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2023年9月26日火曜日

9月26日火曜日/とんかつを食べた

◇ 九段下・竹橋

 朝から都内に。西谷で乗り換えていくところを、うっかり、二俣川で降りてしまい、一本遅くなった。相鉄線は他社との接続が増えたために、乗り換えが複雑になり、本当に迷惑だ。横浜からは東横線、渋谷から半蔵門線に乗り換え、九段下に出る。昼食は竹橋のパレスサイドビル、とんかつまるやに入り、ロースかつ定食を食べた。750円。ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。「韓国の小説家たち」2巻を読み終えた。2021年刊、クオン。登場する作家は、キム・グミ、チョン・ユジョン、コン・ジヨン、ウン・ヒギョン、チョン・ミョングァンという5名。聞き手は、ペク・カフム、チョン・ヨンジュン。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は島田珠代がゲスト。徹子さんにギャグをやってみせる場面にははらはらさせられたが、そのあとに語られた、夫婦関係、親子関係は知らない話ばかり、島田珠代は話しながら泣きっぱなしだった。娘からの手紙も読まれる。涙、涙の回だった。今日の「さんま御殿」は「田舎を愛する有名人SP」。ひさしぶりにすがたを見た井上晴美がすっかり美魔女になっていた。このひと、誕生日が一緒だから覚えてるんだけど、自分よりもひとつ上のはず。今は熊本に移住し、自給自足の生活を送っているのだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に木久扇師匠の後継争いの記事があった。書き手は本多圭。大喜利メンバーの世代交代にともない、昇太師匠の司会降板もうわさされているんだそうで、「新メンバーに選ばれても辞退すると言っていた一之輔が笑点のレギュラーを承諾したのは、〝つぎの司会者に〟との密約があったという見立てもある。」と、演芸ライターなる人物が語っている。そのほか、松尾潔、田中康夫、近田春夫の鼎談「ジャニーズ性加害問題と日本社会の民度」も面白かった。今柊二による立ちそば特集の記事もあり、桜木町の川村屋が一度閉店して復活していたとはまったく知らなかった。店の前は通っているはずなんだけどな。

 Spotiy のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴く。今日のゲストは BONNIE PINK。小島慶子が BONNIE PINK のファンで、曲もよく知っているようだ。早く寝るつもりだったが、深夜1時になってしまった。「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めたらすぐに眠ってしまう。

2023年6月14日水曜日

6月14日水曜日/同い年の感覚として

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ゴミを捨てに行ってから、ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおした。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴き始めると、いきなり、ちゃらんぽらん冨好さんのしゃべりからスタートする。水谷千重子の明治座公演が延びたために、冒頭から冨好さんがつないでいたのだ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」を観ると、なんと、来週からリニューアルになるというので驚いた。「おかえりこっち側の集い」という番組になるのか。いつものオープニングトークだけが独立した番組になるということなのだろうか。この番組、今まで特集が面白かったのに、あまりにも唐突すぎやしないか。なぜこんな中途半端な時期にという疑問も湧く。

 日曜に放送された「ボクらの時代」は、錦鯉まさのり、とにかく明るい安村、なかやまきんに君という不思議な顔合わせ。まさのりさんときんに君はほぼ初対面だったようだ。ギャグをやる際の動きについて、「止まることは大事」だという点で意見が一致し、その流れから、3人が動きを止めて、CMに入るというパターンがくり返された。このアイコンタクトの妙。まさのりさんは子どものころ、芸人になりたいというつもりはなく、藤子不二雄が大好きで漫画家になりたかったんだそうで、小学生のころに漫才ブームが始まるが、お楽しみ会では手品をやっていたという。まさのりさんは1971年生まれ、自分(1975年生まれ)よりも少し上の世代の感覚として、これはなんとなく理解できる。

 今日の「徹子の部屋」は中村雅俊がゲスト。昨年9月に、渡辺徹と一緒に出演した回の映像から始まった。そのときに、デビュー当時に中村雅俊からもらったという「いつまでもあると思うな人気と仕事」と書かれた色紙が紹介されたが、1984年放送、渡辺徹が23歳のころに出演した回の映像も流され、その色紙はそのときにも紹介されていたんだ。あるいは、中村雅俊は結婚してすぐのころ、植木等のすぐ近所に住んでいて、よく遊びにくる仲だったんだそうで、この関係は知らなかった。

 午後にブログの更新をひとつ。余計な出費は控えるべきか悩んでいたが、腹が減っていたので、夕方に外出し、遅めの昼食にする。かつやに入り、フェアメニューの豚カルビ焼肉とチキンカツの合い盛り丼を食べた。869円。どこかで読書をしていくつもりで、本をわざわざ選んでカバンに入れてきたけれども、どうも考えが定まらない。金も時間も惜しくなり、必要最小限の買いものだけして、すぐに帰ってくる。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれいていた「アンタウォッチマン!」を3週分。5月30日、6月6日の放送は、2週にわたり、バカリズムの特集。バカリズムは1975年生まれ、アンタッチャブルのふたりは山崎が早生まれだが、バカリズムと同学年だ。VTRのなかで、バカリズムが子ども時代をふり返り、「もちろんお笑いは好きでしたし、めちゃくちゃ観てて、学校で、タケちゃんマンの真似とか、知っとるケの真似とかやってた記憶はあるんですけど。」 と語っていると、スタジオで観ていた山崎が「小学生で「タケちゃんマン」は早いかもね。」 バカリズム「そう、早いの。みんなドリフだから。」 この会話は同い年の感覚としてよくわかる。サンドウィッチマンとアンタッチャブルはどちらかというとドリフだったのだろうか。サンドのふたりは1974年生まれ、ひとつ上の学年にあたる。バカリズムの単独ライブのおしゃれな演出は「ひょうきん族」の影響というのも初めて知る話で、今まで気がつかないことだった。そして、学生時代、日本映画学校の漫才の授業では、内海好江師匠に「なんかあんたたち、よくわかんないけど面白いから、その気があるんだったらうち(マセキ)のライブに出てみたら?」 と言ってもらったエピソードが語られた。コンビ時代、デビュー時に黒い衣装を着ていたのは、映画学校で教わった基本衣装という考えかたによるもので、その手法をお笑いにもちこんだのは自分たちだと自負しているという話も面白かった。後編では、「ブラッシュアップライフ」に出演した木南晴夏が証言をする。バカリズムの脚本は、ひとつのシチュエーションに対して会話セリフが多いという特徴をあげ、前半は覚えるのが大変だったが、後半はなじんで覚えやすくなったという。他局だが、実際のドラマの映像も流れた。ネタについては、いとうせいこうが証言していたことが面白かった。いとうせいこうとは「ウンナンのホントコ!」の前説をバカリズムがしていたときに出会う。いとうせいこうがバカリズムに大喜利の方法を訊いたら、「捨てるということを早くする」と言っていたんだそうで、つまり、捨てる訓練をしている、それをいとうせいこうは編集の能力と表した。番組の最後には、バカリズムから、1本ぐらい映画を撮ってみたいという夢が出た。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は尾上松也の特集。これも面白かった。中村獅童が証言者として登場していたが、中村獅童と尾上松也は歌舞伎界で後ろ盾のない境遇が似ているのだ。松也は獅童のやりかたを真似て、歌舞伎界の外に出て行ったというわけか。

 オンタイムでは聴きそびれた今日の「ビバリー昼ズ」を、夜になってタイムフリーで聴いた。12時台ゲストは電気グルーヴ。生出演ではなく、先週に収録済み。予告から楽しみにしていて、これは今日中に聴いてしまいたかった。なにしろ、水曜に登場というのが嬉しい。電気グルーヴに関しては、ナイツよりも乾貴美子(1975年生まれ)のほうがだんぜん信頼できるのだ。昇太師匠とは静岡の話題になり、地元では知られるらしい、藤本房子「ごてんばあさん」という曲がかけられた。検索してみると、これ、作詞は伊集院静なんだな。後半、リスナーからの質問の答えも、ずっとくだらなくて笑いっぱなしの放送だった。

2023年5月10日水曜日

5月10日水曜日/テレビやラジオや雑誌

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 今日もうすら寒い。外出せず、録画しているテレビ番組をあれこれと。昨夜、「THE SECOND」の事前番組があったのに、録画を忘れてしまった。悔しいな。昨夜の「午前0時の森」は、ナレーションがうまくなりたい若林がナレーションに挑戦する企画。日本テレビアナウンサーの森富美、ラルフ鈴木、町田浩徳が登場した。

 昨夜の「刺さルール」はまた新企画、「テレビ欄でテレビ談」と題し、昔のテレビ欄を見ながらトークをする。ソファーに座り、トークするだけのシンプルな企画。企画が安定しない番組だが、この企画は爆笑問題にはうってつけだった。1987年12月24日のテレビ欄、「メリー・クリスマスショー」を話題にするが、その裏では「ザ・ベストテン」をやってたんだな。爆笑問題は同日の「パオパオチャンネル」に注目し、番組の映像も流れたのだが、テロップの解説はかなり不充分だと思った。

