは関係なく、相談室のかたからだった。待っているとやってきて、お話があったのだが、区役所に確認しなければならないことができる。病室に入ると、今日は珍しく4床のベッドがすべてカーテンを開けていた。母はわりと元気そう。置いてある歯磨き粉をふと見ると、ほかのひとの名前が書かれたテープが貼ってあり、うちからもってきた歯磨き粉ではない。病室の名前を確認すると、隣りのベットのひとの名前だった。通りすがりの看護師さんを呼び止め、歯磨き粉を見せると、隣りのベッドの歯磨き粉と入れ替わっていたようで、新人らしい看護師さんはなんでもないことのように取り替えてくれたが、しかし、些細なことだけれども気持ちが悪い。

 病院を30分程度で出て、鶴ヶ峰まで歩く。歩きながら、タイムフリーで、先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴く。14時台ゲストは松本明子。83年デビュー組のアイドルの話から始まり、不遇の時代からバラエティでの活躍、果てはキャンピングカーをレンタルする副業や、溺愛する息子について。松本明子のトークのじつに面白いこと。四国の出身だが、中川家に合わせて、その口調は関西弁になった。

 旭図書館に寄り、3冊返却し、また2冊借りていく。そのまま、ブックオフまで歩き、110円のコミックを1冊だけ買っていく。鶴ヶ峰から星川に移動し、イオン天王町のフードコートにて、ひと休み。マクドナルドのホットコーヒーと、三角チョコパイの新商品、クッキー&クリームを食べた。少し眠ってから読書する。

◇ 読書

 図書館で借りている、杉山恒太郎「広告の仕事 広告と社会、希望について」を読み終えた。2022年刊、光文社新書。著者は「ピッカピカの一年生」で知られる電通の広告クリエイター。読み始めてみると、先に読んでいた「応援消費」と同じく、「利他」「ボランティア」について語られている。中身を確認して借りたわけではないのに、これは思いがけない偶然だった。「「利他」とは何か」の中島岳志の文章が引用され、中島岳志の本も並行して読んでいたから、自分の関心でばらばらに選んだ読みかけの本がじつはすべてつながっていたことに興奮があった。文章は平易で読みやすく、二枚目の文章という感じがする。ほかの著書からの発言の引用も多い。最終章は山口周との対談。杉山は「広告批評」とは距離を置いていたが、天野祐吉が亡くなる前にいちばん会っていたのは杉山で、「広告批評」について、天野から「君なら全部渡す」と言われていたという。気になった箇所をいくつか引用。

P41「もっというと「相手の価値観の変容を促す」のがアドバタイジングで、日本の広告はどちらかというとSP(セールスプロモーション)に近い、ということになる。実は僕は、どちらかというと「アドバタイジング」の意味で「広告」という言葉を使っていることが多い。」

P59「この四、五年、コンシューマー(消費者)なんてどこにもいないということがいわれ始めている。「消費者なんていない、そこには生の人間がいるだけだ、人を見て仕事しろ」と。僕はこれが基本だと思う。コンシューマーなんてマーケティング用語に過ぎず、人をコンシューマーと定義するのは、本来、失礼なことだ。自分たちは消費するために生きているわけでも、消費するために生まれてきたわけでもない。」

P61「人間には形式知と暗黙知があって、自分が欲しいものは九〇%ぐらいわかっていないといわれる。消費者は自分が欲しいものを知らないというのと同じことだ。」

P70「彼ら(シドニー五輪のプレゼンコンサルチーム)がいうには、プレゼンテーションというのはボイストーンなんだと。プレゼンテーションは内容ではない。ボイストーンだ、説得力というのは声の質だ。それぞれ、おまえはこのボイストーンの領域で話せと決められ、トレーニングを受けた。それを初めて体験して驚いた。」

P83「「コンテンツ」という言い方は、インターネットが出てきたからだよね。当時、クリエイティブなんて面倒くさいことをする必要はない、コンテンツだから買えばいいんだっていう言い方があった。」

P118「ビジネスに置き換えると、テクニックとはマニュアル化できるものだろう。(略)一方、スキルというのは状況判断なので教えられない。でも、間違いなくスキルがある人とない人がいる。それはかなり全人格的なものだ。」

P178 杉山「アマチュアとはプロになれない人をいうのではなくて、プロになりたくない人のことをいうんだ。話が錯綜しちゃうかもしれないけど、アマチュアといっても素人ではないのよ。プロのアマチュアなんだね(笑)。(略)僕はそれがすごくいいと思っている。良くないのは「えせプロ」。」

P181 山口「(略)マーケティングの手段やスキルを知らないことがアドバンテージになっている、ということなんです。こういうことが二一世紀に入っていろんなところで起こっていると思うんです。「知らない」「スキルがない」ということが競争優位の形成につながっている。このことを僕は「ネガティブ・アドバンテージ」といっています。逆にいうと「ポジティブ・ディスアドバンテージ」でしょうか。」 

 帰宅前、財布からパスモを出し入れする際に、パスモの上のポケットが空になっていることに気がつく。クレジットカードがないんだ。スーパーのセルフレジに置いてきてしまったかと焦ったが、カバンのなかに見つけた。無意識に変なところに入れていた。怖いな。ほぼ毎日使っているものだから、またいつやらかすかわからない。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「NHKニュース7」はアメリカ大統領選の話題から。今夜の「アメトーーク!」は「芸人矢印トーク」の第2弾。モグライダー芝、ジャングルポケット太田、岡野陽一、コットンきょん、きしたかの高野、さらば青春の光森田、ニューヨーク屋敷、ビスケットブラザーズ原田、マユリカ阪本、真空ジェシカ川北というメンバー。さらば森田は川北からどう見られているかを気にしている。宮迫は蛍原の名前を使う際に、いちいち確認の電話がかかってくるという。ブログを途中まで書いてから眠る。夜がいよいよ寒くなってきた。

2024年10月17日木曜日

10月17日木曜日/3日連続の病院

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、ブログを書きかけてからもう少し眠りなおし、それからようやく更新。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・FUJIWARA &シソンヌ長谷川)と「ひっかかりニーチェ」を観る。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングだけオンタイムで聴いた。ミチコさんが行ってきた浅草キッドのライブの話、それから、「爆笑問題カーボーイ」で太田とミチコさんのロケの話をしていたことを話題にする。ナイツもミチコさんも「カーボーイ」を聴いてるんだ。ミチコさんの吉川潮発言にも触れる。塙さんが言うには、「演芸パレード」で、アルコ&ピースが吉川潮に酷評されて怒っていたって。この番組の名前も記憶になかったな。そのあとには「キングオブコント」の話にもなる。SNSからは、西田敏行の訃報が飛び込んできた。76歳。

