ラベル ベローチェ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ベローチェ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年10月11日水曜日

10月11日水曜日/トイレから逃げろ

◇ 小机・鴨居

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。どういうわけだか朝からネットがつながらず、いらいら。時間が経てば勝手になおるのかもしれないが、今、この時間に使えないと困るじゃないか。朝から外出し、横浜線の小机まで。小机にはずいぶん昔、山崎パンの工場のバイトで少し通ったことがあったなと思い出したが、あれは大学を辞めたころだから四半世紀以上前だ。駅の発車メロディが「カローラⅡに乗って」に聴こえ、日産スタジアムがあるからかと納得しそうになったが、二度聴いてみると、似ているがどうやら違う曲だ。検索してみても、なんという曲かはわからない。日産スタジアムのある北口に出ると、店もなんにもなく、こんなに田舎だったっけかという感じがする。







 昼になり、すぐ近くにIKEAがあったから、なかに飲食店はないだろうかと少し寄ってみた。IKEAって、今まで入ったことがなかったんだ。トイレで手を洗いたいと思い、1階にあるトイレに入り、手を洗ったあとに小便もしていこうかと思うが、小便器が見当たらない。おかしいなとは思ったのだが、不思議なことにすぐに気がつかない。間違えて女性用トイレに入っていたのだが、そのあいだ、個室から女性が出てきても、まさか、自分が女性用トイレにいるとは思わないから、すぐには意味がわからないんだ。夢を見ているときも、変なことが起きていても変だとは思わないように。個室がたくさんあるけっこう大きなトイレだったが、トイレに入ったときにはちょうど誰もおらず、小便器を探しているときに、女性がふたり個室から出てきていた。間違いに気がついたときには焦ったのなんの。平静を装い、すーっと外に出ていこうとすると、入ってくる女性とすれ違い、小さい声で「すみません」と言って、トイレから遠くに逃げた。これ、通報されてもおかしくないぞと思ったが、今日の服装はぎりぎり女性に見えていたのかな。長袖のパーカーを着て、腕が隠れていたのが幸いした。華奢なからだつきで助かった。顔はマスクをしている。しかし、「すみません」と声を出してしまったのはまずかったな。外に出てしまえばよかったのに、IKEAの店内に逃げたのも失敗で、この店、初めて入ったが、外に出る通路がわからなくなった。順路があり、しかたがないからそれに沿って、店内をひとまわりして外に出る。せっかくの初めてのIKEAだったのに、少しも店内を眺められなかった。




 それよりも昼食にしようと思っていたのだった。グーグルマップで検索してみると、IKEAのすぐ裏にロピアに隣接したフードコートがあった。そこの幸楽苑で、中華そばと餃子のセットを食べる。690円。

 鴨居まで歩いてみようと思い、グーグルマップを見ながら、鴨居のブックオフを目指して歩き始めるが、スマホのバッテリーがピンチで、そう頻繁には確認できなくなった。はたして、最短ルートを歩けていたのかどうか。時間もあまり確認できず、40分か50分ぐらい歩いていたんじゃないかと思うが、なんとかブックオフにたどりつき、110円の文庫本を3冊買っていく。文庫の棚が220円以下ではなく、110円のみなのが今や珍しい。鴨居駅まで歩き、北口のベローチェに入り、ひと休み。スマホを充電し、ラジオを聴きながら少し眠る。スレッズの投稿とインスタの投稿をしていたら、読書はぜんぜんできなかった。




◇ 映画

 鴨居から横浜線に乗り、電車のなかでようやく読書をする。東神奈川から京浜東北線に乗り換え、桜木町まで。横浜ブルク13にて、「シアター・キャンプ」を観る。19時10分の回。水曜サービスデー、1300円。「週刊文春」のシネマチャートで点が高かったから観たくなったんだったか、きっかけは忘れてしまったが、「ブックスマート」に出演していたモリー・ゴードンという俳優の監督デビュー作だというので興味をもった。モキュメンタリーのスタイルで、演劇スクールのキャンプの様子を追いかける。演劇のキャンプだから「シアター・キャンプ」というタイトル。「ブックスマート」という映画がそもそもばつぐんにセンスのいい映画だったのだが、この映画も笑いのセンスがやばい。最初から最後まで、ずっと可笑しかった。90分ほどで終わるコンパクトさもいい。センスのいい映画はこうでなければという映画だった。