 月曜に放送された「アンタウォッチマン!」の特番は、石原良純特集で90分。中居正広、出川哲朗らが証言をする。番組では、もともとは雑誌の編集者として石原慎太郎と関わりがあった三原マネージャーとの関係に焦点をあてる。「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」に不破万作とともに出演していたことはよく覚えているのだが、「夢で逢えたら」にゲスト出演したことから「やるやら」に進展したというのは知らなかった。つかこうへいが演出する「熱海殺人事件サイコパス」に出演した際に、「揺れるなよ」と言われた話などもとても面白かった。

 「紙とさまぁ~ず」は日曜深夜放送に定まったのかと思ったら、また火曜深夜に移動した。もうちょっと観やすい番組にしてもらいたいよ。最新の回2週分は、春風亭昇太がゲストの前後編。これは絶対に録画しそこねたくはなかった。今やこの関係がわからないひとも多いだろうが、番組内でも触れられていたように、昇太師匠とさまぁ~ず(バカルディ)は若いころにはよく共演していたのだ。昇太師匠の回答はサービス満点、おおむね、答えすぎるくらいなのだが、「弟子時代に我慢していたことを教えて下さい」という質問には「師匠にはありません。我慢、弟子にはあります。」というまじめな答えだった。アテレコはさすがに上手い。 

 日曜深夜に放送されていた「衝動に駆られてみる」という新番組、なんとなく気になり、録画しておいた。相席スタート山添と市川紗椰が出演。テレビ朝日とハウフルスの制作だが、「タモリ俱楽部」の後継番組というわけにはいかないだろう。初回の放送では、本の匂いを嗅ぐのが好きな女性が登場し、最後は、沼津の印刷工場まで刷りたての本の匂いを嗅ぎに行くのだが、そこで次週に続いた。まあ、次週は観ないかな。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台のゲストは小猫改め五代目江戸家猫八。襲名披露興行をずっとやっていて、その話をしていたのだが、末広亭の中日あたりから流れが変わり、新しいお客がたくさんやってくるようになったんだそうだ。行きたいと思っていたんだけど、都合がつかずに無理だった。まだ国立演芸場もあるのだが、寄席に比べると魅力が落ちる。

 聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、子どもの日の放送ということで、この番組ではおなじみ、こうちゃんがついにスタジオに登場した。こうちゃんとちゃらんぽらん冨好さんの会話のなかで、こうちゃんのお母さんがフリーアナウンサーであることが明かされる。

 眠ってしまってちゃんと聴けてなかった昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおすと、なんの話をしていたのかというと、又吉が Youtube で「笑って人類!」について語っていたという話から、村上春樹の新刊についてしゃべっていたのだった。太田がここまでストレートに村上春樹について語るのを初めて聴いた。話はそこからベルグソンにつながり、ベルグソンを語る小林秀雄の話になっていった。その又吉の動画もさっそく確認してみたのだが、これはアツい。22分間、丁寧に丁寧に「笑って人類!」について語られている。いい加減に言葉を発しているようなところがまったくない。


 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「POPEYE」と「サライ」にレコードの特集があり、「POPEYE」ではこういう特集はよくあるような気がするが、「サライ」のほうでは、角野卓造が神保町のレコード社を訪れたりなどしている。「サライ」には島田雅彦の新連載もあり、島田雅彦は今や、「POPEYE」よりも「サライ」になじむ作家になったか。「POPEYE」の特集では「いまさら聞けないレコードのはなし。」というページが面白く、その問いに答えているのは田口史人さんだ。円盤が 2020年に店名を変更していたとは知らなかった。今は「黒猫」というのか。「尊敬できるレコード好きは誰ですか?」という質問に、田口さんは岡田則夫氏の名をあげている。「著名なコレクターになると、死後、自身のコレクションを図書館などに寄贈することがありますが、岡田さんは「残ったレコードはすべて散逸させたい」と言っています。これはあくまでも自分のコレクション。一枚一枚集める過程こそが楽しかったし、それこそがレコードの醍醐味だから、次の人にもその愉しみを味わってほしい、と。まさにそのとおりだと思いますし、僕のコレクションも最後は散り散りにしたいですね。」

2023年3月29日水曜日

3月29日水曜日/「立川流三人の会」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、今週はもちろん、水卜アナの結婚を話題にする。中村倫也からの手紙も読まれ、TAIGAさんからは花束の贈呈、山里亮太も登場した。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」だが、今週の「ラジオショー」はナイツが春休みで、今日は伊集院光が代打を務める。となると、「ビバリー」のエンディングにも注目せざるをえない。昇太師匠と伊集院のクロストークというのはなかなか珍しいんじゃないだろうか。そして、「ラジオショー」は伊集院と安藤なつという顔合わせ。この関係性も面白いのだが、家を出なければならないので、これはまた改めてタイムフリーで聴こう。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は夜に予定があるのだが、ブックの日でもあるので、それも無駄にはできない。まず、いつもどおり、鶴ヶ峰のブックオフに。ブックの日のクーポンを使用するには500円以上の買いものをする必要があり、たった500円の本を選ぶのに苦労する日もあるのだが、今日はすんなりといい本を見つけられた。そのクーポンだけでなく、鶴ヶ峰店はブックの日には2割引きにもなるから利用しない手はないのだが、さらに、水曜は雑誌がなんと半額だった。文芸誌を2冊選び、これらがそれぞれ半額、それと、110円の文庫本と新書を各1冊、これが2割引きになり、さらにアプリのクーポンで300円引きとなる。これだけ買って、計300円弱。鶴ヶ峰店はすごい。


 鶴ヶ峰から横浜に移動し、先に昼食にする。五番街の龍王を覗いてみると、この店はよく行列ができているのだが、行列がなく、今がチャンスとばかりに入ってしまう。にんにく醤油のレバー丼を食べた。大盛り無料、600円。そして、ビブレのブックオフに。ここもすんなり、500円を超える。今日みたいに、あとの予定があるときは助かる。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊、ついでに、550円のCDも1枚。もう時間に余裕がなく、今月は2店だけしか寄れなかったが、しかし、思いのほか、いい買いものができた。





◇ 落語会

 横浜から東横線、中目黒から日比谷線に乗り換え、はるばる人形町まで。高田文夫プロデュースの公演「立川流三人の会」を観るため、明治座に。すぐに完売してしまい、一度はあきらめたチケットだったが、追加で販売された立見席の情報を運良く知ることができ、朝から並んでまで買ったのが今月10日のこと。そこまでしてチケットを買うこともひさしぶりだった。今日の公演は昼の部と夜の部があり、観るのは夜の部だが、昼の部も気になり、こうそわそわする公演もめったにないのだが、昼の部の情報もツイッターからチェックしつつ、夜の部のチケットをゆずるというツイートを目にして、リツイートしたりもしていた。開演30分前には到着。明治座だから幟が立つのだろうかと期待したが、さすがに今日は一日だけの公演だから幟はないのか。飾りつけもなんにもないのがやや寂しい。手指の消毒をして入場。入り口ではステッカーが配られ、これが唯一の記念の品。まず、3階席(建物は4階)まであがり、席を確認する。客席のいちばん後ろの通路の床にテープが貼られ、囲われているところが立見席。一応、正面の真ん中寄りの場所で、立見席のなかではいい席だ。しかし、開演までこんなところに突っ立っていても疲れてしまう。立見席とはいえ通路だから、カバンを置きっぱなしにするのもまずいかと思い、カバンをもって下の階に降りる。トイレを済ませ、開演が近くなるまでソファーベンチでくつろいでいた。