◇ 病院

 午後から、今日も病院に行く。三ツ境からバスに乗り、横浜旭陵高校坂下まで。先に昼食。なか卯に入り、オニオンガーリックかつおたたき丼を食べた。790円。

 3日連続の病院。昨日は母は麻酔が効いた状態だったから、手術後になるべく早く会っておいたほうがいいと思った。前と同じ病室だが、ベッドの位置が変わり、4人部屋の窓際だったのが入り口側に移っていた。メンバーも変わったようで、94歳のお婆さんはいなくなってしまった。母は手術後の左足の足首から先がひどくむくれてしまっている。それ以外は元気なようにも見えるのだけど、看護師さんに弟だと紹介されることたびたび、息子だと言えばすぐにわかるのかというと、わからないことも増えている気がする。1時間ぐらいで病院を出る。

 今日は病院から鶴ヶ峰まで歩いてみた。歩きながら、タイムフリーで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。パートナーはヒコロヒー。ヒコロヒーは一昨日が誕生日で、35歳に。この番組に初めて出たときは、29歳か30歳だと言っていた。そんなに前だったかな。大竹まことは同世代の高田純次や上の世代の伊東四朗や黒柳徹子が元気だという話をしていたのだが、オープニングの終盤に速報が入り、西田敏行の訃報が伝えられていた。

 鶴ヶ峰のドトールに入り、ひと休み。図書館で何度か借りなおし、ちびちび読んでいた「NFTのすべて」をようやく読み終えた。2022年刊、翔泳社。読み始めたはいいものの、興味が持続せず、理解できないこともかなり多かった。それでも、せっかく読みとおしたのだから、なにかの役に立てばいいんだけども。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は山崎育三郎がゲスト。「NHKニュース7」を観ると、西田敏行の訃報を長めに、5分以上の扱いで伝えていた。

 今日の「ゴールデンラジオ!」の続きを、ゲストコーナーは Spotify のポッドキャストで聴いた。「キングオブコント」で優勝したラブレターズがついに登場。大竹まことは火曜は嬉しそうに話していたのに、本人たちを前にするときびしいことを言う。

 夜、ブログをもうひとつ更新し、深夜にコインランドリーに行ってくる。洗濯中に、聴きそびれていた先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。冒頭のコントが「俺だよ」と言い合うもので、まるっきり友近と春菜のコントのようだ。作家は誰なんだろう。

2024年10月15日火曜日

10月15日火曜日/入院同意書を提出

◇ テレビ

 早朝、ゴミを出してから、もう少し眠りなおす。ラジオをつけっぱなしにしていたら、パンサー向井の番組にラブレターズが出ていたから少し聴いた。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」では、番組最後に石破茂が総理になったことに触れる。そういえば、石破はこの番組に出たことがあったんだ。石破は「演芸図鑑」で観たヒコロヒーのコントに感心していた。

 先週土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」は、ケンドーコバヤシがさんまに初めて会ったエピソードから、それぞれのさんま初対面が語られる流れになった。ホリケンはフローレンス時代に河田町のフジテレビのエレベーターのなかで、さんまはジミー大西と一緒にいた。「ゲスト向上芸人」はマユリカ。フースーヤも活躍。中津川さんはずっとモニター横に出続けている。同じく、先週土曜の「ゴッドタン」は「コンビ大喜利GP」。錦鯉、モグライダー、コロコロチキチキペッパーズというメンバーだったが、もうひと組、体調不良のために出られなくなったコンビの代わりに、急遽、おぎやはぎも参加する。

◇ 病院

 午後から外出。今日はやや暑く、しかし、夏服に戻すのもどうかと思い、パーカーで出る。定期券も切れたから、病院に行くのに今日は三ツ境からバスに乗ることにする。早めに着いてしまい、外は暑いから、相鉄ライフで時間をつないだ。TSUTAYA を覗き、なにか食べておいたほうがいいかと思い、1階のそうてつローゼンでパンを買って食べていたら、かえって時間がなくなってしまった。14時15分のバスに乗るつもりでいたのだが、ぎりぎりに向かったらバスのすがたはなく、もう出てしまったのかこれからやってくるのかわからなかったが、待っていてもぜんぜんこないからもう行ってしまったようだとわかった。下手に時間をつぶしたために、それから30分、余計に待つことになった。ここは始発だからバスは早めに到着するのか、意外と早くやってきたなと思ったバスに乗ろうとすると、降りるバス停を訊かれ、旭陵高校と答えると、旭陵高校は停まらないと言われた。訊いてくれて助かった。そのつぎにやってきたバスに乗る。このバスは空いていた。横浜旭陵高校坂下というバス停で下車。ここはもうズーラシアの入り口だ。少し歩くと病院が見える。

 上白根病院に到着し、先に1階の受付に寄り、入院同意書の提出をする。連帯保証人が見つからないという事情を説明し、代行制度などはないのかと訊ねてみたが、連帯保証人は同居人でもかまわないということになった。自分の名前を書くのだが、勤務先を書かねばならず、「自宅勤務」と書いてみたが、名称を書くように言われ、「ドジブックス」と書いた。「ドジブックス」でよく通用するもんだと思うのだけれども。3万円を支払い、これで同意書が片づき、ひと安心。3階の病室に入っていくと、母は髪を洗ってもらっている最中だった。退屈しているのではと思い、雑誌を買いに行ってくる。下の売店にはめぼしいものがなく、外のローソンまで行って「女性自身」と「婦人公論」を買ってきた。大谷翔平の表紙を見せると、大谷翔平は知っているようだ。今まで思いつかなかったが、テレビを観るよりも、雑誌を読ませるほうが刺激になるのかもしれないな。今日も1時間ぐらい滞在し、17時前に病院を出る。

 今日は中山まで行ってみようと思い、バスに乗るつもりでいたが、余力があるから歩いてしまうことにした。歩きながら、タイムフリーで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。冒頭から武田砂鉄が昆虫食の話をしていて、それが一段落したところで、大竹まことが「ちょっとだけ、ご報告をさせていただいてよろしいでしょうか?」と切り出した。大竹まことからラブレターズの話がたっぷりと語られる。相手が小島慶子と武田砂鉄では不足も感じるが、大竹まことが嬉しそうに語っていたのがとてもよかった。

 中山のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。中山駅から横浜線に乗り、町田に移動。ここでようやくまともな食事。中華一番に入り、肉野菜炒め定食を食べた。810円。町田でもブックオフに寄り、220円の文庫本を1冊、390円の単行本を3冊買う。マクドナルドに入り、アイスコーヒーと三角チョコパイを食べながら、読書をしていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅して、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれ。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・紺野美沙子)を観て、それから、観そびれていた日曜の「NHKニュース7」を今ごろ観る。北口選手の旭川のパレードの様子を伝えていて、北口選手が「サンジャポ」のS字ポーズをしているところがNHKのニュースにも映っていた。

