2022年11月30日水曜日

11月30日水曜日/ファイナリストの発表

◇ 生活

 昨夜はやけに暖かく、夜中に目覚めて、半袖になってから眠りなおした。Spotify で配信が始まった、椎名林檎のリミックスアルバムを聴きながら、朝から雑務を。卓球、まりんがそろって参加しているのが嬉しい。クリックポストを作ろうとすると、印刷がかすれてしまい、インク切れの表示もないが、ランプが点滅しているから黄色のインクをとりかえてみたら、それでもまだかすれたまま。なんだかわからない。いつもモノクロで印刷しているが、試しに、カラーで印刷してみたらきれいに印刷できた。なんなんだろう。今朝は時間に余裕があったのに、わけのわからないことで時間がつぶれる。

◇ 四ツ谷・八重洲

 朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、南北線直通、四ツ谷まで。今朝はずっと座れて、読書をしていけた。早めに到着し、昼食を済ませてしまうつもりでいたが、時間帯が悪かった。ぱっぱと食べられそうな店がいいだろうと、まず、コモレ四谷のはなまるうどんに行ってみるが、行列ができていてやめる。外に出て、小諸そば、吉野家を覗いてみても、いずれも混雑。あきらめ、コモレ四谷に戻り、地下のライフでパンを買っていこうとするが、あんまり安いパンは売っていないようで、しかたなく、ベーカリーでちょっといいパンを買うはめになった。しかも、ここのレジもやっぱり混雑しているのだ。チキン南蛮バーガーと雪だるま型のパンを買い、そこらへんで急いで食べていく。


 そのあとは市ヶ谷に近いほうまで歩き、だったら、最初から市ヶ谷駅で降りるようにすれば、混雑は避けられたのかもしれない。四ツ谷という街にはどうもなじめない。夕方には東京駅のほうまで移動し、さすがに腹が減ってしまったから、八重洲地下街のアルプスに寄り、タイムサービスのコロッケカレーを食べた。350円。そのあとは地上に出て、ベローチェに入り、ひと休み。今日は暖かく、アイスコーヒーを飲んだ。スマホの充電をしながらツイッターを覗いてみると、「M-1」準決勝の話題がトレンドにあがっていて、チェックしてみると、ウエストランドのウケがかなりよかったようだ。発表はいつかと調べると、今夜22時に生配信があるとわかる。ベローチェでのんびりするつもりでいたが、この配信が始まるまでに帰りたくなった。

◇ 読書

 東京駅から東海道線で帰ってくる。電車内では読書。高橋敏夫「井上ひさし 希望としての笑い」を読み終えた。2010年刊、角川SSC新書。井上ひさしの作品はあまり知らないのだけど、なぜかこの本を読んでみたくなった。井上ひさしが亡くなってから出版された本で、追悼の帯がついている。著者は文芸評論家。日記を書くものとして気になったのは「東京セブンローズ」について書かれたつぎのような箇所。P137「生活の広大さと雑然さとを無視しない日記というスタイルは、「絶対あるいは鳥瞰」を拒む。一日一日が不安定で、なにがどうなるかわからず、そして、その一日においても、なにが優位でなにがとるにたらないものか、にわかにはきめがたい。日記的世界とは、虫瞰的まなざしによってとらえられた世界である。」

◇ 賞レース

 22時10分前になんとか帰宅した。「M-1」のファイナリスト発表会見、GYAO!の配信が22時にスタート。パソコンをつけて、始まるまでにコーヒーを入れようと急いでいたら、カップを落っことして、把手の部分を割ってしまった。長らく愛用していたコーヒーカップなのに。配信前に、つまらないドジのせいでいらいらしてしまった。配信は数分遅れで始まる。そんなにあわてなくてもよかったんだろうか。司会はかまいたち。今年のファイナリストは、発表順に、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000 という9組。なんと、タイタンから2組が選ばれた。ウエストランドは確実だろうと思っていたけど、キュウも勝ち残るとは驚いた。キュウは今年になにか変化が感じられたわけでもなく、去年までは勝てずに今年に勝ち残るというのは相対的なものだろうか。会見は例年どおり、3組ずつ登壇し、かまいたちがインタビューする。キュウとウエストランドが同時に登壇することになったが、キュウの経歴を改めて調べてみたこともなかったが、清水は井口と同い年で、じつはけっこうベテランなのだ。キュウというコンビを初めて知ったのはオフィス北野時代だが、ウィキペディアにあたると、意外や、清水は大阪NSCの出身であった。山内が「誰が優勝しても違和感」と言ったのは言い得て妙だ。いわゆる正統派と呼べるのはカベポスターだけではないか。会見が終わったあとも、タイタンの2組が残ったのが嬉しく、ツイッターのタイムラインをひさしぶりにたどってしまった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平原綾香)を観て、それから、放送されたばかりの「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・森脇健児&なすなかにし)もすぐに観る。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、宮台真司が切りつけられた事件についてしゃべっていた。深夜3時前に眠る。

2022年11月29日火曜日

11月29日火曜日/傘が壊れるブックの日

◇ ブックの日

 朝、録画していた昨夜の「しゃべくり007」(ゲスト・長州力&武藤敬司)を観て、それから、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、モグライダーがゲスト。高田先生のリクエストで出演したようだが、考えてみれば、キャイ~ンや松本ハウスなんかと同じ、先生が好きな系統かもしれない。

 午前中に外出。雨の予報なので、傘をもっていく。まず、鶴ヶ峰に出て、すき家に入り、フライドにんにく牛皿定食を食べた。660円。今日は29日、ブックの日なので、ブックオフをまわる決まりになっている。1店目は鶴ヶ峰店に。110円の文庫本を4冊、新書を1冊、320円の雑誌を1冊、なかなか手堅いものが買えた。鶴ヶ峰店のブックの日は、まず、2割引きになり、それからさらに、アプリのクーポンで300円引きになる。


 鶴ヶ峰から横浜に移動し、2店目はビブレのブックオフ。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。跨線橋をわたり、3店目は平沼のブックオフに。しかし、買える本がまったくない。110円文庫本を3冊、220円単行本を1冊、なんとか選び出し、300円引きのクーポンを使う。(500円以上買いものしないと利用できないため。)


 今度は横浜から横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。ここでたしか、いよいよ雨降りになったのではなかったか。フィットケアエクスプレスに寄り、栄養ドリンクとなにかを買い、雨宿りしながらなにかを食べた。本日4店目、まず、オリンピックのブックオフに寄り、110円のコミック文庫を1冊、新書を3冊、220円の単行本を1冊買っていく。もう1店、東口のブックオフに向かおうとすると、ひどい強風になり、ビニール傘がひっくり返ってしまう。折れ曲がった骨を、なんとかもとのかたちに戻しながら、駅前まで戻ってくるが、駅前でもまた突風にやられ、傘の骨がばらばらになり、たまらず、デパートの軒先に飛び込んだ。傘の骨のいくつかは、完全に折れてぶち切れてしまい、曲がっているだけならなおしようもあるが、ばらばらになったものはくっつけようがない。それでも一応、切れた箇所をくっつけてみるが、くっつくはずがなく、こうなると、この傘にはなんの使い道もないのだが、そこらへんに捨てていくのも忍びなく、もとのかたちになるべく近くなるように束ねた。意気消沈。風と雨でずぶ濡れになりながら、東口のブックオフに入るが、あまりのことに、この前後の記憶ははっきりしない。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買ったレシートは残されていた。東戸塚からはバスに乗り、うなだれているうちに二俣川にたどりつき、二俣川からは歩いて帰ったはずだが、このときには雨は降っていたのか、それとも、止んでいたのかも覚えていない。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は追悼特集。古谷一行、市田ひろみ、渡部又兵衛、森英恵の過去の出演回の映像が流れた。「さんま御殿」は「イマドキ10代 vs 昭和世代」というテーマ。昭和側に、池田鉄洋が初登場。昨夜月曜の「午前0時の森」は、クラブの遊びかたの特集。TJOというDJが登場し、劇団ひとりと村上信五にレクチャーするのだが、このひとがどういうひとかは知らなかったが、内容はなかなか面白かった。