 18時開演。幕が開くと、舞台の上には桜が咲いているセットになっている。まず、高田先生が登場し、「中条きよしです。」「道端ジェシカです。」 と自己紹介する。そして、高田先生に呼び込まれるかたちで、志らく、談春、志の輔が順に登場した。出番順は決められておらず、それを決めるジャンケンが最初にあるという趣向。最初に談春が勝ち、談春はたしか二番手を選んだはずだ。志らく、志の輔のジャンケンは志の輔が負け、トリは志の輔かと誰もが思ったが、勝った志らく師が、なんと、トリを選んだ。主役を志の輔には譲りたくないということか。昼の部は談春がトリで「文七元結」をやったので、負けじと、志らく師も「文七元結」でトリをとると宣言した。最初に二番手を選んでいたはずの談春師は、高田先生たちがそれを聞いてなかったようで、早く決めろよと急かされるようにして、談春師は初めて選ぶように一番手を選んだ。一番手として、改めて高座に登場した談春師、思い出話を語り始め、これが止まらない。いちばんセンチメンタルなのは談春師だ。しっとりと「宮戸川」をやり、続いて、志の輔師が登場。談春師に誘発されたかたちで、志の輔師も家元の思い出を語る。昼の部では「親の顔」をやったようで、この位置ならば夜は古典を聴けるかと期待したら、「みどりの窓口」だった。家元に新作を褒められたエピソードからこの噺に入った。志の輔師の新作に対するこの執着はいったいなんなんだろうか。二席終わり、休憩に入ったときには19時半。予定よりも延びている。下の階のロビーに降り、座りたいのだが、席はあっという間にとられてしまい、反対側までぐるっとまわり、ようやく座れる席を見つけた。ロビーぐらい、立見席の人間に座らせてくれと思うよ。30分の休憩を終え、席に戻る。立見席はすべて売れているはずなのに、左隣りが空いたまま、この客は現れそうにないから、左側に少し移動し、のびのびとスペースを使わせてもらうことにする。後半はトリの一席のみ、志らく師匠が登場。宣言どおりに「文七元結」をやった。志らく師のここぞというときの勝負強さがさすがだった。志の輔師匠がトリだったら勝負は賭けなかったんじゃないか。志らく師の高座は45分ほど。結果的に、昼の部と夜の部が対のように、いいバランスの会になった。エンディングでは、また全員が勢ぞろい。志らく師の口調が馬生師匠にそっくりと談春師、志らく師がやっている最中、裏では談春師と志の輔師がそんなことをしゃべっていたようだ。志らく師には同時通訳が必要だと突っ込み、志の輔師には耳が聴こえないと突っ込む、この3人がそろい、いちばん楽しそうにしていたのは談春師だった。この「立川流三人の会」はこれが3回目。過去2回はチケットは買えず、観ることがかなわなかったが、過去2回のときは談志師匠はまだ元気だった。今日、楽屋にはそれぞれの弟子はたくさんきていたが、兄弟弟子はひとりもきていなかったという。


 終演後、大混雑のなかを下の階に降りていくと、あれっと思って、何度もちらちら見てしまったが、ロビーに三浦瑠麗のすがたを発見した。この会に三浦瑠麗とは意外な、しかも、大変なときではないのかと思ったが、三浦瑠麗はどういうわけかマスクもせずにいた。外に出たところで、広瀬和生も目撃する。外に出ると、まさかの雨降り。少し離れたまいばすけっとまで走り、ビニール傘を買った。帰る前にひと息つきたく、人形町のマクドナルドに寄っていく。スマホの充電もしたかった。アイスコーヒーにドジな店員がミルクをふたつつけ、3階の席まで上がってしまってから気がつき、取りに戻るのもめんどうだから、ガムシロップなしで飲む。1時間ほどして外に出ると、雨は止んでいた。なんという間の悪さ。

 帰宅は深夜0時を過ぎる。今日は家を出る前に録画残量を作ったつもりでいたのに、勘違いしていたようだ。「あちこちオードリー」が途中までしか録画されておらず、「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」の最終回はまるまる録りそこねてしまった。これは悔しいな。楽しい一日かと思えば、なにかしら失敗している。眠る前に、これはきちんと録画されていた「水曜日のダウンタウン」だけ観る。「隠れた友達が全く見つからず見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説」というのはひどかった。幼稚園児をドッキリに仕掛けるのは絶対にやめるべきだ。どれだけギャラが出るのか知らないが、これを許可する親もひどい。深夜2時頃に眠る。

2023年2月8日水曜日

2月8日水曜日/ビートたけし杯の夜

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、山里が出演した先週の回をふり返るところから始まる。そのあとには、それぞれの思い出ソングを語る企画があり、若林は、アジカンのギターリフのくり返しから、ボケをくり返す漫才を発想したという話をしていた。最後には、TAIGA の出張人生相談もあった。月曜の「午前0時の森」は生放送。タイドラマ特集の第2弾。前回にプレゼンしたスタッフが、今回はタイから生中継。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」はウエストランドの特集。サンドウィッチマンが休みで、ナイツが代打を務める。「ランジャタイのがんばれ地上波!」は「ダイアン津田さんをもてなしたい!」という企画。寿司屋のカウンターが津田のために用意されたが、寿司屋は芽ねぎばかりを出す。津田にはゲームボーイアドバンスと干し芋がプレゼントされ、干し芋がなにかわからない津田は、何度も匂いを嗅いだ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。オープニングはもちろん、「笑点」の新メンバーを話題にする。昇太師匠が知ったのは今年に入ってからだそうで、1月の第2週、一之輔さんがこの番組にやってきたときにはすでに決まっていたのだ。一之輔さんは引き受けないと思っていたから昇太師匠も驚いたという。「笑点」は落語家なら誰でも出たがっているわけではなく、キャラがつくから落語がやりづらくなる場合があるため、葛藤があると説明しつつ、しかし、一之輔さんは「できあがってるから」と。たしかに、「笑点」に翻弄されないという意味でも、一之輔さん、いい人選だし、いいタイミングだったのかもしれない。

 午後から都内に。もっと早く出たかったが、もたついていたらずいぶん遅くなってしまった。メルカリの発送の際に事故が発生し、その確認に追われていて、奈良中央郵便局に問い合わせをしていた。


◇ 上野・浅草

 上野広小路に出て、まず、ブックオフに。しかし、まるでいい本がなく、220円の単行本を1冊だけ買っていく。上野から稲荷町方面に歩いていくと、小雨がぽつぽつと降り始め、避難するようにブックオフに飛び込んだ。こちらの店舗もめぼしいものはない。220円の新書、単行本を1冊ずつ買う。

 浅草まで歩き、遅めの昼食。浅草でなにか食べようとすると、ほどほどの店がないから意外と困るのだが、今回も消極的選択で、中華食堂一番館にする。肉野菜炒め定食を食べた。680円。ROXのドトールに入り、ひと休み。音楽を聴きながら仮眠し、それから、少し読書もする。




◇ ライブ

 18時半を過ぎ、浅草東洋館に向かう。江戸まちたいとう芸楽祭が主催する「ビートたけし杯「お笑い日本一」」だが、先日の「ザ・東京漫才」と同様、これも一度は売り切れてしまったが、戻りのチケットを狙い、執念でなんとか購入した。チケットのモギリを1階の入り口でやっていたのが珍しい。わからずにそのまま階段を昇っていってしまった客がいて、モギリのお姉さんが、自分のチケットをもぎっていたところだったのに、そのチケットをもったまま追いかけていってしまい、不安にさせられた。チケットは無事に手元に戻り、エレベーターで客席にあがる。席は「か列2番」。開演前、まずは、だーりんずの前説から始まる。この前説は、過去には錦鯉も担当している。そして、これまでのこの大会をふり返るオープニング映像があったのだが、第2回の会場がなぜか浅草リトルシアターになっていた。なんでこんな杜撰な間違いをするのだろうか。司会は今回も、〆さばアタル、アル北郷のコンビ。実行委員長の渡辺寧久の開会宣言があり、出場者8組が登場。まずは順番をくじ引きで決める。入れ替わり、審査員の、ナイツ、高田文夫が登場し、客席後方にある審査員席に着いた。

 出演順は、オッパショ石、ハンジロウ、や団、ポンループ、まんじゅう大帝国、TCクラクション、センチネル、ヤーレンズ。半分の4組が終わったところで、審査員がコメントする時間が少しあった。このなかでは、オッパショ石がいちばんの常連出演者か。大きな賞レースのファイナリストはや団だけだが、灰皿を投げる演出家のコントを演じ、さすが、いちばんの笑いが起きていたと思った。個人的にはもうひと組、TCクラクションの漫才にも笑った。8組のネタが終わり、休憩もなく、全組がまた舞台に並ぶ。選考待ちの時間になり、司会のふたりが全組にコメントをふっていく。そしていよいよ結果発表、審査員たちと一緒に、するっと現れたたけしのすがたにどよめく。今日、客の前に現れるのはこの瞬間が初めてだ。たけしはソデでモニターをずっと観ていたようだ。すると、出場者たちはたけしの存在は意識していたのだろうか。優勝者の発表はたけしから、これもあっさりと「ハンジロウ」とひとこと。あまりにもあっさりしていたため、一瞬、状況が飲み込めなかったが、これはまったく予想できない結果でもあった。ハンジロウは「元嫁カフェ」という設定のコントを演じたのだが、なにがたけしの評価になったのか、コメントからはよくわからなかった。司会のふたりの誘導もあり、たけしは全組にコメント、具体的なアドバイスをしていく。もうひと組、センチネルも高評価だった。ひとりはウガンダ人のハーフというコンビで、衣類の寄付をネタにしたコントを演じたのだが、たけしは「ひとつのネタしかねえじゃねえか」と突っ込みもする。ヤーレンズに対しては「男が女の役するのは大っ嫌い」と言うのだが、ハンジロウも女役をするコントだったことについては、コントと漫才の違いがあるようだ。全体的なレベルの高さは認めつつ、初々しさのなさに不満を漏らしもしていた。たけしからの表彰状の授与は、おなじみのギャグ満載のスタイル。過去の優勝者が売れていないことを笑いにもしていたのだが、しかし、これは実行委員会は軽く考えてもらっては困る。たけしの名を冠していながら、この程度のコンテストに留めているのは恥ずかしいことだ。たけしの最後のあいさつでは、かつての漫才協団やコロムビア・トップの悪口、そして、電通、吉本、角川にも痛烈な毒を飛ばしまくり、これには熱い気持ちにさせられた。たけしの発言をじかに浴びる興奮があった。しかし、ライブ自体はあっさりとしたもので、90分も経たずに終演してしまう。