 昨夜から再放送が始まった「プリンプリン物語」を録画しておいた。まずは、第1話、第2話がまとめて放送される。リアルタイムでは3歳から6歳のはずだが、だとしたら観たことがある可能性もあるけど、まったく記憶にない。しかし、この人形劇の面白さって、おとなにならないとわからない部分もある。初めてきちんと観て、あまりの面白さに驚いてしまった。「表記・表現は可能なかぎり当時のままにしています」というテロップが出たが、「アル中テレビ」というネタにいきなり笑わされる。メタな演出もすごい。人形劇に生身の演者も登場し、三波豊和がテレビスタッフの役で出てきた。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。「お笑いの日」の太田乱入の裏話。それから、「デララバ」で清水ミチコとロケをした話もする。ミチコさんから吉川潮の名前が出てきたというのが可笑しい。ラジオを聴きながら、深夜2時過ぎには眠る。

2024年10月3日木曜日

10月3日木曜日/人間は不完全な生き物

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 早朝に起きあがり、ブログを更新しようとするが眠くなり、2時間ぐらい眠りなおしてからようやく更新する。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「おむすび」を観て、それから、火曜に放送された「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・岸井ゆきの)を観る。火曜の「NHKニュース7」も観そびれていた。この日は石破茂が第102代総理大臣となり、1時間の拡大放送だった。楽天マガジンのチェックをすると、「週刊新潮」に王楽が七代目円楽襲名という記事がある。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、ミチコさんがさっそく高市早苗のものまねをやっている。

 夕方から外出。昨日買った眼帯はつけ心地が悪く、代わりに目の下に絆創膏を貼ってみたら、紫に変色した部分はだいぶ隠せるからこれで外出してしまおうということにした。視界を狭めた状態で外出するほうが怖い。胸もじわじわ痛くなり、うつぶせの姿勢でいると苦しくなる。今日は朝から雨降り。この時間には止んでいたが、傘をもっていく。なにも考えずに半袖で出てきたら、ちょっと寒い。

 二俣川に出て、南口の日高屋に入る。中華そばと餃子のセットを食べる。670円。西友のイタリアントマトに入り、読書してから帰る。

 夜に帰宅し、まず先にブログの更新をもうひとつ。それから、読書の続き。「山藤章二のブラック・アングル25年 全体重」を読み終える。2002年刊、朝日新聞社。古本屋で安く売っているのを見つけて、めったに見ないかと思って買っておいた本。重い、厚い。「ブラック・アングル」25年間の傑作選が収録されていて、すいすい読めるかと思っていたが、ひとコママンガをじっくり読もうとすると、なかなか情報量が多い。傑作選のあとには全作品が小さいサイズで掲載されているページもあり、これもざっと眺めるだけでは惜しく、老眼だからメガネを外し、見えるかぎり、じっくりと目を通した。問題となったあの「虱の党」の回は、ウィキペディアで掲載号も確認したが、この本には未掲載だった。すでに出された単行本に収録された解説もすべて再録されている。井上ひさし、山口瞳、星新一、筒井康隆、三浦雅士、糸井重里、飯沢匡、長部日出雄、景山民夫、天野祐吉、岡崎満義、清水義範、赤瀬川原平、猿谷要、古舘伊知郎、ナンシー関、加藤芳郎、山田太一、テリー伊藤、太田光、佐高信、町田康、ねじめ正一という錚々たる書き手が並ぶなか、1998年の時点でここに太田光を連ねたのは改めて慧眼ではないか。「人間は不完全な生き物であり、その不完全さは、滑稽で、その、不完全で滑稽な人間の起こす出来事は、たとえそれがどんなに深刻な問題でも、ある角度から見れば、必ず笑ってしまえるモノである。その角度こそが、ブラック・アングルなのだと、私は思う。」というこの部分には、むしろ、太田の考えがよく表れている。一昨日の「カーボーイ」で語っていたこともここには書かれていた。「山藤さんが、その絵を描いた時、どんな気持ちであったかは、いつも絵の隅っこにいる、小さな山藤さんが、どんな態度をとっているかで、少し想像出来る。その態度に山藤さんの意志が感じられる。」「談志師匠のガンの手術が成功した時には、お馴染みの談志師匠の絵の隅に、小さな山藤さんが、綺麗な花束を持って登場している。でも、その目は花の陰に隠れて見えなくなっている。それを見ると、談志師匠に対する、山藤さんの思いが伝わってくる。」

 夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。4月に放送された「永野と見る怖いコント」をまだ観ていなかった。「ネット上の「怖いコント御三家」」というのがあるというのを知らなかったが、この番組によると、バナナマン「ルスデン」、ラーメンズ「採集」、千原兄弟&渡辺鐘「ダンボ君」がそれだという。この番組は永野がコントの映像を観て、それについて語る。永野の批評性が際立つ番組だ。まず初回は、かもめんたるの「砂浜店長」というコントだった。永野はう大を「冷たい熱帯魚」のでんでんと並べる。「ちょっと戯曲感が臭うっていうか」「下北の劇団とかとの付き合いを切ればいと思いますね。」「戯曲の評価が足引っ張ってるコンビかなと思いましたね。」「もうちょっと田舎のひととかも笑わしてくれよって思いました。」 2回目は、元祖いちごちゃんの「公園」、ニッポンの社長の「夫婦」というコント。第3回はガクヅケの「令和の怪物」、鬼ヶ島の「大好きなお母さん」、第4回はサツマカワRPGの「練習」、トンツカタンの「気づいて」。第3回での永野のコメント「「怖いコント」っていう歴史が、じゃあ、初回にやった伝説の3本あたりからはっきりと始まったとすれば、90年代あたりから。あのね、鬼ヶ島とかもめんたるはまだうまく使いこなせてなかったのかなというか。若いやつらって、もっと無邪気にやってますね、「怖いコント」っていうのを。」

 続けて、7月から始まった新番組「永野&くるま クレバーなクレーマー」もようやく観る。テレビ朝日に届いた視聴者の意見を「クレバーなクレーマー」なのか「ただの言いがかり」なのかを永野とくるまが判定する。投稿者に連絡し、この番組で使うことはきちんと承諾を得ている。9分の番組なのに収録時間が45分。ときどき、1.75倍速にして放送していく。

 そして、今週水曜から始まった新番組が「永野&くるまのひっかかりニーチェ」。視聴者から届いた「なんだか妙にひっかかること」についてトークする番組。出演者は、永野、くるま、三谷紬アナの3人。シンプルにトーク番組になるのだとしたら面白そうだ。お互いを認め合う始まりかたに「松本紳助」がよぎる永野。初回は「陰キャ」について。番組最後の1分に「本編とバランスをとる時間」というのがあり、ここにだけケムリが出演する。ナレーターは岩井ジョニ男。