 Spotifiy で「シアター・キャンプ」のサントラを聴きながら、みなとみらいを歩いて帰ったのだが、横浜駅の手前まで歩いたあたりで、めまいがしてくる。三半規管がどうももともと弱いようなのだが、寝不足のせいもあるのかな。なんとか電車に乗り、座ったら楽になったような気になる。夜遅くに帰宅し、録画していた「ブギウギ」だけ観て、すぐに寝る。

2023年8月26日土曜日

8月26日土曜日/暑さと睡眠不足




◇ 大崎・五反田

 早朝に目覚め、ラジオをつける。「木梨の会」を途中から聴いたら、憲武がなぜか不在、所ジョージが出ていて、鶴瓶に電話をつないだ。憲武の同級生だというミュージシャンも出ていた。朝から都内に。大崎のほうに用があり、間違いがあったためにすぐに済んでしまい、想定外の時間が空いた。五反田のほうに歩こうと思い、東口のゲートシティに向かうが、こちらは逆方向だ。どうもぼんやりしている。ツインパークタワーに出て、大崎広小路に歩いていく。交差点近くのベローチェに入り、とりあえず、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。1080円を出すと、店員の男が「600円のお返しです」と言いながら500円玉を1枚出したから、500円玉は600円だっただろうかと、一瞬、混乱した。暑さのせいで、お互いにあたまがまわらなくなっているのか。音楽を聴きながら、まず、2時間ぐらい眠った。睡眠不足だと、なにも考えられなくなり、気も弱くなるようだ。それから読書をして、ずいぶん長居した。すぐぞばのブックオフに寄るが、棚をじっくり眺める根気がない。220円の文庫本と単行本を1冊ずつ買っていく。



 モーニングセットを食べてしまうと、昼食にも迷い、もう少し時間を空けたくなり、横浜に戻ることにする。大崎広小路駅から東急を乗り継ぎ、横浜駅に到着。西口のすき家に入り、牛カルビ丼を食べようとしたが、この店舗はどうやら扱いがない。メニューは店舗によって違うんだったっけ。わからない。代わりに、ダブルニンニク牛丼を食べる。640円。

 ビブレに寄ろうとすると、1階の広場がにぎやかで、近づいてみると、リアルピースというひとたちがライブをやっていた。まったく知らないひとたちだが、子どもたちが集まっていて、子どもに人気のようだ。上階のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買う。東口に移動し、新しくできたポルタのマクドナルドを利用しようかと思ったが、ここは狭いし、混んでいてだめだ。結局、いつものドトールに入り、ひと休み。読書をするが、隣りの席のカップルの会話がとても耳障りだった。

◇ 読書

 ドトールで、小林信彦「生還」を読み終えた。2022年刊、文春文庫。親本は2019年刊。「週刊文春」で連載されていたときにもざっと読んでいたはずだが、脳梗塞で倒れてから、そのリハビリの様子がずっと記録されていた。それがこの本にまとめられている。単行本をきちんとチェックしていないから、この連載の通常の単行本のシリーズとは分けられているのかもよくわからない。このとき、小林信彦は84歳。小林信彦だからただの闘病記にはならず、観察のなかに、さまざまな連想と記憶が入ってくる。どこかファンタジーのようだ。しかし、この状況にあっても、思い出に閉じこもることなく、好奇心には衰えがない。P131「ふつうの中病院にはない売店が充実しているのが、ここの特徴であった。週刊誌は発売日に店を飾り、新聞各種、牛乳からジュース、インスタント食品まで自由に買えた。車椅子のまま入れるように、店内の往来が自由になっており、週刊誌をむさぼり読む私向きであった。週刊誌に差別をもうけ、うちの店には置かない種類がある、などと構えている店は私の好みではない。」 P150「それにしても、映画が見られないと、私の生活は大きく欠落したものになってしまう。どうでもいいことだが、大竹まことさんが元気でテレビに出ているので安心した。他人のことは言えないが、〈ラジオ・キング〉大竹さんは白いものが多くなっている。もう一人、映画の主役で大泉洋という方は、良いコメディアンではないかと思う。大泉洋と二宮和也(この人はイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」から好き)が私の血をたぎらせてくれる。」 P155「杖をついて部屋に戻ると、リモコンでNHKをつける。八時前に部屋に戻れるとは限らないのだが、戻れたなら、必ず朝のドラマを見る。何十年ぶりのことだ。前のH病院にいた時は六〇年代を舞台にしたドラマをやっていて、桑田佳祐の音楽がまず、よかった。この時代は私の青春でもあるので、風俗をチェックする。主演の女の子は丸顔なので、当時の服装が必ずしも似合わない。シシド・カフカも友人として出ていたが、松本穂香という女の子がよろしいし、将来もありそうだ。といって美女ではなく、変顔なのがいい。」