 日曜の「Love Music」は、森高千里のデビュー35周年特集。細野晴臣と対談するのを楽しみにしていたが、登場した細野晴臣の風貌の変化にまずちょっと驚いてしまった。先日の「ナカハチ・オン・タイム」のときには生ですがたを観てはいるものの、席が遠いからわからなかったが、すっかり老人になってしまったんだな。2019年のアメリカのライブを追いかけた映画を公開時に観ているが、そのあとにがくんと老けてしまったのだ。それはともかく、細野がプロデュースした「今年の夏はモア・ベター」の曲を、1曲ずつ語っていくのはとても面白かった。そのあとには、Night Tempo のリエディットによるスペシャルメドレーがあり、すごく面白い選曲だったが、しかし、これは編集を入れずに、ライブ形式で観てみたい気もした。

 ツイッターから、宮台真司がキャンパス内で切りつけられたというニュースに驚いた。命に別条なしという情報も早い段階で出ていたようだが。そのほか、ラジオを聴いたり、楽天マガジンで雑誌のチェックをしたりなどして、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めると、すぐに眠ってしまう。

2022年11月28日月曜日

11月28日金曜日/花園神社の見世物小屋


◇ 新宿

 朝から都内に。ようやく空気が冷たくなった。新宿に向かうのに小田急線を使ったが、寝過ごしてしまい、乗り換えに失敗したら、20分も待つはめになった。こんなに運行本数が少なかったかな。昼は歌舞伎町、中華食堂一番館に入り、ランチメニューの豚生姜焼き定食を食べた。500円。安い。すぐ近くのマクドナルドに入り、ひと休み。

 夕方になってから、酉の市の花園神社に向かった。歌舞伎町を横切り、ゴールデン街の入り口までやってくると、靖国通り沿いには露店が並んでいる。いったん、道路の向かいに渡り、ドラッグストアで飲みものを買っておく。花園神社の見世物小屋が4年ぶりに復活、その最終日にうまい具合に新宿にやってくる用ができたので、これは寄らないわけにはいかない。先週水曜の「ビバリー昼ズ」を聴いていたら、なぜかこの見世物小屋の告知があり、その告知を聴かなければ知らなかった。見世物小屋といっても、ゴキブリコンビナートによる公演だから、ゴキブリコンビナートのツイッターを見て情報を確認すると、開始の時間ははっきりとはわからず、その日の客足によって、お祭りの事務所が決めるという。今日もツイッターをチェックしていたが、すでにスタートしているというツイートが14時には出ていた。日が暮れかけている時間、靖国通り側から花園神社に入り、酉の市のお客でにぎわうなかをぐるっとまわり、大鳥居のほうから入りなおすと、左側にそのテント小屋は作られていた。花園神社では観たことがなかったが、以前、靖国神社のみたままつりで、このゴキブリコンビナートの見世物小屋は観たことがあるので、だいたいの様子はわかっている。外観の写真を撮ってから、躊躇なく、小屋のなかに入ってみると、一応、なかにはステージのようなものがあり、その正面には土が斜めに盛られていて、われわれ、客はそこに立って出し物を観るというかたち。入ったときにはちょうど、司会をする太った男に紹介され、ホッチキスを顔にとめるOLというのが登場した。新しい客がどんどん入ってくるので、先にいる客は少しずつ右に詰めていくことになる。続いては、もぐら人間というのが登場し、虫を食べる。つぎは串刺し男。このひとは、ゴキブリコンビナートの主宰のDr.エクアドルだ。頬に刺した串にロープを引っかけ、台車を引っ張ってみせる。続いては、野人というのが4名登場し、ドライアイスを食べたり、扇風機を舌で止めたりしてみせたが、しかし、これはただの若い男たちが、汚ないかっこうをして無茶をしているだけだ。続いては、インドの女。鼻に鎖を通し、水の入ったバケツの把手に鎖を通してもちあげたり、あるいは、ロウソクの火をくちのなかに入れ、消してみせたりなどした。このあとには最初のOLがまた現れ、出し物はここで一巡した。くり返し観るようなものでもなく、もうこのころには小屋のいちばん右端まで押されていた。最後に出口で、800円を払う。







 花園神社を出て、すぐ近くのベローチェに入り、ひと休み。読書をしていて、ふと気がつくと、すぐ目の前の席に新宿タイガーが座っていた。磨りガラス越しではあったが、磨りガラス越しにもわかる派手なかっこうで、ガラスの上からは虎のお面が覗いていた。新宿タイガーはひとりではなく、高齢のおじさん、おばさんたちと一緒に談笑していた。ツイッターを覗いてみると、「M-1」のワイルドカードは金属バットという結果になったようだ。たけしが崔洋一監督の訃報にコメントを出したことも知る。


 ベローチェを出て、靖国通りのブックオフに寄っていく。220円の単行本を4冊買う。ローソンストア100 に寄り、パンを買って歩きながら食べた。新宿西口のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊買う。代々木のブックオフにも寄るが、この店は110円の文庫の棚がなく、代わりに、半額の文庫の棚になっている。金額はばらばらで、最低額は55円なのだが、おおむね安くない。220円の雑誌を1冊だけ、「文藝春秋」の最新号を買った。

 帰りの電車内で、「赤塚不二夫の「バカ」に学ぶ」を読み終えた。2015年刊、Pヴァイン。「ele-king books」の一冊。赤塚不二夫の周辺のひとびとのインタビュー集。高平哲郎、三上寛、坂田明、奥成達、足立正生、山下洋輔、最後は赤塚りえ子と三田格の対談。編集は野田努。それぞれのインタビュアーが書いてないのだが、インタビュアーも野田努なのだろうか。新しく知ることはあまりなかったが、読んでいてあたまが熱くなる本だった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・伍代夏子)を観て、それから、「キョコロヒー」はオンタイムで観てしまう。「RRR」の主演男優ふたりがVTR出演。テレビを観ながらオンライン将棋を指し、深夜1時過ぎに眠る。

2022年11月27日日曜日

11月27日日曜日/世間はサッカー

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から眠り、何時間眠れたかわからない。午前中にブログの手入れをして、放送が終わるのを待ってから、録画していた「サンデージャポン」を観る。今週はサッカーの話題が中心。サッカーの話題のあいだ、後ろのソファーに鈴木エイトが待機しているのが映っていたが、じつは鈴木エイトは社会人リーグでプレイしているそうで、子どもの学校のクラブチームのコーチもしているほどのサッカー好きだった。カタールからの中継には、箕輪厚介がレポーターとして登場した。セクハラの一件を機にメディアから消えたと思っていたのに、こいつまだメディアに出るのかと思ったが、守田選手の本が幻冬舎から出ていて、その編集者でもあるのだ。そのあとは、統一教会問題、辞任ドミノの話題を扱う。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演。アンガールズ田中が初登場のほか、石原良純、渋谷凪咲というメンバー。山本圭壱入籍の話題をトップで扱う。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は、このサッカー一色のときに槙原寛己がゲスト。そのあとにはまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「TVタックル」は、ラモスが出演し、まずはワールドカップの話題から。そのほか、パックン、野口健、堀賢、藤井サチが出演。藤井サチというひとを初めて知ったが、ファッションモデルのようだ。堀賢というひとも知らなかったが、番組後半はコロナの話題になり、堀賢というひとは感染症の専門家だとわかった。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーにはプラス・マイナスが登場、大喜利の助っ人は瀧川鯉斗。今日の放送、どういうわけか客席のテンションが妙に高いように感じた。たい平が言うまで気がつかなかったが、アクリル板がついになくなったのか。

 夕方に放送された「THE MANZAI プレマスターズ」もすぐに観てしまう。出演順に、男性ブランコ、ラパルフェ、からし蓮根、トム・ブラウン、人間横丁、ヘンダーソン、パンプキンポテトフライ、TCクラクション、キュウ、ストレッチーズ、隣人、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、シシガシラという14組。ヘンダーソンが面白かったが、結果はどうなるか。

 タイムフリーで、金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、最近は「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」と、お互いを話題にするようになっている。金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は松村邦洋がゲスト。葉月パルの店、カプリコーンに出演していたという話をしていたが、松村のこのあたりの時代は意外とよくわからない。 中川家を前にして、「スクールウォーズ」「金八先生」のものまねが止まらず、それから、西川のりおの「ヤングタウン」のものまね。「電波少年」の砂漠で遭難しそうになったときのエピソードもすさまじいのだが、「電波少年」という番組はそもそも、ウンナンが「七人のおたく」に出演する都合により、改変期ではない時期に始まった番組なため、上と揉めているようなスタッフが集められた野武士集団だったという。最後に、たけしのものまねで中川家を褒めるのも最高だった。