 ROXの西友で買いものしていきたかったが、カバンのファスナーが壊れてしまい、閉まらなくなった。カバンを開けっ放しで店に入るのはまずいだろうと思い、あきらめて帰ることにする。田原町駅から銀座線に乗り、ファスナーは電車内でなんとかなおしたが、金具が外れやすくなっていて、またいつ壊れるかわからない。渋谷からは東横線の各停に乗り、読書をしながら帰った。ツイッターから「たけし杯」の情報もチェックする。ハンジロウというコンビ、名前は知らなかったのだが、どうも観たことがある顔だという気がしていたら、しゃもじが改名したのだとツイッターから初めてわかった。そうとわかれば、新人らしくないのも当然で、喜ばしい結果だと思いなおした。

 帰宅は夜遅くなった。たけし酔いが続いているようで、Spotify でたけしの歌を聴き、たけしに浸りながら深夜1時前に眠った。

2023年1月4日水曜日

1月4日水曜日/「東西笑いの殿堂」

◇ ラジオ・テレビ

 呼吸が浅く、変な夢を見ていた。これが初夢だと思うのだが、夢特有のはっきしない人物が登場し、知り合いなのか、芸能人なのか、よくわからなかった。朝、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をあれこれと。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、塙さんが声をつぶしていて、正月の「新春!お笑い名人寄席」でその声をしていたが、この日の午前中が収録だったんだな。オープニングのあとのコーナーには、冷蔵庫マンと八幡カオルが登場した。年末の友近の「シン・ラジオ」は、ちゃらんぽらん冨好さんがスタジオに登場。忘年会ということで、えんえんとカラオケ大会をする。

 11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」は今年初めの放送だが、番組は来週からだと思っていた昇太師匠。事務所から今日は「ビバリー」はないとはっきりと言われていたのに、10時45分ぐらいに事務所から電話がかかってきて、池袋演芸場の出番だったのを、急遽、変わってもらったという。12時台は立川吉笑がゲスト。

 ラジオを聴きながら少し眠り、午後、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・竹下景子)を観た。この番組も今日が今年初めての放送。それからまた少し眠りなおし、ブログの更新をようやくひとつ。

 今日は外出せず、家にいる日は録画をばんばん片づける。昨日放送された「東西笑いの殿堂」を、なにしろ、4時間の番組だから、なかなか一気に観る時間も作れず、去年も録画したまま観そこねているのだが、今年は正月気分があるうちに観てしまいたいと思った。毎年1月3日に放送されるNHKの寄席番組。司会は爆笑問題。あとからすぐに中川家も登場し、それぞれが東西のキャプテンという役割。かつては「初笑い東西寄席」という番組で、東京と大阪、4箇所の劇場から中継を放送する番組だったが、数年前にタイトルが変わり、スタジオがメインになった。4箇所の中継はタイトル変更以降も続き、それぞれ、東京は落語協会と落語芸術協会が、大阪は吉本と松竹の寄席の雰囲気が味わえる。今年のレポーターは、大阪千日前はミルクボーイ、大阪心斎橋はチキチキジョニー、上野鈴本演芸場は柳家わさび、新宿末広亭はナイツが担当。ナイツは最初はスタジオにいたのだが、あとから移動した。演芸はスタジオから始まり、トップは西軍から、すゑひろがりずが登場した。しかし、インチキ狂言がおめでたい芸みたいな扱いになっているのはまずいんじゃないのか。東軍のトップはダイヤモンド。そのあとには「今年挑戦したいこと」を2組に訊くコーナーがあり、ダイヤモンドは「神奈川県を盛り上げる」と答え、明らかに黒岩知事に似ていることにつなげるつもりだったのだが、このタイミングで中継が始まるチャイムが鳴ってしまい、なんだかわからないところで切られてしまった。千日前からミルクボーイの中継になり、ここには宮川大助・花子が登場した。車椅子に乗る花子を大助が押して登場したのだが、しかし、明るくて元気そうだ。続いて、スタジオには矢野・兵動が登場し、絶品の漫才。そして、千日前NGKからの劇場中継になり、ミルクボーイ、和牛、のりお・よしお、阪神・巨人と続く。スタジオに戻り、なすなかにし、アメリカザリガニ、神田伯山「扇の的」。鈴本からの中継を少し挟み、スタジオにはカンカラが登場。そして、改めて鈴本から寄席中継。風藤松原、鏡味仙志郎・仙成、柳家喬太郎「擬宝珠」。スタジオに戻り、「新人大賞」の受賞者、スパイシーガーリック、立川吉笑「ぷるぷる」と続いた。ここで前半は終了。後半は、司会陣と伯山のトークからスタートする。さっそく悪態をつきまくる伯山だが、初対面の中川家との会話はまるでなかったのが惜しい。続いて、賞レースの王者2組、ウエストランド、ビスケットブラザーズ。それから、錦鯉、三拍子と続き、この流れで、桂文珍が登場、「携帯供養」という新作落語をやった。時代性をかなり取り入れた内容だったが、LGBTQのネタはだいぶ危なっかしいと思った。続いては、末広亭から寄席中継。おせつときょうた、ナイツ、桂小すみ、桂宮治「たらちね」。スタジオに戻り、スーパーマラドーナ、U字工事。心斎橋角座からの劇場中継になり、チキチキジョニー、シンデレラエキスプレス、横山ひろし・春けいこ、はるか・かなた。関東の人間にとっては、毎度、この松竹のブロックは貴重な時間だ。大好きなシンデレラエキスプレスの漫才が嬉しい。劇場もいいサイズに感じられる。そして、スタジオに戻ると、司会席にはスーパーマラドーナが立ち、キャプテン対決。まずは西軍の中川家、続いて、東軍の爆笑問題。これが最後かと思ったらまだあった。最後はレジェンド対決、東軍は堺すすむ、西軍はザ・ぼんちが登場。この2組の並べかたにも違和感はあるのだけど、堺すすむが歳をとってしまったのかどうも弱々しく、ウケないから、後半はわかりやすいネタに替えていったように感じられたが、それが逆効果で、ますますウケなくなっていったように思えた。番組側も、オファーする前に最近の舞台を確認するようなこともしないのだろう。対して、ぼんちはパワフルな漫才だった。番組最後には、番組冒頭からずっと引っぱっていた特別審査員のすがたが明らかになる。どうでもいいと思いながら観ていたが、今年の大河ドラマの出演者だというその正体はハナコの岡部だった。VTRでは松重豊からのメッセージもあり、4時間の寄席番組が大河ドラマの宣伝で終わった。

 4時間の番組をずっと集中して観ているわけにもいかず、テレビを観ながら、オンライン将棋を指したりもしていた。1級から、ついに初段に昇格した。新年からおめでたい。

◇ 映画・雑誌

 去年の「文藝春秋」100周年記念企画にあった小林信彦の映画ベスト100 を、今年こそは順に観ていこうと思い、アマゾンプライムにあるものを手帳にリストアップしていくことから始めた。洋画のほうは、年代が古いものが多いせいもあるが、かなりの数を無料配信で観ることができる。新年に観た山中貞雄監督の2本もこのベスト100 に入っているのだが、今夜はまず、そのなかからレオ・マッケリー監督の「人生は四十二から」を観た。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の中野翠の連載では、2022年の私的映画ベストテンが発表されていた。1位は「クライ・マッチョ」。これは観そびれてしまった。10本のなかでは「声もなく」と「わたしは最悪。」を映画館で観たが、「わたしは最悪。」はまさに、中野翠の「文春」のシネマチャートの評を読んで観たくなったんだった。そのほか、石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」もあり、こちらは「太田光の炎上騒動が突きつけたこと」と題している。これを読むまで知らなかったが、昨年末に「ニューズウィーク日本版」のサイトで、石戸諭は太田にインタビューしていたのだ

2022年10月10日月曜日

10月10日月曜日/祝日はテレビを観る

◇ ブログ・ラジオ

 朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。すっかり、ブログに時間をかけすぎるようになっているが、今朝はすぐに書けた。数日前に更新したあるエントリーのアクセス数がやけに伸びていて、注目されるような要素があるとも思えず、奇妙なのだが、ついに全期間でトップになってしまった。どこかにリンクでも貼られた可能性も疑ったが、だとしたら、むしろ、もっとアクセス数が伸びてもいい気がする。原因がわからない。普段はまったくアクセス数が少なく、書いても書いても手応えがないのだが、その代わりに、自分のペースで更新していればいいというのが利点であり、そもそも、ブログを始めたのは、SNSの論理からは距離を置きたいという考えがどこかにあったことはたしかで、blogger はあまり検索に引っかからないというからこれを選んだくらいだ。知り合いにわざわざ知らせるようなこともほとんどしていないから、いったい、誰がどうやって、なんのためにこれを読んでいるのか。今どき、こんなブログを読むのはよっぽどの変人ではないだろうか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生は「ナインティナインのオールナイトニッポン」もチェックしているようなのだが、その作家の小西マサテルが宝島社の「このミス」大賞を受賞したことを話題にしていた。12時台は、阿川佐和子がゲスト。「週刊文春」の連載対談から落語家との対談を集めたムックが出て、落語家以外では、(伯山がひとり講談師だが、)高田文夫と小沢昭一が収録されている。その話題から、小さん、談志のエピソード。「TVタックル」で共演するたけしとは、会うと「伊集院(静)さん、元気?」という会話をするという。祝日の今日は「ナイツ ザ・ラジオショー」はやっぱりお休み。先週もユーミンの特番があったが、今日はミッツ・マングローブによるユーミンの番組を放送していた。