2024年9月8日日曜日

9月8日日曜日/ベネチアにいるたけし

◇ ラジオ・テレビ・YouTube

 朝、ラジオをつけていたら、「ONE-J」のゲストが清水ミチコだった。本仮屋ユイカは清水ミチコのファンのようで、どうやら木曜の「ビバリー」も聴いているし、清水ミチコの著書に書かれていたことも話題に出していた。室井佑月の通訳までこなしていて優秀だった。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「NHK短歌」は9月の第2週目、書道家の根本知がゲスト。今年度はずっと「光る君へ」を題材にしているのだが、どうも興醒めする。俵万智はドラマの細部まで楽しそうにしゃべっているが、ヒコロヒーは観てるのかな。

 昨夜の「Nキャス」を観ていると、首都圏の冠水の特集があり、雨水と汚水が分かれる分流式と合流式というのがあって、東京23区はほぼ合流式なのだという。これが大雨であふれ出しているのか。ノルウェーの王女が霊媒師と結婚したというニュースも気になり、このデュレク・ベレットというひとのインスタも見てしまった。

 今朝の「サンデージャポン」には、やす子、ゆうちゃみ、磯山さやか、石田健らが出演。自民党総裁選の話題から始まる。良原アナが街頭演説中の小泉進次郎を直撃取材。進次郎の出馬表明記者会見では記者の失礼な質問があり、エックスでも話題になっていたようだが、田中龍作というこのジャーナリストの失礼な質問がむしろ進次郎の評価をあげることになっている。それを読めないというのは救いようのない鈍さだ。進次郎のものまねをするかずみんがVTRに登場すると、やす子だけがかずみんに大きく反応する。スタジオでは、岸博幸、政治部デスクの川瀬善路が解説。続いての話題は、兵庫県の斎藤知事のおねだり疑惑について。パワハラはともかく、おねだりはどうでもよくないか。そのあとの闇バイト連続質店強盗事件のニュースには驚く。神奈川県郊外でこんな事件が起きているのか。小川泰平が現地を取材する。最後は「24時間テレビ」のマラソンを終えたやす子の特集があった。「東京の母」こと、あっぱれ婦人会の天野さんがVTRに登場する。あっぱれ婦人会を解散し、今は「純喫茶・ウバ」という新コンビを結成しているようだ。

 YouTube で、たけしのベネチアの会見を観た。浅野忠信と大森南朋に挟まれて座り、たけしは記者の質問に答える。たけしはチャットやインターネットをかなり見ているようで、今度の新作はインターネットの間になっているというようなことを話していた。コメディ映画に関する質問が出ていたのも興味深く、発言していた名前は誰のことだかよく聴きとれなかったが、ベネチアだからそう答えたのかもしれないが、ヨーロッパのコメディをよく観ていることがこの受け答えからは推察できる。会見が終わったあとにはサイン攻めにあっていた。ベネチアのファンたちがうらやましい。日本のほうがむしろ、サインをもらう機会なんてあるものではないよ。


 午後から外出。吉野家に寄り、月見牛とじ丼を食べる。688円。月見牛とじ丼は二度目。二俣川まで歩き、直配できるものがひとつあったので、グーグルマップを確認しながら南本宿町のほうまで行ってきた。行ってみるとまたわかりにくいお宅で、ほかの家に囲まれた真ん中にそのお宅はあって、家は見えるのだけど、どこから入っていっていいのかわからない。まごまごしていたら、近所のお婆さんが声をかけてくれて、入りかたを教えてくれた。助かった。

 二俣川駅に戻ってきて、ドトールに入り、ひと休み。読書をしてから帰る。行き帰りは歩きながらタイムフリーでラジオを聴いた。木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」はパートナーがヒコロヒーだった。ヒコロヒーが履いていたひざが破れたジーパンを、大竹まことにファッションとしてずれているのではと言われていた。砂山アナにはひざがきれいだと褒められていた。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「笑点」の演芸は母心。和装の女装をする以前のスタイルにまた戻ってしまったんだな。

 今朝の「ワイドナショー」は、森泉が初登場のほか、田村淳、ヒロミ、呂布カルマが出演。自民党総裁選、立憲民主党代表選をまとめて扱い、それから、川崎の路上ライブの騒音問題、令和のコメ騒動、兵庫の斎藤知事のパワハラ問題など。最後は、パリ五輪 3000メートル障害の三浦龍司選手がスタジオに登場。

 今夜の「だれか to なかい」は西島秀俊と三谷幸喜がゲスト。まずは西島秀俊が登場する。ムロツヨシとは東京アクターズスタジオ出身という共通点があった。オーディションに受かると無料になるのだが、ふたりともそれには落ちて、有料コースだったという。番組開始10分ほどのところで、もうひとりのゲスト、三谷幸喜が登場。三谷は中居正広とは萩本欽一と3人で対談したことがあったようだ。「古畑任三郎」の「黒塗りの件」というのも知らなかったな。西島秀俊は影響を受けた人物として、真っ先にたけしの名をあげ、「首」の撮影現場の話が語られる。三谷からは「ビートたけしのつくり方」のエピソードが出た。最終回にたけしがなかなか現場に現われず、プロデューサーからは「おうちにオバケが出たらしくてきません」と言われたという。腹が立った三谷だったが、打ち上げの席で先に帰ろうとした三谷を見つけたたけしが立ち上がり、「おう」と手を挙げてくれた。三谷はそれに感動したという。西島秀俊からは「首」のオファーの話もあり、バラエティ番組の廊下で会ったたけしに「聞いてる?」と言われ、「あっ、なんとなく」と答えたら「頼むな」「はい」という会話があり、それだけだったようだ。中居が三谷に「たけしさんと対談してほしいなあ」と言うと、西島がすかさず「変なこと言っちゃだめですよ」と三谷を注意した。

 深夜になり、ブログの更新をひとつ。Netflix で「サンクチュアリ」の続きを観てから眠る。

2024年5月29日水曜日

5月29日水曜日/ブックの日は蒲田から

◇ 雑色・蒲田・糀谷・鶴見

 朝から都内に。どうも疲れがとれず、あたまがしゃきっとしない。電車内では、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで聴いた。太田が事務所に届いていた2冊の本の話をする。Aマッソ加納の小説について語ったあと、もう1冊、玉袋筋太郎「美しく枯れる」について語り始めた。爆笑問題がふたりそろって、玉袋の本を茶化しながらも弱っている玉袋にエールを送っているかのようだった。笑いながらも感動してしまったな。そのあとには太田の「芸人人語」の新刊、高田先生のこれから出る本の話にもなった。