 ツイッターから、崔洋一監督の訃報を目にする。深夜0時前に眠る。

2022年11月26日土曜日

11月26日土曜日/気になる賞レース

◇ テレビ・音楽・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「ミュージックステーション」を観ると、宮本浩次が体調不良のために欠席し、その代打に1曲、エレカシの「俺たちの明日」をスカパラと 10-FEET の TAKUMA のコラボで演奏した。10-FEET ってバンドはよく知らないんだけれども。そのあとには、Saucy Dog の石原慎也をボーカルに迎えたスカパラの新曲もあり、しかし、Saucy Dog もよく知らない。それよりも、桑田佳祐を観たくて録画しておいたのだ。新曲2曲を披露。そのほか、「広瀬香美が嫉妬した冬ソング」という特集もけっこう面白かった。

 Spotify では、桑田佳祐のベストアルバム「いつも何処かで」の配信が始まっていた。2枚組、2時間41分もあるから、なかなかいっぺんには聴けないが。


 昨夜の「ネタパレ」も観て、それから、午前中はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は松尾貴史。10時台には、毒蝮さんの中継コーナーがあり、来年90歳になるというかたが登場し、戦争体験を語っていた。

 そういえばと、「M-1」のワイルドカードを思い出し、ホームページを確認してみると、投票は今日の15時までだった。動画の視聴者数がそのまま得票数として数えられるというルールだが、投票はともかく、時間があるだけ、気になるものから観てしまおうと、Aマッソ、ランジャタイ、モグライダー、マッハスピード豪速球、ニッポンの社長、天才ピアニスト、たくろう、滝音、10億円の動画を観た。関西勢、天才ピアニスト、たくろう、滝音が面白かったが、大阪の会場の雰囲気のせいもあるだろうか。ランジャタイもけして悪い出来だとは思わなかったが、準決勝進出者たちはもっといい出来ということなのだろう。

 午後から外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に少し寄ってから、西友の2階、ビックカメラで買いものを。駅の反対側に戻り、ドン・キホーテのサイゼリヤに入るが、すごく混んでいた。ソーセージピザを食べながら、しばらく読書をする。

 ツイッターを覗いてみると、「THE W」の決勝進出者が発表になっていた。しかし、あまり変わり映えのしない顔ぶれ。Aマッソ、天才ピアニストがともに残ったが、「M-1」準々決勝の動画を観るかぎりは、天才ピアニストのほうがずっといいように思える。

 夕方には帰宅し、滞っているブログの更新に手をつける。今日はやけに暖かく、部屋のなかでは半袖で平気だ。夜もまた、録画していたテレビ番組から、木曜に放送されたNHKの音楽特番「NHK MUSIC 桑田佳祐 LIVE SPECIAL クローズアップ佳祐 桑子じゃないよ、桑田だよ!!」を観た。最後は猪木オマージュ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、1曲目は泰葉の「フライディ・チャイナ・タウン」。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、岸のりこというラテン歌手が登場した。芸歴50年のベテランだが、今まで知る機会がなかったな。剣さん、「へえ~」という、ひろゆき風の声を出し、「ひろゆかないってひともいるの知ってる?」「俺、あのひと好き、成田さん。成田悠輔さんって片っぽ丸メガネで片っぽ四角、イエール大学の。あのひと、最高! あのひと、今のロックンローラーだと思う。今の時代の。違って見える不良。かっこいいよね!」

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。「Nキャス」をいつも録画しているが、裏番組の都合で、今日は真ん中30分は録画できなかった。三谷幸喜が数週ぶりにスタジオに登場。自身の演出する公演で代役をやりまくっている三谷だが、シルビア・グラブの代役は、さすがに設定を男優に変えて演じたようだ。まずはワールドカップの話題から始まるが、三谷は子どものころ、木梨憲武と同じサッカースクールだったんだそうだ。三谷幸喜はとんねるずとは同学年なんだな。

2022年11月25日金曜日

11月25日金曜日/「九八とゲイブル」


◇ 新宿・神保町

 今日も朝から都内に。早い時間に昼食になってしまい、新宿西口、よもだそばに入り、朝カレー定食を食べた。430円。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をする。夕方には神保町に移動。地下鉄から外に出ると、すっかり日が暮れていた。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べておく。

 神保町にやってきたのは映画を観るため。神保町シアターを初めて利用する。このすぐ近くまではしょっちゅうきているのだけれども、今まで一度も入ったことがなかった。2階は吉本の劇場だが、こちらにも入ったことがなく、1階の窓口は、吉本のチケット売り場と隣り合わせになっている。お目当ては「辛口喜劇のススメ」という特集、タモリが出演する「九八とゲイブル」という映画を観ておきたかった。以前、「したまちコメディ映画祭」でも上映されたのだが、なにかで都合がつかず、そのときは観そこねてしまった。劇場のツイッターを確認していると、チケットが完売する心配はなさそうだったが、念のため、上映時間よりもだいぶ早くやってきて、無事に購入する。整理番号は23番だった。





 すずらん通りに出て、ドトールに入り、時間をつなぐ。昼食が早かったから、腹が減り、ジャーマンドックを食べる。しばらく読書をするが、東京堂に寄りたくなり、早めに店を出た。ついでに、ダイソーにも寄り、消耗品を買っておく。

◇ 映画

 19時を過ぎ、神保町シアターに戻る。「九八とゲイブル」は19時15分の回。ロビーは入場を待つ客でいっぱいになっている。壁に貼られた飾りつけを、さっき、客がまだ誰もいないときに写真に撮っておいたが、この上映後には貼り替えられるというので、先に撮っておいてよかった。整理番号23番だが、客席に入ってみると、観やすそうな席はおおむね埋まってしまい、最前列が空いていたので、最前列の真ん中に席に座った。客席は次第にいっぱいになっていったが、なんと、寒空はだかさんがいらっしゃるのには驚いた。小西康陽が名画座でよく見かけていた寒空はだかを誰なんだろうと気になっていたというのは話としては聞くものの、本当にいらっしゃるんだ。席を探しながら、すぐ目の前を横切っていったのだが、やがて、戻ってきて、自分の隣りの席に座ったのでさらに驚いた。寒空はだかさんと並んで観るタモリの映画というのはいい体験だ。はだかさんはガラケーをいじり、上映前にはカバンからスリッパを取り出し、それに履き替えた。

 さて、映画だが、まず、最前列に座ってしまったのはやや失敗だった。わりと新しめの劇場だから、最前列でも観やすく設計されているのではと勝手に思ってしまったが、最前列はスクリーンが近く、とても観にくかった。劇場を知らないからこんなはめになるが、はだかさんが隣りに座らなかったらもっと後悔していただろう。映画は1978年公開、原作は井上ひさし、監督は瀬川昌治。オープニングに「面白グループ」のクレジットがあり、ギャグの部分を担当している。浅草芸人の物語なのだが、愛川欽也がドサまわり先で出会ったタモリとコンビを組み、浅草の舞台に立つようになる。ここでタモリが当時のネタを多数披露しているのだが、しかし、主役はあくまでも愛川欽也で、愛川欽也にはラブシーンもあった。ピンク・レディーや山口百恵の曲が流れ、その時代かと意識させられるが、同時代のテレビよりも、おそらく、映画界のほうがはるかに古めかしいのではないだろうか。警察との追いかけっこになるクライマックス、愛川欽也とタモリがチャップリンの扮装をして逃げる場面があるが、そこでチャップリンらしい芸をやるわけでもなく、タモリは寺山修司のものまねや君が代の替え歌をやってみせる。終始、ギャグの感覚がちぐはぐに感じられる映画だった。ソフト化されないのは精神病院という設定がネックになっているせいか。三木のり平が出演しているのも楽しいのだが、財津一郎が可笑しかった。踊り子役のあき竹城は迫力のヌードを見せている。赤塚不二夫も少し出演。上映が終わっても、隣りの席のはだかさんは席を立たずにメモをとっていた。