◇ テレビ・読書

 今日は外出せず、録画していたテレビ番組をいろいろと観ていく。今日の「徹子の部屋」は、美輪明宏がゲスト。87歳の美輪が「光陰矢の如しというけど」と言うと、徹子さんも「美輪さんもそう?」と返す。会話を聴いていると、しゃべっている年代がやや食い違っていたようだが、「夢であいましょう」など、テレビ放送初期の番組で共演した話をしていた。美輪明宏と徹子さんで、互いに変顔をやってみせる場面もあった。

 昨日は「ワイドナショー」を観そびれてしまっていた。松本が不在の週、野沢直子が出演のほか、田村淳、武田鉄矢、ふぉ~ゆ~辰巳雄大というメンバー。猪木の訃報が扱われると、武田鉄矢からは、「金八先生」の裏番組がプロレス中継だったのだが、倍賞美津子が「金八」に出演していて、撮影現場に猪木が迎えにきていたという話が語られた。

 昨日の「ボクらの時代」は、博多華丸・大吉とタカアンドトシという4人の顔合わせ。それぞれ、福岡、札幌の、地方吉本1期生という共通点がある。そういえば、つい先日、「木梨の会」にも出演していたのに忘れていたが、華丸が売れるきっかけをつかんだのは「細かすぎて」の児玉清のものまねだった。これは知らなかったような気がするが、大吉ももともと、とんねるずに憧れていたのだという。

 昨日の「週刊さんまとマツコ」は、黒沢かずこがプレゼンするさんまのセカンドライフという特集。土曜の「お笑い向上委員会」は、松竹のメンバーの回が続き、オジンオズボーン篠宮の「口だけ男」に笑う。金曜の「A-Studio+」は、Creepy Nuts がゲスト。金曜には「刺さルール」の1時間スペシャルも放送された。伯山がラジオで言っていたとおり、伯山が不在なのだが、それについてはなんの説明もなく、せいやが司会を務めていて、番組もだいぶ終盤になってから、伯山からのメッセージのVTRが流れた。回答者はレギュラーメンバーに加え、箕輪はるかが登場。今回の目玉は、VTRに山口もえが田中にはサプライズのかたちで登場したことだった。およそ20年以上前、爆笑問題と共演していた、日本テレビの「号外!!爆笑大問題」の映像も流れた。

 それにしても、なんでこんなにたくさん録画しなきゃならないのかと思うほど、空けても空けても、録画残量がすぐに足りなくなる。その都度、DVDにダビングをするが、そのあいだに読書もしていた。R-指定「Rの異常な愛情」を読み終える。2019年刊、白夜書房。定期的に開催されたトークイベントを書籍化したもので、高木〝JET〟晋一郎が聞き手を務めている。1991年生まれのR-指定のラップ体験が語られていくのだが、この世代になると、スチャダラパーなんかはまるで出てこないのか。登場する楽曲を Spotify で確認しながら読んだが、餓鬼レンジャーなんかは今まできちんと聴く機会がなかった。そういえば、くりぃむしちゅーが参加している楽曲があり、知ってはいたが、聴いたことはなかったのだ。別のアルバムに収録されているスキット(コント)には、グレープカンパニーの作家が参加しているということも初めて知った。

 昨日の「笑点」は円楽追悼の放送になり、オープニングのアニメは円楽(楽太郎)の場面をつないで編集したものになっていた。大喜利のコーナーは「ありがとう円楽さん大喜利」として、円楽の席には紫の着物が飾られた。メンバーのあいさつで、山田隆夫はもう涙声になる。過去の円楽の回答傑作集が流され、そのあとには、円楽が司会をした回の問題が1問目に出題された。モニターを使い、円楽の音声が出題するという演出。つぎにもまた過去のVTRを挟み、それから出題という構成。最後には、円楽の座布団を十枚にした。

 そして、今日の昼にもまた、「笑点」の円楽追悼特番が放送された。文枝、談春、小朝のコメントがあり、日本テレビの秘蔵映像もたくさん流される。いちばん古い映像は、1977年に放送された「日本テレビ番組対抗歌合戦」に「笑点」チームで出ている映像なんだそうで、それ以前にも出演はしているが、映像は残っていないのだ。1988年放送、ビーチバレーのエキシビションマッチでは、円楽は江藤博利とのペアで出場。2003年には、好楽、木久扇と一緒に「天声慎吾」に。1984年には「おとこの台所」という料理番組に出演。2012年放送「家族、貸します ファミリー・コンプレックス」というドラマでは、田中麗奈の父親役を演じていて、セリフはたった22秒。番組後半では、8月の国立演芸場の復帰に向けたリハビリの様子を放送していたが、つらい映像をこんなにたくさん流さなければならないんだろうかな。「笑点」の楽屋を訪れたのは5月下旬と言っていたが、放送されたのはいつだったろう。番組では、円楽が高座に執着する理由を、円楽の過去の発言を引っぱり、歌丸との絆というストーリーにしてみせる。番組最後にはメンバーから言葉が贈られ、順に、小遊三、木久扇、たい平、宮治、山田隆夫ときて、そのあとに同じ一門の好楽、そして、昇太がいちばん最後だったが、昇太だけは落語家としての思い出を語らない。学生のころに見た楽太郎のバイクの広告がおしゃれでポップだったということだけを語った。

2022年10月5日水曜日

10月5日水曜日/羊の映画に驚いたり

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、下書きを書くだけでせいいっぱい。録画していたテレビ番組をいくつか。「イワクラと吉住の番組」を、観そびれていた先週分から観ると、この回のゲストには先々週から引き続き、ロングコートダディ堂前、ザ・マミィ林田という似た容姿のふたりが登場し、かわいいものについて語る。昨夜の放送には、番組のテーマ曲を歌っている佐藤千亜妃が登場した。昨夜の「刺さルール」は、なぜか15分拡大放送だったが、通常と変わるところなし。オズワルド伊藤の思いきった買いものが紹介される。

 同じく、昨夜に放送された「タモリ俱楽部」の珍しい特番は、時間も流浪し、火曜の夜に45分の拡大放送。ユーミンをゲストに迎えた「空耳アワー」。安齋肇、奥田民生も出演する。ユーミンとタモリの共演は、1993年の「タモリの音楽ステーション」以来だそうだが、そういえば、石井竜也と一緒に「いいとも」に登場したのを観た記憶があったが、検索してみると、「愛のWAVE」というデュエット曲のプロモーションで、1992年のことのようだ。空耳の映像に、奥田民生、バイきんぐ小峠、錦鯉まさのりが登場したが、奥田民生本人に言われないと気がつかなかったが、3人ともSMA所属なのだ。ユーミンが選ぶ過去の傑作選もあったが、過去の映像に出演していたのはひょっとして、お見送り芸人しんいちではなかったか。そう思い、ツイッターで検索してみると、やっぱり気がついているひとはいたが、番組ではなぜか誰も気がつかず、スルーされていた。ユーミン、ZAZYは好きなのに。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、昇太師匠が円楽について語る。愛媛の独演会の直前に訃報を聞いたという昇太師匠は、それを高座で話すべきか、話さないべきか、となると、「笑点」の裏話をする定番のマクラも使えず、目の前のお客さんをどうするかというのがまずあったという。12時台は、怒髪天の益子直純がゲスト。「ナイツ ザ・ラジオショー」もオープニングだけオンタイムで聴いた。

◇ 横浜・桜木町

 午後から外出。雨降り。パーカーを着ていく。気温が下がるという予報が出ていたが、部屋のなかではまだ半袖でちょうどいいくらいだった。まず、横浜に出て、五番街の龍王に入り、スパチキマヨボンバー丼を食べた。650円。大盛り無料だが、大盛りにしてもらったら苦しくなってしまった。ビブレのブックオフに寄り、あんまりめぼしいものはないかと、あきらめかけていたときにいい本を見つけた。110円の文庫本を2冊、コミックを3冊買う。跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄るが、こちらはまるで収穫なし。220円の単行本を1冊だけ。