◇ テレビ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」を観そびれていた。ゲストは元若乃花の花田虎上。「虎上」と書いて「まさる」と読ませるのだが、干支でいちばん強いのは虎だから、虎の上で「まさる」なんだって。疑問が山積みになるような由来である。五十を過ぎると相撲の後遺症がどんどん出てくるという怖い話もしていた。

 昨夜の「バズリズム」には新しい学校のリーダーズが出演し、「オトナブルー」と新曲の「マ人間」を披露した。この番組はトークがあるから嬉しい。相関図が用意され、交友関係が語られたが、ちゃんみなは MIZYU と幼なじみなんだそうだ。コットンきょんとの関係は、きょんが甘栗カンパニーというユニットをやっていた時期にフェスで共演してから仲良くなったようだ。木曜に放送された「5時に夢中!」にも新しい学校のリーダーズが出演するというので録画しておいた。この番組、ちゃんと観るのは初めてかもしれない。木曜のコメンテーターは岩井志麻子と中瀬ゆかり。高校野球の慶応の優勝の話題を扱い、東スポの見出しは「新しい高校野球のリーダーズ」。番組の構成を把握していないが、新しい学校のリーダーズは後半に登場し、狭そうなスタジオで「マ人間」を生歌唱した。司会の垣花正からは和田アキ子とのコラボの話題が出され、和田アキ子は「新しい学校の人気者」と言い間違えていたって。岩井志麻子は首振りダンスをやろうとすると、どうしても腰を振ってしまう。

 放送中の「24時間テレビ」をちらっとだけ観て、今年のマラソンはヒロミだと知った。早い時間にいったん眠り、深夜に起きあがり、またテレビを観る。

 今夜の「さんまのお笑い向上委員会」には、遠藤憲一のものまねでおなじみのねんねんが初登場。さっそく、活躍していた。そのほか、ギャロップ、ダイタクも初登場。蛍原が炎上したというのはバラエティ番組を観ているとよく話題にはなっているのだが、ニュースとしては一度も目にしたことがないんだよな。向上ゲストは囲碁将棋が登場。ねんねんの登場が唐突な気もしていたが、そういえば、囲碁将棋の根建とねんねんは兄弟だった。

 「にちようチャップリン」は「センスありあり芸人SP」。豆鉄砲、友田オレ、まんざらでもねぇ、ダウ90000 が出演した。内村の世代でセンスがある芸人はと訊かれ、内村はジャドーズの名をあげる。土田は Z-BEAM の名をあげていた。ダウ90000 はこの番組は初登場なんだろうか。蓮見は「イロモネア」を観てお笑いを志したんだとか、これはここで初めて知る話だった。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

生還 (文春文庫) [ 小林 信彦 ]
価格:770円(税込、送料無料)

2023年7月29日土曜日

7月29日土曜日/ブックの日・横浜線

◇ テレビ

 朝に目覚め、まず、昨日に書きそびれた日記の下書きをする。ブログの更新は今日はできそうにないな。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら少し仕事をする。「常連さん」は立川談笑。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「太田上田」はファーストサマーウイカがゲスト。ウイカ「太田さんはすごいファッショニスタというか、お洋服がすごく似合うんですよ。」「でも、太田さんって普段、ピョン吉とデニムみたいな同じ…(笑)。でも、ほんとはお洋服がめちゃくちゃ似合うひとなんですよ。」 この番組のスタイリストも、上田に問われると太田のほうが似合うと答える。ウイカは太田にインスタを始めることを薦める。


◇ ブックの日

 午後から外出。毎月29日は「ブックの日」につき、ブックオフをまわらなければならない決まりになっている。今月も鶴ヶ峰から出発する。まず、すき家に入り、牛カルビ丼を食べる。650円。それから、ブックオフに。110円の文庫本をすいすいと3冊選び、店内を一周して戻ってくると、店員が補充をしている。その補充の山からもう4冊、計7冊買う。買わざるをえない本があるものだからしかたがない。鶴ヶ峰店だけはまず、20パーセント引きになり、そこからさらに、アプリの300円引きクーポンを利用。