◇ 読書

 帰りの電車で、立川談志「談志名跡問答」を読み終えた。2012年刊、扶桑社。この本も「談志まつり」の日から読み始めていた。大半は「en-taxi」で連載されていた福田和也によるインタビュー(福田和也もかなりしゃべるのだが)、そのほか、「en-taxi」に掲載された対談やエッセイが集められている。雑誌掲載時におおむね読んでいるはずだが、談志師匠の最晩年の考えを再確認できる。著者名には、本当は、福田和也、石原慎太郎、立川談春の名も並べられているのだが、これはどうもバランスが悪い。どういう気の遣いかたなんだろうか。巻末には、石原慎太郎、福田和也の追悼文も収められている。石原慎太郎の追悼文は「正論」に掲載されたもので、雑誌掲載時にも読んだが、忘れている部分も多く、改めて素晴らしい追悼文だと思った。そのあとに福田和也の追悼文を読まなければならないのが情けない。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・ジェジュン)を観て、ラジオを聴きながら深夜1時前に眠る。

2022年11月24日木曜日

11月24日木曜日/3回も流れる


◇ 品川・浜松町

 朝から都内に。まず、品川の港南口のほうに用があり、それから、昼には浜松町のほうに移動した。風がやや強い。増上寺の手前までぶらぶらしてから、大門の交差点のほうまで戻ってくる。ささの屋という居酒屋に入り、ランチメニューのカツ煮定食を食べた。650円。


 大門駅の改札外のトイレに入ったら、自動洗浄が敏感すぎて、まだ終わらないうちに3回も流れたのには困った。個室を出ると、待っていたひとがいて、怪訝そうな目で見られた。夕方には天王洲アイルのほうに移動し、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとシュークリームを買って食べておく。新馬場まで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。新馬場から京浜急行、各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。有隣堂に寄り、それから、ヨドバシカメラにも寄り、買う必要のあるものがあったが、値段を見たら躊躇してしまい、いったん保留にする。

◇ テレビ・ラジオ・ポッドキャスト

 夜に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・ジョン・カビラ&川平慈英兄弟)を観て、それから、「拾われた男」の第6話を観た。「ナイツ ザ・ラジオショー」でも話題にしていた「水戸黄門」のエピソードはこの回だ。黄門さまの役はジジ・ぶぅ。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツと清水ミチコまでサッカーを話題にしている。

 Spotify のポッドキャストをチェックしていたら、山崎洋一郎の番組がいつの間にか復活していることに気がついた。オリンピックの小山田圭吾の騒動以降、新しい配信がずっとないと思っていたが、3月に再開されていたのを今まで知らなかった。最新回は電気グルーヴだ。これを聴きながら、深夜0時頃に眠る。

2022年11月23日水曜日

11月23日水曜日/「NHK新人落語大賞」

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、ブログの更新に手をつけるが、下書きを仕上げるだけでせいいっぱい。更新ができないまま、数日放置しているが、アクセス数がはっきりと少なくなった。アクセス数を目指すブログではないものの、アクセス数というものが表示される以上は、まったく気にしないでいるというのは不可能だ。いつも、更新しないほうがアクセス数が高いぐらいのときもあるのだが、どんな人間に読まれているのかもわからず、非常に薄気味悪い。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、花園神社の見世物小屋の告知をしていて、どういうつながりがあるのか、水曜はときどき妙な告知をしている。12時台は、大槻ケンヂがゲスト。あとのコーナーには彦いちも登場した。

 今日は祝日、勤労感謝の日。「NHK新人落語大賞」の放送がようやくあり、これは結果を知る前に観てしまいたかった。しかし、かつては、結果が新聞に報じられていたから、結果を知ったうえで観るというのが当たり前だったのだが、最近はずいぶん、情報が漏れることに神経質になっている。司会はたい平と南沢奈央。審査員は、文珍、小遊三、鶴太郎、赤江珠緒、堀井憲一郎。審査員席は、まばらな客席のなかに設けられている。持ち時間、12分を過ぎると失格って、こんなにきびしいルールだったっけ。登場順に、桂源太「元犬」、桂天吾「強情灸」、立川吉笑「ぷるぷる」、露の紫「看板のピン」、林家つる子「反対」、わん丈「星野屋」。吉笑さんの「ぷるぷる」は初めて観たが、これは新しいアイデアだ。しかし、吉笑さんの落語は、アイデアに溺れて、落語としての魅力に欠けるきらいがあるのだが、これは台本のディテールで落語らしさを演出している。小遊三が言うように、稽古の形跡がずいぶん感じられたが、それがはたして、上手いという域にまで達しているだろうか。だけど、吉笑さんが終わった時点で、吉笑の優勝だろうとは思った。最初のふたりは若さにまかせた落語という感じ。紫は面白くなかった。つる子は野暮の極み。落研みたいな落語で、観ていて恥ずかしくなる。わん丈が「星野屋」で勝負にきたのは意外だったけれども。堀井の得点、吉笑に10点、つる子、わん丈に9点、ほか上方勢3名は8点。赤江さんは、吉笑、わん丈に10点、源太、天吾に9点、女性2名は8点。鶴太郎は、吉笑、わん丈に10点、ほか4名は9点。小遊三は、吉笑に10点、源太、つる子、わん丈に9点、ほか2名に8点。文珍は、吉笑、紫、つる子、わん丈、4名に10点、ほか2名に9点。結果、吉笑が50点満点で優勝した。権太楼が体調不良のために小遊三になったようだが、権太楼みたいにシビアなことを言う審査員が誰もいないのはつまらなかった。権太楼だったら、吉笑をどう評価したろう。

 雨降りだから出かけたくなかったが、チケットの引き換えをどうしてもしなければならず、夜になってから、セブンイレブンまで行ってきた。ついでに、スーパーで買いものしてから帰ってくる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・梅宮アンナ&クラウディア親子)と、昨夜の「午前0時の森」、日曜の「おかべろ」(ゲスト・佐々木蔵之介&手塚とおる)も。「拾われた男」は第5話まで。テレビに映る漫才師の役にショウショウが。「アンタウォッチマン」は、ダウ90000の特集。日曜の「情熱大陸」はジャルジャルに密着。スコットランド公演の様子を追いかけるのだが、練習しているのかしてないのか、ジャルジャルのふたりはしっぽをつかませない。子作りと一緒だというネタ作りの様子はついに明かさなかった。エンドクレジット、プロデューサーには倉本美津留の名が。制作協力、ニンポップ。

 Spotify のポッドキャスト、「聴漫才」シーズン2のジャルジャルの漫才を聴きながら、深夜0時過ぎに眠る。

2022年11月22日火曜日

11月22日火曜日/撃退されてるのか





◇ 人形町

 今日も朝から都内に。イヤホンが壊れているため、電車内は読書をする。いつも朝は眠いからラジオを聴いてしまっていたが、読もうとすれば、けっこう読めるもんだ。人形町に出て、用は午前中に片づき、昼食にする。適当に歩きまわり、アケボノヤという店に入り、牛すじスパイシーカレーを食べた。850円。スパイシーというんだからわかりそうなもんだが、なかなかの辛さで、鼻水が出た。人形町のベローチェに入ろうかと思っていたが、混雑していてやめる。人形町から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、早い時間に横浜に戻ってくる。

 星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと三角チョコパイよくばりいちごを食べた。しばらく読書をして、それから、コーナンに寄り、上階のダイソーで新しいイヤホンを買った。ここ数年は、ダイソーの330円のイヤホンを使っているが、だいたい、1年も経たずに壊れる。そのほか、封筒とプチプチも買い、プチプチを抱えながら夕方には帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。まずは「徹子の部屋」を2日分、昨日のゲストはカルーセル麻紀、今日のゲストは岩合光昭。昨夜の「キョコロヒー」は、サッカーW杯応援スペシャルとして、霜降り明星せいやと、日向坂の影山優佳が登場した。VTRには本田圭佑も登場。サッカーに興味がないから、ありがたみはよくわからない。放送されたばかりの「さんま御殿」もすぐに観てしまうと、「夫婦のお金どっちが握ると幸せ?」というテーマで、吉本浩二が再登場していた。前回の出演時に「踊る!ヒット賞」は獲ったものの、てっきり、最初で最後だろうと思っていた。

 タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こはるさんの真打ち昇進はここですでに語られていたんだな。12時台は、志の輔師匠がゲスト。こういう一門だからばらばらだよと高田先生。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴くと、昨日は談志師匠の命日ということで、お別れの会の思い出を語っていた。昨日の「ビバリー」にも触れられ、直前に聴いておいてよかった。