 小雨のなか、桜木町まで歩いていく。動く歩道からランドマークプラザを抜け、クイーンズのベローチェに入ろうかと思っていたが、コンセントがなかったような気がして、店の前まで行ってやめる。トモズに寄り、栄養ドリンクを買って飲んでおく。センタービルのドトールに行ってみるが、この建物は、3階まで昇るのにエスカレーターを間違えるとずいぶんまわり道になる。わざわざやってきたが、しかし、スマホの充電をしなくても今日は問題なさそうだと思いなおし、コンセントのない席に座った。アイスコーヒーを飲みながら読書を始めるが、異様な眠気に襲われ、ラジオを聴きながら少し眠った。


◇ 映画

 横浜ブルク13にて、「LAMB/ラム」という映画を観る。18時55分の回。建物が改装中で、いつものエレベーターがわからず、エスカレーターで進もうとするが、エスカレーターの続きがわからない。奥にエレベーターを見つけ、時間ぎりぎりにたどりついた。水曜サービスデー、1200円。D列の右端から二番目の席に座る。「週刊文春」の「シネマチャート」の欄を読んで観たくなった映画だが、席はなかなか埋まっていて、評判なんだろうか。映画は無音から始まる。羊飼いの夫婦のドラマ。不穏なムードがずっと続くが、なにが起きているのかわからない時間がしばらく続いた。どうやら、羊の子を育てている。なにも起きていないようにすら思えていたが、羊の子のからだが映された場面に、まんまと驚かされてしまった。ネタバレ厳禁映画だが、前のめりにさせられる場面が何度かあった。ラストにもびっくりする。

◇ 読書

 21時前に映画は終わり、外に出ると、まだ小雨が続いている。横浜駅まで歩き、帰りの電車でも読書の続きを。額賀澪「拝啓、本が売れません」を読み終えた。2020年刊、文春文庫。親本は 2018年刊。まったく知らない作家だったが、タイトルに興味をもち、ちょっと読んでみたくなった。どうやったら本が売れるのか、編集者、書店、デザイナーらに取材していくのだが、新人作家本人が悩みながら取材していく本はあまりないかもしれない。同世代の売れている作家、朝井リョウや住野よるに嫉妬する部分も面白かった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日のゲストは安奈淳と榛名由梨。宝塚にはまったく疎いが、これは勉強になりそうだから、ちゃんと観ておこうと思った。有名なことなのかもしれないが、「ベルばら」の演出を長谷川一夫がやっていたというのも知らなかった。スタジオでは「ベルばら」の劇中歌も披露され、池田理代子、長谷川一夫が出演した過去の映像も観ることができた。

 夜になるといよいよ涼しくなり、寒くなった。開けっ放しだった窓を閉める。タイムフリーで、昨日火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、月曜にも音声が流れたが、東貴博が改めて猪木の話をしていた。Spotify では、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。祝日でもないのに、なぜか大竹まことは休みで、壇蜜といとうあさこの放送になっていた。ブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。ラジオを聴きながら、深夜0時半頃には眠る。

2022年8月24日水曜日

8月24日水曜日/ひっそりしたところに


◇ 麹町・横浜

 今日も朝から都内に。まだまだ暑い。駅で電車を待つあいだに汗をかく。昼は麹町のほうに移動し、銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。748円。ベローチェには昨日も入ったから、もう麹町にいるのはいやだ。東横線に乗り、各停で眠りながら、夕方には横浜に戻ってくる。どうも疲弊が激しいようで、なるべくひっそりしたところで休みたいと思い、東口のドトールに入った。アイスコーヒーとクリームパンみたいなのを食べる。しばらく読書をして、それから、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買った。


◇ テレビ・ラジオ・音楽

 日暮れ前には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。月曜の「アンタウォッチマン」は、学生お笑い出身芸人の特集。真空ジェシカ、さすらいラビー、ストレッチーズが出演。土曜の「ゴッドタン」は「お笑いを存分に語れるBAR」。鬼越トマホーク、モグライダー芝、東京03飯塚が出演していた。昨夜の「イワクラと吉住の番組」は、バカリズムがゲスト。単独ライブは一度も楽しいと思ったことがないというバカリズム。座付き作家なしでそれをやっているというのがすごい。あるいは、舞台に立ったときにピン芸人がいちばん美しいという美意識も面白く、ここに「美しい」という価値観が出てくるところが独特だ。

 昨夜の「マッドマックスTV」は、前半には呂布カルマが「モンスター」となり、井上咲楽と、おならは我慢するべきかというディベートをするが、これはかったるい内容だった。この番組はやはり、ひろゆきが「モンスター」でなければどうやら面白くならないようで、ひろゆきの「論破」をただのゲームにしているのがこの番組の賢明なところだ。後半には、ひろゆきが、鈴木もぐら、永野とディベートをする。永野とのディベートでは、いじるほうといじられるほう、かっこいいのはどっちかというテーマで戦った。永野はいじられる側、ひろゆきはいじる側という立場に立ち、永野は世の中の「ひろゆき崩れ」に対して毒づきながら、ひろゆきをいじっていた。意見も、じつは対立もせず、ほぼ一致していた。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、やはり、昇太師匠も明治座の話をする。今週はずっと、明治座の話ばかり。聴くごとに、行けなかったことを悔やむばかりだ。12時台は、たい平師匠がゲスト。

 夜、ブログの更新をひとつ。これでようやく、6月末まで埋められた。早めに眠るが、深夜に目覚め、Spotify のニューリリースから、佐藤千亜妃の新アルバムを聴きながら眠りなおした。夜は涼しくなった。

2022年5月23日月曜日

5月23日月曜日/シンバンバ

◇ 不動前・天王洲アイル・新馬場

 早朝に目覚めてしまい、ブログの更新をひとつ。朝から都内に。暖かくなりそうなので、Tシャツで出る。東急線を乗り継ぎ、まずは不動前まで。初めて降りる駅だが、各停しか停まらないわりには立派な駅だと思った。どうも昼食をとる間がなく、コンビニでパンを買って食べておく。夕方には天王洲アイルにたどりつき、この時間になると、半袖ではまだ寒いのだが、今日はパーカーをもたずに出てしまった。新馬場まで歩き、ちょうど一週間前と同じで、舎鈴という店に入り、味玉中華そばを食べる。590円。そのあとは、ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴いて、それからしばらく読書をした。



◇ 読書

 清水良典「あらゆる小説は模倣である。」を読み終えた。2012年刊、幻冬舎新書。書名からして軽い内容だと思い、さらっと読んでしまおうとしたら、読む前の予測よりもだいぶ高度な内容で、思いがけずとても面白かった。しかし、あとがきによると、「本書の構想は、一昨年に幻冬舎の穂原俊二氏から、盗作になることなく他の小説をサンプリングして小説を書く指南書は書けないものか、と依頼されたことから始まった。」とあり、やっぱりどうも、幻冬舎って軽薄な出版社だ。著者が評論家になる以前に、自身が経験したという盗作疑惑について書いている箇所があったが、この作家は誰なのだろう。P33-34「私がまだ評論家としてデビューする前、同人雑誌に小説を発表していた時代に、ある新人作家の作品に私の作品とそっくりの部分を見つけたことがあったのだ。」「するとしばらくして、その新人作家は名古屋のさる有力同人雑誌が主催する文学賞を受賞したのだが、同じ作品を商業文芸雑誌に二重掲載するというトラブルを起こしたのである。」「それでも才能のある彼は書きつづけ、やがて芥川賞候補に挙げられるまでになった。そうして将来を嘱望されている最中に、なぜか彼は突然首吊り自殺してしまったのである。」

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、紺野美沙子がゲスト。昨日の「笑点」は、演芸コーナーにお見送り芸人しんいちが出演。客席に笑点メンバーが座り、メンバーをネタにする。大喜利の助っ人には、今週も志らく師匠が出演した。昇太、志らくの共演がやっぱり嬉しい。たい平も含め、この世代が並ぶ「笑点」を観る日がくるとは思わなかった。土曜放送の「ワルイコあつまれ」は、「慎吾ママの部屋」のコーナーに、いつもは歴史上の人物が登場するコーナーだが、デヴィ夫人が本人として登場した。同じく土曜放送の「ゴッドタン」は「公式お兄ちゃんは俺だ!選手権」という企画。鬼越トマホーク、なすなかにしが対決し、吉田豪も出演した。鬼越坂井の彼女が公表される展開になり、これはすでにネットニュースになっていた。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載は上島竜兵追悼。「週刊プレイボーイ」にも上島竜兵追悼記事あり。ラジオを聴きながら、深夜1時過ぎに眠る。

2022年5月18日水曜日

5月18日水曜日/古本屋と映画・その他

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の水曜は、今月は「落語演芸応援5ウィークス」と題し、12時台には、桂小すみがゲストに登場した。最近、やけに評判を目にするが、観たことあったかなと思って自分のツイートを検索してみると、伯山の真打昇進披露のときに一度観ていた。年齢を聴いてちょっと意外だったが、高座に出るようになってからはまだ浅いが、お囃子さんとしてはベテランなのだ。「日本文化のいっちばんいけないところは、間口狭くして、深く行かせようとするんですよ。」と昇太師匠。

