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2024年8月22日木曜日

8月22日木曜日/ドラマを観たら中華街

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・中邑真輔)。観そびれていた先週金曜の「A-Studio+」は段田安則がゲスト。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、塙さんが YouTube の視聴者向けの公演かなにかを東洋館でやったのか、そこに高峰コダマが出演したというのはちょっと観てみたかったな。情報をまるで知らなかった。清水ミチコは、野沢直子、青木さやかと一緒にさんまと食事会をした話をする。

 午後に出かけようとしていたら、ネズミの糞を発見し、その掃除。布団をよく見ると糞がこびりついていて、これを放置して出かけるわけにはいかない。ここのところ、2階にネズミがやけに出るようになり、どう対策すればいいのかまるで案がない。

◇ 関内・中華街

 暑さはピークを過ぎたのだろうか。関内まで出て、放送ライブラリーに行っておきたかった。亡くなった唐十郎の作品がなにかないかと探していたら「青春牡丹灯籠」というドラマを見つけた。1993年のNHKのドラマで、宮沢りえと豊川悦司が出ている。「地面師たち」を観ていて、豊川悦司に改めて興味をもっていたのだが、このころには大スターだった宮沢りえに比べると、このドラマでは、豊川悦司はまだできあがっていない俳優という感じがする。和泉元彌が出ていることにも興味が湧いたのだが、最後のほうはだいぶ眠くなってしまった。84分のドラマ。上階の展示ホールでは「ニッポン放送タイムトラベル70年展」というのをやっていた。閉館時刻まで10分程度しかなかったが、ざっと眺めてまわる。

 放送ライブラリーのあとは中華街。ビャンビャン麺の店にしようかと行ってみたら休みだった。双囍という店に初めて入り、エビ冷やし胡麻担々を食べる。990円。なんだかかわいらしい店だった。小雨が降り始める。横浜スタジアムの公園を通っていくと、屋外にモニターがあり、試合を流していた。セルテの関内ブックバザールに寄っていくが、なにも買わず、セルテの裏のベローチェに入り、読書をしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は片岡鶴太郎がゲスト。風貌が松岡正剛みたいになってきた。鶴太郎はスタジオで書を書いてみせる。「NHK MUSIC EXPO 2024」は、新しい学校のリーダーズの出演シーンだけを観た。深夜に、Netflix で「地面師たち」の第5話を観てから眠る。

2024年8月19日月曜日

8月19日月曜日/まだ調子がよくない

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 早朝に目が覚めると、ようやくすっきりした感じがする。ブログの更新をひとつ。体調のせいで、またしばらく間が空いてしまった。しかし、不思議と更新しないほうがアクセス数が伸びるのだ。もう少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「おかべろ」は川崎麻世がゲスト。関西の出身だとは知らなかった。お母さんが89歳でお元気、喫茶店を経営されている。お母さんはVTR出演し、息子がいかにモテていたかを証言する。

 昨夜の「日曜日の初耳学」は、インタビュアー林修のコーナーに新しい学校のリーダーズが登場。SUZUKA はお笑い芸人志望で、コンテストに出たこともあったという。ビデオ審査は通過したが、おとなの事情で優勝しなければならないチームがほかにいたって。前田政二がからんでいるコンテストだろうか。SUZUKA は小さいころから吉本新喜劇とドリフをずっと観ていて、こんな世界に行きたいと思っていた。「でもなんかこう、できてるようなものなんですよね、わたしらからしたら。4人でもう作品でたくさんふざけたりとかしてるので。」 新しい学校のリーダーズの熱狂的なファンとして、野村萬斎がVTR出演した。萬斎が演出したオペラ「こうもり」で首振りダンスをパクっていて、その映像も流された。昔からのファンだというファーストサマーウイカは2017年に同じライブに出演したのが初めての出会い。最古参のファンだという Ado からのコメントもあった。しかし、この番組、しばらくぶりに観たが、林修のインタビューだけで1時間なのか。スタジオにいるタレントたちはなんにもしてないのにギャラがもらえてすごい。