 どうもからだが痛く、横になってラジオを聴いていたが、眠くもならず、かといって、起きあがるような元気もない。寝っ転がりながら、ブログの更新をひとつ。部屋にはネズミの気配があり、そこらへんを動きまわっている気がするのだが、あいかわらず、YouTube でネズミが嫌う音を流してるのに、ネズミはもう慣れてしまったんだろうか。この音を流していると、自分のほうがあたまが痛くなってしまい、どっちが撃退されてるのかわからない。

2022年11月21日月曜日

11月21日月曜日/「談志まつり」

◇ 岩本町・日比谷

 早朝、カンフェティで「ザ・東京漫才」のチケットの確認をしてみたら、戻りがあり、無事にチケットを予約する。してやったりだ。金曜に発売し、すぐに完売してしまったのだが、引き換え期限がすぎるのを狙っていた。忘れずにいてよかった。朝から高笑いが止まらない。

 朝から都内に。外に出ると、雨降り。予報ではすぐに止みそうなのだが、今、家を出るときには降っているから、しかたなく、傘を差して出るが、駅に着くまでにはほぼ止んでしまった。ちょっとの時間差で、余計な荷物が増えた。イヤホンの故障につき、電車内ではラジオを聴けず、読書をする。昼食は岩本町、随苑という店に入り、豚角煮チャーハンセットを食べた。850円。早々に食べ終わってしまい、もう出ようとしていたら、杏仁豆腐が出てきた。知らずに、危うく食いそびれるところだった。


 夕方、金を降ろす必要があり、どこの銀行に寄るのがいちばん都合がいいかと探し、内幸町に見つけた。そのあとには、日比谷公園を抜け、東京ミッドタウンに向かう。地下のセブンイレブンにイートインがあるとわかり、ここで時間をつなぐことにした。コンセントもあり、スマホの充電もする。イートインの利用は30分までと貼り紙がしてあったが、1時間近く居座り、読書をしていた。




◇ 落語会

 16時半過ぎ、よみうりホールに。今日11月21日は談志師匠の命日につき、恒例の「談志まつり」。ずいぶんご無沙汰のような感覚になるが、自分のツイッターを検索してみると、2019年以来。その翌年はコロナに突入する。没後十年の昨年はどうしてたんだっけと思っていたが、開催自体が3年ぶりなのだ。金もあったりなかったりだが、チケット発売時にたまたま金があったからよかった。しかし、以前ならば、こういう場には誰かしら知っているひとを見かけたものなのに、ロビーには知っているひとが誰もいない。働いているのは前座さんだとは思うが、前座さんが出るような会に足を運んでいないから誰もわからない。2階席だが、U字型になっている左列の先のほうの席だから、1階席の後方よりもステージに近いくらいだ。ステージには高座があり、いい表情をした談志師匠の写真パネルがぶらさがっている。場内には談志師匠の落語が流れていた。「反対俥」をやっているのはわかったが、そのあとの噺はなんだったろうか。

 17時開演。前座なし、まずはいきなり、平林が家元の扮装で登場した。さすが、直弟子はみんな家元の真似が上手い。噺は「味噌豆」。それから、小談志「大安売り」、談笑「堀の内」と続く。こはるさんの真打ち昇進が決まったんだそうで、それを談笑師匠のマクラで初めて知った。続く、キウイさん。キウイさんもよくウケていて、いいことなのだが、ここにもかつての立川流の会との空気の違いを感じる。キウイさんは昇太師匠の「ストレスの海」をやった。続く、談春は「百川」。仲入りになり、時計を見ると、18時20分。後半は雲水から。上方落語で、これは演目名がわからなかったが、あとで調べたら「秘伝書」という噺のようだ。そして、志らく師匠。マクラで、「笑点」の司会を引き受けるとしたら条件があり、座布団運びは談春、と言ったところで、スーツ姿の談春師匠がソデから飛び出してきた。高座にもたれかかり、ひとこと、ふたりで「M-1」出ようかって。談春、志らくがそろう会というのも珍しく、それも、今回の「談志まつり」は観なければと思った大きな理由だった。噺は「幇間腹」。志らく師匠が終わると、席を立つ客がけっこういたのはいやなもんだった。ワタナベの関係者ではとも思ったが。談之助は漫談。立川流の歴史を語る。見える席に野末陳平先生がいらっしゃるのがわかったが、陳平先生も里う馬師匠の前に退席してしまった。トリは里う馬「蒟蒻問答」で終わった。里う馬師匠の落語もじつは家元にそっくりなのだなということも、家元が亡くなる前には気がつけなかった。時計を見ると、20時過ぎ。退場は時間差になり、ロビーに出たら演目の写真を撮ろうと思っていたが、演目の貼り出しは、密を避けるためになしだって。まあ、われわれが落語会に通い始めたころは演目を貼り出す習慣なんてものはなかったのだが、習慣になれば、すっかりあてにするようになる。ロビーには、サンボマスターからの花があり、しかたがないからこの写真を撮った。


 有楽町ビルヂング地下のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べた。読書の続き。ムトー清次「談志写真帖」を読んだ。2012年刊、彩流社。談志ファンにはおなじみの写真家の写真集だが、文章も多く添えられている。一緒に写っている顔ぶれも面白く、高座50周年記念パーティーの場には、川内康範、山城新伍、澤田隆治、玉置宏、西部邁、和田アキ子らのすがたが。別の場にはたけしが、若き爆笑問題が。談志師匠を囲む、アンジャッシュ、おぎやはぎ、テツandトモのすがたもある。いや、この本は今日でしか読めなかったな。

 東海道線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していた「しゃべくり007」は「群馬県人会」の特集。これは面白くないから、ざっと早送りして消去する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、ふかわりょうがゲスト。木曽さんちゅうとコンビを組みそうになっていたというのは知らない話だった。深夜1時頃に眠る。

2022年11月20日日曜日

11月20日日曜日/ダウンタウンの影

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、今週も三谷幸喜は公演先からのリモート出演だった。中条きよしが委員会質問で新曲の宣伝をしたという、そのニュースは知っていたが、その映像はここで初めて観ることができた。この話題について、三谷幸喜は「僕なんかからするとですね、ああいう規格外のかたがせっかく政治家になられたので、それで規格外のことをおっしゃって、なにがいけないのかっていうね。気がしましたけどね。「仕事人」ですよ、だって。」と語り、「うそ」を歌い始めたところで安住に止められる。

 ポッドキャストを聴きながら、もう少し眠りなおし、2時間ぐらいで起きあがる。ブログの更新に手をつけるが、下書きがほとんど書かれていない日の場合は、その日の写真を手掛かりにして思い出していく作業になる。歩きまわっているような日は、スマホのバッテリー切れも心配だから、あんまりこまめに下書きもできなかったんだな。

 それからまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」と「ワイドナショー」、「TVタックル」「週刊さんまとマツコ」もざっと観てしまう。いったん、ラジオに移り、放送中の「爆笑問題の日曜サンデー」を、タイムフリーで追いかけて聴いた。14時台は、カンニング竹山がゲスト。話題はネットの炎上について。ラジオを聴きながらブログの更新を仕上げてしまい、また録画していたテレビを。「拾われた男」の第3話、それから、昨夜の「お笑い向上委員会」も。「ゴッドタン」は「腐り芸人セラピー」。ティモンディ前田、わらふぢなるおが出演。「笑点」も追っかけ再生で観てしまう。今週も大分での収録、演芸コーナーには錦鯉が出演。大喜利の助っ人は、先週に引き続き、今週も文治が務める。大喜利には、今週からリーチ座布団というものが登場するようになった。