 ブックオフを出て、今度はバスターミナルに向かった。バスで中山に移動しようと考えていたのだが、ところが、間が悪く、バスターミナルに着いたときには中山行きのバスが出てしまった直後だった。つぎのバスまで20分以上あり、せっかく、バスターミナルに直行したのに、いったん、駅のほうまでぶらぶらして、TSUTAYA で涼んでから戻ってきた。中山行きのバスには列ができていたが、なんとかいちばん後ろの席に座れた。ここから中山までは長く、車内ではラジオを聴いていく。途中のバス停で車椅子のひとが2名乗ってきたのだが、このときに、優先席が折りたためるようになっていることを初めて知った。優先席を折りたたむと、車椅子を停めるスペースができるのだ。運転士は手際よく優先席を折りたたみ、それから、車内前方にある箱からクルマ止めとベルトを取り出した。車椅子のタイヤにクルマ止めをはめ、2台の車椅子をバスの車体にベルトで固定していく。運転士がひとりで、運送屋と同じような作業をする。車椅子のお客さんはこうやって乗せるんだというのを初めて目にし、珍しく、とても勉強になった。しかし、空いてなければ乗せられないのではと思うが、その場合はどうするんだろうか。乗せてもらえないとすると悲しい。

 中山に到着し、2店目。この店舗も値段の設定が高くなっていて、単行本の安い値段の棚は330円以下になる。330円の単行本を1冊はすぐに見つけるが、あとの200円を見つけられずに店内を何周もした。110円の文庫本をなんとか2冊選び、レジにもっていくと、最初に選んだ330円の単行本は、気がついていなかったが、表紙のオモテ側にも300円の値札があり、これは300円で会計してもらえた。



 中山から横浜線に乗り、十日市場に移動する。3店目では、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を1冊買う。つぎは鴨居に移動し、ベローチェに入り、ここで休憩にする。スマホの充電をする必要もあった。疲れてしまい、音楽を聴きながら、ぐったりする。この暑さのなかを歩いていたから、からだが熱をもっている。

 昨日、横浜の有隣堂に寄ったときにもらってきた新潮社の「波」をここで読む。高橋洋二の「極私的「タモリ俱楽部」回顧録」を読みたかったからだが、この号は後編にあたり、前編を読みそこねてしまったと思っていたら、ツイッターで検索してみると、前編、中編とあったようだ。まったく、情報を知るのが遅かった。ツイッターを見ていれば前編が出た時点で知れたのに、しょうがない、これは図書館で確認するか。


 4店目は鴨居。110円の文庫本を5冊、110円の新書を1冊買う。横浜線に乗り、横浜駅に移動し、5店目はビブレのブックオフ。閉店まであと20分という時間で、ぱっぱと選び、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買った。ビブレの裏のとびらから外に出ると、ダイエー跡の建物はいつの間にかほぼ完成しているようだ。建物にイオンのロゴが見える。通りのほうにまわると、フェンスには完成図が貼られていて、イオンモールが今年の秋にオープン予定と書いてあった。




 跨線橋をわたり、6店目は平沼のブックオフ。ここも本を選ぶのに苦労し、110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊、なんとか見つけて買っていく。今日はこれで最後。それなりの収穫は得られたか。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンを買って食べてから帰る。帰りの電車内で、ようやく落ち着いて読書をした。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」で、水難事故を防ぐための「サンダルバイバイ」という呼びかけを初めて知った。「Nキャス」も途中まで観る。地球温暖化が終わり、地球沸騰化の時代だっていうんだから驚く。そのあとにはアバンギャルディの特集があり、つい先日には「FNS歌謡祭」にも出演していて、そこでアバンギャルディという集団なんだとようやく知ったのだが、その動画はインスタではよく目にしていた。おそらく、新しい学校のリーダーズの動画を観ていたから制服でダンスをするこの動画も出てきていたのだろうが、いや、制服が好きで新しい学校のリーダーズを観ているわけじゃないんだよと思い、片っぱしからミュートしていたんだけど、これはこれで話題になっているのだね。バブリーダンスの akane が仕掛け人だというのはなにかで知っていたけれども、なにで知ったのかは忘れてしまった。もう記憶がだめだ。