 楽天マガジンのチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載はフワちゃんについて語っていた。この連載の題材は編集者の意向も入ってるのかな。たけしは「行列のできる相談所」で共演していることはどうも覚えていないようだ。「このフワちゃんは〝タメ口芸〟みたいなのでやってきたんだろ? テレビ番組やなんかでオイラのことも「たけし」って呼んでるらしいと聞いたよ(笑)。オイラはこの人にはまったく興味がないし、呼び捨てされたからってイチイチ怒る気も起きないけどさ。ちょっと可哀想だなとは思うよ。タメ口タレントとしてウケたからってチヤホヤしたのはメディアのほうだ。それがこういう炎上によって世の中の空気に合わないと思ったら、一気に掌返しで切られちまう。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。高田先生も松本明子も、昨夜は水道橋博士と町山智浩の東洋館のイベントに行ってきたようだ。12時台ゲストはウエストランド。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」の後半を聴く。「サンデー芸人ランキング」の担当がエバースだったので、これは聴いておきたくなった。町田が食べたことのないものベスト3は、納豆、オムライス、桃。佐々木のひと見知りエピソードベスト3は、Wi-Fi が解約できない、寿司屋で食べたいものが注文できない、家が水漏れしたときに町田に連絡する。

 夕方から外出。横浜に出て、ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。ずっと体調がよくなかったから、今日こそは読書をする気まんまんでいたのだが、歩いていると、どうもまだあんまりいい調子ではない。気持ちが悪く、コーヒーを飲む気もしないから、読書は電車でしようと思い、その時間を作るために終点まで往復してきた。

 夜に帰宅し、インスタントのおかゆを食べながら、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は伍代夏子がゲスト。じつは渋谷育ちの江戸っ子、魚屋の娘なんだ。

 昨夜の「だれか to なかい」のゲストは、はなわとナイツ塙の兄弟とミキという顔合わせだった。この番組をしばらく観ていなかったけど、まだムロツヨシが司会なんだな。ゲスト4人はいっぺんに登場する。はなわ兄は今は横浜に住んでいるようで、息子はムロツヨシの中学の後輩になるという。番組最後には吉本興業と漫才協会のイチオシ芸人が登場、吉本からはツートライブが、漫才協会からは芸人THEブラストが登場。芸人THEブラストに対して、「どこ見りゃいいんだよ」という中居のもっともすぎる指摘。ナイツ塙「賞レースとかで活躍してない、例えば、パンサーの尾形くんとか、ああいうひとってすごいなって、僕、ほんとに思ってて。ああいうひとこそ、やっぱり僕らが憧れていたテレビタレントなので。でもそっちのほうじゃなくて、賞レースで勝ったひとのほうがなんかやっぱりすごいんだみたいな風潮になってるのは、審査員やっててもちょっと違うのかなって思うときはありますね。」 ミキ昂生「別に賞レースが素晴らしいという考えでもないというか、僕ら毎日寄席に出てるので、賞レース出てる子らと、僕らも出てるんですけど、出てるひととかを、観てたりとかしたら、ときどき言うんですよ、「今日はちょっと試す」みたいな。賞レースのネタを「試す」。今日のお客さんに「試す」っていう言葉が、僕、あんまり好きじゃなくて、「試す」って、今日のお客さんどう思ってんの、今日来て、何年も楽しみにしてきてくれてるお客さんがいるのに「試す」ってどうなんやろ。で、「今日のお客さんには伝わらへんわ、まあええわ」とか言うやつもいるんですよ。それを僕、けっこう吉本内で注意するんですけど。楽屋とかで言っていったら、いつの間にか、吉本内で「最年少老害」と言われるようになって。(笑)」

 夜もまた、タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴く。先週月曜の「ビバリー昼ズ」は12時台ゲストが岩井ジョニ男だった。なべやかんの主催ライブで、ピン芸人としてデビューしていたとは知らなかった。「ドクターストップ岩井」という芸名だったそうだ。タモリが赤塚不二夫のもとから世に出たように、相原コージのもとに行こうとしていたこともあったという。永野とふたりでトークライブをやっていたが、芸能人の悪口を言いすぎていたら両方のマネージャーに止められ、ジョニ男が向田邦子の短編を読むライブに変わったって。ジョニ男は高田先生が話を脱線させると必ずひとことつけ足すのがすごい。カンコンキンできたえられているからだろう。ジョニ男はゲストコーナーのあとも番組のエンディングまで出演していた。