 京浜急行の雑色に用があり、昼は蒲田のほうに歩く。東口を適当に歩き、華香楼という店に入り、ランチメニューのきくらげ・豚肉・たまごの炒めセットを食べた。750円。

 今日はブックの日なのだが、アプリのクーポンが150円引きになってからはモチベーションがだいぶ下がってしまっている。無理のない範囲でまわろうと、まずは蒲田のブックオフに寄っていく。先客にビームせどりの女。連中こそ、ブックの日にせどりをしたところでなんの旨みがあるのかと思う。110円の文庫本を3冊買い、蒲田から糀谷に歩いていく。

 2店目は糀谷のブックオフ。120円の文庫本を1冊、230円の単行本を1冊買う。ここの価格設定はなぜか通常より10円高く、こんな店舗は糀谷のほかに知らない。糀谷から京浜急行に乗り、京急鶴見に移動する。眠くてたまらない。ベローチェに入り、ひと休み。少し眠ってから読書をする。

 ベローチェで、清水ミチコ「カニカマ人生論」を一気に読んだ。2022年刊、幻冬舎。200ページ以上ある本を中断せずに一気に読んでしまうのは、自分としてはとても珍しい。飽きるポイントがまったくなかった。内容はミチコさんの自伝的エッセイ。子ども時代のこと、家族のこと、友だちのこと、先生のこと。思春期になると桃井かおりや矢野顕子のファンになり、タモリの追っかけを始める。のちにはバイト時代の縁から芸能の世界に入っていくのだが、この本は半分以上は芸能界に入る前のことが書かれていて、そも部分がまたとても楽しかった。さくらももこにも似たものがあるだろうか。子ども時代のことなどは、切ないようなことを書いていても、可笑しさとかわいらしさがある。ときどき脱線して、最近の話をして戻っていったり、まじめなことを語るようなところがあっても、そのまじめに語る調子が可笑しい。この本にもこういうエピソードがある。ミチコさんは小学生のころ、育ての母だったひとに、学校であったあたまにきたことをああだったこうだったとぶつけていたら、あなたがカンカンに怒っているときは可笑しいといって母は笑ってしまったという。小学生のミチコさんは、私が怒ると面白いのかと妙に納得したという。

 立ち食いそばの「ういーん」の前を通ると、なかががらんとしている。閉店してしまったのか。ツイッターを検索してみると、正確な情報はわからないが、4月にはもうこの状態だったようだ。この店に入ったことは、結局、一度だけだったかな。鶴見の西口に移動し、今日3店目のブックオフ。220円の文庫本を3冊買っていく。

 二俣川のドン・キホーテに買いものに寄り、ついうっかり、いつものくせでビニール袋を買わなかったが、古本も買っていたからカバンに余裕がないのだった。苦心して、買ったものすべてをなんとかカバンに収めると、パズルを攻略した気分になる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ると、優三さん(仲野太賀)が死んでしまって重苦しい展開になるのかと思いきや、岡部たかしが情けない本音を家族にぶちまける展開が可笑しい。そこからもうひとつコメディがあり、この父もあっさりと死なせてしまった。このドラマは死の扱いかたがすごい。

 今日の「徹子の部屋」のゲストは洞口依子。17年ぶりの出演。29年前、1995年に放送された初出演のときの映像が流れ、この時は30歳、さすがにきれいだ。20年前、2004年に出演した回の映像では、癌になったことを語っていた。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に中村獅童が登場。昨日は「徹子の部屋」にも出ていて、この番組にも出ていたんだな。そういえば、中村獅童と香取慎吾は、三谷幸喜の「HR」で共演していたんだった。獅童の息子たちの初舞台の稽古に密着した映像が流れる。

 少し眠り、深夜になってからコインランドリーに行くと、いつも使っている400円の洗濯機に調整中の札が貼りつけてある。なんという間の悪さだ。出なおすのもめんどうだから、倍額、800円の大きい洗濯機を使うことにする。だったら、もっと多めに洗濯物をもってきてもよかった。悔しいから乾燥機は使用せず、すると、当たり前だけども、水を吸ったままの洗濯物は重いのだ。帰ろうとするときには、もう夜が明けかけていた。

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2024年5月9日木曜日

5月9日木曜日/肌寒い日が続いている

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝、つけっぱなしだったラジオから、ヤーレンズとさや香の会話が聴こえる。「#ふらっと」は隔週木曜にヤーレンズがパーソナリティ。今日のゲストはさや香。ラジオを消して、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」は、寅子がついに高等試験に合格、日本初の女性弁護士が誕生する。仲野太賀の優三さんの名前はなかった。明暗が分かれる切ない場面。

 昨夜の「紙とさまぁ~ず」は鳴海唯がゲストの後編。「寒いからベンチコート持ってきて」とマネージャーに言ったら、電子レンジを持ってきちゃったときのノリツッコミを録音してもらえませんかというお願いに、きっちりと実演してみせる。「誰が冷めきったスープや」というセリフが絶妙。先週のものまねしかり、コメディセンスが素晴らしいな。「さまぁ~ずを分析すると?」というこの番組ではおなじみの質問では、今までのゲストのなかでは過去イチでたっぷりと書いてきた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では藤田晋の新連載が始まる。「週刊新潮」には、小柳ルミ子のインスタ投稿が「エフェクト論争」を呼んでいるという小さい記事があったが、検索してみても、どこでそんな論争が起きているのかまるでわからなかった。「カーサBRUTUS」は「新しい東京」という特集。新しい学校のリーダーズが、麻布台ヒルズや東急プラザ原宿、歌舞伎町タワーなど、東京の新名所で撮影している。

 午後から外出。もうこのまま暑くなっていきそうな時期が少し前にあったが、思いのほか、肌寒い日が続いている。まず、二俣川に出て、銀行に用があり、それから今度は横浜に移動。東口のドトールに入り、しばらく読書していく。

◇ 読書

 図書館で借りている「作家と楽しむ古典」の2巻を読み終えた。2018年刊、河出書房新社。池澤夏樹編集「日本文学全集」の訳者たちのよる連続講義を書籍化したもの。堀江敏幸による「土左日記」、中島京子による「堤中納言物語」、酒井順子による「枕草子」と、面白く読んでいくが、「方丈記」の高橋源一郎があいかわらず寒々しく、つまらないことをさも面白いことのようにしゃべっている。ジジイだから感覚が時代遅れとしか言いようがない。「徒然草」の内田樹も謎の人選だと思ったが、これは意外と面白く読んだ。