 「ガキの使い」をずっと観そびれていて、9月の放送から録画が溜まっていた。日曜はいつも観るものが多く、大きいニュースがあるときなどは「サンデージャポン」と「ワイドナショー」で疲れ果ててしまうのだ。9月11日放送「対決&罰ゲームの歴史」の後編をまだ観ていなかった。まずは1993年放送、浜田がフランスまでエビアンを汲みにいく罰ゲームから。続いては、1994年放送、松本親子の「早朝親子寄席」。以降は順に、1995年放送、浜田がニューヨークの坂本龍一宅にシャーペンをとりにいく罰ゲーム。忘れていたが、そういえば、シャーペンの消しゴムをとりにもう一回行ったんだった。1998年放送、浜田が松本母とロスに行き、「タイタニック」のラブシーンを撮影する。1998年放送、浜田の「24時間日テレ営業中」。2000年放送、のちに「笑ってはいけないシリーズ」に発展する「24時間耐久鬼ごっこ」がここで登場する。2001年放送、松本の「ひとりぼっちの廃旅館1泊2日の旅」。このあたりからは、だんだん観た記憶があやしくなってくる。2002年放送、松本一家の「早朝松本レンジャイショー」。2002年放送、松本の「ノーリアクションパイ地獄」。これも今に続くパターンのひとつ。2003年放送、浜田がウラジオストクに。2003年放送、「絶対笑ってはいけない温泉宿」。タイトルに「笑ってはいけない」という言葉がつくのはこれが初めてだろうか。2004年放送、このときも「笑ってはいけない温泉宿」。2005年放送、「笑ってはいけない高校」。2006年放送、「笑ってはいけない警察24時」。このときから、ついに大晦日の放送になる。今回の放送でふり返るのはここまで。こうしてたどっていくと、圧倒的にインパクトがあったのは1995年までだとはっきりわかった。つまり、「遺書」がベストセラーとなり、「WOW WAR TONIGHT」が大ヒットした年。2000年以降になると、いよいよ忘れているものも多くなり、その時代は松本が坊主頭だったころと重なる。

 9月18日放送からは、3週連続の「D-1グランプリ」という企画があった。ダウンタウン40周年を記念し、ダウンタウンにネタで感謝を伝えるという企画。司会は今田耕司。審査はダウンタウンのふたりと藤原副社長。1週目には、錦鯉、FUJIWARA、どぶろっくが、2週目には、ココリコ&陣内智則、とろサーモン、ハリウッドザコシショウ&くっきー、ランジャタイが、3週目には、ナイツ、ZAZY、マヂカルラブリー、月亭方正&たむらけんじが出演した。とろサーモンの漫才はネタにダウンタウンをぜんぜんからめず、直近でいちばんウケたネタをかけ、宮崎はチャンネルが2個しかないからダウンタウンは観ていなかったというオチ。結果はまったく予想ができなかったが、どぶろっくが優勝した。10月30日放送は「サイレント図書館」にニューヨークが登場。11月13日放送は「浜田のめくり願望を叶えよう」という企画。これはくだらなくて面白かった。そして、今日放送、「みんなで川の流れのようにを歌い切ろう」は観ないで消去した。

 Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴くと、「ちゃきちゃき大放送」で言っていたとおり、高嶋政伸を高嶋政宏と間違えて怒っている。そのあとには、マキタスポーツさんが主演する映画「MONDAYS」の話をしていた。「東京ポッド許可局」も、最近はポッドキャストで聴くようになった。聴きながら眠るが、深夜に目覚めてしまう。部屋ががさごそと、ネズミの気配を感じ、落ち着いて眠っていられない。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のポッドキャストを、眠くなるまでずっと聴いていた。

2022年11月19日土曜日

11月19日土曜日/目がまわる

◇ テレビ・ラジオ・読書

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は7年ぶりの手帳特集。石井亮次、大島由香里が出演。「太田上田」は、モグライダーがゲストの後編。ウエストランド井口も加わる。「ネタパレ」はものまね特集。モリタク&河口こうへい、ガリベンズ矢野、今井らいぱち、レッツゴーよしまさ、小出真保&むらせ&高田千尋、ハリウッドザコシショウが出演。ニュースターパレードのコーナーもものまね特集で、シロクマズ、ソマオ・ミートボールが出演した。「A-Studio+」はニューヨークがゲスト。

 午前中にブログの更新をしようとしていたが、書きあげられず、シャワーを浴びるが、鼻のかみすぎのせいか三半規管がおかしくなったようで、風呂場で気持ち悪くなってしまった。目がまわるので、風呂場を出るなり、水を飲み、部屋に戻って横になった。

 耳の調子がおかしいままだが、起きあがり、朝食をとりながら、また録画していたテレビ番組を観る。今朝の「ワルイコあつまれ」は「ワルイコテレビショッピング」から始まった。ジャパネットたかた風の香取慎吾と、アシスタントの関根麻里が、ビッグフットの足型を販売し、並木伸一郎が解説をした。草彅剛が刑事を演じる「好きの取調室」には、味覚を研究する宮下芳明という明治大学教授が出演した。稲垣吾郎は「げいのうかいむかしばなし」のコーナーに登場。石原軍団の「昔話」を朗読した。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を追いかけて聴くと、土屋さんがドラマの撮影で会った高嶋政伸が伯山のファンなんだそうで、先日の「ナカハチ・オン・タイム」で伯山に会ったときにそれを伝えたら、昨夜の「問わず語りの神田伯山」で、高嶋政宏と間違えてしゃべっていたようだ。続く、ニュースのコーナーの「常連さん」は能町みね子。そのあとは、「田村淳のNewsCLUB」を追っかけ再生する。こちらのニュース解説には小川淳也が登場。

 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、ひと休みしていたら少し眠ってしまった。15時過ぎ、発送品を投函するついでに、買いものに行ってくる。

 1時間弱で帰宅し、ブログを仕上げてから、またテレビを観た。「拾われた男」というドラマ、もともとはNHKのBSで放送されていたものだが、先月から地上波でも放送が始まった。録りためていたこれを、ようやく観始める。松尾諭のエッセイのドラマ化、という点には別に惹かれはしないのだが、とても評判のいいドラマで、ギャラクシー賞も受賞している。脚本は足立紳、演出は井上剛。しかし、松尾諭という俳優にそこまで強い関心はなく、なんでこのひとの半生をたどらなければならないんだとすら思うのだが、ウィキペディアにあたると、1975年生まれ、同い年なのである。観始めてみると、同世代感は端々にあり、まずはそれを頼りに観ていくしかない。第2話で、要潤がぴあの映画事典をもっていたのにはちょっと嬉しくなった。その時代、自分も同じものを所有していたからで、ネットのない時代に、映画について調べようとすると、やっぱり、ぴあの映画事典だったのか。映画好きの仲間はいなかったから、他人がどうしていたかはわからない。

 夜は部屋で読書。小林秀雄対話集「直観を磨くもの」を読み終えた。2014年刊、新潮文庫。これは文庫オリジナルなのだろうか。ブックオフで、気がつかずに買ってしまったが、書き込みがたくさんあり、がっくりしてしまった。対談相手は、三木清、横光利一、湯川秀樹、三好達治、折口信夫、福田恆存、梅原龍三郎、大岡昇平、永井龍男、五味康祐、今日出海、河上徹太郎。一応、年代順に並んではいるのだが、いちばん古い三木清との対談は昭和16年、いちばん後年の河上徹太郎との対談は昭和54年という開きがある。しかも、発表媒体、ページ数もばらばら。かなりわからない内容もありながら、かまわずに読んでしまったが、こんなばらばらな対談をまとめて読んで理解するというのは、じつはけっこう上級者向けの本ではないだろうか。

 夜もめまいが続き、腹も痛くなる。調子が悪いときは、横になり、ラジオを聴くしかない。「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、深夜0時前には眠った。

2022年11月18日金曜日

11月18日金曜日/浜田山

◇ 浜田山・渋谷

 朝から都内に。だいぶ寒くなり、ついにステテコと、Tシャツも重ね着していく。イヤホンも壊れてしまい、電車内では読書をするしかない。まず、祐天寺に用があり、午後は浜田山に移動。サンブックス浜田山に初めて寄ることもできたが、外観はなんてことのない街の本屋でありながら、じっくりと棚を眺めてみると、じつに細やかに整理されている。もちろん、なんてことのない街の本屋の役割も充分に満たしているはずだ。それから、から好しに入り、遅めの昼食。大判から揚げ定食を食べた。649円。ブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。



 井の頭線に乗り、渋谷に出て、まんだらけにも寄っていく。階段の百均から、雑誌を3冊買う。渋谷では時間をつぶさず、東横線の急行で、すぐに横浜に戻ってきた。電車が混む前に帰りたいという考えだったのだが、16時過ぎでもそれなりに混んでいて、あんまりいい手ではなかった。横浜東口のドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。