 Netflix で「地面師たち」を第4話まで観る。3話まで観たのが少し前で、それから間が空いてしまったが、この回では残酷さがぐんと増す。ホストの兄ちゃんがどうなろうといいんだけれども、リリー・フランキーの身に急展開がある。豊川悦司の得体の知れなさ、悪の迫力があった。

2022年10月30日日曜日

10月30日日曜日/「NHK新人お笑い大賞」

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 ずいぶん前からネズミの被害がひどく、がさごそと物音がするので、早朝に目が覚めてしまう。もうどうしようもない。録画していた昨夜の「Nキャス」の続きを観て、野田佳彦の安倍晋三追悼演説を確認した。ダビングのセットをしてからもう少し眠りなおし、昼前に起きあがる。録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、まずは、昨夜に起きた梨泰院の事故の速報から始まった。現時点で、151人の死者が出ている大変な事故だ。「ワイドナショー」も観ると、松本が1ヶ月ぶりに出演のほか、石原良純、河合ゆずる、マキシマムザホルモン・ナヲというメンバー。仲本工事の訃報は先週の放送で報じられていたが、加藤茶、高木ブーのコメントが出たことで、今週も改めて扱われていた。「TVタックル」には、田嶋陽子が出演していたが、かなりひさしぶりの登場ではないだろうか。そのほか、田崎史郎、堀潤、優木まおみ、宮崎謙介らが出演。

 録画をざっと片づけてから、やっとラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中から聴いた。14時台は、大久保佳代子がゲスト。そのあとには、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」には談笑師匠が登場。用意されていたニュースのなかには、談笑師匠に合わせたのだろうが、日本テレビが定例会見で「笑点」の後継者について触れたこと、それから、「全国若手落語家選手権」の話題も含まれていた。吉笑さんが優勝したからこの小さいニュースをわざわざ入れたのだろうが、審査員の「江戸の風」発言が炎上していることは談笑師匠も把握してないんじゃないか。(その審査員はどうやら和田尚久なのだが、和田尚久が無名なので、和田尚久は炎上していないという不思議な炎上になっている。)そして、用意されたニュースには入っていなかったが、落語協会のパワハラ問題についても談笑師匠は触れ、円歌、天歌の名前もきちんと出していた。

 ラジオを聴きながら少し眠り、のんきなもんだが、起きあがり、録画していたテレビをまた観る。今日夕方に放送された「NHK新人お笑い大賞」を、結果を知る前に観てしまいたかった。生放送。会場はイイノホール。司会はフットボールアワーと浅田春奈アナ。審査員は、西川きよし、渡辺正行、久本雅美、よゐこ濱口、中川家剛、2丁拳銃小堀、ふかわりょうという7名。出場者は8組、AブロックとBブロック、4組ずつに分かれ、勝ちあがった2組の最終決戦により、優勝者が決まるというのは例年どおり。まず、Aブロック。出演順に、フースーヤ、パーティーパーティー、スパイシーガーリック、紅しょうがという4組。4組ともあんまり面白くなかったのだが、強いて選ぶならば、スパイシーガーリックかなとは思った。パントマイムを利用したコントなのだが、エスカレーターの動きしかやらず、たいしたアイデアではない。漫才の力量では紅しょうがでもいいような気もしたが、ちょっと恥ずかしくなるような古臭いセンスをしている。審査員7名は、きよし、久本、濱口、ふかわがスパイシーガーリック、渡辺、剛がパーティーパーティー、小堀が紅しょうがを選び、4票獲得したスパイシーガーリックが勝ちあがった。続いて、Bブロック。出演順に、10億円、トンツカタン、隣人、オダウエダという4組。この顔ぶれを見ただけでもBブロックのほうが激戦になるだろうとは思った。10億円というコンビは「ツギクル芸人グランプリ」で初めて知り、初見ですぐに好きになったが、いや、ここで観てもやっぱりすごく面白いと確信する。オダウエダも好きなのだが、「THE W」のときと比べると、小道具のチープな可笑しみが失われていないだろうか。10億円に勝ってもらいたかったが、審査員7名は、きよし、久本、剛、ふかわが隣人、渡辺、濱口がトンツカタン、小堀が10億円を選び、こちらも4票獲得した隣人が勝ちあがる。この時点でもう、今年は興味の薄い結果になってしまった。決勝が始まる前にコメントをふられた小堀が「僕、10億円、ほんと好きやったんですけどね。残念やなと思ってます。」と、総評以外のことをここでわざわざ発言した。決勝は、スパイシーガーリック、隣人の順にネタを披露し、意外や、最後は審査員満票でスパイシーガーリックが優勝という結果になった。