 ネットニュースでは、末広亭が存続の危機という毎日新聞の記事が出ていた。「「昭和元禄落語心中」に登場する「雨竹亭」のモデルにもなった貴重な建物」と紹介されていて、そういうことじゃないだろうと思ったが、書き手は油井正和という演芸をわかっている記者だから、若い世代に関心をもってもらおうという狙いか。クラウドファンディングを始めたようだが、だったら、若者よりも、経済的に余裕がある中高年に訴えかけるべきだし、いや、それよりも文化庁がなんとかすべきではないのか。

◇ 関内・伊勢佐木町・黄金町

 午後から外出。今日は暖かくなるのかと思えば、そうでもなく、パーカーを着ていく。横浜駅、相鉄線の改札の近くに吉野家ができていた。いつオープンしたのだろう。横浜から根岸線に乗り、関内に移動する。関内駅北口の改札前も、しばらくずっと工事をしていたが、いつの間にか終わり、すっきりしていた。



 イセザキモールに進み、吉野家のあとにできたとんかつはまやを初めて利用し、ロースかつ定食を食べた。700円。黄金町方面に向かい、雲雀洞の前を通るが、例のごとく、シャッターが閉まっている。開いている確率がとても低い。時間があるから、周辺の古本屋をまわることにして、まずは馬燈書房に。外のワゴンから、3冊220円の文庫本を3冊選び、セルフ会計で、外に置いてある箱にお金を入れていく。セルフ会計の場合は消費税はサービスで、200円になる。川崎書店にも寄るがなにも買わず、続いて、バイアップでは、外の棚から110円の文庫本を2冊買う。交差点を渡り、博文堂書店にも行ってみるが、こちらもシャッターが閉まっていた。




 京浜急行を潜り、黄金町駅の向こう側に進む。グーグルマップで検索すると出てくる「楕円」という店があるのだが、以前、一度探してみたが見つけらず、再度探してみるも、やっぱりわからない。店舗ではないのかなと思うが、グーグルマップには店内のような写真が載っているのが不思議だ。線路沿いに日ノ出町方面に進み、黄金町アートブックバザールを目指すが、その手前のY字路にあった建物がなくなってしまっていた。スナックかなにかだったような気がするが、記憶はたちまちあやふやになるものだ。過去に写真に撮ってあるはずだから、探せば確認はできるのだが。そのあとはイセザキモールに戻り、ブックオフに寄り、110円の文庫新書を3冊、220円の単行本を3冊買った。多めの買いものになり、ゴールデンウイークにもらった11パーセントオフクーポン券を利用した。



◇ 映画

 からだがどうも重く、だるい気がする。ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら、少し眠り、読書もした。2時間ほどでベローチェを出て、横浜シネマリンに。濱口竜介の特集上映にもう一度、20時50分の回の「PASSION」を観る。予算もないから全作品を観るというわけにはいかないのだが、初期の代表作といわれている「PASSION」は観ておきたかった。東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作として作られた、2008年の作品だ。キャストがかなり「偶然と想像」と重なっているのだが、しかし、「偶然と想像」のようなわかりやすい面白さはなく、この当時にこれをいきなり観たとして、濱口竜介の才能を理解できたかというとちょっと自信がない。ときどき現れる才気走った監督のひとりぐらいには思うかもしれないが、初めて観た作品が「寝ても覚めても」だったのは自分にとってはいいタイミングだった。


◇ ニュース

 帰宅は深夜0時過ぎになった。ツイッターを見ていたら、山口県の 4630万円の誤給付問題のニュースで、ネットカジノで使ってしまったという報道があり、けっこう愉快なニュースぐらいに思っていたのだが、24歳の男が逮捕され、ニュース速報が流れたというのでなんだそりゃという気になった。録画していた「水曜日のダウンタウン」を観ると、たしかに速報が出ていた。しかし、実名報道までするのはちょっと異常なんじゃないか。振り込んだ役所がそもそも間抜けなのに、マスコミまで間抜けにつき合っている。

 もうひとつ、これもツイッターから知ったが、水道橋博士が阿佐ヶ谷ロフトのイベントで、れいわから参院選立候補を表明したようだ。TBSのニュースサイトが報じているが、テレビでは扱われたのだろうか。検索してみると、ラサール石井も現場にいたようで、客席にいたら登壇させられたようだが、集合写真を見ると、なんと、その場には長井秀和もいる。忘れていたが、そういえば、長井秀和は市議選に出るんだったか。その長井秀和がなぜこのイベントにいるのか。橋下徹と同じくタイタン所属であり、創価学会でもあるという立場でここにいるのだからめちゃくちゃだが、水道橋博士との共演は今まであったのかも記憶になく、考えてみると、それも不思議なくらいに芸風的には(むしろ、爆笑問題よりも)相性がいいはずだ。浅草キッドファンとしては、ここ数年は、失望、困惑させられることばかりだったが、これはどっちに転ぶだろうか。深夜2時頃に眠る。

2022年5月11日水曜日

5月11日水曜日/現実感がない

◇ 訃報

 朝8時過ぎに目覚め、メールを確認すると、アマゾンから注文があり、ずっと売れ残っていた上島竜兵の本が売れていた。それから、ツイッターを見ると、トレンドに上島竜兵の名前があり、なにかと思えば訃報だった。先に本が売れたのを確認したせいか、不思議と驚きがない。まるで現実感がないということなのだろうか、有名人の訃報を目にして、こんな感覚は初めてだ。ネットにニュースが出てからは、まだあまり時間は経っていないようで、検索しているうちに、自殺だということもわかった。テレビをつけると、「スッキリ」で訃報を伝えていた。加藤浩次の番組だから変な伝えかたはしないだろうと思い、なにげなく観始めると、宮崎哲弥が発言していたことがとても真っ当だった。客観的に見れば仕事は順調だし、死ななければならない理由があったようには見えないのだけど、おそらくは、自身でなにか深い苦悩を抱えていただろうことは想像がつくと。しかし、それを必ずしも明らかにすべきかは疑問で、まわりから短絡的に結論づけるようなことはやるべきではないというようなことを言っていた。宮崎哲弥は同世代としてのショックも語る。

 普段どおりに、録画していたテレビ番組をいくつか観て、タイムフリーで、先週金曜に放送された友近の「シン・ラジオ」を聴きながら、雑務をいろいろと片づける。「シン・ラジオ」では2時間ドラマのエンディングに使われそうな曲の特集をやっていて、友近が間違ったデータを言うと、作家の寺坂直毅がすかさず訂正するのが見事だ。

 午前中に、近所の郵便ポストまで投函に行き、昼はオンタイムのラジオを。「ビバリー昼ズ」をつけると、昇太師匠だからどうかなとも思ったが、この番組とは縁が深いということで、冒頭にまず、上島竜兵の訃報に触れた。12時台は、江戸家小猫がゲスト。猫八を襲名することを知らなかったが、検索してみると、4月1日に発表されていた。演芸界のニュースにもすっかり疎くなってしまっている。午後はそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておくが、ナイツは上島竜兵にはまったく触れなかった。14時台は、キンタローがゲスト。

 15時頃、駅前まで買いものに出かけ、そのついでに吉野家に寄り、ねぎ塩鶏丼を食べた。


 1時間ぐらいで帰り、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは神田うの。弟であるハマカーンの神田伸一郎がサプライズ出演する。それからまた、友近の「シン・ラジオ」の続きを聴くと、ちゃらんぽらん冨好が純烈の新メンバーになりたがっていた。ラジオを聴きながら眠ってしまい、目覚めたときにはすっかり夜になっていた。朝からずっとぼんやりしていたが、やっとあたまを切り換えられたようになり、ブログをひとつ更新する。

 キドカラー大道のツイートから、たけしがホームページでコメントを発表したことを知った。


 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、16分半頃から、大竹まことが「この番組では、あんまりほかの芸能人のことを言ったりはしないんだけど」と断りながら、短い時間だが、上島竜兵のことをしゃべっていた。いとうあさこは、3月にダチョウ俱楽部の3人と共演したことをふり返りながら、次第に涙声になった。「泣けてはきますけど、まだ、ぴんときてないっていうかね。」 

 録画していた「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・ジャングルポケット&見取り図)を観て、それからまた、Spotify で「ゴールデンラジオ!」を続けて聴いていくと、小島慶子が火曜に移籍したようで、月曜のオープニングを聴いてみたら、人事異動が詳しく発表されていた。小島慶子と入れ替わり、火曜だったはるな愛が木曜に移ったのだが、木曜はややこしく、はるな愛、光浦靖子、大久保佳代子に加え、ヒコロヒーがパートナーに昇格し、4人が交代で務めるという。タブレット純も火曜から木曜に移籍し、コロナで休止していた中継コーナーがようやく復活するようだ。金曜はどぶろっくが隔週になり、なぜか青木理と交互出演になるという謎の人事。大竹まことが、誰も辞めてないんじゃないかと言っていたが、吉住がいなくなってしまった。