2023年7月26日水曜日

7月26日水曜日/群れになると可笑しい

◇ 木場

 朝から都内に。都営新宿線の瑞江駅というまったく知らない土地まで行く用があり、そのあと、午後には木場のほうに移動する。深川ギャザリア、イトーヨーカ堂のフードコートで昼食にする。ポッポにて、ビビン麺というのを食べた。750円。フードコートの無料の水がぬるくて飲めたもんじゃない。カウンター席にコンセントがあるのは助かり、ここでしばらくくつろいでいく。スマホを充電し、スレッズに投稿したりなど。

◇ 映画

 今日は予定が早く終わり、水曜日でもあるから、昼間っから映画を観てしまおうと思い、3階の109シネマズに。観なければと思っていた、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を木場で観ることにする。15時10分の回。宮崎駿の作品は、大ファンというわけではないのだが、一応、「もののけ姫」以降はすべての監督作を映画館で観ている。無視できない監督のひとり。しかし、宮崎駿の研究者なんかはおそらく世界中にいるだろうし、そのような深い理解でもって観ているかといったらぜんぜんそんなことはないのだが、とはいえ、つねに高い興行収入を記録している宮崎駿作品であるから、テーマやディテールに接近しすぎては、逆になにか見えなくなるものがありそうだ。大きく捉えたときになにが見えているのか。まず最初に惹きつけられたのは、おばあさんたちがたくさん登場する場面だった。なんだこれはと笑ってしまうような造形と、その動きの魅力と威力。そして、アオサギがしゃべり始めたところが第二のポイントだった。異世界に入ってからは「千と千尋」っぽかったかな。日常から異世界を旅し、また日常に戻ってくる。それにしても、ペリカンやインコ、あるいはよくわからないキャラクターたちが、群れになると可笑しくなるのはなぜなんだろう。ぼんやりと観ていて、ちょっと目を離したすきになにが起きたかわからなくなる場面も何度かあった。エンドクレジットを観て、こんな俳優たちが出ていたんだと初めて知ったが、誰が誰の声なのかはさっぱりわからなかった。

kimitachi008

kimitachi002

kimitachi007

(スタジオジブリのホームページより、無料使用できる画像をコピーしました。)

 


 木場から門前仲町まで歩き、ブックオフに寄っていく。390円の単行本から1冊だけ、珍しい本を買えた。門前仲町から大江戸線に乗り、大門から浅草線に乗り換え、三田で下車する。どこかでスマホを充電したいと思い、田町でベローチェに入るルートを考えた。スマホを充電しながら、しばらく読書をしていく。泉岳寺まで歩き、京浜急行で帰ってきた。

 夜遅くに帰宅し、録画の都合があるため、「あちこちオードリー」をオンタイムで観てしまう。ナイツ土屋、佐藤満春、TAIGA、ハマカーンがゲスト。それから、録画していたNHKの「ニュース7」を観た。パソコンを使おうとすると、ネットに通信制限がかかってしまい、どうやら、料金が未払いだ。それが原因なのだとすると、金の計算が狂うことになるが、それにしても、通信制限になるだろうか。先月はいつ払ったのかもわからない。はたして、明日はまともに使えるか。

2023年6月18日日曜日

6月18日日曜日/パワーランキング

◇ テレビ・ラジオ

 朝、起きあがると、からだがまだひどく疲れている。昨日の「やついフェス」では朝から晩までほぼ立っていたのだから、そりゃあもちろん、かなりの疲労になるだろう。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」を観ると、広末の不倫にけっこう時間を割いていた。そこまで重大なニュースかな。そのあとの、歌舞伎町の異変の特集は興味深く観た。歌舞伎町タワーができたことで、子どもや外国人が増えているんだそうで、つまり、歌舞伎町の流儀がわからない人間が増えているというわけだ。とはいえ、外国人観光客からすると東京は安全に感じられるようで、SNSでは、道端で寝ている人間の写真を集めた「渋谷メルトダウン」というアカウントがあるそうだ。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴いていた。オープニングには、今朝は「サンデージャポン」にも出演していた田原俊彦がこちらにも生登場。14時台のゲストは佐野元春だったが、これはあとで改めて聴こう。