◇ 読書

 大森荘蔵・坂本龍一「音を視る、時を聴く〔哲学講義〕」を読み終えた。2007年刊、ちくま学芸文庫。親本は1982年刊。ちょうど40年前の本だが、なんとか読み終えたけれども、小難しくってかなりわからなかった。大森荘蔵というひとを知らなかったが、このひとは哲学者で、1997年には亡くなっている。以下、引用をいくつか。P97 大森「いま一つの点は、たとえばよく知っている歌があってそれを歌えば五分かかる。しかしその歌はいわば立ちどころに一挙に憶い出されるのであって、頭の中で五分かけて歌う必要はない、ということです。これは歌や曲に限りません。何年もかかった戦争や、六年かかった小学生時代、これらを憶い出すのにもしその年月を元のテンポで反芻することが必要だとしたら、昔話なんて不可能になります。といってそれらを憶い出すとき、過去をいわば早廻ししているわけじゃありません。六年間の過去を数秒で早廻ししたら目がまわるだけでしょう。結局、過去に聴いた音、過去に生きた生活、これらの過去を憶い出す様式には独特なものがあります。遥かに続く広大な山なみを一挙一望に見てとるような仕方なんですね。」 P122-123 大森「たとえばピカソがピエロの絵を描く時に、彼自身が、非常に醜悪な何かを意図して訴えたい、それをわれわれが見たらもっとはるかにスケールが小さくてただの悲しそうなピエロに見えたという、こういうことならしょっちゅうあると思います。」 坂本「ピカソが志向したのは、誰かの悲しい顔、誰かの顔であることからはぎ取った悲しさという抽象的なものの場合もありますね。」 大森「ええ。絵かき自身の意図では、いわば普遍化されたもの悲しさというものを表現しようとする意図があることもありましょう。そしてある人は、その画家の意図どおりにそれをとる。しかしある人はスケールを小さく、ただどっか田舎の道化がいると見る。こうした食違いはしょっちゅう起こることです。そしておそらくピカソはその場合は、そういうことが気にくわんでしょう。「オレはもっと大きくとってほしかった」。音楽家もそうでしょうね、その時は、観客や聴衆が悪いんだ、と言う以外ない。」 坂本「ここでもぼくはその作者が意図したもの、観客が感じとったもの、この二つが本質的に同定できない、ということにイライラしていますし、では一体何をキャッチボールしているのか、ということになります。するとキャッチボールできない、キャッチボールなんかしていない。イメージを与えたり与えられたりなんかしていない、というのが正解じゃないかと思っています。つまりぼくはイメージからも観客からも自由なんだと思います。」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、舟木一夫がゲスト。亡くなった西郷輝彦のことを最初から最後までたっぷりと語る放送になった。舟木一夫の人柄に触れることも今まであまりなかったが、とても熱いものが胸にあるひとだと思った。2014年放送、西郷輝彦、三田明と一緒に出演した回の映像も少し流れた。

 土曜深夜に放送されているシットコム、「ジャパニーズスタイル」も続けて観ているが、第4話まで観ても、まるで面白くならない。柄本明が出ていることだけを頼りにしているが、つまらないものを欠かさず観ているくせに、ほかの面白い番組を観逃すようなことがあるといよいよ虚しくなってくる。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、「ザ・東京漫才」の第3弾の告知があり、チケットが今日発売というのだが、カンフェティを確認してみるとすでに完売。今日にかぎって、オンタイムで聴いてないという不運。本当についてないな。ビートきよし、玉袋筋太郎がゲストだというのに、これはあきらめきれない。オープニングのあとには、阿川佐和子が登場。12時台は、真田ナオキという演歌歌手がゲストに登場した。エンディングまで聴くと、「ザ・東京漫才」のチケットが完売したと、すでにここで知らせている。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の横山剣さんの連載では、さいたまんぞう「なぜか埼玉」を紹介していた。剣さんから「なぜか埼玉」が語られるのを今まで聴いたことはあっただろうか。「意図的に抑揚を欠いた歌いっぷりを含め、ここにはあまりにも高度な批評性を見ることができる。もしも、虚無という概念を楽曲に昇華したなら、この曲にたどり着くんじゃないでしょうか。」「そのシュールな世界観は、デヴィッド・リンチの映画にも近い。」「キリンジの名曲『エイリアンズ』を聴くたび、『なぜか埼玉』を思い出します。」

 「週刊ポスト」のたけしの連載は、亡くなった村田兆治の話題から、村上宗隆の話題に。三冠王のお祝いに食事をする機会があったそうで、というのは、弟子の無法松の高校の後輩という縁があるのだ。同じく、無法松の後輩だという WANIMA とカラオケに行ったということも語られ、それにも驚くのだが、後半は将棋の話題に移った。「昔からオイラが野球と同じく好きなのが「将棋」でさ。一時期は少し離れていたんだけど、ここ数年コロナで家にいることも増えたんで、またハマってよくやるようになったんだよね。ウチのカミサンと盤を挟んで勝負することもあるし、近頃はインターネットで知らない人と対戦することも多くてさ。」って、さらっとすごいことを明かしている。ということは、ネットで将棋を指したら、相手がたけしの可能性があるってことか。

2022年11月17日木曜日

11月17日木曜日/余談はいくらでも

◇ テレビ

 午前中は録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は、林家ぺー・パー子がゲスト。先日出演した冨士眞奈美と岩崎リズの親子からメッセージがあり、どんな縁かと思えば、ぺーさんからそれぞれに年賀状が届いたのだという。冨士眞奈美が言うには、林家ぺー・パー子から年賀状が届くことは、芸能界のなかではひとつのステイタスなのだと。冨士眞奈美と一緒に撮った写真も出されていたが、奇しくも、冨士眞奈美が俳句の会で北とぴあにやってきたときのものだそうで、近所だから行ったというようなことを話していた。そのほか、改めて知る話も多く、ピンクを着るようになったのは、テリー伊藤に派手になるように言われたのがきっかけだったとか、あるいは、林家三平の伴奏をするアコーディオン奏者がこれなくなったときに、ギターを弾くことになり、営業先で伊東四朗や小野ヤスシに教わり、なんとなく適当に覚えたものであるとか。パー子は入門前は歌手志望で、藤圭子とレッスンをしていたというのはわりと知られる話かもしれないが、ぺーさんの髪型は郷ひろみのお母さんが経営する美容院でやってもらっていたとか、こんな余談がいくらでも出てくる。ぺーさんは寄席に出るときには鶯谷から浅草まで歩くんだそうだが、健康については、「徹子の部屋」に横山隆一が出たときの記憶が語られ、スイス人はミルクを飲んで元気だと言っているのを聴き、それ以来、ずっとミルクを飲んでいるのだという。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、清水ミチコとシソンヌ長谷川がゲスト。長谷川の経歴をよく知らなかったのだが、もともとはショーパブに出演していたんだそうで、その点でオードリーとも通じ合うものがある。そのショーパブ時代のコンビと、いったん、ルミネにまで出演するようになっていたのに、それから、NSCに入りなおしたというのだから異色だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。ナイツは昨夜の「ナカハチ・オン・タイム」の話をぜんぜんしなかったな。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、そのあとはどうも気力が湧かず、横になり、ラジオを聴いていた。読書しようとすると、すぐに眠くなる。Spotify のニューリリースから、オリジナル・ラブの新アルバムを聴きながら、2時間ぐらい眠った。

 夜、TVer で「エルピス」の第4話を観て、続けて、ダウ90000 のスピンオフドラマも一気に観てしまう。0回、1回、2回と計3本、各10分前後。それからまた、録画していたテレビ番組を。観そびれていた「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」を3週分まとめて。今月2日に放送された回は、ニューヨークの同期2組が登場した。そのうちのひと組、「ぐりtoとく」はピン芸人同士の男女コンビ。女性のほうは「ぐりふぉん」という名で、過去には、紅しょうが稲田、3時のヒロイン福田とコンビを組んでいたという。

 録画の再生を停めたタイミングで、放送中の「千鳥のクセがスゴいネタGP」に志らく師匠が登場しているのをちらっと目にした。師匠が昔からやっている土方のコントのようだったが、この出演は知らず、知っていたら録画したのに、しそこねてしまった。

 ツイッターからは「M-1」準決勝進出者の発表を知った。期待どおり、ウエストランドが残っている。現在のコンディションを把握しているのはタイタンのウエストランドとキュウくらいだが、ここを残したかというかなり面白いメンバーが残されている。なんと、ランジャタイは落ちてしまった。見取り図、インディアンス、モグライダーも落とされている。ツイッターからはもうひとつ、日本エレキテル連合の中野聡子が癌になり、単独ライブが中止になるというニュースも目にした。今後は、タイタンとは業務提携というかたちになるようだ。