 眠れなくなり、面白そうなポッドキャストを探しながら、深夜2時半頃にようやく眠る。

2022年5月9日月曜日

5月9日月曜日/ウィキペディアにあたる



◇ 有楽町・秋葉原

 朝から都内に。雨の予報が出ているので、傘をもって出る。まずは有楽町に出て、丸の内から神田須田町に移動し、昼食は吉野家に入り、親子丼を食べた。吉野家の親子丼は二度目。それから、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べる。スマホの充電をしながら、しばらく読書を。3日前に雲雀洞で買った「新潮」2021年3月号の特集、「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー」をざっと読んでいた。斜め読みで、読みたいところだけ読んでいくのが楽しい。筒井康隆から蓮實重彦まで、各一週間ずつの日記だが、最後の蓮實重彦だけは2日間多い。石原慎太郎が最高齢、最年少は宇佐見りんではないかと思う。誰にいつの時期を書いてもらうか、どうやって割りふってこうなっているのだろうか。今村夏子の「くわばたりえとか奥山佳恵みたいな母親になりたい。」という一文に笑った。


 夕方、秋葉原のブックオフに寄るが、たいしたものはなく、220円の単行本を2冊だけ買う。ブックオフの外に出ると、ここでようやく雨降りに。秋葉原から京浜東北線に乗り、品川から京浜急行に乗り換え、横浜まで戻ってきた。平沼にひとつお届けものがあり、雨のなか、横浜駅から往復。用事が済んだら、すぐに帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、まずは、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山口もえ)を観る。それから、昨夜の「おかべろ」を観ると、こちらは川平慈英がゲスト。舞台俳優としての仕事にしぼったトークになり、舞台の失敗談が面白かった。ノンスタ石田の演劇の知識がとてもしっかりしている。チケット代が高い商業演劇を観る機会はなかなかないから、川平慈英のことをあまりよく知らなかったが、そのキャリアは堂々たるものだ。そういえば、ウィキペディアにあたると、川平慈英とは誕生日が一緒で、それは知っていたが、大学の先輩でもあった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、桂竹丸がゲスト。竹丸師匠が「ファミっ子大集合」という番組に出ていたというのは記憶になかったなあ。一之輔さんが観ていたそうだが、ウィキペディアにあたると、自分はもう中学生だったから、ちょっとの歳の差で観ていなかったのだろうか。そう思ったが、しかし、さらに調べてみると、どうもそれも変だ。ゲーム番組といえば、小猫師匠(先代)が司会をしていた番組の記憶があるが、これは「The ゲームパワー」という番組で、(この番組名も覚えていなかった。)順序でいうと、こちらの番組のほうがあとだった。単に、桂竹丸という名前を認識していなかったからわからなかったのか。ついでに確認すると、昇太師匠が「RCカーグランプリ」に出ていたのは観ていたが、これは春風亭昇太というひとを認識していたから観たので、そのときは自分はもう高校生だった。よく観ていたのは小学生のときで、そのときは日髙のり子が司会で、ナレーターを小倉智昭が務めていた。

 ブログをひとつ更新してから、ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。アマゾンプライムで「トワイライト・ゾーン」の続き、第5話「神童」を観た。11歳の子がアメリカ大統領になる話。これは痛烈だ。

2022年4月27日水曜日

4月27日水曜日/らく朝さん一周忌

◇ 神田・千駄ヶ谷・新橋

 今日も朝から都内に。予報は雨だと思っていたが、ヤフーの予報を再確認すると、くもりに変わっていた。都内はどうだかはわからないが、めんどうだから、傘はもたずに出た。横浜から東横線に乗るが、混んでいたものの、運良く座れた。午前中、神田のあたりで時間ができ、ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べる。480円。しばらく読書をする。昼にはすっかりいい天気になった。いったん、千駄ヶ谷に移動することになり、それからまた、新橋まで戻ってきた。



 遅めの昼食にしようと、ニュー新橋ビルに入り、地下まで覗いてみると、マッサージ店の色っぽいお姉さんたちがあちこちにいる。昼食は決められず、外に出て、適当に歩き、居酒屋松竹梅という店に入り、肉豆腐定食を食べた。760円。そしてまた、新橋でもベローチェに入り、ひと休み。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、昇太師匠、ムーンライダーズのアルバムに参加したことをここでしゃべっていた。12時台は、春風亭昇也がゲスト。弟子をゲストに招くというのもちょっと不思議な感じがするのだが。昇也の入門初日の現場が「大銀座落語祭」だったそうで、三部制の落語会、第一部の花緑とコント赤信号の会が30分延び、第二部は清水ミチコの会、第三部は昇太の会という構成で、時間の皺寄せがすべて昇太の会に押しつけられてしまうが、ニ席の予定を四席に増やし、撤収時間ぎりぎりに終わらせ、拍手喝采になったという。ここで話を聴くだけでも拍手したくなるようなエピソードだが、入門初日にそんな場面に出くわすというのはすさまじい体験だろう。

 ベローチェで、また読書をして、仮眠もしておく。かなりのんびりしたが、それでもまだ時間をもてあまし、早めに店を出て、ドラッグストアに寄り、ドデカミンとシュークリームを買って食べた。



◇ 落語会

 18時半過ぎ、「志らく一門会」を観るために内幸町ホールに向かう。今回は、らく朝さんの一周忌追善公演だというので、らく朝さんとは特に関わりがあったわけでもなんでもないのだが、一門の大事な会だと思うから、これは観ておきたくなった。しかし、この会の情報をどこで目にしたのかも覚えておらず、現在の「志らく一門会」がどういう形式になっているのかもよくわからない。立川企画で予約していたが、マスクもしてるし、一応、受付で佐藤ですと名乗ると、立川企画のスタッフの女性に、髪が伸びてるから一瞬わからなかったと言われた。まあしかし、覚えてはもらっているのだ。マネージャーの佐藤さんにも気がついてもらえたが、なんだかいい加減なあいさつになってしまった。席はやや後方、真ん中あたり。

 19時開演、まず、志ららさんとこしらさんが登場するが、今日のお客さんはやっぱりらく朝さんの関係者が多いのだろうか。「志らく一門会」なのに、志ららさんとこしらさんがアウェイのようである。追善という雰囲気がまったくないふたり。それから、らく朝さん作の健康落語が三席、らく兵さん「内緒のパーティー」、らく人さん「真珠の誘惑」、志ら乃さん「合コン老人会」と続けて演じられる。志ら乃さんがさすがに面白く、内容的にも普段からかけられそうな噺だ。この3人は後半のトークのコーナーには参加しないのだから、らく朝さんのことをマクラでもっと話してもらいたかった。志ら乃さんは思い出がいくらでもあるだろうに。仲入りを挟み、後半は、らく朝さんの思い出話をするコーナー。大所帯の一門だから、密を避け、3チームに分かれて登場する。1組目は、かしめさん、らくまんさん、志らぴーさん。オープニングから引き続き、志ららさんとこしらさんが司会を務めるが、こしらさんが追善向きでないのは間違いないとして、志ららさんもツッコミが過剰でよくない。まともな話をしていても、ツッコミでつぶしてしまうのがかわいそうだ。たしかに、下の世代になるとらく朝さんとは接点が少ないとはいえ、話がふくらまないからといって、あいうえお作文をふるのもひどい。しかし、志ららさんが走ってしまうと、こしらさんのほうが意外と冷静になっていた。2組目は、がじらさん、志ら鈴さん、うぃんさん、志ら門さん。3組目は、志ゑんさん、志ら玉さん、志らべさん、志獅丸さん。上の世代になると、もちろん、らく朝さんと一緒に過ごした時間は長くなる。このコーナー、3組均等にする必要があったのかどうか。トークのあとは、らく次さんが「宮戸川」を演じたが、トークのコーナーこそ、らく次さんがいればいちばん頼りになりそうだった。トリは志らく師匠。らく朝さんについては語らず、なんの噺を始めるのかと思えば、シネマ落語の「人情医者」に入った。さすが、師匠は師匠らしかった。一席語ったあとで、最後に師匠、拍手は私や一門ではなく、らく朝に向けてしてあげてくださいと。

◇ テレビ・音楽

 21時過ぎに終演し、どこにも寄らずに、新橋駅に向かう。東海道線が遅延していて、横須賀線で帰ってきた。夜遅くに帰宅し、録画していた「水曜日のダウンタウン」を観る。後半の企画、「若手芸人、コンプライアンスでがんじがらめにされても従わざるを得ない説」で、スタッフのでたらめさに抵抗するそいつどいつがよかった。今日の「徹子の部屋」は、滝川英治という俳優がゲスト。パラリンピックの開会式に出演した車椅子の俳優だという紹介だったが、それ以前から活躍していたそうで、ドラマの撮影中に負傷したということをここで初めて知った。滝川クリステルのいとこでもあり、滝川クリステルからの手紙も読まれた。

 注文の品がまた見つからず、テレビを観ながら、本の山を順に確認していくが、どこにもない。ここ一週間、見つからないものがあまりにも多すぎる。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、Spotify で、kan Sano の新アルバムを聴いた。聴きながら、深夜2時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...