 平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊買う。跨線橋を渡り、西口に移動。ビブレのブックオフにも寄り、こちらでも110円の文庫本を1冊だけ買う。それぞれ、アプリのクーポンを使うから、本当は10円ずつ。ポイントで払い、1円も使わない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は中村雅俊がゲスト。撮影に遅刻して、裕次郎を待たせたエピソードなどをしゃべっていた。孫娘がもう高校生なるという。もうひとつ、日曜に放送された「ボクらの時代」は、中村雅俊、榊原郁恵、小川菜摘という顔合わせ。渡辺徹がつないだ縁があり、榊原郁恵はもちろん、中村雅俊は文学座の先輩、小川菜摘は文学座の同期。小川菜摘によると、六十のお爺ちゃんなので、浜田は家のなかでは滑舌が悪いらしい。

 タイムフリーで聴いた今日の「ビバリー昼ズ」では、清水ミチコがまた沖縄の所ジョージの別荘を借りた話をしていた。プライベートビーチもあるというからすごいな。また別の話では、浅田美代子、中園ミホ、古市憲寿らと食事をしたという。そこに同席していた大空幸星というひと、「モーニングショー」や「朝まで生テレビ」に出ている25歳の若いひとだそうだが、中学生のころから木曜の「ビバリー」を聴いているんだそうだ。その時代はもう高田先生が倒れたあとになるのかな。

2024年5月2日木曜日

5月2日金曜日/保険の説明

◇ テレビ

 今日から配信された「電気グルーヴ35周年の歌」を、さっそく、朝からくり返し聴いている。立て続けのリリース、素晴らしい。

 午前中は録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「NHKニュース7」では、栃木県那須町の死体遺棄事件の実行役として、若山耀人というハタチの元俳優が逮捕されたというニュースがあった。検索してみると、ワタナベに所属していて、大河ドラマにも出ていたことがあるのだ。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、前半は「ハニートラップネタばらし後に「今度はホントに…」と誘えば連続で食らわせることも可能説」。お見送り芸人しんいちが仕掛けられる4連続ハニートラップ。最後にあからさまなドッキリをするダメ押しがこの番組ならではのしつこさだ。仕掛け人の三輪晴香という女優を覚えておきたくなった。後半は「「工業哀歌バレーボーイズ」を読んでバレーボール部に入った人もいるにはいる説」。スポーツ経験者1万人以上にアンケートを実施すると、マンガがきっかけでスポーツを始めたひとが全体の14パーセントに及ぶ。ボクシングは「あしたのジョー」、野球は「巨人の星」。番組内でも指摘されていたが、梶原一騎の影響力がすごい。バスケは「SLUM DUNK」、サッカーは「キャプテン翼」が圧倒的。追跡調査の結果、「工業哀歌バレーボーイズ」がきっかけのひとをなんとかひとり発見して終わった。

 昨夜の「あちこちオードリー」のゲストは銀シャリとさや香。オードリーが意外と銀シャリに先輩風を吹かしている。昨夜の「紙とさまぁ~ず」のゲストは、鳴海唯というまったく知らない若い女優さんだった。英会話CDのものまねの完成度が高い。

◇ 二俣川

 午後、母を連れて外出する。今日は母のほうが仕度が早いくらいで、時間に余裕をもって出られた。保険の説明を受けるため、二俣川の旭郵便局まで。ドラッグストアに寄り、飲みものを買っていく時間もあり、旭郵便局には、約束の14時よりも15分早く着いた。先週、うちの地域の担当だという郵便局のひとがいきなり訪ねてきて、高齢者のお宅を中心に様子を見るためにまわっているという。今日の約束はそのときに決まった。1階の窓口に訊き、待っていると、その担当のおじさんがやってきた。いったん、建物の外に出て、別の入り口から入り、階段で3階まであがる。エレベーターもないような古い建物なのか。3階の小部屋を案内され、そこで細かい説明を聴いた。

 二俣川駅まで戻り、この機に母に必要なものをいろいろと買ってしまいたかったが、歩くのがつらそうで、あんまり連れまわせない。前傾姿勢でふらふら歩くから危なっかしい。帰宅は夕方になる。くたくたに疲れてしまい、部屋に戻り、横になる。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、今日の午後にニッポン放送で放送されていた加藤和彦の特番を聴く。映画「トノバン」の公開に合わせた特番。上柳昌彦が進行役を務める。清水ミチコがコメント出演していたが、そういえば、フジコ・ヘミングの訃報があったが、今日は「ビバリー昼ズ」は祝日の特別番組のためにお休みで、放送があればミチコさんのものまねが聴けただろう。この特番は生放送だが、コメントは事前に収録されている。森山良子、イルカのコメントもあり、番組後半にはきたやまおさむのインタビューがたっぷりとあった。近刊の「「むなしさ」の味わい方」の話から、「間」というものが今はないと書かれている部分に上柳昌彦は注目し、加藤和彦はまさに「間」というものをなかなか噛みしめることがしにくいひとだったのではと問うた。きたやま「そうですねえ、あの映画を観て、ああやっぱりこいつはああいう死にかたをせざるを得なかったのかなあ、っていうのがよく出てるように思いました。だからそういう意味では、逆算すると、ふり返ると、今、私が問題にしているようなその、むなしい、っていう思いを嚙みしめることが苦手なひとだったなあと思うんですよね。むなしいよねえって、人生ってそういうもんだよねって、語り合えればよかったなと思ってますねえ。」「彼は非常に高い、あるいは強い「ご期待応答力」をもっていたひとだと思うし、まあ、これは本当に公私にわたるつきあいなので、最後のあたりでは、そのみんなの期待に応えられないという限界みたいなものが見えてくるプロセスが、まあ、あるんですよね。それは若さが、少しずつ新鮮味がなくなっていくみたいな。あるじゃないですか、身体的に変化しますしねえ。こういうプロセスをつらく感じてたみたいね。うん、つらそうだった。僕ら、大阪のお笑いの影響を受けていたぶん、笑いのフォークルとかって言われて、ふざけとか、ギャグだとか、冗談だとか、パロディだとかっていうのが大好きで、それでみなさんに喜んでもらった、お笑いのバンドだったですよ、僕らは正直言うとね。で、やっぱりその応答力がなくなっていく。あるいは、僕はむしろ、今、そういうふうに問われて思いましたねえ、もともとお笑いであったし、そして同時にシリアスな「イムジン河」だとか「悲しくてやりきれない」のようなものを出すこの両面性をもってるのがフォークルだったのに、だんだんだんだんなんかこれを統一しなきゃいけないとか、なんかこうロックだとか新しいもので、そこをまあ、両面合わせもつみたいな世界を狙っていったところがますます苦しくなってって、僕はあのときに、冗談音楽もう一回やればよかったのにと思うぐらいの瞬間もあったね。」「私に対する批判としてね、これはもう究極の私のむなしさなんですけどね。加藤くんをどうして精神科医として治せなかったのかっていう問いがあるじゃない? これは永遠に私を…、追究するんですよ。で、まあ、それはもうこのごろの誹謗中傷の時代だから、クチコミを見れば、書いてある。それ…、私も考えるわけですよねえ。で、私がついていながらどうしてあんな最期になったのか。でも、ほんとに、弁解ばっかりしてるところがあるけれども、弁解のひとつは、友人や家族は治療できないんですよね。まあ、ルールというくらいになっている原則ですよ。それは情がからむからなんですよね。やっぱり、死にたいっていう気持ちを日常生活で、友人の間柄で、聞くっていうのはほんとに難しいことですよねえ。むしろ隠すじゃないですか、心配させたくないとかっていうので。でも、あのひとはそのあいだもちゃくちゃくと準備をしてた、最後の遺書読むと。だから…、まあ、つらいですよ、この思いはね。なんともいえないこの矛盾というか、ざわざわした気持ちが私の心のなかに残る。でも、これはしかたがなかったんだ、と言い聞かせるしかないみたいな思いは、自分の心のなかに起きるときって、ああ、むなしいなと思うよね。答えがないから。どうしていいのかわかんなくなるから。」