 録画残量を空ける必要があるため、もう少しテレビを観る。今朝の「ボクらの時代」は、豊川悦司、寺島しのぶ、広末涼子という顔合わせ。どういう3人なのかというと、「あちらにいる鬼」という映画で共演しているというだけの間柄で、豊川悦司が演劇出身だということも広末涼子は知らないくらいだった。豊川「これはひとによって違うと思うけど、演劇と映像の芝居の質っていうものが自分のなかではまったく違うようで、とにかくこう、伝える伝えるって舞台のうえではそういうふうに教わってきたものが、映像だと、とにかく伝えるな伝えるなみたいなタイプの監督さんと一緒に仕事をしたから。もうそんな自分を出さないでとか、過剰にやらないでとかっていうことをいきなりリクエストされたから、すごく自分のなかでそこがね、カルチャーショックみたいにあって。」 寺島しのぶからその監督の名を訊かれると、豊川悦司からは「北野武さんとか」という答えがすぐに出る。

 アマゾンプライムで、配信が始まったばかりの「仮面ライダー BLACK SUN」を観始める。仮面ライダーに特別な興味はないのだが、西島秀俊が出ているからちょっと観てみたくなった。監督は白石和彌。仮面ライダーをあまり知らないからどうだろうかと思ったが、いや、観始めたらそんなことは問題なく、これはすこぶる挑戦的な作品だ。いきなり、ヘイトスピーチとデモが戦う場面があり、怪人を使って差別問題を描いていることに驚かされるが、ヘイトスピーチの先頭に立つ差別主義者を演じるのは今野浩喜で、ちょっとしたカリスマのように描かれている。この題材を、エンターテインメントのなかでここまで正面切って扱う作品は今まであっただろうか。しかし、特定の国のひとたちを怪人と重ね合わせることには危なっかしさを感じもし、となると、怪人を倒すであろう、仮面ライダーとはいったいどういう存在なのかということになるが、惜しいところで2話に続いた。ネタバレが怖いが、これは1話ずつ、じっくりと観ていきたい。とても迫力のあるドラマ。総理大臣をルー大柴に演じさせる配役にも唸る。

2021年7月18日日曜日

7月18日日曜日/小山田圭吾をめぐり

◇ ラジオ・テレビ・ツイッター

 朝早く目覚め、「石橋貴明のGATE7」をオンタイムで聴く。離婚の話をするかと思ったからだが、オープニングではまったく触れず、あとは聴かなかったが、この番組は野球の話をする番組だから、まあ、しかたがないだろう。タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、能町みね子が小山田圭吾についてしゃべっていたが、どうも、首をひねるようなことばかりを言っていた。組織委員会は今のタイミングでこのメンバーを発表して一発逆転を狙っていたんじゃないか、というのがまずひとつ。それから、ネット上では有名な小山田圭吾のいじめの問題を内部の人間が知らないわけがないというが、それはどうだろうか。開会式には作曲家のひとりとして関わるに過ぎない小山田圭吾について、少なくとも、丸川珠代がそこまで詳しく知っていたら、そのほうがびっくりする。能町みね子は、二十代なんかはコーネリアスもフリッパーズ・ギターも知らないし、小山田圭吾で検索するとすぐにいじめ発言が出てくるというのだが、しかし、それを言うなら、サブスクや YouTube で検索すれば、楽曲もすぐに聴けるじゃないか。さらにいえば、二十代にかぎらず、われわれ四十代にとっても、小山田圭吾というのは(たとえば、椎名林檎なんかに比べれば)けして知名度のあるアーティストではない。オープニングの漫才では石橋貴明の離婚をネタにしていたが、そのあとのトークで、昨日の「木梨の会」にサンドウィッチマンが出たと知り、聴いてみると、貴明の番組よりも、こちらのほうが貴明の離婚についてたくさんしゃべっている。13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台には、豊川悦司がゲストで登場した。こういう番組に出るとは珍しく、楽しみにしていたが、そういえば、豊川悦司は劇団3〇〇出身で、太田と演劇の話にもなる。良原アナの父とはサーフィン仲間だというつながりもあり、良原アナの父がむしろ何者なのか。