 金の心配があり、そうなると、あらゆることが手につかなくなり、生活がみるみるがたがたになっていくから困る。夕方に眠ったから、眠気が飛んでしまい、深夜、ブログの更新をひとつ。途中まででやめようかと思っていたが、調子が出てきたので仕上げてしまう。ブログに取り組んでいるときには精神は落ち着くようだ。ほかにも仕事を片づけてから、深夜3時半頃に眠る。

2022年11月16日水曜日

11月16日水曜日/「ナカハチ・オン・タイム」

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 昨夜はよく眠り、遅めに起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、若林が体調不良でお休み。水卜アナひとりの放送になるのかと思いきや、助っ人にTAIGA が登場した。「マッドマックスTV」では、ひろゆきと武井壮のディベート対決があり、スポーツは才能か努力かというお題で、これは武井壮が終始圧倒していると思いながら観ていたが、判定はドローになった。そのあとは、呂布カルマと加藤鷹のディベート。AVで勉強するのはありかなしかというお題。続く、呂布カルマと格闘家の皇治のディベートは、おっぱいかお尻かというお題。これは阿呆らしくなり、早送りした。いや、そもそもが阿呆らしい番組なのだけれども。

 昨夜の「アンタウォッチマン」は、若手演技派コント芸人の特集。黒木瞳、竹中直人が芸人を推薦するのだが、てっきり、こういうのは宣伝があるのだろうと思っていると、そういうのがなかったので、なぜこのふたりなのかと不思議になった。黒木瞳はレインボーを推薦し、演技を絶賛する。知らなかったが、レインボーの池田は子役の経験があるのだな。竹中直人はスクールゾーンを推薦。このコンビは存在すらも知らなかったが、竹中直人とはドラマで共演してからの付き合いがあり、スクールゾーンのライブに竹中直人が出演したこともあるほどで、そのときの、竹中直人が無限大ホールに出演した6年前の映像も少し流れた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に「岸田総理のメガネが割れる時」という記事があり、岸田を間近で見る側近たちが外見の異変を語っているという。身だしなみにこだわりのある岸田総理なんだが、最近はスーツの肩にフケが目立ち始めているようで、ある岸田派中堅議員は「ついこの前までフケなんてひとかけらもなかったのに、かなり様子がおかしくなってきた。」と証言する。岸田はメガネオタクとしても知られるそうで、「今年の夏には、このメガネを何度も「修理」しに出かけて物議を醸した」という。メガネの歪みが神経に障るとかで、「必要以上に何度もメガネ店に通うので、この時はいつになく参っていると周囲でも噂されていた。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、SWAの告知のために、オープニングに喬太郎が登場した。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。ナイツが「浅草芸能大賞」の大賞を受賞したそうで、今日、発表になったようだ。検索してもネットにはまだ情報がないのだが、奨励賞は劇団ひとり、新人賞は桂宮治とのこと。



◇ 王子

 午後から都内に。東横線、武蔵小杉から目黒線に乗り換え、南北線直通、王子まで。まず、昼食。といっても、夕方になる時間だが、なかなか決められず、ぐるぐると歩きまわってしまう。最終的には、王子だから王将がいいだろうという結論になり、餃子の王将に入り、天津麺と餃子3個を食べた。それから、サンスクエアのマクドナルドに入ろうかと思っていたが、行ってみると混雑していたのでやめる。どこかで時間をつなげないかとグーグルマップで検索してみると、さくらトラムの駅の向こう側に、イートインのあるファミリーマートを見つけ、そこでひと休みする。コーヒー1杯では気が引けて、キャラメルクリームシューも買った。イートインコーナーにはファンシーな置きものがやたらと並べてあり、やけにかわいらしかった。



◇ 演芸会

 東京ボーイズ仲八郎先生主催のライブ、「ナカハチ・オン・タイム」を観るため、北とぴあさくらホールに。毎度毎度、ゲストが異様に豪華なこのライブ、そのわりに告知が少なく、チケットを買いやすいのがありがたい。コンビニのイートインでは時間をつぶしきれず、会場時刻の18時半よりも前に着いてしまったが、入り口が大混雑になっている。左右の扉から並んで入場するかたちで、その案内をしているのはカルーア啓子だ。自分で半券をもぎり、手指の消毒と検温をして入場。着物姿のスタッフは芸協の前座さんだろうか。2階席、階段の上では、こてっちゃん馬場が案内していた。2階B列だが、いちばん前の席だった。プログラムとチラシが席に置いてある。プログラムをここで初めて知るわけだが、豪華ゲスト陣は後半に集中し、前半は東京ボーイズ一門のこてっちゃん馬場とカルーア啓子が出演するのだ。それよりも、あれっと思ったのは、今日のいちばんの目玉は細野晴臣のゲスト出演なのだが、プログラムには「細野晴臣を囲んで」と書いてある。細野晴臣がこの会に登場するのは今回で3度目だと思うが、過去2回、ライブを行っているのを客席で観ていたから、まさか、演奏がないとはぜんぜん思っていなかった。しかし、2階席からステージを見下ろすと、幕は降りているが、その手前、上手にはドラムセットがあり、これはなんだろうかと思ったが、開演すると、ギターと和笛の奏者も登場し、3名で出囃子を担当したのだった。そういえば、以前もそうだったっけ。

 19時開演、まず、東京ボーイズが登場するが、ふたりとも楽器をもたずに現れた。楽器をもたずに漫才をする東京ボーイズというのも珍しいんじゃないだろうか。火野正平を見習い(?)、ステージを歩きまわるというネタ、それと、曲に合わせてステップを踏むのだが、菅六郎さんがずれてしまうというネタ。そのあとは、一門からふたり、こてっちゃん馬場の漫談、カルーア啓子のバルーン漫談が続くが、それぞれ、それなりに面白い。そしてまた、東京ボーイズの登場。今度はおなじみのかたち、ウクレレと三味線をもち、テーマ曲から始まった。しかし、そういえば、定番のヒット曲を並べるくだり、それから麻薬で捕まったひとをあげるネタはなぜかやらなかったな。最後の「なぞかけ小唄」では、シークレットゲストのねづっちが登場した。歌手の名を客席からもらうのはいつもの東京ボーイズだが、ねづっちが意外と歌手に弱かった。休憩を挟み、後半はナイツの漫才から。今年をふり返るというかたちで、今年始めの時事ネタを中心にたっぷりと。ステージは黒幕を降ろしたまま、その前での漫才だったから、もしかして、バンドの用意がやっぱりあるのかなとも思ったが、つぎの細野晴臣のコーナーでも黒幕は開かないまま、黒幕の前に椅子が並べられ、座談の時間になった。ナカハチ先生、ナイツに挟まれ、細野晴臣が着席する。座談会は塙さんが中心になり、ほぼ、ナイツと細野さんのトークになっていたが、せっかくのこの会なのだから、細野さんと東京ボーイズとの関係をもっとしゃべってほしかった。細野さんがこの会に出演するのは以前は震災のときだったというので、そんなに前だったかとちょっと驚く。過去2回はバンドを入れて演奏していることには触れられず、ナイツも知らないんだろう。このあとにはまた東京ボーイズが登場のはずだったが、時間が押していたわけでもないのに、やる気がないのか、なぜかカットになる。トリは伯山。黒幕を降ろしていたのは、講談の高座を用意するためか。マクラをかなりしっかりと語り、そのあとには照明を落とし、「赤垣源蔵別れの徳利」を読んだ。エンディングにはまた全員登場するんだろうと思っていたら、最後は、ナカハチ先生ひとりがすでに私服に着替えたすがたで登場し、あいさつをした。やはり私服に着替えたねづっちが呼ばれ、三本締めをして終わる。

 21時半頃に終演し、まっすぐ王子駅に。帰りも南北線、日吉から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。帰宅は深夜になった。明日は朝から用があり、早起きするつもりでいたのだが、Gメールを確認すると、その用がなしになったというメールがあった。そんな連絡、前日の夜になってから送ってくるかね。もっと早く知らせろよばかやろう。しかし、早く寝る必要もなくなり、深夜、ブログの更新をひとつ。ポッドキャストを聴きながら、深夜3時半頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...