 夜になってから、また改めてスーパーまで買いものに行ってきた。叔父にも電話しなければならず、長引かせても厄介だから、しょうがないから電話する。お寺からは返信のメールをいただく。やけに忙しい。録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・加藤和也&石井ふく子)を観て、それから、ブログの更新をしようとするが、あたまが痛くなってだめ。加藤和彦特番を聴きなおしながら眠った。気疲れがひどく、いくらでもだらしなく眠れる。何時間眠っているのかさっぱりわからない。

2024年1月5日金曜日

1月5日金曜日/ダークヒーロー

◇ 等々力

 今日は朝から都内に。まだ正月のような気でいるが、電車は意外と空いてはいなかった。電車内では、タイムフリーで、年末30日に放送された「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。この日は生放送ではなく、事前収録だ。「M-1」のふり返りに長く時間を割いていた。SNSからは篠山紀信の訃報を目にする。

 大井町線の等々力に用があり、その後は、上野毛のブックオフまで足を延ばす。青い看板のブックオフ。正月のウルトラセールのあとなのに、なぜかいい本がごっそりと残っていた。110円の文庫本を2冊、新書を1冊、220円の文庫本を5冊買っていく。これが2割引きで買えればよかったのに。等々力駅に戻り、ここで昼食にする。すき家に入り、にんにく白髪ねぎ牛丼を食べた。640円。

 等々力のドトールで休んでいくつもりでいたのだが、電車が混む時間にぶつかるのもいやだなと思い、空いているあいだに横浜に戻ってきた。西口の有隣堂を覗き、「フリースタイル」のマンガ年間ベストを立ち読みしていく。横浜でもそれ以上は時間をつぶさず、街はごみごみしているから早く帰ることにする。しかし、年が明けてから、読書の時間をまだ満足に得られていない。

◇ ラジオ・テレビ・映画

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。新年最初の放送。高田先生が、清水ミチコの武道館公演を話題にしていた。「ブギウギ」のネタから、最後に中納良恵が登場したんだ。すごいな。エンディングには志らく師匠が登場。CM中には、つまみ枝豆と水道橋博士があいさつにきていたようだ。

 ブログをひとつ更新してから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」はで、茨田りつ子(菊地凛子)が特攻隊員たちに「別れのブルース」を歌う場面と、福来スズ子(趣里)が慰問先で「大空の弟」を歌う場面があった。今日の「徹子の部屋」は「おっさんずラブ」に出演する田中圭と林遣都がゲスト。田中圭が林遣都の印象を訊かれ、「チワワ」から「ドーベルマン」に変わったという、その言葉がフリップになっていてそれを出した。この番組で、トークのためにフリップが用意されているのを初めて観た。NHKの「ニュース7」は今日も能登半島地震のニュース。死者は94人に。そういえば、石川県の知事は馳浩だった。篠山紀信の訃報もここで改めて確認する。83歳、老衰か。

 年末に放送された「人志松本の酒のツマミになる話」を観そびれていた。松本と千鳥が福岡の屋台でゲストを迎える特番。最初のゲストには黒木瞳が登場、そして、二番目のゲストには椎名林檎が登場した。椎名林檎と松本の顔合わせが気になり、録画しておいたのだ。黒木瞳も椎名林檎も松本とは初対面のようだ。しかし、椎名林檎はおよそ30年前、中学生のころに松本たちとラーメンを食べたことがあるという。同級生の家がラーメン屋をやっていて、その店に松本たち、今田や東野も来店し、華丸大吉やおたこぷーらがアテンドしていたという話だった。椎名林檎は松本をダークヒーローと表していた。番組はその後、松本、千鳥が忘年会の場に移動し、カンニング竹山、バカリズム、小峠英二、村重杏奈という福岡にゆかりのあるメンバーが参加する。最後はまた屋台に戻り、ゲストに山田孝之が登場。ここでは演技に関するなかなか面白い話をしていた。

 松本問題にも進展があり、被害者とされる女性がお礼のメッセージを送っていたとするLINEの画像を「女性自身」が公開し、松本本人がそれをスクショして「とうとう出たね。。。」とポストした。合意の動かぬ証拠というつもりだ。松本も小沢も、自分たちの行為がまさか性加害だったとは思いたくないのだろう。しかし、この松本のポストに対する引用ポストはおおむねまともな反応のようである。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。今夜もルネ・クレールの監督作から「巴里祭」を観る。ルネ・クレールでは、いちばん知られているのはおそらくこの作品になるのだろうか。恋愛ドラマだから入り口にはなりやすいだろうが、しかし、ルネ・クレールはどうもコメディのほうに本質がある気がする。

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2023年12月22日金曜日

12月22日金曜日/失った財布の中身は

◇ 生活

 早朝から少し眠り、朝のうちにマイナンバーカード紛失の問い合わせをする。保留音がハードロックみたいなギターがうるさい音楽だった。昨夜は財布を盗まれるという災難に遭い、財布の中身を思い出しながら、なにをどうしたらいいんだろうかということをそれぞれ考え、クレジットカードを停めなければならないということはすぐに思いついたが、マイナンバーカードと保険証を入れてあったのが厄介だ。身分を証明するものをいっぺんに失ってしまった。そうしょっちゅう必要になるものでもないから、普段は別のケースに分けて入れてあったのに、少し前に必要なことがあったから、たまたま財布に移したままになっていたんだった。これも不運のひとつ。