 午後から外出。横浜駅改札内、星のうどんに入り、とり天丼と冷やしうどんのセットを食べた。660円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。混雑していて、空席をなんとか見つけ、カウンター席に座るが、テーブルと椅子の高さのバランスが悪く、すこぶる座り心地が悪かった。ここはよくきている店なのだけど、ソファーの席でないとだめだな。そのあと、ビブレのブックオフに寄ると、この前に寄ったときから一週間も経ってないが、文庫にまたごっそりといい本があり、110円の文庫本を14冊買っていく。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」は、永山絢斗の逮捕のニュースから始まった。広末の不倫の話題では、鳥羽シェフから番組にコメントが届く。今朝の「ワイドナショー」も観ると、坂上忍が8年ぶりの出演のほか、田村淳、河井ゆずる、最上もがという顔ぶれ。自衛官の発砲事件が扱われ、スタジオに登場した元陸上自衛隊の山下裕貴というひとの解説がとても詳しく、明晰でわかりやすかった。あれっと思ったけど、そういえば、「サンジャポ」はこのニュースを扱っていなかったか。やす子の食レポのコーナーもなかったが、たまたまなのか、配慮したのか。

 楽天マガジンで、「日経エンタテインメント」のタレントパワーランキングの特集を興味をもって読んだ。調査をしているアーキテクトという会社は、過去にはアンケートに答えたこともあるし、集計のバイトもしたことがあるから(まだFAXの時代だった。)調査の方法はよく知っているのだが、例えば、街頭で調査するように、回答者は無差別に選ばれているわけではない。自らアーキテクトに登録しているひとたちにメールが送られ、そのアンケートに回答したいひとだけが答えているわけで、(回答すると、微々たるポイントが付与されるはず。)つまり、このアンケートにかなり積極的に答えたいひとたちによる声、との注意は必要だろう。質問項目については、誌面で明らかにされている。各タレントについて、認知度、関心度の度合いを選んでいくというものだが、しかし、そもそも、アンケートのリストに名前がないタレントは調査の対象外ということになる。その調査結果を独自の算出方法によりランキング化しているのだが、ランキングよりも、あとのページに載っている分布図のほうが面白く、細かく見ていくとどうもランキングのからくりがある。爆笑問題なんかはランキング外になってしまうのだけど、分布図を見ると、けして悪い位置にはいないように思える。志らく師匠の名前が見つけられないのも不思議で、談春、昇太、たい平、伯山の名はあるのに、あれだけテレビに出ている志らく師匠がアンケートに名前が入っていないってことはあるだろうか。落語家のなかでも、カテゴリーがお笑いとタレントに分かれているのも変で、その間違ったカテゴライズをもとにしたアンケートであるというのもじつにいい加減だ。所ジョージなんかは芸人にカテゴライズされていた。

2023年5月13日土曜日

5月13日土曜日/アクリル板が外された





◇ 大森

 早朝に目覚め、ラジオをつける。「木梨の会」の終わりのほうだけ聴いた。この番組、この時間に起きていれば聴くという程度にしか聴いていないが、ほぼ毎週のように所ジョージが出ている。朝早くに外に出ると小雨が降っていた。傘を差すほどでもないかというと難しく、一応、傘をもって出ると、駅に着くまでにやや強い降りになった。東京駅のほうまで出て、帰りに大森に寄り道する。北口を出ると、線路沿いに公園があり、気になり、ちょっと先まで歩いて戻ってきた。大井水神公園というようだ。

 ベローチェに入り、ひと休み。あったかいコーヒーにする。席にあったアクリル板はついに外されてしまった。あって困るものではないと思うのだけど、スタンド部分だけはまだテーブルに貼りつけられたまま、板だけをとりあえず外した状態だ。この光景は今の時期だけのものだろう。

◇ マンガ

 ベローチェで、マンガを1冊、「容赦ない和田ラヂヲ」を読んだ。2020年刊、イースト・プレス。連載時期は2011年から2013年と、けっこう古い。これはこういう店よりも、うちで声を出して笑いながら読んだほうがよかったかもしれない。和田ラヂヲもまた、先日の「アメトーーク!」の「ギャグ漫画サミット」を観てから改めて読みたくなった。

 西友のブックオフに寄るが、あまりいい本もなく、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アプリの100円引きクーポンを使い、残りの10円をポイント払い。大森から鶴見に移動し、ブックオフにもう1店。こちらにはいい本があった。110円の文庫本を3冊、コミックを1冊、220円単行本を1冊買っていく。

 夜遅くに帰宅し、Spotify のポッドキャストで、今朝の「木梨の会」を聴きなおした。23時からはオンタイムのラジオ、「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら眠る。深夜に目覚め、眠りなおそうとするが、眠れなくなった。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...