 録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、「ABCお笑いグランプリ」で優勝したオズワルドが出演していた。そのあとのコーナーでは、宇宙から帰還した野口聡一さんが出演し、松本が最後にオズワルドについて訊くと、すんなり答えるので、冗談のわかるひとだと思ったが、じつは本当にオズワルドを認識していて、「M-1」を宇宙で観ていたのだという。続けて、「サンジャポ」を観ると、こちらでは小山田圭吾の件を大きく扱っていた。たかがネット世論だと思っていたが、テレビでここまでの扱いになるとはびっくりする。今朝、昨日の「ちゃきちゃき大放送」を聴いていた段階ではまだ、能町みね子の言うことは大袈裟だと思っていたが、本当にそうでもなくなってきた。小山田圭吾を知らなかったというカズレーザーは、「このかたのことをけっこう調べたんですけど」「こういった昔のいじめ、けっこうひどいいじめのことは出てくるんですけど、それ以外の情報って、たとえば、いじめを悔いてるので今はそういった活動を反省して、こういった活動をしてます、償いのためにこんなことをしてますっていう情報はあんまり見つからなかったんですよ。」「再チャレンジっていうのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるということなんで、批判と擁護の声で批判の声が大きいというのは、プラマイのマイナスを埋め合わせる作業を単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前、自業自得の話だと思うんです。」と、早口で語っていた。検索した程度の情報でなにを言ってるのかと思うが、太田は「それをやってるかやってないかを判断するのは難しくない?」と言い、少し議論になる。当時の雑誌がそれを掲載した、これを許容していた局面が当時のサブカルチャーのなかにあったということを、太田はきちんと語っていた。「俺らも、やっぱり、ネタなんかひどいですよ、今、バラされたら。」という、爆笑問題もその時代の当事者である。「その時代の価値観と今の価値観と、歴史を評価するときに…、これ、歴史だと思うんだよね。その時代の価値観を知りながら評価しないと、なかなか難しいと思う。今の価値観で断罪してしまうことっていうのは。」と、歴史として捉えている太田に比べて、カズレーザーと武井壮の意見は、このトラブルをどう対処するかという話に過ぎなかったのではないか。ところが、ツイッターをちらっと見ると、「サンジャポ」の太田の発言が小山田擁護として批判を受けているので愕然とする。

 日が暮れてから外出し、マクドナルドで読書をするが、こころが掻き乱されているようで、まるで読書が進まない。1時間ぐらいで帰ってくる。こういうときは吉田豪だと思い、吉田豪のツイートをさかのぼってみると、さすが、まともな時代認識の意見が多くリツイートされていて、ようやくほっとする。しかし、いじめの告白をする記事を許容する空気があったということを、いじめ行為そのものを許容する空気があったかのように主張していると誤解する人間がこんなにも多いのか。話がまるで通じない。時代背景の分析をすると、それだけで、いじめ行為そのものを擁護しているようにとられ、漏れなく、石をぶつけられる。この構造もまたいじめと変わらないのは、まったく皮肉なことだ。テレビを観たりなどして、23時過ぎには眠る。

ブログ アーカイブ

8月19日木曜日/田中康夫の演説を聴く

◇ ラジオ・雑誌  今朝もまず、ブログの更新をひとつ。それから、聴きそこねていた「ザ・ラジオショー」を聴いていく。今週はナイツが夏休みで、月曜の代打はニッチェ、火曜は中川家、水曜は三四郎が務めた。(パートナーは通常どおり) まずは、火曜の中川家の日から聴いておきたかった。オープニ...