 録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の金曜日は年内最後。最後まで聴いて、午後から外出。無一文になり、しかたがないから母に一万円を借りた。まず、駅前の銀行に寄り、キャッシュカードを利用停止にしてもらう。二俣川まで歩き、今度はPASMOを停止してもらう。停止するにも身分証が必要だったが、古い保険証がまだとってあったから、なにも言わずにそれを見せたら、それですんなりと手続きをしてもらえた。昨日はじつは横浜駅でもPASMOについて訊ねたのだが、二俣川の駅員とは話に食い違いがあり、どうも釈然としない。それにしても、二俣川の駅員はじつに態度が偉そうだった。

 ドン・キホーテに寄り、新しく財布を買う。今まで使っていたものとなるべく似たような財布を選ぶが、値段はいちばん安いものにした。今までの財布は自分で買ったものではないから値段は知らない。ポケットに入れてみると、サイズは今までのものよりもやや小さいようだ。しかし、後ろポケットに入れるのはもう怖いな。上階のサイゼリヤに入り、昼食にする。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。850円。少し眠くなり、今日は財布をカバンのなかに入れてから眠った。これを習慣にしなければならない。

◇ 読書

 サイゼリヤで、しばらく読書をしていく。図書館で借りていた、西澤千央「女芸人の壁」を読み終えた。2022年刊、文藝春秋。文春オンラインで連載されていた「女芸人」のインタビュー集。登場順に、加納愛子、鳥居みゆき、山田邦子、中島知子、ホルスタイン・モリ夫、青木さやか、日本エレキテル連合、清水ミチコ、薄幸。ウェブ連載では上沼恵美子にもインタビューしていたが、この本には未掲載。その代わりに「上沼恵美子論」というコラムが収録されている。いくつかはウェブ発表時にも読んでいたが、こうして単行本にまとまってみると、どうも期待したほどは面白くない本だった。編集の問題かな。四つの章に分けてあるのも、無理矢理な感じがして、あんまりしっくりくるものではなかった。「女芸人」をとりまく状況の過渡期を、捕えようとしたらするりと逃げてしまったような本だ。初回の山田邦子のインタビューが2020年10月。その後の状況の変化がいかにめまぐるしいものであったか。

 帰宅前に買いものをしていて思い出したが、そういえば、クリエイトのポイントカードも財布には入っていたんだ。あれもポイントがいくらか貯まっていたはず。シネマジャック&ベティと横浜シネマリンのスタンプカードもせっかく貯めていたのに。ああ、悔しい。ほかにもまだ、忘れているものがあるかもしれない。

 夕方には帰宅する。疲弊が激しく、ラジオを聴きながらまた少し眠る。夜にまた、U-NEXT で映画を1本。ジョージ・ロイ・ヒル監督「スティング」を初めて観た。U-NEXT の無料体験の期間は今日まで。観終わって、日付が変わる前に解約する。

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2023年11月16日木曜日

11月16日木曜日/ワットマン助かる


◇ 鶴ヶ峰

 朝、やや遅い時間に起きあがる。今日はなんの用事もなく、のんびりするつもりでいたら、プリンターのインクが切れてしまい、買いに行かざるをえなくなった。午後から鶴ヶ峰に。ワットマンでインクが買えるんじゃないかと思い、試しに行ってみたら、店に入ってすぐのところにちょうど欲しかったインクがひとつ置いてあった。助かる。いや、前回、ここに寄ったときにも売り場を見ているのだが、インクが売っていたかどうかは確かめていなかったのだ。なのに、なぜ買いにきたのかがわからないのだが、つねにあるとはかぎらないだろうから、運がよかった。必要な用はあっさりと片づき、ついでにブックオフもぐるっとまわり、220円の文庫本を1冊だけ買っていく。鶴ヶ峰駅前まで戻り、ココロットのすき家に入り、牛カレーを食べてから帰る。720円。今日はやけに暖かい。

◇ テレビ・雑誌・映画

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は清水ミチコがゲスト。娘さんが33歳になるんだっていうのにはちょっと驚いたな。ラジオではそんな話はあんまりしないが、この番組では前回の出演時にもしゃべっていたんだっけ。考えてみたら不思議ではないんだけど、ミチコさんも若々しいひとだ。ものまねのフリが雑な徹子さんに突っ込むミチコさん。草笛光子に会ったエピソードも可笑しい。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は「名探偵津田」の後編。ドッキリ内ドッキリにパニックになる津田に笑う。昨夜の「あちこちオードリー」は恒例企画の「自作自演占い」。相席スタート山添、ジェラードン、ロングコートダディというメンバー。ロングコートダディはこの番組は初登場。山添が元カノと共演したという YouTube が話題になったというのを知らなかったが、その元カノが赤井沙希だとは驚いた。学生時代につきあってたのか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に斉木しげるが登場していた。取材構成は岸川真。1968年に早稲田大学に入学、劇団木霊に入団し、先輩には久米宏と田中真紀子がいた。1年上には佐藤B作がいて、斉木しげるの下宿によく遊びにきていたという。風間杜夫が同じく早稲田で、風間杜夫は自由舞台にいたんだな。1970年、俳優小劇場養成所に合格し、大竹まこと、きたろう、風間杜夫と出会い、翌年に表現劇場を旗揚げする。1979年、30歳の年にシティボーイズを結成、その翌年に玉川善治に誘われ、人力舎に所属する。推薦してくれたのはマルセ太郎だった。あるとき、大阪での舞台で追いつめられ、「もう台本通りに演るのはやめて、ネタの途中で延々ボケてツッコむを繰り返して制限時間になったらやめる。つまり僕らが信じてた方法を棄てた。そしたらウケた。笑いは理屈じゃないと初めてわかった後、浅草演芸ホールで同じネタをやるとガンガン笑いが湧きましてね。何事かと御大のWけんじ師匠から若手まで芸人が袖に観に来てて嬉しかったなあ。」「演芸ホールでトリを取れるようになっても、ギャラは一日数千円でしたからね。」って、シティボーイズが浅草演芸ホールでトリをとっていたということも知らなかったが、本当に浅草演芸ホールなのか。この記憶、あってるのかな。シティボーイズの歴史に興味をもって読んだが、最後にびっくり、なんと、自己破産したということを語っている。知人の連帯保証人になったためにそうなったようだが、2003年というから、そんなに大昔のことでもない。ぜんぜん知らなかったな。「その頃、間寛平さんと板東英二さんに慰められましたよ。「借金で殺されたやつはおらん。死んだらカネが入らんから」って。全然、慰めになってない(笑)。」

 深夜、眠いのに、眠気をこらえながらアマゾンプライムで映画を1本観てしまう。ヒッチコックの「サイコ」を観た。いや、今まで観たことがなかったんだ。有名な浴室のシーンからじわじわと惹きつけられていった。こういう映画だったんだな。観たことのない有名作品というのはまだまだたくさんあるのだけど、有名作品であるがゆえに、観る前に、いつの間にか作品のイメージがあちこちから仕入れられている。なぜかずっと、モノクロではないと思っていた。

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ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...